JP2010530289A - 口腔内装置の洗浄器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハウジングと、該ハウジングに枢動可能に接続された蓋とを有する装置である。蓋は開口位置と閉鎖位置とを有し、加熱部材を備えた壁がそこに接続されている。
着脱式容器は、ハウジングの内側に適合させることができ、蓋が閉鎖位置にある場合に、第1の区画と第2の区画とに分割することができる。加熱部材は、作動されると、熱を放出する。壁は、容器を第1の区画と第2の区画とに分割するように動作可能に配置されており、蓋が閉鎖位置にある場合に、第1の区画の内容物が第2の区画に入ることが防止される。

Description

本発明は口腔内装置(dental appliance)を洗浄するための器具に関する。さらに詳しくは、本発明は、溶液を加熱して口腔内装置を洗浄し、加熱された溶液および/または口腔内装置を冷却する部材を提供する、口腔内装置を洗浄するための器具に関する。
口腔内装置、例えば、義歯、ブリッジ、歯列矯正術のリテーナ(retainer)および装置、保護マウスガード、並びに、歯ぎしりおよび/または顎関節(TMJ)症候群を防ぐためのナイトガード等の装置を洗浄する主流となる方法は、典型的には、ブラッシングまたはソーキングを用いて装置を洗浄することである。しかしながら、特定の口腔内装置は、その表面が多孔性であったり、または隙間を有し、単にブラッシングまたはソーキングでは、あるいはそれらを組み合わせてもブラッシングおよびソーキングは届かない。
口腔内装置の表面にある細孔および隙間は、細菌の増殖を促進する物質を取り込み得る。口腔内装置の細孔および隙間における細菌の増殖は、口腔内装置を装着する者にとって大きな関心事であることが判明している。細菌コロニーは、口腔内装置の装着者の生活の質に影響を及ぼす不快臭を生成する傾向がある。伝統的な洗浄技術および装置は、細孔を貫通せず、細孔および隙間を念入りに洗浄することもない。このように、伝統的な洗浄技術および装置は、これらの細孔および隙間における、細菌コロニーの増殖を防止したりまたは阻害したりすることを、多少は行っても、ほとんど行わない。
伝統的な洗浄技術の効率を改善するために、加熱が実施されてきた。しかしながら、熱を用いる洗浄技術には危険および問題が伴う。洗浄工程において熱を用いることに付随する最大の危険性および問題は、使用者が負傷する可能性があること、および口腔内装置に傷を付ける可能性があることである。洗浄工程の間に熱にさらされる口腔内装置は、適切に冷却されなければ、使用者を負傷させ得る。熱を用いる念入りな洗浄技術に付随するもう一つ別の問題は、冷却期間が長くなり得ること、および、口腔内装置が十分に冷却されていない場合に、負傷を生じ得ることである。
従って、従来技術の洗浄器および方法における1つまたは複数の上記したおよびその他の有害な作用を、克服し、緩和し、および/または軽減させる洗浄器および方法が必要とされている。
本発明は、口腔内装置を念入りに洗浄し、細菌増殖を促進し得る堆積物および残骸を除去する、口腔内装置を洗浄するための装置を提供する。
本発明は、口腔内装置を洗浄するための物質をディスペンスする機構を有する、口腔内装置を洗浄するための方法および装置をも提供する。
本発明は、さらに、加熱し得る1つの洗浄区画として機能する1つの区画と、前記洗浄区画および/または前記洗浄区画内に含まれる口腔内装置を冷却するもう1つの区画とを有する容器を有する、口腔内装置を洗浄するための方法および装置を提供する。
本発明のこれらおよびその他の利点および利益は、ハウジングと、該ハウジングにヒンジ接続された蓋とを有する装置によって提供される。蓋は、開口位置と閉鎖位置とを有する。好ましい実施形態において、加熱部材は蓋に接続されている。蓋を閉じた場合に、第1の区画と第2の区画とに分割される着脱式容器が、ハウジングに適合するように動作可能に配置される。加熱部材から放出された熱が第1の区画の内容物の温度を上昇させるが、一方、第2の区画の内容物はほぼ加熱部材が作動する前の温度のままである。
ある実施形態において、本発明は、蓋のあるハウジングを含む装置であって、加熱部材が蓋に接続、好ましくは取り付けられている、装置を提供する。蓋は、ハウジングにヒンジ接続されている。蓋は開口位置と閉鎖位置とを有する。ハウジングに適合するように動作可能に配置されている着脱式容器は、第1の区画と第2の区画とを有している。該容器は液体を入れるのに適しており、加熱部材が作動されると該加熱部材は第1の区画に熱を放出する。
ある態様において、装置は、蓋が閉鎖位置にある場合に、容器の中に配置される断熱バリアをさらに含む。閉鎖位置において、断熱バリアは加熱部材に隣接しており、そして、断熱バリアの第1の側に第1の区画を形成し、断熱バリアの第1の側とは反対の第2の側に第2の区画を形成する。該装置は、断熱バリアが加熱部材に隣接し、該加熱部材が蓋と垂直に接続されるように、断熱バリアを蓋と接続させることができる。
ある実施形態において、加熱部材は、蓋に接続される以外で、装置の別の位置に配置されている。蓋に接続されている壁は、蓋が閉じている場合に、着脱式容器を第1の区画と第2の区画とに分ける機能を果たすことができる。
ある態様において、蓋が閉鎖位置にある場合に、加熱部材は第1の区画を第2の区画から分割しており、第1の区画の内容物が第2の区画へ入らないようにシールされている。
装置のある実施形態は、洗浄サイクルが終了した後で、加熱されている第1の区画の中へ第2の区画からの液体を噴霧する噴霧システムを含む。
ある実施形態において、第1の区画は、第2の区画に枢動可能に接続されている。加熱部材を停止させた後、第1の区画を傾け、第1の区画の中の液体を第2の区画の中の液体と混合する。加熱部材を取り外すことによって内容物を混合するのに必要な傾斜動作を促進させることができる。
ある実施形態において、装置は、加熱部材、加熱部材によって加熱される液体を保持する第1の区画、および、より冷たい液体を保持する第2の区画を有している。加熱部材を停止させた後、第1の区画を第2の区画の中に沈め、第2の区画のより冷たい液体を第1の区画の熱い液体と混合して第1の区画の液体を冷却することができる。
ある実施形態において、第1の区画は、スプリングおよびフローティングのボールバルブ装置の上にある。第1の区画を加熱し、洗浄サイクルが終了した後、該区画を圧縮して、第2の区画に含まれているより冷たい液体の中に沈める。圧縮を解放して、第1の区画を第2の区画から取り出す。
装置のある実施形態は、3つの区画、即ち、加熱された液体を保持しおよび義歯をその中に収容する第1の区画、冷たい液体を保持しおよび第1の区画に動作可能に接続される第2の区画、および、最初は空であるが、第2の区画への移動に適合している第3の区画を含む。好適には、空の第3の区画はスプリング装置の上に存在しており、圧縮されると、第2の区画の中のより冷たい液体が第1の区画の中に流れ込む。これは、第1の区画の中の加熱された液体に第3の区画の中への流れを生じさせる。圧縮を解放することによって、第2の区画から第3区画を取り出す。
