JP2010523231A - 縫合、クリンピングおよびカッティング装置 - Google Patents

縫合、クリンピングおよびカッティング装置 Download PDF

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Abstract

創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置の組み合わせからなる経皮外科手術装置が提供されている。一実施形態においては、クリンピングおよびカッティング装置部は、縫合装置部内に入れ子状に収納されている。これらの組み合わせ装置は、血管創傷部に配置され、創傷部を取り囲む血管壁を通して、縫合糸を通過させる。その後、クリンピングおよびカッティング装置部は、縫合装置部を取り外すことによって、縫合装置部から分離可能である。その結果、クリンピングおよびカッティング装置部は、ファスナー(例えば、フェルール)を創傷部に適用するように、創傷部に配置可能である。

Description

本発明は、縫合、クリンピングおよびカッティング装置に関する。
関連出願に対するクロスリファレンス
本願は、2007年4月6日付けで出願された米国特許仮出願シリアル番号60/922,344に基づく優先権主張出願であり、また2001年10月22日付けで出願された米国特許仮出願シリアル番号60/345,212に基づき2002年10月22日付けで優先権主張出願された米国特許出願シリアル番号10/277,793を参照することによって、その全開示内容は、特にここに参照される。
例えば、血管造影法や血管形成法などのカテーテル挿入手術処置の実施時には、カテーテルが(皮膚を通して)経皮的に血管系に導入されるのが一般的である。すなわち、細い中空針をまず皮膚とその下地組織に侵入させ、次に血管内に導入する。例えば、動脈のような血管の位置は、通常、血管構造を皮膚を通して見ることができないため、脈拍を触って調べることによって把握するのが典型的である。次に、中空針の内側空間を通して、通常ガイドワイヤが挿入され、その結果、選択された血管内に挿入される。引続いて、中空針がガイドワイヤから引き抜かれ、拡張器とシース(鞘)からなる組み合わせがガイドワイヤに供給され、皮膚を通リ抜けて、血管内に挿入されるのが典型的である。ここで、ガイドワイヤおよび拡張器は取り外し可能であり、手術処置を実行するために用いられる所望のカテーテルは、シースの内側の空間を通して血管系に供給され、さらにカテーテルの可動端が適切な位置になるまで、挿入される。カテーテル手術の終了と共に、可動カテーテルは、引き抜かれ、さらに引続いて、シースが創傷部から取り外されるか、閉鎖を容易にするために、その場所に取り残される。
ここで、手術処置において、血管のリークは、穿刺孔を通した血流を止血するために制御される。数多くのカテーテル手術の前に、血液低粘稠化剤を患者の投与することはよく行われるため、血流を止血することは、厄介な問題である。創傷をシールするためによく実施される方法は、穿刺孔が自然に封止されるまで、血管内に対して外部の圧力を高く維持することである。この穿刺孔封止方法は、典型的には、少なくとも30分は必要であり、もしも患者が高血圧症若しくは血液の非凝固障害を有する場合には、この時間は通常、実質的にもっと長くなる。血液の非凝固障害を有する患者の中には、シースを創傷部に数時間残置し、血液の非凝固障害が次第になくなるようにする場合もある。人間の手による圧力を加えて止血しようとする場合には、患者にとって不快なこともあり、また病院スタッフによる専門的な時間コストも要する。他の押圧技術としては、例えば、圧力包帯、サンドバッグ或いは鉗子が用いられるが、これらの装置は、患者に対して更に長時間動作できない状態を強いる結果となり、かつこれらの装置の効果を確認するためには、綿密に患者を監視する必要がある。
迅速で、構造が簡単で、習熟が容易で、有効かつ患者にとって心地よい、実効性のある穿刺孔組織の封止ための技術の必要性が未だ残されている。
先行技術に関する上述の記載およびその他の欠点は、本願発明の組み合わせ創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置からなる穿刺孔組織外科手術装置によって、克服され、かつ患者の苦痛も軽減される。
一つの例示的な実施形態によれば、クリンピングおよびカッティング装置部は、縫合装置部内に入れ子状に配置される。これらの組み合わせ装置は、血管創傷部に配置され、創傷部を取り囲む血管壁を通して、縫合糸を縫い合わせることができる。また、クリンピングおよびカッティング装置は、縫合装置部を取り外すことによって、縫合装置部から分離可能であり、(例えば、フェルールのような)ファスナーを適用するために、創傷部に配置可能である。
一つの例示的な創傷縫合装置は、収納部と、前記収納部に接続され、延伸するシャフトと、前記シャフト内に配置される少なくとも1本の針とを備える。前記少なくとも1本の針は、前記シャフトの収容部から末端部に配置された組織嵌合部内の組織受容ギャップを横断して末端部まで可動する。ここで、前記組織受容ギャップは、その間に創傷部の一方の側を配置可能な2つの対向した表面を備える。ここで、すくなくとも一方の表面は、停止面を備え、前記組織受容ギャップは、前記創傷部の端部の配置を容易とする深さを有するように形成される。前記組織が嵌合された時、外科医に対して停止点の良好な接触感覚を提供するために、前記停止面は、その中間部分に一致される。
一つの例示的なクリンピングおよびカッティング装置は、第1側部と前記第1側部に対向する第2側部とを有するハンマーヘッドと、前記第2側部上に配置されたフェルール嵌合端部と、末端部と近接端部を有し,前記ハンマーヘッドを受容し,前記末端部から前記近接端部まで延長するハンマーヘッド開口部を有し,更に前記末端部近くに配置されたフェルール開口受容部を有する先端部と、前記フェルール受容開口部に近接して配置され,前記先端部の前記ハンマーヘッド開口部内に配置されたカッティング端部とを備える。
上記および他の特徴は、以下の図面および詳細な説明によって、例示的に示される。
以下に図面を参照する。同じ構成要素には同一の参照番号を付す。
図1Aは、本発明の例示的な創傷縫合装置の側面図を示す。 図2Aは、本発明の例示的な保持装置部材の底面透視図を示す。 図3Aは、本発明の例示的な動作機構の透視図を示す。 図4Aは、本発明の例示的な動作機構の透視図を示す。 図5Aは、本発明の例示的な動作機構の透視図を示す。 図6Aは、本発明の例示的なスリップフリー機構の透視図を示す。 図7Aは、本発明の例示的な組織嵌合部の断面図を示す。 図8Aは、本発明の例示的な組織嵌合部の透視図を示す。 図9Aは、本発明の例示的な縫合糸およびフェルールの断面図を示す。 図10Aは、本発明の例示的な縫合針および球状部材の断面図を示す。 図1Bは、本発明の例示的なカッティングおよびクリンピング装置の分解透視図を示す。 図2Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置のハンドルアセンブリの外部の側面図を示す。 図3Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置のハンドルアセンブリの側部の内部平面図を示す。 図4Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置のハンドルアセンブリの側部の近接平面図を示す。 図5Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置のハンドルアセンブリの別の側部の近接平面図を示す。 図6Bは、図4Bの側部の部分的な断面構造図を示す。 