JP2010522009A - 磁気共鳴撮像システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、例えば呼吸及び心拍動等の生理的要因のMRI結果への影響が抑制あるいは排除されるようなMRI技術を提供することを目的とする。本発明のこの課題は、患者の身体の磁気共鳴撮像データを収集するように適応された第1のRFコイル(2);第1のRFコイル(2)の負荷変化に対して感度を有する多数の測定素子であり、患者の身体の動きに関するデータを収集するように適応された測定素子(5、5’、5”、29、31);及び動きデータを用いて磁気共鳴撮像中の患者の動きを補正するように適応された処理ユニット(9)を有する磁気共鳴撮像システム(1)によって達成される。

Description

本発明は、概して非侵襲的撮像応用、特に磁気共鳴撮像(MRI)に関する。より具体的には、本発明は、撮像される患者身体の特性を測定するために無線周波数(RF)コイルを用いる撮像技術に関する。
MRIは、磁場内の標的物質の様々な磁気特性を測定する。MRIは、概して均一な磁場内で撮像物質の核スピンを整列させること、及び撮像物質の核磁気共鳴(NMR)現象を測定するために、周期的なRFパルスを用いて磁場に摂動を与えることを含んでいる。NMR現象を誘起するため、特定組織のラーモア周波数(すなわち、原子核が軸の周りで歳差運動をする速さ)に一致する共鳴周波数でRFパルスを生成し、原子核が印加RFパルス方向に軸の周りで歳差運動をするように原子核を励起する1つ以上の共鳴コイルが備えられる。RFパルスが弱まるとき、原子核は磁場に再整列し、測定可能なエネルギーを放出する。
撮像される例えば患者又はその他の物体といった負荷の近傍に共鳴コイルが配置されるとき、共鳴コイルの様々な特性が影響を受け得る。MRIにおいて、この負荷効果は、コイルの共鳴周波数を変化させること、及びコイル特性にその他の一般的に望ましくない変化を生じさせることによって、装置動作に悪影響を及ぼす傾向にある。この負荷効果は、部分的に、負荷の誘電特性に依存する。コイルの共鳴周波数の変化は、(例えば、コイルの共鳴周波数と標的物質のラーモア周波数との間に不一致を生じさせることにより)撮像物質の原子核を励起する装置能力を低下させ、得られる画像の品質に悪影響を及ぼし得る。コイル装荷の影響は、撮像される人体により引き起こされる一般的に望ましくない負荷効果を補償するように共鳴コイルが頻繁に同調あるいは調整されるという点で、MRIを複雑にする。
共鳴コイルを同調あるいは調整するために共鳴コイルの内側に更なる小型RFコイルを用いることが従来技術から知られている。共鳴コイルの局所的なRF場は人体の負荷効果によって影響されるが、小型RFコイルはこの局所的なRF場に依存する電圧を測定する。小型RFコイルによって測定された誘起電圧は、共鳴コイルに供給されるRF電力の位相及び振幅を制御するために使用される。このような小型RFコイルの使用は、特に、共鳴RFコイルが、例えばフェーズドアレイのように駆動される複数のコイル素子を有する場合に有用である。その場合、複数のコイル素子が同時に駆動されるときに、撮像される人体内に非常に均一なRF場を実現するように、個々のコイル素子各々に供給されるRF電力の振幅及び位相を制御することが可能である。
本発明は、高品質のMRI技術を提供することを目的とする。特に、本発明は、例えば呼吸及び心拍動等の生理的要因のMRI結果への影響が抑制あるいは排除されるようなMRI技術を提供することを目的とする。
本発明の上記課題は、患者の身体の磁気共鳴撮像データを収集するように適応された第1のRFコイル;第1のRFコイルの負荷変化に対して感度を有する多数の測定素子であり、患者の身体の動きに関するデータを収集するように適応された測定素子;及び動きデータを用いて磁気共鳴撮像中の患者の動きを補正するように適応された処理ユニットを有する磁気共鳴撮像システムによって達成される。
共鳴コイル(群)の負荷は、撮像される人体の動きによって影響を及ぼされる。人体の意図的でない動きは、例えば、呼吸による患者の胸部の動き、又は心拍動による動きである。
