JP2010519776A - ハイブリッド型電磁アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

本発明は、磁気化ユニット32、33と、制御用電流を流すことができる励起コイル30を備えた電気スイッチ装置用の電磁アクチュエータに関し、前記コイルと前記磁気化ユニットは相互に移動自在であって、また固定ヨーク10および可動部材20を有し、前記可動部材は前記磁気化ユニットまたは前記コイルと一体化され、前記固定ヨークとの磁気エアギャップが第一位置で最小値、第二位置で最大値になる磁気回路を備える。前記アクチュエータは、コイル30に固定された磁気分路部35、36を備え、前記第一位置では、前記磁気化ユニット32,33の磁場の一部を方向転換させるように、前記磁気分路部35、36の一部が前記コイル30と前記磁気化ユニット32,33間に位置するように配置される。

Description

本発明は、電気スイッチ装置、特にリレー、コンタクタ、コンタクタ・ブレーカーなどの装置に使用される電磁アクチュエータに関する。本発明はまた、このようなアクチュエータを使用して、可動接点を動作させるスイッチ装置にも関する。
このような電気スイッチ装置は通常、装置の下流側に接続された、例えば電動機などの電気負荷または受電器を切り替えるために使用される。そのため、スイッチ装置は、可動接点と接触する固定接点、および可動接点が固定接点に当接することによって電気負荷に電源電流を流す閉路位置と、固定接点が接点から離れることによって当該負荷の電源を切断する開路位置との間で可動接点を移動させる電磁アクチュエータを備える。
アクチュエータには、各種の磁気および/または電磁特性による様々な動作システムを使用できる。例えば、コンタクタに一般に使用される動作システムとしては、電磁石タイプのリラクタンス型システムがある。リラクタンス型システムは、制御用電流が流れる励起コイル、および固定部材と可動部材を有する可変インダクタンスを有する強磁性回路を備える。当該システムは、永久磁石を加えることによって極性化できる。
リラクタンス型システムは主に、磁気回路の閉路位置と開路位置間のエアギャップの変化に伴うリラクタンスの変化によって磁力を発生させる。この磁力は、磁気エアギャップ値の2乗に反比例する。従って閉路位置では、エアギャップ値が最低値になる時に最大の動力が発生する。この場合、コイルに微弱な維持電流が流れると、リターン手段(リターンバネ、接点圧力バネなど)の抵抗力に対抗するのに十分な接点圧力となり、システムを閉路位置に保持する。
しかしながら、リラクタンス型システムが大きな動力を発生させられる移動行程は通常、数ミリ以下と非常に短い。開路位置では磁気回路のエアギャップ値は最大である。従って、可動接点を開路位置から閉路位置へ移動させる閉路移動を開始するためには、磁気回路の可動部材を引き付けるのに十分な動力を発生させるよう、コイルに大きな突入電流を流さなければならない。これにより、該コイルに大きな突入電流が必要になるため、システム全体(磁気回路およびコイル)をかなり大きく設計することもある。
動電型と呼ばれる作動システムは、固定した強磁性回路、磁気化されたユニット、この磁気化ユニットに対して可動であるコイルを備える。これは、固定磁石と可動コイル(例えば音声コイル)または可動磁石と固定コイル(可動磁石型の電磁石)であってもよい。このような動電型のアクチュエータにおいて、磁力は主に、磁気化ユニットとコイルとの相互インダクタンスの変化によるラプラス力である。この磁力は、コイルを流れる電流、磁気化ユニットによって発生する磁気誘導、磁気化ユニットによって発生した磁場が垂直に通ったコイルの長さに比例する。従って、係るシステムでは、一定の磁束およびコイル電流に対しては、開路位置と閉路位置間の全移動行程にわたって、直線性の良い動力を供給する。
しかし、このシステムでは、スイッチ装置の可動接点が十分な圧力で固定接点に確実に接触するように、閉路位置の付近で十分な追加動力を供給することができない。従って閉路位置では、コイルに流れる電流を大幅に増加させる必要があるため、大量の電力を消費し、場合によっては熱的問題が生じる。
リラクタンス型システムと動電型システムの特長を組み合わせたハイブリッドアクチュエータは既に存在し、コンタクタ型装置においては、アクチュエータの動力曲線を可動接点の抵抗力曲線に合わせることができる。例えば、特許文献1は、このようなハイブリッド電磁アクチュエータを記載しており、アクチュエータの可動部材の位置により、リラクタンスモードまたは動電モードで作動する。このようなアクチュエータにおいて、動電型システムは主に、可動接点が移動して接近する際に必要な動力を供給し、リラクタンス型システムは主に、閉路移動の終点において可動接点を効果的に固定接点に接触させ、そこに保持するための追加の動力を供給する。
