JP2010533515A - 歯牙インプラント - Google Patents

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Abstract

顎骨における骨結合のためのインプラント10、20、30と、アバットメント40、50、60とを備える歯牙交換システム1、2、3が提案され、密接嵌合シリンダ42を備えるアバットメント基部41が、インプラントにおける受入れ開口部11の対応する円筒状の密接嵌合座部14に嵌合可能である。本発明は、インプラントおよびアバットメントを含み、かつ該アバットメントから該インプラントへの力の最適導入を確実にするとともに、材料の選択の点で完全な自由を許容する歯牙交換システムを利用可能にする。更に該インプラントおよび該アバットメントはチタンまたはセラミック製でよく、両方の構造部分は可能なあらゆる材料の組合せにて用いることができる。これにより、酸化チタンまたは他の金属材料製のインプラントへのセラミックアバットメントの挿入または接着接合が初めて可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、請求項1のプリアンブル部による歯牙交換システムに関する。
長年、歯牙インプラントまたは歯科インプラントという用語のもとに種々様々な歯牙交換システムが市場に提供されており、一部の歯牙交換システムは極めて良好に用いられている。一般的に、歯牙インプラントまたは歯科インプラントという用語は歯牙交換それ自体を表し、歯根交換として正確にインプラントと呼称される実際のインプラント体と混同されるべきではない。以下の文章では、歯牙インプラントおよびインプラント体もしくはインプラントという用語は明確に区別され、歯牙インプラントは歯牙交換を示し、顎骨に固定するためのインプラント体を含む。2部分および3部分の歯牙インプラントが市場で優位を占め、一般的に、個々の歯牙の交換のための3部分の歯牙インプラントは、骨内インプラントもしくはインプラント体、アバットメント(結合部分またはインプラント支柱とも称される)および歯冠、ブリッジもしくは別の補綴物からなる。歯列弓における歯冠の正確な位置がインプラント体の設置のみに依存しないように、アバットメントは歯科医が歯冠をインプラントに対して方向づけることを可能にする。インプラントの設置および位置は、患者の顎における特定の解剖学的状況によって決定される場合が多い。歯冠の設置は適切に成形され、もしくは調整可能なアバットメントにより、または挿入後にアバットメントを動かすことによって修正することができる。
インプラント用の材料の選択は、インプラントの生体適合性および機械的特性に関する厳しい要件に大幅に制約される。チタンが顎骨に類似する弾性率を有し、優れた生体適合性を有するため、過去数十年、特にチタンが好ましい材料になっている。
しかし、チタン製のインプラントおよびアバットメントの不利点は、チタン製のインプラントおよびアバットメントの暗色にある。歯肉および骨が後退する場合、特に前歯領域において暗色の金属部分が見えるようになり、または現れる場合があり、これは美容的理由から極めて望ましくない。したがって、最近になり、セラミック、例えば、酸化ジルコニウムセラミックが代替材料として益々注目を集めている。批評家らは、酸化ジルコニウムセラミック製のインプラントの高弾性率がインプラント体の深部破壊をもたらし、チタンと比べて低い骨結合度が骨を破壊する広範な炎症をもたらしうると主張している。同様に、チタン製の歯牙インプラントは金属中毒を通じて負の反応を誘発すると考えられている。
通例のインプラント形状には、ブレード、ニードル、スクリュー、シリンダおよびコーンインプラントが含まれ、これらは各々異なる適応のために用いられる。これらの適応は、利用可能な骨の量、骨の質および機能的目的によって規定される。原理的には、骨膜下および骨内インプラントを用いることが可能であるが、実際には、現在用いられているのはほぼ例外なくブレードシステム、スクリューシステムまたはシリンダシステムを用いたタイプの骨内インプラントである。一般的に用いられる骨内インプラントは、実質的に円筒状構造を有し、顎骨の穴または直接顎骨にねじ込まれ、または打ち込まれる。歯冠端部においてインプラントはアバットメントを受け入れるための開口ブラインドボアを設ける。歯冠またはブリッジを受け入れるためのアバットメントが歯肉を通して口腔に突出し、歯肉によって十分に包み込まれないため、そのような歯牙インプラントは半開放と称される。半開放インプラントでは、ほとんどの場合、従来の歯科用セラミックおよび/または金属から作製される歯冠は、アバットメントに接着接合もしくはセメント接合され、または一つの部品からなり、または機械的手段によってアバットメントに固定される。対照的に、閉鎖歯肉縁下システムの場合、インプラントは歯槽頂まで埋め込まれ、粘膜骨膜カバーがインプラント上に縫い付けられる。インプラントが組み込まれると、アバットメントおよび所望のブリッジ、歯冠もしくは他の補綴物をインプラント上に適用することができるように、第二の手術が必要である。補綴物がアバットメントに接着接合されるシステムすべての不利点は、接着接合時に歯冠とアバットメントおよび/またはインプラントとの間の移行領域に現れる接着剤またはセメントの残留物を除去することが困難であることである。
