JP2010518705A - Dtx動作中における電力制御に関する方法及び装置 - Google Patents

Dtx動作中における電力制御に関する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

不連続送信(DTX)動作中に電力制御を行うための技法が説明される。UEは、送信バースト中にアップリンクにおいて送信し、前記アップリンク送信に基づいてノードBによって生成されたTPCコマンドを受信する。前記UEは、前記送信バースト中に適用されない2つのTPCコマンドを前記送信バーストの終了時に受信することができる。前記UEは、これらの2つのTPCコマンドを保存し、次の送信バーストにおいて適用する。一設計においては、前記UEは、前記次の送信バーストの1つのスロットにおいて各々の保存されたTPCコマンドを適用する。他の設計においては、前記UEは、前記2つの保存されたTPCコマンドを結合し、前記結合された値を前記次の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて適用する。さらに他の設計においては、前記UEは、前記保存されたTPCコマンドのうちの1つを選択し、前記選択されたTPCコマンドを前記次の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて適用する。
【選択図】図8A

Description

35U.S.C.§119に基づく優先権の主張
本特許出願は、“POWER CONTROL AND DTX-DRX”(電力制御及びDTX−DRX)という題名を有し、ここの譲受人に譲渡されており、及び参照されることによって明示でここに組み入れられている米国仮特許出願一連番号60/887,551(出願日:2007年1月31日)に対する優先権を主張するものである。
本開示は、一般的には、通信に関するものである。本開示は、より具体的には、無線通信システムにおいて電力制御を行うための技法に関するものである。
様々な通信サービス、例えば音声、映像、パケットデータ、メッセージ伝送、ブロードキャスト、等、を提供することを目的として無線通信システムが広範囲にわたって配備されている。これらのシステムは、利用可能なシステム資源を共有することによって複数のユーザーをサポートすることができる多元接続システムであることができる。該多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システムと、時分割多元接続(TDMA)システムと、周波数分割多元接続(FDMA)システムと、直交FDMA(OFDMA)システムと、単搬送波FDMA(SC−FDMA)システムと、を含む。
無線通信システムにおいては、複数のユーザー装置(UE)は、アップリンクにおいてノードBに送信することができる。システム容量を向上させるため、その他のUEへの干渉量を低減させる一方で各UEに関して希望される性能を達成できるように各UEの送信電力を制御することができる。アップリンク電力制御に関して、ノードBは、ノードBにおけるUEの受信信号の品質を定期的に推定することができ及び希望される受信信号の品質を達成するために送信電力を調整して増大又は低減させるようにUEに指示するための送信電力制御(TPC)コマンドを送信することができる。UEは、TPCコマンドに従って送信電力を調整することができる。しかしながら、UEは、不連続送信(DTX)モードにおいて動作することができ及び連続的でなくバーストにおいて送信することができる。DTX動作中に実効的に電力制御を行うことが望ましい。
DTX動作中に電力制御を行うための技法がここにおいて説明される。UEは、送信バースト中にアップリンクにおいて送信することができ及び前記アップリンク送信に基づいてノードBによって生成されたTPCコマンドを受信することができる。典型的には、UEにおいてTPCコマンドが受信される時間から前記TPCコマンドが前記UEによって適用できる時間までに遅延が存在する。遅延量は、可変であることができ、後述されるように、TPCコマンドを送信するために用いられる物理チャネルに関して前記UEに割り当てられた時間オフセットに依存することができる。前記UEは、送信バースト中に直接適用されない1つ又は2つのTPCコマンドを前記送信バーストの終了時に受信することができる。前記UEは、適用されないTPCコマンドを保存することができ及びその後に前記保存されたTPCコマンドを次の送信バーストのために適用することができる。
前記UEは、2つの保存されたTPCコマンドを様々な方法で適用することができる。一設計においては、前記UEは、前記2つの保存されたTPCコマンドを次の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて適用することができる。前記UEは、前記保存されたTPCコマンのうちの1つに基づいて次の送信バーストの第1のスロットに関して送信電力を調整することができ及び他方の保存されたTPCコマンドに基づいて次の送信バーストの第2のスロットに関して送信電力を調整することができる。他の設計においては、前記UEは、前記2つの保存されたTPCコマンドを結合して結合された値を得ることができ及び前記結合された値に基づいて次の送信バーストの最初の2つのスロットに関して送信電力を調整することができる。さらに他の設計においては、前記UEは、前記結合された値を予め決定された範囲に制限するか又は予め決定された範囲を上限とすることができ及び前記上限が設定された値に基づいて次の送信バーストの最初の2つのスロットに関して送信電力を調整することができる。さらに他の設計においては、前記UEは、前記保存されたTPCコマンドのうちの1つ(例えば、最後のTPCコマンド又はより信頼できるTPCコマンド)を選択することができ及び前記選択されたTPCコマンドに基づいて次の送信バーストの前記最初の2つのスロットに関して送信電力を調整することができる。前記UEは、その他の方法で、前記保存されたTPCコマンドに基づいて次の送信バーストに関して送信電力を調整することもできる。
開示の様々な側面及び特徴が以下においてさらに詳細に説明される。
無線通信システムを示した図である。 幾つかの物理チャネルのタイミング図である。 ノードBによるTPCコマンドの送信を示した図である。 UEによるTPCコマンドの受信を示した図である。 初期TPCコマンドによるUEに関するアップリンク電力制御を示した図である。 後続TPCコマンドによるUEに関するアップリンク電力制御を示した図である。 初期TPCコマンドによるDTX動作中におけるUEに関するアップリンク電力制御を示した図である。 後続TPCコマンドによるDTX動作中におけるUEに関するアップリンク電力制御の設計を示した図である。 後続TPCコマンドによるDTX動作中におけるUEに関するアップリンク電力制御の設計を示した図である。 アップリンク電力制御に関してUEによって実行されるプロセスを示した図である。 アップリンク電力制御に関してノードBによって実行されるプロセスを示した図である。 UE及びノードBのブロック図である。
