JP2010521101A - ヒンジブーツ及びヒンジ機構を組み立てる方法 - Google Patents

ヒンジブーツ及びヒンジ機構を組み立てる方法 Download PDF

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Abstract

クラムシェル型の電子機器(10)の二つの筐体(12,14)を回転可能に結合するヒンジ組み立て品はヒンジヘッド(40)、ヒンジカートリッジ(32)及びヒンジヘッド(40)とヒンジカートリッジ(32)の周りに保持スリーブ(50,52)を含む。ヒンジカートリッジ(32)と保持スリーブ(50,52)は機器(10)の筐体に一体的に形成された開口に緊密に嵌合する。使用者が筐体(12,14)を開閉位置の間で回転するとき、保持スリーブ(50,52)は膨張してヒンジカートリッジ(32)の外表面と開口の内表面の間にできる可能性のある空間的な間隙を埋める。これがヒンジカートリッジ(32)と筐体(12,14)の間の緊密な嵌合を維持する。

Description

一般にヒンジ機構に関し、とりわけクラムシェル型の電子機器のためのヒンジ機構に関する。
折り畳み式の携帯電話のようなクラムシェル型の電子機器は典型的に二つの筐体を有し、それらはヒンジによって回転可能に結合されている。一般的に一方に表示装置、他方にキーパッドや他の入力インターフェースを含む筐体はヒンジにより回転可能に結合される。例えばラップトップコンピューターやノートブックコンピュータのような他のクラムシェル型の電子機器もこの型のヒンジが使用される。
多くの異なった型のヒンジが入手可能であるが、最近の電子機器製造者にとっての潮流は「カートリッジヒンジ」を使用することである。カートリッジヒンジは通常一つまたは両方の筐体に組み込まれていてカム機構とバネを有する。バネは使用者が筐体を開放したり、閉鎖したりするのに柔軟に抵抗するようにカム機構を軸方向に付勢する。使用者がいったんこの初期抵抗に打ち勝つと、バネは筐体を開放位置または閉鎖位置に押し付けるような力を与える。
製造者はそれらが小さくて内蔵型で安価であるため、その機器のためにカートリッジヒンジを使用することに魅力を感じる。さらに、多くの異なった型や大きさのカートリッジヒンジがすでに既製品として流用している。このため製造者は特注生産する、または特定の機器のためにヒンジを特別に設計する必要がない。このような有益な特徴がある反面カートリッジヒンジは欠点もある。
構造的に電子機器に用いられるほとんどの既存のカートリッジヒンジは非常に小さい。このサイズが小さいということは機器の組み立てで手動作業の際に欠点になりうる。例えば、人間にとってこのような小さな部品を効率的に扱うことは難しい。さらに、既存のカートリッジヒンジはそれ自身の組み立てや電子機器の組み立て時にカートリッジヒンジと機器の筐体の間に緊密な嵌合を確保するために特別な道具を必要とする。さらに、機器を頻繁に開放したり閉鎖したりすると、カートリッジヒンジの外部とこのカートリッジヒンジを含む機器内部との間に磨耗が生じる可能性がある。この磨耗によってカートリッジヒンジと機器筐体との間にもともとあった緊密な嵌合が失われる。したがって、カートリッジヒンジと機器筐体間の嵌合がなくなると、カートリッジヒンジの有効性が低下し、製造者の機器に対する消費者の信頼性が低下することになる。部品を交換する、または修理することはできるが、それに必要なコストを考えると製造者にとって実質的な実行は難しい。
本発明はクラムシェル型電子機器の二つの筐体を回転可能に結合するヒンジ機構に関する。一つの実施例では、ヒンジ機構であって、電子機器の第一の筐体に一体的に形成された開口に合致するヒンジ体と、電子機器の第二の筐体に一体的に形成された対応する開口に合致するヒンジヘッドを備える。ヒンジ体は開放位置と閉鎖位置との間で第一と第二の筐体が回転するのに柔軟な抵抗を付与する部品を少なくとも一部に含む。スリーブとして形成された弾性保持ブーツが上記開口内部でヒンジ体とヒンジヘッドの外部表面の周りに配置される。保持ブーツはヒンジ体およびヒンジヘッドとそれぞれの開口間の緊密な嵌合が維持されるような大きさと形状を有する
使用者は電子機器を解放したり閉鎖したりするために筐体を回転してもよい。しかしながら、繰り返し開放する、または閉鎖すると、ヒンジ体及び又はヒンジヘッドの外部表面とそれぞれの開口内部表面との間に空間的な間隙が生じるおそれがある。さらに、機器を落下させる、または温度変化があるとやはり空間的な間隙ができてしまうおそれがある。これら小さな空間的な間隙はヒンジ体及びヒンジブーツとそれぞれの開口との間のもともとあった緊密な嵌合をなくすおそれがある。保持ブーツはこれらの空間的な間隙を埋めるように膨張し、このようにヒンジ体及びヒンジヘッドとそれぞれの開口の内部表面との間の緊密な嵌合を維持する。
