JP2010529604A - 高電圧パルス発生器を備えた高圧放電ランプおよび高電圧パルス発生器の製造方法 - Google Patents

高電圧パルス発生器を備えた高圧放電ランプおよび高電圧パルス発生器の製造方法 Download PDF

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Abstract

非常にコンパクトな構造様式の高温に強いパルス発生器として使用することができるスパイラルパルス発生器、このようなコンパクトなスパイラルパルス発生器の製造方法ならびに始動特性が従来のランプに比べて明白に改善されていてかつ高電圧による損傷のおそれのない高圧放電ランプを提供する。
【課題】
【解決手段】本発明は、スパイラルパルス発生器がフェライト材料によって完全にまたは部分的に包囲されているスパイラルパルス発生器を基礎とするコンパクトな高電圧パルス発生器に関する。本発明は、フェライト膜を有するスパイラルパルス発生器のコーティングのためのコーティング方法にも関する。この方法では、スパイラルパルス発生器が、低粘性のスラリーの中に浸漬され、スラリーの乾燥後に500℃から900℃までの温度において焼結されるか、またはフェライトの注型コンパウンドによって包囲され、それから温度または紫外線照射により硬化される。更に、本発明は、外管内に納められている発光管を備え、ランプ内において高電圧パルスを発生する始動装置がランプ内に組み込まれている高圧放電ランプに関する。この高電圧放電ランプにおいては、始動装置が外管内に納められたスパイラルパルス発生器であり、この発生器が、フェライト材料によって完全にまたは部分的に包囲されていることによって始動変圧器として働く。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前段による高電圧パルス発生器を出発点とする。この種の高電圧パルス発生器は、とりわけ一般照明用、写真光学用または自動車用の高圧放電ランプの始動のために使用される。更に、本発明は、この種の高電圧パルス発生器を有する高圧放電ランプおよびに高電圧パルス発生器の製造方法に関する。
高圧放電ランプの始動の問題は、現在では、始動装置が安定器内に組み込まれていることによって解決される。欠点は、リード線が高耐圧に設計されていなければならないことにある。
過去において、始動ユニットをランプ内に組み込む試みが何度も行なわれた。しかも、始動ユニットを口金内に組み込むことが試みられた。いわゆるスパイラルパルス発生器により、特に有効な高電圧パルスを期待させる始動に成功した(例えば、特許文献1参照)。かなり前に、この種の装置は、メタルハライドランプまたは高圧ナトリウムランプのような種々の高圧放電ランプにおいて提案された(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。しかし、それらは一方において高価すぎるために定着することができなかった。他方においては、それらを口金内に組み込む利点が、ガラス球内への高電圧導入の問題が残るために十分でない。したがって、口金における絶縁問題であれ、破損であれ、ランプ損傷の確率が非常に高まる。従来の通常の始動装置は、一般に100℃以上に加熱されることはない。発生された電圧がランプに供給されなければならず、このことが相応の高電圧耐力、典型的には5kVの高電圧耐力を有する導線およびランプ口金を要求する。特別に高い電圧の発生のためには、二重発生器が使用されるとよい(例えば、特許文献4参照)。
通常の始動回路においては、一般にコンデンサがスイッチ、例えばスパークギャップを介して始動変圧器の1次巻線中に放電させられる。その際に2次巻線に所望の高電圧パルスが誘起される(例えば、非特許文献1参照)。
米国特許第3289015号明細書 米国特許第4325004号明細書 米国特許第4353012号明細書 米国特許第4608521号明細書 米国特許出願公開第2003/0001519号明細書 米国特許第6853151号明細書
Sturm/Klein(シュトゥルム/クライン)著、「Betriebsgeraete und Schaltungen fuer elektrische Lampen(電気式ランプのための始動装置および回路)」、第193−195頁(第6版、1992年発行)
本発明の課題は、非常にコンパクトな構造様式の高温に強いパルス発生器として使用することができるスパイラルパルス発生器を提供することにある。
他の課題は、このようなコンパクトなスパイラルパルス発生器の製造方法を提供することにある。
