JP2010520392A - 防滑性屋根下葺き材 - Google Patents

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Abstract

連続多成分フィラメントのスパンボンド不織層と、スパンボンド不織層の少なくとも1つの表面上のコーティングとから形成される可撓性で防滑性の屋根下葺き材が提供される。このスパンボンドフィラメントは、コア中の高強度成分とコーティングに対して高い接着性を有するシース成分とのシース−コア構造で好ましくは形成される。この屋根下葺き材は、高引張強度および高摩擦係数の改善された組み合わせを有する。

Description

本発明は、高摩擦係数および高引張強度を有する防滑性屋根下葺き材(non-skid roof underlayment)に関する。
ポリマーコーティングがコーティングされたポリマー不織シート材料は、可撓性屋根下葺き材としての使用が知られている。しかし、使用されるコーティングのポリマーは、不織シートのポリマーへの接着性が良好なポリマーに限定される。結果として、高強度の不織基材が使用される場合には、使用されるポリマーコーティングの摩擦係数が望ましくないほど低いため、屋根の取り付けおよび修理の間に人が下葺き材の上を歩いた場合に、滑ったり滑り落ちたりする可能性が生じる屋根下葺き材が得られる。
高引張強度および高摩擦係数の改善された組み合わせが得られる、可撓性で防滑性の屋根下葺き材が必要とされている。
用語「スパンボンドノンウーブン」、「スパンボンド層」、「スパンボンド不織布」、および「スパンボンド不織ウェブ」は、「スパンボンド繊維」または「スパンボンドフィラメント」とも呼ばれる溶融紡糸連続フィラメントから形成された不織シートを意味するために同義的に本明細書において使用される。本明細書において使用される場合、用語「スパンボンド」フィラメントは、押し出されるフィラメントの直径を有する紡糸口金の複数の細いキャピラリーから、溶融した熱可塑性ポリマー材料をフィラメントとして押し出し、次に延伸して急速に細くすることにより形成されるフィラメントを意味する。スパンボンドフィラメントは、一般に連続であり、通常は約5ミクロンを超える平均直径を有する。スパンボンド不織布は、小孔を有するスクリーンまたはベルトなどの捕集面上に不規則にスパンボンドフィラメントを載せることによって形成される。スパンボンドウェブは、熱カレンダー加工、スルーエアボンディングなどの当該技術分野において周知の方法によって、または高圧において飽和蒸気室にウェブを通すことによって接合することができる。
用語「ノンウーブン」は、多数の不規則に分布した繊維を含むウェブを意味する。これらの繊維は一般に互いに接合される場合もあり、接合されていない場合もある。これらの繊維は単一成分または多成分を含むことができる。
本明細書において使用される場合、用語「多成分フィラメント」および「多成分繊維」は、少なくとも2種類の異なるポリマーで構成され、それらが共に紡糸されて1つのフィラメントまたは繊維が形成された、あらゆるフィラメントまたは繊維を意味する。この多成分繊維またはフィラメントは、多成分繊維の断面を横断する別の領域内に配置され繊維の長さに沿って延在する2種類の異なるポリマーでできた複合繊維またはフィラメントである。多成分繊維は、ポリマー材料の均一な溶融ブレンドから押し出された繊維とは区別される。本発明において有用な多成分繊維は、好ましくはシース−コア繊維である。本発明において有用な多成分連続フィラメントスパンボンドウェブは、当該技術分野において周知のスパンボンド法を使用して作製することができる。スパンボンドフィラメントは一般に円形であるが、種々の他の形状(たとえば楕円形、三葉、または多葉、平坦、中空など)および構成(たとえば対称のシース−コア、偏心のシース−コアなど)で作製することもできる。
「カレンダー加工」は、2つのロールの間のニップにウェブを通すプロセスである。これらのロールは互いに接触していてもよく、ロール表面間で一定または変動する間隙が存在してもよい。ニップのロールは「軟質」であってもよく、すなわち適用された圧力下で変形する表面を有することができ、または「硬質」であってもよく、すなわちカレンダープロセス中に適用される圧力下で変形が生じない表面を有することもできる。ニップのロールは、パターンを有してもよく、すなわちウェブがニップを通るときにウェブ上にパターンを意図的に形成するための点またはパターンを有さなくてもよい。「点接合」は、ばらばらの箇所でウェブを接合するパターンを有する2つのロールの間のニップにウェブを通すプロセスである。あるいは、ロールはパターンを有さず、すなわち平滑な表面を有することもできる。「領域接合」は、2つの平滑なロールの間のニップにロールを通すプロセスである。
