JP2010518883A - ティッシュ・ペーパと便座カバー・ペーパ用衛生ペーパ - Google Patents

ティッシュ・ペーパと便座カバー・ペーパ用衛生ペーパ Download PDF

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Abstract


【課題】ティシュ・ペーパと便座カバー・ペーパとして使用される両方の機能を有するペーパを提供すること。
【解決手段】 本発明のティシュ・ペーパとして及び便座カバー・ペーパとして使用されるペーパは、(a)ユーザが拭くためと便座をカバーするために使用される衛生ペーパ製の衛生ペーパ・ストリップからなり,前記衛生ペーパ・ストリップは、複数の切り取り可能なティシュ・ペーパの部分を有し,前記切り離し可能な部分の少なくとも一部は,折り畳まれた便座カバー・ペーパであり,前記衛生ペーパ・ストリップは、折り畳まれると、少なくとも3つの層を形成する。さらに(b)前記衛生ペーパ・ストリップの複数の切り取り可能な部分を規定する複数の横方向の切り取り点線を有し、前記複数の切り取り点線の少なくとも一部は,便座カバー・ペーパ用の切り取り点線であり,前記便座カバー・ペーパ用の切り取り点線が,便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,衛生ペーパの二つの使用態様に関する。この使用態様は、二重の機能即ちティッシュ・ペーパ(以下実施例に合わせて「トイレット・ペーパ」とも称する)としての使用と便座カバー・ペーパとしての使用である。本発明の衛生ペーパが二重の機能を有するため、洗面室に二種類の衛生ペーパを用意する必要がない。
トイレット・ペーパと便座カバー・ペーパは、洗面室で使用される柔らかく薄い紙である。トイレット・ペーパは、排便後お尻を拭くために用いられ、便座カバー・ペーパは、お尻が便座の表面に接触しないようにするために用いられる。人の皮膚に接触した衛生ペーパは、使用後に廃棄される。トイレット・ペーパと便座カバー・ペーパは、両方とも柔らかく水に流すことのできる水溶性の材料製である。しかしそれらの役目の違いにより,これらの紙は、その紙の組成と種類を異にする。例えばトイレット・ペーパ(お尻を拭くために専ら用いる)は、吸水性の比較的粗い表面の紙でできている。便座カバー・ペーパ(お尻が便座に接触するのを阻止する)は,柔らかく滑らかな(光沢のある)紙から製造され,時に化学物質(抗菌化合物)が含浸している。
それらの役目と材料組成の違いより,トイレット・ペーパと便座カバー・ペーパは完全に異なる形態でパッケージされ、別物として販売される。例えばトイレット・ペーパは、一定間隔で横方向の複数の切り取り点線を有するロール状にパッケージされた連続する紙の形態で供給され、便座カバー・ペーパは、箱形のディスペンサ内にパッケージされた一枚一枚のシートとして供給されている。
トイレット・ペーパと便座カバー・ペーパの様々な種類と構成が従来存在する。例えば、特許文献1,2,3は、個々のユニットとしてパッケージされた廃棄可能な水に流せる便座カバー・ペーパを開示する。また,特許文献4は、個々のユニットとしてパッケージされた再使用可能な便座カバー・ペーパを開示する。特許文献5は、多くの廃棄できない便座カバー・ペーパを有する気孔の無い生物分解性ではない材料からなる長いスリーブを開示する。特許文献6は、ロール状にパッケージされた連続するシートから切り離し可能で廃棄可能で且つ水に流せるスリーブ型のカバーシートを開示する。
米国特許第2,025,941号明細書 米国特許第4,050,105号明細書 米国特許第4,766,617号明細書 米国特許第4,998,297号明細書 米国特許第4,920,584号明細書 米国特許第5,107,549号明細書 米国特許第4,627,117号明細書 特開2000−139774
ロール型にパッケージされた廃棄可能な別の種類の便座カバー・ペーパ(以下便座カバー・シートとも称する)が、特許文献7,8に開示されている。従来は、トイレット・ペーパと便座カバー・ペーパとは、別個のユニットとして或いはある種のパッケージの組み合わせの形態で市販されていた。例えばこの種のペーパ製造業者は、米国カリフォルニア州のTubular Specialties Mfg.(TSM)と米国ニューヨーク州のAmerican Specialties Inc.(ASI)とがある。
公共の場所例えばレストランで更に家庭内でも、便座カバー・ペーパを用意していることは、好ましいことであるが,現実はそうなってはいない。これは、多くの人が自分の家の外では便座に直接接触するのを好まないという事実とは反対である。最近の研究によれば、90%以上の女性が直接便座に座りたくないと思っている。現在ではトイレット・ペーパを使用することは、多くの家では広く行き渡っているが,便座カバー・ペーパは、病院,空港,ホテル等の限られた公共の場所でのみ見いだされる。
便座カバー・ペーパが広く市場で行き渡らない理由のいくつかは,(1)このようなペーパの製造にコストがかかること,(2)大きく嵩張るディスペンサが、折り畳んだ便座カバー・ペーパをパッケージし収納するのに必要だからである。このような嵩張ったディスペンサは、それらを受け入れる大きなスペースを必要とする。これらの理由により、一般の人あるいは小さな公共の場所(例:レストラン)のオーナーは、嵩張り高価な便座カバー・ペーパを買うのを好まない。その代わり彼らは,トイレット・ペーパを切り取り(これらは通常大量にあるが)、そのような場所にハンドメイドの便座カバー・ペーパを用意する。即ち、彼らは、トイレット・ペーパを切り取り,それを便座の周りに置いて、お尻が便座に直接接触しないようにしている。
それ故に、このような衛生用の便座カバー・ペーパを個人あるいは商人に魅力あるようにするためには,比較的安価な衛生ペーパを使用し、トイレット・ペーパとして,あるいは便座カバー・ペーパとして、簡単に使用できるようにする事が重要である。
本発明の目的は,二重の機能を有するペーパとして使用される廃棄可能な衛生ペーパを提供することである。本発明の衛生ペーパは、トイレット・ペーパと便座カバー・ペーパの両方として機能する。
本発明の更なる目的は,従来のトイレット・ペーパを便座カバー・ペーパに簡単に切り替えることのできる衛生ペーパを提供することである。
本発明の更なる目的は,便座をカバーするために、拡げると便座カバー・ペーパになる衛生ペーパを提供することである。
本発明の更なる目的は,多くの洗面所で見られる市販のトイレット・ペーパに類似した構造とサイズの衛生ペーパを、二重の機能の衛生ペーパにすることである。例えば本発明の一実施例によれば,本発明の衛生ペーパが、ロール形状にパッケージされている場合には,従来のトイレット・ペーパが配置されるのと同一のトイレット・ペーパ・ローラーホルダー内に配置できる。
本発明の更なる目的は,トイレット・ペーパとして及び便座カバー・ペーパとして、ポップアップ状のディスペンサに、パッケージできるコンパクトで二重の機能の衛生ペーパを提供することである。
本発明の更なる目的は,財布,コートのポケット,自動車のダッシュボードの中に収納できる非常にコンパクトな二重機能の衛生ペーパを提供することである。
本発明の更なる目的は,市販のトイレット・ペーパと便座カバー・ペーパの組み合わせよりもより経済的な二重機能の衛生ペーパを提供することである。
折り畳まれた衛生ペーパが、多くの市販のトイレット・ペーパに類似する薄く粗い材料から形成されている場合には,折り畳まれた層は、互いに接着(密着)する傾向があり,これにより捕獲と分離が極めて困難となる。この困難性は、ペーパの一方の面が滑らかで光沢がある場合には大幅に減少する。このような場合滑らかな表面は、ペーパの強度を増加させるばかりではなく,折り畳まれた層が互いに接着するのを最小にする。これにより、ユーザーが便座カバー・ペーパを拡げるのが容易になる。従って、折り畳まれた衛生ペーパが二重のペーパから構成される場合には,滑らかな表面は、互いに接着する傾向が低くなり,便座カバー・ペーパを拡げるのが簡単で容易となる。