更に別の課題は、始動特性が従来のランプに比べて明白に改善されていてかつ高電圧による損傷のおそれのない高圧放電ランプを提供することにある。これは、とりわけ、発光管材料が石英ガラスかセラミックスかのいずれかであるメタルハライドランプに有効である。
スパイラルパルス発生器に関する課題は、請求項1の特徴事項によって解決される。
製造方法に関する課題は、請求項9の特徴事項によって解決される。
高圧放電ランプに関する課題は、請求項15の特徴事項によって解決される。
本発明の特に有利な形態は、従属の請求項において明らかにされている。
本発明によれば、今や、ランプの始動のために必要である少なくとも1.5kVの高電圧パルスが、外管内の発光管の直ぐ近くに組み込まれた特別な高温に強いスパイラルパルス発生器により発生させられる。したがって、低温始動のみならず高温再始動も可能である。
ここで使用されるスパイラルパルス発生器は、とりわけ、いわゆるLTCC(低温同時焼成セラミックス)部品である。この材料は、600℃まで、特別な実施形態においては1000℃までさえも温度安定性を示す特別なセラミックスである。LTCCは、確かに既にランプと関連して使用されている(例えば、特許文献5および特許文献6)。しかし、100℃以下の典型的な温度を持つ実用的には熱的負担のないランプにおいて全く異なった目的で使用されている。始動問題を有する、とりわけメタルハライドランプのような高圧放電ランプの始動との関連で、LTCCの高い温度安定性の特別な値は認識されていない。
スパイラルパルス発生器は、少なくとも1.5kVの電圧を有する始動パルスの発生のための導波路の特性にコンデンサの特性を調和させる部品である。製造のために、2つの「未加工セラミックフィルム」が、導電金属ペーストを印刷されるか、または金属フィルムを備え付けられ、その後で螺旋状に巻かれ、最後に等圧プレスされて成形体が形成される。引き続く金属ペーストとセラミックフィルムとの同時焼成が、空気中で800℃〜900℃の温度範囲において行なわれる。この処理は、スパイラルパルス発生器の使用範囲を700℃の温度負担まで可能にする。それによって、このスパイラルパルス発生器を外管内の発光管直近に納めることができるが、しかし口金内またはランプ直近に納めることもできる。
それとは関係なく、この種のスパイラルパルス発生器は、高温安定性があるだけでなく、非常にコンパクトであるために、他の用途にも使用することができる。このためには、スパイラルパルス発生器が、セラミックフィルムと導電金属ペーストからなるLTCC部品として製作されていることが重要である。十分な出力電圧を供給するためには、スパイラルが少なくとも5の巻数を有するべきである。
更に、この高電圧パルス発生器を基礎として、更に少なくとも充電抵抗およびスイッチを含む始動ユニットを提供することができる。このスイッチは、スパークギャップであってよく、あるいはSiC技術でのダイアック(2方向スイッチダイオード)であってもよい。
ランプ用途の場合には、外管内への格納が好ましい。なぜならば、それによって高電圧耐力のある電圧導入線の必要性がなくなるからである。
更に、スパイラルパルス発生器は、高電圧パルスがランプの高温再始動さえも可能にするように設計される。セラミックスからなる誘電体はε>10なる抜群に高い誘電率εによって傑出していて、材料および構造様式によっては、典型的には70から100までのεに到達し得る。これは、スパイラルパルス発生器の非常に高いキャパシタンスを達成し、発生されるパルスの比較的大きな時間幅を可能にする。それによって、スパイラルパルス発生器の非常にコンパクトな構造様式が可能になるので、高圧放電ランプにおける通常の外管の内部への組込みがうまくいく。
更に、大きなパルス幅は、放電容積内におけるスパーク発生を容易にする。
外管の材料としては、普通のどのガラスを使用してもよく、したがって、特に硬質ガラス、バイコールまたは石英ガラスを使用するとよい。封入物の選択も特別な制限を受けない。
従来においては、スパイラルパルス発生器を全体的または部分的にフェライト材料で包囲することが提案された。フェライト材料は、μr=1〜5000の比透磁率を持つので、短絡によって第1の巻線中に流れる電流が、好ましくはLTCC発生器であるスパイラルパルス発生器の残りの巻線に所望の電圧パルスを誘起させる。μrはできるだけ高いことが好ましく、少なくとも10、特に好ましくは少なくとも100であるとよい。この効果は、驚くほどにスパイラルパルス発生器自体のパルス発生効果と重なり合う。したがって、n個の巻線を有するスパイラルパルス発生器の場合には、充電電圧が(n−1)倍に昇圧される。
