JP2010523061A - 分散ワイヤレスネットワークのためのシーケンス番号付け - Google Patents

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Abstract

(無線リンク層プロトコル)(RLP)シーケンス番号のリセットのイベントにおいて不変のRLPシーケンス番号を維持することを容易にするシステムおよび方法を記述する。イベントの発生の際にオフセットを調整して、後続の予期されるシーケンス番号を反映できる。受信デバイスおよび/または、より上位のアプリケーションが、シーケンス番号のリセットを認識することなく動作できるように、オフセットをRLPシーケンス番号に加えることができる。さらに、オフセットを基地局間で同期させて、受信デバイスのハンドオフ後の機能性を容易にできる。

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、2007年3月26日に出願された“シーケンス番号付けを決定するためのシステムおよび方法”と題する米国仮特許出願シリアル番号60/908,049と、2007年3月27日に出願された“シーケンス番号付けを決定するためのシステムおよび方法”と題する米国仮特許出願シリアル番号60/908,395との利益を主張する。上述の出願の全体は、参照によりここに組み込まれている。
背景
I.分野
以下の記述は一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムにおいてシーケンス番号付けを提供することに関する。
II.背景
ワイヤレス通信システムは、例えば、音声、データなどのようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。通常のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力、...)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートできる多元接続システムであってもよい。このような多元接続システムの例は、コード分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、およびこれらに類似するものを含んでいてもよい。さらに、システムは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)、3GPP2、3GPPロングタームエボリューション(LTE)などに準拠できる。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数の移動デバイスに対する通信を同時にサポートしてもよい。各移動デバイスは、フォワードリンクおよびリバースリンク上での送信により、1つ以上の基地局と通信してもよい。フォワードリンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から移動デバイスへの通信リンクを指し、リバースリンク(すなわちアップリンク)は、移動デバイスから基地局への通信リンクを指す。さらに、移動デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システムなどによって確立してもよい。さらに、ピア・トゥ・ピアのワイヤレスネットワーク構成において、移動デバイスは、他の移動デバイスと通信できる(および/または基地局は他の基地局と通信できる)。
MIMOシステムは一般に、データ送信のために、複数(NT本)の送信アンテナと、複数(NR本)の受信アンテナとを用いる。1つの例において、アンテナは、基地局および移動局の両方に関係付けることができ、ワイヤレスネットワーク上のデバイス間で双方向の通信を可能にする。さらに、移動デバイスは、1つ以上の基地局によって担当される通信セクタ全体にわたって移動でき、移動デバイスを基地局間でハンドオフして、場所にかかわらず所望の基地局との通信を容易にできる。無線リンク層プロトコル(RLP)が、そのような中間送信ハンドオフを可能にするために進化しており、ターゲット基地局が、仮想RLP(VRLP)シーケンス番号を使用して、ハンドオフ後に、ソースセクタによって開始された送信を継続できる。
VRLPを使用すると、ポインタをハンドオフ要求とともに送信して、バッファリングされている通信がソースセクタにおいて終了した場所を示すことができる。ハンドオフ後に、ターゲットセクタは、ポインタと、残りのバッファとを利用して、バッファ中の残りのデータの送信を継続できる。この点に関して、無線による(OTA)RLPシーケンス番号を仮想シーケンス番号にマッピングでき、そのため、番号の変更は、ハンドオフ後の通信を完全に乱さず、セクタは、調整されたパケット順序付けを維持できる。
概要
1つ以上の実施形態の基本的な理解を提供するために、以下の記述は、そのような実施形態の単純化した概要を与える。この概要は、考えられるすべての実施形態の広範な概観ではなく、すべての実施形態の主なまたは重要な要素を識別するようにも、いくつかのまたはすべての実施形態の範囲を詳細に描写するようにも向けられていない。その唯一の目的は、後に与えられるより詳細な説明に対するプレリュードとして、単純化した形態で1つ以上の実施形態のいくつかの概念を与えることである。
1つ以上の実施形態と、それについての対応する開示にしたがって、シーケンス番号付けをリセットできるイベントにおいて不変のままであるシーケンス番号付けを提供することに関して、さまざまな観点を記述する。そのようなイベントは、無線による(OTA)無線リンク層プロトコルのリセット、シーケンス番号が、許されているサイズの最大値に到達し、最初の番号にリセットする場合の、番号のラップアラウンド、および/または、これらに類似するものを含むことができる。これは、OTA RLPのリセット、ラップアラウンド、および/または、これらに類似するものの前に、後続のシーケンス番号に設定されるオフセットを確立することによって少なくとも部分的に達成できる。オフセットをシーケンス番号付けのリセットイベントにおいて利用して、まるでリセットが発生していないように番号付けを継続できる。さらに、オフセットを、さまざまな基地局に伝搬して、および/またはハンドオフ要求の一部として送信して、ソース基地局がそのようなイベントにおいて利用するためのオフセットを確実に有するようにできる。
関連する観点にしたがって、RLP通信において不変のシーケンススペースを維持することを容易にする方法を提供する。方法は、RLPシーケンス番号のリセットイベントを検出することと、検出されたイベントの発生の際に、現在のRLP番号に続くRLPシーケンス番号に実質的に等しいオフセットを設定することとを含むことができる。方法はさらに、後続のRLPシーケンス番号を有するそれぞれのRLPデータを送信する前に、オフセットを後続のRLPシーケンス番号に加えることを含むことができる。
別の観点は、ワイヤレス通信装置に関する。ワイヤレス通信装置は、1つ以上のRLPシーケンス番号のリセットイベント全体を通して、不変の無線リンク層プロトコル(RLP)シーケンス番号スペースを維持するように構成されている少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。ワイヤレス通信装置はまた、少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリを含むことができる。
さらに別の観点は、RLP通信において不変のシーケンススペースを維持することを容易にするワイヤレス通信装置に関する。ワイヤレス通信装置は、RLPシーケンス番号のリセットイベントを決定する手段と、決定されたRLPシーケンス番号のリセットイベントの発生に基づいて、オフセットを調整する手段とを含むことができる。ワイヤレス通信装置はさらに、後続のRLPシーケンス番号を有するそれぞれのRLPデータを送信する前に、オフセットを後続のRLPシーケンス番号に加える手段を含むことができる。