図7Bは、図3Bの7−7線に沿って切られた図5Bの側部の部分的な断面構造図を示す。 図8Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置のハンドルアセンブリのトリガ(止め金)部分の側平面図を示す。 図9Bは、図8Bのトリガ部分の上平面図を示す。 図10Bは、図8Bのトリガ部分の近接透視図を示す。 図11Bは、図8Bのトリガ部分の末端透視図を示す。 図12Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置のハンドルアセンブリの安全ボタンの透視図を示す。 図13Bは、図12Bの安全ボタンの断面構造図を示す。 図14Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置のハンドルアセンブリの調整ネジの透視図を示す。 図15Bは、図14Bの調整ネジの断面構造図を示す。 図16Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置のハンマー構成要素の側平面図を示す。 図17Bは、図16Bのハンマー構成要素の透視図を示す。 図18Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置の先端部の透視図を示す。 図19Bは、図18Bの先端部の別の透視図を示す。 図20Bは、図18Bの先端部の末端平面図を示す。 図21Bは、図18Bの先端部の内部断面構造図を示す。 図22Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置の中央ロッド、ハンマー構成要素、および先端部の側平面図を示す。 図23B、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置の中央ロッド、ハンマー構成要素、先端部、および管状部の側平面図を示す。 図24Bは、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置に用いられるフェルールの透視図を示す。 図25Bは、図24Bのフェルールの側断面構造図を示す。 図26Bは、縫合材料を確保する初期段階において、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置の部分的な側断面構造図を示す。 図27Bは、縫合材料を確保する進展段階において、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置の部分的な側断面構造図を示す。 図28Bは、縫合材料を確保する更なる進展段階において、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置の部分的な側断面構造図を示す。 図29Bは、縫合材料を確保する最終段階において、図1Bのカッティングおよびクリンピング装置の部分的な側断面構造図を示す。 図30Bは、縫合負荷アセンブリの一実施形態の透視図を示す。 図31Bは、図30Bの縫合負荷アセンブリの側断面構造図を示す。 図32Bは、図30Bの縫合負荷アセンブリの前面平面図を示す。 図33Bは、図30Bの縫合負荷アセンブリにおいて用いられるキャップの側面透視図を示す。 図34Bは、図30Bの縫合負荷アセンブリにおいて用いられる本体の側面透視図を示す。 図35Bは、縫合負荷アセンブリの別の実施形態の側面透視図を示す。 図36Bは、図35Bの縫合負荷アセンブリの上平面図を示す。 図37Bは、図35Bの縫合負荷アセンブリの前面平面図を示す。 図38Bは、図37において38−38線にそって切った図35Bの縫合負荷アセンブリの側断面構造図を示す。 図39Bは、縫合負荷アセンブリの別の実施形態の半分の側面透視図を示す。 図40Bは、図39Bの縫合負荷アセンブリの別の半分の側面透視図を示す。 図41は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の底面透視図を示す。 図42は、縫合装置部ら部分的に切り離されたカッティングおよびクリンピング装置部の上面透視図を示す。 図43は、縫合装置部ら部分的に切り離されているがその縫合糸に接続されたカッティングおよびクリンピング装置部の透視図を示す。 図44は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図45は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図46は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図47は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図48は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図49は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図50は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図51は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図52は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。 図53は、組み合わせ縫合、クリンピングおよびカッティング装置の動作を説明する連続図である。
先行技術に関する上述の記載およびその他の欠点は、本発明の組み合わせ創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置によって、克服され、かつ患者の苦痛も軽減される。
本発明の一実施形態において、クリンピングおよびカッティング装置部400は、縫合装置部402内に入れ子状に収納されている。これらの組み合わせ装置は、血管創傷部に配置され、創傷部を取り囲む血管壁を通して縫合糸が縫い合わされる。ここで、縫合糸の配置は、1つ以上のレバー404によって駆動され、或いは促進され得る。
図46を参照すると、これらの組み合わせ装置は、また拡張駆動レバー405を備えている。拡張駆動レバー405は、これらの組み合わせ装置の手術部において、その装置の一部を拡張或いは回転可能である。(すなわち、拡張駆動レバー405は、図47に示すように、レバー404を介して縫合針を駆動させる上で、その針が延長して通過する組織受容ギャップを形成するための脚部を拡張する。)
図48は、縫合装置部402の本体から捕獲された縫合糸を引き出すための縫合針駆動用のレバー404を取り外した状態を示す。図49は、レバー404を取り外した後に、縫合糸408を切断する様子を示す。
次に、クリンピングおよびカッティング装置部400は、(図42および図50に示すように)縫合装置部402が取り外され、縫合装置部402から分離されていても良い。その結果、クリンピングおよびカッティング装置部400は、創傷部にファスナー(例えば、フェルール)を適用可能なように、創傷部に配置されていても良い。
クリンピングおよびカッティング装置部400は、また、フェルールを通して縫合糸の運針を容易にする縫合負荷装置406を備えていても良い。特に、図51を参照すると、クリンピングおよびカッティング装置部400を取り外すことによって、縫合装置部402の本体から特定の長さの縫合糸を引き出すことも可能である。その縫合糸は、縫合負荷ケーブル407の中央に近い位置で切断可能であり、かつ縫合負荷装置は収縮可能であり、(図52に示すように)クリンピングおよびカッティング装置部400の先端を通して縫合糸を近接して引き出すことができる。