上記課題はまた、本発明に従って、第1のRFコイルによって、患者の身体の磁気共鳴撮像データを収集する段階;第1のRFコイルの負荷変化に対して感度を有する多数の測定素子によって、患者の身体の動きに関するデータを収集する段階;及び処理ユニットによって、動きデータを用いて磁気共鳴撮像中の患者の動きを補正する段階を有する磁気共鳴撮像方法によって達成される。
本発明の上記課題はまた、上述の方法を実行するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータで実行されるときに処理ユニットに動きデータを用いて磁気共鳴撮像中の患者の動きを補正させるコンピュータ命令を有するコンピュータプログラムによって達成される。故に、本発明に従って必要な技術的効果が、本発明に従ったコンピュータプログラムの命令に基づいて実現され得る。このようなコンピュータプログラムは、例えばCD−ROM又はDVD等の担体に格納されてもよいし、インターネット又はその他のコンピュータネットワーク上で利用可能にされてもよい。このコンピュータプログラムは、実行に先立って、例えばCD−ROM再生機又はDVD再生機などによって担体から、あるいはインターネットから該コンピュータプログラムを読み取り、それをコンピュータのメモリに格納することによって、コンピュータにロードされる。コンピュータは、とりわけ、中央演算処理ユニット(CPU)、バスシステム、例えばRAM又はROM等のメモリ手段、例えばフロッピー(登録商標)ディスク又はハードディスクユニット等の記憶手段、及び入力/出力ユニットを含む。代替的に、本発明に係る方法は、例えば1つ以上の集積回路を用いて、ハードウェアにて実装されてもよい。
本発明の核となる概念は、例えば呼吸に関連する腹部の動き、若しくは心拍動による心臓の動き、又はこれらの双方などの生理学的要因の、MRI結果への影響を抑制あるいは排除する技術を提供することである。結果として、本発明は例えば、撮像対象の生理学的な動きによる画像間の揺らぎを補償することを可能にする。この目的のため、MR撮像処理中に患者の動きを検出することによって、患者の呼吸の位相及び/又は心臓の位相が決定される。動き検出は、第1のRFコイルの負荷変化に対して感度を有する測定素子に誘起される電圧の変化を測定して、第1のRFコイル(又は、そのコイル素子群)への負荷変化の影響を決定することによって行われる。
生体撮像における生理学的な動きに起因するアーチファクトはよく認識されており、その抑制のために技術の組み合わせが進められてきた。最も直接的な手法は、ゲーティング又はトリガリングによって、データ収集を特定の動きに同期させるものである。本発明によれば、RFパルスの時点における患者の呼吸の位相及び/又は心臓の位相の知識が、その後、撮像方法の収集特性(すなわち、エンコーディング順序、視野、スライス位置、次のパルスのフリップ角など)をオンザフライで、すなわち、MRIデータ収集中に修正するために用いられる。言い換えると、MRIデータ及び患者の動きに関するデータがRF送信を用いて同時に収集され、MRIシーケンスがRF送信の直後に適応される。
本発明の他の一態様によれば、撮像中の患者の呼吸及び/又は心臓の位相の知識により、データ処理中に、すなわち、MRIデータ収集が完了した場合に、撮像データを生理学的活動と遡及的に同期させることが可能になる。その場合、撮像データは遡及的に生理学的サイクル(例えば、呼吸及び心臓のサイクル)内に順序付けられる。その後、生理学的な影響がMRIデータから除去される。言い換えると、本発明のこの態様によれば、撮像データが収集されている間に被検体の生理学的活動が監視され、収集された生理学的データに導かれて、生理学的な影響が遡及的に見積もられ、除去される。
ここで提案する本発明の、生理学的活動を考慮するための既存の方法(例えば、患者の胸部の周りに固定された機械的な蛇腹)に対する主な利点は、患者上に更なる装置を配置する必要がないことである。加えて、患者がシステムを貫通して移動されるとき、呼吸(又は心運動)以外の動きを検出することができる。例えば、患者がスキャン中に突然動いた場合、これを検出し、それに従ってMRデータ収集を補償することが可能である。さらに、本発明は、各生理学的サイクル(呼吸サイクル、心臓サイクル等)の期間内の変化に対して高い感度を有さず、様々な実験条件下で用いられ得る。
本発明のこれら及びその他の態様は、従属請求項に規定される以下の実施形態に基づいて更に明らかになる。