添付の図面を参照して説明する。図中、同一の図中符号により示される要素は、一貫して同様の要素を表す。
本発明の一つの実施例に用いられるのに適した電子機器を表す図である。 本発明の一つの実施例の分解図である。 本発明の一つの実施例にしたがって構成されたヒンジ機構を表す図である。 本発明の一つの実施例にしたがった筐体内のヒンジ機構のとりうる位置を表す図である。 それによって本発明の一つの実施例にしたがって構成されたヒンジ機構を含むように電子機器が組み立てられる方法を表すフロ−チャートである。 それによって本発明の一つの実施例にしたがって構成されたヒンジ機構を含むように電子機器が組み立てられる他の方法を表すフロ−チャートである。 本発明の他の実施例の分解図である。
次に図面に移ると、本発明はクラムシェル型の電子機器の二つの筐体を回転可能に結合するヒンジ機構を備える。一つの実施例において、スリーブとして形成された一対の保持ブーツは実質的にカートリッジヒンジを囲む。カートリッジヒンジ及び複数の保持ブーツはともにこれら複数の保持ブーツがカートリッジヒンジとそれぞれの開口の内部表面との間にあるように対応する開口内に配置される。保持ブーツはカートリッジヒンジと開口間の緊密な嵌合が維持されるようにカートリッジヒンジと開口の内部表面間にできる可能性のある空間的な間隙を埋めるように機能する。
図1は本発明の一つの実施例にしたがって構成されたヒンジ機構を含むセルラー電話機10を表す。明細書および図面はセルラー電話機10の二つの筐体を回転可能に結合するという観点で本発明を説明するが、これは説明のためだけである。本発明にしたがって構成されるひとつかそれ以上のヒンジ機構はいかなるクラムシェル型の電子機器の二つまたはそれ以上の筐体を回転可能に結合するものであってもよい。好適な機器の例はこれらに限定されるわけではないが、ラップトップやノートブック型のコンピュータ、移動型通信機器、PDAのようなパーソナル電子機器、計算機などである。
セルラー電話機10は第二の筐体14とカートリッジヒンジ30のような内蔵のヒンジ機構によって回転可能に結合される第一の筐体とを備える。カートリッジヒンジ30は第一及び第二の筐体をお互いに開放位置と閉鎖位置の間で回転させる。特にカートリッジヒンジ30は最初第一及び第二の筐体12,14が開閉するに際して柔軟な抵抗を付与する。しかしながらいったん使用者が最初の力に打ち勝つとカートリッジヒンジは第一及びまたは第二の筐体を開放及び又は閉鎖の位置におしつけるように機能する。
第一及び第二の筐体12、14はとりわけ表示装置16、スピーカー18、ユーザーインターフェース20及びマイク22を含む。セルラー電話機10は通常第一及び又は第二の筐体内に無線通信ネットワーク(図示せず)を介して使用者に遠隔にいる人との通信を可能にする通信回路(図示せず)を含む。一般的にこのような回路は一つ又は複数のマイクロプロセッサー、メモリー及び所定の公知の標準方式の長距離及び又は短距離の無線通信機を含む。好適な標準はこれに限られるわけではないが、GSM,TIA/EIA−136,cdmaOne,cdma2000,UMTS,広帯域CDMA及びブルーツースを含む。
図2は本発明の実施例にしたがって構成されるカートリッジヒンジ30が第一及び第二の筐体12,14をどのようにして回転可能に結合するかを表す分解図である。第一の筐体12は一体的に形成されたスリーブ24を含み、一方第二の筐体14は一体的に形成された対向する一対のポスト26を含む。一体的に形成されたスリーブ24と少なくとも一方のポストはそれぞれ開口か空洞を有する。ポスト26の開口はカートリッジヒンジ30の本体32と係合する第一の保持ブーツを受け、一方スリーブ24の開口はカートリッジヒンジ30のヘッド40と係合する第二の保持ブーツ52を受ける。一体的に形成されたスリーブ24の反対側は他のポストに挿入された取り外し可能な軸受筒28に係合する。先端の蓋60は一つ又は両方のポストに開口を覆うように挿入されてもよい。いったん組み立てられると、第一及び第二の筐体はカートリッジヒンジ30上で開閉位置の間で回転する。
図3,4はカートリッジヒンジ30の実施例をより詳しく表す。しかしながら当業者であればこれは説明のためだけのものであり、カートリッジヒンジ30はその他の形状や大きさに設計されてもよいことは理解される。
