JP2010523060A - Ofdma/cdmaアクセス端末のためのディジタルおよびアナログ電力制御 - Google Patents

Ofdma/cdmaアクセス端末のためのディジタルおよびアナログ電力制御 Download PDF

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Abstract

複数の観点において、マルチプルの変調波形を使用する無線通信システムにおけるアクセス端末の電力レベルを制御することが記載されている。該電力は、アクセスプローブに応答してアクセス許可が受信された後、移動装置が定常状態に移行するまで、制御されることができる。基準電力が変わったときのみ、電力増幅器の設定を変更することができ、基準電力を連続的に監視することができる。逆方向データチャネルのディジタル利得は、該基準電力レベルに関して調整され得る。

Description

関連技術
[相互参照]
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2007年3月26日出願の「DIGITAL AND ANALOG POWER CONTROL FOR AN OFDMA/CDMA ACCESS TERMINAL」という名称の米国特許仮出願第60/896,975号明細書の利益を主張する。
以下の記述は、一般に無線通信システムに関し、より詳細には、マルチチャネルアクセス端末のための電力制御に関する。
無線通信システムは、音声、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために、広く配備されている。これらのシステムは、使用可能なシステムリソース(例えば帯域幅や送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムとすることができる。多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどがある。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末の通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の伝送を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、シングル・イン・シングル・アウト(single−in−single−out)、マルチプル・イン・シングル・アウト(multiple−in−single−out)、またはマルチプル・イン・マルチプル・アウト(multiple−in−multiple−out)(MIMO)システムにより確立することができる。
MIMOシステムは、データ送信にマルチプル(N)送信アンテナ(multiple (NT) transmit antennas)およびマルチプル(N)受信アンテナ(multiple (NR) receive antennas)を使用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるN個の独立チャネルに分解することができ、この場合、N≦min{N,N}である。N個の独立チャネルのそれぞれは、次元に対応する。マルチプル送信および受信アンテナによって作られた追加の次元が使用される場合、MIMOシステムは、性能の向上(例えば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割デュプレックス(duplex)(TDD)システムおよび周波数分割デュプレックス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、順方向および逆方向リンク伝送は、同じ周波数領域上にあり、したがって、相反原理によって、逆方向リンクチャネルから順方向リンクチャネルを推定することができる。これによって、マルチプルの(multiple)アンテナがアクセスポイントで使用可能なとき、アクセスポイントは、順方向リンク上の送信ビームフォーミング利得(transmit beamforming gain)を抽出することができる。
一部の無線通信システムは、(例えばCDMAおよびOFDMAの両方などの)データを送信するためにマルチプルの変調波形を使用する。これら複数の変調波形のそれぞれは、異なる電力設定を有することができ、装置が送信する電力が多すぎたり(例えば干渉をもたらす)少なすぎたり(例えば十分に通信できない)しないように制御されなければならない。したがって、マルチプルの変調波形のために異なる電力設定を制御する必要がある。
以下は、こうした観点の基本的な理解を提供するために、1つまたは複数の観点の簡単な要約を示す。この要約は、企図されているすべての観点の広範な概要ではなく、また、すべての観点の鍵となる要素または重要な要素を識別するためのものではなく、任意のまたはすべての観点の範囲を画定するためのものでもない。単に、後述するより詳細な説明の前置きとして、1つまたは複数の観点の一部の概念を簡略化した形で提示するためのものである。
1つまたは複数の観点およびその対応する開示によれば、複数の変調波形(例えばOFDMAとCDMAなど)を使用するアクセス端末のための電力制御に関して、様々な観点が記載されている。各チャネルの電力設定は、移動装置がアクセスプローブを送信し、無線通信システムに含まれる時から、移動装置が定常状態になるまで、別々に制御することができる。
一観点によれば、無線通信システムで使用される少なくとも2つの変調波形の電力制御を提供するための方法が提供される。この方法は、開ループ電力制御およびクローズドループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定することを含み得る。また、この方法は、第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整すること、および第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を調整することも含み得る。第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネル、および第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルの両方は、基準電力レベルに関して調整することができる。
別の観点は、メモリおよびプロセッサを含む無線通信装置に関する。メモリは、開ループ電力制御およびクローズドループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定すること、基準電力レベルの関数として第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整すること、および基準電力レベルの関数として第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を調整することに関する命令を保持することができる。プロセッサは、メモリに結合することができ、メモリ内に保持されている命令を実行するよう構成することができる。
さらに別の観点は、電力制御を容易にする無線通信装置に関する。この装置は、開ループ電力制御およびクローズドループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定するための手段を含み得る。また、装置には、基準電力レベルに関して第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整するための手段、および基準電力レベルに関して第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を変更するための手段も含めることができる。
さらに別の観点は、アクセスプローブを送信し、単一セクタからの受信電力を決定し、逆方向リンク制御チャネルの基準電力を設定するための機械実行可能命令を格納する機械可読媒体に関する。命令は、基準電力の関数として第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を変更し、基準電力の関数として第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を変更するためのものとすることもできる。
無線通信システムにおいて、別の観点は、プロセッサを備える装置に関する。このプロセッサは、開ループ電力制御およびクローズドループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定するよう構成することができる。また、プロセッサは、第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整し、第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を調整するよう構成することもできる。第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネル、および第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルは、両方とも基準電力レベルに関して調整することができる。
上記および関連の目的を達成するために、1つまたは複数の観点は、以下で十分に説明され、特に特許請求の範囲に示されている特徴を備える。上記の説明および添付の図面は、1つまたは複数の観点のいくつかの特徴例を詳しく記載している。しかし、これらの特徴は、様々な観点の原理を使用し得る様々な方法のほんの一部を示しているにすぎない。他の利点および新しい特徴は、以下の詳細な説明を図面と併せ読めば明らかになり、開示した観点は、こうしたすべての観点およびその均等物を含むものとする。
本明細書に示されている様々な観点による無線通信システムを示す概略図。 1つまたは複数の観点による多元接続無線通信システムを示す概略図。 移動装置が少なくとも2つの変調波形のチャネルの電力制御を提供する無線通信システムを示す概略図。 電力制御アルゴリズムを使用する移動装置電力制御インターフェース例を示すブロック図。 開示した観点による電力制御アルゴリズムを使用する移動装置の様々な構成要素(components)を示す概略図。 無線通信システムにおける複数の変調波形の電力制御のための方法を示す図。 複数の変調波形の電力制御のための別の方法を示す図。 開示した観点の1つまたは複数によるアクセス端末の電力制御を容易にするシステムを示す概略図。 無線通信システム例を示す概略図。 異なる変調波形を使用するチャネルの電力を制御するシステム例を示す概略図。
以下、様々な観点を、図面を参照して説明する。以下の説明では、説明上、1つまたは複数の観点を完全に理解できるようにするために多数の特定の詳細を記載している。しかし、これらの特定の詳細無しにこうした観点を実施できることは明らかであろう。他の例では、これらの観点を説明しやすくするために、よく知られている構造および装置をブロック図の形式で示している。
本出願で使用する場合、「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかのコンピュータ関連のエンティティを指すものとする。例えば、構成要素は、それだけには限定されないが、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができる。例として、コンピューティング装置上で稼働するアプリケーションおよびコンピューティング装置はいずれも構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素が1つのプロセスおよび/または実行スレッド内に存在することが可能であり、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置する、および/または2つ以上のコンピュータの間に分散することができる。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を格納している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。構成要素は、(例えばローカルシステム、分散システムにおいて別の構成要素と対話する、および/または信号によって他のシステムとインターネットなどのネットワークを介して対話する1つの構成要素からのデータなど)例えば1つまたは複数のデータパケットを有する信号によるなど、局所および/または遠隔のプロセスによって通信することができる。