コアのフェライト被覆として、従来においては、別個のフェライトコア(ポットコア、Mコア、Eコア、Iコア)が使用され、あるいはLTCC技術によって形成されたセラミック膜が使用された。この構成は種々の欠点を持つ。例えば、別個のフェライトコアはパルス発生器の構造形態を著しく大形化し、LTCCのセラミック膜は正しい方向に形成することが非常に困難である。
したがって、第1の実施形態においては、フェライト材料を浸漬被覆法(いわゆる浸漬コーティング法)により、スパイラルパルス発生器上に被着することを提案する。この方法は、均一な薄いフェライト膜を保証し、膜厚はこの製造方法の繰り返し回数によって調整することができる。この方法の適用時には、LTCC発生器物体がほぼ半分までセラミックフェライト材料からなる低粘性スラリーの中に浸漬される。この処理は、添加物によって用途に合わせることができる。
フェライト膜は浸漬コーティング後に焼結され、これによりフェライト膜は、LTCC発生器体に対して、しっかり固定した信頼性のある接続を形成する。
フェライト材料としては、Baヘキサフェライト、NiZnCuフェライトおよびMnZnフェライトのようなあらゆる通常の材料を使用することができる。
使用される材料に応じて、この発生器は500℃まで温度安定性があり、HIDランプおいて、好ましくは外管内に、または外管直近に、例えば口金内に組み込むのに適している。他の適用可能性は、例えばオット機関用点火パルスや試験目的(絶縁試験)のための高電圧パルスの発生、あるいは装飾的放電(マジックボール)の発生である。
第2の実施形態においては、スパイラルパルス発生器が完全にフェライトの注型コンパウンド内に埋め込まれる。このポリマー注型コンパウンドは、50〜80%を高透磁率のフェライト粉末で占められる。ポリマー物質系としては、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂またはシリコン樹脂を基礎とする物質系が考慮される。注型コンパウンドの架橋は、重合、重付加または重縮合により行なわれる。架橋の開始反応は、紫外線感応性のまたは熱活性触媒または開始剤により行なわれる。
図1はスパイラルパルス発生器の原理構成を示す。 図2はLTCCスパイラルパルス発生器の特性値を示す。 図3は外管内にスパイラルパルス発生器を有する高圧ナトリウムランプの原理構成を示す。 図4は外管内にスパイラルパルス発生器を有するメタルハライドランプの原理構成を示す。 図5は外管内にスパイラルパルス発生器を有するメタルハライドランプを示す。 図6は口金内にスパイラルパルス発生器を有するメタルハライドランプを示す。 図7はフェライトコアによって包囲されたスパイラルパルス発生器を示す。 図8は始動変圧器として接続されたスパイラルパルス発生器における電圧経過を示す。 図9は本発明による方法にしたがって形成されたフェライト膜を有するスパイラルパルス発生器を示す。 図10はフェライト成形物で包囲された始動変圧器として接続されたスパイラルパルス発生器における電圧経過をフェライトなしのスパイラルパルス発生器における電圧経過と対比して示す。
以下において、幾つかの実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
図1は、スパイラルパルス発生器1の構成を平面図で示す。スパイラルパルス発生器1はセラミック円筒2からなり、この円筒内において2つの異なる金属導体がフィルムテープとしてスパイラル状に巻かれている。円筒2は中空であり、与えられた内径IDを有する。両導体3および4の内部接触部6および7がほぼ対向し、スパークギャップ5を介して互いに接続されている。
両導体のうちの外側の導体だけが、円筒の外縁に他の接触部8を有する。他方の導体の端部は開放されている。それによって、両導体は一緒に誘電体内、すなわちセラミックス内において1つの導波路を成す。
スパイラルパルス発生器は、金属ペーストをコーティングされた2つの巻かれたセラミックフィルムから構成されるか、または2つの金属フィルムおよび2つのセラミックフィルムから構成される。この場合に、重要な特性変量は巻数nであり、これは好ましくは5ないし100の範囲にあるべきである。それから、この巻回された構成物が積層された後に焼結され、それによってLTCC部品が生じる。それから、このようにして作り出されたコンデンサ特性を有するスパイラルパルス発生器が、スパークギャップおよび充電抵抗と接続される。