図3にみられるように、カートリッジヒンジ30は一般的に浮動軸38にマウントされたカム体36とカムフォロワー34に囲まれた円筒状の筐体あるいは本体32を備える。浮動軸38はヒンジ体32の後壁を通って延びており、Cクリップ44によって保持されている。ヒンジヘッド40は軸38の他端に固定的に取り付けられている。この実施例ではバネ42を備える付勢機構はカムフォロワー34を付勢する。使用者が筐体12、14を開閉するとヒンジヘッド40とカム36は筐体12と一緒に動き、一方、カムフォロワー34とヒンジ体32は筐体14と一緒に動く。第一の保持ブーツ50はカートリッジヒンジ30上でヒンジ体32をほぼ取り囲むような大きさと形状を有する。第二の保持ブーツ52はカートリッジヒンジ30のヒンジヘッド40をほぼ取り囲むような大きさと形状を有する。端部の蓋60はカートリッジヒンジ30の一端を連結する。
動作において、カムの外形に基づいてバネ42は軸方向の外側のカムのほうにカムフォロワー34を付勢するがカムフォロワーが軸方向の内側に向かって動けるようにカムフォロワーを圧縮する。カムフォロワー34の軸方向の動きはカム36の外形によって規定される。特にヒンジヘッド40とカム36は使用者が筐体を開閉位置の間で回転する場合回転する。カムフォロワー36が回転するにつれて隆起した戻り止めまたはカム36上に形成されたカム表面がカムフォロワー34上に形成された対応するカム表面を押す。バネ42はカムフォロワー34が軸方向内側に動くように圧縮されるので、それらは使用者の回転的な動きに抗する。しかしながら、いったん使用者が電話機の筐体を所定開放角度になるまで開放すると、バネ42はカムの外形にしたがってカムフォロワー34を軸方向外側に付勢する。これが筐体12、14の半自動開閉を促進する。
筐体12、14の開閉を促進させる部品の大部分はヒンジ体32内部に含まれているため、ヒンジ体32が筐体14のポスト26内部に緊密に嵌合し、装着後は動かないようにすることが重要である。同様に、ヒンジヘッド40が筐体12のスリーブ24の内部に緊密に嵌合し、装着後は動かないようにすることが重要である。しかしながら、繰り返しの開閉動作によってヒンジ体32及びヒンジヘッド40に与えられる力のためにヒンジ体32及び又はヒンジヘッド40はポスト26及び又はスリーブ24上で磨耗を生じる可能性がある。この磨耗はさらにポスト26及び又はスリーブ24の内部を変形させ、ヒンジ体32及びポスト26とヒンジヘッド40及びスリーブ24との間に空間的な間隙を生じる可能性がある。これら空間的な間隙はヒンジ体32ヒンジヘッド40をポスト26及びスリーブ24内でわずかに回転または滑らせる。
そのような回転の結果によって生じる「遊び」や欠落はヒンジの効果を減少させ、クリック音を発生させ、機器における消費者の信頼性を低下させる。ポスト26及びスリーブ24の内表面におけるこの種の磨耗や裂けを軽減させ、または防ぐために、本発明の実施例は第一及び第二の保持ブーツ50、52をヒンジ体32及びヒンジヘッド40にそれぞれ配置する。
第一及び第二の保持ブーツ50、52はポスト26及びスリーブ26の開口に緊密に嵌合するスリーブとして形成されてもよい。保持ブーツ50、52の内外表面は比較的滑らかで保持ブーツ50、52がポスト26及びスリーブ24の内部はもちろんヒンジ体32及びヒンジヘッド40上で滑るように低摩擦表面を持ってもよい。いくつかの実施例では保持ブーツ50、52の一方又は両方を構成するのに用いられる材質はヒンジ体32及びヒンジヘッド40の周りに焼嵌めするようなものを備える。保持ブーツ50,52を構成するのに用いられる材質は保持ブーツが装着後膨張するような弾性体が好ましい。このような膨張は筐体12、14を繰り返し開閉することによって生じるおそれのあるいかなる空間的な間隙を保持ブーツが効果的に埋める。さらに材質の弾性はポスト26及びスリーブ24に裂け目や破壊が生じるのを防止する。好適な材質のいくつかの例はこれらに限定されるわけではないが、デルリン、ナイロンやその他の硬いプラスチックや金属を含む。