本明細書で使用される用語について以下説明する。用語「両面ペーパ」とは、一枚あるいは複数枚のプライ(層)から構成され、一方の表面は、滑らかで光沢があり、他の表面は粗いペーパを意味する。用語「ティッシュ・ペーパ」とは,トイレットペーパとして使用されるのに一般的なペーパ(紙)だけでなく、顔を拭ったり,鼻をかんだり,あるいは対象物を洗うためにも使用することができるペーパ(即ち一般的な意味でのティッシュ・ペーパ)も意味する。用語「彎曲した」と「非線形」とは(a)ある半径の弧(または弧の組み合わせ),(b)直線ラインの組み合わせ,(c)ある半径の弧(a)と直線ライン(b)の組み合わせからなるラインを意味する。用語「非自己接着性」とは、同一材料の表面に強力には接着する傾向のない表面を意味する。即ち、最初は互いに接着してた表面は、最小の力でその表面に損傷を与えずに分離することができることを意味する。
複数のプライを有するトイレット・ペーパを製造する事は一般的である。それ故に衛生ペーパが製造される材料が複数のプライのペーパである場合は、折り畳まれたストリップの各層は、複数のプライの層となる。
パッケージングに関しては,本発明の一実施例によれば,衛生ペーパは、従来の洗面所のティッシュのディスペンサの回転軸に縦方向に巻かれた折られたストリップである。この折られた衛生ペーパのストリップは、従来の巻かれたティッシュ・ペーパの幅(10−12cm)に類似する幅を有する。かくして更なるディスペンサは必要ではない。
本発明の衛生ペーパは、従来の衛生ペーパに比較して独自の優れた特徴を有する。これらの特徴は以下である。(a)従来のトイレット・ペーパと便座カバー・ペーパの両方として使える二重機能の衛生ペーパを提供できる点。(b)屋外屋内のトイレ用に使用できるコンパクトなペーパを提供できる点。(c)特殊なディスペンサを必要とせず、従来のトイレット・ペーパを置換できる点。(d)従来のトイレット・ペーパが配置されるロール分配装置と同一の場所に、従来のトイレット・ペーパを置換できる二重の機能の衛生ペーパを提供できる点。(e)容易に拡げることのできる便座カバー・ペーパを提供できる点。(f)トイレット・ペーパと便座カバー・ペーパ用の別々のユニットを維持するのに比較すると,従来の装置を比較的経済的に置換できる点。
本発明の衛生ペーパは、以下の二つの使用態様のいずれかで提供される。
(1)使用態様Aのペーパは,トイレット・ペーパ用の複数の切り離し可能な部分を有する衛生ペーパ・ストリップである。本発明の一実施例によれば,使用態様Aの衛生ペーパのストリップは,トイレット・ペーパ用の複数の切り離し部分を規定する複数の横方向の切り取り点線を有する。この複数の横方向の切り取り点線の少なくとも一部は,便座カバー・ペーパの開始端と終了端とを規定する便座カバー・ペーパ用の切り取り点線である。
(2)使用態様Bのペーパは,便座カバー・ペーパが衛生ペーパのシートと一体になった折り畳んだ衛生ペーパ・シートである。これは,使用態様Aの衛生ペーパ・ストリップとは異なる。これは、複数の便座カバー・ペーパを有し,これらは互いに適宜の切り取り点線により接続される。使用態様Bの衛生ペーパは、洗浄用あるいは拭き取り用に使用されるが,衛生ペーパシートは、切り取り点線ラインを有する。この切り取り点線ラインが、洗浄用あるいは拭き取り用に、トイレット・ペーパの切り離し可能部分を規定する。好ましくは使用態様Bの衛生ペーパシートは、適宜のディスペンサ内に、折りたたまれて積み重ねられたシートとして、消費者に提供される。
本発明のティシュ・ペーパとして及び便座カバー・ペーパとして使用されるペーパは、(a)ユーザが拭くためと便座をカバーするために使用される衛生ペーパ製の衛生ペーパ・ストリップからなり,前記衛生ペーパ・ストリップは、複数の切り取り可能なティシュ・ペーパの部分を有し,前記切り離し可能な部分の少なくとも一部は,折り畳まれた便座カバー・ペーパであり,前記衛生ペーパ・ストリップは、折り畳まれると、少なくとも3つの層を形成し,b) 前記衛生ペーパ・ストリップの複数の切り取り可能な部分を規定する複数の横方向の切り取り点線が形成され、前記複数の切り取り点線の少なくとも一部は,便座カバー・ペーパ用の切り取り点線であり,前記便座カバー・ペーパ用の切り取り点線が,便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定する。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパ・ストリップの切り取り可能な部分の少なくとも一部は,少なくとも2つの機能を有し,第1の機能は、前記ユーザー拭く機能であり,第2の機能は、拡げた時に、便座をカバーする機能である。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパの切り取り点線は,前記便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定するサイズを有する。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパの切り取り点線は,前記便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定する形状を有する。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパの切り取り点線は,前記便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定するよう着色されている。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパの切り取り点線の少なくとも一部は,直線状である。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパの切り取り点線の少なくとも一部は,非直線状である。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパの切り取り点線の少なくとも一部は,前記衛生ペーパの前記少なくとも3層のそれぞれが,前記便座カバー・ペーパが切り離されたときに,少なくとも一個のオーバーラップしない把持部分を形成するよう方向付けられ,前記把持部分は,個々の便座カバー・ペーパをユーザーが拡げるのを容易にする。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、ロール状に巻かれている。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは,前記衛生ペーパ・ストリップの中央にあるボール・フラップが露出しないよう、巻かれる。
本発明の他の実施例によれば、(a)衛生ペーパ製の衛生ペーパ・ストリップを有し,前記衛生ペーパ・ストリップは、折り畳まれて、ユーザーのクリーニング用と便座をカバーするため、少なくとも3層を生成し,前記衛生ペーパ・ストリップは,前記衛生ペーパ・ストリップに一体の折り畳まれた便座カバー・ペーパを有する。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパ・ストリップは、横方向の切り取り点線を有し,前記横方向の切り取り点線は、ユーザーの洗浄用あるいは拭き取り用のティシュ・ペーパの切り取り可能な部分を規定する。
本発明の他の実施例によれば、前記ティシュ・ペーパの切り取り可能な部分は,ユーザーのお尻を拭くためである。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパは,完全に拡げられて、前記便座上に置かれた時に,便座をカバーするのに十分な形状と大きさを有し,便座カバー・ペーパは,便座とユーザーの皮膚とが直接接触するのを防止する。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパは,プリカットされた中央に位置するボール・フラップを有する。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパは、中央に位置するボール用開口を有し,前記ボール用開口は、前記便座の開口部よりも小さい。