ある実施形態において、装置は、蓋に接続されたディスペンシング機構を有しており、該ディスペンシング機構の中には複数の錠剤が封入された着脱式カートリッジを挿入することができる。ディスペンシング機構は、錠剤をカートリッジから放出するように動作可能に配置されている。カートリッジはディスク形状とすることができ、錠剤をカートリッジの周囲に並べることもできる。また、ディスペンシング機構はカートリッジを回転させるように配置されている。
本発明の上述した特徴およびその他の特徴および利点は、当業者には、以下の詳細な説明、図面および添付する特許請求の範囲から認識されおよび理解されるであろう。
本発明の口腔内装置を洗浄する器具の斜視図である。 開口位置にある図1の口腔内装置を洗浄する器具の斜視図である。 容器を取り外した、図1の口腔内装置を洗浄する器具の斜視図である。 図1に示す口腔内装置を洗浄する器具の、図1の4−4線に略沿った断面図である。 図1に示す口腔内装置を洗浄する器具の、図1の5−5線に略沿った断面図である。 図1に示す口腔内装置を洗浄する器具の、図1の6−6線に略沿った断面図である。 図1に示す洗浄器から分離したディスペンシング機構の斜視図である。 図1に示す洗浄器のための容器の別の実施形態である。 本発明の口腔内装置を洗浄する器具の別の実施形態である。 図9に示す口腔内装置を洗浄する器具の、図9の10−10線に略沿った断面図である。 本発明の口腔内装置を洗浄する器具の別の実施形態における斜視図である。 図11に示す口腔内装置を洗浄する器具の、図11の12−12線に略沿った断面図である。 本発明の口腔内装置を洗浄する器具の別の実施形態における斜視図である。 図13に示す口腔内装置を洗浄する器具の、図13の14−14線に略沿った断面図である。 本発明の口腔内装置を洗浄する器具の別の実施形態における斜視図である。 図15に示す口腔内装置を洗浄する器具の、図15の16−16線に略沿った断面図である。
図面、特に図1を参照すると、洗浄器は一般に符号10で示されている。装置10は、ハウジング12と、容器14と、壁30(図2に示す)を有し、好ましくは加熱部材31(図4に示す)を有する蓋18と、開口部21を通り、蓋18の内側に適合するカートリッジ24とを有する。カートリッジ24は洗浄錠剤26を有する。容器14は、加熱部材31が1つの区画の内容物を加熱する際に、(図3に示す)独立した区画32および34内に液体を保持するように設計された容器である。容器14は、2つの区画へと分離され得るように形成された防水性のレセプタクルである。容器14は、加熱/洗浄サイクル中において、口腔内装置等のアイテムを保持するレセプタクルを提供する。
加熱サイクル/洗浄サイクルが終了した後、壁30を加熱部材31と共に取り外し、加熱されなかった区画の内容物を加熱された区画の内容物と混合し、それによって、加熱された区画をほぼ瞬時に冷却する。このように、この操作により、装置10内で洗浄された口腔内装置を速やかに取り出す機会が使用者に提供される。加熱部材31は壁30に隣接して示されているが、ある態様では、加熱部材は装置10上において、もう1つ別の場所に配置されると理解されたい。
このように、加熱された洗浄溶液内で口腔内装置を洗浄し、それによって細孔および隙間における細菌の増殖を排除すること、および、その後、洗浄サイクルが終了した数秒後に使用者が口腔内装置を取り出すことを可能にするために洗浄溶液を冷却することを行う洗浄サイクルを有するシステムが、装置10によって提供される。該溶液は、抗菌剤または活性酸素を提供する物質を含有し、また温度を所望の範囲に上昇させるのに十分な伝導性を提供する媒体である。そのような抗菌剤の例には、活性な塩素化合物(例えば、二酸化塩素、次亜塩素酸塩);脂肪族アルコール(例えば、エタノール)または芳香族アルコール(例えば、フェノキシエタノール、フェノキシプロパノール、ベンジルアルコール)を含む、アルコール;第四級アンモニウム化合物(例えば塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム)および他のアミン化合物(例えばクロルヘキシジン塩類);安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、乳酸、ヒドロキシ安息香酸および誘導体(例えばパラベン(パラオキシ安息香酸エステル類))などの弱い有機酸;チモール、メントール、オイカリプトールおよび他の植物抽出エキスおよび油;亜鉛塩、およびそれらの組合せなどが含まれるが、これらに限定されない。
装置10は、義歯、ブリッジ、歯列矯正術のリテーナ(retainer)および装置、保護マウスガード、歯ぎしりおよび/または顎関節(TMJ)症候群を防ぐためのナイトガードを含むが、これらに限定されない口腔内装置を洗浄するシステムおよび方法を提供する。本明細書の開示により、伝統的な洗浄方法および装置による洗浄では有効でない細孔および隙間を口腔内装置が有しているという認識が得られる。ご存じのように、適切に洗浄されていない細孔は、不快臭を放出し得る細菌を保持し得る。これらの細孔において増殖した細菌を排除するため、および、細孔または溝の内側に留まる物質を除去することによって口腔内装置を適切に洗浄するため、本発明は現在の洗浄方法および装置の不備を解決する洗浄方法および装置を記載する。
ハウジング12は、容器が載置される容器14のための領域を提供する。ハウジング12および容器14は、半透明または透明なプラスティックまたはその他の種々の物質によって形成することができる。ハウジング12は、容器14を補完する溝16を有している。溝16の補完的な形状によって、ハウジング12は容器14を保持することができる。溝16の補完的な形状は、ハウジング12内で容器14を取り外しおよび配置するためのガイドを提供することもできる。
ハウジング12は、枢動可能に接続される蓋18を有している。蓋18は、半透明または透明なプラスティックまたはその他の種々の物質によって形成することができる。枢動蓋18を上方へ持ち上げると、装置10が開き、それによってハウジング12から容器14を取り出すことができる。蓋18上において装置10の一端の近くにはリリース機構20があり、これは押したりまたはその他の方法で動作させたりすると、蓋18が閉鎖位置から解放される。
ある実施形態において、ディスペンシング機構22は蓋18の頂部に位置する。ディスペンシング機構22は、装置10のその他の種々の部位、例えば、装置10の側方、前方または後方、または蓋18の側方等に位置させることができる。ディスペンシング機構22は、蓋18の頂部表面とほぼ同じ面にある、径方向に沿って回転するダイヤル22aを有する。ある態様において、ディスペンシング機構22は、ダイヤル22aの径方向に対して直角をなす垂直方向に沿って移動するボタン22bをも有する。ある態様において、ディスペンシング機構22には、ダイヤル22aおよびボタン22bの特徴が単一のディスペンシング機構22において組み合わされている。このように、ディスペンシング機構22は、回転し、押し下げられて錠剤26をディスペンスする単一の部材であってよい。