2部分の開放経歯肉システムがITI DENTAL IMPLANT SYSTEMという名称でスイス・Waldenburg,Institut−Straumann AGによって提供されている。歯肉を通して埋め込まれる固定部分、すなわちインプラントおよび更に関連取付け部分は、この場合、純チタン製である。欧州特許第0879024B1号は、中実の円錐形アバットメントがインプラントにねじ込まれる類似システムを開示している。したがって、インプラントの受入れ開口部も円錐形を有する。そのような円錐形は埋込みを、特に印象採得および原型の制作も簡素化するため、歯科医に支持されている。インプラントとアバットメントとの円錐接合は構造部分の嵌合の精度に対する要求度が高く、それは、前記接合が力嵌合(force fit)および形状嵌合(form fit)を含むためである。現在、そのような円錐接合は、十分に適合する円錐面を有するチタンインプラントにおいてのみ許容可能な失敗率にて達成されうる。
歯科インプラントは咀嚼時に著しい交番荷重を受けねばならないため、ねじ込まれた構造部分間の極めてわずかなマイクロ移動でさえも摩耗をもたらす。
インプラントおよびアバットメントからなる2部分システムは、異なる適応にて生じる幾何学的条件に対する良好な適合を可能にすることが公知である。しかし、関与する多数の構成要素がシステム全体の機械的安定性の点で原理的に不利であるとみなされ、かつ更なるすべての接合がクレフト形成による歯周炎または歯肉炎に対する攻撃部位の可能性を表すため、やはりStraumann社による特許文献独国特許第10159683号は、米国特許第6,165,925号から公知であるように、酸化ジルコニウムセラミック製の1部分歯科インプラントを提案している。骨に固定するためのインプラントおよび適用される歯冠もしくはブリッジを受け入れるためのアバットメントは、酸化ジルコニウムに基づく材料で作製され、その場合、良好な骨結合は固定部分の領域における4〜20μmの範囲の最大粗深さを有する表面の特殊な処理により達成される。一体式に形成されるアバットメントを有する1部分インプラント体は、顎骨へのねじ込みのためのねじ部および丸い下端を有する固定部分を有する。好ましい実施形態では、固定部分の上端は、わずかに外側に円錐形に拡大した部分を介して一体式に形成され、かつねじ込み部分の縦軸線の連続にて延びる構造部分に融合する。構造部分は円錐台形または円錐形状を有し、片側に平坦化を備える。平坦化に向かう側方では、外面に形成された軸線方向に延びる溝が構造部分の上端面から下方に延びて円錐形部にて終了し、これは固定部分の円錐形部への付着を形成する。平坦化は平坦化の反対側に位置する溝と併せて、対応する適合ソケットを有するねじ込みツールの形状嵌合係合に役立つ。このシステムの不利点は、少なくともアバットメントが患者の口への挿入後に再加工される必要があることである。
Medin Tech社による国際公開第2006/084346A1号は、非金属材料製のアバットメントを有するインプラントシステムを開示しており、そのシステムはインプラントおよび補綴サポートを備え、これは次にアバットメントおよびカラー要素を備える。このインプラントシステムの重要な特徴は、インプラントシステムの部分が直線的に互いに対して押し込まれ、互いに対して接着接合されることである。実質的に円筒状のベースポストと頭部部分との間に、アバットメントは、多角形として設計され、かつインプラントの肩部における対応する凹部におけるアバットメントの半径方向配置に役立つ下方突起部を有する円筒状首部分を有する。三角形、五角形または七角形突起部が好ましいものとして示され、インプラントの肩部における対応する三角形、五角形または七角形凹部と相互作用し、インプラントの縦軸線周囲の3、5または7つの異なる半径方向角度位置におけるアバットメントの配置を可能にする。ベースポストを受け入れるためのインプラントにおける中心ボアは内部ねじを設け、これは治癒過程時にスクリューキャップまたはスペーサがねじ込まれることを可能にする。治癒過程後、カラー要素はアバットメントの首領域上に押し込まれ、ベースポストはインプラントのねじ穴に接着接合される。インプラントとアバットメントとの間に配置されるカラー要素は咀嚼力の相当な負担を受け入れねばならず、カラー要素の凸状外面により、周囲の歯肉に対する接触面を表す。