JP2010531509A - ウエブページ内のナビゲーションハンドリングの改良 - Google Patents

ウエブページ内のナビゲーションハンドリングの改良 Download PDF

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Abstract

ウエブページとしてダウンロードされる、ウエブブラウザ用のウエブアプリケーション(630)であって、ウエブブラウザを実行するモバイル機器のディスプレイ上で不可視の複数のリンクが2次元配列として配列されたリンクセットと、前記機器のナビゲータのフォーカスを前記2次元配列内の複数のリンクの中央のリンク上に維持するとともに、ナビゲータの動作に関連付けられた機能を反映するようにウエブブラウザを更新するためのスクリプトロジック(635)を有する。

Description

本発明はモバイルブラウザに関し、特には、モバイル機器のナビゲータを介してモバイルブラウザ内のナビゲーションのための機能を改良することに関する。
移動体通信機器の利用が驚異的に増加していることは周知の通りである。移動体通信技術が進展するにつれ、モバイル機器にはますます複雑な機能の実行を行うことが必要とされてきている。例えば、初期のモバイル機器は音声通信にのみ用いられていた。その後の世代においてモバイル機器は、音声通信のみならずテキストメッセージを送信するための機能、電子メールの送信/受信を容易にするための機能、およびインターネットのようなネットワークにアクセスしたり閲覧したりするための機能を与えられた。モバイル機器はさらに、撮像装置としても用いられるほか、テレビ放送信号を受信して表示するためにも用いられている。モバイル機器はモバイルコンピューティング機器と移動体通信機器の組み合わせと考えられている。これまでデスクトップコンピュータやモバイルコンピュータにおいて実行されていた処理が、移動体通信機器に移ってきている。
モバイル機器を用いてワールドワイドウエブにアクセスするため、例えばモバイル機器用のウエブ閲覧アプリケーション(例えばウエブブラウザ)が開発され、実装されている。モバイルウエブ閲覧アプリケーションは、(インターネットエクスプローラ(登録商標)、モジラファイヤーフォックス(登録商標)などのような)パーソナルコンピュータ用のブラウザアプリケーションに似ている。ウエブからダウンロードされたコンテンツは、モバイル機器が備える小さな画面用に調整されるであろう。本明細書において、モバイル機器で動作するウエブ閲覧アプリケーションを、モバイルウエブブラウザまたはモバイルウエブ閲覧アプリケーションとも呼ぶ。
一部のモバイル機器において、モバイル機器の基本的なキーパッド(0,1,...,9, *および#キー)は、(全アルファベット、テンキー及びコンピュータキーボードにある特殊シンボルを含んだ)フルキーパッドに置き換えられている。また一部のモバイル機器は、モバイル機器のユーザインタフェース内で水平方向(左から右へ、また右から左へ)並びに垂直方向(上から下へ、また下から上へ)にナビゲートするために用いることのできる”ジョイスティック”(”ナビゲータ”とも呼ばれる)をさらに備えている。一部機器には、ナビゲーションを容易にするために、左、右、上、および下方向を指し示す一組の矢印キー(又は方向キー)が設けられている。
ブラウザ内にダウンロードされたコンテンツ内のナビゲーションは、現状、例えばジョイスティックを用いたリンク間のナビゲーションに制限されている。ウエブコンテンツとしてモバイルウエブブラウザ内にダウンロード可能なウエブアプリケーションがますます開発されており、それらウエブアプリケーションは本物のアプリケーション(regular application)をエミュレートする。これらアプリケーションにはゲーム、文書処理、表計算、電子メールなどが含まれる。
(拡張キーボード、矢印キーまたはジョイスティックといった)ナビゲーション手段は、(本物のアプリケーションをモバイルウエブブラウザ内でエミュレートする)ウエブアプリケーションに付随するコンテンツをナビゲートする十分な能力をユーザに提供しない。この理由の一部は、これらのウエブアプリケーションが、単なるリンクツーリンクの方法だけではアクセスや呼び出しのできない特徴や機能を提供することにある。