さらに、本明細書には、無線端末との関連で、様々な観点が記載されている。無線端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、移動装置、装置遠隔局(device remote station)、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント、ユーザ装置、またはユーザ機器(UE)と呼ぶこともできる。無線端末は、セル方式電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話、スマートフォン、無線ローカルループ(wireless local loop:WLL)局、個人用ディジタル補助装置(PDA)、ラップトップ、ハンドヘルド通信装置、ハンドヘルドコンピューティング装置、衛星ラジオ、および/または無線システムを介して通信するための別の処理装置とすることができる。さらに、本明細書には、基地局との関連で、様々な観点が記載されている。基地局は、無線端末との通信のために使用することができ、アクセスポイント、NodeB、または他の何らかの用語で呼ぶこともできる。
様々な観点または特徴が、いくつかの装置、構成要素、モジュールなどを含み得るシステムの観点から示される。様々なシステムは、追加の装置、構成要素、モジュールなどを含んでいてもよく、かつ/または図面との関連で記述した装置、構成要素、モジュールなどのすべてを含んでいなくてもよいことを理解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
次に図1を参照すると、本明細書に示されている様々な観点による無線通信システム100が示されている。システム100は、1つまたは複数のセクタ内に、無線通信信号を互いに、および/または1つまたは複数の移動装置104との間で受信し、送信し、反復などを行う1つまたは複数の基地局102を備えることができる。各基地局102は、複数の送信機チェーンおよび受信機チェーン(例えば、送信および受信アンテナごとに1つなど)を備えることができ、そのそれぞれは、次いで信号の送信および受信に関連付けられている複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、多重装置、復調器、多重分離装置、アンテナなど)を備え得る。各移動装置104は、MIMO(multiple input multiple output)システムに使用されるものなど、1つまたは複数の送信機チェーンおよび受信機チェーンを備えることができる。各送信機チェーンおよび受信機チェーンは、当業者であれば理解するように、信号の送信および受信に関連付けられている複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、多重装置、復調器、多重分離装置、アンテナなど)を備え得る。
無線通信システム100は、異なる電力設定をそれぞれ有することができる複数の変調波形を送信し、制御するよう構成することができる。例えば、OFDMAシステムだけ、またはCDMAシステムだけではなく、無線通信システム100は、OFDMAおよびCDMA(または他の変調波形)を両方使用することができる。したがって、帯域幅のある部分は、第1の変調波形(例えばCDMA)のためのもの、帯域幅のある部分は、第2の変調波形(例えばOFDMA)のためのものであるので、両方のチャネルは、移動装置104が送信しているのと実質的に同時にオンであり得る。これらのチャネルの電力は、特定の移動装置が送信している電力が、名目上必要なものより多すぎることなく、効果的な通信に必要なものに満たないことのないように、調整されるべきである。したがって、開示した観点の使用によって、適切な量の公称電力が使用されるように、これらのチャネルの電力設定を調整しやすくすることができる。
電力の制御は、電力増幅器を直接調整することによって提供することができる。この技術は、一般に、OFDMAのみまたはCDMAのみの通信システムなど、単一の変調波形のみを含む通信システムに使用される。しかし、開示した観点によれば、使用される少なくとも2つのタイプの変調波形があり、各波形内に、共に多重化されるチャネルが存在することができる。例えば、CDMA波形において、共に多重化することができるチャネルには、アクセスチャネル、CQI要求などがある。OFDMA波形では、多重化することができるチャネルの例には、ACK制御チャネル、逆方向リンクデータチャネルなどがある。それぞれ異なる波形および異なる電力設定を有する非常に多くの異なるチャネルでは、各チャネルの電力設定は、開示した観点によって提供されるように、別々に制御されるべきである。
図2は、1つまたは複数の観点による多元接続無線通信システム200を示す。無線通信システム200は、1つまたは複数のユーザ装置と連絡する1つまたは複数の基地局を含み得る。各基地局は、複数のセクタのカバレージを提供する。3セクタ基地局202は、1つのグループがアンテナ204および206、別のグループがアンテナ208および210、および第3のグループがアンテナ212および214を含む複数のアンテナグループを含む。図によれば、アンテナグループごとに、アンテナが2つだけ示されているが、アンテナグループごとに、使用されるアンテナがより多くても、またはより少なくてもよい。移動装置216は、アンテナ212および214と通信し、この場合、アンテナ212および214は、順方向リンク220を介して、情報を移動装置216に送信し、逆方向リンク218を介して、情報を移動装置216から受信する。順方向リンク(またはダウンリンク)は、基地局から移動装置への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、移動装置から基地局への通信リンクを指す。移動装置222は、アンテナ204および206と通信し、この場合、アンテナ204および206は、順方向リンク226を介して、情報を移動装置222に送信し、逆方向リンク224を介して、情報を移動装置222から受信する。
アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するよう指定されているエリアは、基地局202のセクタと呼ばれ得る。1つまたは複数の観点では、アンテナグループはそれぞれ、基地局202によってカバーされるセクタまたはエリア内の移動装置と通信するよう設計されている。基地局は、端末と通信するために使用される固定局とすることができる。
図3は、移動装置が、例えばCDMAチャネルとOFDMAチャネルの両方など、少なくとも2つの変調波形の電力制御を提供する無線通信システム300を示す。本明細書には、CDMAおよびOFDMAを参照して様々な観点が記載されているが、観点は、そのように限定されず、それぞれ異なる電力設定を有する複数の変調波形を送信するシステムおよび/または送信機に適用可能である。
論理チャネルは、制御チャネルおよびトラフィックチャネルに分類することができる。ダウンリンク物理層(DL PHY)チャネルは、SCCH(共有制御チャネル)、PBCCH(一次報知チャネル)、SBCCH(二次報知チャネル)、およびCPICH(Common Pilot Channel in Superframe Preamble)を含み得る。アップリンク物理層(UL PHY)チャネルは、CDMA制御チャネル、OFDMA制御チャネル、およびデータチャネル(DCH)を含み得る。CDMA制御チャネルは、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)、要求チャネル(REQCH)、およびランダムアクセスチャネル(RACH)を含む。OFDMA制御チャネルは、応答チャネル(ACKCH)を含む。
図示したように、無線通信システム300は、移動装置304と通信するアクセスポイント302を含み得る。移動装置304がアクセスポイント302によってサービスされている地理的領域またはセルに入るか、起動されるか、またはアイドル状態から接続状態に移行すると、移動装置304は、アクセスプローブを送信することができる。アクセスプローブは、どのアクセスポイント302がエリア内にあるか、および無線通信システム300を使用するために移動装置302が必要とする他の情報を決定するために使用される。アクセスプローブは、逆方向リンクサービングセクタ(Reverse Link Serving Sector)(RLSS)からの測定された平均受信電力に比例したプローブ電力で送信される。移動装置304でアクセス許可(Access Grant)が受信され、正常に復号されるまで、連続したアクセスプローブを、より高い電力で送信することができる。
アクセス許可がアクセスポイント302から受信されるのと実質的に同時に、移動装置304は、接続状態に移行することができる。接続状態の間、移動装置304の基準電力レベルエスタブリッシャ(reference power level establisher)306は、PCTRLと呼ばれるCDMA RLなど第1の変調波形のRL(逆方向リンク)基準電力を調整するように構成することができる。基準電力は、開ループ電力制御およびクローズドループ電力制御の両方を使用して調整することができる。開ループ電力制御では、基準電力レベルエスタブリッシャ306は、連続するスーパーフレームプリアンブルインターバル(Superframe Preamble intervals)中のRLSSからの平均受信電力の差に基づいてRL基準電力を更新することができる。クローズドループ電力制御では、基準電力レベルエスタブリッシャ306は、以下でさらに詳しく説明する、アクセスポイント304から送信された消去ビット(erasure bit)に基づいて、移動装置304の基準電力を更新することができる。一部の観点によれば、クローズドループ電力制御では、基準電力レベルエスタブリッシャ306は、アクセスポイント302から受信したアップダウン電力制御ビット(up-down power control bit)を使用して、基準電力を更新することができる。さらに、または代わりに、基準電力レベルはディジタル−アナログ変換器、アナログフロントエンド(Analog Front End)、電力増幅器の設定を調整することによって更新することができる。
制御チャネルディジタル利得モディファイア(modifier)308は、要求(REQ)制御チャネル、チャネル品質インジケータ(CQI)制御チャネル、応答(ACK)制御チャネル、またはその組合せのディジタル利得を調整するよう構成することができる。制御チャネルのディジタル利得は、CDMA RL基準電力(PCTRL)に関してこれらのチャネルが電力ブーストされるように調整される。一部の観点によれば、制御チャネルのディジタル利得は、逆方向リンク制御チャネル利得に比例するファクタ(factor)によって調整することができる。ディジタル利得は、逆方向リンクマルチプル変調波形送信機(reverse link multiple modulation waveform transmitter)のIFFT段階の前の変調器ブロックにおいて適用することができる。
データチャネルディジタル利得モディファイア310は、逆方向データチャネル利得(RDCHGain)に比例するファクタによって、RL CDMA制御チャネルなど、第1の変調波形のRL制御チャネルに関して逆方向リンクデータチャネル(R−DCH)のディジタル利得を調整することができる。一部の観点によれば、ディジタル利得モディファイアは、RTC−MACパケットのMACヘッダーのInBandPowerControlブロック内のタプル[RDCHGain,対応するMaxSubCarriers]を報告することができる。一部の観点によれば、ディジタル利得は、逆方向リンクマルチプル変調波形(例えばOFDMA−CDMA)送信機のIFFT段階の前の変調器ブロックにおいて適用することができる。
さらに、または代わりに、第1の変調波形(例えばCDMA)チャネルが逆方向リンク伝送フレームに存在しない場合、データチャネルおよび制御チャネルのディジタル利得は、電力ブーストされる。一部の観点によれば、無線通信システム内の他の装置にもたらされる干渉の生成を軽減するために、データチャネルおよび制御チャネルのディジタル利得を、最大所定利得に制限することができる。
また、移動装置304には、電力制御インターフェース312を含めることもできる。電力制御インターフェース312は、以下のルールを適用することができる電力制御アルゴリズムを使用することができる。RL CDMAチャネルの消去ベースのクローズドループ電力制御がサポートされる。アップダウンベースのクローズドループ電力制御は、サポートされていない。RDCH伝送では、移動装置304は、スーパーフレームプリアンブルで送られた他セクタ干渉(Other Sector Interference:OSI)ビット、およびF−SSCHで送られたFast Other OSIビットに基づいてRDCHGainパラメータを更新しない場合がある。言い換えると、電力制御アルゴリズムは、セル間干渉を軽減するよう試行しない場合がある。RDCH電力制御では、移動装置304は、逆方向リンク割り当てブロック(RLAB)上で送られたRDCHGain値を無視する場合がある。言い換えると、端末は、「はみ出し者の移動装置」はなく、アクセスポイント302が各移動装置304を電力制御する必要はないと仮定し得る。電力制御インターフェース312および電力制御アルゴリズムに関するこれ以上の情報について、図4を参照して説明する。