接着剤が流出されるように中心の連続軸線方向路がアバットメントに配置される。国際公開第2006/084346A1号は、アバットメントの生産に好適な一連の非常に多くのセラミックおよび複合材料を一覧にしている。このシステムの不利点は、アバットメントにおける中心軸線方向路の生成および更にアバットメントがこれにより晒される機械的負荷および応力に関与する相当な技術的労力にある。したがって、アバットメントまたはアバットメントの配置要素は、高い機械的応力に耐える材料で作製されねばならず、または、上述のように好適な寸法でなければならない。更なる不利点は、インプラントがセラミック材料から生産することができず、その結果、国際公開第2006/084346A1号における発明に従って、セラミックインプラントおよびセラミックアバットメントからなる純セラミックシステムを達成できない。
Straumann社による欧州特許第1728486A1号は、インプラントおよびアバットメントを有するインプラントシステムを開示しており、そのアバットメントはインプラントにおけるアバットメントの回転固定装着のための手段を設ける。インプラントにおける受入れ開口部は、アバットメントのベース部分が実質的に形状嵌合により、かつ所望の角度位置にてインプラントの受入れ開口部に挿入可能であるように設計され、別個のねじによってインプラント上のこの位置に固定される。ねじを受け入れるため、アバットメントは、ベース領域が極めて薄い壁により設計されるように、中心連続ボアを設ける。互いに対するアバットメントおよびインプラントのねじれを防止する手段は、次に、アバットメント上の多角形回転防止要素および該回転防止要素に対応する形状を有する凹部からなる。欧州特許第1728486A1号におけるシステムは、インプラントおよびアバットメントが周知の生産法および技術を用いて妥当なコストにてセラミックから生成されることを許容しない。
個々の歯を交換し、歯と短縮歯列との間の大きな間隙を処置し、ブリッジまたは補綴物を固定するための多数の既知のシステムにかかわらず、既知のシステムの不利点を回避するシステムの必要性がユーザの間で高まっている。
本発明の目的は、上記不利点を有さない汎用歯牙交換システムを利用可能にすることである。更なる目的は、アバットメントからインプラントへの力の最適導入を確実にする、インプラントおよびアバットメントを備える歯牙交換システムを利用可能にすることである。加えて、本発明による歯牙交換システムは、金属および/またはセラミック製のアバットメントならびにインプラントの生産・組合せにおいて材料の完全な選択の自由を許容することを目的とする。本発明による歯牙交換システムは簡易かつ安価になり、歯牙交換システムは安定性、質および耐用年数の点で極めて高い要求度を満たすように意図される。
この目的は、請求項1の特徴を有する歯牙交換システムによって達成される。
本発明の重要な利点は、後者が、歯冠、ブリッジまたは他の補綴物がインプラントおよび/またはアバットメントに接着接合またはセメント接合される、ほぼすべての歯牙交換システムにおいて実施可能であることである。以下の文章では、明確に別記されない限り、歯冠ということばはブリッジおよび他のあらゆる形態の補綴物をも意味するものとする。接着接合という用語は、明確に別記されない限り、あらゆる既知の粘着結合法、すなわち、接合される構造群間にて接着接合がなされる方法を含むものとし、したがって、接着という用語は歯科において粘着結合で周知のあらゆる組成物を含むものとする。
本発明による歯牙交換システムでは、アバットメントとインプラントとの間に作用するすべての力の伝達は、明確に画定される2つの領域に限定される。好ましくは、これらの2つの領域は、インプラントにおける対応する円筒状受入れ開口部に嵌合可能な近位アバットメント基部における軸線方向範囲の円筒状領域と、アバットメントの近位端において縦軸線に垂直に配置されることが好ましく、かつアバットメントが挿入されると、受入れ開口部における底面を圧迫するベース面とである。円筒状の機能的接合は主に剪断力を吸収するが、平面の機能的接合は主に軸線方向力を吸収する。嵌合の比較的単純な幾何形状は、特にセラミック領域においても生産時に極めて小さい許容誤差を維持することをより容易にする。
力伝達が前述の2つの領域に明確に限定されるように、アバットメントが挿入されると、アバットメントの頭部領域がインプラントの遠位肩表面から離間するようにインプラントおよびアバットメントを設計することが有利であることがわかった。
本発明による歯牙交換システムでは、好ましくは、アバットメントは受入れ開口部において接着接合される。従来技術から周知であるように、中心流出ボアによりアバットメントが脆弱化することを回避するため、好ましい実施形態での円筒状アバットメント基部は接着剤の排出のための少なくとも1つの周辺排出路を設ける。その少なくとも1つの周辺排出路は、円筒状アバットメント基部の全高に沿って延び、更なる実施形態では、インプラントの円筒状内壁における整合路に補完または置換されうる。
