JP2010519786A - 規制に適合するように無線送信機特性を設定するための位置情報の使用 - Google Patents

Abstract

ワイヤレス送受信機を動的に調整する方法は、ワイヤレス送受信機の地理的位置を取得する段階と、地理的位置をカバーするワイヤレス規制に適合するように送信特性を決定する段階を含む。ワイヤレス送受信機は、送信特性に適合するように調整され、データは調整されたワイヤレス送受信機によって送信される。

Description

本発明の実施例は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳しくは、様々な規制条件に適合するようにワイヤレス送受信機の特性を調整することに関する。

モバイル装置は、しばしばワイヤレス送受信機を含む。そのような送受信機は、典型的には、送信周波数および送信電力のような固定特性によって動作する。多くの場合、そのような送信特性は、モバイル装置の販売地におけるワイヤレス・スペクトルに対する規制機関によって決定される。例えば、米国では、ワイヤレス・スペクトルの使用は連邦通信委員会（ＦＣＣ）によって規制されるが、他国においても、ワイヤレス・スペクトルに対して同様に規制する機関を有する。典型的には、特定の国で販売が予定されるモバイル装置は、一般にその国の規制制度に適合する固定送信特性を有するように設計される。

モバイル装置の製造および使用の両方がグローバル化するにつれて、複数のワイヤレス規制制度に適合するようなモバイル装置が望まれる。

添付図面は、本明細書に組み込まれ、その一部を構成するものであるが、本発明の原理に一致する１またはそれ以上の実施例を図示し、記述と共にそれらの実施例について説明する。図面は、必ずしも同一縮尺で描かれておらず、本発明の原理を示すに当たり、拡大して描かれる場合がある。
いくつかの実施例に従って、無線通信システムの一例を示す。 いくつかの実施例に従って、位置に基づいて送受信機特性を調整する方法を示す。 位置情報を決定および格納する方法の一例を示す。

以下の詳細な説明は、添付図面を参照する。同一または類似する要素を識別するために、同一の参照番号が異なる図中で使用される。以下の記述では、制限する目的ではなく説明する目的で、本発明の様々な側面についての完全な理解を提供するために、特定の構造、アーキテクチャ、インターフェイス、技術などのような特定の詳細事項について述べられる。しかしながら、本発明の様々な側面は、これら特定の詳細事項以外の他の例においても実行可能であることは、本開示の利益を受ける当業者にとって明白であろう。ある実施例では、周知の装置、回路、方法に関する記述については、必要以上に詳細に説明することによって本発明を不明瞭にしないために省略される。

図１は、本発明の原理と一致する一実施例に従って、モバイル・システム１００の一例を示す。いくつかの実施例では、モバイル・システム１００は、ノート型コンピュータまたは携帯型装置のような汎用コンピューティング装置を含む。いくつかの実施例では、モバイル・システム１００は、電話または電話機能を備えた装置のような通信装置を含む。いくつかの実施例では、モバイル・システム１００は、（例えば、コンシューミング・テキスト、オーディオ、ビデオ等のための）メディア・プレーヤのような娯楽装置を含む。いくつかの実施例では、モバイル・システム１００は、上記装置のいずれかの組み合わせを含み、あるいは、モバイル・システム１００は、モバイル装置内でワイヤレス通信を処理するサブシステム（例えば、プラグイン・モジュールまたはサブアセンブリ）を含む。

モバイル・システム１００は、１またはそれ以上のワイヤレス送受信機１１０−０，１１０−１，．．．，１１０−ｎ（集合的に送受信機１１０という。）、１またはそれ以上のアンテナ１２０−０，１２０−１，．．．，１２０−ｎ（集合的にアンテナ１２０という。）、プロセッサ１３０、メモリ１４０、通信用インターフェイス１５０、および入力装置１６０を含む。いくつかの実施例では、要素１１０−１６０の１またはそれ以上は、モバイル装置内に存在しなくてもよい。いくつかの実施例では、要素１１０−１６０の１またはそれ以上は、単一の装置の機能的なコンポーネントであってもよい。図１ではこれらが個別に図示されているが、このことは必ずしも要素１１０−１６０が個別のコンポーネントであることを示すものではない。さらに、モバイル・システム１００は、いくつかの実施例において、様々な出力（例えば、ディスプレイ、オーディオ出力など）、電源、１またはそれ以上のボタン、データ、および／または充電ポート、あるいはモバイル・システムで典型的に見られる他のコンポーネントのような、図１には明示的に示されていない他の要素を含んでもよい。