スパークギャップは、内側または外側の端子部にあってもよいし、パルス発生器の巻線内部にあってもよい。パルスを開始させる高電圧スイッチとしては、SiCを基礎とする非常に温度安定性のよいスパークギャップを使用するとよい。例えば、クリー(Cree)社のスイッチ素子MESFETが使用されるとよい。これは、350℃以上の温度に適している。
具体的な実施例においては、ε=60〜70を有するセラミック材料が使用される。この場合に誘電体としてセラミックフィルム、特にヘレウス(Heraeus)社製の「Heratape」CT707、好ましくはCT765のようなセラミックテープが使用されるとよく、あるいはそれぞれの両者の混合も使用可能である。未加工フィルムの厚みは典型的には50ないし150μmである。導体としては、特に、同じくヘレウス社製の「Cofirable Silver(同時焼成可能な銀)」のような導電銀ペーストが使用される。具体例はHeraeus社製のCT700である。デュポン(DuPont)社製の金属ペースト6142も良好な結果をもたらす。これらの部材は、良好に積層し、それから加熱処理(burnout)し、そして同時焼成(co−firing)することができる。
スパイラルパルス発生器の内径IDは10mmである。個々のテープの幅は同様に10mmである。フィルム厚は50μmであり、両導体の厚みもそれぞれ50μmである。充電電圧は300Vである。これらの前提のもとに、スパイラルパルス発生器はそれの特性の最適値をn=20〜70の巻数において達成する。
図2には、高電圧パルスの対応する半値幅tPuls(μs)が曲線aにて、部品の総キャパシタンスC(μF)が曲線bにて、結果として生じる外径φaussen(mm)が曲線cにて、効率ηが曲線dにて、最大パルス電圧Umax(kV)が曲線fにて、導体抵抗R(Ω)が曲線fにて示されている。
スパイラルパルス発生器本体の製造後に、本発明にしたがって、このパルス発生器上に適切な厚みで部分的なフェライト膜が形成される。このためにスパイラルパルス発生器がセラミックのフェライト材料からなる低粘性スラリーの中に浸漬される。スラリーの乾燥後にリング表面上にフェライト膜が形成され、これが引き続いて800℃と900℃との間の温度で焼結される。より厚いフェライト膜を形成するためには、この過程が何回か繰り返されるとよい。しかし焼成過程の間に、全体のコーティングプロセスを促進するために数回の浸漬過程も行なわれるとよい。
フェライト膜が焼成プロセスにおいて焼結されることによって、フェライト膜はスパイラルパルス発生器に対してしっかり固定した表面接続を形成する。図9はこのようなフェライト膜35を有するスパイラルパルス発生器31を示す。
フェライト材料として、次のフェライトが考慮される。
┌──────────────────┬───────────────────
セラミックフェライト │透磁率μ
├──────────────────┼───────────────────
Baヘキサフェライト │20−100
├──────────────────┼───────────────────
NiZnCuフェライト │100−500
├──────────────────┼───────────────────
MnZnフェライト │200−3000
└──────────────────┴───────────────────
ヘキサフェライトおよびNiZnCuフェライトの物質系は全て磁気フェライトのスピネル構造を含む。
有利な実施形態においては、スラリー系が、PVB(ポリビニルブチラール)、エチルセルロース、エポキシド、アクリル酸塩のうちの少なくとも1つの結合剤または前記物質の混合物を含む。
他の有利な実施形態においては、スラリー系が少なくとも1つの分散媒体を含む。分散媒体は、例えばオレイン酸、メンヘーデン油(魚油)またはKD1を含むとよく、あるいはこれらからの混合物を含むとよい。
他の有利な実施形態においては、スラリー系が少なくとも1つの有極性または無極性の溶媒またはこれらからの混合物を含む。
他の有利な実施形態においては、スラリー系が少なくとも1つの、例えばフタル酸エステル化合物のような可塑剤を含む。
第2の実施例においては、スパイラルパルス発生器が完全にまたは部分的にフェライトの注型コンパウンドによって被覆される。注型コンパウンドは、10%から80%までフェライト粉末を詰められたポリマー物質系からなる。この場合にスパイラルパルス発生器自体は、4〜2000のεrを持った静電容量作用をするセラミック材料からなることが好ましい。フェライトの注型コンパウンドは、ここでは1〜5000の透磁率を有するとよい。
結合のために原理的に次のポリマー物質系が考慮される。