本発明の別の利点は、本発明が従来のインプラントのみならず、プラットホームスイッチングの概念に従って構築されるインプラントにおいても実施可能であることである。後者では、歯槽頂骨の保存はより小さいアバットメント径とより大きいインプラントプラットホームとの標的組合せにより試行される。
本発明による歯牙交換システムの好ましい実施形態では、アバットメントおよびインプラントにおける固定手段の形状嵌合相互作用は、信頼性のある配置を達成し、その後、複数の所定の別個の角度位置におけるアバットメントのブロッキングがなされる。近位アバットメントベースおよび受入れ開口部の近位部の少なくとも1つの内壁の領域におけるトルクが正の接合は、好ましい実施形態によるインプラントが少なくとも2つの別個の半径方向角度位置に配置されうることを確実にする。
本発明の基本的な考え方から逸脱することなく、アバットメントおよび/またはインプラントが固定手段を有さないような歯牙交換システムは、アバットメントが組立状態であっても縦軸線の周囲を回転可能であって回転固定されないように実現可能でもある。
本発明は、単に例示的な実施形態を示す図を参照して以下に説明される。
アバットメントが挿入され、かつ歯冠が省略された、中心軸線に沿った縦断面での本発明の第一の実施形態による歯牙交換システムのインプラントを示す縦断面図である。 挿入アバットメントとインプラントとの機能的接合の領域における中心軸線に沿った縦断面での本発明による更なる歯牙交換システムの図の詳細な拡大を示す拡大縦断面図である。 図1の像に対して時計方向へ60°回転された図1によるアバットメントを示す側面図である。 近位方向からの斜位像での図3aによるアバットメントを示す。 遠位方向から受入れ開口部への像での図1によるインプラントを示す。 本発明の更なる実施形態によるアバットメントを示す。 近位方向からの斜位像での図4aによるアバットメントを示す。 遠位方向から受入れ開口部への像での図4aおよび図4bによるアバットメントを受け入れるのに好適なインプラントを示す断面図である。 図2の像に対して時計方向へ60°回転された図2によるアバットメントを示す側面図である。 近位方向からの斜位像での図5aによるアバットメントを示す。 遠位方向から受入れ開口部へと見た図2によるインプラントを示す。
図1は、インプラント10において、対応する円筒状受入れ開口部11に嵌合される円筒状アバットメント基部41を伴うアバットメント40を自由に見せるために部分的に区分されたインプラント10を伴う歯牙交換システム1を示す。アバットメント基部41は円筒状外側ジャケット面42を有し、これは、+/−5μmの許容誤差で最大でも30μm、好ましくは10μmの遊びで円筒状受入れ開口部11に正確に整合する形状で生成される。
アバットメント基部41は近位領域43を狭め、例示の実施形態では外部六角形44に融合する。回転に対するねじれまたはブロッキングに対して固定するための固定手段としての外部六角形44の機能は、以下に更に詳細に述べられる。
図示される例示的なすべての実施形態では、インプラント10の歯冠端12はアバットメント40を受け入れるため、内部六角形13において下端にて同軸線上に開口する円筒状ブラインドボア形状の受入れ開口部11を設ける。図示される組立状態では、ねじれにから保護するため、アバットメントの対応する外部六角形44は内部六角形13に係合する。
アバットメント40の円筒状領域42と、インプラントにおける受入れ開口部の対応する円筒状の密接嵌合座部14との間に力嵌合および形状嵌合接合が生じるように、アバットメント40はインプラント10に接着接合されることが好ましい。極めて好都合に剪断力を吸収することができる円筒状インプラント/アバットメント接合は、内部六角形13および、したがって、受入れ開口部11の底部15上の力嵌合に耐えるアバットメント基部41の近位底面45により補完され、これは、アバットメントの下方の軸線方向移動を制限する。組立状態では、アバットメント40に作用する軸線方向力は、主に、この力嵌合受けを介してインプラント10に導入される。
アバットメント10の歯冠端12は、中心軸線に対してほぼ水平に延び、かつ受入れ開口部11を取り囲む環状面16によって形成される。アバットメント40が挿入されると、アバットメント40のアバットメント基部41と頭部領域47との間の移行領域において、この環状面16と近位フランジ46との間に環状間隙4が形成される。これにより、アバットメント40の頭部47がインプラント10の上方環状面16上に位置することが防止され、基部領域41およびベース面45における密接嵌合シリンダ42によってのみ、力がアバットメント40からインプラント10に導入されることが確実になる。