ワイヤレス送受信機１１０は、様々なプロトコルにおいて１またはそれ以上のワイヤレス信号を送信または受信するために配置される。ワイヤレス送受信機１１０は、周波数、チャネル、送信電力、変調スキームなどのような１またはそれ以上のワイヤレス送信特性を変更するために、プロセッサ１３０によって（おそらくアンテナ１２０と共に）調整することができるが、本発明はこの点に制限されない。ここでは異なる送受信機１１０が異なるアンテナ１２０に接続されるように示されるが、いくつかの実施例では、複数の送受信機１１０が単一のアンテナ１２０を使用してもよい。いくつかの実施例では、複数の通信プロトコルが、単一の送受信機１１０によってサポートされてもよい。

ワイヤレス送受信機１１０は、位置情報（例えば、緯度および経度）を生成することができる、全地球測位システム（ＧＰＳ）送受信機または他の専用受信機を含む。ワイヤレス送受信機１１０は、さらに、ＩＥＥＥ８０２．１１ａ／ｂ／ｇまたはＩＥＥＥ８０２．１６のような電気電子学会（ＩＥＥＥ）ワイヤレス通信標準規格、あるいは他の同様に使用される無線周波数（ＲＦ）プロトコルをサポートするような、ワイヤレス・エリア・ネットワーク（ＷＡＮ）送受信機を含む。ワイヤレス送受信機１１０は、さらに、グローバル移動体通信システム（ＧＳＭ）、汎用パケット無線システム（ＧＰＲＳ）、拡張されたデータＧＳＭ環境（ＥＤＧＥ）、欧州電気通信標準化機構（ＥＴＳＩ）、広帯域ＣＤＭＡ（ＷＣＤＭＡ）、または高速ダウンリンク・パケット・アクセス（ＨＳＤＰＡ）のような、第３世代（３Ｇ）または第４世代（４Ｇ）移動体通信プロトコルと呼ばれるセルラ送受信機を含むが、これら以外の他のＲＦプロトコルをサポートするセルラ送受信機も含み、ここでは、これらの両方とも使用可能であり、かつ考慮されている。

ワイヤレス送受信機１１０は、さらに、ワイヤレス・ユニバーサル・シリアル・バス（ＵＳＢ）のような、ブルートゥース（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ）プロトコルまたは超広帯域プロトコルをサポートするようなＲＦワイヤレス通信送受信機を含む。いくつかの実施例では、ワイヤレス送受信機１１０は、さらに、例えば、振幅変調（ＡＭ）、周波数変調（ＦＭ）、高精細度（ＨＤ）ラジオ、または高精細度テレビ（ＨＤＴＶ）をサポートする、ラジオまたはテレビ送受信機を含む。

アンテナ１２０は、例えば、指向性アンテナまたは全方向性アンテナを含むが、本発明はそれらに制限されない。いくつかの実施例では、アンテナ１２０は、送受信機１１０またはプロセッサ１３０によって周波数の同調が可能である。上述のように、アンテナ１２０のそれぞれは、異なる送受信機１１０に対応するが、必ずしもそうである必要はない。いくつかの実施例では、１つのアンテナ１２０が複数の送受信機１１０によって共有される。いくつかの実施例では、１つの送受信機１１０が複数のアンテナ１２０を使用する。

一実施例において、プロセッサ１３０は、単一のプロセッサを含み、あるいは、ベースバンド・プロセッサおよびアプリケーション・プロセッサを含むが、本発明はこの点に制限されない。一実施例によれば、プロセッサ１３０は、メディア・アクセス制御（ＭＡＣ）の一部であるマイクロコントローラを含む。プロセッサ１３０は、送受信機１１０およびメモリ１４０に結合される。

メモリ１４０は、ＤＲＡＭのような揮発性メモリ、フラッシュ・メモリのような不揮発性メモリ、または、ハードディスク・ドライブのような他のタイプの格納装置を含むが、本発明はこの点に制限されない。メモリ１４０のある部分または全部は、プロセッサ１３０と同じ集積回路に含まれ、あるいは、メモリ１４０のある部分あるいは全部は、プロセッサ１３０の集積回路に外部にある、例えばハードディスク・ドライブのような集積回路または他の媒体に配置される。一実施例によれば、ソフトウェアがメモリ１４０内に提供され、これがプロセッサ１３０によって実行され、モバイル・システム１００が様々なタスクを行なうことを可能にするが、それらのうちのいくつかがここに記述される。いくつかの実施例では、メモリ１４０は、送受信機１１０からの位置情報のような情報を、（例えば不揮発性メモリ内に）持続的に格納するために使用される。