(1)アクリル樹脂を基礎とする1成分系または2成分系
(2)エポキシ樹脂を基礎とする1成分系または2成分系
(3)ポリウレタン樹脂を基礎とする1成分系または2成分系
(4)シリコン樹脂を基礎とする1成分系または2成分系
これらの注型コンパウンドの架橋は、重合、重付加または重縮合を介して行なわれる。架橋反応の初期化は、紫外線感応性触媒または熱活性触媒または開始剤により行なわれる。
フェライト粉末は、セラミックフェライトまたは金属フェライトからなるか、あるいは両材料からの任意の混合物からなる。セラミックフェライトは次の2つのフェライトグループからなるとよい。
(1)スピネルフェライト(A1−xBxFe2O4)、ただしA=Ni,MnおよびB=Cu,Zn,Co,Li
(2)タイプM,W,X,Y,Z,Uのヘキサフェライト
金属フェライトは次の金属からなるとよい。
(1)AlNiCo
(2)AlComax
(3)MnBi
(4)Ce(CuCo)5
(5)SmCo5
(6)Sm2Co17
(7)Nd2Fe14
上記材料の混合物からなるフェライト粉末は、ポリマーコンパウンドと共に適切な割合で混合されるとよい。例えば、60体積%のMn/Znフェライト(例えば、Epcos社のN27)と40体積%のエポキシ樹脂(例えば、Panacol社のVitralit 1605)からなる注型コンパウンドにより、良好な結果が得られる。出来上がった焼結されたスパイラルパルス発生器が予備成形型に入れられ、電気接続端子が上方に引き出される。注型コンパウンドがこの予備成形型内に注入されるので、スパイラルパルス発生器は完全に被覆されている。しかる後に、その構造物が30分間120℃において完全に硬化される。
注型コンパウンドのポリマー成分によって、注型コンパウンドは電気的に空隙を有する均質のフェライトと同様の働きをし、この空隙幅は、ポリマー樹脂によって決定され、そのμrは約1である。この構造によって、スパイラルパルス発生器のインピーダンスを、短絡スイッチ(一般には、スパークギャップまたはSiC技術でのダイアック)のインダクタンスに適合させることができる。この適合化は、一方では注型コンパウンドの幾何学的構造によって、他方では注型コンパウンド自体(フェライト材料、フェライト材料とポリマー樹脂との混合比)の磁気特性によって可能である。
図10は、始動変圧器として接続されているスパイラルパルス発生器に関して、フェライトの注型コンパウンドで覆われたスパイラルパルス発生器における電圧経過(信号111)を、フェライトなしのスパイラルパルス発生器における電圧経過(信号113)と対比して示す。本発明によるスパイラルパルス発生器が、フェライト被覆のないスパイラルパルス発生器よりも高い始動電圧を発生することが明白である。これは、使用される短絡スイッチへの改善されたインピーダンス整合の結果として生じる。更に、フェライト被覆によって、始動パルスの振動周波数を使用条件に適合させることができるので、システム全体の効率をさらに向上することができる。
第2の実施形態の利点は低コストの製造方法にある。なぜならば、調整されて仕上られたフェライトコアよりも注型樹脂が低コストであるからである。第2の実施形態の主要な利点は簡単な処理にある。なぜならば、最終的な生産物が単に1回の作業ステップで製造され、したがって低コストで製造可能であるからである。もちろん、第2の実施形態による生産物は温度に強くなく、したがって、外管内での高圧放電ランプ発光管の側での使用には適さない。しかし、そのようなスパイラルパルス発生器のために、例えば自動車における点火コイルとしてや、マジックボールの如き消費者機器における高電圧源として等の多くの他の使用分野が存在する。
第1の実施形態による本発明によるスパイラルパルス発生器31は、好ましくは高圧ガス放電ランプに組み込まれる。図3は高圧ナトリウムランプ10の原理的構成を示す。高圧ナトリウムランプ10はセラミック発光管11および外管12を備え、外管12は内部に組み込まれたスパイラルパルス発生器13を有する。始動電極14がセラミック発光管11の外側に取り付けられている。スパイラルパルス発生器13はスパークギャップ15および充電抵抗16と共に外管内に納められている。
図4は、組み込まれたスパイラルパルス発生器31を備えたメタルハライドランプ20の原理的構成を示す。石英ガラスまたはセラミックから作ることができる発光管22近傍の外側には始動電極が取り付けられていない。スパイラルパルス発生器31はスパークギャップ23および充電抵抗24と共に外管25内に納められている。
