JP2010527743A - 棘状突起のインプラント及びその使用方法 - Google Patents

棘状突起のインプラント及びその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】脊椎内に処置を行う器具と方法とをここに開示する。
【解決手段】ある実施形態では、方法は、棘状突起の側面に近接してインプラントを配設する工程を有する。インプラントの第1の部分は、棘状突起の上面に横方向に置かれる。インプラントの第2の部分は、棘状突起の底面の下に横方向に置かれ、その結果、棘状突起の少なくとも一部分は、インプラントによって画定される内部領域内に配設される。他の実施形態では、装置は、棘状突起に結合されるように構成されたインプラントを有する。インプラントは、第2のインプラント及び棘状突起間のスペーサの少なくとも一方に接触するように構成された外面を有する。閉鎖部材はインプラントに結合され、開放された形態と閉鎖された形態とを有し、棘状突起にインプラントをしっかりと固定する。
【選択図】図17

Description

本出願は、2007年5月25日に出願された「棘状突起のインプラント及びその使用方法(Spinous Process Implants And Methods Of Using The Same)」という発明の名称を有する米国特許出願第11/802,931号、及び、2007年5月25日に出願された「棘状突起のインプラント及びその使用方法(Spinous Process Implants And Methods Of Using The Same)」という発明の名称を有する米国特許出願第11/802,932号の優先権を主張し、それらの継続であり、参照することで、その全体を本出願に組み込む。
本発明は、一般には、医療器具及び処置に関し、例えば、脊椎の症状を経皮的に治療する医療器具と方法を含み、更に特定すれば、近接した棘状突起に結合可能な経皮的脊椎インプラント(percutaneous spinal implants)を使用した脊椎圧迫(spinal compression)の治療に関する。
多くの人に影響を与える背中の症状は、脊椎狭窄症(spinal stenosis)である。脊椎狭窄症は、脊髄(spinal cord)の圧迫を引き起こす脊椎管(spinal canal)の進行性の狭窄である。脊椎(spinal column)の各椎骨(vertebra)は、それを貫通して伸びて他の椎骨の開口部と垂直方向に整合した開口部を有し、脊椎管を形成する。脊髄は、脊椎管を通って伸びる(run)。脊椎管が狭くなると、脊髄と脊髄から近接した椎骨の間を伸びる神経根(nerve roots)とは圧迫されて、多くは炎症を起こす。脊椎狭窄症は、疼痛(pain)、弱体化(weakness)、無感覚化(numbness)、焼ける感じ(burning sensations)、うずき(tingling)を引き起し、特に辛い症例では、膀胱(bladder)又は腸(bowel)の機能の喪失、すなわち麻痺(paralysis)を引き起すことがある。脚、ふくらはぎ(calves)及び臀部(buttocks)は、脊椎狭窄症によって最も一般的に影響を受けるが、肩及び腕が影響を受けることもある。
脊椎狭窄症の軽い症例は、休息や活動の制限、非ステロイド系抗炎症剤(nonsteroidal anti-inflammatory drugs)(例えば、アスピリン)、副腎皮質ステロイドの注射(corticosteroid injections)(硬膜外ステロイド(epidural steroids))、及び/又は、物理的療法により治療することができる。一部の患者は、前屈姿勢(bending forward)、座姿勢又は横臥姿勢(sitting or lying down)が痛みを緩和するのを助けることが分かっている。これは、前屈姿勢が、より多くの椎骨空間を生じ、このことにより、神経の圧迫を一時的に緩和するからである。脊椎狭窄症は進行性の疾患であるから、患者の痛みが増すのに伴ない、圧力源を外科的に矯正しなければならない(減圧椎弓切除(decompressive laminectomy))。外科的処置により、脊椎管に悪影響を与え又は脊髄に圧力を加えていた骨及びその他の組織を除去することができる。また、2つの隣接する椎骨は、外科的処置の間、癒合させ、脊椎すべり症(spondylolisthesis)により引き起されたもののような、不安定領域、不適切な整合又は滑りを防止することもできる。外科的減圧術は、脊椎管の幅を広くすることにより、脊髄又は脊髄神経に加わる圧力を緩和することができる。この処置は、圧力に寄与する領域を除去すべく脊椎にアクセスするため患者を切開するとき、患者に全身麻酔を施すことを必要とする。しかし、この処置の結果、血液の損失、また、顕著な合併症が増す機会が生じ、また、通常、入院期間が長引くことになる。
近接した棘状突起間への延伸を制限するために、棘状突起間に器具(例えば棘状突起間のインプラント)を埋め込むことを含む公知の処置もある。そのような器具は、一般に、患者の脊椎が少なくともいくらか動く間、棘状突起に直接に接触する。
延伸を制限するために、棘状突起に近接し棘状突起間に器具を埋め込む結果、脊椎の症状の治療に使用可能で棘状突起に対する潜在的な損傷を減らし損傷を除去できる装置が必要である。
脊椎内に処置を行う器具と方法を本明細書に開示する。ある実施形態では、方法は、棘状突起の側面に近接してインプラントを配設する工程を有する。インプラントの第1の部分は棘状突起の上面に横方向に置かれる。インプラントの第2の部分は棘状突起の底面の下に横方向に置かれ、その結果、棘状突起の少なくとも一部分は、インプラントによって画定される内部領域内に配設される。他の実施形態では、装置は、棘状突起に結合されるように構成されたインプラントを有する。インプラントは、第2のインプラント及び棘状突起間のスペーサの少なくとも一方に接触するように構成された外面を有する。閉鎖部材(closure member)は、インプラントに結合されて、棘状突起上にインプラントを置く開放された形態(an open configuration)と、棘状突起にインプラントをしっかりと固定する閉鎖された形態(a closed configuration)とを有する。
脊椎の一部分の概念図に結合したように示された、本発明の実施形態に従った医療器具の概念図である。 本発明の実施形態に従ったインプラントの側面透視図である。 図2のインプラントの端面図である。 本発明の実施形態に従った近接した椎骨と一対のインプラントの背面図であり、近接した椎骨とインプラントとの間に配設された器具の一方に各々が結合して示されている。 図4のインプラントと、器具と椎骨の側面図である。 本発明の実施形態に従ったインプラントの分解端面図である。 本発明の実施形態に従った近接した椎骨と一対のインプラントの側面図であり、近接した椎骨の1つと互いの接触部とに各々が結合して示されている。 互いから空間を挟んで離間して示されたインプラントと共に示された、図7のインプラントと近接した椎骨の背面図である。 互いから空間を挟んで離間して示されたインプラントと共に示された、図8のインプラントと近接した椎骨の側面図である。 棘状突起の一部分に結合して示された、本発明の実施形態に従ったインプラントの端面図である。 請求項10のインプラントの一部分の側面斜視図である。 インプラントの異なる実施形態の端面図である。 インプラントの異なる実施形態の端面図である。 インプラントの異なる実施形態の端面図である。 3つの近接した椎骨に結合して示された、本発明の実施形態に従った3つのインプラントの背面図である。 図15のインプラント及び近接した椎骨の側面図である。 2つの近接した椎骨に結合して示された、本発明の実施形態に従った2つのインプラントの背面図である。 図17のインプラント及び近接した椎骨の側面図である。 図18のインプラントの側面斜視図である。 収縮した形態で示され挿入シースの一部分内に配設された、本発明の実施形態に従ったインプラントの側面図である。 展開した形態で示された椎骨に結合された図20のインプラントの背面図である。 展開した形態で示された椎骨に結合されたインプラントの他の実施形態の背面図である。 本発明の実施形態に従った近接した椎骨と一対のインプラントの側面斜視図であり、近接した椎骨の1つに各々が結合して示されている。 本発明の他の実施形態に従ったインプラントの背面図である。 中央の椎骨の上方と下方の両方で棘の靭帯(棘間の靭帯)の中に3つの椎骨と開口部とを図解する脊椎の一部分の側面図である。 図25の脊椎と図24のインプラントの部分の背面図である。 図26の脊椎の部分(不図示の棘の靭帯)と、中央の椎骨の棘状突起上に配設された図24のインプラントの背面図である。 本発明の実施形態に従った一対の椎骨と一対のインプラントの背面図であり、各々が近接した椎骨の1つに結合して示されている。 本発明の実施形態に従った一対の椎骨と一対のインプラントの背面図であり、各々が近接した椎骨の1つに結合して示されている。 一対の棘状突起の背面図であり、各々が棘状突起に結合して示された本発明の実施形態に従ったインプラントを伴っている。 棘状突起の背面図であり、棘状突起に結合して示された本発明の異なる実施形態に従ったインプラントを伴っている。 棘状突起の背面図であり、棘状突起に結合して示された本発明の異なる実施形態に従ったインプラントを伴っている。 棘状突起の背面図であり、棘状突起に結合して示された本発明の異なる実施形態に従ったインプラントを伴っている。 棘状突起の背面図であり、各々が棘状突起に結合して示された本発明の実施形態に従ったインプラントを伴っている。 棘状突起の背面図であり、棘状突起に結合して示された本発明の実施形態に従ったインプラントを伴っている。 図35の棘状突起とインプラントの側面図である。 開放位置にて連結部材と共に示された、本発明の実施形態に従ったインプラントの背面図である。 閉鎖位置にて連結部材と共に示された、図37のインプラントの背面図である。 変形した形態で示された、図37のインプラントの背面図である。 本発明の実施形態に従ったインプラントの背面図である。 本発明の実施形態に従ったインプラントの背面図である。 本発明の実施形態に従った方法を図解するフローチャートである。 本発明の他の実施形態に従った方法を図解するフローチャートである。 本発明の他の実施形態に従った方法を図解するフローチャートである。