通信用インターフェイス１５０は、イーサネット（登録商標）、ＵＳＢ、あるいは、インターネット・プロトコル（ＩＰ）または同様の通信が可能なカスタム・ワイヤード・インターフェイスのような、ワイヤレスでないインターフェイスを含む。いくつかの実施例では、通信用インターフェイス１５０は、ユーザとの視覚による通信のために、ディスプレイのようなビジアル・インターフェイスを含む。いくつかの実施例では、通信用インターフェイス１５０は、ユーザとの聴覚による通信のために、スピーカ、イヤホン・ジャック等のようなオーディオ・インターフェイスを含む。

入力装置１６０は、ユーザがシステム１００へ入力することができるあらゆる装置を含む。装置１６０は、英数字および他のキーを含む。ユーザ入力装置１６０として他の可能なタイプは、プロセッサ１３０に方向情報およびコマンド選択を伝送するための、マウス、トラックボール、ペン、タッチ・スクリーン、またはカーソル方向キーのようなカーソル制御装置である。

図２は、システム１００の位置に基づいて送受信機１１０の特性を調整する方法を示す。図２に記述されたスキームは、説明を容易にするために図１および図３を参照して記述されるが、これら他の図に示された事項に制限されると解釈すべきではない。

この方法は、システム１００の地理的位置を決定することから始まる［動作２１０］。いくつかの実施例では、動作２１０で決定される最終位置は、「Ｘ国内」、またはワイヤレス規制制度に典型的に対応するすべての地理的範囲というように示される。しかしながら、いくつかの実施例では、動作２１０によって決定される位置は、場所（例えば、郡、町、または市）、地域（例えば、州、県、または国内の他の領域）等の設定あるいは地理座標などというように特定される。一般に、位置はワイヤレス送受信機１１０の１つによって決定されるが、位置を決定するための他のスキームも使用することが可能であり、それについては後述する。

動作２１０でシステム１００の位置が決定されると、それは格納される［動作２２０］。いくつかの実施例では、動作２２０において、システム１００の位置は不揮発性メモリ１４０に格納される。いくつかの実施例では、動作２１０の格納は、位置が変更された場合（例えば、メモリ１４０に既に格納された位置とは異なる場合）にのみ生じる。いくつかの実施例では、動作２２０の格納は、以前に格納された位置情報とは関係なく生じる。これをより明瞭にするために、動作２１０，２２０において位置を決定する１つの特定のスキームについて、図３を参照して記述する。

図３は、位置情報を決定し、格納するための１つの方法を示す。システム１００は、トリガとなる事象を受信する［動作３１０］まで、スタンバイ・モード（例えば、位置を決定しないという意味での「スタンバイ」。システム１００は、その間も他の処理または通信機能を行なっている。）である。いくつかの実施例では、動作３１０のトリガとなる事象は、システム１００、および／または、１またはそれ以上のワイヤレス送受信機１１０のドライバ・ソフトウェアのローディングを始動することを含む。いくつかの実施例では、動作３１０のトリガとなる事象は、ユーザが、１またはそれ以上のワイヤレス送受信機１１０を可能化または不能化にすることを含む。いくつかの実施例では、動作３１０のトリガとなる事象は、予め決められたスケジュールに従って随時または周期的なトリガ信号を含む。

本方法は、ＧＰＳ送受信機１１０を用いて、システム１００の現在の位置を見出す試みによって継続される［動作３２０］。動作３２０の試みが成功しない場合（例えば、ＧＰＳ信号が利用不可能な場合）は、本方法はスタンバイ・モードに戻る。そのような場合には、プロセッサ１３０は、デフォルトになり、メモリ１４０に格納された最後の既知の位置を使用する。

動作３２０の試みが成功した場合、プロセッサ１３０は、ＧＰＳ送受信機１１０から戻された位置をメモリ１４０に格納する［動作３４０］。いくつかの実施例では、位置は、動作３４０において、緯度および経度値としてメモリ１４０に格納される。いくつかの実施例では、位置は、その位置を包含する国コードまたは規制エリア表示としてメモリ１４０に格納される。いくつかの実施例では、メモリ１４０は、不揮発性メモリである。動作３４０において位置が格納された後は、別のトリガとなる事象が受信されるまで、システム１００は再びスタンバイ・モードに戻る。