いくつかの実施例では、各保持ブーツ50,52は異なる材質で構成されている。一例として、ヒンジ体32、ヒンジヘッド40及び筐体12、14を構成する材質は異なってもよい。それゆえ、各材質は異なる硬さと弾性を持ってもよい。保持ブーツ50,52のための好適な材質を選択する場合、ヒンジ体32、ヒンジヘッド40及び筐体12、14を構成するのに用いられる材質よりも硬さが少ない材質を選択するのが好ましい。しかしながら材質の硬さは筐体12、14を開閉することによって生じる力が保持ブーツを変形させないほど十分な大きさを持つべきである。これが軸上の組み立て時保持ブーツ材質を半径方向に圧縮させる。圧縮された保持ブーツ50,52はヒンジ体32及びポスト26とヒンジヘッド40及びスリーブ24との間に生じるいかなる空間的な間隙を埋めるように膨張する傾向がある。したがって、このような予め圧縮させることが機器10の使用時、ヒンジ体32及びヒンジヘッドとポスト26及びスリーブ24との間にもともとあった緊密な嵌合を維持するように保持ブーツを膨張させる。
図4はポスト26及びスリーブ24内に装着された保持ブーツを含むカートリッジヒンジ30を示す実施例を表す。明瞭にするために端部蓋60は示されていない。図4に示されるように第一の保持ブーツ50はポスト26内に配置され、第二の保持ブーツ52はスリーブ24内に配置される。したがって第一及び第二の保持ブーツ50、52は一般的に対応するポスト26及びスリーブ24の内面と同一の形状を有する。ヒンジ体32及びヒンジヘッド40はそれぞれ第一及び第二の保持ブーツ内に配置されている。このように保持ブーツ50、52はヒンジ体32及びヒンジヘッド40の外部表面の間及び対応するポスト26及びスリーブ24の内表面の間にある。
ヒンジ体32及びヒンジヘッド40は各保持ブーツ50,52内に緊密に嵌合し、そしてポスト26及びスリーブ24内に緊密に嵌合する。この緊密さが保持ブーツ50、52、ヒンジ体32及びヒンジヘッド40が筐体12、14の繰り返しの開閉によって生じる力によってポスト26及びスリーブ24内で回転するのを防止する。使用時保持ブーツ50、52はポスト26及びスリーブ24内で膨張してヒンジ体32とポスト26内面、ヒンジヘッド40とスリーブ24内面の間にできるいかなる空間的な間隙を埋める。空間的な間隙が埋められているので、保持ブーツ50,52はポスト26及びスリーブ24内でヒンジ体32及びヒンジヘッド40を緊密に保持する。これがヒンジ体32及びヒンジヘッド40がポスト26及びスリーブ26の開口内で緩むのを防止し、ヒンジ体32及びヒンジヘッド40が緩むことと関連するクリック音を防止する。
一方または両方の保持ブーツは交換可能にされてもよい。特に一部の消費者は延長された期間も電子機器を所有し続ける。この期間ヒンジカートリッジ30の構成部品は磨耗し壊れ交換の必要が生じる可能性がある。従来装置ではヒンジの交換に機器10を解体し再度組み立てるために特別の工程や道具が必要となった。そのため修理のコストはヒンジのコストに比して高い。しかしながら本発明では製造者はヒンジ体32及び又はヒンジヘッド40を各保持ブーツ50,52内からスライドさせることによって駄目になったカートリッジヒンジを除去させることができる。それから製造者は保持ブーツ50内でヒンジを交換するだけでよい。同様に製造者は一方または両方の保持ブーツを交換しカートリッジヒンジはそのまま保持するか、カートリッジヒンジ30及び保持ブーツを両方単位として交換してもよい。いずれの場合も修理にかかる時間とコストは大幅に削減される。
図5は実施例にしたがってカートリッジヒンジを取り付ける方法を表す。図5はカートリッジヒンジ30は既に組み立てられていて製造者に対して既製品が出回っていることを前提としていることに注意すべきである。最初組み立てる人は第一の保持ブーツ50をカートリッジヒンジ30のヒンジ体の上に置く(Box72)。それから組み立てる人は第二の保持ブーツ52をヒンジヘッド40の上に置く(Box74)。いったん保持ブーツが置かれると組み立てる人はスリーブ24の複数の開口をポスト26の開口と取り外し可能なブッシングと揃え両筐体12,14を揃える(Box76)。それから組み立てる人はカートリッジヒンジ30、まず最初にヒンジヘッド40を筐体14の側面からポスト26の一方に挿入し、カートリッジヒンジ30を開口までスライドさせる(Box78)。
カートリッジヒンジ30をポスト26の開口を通してスリーブ24まで簡単にスライドさせるために、筐体12、14は「力のかからない」角度αで開放されるべきである(図7参照)。力のかからない角度αは開放位置における筐体12、14間の角度でヒンジ体32及びヒンジヘッド40がお互いに付勢しないような角度である。実施例において力のかからない角度αは150°−170°である。取り付け後、ヒンジヘッド40はスリーブ24及び保持ブーツ52内に配置され、ヒンジ体32はポスト26及び保持ブーツ50内に配置される。それから組み立てる人は端部蓋60をポスト26に取り付けてもよい、そして硬い抑止具(図示せず)を取り付けてもよい(Box80)。硬い抑止具は筐体12、14が力のかからない角度αを形成する点を通り越して開放状態になるのを防止する。これは組み立てられたカートリッジヒンジ30が筐体12、14を開放又は閉鎖状態に押し付けるような所定の付勢力を有することを保証する。