医療処置を脊椎内に施す器具及び方法をここに開示する。一つの実施形態では、装置は、第1のインプラント及び第2のインプラントを有する2つの部分のインプラントを含む。各インプラントは、近接した棘状突起に結合可能である。いくつかの実施形態では、例えば延伸が制限された棘状突起間のインプラントのような、近接した棘状突起間に配設された器具に接触可能な表面を有する。いくつかの実施形態では、第1のインプラントは、各インプラントがそれぞれ近接した棘状突起に結合するとき、第2のインプラントの表面に接触したりしなかったりすることが可能な表面を有する。いくつかの実施形態では、第1及び第2のインプラントは、延伸量を制限するために、脊椎が伸びた状態にあるとき互いに接触可能であり、脊椎が曲がっている間は互いに空間を挟んで離間した(at a spaced distance from each other)状態にある。その結果、インプラントが近接した棘状突起に結合するとき、インプラントが椎骨と棘状突起とを互いに固定的に結合しないので、脊椎の曲がりが未だに起こる。
いくつかの実施形態では、インプラントは、脊椎の延伸を少なくとも部分的に制限でき、及び/又は、脊椎の曲げを少なくとも部分的に制限できる。例えば、いくつかの実施形態では、第1のインプラントは第1の棘状突起に結合可能で、第2のインプラントは第1の棘状突起に近接した第2の棘状突起に結合可能であり、例えばつなぎ縄(tether)、策(rope)、てこ(lever)等の連結部材(linking member)が第1及び第2のインプラントの両方に結合可能である。連結部材は、2つの棘状突起間の曲がる量を制限するために使用されることがある。
いくつかの実施形態では、インプラントは実質的にU字形状で、棘状突起の底面や上面に結合可能である。いくつかの実施形態では、インプラントは実質的にC字形状で、棘状突起の側面部分に結合可能である。いくつかの実施形態では、インプラントは、棘状突起の背面部分をほとんど覆う。
インプラントは、例えば近接した棘状突起間に配設された器具による接触から結果として生じることがある、棘状突起に対する消耗(wear)や損傷(damage)からの保護を提供することが可能である。例えば、棘状突起間のインプラントは2つの棘状突起間に配設可能であり、脊椎の延伸を制限する。そのような器具は、脊椎が動く間に、棘状突起に擦れるかもしれないし、及び/又は、衝撃を与えるかもしれない。インプラントは、そのような器具と連携して、保護キャップとして機能することもある。いくつかの実施形態では、インプラントは、棘状突起間のインプラントとして、そして、棘状突起に対する保護カバーとして、脊椎の延伸を制限するために、ひとつになって機能することがある。いくつかの実施形態では、インプラントは、棘状突起に結合可能な単一のインプラントだけを含む。そのような実施形態では、インプラントは、棘状突起と近接した棘状突起間に配設された器具とに接触可能な表面を含むことがある。
1つの実施形態では、装置は、脊椎の第1の棘状突起に結合するように構成されたインプラントを含む。インプラントは、第1の棘状突起に結合するとき、実質的にC字形状を有し、脊椎が伸びた状態にあるとき、第1の棘状突起と脊椎の第2の棘状突起との間に配設された器具に接触するように構成された外面を有する。外面は、脊椎が曲がった状態にあるとき、器具から空間を挟んで離間した状態にあるように構成される。
他の実施形態では、装置は、脊椎の第1の棘状突起に結合されるように構成された第1のインプラントを含む。第2のインプラントは脊椎の第2の棘状突起に結合するように構成され、連結部材は第1のインプラント及び第2のインプラントに結合する。第1のインプラントの表面は、脊椎が伸びた状態にあるとき、第2のインプラントの少なくとも一部に、或いは、棘状突起間のインプラントに接触するように構成されており、脊椎が曲がった状態にあるとき、第2のインプラントの少なくとも一部から、或いは、棘状突起間のインプラントから空間を挟んで離間しているように構成されている。連結部材は、脊椎が曲がった状態にあるとき、第1の棘状突起と第2の棘状突起との間の空間を、少なくとも部分的に制限するように構成されている。
別の実施形態では、装置は、脊椎の棘状突起に結合するように構成されたインプラントを含み、第2のインプラントの少なくとも一部に、或いは、棘状突起間のスペーサに接触するように構成された外面を有する。閉鎖部材(closure member)は、インプラントに結合している。閉鎖部材は、インプラントを棘状突起上に置く開放された形態(an open configuration)と、インプラントを棘状突起にしっかりと固定する(secure)閉鎖された形態(a closed configuration)とを有する。
1つの実施形態では、方法は、第1の棘状突起に第1のC字形状のインプラントを結合する工程を含む。第2のC字形状のインプラントは、脊椎の近接した第2の棘状突起に結合している。第1のインプラントの外面の少なくとも一部分は、脊椎が伸びた状態にあるとき、第2のインプラントの外面の少なくとも一部分に接触するように構成されている。第1のインプラントの外面、及び、第2のインプラントの外面は、脊椎が曲がった状態にあるとき、互いに空間を挟んで離間した状態にある。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用するとき、単数形は、文脈上明示されない限り、複数の指示対象を含む。したがって、例えば、用語「1つの部材」は、ただ1つの部材、または部材の組合せを意味するものと意図されており、「1つの材料」は、1つまたは複数の材料、あるいはそれらの組合せを意味するものと意図されている。さらに、用語「近位」及び「遠位」は、それぞれ、患者に医療器具を挿入する操作者(例えば、外科医、内科医、看護婦、技師など)に近い方向、及び操作者から遠い方向を表し、器具の先端(すなわち、遠位端)が、最初に患者の体内に挿入される。よって、例えば、患者の体内に挿入されるカテーテルの端部はカテーテルの遠位端であり、一方、患者の体外のカテーテルの端部はカテーテルの近位端である。
図1は、ここで記述される方法を実行するために使用可能な医療器具の例の概念図である。医療器具20は、例えば脊椎内の、例えば経皮的な医療等の侵襲が最小限の外科的処置を実行するために使用されることがある。医療器具20は、棘状突起に結合可能なインプラント22を含む。いくつかの実施形態では、医療器具20は、第1のインプラント22と第2のインプラント24とを有し、各々は異なる棘状突起に結合されることがある。例えば、第1のインプラント22は第1の棘状突起S1に結合され、第2のインプラント24は近接した第2の棘状突起S2に結合されることがある。
第1のインプラント22は外面26を含むことがあり、第2のインプラント24は外面28を含むことがある。第1のインプラント22の外面26の少なくとも一部分、及び、第2のインプラント24の外面28の少なくとも一部分は、互いに、棘状突起S1と棘状突起S2との間に配設された器具Dに接触可能である。例えば、脊椎が伸びた状態にあるとき、各インプラント22,24の外面26,28の少なくとも一部分は、器具Dに接触可能である。脊椎が曲がった状態にあるとき、外面26又は外面28は、器具Dに接触可能である。第1のインプラント22及び第2のインプラント24は、保護カバーとして機能することが可能であり、器具Dが棘状突起S1,S2に接触することで引き起こされる棘状突起への潜在的な損傷を減らす。
いくつかの実施形態では、外面26及び外面28は互いに動いて接触したりしなかったりすることが可能である。いくつかの実施形態では、器具Dは、存在しない。例えば、第1のインプラント22及び第2のインプラント24は各々、近接した棘状突起S1,S2に結合されることがあり、患者の脊椎が通常通りに動く間、外面26及び外面28が互いに接触したりしなかったりするように構成されることがある。そのような実施形態では、患者の背骨(spine)が通常通りに動く間、外面26及び外面28はときどき互いに接触し、他の時には互いに空間を挟んで離間する。例えば、脊椎が伸びた状態にある間、外面26及び外面28は互いに接触することがあり、棘状突起S1,S2の延伸(例えば互いに向かう動き)を制限することがある。脊椎が曲がっている間、外面26及び外面28は互いに空間を挟んで離間する。その結果、第1のインプラント22及び第2のインプラント24は、棘状突起S1,S2の延伸が制限されることがあるが、脊椎が動く間、曲げ(flexion)、横方向の曲げ(lateral bending)、又は、棘状突起のS1,S2の互いに対する軸方向の回転(axial rotation)や脊椎に対する軸方向の回転を制限することはない。
各インプラント22,24は、様々な異なる結合方法を使って棘状突起S1,S2に結合されることがある。加えて、第1のインプラント22及び第2のインプラント24の各々は、同じ結合形態を有すること、或いは、異なった結合形態を有することがある。いくつかの実施形態では、インプラント22及び/又はインプラント24は、棘状突起の表面に係合可能な内面上に結合部分を有することがある。例えば、内面は、インプラントを棘状突起にしっかりと固定可能な、背骨、突起部(protrusions)、鉤(barbs)等を含むことがある。いくつかの実施形態では、第1のインプラント22及び/又は第2のインプラント24は、1又は2以上の開口部を画定可能であり、ねじ、釘、ピンや他の締結器具は、開口部を貫通して棘状突起に挿入され結合されることがある。他の実施形態では、第1のインプラント22及び/又は第2のインプラント24は、棘状突起に接着結合されることがあり、或いは、第1のインプラント22及び/又は第2のインプラント24を縁曲げ(crimping)することで棘状突起に結合されることがある。更に他の実施形態では、例えばストラップ等の構成要素は、第1のインプラント22及び/又は第2のインプラント24を棘状突起に結合するために使用されることがある。
第1のインプラント22及び/又は第2のインプラント24は、例えば、上の棘状突起の下面、或いは、下の棘状突起の上面のような、棘状突起の一部分だけに結合されるように構成されることがある。他の実施形態では、第1のインプラント22及び/又は第2のインプラント24は、棘状突起の一部分を実質的に囲むことがある。インプラント22,24の様々な形態が、特定の実施形態を参照して、以下に更に詳細に記述される。