ある態様において、カートリッジ24はディスク形状のブリスター・パッケージであって、カートリッジ24の外側周囲の近くに一様に分布されている小さなブリスター・キャビティ26aの中に入れられた個々の錠剤26を有している。カートリッジ24の中のブリスター・キャビティ26aは、ほぼ錠剤26の大きさである。ある態様において、カートリッジ24は、ディスペンシング機構22を動作させることによってディスペンスされる、息清涼化物質またはフレーバ物質を含む付加的なブリスター・キャビティ(図示せず)を含む。
蓋18の開口部21にカートリッジを挿入することによって、カートリッジ24は装置10の中に装填される。開口部21はカートリッジ24を蓋18の中に収容し、ディスペンシング機構22をカートリッジと嵌合させるのに十分な大きさを有する。ある実施形態において、不適切に装填されたカートリッジ24は、ダイヤル22aまたはディスペンシング機構22を径方向に進めることによって正しく配置される。装填されたが、正しい径方向位置にないカートリッジ24は、ダイヤル22aまたはディスペンシング機構22を適切な位置合わせが達成されるまで進ませることによって、適切に位置合わせされる。
ボタン22bが押し下げられたりまたはその他の方法で操作されたりすると、カートリッジ24に含まれている錠剤26が放出される。カートリッジ24の頂部に加えられた圧力によって錠剤がカートリッジから放出され、錠剤26は容器14の内側に落ちる。
図2を参照すると、開口位置で示されている蓋18は、軸接合部28によってハウジング12に枢動的に接続されている。軸接合部28によって蓋18は十分に開くことができ、容器14を装置10の中に配置したりまたは装置10から取り外したりすることができる。ハウジング12から蓋が上げられるかまたは枢動して離されると、蓋18はその開口位置にあり、容器14をハウジング12から取り出すことができるようになる。蓋18をハウジング12の頂部に載置されるまで下げるかまたはハウジング12の方へ枢動させると、蓋18はその閉鎖位置にある。
蓋18は、もう1つの取り付け方法を用いてハウジング12に接続することができる。例えば、蓋18は、ハウジング12に着脱可能に接続することができる(図示せず)。かかる配置において、蓋18がその開口位置にある場合に、蓋をハウジング12から完全に取り外し可能であり、蓋がその閉鎖位置にある場合に、蓋はハウジングに接続されている。
ある態様において、壁30は加熱部材31(図示せず)を有する。壁30は、蓋18の底面に対して垂直に接続される線状に延びる部分である。壁30は、作動されると熱を放出する、加熱部材31を備えた部材であってよい。壁30および加熱部材31は、蓋18を横断して配置されている薄い四角形の舌状部として示されている。しかしながら、壁30および加熱部材31は、本明細書に記載されおよび示されている好ましい実施形態以外の種々の寸法および形状であってもよい。そのような他の寸法および形状は、細いチューブまたは円形のエッジの形態の加熱部材であってよいが、これらに限定されるものではない。また、加熱部材31は、好適な横断方向の状態とは反対に、蓋18に対して長手方向に位置してもよい。さらに、加熱部材31は、区画32の近くの、隣接する壁30以外に、装置10において種々の他の位置(図示せず)に位置することができる。
容器14を装置10から取り外すためには、容器14が溝16を摺動し、ハウジング12の外に出て、壁30および加熱部材31がもはや妨害しない高さまで、蓋18を持ち上げる必要がある。蓋18が開口位置にある場合に、容器14をハウジング12の溝16から取り外すことができる。
図3を参照すると、容器14が取り出され、蓋18が閉じた状態または閉鎖位置にて示されている。容器14は2つの区画32および34を有している。区画34は、そこに配置される口腔内装置を保持するように設計されている。両方の区画32および34は、水などの液体を保持することができる。例えば区画34等の1つの区画に入れられた液体は、区画32および34の間で分配される。区画32または34は、いずれかの区画へ液体または洗浄錠剤を導くロート36をも有することができる。ロート36は、洗浄サイクルの間に、口腔内装置を所定の位置に固定するのに供しうる。
ある態様において、図4に示すように、ストレーナ38が区画32と34とを分けている。ストレーナ38は、区画34に配置された口腔内装置が区画32の中へ移動することを防止する、有窓壁である。壁38の小さなアパーチャは、液体および小さな粒状物質が区画34と区画32との間を通過することを許容するが、より大きなアイテム、例えば口腔内装置が区画34から区画32へ移動することは防止する。区画34は、洗浄サイクルの間およびその後において口腔内装置を固定する洗浄区画として意図される。
図3〜6を参照すると、蓋18が閉鎖位置にある場合に、容器14は、加熱部材31を備えた壁30を収容する。加熱部材が作動されると、区画34の内部の液体は、加熱部材31を受け入れることによって、加熱することができる。壁30を容器14の中へ挿入することは、容器14を2つの独立した区画(即ち、区画32および34)へ分割する機能を果たす。壁30を容器14の中へ完全に挿入することによって、壁が区画32と34との間のパーティションとして機能し、区画34の内容物が区画32の内容物から分けられる。
装置10は、区画34に配置されたアイテムが、洗浄剤を含み得る加熱された水溶液にその後にさらされる、洗浄サイクルを実施するために使用される。容器14がハウジング12の中に十分に挿入され、蓋18が閉じられ、および、加熱部材31を備えた壁30が容器14の中に挿入された後に、洗浄サイクルを開始することができる。洗浄サイクルは、加熱部材31を作動させることによって、区画34の内容物を最適な洗浄温度へ加熱すること、および、ディスペンシング機構22を作動させて、容器14の中へ錠剤26を放出させることを含む。
図示するように、蓋18が閉鎖位置にある場合、壁30は区画34を区画32から分離する。容器14は、洗浄サイクルの間に、口腔内装置を保持するレセプタクルを提供する。壁30の加熱部材31によって生じた熱は、区画34の内部の液体の温度を上昇させる。区画34の内部の液体の最適温度は65℃であるが、55〜70℃の範囲の温度であれば十分である。この用途において示す温度は、±1℃変動してもよい。
最適な温度範囲は、装置10内に配置された口腔内装置を洗浄するために使用される、洗浄処方または錠剤の洗浄効率を倍加させる範囲を意図している。使用する洗浄処方または錠剤および洗浄すべきアイテムに応じて、最適温度は50〜70℃の範囲である。このように、50〜70℃、および好ましくは60〜65℃の範囲内の種々の温度領域に達するように、加熱部材30を調節することができる。