この装着方法70はセルラー電話機を組み立てる際に製造者にとって時間とコストを節約できることに気づくべきである。特に従来の装着方法は装着者がスリーブ24をポスト26に揃える前にヒンジ体32内でヒンジヘッド40を圧縮するための特別の「冶具」道具を必要とする。これは装着者がヒンジ体32をポスト26内に配置しヒンジヘッド40をスリーブ24開口に揃えることができるようにヒンジ体32内でバネ42を圧縮する。装着者が圧縮力を開放するときバネ42は圧縮力を減らしヒンジヘッド40を開口を通してスリーブ24に向けて外方向に押す。
しかしながら本発明によると、装着はポスト26の側部開口からなされる。すなわち、カートリッジヒンジ30はポスト26の外部開口及びスリーブ24に向けて軸方向に押される。スリーブとポストは既に揃っているので、バネ42を圧縮するための特別な道具は必要としない。さらに組み立て時ヒンジヘッド40をヒンジ体32まで圧縮する必要はない。また、カートリッジヒンジ30及び保持ブーツ50,52は所定の軸方向の力によってスリーブ24とポスト26の開口まで押される。この力は弾性の保持ブーツ50,52を径方向に圧縮する。上記したように、圧縮された保持ブーツ50,52の膨張しようとする傾向はカートリッジヒンジ30とスリーブ24及びポスト26の開口内表面の間の緊密な嵌合を作る。さらに保持ブーツ50,52は時間が経つと膨張して機器10が開閉位置の間で動くとき、カートリッジヒンジ30と開口内表面の間にできる可能性のあるいかなる不所望の空間的な間隙を埋める。これがカートリッジヒンジ30と開口の内表面との間の緊密な嵌合を維持する。
図6は他の実施例にしたがったカートリッジヒンジ30の装着方法を表す。図7の方法70のように方法80は装着者が既に組み立てられたカートリッジヒンジを有していることを前提としている。最初装着者は保持ブーツ50をポスト26の開口に配置する(Box92)。装着者はまた、第二の保持ブーツ52をスリーブ24の開口に配置する(Box94)。いったん保持ブーツ50、52が配置されると、装着者はスリーブ24をポスト26と揃え、(Box96)組み立てられたカートリッジヒンジのヘッド40を筐体14の側面からポスト26の一方に挿入する。装着者はそれからヒンジヘッド40がスリーブ24内の保持ブーツに挿入するようにカートリッジヒンジ30を保持ブーツ50及びポスト26を通して押す。いったんカートリッジヒンジが配置されると、装着者はそれから前記したように端部蓋60と硬い抑止具を装着する(Box100)。
保持ブーツ50を通してのヒンジ体32の挿入は保持ブーツ50を径方向に圧縮する。同様に保持ブーツ52へのヒンジヘッド40の挿入は保持ブーツ52を径方向に圧縮する。上記したように、圧縮された保持ブーツ50,52は膨張してカートリッジヒンジ30とスリーブ24及びポスト26内表面の間のいかなる空間的な間隙を埋める傾向がある。これはカートリッジヒンジ30とスリーブ24及びポスト26内表面の間の緊密な嵌合を作り維持する。
本発明はもちろん、発明の本質的な特徴を逸脱しない範囲で、ここで詳細に説明された態様とは異なる態様で実現されてもよい。例えば図7はそれぞれが保持ブーツ50を含む一対のカートリッジヒンジ30が第一及び第二の筐体12、14を回転可能に結合する実施例を表す。したがって本実施例は全ての点で表され、限定的なものではないと考えられ、添付された請求の範囲の意味及び等価な範囲に入る全ての変更はそれに包含されるものである。
本発明はクラムシェル型電子機器の二つの筐体を回転可能に結合するヒンジ機構に関する。一つの実施例では、ヒンジ機構であって、電子機器の第一の筐体に一体的に形成された開口に合致するヒンジ体と、電子機器の第二の筐体に一体的に形成された対応する開口に合致するヒンジヘッドを備える。ヒンジ体は開放位置と閉鎖位置との間で第一と第二の筐体が回転するのに柔軟な抵抗を付与する部品を少なくとも一部に含む。スリーブとして形成された弾性保持ブーツが上記開口内部でヒンジ体とヒンジヘッドの外部表面の周りに配置される。保持ブーツはヒンジ体およびヒンジヘッドとそれぞれの開口間の緊密な嵌合が維持されるような大きさと形状を有する。