次に、クリンピングおよびカッティング装置部400は、縫合装置部402をガイドとして、創傷部まで前進可能である。
このような組み合わせ装置の設計によって、創傷部の直上の縫合上に、ファスナーを再現性良く配置するという問題点を低減することができる。経皮挿入角度が不適切で、かつ創傷部路を下回る場合には、鋸歯状組織若しくは中間組織がフェルールと血管創傷部の間にトラップされる結果を招く。参考として、独創的な縫合/配置装置を用いることによって、より確実なファスナーの配置方法が実現可能である。図44〜図53には、このようなファスナーの配置方法が例示されている。
特に、図43には、創傷部が縫合された後に、クリンピングおよびカッティング装置部400を縫合装置部402から取り外した状態が示されている。その後、縫合糸408は、縫合負荷装置406の近接するスライドによって、(図43には図示されていないが、クリンピングおよびカッティング装置400の末端の先端部に収容される)フェルールを通して負荷される。
図44および図45は、組織路410が如何にスムースではなく、むしろ深い溝412を含むかということを示している。もしも経皮挿入角度が多少なりとも外れている場合には、組織路410によって、クリンピングおよびカッティング装置部400の先端部414が捕獲されることもあり得る。クリンピングおよびカッティング装置部と縫合装置部とを組み合わせた装置を提供することによって、クリンピングおよびカッティング装置部を挿入する時、縫合装置部を参照部として適用可能であり、結果としてより確実なファスナーの配置方法を得ることができる。
例示的な縫合装置の記載
縫合糸を身体組織に適用するための装置は、図1Aに示すように表され、一般的には、参照番号10で示される。ここで使用される“第1”および“第2”という用語は、読者の便宜のためであり、必ずしも各構成部品の駆動される順番表すものと解釈されるべきではないということに注意されたい。
例示的な創傷縫合装置10は、図1Aに示すように、収納部12と、組織嵌合部14と、収納部内で開口部18から組織嵌合部14まで延伸するシャフト16と、22で組織嵌合部14に結合されるフレキシブルガイドチューブ20とを備える。収納部12は、ハンドル部24を有するピストル形状の本体を有し、例示的な実施形態においては、プラスチックモールドからなる2つの部品構成として図示されている。装置10は、収納部12からシャフト16を通して組織嵌合部14までに至る一対の針26および28を備える。各針26および28は、収納部内において、例えば、ボール或いはベアリングのような球体部材30および32にそれぞれ接続される非組織嵌合端を有する。針26,28および球体部材30,32は、両方ともに、例えば、外科手術用ステンレススチールのような金属で形成可能である。球体部材30および32は、内部にそれぞれ針26,28の非組織嵌合端を延伸し、かつ例えば、半田付けによって接続され得る穴を備えている。
装置10は、収納部12の両側の穴に延伸する2つのピン36を有し、収納部12内で、2つのピン36上でピボット実装された駆動部材34を備える。駆動部材34は、収納部12内で開口部38を通して延長し、トリガ部40を提供する部分を備える。コイル状バネ42は、駆動部材34のノッチ44に一端がフックで引っ掛けられ、かつ収納部12の両側の開口部に配置されたピン46の周りに他端が巻き付けられる。その結果、駆動部材34は、例えば、図1Aに示すように、通常、前進した位置にトリガ部40を保持するように、バネで偏在される。ノッチ48は、駆動部材34内に配置され、針26若しくは28の非組織嵌合端、すなわち、球体部材30若しくは32の一方を受容する形状を備え、ユーザが駆動部材34のトリガ部40をハンドル部24方向に引くことによって、駆動部材34によって、前進方向に駆動される。2つの溝50には、3本のフィンガー52が配置されていている。3本のフィンガー52には、針26若しくは28の球体部材30若しくは32に近接した部分が、それぞれ配置される。
保持部材54は、駆動部材34より上の嵌合面57内に配置された2つのフランジ56,58によって、収納部12内に固定される。図2Aに最も良く図示されているように、保持部材54は、低部開口部62とフィンガー66によって形成された2つの溝64とを有するチェンバー60を備えており、それぞれ針26又は28の球体部材30又は32が、チェンバー60内で受容されて、保持された針の動きを制限する。保持部材54の低部表面68は湾曲して、駆動部材34の対応した形状を有するフィンガー52に対面しており、例えば、駆動部材34が、ユーザによるトリガ部34の引き込み・開放動作に応答して、低部表面68に沿って、スライド可能である。
ここで、図3A〜図6Aを参照すると、例示的な駆動部材34の機構が、様々な角度からの透視図によって詳細に図示されている。上述の通り、駆動部材34は、トリガ部40と、ピン36と、針26又は28の非嵌合端の一方を受容する形状を有し、コイル状バネ42を受容するノッチ44と、3本のフィンガー52によって提供され、それぞれ針26又は28の球体部材30又は32に近接した部分が配置可能な溝50とを備える。
ここで、再び図1Aを参照すると、カム部材82と回転して結合されるセレクタレバー(若しくはアーム)80を含む針の選択機構が提供されている。カム部材30は、収納部12内において、アダプタ84によって支持される。カム部材82は、2つのフランジ86,88によって、収納部12内において実装される。セレクタレバー80は、その末端部から収納部12内のノッチ92まで下部方向に延長するピン90によって、ピボット実装される。セレクタレバー80は、下部方向に突出した部材94を有する。部材94は、カム部材82のノッチ96内に受容され、セレクタレバー90が左右に可動するように、フランジ86および88間のポケット内において、カム部材82を回転させる。カム部材82はテーパー表面98を有することでポケット内における回転を容易にしており、2つのテーパー開口部100および102を通して針26および28がそれぞれ延伸する。セレクタレバー80は、駆動部材34の上部の106で一般的に示されるスロットを嵌合するように構成された近接ピン104を更に備える。
最初の構成においては、近接ピン104はスロット106の左ローブ内に配置される。トリガ部40の初期の駆動期間中に、セレクタレバー80の近接ピン104は、スロット106の窪み110まで移動する。この駆動中、カム部材82は、針28が駆動部材34の溝50,48内に嵌合配置され、一方針26は、溝50,48内に嵌合配置されないような方向性を有する。スロット106のローブ108,112および窪み106は、駆動されたトリガ部40の開放動作によって、近接ピン104がスロット106の右ローブ112まで移動するように構成される。このような構成によって、セレクタレバー80の近接部は右側にシフトされ、同時に、カム部材82は同じ方向に回転する。カム部材82は、駆動部材34内の溝50,48から針28を脱出させるように促進し、同時に、駆動部材34内の溝50,48に針26を侵入させるように促進する。したがって、トリガ部40の第2の駆動によって、針26は末端方向に促進され、一方、針28は駆動されない。