約60°まで回転された図1によるアバットメント40を示す図から、アバットメント40の実質的に円筒状のアバットメント基部41と頭部47との間にわずかに窪んだ首領域48が設けられることが明らかである。アバットメント40が挿入されると、縁部17がアバットメント40に対して自由であり、かつアバットメント40がロードされる場合であっても保護されるように、遠位環状面16と円筒状座部14との間の内縁部17は首領域48における円周方向のくびれと厳密に同じ高さに位置する。
アバットメント40とインプラント10との個々の相互作用部分14および42、15および45の軸線方向寸法は、アバットメントが完全に挿入された状態にてアバットメント頭部47とインプラントの遠位環状面16との間の環状間隙4が、少なくとも10μm、好ましくは10〜50μm、特に好ましくは20μmであるように、互いに適合する。図1からわかるように、アバットメント基部41における密接嵌合シリンダ42が内部六角形13に対してアバットメントの近位端領域において安全にオフセットされるように、ねじれに対して固定する手段の高さHvは、インプラントにおける対応する内部六角形13の深さより高く、この場合、軸線方向力成分に関する望まない接触およびローディングはあり得ない。
少なくとも円筒状インプラント/アバットメント接合の領域14、42において、円筒状アバットメント基部は少なくとも1つの排出路49を有し、これは密接接合シリンダ42の全高に沿って外側に軸線方向に延びることも図1および3から明らかである。アバットメント40がインプラント10に接着接合されると、少なくとも1つの排出路49はインプラント開口部11からの過剰接着剤のスムーズな除去を確実にする。例示の実施形態では、排出路は密接接合シリンダ42の単純な接線方向の平坦化により形成される。接着剤を充填された受入れ開口部へのアバットメントの軸線方向挿入と同時に、排出路と密接嵌合座部14の隣接内壁との相互作用は、断面が円の扇形形状である機能的流出路の形成をもたらす。少なくとも1つの排出路は深さ10μm〜250μm、好ましくは深さ50〜150μmであり、アバットメント基部の断面表面積に対して好ましくは1〜10%、好ましくは2%の排出路の機能的断面表面積を付与する。排出路の寸法がこれらの好ましい値に限定される必要はなく、その代わりにアバットメントの寸法、材料の選択、安定性などのような種々の因子と連動して最適化されうることが当業者には明らかである。
排出路の簡素かつ効果的な設計により、アバットメントの内側の中心路を省略することが可能になり、これは、安定性および更に生産作業・生産コストに対する正の効果を有する事実である。
図1は受入れ開口部11の円筒状の密接嵌合座部14における周辺環状溝18を示し、周辺環状溝18は、例えば、プラスチック取込みキャップの開放可能な締付に対して極めて有益であることがわかった。
図4における例示的な実施形態に関し、挿入アバットメント20が、実質的に正三角形形状の断面を有する固定手段21、51の形状嵌合相互作用により、インプラント20におけるねじれに対して安全にブロックされる、別の有益な実施形態2について述べられる。
図2および5における実施形態では、近位アバットメント基部61に固定手段を有さず、その代わりに円形円筒形状を有するアバットメント60が示されている。したがって、アバットメント60はインプラント30における12面近位部31を有する受入れ開口部において自由に回転可能である。
本発明による歯牙交換システムは、少なくとも2つの半径方向角度位置に配置可能であることが好ましい。インプラントの受入れ開口部の近位領域における多角形固定手段は、一方でインプラントにおけるアバットメントの半径方向配置および回転固定装着のための補助手段として、かつインプラントがねじ込まれる際にトルクが正であるようにねじ込みツールを受け入れる補助手段として機能する。インプラントの中実外部ねじ込み近位部分の真上位置は、顎骨への挿入時に薄壁インプラント領域の最小ねじり荷重で最適な力伝達を可能にする。
本発明の開示から、本発明による歯牙交換システムは材料の選択の最大自由度を許容することが当業者には容易に明らかである。インプラントおよびアバットメントは更にチタンまたはセラミックから作製することができ、両方の構造部分はあらゆる可能な材料の組合せにて用いることができる。これにより、酸化チタンまたは他の金属材料製のインプラントへのセラミックアバットメントの挿入または接着接合が初めて可能になる。
しかし、利点はセラミック製のインプラントおよびアバットメントの生産において最も明白である。特に有用であることが実証されているセラミック生産材料は、周知の酸化ジルコニウムまたは酸化ジルコニウム/アルミニウム混合物である。