いくつかの場合では、単一のインプラント22,24だけが提供され、患者の脊椎内に挿入されて選択された脊椎に結合されることがある。他の場合では、2又は3以上のインプラント22,24が所望されることがある。例えば、2つのインプラントが所望されることがある。そこでは、近接した棘状突起の1つに各インプラントが結合されて、近接した棘状突起間に単一の器具(例えば延伸制限器具、棘状突起間のインプラント等)が配設される。他の場合では、3以上のインプラントが所望されることがある。例えば、処置は、第1の器具を第1の棘状突起と第2の棘状突起との間に挿入することと、第2の延伸制限器具を例えば第2の棘状突起と第3の棘状突起との間に挿入することとを含むことがある。そのような場合、3つのインプラントが所望され、各インプラントの一部は器具に接触されることがある。他の数の延伸制限器具及びインプラントが、特別の医療症例と所望される処置の型に依存して、代替的に使用されることがある。
様々な一般的な実施例を上述したが、特定の実施形態のいくつかの実施例が今や記述される。これらの実施形態は、実施例に過ぎず、医療器具20の他の多くの形態が熟考される。
図2乃至図5は、本発明の実施形態に従った医療器具(「インプラント」として参照される)を図解する。医療器具120は、第1のインプラント122(図2乃至図5)と第2のインプラント124(図4及び図5)とを有する。第1のインプラント122だけが図2及び図3を参照して記述され、第2のインプラント124は第1のインプラント122に同一であるが異なる方向に向けられ、異なる棘状突起に結合される。第1のインプラント122は、実質的にU字形状の形態を有し、内面130及び外面126を有する。内面130は、第1のインプラント122を棘状突起に結合されるように構成された一対の結合部分132を有する。例えば、結合部分132は、棘状突起にフックで引っ掛けるか、突き立てる(dig)ことが可能な突起部を有する。代替的には、第1のインプラント122によって画定された内側部分は棘状突起よりも小さいことがあり、第1のインプラント122は棘状突起と締まり嵌めされ(interference fit)、結合部分132はすべり(slippage)を減らすために粗らされた表面を有する。外面126は、図4及び図5を参照して更に詳細に記述されるように、近接された棘状突起間に配設された器具に接触することがある。
図4及び図5に示されるように、第1のインプラント122は椎骨V1の第1の棘状突起S1に結合可能で、第2のインプラント124は椎骨V2の近接した第2の棘状突起S2に結合可能である。第1のインプラント122を第1の棘状突起S1にしっかりと固定するために、第1のインプラント122は棘状突起上に縁曲げ可能であり、その結果、結合部分132の突起部は、第1のインプラント122を第1の棘状突起S1にしっかりと固定する。第2のインプラント124は、同じ方法で、第2の棘状突起S2にしっかりと固定する。
図4及び図5に示されるように、棘状突起間のインプラントDは、第1のインプラント122と第2のインプラント124との間に配設される。第1のインプラント122の外面126の少なくとも一部分と、第2のインプラント126の外面128の少なくとも一部分とが、脊椎が動く間に、器具Dに接触することがある。例えば、上述したように、脊椎が伸びた状態にあるとき、外面126,128は、図4及び図5に示されるように、器具Dの表面に接触可能である。脊椎が曲がった状態にあるとき、外面126,128は、器具D(不図示)から空間を挟んで離間可能であり、或いは、器具Dに接触可能である。第1のインプラント122及び第2のインプラント124は保護カバーとして機能し、器具Dが第1のインプラント122及び/又は第2のインプラント124に衝突することで生じ得る潜在的な損傷を減らすことに役立つ。
図6乃至図9は、他の実施形態に従った医療器具を図解する。医療器具220は、第1のインプラント222及び第2のインプラント224を有する。第1のインプラント222だけが図6を参照して記述され、第2のインプラント224は第1のインプラント222と同一であるが異なる方向に向けられ、異なる棘状突起に結合される。第1のインプラント222は、内面230及び外面226を有する。内面230の少なくとも一部分は、棘状突起に接触するように構成される。外面226の少なくとも一部分は、棘状突起が動く間、第2のインプラント224の外面228(図7乃至図9)に接触可能である。この実施形態では、第1のインプラント222及び第2のインプラント224の各々は、(図6で第1のインプラント222のために示された)開口部236を画定可能である。開口部236は、それを通してインプラント222を棘状突起に結合させるために使用されるねじ部234を受けることが可能である。開口部は、ねじ部234に螺合するためにねじが切られることがある。他の実施形態において、開口部は、ねじが切られていない。そのような実施形態では、自己タップ型のねじ(self-tapping screw)又はピン又は釘が、インプラントを棘状突起にしっかりと固定するために使用される。
図7乃至図9は、椎骨V1の第1の棘状突起S1に結合された第1のインプラント222と、椎骨V2の第2の棘状突起S2に結合された第2のインプラント224とを図解する。第1のインプラント222を第1の棘状突起S1にしっかりと固定するために、第1のインプラントは、第1の棘状突起S1の一部分の上方に置かれ、ねじ部234は、開口部236を貫通して挿入されて、少なくとも部分的に第1の棘状突起S1に螺合される。第2のインプラント224は、同じ方法で第2の棘状突起にしっかりと固定される。この実施形態では、脊椎が伸びる間、第1のインプラント222の外面226及び第2のインプラント224の外面228は、図7に示されるように、互いに接触可能である。この方法で、第1のインプラント222及び第2のインプラント224は、延伸制限器具(例えば棘状突起間のインプラント)として機能し、第1の棘状突起S1及び第2の棘状突起S2の延伸量を制限する。脊椎が曲がる間、第1のインプラント222の外面226及び第2のインプラント224の外面228は、図8及び図9に示されるように、互いに空間を挟んで離間可能である。第1のインプラント222と第2のインプラント224とはそれぞれ棘状突起S1とS2とに直接に結合されるから、棘状突起S1及びS2に衝撃を与える棘状突起間のインプラントから生じ得る潜在的な消耗を減らすことが可能である。
図10乃至図13は、インプラントが異なる、代替の実施形態を図解する。図10及び図11は、実質的にU字形状の形態と外面326とを有するインプラント322を図解する。外面326は、上述したように、近接した棘状突起間に配設された器具(例えば棘状突起間のインプラント)に接触可能である。代替的には、外面326は、近接した棘状突起に結合された他のインプラントの外面に接触可能である。この実施形態では、インプラントは、ストラップ338を使用する棘状突起Sに結合可能である。インプラント322に結合されたコネクタ340の開口部348(図11参照)を通してストラップ338の端部342,344を挿入することで、ストラップ338はインプラント322にしっかりと固定される。図11に示されるように、開口部348の一方又は両方は、ストラップが開口部348を通して1方向にだけ引かれることを可能にする歯(teeth)や鉤を有する。インプラント322を棘状突起Sにしっかりと固定するために、ストラップ338は、棘状突起Sの一部分の周りに置かれることが可能で、端部342,344の少なくとも1つは引かれることが可能で、その結果、ストラップ338はインプラント322を棘状突起Sに固定する(tighten)。インプラントはコネクタ340を3以上有することがあり、その結果、更なるストラップ338は、インプラント322を棘状突起にしっかりと固定することに使用される。コネクタ340は、様々な結合方法を使用して、インプラント322に結合可能である、例えば、コネクタ340は、インプラント322の中へインサートモールド可能であり、或いは、インプラント322へ接着結合可能である(can be adhesively coupled to)。
図12は、棘状突起Sと隣接した棘状突起(不図示)との間に配設された器具に接触可能な外面426を有するインプラント422を図解する。代替的には、外面426は、近接した棘状突起に結合される他のインプラントに接触可能である。この実施形態では、インプラント422は、棘状突起と実質的に同じ形状を有する開口部446を画定する。インプラント422は、インプラント422の開口部446を棘状突起Sの一部分の上に置くことによって、棘状突起Sにしっかりと固定可能である。インプラント422は、可撓性材料で形成可能であり、その結果、インプラント422は、棘状突起Sの形状に実質的に合致可能である。いくつかの実施形態では、インプラント422は、インプラント422と棘状突起Sとの間に摩擦嵌め(friction fit)や締まり嵌めが達せられるように大きさが定められる。他の実施形態では、接着剤が、インプラント422を棘状突起Sに結合するために使用されることがある。いくつかの実施形態では、上述したように、インプラント422の内面にねじが切られた結合部又は突起部が、インプラント422を棘状突起Sに結合するために使用されることがある。
図13は、実質的にU字形状を有し、実質的に平面状の外面526を有するインプラント522の実施形態を図解する。他の実施形態と同様に、外面526は、近接した棘状突起間に配設された器具に接触可能であるか、又は、近接した棘状突起に結合された他のインプラントに接触可能である。この実施形態では、インプラント522は、上述したように、ねじ534を使用して、又は、棘状突起を貫通する単一のねじを使用して、棘状突起Sに結合する。しかしながら、他の結合方法も使用可能であることは理解されよう。
図14は、外面626と、突起部632を含む内面とを有するインプラント622を図解する。外面626は、近接した棘状突起間に配設された器具、又は、近接した棘状突起に結合された他のインプラントに接触可能である。この実施形態はインプラント222に類似しており、インプラントは、この実施形態を除いて、上述したように、突起部632を使用して棘状突起Sに結合可能である。
図15及び16は、インプラントの他の実施形態を図解し、このうちの3つのインプラントの各々は、脊椎の近接した棘状突起に結合したように示されている。この実施形態は、棘状突起の一部分を各々が囲んでいる多数のインプラントの使用を図解する。第1のインプラント722は、椎骨V1の第1の棘状突起S1に結合される。第2のインプラント724は、椎骨V2の第2の棘状突起S2に結合される。第3のインプラント750は、椎骨V3の第3の棘状突起S3に結合される。