ここで、図5Aおよび図6Aを参照すると、駆動部材34は、一般的に120で示されるようなスリップフリー機構が配置されている。スリップフリー機構120は、一般的に、2方向の歯止めトラック122,124を備え、各々の歯止めトラック122,124は、複数のラッチ歯126,128を備える。歯止めトラックおよびラッチ歯は、(図1Aに示すように)バネ132の可動ピン部130に嵌合するように構成されている。図6Aを参照すると、可動ピン部130は、最初は、歯止めトラック122の末端部136に配置され、かつ歯止めトラック122の上部壁138に対して偏在される。駆動部材34のトリガ部40の初期の駆動期間中、可動ピン部130は、ラッチ歯126を移動する。トリガ部40のフル駆動の後、可動ピン部130は、第1のリターンチャネル140中に移動する。トリガ部40の開放動作によって、可動ピン部130は、第2の歯止めトラック124の末端部142に配置される。トリガ部40の第2の駆動期間中、可動ピン部130は、ラッチ歯128を移動する。トリガ部の第2のフル駆動の後、可動ピン部130は、第2のリターンチャネル144中に移動する。トリガ部40の開放動作によって、可動ピン部130は、ロックアウトトラック148の末端領域146に配置される。可動ピン部130は、その後ロックアウトストップ150によって、更なる移動が阻止される。
したがって、スリップフリー機構120およびバネ130の可動ピン部132によって、駆動部材34の2つの駆動のみが許容される。同時に、歯止めトラック122および124内のラッチ歯126および128によって、駆動部材34の部分的な駆動が阻止され、その結果、針26,28の部分的な配置が実現される。
図7Aを参照すると、組織嵌合部14内に針26および28を配向させるためには、2つの針26および28は、シャフト16を出て、組織嵌合部14を横断するように、x−z平面内に平行トラック170,172を通して移動するように配置されるのが一般的である。針26および28の分離を最大化するために、シャフト16の断面構造は、長円(楕円)形を有する。シャフトは、組織嵌合部14近くのシャフト端まで延伸するように、シャフトのすくなくとも実質的な部分に対して楕円の主軸を有する(断面は、円形若しくは何らかの便宜的な形状を有する)。組織の縫合装置12の組織嵌合部14は、更に、末端のチャネル182および184へのアクセスを提供するための第1開口部174と第2開口部176、および第3開口部178と第4開口部180を有する。末端のチャネル182および184は、(図9Aに示されるように)それぞれ開口部178および180を通して受容される針捕獲部186および188を保持することができる。針捕獲部58aおよび60aは、例えば、米国特許第5,431,666号明細書および米国特許第5,766,183号明細書に開示されているように、ここではフェルールと呼ばれているが、縫合糸が針の先端で捕獲され得るものであれば、如何なる手段であっても良い。フェルール186および188は、内部キャビィティ−においてそれぞれ針26および28が受容される時、フェルールが針26および28の終端と摩擦によって嵌合可能なように形成された内部キャビィティ−に対する開口部を各々有する。各フェルールは、金属若しくはプラスチックで形成され、針の先端と摩擦によって嵌合可能なように楕円形状の断面構造であっても良い。フェルール186および188は、特定の長さの縫合材料すなわち縫合糸190の両端の一方の端にそれぞれ接続される。縫合糸190は、(図示されていない)縫合チューブ或いは縫合チャネルを通して延伸し、長く引き伸ばされたシャフト16本体若しくはフレキシブルガイドチューブ20のいずれかに配置される。
別の実施形態においては、1つ以上のフェルール186および188は、多数の干渉線を提供する角度断面積を有する内部キャビィティ−を備えていても良い。別の実施形態においては、フェルール186および188の内部キャビィティ−は、針の最先端部とフェルール内で嵌合期間中に、3本の干渉線を提供するように、三角形の断面を有していても良い。別の実施形態においては、フェルール186および188の内部キャビィティ−は、針の最先端部とフェルール内で嵌合期間中に、4本の干渉線を提供するように、矩形の断面形状を備えていても良い。
図7Aおよび図8Aを参照すると、組織嵌合部14は、第1ギャップ192および第2ギャップ194を有する。ここで、第1ギャップ192は、組織嵌合部14の下方側に沿って配置され、第2ギャップ194は、組織嵌合部14の反対の上方側に沿って、収納部12から末端方向に組織嵌合部14の長さに沿い、第1ギャップ192よりも前に配置される。第1ギャップ192は、その中に創傷部の一方の側が受容され得る2つの対向する表面196および198を有する。ここで、開口部176は、表面196に沿って配置され、フェルールホルダ184に対する開口部180は、開口部176に対面する表面198に沿って配置される。同様に、第2ギャップ194は、その中に創傷部の他方の側が受容され得る2つの対向する表面200および202を有する。ここで、開口部174は、表面200に沿って配置され、フェルールホルダ182に対する開口部178は、開口部174に対面する表面202に沿って配置される。各ギャップ192および194は、その中に創傷部の端部の配置が容易になる深さを有するように形成される。第1ギャップの末端面となる表面198および第2ギャップの近接面となる表面202は、共に組織嵌合部14に対する停止面として機能する。このような停止面198,200は、更に後述するように、創傷部に対する組織嵌合部14の配置を援助するものである。組織嵌合部14の終端部210および212は、図8Aに示すように、互いに角度を有するため、シース(若しくはカニューレ)を通してフレキシブルガイドチューブ20に対する終端部212の配置を容易にし、かつ穿刺孔創傷部に対する血管嵌合の度合を最大化する。2つのフェルール186および188および縫合糸190は、製造期間中に、創傷縫合装置10内に配置されていても良い。
図8Aを参照すると、一実施形態においては、停止用の表面198および200は、外科医に対して停止点の良好な接触感覚を提供するために、その中間部分に一致される。別の実施形態においては、停止面は、組織嵌合部14の第1終端部210の縦軸方向に対して85度と95度の間の角度を備えていても良い。別の実施形態においては、停止面は、約90度の角度を有していても良い。
図8Aを参照すると、一実施形態においては、第1ギャップ192の表面196は、組織嵌合部14の第1終端部210の縦軸方向に対して40度と50度の間の角度θを備えていても良い。別の実施形態においては、約45度の角度θを有していても良い。
図8Aを参照すると、一実施形態においては、第1ギャップ194の表面202は、組織嵌合部14の第1終端部210の縦軸方向に対して25度と35度の間の角度βを備えていても良い。別の実施形態においては、表面202は、約30度の角度βを有していても良い。
したがって、組織嵌合部14を上述の通りの幾何学的な寸法の例示的な範囲で形成することよって、組織のかみ合わせを容易なものとする積極的な組織接触表面が開示されている。特に、小型の創傷縫合装置において、積極的に組織捕獲および停止表示を実現できるという点で、極めて有利である。一実施形態においては、組織嵌合部14は、約6フレンチ(French単位)と8フレンチの間の寸法を有する。別の実施形態においては、組織嵌合部14は、約7フレンチの寸法を有する。
組織嵌合部14は、例えば、ステンレススチールのような金属で形成可能であり、或いは他の堅い生体適合材料で形成されていても良い。例えば、組織嵌合部14は、所望の開口部を提供する穴、チャネル、およびリセプタクルを有する2つの構成部品からなる成型金属によって形成されていても良い。2つの構成部品は、溶接若しくは2つの構成部品を結合する熱収縮可能な管状材料の熱収縮によって、切断面に沿って中央部より下側で、互いに結合される。例えば、駆動部材34、セレクタレバー80、および針の保持部材220のような収納部12内の部品は、プラスチックモールドで成型されていても良い。