移動装置304は、帯域内および/または帯域外のメッセージをさらに送信することができる。メッセージは、送信できる最大数の逆方向リンクデータ副搬送波についての詳細を含むことができる。最大数の逆方向リンクデータ副搬送波は、電力増幅器制限および最大所定利得制限をかけられ得る。
システム300は、移動装置304に動作可能に結合されたメモリ314を含み得る。メモリ314は、移動装置304の外部にあってもよく、または移動装置304内に存在していてもよい。メモリ312は、開ループ電力制御およびクローズドループ電力制御を使用して第1の変調波形(例えばCDMA)の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定し、第2の変調波形(例えばOFDMA)の逆方向リンク制御チャネル、および/または第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を、基準電力レベルに関して調整することに関連する情報、および複数の変調波形の電力制御およびネットワーク内の通信に関連する他の適した情報を格納することができる。プロセッサ316は、通信ネットワークにおける電力制御に関連する情報の分析を容易にし、メモリ内に保持されている命令を実行するために、受信機304(および/またはメモリ314)に動作可能に接続することができる。プロセッサ316は、移動装置304によって受信された情報を分析し、かつ/または生成することを専用とするプロセッサ、システム300の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサ、および/または移動装置304によって受信された情報を分析、生成し、システム300の1つまたは複数の構成要素を制御するプロセッサとすることができる。
メモリ316は、システム300が、本明細書に記載されているように、無線ネットワークにおける通信の向上を達成するために、格納されたプロトコルおよび/またはアルゴリズムを使用することができるように、電力制御に関連付けられており、かつ/または移動装置304と基地局302との間などの通信を制御するための処置をとるプロトコルを格納することができる。本明細書に記載されているデータストア(例えばメモリ)構成要素は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかであり得る、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含み得ることを理解されたい。不揮発性メモリには、それだけには限定されないが一例として、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能ROM(EEPROM)、フラッシュメモリなどがあり得る。揮発性メモリには、外部キャッシュメモリとして働くランダムアクセスメモリ(RAM)などがあり得る。RAMは、それだけには限定されないが一例として、シンクロナスRAM(DRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトラムバスRAM(DRRAM)など多くの形態で使用可能である。開示した観点のメモリ314は、それだけには限定されないが、これらおよび他の適したタイプのメモリを備えるものとする。
図4は、電力制御アルゴリズム400を使用する移動装置電力制御インターフェース例のブロック図を示す。電力制御アルゴリズム400への入力は、3つのパラメータを含み得る。第1の入力パラメータは、セクタ当りのアンテナ当りの平均受信(Rx)電力402である。セクタ当りのアンテナ当りの平均Rx電力402は、pk,sによって表され、アンテナ指数kおよびセクタ指数s当りの平均受信電力は、セクタPilotPNを指す。このパラメータは、CPICHプリアンブル処理アルゴリズムによって提供されることを理解されたい。このアルゴリズムは、スーパーフレームプリアンブルで生じる共通パイロット(CPICH)を処理し、これについては、以下でさらに詳しく説明する。一観点によれば、このパラメータは、一例では約25ミリ秒とすることができるスーパーフレーム期間ごとに更新される。さらに、このパラメータは、より意味のあるdBm値に変換することができ、これについては、以下でさらに詳しく説明する。
第2の入力パラメータは、DVGA,AGC,Estimated Energy Per Antenna404である。DVGA,AGC,Estimated Energy Per Antenna404は、以下によって表すことができる。
:アンテナ(kで索引付けされる)ごとの8ビットのアナログ利得状態
Figure 2010523060
:アンテナ(kで索引付けされる)ごとの、ADCの出力での複数のスーパーフレームにわたる線形ドメインにおけるフィルタリングされた推定エネルギー(Filtered Estimated Energy)
:アンテナ(kで索引付けされる)ごとの、ADCの出力での現在のスーパーフレームでの線形ドメインにおける瞬間推定エネルギー(instantaneous estimated energy)
上記のパラメータは、DVGAブロックによって計算することができ、すべてのセクタにわたって共通であることを理解されたい。一例では、これらのパラメータは、スーパーフレームプリアンブル(例えば、約25ミリ秒)ごとに更新することができる。
第3の入力パラメータは、セクタ当りの消去値406である。セクタ当りの消去値は、以下によって表すことができる。
:セクタ指数についての消去値(Erasure Value)であり、この場合「s」は、セクタPilotPNを指す。
この場合も、このパラメータは、以下の式によって与えられる適切なFL PHYFrame指数「f」についてのSSCH復調処理アルゴリズムによって計算することができることを理解されたい。
Figure 2010523060
上記のパラメータは、DVGAブロックによって計算することができ、すべてのセクタにわたって共通であることを理解されたい。一例では、これらのパラメータは、スーパーフレームプリアンブルごと、または一部の観点によれば、約25ミリ秒ごとに更新することができる。
電力制御アルゴリズムからの出力は、電力制御レジスタ指数値408を含み得る。出力電力制御レジスタ指数値は、以下によって表すことができる。
PCReg:移動装置のアナログ送信電力を制御するPAレジスタ値。
移動装置は、RL CDMA制御チャネルを含むRL PHYFrameごとにこの値を更新することができることを理解されたい。
別の出力は、変調器スケーリング(Scaling)係数410である。この出力410は、電力制御インターフェース410によってプログラムすることができる以下のレジスタを含み得る。レジスタは、MOD_RACH、MOD_RCQICH、MOD_REQCH、R−ACKCHパケットデスクリプタ(Descriptor)、およびMOD_FD_BUFFを含む。これらのレジスタは、他の名前で呼ぶことができ、本明細書に記載されているレジスタは、様々な観点を記載するために使用されることを理解されたい。MOD_RACHのフィールドは、RACH_POWERとすることができる。MOD_RCQICHのフィールドは、RCQICH_POWERとすることができる。MOD_REQCHは、フィールドRREQCH_POWERを含み得る。R−ACKCHパケットデスクリプタレジスタは、フィールドR−ACKCH_POWERを含み得る。MOD_FD_BUFFレジスタは、パケットセグメントのフィールドPOWER_DENSITYを含み得る。
一部の観点によれば、RACH_Power、RCQICH_POWER、およびRREQCH_POWERは、それぞれs1.14のビット数とすることができ、R−ACKCH_POWERおよびパケットセグメントのPOWER_DENSITYは、それぞれs2.13のビット数とすることができる。s1.14は、1整数ビットおよび14小数ビットを有する符号付き数を表す。s2.13は、2整数ビットおよび13小数ビットを表す。本明細書の様々な観点のうちの1つまたは複数は、開示した観点を実施することができる唯一の方法であるこの表現(s1.14および/またはs2.13)を参照して記載される。開示した観点を実施するために、他の表現を選択することができることを理解されたい。
別の出力は、InBandPowerControlパラメータ(RTC−MACプロトコル)412とすることができる。一観点によれば、出力InBandPowerControlパラメータ(RTC−MACプロトコル)、電力制御アルゴリズムは、RTC MACパケットのInBandPowerControlBlockの以下のフィールド、RDCHGainIndexおよびMaxSubCarriersを更新することができる。RDCHGainIndexは、以下の値の範囲を有し得る。
Figure 2010523060
MaxSubCarriersは、0,2^nの値の範囲を有することができ、この場合、n=4から11である。
一部の観点によれば、電力制御インターフェース410によって実施される電力制御アルゴリズム400は、構成パラメータを含み得る。これらの構成パラメータは、OAMパラメータおよびそれらのデフォルト値を含み得る。一例において、これらの値は、移動装置がリセットされるたびに変更することができるが、移動装置の通常動作中は変更されない。
電力制御構成パラメータの一例を、以下の表1に示す。
Figure 2010523060
Figure 2010523060
図5は、開示した観点による電力制御アルゴリズム502を使用する移動装置500の様々な構成要素を示す。理解しやすくするために、本明細書には、CDMAおよび/またはOFDMAを参照して、様々な観点が記載されているが、こうした観点は、そのように限定されるものではなく、異なる電力設定をそれぞれ備える複数の変調波長に適用可能であることに再度留意されたい。電力制御アルゴリズムの動作は、平均Rx電力の計算を含み得る。アンテナ当り、セクタ当りの平均受信機(Rx)電力は、CPICHプリアンブル処理ブロック504によって推定することができ、Pk,sと表され、この場合、図4を参照して上述したように、kはアンテナ指数、sはセクタ指数である。これらの値は、意味のあるdBm値に変換すべきディジタル数字である。このために、(上述したように)ADC506の出力で計算された推定エネルギーを使用することができる。というのは、この値は、AGC504利得状態に依存して、dBm値への直接マッピングを有するからである。ADC506の出力における推定エネルギーパラメータは、Eと表される。このパラメータには、(例えば複数の基地局など)すべてのセクタからの貢献があることを理解されたい。
上記から、「セクタ当り」のADC504の出力における推定エネルギーは、セクタ指数sおよびアンテナ指数kの場合、以下のように計算することができる。
Figure 2010523060
上記の推定エネルギーは、以下のように、それをフルスケールのADC電力に正規化し、アナログ利得を差し引くことによって、物理的な受信アンテナで、dBmにマッピングすることができる。
Figure 2010523060
この場合、アナログ利得状態1がアクティブであり、アナログ利得状態2が非アクティブであるとき、IGainstatel=1であり、アナログ利得状態1および2がアクティブであるとき、IGainstate12=1である。そうでない場合、これらの変数は、0の値をとる。一例では、パラメータADBitWidth=14ビット、および較正変数REF_PWR、RX_RFEE_PATH_LOSS、RX!_OFFSET_0_7およびRX1_OFFSET_7_14は、既知のパラメータ、または起動時にユーザプログラム可能である。
上記から、すべての受信アンテナにわたって平均される平均受信電力(dBm単位)は、以下のように与えられる。
Figure 2010523060
式中、Mは、移動装置の受信機アンテナの数である。
一観点によれば、アクセスプローブ電力計算を、以下のように計算することができる。アイドル状態プロトコルから接続状態プロトコルに移行するために、移動装置500は、アクセスプローブを、RL CDMA制御チャネルを介してアクセスポイントに送る。InitialAccessPowerは、(オーバーヘッドから取得された)OpenLoopAdjustパラメータおよびアクセス試行が行われているセクタからのCPICHプリアンブルパイロットの平均受信電力に基づいて決定することができる。
Figure 2010523060