図２に戻り、動作２１０において、システム１００の位置は、図３に記述された方法（例えばＧＰＳによる方法）以外の方法で決定されてもよい。動作２１０のいくつかの実施例では、例えば、送受信機１１０は、国情報または他の位置情報が収容されたＩＥＥＥ８０２．１６信号を受信する。動作２１０の他の実施例では、送受信機１１０は、セルラ電話塔、空港位置システム、またはヨーロッパのガリレオ・システムのようなＧＰＳではない位置システムによって送信されるような位置情報が収容された別のブロードキャスト信号を受信する。動作２１０のいくつかの実施例では、通信用インターフェイス１５０が、例えばシステムのＩＰアドレスに基づくシステム１００の位置決定を支援する。いくつかの実施例では、システム１００のユーザが、入力装置１６０によって、手動でシステムの位置を入力してもよい。

本方法は、動作２１０において決定された位置に基づいて、プロセッサ１３０が１またはそれ以上のワイヤレス送受信機１１０の（例えば、その位置をカバーするワイヤレス規制に適合する）適合(compliant)特性を決定することにより継続される［動作２３０］。いくつかの実施例では、メモリ１４０は、国または他の規制機関または領域によって索引付けられる規制に適合した送信特性（例えば、許容される送信周波数、チャネル、および／または送信電力）を含む。動作２３０において、プロセッサ１９０は、動作２１０で決定された位置に基づいて、このような規制に適合した送信特性を調べる。いくつかの実施例では、メモリ１４０は、システム１００内の各タイプのワイヤレス送受信機１１０のために、適合／許容／適応する送信パラメータを含む。必要であれば、システム１００のソフトウェアのアップデートによって、これらの適合値が更新される。

プロセッサ１３０は、適合特性を使用して送信するために適切な送受信機１１０を調整する［動作２４０］。例えば、プロセッサは、ワイヤレス送受信機１１０（例えば、ＷＡＮまたはセルラ・ネットワークでデータを送信するもの）の送信周波数、送信チャネル、あるいは送信電力を設定する。同調可能なアンテナ１２０について、プロセッサ１３０および／または送受信機１１０は、適切または望ましい場合には、さらに動作２４０においてそれらを同調する。

１またはそれ以上のワイヤレス送受信機１１０は、適合特性を使用してデータを送信する［動作２５０］。動作２１０においてシステム１００の位置を決定し、動作２３０において規制適合特性を決定し、動作２４０において送受信機特性を適切に調整することによって、動作２５０のデータ送信は、モバイル・システム１００が所在する全ての領域において、ローカル規制に適応できることが保証される。さらに、それによって、ユーザは、与えられた規制領域内で、使用可能なチャネル、送信電力などを完全に利用することが可能になる。

上記スキームおよび／またはシステムは、モバイル・システム１００がその地理的位置に基づいて動作するであろう周波数、電力等を動的に変更可能にするために有利である。かかる機敏さによって、特定目的のハードウェアまたは位置特定のドライバにたよらずにローカル規制の要求に応じることが可能になる。上述のようなシステムまたはスキームは、さらに、装置またはサブシステムの製造者が、ワイヤレス規制領域に基づく個別の在庫保管単位（ＳＫＵ：stock keeping units）を減少または排除して、単一（または非常に少数）のＳＫＵを選択できるようにするとともに、多数の「規制の」ＳＫＵを在庫するＯＥＭ(original equipment manufacturers)のコストを減少させることができる。

１またはそれ以上の実施例に関する以上の記述によって、実施例および説明が提供されたが、これらは本発明を網羅するものではなく、また、開示された正確な形に制限することを意図するものでもない。様々な修正および変更が、上記の教示に照らして可能であり、あるいは本発明の様々な実施例を実現することにより得られるであろう。

例えば、位置情報はメモリに格納されると記述されたが、それに代えて位置用プロキシを格納することも可能である。例えば、世界に整数Ｎのワイヤレス規制制度があるとすると、モバイル・システムの位置が該当するワイヤレス規制制度に対応する１からＮまでの整数を格納することも可能である。位置を規制適合特性にマッピングするための他の変更も可能であり、予期される。

本出願の記述において用いられる要素、動作または命令は、明示的に記述されない限り本発明にとって重要かつ不可欠なものであると解釈すべきではない。さらに、ここに使用される用語「１つ」には、１またはそれ以上のアイテムが含まれることを意図している。変更および修正は、本発明の思想および原理から本質的に逸脱することなく、本発明の上記実施例によって実現することが可能である。そのような修正および変更の全ては、ここで開示された範囲に包含され、かつ以下の請求項によって保護されることを意図している。

Claims (23)