欧州特許第1655755号明細書
しかし、係るハイブリッドアクチュエータの欠点は、動電型の動作からリラクタンス型の動作への切り替えが、十分鋭敏でない場合があることである。アクチュエータの動力の移動行程を最適化するためには、一つの動作型から他の動作型への切り替えをある程度速やかに行うことが好ましい。
このように、接点の閉路行程の終点においてエアギャップ値が最低値に近づく際、永久磁石の磁場はまだコイルを通っているため、動電型の動作が維持され、これがリラクタンス型の動作の障害になり得る。
また、この磁石は常に引力を発生しているため、コイルに電流が流れていなくても、エアギャップを最低値に保持してしまう。結果として、アクチュエータの開路時には、より大がかりな弾性リターン手段が必要になり、当然ながら、アクチュエータの抵抗力も大きくなるため、この作用は障害になる。
従って、本発明の目的は、上記の欠点なく、アクチュエータ可動部材の位置により、動電モードまたはリラクタンスモードで動作できるハイブリッド型の電磁アクチュエータを設計することにある。従って本発明は、アクチュエータの動力の移動行程を最適化し、電力消費を最低限に抑え、アクチュエータのリラクタンス部の最小化を図るものである。
このため、本発明は、電気スイッチ装置用の電磁アクチュエータであって、磁気化ユニットと制御用電流を流すことのできる励起コイルを備え、前記コイルと前記磁気化ユニットは、第一位置と第二位置間で相互に移動自在であって、また固定ヨークおよび可動部材を有し、前記可動部材は磁気化ユニットまたはコイルと一体化されており、前記固定ヨークとのエアギャップが第一位置で最小値、第二位置で最大値になる磁気回路を備えた電磁アクチュエータを記載する。前記アクチュエータは、第一位置において、前記磁気化ユニットの磁場の一部を方向転換させるように、少なくとも一部がコイルと磁気化ユニット間に位置するように配置され、コイルに固定された磁気分路部を備えることを特徴とする。
一つの態様によれば、第一位置において、前記磁気分路部の大部分は相互に対向するコイルと磁気化ユニットの表面によって画定されるゾーン内に位置し、第二位置において、磁気分路部の大部分は前記ゾーン外に位置する。
別の態様によれば、第一位置において、前記磁気分路部の全部が前記ゾーン内に位置する。別の態様によれば、第二位置において、磁気分路部の全部が前記ゾーン外に位置する。
第一実施形態によれば、前記磁気化ユニットは前記固定ヨークと一体化され、前記コイルは前記磁気回路の可動部材と一体化される。第二実施形態によれば、コイルは固定ヨークと一体化され、磁気化ユニットは磁気回路の可動部材と一体化される。
本発明によれば、磁気分路部によって、磁気化ユニットによって発生した、コイルを通る磁場の全部または一部を所定の方向へ分路し、導くことができるため、閉路位置の付近では磁場によるリラクタンス型システムへの障害を少なくし、アクチュエータの開路時には、コイルに電流が流れていない場合にこの磁場によって発生する引力を減少させる。
また本発明は、電気負荷の電源を切り替えるために、可動接点と接触する固定接点を有し、前記可動接点を作動させる、係る電磁アクチュエータを少なくとも一つ備えた電気スイッチ装置に関する。
また別の特徴と利点については、例として図面に示す実施形態を参照する詳細な説明で明らかになる。
磁気スイッチを備えていない既知のハイブリッドアクチュエータの断面図を示す。 閉路位置にある本発明によるハイブリッドアクチュエータの第一実施形態の断面図を示す。 開路位置にある図2のアクチュエータの断面図を示す。 図2のアクチュエータの変形例を示す。 閉路位置にある本発明によるハイブリッドアクチュエータの第二実施形態の断面図を示す。 開路位置にある本発明によるハイブリッドアクチュエータの第二実施形態の断面図を示す。 本発明によるハイブリッドアクチュエータの動力曲線を概略的に示す。
図1は、コンタクタ、コンタクタ・ブレーカー、リレーの電気スイッチ装置に使用される、既知の電磁ハイブリッドアクチュエータの一例を示す。上述のように、係るアクチュエータは、リラクタンス型システムおよび動電型システムのそれぞれの特長を組み合わせて、アクチュエータの動力曲線の特性を抵抗力曲線の特性に最適化する。