第1のインプラント722は、第2のインプラント724の外面728に接触可能な外面726を有する。第2のインプラント724は、第3のインプラント750の外面754に接触可能な外面752も有する。第1のインプラント722はまた、上側の椎骨(不図示)の棘状突起に結合可能な他のインプラント(選択的である、不図示)の外面に接触可能な外面756を有する。第3のインプラント750は、下側の椎骨(不図示)の棘状突起に結合可能な他のインプラント(選択的である、不図示)の外面に接触可能な外面758を有する。上述したように、インプラント722,724,750の外面は、脊椎が伸びた状態にあるとき互いに接触可能であり、脊椎が曲がった状態にあるとき互いに接触したりしなかったりすることが可能であり、その結果、互いに空間を挟んで離間する。
第1のインプラント722、第2のインプラント724、第3のインプラント750の各々は、例えば接着剤、ねじ、ピン、くぎ、突起部、縁曲げ、摩擦嵌め等ここに記述したような多様な異なる方法で、各棘状突起にしっかりと固定可能である。同じ結合方法や異なる結合方法が、各インプラントに使用可能である。第1のインプラント722、第2のインプラント724、第3のインプラント750の各々は、同じ形態を有して示されるが、インプラントの異なる組み合わせも使用可能である。例えば、いくつかの実施形態では、第1のインプラントは、例えば各々が図4及び図9に示されるインプラント122やインプラント222に類似して、第1の棘状突起の下面にだけ結合されるように構成可能であり、第2のインプラントは、例えば図15や図17の実施形態に類似して、第2の下側の棘状突起を囲んで構成可能であり、第3のインプラントは、例えばインプラント124や234に類似して、第2の棘状突起の下側の棘状突起の上面にだけしっかりと固定されるように構成可能である。
図17乃至図19は、本発明の他の実施形態に従ったインプラントを図解する。この実施形態では、インプラントは、棘状突起の一部分を囲んでおり、また、棘状突起の端部を覆っている。インプラント822は、脊椎の椎骨V1の第1の棘状突起S1(図18)に結合されて示される。インプラント824は、脊椎の椎骨V2の第2の棘状特記S2(図18)に結合されて示される。
第1のインプラント822は、第1の棘状突起S1と第2の棘状突起S2との間に配設された、例えば棘状突起間のインプラントのような器具Dに接触可能な外面826を有する。第1のインプラント822はまた、例えば第1の棘状突起S1と上側の棘状突起(不図示)との間に配設された他の器具(選択的である、不図示)に接触可能な外面856を有する。第2のインプラント824は、器具Dに接触可能な外面828と、例えば第2の棘状突起S2と下側の棘状突起(不図示)との間に配設された器具(選択的である、不図示)に接触可能な外面858とを有する。
第1のインプラント822は図19を参照して更に詳細に記述され、第2のインプラント824は第1のインプラント822と同一であるが異なる方向に向けられ、異なる棘状突起に結合される。第1のインプラント822は、(図17で最も良く見えるように)遠位端の壁面862と近位端の壁面860とを含む。近位端の壁面860は、第1のインプラント822の下側空間864に流体連通した開口部846を画定する。第1のインプラント822は、第1のインプラント822を第1の棘状突起S1上に置くことで第1の棘状突起S1に結合可能であり、その結果、第1の棘状突起S1の一部分は、第1のインプラント822によって画定された下側空間864に配設される。
第1のインプラント822は、ここに記述されたような、例えば接着剤、ねじ、ピン、釘、突起部、縁曲げ、摩擦嵌め等の多様な異なる結合方法で、第1の棘状突起S1にしっかりと固定可能である。上述したように、第2のインプラント824は、第1のインプラント822と同じく構成され、ここに記述されたような異なる方法のうちの任意の方法を使って、第2の棘状突起S2に結合可能である。以前の実施形態と同様に、3以上のインプラントが、例えば、棘状突起間のインプラントを結合して(conjunction)使用されることがある。
図20及び図21は、インプラントを脊椎へ挿入するための第1の形態とインプラントを棘状突起へ結合するための第2の形態との間で移動可能なインプラントの実施形態を示す。インプラント922は、第1のジョイント992で第2の部分986に結合した第1の部分984と、第2のジョイント990で第2の部分986に結合した第3の部分988とを含む。第1のジョイント992及び第2のジョイント990は互いに、例えばばね等の付勢部材(biasing member)を含み、インプラント922を展開した形態(expanded configuration)へ付勢(bias)する。インプラント922は、インプラント922の上にシース(sheath)又はカニューレ994を配置することによって、収縮した形態(collapsed configuration)へ移動可能であり、このことは、実質的に図21に示されるように、インプラント922を強化するであろう。代替の実施形態では、インプラントは、展開した形態へ付勢されるようにインプラントを形成可能にする形状記憶材料(shape-memory material)で形成されることがある。そのような代替の実施形態では、インプラントの材料及び構成がインプラントを展開した形態へ付勢するとき、ジョイント部分は存在しない。
インプラント922がシース944内に配設されると共に、シース994の遠位端998は、例えば図21に示される矢印Aの方向に、経皮的に脊椎内に挿入可能である。シース944の遠位端998は、棘状突起Sに近接して配置可能である。挿入ツール996(図20に示される)は、シース944内で、及び/又は、シース944に対して移動可能に配設され、インプラント922を遠位方向にシース944の外へ動かすために使用可能である。インプラント922がシース944の外側の箇所へ移動されると、シース944は、インプラント922が付勢した形態(biased configuration)を取って、棘状突起Sの回りの一部を包み、シース944が身体から取り除かれることが可能なように、近位方向に移動可能である。いくつかの実施形態では、シース944及び挿入ツール996は、湾曲部を有した形状であることが可能であり、及び/又は、近接した棘状突起間に、近接した棘状突起の側面から通路(path)を経由してインプラント922を配置するよう構成されることがある。
インプラント922は、他の実施形態のために上述した様々な任意の結合方法を使用して、棘状突起に結合されるよう構成されることがある。加えて、2以上のインプラント922は、上述したように、例えば、近接した棘状突起上で使用されることがある。代替の実施形態では、ジョイント990、992の各々は、折り曲げられ、或いは、壊された(break-away)の線を含み、或いは、付勢部材に替えて他の種類のヒンジを含むことがある。そのような実施形態では、第1の部分984は第2の部分986に関して折り曲げられて旋回(pivot)可能であり、第3の部分988は第2の部分986に関して折り曲げられて旋回可能である。
図22は、図20及び図21の実施形態に類似するインプラントの実施形態を示す。この実施形態では、インプラント1022は、ジョイント1090で第2の部分1086に結合した第1の部分1084を含む。ジョイント1090は、上述したように、付勢部材を含むことがある。インプラント1022は、上述したように、類似の方法で棘状突起Sに結合されることがある。例えば、インプラント1022は、シース又はカニューレ(不図示)の中へ挿入されることがあり、それから、シースとインプラント1022とは、例えば図22に示される矢印Bの方向に、経皮的に脊椎内に挿入されることがある。代替的には、インプラント1022は、棘状突起の反対側から挿入されることがある。挿入ツール(不図示)は、インプラント1022が展開された形態を引き受けて棘状突起の周りの一部を包むことを可能にするシースの外側にインプラント1022を動かすことを可能にする。以前の実施形態と同様に、インプラント1022は、上述されたように、任意の結合方法を使用して棘状突起に結合されることがある。インプラント1022はまた、棘状突起Sに対してインプラント1022の位置を維持することを助けることが可能なリップ部分1099を含む。
図23は、近接した棘状突起に結合して示された他の実施形態に従った1対のインプラントを図解する。医療器具1120は、第1のインプラント1122と第2のインプラント1124とを含む。第1のインプラント1122は椎骨V1の棘状突起S1に結合され、第2のインプラント1124は第2の椎骨V2の棘状突起S2に結合される。第1のインプラント1122は、第2のインプラント1124の外面1128に接触可能な外面1126を含む。第1のインプラント1122は、上側の椎骨(不図示)の棘状突起に結合可能な他のインプラント(選択的である、不図示)の外面に接触可能な外面1156を含む。第2のインプラント1124はまた、下側の椎骨(不図示)の棘状突起に結合可能な他のインプラント(選択的である、不図示)の外面に接触可能な外面1152を含む。上述したように、インプラント1122,1124の外面1126,1128は各々、脊椎が伸びた状態にあるとき互いに接触可能であり、脊椎が曲がった状態にあるとき空間を挟んで離間するように互いに接触したりしなかったりすることが可能である。
第1のインプラント1122及び第2のインプラント1124は、各々がここに記述されたような、例えば接着剤、ねじ、ピン、くぎ、突起部、縁曲げや摩擦嵌め等の様々な異なる結合方法で各々の棘状突起にしっかりと固定されることがある。同じ結合方法や異なる結合方法が各インプラントのために使用されることがある。第1のインプラント1122及び第2のインプラント1124は、各々が同じ形態を有すると認められるが、インプラントの他の組み合わせも使用可能でる。
この実施形態では、医療器具1120はまた、第1のインプラント1122を第2のインプラント1124に結合するための連結部材1166を含む。図23に示されるように、連結部材1166の第1の端部は第1のインプラント1122の側壁に結合されることがあり、連結部材1166の第2の端部は第2のインプラント1124の側壁に結合されることがある。連結部材1166は、例えば索、ケーブル、つなぎ繩、弦(chord)等である。連結部材1166は、例えば様々な金属やプラスティック等の様々な材料で形成可能であり、実質的に剛性を有して(rigid)堅い(stiff)、或いは、可撓性を有することが可能であり、或いは、可撓性を有する部分と剛性を有する部分とを含むことがある。連結部材1166は、例えばタック(tack)、ピン、ねじ、くぎ、クリップ等の様々な結合部1168で、インプラント1122とインプラント1124とをしっかりと固定可能である。いくつかの実施形態では、連結部材1166の端部は、インプラントの側壁を通る開口部を通過して押され、摩擦嵌めで保持されることがある。
