JP2010528531A - 光信号の受動的な暗号化及び復号化のためのシステム - Google Patents

光信号の受動的な暗号化及び復号化のためのシステム Download PDF

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Abstract

マルチモード光ファイバを介して伝送されたパルス光信号を受動的に暗号化及び復号化するためのシステムを提供する。本システムは、前記光信号が受動的に暗号化された、少なくとも1ビット周期長の信号の2つの光モード群の間に遅延差を生じる光ファイバを含み、前記伝送ファイバの信号受信端と光信号源の間に接続された暗号化ユニットと、前記光信号が受動的に復号化された、信号の前記2つの光モード群の間の前記遅延差を打ち消す光ファイバを有し、前記伝送ファイバの信号送出端に接続された復号化ユニットとを含む。暗号化ユニット光ファイバは、相補的な摂動のアルファ分布を有し、信号の2つの光モード群の間に遅延差を生み、かつ、復号化ユニット光ファイバは、逆に相補的な摂動のアルファ分布を有し、信号の前記2つの光モード群の間の遅延差を打ち消す。また、暗号化ユニット及び復号化ユニットは、2つの異なる光モード群に信号を分割するモードスプリッタの組合せを有することもでき、かつ、2つの光モードに平行に導く一対の光ファイバが2つのモード群に遅延差を生じるか又は打ち消す、異なる長さとすることもできる。

Description

本発明は一般に、安全な光通信のために光信号の暗号化(scrambling)及び復号化(unscrambling)のためのシステムに関し、特に、マルチモードファイバ伝送におけるパルス光信号を暗号化及び復号化するための受動的なシステムに関する。
光通信システムからの情報窃盗を防止する様々な技術が当該技術分野において公知である。その一技術において、伝送光ファイバ構造が、回折格子タップを形成するために必要な「書き込み(writing)」放射に対するファイバコアのアクセスを遮断するか、あるいは、ファイバコアを介して導かれる伝送信号とは別の監視信号がファイバを介して導かれるのを許可するさらに別の光路を提供するように変更される。ファイバを介して導かれる監視信号の検出された減衰は、ファイバの外側コーティング又はクラッドでの欠陥を意味する。他の技術においては、第1の能動型デバイス(例えば、位相変調器など)が伝送のある地点で光信号を暗号化し、そして、後で第2の能動型デバイスによって光ネットワークにおける下流のある地点で復号化される。
どちらの公知技術も安全な光伝送を実施することができるが、それらに欠点がないわけではない。伝送ファイバの構造変更を要する技術は、現存する光伝送ファイバを交換しなければならないので、現存する光ネットワークに容易に適用されない。さらに、そのような変形したファイバは、さらなる製造工程を要する、及び/又は従来のファイバにはない変更された材料を要する、相対的に高価な「特殊(specialty)」ファイバである。能動型暗号化デバイスは、光ネットワーク中に相対的にかなり広い空間を必要とし、外部電源を必要とし、そして、伝送ファイバに単純なスプライスによって大抵容易には導入できない。それらはまた、例えば上記の変更されたファイバなどの受動型セキュア伝送デバイスと比較すると、相対的に不安定で故障しやすい。
明らかに、必要とされるのは、現存するファイバを交換すること必要とせず、現存する光伝送システムに容易に導入できる安全な光伝送を提供する受動型デバイスである。理想的には、そのようなデバイスは、少しの空間だけを占め、最小の信号減衰のみを提供するはずであり、そして、情報泥棒が暗号化された信号から伝送された情報を抽出することは不可能ではないにしても困難となるように、事実上無限に異なる「鍵(keys)」を利用して光信号を暗号化することができるはずである。
一般的に言えば、本発明は、従来技術と関連する上記欠点を解消し、マルチモード光ファイバを介して伝送されたパルス光信号を受動的に暗号化及び復号化するためのシステムである。この目的を達成するため、本システムは、前記光信号が受動的に暗号化された、少なくとも1ビット周期長の2つの光モード群の間に遅延差を生じる光ファイバを含む伝送ファイバの信号送出端に接続された暗号化ユニットと、前記光信号が受動的に復号化された、前記2つの光モード群の間の前記遅延差を打ち消す光ファイバを有する前記伝送ファイバの信号受信端に接続された復号化ユニットとを含む。