係るアクチュエータは、一つの固定ヨーク10および一つの可動部材20を有する、強磁性材料からなる磁気回路を備える。前記固定ヨーク10は、二つの側面部12、13によって形成される側面部および一つの中央コア15を有し、これらすべてが共用ベース14によって支持されている。前記中央コア15は、その全体または一部分を、制御用電流が通る時に縦方向の移動軸Xに従って並進移動する励起コイル30に周囲されている。中央コア15およびコイル30の横断面は、正方形または円形のいずれであってもよい。電気装置は、固定接点と接触し、アクチュエータによって移動する可動接点を備える。
磁気回路の可動部材20は、例えば単純な可動板20から構成される。上記と等しく、多くのコンタクタに見られるように、この可動部材20は固定ヨークに類似した構成であり、側面部および一つの中央コアを有し、固定ヨークと対向するように配置される。前記可動板20は、ここでは詳述しない従来の各種結合手段によって、コイル30に機械的に連結されている。装置の可動接点(図略)は可動板20と機械的に連結されている。従って、可動板20とコイル30は、可動接点が固定接点に当接する第一閉路位置と装置の固定接点から可動接点が離れている第二開路位置との間で、軸Xに沿って移動する。磁気回路は、可動板20と固定ヨーク10の相互に対向する表面間の空間で形成される磁気エアギャップEを有する。このエアギャップは、開路位置では最高値になり、閉路位置では最低値になる。
図示しないリターン手段(例えばバネなど)によって、アクチュエータは閉路位置から開路位置へ移動できる。また、コイルに電流を反対方向に流すことによって、この開路移動を促進することも可能である。
また、アクチュエータは、コイル30の縦方向の移動軸Xに対して対称であって、かつコイル30に対向している、それぞれの側面部12、13の内壁に固定されたそれぞれの磁石32、33から構成される磁化ユニットを備える。前記磁石32、33の磁化軸は、軸Xに対して対称かつ垂直であって、軸Xへ向かって、または軸Xと反対方向に配置される。前記磁石32、33の磁化方向およびコイルに流れる電流の方向は、「コイル30+可動板20」のユニットが所望の動きをするように選択される。
前記可動板20の軸Xに沿った固定ヨーク10への移動が、アクチュエータの開路位置と閉路位置との間の移動行程になる。開路位置から閉路位置へ移動するには、コイル30に電流を流す。この時、下記のように磁束が発生する。
アクチュエータのリラクタンス効果によって第一磁束Brが発生する。このリラクタンス磁束Brは、磁気回路のエアギャップ表面Sにおいて、コイル30によって供給されるアンペア回数n×lに比例し、かつ、このエアギャップからなる距離Eの2乗に反比例して可動板を移動する動力Frを発生させる。従って、この動力はアクチュエータの移動行程に従って、非直線的となる。当然ながら、この動力は閉路位置に近づいて距離Eが最短となる時、かなり大幅に増大する。
アクチュエータの動電効果によって第二磁束Beが発生する。この磁束Beは、コイルを軸Xに沿って移動させるように働くラプラス力Feを発生させる。この動力Feは、コイル30に流れる電流の大きさI、磁石32、33により発生する磁場B、磁石の磁場が垂直に通るコイルの長さLに比例する。従って、この動力は、アクチュエータの移動行程に従って直線的になり、アクチュエータの全移動行程にわたり比較的一定となる。
図1に、閉路位置での磁気磁束Br、Beを示す。この位置でエアギャップは、アクチュエータの飽和を避けるために、構成上残っているエアギャップに対応して、最低の値Eになる。磁束Brは、アクチュエータのエアギャップEを通って、アクチュエータの可動ヨーク20と固定ヨーク15、14、12(または13)との間に流れる。磁束Beは、磁石32(または33)のS・N磁極を介して移動軸Xと垂直にコイル30を通ってから、一方はアクチュエータの部分15、14、12(または13)を介して、他方はアクチュエータの部分15、E、20、E、12(または13)を介してループを成す。
図1に示すように、閉路位置では、アクチュエータの可動ヨーク20で、磁束Beは磁束Brと反対方向になり得るが、これは可動接点の接点圧力の効果を弱めてしまう。また、コイルに電流が流れていない時でも、永久磁石32、33の磁場は、可動ヨーク20と固定ヨーク(中央コア15および側面部12、13)間のエアギャップEを最低値に維持する引力を発生させるため、アクチュエータの開路移動時にこの引力に打ち勝つ必要がある。また、閉路位置では、一部のリラクタンス磁束Brは磁石32、33を通るが、エアギャップEを通らないため、コイル30のアンペア回数n×Iの効果を弱めてしまう。