本発明の他の実施例によれば、前記3層の少なくとも1つの層は,オーバーラップしない隣接する層を形成する幅を有し,前記オーバーラップしない隣接する層は,ユーザーが前記便座カバー・ペーパを拡げるのを容易にする。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパは,少なくとも3層の内の露出する外側層に配置された凹部を有し,前記凹部は,前記3層の隣接する層の一部を前記露出する外側層に露出し,前記凹部は,前記隣接する層の露出部分を保持するユーザーにより,前記便座カバー・ペーパを拡げるのを容易にする場所に形成され、そのようなサイズを有する。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、軟質で廃棄可能で水に流せて高吸湿性の材料から形成される。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、自己接着性のない表面を有する。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、二重のペーパから形成され、前記二重のペーパは,滑らかな表面とティシュ・ペーパとして使用される粗い表面とを有する。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは少なくとも一方の表面は、化学物質が含浸されている。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、複数のプライから構成され、前記少なくとも三層の少なくとも1つの層は、前記複数のプライから構成される。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、箱内に上から折り畳んで収納される。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、ポップアップのディスペンサ内に折り畳んで重ねられる。
本発明の他の実施例によれば、前記複数の衛生ペーパ・ストリップは、容器内に折り畳んで重ねられる。
本発明の他の実施例によれば、前記複数の衛生ペーパ・ストリップは、ディスペンサ内で折り畳んで重ねられ,前記衛生ペーパの一つが引き出されると後続のペーパが解放されて,前記ディスペンサの開口から露出して引き出されるようになる。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、折り畳まれて少なくとも3層を形成し,前記3層の内の2つの側面方向に折り畳まれた縦方向の層は,互いの上に重ねられ、前記衛生ペーパが完全に折り畳まれた時に、垂直方向で隣接し,前記中央に配置されたボール・フラップは、前記3層の外側層に配置される。
本発明の他の実施例によれば、前記ボール・フラップの少なくとも一部は,折り畳まれた時に、前記3層の内の内側層に配置される
本発明の他の実施例によれば、前記ボール・フラップの少なくとも一部は,折り畳まれた時に、ユーザと直接接触しないよう露出しない
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、折り畳まれて4層を生成し,
前記4層は,前記衛生ペーパが部分的に拡げられた時に,英文字の「W」に似た断面外形を有し,前記中央に配置されたボール・フラップは,前記2層の内の2つの内側層内に配置される。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、折り畳まれて4層を形成し,前記衛生ペーパの2つの側面方向に折り畳まれた縦方向の層は,互いに隣接し,前記衛生ペーパの一方の側に配置される。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、折り畳まれて連続して積み上げられた3層を生成し,前記衛生ペーパが一部拡げられた時に,英文字「Z」に似た断面外形を有する。
本発明の他の実施例によれば、前記便座カバー・ペーパの前記ボール開口は,リムフラップを有し,前記リムフラップは,前記便座カバー・ペーパを前記便座に適正な位置に置けるようにする。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、折り畳まれて4層を生成し,前記4層は,前記衛生ペーパが部分的に拡げられた時に,英文字の「W」に似た断面外形を有し,前記中央に配置されたボール・フラップは,前記2層の内の2つの内側層内に配置される。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは、折り畳まれて連続して積み上げられた3層を生成し,前記衛生ペーパが一部拡げられた時に,英文字「Z」に似た断面外形を有する。
本発明の他の実施例によれば、前記衛生ペーパは,前記衛生ペーパの粗い表面が露出表面となるよう、折り畳まれる。
本発明の他の実施例によれば、前記化学物質は,洗剤,脱臭剤,抗バクテリア剤,抗ウイルス剤,抗菌剤からなるグループから選択される少なくとも1種類の化学物質を含む。
本発明は二重の応用に適切な衛生ペーパ装置の二つの使用態様を示す。即ち(1)拭い取ったりきれいにしたりするトイレット・ペーパ(ティッシュ・ペーパ)用としての使用態様と(2)便座カバー・ペーパ用としての使用態様である。以下本発明の衛生ペーパについて説明する。
図1−32は、使用態様Aによる折り畳まれた衛生ペーパのストリップを示す。図33−35は、使用態様Bによる折り畳まれた衛生ペーパのシートを示す。
図1−10は、本発明の一実施例を示す。この実施例によれば,衛生ペーパ・ストリップ10は、折り畳まれた連続する紙である。この連続する紙10は、従来の洗面所のティッシュロール・ディスペンサのロールの軸11に縦方向に巻かれている。これにより衛生ロール12(即ち、巻かれた時には衛生ペーパ・ストリップ10である)は、全体の幅が従来のトイレット・ペーパの幅10−12cmにほぼ近い。衛生ペーパ・ストリップ10は、適宜の長さである。これはロールの形態で提供される紙の量に応じて決まる。
本発明の他の実施例によれば,衛生ペーパ・ストリップ10は、積層された両面ペーパである。便座カバー・ペーパ面14は滑らかな(光沢のある)表面であり、トイレット・ペーパ面16は比較的粗い表面である。これにより紙の両面を形成する。この種の積層された両面ペーパは、ユーザーに柔らかさを与えると共に紙の強さを増す。このアプリケーションにおいては、用語「両面ペーパ(duplex paper)」とは、便座カバー・ペーパ面14とトイレット・ペーパ面16を有するペーパ(紙)を意味する。
図2に、衛生ペーパ・ストリップ10の折り畳んだ構造の詳細を示す。同図に示すように,衛生ペーパ・ストリップ10は、4枚のプライからなるトイレット・ペーパと似た4層を提供するよう、折り畳まれる。各層の幅即ち衛生ロール12の幅は、完全に(縦方向に)折り畳まれた時には、衛生ペーパ・ストリップ10の4分の1の幅となる。衛生ペーパ・ストリップ10の折り畳みは,衛生ペーパ・ストリップ10が一部拡げられた時には、図3に示すようになるように、行われる。衛生ペーパ・ストリップ10の断面は、英文字「W」の形状に似ている。このような折り畳まれた状態においては,ボール・フラップ25が、2つの内側層に配置され(図3),長手方向層13a,13bが、内側層を外側から覆い,トイレット・ペーパ面16が外側を向いて、便座カバー・ペーパ面14が内側を向くようになる。かくして衛生ペーパ・ストリップ10の折り畳みに関し,トイレット・ペーパ面16が外側を向いていることが,衛生ペーパ・ストリップ10をトイレット・ペーパとして使用するのは際に、重要となる。
トイレット・ペーパを複数のプライで製造するのが一般的である。それ故に例えば「両面ペーパ」の定義の中には,上記の「W」の構造においては,2−プライの両面ペーパと3−プライの両面ペーパ、即ち複数のプライの両面ペーパがが含まれる。この2−プライの両面ペーパにおいては,各層が2−プライの層である。3−プライの両面ペーパは,各層が3−プライの層である。