暗号化ユニット光ファイバは2つの光モード群の間に遅延差を生じる光学特性を有し、復号化ユニット光ファイバは2つの光モード群の間の遅延差を打ち消す相補的な光学特性を有する。モード遅延特性は、例えば、ファイバのアルファ分布に組み込まれる関数f(r)によって記述される正の摂動(変動)であってもよい。関数f(r)は、ガウス関数摂動、正弦関数摂動、多項式関数摂動、放物線関数、双曲線関数、超ガウス関数、矩形関数、又は三角形関数であってもよい。摂動はまた、上記摂動の組合せ、又は他の単一ピークあるいは多数のピークの摂動であってもよい。モード同期特性を有する復号化ユニット光ファイバは、相補的な負の摂動関数−f(r)を有する。
また、暗号化及び復号化ユニットは、2つの異なる光モード群に信号を分割するモードスプリッタと、平行に2つの光モード群に導く一対の光ファイバであって、2つのモード群に遅延差を生じ又は打ち消すための異なる長さである光ファイバとの組合せを有してもよい。例えば、暗号化ユニットは、その入力端でモードスプリッタに接続された2つの異なる区間L1及びL2と、その出力端でモード結合器とを含んでもよい。光ファイバの2つの異なる区間L1とL2は、平行に信号内に2つの光モード群を導く。これらの光ファイバの異なる区間L1とL2は、2つの光モード群の間に遅延差を生じさせ、伝送ファイバの信号受信端に接続されたモード結合器によって暗号化された信号に再結合させる。復号化ユニットはまた、入力端でモードスプリッタに、そして、出力端でモード結合器にそれぞれ同様に接続された、2つの異なる区間L3とL4の光ファイバを含む。復号化ユニットのモードスプリッタは暗号化ユニットのモードスプリッタと同じ2つの光モード群に信号を分割し、そして、区間L3及びL4が信号の2つの遅延部分を再同期するように選択される。復号器が単純にL1=L3及びL2=L4の状態にすることによって容易に構成できるように、同じ形式のファイバがL1−L4を形成するのに使用されるのが好ましい。
本発明の実施形態では、パルス光信号を受動的にかつ確実に暗号化及び復号化する、シンプルで安価な方法を有利に提供する。さらに、第1の実施形態のファイバのアルファ分布に組み入れられ得る多くの摂動関数、ファイバの多くの異なる長さ、又は、第2の実施形態で用いられる多くの異なるスプリッタ及び結合器によって、本システムに使用できる暗号鍵(encryption keys)の数が非常に多い。さらに、原則として、第1の実施形態の概念は、暗号器ペアの相互特性を利用する連結した実施を可能にさせる。例えば、固有の暗号化ユニットA,B,Cとし、適合する復号化ユニットをA’,B’,C’とし、伝送ファイバを←→として特定した場合、暗号化ユニット及び復号化ユニットは順に、AB⇔B’A’,BA←→A’B’,A←→A’←→B←→B’、より難解なCBA←→B’←→A’C’も、そして類似の実施も実施され得る。
本発明の暗号化及び復号化システムのブロック図であり、暗号化ユニットと復号化ユニットはそれぞれ、アルファ分布に組み入れられる相補的な摂動を有する光ファイバの単一区間を含む。 暗号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径(normalized-radius)0.3(r/a)で集中する単一ピークのガウス関数に従う。 復号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.3(r/a)で集中する単一ピークのガウス関数に従う。 暗号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.5(r/a)で集中する単一ピークのガウス関数に従う。 復号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.5(r/a)で集中する単一ピークのガウス関数に従う。 暗号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.7(r/a)で集中する単一ピークのガウス関数に従う。 復号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.7(r/a)で集中する単一ピークのガウス関数に従う。 正規化された半径0.3,0.5及び0.7(r/a)で集中する上記の単一ピークのガウス関数に従うファイバアルファ分布の摂動に関連するモード遅延を示す。 