上述したように、脊椎が動く間、第1のインプラント1122及び第2のインプラント1124の外面は、互いの接触から、及び/又は、近接した棘状突起に結合した他のインプラントとの接触から外れた状態である。インプラント1122,1124は、例えば外面1126が外面1126に接触するとき、延伸を制限するために使用される。インプラント1122,1124は、連結部材1166と共に、脊椎が動く間、曲げを制限するために使用される。例えば、脊椎が曲がっている間、棘状突起S1、S2が互いに離れる方向に動くとき、連結部材1166は、棘状突起S1とS2とが動くことが可能な空間を挟んで離間する距離を制限されることがある。1つの連結部材1166が図23に示されているが、他の実施形態では、医療器具は、2つの連結部材を有することがある。例えば、連結部材は、図23に示されるように、近接した棘状突起の一方の側面に沿って結合可能であり、第2の連結部材は棘状突起の他の側面の上でインプラントに結合可能である。いくつかの実施形態では、例えば棘状突起間のインプラントのような器具(不図示)は、以前の実施形態のために記述されたように、外面1126及び外面1128の間に置かれることがある。
図24は、実質的にC字形状を有するインプラントの実施形態を図解する背面図(即ち、身体内に配設されるとき後方から見た図)である。そのようなインプラントは脊椎内に挿入され、横方向の(例えば、側面の)アプローチによって棘状突起に結合可能である。インプラント1222は、棘状突起(図24では不図示)に結合可能であり、外面1226及び外面1256を有する。外面1226,1256は、上述したように、近接した棘状突起に結合された他の選択的なインプラントと接触したりしなかったりする状態となることがある。外面1226,1228はまた、上述されたように、2つの近接した棘状突起間に配設された、例えば棘状突起間のインプラント等の器具やスペーサに接触するよう構成されることがある。
インプラント1222はまた、第1のアーム1270及び第2のアーム1272を有する。各々のアーム1270,1272は、ひとつになって開口部1274を画定する端部を有する。開口部1274は、インプラント1222に画定された内部領域1275と連通状態にある。内部領域1275は、インプラント1222が棘状突起に結合されるとき(以下に更に詳細に記述される)、棘状突起の少なくとも一部分をその中に受け取ることが可能である。インプラント1222の様々な部分(例えば、アーム1270,1272)は、様々な異なる形状及び大きさを有することがある。例えば、インプラント1222は、図24に示されるように、実質的に同じである寸法d1及び寸法d2を有することがあり、或いは、d1はd2とは異なることがある。いくつかの実施形態では、寸法d1は寸法d2よりも大きく、一方、他の実施形態では、寸法d2は寸法d21よりも大きい。寸法d1、d2の異なる組み合わせを図解する様々な実施形態が以下に記述される。
上述したように、インプラント1222のC字形状は、インプラント1222が棘状突起上に置かれること、又は、横方向(即ち側面方向)から棘状突起に結合されることを許容する。側面からインプラント1222を置くことで、インプラントを挿入するために切断(例えば切除)が必要とされる脊椎靭帯(spinal ligament)の量(例えば過度の棘の靭帯(superspinous ligament)、及び、棘間の靭帯(interspinous ligament))を減らすことが可能である。インプラント1222を挿入する処置は、背中の中線や中線の右左で患者の身体を小さく切開する工程(cutting a small incision)と、組織を動かす工程と、脊椎へのアクセスを得るために切除(dissection)を実行する工程と、を含む。図25に示されるように、孔1276は、棘間の靭帯Lの中に穿たれることが可能であり、図25に示されるように、インプラントが結合される標的棘状突起Sの上方で穿たれることが可能である。棘間の靭帯における第2の孔1276’は、標的棘状突起Sの下方で穿たれることが可能である。
インプラント1222(又は他の実質的にC字形状のインプラント)は、患者の身体の背中の切開部を通して挿入され、図26に示されるように、各々が開口部1276、1276’を通って置かれることが可能なように配置された第1のアーム1270及び第2のアーム1272で、棘状突起Sの側面に近接して配置可能である。アーム1270,1272は、開口部1276,1276’を通してそれらを置くことを助けるために、可撓性や変形性を有することがある。図27は、棘状突起Sに結合されたインプラント1222を図解する。唯一のインプラントが図25乃至図27に関して示されているが、ここに記述されるように、更なるインプラントが棘状突起Sに近接して棘状突起に結合され得ることは理解されるべきである。
図28は、実質的にC字形状の1対のインプラントと連結部材とを有する医療器具の実施形態を図解する。医療器具1320は、第1のインプラント1322及び第2のインプラント1324を有する。第1のインプラント1322は椎骨V1の棘状突起S1に結合され、第2のインプラント1324は第2の椎骨V2の棘状突起S2に結合される。第1のインプラント1322は、第2のインプラント1324の外面1328に接触可能な外面1326を有する。第1のインプラント1322はまた、上側の椎骨(不図示)の棘状突起に結合可能な他のインプラント(選択的である、不図示)の外面に接触可能な外面1356を含む。第2のインプラント1324はまた、下側の椎骨(不図示)の棘状突起に結合可能な他のインプラント(選択的である。不図示)の外面に接触可能な外面1352を有する。上述したように、インプラント1322,1324の外面1326,1328はそれぞれ、脊椎が伸びた状態にあるとき、互いに接触可能であり、脊椎が曲がった状態にあるとき、それらが互いから空間を挟んで離間するように、互いから接触を外れることが可能である。表面1326,1328,1352,1356は各々が、上述したように、例えば棘状突起間のインプラントやスペーサ等の器具に接触するように構成されることがある。
インプラント1322はまたアーム1370とアーム1372とを有し、第2のインプラント1324はアーム1378とアーム1380とを有する。図23の実施形態と同様に、アーム1370及びアーム1372は各々が、内部領域1375と連通した開口部1374をひとつになって画定する端部を有する。同様に、アーム1378及びアーム1380は各々が、内部領域1377に連通した開口部1382をひとつになって画定する端部を有する。インプラント1322及びインプラント1324は、インプラント1222のために上述と同じ方法で、各々が棘状突起S1、S2の上に置かれるか、結合可能である。
この実施形態では、医療器具1320はまた、第1のインプラント1322を第2のインプラント1324に結合するための連結部材1366を有する。図23の実施形態と同様に、連結部材1366の第1の端部は第1のインプラント1322の側壁に結合可能であり、連結部材1366の第2の端部は第2のインプラント1324の側壁に結合可能である。連結部材1366は、様々な異なる形態になることがあり、上述したように、様々な結合部1368でインプラント1322及びインプラント1324に結合されることがある。
棘状突起S1の下方のインプラント1322の一部分は、棘状突起S1の上方のインプラント1322の一部分よりも厚い。同様に、棘状突起S2の上方のインプラント1324の一部分は、棘状突起S2の下方のインプラント1324の一部分よりも厚い。インプラント1322,1324のこの形態は、脊椎が動く間、第1のインプラント1322及び第2のインプラント1324の外面が互いに接触したりしなかったりして動くことを可能にする。例えば、インプラント1322,1324は、外面1326が外面1328に接触するとき、脊椎の延伸を制限することを可能にする。インプラント1322,1324はまた、連結部材1366と共に、脊椎が動く間、曲げを制限することを可能にする。例えば、脊椎が曲がっている間、棘状突起S1、S2が互いから離れる向きに動くとき、連結部材1366は、棘状突起S1,S2が空間を挟んで離間して動くことが可能な距離を制限することがある。
図29は、実質的にC字形状の1対のインプラント及び2つの連結部材を有する医療器具の実施形態を図解する。医療器具1420は、第1のインプラント1422及び第2のインプラント1424を有する。第1のインプラント1422は椎骨V1の棘状突起S1に結合され、第2のインプラント1424は第2の椎骨V2の棘状突起S2に結合される。インプラント1422,1424は、この実施形態では棘状突起S1の上方のインプラント1422の一部分及び棘状突起S1の下方のインプラント1422の一部分が実質的に同じ厚さを有する点を除いて、以前の実施形態と同様に形成される。第2のインプラント1424も同様に形成される。その結果、この実施形態では、第1のインプラント1422は器具D(例えば、棘状突起間のインプラントやスペーサ)の一部分に接触可能な外面1426を有し、第2のインプラント1424は器具Dの異なる部分に接触する可能な外面1428を有する。インプラント1422,1424は、実質的にC字形状のインプラントのために上述と同じ方法で、各々が棘状突起S1、S2に結合されることがある。
この実施形態では、医療器具1420はまた、第1の連結部材1466及び第2の連結部材1467を有する。第1の連結部材1466及び第2の連結部材1467は、各々が連結部材の以前の実施形態の記述に類似した構成を有し、同じ方法で第1のインプラント1422及び第2のインプラント1424に結合可能である。以前の実施形態と同様に、インプラント1422,1424は、連結部材1466,1467と共に、脊椎の曲げを制限することがある。インプラント1422、1424はまた、外面1426,1428が器具Dに接触するとき、脊椎の延伸を制限する点で、補助することがある。
図30乃至図40は、インプラントの様々な異なる実施形態を図解し、各々が実質的にC字形状を有し、他のC字形状のインプラントのために上述と同じ方法で棘状突起に結合可能である。下に記述されるインプラントの各々はまた、上述されたように、他のインプラントの外面に接触したりしなかったり、或いは、インプラントに近接して置かれた器具に接触したりしなかったりすることが可能な外面を有する。