図3−10に衛生ペーパ・ストリップ10の特徴を示す。図3−4に衛生ペーパ・ストリップ10の一部拡げられた状態を示す。衛生ペーパ・ストリップ10は、縦方向ライン18,19,20に沿って折り畳まれる。衛生ペーパ・ストリップ10は、2種類の横方向の切り取り点線22,23により分離される。便座カバー用切り取り点線22は,切り取り可能な便座カバー・ペーパ24の端部を規定するが,彎曲しており直線状ラインではない。トイレット・ペーパ用切り取り点線23は、直線状ラインであり,従来の市販のトイレット・ペーパの切り取り点線と類似する。図3,4に示すように,便座カバー用切り取り点線22は、彎曲している。各彎曲の形状は,衛生ペーパ・ストリップ10の外側層にある半円形のラインと直線状のラインの組み合わせである。便座カバー用切り取り点線22のこの彎曲形状の目的は,衛生ペーパ・ストリップ10から切り取り可能な便座カバー・ペーパを拡げるのを容易にすることである。
本発明においては,便座カバー用切り取り点線22がトイレット・ペーパ用切り取り点線23と異なる点は,その彎曲形状だけでなくそのサイズである。図1,3に示すように,便座カバー用切り取り点線22の幅を含むサイズは、トイレット・ペーパ用切り取り点線23のサイズよりも大きい。この実施例においては,便座カバー用とトイレット・ペーパ用の切り取り点線が異なることにより,ユーザーは衛生ペーパ・ストリップ10に沿った切り取り可能な便座カバー・ペーパ24の個々のユニットを識別でき,これによりユーザーは、便座カバー・ペーパの完全なユニットを切り離す時に便利である。
図5は,図1の衛生ペーパ・ストリップ10から切り取られた便座カバー・ペーパの平面図である。図5に示すように,便座カバー用切り取り点線22に沿って切り取られた便座カバー・ペーパ24は、凹部15と把持部分17とを有する。把持部分17により、便座カバー・ペーパ24を拡げるのが容易となる。図6Aは、便座カバー・ペーパ24の斜視図であり,拡げる間にユーザーが便座カバー・ペーパ24を掴む方法を示す。ユーザーは内側層の露出した領域(凹部15の穴の切断により露出する)で切り取られた便座カバー・ペーパ24を掴み,この折り畳まれた状態の便座カバー・ペーパ24を揺すって拡げる(図7A)。
図6Bは、便座カバー・ペーパ24の斜視図で,拡げる際にユーザーが切り取られた便座カバー・ペーパ24を二つの把持部分17(即ち、便座カバー・ペーパ24の両側から出ている)を掴んで把持する状態を示す。ユーザーは、把持部分17を用いて便座カバー・ペーパ24を拡げる(図7B)。便座カバー・ペーパ24を便座カバー用切り取り点線22に沿って切り取った結果,把持部分17は,便座カバー・ペーパ24の二つの外側層に有るが,既に互いに分離している。これによりユーザーは、各把持部分17を保持して、便座カバー・ペーパ24を拡げることができる。
図8−10に示すように,便座カバー・ペーパ24は、現在製造されている便座カバー・ペーパに極めて類似している。衛生ペーパ・ストリップ10の切り離し可能な便座カバー・ペーパ24の中央部分には,あらかじめ切れ目の入った(プリカットされた)ボール・フラップ25が形成されている。このボール・フラップ25は、切り離し可能で、接続点26,26′,26″(図8)により接続されている。接続点26,26′,26″は、切り取られると、便座カバー・ペーパ24の中心に開口を形成する(図9)。拡げた後、便座カバー・ペーパ24を便座27の上に置く(図10)。さらに便座カバー・ペーパ24のサイズは,完全に拡げられた時には便座27をカバーするほど十分大きく,その結果、便座27とユーザーのお尻とが、直接接触するのを阻止する(図10)。
使用に際しては,衛生ペーパ・ストリップ10は、必要に応じて所定の横方向の切り取り点線で切り取られる。ユーザーが拭いたり洗浄したりするために,衛生ペーパ・ストリップ10は、衛生ロール12から巻き解されて、ユーザーが必要とする紙の長さに応じて、便座カバー用切り取り点線22またはトイレット・ペーパ用切り取り点線23のいずれかの場所で切り取られる。便座カバー・ペーパが必要な場合には,衛生ペーパ・ストリップ10は、衛生ロール12から巻き解され、2カ所の隣り合う便座カバー用切り取り点線22で切り裂かれる。かくして,1個の完全な便座カバー・ペーパ24が、衛生ペーパ・ストリップ10から切り取られる。この手順の後、便座カバー・ペーパ24を拡げることは、凹部15または把持部分17(またはその両方)を用いて行われる。これは図5−7に示す。接続点26,26′,26″が切り取られた後(図8)、ボール・フラップ25は、図9に示すように開放される。完全に拡げられた便座カバー・ペーパ24を便座27の上に配置し,ボール・フラップ25は、便器のボールの中に垂れ下がる(図10)。さらにこのボール・フラップ25により、トイレで水が流された時に、便座カバー・ペーパ24がそれと共に流される。
図11,12は、衛生ペーパ・ストリップの他の実施例を示すが,これは図1−10の実施例に類似する。図1の衛生ペーパ・ストリップ10と同様に,図11に示す衛生ペーパ・ストリップ30は、彎曲した便座カバー用の横方向切り取り点線42を有する。この便座カバー用横方向切り取り点線42は、切り取られた便座カバー・ペーパ44を拡げるのを容易にする。図1の衛生ペーパ・ストリップ10と図11の衛生ペーパ・ストリップ30との主な違いは,衛生ペーパ・ストリップ10とは異なり,衛生ペーパ・ストリップ30は、便座カバー用横方向切り取り点線42のみを有する点である。この便座カバー用切り取り点線42は、便座カバー・ペーパ44の開始端と終了端を規定する。図12には、便座カバー・ペーパ44を3枚有する衛生ペーパ・ストリップ30が部分的に拡げられた状態を示す。上記した特徴以外、衛生ペーパ・ストリップ30は,衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。
図13−16は、本発明の衛生ペーパ・ストリップの他の実施例を示す。この実施例は、図1−10の実施例に類似する。図1の衛生ペーパ・ストリップ10と同様に,図13の衛生ペーパ・ストリップ50は、湾曲した切り取り点線52を有する。この切り取り点線52が、切り取り可能な衛生ペーパ・ストリップ50の開始端と終了端を規定する(図14)。衛生ペーパ・ストリップ50と図1−12の衛生ペーパ・ストリップとの主な相違点は,便座カバー・ペーパ54の中央部分にある。図13−15に示すように、衛生ペーパ・ストリップ50の便座カバー・ペーパ54は、中央に位置するボール切り欠き(開口)53を有する。これは図8−10に示すプリカットされたボール・フラップ25を有する上記の便座カバー・ペーパとは対照的である。言い換えると、ボール切り欠き53は、既に切り取られ開口を形成しているのに対し、プリカットされたボール・フラップ25は、接続点26でペーパ15に繋がっている。図15に示すように,切り取られた便座カバー・ペーパ54は、小さなリム・フラップ55を有する。リム・フラップ55の目的は,便座カバー・ペーパ54が便座57のリムからずれて外れるのを阻止することである(図16)。衛生ペーパ・ストリップ50のそれ以外は、上記の衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。
図17,18は本発明の衛生ペーパ・ストリップの他の実施例を示す。この実施例は図1−10の実施例に類似する。図1の衛生ペーパ・ストリップ10と図17の衛生ペーパ・ストリップ70との主な相違点は,便座カバー・ペーパ74の開始端と終了端を規定する切り取り点線にある。図17に示すように,衛生ペーパ・ストリップ70の便座カバー用切り取り点線72は、直線状のラインで,これは図1の衛生ペーパ・ストリップ10の彎曲した便座カバー用切り取り点線22とは対照的である。図17,18に示す本発明の一実施例においては,切り取り可能な便座カバー・ペーパ74は、切り込み75を有する。この切り込み75は、便座カバー・ペーパ74に切り込まれる。切り込み75の領域で内側層を露出し,切り取り可能な便座カバー・ペーパ74を拡げるのを容易にする。切り取られた便座カバー・ペーパ74は、切り込み75の露出した領域で便座カバー・ペーパ74の内側層を掴むことにより、拡げられ,便座カバー・ペーパ74を形成する。衛生ペーパ・ストリップ70のこれ以外は、衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。