使用者は電子機器を解放したり閉鎖したりするために筐体を回転してもよい。しかしながら、繰り返し開放する、または閉鎖すると、ヒンジ体及び又はヒンジヘッドの外部表面とそれぞれの開口内部表面との間に空間的な間隙が生じるおそれがある。さらに、機器を落下させる、または温度変化があるとやはり空間的な間隙ができてしまうおそれがある。これら小さな空間的な間隙はヒンジ体及びヒンジブーツとそれぞれの開口との間のもともとあった緊密な嵌合をなくすおそれがある。保持ブーツはこれらの空間的な間隙を埋めるように膨張し、このようにヒンジ体及びヒンジヘッドとそれぞれの開口の内部表面との間の緊密な嵌合を維持する。
いくつかの実施例は電子機器の筐体を回転可能に結合するヒンジ機構を備える。ヒンジ機構の一例は第一の筐体に形成された開口に嵌合するヒンジ体とその開口内でヒンジ体の周りに配置され、この開口内にヒンジ体を保持する大きさを有する保持ブーツを備える。
いくつかの実施例では第一の保持ブーツはヒンジ体をほぼ囲む交換可能なスリーブを備える。
いくつかの実施例ではスリーブは開口内で膨張して開口内でヒンジ体を保持するように構成された素材を備える。
いくつかの実施例ではスリーブはヒンジ体の外表面と開口の内表面間に配置された弾性体を備える。
いくつかの実施例はヒンジ体に結合されたヒンジヘッドと第二の筐体の開口内でヒンジヘッドの周りに配置された第二の保持ブーツを備えるヒンジ機構を備え、第二の保持ブーツは対応する開口内にヒンジヘッドを保持する大きさを有する。
いくつかの実施例では第二の保持ブーツはヒンジヘッドをほぼ囲む交換可能な部材を備える。
いくつかの実施例では第二の保持ブーツは対応する開口内で膨張し、対応する開口内にヒンジヘッドを保持するように構成された素材を備える。
いくつかの実施例では第二の保持ブーツはヒンジヘッドの外表面と対応する開口の内表面の間に配置された弾性体を備える。
いくつかの実施例は開口内で第一の保持ブーツの端部に嵌合する大きさを有する端部蓋を備えるヒンジ機構を備える。
いくつかの実施例は第二の筐体に回転可能に結合された第一の筐体と第一及び第二の筐体を回転可能に結合するように構成されたヒンジ機構を備える電子機器を備える。一つの実施例は第一の筐体形成された開口と嵌合するように構成されたヒンジ体と前記開口内でヒンジ体の周りに配置され、開口内にヒンジ体を保持するような大きさを有する第一の保持ブーツとを備える。
いくつかの実施例では第一の保持ブーツはヒンジ体をほぼ囲む交換可能なスリーブを備える。
いくつかの実施例ではスリーブは開口内で膨張して開口内でヒンジ体を保持する弾性体を備える。
いくつかの実施例では電子機器はヒンジ体に結合されたヒンジヘッドと第二の筐体の開口内でヒンジヘッドの周りに配置された第二の保持ブーツを備え、第二の保持ブーツは対応する開口内でヒンジヘッドを保持する大きさを有する。
いくつかの実施例では第二の保持ブーツはヒンジヘッドをほぼ囲む交換可能な部材を備える。
いくつかの実施例では交換可能な部材は対応する開口内で膨張し、ヒンジヘッドを対応する開口内に保持するように構成された弾性部材を備える。
いくつかの実施例では電子機器は第一及び第二の筐体を回転可能に結合するように構成された第二のヒンジ機構を備える。一つの実施例は第一の筐体に形成された第二の開口に嵌合するように構成されたヒンジ体と第二の開口内で第二のヒンジ機構のヒンジ体の周りに配置され、第二の開口内で第二のヒンジ機構のヒンジ体を保持する大きさを有する保持ブーツとを備える。
いくつかの実施例ではヒンジ機構はヒンジカートリッジを備える。
いくつかの実施例は電子機器の第一及び第二の筐体を回転可能に結合する方法を備える。一つの方法は電子機器の第一の筐体に形成された開口を電子機器の第二の筐体に形成された対応する開口を揃えるステップと、第一の保持ブーツがヒンジ体の外表面と開口の内表面の間に配置され、第一の保持ブーツが開口内にヒンジ体を保持する大きさを有するようにヒンジ体を揃えられた開口に挿入するステップとを備える。
いくつかの方法は第二の筐体上に一体的に形成されたスリーブを第一の筐体上に一体的に形成された一対のポストの間に揃えるステップを備える。
いくつかの方法では第一の保持ブーツは弾性スリーブを備える。一つの方法は弾性スリーブを開口に挿入するステップとヒンジ体を開口内に配置された弾性スリーブに挿入するステップとを備える。
いくつかの方法ではヒンジ体はヒンジヘッドを備える。一つの方法は第二の保持ブーツを対応する開口に挿入するステップとヒンジヘッドを対応する開口に挿入するステップとを備える。