発熱装置31aは加熱部材31から放出される熱を生成し、そして発熱装置31aは加熱部材31の内部に収容されている。発熱装置31aは、U字形状、円形、巻回形状または四角形等のチューブ要素が、ステンレス鋼、アルミニウムまたはその他の金属ハウジングに収容されたもの、または、円形、四角形、正方形、環状またはドーナツ形状等のPTC要素が、ステンレス鋼またはアルミニウムハウジングに収容されたものを含む種々の形態のものであってよい。蓋18がその閉鎖位置にある場合、発熱装置31aは区画34に近接して位置する。発熱装置31aから放出される熱は、発熱装置が到達するように調節された最適温度に液体の温度が達するまで、区画34の内部の液体へ伝達される。ある実施形態において、発熱装置31aは、区画34内の液体の温度変化を検知して、最適な温度または温度範囲に非常に近い温度を維持するように発熱装置からの熱出力を調節する調整機構を有している。区画34内の温度が上昇しまたは降下すると、発熱装置31aは、液体の最適温度を維持するように、作動させたりまたは停止させたりして調節される。
ある態様において、発熱装置31aによって生成された熱の一様な分布を達成するために、混合システム46は装置10の中に、好ましくはその底部に設けられる。混合システム46は、混合ホイールの中で磁石(図示せず)をスピンさせる小型モータ(図示せず)によって、または超音波または振動によって駆動される混合ホイールを備えることができる。区画34内において加熱された液体が比較的一様に分布することによって、そこに配置された口腔内装置のより効果的なおよび安全な洗浄が可能となり、および、区画34内にホット・スポットが発生することを低減させることができる。
ある態様において、口腔内装置の表面プラークの除去を支援するために、超音波洗浄器が使用される。超音波処理用のトランスデューサーは、装置10内に、好ましくは加熱部材31に隣接して設けられる。超音波洗浄器は、液体の温度を1〜5℃上昇させることを支援することもできる。
発熱装置31aによって提供された熱は、区画34の中の液体または内容物を加熱するために主として限定される。加熱された液体および加熱部材31からの熱は、シール48および断熱バリア31bによって区画34に留められる。断熱バリア31bは、区画32への熱の伝導を抑制するために十分な断熱効果を提供するポケットまたはバリアまたは断熱材料の層のいずれかである。壁30の断熱バリア31bは、発熱装置31aおよび区画34の中の加熱された液体からの熱が、区画32の中の液体の温度を上昇させることから断熱するバリアをも提供する。
ある実施形態において、発熱反応による化学的発熱によって熱を提供することができる。これは、錠剤26の中の化学薬品の組合せ、または個別の錠剤によって提供することができる。発熱反応を生じさせる好適な化合物として、塩化カルシウム、水酸化カルシウムまたは酸化カルシウムを別個に、または、酢酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸ナトリウムまたは塩化ナトリウムと組み合わせたものが挙げられる。酸化カルシウムと水溶性化合物との組合せが好ましい。
ある実施形態において、シール48は、区画32と34との間で、容器14の壁および床のまわりの単一の面に配置されているリップ50のまわりに配置される。蓋18を閉じて、壁30を区画32と34との間に位置させると、壁30がシール48に当接して、区画34を区画32から密閉する機能を果たす。ある態様において、シール48は、弾性材料、例えばゴム等から形成されており、壁30がシール48に対して移動すると、圧縮される。壁30とシ−ル48との間に形成されたシールによって、加熱された液体が区画34の内部に一般に収容されることがもたらされる。
ある態様において、シール48は、壁30に配置されており、壁30を蓋18と共に降下させた場合に、区画34を区画32から密閉する。壁30の平面的表面であって、シール48が接続されている表面は、リップ50に当接して、区画34を区画32から密閉する。
加熱された液体を区画34に隔離することによって、区画32内に保持された液体が、容器14の内部に最初に配置された液体の温度をほぼ保つことが可能となる。すなわち、冷たいまたは低温の液体が容器14内に配置された場合、沈められた加熱部材31が区画34の中の液体を加熱した後であっても、区画32の中で液体はほぼ同じ温度、即ち冷たいかまたは低温の温度に保たれる。このように、区画34を区画32からの分離することによって、蓋18を閉じおよび加熱部材31を作動させる場合に、加熱された液体サイドと冷たい液体サイドとを容器14が有することが可能となる。
洗浄サイクルは、蓋18を閉じた位置へ降下させ、および、加熱部材31と共に壁を容器14の中に沈め、そして作動させる度に、開始することができる。加熱部材31を液体に沈めて、容器14を区画32と区画34とに分割することによって、洗浄サイクルを開始するための装置10が形成される。容器14の中のこれらの独立した区画によって、洗浄サイクルを1つの区画内で生じさせることができる。例えば、洗浄サイクルには、上述したように、最適な洗浄期間の間、区画34を最適な温度へ加熱することが含まれる。容器14の中で使用される液体、選択された温度、洗浄錠剤26の組成、および洗浄されるアイテムに応じて、最適な洗浄期間は、3分から15分までの範囲で変動し得る。もっとも、その範囲外の時間も本発明の範囲内のものであると考慮される。
ある態様において、ディスペンシング機構22、ダイヤル22aおよび/またはボタン22bは、加熱部材30を作動させるスイッチとして機能する。例えば、ボタン22bを押し下げると、発熱装置31aの作動によって、洗浄サイクルが開始される。区画34の中の液体は最適温度に達するまで加熱され始め、その温度は最適な洗浄期間に到達するまで保持される。ディスペンシング機構22および/またはボタン22bを押し下げた後に錠剤が放出されない場合には、加熱部材31の作動を防止するために、ディスペンシング機構22には安全装置(図示せず)を設けることができる。
区画34内に配置された口腔内装置は、洗浄サイクルが終了するまで、加熱された内容物の中に留められる。洗浄サイクルが終了した後、手動スイッチまたは自動システム(図示せず)のいずれかによって、発熱装置31aのスイッチはオフにされる。ある態様において、内部の制御機構(図示せず)が、加熱サイクルを終了させるタイミング機構を制御する。装置10には、例えば、所定の洗浄期間が経過した後等、洗浄サイクルが終了したことを検知するかまたは使用者に気付かせることができるように、インジケータを組み込むことができる。洗浄サイクルの終了の信号として、光または警報を用いることができる。
洗浄サイクルが終了すると、蓋18は開いて、上方の位置へ枢動させることができる。蓋18を上方へ枢動させると、壁30が容器14から現れ、液体は独立した区画32および34から、もはや互いに分割されない状態となる。壁30を取り除くことによって、加熱部材31から断熱されていた、区画32の中の冷たい液体と、区画34の中の加熱された液体とを混合させることができる。混合システム46は、区画32および34からの液体の混合をさらに促進させることができる。
区画32のより冷たい液体が区画34に入るとともに、その逆も生じて、容器14の中の液体の全体としての温度は、区画34の中の加熱された液体が到達した温度よりも冷たい一様な温度に近づく。区画32および34からの液体を混合することによって、混合液体の温度は、触れることにより耐えられるようになり、区画34からの加熱された液体が皮膚に接触した場合に発生し得る損傷のおそれが緩和される。しかし、区画32および34の中の液体が混合された後では、装置10が開かれて約5秒〜約30秒後に、口腔内装置を手で取り出すことができる。また、区画32と34との間に位置するストレーナ38は、区画34から口腔内装置の移動を防ぐ一方で、区画32および34の液体を混合させる。