組織嵌合部14の終端部212(図8A参照)には、フレキシブルガイドチューブ20が接続されている。図1Aに最も良く図示されているように、フレキシブルガイドチューブ20は、ガイドワイヤが受容可能なように開口部(図示されていない)を有するフレキシブルチューブ21を備える。フレキシブルガイドチューブ20は、熱収縮可能な管状材料のような生体適合プラスチックで形成可能であり、しかも傾斜部は、フレキシブルガイドチューブ20内に実装され、或いは結合されるプラスチック若しくは金属で形成可能である。
例示的なカッティングおよびクリンピング装置の記載
図1Bを参照すると、縫合装置によって、或いは、縫合を確実に行うために縫合材料が適用される何らかの他の縫合手順によって、人体組織に縫合糸が適用された後、縫合材料の周りにフェルールを適用するためのクリンピングおよびカッティング装置10が示されている。
一般的に、クリンピングおよびカッティング装置10は、ハンドルアセンブリ12を備えることが望ましい。ハンドルアセンブリは、第1および第2の側部14および16と、トリガリターン用に接続されるバネ20を備えるトリガ部材18とを備えていても良い。ハンドルアセンブリ12は、更に、バネ24,26によって中央にバイアスされ、かつトリガ動作が許容される前に、圧縮され得る安全ボタン22を備えることが望ましい。また、ハンドルアセンブリ12内には、製造者によるフェルールの実装を容易にする調整ネジ28が配置されることが望ましい。調整ネジ28は、中央ロッド30の近接端32に接続され、ハンドルアセンブリ12の末端部13から延伸する。ハンマーエレメント34は、中央ロッド30の近接端32に接続されている。中央ロッド30を取り囲む管状部材38もまた、ハンドルアセンブリ12の末端部13から延伸する。先端部40は、管状部材38の近接端に接続されている。先端部40内には、フェルール42が配置される。
ハンドルアセンブリ12の側部16の外部54は、図2Bおよび図3Bに示すよう表され、側部16の内部56は、同様に、図1Bに示すように表される。ハンドルアセンブリ12は、そこから中央ロッド30および管状部材38が延伸する末端部13を備える。側部16は、更に後述するように、安全ボタン22の一部分が延伸して貫通する開口部44を備える。側部16は、側部14と同様に、本体部46および握り部48を備えることが望ましい。本体部46は、安全ボタン22と調整ネジ28とを収納し、かつ中央ロッド30と、管状部材38と、トリガ部18に対する接続部を備える。握り部48は、手の上で、人間工学に基づく形状のオペレータ用グリップを備えることが望ましい。握り部48は、外側表面52と、内側表面52とを備える。内側表面52は、トリガ部18の内側表面に対向している。
図4Bおよび図5Bを参照すると、側部16の内部56は、製造中に側部14の内部の対応する(図示されていない)リセス形状とかみ合う突出部58を備えることが図示されている。反対に、側部16の内部56にリセス形状を備え、突出部58は、側部14上に配置されていても良い。或いは、対応するリセス形状を側部14および側部16の反対側に備え、突出部58の幾つかは側部14および側部16の両方に配置されていても良い。アセンブリされた場合には、側部14の外部60と側部16の外部54は、組み合わされて、オペレータのグリッピング動作に対して、ハンドルアセンブリ12の滑らかな外部表面を形成することが望ましい。
ここで、図6Bおよび図7Bを参照すると、側部14および側部16の断面構造が示されている。特に、図3B内の7−7線に沿う断面構造は、図7Bに示される通りである。側部14の同じ位置における断面構造、すなわち、安全ボタン22の開口部44を通過する断面構造は、図6Bに示される通りである。開口部44は、側部16の外部54から側部14の外部60まで延伸する。したがって、安全ボタンは、更に後述するように、ハンドルアセンブリ12の側部14或いは側部16のいずれか一方からアクセス可能である。
ここで、図8B〜図11Bを参照すると、トリガ部18は、ハンドルアセンブリ12内にアセンブリされた場合に、側部14および側部16の内側表面52に対向する内部表面62を備えることが示されている。外部表面64は、オペレータのグリッピング動作に対して、滑らかであることが望ましい。トリガ部18は、(図1Bに示されるように)バネ20のフック21を受け止めるバネ受容部材66を備えていても良い。図示されるように、バネ受容部材66は、例えば、フック構造のような他の形状も本発明の範囲に含まれていても良いが、ここでは、開口構造を有する。トリガ部18の内部表面62が側部14,16の内側表面52に対して圧縮される場合には、トリガ部18のバネ受容部材66とかみ合わされたバネ20のフック21と、側部16上の突出部58にバネ20を確保するバネ20の確保部材19(図1B)によって、トリガ部18は、拡張される必要がある。したがって、バネ20は、トリガ部18を“開放”すなわち“非圧搾”構成になるようにバイアスする。すなわち、トリガ部18が圧搾された後、トリガ部18上の圧力が開放されると、バネ20は、トリガ部18をその元の位置にリターンさせるように働く。
トリガ部18は、図3Bに示すように、例えば、側部16の内部56の開口部70のように、ハンドルアセンブリ12内でトリガ部18をピボット的に確保するためのピボットロッド68を更に備えることが望ましい。ここで、トリガ部18が圧搾されると、側部14,16内に配置されたピボットロッド68の縦軸の周りで、トリガ部18は旋回する。
トリガ部18は、更にフック状の安全ボタン嵌合部材70を備えることが望ましい。ここで、安全ボタン嵌合部材70は、更に、図12B〜図13Bを参照して開示されるように安全ボタン22上で空中に停止したホバリングするか或いは安全ボタン22上に載置され、或いは安全ボタン22の溝の一つ内に受容される内側受容ポケット72を備える。
図12B〜図13Bを参照すると、安全ボタン22は、一対のピン74,76を備えることが望ましい。各ピン74,76は、側部14,16の開口部44を通して突出し、オペレータによってアクセスが容易で、それぞれ嵌合可能な端部78,80を備える。バネ24,26は、開口部44のポケット45(図6Bおよび図7B参照)内に載置される。ポケット45は、ポケット45内の壁43に接してバネ24,26を受容するように、開口部44の最外部よりもわずかに大きな直径を有する。安全ボタン22は、更にリブ82として集合的に示されるように、3つのリブを備えることが望ましい。リブ82は、第1サイドリブ84、第2サイドリブ86および中央リブ88を備える。第1サイドギャップ90は、第1サイドリブ84と中央リブ88との間に形成され、第2サイドギャップ92は、第2サイドリブ86と中央リブ88との間に形成される。