本発明の好適な一実施形態によれば、測定素子は患者の呼吸運動及び/又は心拍動を収集するように適応される。この目的のため、測定素子として、第1のRFコイル又はそのエレメントへの負荷効果に対して感度を有するRFピックアップコイルが用いられる。RFピックアップコイルが第1のRFコイルに近接して配置されるとき、負荷効果に対する良好な感度が達成され得る。このようなRFピックアップコイルが用いられる場合、MRI測定中の主な動き誤差源が捕捉される。本発明の他の好適実施形態において、RFピックアップコイルに代えて(あるいは加えて)、測定素子として、方向性結合器、及び/又は所定の電磁特性を有する電気部品若しくは電子部品が用いられてもよい。
本発明の好適な一実施形態によれば、第1のRFコイルはマルチエレメント型のRFコイルである。このようなRFコイルを用いることにより、より高い周波数及びより高いRF強度においても、患者の身体内に均一なRF場を得ることができる。各RFコイル素子がそれ自身の測定素子を有する場合、動き検出を非常に正確に行うことができる。他の例では、測定素子の数はRFコイル素子の数と等しくない。好ましくは、測定素子の数はRFコイル素子の数より少ない。これは、測定する患者の動きが少ない自由度によって特徴付けられるときに望ましいものとなり得る。その場合、より少ない数の測定素子によって、システムの複雑性及びコストが低減される。
本発明の好適な他の一実施形態によれば、マルチエレメントRFコイルは、患者上に直接的に配置されるように適応され、MRIシステムから取り外し可能にされる。言い換えると、例えば送信アレイの形態などの固定式の(システム一体型の)ボリュームRFコイルのみが用いられ得るわけではない。代わりに、例えば局所送信コイルアレイといった局所(好ましくは、取り外し可能な)送信コイルトポロジーが同様に用いられ得る。
本発明はまた、第1のRFコイルが直交(クワドラチャ)バードケージコイルであり、測定素子が、第1のRFコイルの水平共鳴モード及び鉛直(直交)共鳴モードの負荷変化を検出するように構成されている場合にも用いられ得る。この手法は、一変更として既存のMRIシステムにも適用され得る。
以下、実施形態及び添付の図面を参照して、本発明の上記及びその他の態様を、例示により詳細に説明する。
MRIシステムを示す概略図である。 本発明に係る方法の様々な段階を時間スケールで概略的に例示する図である。 ピックアップコイルを含むマルチエレメント送信RFコイルシステムを示す概略図である。 ピックアップコイルを備えたRFコイルシステムの1つのチャネルの概略構造を示す図である。 方向性結合器を備えたRFコイルシステムの1つのチャネルの概略構造を示す図である。 キャパシタを用いて直接測定を行うRFコイルシステムの1つのチャネルの概略構造を示す図である。
以下では、本発明の単純な一実施形態を説明する。MRIシステム1は、複数のRFコイル素子3(図1には図示せず;図3参照)を備えた3次元的な複数素子(マルチエレメント)送信/受信(又は、送信専用)RFコイル2を有する。具体的には、MRIシステム1は、患者身体4の磁気共鳴撮像データを収集するように適応された少なくとも2つのRFコイル素子3を有する。各RFコイル素子3は、測定素子として作用する独立した第2のRFコイル(ピックアップコイル)5を組み入れるように設計されている。
各ピックアップコイル5は、少なくとも2つのRFコイル素子3のうちの1つに物理的に隣接しており、患者身体4の動きに関するデータを収集するように適応されている。複数のピックアップコイル5がピックアップコイルアレイを形成している。各ピックアップコイル5は、相異なる負荷条件下での各RFコイル素子3によって生成される実際の(あるいは相対的な)磁場の決定のため、受信器7(検出電子装置)に接続されている。ピックアップコイル5による電圧の測定はRF周波数で行われる。複数の受信器7が受信器アレイを形成している。複数の受信器7は処理ユニット9に接続されている。処理ユニット9は、より詳細に後述するように、上記の動きデータを用いて磁気共鳴撮像中の患者の動きを補正するように適応されている。