従って、本発明は、係るハイブリッドアクチュエータに、励起コイルに固定された、強磁性材料(例えばミューメタルまたは鉄)からなる磁気分路部を加えることを提案する。この磁気分路部は、アクチュエータの閉路位置で磁場の全部または一部を方向転換させ、特にこの磁場がコイルを通らないようにするためのものである。
図2、3で第一実施形態を示すが、この場合、磁気分路部は、軸Xに対して対称的に、可動コイル30の外壁に固定された二つの平板35、36から構成される。この二つの平板35、36は、コイル30と共に移動する。図示するアクチュエータは、図1と同じタイプである。本発明によれば、アクチュエータの閉路位置(図2参照)に相当する第一位置において、磁気分路部の一部は、磁気化ユニット32、33とコイル30との間に位置するように設置されている。
この第一位置において、磁気分路部は主にコイルと磁気化ユニット間に位置され、即ち磁気分路部35(または36)の大部分が、相互に対向するコイル30と磁気化ユニット32(または33)のそれぞれの表面で画定されるゾーン37(または38)内に位置する。好ましくは、アクチュエータの閉路位置において、磁気分路部35(または36)の全部がゾーン37(または38)内に位置する。
逆に、アクチュエータの開路位置に相当する第二位置(図3参照)において、磁気分路部は主にコイルと磁気化ユニット間に位置されていない、即ち磁気分路部35(または36)の大部分が、相互に対向するコイル30と磁気化ユニット32(または33)のそれぞれの表面で画定されるゾーン37(または38)外に位置する。好ましくは、アクチュエータの開路位置において、磁気分路部35(または36)の全部がゾーン37(または38)外に位置する。
磁気分路部35の大部分がゾーン37外に位置する時、磁石32の磁場の磁力線は磁気分路部35の存在により、ほとんどあるいは全く方向転換されないので、ハイブリッドアクチュエータの動作にはほとんど影響を及ぼさない。つまり、開路位置において、図2、3のアクチュエータの動作は、図1の動作とほぼ同一である。このように図3では、開路位置の場合、エアギャップ値Eが大きいので、主な動力は、コイル30に電流が流れる時に「コイル30+可動板20」のユニットを移動させるラプラス力を発生させる、部材32/33、30、15、14、12/13を通る動電磁束Beによるものである。
これに対して、磁気分路部35の大部分がゾーン37内に位置する時は、磁石32の磁場の多くの磁力線を、磁力線を所定の方向へ、即ち最も近傍の磁気材料へ向かって方向転換させるが、この場合は実際、可動ヨーク20へ方向転換させるため、磁気分路部が飽和しない限り、32、30、15、14、12というルートを通る磁束Beの部分はごくわずかになる。従って、多くの磁束Beはコイル30を垂直に通らなくなるため、ラプラス力Feは大幅に低下する。従って、閉路位置では、可動ヨーク20にかかる動力のほとんどは、リラクタンス力Frになる。
また、磁気分路部35(または36)によって、永久磁石32(または33)の磁場は、中央コア15と可動ヨーク20間のエアギャップを通らなくなる。よって、コイル電流がない場合の磁気化ユニットによる引力は、同型であるが磁気分路部を有しないハイブリッドアクチュエータの場合に比べて低い。
図4では、図2のアクチュエータの変形例を示す。この変形例において、磁気分路部は、軸Xに対して対称的に可動コイル30の外壁に固定された強磁性材料からなる二つの部材35’、36’から構成される。部材35’(または36’)の形状は、図2の平板35(または36)とは異なり、固定ヨーク10の側面部12(または13)の方に磁気分路部ができるだけ接近することができるようなフランジをさらに有する。
このフランジの目的は、閉路位置において、磁気分路部35(または36)を磁気回路の可動板20よりも固定ヨーク10の側面部12(または13)に接近させることである。即ち、閉路位置において、磁気分路部35(または36)と側面部12(または13)間のエアギャップは、磁気分路部35(または36)と可動板20間のエアギャップよりも小さい。
このように、この変形例によれば、磁気分路部は可動板20を通らずに、磁気化ユニットの磁場を直接、固定ヨーク10の方へ方向転換してループさせることができる。この場合、磁場は短絡するため、中央コア15と可動ヨーク20間のエアギャップも可動ヨーク20と側面部12、13間のエアギャップも通らない。コイル電流が無い場合、磁気化ユニットの引力はさらに低下し、アクチュエータの開路移動はその分容易になる。