ハンドルアセンブリ12内にアセンブルされる場合には、安全ボタン22は、中央に配置されることが望ましい。すなわち、トリガ部の圧搾動作が実行される場合に、トリガ部18の安全ボタン嵌合部材70が中央リブ88に接するように、安全ボタン22は、ハンドルアセンブリ12内でバネで中央に配置されるようにバイアスされることが望ましい。しかしながら、安全ボタン22の嵌合可能な端部78が、オペレータによって押し下げられる場合には、トリガ部18の安全ボタン嵌合部材70がサイドギャップ90内に落ち込むように、安全ボタン22がハンドルアセンブリ12内を移動する。したがって、ここで、トリガ部18は、オペレータによって、自由に圧搾されるようになる。同様に、安全ボタン22の嵌合可能な端部80が、オペレータによって押し下げられる場合には、トリガ部18の安全ボタン嵌合部材70がサイドギャップ92内に落ち込み、トリガ部18がオペレータによって自由に移動可能となるように、安全ボタン22がハンドルアセンブリ12内を移動する。ハンドルアセンブリ12のいずれの側部14若しくは16からも安全ボタン22へのアクセスが可能であるということは、オペレータの使用を容易にするものであるが、一方、ハンドルアセンブリ12の側部14若しくは16の一方のみから安全ボタン22へのアクセスが可能であるということも本発明の範囲に含まれ、その場合には、安全ボタン22には、唯一のギャップおよび唯一対のリブがあれば良い。安全ボタン22を押し下げる場合には、安全ボタン嵌合部材70は、2つの隣接するリブ、すなわちリブ84および88若しくはリブ88および86間に保持されることが望ましいが、一方で、サイドギャップ90若しくは92のいずれにも十分なスペース設けられ、トリガ部18の圧搾期間中に、安全ボタン嵌合部材70の移動が容易となることが望ましい。安全ボタン22の目的は、クリンピングおよびカッティング装置10の意図しない偶発的な駆動を防止することにある。したがって、安全ボタン22は、バネ24,26によって、自己中央配置されることが望ましい。安全ボタン22を押し下げてトリガ部18を開放して可動状態にした後、また、トリガ部を圧搾してオペレータによって開放状態にした後、安全ボタン22は、その中央位置にリターンされ、トリガ部18を可動状態から再度固定することが望ましい。クリンピングおよびカッティング装置10は、フェルール42が装置内で、再使用不可であることから、1回のみの使い切り装置であることが望ましい。
図14Bおよび図15Bを参照すると、付加的に図1Bに示されるように、調整ネジ28は、製造者によってフェルールの使用を容易にするためのものであることが示されている。調整ネジ28は、末端部94および近接端部96を備えることが望ましい。末端部94は、球根状或いはより大きな直径のヘッド98を備えていても良い。近接端部96は、スロット部100を備えていても良い。シャフト102は、末端部94を近接端部96に接続することが望ましい。調整ネジ28内を延長して縦軸106に沿って延伸する縦軸穴104が配置される。縦軸穴104は、ヘッド98内で、シャフト102内よりも小さな内径部103を備えていても良い。図1Bに示されるように、調整ネジ28は、ハンドルアセンブリ12の末端部13から延伸する中央ロッド30の近接端部32に接続される。調整ネジ28は、ハンドルアセンブリ12内に完全に包含され、オペレータによって、アクセスできないことが望ましい。アセンブリ期間中に、調整ネジ28は、望ましくは糸を通すことによって、中央ロッド30の近接端部32の組み立て部品31を受容し、その結果、中央ロッド30の長さが管状部材38に対して適性に調整可能となる。より小さな内径部103は、また、糸で縫い合わされていることが望ましく、例えば、中央ロッド30の組み立て部品31上に糸で嵌合するように運針されていても良い。フェルール42を実装した後、調整ネジ28を回転させると、中央ロッド30は短縮され、ハンマーエレメント34の末端部108が、先端部40のフェルール受容開口部142内に、フェルール42を保持する。すなわち、管状部材38に対して適当な長さの中央ロッド30を配置することによって、フェルール42をクリンピングおよびカッティング装置10の末端部内に確実に保持することができる。また、調整ネジ28を用いた中央ロッド30の長さの修正能力によって、中央ロッド30の製造期間中に非常に厳しい製造余裕度が要求される必要性を取り除き、クリンピングおよびカッティング装置10の製造工程を容易にすることができる。
ここで、図16B〜図17Bを参照すると、ハンマーエレメント34が示されている。ハンマーエレメント34は、末端部108と近接端部110を備える。末端部108は、ハンマーヘッド112を備える。ハンマーヘッド112は、更に後述するように、先端部40上のカム表面と嵌合する第1カム表面114を備えることが望ましい。第1カム表面114は、ハンマーエレメント34の第1側部126上に配置される。第1カム表面114と第1側部126は、図示されたように、鈍角を形成する。ハンマーエレメント34の第2側部128上には、フェルール嵌合端部116が配置される。インデント118によって、フェルール嵌合端部116と端部120とを分離可能である。反対に、端部120は除去されて、第2側部128と連続した円滑な連続端部で置換されていても良い。ハンマーエレメント34は、近接端部124よりも小さな幅の選択幅を有する中央部122を備える。中央部122の幅を近接端部124よりも小さくすることで、先端部40内において、ハンマーヘッド112の動作を確保することができる。第1側部126および第2側部128の各々は、図17Bに示すように、第1側部126および第2側部128を接続する平坦な側部130によって、連続した平坦な表面を備えていてもよい。したがって、ハンマーエレメント34は、矩形の断面構造を備えることが望ましい。図1Bに示すように、ハンマーエレメント34の近接端部110は、中央ロッド30の末端部36に実装される。
ここで、図18B〜図21Bを参照すると、先端部40が詳細に示されている。先端部40は、末端部132と近接端部134を備える。末端部132は、ハンマーヘッド受容部136を備える。ハンマーヘッド受容部136は、クリンピングおよびカッティング装置10内のハンマーエレメントの収縮期間中にハンマーヘッド34の第1カム表面114に隣接している(図21Bに示されるような)第2カム表面138を備える。第2カム表面138は、先端部40の開口部140の壁の一部を形成する。開口部140は、先端部40の長さを延長することが望ましく、また矩形状のハンマーエレメント34を受容するために、先端部40の大部分に渡って、(図18Bに示すように)矩形状の断面構造を備えることが望ましい。先端部40の末端部132は、更に開口部140のオープンスペースを共有するフェルール受容開口部142を備える。したがって、図19Bおよび図20Bに示すように、末端部132の開後部は、鍵穴形状を有することが一般的である。フェルール受容開口部142の近接端には、更に後述するように、縫合材料を切断するために、先端部40の内壁上に形成されたカッティング端部144が配置される。カッティング端部144に隣接して、先端部40内の開口部146が配置される。開口部146は、縫合材料が末端部132からフェルール42を通して運針されて開口部146から排出されることを可能にしている。先端部40は、低減された幅を有する近接端部148を備えることが望ましい。壁部150は、近接端部148とハンマーヘッド受容部136との間に形成される。
ここで、図22Bを参照すると、中央ロッド30の末端部36は、領域152において、ハンマーエレメント34の近接端部110に対して溶接されることが示されている。ノッチ154は、中央ロッド30内に図示されている。ここで、先端部40は、ハンマーエレメント34上に装着される。図23Bを参照すると、管状部材38が領域156若しくはその近傍の先端部40に対して溶接されるか或いは確保されることが示されている。管状部材38は、先端部40の近接部148にオーバーラップしており、壁150に隣接している。このため、管状部材38と先端部40との間には、円滑な連続表面が配置されることが望ましい。管状部材38内のノッチ158は、中央ロッド30内のノッチ154と一致している。例えば、矩形状のピンをノッチ領域に配置することによって、アセンブリ期間中に、整合配置されたノッチ154,158を使用して非回転特性を得ることができる。その結果、中央ロッド30が管状部材38内で回転することが防止される。調整ネジ28を貫通する縦軸106は、また中央ロッド30と管状部材38を貫通して延長することが一般的である。