図19は、本発明の衛生ペーパ・ストリップの他の実施例を示し,この実施例は、図17の衛生ペーパ・ストリップ70の実施例に類似する。図17の衛生ペーパ・ストリップ70と図19の衛生ペーパ・ストリップ80との主な相違点は,衛生ペーパ・ストリップの横方向に折られた縦方向の層の幅の差である。図20に示すように、衛生ペーパ・ストリップ80の折られた長手方向層84aの横幅は、長手方向層84bの横幅より狭い。図20は、図19の線C−C′に沿った衛生ペーパ・ストリップ80の断面図である。図20に示すように、長手方向層84aは、隣接する長手方向層86とはオーバーラップしておらず、幅は狭い。衛生ペーパ・ストリップ80のこの種の折り畳みは、衛生ペーパ・ストリップ80から切り取られた便座カバー・ペーパ85を拡げるのを容易にする。衛生ペーパ・ストリップ80から切り取られた便座カバー・ペーパ85を拡げるために,ユーザーは衛生ペーパ・ストリップ80のオーバーラップしていない部分で便座カバー・ペーパ85を掴む。この部分は図20に示す長手方向層89の場所である。掴んだ手を動かすことにより、便座カバー・ペーパ85の縦方向の折り畳みは容易に崩れて,その結果便座カバー・ペーパ85は完全に拡がる。衛生ペーパ・ストリップ80のこれ以外に関しては衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。
図21−23Cは本発明の衛生ペーパ・ストリップの他の実施例を示す。この実施例は、図17,18の衛生ペーパ・ストリップ70の実施例に類似する。この実施例においては,衛生ペーパ・ストリップ90は、プリカットされたボール・フラップ98(図21)を有する。図17の衛生ペーパ・ストリップ70と図21の衛生ペーパ・ストリップ90との主な相違点は,衛生ペーパ・ストリップの折り曲げ方法に関する。図22に示すように、衛生ペーパ・ストリップ90の折り曲げは,二つの折り曲げられた外側層93a,93b(これらは、衛生ペーパ・ストリップ90の二つの横方向に折られた長手方向層を有する)が隣接し互いにオーバーラップするように、行われる点である。言い換えると、ぺーパを縦方向に最初に2つ折りにし、更に2つ折りにする。これは、図17の折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップ70とは対照的である。
図23Aは、衛生ペーパ・ストリップ90から切り取られた完全に折り畳まれた便座カバー・ペーパ94を示す。便座カバー・ペーパ94は、ボール・フラップ98への切り込み96を有する。図23Bは、ボール・フラップ98が一部切り取られた後の便座カバー・ペーパ94を示す。図23Cは、ボール・フラップ98が完全に切り取られ、中央に配置された中央開口97が露出した後の部分的に拡げられた便座カバー・ペーパ94を示す。衛生ペーパ・ストリップ90のこれ以外に関しては,衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。
図24−27は、本発明の衛生ペーパ・ストリップの他の実施例で,図1−10に示した衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。図1の衛生ペーパ・ストリップ10と図24の衛生ペーパ・ストリップ100との主な相違点は、衛生ペーパ・ストリップの折り畳まれた構造に関する。図1の衛生ペーパ・ストリップ10は、4層に折り畳まれているが,図24の衛生ペーパ・ストリップ100は、3層に折り畳まれている。衛生ペーパ・ストリップ100の折り畳み状態を図25に示す。この図25は、図23の線E−E′に沿った衛生ペーパ・ストリップ100の断面図である。
図1の衛生ペーパ・ストリップ10と図24の衛生ペーパ・ストリップ100との別の相違点は,衛生ペーパ・ストリップの材料に関連する。衛生ペーパ・ストリップ10(図1)は、滑らかな便座カバー・ペーパ面14と粗いトイレット・ペーパ面16とを有する二重ペーパでできているが,衛生ペーパ・ストリップ100(図24)は,両面が粗いトイレット・ペーパを製造する市販されている材料でできている点である。さらに衛生ペーパ・ストリップ100は、便座カバー用切り取り点線102を有し,これが便座カバー・ペーパ104の開始端と終了端を規定する。この便座カバー用切り取り点線102は直線状のラインの組み合わせからできており,これは、衛生ペーパ・ストリップ10の彎曲した便座カバー用切り取り点線22とは対照的である。
図25に示すように,衛生ペーパ・ストリップ100は,3−プライのトイレット・ペーパに似た三層を生成するよう折り畳まれる。図点26は、一部拡げられた衛生ペーパ・ストリップ100の斜視図であり,衛生ペーパ・ストリップ100の折り畳み構造は、英文字「Z」に類似する。図24,26に示すこの実施例においては,便座カバー・ペーパ104のプリカットされたボール・フラップ108は,二つの横方向に折られた長手方向層103aと103b(図25)の間の中間層(図24)に配置される。図27は、衛生ペーパ・ストリップ100から切り取られ完全に拡げられた便座カバー・ペーパ104を示す。衛生ペーパ・ストリップ100のこれ以外は、衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。
上記したように、複数のプライの両面ペーパは、複数の層になる。かくして「両面ペーパ」の定義には、例えばZ構造には、る2−プライの両面ペーパ、3−プライの両面ペーパ等が含まれる。この2−プライの両面ペーパは、各層が2−プライの層であるような3つの層を有する。また3−プライの両面ペーパは、各層が3−のプライの層である3つの層を有する。
図28−31は、本発明の衛生ペーパ・ストリップの他の実施例を示し,この実施例は、図24−27の衛生ペーパ・ストリップ100に類似する。図28,29に示すように,衛生ペーパ・ストリップ110は、両面116が粗い(図29)ペーパから構成され,折り畳まれて3つの層を生成する。図24の衛生ペーパ・ストリップ100と図28の衛生ペーパ・ストリップ110との主な相違点は,衛生ペーパ・ストリップの折り畳み構造に関連する。図29は図28の線F−F′に沿った衛生ペーパ・ストリップ100の断面図である。図24の衛生ペーパ・ストリップ100のZ型の折り曲げ構造とは対照的に,図28,29に示す衛生ペーパ・ストリップ110は、2つの横方向に折り曲げられた縦方向層119Aと119Bが互いの上に重ねられて、衛生ペーパ・ストリップ110が完全に折り畳まれた時には、垂直方向で隣接する。
さらに図24の衛生ペーパ・ストリップ(ボール・フラップ108は衛生ペーパ・ストリップ100が完全に折り畳まれた時には露出した外側層には無い)とは対照的に、衛生ペーパ・ストリップ110(図28,30,31に示す)では、衛生ペーパ・ストリップ110の露出した外側層に、便座カバー114にプリカットされたボール・フラップ118を有する。衛生ペーパ・ストリップ110から切り取られた便座カバー114を拡げることは、ボール・フラップ118により容易にできるが,これは便座カバー・ペーパ94を拡げるために、図23A−23Cに示す実施例と同様である。これ以外の点に関しては,衛生ペーパ・ストリップ110は衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。