「屋根下葺き材」または「下葺き材」は、天候、または建造物の外側の環境における他の要因から建造物の一部の領域を覆う、または保護するために建造物の屋根葺き材に含まれるあらゆるシート材料を意味する。
層の位置を説明するために使用される場合の用語「外側」は、建造物から外側に向いた下葺き材の側または表面を意味する。用語「内側」は、建造物に向かう下葺き材の側を意味する。
一実施形態において、本発明は、高摩擦係数、高グラブ引張強度(grab tensile strength)、ならびに「静水頭」、「水頭」、および「液体水抵抗性」と同義的に本明細書において称される液体の水の浸透に対する高い抵抗性を維持することができる屋根下葺き材に関する。下葺き材はスパンボンド不織ウェブ層を含むことができ、この不織ウェブ層は連続ポリマーシース−コア繊維から形成される。シース成分は好都合にはポリエチレンを含み、コア成分は好都合にはポリエステルおよびポリアミドからなる群から選択されるポリマーを含む。シース成分対コア成分の重量比は好都合には約10:90〜90:10である。スパンボンドウェブの坪量は約50g/m2〜約136g/m2であってよい。
本発明の下葺き材は少なくとも0.40の摩擦係数をさらに有し、この屋根下葺き材は、縦方向における少なくとも26N/cmの引張強度、および少なくとも100cmの水の静水頭を有する。この摩擦係数は、米国特許公開第2006/0228963号明細書に開示されるような砂、石炭スラグなどのざらついた材料ではなく好適なコーティングを使用することによって好ましくは得られる。
このスパンボンド不織層は、主としてまたは排他的に、米国特許第6,831,025号明細書および米国特許第7,008,888号明細書に示されるような溶融紡糸によって製造された多成分スパンボンド繊維から形成することができる。このような複合スパンボンド繊維は、高引張強度が得られるとコア成分と、下葺き材コーティングのポリマーに対して高い接着性が得られるシース成分とを組み合わせることによって複合繊維を適応させることができるため、本発明の屋根下葺き材の基材中への使用に特に適していることが分かった。コア成分としての使用に好適なポリマーとしては、ポリプロピレン、ポリエステル、およびポリアミドを挙げることができる。シース成分としての使用に好適なポリマーとしては、ポリエチレンおよびポリプロピレンなどのポリオレフィン、ならびにそれらのコポリマーが挙げられる。シース成分対コア成分の重量比は約10:90〜90:10である。シースおよび/またはコアのポリマーは、染料、顔料、酸化防止剤、UV安定剤、紡糸仕上剤などの従来の他の添加剤を含むことができる。
スパンボンド不織層は、本発明の下葺き材に所望の物理的性質を付与するために、領域接合または点接合のいずれかによってカレンダー加工することができる。スパンボンド不織層は、2つのロールの間のカレンダーニップ中に供給することができ、このロールの少なくとも1つは、ポリマーがガラス状態からゴム状態に転移する温度と、ポリマーの溶融が開始する温度との間の温度に維持されており、そのためスパンボンド不織層の繊維は、カレンダーニップを通過するときに可塑化状態になる。ロールの組成および硬度は、布の所望の最終使用特性が得られるように変化させることができる。2つのロールの間のニップ中のスパンボンド不織層の滞留時間はウェブのライン速度によって制御される。ライン速度、温度、および圧力などの接合条件は、当業者に明らかなように変動させることができる。
スパンボンド不織層は、押出コーティングなどの周知のコーティング手段によってコーティングされる。コーティングとしての使用に好適なポリマーとしては、ポリエチレン、エチレンアクリル酸メチルコポリマー、エチレンアクリル酸エチルコポリマー、およびエチレンアクリル酸ブチルコポリマー樹脂が挙げられる。コーティングの樹脂は染料、顔料、酸化防止剤、UV安定剤などの従来の他の添加剤を含むことができる。
以上の説明および以下の実施例において、報告される種々の特性および性質を測定するために以下の試験方法を使用した。ASTMは、American Society for Testing and Materialsを意味する。TAPPIは、Technical Association of the Pulp and Paper Industryを意味する。