暗号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.3及び0.4(r/a)で集中するダブルピークのガウス関数に従う。 復号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.3及び0.4(r/a)で集中するダブルピークのガウス関数に従う。 負及び正の摂動に対して、正規化された半径0.3及び0.4(r/a)で集中する上記のダブルピークのガウス関数に従うファイバアルファ分布の摂動に関連するモード遅延を示す。 暗号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.4,0.5及び0.6(r/a)で集中するトリプルピークのガウス関数に従う。 復号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は正規化された半径0.4,0.5及び0.6(r/a)で集中するトリプルピークのガウス関数に従う。 暗号化ユニット及び復号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は相補的な正弦関数に従う。 暗号化ユニット及び復号化ユニットに用いられる光ファイバのアルファ分布を示し、分布に組み入れられる摂動は相補的な多項式関数に従う。 本システムの第2実施形態のブロック図であり、異なる光モード群の遅延差は、モードスプリッタと、異なる速度で2つの光モード群に導く光ファイバの2つの異なる区間との組合せによって得られる。 本システムの第2実施形態のブロック図であり、異なる光モード群の遅延差は、モードスプリッタと、異なる速度で2つの光モード群に導く光ファイバの2つの異なる区間との組合せによって得られる。 本実施形態の様々な位置におけるアイダイアグラム測定結果と同様に、本発明の第1実施形態の概念の説明のための実験装置を示す。
図1を参照すると、本発明の暗号化及び復号化システム1は、光信号伝送ネットワークの部分であるマルチモード光ファイバ3の部分で形成された伝送ファイバを含む。伝送ファイバ3は、信号源7から光信号パルスを受信する受信端5と、出力ファイバ10に信号パルスを中継するための送出端9とを有する。暗号化ユニット11は、信号源7と伝送ファイバ3の受信端5の間に接続されている。暗号化ユニット11は、1メートル長と500メートル長の間、より典型的には10メートル長と50メートル長の間の、暗号化マルチモードファイバ12の部分を含む。ファイバ12は、信号源7と受信端5の間に、光ファイバスプライス13a,13bを経由して又はファイバコネクタを用いて接続される。同様に、復号化マルチモードファイバ16を含む復号化ユニット14は、伝送ファイバ3の送出端9と光ファイバスプライス18a,18bを介して出力ファイバ10の間に接続される。復号化マルチモードファイバ16の長さは、後述する理由で、暗号化ファイバ12の長さと同じ又は実質的に同じである。
システム1の本実施形態において、暗号化及び復号化マルチモードファイバ12,16は、ファイバのアルファ屈折率分布に意図的に加えられた摂動をもって設計されている。そして、それは、暗号化ファイバ12の場合、2つの光モード群の間に遅延差を生じ、復号化ファイバの場合、光モードを再同期するために当該遅延差を打ち消す。本概念を理解するために、順番にいくつか定義される。
光ファイバの屈折率分布は、ファイバを形成するガラスの屈折率と導波路ファイバの半径の間の関係である。相対屈折率は、次のように定義される。
Figure 2010528531
はコア中心の屈折率であり、nはクラッド領域の平均屈折率である。全反射によって光を導くために、光ファイバに関して、コア領域の屈折率nは囲むクラッドの屈折率nよりも大きくなる必要があるので、Δは正の値を有しなければならない。
暗号化マルチモードファイバ12は、2次アルファ分布(second order alpha profile)と、関数f(r)による正の摂動とを有するように設計されている。ファイバ12の正の摂動分布Δpは次のように記述できる。
Figure 2010528531
光信号を元に戻すために、伝送マルチモードファイバ3の他方側の復号化ファイバ16は、2次アルファ分布と、負の摂動(−f(r))とを有するように設計されている。復号化ファイバ16の負の摂動分布Δは次のように記述できる。
Figure 2010528531