この場合、ターゲットセクタのMeanRxPower[AETargetSector(dBm)]は、アクセス手順を通じて、各スーパーフレームプリアンブルで更新されるものとする。
OpenLoopAdjustパラメータは、一般に、以下のように計算される。
Figure 2010523060
一例として、アクセスポイントで受信されたACHプローブのターゲットC/I=−17dB、−97dBmのノイズフロアに対応する−114dBmの公称「ターゲットAP ACH受信電力」を想定することができる。さらに、33dBmの公称AP_Transmit_Powerを想定することができる。これらのパラメータは、OpenLoopAdjust値=81dBを導く。
一観点によれば、移動装置500は、アクセスポイントからのアクセス利得を正常に復号しない場合、アクセスプローブを、次のように計算される連続的に増加する電力レベルとして送信する。
Figure 2010523060
移動体電力制御インターフェース502は、それに応じて電力増幅器508をプログラミングすることによって、所望のProbPower(dBm単位)でプローブを送信する。具体的には、電力制御インターフェース502は、上記の計算されたProbePower(dBm)値をxビット値に変換する「AT_TX_GainCTL」テーブルを使用し、それを電力増幅器レジスタ510に伝える。xが整数である場合、一観点によれば、xは、9に等しい。これらのxビットは、所望の電力での送信を可能にするように、電力増幅器508に信号で伝えられる。AT_TX_GainCTLテーブルは、プログラム可能である。
一例では、アクセス手順中、電力制御インターフェース502は、次のように変調器ブロック512をプログラムする。MOD_RACKレジスタのRACK_POWERフィールドは、値2^(−11)に設定される。
別の観点によれば、RL CDMA基準電力(PCTRL)計算を次のように行うことができる。移動装置500は、アクセスポイントからのアクセス許可を正常に復号した後、次のように、PCTRLと呼ばれるRL CDMA制御チャネル基準電力パラメータを初期化する。
Figure 2010523060
このパラメータは、以下で説明するように、開ループおよびクローズドループ電力制御を使用して更新することができる。
開ループ電力制御の一例では、OpenLoopTransitionTimeがゼロに設定されている場合、移動装置は、このセクションに記載されている開ループ電力調整手順を実行しない。そうでない場合、移動装置は、各スーパーフレームプリアンブル中のRLSSの平均受信電力[AERLSS]を測定し、それを、RLSSの前のスーパーフレームプリアンブル中に測定された平均受信電力と比較する。まず、RLSSの前のスーパーフレームプリアンブル以降の平均受信スーパーフレームプリアンブル電力におけるReceivedPowerChange(dB)のステップ変更が次のように計算される。
Figure 2010523060
CTRL値は、以下のルールに従って、PCTRL−ReceivedPowerChangeのその最終値に移行する。
Figure 2010523060
tは、RLSSの最後のスーパーフレームプリアンブル以降の時間を表し、OpenLoopTransitionTimeと同じ単位で測定される。
一観点では、電力制御インターフェース502(移動装置500のソフトウェアと呼ぶことができる)は、それに応じて電力増幅器508をプログラミングすることによって、基準電力PCTRL(dBm単位)でCDMA制御チャネルを送信する。具体的には、電力制御インターフェース502は、上記の計算されたProbePower(dBm)値をxビット値に変換する「AT_TX_GainCTL」テーブルを使用して、それを電力増幅器レジスタ510に送信する。この場合、xは、整数であり、一観点によれば、9に等しい。次いで、これらのxビットは、所望の電力での送信を可能にするように、電力増幅器508に信号で伝えられる。
閉ループ電力制御の一例では、RLSSのRLCtrlPCModeは、「ErasureBased」に設定される(例えば、「ErasureBased」の電力制御が実施される)。このモードでは、移動装置500は、RLSSの電力制御コマンドとして、RLSSのF−SSCHで送られる移動装置専用のFL CEIビットを処理することができる。具体的には、移動装置500は、それが上記の式1に従ってRL PHY Frame指数「f」の前のCDMA制御セグメントを含む最も近いRL PHYFrameで有効なR−CQICHレポートを送信したという前提で、以下で計算されるFL PHYFrame指数「f」でFL CEIビットを監視する。
適切なF−SSCHを介して送信されるCEIビットが「1」であるとき、電力更新操作では、移動装置は、対応するPCTRLをPowerControlStepUp dBだけ増加させる。適切なF−SSCHを介して送信されるCEIビットが「0」であるとき、電力更新操作では、移動装置は、対応するPCTRLをPowerControlStepDown dBだけ低下させる。PCTRL値のこれらの変更は、上述した開ループ電力制御アルゴリズムによって指示される任意の変更に加えることができることを理解されたい。
一観点によれば、電力制御インターフェース502は、それに応じて電力増幅器508をプログラミングすることによって、更新された基準電力PCTRL(dBm単位)でCDMA制御チャネルを送信する。具体的には、電力制御インターフェース502は、上記の計算されたPCTRL(dBm)値をxビット値に変換するAT_TX_GainCTLテーブルを使用し、それを電力増幅器レジスタ510に送信する。次いで、これらのxビット(この場合、xは9とすることができる)は、所望の電力での送信を可能にするように、電力増幅器508に信号で伝えられる。移動装置500は、RL CDMA制御チャネルの(基準電力PCTRLに対する)相対的な電力レベルおよびR−ACK制御チャネルの相対的な電力レベルを「ディジタル式に」調整し、これについては、以下で詳述する。
一観点によれば、R−CQICHレポートがFLハンドオフ要求を含まない(移動装置がハンドオフ中ではない)場合、以下の通りである。
Figure 2010523060
これを達成するために、電力制御インターフェース502は、MOD_RCQICHレジスタのRCQICH_POWERフィールド(s1.14)を値2−(14−REFLEVEL)に設定することによって、変調器ブロック512をプログラミングすることができる。R−CQICHレポートがFLハンドオフ要求を含んでおり(例えば、DFLSSは、FLSSとは異なる)、CQIレポートがCQICHCTRLであり、CQIにおけるActiveSetIndexフィールドがDFLSSのアクティブセット指数であり、CQIにおけるDFLSSフラグが「1」)に設定されている場合、以下の通りである。
Figure 2010523060
これを達成するために、電力制御インターフェース502は、MOD_RCQICHレジスタのRCQICH_POWERフィールド(s1.14)を次の値に設定することによって、変調器ブロック512をプログラミングすることができる。
floor{2−(14−REFLEVEL)x10CQ1CHPowerBoostForHandoff/20x214}これは、s1.14形式では、以下の解釈がある。
Figure 2010523060
R−CQICHレポートがFLハンドオフ要求を含んでおり、CQICHPowerBoostForHandoffがゼロより大きい場合、RLSSからの消去ビットがパワーダウンを示すのであれば、移動装置500は、RLSSからのFL CEIビットを無視することを理解されたい。
一観点によれば、REQChannelGainjは、すべてのRL Qosレベルjについて同じである。R−REQCH送信電力は、以下のルールに従ってRLSSおよびDRLSSについて計算することができる。DRLSSがRLSSと異なる場合、
Figure 2010523060
となる。上記の電力ブーストを達成するために、電力制御インターフェース502は、以下のように、変調器ブロック512をプログラミングすることができる。電力制御インターフェース502は、MOD_RREQCHレジスタのRREQCH_POWERフィールド(s1.14)を次の値に設定することができる。
floor{2−(14−REFLEVEL)x10(REQChannelGainj+REQCHPowerBoostForHandoff)/20x214}これは、s1.14形式では、以下の解釈がある。
Figure 2010523060
DRLSSがRLSSと同じである場合、以下の通りである。
Figure 2010523060
上記の電力ブーストを達成するために、一例では、電力制御インターフェース502は、MOD_RREQCHレジスタのRREQCH_POWERフィールド(s1.14)を次の値に設定することによって、変調器512ブロックをプログラミングすることができる。
floor{2−(14−REFLEVEL)x10(REQChanne1Gainj)/20x214}この場合、s1.14形式には、以下の解釈がある。
Figure 2010523060
一観点では、R−CQICHおよびR−REQCHと異なり、R−ACKCHは、OFDM変調を使用して送信することができる。例えば、R−ACKCH送信電力は、以下の式に従ってFLSSについてのみ計算することができる。
Figure 2010523060
ACKChannelGainAdjustment プログラム可能OA&Mパラメータおよび設定制約は、以下の通りである。
Figure 2010523060
式中、ICDMAは、インジケータ関数である。ICDMA=1は、RL CDMA制御セグメントを含むRL PHYFramesを示し、ICDMA=0は、RL CDMA制御セグメントを含まないRL PHYFramesを示し、NACK=8は、所与のOFDMシンボルについてのACK副搬送波の数を示す。
上記は、RACK送信PSDがR−DCH伝送より熱いACKChannelGainAdjustment(dB)となることを確実にするのを助けることができる。一部の環境で、特にACK−NACK検出が使用不可である環境で、ACK−NACKエラーを最低限に抑えるために、R−ACKを、R−DCHより高いPSDで送る必要がある場合があることを理解されたい。適切な電力でR−ACK伝送を提供するために、電力制御インターフェース502は、R−ACKCHパケットデスクリプタのRACKCH_POWERフィールド(s2.13)を次の値に設定することによって、変調器ブロック512をプログラミングすることができる。
Figure 2010523060
これは、s2.13形式では、以下の解釈がある。
Figure 2010523060
別の観点によれば、所与のRL−ATAでは、移動装置500は、RDCHGainに比例するファクタによって、RL CDMA制御チャネルに関してR−DCHチャネルのディジタル利得を調整することができる。これは、「デルタベースの電力制御」と呼ばれる。一例では、パラメータRDCHGainは、以下で説明されるように、CDMA制御チャネルを含むRLフレームについてのみ定義される。
移動装置500は、CDMA制御セグメントを含むRLフレームに対応するRL−ATAを有する場合、全電力増幅器制限(total power amplifier limitation)によって許可される最も高いRDCHGainを有するR−DCH副搬送波を送信することができる。RDCHGain>RDCHGainMaxである場合、移動装置500は、RDCHGainMaxでR−DCH副搬送波を送信することができる。次に、移動装置500は、全電力増幅器制限および上記の計算されたRDCHGainを前提として、関連の最大サポート可能副搬送波(Maximum supportable sub-carrier)を計算することができる。最大サポート可能副搬送波が16トーン未満である場合、移動装置500は、最大サポート可能副搬送波が16トーンに等しいと仮定し、対応するRDCHGainを計算する。次いで、移動装置は、RTC−MACパケットのMACヘッダーのInBandPowerControlブロックにおけるタプル[RDCHGainおよびMaxSubCarriers]を報告する。これは、AP RLスケジューラアルゴリズムが将来の伝送に適切なRL−ATAを決定するのを助ける。