坪量は、布またはシートの単位面積当たりの質量の測定単位の1つであり、ASTM D−3776によって測定され、g/m2の単位で報告される。
摩擦係数はTAPPI 815に準拠して測定した。
静水頭はAATCC−127に準拠して測定した。それらの結果は水のセンチメートルの単位で測定した。
引張強度は、縦方向および横方向において、表1に示すようにASTM D412またはASTM D5034−95に準拠して測定した。方法D412による結果は、lb/inの単位で測定してN/cmに変換しており、方法D5034−95による結果はlbfの単位で測定してNに変換している。
実施例1〜10
これらの非限定的実施例は、スパンボンド層の上面および底面の上にポリマーをコーティングすることによって作製した屋根下葺き材の作製を示している。スパンボンド層は、融点が約126℃の線状低密度ポリエチレン(LLDPE)をシース成分として使用し、融点が約260℃で固有粘度が0.64のポリエチレンテレフタレート(PET)をコア成分として使用する複合スパンボンド法で作製したシース−コアスパンボンド繊維から形成した。PET樹脂は、使用前に結晶化させ乾燥させた。PETおよびLLDPEポリマーを別々の押出機中で加熱して押し出し、濾過して、シース−コアフィラメント断面が得られるように設計された複合スピンブロックに計量供給した。これらのポリマーは、各成分の重量を基準として所望のシース/コア比の繊維が得られるように計量供給した。スパンボンド繊維中のポリエステル成分対ポリエチレン成分の比は50:50であった。得られたフィラメントは、向かい合った2つの急冷ボックスから供給される急冷空気を使用して急冷ゾーン中で冷却した。次にフィラメントを空気延伸ジェット中に通して、そこでフィラメントを延伸し、次に真空吸引によって補助されたレイダウンベルト上に配置した。次にスパンボンド層を熱点接合した。使用した接合ロールは、121℃(250°F)に制御した熱油によって両方のロールを加熱した。接合圧力は250ポンド/直線インチ(PLI)に設定した。これらの実施例の不織層の坪量は2.5oz/yd2(85g/m2)であった。比較例1としてコーティングしていない不織層を使用した。
次にスパンボンド系布の両側にポリマーコーティングを適用した。コーティングに使用したポリマーは、商品名Elvaloy(登録商標)AC 1609でE.I.du Pont de Nemours and Co(Wilmington,Delaware)より販売される溶融温度約101℃、およびメルトフローレート約6g/10分のエチレン−メチルアクリレートコポリマーであった。押出前に、このコポリマーを580°F(304℃)に加熱し、溶融押出装置(Egan Davis−Standard(Pawcatuck,Connecticut)製造)を使用し6.5in(16.5cm)の空隙設定を使用してスパンボンド布上に押し出した。ポリマー押出の前に、押出ダイを有するライン中でスパンボンド布のコロナ処理を行った。ポリマーコーティングの厚さは、機械のライン速度を調整することによって制御した。コーティングされた布をロール上に巻き取った。布の反対側にコーティングするためにもう一度機械に布を通した。
実施例11
この実施例は、不織層の両側に異なるコーティング層を有する下葺き材の作製を示す。坪量が3.5oz/yd2(119g/m2)であり布のシース/コア比が30:70であることを除けば、実施例1〜10に記載されるように不織布を作製した。比較例2としてコーティングしていない不織層を使用した。実施例1〜10に記載のノンウーブンの外側層にElvaloy(登録商標)AC 1609ポリマーを適用した。この実施例ではUV安定剤パッケージをElvaloy(登録商標)AC 1609層に加えた。実施例1〜10に記載のノンウーブンの内側表面にメルトインデックスが4.5g/10分であり密度が0.923g/cm3であるポリエチレンを適用した。
実施例12