上述したように、ディスペンシング機構22は、蓋18上において、装置10の中央近くに配置されており、カートリッジ24から錠剤26を放出するように構成されている。図7は、ディスペンシング機構22の一例を示している。この例において、ディスペンシング機構22は、蓋18に回転可能に接続されており、カートリッジ24と相互作用する領域を有している。ダイヤル22aおよび/またはディスペンシング機構22は、ダイヤル22aおよび/またはディスペンシング機構22が回転する際に、カートリッジ24が回転することを可能にする突起23に連結されている。カートリッジ24は蓋18の開口部21に挿入されており、そしてカートリッジは頂部カートリッジホルダー25にセットされる。カートリッジ24のノッチ24aは、カートリッジホルダー25のタブと相互作用することができる。移動のためにノッチが捕捉され得るのであれば、ノッチ24aはいずれの形状であってもよい。しかしながら、V字形状のノッチが好ましい。突起23はディスペンシング機構22および/またはダイヤル22aに接続されている。突起23はカートリッジホルダー25のスロット23aと相互作用して、ダイヤル22aまたはディスペンシング機構22の回転を可能にして、カートリッジホルダー25を回転させ、それによってカートリッジ24を回転させる。例えば、ディスペンシング機構22および/またはダイヤル22aが回転すると、突起23が回転し、それによってカートリッジホルダー25およびカートリッジ24の回転がもたらされる。
ある態様において、ダイヤル22aは、時計回りにおよそ45度回転させて、カートリッジ24を排出位置27へ進ませるように配置されている。そして、ダイヤル22aは、カートリッジ24を進めるように回転させられた後でダイヤル22aが戻るニュートラル・ポジション29を有している。この配置において、図5に示すスプリング・システム22dはダイヤル22aと係合しており、45度回転した後で、ダイヤル22aはニュートラル・ポジションへ戻される。
タブ25aがカートリッジのノッチ24aと係合しており、ダイヤル22aを回転させると、カートリッジ24も回転する。ディスペンシング機構22は、カートリッジが回転して、カートリッジ24上のブリスター・キャビティ26aの内側に保持されている錠剤26をポスト22cの下方において中央に位置させるように配置されている。各洗浄サイクルの後では、カートリッジ24を回転させて、その後の洗浄サイクルのために、ポスト22cの下の位置へ新たな錠剤26を回転させる。
図5を参照すると、ボタン22bを押し下げて、ポスト22cを下方の、カートリッジ24内においてブリスター・キャビティ26aの内側に収容されている錠剤26の方へ送ることができる。ボタン22bを押し下げることによって、ポスト22cをカートリッジ24に対して下向きに移動させるように、ボタン22bをポスト22cに係合させる。ボタン22bを押し下げると、錠剤26を収容しているカートリッジ24の中のブリスター・キャビティ26aをポスト22c押し続けて、最終的に錠剤が放出される。カートリッジ24からの錠剤26の放出は、ディスペンシング機構22および/またはボタン22aへの意図的な下向きの推力によって、より正確に達成される。下方への推力は速いことが好ましい。ポスト22cのコンタクト・ポイントの反対側におけるカートリッジ24の後方の薄板の材料は、錠剤26に加えられた圧力によって、錠剤を放出する。カートリッジ24の中で錠剤26を保持する包装は、ブリスター包装、または種々の他の同様の型の包装であってよい。区画34の上にカートリッジ24およびディスペンシング機構22を位置させることによって、ボタン22bおよびポスト22cを押し下げて、錠剤26を区画34の中へ放出することが可能となる。
スプリング22dおよび22eは、ボタン22bおよびポスト22cをそれぞれ、押し下げられる前に存在していた最初の位置へ戻す抵抗を提供する。
上述したように、加熱サイクルの開始、および錠剤26の放出は、洗浄サイクルを始める最初のステップである。錠剤26は、種々の処方および成分を有することができる。成分は、一般に、種々の口腔内装置を有効に洗浄し得る物質を含んでいる。区画34の中の加熱された液体であって、錠剤26を受け入れる液体は、錠剤26の良好な溶解を提供し、錠剤の中の化学薬品の洗浄効率を向上させることができる。本発明では、熱は、口腔内装置洗浄製剤の洗浄効率を向上させ、多くの口腔内装置に存在する細孔および溝の内部および表面への付着物を除去するために必要とされる念入りな洗浄を可能とする主要な要因であることが示されている。特に、このことは、特定の期間について最適な洗浄温度および/または範囲に維持される加熱された液体によって達成される。
図6を参照すると、壁30は閉鎖位置で示されている。この状態において、壁30の縁部は、リップ50によって適所に保持されたシール48に当接している。装置10の他の実施形態では、別法にて形成された加熱部材を用いるか、またはシール48を排除する。しかし、シール48を利用する実施形態において、図示するように、蓋18および壁30が閉鎖位置にある場合に、壁30の縁部とシールとの相互作用によって、区画32および34の中の液体の混合が阻害される。
洗浄器用の容器の別法での実施形態を図8に示す。この別法の配置において、容器60は、図1における態様の容器14に置き換えられる。容器60は第1の区画62および第2の区画64を有している。第1の区画62は、第2の区画64に、好ましくは第2の区画の内壁に枢動可能に接続されている。ポスト66は、区画62の一端の近くに位置している。ノッチ68は、区画64の一端の近くに位置している。ポスト66はノッチ68と補完的であって、ポスト66はノッチ68内で自由に枢動することができる。ポスト66は、区画62の外側に接続されるかまたは一体に取り付けることができる。
区画62を区画64から取り外すことができるように、区画62のポスト66がノッチ68内に留まることが好ましい。このように、区画62はわずかに大きな区画64内に留まる別個の容器である。
ある態様において、第1の区画62が留まる位置は、容器60の一端の方へ向かってわずかに傾いている。区画62は、口腔内装置を収容し、区画62が傾けられた場合に、口腔内装置がその区画の内側に留まることができるような外形に形成されている。傾けられた状態において、区画62および64の中の液体は混合される。しかしながら、ポスト66の近くの区画62に圧力が加えられる場合、区画62は傾けられた状態からほぼ水平な状態へシフトさせられる。この水平状態において、区画62は、区画62の液体内容物を、区画64から分離させて保持することができる。従って、区画62および64の内側に独立した内容物を有することが可能である。