ファイバ12及び16のコアとクラッドの間の小さな屈折率差Δn=(n−n)を仮定し、さらにn+ΔnΔopt(r)≫Δnf(r)と仮定すると、ファイバ12及び16によって生じる正規化されたモード遅延T(r)はおおよそ次のように記述できる。
Figure 2010528531
等式(4)から、分布Δを有する暗号化ファイバ12によって提供されたモード遅延は、分布Δを有する復号化ファイバ16を用いることによって完全に相殺されることがはっきり分かる。様々な関数がファイバ摂動関数として用いられ得ることから、理論的に、本アプローチの鍵の数は無限である。
図2A及び図2B,図3A及び図3B,図4A及び図4Bは、暗号化ファイバ12と復号化ファイバ16の屈折率分布である。ここで、縦軸はファイバコアとファイバクラッドの間の正規化された相対屈折率を表わし、横軸はファイバの半径とコアの半径の間の割合を表わしている。これらの分布全てにおいて、最大相対屈折率差はファイバのコアの中心で生じ、最終的に、ファイバの半径がファイバコアの半径と等しくなる場所で差がゼロになる。これらの分布と従来の光ファイバの分布の間の主要な差異は、横軸(正規化された半径)に沿って、0.3,0.5そして0.7で生じる意図的に加えられた摂動である。摂動は次のように表現できる単一ピークガウス関数からなる。
Figure 2010528531
摂動振幅A(0.1<A≦1)と、摂動位置r(0<r≦a)と、摂動パルス幅t(0<t≦1)とを変えることによって、異なる鍵を有する暗号化(又は復号化)ファイバを得ることができる。図2A及び図2Bに示された第1の分布デザインにおいて、パラメータは、r=0.3,A=0.2,t=0.05であり、その2つの差異は図2Bが図2Aに示された関数の負である点である。図3A及び図3Bに示された第2の分布デザインにおいて、パラメータは、r=0.5,A=0.2,t=0.05である。図4A及び図4Bに示された第3の分布デザインにおいて、パラメータは、r=0.7,A=0.2,t=0.05である。図3B及び図4Bはもちろん、図3A及び図4Aに示された関数の負である。
図5は、それぞれr=0.3,0.5,0.7である、図2A及び図2B,図3A及び図3B,図4A及び図4Bにおいて示した3つの正の摂動分布(Δ)に対する正規化されたモード遅延である。図5が示すように、正規化されたモード遅延は、摂動位置rのシフトにより変化している。モード遅延の最大位置及び最小位置は摂動位置により移動することから、異なる摂動位置を有するファイバは、異なる次元モードで、最大の正のモード遅延及び負のモード遅延を有する。この関係は、摂動位置を変えることによって異なる鍵を得ることができることを示している。表1は、最大モード遅延と、単一ピークガウス関数分布摂動の10個のファイバデザインに対して得られた鍵の数を与える。
Figure 2010528531
表1では、鍵の数が0.2nsのモード遅延空間を考慮することによって計算され、暗号化又は復号化ファイバの最大長が30mである。各ファイバデザインに対して、2つの鍵が得られるということが分かる。本発明の鍵の数の全ての計算において、ファイバのパラメータΔn=(n−n)=0.02が用いられた。
図6A及び図6Bは、マルチモード暗号化ファイバ12及びマルチモード復号化ファイバ16の屈折率分布である。分布摂動は、正規化された半径の軸に沿って0.3及び0.4それぞれで生じる中心を有する正と負のダブルピークガウス関数である。ダブルピークガウス関数は次のように表わされる。
Figure 2010528531
摂動振幅A及びA(0.1<A,A≦1)と、摂動位置r(0<r≦a)及びr01(r01≠r,0<r01≦a)と、摂動パルス幅t及びt01(0<t,t01≦1)とを変えることによって、異なる鍵を有する暗号化ファイバ12及び復号化ファイバ16を得ることができる。表2は、以下のように、1メートル当りの最大モード遅延と、ダブルピークガウス関数分布摂動の10個のファイバデザインに対して得られた鍵の数を与える。
Figure 2010528531
表2の全てのファイバデザインに対して、パラメータは、A=A,t=t01であり、r01はそれぞれ0.2,0.05そして0.1である。鍵の数が0.2nsのモード遅延空間を考慮することによって計算され、暗号化又は復号化ファイバの最大長が30mである。各ファイバデザインに対して、3つの鍵が得られるということが分かる。