図24Bおよび図25Bは、クリンピングおよびカッティング装置10において使用されるフェルール42の一例を示し、より詳細には、先端部40のフェルール受容開口部142内におけるフェルール42の配置を示す。フェルール42は、その長さを延伸するための穴168を備える。フェルール42は、楕円形状の外部表面164を備えることが望ましい。フェルール42の内部表面166は、後述するように、圧縮によって、縫合材料と接触されている。フェルール42は、面取りをした端部160および162を備えることが望ましい。端部は、端部160によって示されるように、ある角度で斜めに形成されていても良い。或いは端部160によって示されるように、丸く形成されることがより望ましい。フェルール42は、如何なる種類の荒い削り目もなく形成されることが望ましい。フェルール42に対して適用可能な材料は、熱処理(アニール)されたチタン(titanium)が望ましいが、例えば、別の非生体吸収可能材料のような別の変形可能な生体適合材料で形成されていても良い。逆に、フェルール42は、生体吸収可能ポリマーで形成されていても良い。
図26B〜図29Bには、ハンマーエレメント34および先端部40がどのようにしてフェルール42を圧縮し、その中に縫合糸を確保し、かつ縫合糸端部を切断するかが記載されている。フェルール42は、フェルール受容開口部142内に配置されることが図示されており、縫合糸170は、フェルール42を通して運針され、先端部40のフェルール受容開口部146から脱出する。図26Bには、第1カム表面114が第2カム表面138に隣接するように、ハンマーヘッド112が先端部40内に配置される様子が示されている。この初期配置において、フェルール嵌合端部116は、フェルール42に隣接して配置され、またフェルール受容開口部142内においてフェルール42を保持するためにフェルール42にわずかな圧力を提供することも可能である。ここで、図27Bを参照すると、ハンマーエレメント34が矢印172で示す方向に引っ張られるにつれて、ハンマーヘッド112は、第2カム表面138に沿う第1カム表面を引き寄せている。このようにして、ハンマーヘッド112は、フェルール42により近接するようになされ、フェルール嵌合端部116は、フェルール142のクリンプ若しくは圧縮を開始する。図28Bを参照すると、ハンマーエレメント34は矢印172で示される方向に断続的に引っ張られ、第1カム表面114はもはや第2カム表面とコンタクトせず、第1側部126は先端部40内の開口部140の内部表面に隣接され、その結果、フェルール嵌合端部116は、フェルール42をクリンプし続ける様子が示されている。図29Bに示されるように、フェルール42を完全にクリンプするためにハンマーエレメント34が矢印172で示される方向に移動した後、フェルール嵌合端部116は、縫合糸170がハンマーヘッド112とカッティング端部144との間に捕獲されるまで、先端部40のカッティング端部144方向に移動する。わずかな量の圧力がハンマーヘッド112からカッティング端部144上に加わると、図示されるように、縫合糸170の端部が開放される。したがって、フェルール42のクリンプと縫合糸端部の切断が一工程で実行される。更に、ハンマーエレメント34は、カッティング端部を内部に包含することはない。このため、縫合位置に残留するであろう鋭利な端部をフェルール内に残留させるというリスクを回避することができる。
図30B〜図34Bを参照すると、縫合動作後および縫合糸の保持動作以前に、フェルール42を通して縫合糸170を運針する上で、オペレータを援助するための縫合負荷アセンブリ174の一実施形態が示されている。縫合負荷アセンブリ174は、例えば、縫合材料186或いはステンレススチールワイヤのようなワイヤで形成されるフレキシブルループ178を延長する本体176と、キャップ180で形成されることが望ましい。本体176は、図34Bに示されるように、フレキシブルループ178を出力する末端部182と、近接端部184とを備える。本体176は、更に、フレキシブルループ178が形成される縫合材料186を内包する穴188(図31B)を備えることが望ましい。更に図31Bに示すように、本体176は、更に、キャップ180内の停止面192に隣接するステップ190を備えることが望ましい。更に、本体176は、一対の脚部196,198で示されるようなクリップ形状を有する取り付け部材194を備える。脚部196および198は、管状部材38を受容するため、丸み形状の受容ポケット200を規定することが望ましい。
管状部材38のサイズが小型であり、本体176も同様であるため、縫合負荷アセンブリ174は、オペレータによる保持と動作を容易にするためにキャップ180を更に備えることが望ましい。キャップ180は、本体176および取り付け部材194を受容するための開口部202および204を備える。キャップ180は、更に保持を容易にするためのインデント208を有する側部206を備えることが望ましい。
縫合負荷アセンブリ174は、製造者によって、クリンピングおよびカッティング装置10上に、予めアセンブルされることが望ましい。アセンブル期間中に、縫合負荷アセンブリ174は、管状部材38をキャップ180の開口部204に挿入し、管状部材38上に取り付け部材194をかみ合わせることによって、管状部材38に確実に保持されることが望ましい。更に、フレキシブルループ178は、(図示されているよりももっと長くても良いが)先端部40内の開口部146に挿入され、先端部40内に予め実装されたフェルール42を通して運針されていても良い。したがって、フレキシブルループ178の一部は、フェルール42を通して延長され、かつ先端部40の末端部132から出力され続ける。反対に、フレキシブルループ178が、上述のようにフェルール42を通して運針され、その後、縫合負荷アセンブリ174が、管状部材38に確実に保持されることもあり得る。
縫合動作が完了すると、縫合糸を確保するためにクリンピングおよびカッティング装置10を使用するタイミングとなる。すなわち、縫合糸170の端部は、フレキシブルループ178に設けられた大きな開口部を通して、簡単に縫い合わされる。その後、オペレータは、例えば、インデント208においてキャップ180を保持し、更に、縫合負荷アセンブリ174を近接端方向で、ハンドルアセンブリ12に向けて引く。このようにすることによって、フレキシブルループ178は、柔軟かつ折りたたみ可能であるため、フェルール42を通して縫合糸170を引き込み、先端部40の開後部146から出力させることが可能となる。縫合糸170は、縫合手術のために、濡れ易くかつ滑りやすいが、縫合負荷アセンブリ174を用いることによって、フェルール42を介する縫合糸の運針能力が向上し、何らかの冗長な手術工程を取り除くことができる。
図35B〜図38Bを参照すると、縫合負荷アセンブリの別の実施形態が示されている。縫合負荷アセンブリ250は、縫合負荷アセンブリ174と使用上は類似しているが、実施形態として、わずかに異なるデザインを備える。縫合負荷アセンブリ250は、ワイヤ253で形成したワイヤループ252と、本体254と、プラグ256とを備える。アセンブル期間中に、ワイヤループ252の端部258が本体254の近接端部262と同じ高さになるように、プラグ256を取り付けた後、ワイヤループ252の端部258は、位置260でトリミングされる。ワイヤループ252は、テーパー状の末端部264と、最広幅部266と、本体254に平行して進行する前にワイヤ253そのものを交差させる交差部268とを備えることが望ましい。
本体254は、末端部272と開口部274とを有するテーパー状の鼻部270を備える。開口部274は、ワイヤループ252のワイヤ253を受容する。図38Bに示すように、開口部274は、第1内径を有する主穴280と、第1内径よりも小さな内径を有する末端テーパー部278と、第1内径よりもわずかに大きな第2内径を有する近接穴282とを有する縦軸方向の穴276に通じており、停止面284は、穴276内に配置されている。アセンブリ期間中に、プラグ256は、本体254内にワイヤループ252を保持するために、本体254の近接端部262に挿入される。