区画62は、区画32が加熱されるのと同様にして、加熱部材によって加熱することができ、そして第2の区画64は加熱サイクルの間は加熱されないままである。別法の実施形態において、区画64は加熱される区画であり、口腔内装置は洗浄のために区画64内に配置される。容器60は装置10と共に用いることができる。壁30は、容器60の中に挿入されると、蓋18が十分に閉じられたときのレベル位置に区画62を支持する。ある態様において、壁30は、容器60の内側に適切に適合し、および、区画62を水平状態へ適切に枢動させるために、本発明の図中に示された形状よりも別の形状を必要とすることがある。
容器14に替えて容器60を用いて、装置10の洗浄サイクルを開始するために、区画62および64の両方が十分な液位を有するように、第1の容器60を適切な液位まで冷たい液体で満たす。区画60を装置10に挿入した後、壁30が区画62を水平状態の方へ傾斜させるように、蓋18が閉じられる。蓋18が完全に閉鎖位置にあると、区画62はその水平状態にある。蓋18を閉じた後で、加熱部材31は種々の手段によって作動させることができる。その際、区画62は水平状態にあるので、区画62の内容物は区画64の内容物から分離されている。このように、区画62の内容物がさらされるいずれかの物質、熱、またはその他の物理的または化学的変化は、区画64から分離される。従って、洗浄錠剤が区画62に加えられる場合および/または区画62の内容物が加熱される場合、区画64は影響を受けずに、最初の状態のままである。
ディスペンシング機構21および壁30は、それらの要素と容器14との間で行う機能と同様の機能を容器60との間で行う。
洗浄サイクルおよび加熱部材31の停止に続いて、壁30および加熱部材が取り出される。そして、蓋18が上方へ枢動されると、第1の区画62は枢動されて、その区画の内部の液体は第2の区画64の中へ流入するかまたは少なくとも部分的に流入する。第1の区画62を枢動させることによって、第2の区画64の中の冷たい液体を、第1の区画62の加熱された液体および内容物と混合することができる。そして混合することによって、第1の区画62の加熱された内容物が冷却される。
図9は、本発明の口腔内装置を洗浄する器具の別法の実施形態である。この実施形態において、装置110は、ハウジング112と、該ハウジング内のスロット116の中に嵌められている容器114とを有している。蓋118はハウジング112に枢動的に接続されて、装置110の内部へのアクセスが可能となっている。
図10を参照すると、蓋118は、ヒンジ120によってハウジング112に枢動的に接続されている。この接続によって蓋118を上向きに持ち上げると、噴霧機構122および洗浄区画124を露出させることができる。装置110は、液体を保持するのに好適な容器126、および洗浄すべきアイテム、例えば口腔内装置を保持することができるバスケット128を有している。容器126の下側には、容器126内に含まれている液体の温度を、容器126の中に保持されたアイテムを洗浄するために最適な温度に維持するように調整されている加熱部材130がある。加熱部材130は、適切な温度を十分な時間で維持することができるような、従来技術において知られている種々の加熱部品を用いることができる。加熱部材130は、蓋118が閉じられた後に加熱サイクルを開始し、設定された洗浄期間が経過した後に加熱サイクルを終了することができる。
加熱サイクルが終了し、加熱部材130が停止された後、容器126の内容物はレセプタクル114へ排出される。ある態様において、噴霧機構122は、チューブ132を通して液体を噴霧ヘッド122へくみ上げるポンプ送り要素を使用する。第2の容器134は、加熱されていないまたは冷やされた液体を保持し、その液体はチューブ132および噴霧機構122に供給される。容器134からの液体は、ちょうど洗浄サイクルに付された容器126の内容物の上へ、噴霧機構122によって噴霧される。噴霧された液体が冷却をもたらすことによって、洗浄サイクルが終了した直後に、容器126の中のアイテムを手で扱うことができるようになる。
図11および12は、本発明の口腔内装置を洗浄する器具の別法の実施形態を示している。この実施形態において、装置200は、容器210と、開口部を有する蓋(図示せず)とを有している。容器210は、第1の区画212および第2の区画214を有しており、両方の区画とも液体を保持するのに適している。区画212は、その中に配置される口腔内装置を保持することができる。
区画212は、加熱領域230に配置される加熱部材(図示せず)によって加熱することができる。加熱部材は、区画212内に保持された液体の温度を、そこに含まれている口腔内装置を洗浄するために最適な温度に維持するように調整されている。区画214は、加熱サイクルの間、加熱されないままである。ストレーナ234は、区画212と加熱領域230とを分けている。
加熱領域230のそれぞれのサイドに、バブラー・チャンネル(bubbler channels)240が配置されている。バブラー・チャンネル240は、区画212と区画214との間に液体を流れさせる開口部を提供する。区画212および214は、洗浄の前に、液体で満たすことができる。区画212、区画214およびバブラー・チャンネル240の中の液体は、注入スパウト(pouring spout)250によって取り出される。区画212の底面には、区画214へ通じる開口部213を有している。区画212および区画214の中に液体が存在する場合、開口部213はフローティングのボールバルブ270によって密閉されたままであって、該ボールバルブ270はスプリング装置272の中に載置されている。
加熱サイクルが終了し、加熱領域230の中の加熱部材が停止された後、プランジャー(図示せず)を用いて、区画212の底面に圧力が加えることができる。プランジャが下方へ移動すると、内部に口腔内装置を含む区画212は区画214の中へ沈められる。フローティングのボールバルブ270はプランジャによって変位させられ、開口部213によって区画212の中の加熱された液体と区画214の中の冷たい液体との混合が行われる。液体が混合された後、区画212の中の液体は冷やされた状態となる。スプリング272の圧縮を解放すると、区画212は最初の状態へ戻る。このことによって、洗浄サイクルが終了した直後に、区画212の中の口腔内装置を手で扱うことができるようになる。
図13および14は、本発明の口腔内装置を洗浄する器具の別法の実施形態を示している。この実施形態において、装置300は、容器310と、開口部322を有する蓋320とを有している。容器310は、第1の区画312および第2の区画314、および第3区画316を有しており、いずれの区画も液体を保持することに好適である。区画312は、その中に口腔内装置を保持するように設計されている。
区画312は、加熱領域330に配置された加熱部材(図示せず)によって加熱することができる。加熱部材は、区画312の中に保持されている液体の温度を、その中に含まれている口腔内装置を洗浄するために最適な温度に維持するように調整されている。区画314および316は、加熱サイクルの間は、加熱されないままである。ストレーナ334は、区画312と加熱領域330とを分けている。