図1は、一般的な送信RFコイル2を用いた本発明に係るシステムの概略図を例示するものである。また、2つの異なる呼吸状態における患者4が例示されている。本発明に従って、多数のピックアップコイル5が送信コイル素子群3(図1には図示せず)に隣り合わせで配置される。ここでは、送信RFコイル2は第1のピックアップコイル5と第2のピックアップコイル5’とを含んでいる。各ピックアップコイル5、5’は受信器7に接続されており、それにより、ピックアップコイル5、5’ごとにリアルタイムに、代表的な電圧振幅(及び位相)を抽出することが可能である。
従来技術に係る使用において、これらのピックアップコイル5、5’は、各RFコイル素子3に関するRF場の振幅及び位相の正しい調整用の校正情報を提供するために使用され得る局所的なRF振幅(及び位相)データをフィードバックする。加えて、ピックアップコイル5、5’は、1つ以上の送信RFコイル素子3による患者4のRFへの過剰被曝に対する安全機構を提供するために使用されることが可能である。
本発明は、ピックアップコイル5、5’のアレイから得られる情報の更なる使用に反する。マルチエレメントRF送信コイル2によって送信される各RFパルスは、各ピックアップコイル5、5’に誘起電圧を生じさせる。特定のピックアップコイル5、5’に誘起される電圧の振幅及び位相は、最も近い送信RFコイル素子3により生成されたRF場によって支配される。各送信RFコイル素子3に対する電力が一定の場合、各ピックアップコイル5、5’における誘起電圧の振幅は、各RFコイル素子3の局所的な負荷状態にも依存する。
各ピックアップコイル5、5’は、特定のRFコイル素子3の隣に、故に、特定のRFコイル3に付随するように配置されるので、ピックアップコイル群5、5’から得られた測定値(電圧)から、該特定のRFコイル素子3が患者身体によってどのように負荷を与えられているかを知ることができる。患者4のRFコイル素子3に対する近接性は、患者4がRFコイル素子3に近接しているか、あるいは遠く離れているかを決定することを可能にするように、ピックアップコイル5、5’上の電圧を変化させる。患者が息を吸う場合、胸部が拡張してRFコイル素子3に近付く。患者の胸部に近付かれたRFコイル素子3の各々で、付随するピックアップコイル5、5’の電圧が変化し、患者4の呼吸パターンに従って変調される。その結果、ピックアップコイル5、5’によって測定された電圧を用いて、患者4の呼吸運動ひいては呼吸サイクルを検出することができる。
典型的なMRIシーケンスの実行において、RFパルスは送信RFコイル2によって送信される。MRIシステム1の送信RFコイル素子3を制御するためにコントローラ10が用いられる。RFパルスは、RFコイル素子3の装荷特性に従って、各ピックアップコイル5、5’に電圧を誘起する。ピックアップコイル5、5’によって測定される信号は、NMR信号ではなく、RFコイル素子に流れる電流によって直接的に誘起される電圧であり、RFコイル2の装着に依存する。患者が息を吐くとき(破線)、人体が鉛直方向にRFコイル素子から遠ざかるように移動するため(RFパルスの送信中に検出される)第2のピックアップコイル5’上の電圧振幅は増大する。鉛直断面の変化に伴い、第1のピックアップコイル5上の電圧振幅も変化し得る。しかしながら、第2のピックアップコイル5’上の電圧が最大の変化を示すと考え得る。呼吸は周期的であるので、電圧波形は正弦波的になり得る。
言い換えると、硬い3次元のマルチエレメント送信RFコイル内に患者4が存在するとき、患者4の呼吸運動は、様々な人体部分の位置を、様々なRFコイル素子3に対して近付き、そして離れるように周期的に移動させる。この運動は、各RFコイル素子3の局所的な負荷状態に変化を生じさせる。患者の呼吸(及び、場合によりその他の)運動の関数としてのRFコイル素子3ごとの負荷の差は、RFパルスの印加中、各ピックアップコイル5、5’における誘起電圧の振幅に反映される。