図5、6は、本発明によるハイブリッドアクチュエータの第二実施形態を示す。このアクチュエータは、固定ヨーク40および、縦方向の移動軸Xに沿って並進移動できる中央プランジャーコア型の可動部材41から構成され、強磁性材料からなる磁気回路を備える。固定励起コイル44は、固定ヨーク40の側面部内部に配置される。可動コア41およびコイル44の横断面は、正方形または円形のいずれであってもよい。
アクチュエータは、縦方向の移動軸Xに対して対称に、可動コア41の側面に固定された磁石42、43から構成される磁気化ユニットを備える。磁石42、43の磁化軸は軸Xに対して対称かつ垂直であって、軸Xへ向かってまたは軸Xと反対方向に配置される。従って、磁気回路の可動部材41は、磁気化ユニット42、43と一体になる。
このように、この二つの実施形態両方において、コイルは磁気化ユニットに対して可動である。しかしながら、この第二実施形態において、コイル44は固定されており、磁石42、43は可動である。この構成によれば、コイルが固定されているため、電気接続が単純になるという利点がある。
また、アクチュエータは、コイル44の内壁に固定された、強磁性材料(例えばミューメタルまたは鉄)からなる二つの部材45、46から構成される磁気分路部を備える。第一実施形態と同様に、第一位置、即ち閉路位置では、磁気分路部45(または46)の大部分が、相互に対向するコイル44と磁気化ユニット42(または43)のそれぞれの表面で画定されるゾーン内に位置する。逆に、第二位置、即ち開路位置では、磁気分路部45(または46)の大部分が、相互に対向するコイル44と磁気化ユニット42(または43)のそれぞれの表面で画定されるゾーン外に位置する。
図5、6で示す実施例は、閉路位置において、磁気分路部45(または46)の形状により、磁気分路部45(または46)が、磁気回路の固定ヨーク40よりも、可動コア41に接近するという利点を有する。即ち、閉路位置において、磁気分路部45(または46)と可動コア41間のエアギャップは、磁気分路部45(または46)と固定ヨーク40間のエアギャップよりも小さくなるので、開路移動の際に、磁石42、43の磁場の影響を減らす。
開路位置において、アクチュエータは動電アクチュエータとして動作し、図6に示すように、コイル44を垂直に通り、固定ヨーク40、中央コア41、磁石42、43を経由する磁束Beを有する。閉路位置において、固定ヨーク40と中央コア41間の磁気エアギャップは最小であって、リラクタンス磁束Brは固定ヨーク40および中央コア41を通る。しかし、磁石42、43の多くの磁場は、磁気分路部45、46によって、コイル44および固定ヨーク40と中央コア41間のエアギャップを通らずに、中央コア41へ直接方向転換してループされる。
本発明によれば、磁気回路の可動部材の移動行程Xにより、アクチュエータによって発生する動力曲線を電気装置の抵抗力にできるだけ合わせるように最適化できる。係る曲線を図7で例示し、この図面において移動行程Xによる各種の動力Fを示す。曲線F1は、従来のコンタクタまたはリレーのスイッチ装置の抵抗力を示す。抵抗力F1は、開路位置(移動行程Xが最長になる時、図7ではOff)では最低値になり、装置の可動接点と固定接点の接触に対応する閾位置まで徐々に強くなり、その後、可動接点の接触圧力バネの圧縮に対応して移動行程Xが短くなるにつれ(閉路位置まで、図7でOn)、急速に増大し続ける。
曲線F2は、従来の動電アクチュエータの動力を示す。この動力F2は、可動部材の全移動行程にわたって一定であるが、閉路位置に接近する際の追加抵抗力に打ち勝つ大きさではない。曲線F3は、従来のリラクタンス型アクチュエータの動力を示す。この動力F3は、閉路位置付近では極めて大きくなるが、アクチュエータの磁気回路のエアギャップが大きくなるにつれ急に小さくなる。曲線F4は、本発明によるハイブリッドアクチュエータの動力を示すが、これは、開路位置付近での動力F2(大きなエアギャップがあるため、F3の影響はごくわずか)および閉路位置付近での動力F3(磁気分路部の使用によるもの)を組み合わせたものである。
磁気化ユニットおよび磁気分路部の形状、寸法、配置の調整によって、リラクタンス型動作と動電型動作の切り替え時と進行性を正確に調節できる。この調整は、係るアクチュエータを備えた電気装置の所望の動作に合わせて行う必要がある。
また、磁石磁束の分路部を付けることで、ハイブリッドアクチュエータの各部分を、その動作ゾーン、即ちリラクタンス部には曲線F3、音声コイル部には曲線F2として、それぞれ独立してサイズを決め、最適化できる。