更に、本体254は、管状部材38を受容するための丸み端部292を有するスロット290によって分離された一対のクリップ状脚部288を含む集合取り付け部材286を備えることが望ましい。各脚部288は、更に、保持を容易にするためのインデント領域294を備えることが望ましい。
縫合負荷アセンブリ174と同様に、縫合負荷アセンブリ250は、製造者によって、クリンピングおよびカッティング装置10上に予めアセンブルされることが望ましい。アセンブル期間中、縫合負荷アセンブリ250は、スロット290内に管状部材38を挿入し、取り付け部材286を管状部材38上にかみ合わせることによって、スロットの丸み端部292内に管状部材38を配置して、管状部材38内に確実に保持されることが望ましい。十分にフレキシブルなワイヤループ252は、先端部40内の開口部146に挿入され、先端部40内に予め負荷されたフェルール42を通して運針されていても良い。したがって、ワイヤループ252の一部は、フェルール42を通して延長されて保持され、かつ先端部40の末端部132から出力される。縫合負荷アセンブリ174におけるループ178に用いられる縫合糸を分離することによって、開口部が形成され得る縫合糸とは反対に、ワイヤループ252は、フェルール42を通したその出力において、自動的に開口し、安定な開口部を形成するように、プリフォームされていることが望ましい。反対に、ワイヤループ252は、記載された方法で、フェルール42を通して運針され、しかもその結果、縫合負荷アセンブリ250は、管状部材38に対して確実に保持され得る。縫合負荷アセンブリ174の動作に関して前述されたように、縫合糸170の端部は、ワイヤループ252内に形成された大きな開口部を通して運針され、かつオペレータは、縫合糸170をフェルール42を通して引き込むために、インデント領域294を保持し、縫合負荷アセンブリ252を近接方向でハンドルアセンブリ方向に引き込むこともできる。
図39Bおよび図40Bは、縫合負荷アセンブリ210の別の実施形態を示す。ここで、図39B〜図40Bには、縫合負荷アセンブリ210の半分が示されている。末端の位置、すなわちファンネル(漏斗)部212から縫合負荷アセンブリを見て、図40Bは、左半分214、図39Bは、右半分216を示す。左半分214、右半分216は、フェルール42を運針するために、クリンピングおよびカッティング装置10の末端部上にかみ合わされていることが望ましい。縫合糸170は、左半分214、右半分216を組み合わせることによって形成されるファンネル(漏斗)部212を通して、運針される。ここで、縫合糸170は、ファンネル部212に挿入された後、フェルール42に直接的に侵入しても良い。フェルールが運針された後、ウイング(翼部)218,220は、クリンピングおよびカッティング装置10の末端部から縫合負荷アセンブリ210を開放するために、共に強く締め付けても良い。したがって、フェルールを通して運針される縫合糸170によって、クリンピングおよびカッティング装置10は、縫合糸170上にフェルール42を確実に保持するために、縫合位置(縫合糸170によって本体が閉鎖される領域)近くに、挿入されていても良い。
例示的な実施形態を参照して本発明は開示されたが、当業技術者であれば様々な変更がなされ得ることおよび本発明の技術的範囲を逸脱することなく、その構成要素の等価的な置換もなされ得ることは容易に理解できるであろう。更に加えて、特定の状況若しくは材料を、本発明の本質から逸脱することなく、本発明の教示内容に適合させるための数多くの変更修正も可能である。したがって、開示された特定の実施形態が本発明を実施するために熟慮された最適形態であると限定する意図はない。むしろ、本発明は、添付の請求項の範囲内に含まれるすべての実施形態を包含するものである。

Claims (6)

  1. 末端部に配置された組織受容ギャップと、前記組織受容ギャップを横断し、運針する縫合糸の配置を有効にする針とを備える縫合装置部と、
    前記縫合糸の一部を通して受容し、前記末端部の先端部に収容されたフェルールと、前記フェルールをクリンプし、受容された前記縫合糸を保持し、前記フェルールから近接して引きずられる前記縫合糸を切断するクリンピングおよびカッティング面とを有するクリンピングおよびカッティング装置部と
    を備えることを特徴とする組み合わせ創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置。
  2. 前記クリンピングおよびカッティング装置部は、前記縫合装置部から取り外し可能であることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせ創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置。
  3. 前記クリンピングおよびカッティング装置部は、前記縫合装置部内に入れ子状に収納されることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせ創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置。
  4. 前記クリンピングおよびカッティング装置部は、前記縫合装置部の本体から前記縫合糸の一部を引き出し、前記クリンピングおよびカッティング装置部内に収容された前記フェルールを通して前記縫合糸を負荷する縫合負荷装置を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせ創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置。
  5. 前記創傷縫合部は、収容部と、前記収容部に接続され延伸するシャフトと、前記シャフト内に配置され、前記シャフト上の前記収容部から末端に配置された組織嵌合部内の組織受容ギャップを横断して末端まで可動する少なくとも1本の針と
    を備え、前記組織受容ギャップは、その間に創傷部の一方の側を配置可能な2つの対向した表面を備え、すくなくとも一方の表面は、停止面を備え、前記組織受容ギャップは、前記創傷部の端部の配置を容易とする深さを有するように形成され、前記組織が嵌合された時、外科医に対して停止点の良好な接触感覚を提供するために、前記停止面は、その中間部分に一致されることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせ創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置。
  6. 前記クリンピングおよびカッティング装置部は、第1側部と前記第1側部に対向する第2側部とを有するハンマーヘッドと、前記第2側部上に配置されたフェルール嵌合端部と、末端部と近接端部を有し,前記ハンマーヘッドを受容し,前記末端部から前記近接端部まで延長するハンマーヘッド開口部を有し,更に前記末端部近くに配置されたフェルール受容開口部を有する先端部と、前記フェルール受容開口部に近接して配置され,前記先端部の前記ハンマーヘッド開口部内に配置されたカッティング端部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の組み合わせ創傷縫合、クリンピングおよびカッティング装置。
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