図30は、棘状突起S1に結合されて示された第1のインプラント1522、及び、棘状突起S2に結合された示された第2のインプラント1524を図解する。インプラント1522は、寸法d1の上側部分及び寸法d2の下側部分を有し、寸法d1は寸法d2よりも小さい。インプラント1524は、寸法d1の上側部分及び寸法d2の下側部分を有し、寸法d1は寸法d2よりも大きい。インプラント1522,1524は、図28のインプラントに類似して構成される。図31は、寸法d1と寸法d2とが実質的に同じインプラント1622を図解する。
図32は、2つの異なる材料で形成されたインプラントの実施形態を図解する。インプラント1722は、第1の部分1784及び第2の部分1784を有する。第1の部分1784及び第2の部分1785は各々が、異なる材料で形成されることが可能である。例えば、第1の部分1784は例えば剛体材料等の金属で形成され、第2の部分1785は可撓性材料で形成されることが可能である。いくつかの実施形態では、第1の部分1784は金属材料で形成され、第2の部分1785はプラスティック材料で形成される。材料の他の組み合わせも代替的に使用されることがあるから、これらは単に使用可能な材料の種類の例にすぎない。
図33は、インプラント及び閉鎖部材を有する医療器具の実施形態を図解する。医療器具1820は、インプラント1822、及び、旋回箇所1873にてインプラント1822の第1のアーム1870に旋回可能に結合された閉鎖部材1871を有する。この実施形態では、閉鎖部材1871は実質的に剛体構成要素である。代替の実施形態では、閉鎖部材1871は可撓性を有することがある。例えば、閉鎖部材1871は、索、ケーブルコード、織物、金属、プラスティック、ゴム等で形成されることが可能である。閉鎖部材1871は、第2のアーム1872の開口部1877内で一致して受け入れられることが可能な結合部1875を有する。例えば、結合部1875及び開口部1877は、スナップ嵌めの接続を提供するように構成されることが可能である。代替の実施形態では、閉鎖部材1871はアーム1872に旋回可能に結合可能であり、結合部1875はアーム1870の開口部内で受け入れられるように構成可能である。
この実施形態では、インプラント1822はインプラント1222のために上述された処置に類似した方法で、棘状突起S上に置かれることがある。例えば、閉鎖部材1871は開放位置に置かれることがあり、その結果、それはインプラント1822のアーム1873の一部分1884に実質的に平行である。閉鎖部材1871及びアーム1873は、それから図25に関して記述されるように、棘状突起Sの上方の棘間の靭帯内の開口部を貫通して置かれることがある。アーム1872は、同様に、棘状突起の下側の開口部を貫通して置かれることがある。閉鎖部材1871は、それから閉鎖位置へ動かされることが可能であり、一致した開口部1877の中に配置された結合部1875と共に、その結果、インプラント1822によって画定された開口部1874は、閉じられる。インプラント1822はそれの位置を閉鎖部材1871なしで棘状突起S上に維持することが可能であるが、閉鎖部材1871はインプラント1822を棘状突起S上に更にしっかりと取り付けることを提供することがある。
図34は、近接した棘状突起に結合されるとき、互いに一致して係合することが可能な一対のインプラントを図解する。インプラント1922は棘状突起S1に結合されるように示され、インプラント1924は棘状突起S2に結合されるように示される。インプラント1922は、アーム1972及び停止部分1991を有する。第2のインプラント1924は、アーム1978及び停止部分1993を有する。第1のインプラント1922の外面1926は、脊椎が動く間、第2のインプラントの外面1928に接触したりしなかったりすることが可能である。アーム1972及び1978は互いに対して横方向に動くことが可能であるが、停止部分1991,1993によって横方向に制限される。
図35及び図36は、2つの部分を有するインプラントを図解する。インプラント2022は、第1の部分2023及び第2の部分2025を有する。図35は棘状突起Sに結合されて示されたインプラント2022の背面図を図解し、図36はインプラント2022及び棘状突起Sの側面図を図解する。第1の部分2023及び第2の部分2025は、上述したように、横方向即ち側面のアプローチで棘状突起S上に置かれることがある。第1の部分2023はアーム2027を有し、第2の部分2025はアーム2029を有する。第1の部分2023及び第2の部分2025を棘状突起S上に置いた後、アーム2027はアーム2029に例えばスナップ嵌め結合2031で結合可能である。代替的には、他の結合方法が使用可能であり、例えば、ねじはアーム2027とアーム2029とを通して置かれることがある。いくつかの実施形態では、鍵と錠の機構が摺動して、第2の部分2025で第1の部分2023をインターロックするために使用されることがある。
図37乃至図39は、インプラントに結合された閉鎖部材を有する医療器具の他の実施形態を図解する。医療器具2120は、インプラント2122及び閉鎖部材2171を有する。閉鎖部材2171は、例えばピン、釘、タック、他の結合器具で、第1のアーム2170に箇所2173で結合される。この実施形態では、閉鎖部材2171は、可撓性を有するストラップの形状であるが、閉鎖部材1871のために上述されたように、閉鎖部材2171は、例えば索、ケーブル、弦、金属、プラスティック等の様々な異なる材料で形成されることが可能であり、可撓性又は剛性を有することがある。
インプラント2122は、インプラント1822のための記述と類似の方法で、棘状突起上に置かれることがある。例えば、閉鎖部材2171は、それがアーム2170と実質的に平行であるような位置に動かされることが可能であり、アーム2170及び閉鎖部材2171は、棘状突起の上方に靭帯の中に穿たれた開口部を通して挿入されることがある。アーム2172は、同様に、棘状突起の下方の靭帯の中の開口部を通して挿入されることが可能である。
インプラントが棘状突起上に置かれた後、閉鎖部材2171は、閉鎖位置に動かされることが可能であり、インプラント2122によって画定された開口部2174を切除する。特に、閉鎖部材2171の端部2133は、図38に示されるように、インプラント2122の第2のアーム2172の中の開口部2135を通して受け入れられることが可能である。この実施形態では、インプラントは可撓性か変形性を有する材料で形成され、閉鎖部材2171は、開口部2135を通して引かれることが可能であり、その結果、インプラント2122は、図39に示されるように、棘状突起の周りで少なくとも部分的に曲がり、変形する。クリップ2137又は他の停止部材は閉鎖部材2171に結合可能であり、端部2133が開口部2135を通して滑って戻ることを妨げる。いくつかの実施形態では、インプラントは、代替的には、開口部2135の端部の上に歯(不図示)を画定可能であり、歯は閉鎖部材2171が開口部2137を通して唯一の方向に引かれることを可能にする。例えば、歯は角度を有することがあり、その結果、閉鎖部材2171は、開口部2135を通して第1の方向に引かれるが、閉鎖部材2171に反対の方向に係合可能で、それは閉鎖部材2171が開口部2135から戻ることを妨げる。
図40は、棘状突起の一部分を囲むことが可能な、2つの部分を有するインプラントの他の実施形態を図解する。インプラント2222は、第1の部分2223及び第2の部分2225を有する。この実施形態では、第1の部分2223の第1のアーム2270は寸法d1を有し、寸法d1は第1の部分2223の第2のアーム2272の寸法d2よりも小さい。インプラント2222の第1の部分2223は、第1のアーム2270の中に第1の開口部2239を、第2のアーム2272の中に第2の開口部2241を画定する。インプラント2222の第2の部分2225は、開口部2239,2241の中にそれぞれ受け入れられることが可能な第1の結合部2243及び第2の結合部2245を有する。結合部2243,2245は、例えば、開口部2239,2241とのスナップ嵌めをそれぞれ提供するように構成されることが可能である。
インプラント2222を棘状突起に結合するために、インプラント2222の第1の部分2223は、例えば、図25を参照して、他のC字形状のインプラントのための上述と同じ方法で、棘状突起上に置かれることがある。この実施形態では、棘間の靭帯の中の開口部は、棘間の靭帯を通して棘間の靭帯の反対側へ延伸することが可能である。棘間の靭帯の中の開口部を通して置かれた第1の部分2223のアーム2270、2272で、第2の部分2225は、棘状突起の反対側に配置され、第1の部分2223に結合可能である。例えば、いくつかの実施形態では、第1の部分2223のアーム2270,2272は、開口部を通して棘間の靭帯の反対側へ延伸し、その結果、第2の部分2225の結合部2243,2245は、第1の部分2223のアーム2270,2272に結合されているとき、開口部の中へ置かれない。他の実施形態では、第1の部分2223のアーム2270,2272は、開口部を通して棘間の靭帯の反対側に延伸しない。そのような実施形態では、第2の部分2225の上の結合部2243,2245は、棘間の靭帯の開口部を通して(靭帯の反対側から)置かれ、アーム2270,2272に結合可能である。
図41は、インプラント2222に類似のインプラントを図解する。インプラント2322は、第1の部分2323、第2の部分2325、第1のアーム2370、第2のアーム2372、開口部2339,2341、結合部2343,2345を有する。第1の部分2323及び第2の部分2325は、インプラント2322のために上述されたのと同じ方法で、棘状突起に結合可能である。この実施形態では、第1のアーム2370は、第2のアーム2372の寸法d2と実質的に同じ寸法d1を有する。
図42は、本発明の実施形態に従った、インプラントを棘状突起に置く方法を図解するフローチャートである。符号51では、切開が身体を通じてなされ、切除が組織の上に施され、棘間の靭帯へのアクセスが可能になる。符号53では、第1の開口部が、棘状突起の前後方向の軸に対して横方向に棘状突起の上方の箇所で棘間の靭帯の中に作られる。符号55では、第2の開口部が、棘状突起の前後方向の軸に対して横方向に棘状突起の下方の箇所で棘間の靭帯の中に作られる。符号57では、インプラントが棘状突起の側面に近接して配設され(例えば横方向から挿入され)、棘間の靭帯の中に第1及び第2の開口部に近接して配設される。インプラントは、例えば、上述されたように、実質的にC字形状である。符号59では、インプラントの第1の部分は、第1の開口部を貫通して棘状突起の上面の上方に横方向に(即ち棘状突起の前後方向の軸から横方向に)置かれる。符号61では、インプラントの第2の部分は、棘状突起の底面の下方に横方向に(即ち棘状突起の前後方向の軸から横方向に)置かれ、その結果、棘状突起の少なくとも一部分がインプラントによって画定される内部領域内に配設される。