RF送信中の全てのピックアップコイル5、5’にわたる電圧振幅の空間分布は、患者4の呼吸位相をリアルタイムで決定するために用いられる。この目的のため、RF励起の後、サンプリングされたピックアップコイル信号が処理ユニット9で処理され、RFパルス中の例えば患者4の胸部の位置に関する情報が抽出される。すなわち、第2のピックアップコイル5’における電圧は、胸部が拡張するときに低くなり、胸部が収縮するときに高くなる。この動き情報は、MRパルスシーケンスの様々な特性をオンザフライで適応させる目的で、データ収集の前又は最中の何れかに処理ユニット9に提供される。測定された電圧に従って、例えば、後のMRデータ収集段階のために、k空間サンプリングを胸壁の位置に関係付ける好適手法に従って動きの影響を最小化する特定のエンコーディング段階を選択することが可能である。また、ピックアップコイル電圧の変化から、測定傾斜(グラディエント)の振幅が補償のためにオンザフライで変化され得るように、FOVにおける相対的な変化を見積もることができる。これらの段階については更に詳細に後述する。
同一の基本原理が、呼吸運動に代えて、あるいは加えて、患者4の心拍動又はその他の動きを観測する場合にも当てはまる。なお、明らかなように、呼吸運動からの情報が利用可能であるとき、呼吸運動からの情報を利用する全ての現行MRI方法(例えば、機械的な蛇腹)にも等しく当てはまる。
最も便利且つ好適なトポロジーは、受信信号が処理ユニット9内で実行されるデータ処理ソフトウェアの完全な制御下で復調されて利用可能になるように、各ピックアップコイル5、5’を個々の受信器7、7’に接続するものである。他の一実施形態(図示せず)においては、ピックアップコイルの電圧は、標準インタフェースを介して処理ユニット9に電圧レベルを報告するように、ダイオード回路を用いて整流されて比較器に送られてもよい。
次に、図2を参照して、本発明に係る方法の様々な段階を説明する。先ず、送信RFコイルによってRFパルス(RF波形20)が送信される。このRF波形20を“RF励起”のグラフに示す。この場合に送信される傾斜波形の形状すなわちMRIシステムの傾斜シーケンス21を“スライス”のグラフに示す。磁気共鳴の励起後にMR信号を測定するために用いられる測定傾斜の波形22を“測定”のグラフに示す。プリパレーション傾斜23(エンコーディング傾斜)を“プリパレーション”のグラフに示す。“RF励起”のグラフに例示したRF波形20、及び傾斜シーケンス21は、患者4内のスライスを選択するために用いられる。“測定”及び“プリパレーション”のグラフは、MR信号を読み出すために用いられる。
NMRデータのサンプリング、すなわち、RFコイルからのRFエネルギーの受信を“MRサンプル”のグラフに示す。測定中にMRデータがサンプリングされる“サンプル”領域24が示されている。このサンプリングは多数回繰り返される。
その下の“ピックアップコイルサンプル”のグラフに、RF励起中にピックアップコイル上の電圧のサンプリング(ブロック“サンプル”25)が行われることを示す。MRデータをサンプリングする時間の前に、“ピックアップコイルサンプル”のグラフ中に、“処理適応化”ブロック26が示されている。これは、RFサンプリングとMR信号サンプリングとの間に、MRサンプリング手法を適応化させる時間が存在することを指し示している。言い換えると、この時間中に、サンプルデータを用いてMRデータを処理し、何らかの動き情報を抽出することが可能である。例えば、サンプリングされたRF信号から、患者4の位置が例えば呼吸サイクル中の何処にあるかが決定される。その情報に基づいて、例えばルックアップテーブル等を用いて、処理ユニット9によって決定が為される。結果として、或る特定の測定波形22の形状、又は或る特定のプリパレーション傾斜23の形状が選択される。“処理適応化”ブロック26において実行される段階は、閉制御回路を形成するようにコントローラ10を介してRF送信コイル素子3に接続された処理ユニット9によって実行される。
その後、処理結果は、後の画像再構成のために処理ユニット9及びデータ記憶装置(図示せず)によって記憶され得る。あるいは、処理結果は、2つの傾斜チャネルを修正するために、すなわち、現在の画像収集を修正するために、処理ユニット9によって使用され得る。後者の場合、測定傾斜22及びプリパレーション傾斜23が、RF励起中に行われたサンプリングの結果に従って変更される。例えば、ピックアップコイル測定の処理により、患者4が息を吐いている最中であることが明らかになった場合、プリパレーション傾斜23の特定のエンコーディング状態がこの時点で選択され得る。
図3は、10個のRFコイル素子3を有するマルチエレメント送信/受信(Tx/Rx)RFコイル2を概略的に示している。患者4は10個の独立したRFコイル素子3によって取り囲まれ、各RFコイル素子3はそのRFコイル素子3に隣接配置された別個のピックアップコイル5を含んでいる。