図32は、本発明の衛生ペーパ・ストリップの他の実施例を示す。これは図1の衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。図1の衛生ペーパ・ストリップ10と図32の衛生ペーパ・ストリップ130との主な相違点は、パッケージングにある。図1に示す折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップ10は、ロール状に巻かれるが、図32の折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップ130は、ボックス142内に折り畳まれ積層される。衛生ペーパ・ストリップ130は、便座カバー・ペーパ134にプリカットされたボール・フラップ138を有する。衛生ペーパ・ストリップ130は、彎曲した便座カバー用切り取り点線132を有する。この便座カバー用切り取り点線132が、切り離し可能な便座カバー・ペーパ134の横方向の端部を規定する。衛生ペーパ・ストリップ130の他の点は、衛生ペーパ・ストリップ10に類似する。
図1−32に示す使用態様Aの衛生ペーパ・ストリップの様々な実施例に関しては,切り外し可能な便座カバー・ペーパは、ユーザーが容易に(少なくとも経済的な観点から)識別できねばならない。このため、便座カバー用の切り取り点線は、衛生ペーパの切り取り可能な便座カバー・ペーパを規定し,ある種のマークで示さなければならない。ユーザーが識別可能なマークは,切り取り可能な便座カバー・ペーパの完全な一つのユニットを規定する目で見ることのできる切り取り点線である。例えばこのようなマークは、便座カバー・ペーパの切り取り点線を着色することである。これにより、切り取り可能な便座カバー・ペーパの完全な一つのユニットを連続する衛生ペーパのストリップから目で識別できる。
図33−35は、本発明の使用態様Bの衛生ペーパ・ストリップの一実施例を表す。同図において、使用態様Bの折り畳まれた個々の衛生ペーパ・ストリップは、ディスペンサ内に折り畳まれ積層されている。
図33Aは、本発明の使用態様Bの衛生ペーパ・ストリップ150による一実施例による一枚の完全に拡げられた便座カバー・ペーパの平面図である。この実施例によれば、衛生ペーパ・ストリップ150は、積層された両面ペーパから形成された折り畳まれた便座カバー・ペーパの完全な一つのユニットを示す。その粗い表面152を図33Aに示す。衛生ペーパ・ストリップ110の構造と機能は、上記した使用態様Aの衛生ペーパ・ストリップ150から切り離された便座カバー・ペーパに類似する。図33Aに示すように,衛生ペーパ・ストリップ150は、凹部156を具備する。この凹部156は、ボール・フラップ155を開放するよう切り込まれている。図33Aに示す実施例においては,衛生ペーパ・ストリップ150は、横方向の切り取り点線154a,154bを具備する。これらの切り取り点線は、トイレット・ペーパの切り離し可能な部分を規定し,市販のトイレット・ペーパの切り取り点線と同様に機能する。長手方向ライン157a,157b,157cは,使用されない時には、あるいは衛生ペーパ・ストリップ150が洗浄したり拭い取ったりする際に用いられる時には、衛生ペーパ・ストリップ150がそれに沿って折り畳まれる縦方向のラインである。これらの縦方向のラインが、衛生ペーパ・ストリップ150の4個の長手方向層151a,151b,151c,151dを規定し,これらの部分が、これらのラインに沿って折り畳まれた結果として生成される4個の層を実際に表す。衛生ペーパ・ストリップ150の斜視図を、図33Bに示すが,これらは長手方向ライン157a,157b,157cに沿って「W」の形状に完全に折り畳まれている。これらの縦方向の折り畳みラインは、衛生ペーパ・ストリップ150上で等しい間隔で配置されていないので,長手方向層151aの幅は、他の長手方向層151b,151c,151dよりも狭い。図19,20の衛生ペーパ・ストリップ80で上記したように,折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップ150の長手方向ライン151aは、隣接する長手方向ライン151bとは重なり合わない。これにより折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップ150を拡げるのを容易にする。両面ペーパの粗い表面152と滑らかな表面153は,衛生ペーパ・ストリップ150を形成するが,図33Bに示すように、完全に折り畳まれた便座カバー・ペーパの斜視図で見られる。
衛生ペーパ・ストリップ110は、少なくと2つの機能(拭いさること,あるいは洗浄する)ために用いられるが,衛生ペーパ・ストリップ150の全部あるいは切り離した部分を特定なニーズ用に使用することもできる。衛生ペーパ・ストリップ150が便座カバー・ペーパとして必要な時には,折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップ150は、完全に拡げられ,ボール・フラップ155を部分的に切り取り、便座上に配置される。
図33Cは、図33Bの完全に折り畳まれた便座カバー・ペーパの斜視図である。同図では、ディスペンサ内に積み重ねるために横方向の切り取り点線に沿って折り畳まれている。折り畳み構図を明瞭にするために,衛生ペーパ・ストリップ150の粗い表面152と平滑な表面153が示されている。また,図33Cには、横方向の切り取り点線154aと狭い長手方向層151aが示されている。
図34は、図33Cの3個の個別に折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップ150a,150b,150cの斜視図であり,それらは互いの上に折り畳まれて積み重ねられている。この折り畳みは、横方向の切り取り点線に平行な横方向に沿って行われる。明瞭にするために、折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップ150aの平滑な表面153と粗い表面152と4個の層151a,151b,151c,151dが示されている。
図35は、図33Cに示す複数の衛生ペーパ・ストリップの斜視図であり,これらはポップアップ型のディスペンサ164内に折り畳まれ積層される。図34,35に示すように、ディスペンサ164内に個々の便座カバー・ペーパを配置することは、内側への折り畳みは上部のペーパシートが引き出されると,その後のペーパシートが現れて引き出されるように行われる。
衛生ペーパの両方の使用態様においては,好ましい衛生ペーパは二重のペーパで形成されるが,両側が粗いペーパにも適宜用いられる。あらゆる種類の廃棄可能な水に流せる紙は、市販のトイレット・ペーパで通常使用される紙と同様であるが,本発明で用いることができる。これらの紙は、洗浄剤や抗菌化合物を含浸したものでもよい。
以上の説明は,本発明の一実施例に関するもので,この技術分野の当業者であれば,本発明の種々の変形例を考え得るが,それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は,図面の部品番号に対応し,発明の容易なる理解の為に付したものであり,発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また,同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