さらに別の観点は、コンピュータプログラムプロダクトに関し、コンピュータプログラムプロダクトは、RLPシーケンス番号のリセットイベントを検出することを少なくとも1つのコンピュータに生じさせるためのコードを含むコンピュータ読み取り可能媒体を有することができる。コンピュータ読み取り可能媒体はさらに、検出されたイベントの発生の際に、現在のRLP番号に続くRLPシーケンス番号に実質的に等しいオフセットを設定することを少なくとも1つのコンピュータに生じさせるためのコードを含むことができる。さらに、コンピュータ読み取り可能媒体は、後続のRLPシーケンス番号を有するそれぞれのRLPデータを送信する前に、オフセットを後続のRLPシーケンス番号に加えることを少なくとも1つのコンピュータに生じさせるためのコードを含むことができる。
先のおよび関連する目的を達成するために、1つ以上の実施形態は、以下で十分に記述し、特に特許請求の範囲において示す特徴を備えている。以下の記述および添付図面は、1つ以上の実施形態のいくつかの例示的な観点を詳細に示す。これらの観点は、さまざまな実施形態の原理を用いてもよいさまざまな方法のうちのほんのいくつかを表すにすぎず、記述する実施形態は、このようなすべての観点およびそれらの均等物を含むように向けられている。
図1は、ここで示すさまざまな観点にしたがった、ワイヤレス通信システムの説明図である。 図2は、ワイヤレス通信環境内で用いる例示的な通信装置の説明図である。 図3は、不変のシーケンススペース番号付けを維持することを実現する例示的なワイヤレス通信システムの説明図である。 図4は、付加されたシーケンス番号と、それぞれのRLP番号とを有する、例示的な無線リンク層プロトコル(RLP)データ部の説明図である。 図5は、オフセットにしたがって、シーケンス番号を調整することを容易にする例示的な方法の説明図である。 図6は、シーケンス番号のリセットイベントにしたがって、オフセットを設定することを容易にする例示的な方法の説明図である。 図7は、シーケンス番号を割り当てる際にオフセットを利用することを容易にする例示的なシステムの説明図である。 図8は、ここで記述するさまざまなシステムおよび方法とともに用いることができる例示的なワイヤレスネットワーク環境の説明図である。 図9は、シーケンス番号のリセットに対処するオフセットを使用して、不変のシーケンス番号を維持する例示的なシステムの説明図である。
詳細な説明
図面に関連して、さまざまな実施形態をこれから記述し、全体を通して同じ要素に言及するために、同じ参照番号を使用する。以下の記述において、説明のため、1つ以上の実施形態の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細な説明を述べる。しかしながら、これらの特定の詳細な説明なしに、そのような実施形態を実施できることは明白であるかもしれない。他の例において、1つ以上の実施形態を記述することを容易にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願中で使用されるような、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、およびこれらに類似するものは、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェアまたは実行中のソフトウェアを指すように意図されている。例えば、コンポーネントはプロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよいが、それだけに限られない。実例として、計算デバイス上で実行するアプリケーションと計算デバイスとの両方をコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントが1つのプロセスおよび/または実行のスレッド内に存在してもよく、コンポーネントが1つのコンピュータ上にローカライズされてもよく、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてもよい。また、これらのコンポーネントは、記憶したさまざまなデータ構造を有するさまざまなコンピュータ読み取り可能媒体から実行できる。コンポーネントは、1つ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム中の、分散システム中の別のコンポーネントと相互に対話する、および/またはインターネットのようなネットワークを通して、信号により他のシステムと相互に対話する、1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号にしたがうような、ローカルおよび/またはリモートプロセスを通して通信できる。
さらに、移動デバイスに関連して、さまざまな実施形態をここで記述する。移動デバイスは、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれることもある。移動デバイスは、セルラ電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、計算デバイス、またはワイヤレスモデムに接続される他の処理デバイスとすることができる。さらに基地局に関連して、さまざまな実施形態をここで記述する。基地局は、移動デバイスと通信するために利用でき、アクセスポイント、ノードB、または他のいくつかの専門用語で呼ばれることもある。
さらに、標準プログラミングおよび/または工学技術を使用する方法、装置、または製造品として、ここで記述するさまざまな観点または特徴を実現できる。ここで使用する用語“製造品”は、任意のコンピュータ読み取り可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むように意図されている。例えば、コンピュータ読み取り可能媒体は、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)など)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができるが、それらに限定されない。さらに、ここで記述するさまざまな記憶媒体は、情報を記憶するための1つ以上のデバイスおよび/または他の機械読み取り可能媒体を表すことができる。用語“機械読み取り可能媒体”は、命令および/またはデータを記憶し、含み、および/または搬送することができるワイヤレスチャネルおよびさまざまな他の媒体を含むことができるが、それらに限定されない。
ここで記述する技術を、さまざまなワイヤレス通信システムに対して使用してもよく、さまざまなワイヤレス通信システムは、コード分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一搬送波周波数ドメイン多重化(SC−FDMA)、および他のシステムのようなものである。用語“システム”および“ネットワーク”は、区別なく使用されることが多い。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)や、CDMA2000などのような無線技術を実現してもよい。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)と、CDMAの他の変形体とを含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856の標準規格をカバーする。TDMAシステムは、移動体通信用グローバルシステム(GSM)のような無線技術を実現してもよい。OFDMAシステムは、進化型UTRA(E−UTRA)や、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)や、IEEE802.11(Wi−Fi)や、IEEE802.16(WiMAX)や、IEEE802.20や、フラッシュ−OFDMなどのような無線技術を実現してもよい。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用する、UMTSの今後のリリースであり、ダウンリンク上でOFDMAを用い、アップリンク上でSC−FDMAを用いる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト”(3GPP)と名付けられた組織からの文書で説明されている。CDMA2000およびUMBは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト2”(3GPP2)と名付けられた組織からの文書で説明されている。