図43は、本発明の実施形態に従った、他の方法を図解するフローチャートである。符号151では、第1のインプラントが脊椎に挿入される。第1のインプラントは、選択的には、脊椎の中に経皮的に挿入されることが可能である。符号153では、第1のインプラントは、ここに記述されるように、第1の棘状突起に結合される。符号155では、第2のインプラントは、脊椎の中に挿入される。第2のインプラントは、選択的には、脊椎の中に経皮的に挿入されることが可能である。符号157では、第2のインプラントは、ここに記述されるように、近接した第2の棘状突起に結合される。いくつかの実施形態では、棘状突起間のインプラントは、選択的には、符号159で、経皮的方法や他の方法のいずれかで第1の棘状突起と第2の棘状突起との間に配設される。第1のインプラント及び第2のインプラントの各々は、互いに接触したりしなかったり、或いは、近接した棘状突起間に配設された器具と接触したりしなかったりして移動可能な外面を有する。符号161では、第3のインプラントは、選択的には、脊椎の中に(経皮的に)挿入可能である。符号163では、第3のインプラントは、ここに記述されるように、第3の棘状突起に結合可能である。第3の棘状突起は、第1の棘状突起又は第2の棘状突起に近接している。第3のインプラントは、第3の棘状突起と第1の棘状突起又は第2の棘状突起のいずれかとの間に配設された器具に接触可能な外面を有する。他の実施形態では、第3のインプラントは、第1のインプラント又は第2のインプラントのいずれかの外面の一部分に接触可能である。
図44は、インプラントを棘状突起に挿入する、他の方法を図解するフローチャートである。符号251では、第1の開口部が、棘状突起の前後方向の軸に対して横方向に棘状突起の上方の箇所で棘間の靭帯の中に作られる。符号253では、第2の開口部が、棘状突起の前後方向の軸に対して横方向に棘状突起の下方の箇所で棘間の靭帯の中に作られる。第1と第2の開口部の各々が、棘間の靭帯を貫通して、棘状突起の反対側の側面に延伸する。符号255では、インプラントの第1の部分は、第1の開口部を通して(例えば横方向に)配設される。符号257では、インプラントの第2の部分は、第2の開口部を通して(例えば横方向に)配設される。符号259では、インプラントに結合された閉鎖部材は、開放位置から閉鎖位置へ移動され、その結果、閉鎖部材及びインプラントはひとつになって棘状突起を囲む。符号261では、閉鎖部材は、選択的には、インプラントの開口部を通して移動され、その結果、インプラントは少なくとも部分的に変形する。
実施形態の任意のインプラントは、そのような医療器具のために使用された好適な任意の材料で形成されることがある。例えば、インプラントは各々が、例えばステンレス鋼、チタン、チタン合金、医療用鋼、金属合金等の生体互換性の金属材料で、又は、例えば様々なポリマー、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、カーボンファイバ、超高分子量(UHMW)ポリエチレン等の好適な生体互換性のプラスティック材料、或いは、様々なエラスティック材料、可撓性材料、様々なゴム材料、或いは、それらの組み合わせで形成されることがある。加えて、インプラントの任意の実施形態は、1又は2以上の従順な材料(compliant materials)で形成されることがある。インプラントはまた、形状記憶材料で形成可能であり、或いは、インプラントが付勢された形態に加熱されるように形成可能である。
本発明の様々な実施形態を上述してきたが、それらは単に例として提示され、限定ではないことは理解されるであろう。上述した方法及び工程は、特定の順序で行われる特定の事柄を示すが、本開示の利益を供する当業者は、いくつかの工程の順序を変更することができること、及び、そのような変更が本発明の変形形態によるものであることを理解されたい。さらに、工程のいくつかは、可能なときには、並行プロセスで同時に行われることがあり、上述したように連続して行われることもある。実施形態を特に図示して説明してきたが、形態及び詳細の様々な変更が施されることがあることを理解されたい。
例えば、様々な実施形態が構成要素の特定の特徴及び/又は組み合わせを有するものとして記述されてきたが、他の実施形態も、上記のように、任意の実施形態のうちの任意の特徴及び/又は構成要素の組み合わせや組み合わせに近いもの(sub-combination)を有することが可能である。例えば、インプラントの様々な任意の実施形態が、記述した任意の結合方法を使用して棘状突起にしっかりと固定されるように構成されることがある。インプラントの様々な実施形態は、特に記述されたものとは異なる形状、大きさ、形態を有することがある。例えば、連結部材や閉鎖部材等の構成要素は、任意の実施形態に含まれることが可能である。インプラントの任意の実施形態は、曲げを少なくとも部分的に制限するため、及び/又は、近接した棘状突起の間を伸びることを少なくとも部分的に制限するために、大きさが定められることがある(例えば近接した棘状突起及び/又は近接したインプラントの間を延伸する厚さ)。インプラントの任意の実施形態は、1又は2以上の材料で形成されることがあり、可撓性を有すること、剛性を有すること、それら両方を有することがある。
インプラントは例えばインプラント122やインプラント222等のように対称であり、或いは、インプラントは例えばインプラント1022等のように非対称であることが可能である。加えて、上記実施形態は棘状突起に結合されるように構成された脊椎インプラントであるとして本来記述したが、代替の実施形態では、インプラントは、他の器具やそこに配設されるインプラントによって引き起こされる消耗から特別の解剖学的構造(anatomy)を保護することが望ましい、他の骨、組織、他の身体的構造に結合されるように構成される。
インプラントの様々な任意の実施形態は、脊椎が伸びている間、インプラントが、近接した棘状突起に結合した他のインプラント又は棘状突起間のインプラントのいずれかと接触状態にあるか、或いは、空間を挟んで離間状態にあるように、構成可能である。同様に、インプラントの様々な任意の実施形態は、脊椎が曲がっている間、インプラントが、近接した棘状突起に結合した他のインプラント又は棘状突起間のインプラントのいずれかと接触状態にあるか、或いは、空間を挟んで離間状態にあるように、構成可能である。いくつかの実施形態では、インプラントは、曲がっている間と伸びている間のいずれの場合でも、他のインプラントや棘状突起間のインプラントに接触した状態のままである。他の実施形態では、インプラントは、曲がっている間と伸びている間のいずれの場合でも、他のインプラントや棘状突起間のインプラントから空間を挟んで離間している。
インプラントの異なる実施形態の様々な組み合わせが脊椎内に埋め込まれることがある。例えば、処置は、1つのインプラントを1つの棘状突起に結合する工程を含むことがあり、即ち、脊椎内で各々が異なる棘状突起に結合された2又は3以上のインプラントを含むことがある。そのような場合、その2又は3以上のインプラントは同じ形態又は異なる形態を有することがある。例えば、棘状突起の一面(例えば下側や上側)にだけ結合されるように構成された1又は2以上のインプラントが使用されることがあり、及び/又は、棘状突起を囲むように構成された1又は2以上のインプラントが使用されることがある。
インプラントの様々な実施形態の挿入と配置の方法はまた、変更されることが可能である。例えば、C字形状のインプラントのアームは、任意の順序で連続して(例えば上のアームが下のアームの前や後に挿入可能である)、或いは、実質的に同時に、棘状突起上に置かれることが可能である。加えて、横方向即ち側面からのアプローチが記述されているが、インプラントを棘状突起上に結合又は置くために後方からのアプローチが代替的に使用されることがある。いくつかの実施形態では、インプラントは脊椎内に経皮的に挿入可能である。例えば、インプラントは、形状記憶材料で形成可能であり、その結果、インプラントは挿入カニューレ又はスリーブ(sleeve)内では実質的に真直ぐで、棘状突起上に置かれると展開した形態或いは付勢した形態を取る。そのような代替の実施形態では、形状記憶材料で形成されたインプラントは、カニューレを通して経皮的に挿入可能である。
822,824:インプラント、826,828,856,858:外面、862:遠位端の壁面、D:器具、V1,V2:椎骨

Claims (39)

  1. 脊椎の第1の棘状突起に結合されるように構成された第1のインプラントを有する装置であって、
    前記第1のインプラントの表面は、脊椎が伸びた状態にあるとき、前記第1の棘状突起に近接した第2の棘状突起の後方端を覆うように構成された第2のインプラントと、当該第2の棘状突起に取り付けられていない棘状突起間のインプラントの少なくとも一方に接触するように構成され、
    前記第1のインプラントは、脊椎が曲がった状態にあるとき、前記第2のインプラントと前記棘状突起間のインプラントとの少なくとも一方から空間を挟んで離間された状態にあるように構成された、装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、更に、
    前記第2のインプラントと、
    前記第1のインプラント及び前記第2のインプラントに結合される連結部材と
    を有し、
    前記連結部材は、脊椎が曲がった状態にあるとき、前記第1の棘状突起と前記第2の棘状突起との間の空間を少なくとも部分的に制限するように構成された、装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、
    前記第2のインプラントの表面は、脊椎が伸びた状態にあるとき、前記第1のインプラントと前記棘状突起間のインプラントとの少なくともいずれか一方に接触するように構成された、装置。
  4. 請求項2に装置において、
    前記第1のインプラントは、当該第1のインプラントを前記第1の棘状突起に結合するように構成された結合部分を有する、装置。
  5. 請求項2に記載の装置において、
    前記連結部材は、前記第1のインプラントと前記第2のインプラントとの少なくともいずれか一方に固定的に結合した、装置。