移動装置500は、CDMA制御セグメントを「含まない」RLフレームに対応する有効なRL−ATを有する場合、全電力増幅器制限によって許可される最も高い電力スペクトル密度(このパラメータをRDCHGainNonRLCCと呼ぶ)を有するR−DCH副搬送波を送信することができる。RDCHGainNonRLCC>RDCHGainMaxである場合、移動装置500は、RDCHGainMaxでR−DCH副搬送波を送信することができる。移動装置500は、RDCHGainMax、全電力増幅器制限、およびCDMA制御セグメントを含むRLフレームの存在を前提として、最大サポート可能副搬送波を計算することができる。最大サポート可能副搬送波が16トーン未満である場合、移動装置500は、最大サポート可能副搬送波が16トーンに等しいと仮定することができ、対応するRDCHGainを計算する。移動装置410は、RTC−MACパケットのMACヘッダーのInBandPowerControlブロックにおけるタプル[RDCHGainおよびMaxSubCarriers]を報告することができる。これは、AP RLスケジューラアルゴリズムが将来の伝送に適切なRL−ATAを決定するのを助ける。
CDMA RLCCを含むRL PHYFramesの場合、電力制御インターフェース502は、MOD_FD_BUFFの電力密度(s2.13)を次の値に設定することによって、変調器ブロック512をプログラミングすることができる。
Figure 2010523060
これは、s2.13形式では、以下の解釈がある。
Figure 2010523060
CDMA RLCCを含まないPHYFramesの場合、電力制御インターフェース502は、MOD_FD_BUFFの電力密度(s2.13)を次の値に設定することによって、変調器ブロック512をプログラミングすることができる。
Figure 2010523060
これは、s2.13形式では、以下の解釈がある。
Figure 2010523060
RDCHGainNonRLCCパラメータは、RL CDMA制御セグメントを含まない複数のRLフレームについてのみ計算されることを理解されたい。
一観点では、移動装置500は、(InBandPowerControlBlockにおける)RLパケットの帯域内MACヘッダーを介してRDCHGainMaxについての最大サポート可能副搬送波(MaxSubCarriers)を報告する。この例外として、最大サポート可能副搬送波(MaxSubCarriers)が16未満である場合、MaxSubCarriersは、16に設定され、RDCHGainMax未満の対応するRDCHGainが報告される。上述したように、RDCHGainは、RL CDMA制御セグメントを含むRL PHYFramesについてのみ計算される。
一観点によれば、最大サポート可能副搬送波は、Nc=Nc,maxについて解くことによって計算され、結果として以下が得られる。
Figure 2010523060
式中、
Figure 2010523060
である。上記で計算されたNc,maxが16トーン未満である場合、Nc,maxは、16に等しくなるように設定され、対応するRDCHGainは、次のように計算される。
Figure 2010523060
閉ループ電力制御の一例では、RL CDMAチャネルにおける閉ループ電力制御によって、移動装置500は、RLリンクを閉じることができる。さらに、これは、(制御チャネル上にH−ARQがないため)フェージングおよび干渉を補償するために使用することができる。RL CDMAチャネル上の閉ループ電力制御は、CDMA制御チャネルにおける「遠近」効果を防ぎ、かつ/または移動装置においてできるだけエネルギーを保持するためにさらに使用することができ、その結果、各ユーザ(例えば移動装置)は、リンクを閉じるのに必要な最小限の電力を送信することができる。さらに、または代わりに、RL CDMAチャネルにおける閉ループ電力制御は、他のセクタに対する干渉を軽減するために使用することができる。
閉ループ電力制御は、2つのモード、消去ベースの閉ループ電力制御および/またはアップダウンベースの電力制御で動作することができる。消去ベースの閉ループ電力制御では、移動装置は、アクセスポイントから送られた消去ビットに基づいて、その基準電力を更新する。アップダウンベースの電力制御では、移動装置の基準電力は、アクセスポイントから送られたアップダウン電力制御ビットに基づいて更新される。RL CDMA制御チャネル(R−CQICHおよびR−REQCH)は、消去復号を前提として、アクセスポイントによって復号される。以下の性能を、このチャネルにおいて実行することができる。
・Pr[Erasure]<50%
・ Pr[Error|Not Erased]<0.1%
消去ベースの電力制御の場合、アクセスポイントは、以下の式に従って、移動装置に消去コマンドを送ることによって、目標の消去レートを確実にすることができる。
Figure 2010523060
デルタベースの電力制御の一例は、以下の通り実施することができる。所与のRL−ATAの場合、R−DCHチャネルは、RDCHGainに比例するファクタによって、RL CDMA制御チャネルに関して電力ブーストされる。これは、「デルタベースの電力制御」と呼ばれる。デルタベースの電力制御の基本原理は、移動装置が、セル内およびセル間の干渉を作り出すことなく、できるだけ(最大PA電力)伝送を行うことを望むことである。
セル内干渉は、ある移動装置の受信電力が、同じPHYFrameにおける隣接する周波数リソースを有する他の移動装置に対して実質的に高いとき、アクセスポイントにおいて、ICIによってもたらされる。このICIの影響は、RDCHGainを係数RDCHGainMaxに制限することによって軽減され、後者は、アクティブ・セット・メッセージ・プロトコルで定義される。一般に、これは、RDCHGainMin<=RDCHGain<=RDCHGainMaxという結果になる。RDCHGainMinは、エッジユーザ(例えば移動装置)の最小ターゲットレートを達成するために設定することができる。RDCHGainMaxは、ICIマージンを満たすために、RDCHGainMinに固定することができる。
セル間干渉は、スーパーフレームプリアンブルで送られた他セクタ干渉(OSI)ビット、およびRLSS以外のセクタからF−SSCHで送られたFast Other OSIビット、およびこれらのセクタについての測定されたChanDiff(あるセクタとRLSSとの間のパス損失の差)に基づいてRDCHGainパラメータを更新することによって制御することができる。しかし、一部の例では、電力制御のこの観点は、実施されなくてもよいことを理解されたい。
一観点によれば、アクセスポイントは、RLABで送られたRDCHGain値で送信するよう移動装置に命じることによって、はみ出し者の移動装置を電力制御することができる。システム容量の観点から、セクタスループットを最大にするために、概念上「強い」ユーザは、高いRDCHGainで送信し、「弱い」ユーザは、低いRDCHGainで送信するべきである。
RDCHGain計算の一例では、RL CDMA制御セグメントを含む複数のRLフレームについてのR−DCH、PDCHの電力を次のように計算することができる。
Figure 2010523060
R−ACKCH送信電力は、以下の式に従ってFLSSについてのみ計算することができる。
Figure 2010523060
一例では、以下の制約を想定することができる。
Figure 2010523060
したがって、
Figure 2010523060
となる。移動装置電力増幅器制限は、以下の等式をもたらす。
Figure 2010523060
式中、下付き文字「LIN」は、線形ドメインで計算された値を指す。言い換えれば、
Figure 2010523060
であり、したがって、
Figure 2010523060
となる。上記の式を等しいとおくことによって、以下が得られる。
Figure 2010523060
RDCHGainNONRLCC計算の一例では、RDCHGainNonRLCCパラメータは、RL CDMA制御セグメントを含まないRL PHYFramesについてのみ計算される。CDMA RLCCを含まないPHYFramesについて、R−DCHの電力は、次の式に従って計算することができる。
Figure 2010523060
上記のように同様の説明に従うと、以下が得られる。
Figure 2010523060
上記で示し、記載したシステム例を鑑み、開示した主題に従って実施され得る方法は、以下のフローチャートを参照すると、より良く理解されよう。説明を簡潔にするために、一連のブロックとして方法を示し、記載しているが、いくつかのブロックは、本明細書に示し、記載したものとは異なる順序で、かつ/または別のブロックと同時に行われてもよいため、クレームされた主題は、ブロックの数または順序によって制限されないことを認識され、理解されたい。さらに、以下に記載する方法を実施するために、示されたすべてのブロックが必要というわけではない場合がある。ブロックに関連付けられている機能は、ソフトウェア、ハードウェア、その組合せ、または他の任意の適した手段(装置、システム、プロセス、構成要素など)で実施できることを理解されたい。さらに、以下および本明細書にわたって開示される方法は、こうした方法を様々な装置に運び、移すことを容易にするために、製品に格納することができることをさらに理解されたい。方法を、代わりに、状態図などに、互いに関係する一連の状態またはイベントとして表すことができることを当業者であれば認識され、理解されよう。
次に図6を参照すると、無線通信システムにおける複数の変調波形の電力制御のための方法600が示されている。一部の観点によれば、方法600は、CDMAチャネルおよびOFDMAチャネルの両方など、複数の変調波形のチャネルを制御することができる。方法600は、移動装置がアクセスプローブを送信し、無線通信システム内に含まれるときから、端末が定常状態になるまで、または他の時間中、使用することができる。
方法600は、602で、基準電力レベルが確立されると、開始する。基準電力レベルは、第1の変調波形(例えばCDMA)の逆方向リンク制御チャネルのためのものとすることができる。電力レベルは、開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用することによって確立することができる。開ループ電力制御を使用して、基準電力レベルを設定することは、連続するスーパーフレームプリアンブルインターバル中の逆方向リンクサービングセクタからの平均受信電力の差を使用することを含み得る。閉ループ電力制御を使用して基準電力レベルを設定するのに、2つの方法、消去ベースの閉ループ電力制御およびアップダウンベースの電力制御がある。消去ベースの閉ループ制御では、アクセスポイントから受信された消去ビットは、基準電力レベルを更新するために使用される。アップダウンベースの電力制御では、アクセスポイントから受信されたアップダウン電力制御ビットは、基準電力レベルを更新するために使用される。一部の観点によれば、開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルについての基準電力レベルを設定することは、PCTRL=ProbePower+CtrlAccessOffset(上記の式7)によって与えられる。さらに、または代わりに、基準電力レベルはディジタル−アナログ変換器、アナログフロントエンド、および電力増幅器の設定値を調整することによって更新することができる。
604で、逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得は、基準電力レベルの関数として調整される。逆方向リンク制御チャネルは、第2変調波形(例えばOFDMA)の逆方向リンク制御チャネルとすることができる。逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得は、逆方向リンク制御チャネル利得に比例するファクタによって調整することができる。一部の観点によれば、ディジタル利得は、逆方向リンクマルチプル変調波形(例えばOFDMA−CDMA)送信機のIFFT段階の前の変調器ブロックにおいて適用される。
606で、逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得が調整される。逆方向データチャネルは、第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルとすることができる。調整は、602で設定された基準電力レベルを基準にすることができる。一部の観点によれば、調整は、逆方向データチャネル利得に比例するファクタによることができる。さらに、または代わりに、ディジタル利得は、逆方向リンクマルチプル変調波形送信機のIFFT段階の前の変調器ブロックにおいて適用することができる。
一部の観点によれば、逆方向リンクデータチャネルおよび逆方向リンク制御チャネルの両方のディジタル利得は、最大所定利得に限定することができる。ディジタル利得を制限することは、無線通信システム内の他の移動装置にもたらされる生成された干渉を軽減することができる。他の観点によれば、第1の変調波形のチャネルが逆方向リンク伝送フレームに存在しない場合、逆方向リンクデータチャネルおよび逆方向リンク制御チャネルの両方のディジタル利得は、電力ブーストすることができる。