これから図1を参照すると、ワイヤレス通信システム100が、ここで与えられるさまざまな実施形態にしたがって図示されている。システム100は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局102を備えている。例えば、1つのアンテナグループがアンテナ104および106を含むことができ、別のグループがアンテナ108および110を含むことができ、さらなるグループがアンテナ112および114を含むことができる。2つのアンテナが各アンテナグループに対して図示されているが、より多い、または、より少ないアンテナを各グループに対して利用できる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含むことができ、当業者によって理解されるように、送信機チェーンおよび受信機チェーンのそれぞれは、信号の送信および受信に関係付けられる複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
基地局102は、移動デバイス116および移動デバイス122のような1つ以上の移動デバイスと通信できる。しかしながら、基地局102は、実質的に、移動デバイス116および122に類似する任意の数の移動デバイスと通信できる。移動デバイス116および122は、例えば、セルラ電話機、スマート電話機、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド計算デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/またはワイヤレス通信システム100に対して通信するための他の任意の適切なデバイスとすることができる。描写したように、移動デバイス116は、アンテナ112および114と通信しており、ここでアンテナ112および114は、フォワードリンク118によって移動デバイス116に情報を送信し、リバースリンク120によって移動デバイス116から情報を受信する。さらに、移動デバイス122は、アンテナ104および106と通信しており、ここでアンテナ104および106は、フォワードリンク124によって移動デバイス122に情報を送信し、リバースリンク126によって移動デバイス122から情報を受信する。例えば、周波数分割複信(FDD)システムにおいて、フォワードリンク118は、リバースリンク120により使用されるものとは異なる周波数帯域を利用でき、フォワードリンク124は、リバースリンク126により用いられるものとは異なる周波数帯域を用いることができる。さらに、時分割複信(TDD)システムにおいて、フォワードリンク118およびリバースリンク120は、共通の周波数帯域を利用でき、フォワードリンク124およびリバースリンク126は、共通の周波数帯域を利用できる。
通信するために指定されている、アンテナの各グループ、および/またはエリアは、基地局102のセクタと呼ばれることがある。例えば、アンテナのグループは、基地局102によってカバーされるエリアのセクタにおける移動デバイスに伝達するように指定できる。フォワードリンク118および124に対する通信において、基地局102の送信アンテナはビームフォーミングを利用して、移動デバイス116および122に対するフォワードリンク118および124の信号対ノイズ比を向上させることができる。さらに、基地局102がビームフォーミングを利用して、関連したカバレッジを通してランダムに分散されている移動デバイス116および122に送信する間に、近隣セルにおける移動デバイスは、単一のアンテナによってすべての移動デバイスに送信する基地局と比較して、より少ない干渉を受け得る。さらに、移動デバイス116および122は、記述するような、ピア・トゥ・ピアまたはアドホック技術を使用して、互いに直接通信できる。
1つの例にしたがうと、システム100は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムとすることができる。さらに、システム100は、FDD、TDDおよびこれらに類似するもののような何らかのタイプの複信技術を実質的に利用して、通信チャネル(例えば、フォワードリンク、リバースリンク...)を分割できる。基地局102は、無線リンク層プロトコル(RLP)を利用して、1つ以上の移動デバイス116および/または122と、物理層上で通信できる。さらに、基地局102と(示していない)他の基地局との間で、移動デバイス116および/または122をハンドオフできるワイヤレス通信ネットワークに、基地局102は参加できる。この点に関して、基地局間でパケット順序付けを維持するために、基地局102は仮想RLP(VRLP)を利用して、無線による(OTA)RLPシーケンス番号を仮想シーケンス番号にマッピングできる。1つの例において、ハンドオフに対するターゲット基地局が、ソースが中断したところから通信を継続できるように、ハンドオフの間にポインタのロケーションを送信できる。
さらに、OTA RLPのリセット、RLPシーケンス番号のラップアラウンド、およ/または、これらに類似するもののような、OTA RLPシーケンス番号をリセットできるイベントの間に、基地局102はオフセットを用いて、不変のVRLP順序付けスペースを維持できる。この点に関して、シーケンス番号のリセットは、基地局102、移動デバイス116および122、ならびに/あるいは、そのより上位のアプリケーションに対してシームレスに発生できる。OTA RLPシーケンス番号のリセットを生じさせるイベントの発生の際に、オフセットを初期化および/または更新できる。したがって、まるでリセットが発生していないように、オフセットを後続のシーケンス番号に加えることができる。オフセットはまた、ハンドオフ要求を受信する異なる基地局にオフセットを送信する(例えば、ハンドオフ要求の一部として、異なる送信として、時間間隔にしたがった、または、リセットイベントの発生の際のオフセットの伝搬として、など)ことによってハンドオフにわたって維持できる。この方法で、基地局102、異なる基地局、および/または移動デバイス116/122、の1つ以上のより上位のアプリケーションにしたがって、シーケンス番号はとぎれないように発生できる。
図2に目を向けると、ワイヤレス通信環境内で用いる通信装置200が図示されている。通信装置200は、基地局またはその一部、移動デバイスまたはその一部、あるいは、ワイヤレス通信環境において送信されたデータを受信する、実質的に任意の通信装置とすることができる。特に、通信装置200は、要求デバイスに対してワイヤレス通信サービスを提供するアクセスポイントとすることができる。通信装置200は、RLPコミュニケーター202と、シーケンス番号マッパー204と、オフセットコンフィギュラー206とを含むことができる。RLPコミュニケーター202は、無線リンクによって、1つ以上の異なるデバイスとデータを通信できる。シーケンス番号マッパー204は、RLPシーケンス番号をVRLP番号にマッピングでき、より上位のアプリケーションにおいてシーケンス番号を中断することなく異なる通信装置間の通信ハンドオフを可能にする。オフセットコンフィギュラー206は、OTA RLPシーケンス番号のリセットの発生の際にオフセット変数を維持できる。