本発明の一実施例によるロール状に巻かれ使用態様Aの折り畳まれた衛生ペーパ・ストリップの斜視図。 図1Aの線A−A’に沿った断面図。 図1の衛生ペーパ・ストリップの切り取り可能な3枚の便座カバー・ペーパを部分的に拡げた粗い表面を示す正面図。 図1の衛生ペーパ・ストリップの切り取り可能な3枚の便座カバー・ペーパを部分的に拡げ粗い表面と滑らかな表面を示す斜視図。 図1の衛生ペーパ・ストリップから切り離した1枚の便座カバー・ペーパの正面図。 図5の便座カバー・ペーパを拡げる間、ユーザーが便座カバー・ペーパを保持する方法を示す便座カバー・ペーパの斜視図。 図5の便座カバー・ペーパを拡げる間、ユーザーが便座カバー・ペーパを保持する別の方法を示す便座カバー・ペーパの斜視図。 図5の便座カバー・ペーパを部分的に拡げた状態の斜視図。 図5の便座カバー・ペーパを更に拡げた状態の斜視図。 図5の便座カバー・ペーパを完全に拡げた状態の平面図。 図5の便座カバー・ペーパのプリカットされたボールフラップを部分的に切り取った状態の斜視図。 図9の完全に拡げられた便座カバー・ペーパを便座に配置した状態の斜視図。 本発明の一実施例により、便座カバー・ペーパ用の切り取り点線のみを示す使用態様Aの別の衛生ペーパ・ストリップの斜視図。 図11の衛生ペーパ・ストリップの三つの連続する切り取り可能な便座カバー・ペーパを部分的に拡げた状態を表す斜視図。 本発明の他の実施例の使用態様Aにより,中央に配置されたボールカットアウトが切り取り可能な便座カバー・ペーパに形成された拡げる前の衛生ペーパ・ストリップの斜視図。 図13の衛生ペーパ・ストリップから切り離され部分的に拡げられた便座カバー・ペーパの斜視図。 図14の部分的に拡げられた便座カバー・ペーパを完全に拡げた状態の平面図。 図15の完全に拡げられた便座カバー・ペーパを便座に配置した状態の斜視図。 本発明の一実施例により、使用態様Aの別の衛生ペーパ・ストリップの斜視図。 図17の衛生ペーパ・ストリップの3つの連続する便座カバー・ペーパを部分的に拡げらた状態の斜視図。 本発明の一実施例により、折り畳まれた使用態様Aの別の衛生ペーパ・ストリップの斜視図で,衛生ペーパ・ストリップの横方向に折り畳まれた縦方向の2枚の層の内に一方の幅が他方の幅よりも広い状態を表す図。 図19の線C−C’に沿った断面図。 本発明の他の実施例により,横方向に折り畳まれた縦方向の2枚の層が互いに隣接して接触している使用態様Aの別の衛生ペーパ・ストリップの斜視図。 図21の線D−D’に沿った拡大断面図。 図21の衛生ペーパ・ストリップから切り取られた1つの便座カバー・ペーパの平面図。 図23Aの便座カバー・ペーパのプリカットされたボールフラップが部分的に切り離された状態の平面図。 図23Aの便座カバー・ペーパのプリカットされたボールフラップが部分的に切り離された状態で部分的に拡げられた便座カバー・ペーパの斜視図。 本発明の一実施例により、衛生ペーパ・ストリップが3層に折り畳まれる即ち英文字「Z」に似た構造で折り畳まれる使用態様Aの別の衛生ペーパ・ストリップの斜視図 図24の線E−E’に沿った断面図。 図24の衛生ペーパ・ストリップから切り取られ部分的に拡げられた便座カバー・ペーパの斜視図。 図26の便座カバー・ペーパを完全に拡げた状態の平面図。 本発明の一実施例により,3層に折り畳まれた使用態様Aの別の衛生ペーパ・ストリップの斜視図。 図28の線F−F’に沿った断面図。 図28の衛生ペーパ・ストリップから切り取られ部分的に拡げられた便座カバー・ペーパの斜視図。 図30の便座カバー・ペーパが完全に拡げられた状態の平面図。 本発明により、図3,図4の折り畳まれた使用態様Aの衛生ペーパ・ストリップがボックス内にパッケージされた状態を表す斜視図。 本発明の使用態様Bの衛生ペーパ・ストリップから切り離され完全に拡げられた便座カバー・ペーパの平面図。 図33Aの便座カバー・ペーパが縦方向ラインに沿って完全に折り畳まれた状態を表す斜視図。 便座カバー・ペーパをディスペンサ内に収納するために、切り取り点線に沿って折り畳まれた図33Bの完全に折り畳まれた便座カバー・ペーパの斜視図。 互いの上に折り畳まれ重ねられた図33Cの3枚の便座カバー・ペーパを示す斜視図。 図33Cの完全に折り畳まれた複数の便座カバー・ペーパがポップアップ型のディスペンサ内に折り畳まれ積層された状態を表す斜視図。
符号の説明
10 衛生ペーパ・ストリップ
11 ロールの軸
12 衛生ロール
14 便座カバー・ペーパ側
16 トイレット・ペーパ側
13a,13b 長手方向層
18,19,20 縦方向ライン
22 便座カバー用切り取り点線
23 トイレット・ペーパ用切り取り点線
24 便座カバー・ペーパ
25 ボール・フラップ
26 接続
27 便座
30 衛生ペーパ・ストリップ
42 横方向便座カバー用切り取り点線
44 便座カバー・ペーパ
50 衛生ペーパ・ストリップ
52 湾曲した切り取り点線
54 便座カバー・ペーパ
55 リム・フラップ
57 便座
70 衛生ペーパ・ストリップ
74 便座カバー・ペーパ
75 凹部
80 衛生ペーパ・ストリップ
84a,84b 長手方向層
85 便座カバー・ペーパ
86 長手方向層
89 長手方向層
90 衛生ペーパ・ストリップ
94 便座カバー・ペーパ
97 中央開口
98 ボール・フラップ
100 衛生ペーパ・ストリップ
102 便座カバー用切り取り点線
103a,103b 長手方向層
104 便座カバー・ペーパ
108 ボール・フラップ
110 衛生ペーパ・ストリップ
114 便座カバー・ペーパ
116 両側
118 ボール・フラップ
119a,119b 長手方向層
130 衛生ペーパ・ストリップ
134 便座カバー・ペーパ
138 ボール・フラップ
142 ボックス
150 衛生ペーパ・ストリップ
152 粗い表面
154a,154b 横方向切り取り点線
157a,157b,157c 長手方向ライン
151 長手方向ライン
155 ボール・フラップ

Claims (38)

  1. ティシュ・ペーパとして及び便座カバー・ペーパとして使用されるペーパにおいて,
    (a) ユーザが拭くためと便座をカバーするために使用される衛生ペーパ製の衛生ペーパ・ストリップからなり,
    前記衛生ペーパ・ストリップは、複数の切り取り可能なティシュ・ペーパの部分を有し,
    前記切り離し可能な部分の少なくとも一部は,折り畳まれた便座カバー・ペーパであり,
    前記衛生ペーパ・ストリップは、折り畳まれると、少なくとも3つの層を形成し,
    (b) 前記衛生ペーパ・ストリップの複数の切り取り可能な部分を規定する複数の横方向の切り取り点線が形成され,
    前記複数の切り取り点線の少なくとも一部は,便座カバー・ペーパ用の切り取り点線であり,
    前記便座カバー・ペーパ用の切り取り点線が,便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定する
    ことを特徴とするティシュ・ペーパと便座カバー・ペーパとして使用されるペーパ。
  2. 前記衛生ペーパ・ストリップの切り取り可能な部分の少なくとも一部は,少なくとも2つの機能を有し,
    第1の機能は、前記ユーザー拭く機能であり,
    第2の機能は、拡げた時に、便座をカバーする機能である
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパ。
  3. 前記便座カバー・ペーパの切り取り点線は,前記便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定するサイズを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパ。
  4. 前記便座カバー・ペーパの切り取り点線は,前記便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定する形状を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパ。
  5. 前記便座カバー・ペーパの切り取り点線は,前記便座カバー・ペーパの開始端と終了端を規定するよう着色されている
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパ。
  6. 前記便座カバー・ペーパの切り取り点線の少なくとも一部は,直線状である
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパ。
  7. 前記便座カバー・ペーパの切り取り点線の少なくとも一部は,非直線状である
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパ。
  8. 前記便座カバー・ペーパの切り取り点線の少なくとも一部は,前記衛生ペーパの前記少なくとも3層のそれぞれが,前記便座カバー・ペーパが切り離されたときに,少なくとも一個のオーバーラップしない把持部分を形成するよう方向付けられ,