  6. 請求項1に記載の装置において、
    前記第1のインプラントは、前記第1の棘状突起の後方端を覆うように構成された、装置。
  7. 請求項6に記載の装置において、更に、
    前記第2のインプラントを有し、
    前記第1のインプラントは、前記第2のインプラントから離れている、装置。
  8. 請求項6に記載の装置において、更に、
    前記第2のインプラントと、
    前記第1のインプラントと前記第2のインプラントとの間に配設されるように構成された前記棘状突起間のインプラントと
    を有し、
    前記第2のインプラントは、前記棘状突起間のインプラントに除去可能に接触するように構成された外面部分を有する、装置。
  9. 請求項6に記載の装置において、
    前記第1のインプラントは、当該第1のインプラントを前記第1の棘状突起に結合するように構成された部分を有する、装置。
  10. 請求項6の装置において、
    前記第2の棘状突起は、前記第1の棘状突起の上側にあり、
    前記第1のインプラントが前記第1の棘状突起に結合されるとき、当該第1のインプラントは、前記第2の棘状突起の動き及び当該第1の棘状突起の下側の第3の棘状突起の動きに独立して、当該第1の棘状突起と共に移動可能である、装置。
  11. 請求項1に記載の装置において、更に、
    前記第1のインプラントに結合された閉鎖部材であって、当該第1のインプラントを前記第1の棘状突起上に置く開放された形態と、当該第1のインプラントを当該第1の棘状突起にしっかりと固定する閉鎖された形態とを有する閉鎖部材を有する、装置。
  12. 請求項11に記載の装置において、
    前記閉鎖部材は、前記第1のインプラントに旋回可能に結合された、装置。
  13. 請求項11に記載の装置において、更に、
    前記第2のプラントを有し、
    前記第1のインプラントの前記外面は、脊椎が曲がった状態にあるとき、前記第2のインプラントの外面から空間を挟んで離間された状態にあるように構成された、装置。
  14. 請求項11に記載の装置において、
    前記閉鎖部材の部分は、前記第1のインプラントによって画定された開口部を通して受け取られるように構成され、
    前記閉鎖部材は、当該閉鎖部材の前記部分が前記開口部を通して引かれるとき、前記棘状突起の周りに前記第1のインプラントの少なくとも一部を曲げるように構成された、装置。
  15. 請求項11に記載の装置において、更に、
    前記第2のインプラントを有し、
    前記第1のインプラントは、前記第2のインプラントの動きに独立して、前記第1の棘状突起と共に移動可能である、装置。
  16. 請求項1に記載の装置において、
    前記第1のインプラントの前記表面は、脊椎が伸びた状態にあるとき、前記棘状突起間のインプラントに接触するように構成され、
    前記棘状突起間のインプラントは、前記第1の棘状突起と前記第2の棘状突起との間の空間に配設され、
    前記表面は、脊椎が曲がった状態にあるとき、前記棘状突起間のインプラントから空間を挟んで離間された状態にあるように構成され、
    前記第1のインプラントは、前記第1の棘状突起に結合されるとき、実質的にC字形状を有する、装置。
  17. 請求項16に記載の装置において、
    前記第1のインプラントは、当該第1のインプラントを前記第1の棘状突起に結合するように構成された結合部分を有する、装置。
  18. 請求項16に記載の装置において、更に、
    前記第2のインプラントを有し、
    前記第2のインプラントの全体は、当該第2のインプラントが前記第2の棘状突起に結合され脊椎が曲がった状態にあるとき、前記第1の棘状突起から空間を挟んで離間された状態に配設された、装置。
  19. 請求項16に記載の装置において、
    前記第1のインプラントは、前記第1の棘状突起の一部を実質的に囲むように構成された、装置。
  20. 請求項16に記載の装置において、更に、
    前記第1のインプラントに結合された閉鎖部材を有し、
    前記閉鎖部材は、開放位置と閉鎖位置との間を移動するように構成され、
    前記閉鎖位置では、前記第1のインプラント及び前記閉鎖部材がひとつになって前記第1の棘状突起の一部を囲む、装置。
  21. 請求項16に記載の装置において、更に、
    前記第1のインプラントに結合された閉鎖部材を有し、
    前記閉鎖部材は、開放位置と閉鎖位置との間を移動するように構成され、
    前記閉鎖位置では、前記第1のインプラント及び前記閉鎖部材がひとつになって前記第1の棘状突起の一部を囲み、
    前記閉鎖部材は、前記第1のインプラントに旋回可能に結合される、装置。
  22. 請求項1に記載の装置において、
    前記第1のインプラントは、前記第1の棘状突起の一部分に配設されるように構成された第1のインプラント部分と、当該第1の棘状突起の第2の一部分に配設されるように構成された第2のインプラント部分とを有し、
    前記第1のインプラント部分及び前記第2のインプラント部分は、前記第1の棘状突起の少なくとも一部を囲む、装置。
  23. 請求項22に記載の装置において、
    前記第1のインプラント部分及び前記第2のインプラント部分は、前記第1の棘状突起の一部を完全に囲むように構成された、装置。
  24. 請求項22に記載の装置において、
    前記第1のインプラント部分及び前記第2のインプラント部分は、前記第1の棘状突起に配設されるとき、ひとつになってC字形状を形成する、装置。
  25. 請求項22に記載の装置において、
    前記第1のインプラント部分は、開口部を有し、
    前記第2のインプラント部分は、前記第1のインプラント部分の前記開口部内で受け入れられるように構成された結合部を有する、装置。
  26. 請求項22に記載の装置において、
    前記第1のインプラント部分及び前記第2のインプラント部分は、スナップ嵌めの結合部で解除可能に結合されるように構成された、装置。
  27. 第1の棘状突起の側面に近接してインプラントを配設する工程と、
    前記棘状突起の上面に横方向に前記インプラントの第1の部分を置く工程と、
    前記第1の棘状突起の底面の下に横方向に前記インプラントの第2の部分を置く工程であって、当該第1の棘状突起の少なくとも一部が当該インプラントによって画定される内部領域内に配設される、工程と、
    前記第1の棘状突起と当該第1の棘状突起に近接した第2の棘状突起との間の空間に、前記インプラントに近接して棘状突起間のスペーサを置く工程であって、当該棘状突起間のスペーサが当該第2の棘状突起に結合されない、工程と
    を有する方法。
  28. 請求項27に記載の方法において、
    前記インプラントは、第1のインプラントであり、
    前記方法は、更に、
    前記第2の棘状突起に第2のインプラントを結合する工程を有する、方法。
  29. 請求項27に記載の方法において、
    前記インプラントは、閉鎖部材を有し、
    前記方法は、更に、
    開放位置から、前記インプラントが前記第1の棘状突起の一部を囲む閉鎖位置へ、前記閉鎖部材を移動させる工程を有する、方法。
  30. 請求項27に記載の方法において、更に、
    前記第1の棘状突起の上方の箇所で、棘状突起間の靭帯の第1の開口部を切除する工程であって、当該第1の開口部が当該第1の棘状突起の前後方向の軸に対して横方向にある、工程と、
    前記第1の棘状突起の下方の箇所で、前記棘状突起間の靭帯の中の第2の開口部を切除する工程であって、当該第2の開口部が当該第1の棘状突起の前後方向の軸に対して横方向にある、工程と
    を有する、方法。
  31. 請求項27に記載の方法において、
    前記第1の部分を置く前記工程と前記第2の部分を置く前記工程とは、実質的に同時である、方法。
  32. 請求項27に記載の方法において、
    前記第1の部分を置く前記工程と前記第2の部分を置く前記工程とは、連続である、方法。
  33. 請求項27に記載の方法において、
    前記インプラントは、第1のC字形状のインプラントであり、
    前記方法は、更に、
    前記第2の棘状突起に第2のC字形状のインプラントを結合する工程を有し、
    脊椎が伸びた状態にあるとき、前記第1のC字形状のインプラントの外面の少なくとも一部が前記棘状突起間のスペーサの外面の第1の部分に接触するように構成され、前記第2のC字形状のインプラントの外面の少なくとも一部が当該棘状突起間のスペーサの当該外面の第2の部分に接触するように構成された、方法。
  34. 請求項33に記載の方法において、
    前記第1のC字形状のインプラントは、前記第1の棘状突起に結合され、当該第1のC字形状のインプラントの前記外面の少なくとも一部が当該第1の棘状突起と前記第2の棘状突起との間に配設される、方法。
  35. 請求項33に記載の方法において、
    前記第1のC字形状のインプラントの前記外面は、前記棘状突起間のスペーサの前記外面の前記第1の部分に、前記第1の棘状突起と前記第2の棘状突起との間の前記空間の箇所で接触する、方法。
  36. 請求項33に記載の方法において、
    前記第1のC字形状のインプラントの前記外面の前記一部は、第1の部分であり、
    前記方法は、更に、
    前記第1の棘状突起に近接した第3の棘状突起に第3のインプラントを結合する工程を有し、
    前記第3のインプラントは、脊椎が伸びた状態にあるとき、前記第1のC字形状のインプラントの前記外面の第2の部分に接触するように構成された、方法。
  37. 請求項27に記載の方法において、更に、
    前記第1の部分を置く前記工程及び前記第2の部分を置く前記工程の後に、開放位置から閉鎖位置へ、前記インプラントに結合された閉鎖部材を動かす工程を有し、
    前記閉鎖部材が前記閉鎖位置にあるとき、前記インプラント及び当該閉鎖部材がひとつになって前記第1の棘状突起の一部を囲う、方法。
  38. 請求項37に記載の方法において、更に、
    前記第1の棘状突起の上方の箇所で、棘間の靭帯の中の開口部を通して前記インプラントの一部を挿入する工程を有する、方法。
  39. 請求項37に記載の方法において、更に、
    前記インプラントによって画定された開口部を通して前記閉鎖部材の一部を動かし、当該インプラントの少なくとも一部が変形する工程を有する、方法。
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