JP2010528364A - 間欠的故障の診断 - Google Patents
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Abstract
Description
1.SD(システム記述)は1組の一次センテンスである。
2.COMPS(システムコンポーネント)は定数の有限集合である。
3.OBS(1組の観察)は1組の一次センテンスである。
式中、αは、事後確率の合計が1となるように選択される。コンポーネントciの出力が観察される際に、pt(x=v|[ci])=g(ci)であることに注目されたい。tサンプル後は、
がATMS節として直接表示される場合、任意の後のサンプルにおいてc0の値は推論できない。g(c)が3つのゲートにおいて異なる場合、c0の測定は有用でありうる。この実施において、全てのGDEコンフリクトは、注目された時刻と共にATMS節として表示される。従って、図3に関するコンフリクトは次のように表される。
e未満の誤診断確率を達成するためには、
このとき、g=0.9及びe=0.01、n=43.7である。ここでAが故障している場合について考察する。故障が出現するまで、Aは正しい値を出力し、結果はBが故障している場合と同一に見える。故障は概ね1/(2−2g)=4.5サンプルにおいて出現する。従って、図9の診断回路90の期待コストは概ね24.1である。この実施では類似の結果が得られる。既述の如く、入力から間欠を更に分離することは、かなり高価であることがわかる。
であり、S中の全てのコンポーネントが異常な値を出力している場合、時間tにおいてrが保持される。より形式的には、
ここで、観察関数を次のように定義できる。
rは任意の観察を表すことができるが、この議論中の全ての例において、rはxi=vkである。必要な計算は、コンポーネントの数ではなく故障の数における指数であり、pt(xi=vk|D(Cp,Cn))は効率的に評価されうる。これらは、ATMS/HTMSフレームワークで直接評価することが可能である。
U(x)は(前記AB(x)と同様に)間欠的故障として扱われる。診断の定義は各コンポーネントへのモードの割り当てとして一般化される。例えば、全加算器に関する診断[O1]は[U(O1)](Gモードを含まない)として表される。本出願のアプローチは1で固定されたインバータ、及び故障しているインバータ、例えば[SA1(X)]対[U(X)]を識別すべく利用できる。
Claims (21)
- システムにおける継続故障及び間欠的故障の任意の組み合わせ、あるいは間欠的故障を判断する方法であって、
特定の点にてシステムを測定又はプロービングすることにより前記システムの挙動を取得し、
少なくとも前記システムのシステムモデルの条件付き確率、事前の観察及びコンポーネントモデルに基づいて推論を導出することで、前記システムモデルの予測挙動を調査し、
前記予測をシステム中の対応する点と比較し、
前記測定された挙動と前記予測挙動との間のコンフリクト又は偏差の存否を判断し、
後続の測定及び/又はプロービングが異なる値又は出力を生ずる可能性を許容すべく、前記システムにおける動作故障がより正確に反映されるように前記条件付き確率を調整し、
新たな値又は出力に基づいて最終結果を取得すべく前記予測挙動と実際の挙動との間のコンフリクト又は偏差を利用する、
ことを含む方法。 - 所定数の測定及び/又はプローブの間に前記最終結果に到達しない場合にエラー出力を生成することを更に含む請求項1記載の方法。
- 前記最終結果が1つ又は複数の故障を引き起こすコンポーネントを分離することを含む請求項1記載の方法。
- 測定及び/又はプローブを実施する次の位置及び/又は点を決定することを含む、次の段階の測定及び/又はプロービングを更に含む請求項1記載の方法。
- 前記システムモデルは、前記システムの動的挙動をモデル化する請求項1記載の方法。
- 前記システムの前記動的挙動は非時間的事象のシーケンスであると見なされる請求項5記載の方法。
- 間欠的故障は前記システムモデルの任意の抽象レベルにおいて間欠的な確率的物理的プロセスから発生する請求項1記載の方法。
- 多数のコンポーネントを有し、間欠的故障又は非間欠的故障の任意の組み合わせを含む、現実世界のシステムをトラブルシュートする方法であって、前記方法は、
現実世界のシステムのモデルを生成し、前記システムモデルは多数のモデルコンポーネントを含み、
前記システムモデルの各モデルコンポーネントを2つの確率、すなわち(1)前記現実世界のコンポーネントがその設計から逸脱し、故障を示している確率、及び(2)(潜在的に間欠的なコンポーネントについて)故障コンポーネントが観察時に誤動作している条件付き確率、と関連付け、
次の段階の観察及び/又は測定を導くべく可能な故障原因と関連付けられた前記条件付き確率を再計算し、
次の段階観察及び/又は測定を実施し、
十分なデータが取得されたか否かを判断し、
最終結果に到達する、
ことを含む方法。 - 所定数の測定及び/又は観察の間に許容できる最終結果に到達しない場合にエラー出力を生成することを更に含む請求項8記載の方法。
- 前記最終結果に到達することは1つ又は複数の故障を引き起こすコンポーネントを分離することを含む請求項8記載の方法。
- 前記観察及び/又は測定の次の段階を実施するステップは、観察及び/又は測定を行うための次の位置を決定することを含む請求項1記載の方法。
- 前記システムモデルは、前記システムの前記動的挙動をモデル化する請求項8記載の方法。
- 前記システムの前記動的挙動は非時間的事象のシーケンスであると見なされる請求項12記載の方法。
- 間欠的故障は前記システムモデルの任意の抽象レベルにおいて間欠的な確率的物理的プロセスから発生する請求項8記載の方法。
- 計算デバイスと共に使用するためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ製品は、
システムにおける継続故障及び間欠的故障の任意の組み合わせ、あるいは間欠的故障を判断する方法であって、
特定の点にてシステムを測定又はプロービングすることによりシステム挙動を取得し、
少なくとも条件付き確率、事前の観察及びコンポーネントモデルに基づいて推論を引き出すことで、前記システムのシステムモデルの予測挙動を調査し、
前記予測を前記システム中の対応する点と比較し、
前記測定された挙動と前記予測挙動との間におけるコンフリクト又は偏差の存否を判断し、
後続の測定が異なる値を生ずる可能性を許容すべく、前記システムにおける動作故障がより正確に反映されるように前記条件付き確率を調整し、
新たな値又は出力に基づいて最終結果を取得すべく前記予測挙動と実際の挙動との間のコンフリクト又は偏差を利用する、
ことを含む方法をコンピュータに実行させるために使用するコンピュータ可読プログラムコードを有するコンピュータで使用可能な媒体を含む、コンピュータプログラム製品。 - 所定数の測定及び/又は観察の間に許容できる最終結果に到達しない場合にエラー出力を生成することを更に含む請求項15のコンピュータプログラム製品。
- 前記最終結果を取得することは1つ又は複数の故障を引き起こすコンポーネントを分離することを含む請求項15記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記観察及び/又は測定の次の段階を実施するステップは、観察及び/又は測定を行うための次の位置を決定することを含む請求項15記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記システムモデルは、前記システムの前記動的挙動をモデル化する請求項15記載のコンピュータプログラム製品。
- 前記システムの前記動的挙動は非時間的事象のシーケンスであると見なされる請求項19記載のコンピュータプログラム製品。
- 間欠的故障は前記システムモデルの任意の抽象レベルにおいて間欠的な確率的物理的プロセスから発生する請求項15記載のコンピュータプログラム製品。
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