1つの例にしたがうと、RLPコミュニケーター202は、アクセス端末およびこれに類似するもののような、1つ以上の異なるデバイスと、無線リンク層上で通信できる。通信は、アプリケーション層およびインターネットプロトコル(IP)層の下のデータを送信および/または受信することを必然的に伴い得る。データは、データを含む1つ以上の番号付けされたフレームとして伝達でき、ハンドオフは、フレームの中で、または、データの一部のフレーム間で発生し得る。ハンドオフは、(示していない)異なる通信装置とのRLP通信のために、通信装置202とのRLP通信を中断させ得る。上述したように、1つの例において、ハンドオフは、異なる通信装置のより近い範囲に入ってくるアクセス端末によってもたらされ得る。さらに、アクセス端末は、異なる通信装置と通信することができ、通信のハンドオフを通信装置200に生じさせる、通信装置200のより近い範囲内に来ることができる。
通信装置200はVRLPシーケンス番号を受信して、以前の異なる通信装置が中断したところから、アクセス端末に対してデータの通信を継続できる。これにより、通信装置はパケット順序付けを調整することが可能になる。例えば、シーケンス番号マッパー204は、アクセス端末にデータを送信するときにVRLPシーケンス番号を利用して、それに対してシームレスなハンドオフを提供できる。したがって、シーケンス番号マッパー204を利用して、物理RLPシーケンス番号を、受信したVRLPにマッピングすることにより、受信デバイス(例えば、アクセス端末)は、ハンドオフの影響を認識することなく、さまざまな通信装置から通信を受信することが可能になる。
通信装置200内のOTA RLPシーケンス番号のリセットのイベントにおいて、オフセットコンフィギュラー206を利用してシーケンス番号に関連するオフセットを初期化でき、異なるアクセス端末とのシームレスな通信が可能になる。例えば、限定ではないが、OTA RLPのリセットそのもの、現在の番号が利用可能な最大値の終わりにある、シーケンス番号のラップアラウンド、および/またはこれらに類似するものを含むいくつかのイベントにおいて、OTA RLPシーケンス番号はリセットできる。イベント発生の際に、オフセットコンフィギュラー206は、最後の、または予測される次のシーケンス番号によりオフセット変数を初期化または更新できる。後続の送信は、オフセットによりVRLPシーケンス番号を修正して、より上位のアプリケーションに関して、不変のシーケンス番号を維持できる。さらに、オフセットの修正または初期化の際に、オフセットを異なる通信装置200間で同期させて、ハンドオフにわたってシーケンススペースを維持できる。別の例において、ハンドオフの間に、ハンドオフの可能性の通知の際に、および/またはこれらに類似するものにおいて、オフセットを送信できる。
これから図3を参照すると、ワイヤレス通信システム300が図示されており、ワイヤレス通信システム300は、オフセットの利用を容易にして、ワイヤレス通信ネットワークにおいてシームレスなVRLPシーケンススペースを容易にすることができる。システム300はアクセスポイント302を含み、アクセスポイント302は、アクセス端末304(および/または(示していない)任意の数の異なるデバイス)と通信できる。アクセスポイント302は、フォワードリンクチャネルによってアクセス端末304に情報を送信でき;さらに、アクセスポイント302は、リバースリンクチャネルによってアクセス端末304から情報を受信できる。別のアクセスポイント306が設けられ、それに対して/それから、アクセス端末304をハンドオフできる。さらに、システム300はMIMOシステムとすることができる。さらに、システム300は、(例えば、3GPP、3GPP2、3GPP LTE、などのような)OFDMAワイヤレスネットワークにおいて動作できる。また、1つの例において、アクセスポイント302において、以下で示し、記述するコンポーネントおよび機能は、アクセスポイント306中に存在できる。
アクセスポイント302は、無線リンク層コミュニケーター308と、シーケンス番号マッパー310と、オフセットコンフィギュラー312と、オフセットアップデーター314とを含む。無線リンク層コミュニケーター308は、無線リンク層によって、データを1つ以上のアクセス端末と通信できる。シーケン番号マッパー310は、アクセスポイント302および/または306の間での、アクセス端末のシームレスなハンドオフのために、物理RLPシーケンス番号をVRLP番号に関係付けることができる。オフセットコンフィギュラー312は、VRLP番号に適用すべきオフセットを、初期化し、修正し、または、さもなければ更新できる。オフセットアップデーター314は、アクセスポイント306のような、1つ以上の異なるアクセスポイントとオフセットを同期させることができる。オフセットの修正を生じさせるイベントの発生の際に、および/またはこれに類似するものにおいて、そのような更新をハンドオフ要求の一部として実行できる。
1つの例にしたがうと、アクセスポイント302は、無線リンク層コミュニケーター308を使用して、無線リンク層によってアクセス端末304と通信できる。この層は、シーケンス番号を利用して、データフレームの順序付けされた受信を保証できる。1つの例において、より上位のアプリケーションはシーケンス番号を利用して、番号にしたがって、データフレームを順次データとして解釈できる。番号は、RLP層において指定することができる。しかしながら、RLP層における番号は変更でき;したがって、ハンドオフの例において、シーケンス番号マッパー310を利用して、VRLP番号をRLP番号に関係付けて、例えば、アクセスポイント(例えば、アクセスポイント302および306)間のパケット順序付けを調整できる。例えば、アクセス端末304がアクセスポイント306と通信している場合、上述したように、アクセスポイント302に通信をハンドオフできる。シーケンス番号マッパー310は、アクセスポイント302のVRLPシーケンス番号を、アクセス端末304によって予期される次の番号(例えば、ハンドオフが発生しない場合にアクセスポイント306が使用する次の番号)に関係付けることができる。この点に関して、シーケンス番号の不一致は、アクセス端末304またはより上位のアプリケーションによって認識されない。
さらに、アクセスポイントに対するRLPシーケンス番号をリセットできる場合に、オフセットコンフィギュラー312は、VRLPシーケンス番号に加えることができるオフセットを規定して、不変のシーケンススペースを容易にできる。例えば、アクセスポイント302に対するOTA RLPのリセット、シーケンス番号のラップアラウンド、および/またはこれらに類似するものの場合に、RLPシーケンス番号をリセットできる。このイベントにおいて、例えば、オフセットコンフィギュラー312は、予測される後続のシーケンス番号に関連するオフセット番号を保持できる。したがって、RLPシーケンス番号のリセットのときに、まるで、番号が、受信デバイス(例えば、アクセス端末304)にしたがってリセットされないかのように、オフセットを番号に加えることができる。例えば、オフセットコンフィギュラー312は、それぞれの、シーケンス番号のリセットイベントの際に、オフセット変数を修正できる。さらに、オフセットアップデーター314を利用して、オフセットにおける変更を異なるアクセスポイント(例えば、アクセスポイント306)に通知して、効率的なハンドオフのためにアクセスポイント間のオフセットの同期化を保証できる。この点に関して、オフセットは複数のアクセスポイントにわたって維持でき、それにより、現在のアクセスポイントにおける番号リセットのイベント、ハンドオフ、または、これらの組み合わせにおいて、RLP番号における変更は、アクセス端末304のような、より上位のアプリケーションまたは異なるデバイスによって認識される必要がない。