上述の実施形態においては少なくとも2つのピックアップコイル5、5’が用いられているが、本発明は唯一のピックアップコイル5で動作してもよい。その場合、特定種類の動きを検出するのに最も感度の高い位置にピックアップコイル5を配置することができるよう、患者4の物理的な動きに関して幾つかの仮定を設けねばならない。
図4は、マルチチャネルRF送信システム1の1つのチャネルの概略構造を示している。システムは、チャネルごとに、送信チェーンの一部であるRF増幅器28に同軸ケーブル27によって接続された1つのピックアップコイル5”を用いる。言い換えると、RFコイル素子3ごとに、独立したRF増幅器28が用いられる。システム1の送信器及びその他の部分は図4には示していない。この例において、ピックアップコイル5”は、RFコイル2の導電体中の交流電流が、監視可能な電圧をピックアップコイル5”に誘起するように、RFコイル2に近接するように配置されている。RFコイル2が患者によって負荷を与えられるとき、RFコイル2の電流は変調され、ピックアップコイル5”がそれを誘導結合及び対応する電圧変化を介して検知する。言い換えると、RF増幅器28が送信するとき、負荷状態を指し示すために順方向電力及び反射電力が用いられる。
図5は、システムの各チャネルのピックアップコイルが方向性結合器29で置換された、本発明に係る代替的な一実施形態を示している。負荷に送信されるRF電力の割合を“順方向”電力と称する。また、負荷から反射されるRF(電気的)電力の割合を“反射”電力と称する。方向性結合器29は、RF増幅器28とRFコイル素子3との間で順方向電力及び反射電力の一部を検知する。RFコイル素子3の負荷が変化するとき、RFコイル2のインピーダンスが変化し、それにより、測定される反射電力に変化がもたらされる。故に、方向性結合器29からの反射電力の電圧を測定することにより、具体的には、反射電力ポート30上の電圧を測定することにより、間接的に、RFコイル素子3上での負荷の変化を監視することができる。
RFコイル素子3は、しばしばキャパシタ31と直列に、銅ループ(インダクタ)を用いる共鳴構造である。それらは一緒になって共振し、インダクタとキャパシタとの間でエネルギーが交換される。RFコイル3に近接したピックアップコイル5を用いて、RFコイルの銅ループ(インダクタ)内での電流変化を、誘導結合を介して監視することができる。これは、上述のように、ピックアップループ上の電圧変化として測定される。この同一の電圧変調は、しかしながら、キャパシタ31に加わる電圧を直接的に測定することによって観測することができる。故に、図6は、例えばキャパシタンス、インダクタンス、抵抗などの所定の電磁特性を有する部品(例えば、固定のキャパシタ31)に加わる電圧がシステムのチャネルごとに直接的に測定される、本発明に係る代替的な一実施形態を示している。この電圧はRFコイル2の負荷に比例する。この場合、しかしながら、電圧がより高くなることがあり、RFコイル共鳴の性能を損ない得るような抵抗を付加しないように注意する必要がある。
上述の全ての装置は、本発明に従った方法を実行するように適応される。全ての装置、特に処理ユニット9は、データ取得及びデータ処理のための手順が本発明に係る方法に従って行われるように構築されプログラムされる。処理ユニット9は、測定データの計算・演算及び結果の決定・アクセスの全タスクを実行するように適応される。これは、本発明に従って、処理ユニット9にて実行されるときに本発明に係る方法の段階群を実行するように適応されたコンピュータ命令を有するコンピュータソフトウェアによって実現される。処理ユニット9自体が、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれら双方の組み合わせの形態で実装された機能モジュール又はユニットを有してもよい。本発明の好適な一実施形態において、処理ユニット9はマイクロコンピュータの形態で実現される。