図7は、負の摂動分布(実線)と正の摂動分布(破線)とに関して、対応する正規化されたモード遅延を示したグラフである。正規化された半径の軸に沿って正の摂動分布Δを有する暗号化ファイバ12によって提供されるモード遅延が、相補的で負の摂動分布Δを有する復号化ファイバ16を用いることによって完全に打ち消されることを明確に示している。
図8A及び図8Bは、マルチモード暗号化ファイバ12及びマルチモード復号化ファイバ16の屈折率分布である。分布摂動は、正規化された半径の軸に沿って0.4,0.5及び0.6それぞれで生じる中心を有する正と負のトリプルピークガウス関数である。トリプルピークガウス関数は次のように表わされる。
Figure 2010528531
摂動振幅A,A及びA(0.1<A,A,A≦1)と、摂動位置r(0<r≦a)、r01(r01≠r,0<r01≦a)及びr02(r02≠r01≠r,0<r02≦a)と、摂動パルス幅t,t01及びt02(0<t,t010,t02≦1)とを変えることによって、異なる鍵を有する暗号化ファイバ12及び復号化ファイバ16を得ることができる。表3は、以下のように、最大モード遅延と、トリプルピークガウス関数の10個のファイバデザインに対して得られた鍵の数を与える。
Figure 2010528531
全てのファイバデザインに対して、パラメータは、A=A=A,t=t01=t02であり、r01=r02はそれぞれ0.2,0.05そして0.1である。表3において、鍵の数が0.2nsのモード遅延空間を考慮することによって計算され、暗号化又は復号化ファイバの最大長が30mである。
図9は、マルチモード暗号化ファイバ12(破線)及びマルチモード復号化ファイバ16(実線)の屈折率分布である。分布摂動はそれぞれ、正の正弦関数、負の正弦関数である。正弦関数は次のように表わせられる。
Figure 2010528531
摂動振幅A(0.1<A≦1)と、周波数パラメータmとを変えることによって、異なる鍵を有する暗号化ファイバ12及び復号化ファイバ16を得ることができる。表4は、以下のように、最大モード遅延と、正弦関数分布摂動の9個のファイバデザインに対して得られた鍵の数を与える。
Figure 2010528531
表4の全てのファイバデザインに対して、パラメータは、Aは0.2である。鍵の数が0.2nsのモード遅延空間を考慮することによって計算され、暗号化又は復号化ファイバの最大長が30mである。
図10は、マルチモード暗号化ファイバ12(上部の線)及びマルチモード復号化ファイバ16(下部の線)の屈折率分布である。分布摂動は正の多項式関数と負の多項式関数である。多項式関数は次のように表わせられる。
Figure 2010528531
摂動振幅A(0.1<A≦1)と、パラメータnとを変えることによって、異なる鍵を有する暗号化ファイバ12及び復号化ファイバ16を得ることができる。表5は、以下のように、最大モード遅延と、多項式関数分布摂動の6個のファイバデザインに対して得られた鍵の数を与える。
Figure 2010528531
表5の全てのファイバデザインに対して、パラメータは、Aは0.2である。鍵の数が0.2nsのモード遅延空間を考慮することによって計算され、暗号化又は復号化ファイバの最大長が30mである。
図11A及び図11Bは本発明のシステムの第2実施形態20の2つの変形を示している。特に図11Aに参照すると、システム1に類似するシステム20は、光パルス信号源7に接続された受信端5及び出力線10に接続された送出端9を有するマルチモード光伝送ファイバとを含む。暗号化ユニット11は、光パルス信号源7とマルチモード光伝送ファイバの受信端5の間に接続され、かつ、復号化ユニット14はファイバ3の送出端9と出力ファイバ10の間に接続される。しかしながら、システム1とは異なり、暗号化ユニット11は、高次及び低次の2つの光モード群に光信号を分割するためのモードスプリッタ22と、モードスプリッタの2つの出力部に接続された光ファイバの2つの異なる区間23a,23bと、並列配置の光ファイバの2つの異なる区間23a,23bに同様に接続された2つの入力部を有するモード結合器24とを含む。本実施形態において、光ファイバ区間23aは低次モードに対応し、ファイバ区間23bは高次モードに対応する。モードスプリッタ22の特徴は、干渉効果が重要ではないように2つのモード群に十分なモードがあるということである。