    前記把持部分は,個々の便座カバー・ペーパをユーザーが拡げるのを容易にする
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパ。
  9. 前記衛生ペーパは、ロール状に巻かれている
    ことを特徴とする請求項1記載のペーパ。
  10. 前記衛生ペーパは,前記衛生ペーパ・ストリップの中央にあるボール・フラップが露出しないよう、巻かれる
    ことを特徴とする請求項9記載のペーパ。
  11. (a)衛生ペーパ製の衛生ペーパ・ストリップを有し,
    前記衛生ペーパ・ストリップは、折り畳まれて、ユーザーのクリーニング用と便座をカバーするため、少なくとも3層を生成し,
    前記衛生ペーパ・ストリップは,前記衛生ペーパ・ストリップに一体の折り畳まれた便座カバー・ペーパを有する
    ことを特徴とするティシュ・ペーパと便座カバー・ペーパとして使用されるペーパ。
  12. 前記衛生ペーパ・ストリップは、横方向の切り取り点線を有し,
    前記横方向の切り取り点線は、ユーザーの洗浄用あるいは拭き取り用のティシュ・ペーパの切り取り可能な部分を規定する。
    ことを特徴とする請求項11記載のペーパ。
  13. 前記ティシュ・ペーパの切り取り可能な部分は,ユーザーのお尻を拭くためである
    ことを特徴とする請求項1又は12記載のペーパ。
  14. 前記便座カバー・ペーパは,完全に拡げられて、前記便座上に置かれた時に,便座をカバーするのに十分な形状と大きさを有し,
    便座カバー・ペーパは,便座とユーザーの皮膚とが直接接触するのを防止する
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  15. 前記便座カバー・ペーパは,プリカットされた中央に位置するボール・フラップを有する
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  16. 前記便座カバー・ペーパは、中央に位置するボール用開口を有し,
    前記ボール用開口は、前記便座の開口部よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  17. 前記3層の少なくとも1つの層は,オーバーラップしない隣接する層を形成する幅を有し,
    前記オーバーラップしない隣接する層は,ユーザーが前記便座カバー・ペーパを拡げるのを容易にする
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  18. 前記便座カバー・ペーパは,少なくとも3層の内の露出する外側層に配置された凹部を有し,
    前記凹部は,前記3層の隣接する層の一部を前記露出する外側層に露出し,
    前記凹部は,前記隣接する層の露出部分を保持するユーザーにより,前記便座カバー・ペーパを拡げるのを容易にする場所に形成され、そのようなサイズを有する
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  19. 前記衛生ペーパは、軟質で廃棄可能で水に流せて高吸湿性の材料から形成される
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  20. 前記衛生ペーパは、自己接着性のない表面を有する
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  21. 前記衛生ペーパは、二重のペーパから形成され
    前記二重のペーパは,滑らかな表面とティシュ・ペーパとして使用される粗い表面とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  22. 前記衛生ペーパは少なくとも一方の表面は、化学物質が含浸されている
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  23. 前記衛生ペーパは、複数のプライから構成され
    前記少なくとも三層の少なくとも1つの層は、前記複数のプライから構成される
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  24. 前記衛生ペーパは、箱内に上から折り畳んで収納される
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  25. 前記衛生ペーパは、ポップアップのディスペンサ内に折り畳んで重ねられる
    ことを特徴とする請求項1又は11記載のペーパ。
  26. 前記複数の衛生ペーパ・ストリップは、容器内に折り畳んで重ねられる
    ことを特徴とする請求項11記載のペーパ。
  27. 前記複数の衛生ペーパ・ストリップは、ディスペンサ内で折り畳んで重ねられ, 前記衛生ペーパの一つが引き出されると後続のペーパが解放されて,前記ディスペンサの開口から露出して引き出されるようになる
    ことを特徴とする請求項11記載のペーパ。
  28. 前記衛生ペーパは、折り畳まれて少なくとも3層を形成し,
    前記3層の内の2つの側面方向に折り畳まれた縦方向の層は,互いの上に重ねられ, 前記衛生ペーパが完全に折り畳まれた時に、垂直方向で隣接し,
    前記中央に配置されたボール・フラップは、前記3層の外側層に配置される
    ことを特徴とする請求項15記載のペーパ。
  29. 前記ボール・フラップの少なくとも一部は,折り畳まれた時に、前記3層の内の内側層に配置される
    ことを特徴とする請求項15記載のペーパ。
  30. 前記ボール・フラップの少なくとも一部は,折り畳まれた時に、ユーザと直接接触しないよう露出しない
    ことを特徴とする請求項15記載のペーパ。
  31. 前記衛生ペーパは、折り畳まれて4層を生成し,
    前記4層は,前記衛生ペーパが部分的に拡げられた時に,英文字の「W」に似た断面外形を有し,
    前記中央に配置されたボール・フラップは,前記2層の内の2つの内側層内に配置される
    ことを特徴とする請求項15記載のペーパ。
  32. 前記衛生ペーパは、折り畳まれて4層を形成し,
    前記衛生ペーパの2つの側面方向に折り畳まれた縦方向の層は,互いに隣接し,前記衛生ペーパの一方の側に配置される
    ことを特徴とする請求項15記載のペーパ。
  33. 前記衛生ペーパは、折り畳まれて連続して積み上げられた3層を生成し,
    前記衛生ペーパが一部拡げられた時に,英文字「Z」に似た断面外形を有する
    ことを特徴とする請求項15記載のペーパ。
  34. 前記便座カバー・ペーパの前記ボール開口は,リムフラップを有し,
    前記リムフラップは,前記便座カバー・ペーパを前記便座に適正な位置に置けるようにする
    ことを特徴とする請求項16記載のペーパ。
  35. 前記衛生ペーパは、折り畳まれて4層を生成し,
    前記4層は,前記衛生ペーパが部分的に拡げられた時に,英文字の「W」に似た断面外形を有し,
    前記中央に配置されたボール・フラップは,前記2層の内の2つの内側層内に配置される
    ことを特徴とする請求項16記載のペーパ。
  36. 前記衛生ペーパは、折り畳まれて連続して積み上げられた3層を生成し,
    前記衛生ペーパが一部拡げられた時に,英文字「Z」に似た断面外形を有する
    ことを特徴とする請求項16記載のペーパ。
  37. 前記衛生ペーパは,前記衛生ペーパの粗い表面が露出表面となるよう、折り畳まれる
    ことを特徴とする請求項21記載のペーパ。
  38. 前記化学物質は,洗剤,脱臭剤,抗バクテリア剤,抗ウイルス剤,抗菌剤からなるグループから選択される少なくとも1種類の化学物質を含む
    ことを特徴とする請求項22記載のペーパ。
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