さらに、一部の観点によれば、方法600は、送信することができる最大数の逆方向リンクデータ副搬送波についての詳細を含み得る帯域内または帯域外のメッセージをアクセスポイントに送信することも含み得る。この最大数の逆方向リンクデータ副搬送波は、電力増幅器の制限および/または最大所定利得制限の要因とすることができる。
図7は、複数の変調波形の電力制御のための別の方法700を示す。方法700は、702で、アクセスプローブが送信されると開始する。アクセスプローブは、移動装置がアイドル状態から接続状態に移行することを望むと、送信される。アクセスプローブが送られるとき、移動装置がデータを送信していないため、使用可能なチャネルが1つだけ存在する。アクセスプローブは、RLSSからの測定された平均受信電力に比例し得るプローブ電力で送信される。アクセス許可が受信され、正常に復号されるまで、連続したアクセスプローブを、より高い電力レベルで送ることができる。
アクセスプローブで送るべき初期電力を決定するために、移動装置は、多数のセクタから電力を受信することができる。アクセスプローブを送るべきセクタのみからの電力は、上述したように、アンテナ当り、セクタ当りの平均受信電力、アンテナ当りの推定エネルギー、および上記の式2および式3を参照して決定される。したがって、移動装置は、すべてのセクタから電力の合計を受信する。そのため、移動装置は、セクタ当りの送信電力を決定し、少なくとも1つのセクタを識別する。
アクセス許可が正常に復号されるのと実質的に同時に、704で、第1の変調波形(例えばCDMA)の基準チャネルの電力レベルが調整される。第1の変調波形基準チャネルレベルが調整された後、706で、他のチャネルの電力設定が、第1の変調波形の制御チャネルに関して調整される。この調整は、ディジタル式に実行することができ、変調器ブロックによって実行することができる。例えば、706で、様々なチャネルのディジタル利得を調整することができる。これらのチャネルは、REQ、CQI、およびACK制御チャネルを含む。チャネルのディジタル利得は、第1の変調波形(例えばCDMA)のRL基準電力に関してこれらのチャネルが電力ブーストされるように調整することができる。R−DCHチャネルのディジタル利得は、RDCHGainに比例するファクタによって調整することができる。一部の観点によれば、RTC−MACパケットのMACヘッダーのInBandPowerControlブロックで、タプルが報告される。
708で、残りの電力がデータチャネルに割り振られる。一部の観点によれば、RDCHの追加の利得が調整される。RDCHチャネルを調整した後、RDDCH利得を含むメッセージを基地局に送ることができる。(フィードバック)メッセージは、移動装置で使用可能な電力が与えられると、サポートすることができる帯域幅の基地局を通知する。この情報に基づいて、基地局は、端末でどれだけの電力が使用可能か、どれだけの副搬送波(割り当て)を端末に割り振るべきか、および他の目的を決定することができる。
端末は、あちこち移動する可能性があり、または端末が受信する電力は、伝搬環境(チャネル)の変化のために、時間が経つにつれて変わる可能性があり、したがって、基準レベルを連続的に監視し、時間が経つにつれて調整することができる。さらに、受信電力も変わり得る。該基準レベルが変わる場合、該電力増幅器の設定は調整され、それはアナログ設定であることができる。
基地局が、第1の変調波形のチャネルを受信した後、移動装置が送信している電力が高すぎる(または低すぎる)ことを決定した場合、調整を行う必要がある場合がある。調整が必要である場合、基地局は、適切なF−SSCHを介して送信されるCEIビットを含み得るフィードバックメッセージを送ることができる。受信されたCEIビットが「1」である場合、移動装置は、対応するPCTRLをPowerControlStepUp dBだけ増やすべきである。受信されたCEIビットが「0」である場合、移動装置は、対応するPCTRLをPowerControlStepDown dBだけ減らすべきである。したがって、本明細書に記載された様々な観点は、無線通信環境における複数の変調波形の電力制御に関連する。
次に図8を参照すると、開示した観点の1つまたは複数によるアクセス端末の電力制御を容易にするシステム800が示されている。システム800は、ユーザ装置内に存在し得る。システム800は、例えば受信機アンテナから信号を受信することができる受信機802を備える。受信機802は、受信信号をフィルタリングする、増幅する、逓減するなど、一般のアクションを実行することができる。受信機802は、サンプルを得るために、調整された信号をディジタル化することもできる。復調器804は、シンボル周期ごとに受信シンボルを取得することができると共に、プロセッサ806に受信シンボルを提供することができる。
プロセッサ806は、受信機構成要素802によって受信された情報を分析し、かつ/または送信機808によって送信するための情報を生成するために設けられたプロセッサとすることができる。さらに、または代わりには、プロセッサ806は、ユーザ装置800の1つまたは複数の構成要素を制御し、受信機802によって受信された情報を分析し、送信機808によって送信するための情報を生成し、かつ/またはユーザ装置800の1つまたは複数の構成要素を制御することができる。プロセッサ806は、追加のユーザ装置との通信をコーディネートすることができるコントローラ構成要素を含み得る。
ユーザ装置800は、プロセッサ806に動作可能に結合され、電力制御調整、通信のコーディネートに関連する情報、および他の任意の適した情報を格納することができるメモリ808をさらに備えることができる。メモリ810は、電力制御に関連付けられているプロトコルをさらに格納することができる。本明細書に記載されているデータストア(例えばメモリ)構成要素は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかとすることができ、または揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含み得ることを理解されよう。不揮発性メモリには、それだけには限定されないが一例として、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能ROM(EEPROM)、フラッシュメモリなどがあり得る。揮発性メモリには、外部キャッシュメモリとして働くランダムアクセスメモリ(RAM)などがあり得る。RAMは、それだけには限定されないが一例として、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトラムバスRAM(DRRAM)など多くの形態で使用可能である。対象のシステムおよび/または方法のメモリ808は、それだけに限定されないが、これらおよび他の任意の適したタイプのメモリを備えるものとする。ユーザ装置800は、シンボル変調器812、および変調された信号を送信する送信機808をさらに備えることができる。
受信機802は、開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して、第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定する電力レベル調整器814にさらに動作可能に結合される。さらに、受信機802は、基準電力レベルに関して第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネル、および/または第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を設定するディジタル利得調整器816に動作可能に結合することができる。
図9は、無線通信システム900の例を示す。無線通信システム900は、簡潔にするために、1つの基地局および1つの端末を示す。しかし、システム900は、1つを越える基地局またはアクセスポイント、および/または1つを越える端末またはユーザ装置を含むことができ、この場合、基地局および/または端末は、以下で説明される基地局および端末の例と実質的に同じであっても異なっていてもよいことを理解されたい。さらに、基地局および/または端末は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載したシステムおよび/または方法を使用することができることを理解されたい。
次に図9を参照すると、ダウンリンクにおいて、アクセスポイント905で、送信(TX)データプロセッサ910は、トラヒックデータを受信し、フォーマットし、符号化し、インターリーブし、変調(またはシンボルマップ)し、変調シンボルシンボル(「データシンボル」)を提供する。シンボル変調器915は、データシンボルおよびパイロットシンボルを受信し、処理し、シンボルのストリームを提供する。シンボル変調器915は、データおよびパイロットシンボルを多重化し、N個の送信シンボルの組を取得する。各送信シンボルは、データシンボル、パイロットシンボル、または信号値0とすることができる。パイロットシンボルは、各シンボル周期において連続的に送られ得る。パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDMA)、時分割多重化(TDM)、周波数分割多重化(FDM)、または符号分割多重化(CDM)とすることができる。
送信機ユニット(TMTR)920は、シンボルのストリームを受信し、1つまたは複数のアナログ信号に変換し、アナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルタリング、周波数アップコンバートなど)して、無線チャネルを介して送信するのに適したダウンリンク信号を生成する。次いで、ダウンリンク信号は、アンテナ925を介して端末に送信される。端末930で、アンテナ935は、ダウンリンク信号を受信し、受信機ユニット(RCVR)940に受信信号を提供する。受信機ユニット940は、受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、周波数ダウンコンバートなど)し、サンプルを取得するために調整された信号をディジタル化する。シンボル復調器945は、N個の受信シンボルを取得し、チャネル推定のために、受信されたパイロットシンボルをプロセッサ950に提供する。シンボル復調器945は、さらに、プロセッサ950からダウンリンクのための周波数レスポンス推定値を受信し、(送信されたデータシンボルの推定値である)データシンボル推定値を取得するために、受信されたデータシンボルに対してデータ復調を実行し、送信されたトラヒックデータを回復するために、データシンボル推定値を復調(すなわちシンボルデマップ)し、デインターリーブし、復号するRXデータプロセッサ955にデータシンボル推定値を提供する。シンボル復調器945およびRXデータプロセッサ955による処理は、アクセスポイント905で、それぞれシンボル変調器915およびTXデータプロセッサ910による処理を補う。
アップリンクでは、TXデータプロセッサ960は、トラヒックデータを処理し、データシンボルを提供する。シンボル変調器965は、データシンボルおよびパイロットシンボルを受信し、多重化し、変調を実行し、シンボルのストリームを提供する。次いで、送信機ユニット970は、アンテナ935によってアクセスポイント905に送信されるアップリンク信号を生成するために、シンボルのストリームを受信し、処理する。
アクセスポイント905で、端末930からのアップリンク信号は、アンテナ925によって受信され、サンプルを取得するために、受信機ユニット975によって処理される。次いで、シンボル復調器980は、サンプルを処理し、受信されたパイロットシンボルおよびアップリンクのためのデータシンボル推定値を提供する。RXデータプロセッサ985は、端末930によって送信されたトラヒックデータを回復するために、データシンボル推定値を処理する。プロセッサ990は、アップリンク上で送信するアクティブ端末ごとにチャネル推定を実行する。
プロセッサ990および950は、それぞれアクセスポイント905および端末930での操作を指示(例えば、制御、コーディネート、管理・・・)する。それぞれのプロセッサ990および950は、プログラムコードおよびデータを格納するメモリユニット(図示せず)に関連付けることができる。プロセッサ990および950は、それぞれアップリンクおよびダウンリンクについての周波数およびインパルスレスポンス推定値を導出するための計算を行うこともできる。