暗号化ユニット11と同様に、復号化ユニット14は、暗号化ユニット11のモードスプリッタ22と同様に高次及び低次の2つの光モード群に光信号を分割するためのモードスプリッタ26と、モードスプリッタ26の出力部に接続された光ファイバの2つの異なる区間27a,27bと、並列配置の光ファイバの2つの異なる区間27a,27bに接続されたモード結合器28とを含む。本実施形態において、ファイバ区間30aに沿って低次のモードが伝わり、一方ファイバ区間30bに沿って低次のモードが伝わる。暗号化ユニット11において、光ファイバ23bは区間ΔLによって光ファイバ23aより長く、一方、復号化ユニット14において、光ファイバ27aは同じ区間ΔLによって光ファイバ27bより長い。さらに、光ファイバ23a,23b,27a,27bの全てが、同じモード遅延特性を有している。
動作中、信号源7からの光パルスは同時に、ファイバ23aを経由して低次のモードで、そしてファイバ23bを経由し高次のモードで平行に導かれる。区間ΔLの差は、少なくとも1ビット周期長の2つの光モード群の間に遅延差を生じるように選択される。1秒当り約10ギガビットと200メガビットの間の範囲の商業的伝送速度に対して、約0.1ナノ秒と5.0ナノ秒の間の範囲の最小遅延に変わった。暗号化された信号が復号化ユニット14に達すると、モードスプリッタ26は、暗号化ユニット11のスプリッタ22と同じ高次及び低次のモードに、暗号化された信号を戻すようにモードを分割し、そして、2つのモード群の間の遅延差が光ファイバ27aと27bの間のΔLによって打ち消される。第2実施形態20は、上記の第1実施形態より、ファイバの分布に組み入れられた正と負の摂動を有する特注の光ファイバを要求しない点で優れていることに留意されたい。
図11Bに示す第2実施形態の変形において、復号化ユニット14は単に、受信端で1つのモード(例えば、高次のモード)群を取り去り、1ビット周期内にうまく到達して出力線10bに導かれる他のモード(例えば、低次のモード)群だけにした。図11Bの実施形態は図11Aの実施形態よりも実施するのにシンプルであるが、再構成された信号が2つの光モード群を使用しないので高い損失という不利益を有する。
図11A及び図11Bに示した第2実施形態の実施の鍵は、選択的なモードを正確に選択でき、かつ再結合できることである。これは、例えばテーパ型マルチモード結合器などのエバネッセントモード結合を用いることによって達成できる。テーパ型マルチモードファイバに結合された出力量はモードにかなり依存することは周知である。そのようなテーパ型結合器に対する基礎理論すでに確立している。また、出願人は、コーニング社の製品コード1517のマルチモードファイバを用いてテーパ型マルチモード結合器を製造することによって、本モードの選択性を実験的に実証した。
図12は、第1実施形態の概念の説明のために実験用の設定を示している。システム1において、200メートルの暗号化ファイバ12(「ロック(lock)」)と、200メートルの伝送マルチファイバ線3と、200メートルの復号化ファイバ16(「鍵(key)」)が使用され、かつ、中心波長1310nmのマルチモードFabry-Perotレーザダイオードが光信号源7(送信器)と受信器10内に使用されている。レーザダイオードは、0.8ギガビット/秒のビットレートの擬似ランダム信号を使用して調整されている。アイダイアグラム35a,35b,35c及び35dは図12に示した様々な位置a,b,c及びdで測定した。暗号化ファイバ12の出力部の位置bで測定された閉じられたアイダイアグラム35bは、信号源7からの信号が暗号化ファイバ12によって与えられた光モードの遅延差によって暗号化されていることを示している。信号が(1300nmにおいてバンド幅472.9MHz−kmを有する)200メートルのマルチモード伝送ファイバ3を介して送信された後、位置cのアイダイアグラム35cはまだ閉じられ、信号がまだ暗号化されていることを示している。最終的に、信号が復号化ファイバ16を介して送信された後、信号のいくつかのモード分散が復号化ファイバによって打ち消されため、開かれたアイダイアグラムは復号化された信号が元に戻されたことを示している。本実験結果は、システムが有効であることを示している。暗号化ファイバ12と復号化ファイバ16の間のモード分散のアンバランスのため、いくつかの信号歪が観察された。暗号化ファイバ12及び復号化ファイバ16のパラメータを最適化することによって、このような歪を最小化することができる。
本発明の異なる変更、付加及び変形は、当業者にとって明らかである。そのようなすべての変更、付加及び変形は、特許請求の範囲及び均等なものによってのみ制限される、本発明の範囲に包含される。