示すように、アクセス端末304はRLPを使用してアクセスポイント302と通信しているものとすることができ、シーケンス番号マッパー310は、アクセス端末304に対する通信にVRLPシーケンス番号を提供して、不変のパケット順序付けを維持できる。例えば、アクセスポイント302は、アクセス端末304がハンドオフされた異なるアクセスポイントからの通信を継続できる。OTA RLPのリセットや、シーケンス番号のラップアラウンドなどのような、RLPシーケンス番号をリセットするイベントの際に、オフセットコンフィギュラー312は、次のVRLP番号に等しいオフセット変数を設定できる。後続のRLP通信の際に、オフセットを最初のVRLP番号に加えることができる。したがって、VRLP番号は、RLP番号リセットの結果としてリセットされず、そのようなイベントにかかわらず不変のシーケンススペースを維持し、したがって、より上位のアプリケーションは、そのようなイベントを認識する必要はない。さらに、オフセットアップデーター314は、アクセスポイント306におけるオフセットを同期させて、アクセス端末304をアクセスポイント306にハンドオフするときに不変性を可能にすることができる。したがって、アクセスポイント306へのハンドオフ後に、アクセス端末304と通信する際にオフセットを利用でき、そのため、アクセス端末は、シーケンス番号における相違を認識しない。
これから図4を参照すると、ワイヤレスネットワークにおいてデータを伝達する例示的なRLP通信フレーム400が示されている。上述したように、RLPは、データを送信する際に利用するシーケンス番号を指定できる。示すように、1つの例において、フレームは、シーケンス番号により開始できる。この例において、402、404、406および408において示されているシーケンス番号は、ハンドオフまたはこれに類似するもののために、VRLPシーケンス番号とすることができ、アクセスポイントによって利用される対応するRLPシーケンス番号が、VRLPシーケンス番号の下に示されている。4ビットのシーケンス番号を示したが、実質的に任意の数のシーケンス番号を利用して、ラップアラウンドの前に実質的に任意の最大値を有することができることを理解すべきである。この点に関して、フレームを受信すると、受信するデバイスは、402、404、406および408におけるシーケンス番号にしたがってフレームを連続的に順序付けて、データを解釈する。
示すように、RLP番号は、406において1111から0000にラップアラウンドできる。説明したように、このイベントは、VRLPシーケンス番号に対してオフセットを設定させることができる。説明したように、オフセットは、406において示されている、次の予期されるVRLPシーケンス番号である1000とすることができる。したがって、406において、オフセット1000をRLPシーケンス番号0000に加えて、オフセットによりVRLPに対して1000を発生させることができる。引き続き、408において、オフセット1000をシーケンス番号0001に加えて、1001を発生させるなど、することができる。この点に関して、受信デバイスおよび/またはより上位のアプリケーションは、番号のリセットを認識しない。さらに、利用可能なVRLP番号は、RLP番号よりも大きいものとすることができ、オフセットはラップアラウンドの際に、番号における差を補償することを可能にする。さらに、上述したように、OTA RLPのリセットが、オフセットを設定させ得る。
図5ないし図6を参照すると、リセットイベントに対してオフセットを使用して、不変のシーケンス番号を維持することに関する方法が説明されている。説明を簡単にするために、一連の動作として方法を示し、説明しているが、1つ以上の実施形態にしたがって、いくつかの動作は、異なる順序で発生してもよく、および/または、ここで示し記述した動作以外の動作と同時に発生してもよいことから、方法は動作の順序によって限定されないことを理解および認識すべきである。例えば、状態図におけるように、一連の相互に関係付けられた状態またはイベントとして、方法を代わりに表すことができることを、当業者は理解および認識するだろう。さらに、1つ以上の実施形態にしたがって方法を実現するために、説明されているすべての動作を要求しなくてもよい。
図5に目を向けると、RLP番号のリセットイベントにわたって、不変のRLPシーケンス番号を送信することを容易にする方法500が説明されている。502において、RLPシーケンス番号をVRLPシーケンス番号にマッピングできる。1つの例において、VRLPシーケンス番号対RLPシーケンス番号の実質的に1:1のマッピングを維持することにより、このことは、シーケンス番号が拡張され、または、通信のハンドオフに対処することを可能にできる。504において、シーケンスのオフセットをVRLPシーケンス番号に加えることができる。説明したように、OTA RLPのリセット、シーケンス番号のラップアラウンド、および/またはこれらに類似するもののような、RLPシーケンス番号のリセットイベントに関連する値をオフセットに割り当てることができる。1つの例において、値は、後続の予期されるフレーム番号に等しいものとすることができ、リセットが発生しなかったかのように、番号をリセットRLPシーケンス番号に加えることができる。したがって、506において、VRLPシーケンス番号に適用されたオフセットを有するRLPデータを送信できる。
これから図6を参照すると、不変のRLPシーケンススペースを維持するためのオフセットを設定することを容易にする方法600が説明されている。602において、RLPシーケンス番号のリセットが検出される。検出は、RLPシーケンス番号を評価すること、イベントの通知、1つ以上の異なるイベントに基づいてイベントを推論することなど、により発生できる。604において、次のRLPシーケンス番号を決定できる。これは、1つの例において、リセットイベントがなかった場合に予期される次のRLPシーケンス番号とすることができる。606において、決定された次のRLPシーケンス番号に対してオフセット変数を設定でき、それにより、リセット後の後続のRLP番号にその番号を加えることは、リセットがまるで生じなかったかのように発生できる。608において、例えば、デバイスに対して、共通のネットワークノードに対して、オフセットを送信することにより、および/または、要求や、通知に少なくとも部分的に基づく、これらに類似するものにより、ならびに/あるいは、これらに類似するものにより、オフセットを異なるデバイスまたはアクセスポイントに同期させることができる。加えて、RLPシーケンス番号は、基礎RLPシーケンス番号にマッピングされたVRLPシーケンス番号とすることができることを理解すべきである。
ここで記述する1つ以上の観点にしたがって、記述するようにRLPシーケンス番号のリセットイベントを検出することに関して、推論を実施できることが理解されるだろう。ここで使用するとき、用語“推論する”または“推論”は一般的に、事象および/またはデータを通して取り込まれる1組の観測から、システム、環境、および/またはユーザ、の状態について理論的に考えること、または推論するプロセスに関係する。例えば、推論を用いて特定の情況または動作を識別でき、または状態に対して確率分布を発生させることができる。推論は、確率的、すなわち、データおよび事象の考慮に基づいた、関心のある状態に対する確率分布の計算とすることができる。推論はまた、1組の事象および/またはデータからより高いレベルの事象を構成するために用いられる技術を指すこともある。事象が時間的にきわめて接近して相関付けられていようとなかろうと、事象およびデータが1つまたはいくつかの事象およびデータ源から生じていようとなかろうと、このような推論は、1組の観測された事象および/または記憶された事象データから、新しい、事象または動作の構造を結果として生ずる。