1. ワイヤレス送受信機を動的に調整する方法において、
   前記ワイヤレス送受信機の地理的位置を取得する段階と、
   前記地理的位置をカバーするワイヤレス規制に適合する送信特性を決定する段階と、
   前記送信特性に適合するように前記ワイヤレス送受信機を調整する段階と、
   前記調整されたワイヤレス送受信機によってデータを送信する段階と、
   から成ることを特徴とする方法。
2. 前記地理的位置をメモリ内に格納する段階をさらに含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 前記取得する段階は、
   全地球測位システム受信機によって全地球測位信号を受信する段階、および、
   前記全地球測位信号から前記地理的位置を計算する段階、
   を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
4. 前記取得する段階は、
   位置情報が収容されたワイヤレス・エリア・ネットワーク信号を受信する段階を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
5. 前記取得する段階は、
   位置情報が収容されたセルラ電話信号を受信する段階を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
6. 前記決定する段階は、
   前記地理的位置に基づいて前記送信特性を調べる段階を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
7. 前記調整する段階は、
   前記ワイヤレス送受信機の送信周波数または送信電力を変更する段階を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
8. 格納された命令を有する機械読取り可能な媒体であって、それが機械によって実行されたとき、前記機械に、
   前記機械の地理的位置を決定する段階と、
   前記地理的位置に基づいて規制エリア内の規制に適合する送信機特性を確認する段階と、
   前記送信機特性に従ってワイヤレスでデータを送信するためにワイヤレス送受信機を調整する段階と、
   を含む方法を実行させることを特徴とする媒体。
9. 機械によって実行された場合に、前記機械に、前記地理的位置を格納する段階を実行させる命令をさらに含むことを特徴とする請求項８記載の媒体。
10. 前記決定する段階は、受信された全地球測位システム信号に基づいて前記地理的位置を決定する段階を含むことを特徴とする請求項８記載の媒体。
11. 前記決定する段階は、位置情報が収容された受信無線周波数信号に基づいて前記地理的位置を決定する段階を含むことを特徴とする請求項８記載の媒体。
12. 前記確認する段階は、
    前記地理的位置を含む前記規制エリアを見出す段階と、
    前記規制エリアに基づいて前記送信機特性を調べる段階と、
    を含むことを特徴とする請求項８記載の媒体。
13. 前記調整する段階は、
    前記ワイヤレス送受信機の送信周波数および送信電力を設定する段階を含むことを特徴とする請求項８記載の媒体。
14. ワイヤレスでデータを送信するためのシステムにおいて、
    受信信号から前記システムの地理的位置を抽出するための第１の送受信機と、
    入力送信パラメータに従ってワイヤレスでデータを送信するための第２の調整可能な送受信機と、
    地理によって索引付けられた送信パラメータのセットを格納するためのメモリと、
    前記システムの前記地理的位置に基づいて前記送信パラメータのセットから前記入力送信パラメータを選択し、かつ、前記第２の調整可能な送受信機を前記入力送信パラメータに調整するために、前記第１の送受信機、前記第２の調整可能な送受信機、および前記メモリに接続されたプロセッサと、
    から成ることを特徴とするシステム。
15. 前記第１の送受信機は、受信された全地球測位システム信号から前記地理的位置を抽出するために配置されることを特徴とする請求項１４記載のシステム。
16. 前記第１の送受信機は、受信された無線周波数信号から前記地理的位置を抽出するために配置されることを特徴とする請求項１４記載のシステム。
17. 前記第２の送受信機は、ワイヤレス・エリア・ネットワーク・プロトコルに従ってワイヤレスでデータを送信するために配置されることを特徴とする請求項１４記載のシステム。
18. 前記第２の送受信機は、セルラ通信プロトコルに従ってワイヤレスでデータを送信するために配置されることを特徴とする請求項１４記載のシステム。
19. 前記第１の送受信機または前記第２の調整可能な送受信機に結合されたアンテナをさらに含むことを特徴とする請求項１４記載のシステム。
20. 前記プロセッサは、前記メモリ内に前記システムの前記地理的位置を格納するためにさらに配置されることを特徴とする請求項１４記載のシステム。
21. 前記第２の調整可能な送受信機とは異なる通信プロトコルを使用して、他の送信パラメータに従ってワイヤレスでデータを送信するための第３の調整可能な送受信機をさらに含み、
    前記プロセッサは、前記システムの前記地理的位置に基づいて前記送信パラメータのセットから前記他の送信パラメータを選択し、かつ、前記第３の調整可能な送受信機を前記他の送信パラメータに調整するためにさらに配置される、
    ことを特徴とする請求項１４記載のシステム。
22. 前記入力送信パラメータは、１またはそれ以上の送信周波数またはチャネルを含むことを特徴とする請求項１４記載のシステム。
23. 前記入力送信パラメータは、１またはそれ以上の送信電力をさらに含むことを特徴とする請求項２２記載のシステム。

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