また、本発明によれば、アクチュエータの全移動行程にわたり一定であるコイル制御用電流によって、動力F4の移動行程が抵抗力曲線F1に対して最適化されるため、コイルの制御電子技術を単純化できる。
言うまでもなく、本発明の範囲にそむくことなく、他の変形や変更または均等手段の使用を想像することができる。

Claims (11)

  1. 磁気化ユニット32、33、42、43と
    制御用電流を流すことができる励起コイル30、44を備え、
    前記コイルと前記磁気化ユニットは、第一位置と第二位置間で相互に移動自在であって、また固定ヨーク10、40および可動部材20、41を有し、前記可動部材は前記磁気化ユニットまたは前記コイルと一体化され、前記固定ヨークとの磁気エアギャップが前記第一位置で最小値、前記第二位置で最大値になる磁気回路を備えた電気スイッチ装置用の電磁アクチュエータであって、
    コイル30、44に固定された磁気分路部35、36、35’、36’、45、46を備え、
    前記第一位置において、磁気化ユニット32、33、42、43の磁場の一部を方向転換するように、前記磁気分路部の少なくとも一部が、相互に対向する前記コイル30と前記磁気化ユニット32、33の表面で画定されるゾーン37、38内に位置し、
    第二位置において、前記磁気分路部の大部分が、前記ゾーン37、38外に位置することを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記第一位置では、前記磁気分路部35、36、35’、36’の大部分が、前記ゾーン37、38内に位置することを特徴とする請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記第一位置では、前記磁気分路部35、36、35’、36’の全部が、前記ゾーン37、38内に位置することを特徴とする請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記第二位置では、前記磁気分路部35、36、35’、36’の全部が、前記ゾーン37、38外に位置することを特徴とする請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記磁気化ユニット32、33は、前記固定ヨーク10と一体化され、コイル30は、前記磁気回路の可動部材20と一体化されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  6. 前記固定ヨーク10は、側部12、13および中央コア15を有し、前記磁気化ユニットは、前記コイルの移動軸Xに対して対称的に、前記側部12、13に固定された二つの永久磁石32、33から構成され、前記磁気分路部は、強磁性材料からなり、かつ前記コイル30の外部側面に固定された二つの部材35、36、35’36’から構成されることを特徴とする請求項5に記載の電磁アクチュエータ。
  7. 前記磁気分路部35’、36’は、前記第一位置において、前記磁気分路部と前記固定ヨークの側面部12、13間のエアギャップが、前記磁気分路部と磁気回路の可動部材20間のエアギャップよりも小さくなるように配置されていることを特徴とする請求項6に記載の電磁アクチュエータ。
  8. 前記コイル44は、前記固定ヨーク40と一体化され、前記磁気化ユニット42、43は、前記磁気回路の前記可動部材41と一体化されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  9. 前記磁気回路の前記可動部材は、可動中央コア41を有し、前記磁気化ユニットは、前記コイルの移動軸Xに対して対称的に、前記可動中央コア41に固定された二つの永久磁石42、43から構成され、前記磁気分路部は、強磁性材料からなり、かつ前記コイル44の内側に固定された二つの部材45、46から構成されることを特徴とする請求項8に記載の電磁アクチュエータ。
  10. 前記磁気分路部は、前記第一位置において、前記磁気分路部と前記可動中央コア41間のエアギャップが、前記磁気分路部と前記固定ヨーク40間のエアギャップよりも小さくなるように配置されていることを特徴とする請求項9に記載の電磁アクチュエータ。
  11. 電気負荷の電源を切り替えるために可動接点と接触する固定接点を有する電気スイッチ装置において、前記可動接点を作動させるために、上記の少なくとも一項に記載の電磁アクチュエータを備えることを特徴とする電気スイッチ装置。
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