HTML (HyperText Markup Language)は、タグを用いて記述される。HTMLはテキスト文書の論理構造を表すことを意図したものであり、見出し、段落などの物理的な表現はブラウザによって決定されていた。最終的に、ウエブページの視覚的な外観をより制御する方法が模索された。フォントタグのようなタグが導入され、それによりウエブデベロッパは、HTML文書におけるテキストのタイプフェイス、サイズ、ウエイト及び色を指定することが可能になった。ゼロ幅の境界を有するテーブル要素を用いることで、ページコンテンツのかなり高度なレイアウトや位置決めが可能となった。マークアップは雑然となり、理解することが難しくなった。今日、HTMLは再び文書の構造を表すために記述され、書式に関する表現はCSS (Cascading Style Sheets)によって取り扱われている。近年、本物のアプリケーションの振る舞いをエミュレートまたは真似るウエブページであるウエブアプリケーションが出現してきた。
従って、本物のアプリケーションをモバイルウエブブラウザでエミュレート又は真似るウエブアプリケーション(又はウエブコンテンツ)内をナビゲートするための能力を有するモバイル機器のナビゲータを提供するための仕組みが望まれている。
本発明はとりわけ、モバイルウエブブラウザで稼働するウエブアプリケーション内でジョイスティックのようなナビゲータを用いることに関する問題を解決する。
例示的な実施形態において、ウエブブラウザ用のウエブアプリケーションが開示される。ウエブアプリケーションは、2次元配列(matrix array)として構成された1セットのリンクを有し、このリンクはウエブブラウザを実行している機器のディスプレイ上で不可視である。ウエブアプリケーションはまた、機器のナビゲータのフォーカスを2次元配列内の中央のリンクに維持するとともに、ナビゲータの動作(activation)に関連付けられた機能を反映するようにウエブブラウザを更新するためのスプリプトロジックを有し、ウエブアプリケーションがウエブページとしてダウンロードされる。
別の実施形態において、ウエブアプリケーション内のナビゲーション方法が開示される。ウエブアプリケーションはモバイル機器のブラウザ内で稼働し、2次元配列として構成された1セットのリンクであって、ブラウザ内で不可視のリンクを含み、さらに、機器のナビゲータのフォーカスを2次元配列内の中央のリンク上に維持するためのスクリプトロジックを含む。ナビゲーション方法は、ナビゲータを動作させるステップ、動作はナビデータを特定方向に移動させるステップを有する、と、この特定方向に一致する方向で2次元配列中の中央のリンクに隣接する不可視リンク、に対するフォーカスを取得するステップと、ナビゲータの動作に関連付けられた機能を反映するようにウエブブラウザを更新するステップと、ナビゲータのフォーカスを2次元配列内の中央リンクに復帰させるステップとを有する。
さらに別の実施形態において、移動体通信が開示される。移動体通信機器は、機器上で稼働するブラウザアプリケーションと、機器のディスプレイ内部でナビゲーションを提供するナビゲータと、ブラウザにダウンロードされるウエブアプリケーションであって、2次元配列として構成された、ディスプレイ上で不可視の1セットのリンクを含んだアプリケーションと、ナビゲータのフォーカスを2次元配列内の中央リンク上に位置するスクリプトロジックとを有する。
移動体通信機器を示す図。 例示的な実施形態において、アプリケーションを用いてダウンロードされるリンクの2次元配列を示す図。 例示的なリンクの不可視2次元配列と、対応するナビゲータ起動用アプリケーションを示す図。 例示的な実施形態に係るウエブブラウザにおけるウエブアプリケーション内のナビゲーション方法を示す図。 例示的な移動体通信機器を示す図。 例示的なウエブアプリケーションを示す図。
本発明の様々な機能、利点および目的は、本明細書を添付図面とともに読むことにより理解されるであろう。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。異なる図面を通して同一の参照数字は同一又は類似の要素を示す。以下の詳細な説明は、本発明を限定しない。本発明の範囲は添付の請求項によって規定される。
ドキュメントオブジェクトモデル(DOM)は、ユーザがウエブページのコンテンツを操作することを可能にするプログラミングインタフェースである。DOMはページコンテンツのオブジェクト指向表現を提供する。ページ上に動的なコンテンツを作るためにオブジェクトは追加または削除可能である。
一般にマウスの使用は、マウスの移動、(クリックによる)要素の選択、(ダブルクリックによる)要素のオープン、などを含む。クリックやダブルクリックといったマウスのユーザ動作(activation)は、ブラウザ内部に”イベント”として指定されている。