図7は、オフセットを調整し、RLPシーケンス番号スペースに対してオフセットを適用することを容易にするシステム700の説明図である。システム700は、複数の受信アンテナ706を通して1つ以上の移動デバイス704から信号を受信する受信機710と、送信アンテナ708を通して1つ以上の移動デバイス704に送信する送信機724とを有する基地局702(例えば、アクセスポイント、...)を備えている。受信機710は、受信アンテナ706から情報を受信でき、受信した情報を復調する復調器712に動作可能に関係付けられている。復調したシンボルは、メモリ716に結合されているプロセッサ714によって解析され、メモリ716は、信号(例えば、パイロット)強度および/または干渉強度を推定することに関連した情報、移動デバイス704(または(示していない)異なる基地局)に送信すべきまたはそこから受信すべきデータ、および/またはここで示したさまざまな動作および機能を実行することに関連した他の任意の適切な情報を記憶する。
プロセッサ714は、受信機710によって受信した情報を解析すること、および/または送信機724によって送信するための情報を発生させることに専用のプロセッサ、基地局702の1つ以上のコンポーネントを制御するプロセッサ、ならびに/あるいは、受信機710によって受信した情報を解析し、送信機724によって送信するための情報を発生させ、基地局702の1つ以上のコンポーネントを制御するプロセッサとすることができる。
基地局702はさらにメモリ716を備え、メモリ716は、プロセッサ714に動作可能に結合され、送信すべきデータ、受信したデータ、利用可能なチャネルに関連した情報、解析された信号および/または干渉強度に関係付けられているデータ、割り当てられているチャネル、電力、レート、あるいはこれらに類似するものに関連した情報、ならびに、チャネルを推定するための、およびチャネルによって伝達するための、他の任意の適切な情報を記憶することができる。メモリ716はさらに、(例えば、性能ベースで、容量ベースで、など)チャネルを推定すること、および/または利用することに関係付けられたプロトコルおよび/またはアルゴリズムを記憶できる。
ここで記述したメモリ716は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかとすることができ、あるいは揮発性および不揮発性メモリの両方を含むことができることが理解される。実例として、これに限定されないが、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(ROM)、プログラム可能ROM(PROM)、電気的にプログラム可能ROM(EPROM)、電気的に消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。実例として、これに限定されないが、RAMは多くの形態で利用でき、例えば同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、倍速データレートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトラムバスRAM(DRRAM)がある。本主題の、システムおよび方法のメモリ708は、これらに限定されず、これらおよび他の任意の適当なタイプのメモリを備えるように意図されている。
プロセッサ714はさらに、シーケンス番号計算器718に結合され、シーケンス番号計算器718は、RLPデータを送信するためにシーケンス番号を計算できる。例えば、シーケンス番号は、基礎RLP番号に少なくとも部分的に基づくものとすることができ、シーケンス番号のリセットイベントにおいて不変性を維持するために加えられるオフセットを有することができる。プロセッサはまた、オフセットを維持するオフセット調整器720に結合できる。例えば、RLPシーケンス番号のリセットのイベントにおいて、オフセット調整器720は、後続の予期されるシーケンス番号に対してオフセットを設定できる。RLPシーケンス番号のリセットの際に、シーケンス番号計算器718は、RLPデータを送信する前に、シーケンス番号にオフセットを加えることができ、それにより、リセットイベントは、移動デバイス704のような受信デバイスによって認識されない。さらに、プロセッサ714から分離しているように描写しているが、シーケンス番号計算器718、オフセット調整器720、復調器712、および/または変調器722は、プロセッサ714または(示していない)複数のプロセッサの一部とすることができることを理解すべきである。
図8は、例示的なワイヤレス通信システム800を示す。簡潔にするために、ワイヤレス通信システム800は、1つの基地局810および1つの移動デバイス850を描写する。しかしながら、システム800は1つより多い基地局および/または1つより多い移動デバイスを含むことができ、追加的な基地局および/または移動デバイスは、以下で記述する例示的な基地局810および移動デバイス850と実質的に類似または相違したものとすることができることを理解すべきである。さらに、基地局810および/または移動デバイス850は、ここで記述した、システム(図1ないし図3、および図7)、例(図4)および/または方法(図5ないし図6)を用いて、それらの間でワイヤレス通信を容易にすることができることを理解すべきである。
基地局810において、多数のデータストリームに対するトラヒックデータが、データ源812から送信(TX)データプロセッサ814に提供される。1つの例にしたがうと、各データストリームは、それぞれのアンテナに対して送信できる。TXデータプロセッサ1314は、トラヒックデータストリームに対して選択された特定のコーディングスキームに基づいてそのデータストリームをフォーマットし、コード化し、インターリーブして、コード化されたデータを提供する。
各データストリームに対してコード化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を使用して、パイロットデータと多重化できる。付加的にまたは代わりに、パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、またはコード分割多重化(CDM)とすることができる。パイロットデータは一般に、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために移動デバイス850において使用できる。各データストリームに対して多重化されたパイロットおよびコード化されたデータは、そのデータストリームに対して選択される特定の変調スキーム(例えば、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)、直角位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M−PSK)、M直角位相振幅変調(M−QAM)など)に基づいて変調(例えば、シンボルマッピング)して、変調シンボルを提供できる。各データストリームに対するデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ830により実行されるまたは提供される命令によって決定できる。
データストリームに対する変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ820に提供でき、TX MIMOプロセッサ820は、(例えば、OFDMに対する)変調シンボルをさらに処理できる。TX MIMOプロセッサ820は、次に、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)822aないし822tに提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ820は、データストリームのシンボルと、シンボルが送信されているアンテナとに対してビームフォーミングの重みを適用する。
各送信機822は、それぞれのシンボルストリームを受け取って、処理して、1つ以上のアナログ信号を提供し、さらにアナログ信号を調整して(例えば、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートする)、MIMOチャネルに対して送信に適切な変調信号を提供する。さらに、送信機822aないし822tからのNT個の変調信号は、それぞれNT個のアンテナ824aないし824tから送信される。