いくつかの方法ではヒンジ体を揃えられた開口に挿入するステップはヒンジ体を弾性スリーブに挿入するステップを備える。
いくつかの方法は弾性スリーブを有しヒンジ体(32)の外表面の周りに配置されたヒンジ体(32)を開口に挿入するステップを備える。
いくつかの方法ではヒンジ体はヒンジヘッドに結合する。一つの方法はヒンジヘッドを第二の保持ブーツに挿入するステップと第一の保持ブーツをその上に有するヒンジ体と第二の保持ブーツをその上に有するヒンジヘッドを第一の保持ブーツがヒンジ体の外表面と開口の内表面に配置され、第二の保持ブーツがヒンジヘッドの外表面と対応する開口の内表面の間に配置されるように開口に挿入するステップとを備える。

Claims (24)

  1. 電子機器(10)の筐体(12、14)を回転可能に結合するヒンジ機構であって、
    第一の筐体(12)に形成された開口と嵌合するように構成されたヒンジ体(32)と
    前記開口内で前記ヒンジ体32回りに配置され、前記開口内でヒンジ体(32)を保持するような大きさの第一の保持ブーツとを備えることを特徴とするヒンジ機構。
  2. 前記第一の保持ブーツは前記ヒンジ体(32)をほぼ囲む交換可能なスリーブを備えることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ機構。
  3. 前記スリーブは前記開口内で膨張して前記開口内に前記ヒンジ体(32)を保持するよう構成された材質を備えることを特徴とする請求項2に記載のヒンジ機構。
  4. 前記スリーブは前記ヒンジ体(32)の外表面と前記開口の内表面との間に配置された弾性要素を備えることを特徴とする請求項2に記載のヒンジ機構。
  5. ヒンジ機構であって、さらにヒンジ体(32)に結合されたヒンジヘッド(40)と第二の筐体(14)の対応する開口内で前記ヒンジヘッド(40)の周りに配置された第二の保持ブーツを備え、前記第二の保持ブーツ(52)は前記ヒンジヘッド(40)を前記対応する開口内に保持するような大きさであることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ機構。
  6. 前記第二の保持ブーツは前記ヒンジヘッド(40)をほぼ囲む交換可能な要素を備えることを特徴とする請求項5に記載のヒンジ機構。
  7. 前記第二の保持ブーツ(52)は前記対応する開口内で膨張し前記対応する開口内に前記ヒンジヘッド(40)を保持するように構成された材質を備えることを特徴とする請求項5に記載のヒンジ機構。
  8. 前記第二の保持ブーツ(52)は前記ヒンジヘッド(40)の外表面と前記対応する開口の内表面との間に配置された弾性要素を備えることを特徴とする請求項5に記載のヒンジ機構。
  9. 請求項1に記載のヒンジ機構であって、さらに前記開口及び前記第一の保持ブーツ(50)の端部に嵌合する大きさの端部蓋(60)を有してなることを特徴とするヒンジ機構。
  10. 電子機器であって、
    第二の筐体(14)に回転可能に結合された第一の筐体(12)と、
    前記第一及び第二の筐体(12,14)を回転可能に結合するヒンジ機構(30)とを備え
    前記ヒンジ機構は前記第一の筐体(12)に形成された開口と嵌合するように構成されたヒンジ体(32)と
    前記開口内で前記ヒンジ体(32)の周りに配置され前記ヒンジ体を前記ヒンジ体(32)を前記開口内に保持する大きさの第一の保持ブーツを備えるヒンジ機構(30)と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  11. 前記第一の保持ブーツは前記ヒンジ体(32)をほぼ囲む交換可能なスリーブを備えることを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記スリーブは前記開口内で膨張して、前記開口内に前記ヒンジ体(32)を保持するように構成された弾性要素を備えることを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13. さらに前記ヒンジ体(32)に結合されたヒンジヘッド(40)と
    前記第二の筐体(14)の対応する開口内で前記ヒンジヘッド(40)の周りに配置された第二の保持ブーツを備え、