イベントハンドラは、動的なウエブページの生成を容易にする。ユーザアクションに応答してスクリプトコードを実行することができる。DOMは、マウス移動、ボタンまたはキーのクリックなどのイベントをキャプチャする能力を提供する。しかし、ジョイスティックの移動に関するイベントは存在しない。
例示的なモバイル機器100を図1に示す。モバイル機器100は表示領域110、キーパッド120、ジョイスティック135または方向キーの組を含む複数のソフトキー130を有している。モバイル機器で動作するブラウザアプリケーションは、(コンピュータ上での閲覧と同様に)例えば特定のウエブサイトからのコンテンツを閲覧することおよびリンクツーリンクの方法でのナビゲーションを容易にする。
強調したように、上述したナビゲーションはウエブブラウザ内のリンクを選択したり、リンク間をナビゲート(またはジャンプ)したりするには十分であるが、現在のナビゲータは、モバイルウエブブラウザにおけるウエブアプリケーションに関連づけされたコンテンツ内を移動したりナビゲートしたりするためには不十分である。
上述の通り、ジョイスティックの移動に関連付けられたイベントが存在しないため、ユーザは、モバイルウエブブラウザで動作するウエブアプリケーション内をナビゲートする(リンクツーリンクを超えた)能力を利用することはできない。例えば、ナビゲータは、表示されたオブジェクトをある画面位置から別の画面位置へ移動するために用いることができない。ドロップダウンメニューを通じた選択並びにナビゲートを行う能力もまた利用できない。
上述のDOMイベントには、”フォーカス”と呼ばれるイベントが存在する。このイベントは、ある要素がポインティングデバイスを通じて、あるいはタブナビゲーションによって、要素がフォーカスを受信すると発生する(firing)ようなものとして説明することができる。これは、パーソナルコンピュータ上のブラウザアプリケーションに対しても当てはまるであろう。しかし、モバイルコンピュータ機器においては、そのようなイベントは要素にフォーカスするためにジョイスティックが用いられる際に発生させられるであろう。これは例えば、それまで強調されていなかったリンクがジョイスティックによって強調されている際に起こりうる。例示的な実施形態において、リンクが強調された際にトリガされるフォーカスイベントを、ジョイスティックを移動させた結果として生成されるイベントをエミュレートするために用いることができる。エミュレートされたイベントは、例えばジョイスティックを用いてあるオブジェクトを移動させるために、ユーザインタフェースが更新されるように、アプリケーション内のスクリプトロジックをトリガすることができる。
この機能を容易にするためのスクリプトロジック(例えばJavaScript(登録商標))が、ウエブアプリケーション(又はウエブコンテンツ又はウエブページ)に挿入もしくは埋め込まれてよい。ウエブコンテンツ(又はウエブアプリケーション)は、モバイルウエブブラウザにダウンロードされてアプリケーションを記述することができる。ウエブコンテンツはさらに、(HTML型式の)不可視のリンクセットを含んでもよい。リンクは配列として構成されて良く、一部の実施形態においてリンクは3×3の行列として構成されてよい。これらのリンクはウエブアプリケーションを実行しているモバイルブラウザ内では不可視である。スクリプトロジックはジョイスティックのフォーカスを、3×3の行列内の不可視リンクのうち、中央のリンクにセット又は維持する。例示的なHTML及びスクリプトロジックを付録1に示す。
(ウエブブラウザ内では不可視の)例示的な3×3の行列200を図2Aに示す。行列200は9つの位置210−290を含んでよい。ジョイスティックのフォーカスは常に中央位置250に設定されてよい。ジョイスティックが隣接する位置220、240、260および280の1つのようないずれかの方向(すなわち、上、左、右、又は下)へ動かされるととすると、(上、左、右、又は下方向に対応する)特定のリンクに対するフォーカスイベントが生成され、対応する機能が呼び出されたり実行されてよい。フォーカスは、常に中央位置250に戻され(又はリセットされ)てよい。
アレイ行列内での中央位置からのフォーカスの移動(shift)はウエブブラウザのユーザに不可視であるが、呼び出されたり実行されたりする、移動に対応した機能は可視である。
例示的な実施形態において、ジョイスティックの移動はモバイル機器のユーザインタフェース内のオブジェクトの移動に対応してよい。ユーザインタフェースは例えばモバイル機器のディスプレイに対応してよい。これはゲーム環境においても適用することができる。つまり、ウエブゲームアプリケーションが機器上で動作して良く、ジョイスティックはユーザインタフェース又は表示エリア内でオブジェクトを移動させるために用いられてよい。