区画314は、区画316の底面に接続されたスプリング装置(図示せず)に載置されている。区画314は、区画312への開口部315を有している。区画312は、その底面に区画316への開口部317を有している。区画312および316は、区画312を介して液体で満たされる。区画314は、洗浄サイクルの前には、液体で満たされていない。
加熱サイクルが終了し、加熱領域330の中の加熱部材が停止された後に、区画314は区画316の中へ押し下げられる。区画312からの加熱された液体は開口部315を通って区画314の中へ流入し、および、区画316からのより冷たい液体は開口部317を通って区画312に入る。
区画314が一度解放されると、区画314は、区画312からの加熱された水で満たされたスプリング装置(図示せず)によって、その最初の位置へ戻ることになる。区画312の中のより冷たい水は開口部317を通って区画316の中へ逆流し、区画312の中の口腔内装置が乾かされる。
図15および16は、本発明の口腔内装置を洗浄する器具の別法の実施形態を示している。この実施形態において、装置400は容器410および蓋420を有している。容器410は、第1の区画412および第2の区画414および第3の区画416を有しており、いずれの区画も液体を保持することに好適である。区画412は、その中に口腔内装置を保持するように設計されている。
区画412は、加熱領域430の中に配置された加熱部材(図示せず)によって加熱することができる。加熱部材は、区画412の中に保持されている液体の温度を、その中に含まれている口腔内装置を洗浄するために最適な温度に維持するように調整されている。区画414および416は、加熱サイクルの間は、加熱されないままである。ストレーナ434は、区画412と加熱領域430とを分けている。
区画414は、区画416の底面に接続されたスプリング装置(図示せず)に載置されている。区画412は、その底面に区画416への開口部417を有している。区画412および416は、区画412を介して液体で満たされている。区画414は、洗浄サイクルの前には液体で満たされていない。
加熱サイクルが終了し、加熱領域430の中の加熱部材が停止された後で、区画412および区画414は区画416の中へ降下させる。区画412からの加熱された液体は、区画を分けている壁を越えて区画414の中へ流入し、一方、区画416からのより冷たい液体は開口部417を通って区画412の中に入る。
区画412および414が一度解放されると、それらはスプリング装置によって、その最初の位置へ戻ることになる。区画412のより冷たい水は開口部417を通って区画416の中へ逆流し、区画412の中の口腔内装置が乾かされる。
装置10、60、110、200および300は、口腔内装置を洗浄すること以外の用途にも使用することができる。従って、本発明は、装置10、60、110、200および300をその用途に限定するように解釈されるべきではない。例えば、装置10、60、110、200および300は、その他のアイテム、例えば、宝飾品類、ツールまたはコイン等を洗浄したりまたは殺菌したりするために使用することができるが、これらに限定されない。他の用途には、特定の温度を特定の期間で必要とする実験を実施するための水浴として、装置10、60、110、200および300を使用することも含まれる。容器の中の反応物は、設定された温度に設定された時間で維持され、その後設定された時間が経過すると、冷却を提供することができる。
本発明は1またはそれ以上の典型的な実施形態を参照して説明したが、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、これらの要素について種々の変更を行うことや、均等なものによって置き換えることができると理解されたい。さらに、その範囲から逸脱することなく、種々の変更を行って本発明の教示に特定の状態または材料を適応させることもできる。従って、本発明は、考えられる最良の形態として開示した特定の実施形態に限定されることを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲の範囲内に含まれるすべての実施形態を含むことになることを意図している。

Claims (47)

  1. ハウジングと;
    該ハウジングにヒンジ接続された蓋であって、該蓋から下方向に配置された壁を有しており、開口位置と閉鎖位置とを有する蓋と;
    該壁に接続された加熱部材であって、作動させると熱を放出する加熱部材と;
    該ハウジングの内側に配置するのに適する着脱可能な容器であって、蓋が閉鎖位置にある場合に、壁が該容器を第1の区画と第2の区画に分割するように動作可能に配置されている、容器と
    からなる、装置。
  2. 蓋が閉鎖位置にある場合に、壁が第1の区画を第2の区画からシールする、請求項1記載の装置。
  3. 壁が断熱部材を有する、請求項1記載の装置。
  4. 加熱部材から放出された熱が第2の区画へ伝わることを断熱部材が防止する、請求項3記載の装置。
  5. 蓋が閉鎖位置にある場合に、加熱部材が第1の区画に隣接しており、断熱部材が第2の区画に隣接している、請求項3記載の装置。
  6. 第1の区画と第2の区画との間に配置されたシールをさらに含む、請求項1記載の装置。
  7. 蓋に接続されたディスペンシング機構であって、複数の錠剤を含む含有する着脱可能なカートリッジに嵌合するように動作可能に配置されているディスペンシング機構をさらに含む、請求項1記載の装置。
  8. ディスペンシング機構が押し下げ可能なボタンおよびダイヤルを有する、請求項7記載の装置。
  9. ダイヤルが径方向に伸び、径方向に沿って回転し、ボタンが径に対して直角方向に伸び、垂直方向に沿って動く、請求項8記載の装置。
  10. 直角方向が径方向に対して垂直である、請求項9記載の装置。
  11. カートリッジがカートリッジ内に配置された複数の錠剤を有する、請求項7記載の装置。
  12. 錠剤は口腔内装置を洗浄する成分を含有する、請求項11記載の装置。
  13. ディスペンシング機構が、押し下げられると、カートリッジから複数の錠剤のうちの1つを放出する押し下げ可能なボタンを有する、請求項11記載の装置。
  14. ディスペンシング機構の1つの動作によって、複数の錠剤のうちの1つが第1の区画へ放出される、請求項11記載の装置。
  15. 容器がヒンジ接続されているフラップをさらに含む、請求項1記載の装置。
  16. 蓋が閉じている場合に、フラップが第1の区画を第2の区画からシールする、請求項15記載の装置。
  17. 容器は、第1の区画と第2の区画との間に配置されたストレーナをさらに含む、請求項1記載の装置。
  18. 加熱部材を作動させると、信号で知らせる警報システムをさらに含む、請求項1記載の装置。
  19. 加熱部材が、容器内に収容された液体の温度を最適な範囲内に調節する制御機構をさらに含む、請求項1記載の装置。
  20. 最適な温度範囲が55〜70℃の範囲である、請求項19記載の装置。