多元接続システム(例えば、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMAなど)では、複数の端末がアップリンク上で同時に送信することができる。こうしたシステムの場合、パイロットサブバンドを異なる端末間で共有することができる。チャネル推定技術は、端末ごとのパイロットサブバンドが動作帯域全体(場合によっては帯域端を除く)にまたがる場合に使用することができる。こうしたパイロットサブバンド構造は、端末ごとに周波数ダイバーシティを取得することが望ましいことになる。本明細書に記載した技術は、様々な手段によって実施することができる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、またはその組合せに実装されてもよい。ハードウェア実装の場合、チャネル推定に使用される処理装置は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理装置(DSPD)、プログラム可能論理装置(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載された機能を実行するように設計されている他の電子装置、またはその組合せ内に実装され得る。ソフトウェアでは、実装は、本明細書に記載された機能を実行するモジュール(プロシージャ、関数など)を介することができる。ソフトウェアコードは、記憶装置に格納され、プロセッサ990および950によって実行され得る。
図10を参照すると、異なる変調波形を使用するチャネルの電力を制御するシステム例1000が示されている。例えば、システム1000は、移動装置内に少なくとも部分的に存在し得る。システム100は、プロセッサ、ソフトウェア、またはその組合せ(例えば、ファームウェア)によって実施される機能を表す機能ブロックであり得る機能ブロックを含むものとして表されることを理解されたい。
システム1000は、別々に、または共に動作することができる電気構成要素の論理的グループ1002を含む。例えば、論理的グループ1002は、基準電力レベル1204を設定するための電気構成要素を含み得る。例示によれば、基準電力レベルは、第1の変調波形(例えばCDMA)の逆方向リンク制御チャネルのためのものである。基準電力レベルは、開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用することによって設定することができる。閉ループ電力制御は、消去ベースの閉ループ電力制御および/またはアップダウンベースの閉ループ電力制御を含み得る。開ループ電力制御は、連続するスーパーフレームプリアンブルインターバル中の逆方向リンクサービングセクタからの平均受信電力の差を使用することを備えることができる。一部の観点によれば、開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して基準電力レベルを設定することは、PCTRL=プローブ電力+CtrlAccessOffsetによって与えられる。一部の観点によれば、基準電力レベルは、ディジタル−アナログ変換器、アナログフロントエンド、および電力増幅器の設定を調整することによって更新することができる。
論理的グループ1002は、基準電力レベル1006の関数として、第2の変調波形(例えばOFDMA)の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整するための電気構成要素も含み得る。第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得は、逆方向リンク制御チャネル利得に比例するファクタによって調整することができる。
さらに、論理的グループ1002は、第2の変調波形1008の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を調整するための電気構成要素を備えることができる。例えば、ディジタル利得は、基準電力レベルに関して調整することができる。一部の観点によれば、第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得は、逆方向リンクデータチャネル利得に比例するファクタによって調整することができる。
一部の観点によれば、第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得、および第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得は、第1の変調波形のチャネルが逆方向リンク伝送フレームに存在しない場合、電力ブーストされる。一部の観点によれば、第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得、および第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得は、生成された干渉の量を軽減するために、最大所定利得に限定される。
さらに、または代わりに、論理的グループは、帯域内または帯域外のメッセージ(図示せず)を送信する手段を含み得る。帯域内または帯域外のメッセージは、送信することができる最大数の逆方向リンクデータ副搬送波についての詳細を含み得る。最大数の逆方向リンクデータ副搬送波は、電力増幅器制限および最大所定利得制限をかけられ得る。
さらに、システム1000は、電気構成要素1004、1006、および1008、または他の構成要素と関連付けられている機能を実行するための命令を保持するメモリ1010を含み得る。メモリ1010の外にあるものとして示されているが、電気構成要素1004、1006、および1008のうちの1つまたは複数は、メモリ1010内に存在してもよいことを理解されたい。
本明細書に記載されている実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはその任意の組合せによって実装され得ることを理解されたい。システムおよび/または方法は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントにおいて実装されるとき、ストレージ構成要素など、機械可読媒体に格納することができる。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、またはプログラムステートメントの任意の組合せを表し得る。情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリコンテンツを渡し、かつ/または受信することによって、コードセグメントを別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合することができる。メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク伝送などを含む任意の適した手段を使用して、情報、引数、パラメータ、データなどを渡し、転送し、または送信することができる。
本明細書に開示した観点との関連で説明した、例示の様々なロジック、論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け専用回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラム可能論理装置、個別のゲートまたはトランジスタロジック、個別のハードウェア構成要素、または本明細書に記載した機能を実行するよう設計されているその任意の組合せで実装し、または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替では、プロセッサは、従来の任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサは、コンピューティング装置の組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のこうした構成として実装することもできる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上述したステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するよう動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることができる。
ソフトウェア実装の場合、本明細書に記載されている技術は、本明細書に記載されている機能を実行するモジュール(プロシージャ、関数など)により実装され得る。ソフトウェアコードは、記憶装置に格納され、プロセッサによって実行され得る。記憶装置は、プロセッサの内部または外部に実装されてもよく、この場合、これは、当業者に知られている様々な手段を介してプロセッサに通信可能に結合され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、本明細書に記載した機能を実行するよう動作可能な1つまたは複数のモジュールを含み得る。
さらに、本明細書に記載した様々な観点または特徴は、標準プログラミングおよび/または工学技術を使用して、方法、装置、または製品として実装することができる。「製品」という用語は、本明細書で使用される場合、任意のコンピュータ可読装置、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むものとする。例えば、コンピュータ可読媒体には、それだけには限定されないが、磁気記憶装置(ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプなど)、光ディスク(コンパクトディスク(CD)、ディジタル多用途ディスク(DVD)など)、スマートカード、およびフラッシュメモリ装置(EPROM、カード、スティック、キードライブ(key drive)など)などがあり得る。さらに、本明細書に記載される様々な記憶媒体は、情報を格納するための1つまたは複数の装置および/または他の機械可読媒体を表すことができる。「機械可読媒体」という用語は、それだけには限定されないが、無線チャネル、ならびに命令および/またはデータを格納し、含み、かつ/または運ぶことができる他の様々な媒体を含み得る。さらに、コンピュータプログラム製品は、本明細書に記載されている機能をコンピュータに実行させるよう動作可能な1つまたは複数の命令またはコードを有するコンピュータ可読媒体を含み得る。
さらに、本明細書に開示した観点との関連で記載した方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、またはその2つの組合せに直接組み込むことができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し式ディスク、CD−ROM、または当分野で知られている記憶媒体の他の任意の形式に存在し得る。代表的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、そこに情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合することができる。代替では、記憶媒体は、プロセッサに一体化されていてもよい。さらに、一部の代替では、プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在していてもよい。さらに、ASICは、ユーザ端末に存在していてもよい。代替では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末に、個別の構成要素として存在していてもよい。さらに、一部の観点において、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コードおよび/または命令の1つのまたは任意の組合せまたは組として、機械可読媒体、および/またはコンピュータプログラム製品に組み込むことができるコンピュータ可読媒体に存在していてもよい。
上記で説明してきたことは、1つまたは複数の実施形態の例を含む。当然、上述した実施形態を説明するために構成要素または方法の予想されるすべての組合せについて説明することは不可能であるが、様々な実施形態の他の多くの組合せおよび置換えが可能であることを当業者であれば理解できよう。したがって、記載した実施形態は、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての代替形態、変更形態、および変形形態を含むものとする。「含む」という用語が詳細な説明または特許請求の範囲で使用されている限り、こうした用語は、請求項で移行語として使用されるときに「備える」が解釈される「備える」という用語と同じように包含的であるものとする。さらに、「または」という用語が本願請求項や詳細な説明のいずれかに使用されている場合、「包括的なまたは」となるように意図されている。

Claims (37)

  1. 無線通信システムで使用される少なくとも2つの変調波形の電力制御を提供するための方法であって、