図5は、2つのリード線26,27によって、外管内に保持される発光管22を備えたメタルハライドランプ20を示す。第1のリード線26は短い曲げられた線材であり、第2のリード線27はほとんど棒であり、この棒は口金から離れた側のリード線28に通じている。口金30からのリード線29と棒27との間に始動ユニット36が配置されている。始動ユニット36は、図4に示されているように、スパイラルパルス発生器31、スパークギャップ23および充電抵抗24を含む。
図6は、2つのリード線26,27によって外管25内に保持される発光管22を備えた図5と類似したメタルハライドランプ20を示す。第1のリード線26は短い曲げられた線材である。第2のリード線27はほとんど棒であり、この棒は口金から離れた側のリード線28に通じている。ここでは始動ユニットが口金30内に配置されていて、しかもスパイラルパルス発生器31もスパークギャップ23および充電抵抗24も口金30内に配置されている。
この技術は、電極のないランプにも適用可能であり、このスパイラルパルス発生器は、始動補助に用い得る。
このコンパクトな高電圧パルス発生器は、その他の装置の始動にも用いられる。とりわけ、いわゆるマジックボール、X線パルスの発生、電子ビームパルスの発生において有利に使用できる。普通の点火パルスの代用としての自動車における使用も可能である。
500までの巻数nが使用されるので、出力電圧が100kVの大きさまで達する。なぜならば、出力電圧UAは、充電電圧ULの関数として、UA=2×n×UL×ηによって与えられるからである。ただし、効率ηは、η=(AD−ID)/ADによって与えられるからである。
本発明は、好ましくは少なくとも3barの高圧下にあるキセノンおよび金属ハロゲン化物を封入された自動車ヘッドライト用の高圧放電ランプとの協働で特別な利点を発揮する。このランプは、始動が特に難しい。なぜならば、高いキセノン圧力のために始動電圧が10kVよりも高いからである。スパイラルパルス発生器はランプ口金内またはランプ外管内に配置されているとよい。
本発明は、水銀を含まない高圧放電ランプとの協働で特別な利点を発揮する。この種のランプは、環境保護理由から特に追求するに値する。この種のランプは、適切な金属ハロゲン化物の封入物と特に高圧下のキセノンの如き希ガスとを含む。水銀を含まないので、始動電圧が特別に高い。それは20kVよりも大きい。この場合にも、スパイラルパルス発生器を組み込まれた充電抵抗と共に、水銀のないランプの口金内またはランプ外管内に納めらることができる。
図7は、スパイラルパルス発生器31を概略図で示し、このスパイラルパルス発生器31は、古典的な2重E形コアとしてのフェライトコア34によって包囲されている。このフェライトコア34は、矩形枠32と、スパイラルパルス発生器31の空洞を貫通する中央脚33とを持つ。
図8は、始動変圧器として接続されたこの種のスパイラルパルス発生器における電圧U(V)の経過を時間t(μs)の関数として示す。
1 スパイラルパルス発生器
2 セラミック円筒
3 金属導体
4 金属導体
5 スパークギャップ
6 内側の接触部
7 内側の接触部
8 外側の接触部
10 高圧ナトリウムランプ
11 セラミック発光管
12 外管
13 スパイラルパルス発生器
14 始動電極
15 スパークギャップ
16 充電抵抗
20 メタルハライドランプ
21 スパイラルパルス発生器
22 発光管
23 スパークギャップ
24 充電抵抗
25 外管
26 リード線
27 リード線
28 リード線
29 リード線
30 口金
31 スパイラルパルス発生器
32 矩形枠
33 中央脚
34 フェライトコア
35 フェライト膜

Claims (24)

  1. スパイラルパルス発生器を基礎とするコンパクトな高電圧パルス発生器であって、
    前記スパイラルパルス発生器が、フェライト材料によって完全にまたは部分的に包囲されていて、
    前記フェライト材料が、請求項5乃至17の1つに記載のコーティング方法においてコーティングされることを特徴とする高電圧パルス発生器。
  2. 前記フェライト材料が、浸漬コーティング方法において形成されたフェライトのセラミック膜であることを特徴とする請求項1記載の高電圧パルス発生器。
  3. 前記フェライト材料が、注型コーティング方法において形成されたフェライトの注型コンパウンドであることを特徴とする請求項1又は2記載の高電圧パルス発生器。
  4. 請求項1記載の高電圧パルス発生器を基礎とする始動ユニットであって、
    更に少なくとも充電抵抗およびスイッチを含むことを特徴とする始動ユニット。