例えば図2を参照すると、まずフォーカスは不可視の中央リンク250上に存在していてよい。ナビゲータはオブジェクトを右に移動させるために右へ動かされてよい。これに応答して、リンク260に対するフォーカスを取得することができる(すなわち、フォーカスの取得)。オブジェクトは右へ動かされてよく、フォーカスは中央リンク250に戻されてよい。(3×3の行列の形式を有する)リンクは不可視なので、ユーザはリンク間のフォーカス移動を見ることがないであろう。しかし、ユーザはオブジェクトの右への移動を見ることができる。従って、ブラウザは、オブジェクトの移動を反映するために更新される。
他の実施形態において、ナビゲータは、図3に示すようなメニューシステム(ドロップダウン)内を不可視のリンク2次元配列に沿ってナビゲートするために用いられてよい。まず、(最初の)メニュー項目302がフォーカスされていてよい(2次元配列内のフォーカスは、中央リンク350にも存在する)。ユーザは(2番目の)メニュー項目304にアクセスしたいと考えるかもしれない。ナビゲータ(すなわちジョイスティック)は、下方に動かされてよい。この移動は、不可視2次元配列に関連付けられたバックグラウンドロジックによって検出されてよいイベントを引き起こす。ナビゲータの移動は、結果として不可視リンク380上にフォーカスを移動させる。これにより、メニュー内のフォーカスはメニュー項目304に移動するであろう。不可視リンク内のフォーカスは中央リンク350に復帰する。同様に、ユーザが例えば3番目のメニュー項目306にアクセスしたいとすると、ジョイスティックは不可視リンク380にフォーカスを移動させるために下方に動かされて良く、その結果メニュー上のフォーカスがメニュー項目306に移動し、不可視リンク内のフォーカスは中央リンク350に復帰する。ユーザがメニュー項目304に再びアクセスしたくなったとすると、不可視リンク320がフォーカスされるようにジョイスティックが上方に動かされてよく、その結果メニュー上のフォーカスがメニュー項目304に移動し、不可視リンク内のフォーカスは中央リンク350に復帰する。
例示的な実施形態に係る、ウエブアプリケーション内のナビゲート処理又は方法400を図4に示す。ウエブアプリケーションはモバイル機器のウエブブラウザで稼働中であってよい。このウエブアプリケーションは例えば前もってダウンロードされたものであってよい。ウエブページは2次元配列として構成された不可視リンクセットを含んでよい。ウエブページは、不可視リンクの中央のリンク上に機器のナビゲータのフォーカスを維持するためのスクリプトロジックをさらに含んでもよい。不可視リンク及びスクリプトロジックは、例えばウエブページの一部としてダウンロードされてもよい。
アプリケーションがブラウザ内で稼働している際に、410でナビゲータが有効化されてよい。有効化は例えば、上、下、左又は右のような一方向に動かされているナビゲータ(すなわちジョイスティック)に対応することができる。ナビゲータが有効化されると、420でフォーカスが取得されてよい。フォーカスは、ナビゲータの移動方向(すなわち、上、下、左又は右の1つ)において中央リンクに隣接する不可視リンクに対して取得されてよい。430で、ウエブページ(又はウエブブラウザ内のウエブページのコンテンツ)は、ナビゲータの有効化又は移動を反映するように更新されてよい。更新は、強調して説明したような、オブジェクトの移動またはメニュー内のフォーカスの変更であってよい。不可視リンク内のフォーカスは、440で中央リンクに戻される。
図5に示すように、例示的な移動体通信機器500はナビゲータ510及びディスプレイ540を有してよい。ブラウザアプリケーション520は通信機器500上で稼働してよい。ウエブアプリケーション530はダウンロードされてブラウザ520内で実行されてよい。ウエブアプリケーションは2次元配列として構成されたリンクセット533(図2)を含んでよく、このリンクはユーザに対して、あるいはディスプレイ上のアプリケーション内において不可視である。ウエブアプリケーションはさらに、2次元配列内の中央のリンク上にナビゲータのフォーカスを維持するためのスクリプトロジック535を含んでよい。
図6にウエブアプリケーション630を示す。ウエブアプリケーション630は上述のようにリンクセット633及びスクリプトロジック635を含んでよい。
例示的な実施形態を、メニュー内部のナビゲーションやオブジェクトの移動に関して説明してきたが、本発明はこれらの特定例に限定されない。特定のウエブアプリケーションのための他の機能を、例示的な実施形態を用いて実装することができる。他のナビゲータもまた用いることができる(ジョイスティックに加えて、またはジョイスティックの代わりに)。