1,20 暗号化及び復号化システム
3 伝送ファイバ
5 受信端
7 信号源
9 送出端
10 出力ファイバ
11,14 暗号化ユニット
13a,13b,18a,18b 光ファイバスプライス
22,26 モードスプリッタ
24,28 モード結合器

Claims (15)

  1. マルチモード光導波路を介して伝送されるパルス光信号を受動的に暗号化及び復号化するためのシステムであって、
    前記光信号が暗号化された、少なくとも1ビット周期長の信号の2つの光モード群の間に遅延差を生じる光ファイバを含み、前記導波路の信号受信端と光信号源の間に接続された暗号化ユニットと、
    受動的に暗号化された信号を復号化する光学要素を有する前記伝送ファイバの信号送出端に接続された復号化ユニットと、
    を備えるシステム。
  2. 前記暗号化ユニット光ファイバは、信号の2つの光モード群の間の前記遅延差を生じる光学特性を有し、かつ、
    前記復号化ユニットは、前記暗号化ユニット光ファイバの光学特性を補完し、前記光信号が復号化された、信号の前記2つの光モード群の間の前記遅延差を打ち消す光学特性を有する光ファイバを有することを特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 前記暗号化ユニット光ファイバと前記復号化ユニット光ファイバの相補的な光学特性は、ファイバのアルファ分布の相補的な摂動を含むことを特徴とする請求項2記載のシステム。
  4. 前記相補的な摂動がガウス関数分布摂動であることを特徴とする請求項3記載のシステム。
  5. 前記相補的な摂動が正弦関数分布摂動であることを特徴とする請求項3記載のシステム。
  6. 前記相補的な摂動が多項式関数分布摂動であることを特徴とする請求項3記載のシステム。
  7. 前記相補的な摂動が放物線関数分布摂動又は双曲線関数分布摂動であることを特徴とする請求項3記載のシステム。
  8. 前記相補的な摂動が、ガウス関数分布摂動、超ガウス関数分布摂動、正弦関数分布摂動、多項式関数分布摂動、放物線関数分布摂動、双曲線関数分布摂動、矩形関数分布摂動及び三角形関数分布摂動の任意の組合せであることを特徴とする請求項3記載のシステム。
  9. 前記相補的な摂動が単一又は多数のピーク関数分布摂動であることを特徴とする請求項3記載のシステム。
  10. 信号を暗号化するための、直列に接続された多数の暗号化ユニットと、
    暗号化された信号を復号化するための、直列に接続された多数の復号化ユニットと、
    を含むことを特徴とする請求項3記載のシステム。
  11. 前記暗号化ユニットが、前記信号源に接続された入力部と前記信号の2つの光モード群を送信するための第1及び第2出力部とを有するモードスプリッタと、前記光信号が暗号化された、少なくとも1ビット周期長の信号の前記2つの光モード群の間に前記遅延差を生じる前記第1及び第2モードスプリッタ出力部に接続された光ファイバの第1区間L1及び第2区間L2と、前記光ファイバの第1区間L1及び第2区間L2とそれぞれ接続された第1入力部及び第2入力部と出力部とを有するモード結合器とを含むことを特徴とする請求項1記載のシステム。
  12. 前記光ファイバの第1区間L1及び第2区間L2が、前記信号の前記2つの光モード群の間に前記遅延差が生じるように異なることを特徴とする請求項11記載のシステム。
  13. 前記復号化ユニットが、前記導波路の前記送出端に接続された入力部と、前記暗号化ユニットの前記モードスプリッタと同じ前記信号の2つの光モード群を分ける第1出力部及び第2出力部とを有するモードスプリッタを含むことを特徴とする請求項11記載のシステム。
  14. 前記復号化ユニットが、前記復号化ユニットモードスプリッタの前記第1出力部及び第2出力部に接続された光ファイバの第3区間L3及び第4区間L4を含み、かつ、信号の前記2つの光モード群の間の前記遅延差が打ち消され、信号が復号化されるように、L3及びL4は異なる長さであることを特徴とする請求項13記載のシステム。
  15. 前記光信号が受動的に暗号化され、かつ、前記光信号が復号化されて、信号の前記2つの光モード群の間の前記遅延差を打ち消すことを特徴とする請求項1記載のシステム。
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