  5. フェライト膜を有するスパイラルパルス発生器のコーティングのためのコーティング方法であって、
    スパイラルパルス発生器が、フェライトコンパウンドにて包囲され、
    前記フェライトコンパウンドが、加熱または紫外線照射によって硬化されることを特徴とするコーティング方法。
  6. 前記スパイラルパルス発生器が、低粘性のフェライトスラリーからなるフェライトコンパウンドの中に浸漬され、前記スラリーの乾燥後に500℃から900℃までの温度において焼結されることを特徴とする請求項5記載のコーティング方法。
  7. 前記フェライト膜が、Baヘキサフェライト、NiZnCuフェライトまたはMnZnフェライトからなることを特徴とする請求項5又は6記載のコーティング方法。
  8. 前記低粘性のスラリーが、PVB(ポリビニルブチラール)、エチルセルロース、エポキシドまたはアクリル樹脂のうちの少なくとも1つの結合剤を有するスラリー系からなるか、または結合剤としての前記物質の混合物を含み得ることを特徴とする請求項6又は7記載のコーティング方法。
  9. 前記低粘性のスラリーが、分散媒体としてKD1またはオレイン酸またはメンヘーデン油またはこれらの混合物を含むスラリー系からなることを特徴とする請求項6乃至8の1つに記載のコーティング方法。
  10. 前記低粘性のスラリーが、溶媒として少なくとも1つの有極性または無極性の溶媒または両者の混合物を含むスラリー系からなることを特徴とする請求項6乃至9の1つに記載のコーティング方法。
  11. 前記低粘性のスラリーが、少なくとも1つの可塑剤を含むスラリー系からなることを特徴とする請求項6乃至10の1つに記載のコーティング方法。
  12. 前記スパイラルパルス発生器が、注型コーティングプロセスにおいてフェライトの注型コンパウンドで包囲され、
    前記注型コンパウンドのポリマー成分が、重合、重付加または重縮合により架橋されることを特徴とする請求項5記載のコーティング方法。
  13. 前記架橋プロセスが、紫外線感応性触媒または熱活性触媒または開始剤により行なわれることを特徴とする請求項12記載のコーティング方法。
  14. 前記フェライトの注型コンパウンドが、ポリマーの注型コンパウンドおよびフェライト粉末混合物からなることを特徴とする請求項12記載のコーティング方法。
  15. 全体体積に対する前記フェライト粉末の成分が、10体積%から90%体積までの範囲であることを特徴とする請求項14記載のコーティング方法。
  16. 前記ポリマーの注型コンパウンドが、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂またはシリコン樹脂を基礎とする1成分系または2成分系からなることを特徴とする請求項14記載のコーティング方法。
  17. フェライト粉末が、セラミックのスピネルフェライトおよび/またはセラミックのヘキサフェライトからなることを特徴とする請求項14乃至16の1つに記載のコーティング方法。
  18. 前記フェライト粉末が、AlNiCo、AlComax、MnBi、Ce(CuCo)5、SmCo5、Sm2Co17、Nd2Fe14Bの物質グループの金属フェライトまたはこれらの物質グループの混合物からなることを特徴とする請求項14乃至17の1つ又は複数に記載のコーティング方法。
  19. 外管内に納められている発光管を備え、ランプ内において高電圧パルスを発生する始動装置がランプ内に組み込まれている高圧放電ランプであって、
    前記始動装置が請求項5乃至18の1つに記載のコーティング方法にしたがって製造されたスパイラルパルス発生器であることを特徴とする高圧放電ランプ。
  20. 前記始動装置が、ランプ骨組みによって保持されていることを特徴とする請求項19記載の高圧放電ランプ。
  21. 前記スパイラルパルス発生器が、耐熱性材料、特にLTCCから作られていることを特徴とする請求項19記載の高圧放電ランプ。
  22. 前記スパイラルパルス発生器から伝達される高電圧が、発光管内の2つの電極に直接的に作用することを特徴とする請求項19記載の高圧放電ランプ。
  23. 前記スパイラルパルス発生器から伝達される高電圧が、発光管の外側近傍に取り付けられた始動補助電極に作用することを特徴とする請求項19記載の高圧放電ランプ。
  24. 前記スパイラルパルス発生器が、ランプ外管内に納められていることを特徴とする請求項19記載の高圧放電ランプ。
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