  21. 最適な温度範囲が65℃の標的温度を含んでおり、制御機構が液体の温度を標的温度に維持する、請求項19記載の装置。
  22. 加熱部材を作動させて洗浄サイクルを開始させ、設定された時間の後で、加熱部材を停止させて洗浄サイクルを終了させるタイミング機構をさらに含む、請求項22記載の装置。
  23. 設定された時間が、約2分〜約15分の間である、請求項22記載の装置。
  24. ハウジングと;
    壁を有する蓋であって、該壁は固定して接続されている加熱部材を有しており、該蓋は該ハウジングにヒンジ接続されており、開口位置と閉鎖位置とを有する蓋と;
    該ハウジングの内側に適合するように動作可能に配置されている着脱可能な容器であって、蓋が閉鎖位置にある場合に第1の区画および第2の区画を有し、液体を収容するのに好適であり、加熱部材を作動させると、該加熱部材は第1の区画へ熱を放出するが、第2の区画へは放出しない容器と
    からなる、装置。
  25. 蓋が閉鎖位置にある場合に、壁が、容器の中に配置される断熱バリアで、壁の第1の側に加熱部材と第1の区画を、該第1の側とは反対側の第2の側に第2の区画を提供する、請求項24記載の装置。
  26. 壁が蓋の下側に接続されており、加熱部材に隣接している、請求項25記載の装置。
  27. 壁が蓋の下側に垂直方向に接続されている、請求項24記載の装置。
  28. 蓋が閉鎖位置にある場合に、壁が第1の区画を前記第2の区画から分離し、第1の区画の内容物が第2の区画へ入ることから密閉されている、請求項24記載の装置。
  29. 洗浄サイクルが終了した後で、加熱された第1の区画の中へ第2の区画からの液体を噴霧する噴霧システムをさらに含む、請求項24記載の装置。
  30. 第2の区画が第1の区画に枢動的に接続されており、第2の区画が傾斜して該第2の区画の中の液体を該第1の区画へ混合し、加熱部材が停止された後で該混合が生じること、請求項24記載の装置。
  31. 蓋に接続されたディスペンシング機構をさらに含む、請求項24記載の装置。
  32. その中に複数の錠剤が封入された着脱可能なカートリッジであって、ディスペンシング機構の開口部の中に適合し、該ディスペンシング機構が一度に該カートリッジから複数の錠剤の1つを放出するように動作可能に配置されている着脱可能なカートリッジをさらに含む、請求項31記載の装置。
  33. カートリッジがディスク形状であり、複数の錠剤は該カートリッジの周囲に配置されている、請求項32記載の装置。
  34. ディスペンシング機構がカートリッジを回転させるように配置されている、請求項32記載の装置。
  35. ディスペンシング機構が加熱部材と関連しており、該ディスペンシング機構を動作させることによって該加熱部材を作動させる、請求項31記載の装置。
  36. 底面を有する第1の区画と、該第1の区画の下方に配置された第2の区画とを有する開いた容器であって、該底面が第2の区画へ流体連絡する開口部を有しており、第1および第2の区画が液体を収容することができる開口容器と;
    該容器に対して、該容器を少なくとも部分的に閉じるように着脱可能に接続されている蓋であって、プランジャを受け入れる開口部を有する蓋と;および
    該第1の区画の中に配置されている加熱部材であって、作動すると加熱部材が熱を放出して、第1の区画の中の液体を加熱するが、第2の区画の中の液体は加熱しない、加熱部材と;
    からなり、第1の区画が第2の区画の中に沈められることによって該第1の区画の中の液体が冷却される、装置。
  37. フローティングのボールバルブをさらに含む、請求項36記載の装置。
  38. 液体が存在する場合に、フローティングのボールバルブが第2の区画への開口部を密閉する、請求項37記載の装置。
  39. 容器が、第1の区画と加熱部材との間に配置されたストレーナをさらに含む、請求項36記載の装置。
  40. 容器が複数のバブラー・チャンネルをさらに含み、該複数のバブラー・チャンネルが第1の区画と第2の区画との間に開口部を提供する、請求項36記載の装置。
  41. 第1の区画が注入スパウトを有する、請求項36記載の装置。
  42. 底面を有する第1の区画、該第1の区画に隣接して配置された第2の区画、および該第2の区画の下方であって、前記第1の区画に隣接して下方に配置された第3の区画を有する開口容器であって、該底面が第3の区画へ流体連絡する開口部を有しており、該第1の区画が第2の区画へ流体連絡する開口部を有しており、第1および第3の区画が最初にその中に液体を収容している、容器と;
    該容器に対して、該容器を部分的に閉じるように着脱可能に接続されている蓋であって、第1の区画への開口部および第2の区画への開口部を有する蓋と;および
    該第1の区画の中に配置されている加熱部材であって、作動すると熱を放出して、第1の区画の中の液体のみを加熱する、加熱部材と;
    からなり、
    第2の区画を第3の区画の中へ降ろすと、第1の区画の中の加熱された液体が該第2の区画に入り、第3の区画の中のより冷たい液体が第1の区画へ入り;および
    その後に、第1の区画からの加熱された液体で満たされた第3区画から第2の区画を取り出すと、第1の区画の中のより冷たい液体は第3の区画へ逆流し、第1の区画には液体が存在しなくなる、装置。
  43. 第3の区画の底面にさらにスプリング装置を含み、第2の区画が該スプリング装置の頂部に載置されている、請求項42記載の装置。
  44. 容器が、第1の区画と加熱部材との間に配置されたストレーナをさらに含む、請求項42記載の装置。
  45. 底面を有する第1の区画、該第1の区画に隣接して配置された第2の区画、および該第1の区画および第2の区画の下方に配置された第3の区画を有する開口容器であって、該底面が第3の区画へ流体連絡する開口部を有しており、該第2の区画が第1の区画への流体連絡を防止するフラップを有しており、第1および第3の区画が最初にその中に液体を収容している、容器と;
    該容器に対して、該容器を部分的に閉じるように着脱可能に接続されている蓋であって、第1の区画および第2の区画への開口部を有する蓋と;
    該第1の区画の中に配置されている加熱部材であって、作動すると熱を放出して、第1の区画の中の液体のみを加熱する、加熱部材とからなり、
    第1の区画および第2の区画を第3の区画の中へ降ろすと、第1の区画の中の加熱された液体が該第2の区画に入り、第3の区画の中のより冷たい液体が第1の区画へ入り;および
    その後に、第1の区画および第2の区画を第3区画から取り出すと、該第2の区画が第1の区画からの加熱された液体で満たされ、第1の区画の中のより冷たい液体が第3の区画へ逆流し、第1の区画には液体が存在しなくなる、装置。
  46. 第3の区画の底面に接続されたスプリング装置をさらに含み、第2の区画が該スプリング装置の頂部に載置されている、請求項45記載の装置。
  47. 容器が、第1の区画と加熱部材との間に配置されたストレーナをさらに含む、請求項45記載の装置。
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