例示の実施形態では軸線方向に対称なアバットメントのみが示されているが、本発明による教示は、基部に対して角度のある頭部を有するアバットメントにも適用することができる。わずかに円錐形状のアバットメント頭部にも同じことが当てはまり、これは、好ましくはセラミックアバットメントの場合、個々の再形成のためのシリンダとしても容易に設計することができる。
インプラントにねじ込まれる既知のアバットメントと対照的に、インプラントとアバットメントとの本発明による接合は、システムにおいて生じる応力および/または過負荷によって生じるねじ割れの危険性を回避する。
1、2、3 歯牙交換システム
4 環状間隙
10、20、30 インプラント
11、21、31 受入れ開口部
12 歯冠端部
13 内部六角形
14 密接嵌合座部
15 底部
16 環状面
17 内縁部
18 環状溝
40、50、60 アバットメント
41、51、61 アバットメント基部
42 密接嵌合シリンダ
43 狭窄部
44 外部六角形
45 底面
46 フランジ
47 頭部
48 首部
49 排出路

Claims (10)

  1. 顎骨における骨結合のためのインプラント(10、20、30)と、アバットメント(40、50、60)とを備える歯牙交換システム(1、2、3)において、
    密接嵌合シリンダ(42)を備えるアバットメント基部(41、51、61)が、インプラント(10、20、30)における受入れ開口部(11、21、31)の対応する円筒状の密接嵌合座部(14)に嵌合可能であることを特徴とする、歯牙交換システム(1、2、3)。
  2. 前記アバットメント(40、50、60)が、前記受入れ開口部(11、21、31)において接着接合可能であることを特徴とする、請求項1に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
  3. 前記アバットメント(40、50、60)が挿入されると、前記アバットメント基部(41、51、61)が、ベース面が底面(45)上にある状態にて前記受入れ開口部(11、21、31)に位置することを特徴とする、請求項1または2のいずれか一項に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
  4. 前記アバットメント(40、50、60)が挿入されると、前記アバットメントの頭部領域が前記インプラント(10、20、30)の遠位肩表面から離間する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
  5. 前記アバットメント(40、50、60)が前記インプラント(10、20、30)に接着接合される際、円筒状の前記アバットメント基部(41、51、61)が接着剤の排出のための周辺排出路(49)を設けることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか一項に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
  6. 前記排出路(49)が、前記アバットメント基部(41、51、61)の平坦化によって形成されることを特徴とする、請求項5に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
  7. 前記排出路(49)が、円の扇形形状の断面を有し、かつ深さnn〜nnaおよび幅mm〜mmaであり、好ましくは、深さnn〜nnaおよび幅mm〜mmaであることを特徴とする、請求項6に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
  8. 前記インプラント(10、20、30)および/または前記アバットメント(40、50、60)が、チタンまたはセラミック製であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
  9. セラミック製の前記インプラント(10、20、30)および/またはセラミック製の前記アバットメント(40、50、60)が、酸化ジルコニウムまたは酸化ジルコニウム/アルミニウム混合物製であることを特徴とする、請求項1に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
  10. 挿入される前記アバットメント(40、50、60)が、近位アバットメントベースにおける固定手段と前記受入れ開口部(11、21、31)の近位部の少なくとも1つの内壁との形状嵌合により、少なくとも2つの半径方向角度位置に配置可能であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の歯牙交換システム(1、2、3)。
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