アプリケーションにおいてユーザが利用可能な機能のタイプは、ユーザに知らされていてもよいし、アプリケーションをダウンロード又は使用する前にユーザが利用できるようにされていてよい。これは、文書を通じて実現することもできるが、直感的に実現されることが好ましい。任意方向(すなわち左、右、上、又は下)におけるジョイスティックの移動の結果として生じる中央リンクからのフォーカスの移動はユーザに不可視であるが、隣接するリンクに対するフォーカスイベントの生成結果は(ユーザインタフェース又は画面上である位置から別の位置へ移動するオブジェクトのように)はっきりと視認できる。
不可視リンク行列を容易にするためにダウンロードされる情報はアプリケーションによって変化してよく、従ってアクセスされているアプリケーションに応じて異なる情報がダウンロードされてよい。
例示的な実施形態は、インターネットプロトコルテレビ(IPTV)システムで用いられるユーザ入力機器にも適用可能である。IPTVシステムにおいて、ウエブブラウザはIPTVシステム専用であってよい。
上述した例示的な実施形態は、多くの異なるタイプのウエブコンテンツ内でのナビゲーションを容易にする。つまり、ナビゲーションはリンクのみを含んだウエブコンテンツ(すなわちリンクツーリンクナビゲーション)に限定されない。ウエブコンテンツは、移動体通信機器のブラウザアプリケーションにダウンロードされた各アプリケーションについての不可視リンクの各々に対する特定の機能の割り当てを含む。
本発明は例えば移動体通信機器を含む、広範な環境において実施可能であることが予期されている。上述した手順が必要に応じて繰り返されてよいことは理解されるであろう。理解を容易にするため、本発明の見地を、例えばプログラマブルコンピュータシステムの要素によって実行可能な一連の動作という観点から説明した。様々な動作は、専用の回路(例えば特化された機能を実行するように相互接続された複数の個別論理ゲート又は特定用途向け集積回路)、1つ以上のプロセッサによって実行されるプログラム命令、又はそれらの両方によって実行されてよいことが理解されよう。
本明細書において「有する」という語が用いられる場合、それは記載された機能、整数、ステップ、又は構成要素の存在を特定するが、他の機能、整数、ステップ、構成要素又はそれらのグループの存在や追加を排除しないことを強調しておく。
従って、本発明は上述していないものを含む様々な形態で実施されて良く、それらの全ては本発明の範囲内に包含される。上述した特定の実施形態は単なる例示であり、いかなる方法においても限定的に解釈されるべきものではない。本発明の範囲は以下の特許請求の範囲によって決定され、特許請求の範囲に含まれる全ての派生物及び等価物は本発明に包含されることが意図されている。
付録I
行列を容易にするためのHTMLの断片:
<div id="matrix_of_links">
X<a id="up" href="#">X</a>X<br>
<a id="left" href="#">X</a><a id="center" href="#">X</a><a id="right" href="#">X</a><br>
X<a id="down" href="#">X</a>X<br>
</div>
フォーカスを中央リンクに設定し、フォーカスリスナを行列内の他のリンク上に登録するためのJavaScript(登録商標)コードの断片:
document.links["center"].focus();
document.links["left"].addEventListener("focus", got_focus, false);
document.links["right"].addEventListener("focus", got_focus, false);
document.links["up"].addEventListener("focus", got_focus, false);
document.links["down"].addEventListener("focus", got_focus, false);
JavaScript(登録商標)関数 got_focus()は、フォーカスが行列内のリンクの1つに設定される度に呼び出されるロジック(不図示)を含んでいる。

Claims (17)

  1. ウエブブラウザ用のウエブアプリケーション(630)であって、
    前記ウエブブラウザを実行する機器のディスプレイ上で不可視の複数のリンクが2次元配列(633)として配置されたリンクセットと、