この実施例は、ノンウーブンの内側表面および外側表面の両方の上にElvaloy(登録商標)AC 1609およびポリエチレンの同時押出コーティングを有する下葺き材の作製を示す。坪量が3.5oz/yd2(119g/m2)でありシース−コア比が30:70であることを除けば、実施例1〜10に記載されるようにノンウーブンを作製した。比較例3としてコーティングしていない不織層を使用した。メルトインデックスが7g/10分であり密度が0.918g/cm3であるポリエチレン(M.Holland Co.より入手可能)およびElvaloy(登録商標)AC 1609を別々の押出機中で加熱し、次に1つの押出ダイ中に同時に供給し、実施例1〜10に記載されるノンウーブン上に押し出した。ポリエチレンがノンウーブンの面に接触するように、同軸層をノンウーブン上に押し出した。各同時押出層中のポリエチレン対Elvaloy(登録商標)AC 1609の比は重量基準で75:25であった。UV安定剤パッケージをポリエチレンおよびElvaloy(登録商標)AC 1609の両方に加えた。
実施例13
この実施例は、ノンウーブンに対して点接合の代わりに平滑カレンダー加工を行った製品を示す。ノンウーブンの坪量が3.1oz/yd2(105g/m2)であり、シースコア比が50:50であることを除けば、実施例1〜10に記載されるように不織層を作製した。比較例4としてコーティングしていない不織層を使用した。この実施例では、熱点接合カレンダー加工の代わりに熱平滑ロールカレンダー加工を使用してノンウーブンをともに接合した。平滑カレンダーは250°F(121℃)の油温、および600ポンド/直線インチの接合圧力で運転した。不織布の両面に、実施例1〜10に記載されるElvaloy(登録商標)AC 1609 ポリマーをコーティングした。UV安定剤パッケージをElvaloy(登録商標)AC 1609に加えた。
各実施例および比較例のコーティング厚さ、摩擦係数、引張強度、および静水頭を表1に報告する。比較例において:
Triflex−30はGrace Construction Products(Connecticut)の製品である。
Tamko(登録商標)30 lb.フェルトは、Tamko(登録商標) Building Products,Incorporated(Joplin,Missouri)の製品である。
ELK Quantum(商標)は、Elk Building Products,Inc.(Dallas,Texas)の製品である。
Titanium(商標)UDLは、InterWrap(Mission,British Columbia,Canada)の製品である。
EZ−Roof(商標)Baseは、Carlisle Coatings and Waterproofing,Inc(Wylie,Texas)の製品である。
Roofers’ Select(商標)は、CertainTeed Corp.,Valley Forge,Pennsylvania)の製品である。
表1
Figure 2010520392
(表1続き)
Figure 2010520392
*1mil=0.025mm。NA=適合せず、または使用せず。

Claims (6)

  1. (a)2つの主面を有する多成分スパンボンド不織ウェブであって、実質的に連続のポリマーシース−コアスパンボンド繊維を含み、シース成分がポリオレフィンを含み、コア成分が、ポリプロピレン、ポリエステルおよびポリアミドからなる群から選択されるポリマーを含み、シース成分対コア成分の重量比が10:90〜90:10である多成分スパンボンド不織ウェブと;
    (b)ポリエチレン、エチレン アクリル酸メチルコポリマー、エチレン アクリル酸エチルコポリマー、およびエチレン アクリル酸ブチルコポリマーからなる群から選択される樹脂を含む、前記スパンボンド不織ウェブの少なくとも1つの表面上のコーティングと
    を含む防滑性屋根下葺き材であって;
    少なくとも1つのコーティングされた表面が少なくとも0.40の摩擦係数を有し、縦方向において少なくとも26N/cmの引張強度、および少なくとも100cmの水の静水頭を有する、屋根下葺き材。
  2. 前記コーティングが、スパンボンド不織ウェブの両主面上に存在する、請求項1に記載の屋根下葺き材。
  3. 前記コーティングがUV安定剤をさらに含む、請求項1に記載の屋根下葺き材。
  4. 前記スパンボンド繊維のシース成分対コア成分の重量比が50:50〜10:90である、請求項1に記載の屋根下葺き材。
  5. 前記スパンボンド繊維の前記シース成分が線状低密度ポリエチレンを含み、前記スパンボンド繊維の前記コア成分がポリ(エチレンテレフタレート)を含む、請求項1に記載の屋根下葺き材。
  6. 前記コーティングの厚さが1ミル〜2.5ミルである、請求項1に記載の屋根下葺き材。
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