    開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定すること、
    前記基準電力レベルに関して第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整すること、および
    前記基準電力レベルに関して前記第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を調整することを備える方法。
  2. 開ループ電力制御を使用して前記第1の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記基準電力レベルを設定することが、
    連続するスーパーフレームプリアンブルインターバル中の逆方向リンクサービングセクタからの平均受信電力の差を使用することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 閉ループ電力制御を使用して前記第1の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記基準電力レベルを設定することが、
    前記基準電力レベルを更新するためにアクセスポイントから受信した消去ビットを使用することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 閉ループ電力制御を使用して前記第1の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記基準電力レベルを設定することが、
    前記基準電力レベルを更新するためにアクセスポイントから受信したアップダウン電力制御ビットを使用することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して前記第1の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記基準電力レベルを設定することが、PCTRL=プローブ電力+CtrlAccessOffsetによって与えられる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンクデータチャネル利得に比例するファクタによって調整される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンクマルチプル変調波形送信機のIFFT段階の前の変調器ブロックにおいて適用される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンク制御チャネル利得に比例するファクタによって調整される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンクマルチプル変調波形送信機のIFFT段階の前の変調器ブロックにおいて適用される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記基準電力レベルが、ディジタル−アナログ変換器、アナログフロントエンド、および電力増幅器の設定を調整することによって更新される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得、および前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得は、前記第1の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルが逆方向リンク伝送フレームに存在しない場合、電力ブーストされる、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得、および前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得が、前記無線通信システム内で生成された干渉を軽減するために、最大所定利得に限定される、請求項1に記載の方法。
  13. 下記をさらに備える、請求項1に記載の方法、
    送信されることができる最大数の逆方向リンクデータ副搬送波についての詳細を含む帯域内または帯域外のメッセージを送信すること、ここにおいて前記最大数の逆方向リンクデータ副搬送波は電力増幅器制限および最大所定利得制限をかけられる。
  14. 開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定すること、前記基準電力レベルの関数として第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整すること、および前記基準電力レベルの関数として前記第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を調整することに関する複数の命令を保持するメモリ、および
    前記メモリに結合され、前記メモリ内に保持されている前記複数の命令を実行するよう構成されるプロセッサ
    を備える無線通信装置。
  15. 前記メモリが、連続するスーパーフレームプリアンブルインターバル中の逆方向リンクサービングセクタからの平均受信電力の差を使用することに関する複数の命令をさらに保持する、請求項14に記載の無線通信装置。
  16. 前記メモリが、前記基準電力レベルを更新するために、アクセスポイントから受信された消去ビットを使用することに関する複数の命令をさらに保持する、請求項14に記載の無線通信装置。
  17. 前記メモリが、前記基準電力レベルを更新するために、アクセスポイントから受信されたアップダウン電力制御ビットを使用することに関する複数の命令をさらに保持する、請求項14に記載の無線通信装置。
  18. 開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して前記第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定することが、PCTRL=プローブ電力+CtrlAccessOffsetによって与えられる、請求項14に記載の無線通信装置。
  19. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンクデータチャネル利得に比例するファクタによって調整される、請求項14に記載の無線通信装置。
  20. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンクマルチ変調波形送信機のIFFT段階の前の変調器ブロックにおいて適用される、請求項19に記載の無線通信装置。
  21. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンク制御チャネル利得に比例するファクタによって調整される、請求項14に記載の無線通信装置。
  22. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンクマルチプル変調波形送信機のIFFT段階の前の変調器ブロックにおいて適用される、請求項21に記載の無線通信装置。
  23. 前記基準電力レベルが、ディジタル−アナログ変換器、アナログフロントエンド、および電力増幅器の設定を調整することによって更新される、請求項14に記載の無線通信装置。
  24. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得、および前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得は、前記第1の変調波形チャネルの前記逆方向リンク制御チャネルが逆方向リンク伝送フレームに存在しない場合、電力ブーストされる、請求項14に記載の無線通信装置。
  25. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得、および前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得が、前記無線通信システム内で生成された干渉を軽減するために、最大所定利得に限定される、請求項14に記載の無線通信装置。
  26. 前記メモリが、送信されることができる最大数の逆方向リンクデータ副搬送波についての詳細を含む帯域内または帯域外のメッセージを送信することに関する複数の命令をさらに保持し、ここにおいて前記最大数の逆方向リンクデータ副搬送波が、電力増幅器制限および最大所定利得制限をかけられる、請求項14に記載の無線通信装置。
  27. 電力制御を容易にする無線通信装置であって、
    開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定するための手段、
    前記基準電力レベルに関して第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整するための手段、および
    前記基準電力レベルに関して前記第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を変更するための手段
    を備える無線通信装置。
  28. 連続するスーパーフレームプリアンブルインターバル中の逆方向リンクサービングセクタからの平均受信電力の差を使用するための手段
    をさらに備える、請求項27に記載の無線通信装置。
  29. 前記基準電力レベルを更新するためにアクセスポイントから受信された消去ビットを使用するための手段
    をさらに備える、請求項27に記載の無線通信装置。
  30. 前記基準電力レベルを更新するためにアクセスポイントから受信されたアップダウン電力制御ビットを使用するための手段
    をさらに備える、請求項27に記載の無線通信装置。
  31. 開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して前記第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定するための前記手段が、PCTRL=プローブ電力+CtrlAccessOffsetによって与えられる、請求項27に記載の無線通信装置。
  32. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンクデータチャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンクデータチャネル利得に比例するファクタによって調整される、請求項27に記載の無線通信装置。
  33. 前記第2の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記ディジタル利得が、逆方向リンク制御チャネル利得に比例するファクタによって調整される、請求項27に記載の無線通信装置。
  34. 下記のための複数の機械実行可能命令を格納する機械可読媒体:
    アクセスプローブを送信すること、
    単一セクタからの受信電力を決定すること、
    第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力を設定すること、
    前記基準電力の関数として第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を変更すること、および
    前記基準電力の関数として前記第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を変更すること。
  35. 前記複数の命令が、下記をさらに備える、請求項34に記載の機械可読媒体:
    前記基準電力を監視すること、
    前記基準電力が異なるかどうかを決定すること、および
    前記基準電力が異なる場合、電力増幅器設定を変更すること。
  36. 前記複数の命令が、消去ベースの閉ループ電力制御またはアップダウンベースの閉ループ電力制御のうちの少なくとも一つを使用して、前記第1の変調波形の前記逆方向リンク制御チャネルの前記基準電力を設定することをさらに備える、請求項34に記載の機械可読媒体。
  37. 無線通信システムにおいて、下記を行うために構成されたプロセッサを備える装置:
    開ループ電力制御および閉ループ電力制御を使用して第1の変調波形の逆方向リンク制御チャネルの基準電力レベルを設定すること、
    前記基準電力レベルに応じて、第2の変調波形の逆方向リンク制御チャネルのディジタル利得を調整すること、
    前記基準電力レベルに応じて、前記第2の変調波形の逆方向リンクデータチャネルのディジタル利得を調整すること。
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