    前記第二の保持ブーツは前記対応する開口内で前記ヒンジヘッドを保持する大きさを有することを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  14. 前記第二の保持ブーツ(52)は前記ヒンジヘッド(40)をほぼ囲む交換可能な要素を備えることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 前記交換可能な要素は前記対応する開口内で膨張し、前記対応する開口内で前記ヒンジヘッド(40)を保持するように構成された弾性要素を備えることを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. さらに前記第一及び第二の筐体(12、14)を回転可能に結合する第二のヒンジ機構(30)を備え、前記第二のヒンジ機構は、
    前記第一の筐体(12)に形成された第二の開口に嵌合するように構成されたヒンジ体(32)と、
    前記第二の開口内で前記第二のヒンジ機構(30)のヒンジ体の周りの配置され前記第二の開口内で前記第二のヒンジ機構(30)のヒンジ体(32)を保持する大きさを有する保持ブーツ(50)と
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  17. 前記ヒンジ機構はカートリッジヒンジを備えることを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  18. 電子機器(10)の第一及び第二の筐体(12,14)を回転可能に結合する方法であって、
    前記電子機器の前記第一の筐体(12)に形成された開口を前記電子機器(10)の第二の筐体(14)に形成された対応する開口と揃えるステップと、
    第一の保持ブーツ(50)が前記ヒンジ体(32)の外表面と前記開口の内表面との間に配置されるように前記ヒンジ体(32)を揃えられた開口に挿入するステップと、を有し、
    前記第一の保持ブーツは前記ヒンジ体を前記開口内に保持する大きさを有することを特徴とする方法。
  19. 前記第一の筐体(12)に形成された開口を前記第二の筐体(14)に形成された開口に揃えるステップは、前記第二の筐体(14)上に一体的に形成されたスリーブ(24)を第一の筐体(12)上に一体的に形成された一対のポスト(26)の間に揃えるステップを備えることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記第一の保持ブーツ(50)は弾性スリーブを備え、前記ヒンジ体(32)を揃えられた開口に挿入するステップは、
    前記弾性スリーブを前記開口に挿入するステップと、
    前記ヒンジ体(32)を前記開口内に配置された前記弾性スリーブに挿入するステップとを備えることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  21. 前記ヒンジ体(32)はヒンジヘッド(40)を備え、さらに第二の保持ブーツ(52)を対応する開口に挿入するステップと前記ヒンジヘッド(40)を対応する開口に挿入するステップを備えることを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記第一の保持ブーツ(50)は弾性スリーブを備え、前記ヒンジ体(32)を前記揃えられた開口に挿入するステップは、前記ヒンジ体(32)を前記弾性スリーブに挿入するステップを備えることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  23. さらに前記ヒンジ体(32)の外表面の周りに配置された弾性スリーブを有するヒンジ体(32)を前記開口に挿入するステップを備えることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記ヒンジ体(32)は前記ヒンジヘッド(40)に接続し、
    さらに前記ヒンジヘッド(40)を第二の保持ブーツ(52)に挿入するステップと、
    前記第一の保持ブーツ(50)をその上に有するヒンジ体(32)と第二の保持ブーツ(52)をその上に有する前記ヒンジヘッド(40)を前記第一の保持ブーツ(50)が前記ヒンジ体(32)の外表面と前記開口の内表面の間に配置され、前記第二の保持ブーツ(52)が前記ヒンジヘッド(40)の外表面と前記対応する開口の内表面の間に配置されるように前記開口に挿入するステップと
    を備えることを特徴とする請求項22に記載の方法。
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