当業者には明らかなように、本発明は上述の例示的な実施形態の詳細事項に限定されるものではなく、本発明の主旨又は本質を逸脱することなく、その他の特定の形態でも具現化され得るものである。故に、ここ説明した実施形態は例示的且つ非限定的なものと見なされるべきであり、本発明の範囲は、以上の説明ではなく添付の請求項によって指し示される。そして、請求項の意味及び均等範囲に入る全ての変更は本発明の範囲に包含されるものである。また、明らかなように、用語“有する”はその他の要素又は段階を排除するものではなく、用語“或る”は複数であることを排除するものではなく、例えばコンピュータシステム又はその他のユニット等の単一の要素が請求項中に列挙された複数の手段の機能を果たしてもよい。請求項中の如何なる参照符号も、関連する請求項を限定するものとして解釈されるべきでない。
1 MRIシステム
2 RFコイル
3 コイル素子
4 患者身体
5 ピックアップコイル
7 受信器
9 処理ユニット
10 コントローラ
20 RFパルス
21 傾斜シーケンス
22 測定傾斜
23 プリパレーション傾斜
24 MRサンプル領域
25 ピックアップコイルサンプル領域
26 処理適応化領域
27 同軸ケーブル
28 RF増幅器
29 方向性結合器
30 反射電力ポート
31 キャパシタ

Claims (13)

  1. − 患者の身体の磁気共鳴撮像データを収集するように適応された第1のRFコイル;
    − 前記第1のRFコイルの負荷変化に対して感度を有する多数の負荷検知測定素子であり、患者の身体の動きに関する動きデータを収集するように適応された負荷検知測定素子;及び
    − 前記動きデータを用いて磁気共鳴撮像中の患者の動きを補正するように適応された処理ユニット;
    を有する磁気共鳴撮像システム。
  2. 前記負荷検知測定素子は患者の呼吸運動及び/又は心拍動を収集するように適応されている、請求項1に記載の磁気共鳴撮像システム。
  3. 前記第1のRFコイルは送信専用コイル又は送信/受信コイルである、請求項1に記載の磁気共鳴撮像システム。
  4. 前記第1のRFコイルはマルチエレメントRFコイルである、請求項1に記載の磁気共鳴撮像システム。
  5. 各RFコイル素子はそれ自身の負荷検知測定素子を有する、請求項4に記載の磁気共鳴撮像システム。
  6. 前記負荷検知測定素子の数はRFコイル素子の数と等しくない、請求項4に記載の磁気共鳴撮像システム。
  7. 前記マルチエレメントRFコイルは患者上に直接的に配置されるように適応されている、請求項4に記載の磁気共鳴撮像システム。
  8. 前記第1のRFコイルは直交バードケージコイルであり、前記負荷検知測定素子は、前記第1のRFコイルの水平共鳴モード及び鉛直共鳴モードの負荷変化を検出するように構成されている、請求項1に記載の磁気共鳴撮像システム。
  9. 前記負荷検知測定素子は、前記第1のRFコイルに結合された、第2のRFコイル、方向性結合器、及び/又は、電気部品若しくは電子部品を有する、請求項1に記載の磁気共鳴撮像システム。
  10. − 第1のRFコイルによって、患者の身体の磁気共鳴撮像データを収集する段階;
    − 前記第1のRFコイルの負荷変化に対して感度を有する多数の測定素子によって、患者の身体の動きに関する動きデータを収集する段階;及び
    − 処理ユニットによって、前記動きデータを用いて磁気共鳴撮像中の患者の動きを補正する段階;
    を有する磁気共鳴撮像方法。
  11. 前記磁気共鳴撮像データ、及び患者の動きに関する前記動きデータは、RF送信を用いて同時に収集される、請求項10に記載の磁気共鳴撮像方法。
  12. 前記補正する段階は、RF送信後にMRIシーケンスを適応させることを有する、請求項10に記載の磁気共鳴撮像方法。
  13. 第1のRFコイルによって患者の身体の磁気共鳴撮像データが収集され、且つ前記第1のRFコイルの負荷の変化に対して感度を有する多数の測定素子によって、患者の身体の動きに関する動きデータが収集される磁気共鳴撮像方法を実行するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータで実行されるときに処理ユニットに前記動きデータを用いて磁気共鳴撮像中の患者の動きを補正させるコンピュータ命令を有する、コンピュータプログラム。
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