移動デバイス850において、送信された変調信号が、NR個のアンテナ852aないし852rによって受信され、各アンテナ852からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)854aないし854rに提供される。各受信機854は、それぞれの信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートする)、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにサンプルを処理して対応する“受信”シンボルストリームを提供する。
RXデータプロセッサ860は、NR個の受信機854からNR個の受信シンボルストリームを受け取り、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、NT個の“検出された”シンボルストリームを提供する。RXデータプロセッサ860は、各検出されたシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、デコードして、データストリームに対するトラヒックデータを回復できる。RXデータプロセッサ860による処理は、基地局810におけるTX MIMOプロセッサ820およびTXデータプロセッサ814により実行される処理と相補関係にある。
プロセッサ870は、上述したようにどのプリコーディング行列を利用するかを定期的に決定できる。さらに、プロセッサ870は、行列インデックス部分とランク値部分とを備えるリバースリンクメッセージを構築できる。
リバースリンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関するさまざまなタイプの情報を含むことができる。リバースリンクメッセージは、データ源836から多数のデータストリームに対するトラヒックデータも受信するTXデータプロセッサ838によって処理し、変調器880によって変調し、送信機854aないし854rによって調整し、基地局810対して再度送信することができる。
基地局810において、移動デバイス850からの変調信号は、アンテナ824によって受信され、受信機822によって調整され、復調器840によって復調され、RXデータプロセッサ842によって処理されて、移動デバイス850により送信されたリバースリンクメッセージが抽出される。さらに、プロセッサ830は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミングの重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定できる。
プロセッサ830および870は、それぞれ、基地局810および移動デバイス850における動作を指示(例えば、制御する、調整する、管理するなど)できる。それぞれのプロセッサ830および870は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ8332および872に関係付けることができる。プロセッサ830および870は計算を実行して、それぞれアップリンクおよびダウンリンクに対する周波数およびインパルス応答推定を導出することもできる。
ここで記述した実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはこれらの任意の組み合わせにおいて実現できることを理解すべきである。ハードウェア実施のために、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールドプログラム可能ゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここで記述した機能を実行するように設計された他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせ内で、処理ユニットを実現できる。
実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントにおいて実現されるとき、それらは、記憶装置コンポーネントのような機械読み取り可能媒体中に記憶できる。コードセグメントは、手続き、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令の任意の組み合わせ、データ構造、またはプログラムのステートメントを表すことができる。情報、データ、引き数、パラメータ、またはメモリのコンテンツを渡し、および/または受け取ることにより、コードセグメントは、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合できる。メモリの共有を含む任意の適切な手段、メッセージ受渡し、トークンパッシング方式、ネットワーク送信などを使用して、情報、引き数、パラメータ、データなどを渡し、転送し、または送信することができる。
ソフトウェア実現のために、ここで記述した技術は、ここで記述した機能を実行するモジュール(例えば、手続き、関数など)により実現できる。ソフトウェアコードは、メモリユニット中に記憶し、プロセッサによって実行できる。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部で実現でき、いずれのケースにおいても、メモリユニットは、技術的に知られているさまざまな手段によりプロセッサに通信可能に結合できる。
図9を参照すると、ワイヤレスネットワークにおいて不変のシーケンス番号スペースを維持することを容易にするシステム900が説明されている。例えば、システム900は、基地局、移動デバイスなどの内部に少なくとも部分的に存在できる。システム900は、機能ブロックを含むように表わされており、機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組合せ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表わす機能ブロックとすることができることを理解すべきである。システム900は、一緒に動作できる電気コンポーネントの論理グループ902を含む。例えば、論理グループ902は、RLPシーケンス番号のリセットイベントを決定する電気コンポーネント904を含むことができる。例えば、イベントは、OTA RLPのリセット、シーケンス番号のラップアラウンド、および/またはこれらに類似するものとすることができる。イベントは、番号を評価すること、システム900の1つ以上の観点を監視することなどによって決定できる。さらに、論理グループ902は、決定されたRLPシーケンス番号のリセットイベントの発生に基づいて、オフセットを調整する電気コンポーネント906を備えることができる。1つの例において、リセットされたシーケンス番号にオフセットを加えることにより、番号において不変性を維持できるように、リセットイベントに続くシーケンス番号に対してオフセットを更新できる。さらに論理グループ902は、後続のRLPシーケンス番号を有する、それぞれのRLPデータを送信する前に、オフセットを後続のRLPシーケンス番号に付加する電気コンポーネント908を備えることができる。したがって、説明したように、シーケンス番号のリセットのイベントにおいて、不変のシーケンス番号を維持しながらRLPデータを送信できる。さらに、システム900は、メモリ910を含むことができ、メモリ910は、電気コンポーネント904、906および908に関係付けられている機能を実行するための命令を保持する。メモリ910に対して外部にあるように示しているが、電気コンポーネント904、906および908のうちの1つ以上は、メモリ910の内部に存在できることを理解すべきである。