    前記機器のナビゲータのフォーカスを前記2次元配列内の前記複数のリンクの中央のリンク上に維持するとともに、前記ナビゲータの動作に関連付けられた機能を反映するように前記ウエブブラウザを更新するためのスクリプトロジック(635)とを有し、
    前記ウエブアプリケーションがウエブページとしてダウンロードされることを特徴とするウエブアプリケーション。
  2. 前記機器が移動体通信機器であることを特徴とする請求項1記載のウエブアプリケーション。
  3. 前記機器がセットトップボックスであることを特徴とする請求項1記載のウエブアプリケーション。
  4. 前記リンクセットがHTML形式で前記ウエブアプリケーションに埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載のウエブアプリケーション。
  5. 前記ナビゲータがジョイスティックであることを特徴とする請求項1記載のウエブアプリケーション。
  6. 前記2次元配列が3行3列であることを特徴とする請求項1記載のウエブアプリケーション。
  7. モバイル機器のブラウザにおけるウエブアプリケーション内のナビゲーション方法(400)であって、前記アプリケーションは前記ブラウザで不可視の複数のリンクが2次元配列として配列されたリンクセットと、前記機器のナビゲータのフォーカスを前記2次元配列内の複数のリンクの中央リンク上に維持するためのスクリプトロジックとを含んでおり、
    前記方法が、
    前記ナビゲータを動作させるステップ(410)であって、前記動作は特定の方向への前記ナビゲータの移動を含むステップと、
    前記2次元配列内の前記中央のリンクに前記特定の方向に対応する方向に隣接する不可視リンクについてフォーカスを取得するステップ(420)と、
    前記ナビゲータの前記動作に関連付けられた機能を反映するように前記ウエブブラウザを更新するステップ(430)と、
    前記ナビゲータのフォーカスを前記2次元配列内の前記中央のリンクに復帰させるステップ(440)とを有することを特徴とする方法。
  8. 前記方向が左、右、上、および下を含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記機能がドロップダウンメニューからのメニュー項目の選択であることを特徴とする請求項7記載の方法。
  10. 前記機能が前記ブラウザ内でのオブジェクト移動であることを特徴とする請求項7記載の方法。
  11. 前記ウエブアプリケーションがウエブページとして前記ウエブブラウザにダウンロードされていることを特徴とする請求項7記載の方法。
  12. 前記アプリケーションがゲームアプリケーションであることを特徴とする請求項7記載の方法。
  13. 前記ナビゲータがジョイスティックであることを特徴とする請求項7記載の方法。
  14. 移動体通信機器(500)であって、
    前記機器上で動作するブラウザアプリケーション(520)と、
    前記機器のディスプレイ内でナビゲーションを提供するためのナビゲータ(510)と、
    前記ディスプレイ上で不可視の複数のリンクが2次元配列として配列されたリンクセット(533)を含み、前記ブラウザにダウンロードされたウエブアプリケーション(530)と、
    前記2次元配列内の複数のリンクの中央のリンク上に前記ナビゲータのフォーカスを維持するためのスクリプトロジック(535)とを有することを特徴とする移動体通信機器。
  15. 前記スクリプトロジックが前記ナビゲータの動作に関連付けられた機能を反映するように前記ウエブブラウザを更新することを特徴とする請求項14記載の移動体通信機器。
  16. ウエブブラウザ用のウエブアプリケーション(630)であって、
    前記ウエブブラウザを実行するモバイル機器のディスプレイ上で不可視の複数のリンクが2次元配列として配列されたリンクセット(633)と、
    前記モバイル機器のナビゲータのフォーカスを前記2次元配列内の複数のリンクの中央のリンク上に維持するためのスクリプトロジック(635)とを有し、
    前記ウエブアプリケーションがウエブページとして前記モバイル機器にダウンロードされていることを特徴とするウエブアプリケーション。
  17. 前記スクリプトロジックが前記ナビゲータの動作に関連付けられた機能を反映するように前記ウエブブラウザを更新することを特徴とする請求項16記載のウエブアプリケーション。
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