上述したものは1つ以上の実施形態の例を含む。もちろん、上述の実施形態を記述する目的のために、コンポーネントまたは方法のすべての考えられる組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者の1人は、さまざまな実施形態の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識することができる。したがって、記述した実施形態は、すべてのそのような変更、修正および変形を包含することが意図されており、これらは特許請求の範囲の精神および範囲内にある。その上、用語“含む”が詳細な説明または特許請求の範囲のどちらかで使用される限り、そのような用語は、用語“具備する”が請求項中で移行語として使用されるときに解釈されるように用語“具備する”とある意味類似して包括的であることが意図されている。

Claims (25)

  1. 無線リンク層プロトコル(RLP)通信で、不変のシーケンススペースを維持することを容易にする方法において、
    RLPシーケンス番号のリセットイベントを検出することと、
    前記検出されたイベントの発生の際に、現在のRLP番号に続くRLPシーケンス番号に実質的に等しいオフセットを設定することと、
    後続のRLPシーケンス番号を有するそれぞれのRLPデータを送信する前に、前記オフセットを前記後続のRLPシーケンス番号に加えることとを含む方法。
  2. 前記RLPシーケンス番号のリセットイベントは、無線による(OTA)RLPのリセットである請求項1記載の方法。
  3. 前記RLPシーケンス番号のリセットイベントはRLPシーケンス番号のラップアラウンドであり、前記現在のRLPシーケンス番号は最大のRLPシーケンス番号であり、直後のRLPシーケンス番号は最初のRLPシーケンス番号である請求項1記載の方法。
  4. 1つ以上のアクセスポイントに前記オフセットを送信することをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 異なるアクセスポイントから受信したオフセットにしたがって、前記オフセットをリセットすることをさらに含む請求項1記載の方法。
  6. 前記RLPシーケンス番号は、1つ以上の基礎RLPシーケンス番号にマッピングされる仮想RLP(VRLP)シーケンス番号である請求項1記載の方法。
  7. 前記基礎RLPシーケンス番号に前記VRLPシーケンス番号をマッピングすることをさらに含む請求項6記載の方法。
  8. それぞれのRLPデータとともに、前記オフセットが加えられた前記後続のRLPシーケンス番号を1つ以上のアクセス端末に送信して、前記アクセス端末に関して不変のRLPシーケンススペースを維持することをさらに含む請求項1記載の方法。
  9. ワイヤレス通信装置において、
    1つ以上のRLPシーケンス番号のリセットイベント全体を通して、不変の無線リンク層プロトコル(RLP)シーケンス番号スペースを維持するように構成されている少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されているメモリとを具備するワイヤレス通信装置。
  10. 前記RLPシーケンス番号のリセットイベントは、無線による(OTA)RLPのリセットである請求項9記載のワイヤレス通信装置。
  11. 前記RLPシーケンス番号のリセットイベントはRLPシーケンス番号のラップアラウンドであり、現在のRLPシーケンス番号は最大のRLPシーケンス番号であり、直後のRLPシーケンス番号は最初のRLPシーケンス番号である請求項9記載のワイヤレス通信装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記RLPシーケンス番号のリセットイベントに関連するRLPシーケンス番号に実質的に等しいオフセットを設定し、
    前記オフセットを後続のRLPシーケンス番号に加えて、前記不変のRLPシーケンス番号スペースを維持するようにさらに構成されている請求項9記載のワイヤレス通信装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、1つ以上の異なるワイヤレス通信装置に前記オフセットを送信するようにさらに構成されている請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサは、異なるワイヤレス通信装置から受信したオフセットにしたがって、前記オフセットをリセットするようにさらに構成されている請求項12記載のワイヤレス通信装置。
  15. 前記RLPシーケンス番号スペースは、基礎RLPシーケンス番号スペースにマッピングされる仮想RLP(VRLP)シーケンス番号スペースである請求項9記載のワイヤレス通信装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基礎RLPシーケンス番号スペースのRLPシーケンス番号に、前記VRLPシーケンス番号スペースのVRLPシーケンス番号をマッピングするようにさらに構成されている請求項15記載のワイヤレス通信装置。
  17. 無線リンク層プロトコル(RLP)通信で、不変のシーケンススペースを維持することを容易にするワイヤレス通信装置において、
    RLPシーケンス番号のリセットイベントを決定する手段と、
    前記決定されたRLPシーケンス番号のリセットイベントの発生に基づいて、オフセットを調整する手段と、
    後続のRLPシーケンス番号を有するそれぞれのRLPデータを送信する前に、前記オフセットを前記後続のRLPシーケンス番号に加える手段とを具備するワイヤレス通信装置。
  18. 前記RLPシーケンス番号のリセットイベントは、無線による(OTA)RLPのリセットである請求項17記載のワイヤレス通信装置。
  19. 前記RLPシーケンス番号のリセットイベントはRLPシーケンス番号のラップアラウンドであり、現在のRLPシーケンス番号は最大のRLPシーケンス番号であり、直後のRLPシーケンス番号は最初のRLPシーケンス番号である請求項17記載のワイヤレス通信装置。
  20. 1つ以上の異なるワイヤレス通信装置に前記オフセットを送信する手段をさらに具備する請求項17記載のワイヤレス通信装置。
  21. 異なるワイヤレス通信装置から受信したオフセットにしたがって、前記オフセットを再調整する手段をさらに具備する請求項17記載のワイヤレス通信装置。
  22. 前記RLPシーケンス番号は、1つ以上の基礎RLPシーケンス番号にマッピングされる仮想RLP(VRLP)シーケンス番号である請求項17記載のワイヤレス通信装置。
  23. 前記基礎RLPシーケンス番号に前記VRLPシーケンス番号をマッピングする手段をさらに具備する請求項22記載のワイヤレス通信装置。
  24. それぞれのRLPデータとともに、前記オフセットが加えられた前記後続のRLPシーケンス番号を1つ以上のアクセス端末に送信して、前記アクセス端末に関して不変のRLPシーケンススペースを維持する手段をさらに具備する請求項17記載のワイヤレス通信装置。
  25. コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    無線リンク層プロトコル(RLP)シーケンス番号のリセットイベントを検出することを少なくとも1つのコンピュータに生じさせるためのコードと、
    前記検出されたイベントの発生の際に、現在のRLP番号に続くRLPシーケンス番号に実質的に等しいオフセットを設定することを前記少なくとも1つのコンピュータに生じさせるためのコードと、
    後続のRLPシーケンス番号を有するそれぞれのRLPデータを送信する前に、前記オフセットを前記後続のRLPシーケンス番号に加えることを前記少なくとも1つのコンピュータに生じさせるためのコードと、
    を含むコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
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