ここにおいて説明される技法は、様々な無線通信システム、例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA及びその他のシステム、に関して用いることができる。“システム”及び“ネットワーク”という用語は、互換可能な形でしばしば用いられる。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、等の無線技術を実装することができる。UTRAは、ワイドバンドCDMA(W−CDMA)と、その他のCDMAの変形と、を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856基準を網羅する。TDMAシステムは、グローバル移動体通信システム(GSM)等の無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.20、IEEE802.16(WiMAX)、802.11(WiFi)、Flash−OFDM(登録商標)、等の無線技術を実装することができる。UTRA及びE−UTRAは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)が、E−UTRAを用いるUMTSとして近い将来にリリースされる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSMについては、“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)と呼ばれる組織による文書において説明されている。cdma2000及びUMBについては、“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)と呼ばれる組織による文書において説明されている。これらの様々な無線技術及び基準は、当業において知られる。説明を明確化するため、これらの技術の一定の側面が以下においてUMTSに関して説明され、及び以下の説明の多くの部分においては3GPP用語が用いられる。
図1は、無線通信システム100を示し、UMTSにおいてはユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)と呼ばれることもある。システム100は、複数のノードB 110を含む。ノードBは、UEと通信する固定局であり、進化(evolved)ノードB(eNB)、基地局、アクセスポイント、等と呼ばれることもある。各ノードB 110は、特定の地理的エリアに関する通信カバレッジを提供し、カバレッジエリア内に位置するUEに関する通信をサポートする。システムコントローラ130は、ノードBS110に結合し、これらのノードNBに関する調整及び制御を提供することができる。システムコントローラ130は、単一のネットワークエンティティ又はネットワークエンティティの集合であることができる。
UE120は、システム全体に分散させることができ、各UEは、静止型又は移動型であることができる。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局、等と呼ばれることもある。UEは、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップ、等であることができる。UEは、ダウンリンク及びアップリンクにおける送信を介してノードBと通信することができる。ダウンリンク(又は順方向リンク)は、ノードBからUEへの通信リンクを意味し、アップリンク(逆方向リンク)は、UEからノードBへの通信リンクを意味する。
UMTSは、ダウンリンク及びアップリンクにおいてデータ及びシグナリング/制御情報を送信するために様々な物理チャネルを用いる。物理チャネルは、異なるチャネル化符号を用いてチャネル化され、符号領域内においては互いに直交である。
図2は、UMTSにおいて用いられる物理チャネルの一部のタイミング図である。送信のためのタイムラインは、無線フレームに分割される。各無線フレームは、10ミリ秒(ms)の継続時間を有し、12ビットのシステムフレーム番号(SFN)によって識別される。各無線フレームは、15のスロットにパーティショニングされ、これらの15のスロットには、スロット0乃至14のラベルが付される。各スロットは、Tslot=0.667の継続時間を有し、3.84Mcpsにおいて2560のチップを含む。各無線フレームは、5つのサブフレームにもパーティショニングされる(図2に示されない)。各サブフレームは、2msの継続時間を有し、3つのスロットを含む。
1次共通制御物理チャネル(P−CCPCH)がダウンリンクにおいてノードBによって送信される。P−CCPCHは、ダウンリンク物理チャネルに関するタイミング基準として直接用いられ、アップリンク物理チャネルに関するタイミング基準として間接的に用いられる。フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)がダウンリンクにおいて送信され、複数のEUに関するTPCコマンドを搬送することができる。F−DPCHは、P−CCPCHのフレーム境界からτDPCH,nチップだけ遅延され、ここで、τDPCH,n=256nであり、nは、0乃至149であることができる。アップリンク専用物理チャネル(UL−DPCCH)がアップリンクにおいて送信され、UEからのパイロット及び制御情報を搬送することができる。UL−DPCCHは、F−DPCHのフレーム境界からT=1024チップだけ遅延される。
3GPPリリース5及びそれ以降は、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)をサポートする。3GPPリリース6及びそれ以降は、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)をサポートする。HSDPA及びHSUPAは、ダウンリンク及びアップリンクのそれぞれにおける高速パケットデータ送信を可能にするチャネル及び手順の組である。表1は、3GPPリリース6においてHSDPA及びHSUPAに関して用いられる幾つかの物理チャネルを示す。
Figure 2010518705
3GPPリリース7は、UEが電池電力を保存するためにDTX及び/又は不連続受信(DRX)によって動作するのを可能にする連続パケット接続性(CPC)をサポートする。DTXに関して、UEは、UEがアップリンク送信をノードBに送ることができる一定のイネーブルにされたアップリンクサブフレームを割り当てることができる。イネーブルにされたアップリンクサブフレームは、アップリンクDPCCHバーストパターンによって定義することができる。DRXに関して、UEは、ノードBがダウンリンク送信をUEに送ることができる一定のイネーブルにされたダウンリンクサブフレームを割り当てることができる。イネーブルにされたダウンリンクサブフレームは、HS−SCCH受信パターンによって定義することができる。UEは、イネーブルにされたアップリンクサブフレームにおいてシグナリング及び/又はデータを送信することができ及びイネーブルにされたダウンリンクサブフレームにおいてシグナリング及び/又はデータを受信することができる。UEは、電池電力を保存するためにイネーブルにされたサブフレーム間のアイドル時間中にパワーダウンすることができる。CPCは、公に入手可能である3GPP TR25.903“Continuous Connectivity for Packet Data Users”(パケットデータユーザーに関する連続的接続性)March 2007において説明されている。
図3は、ノードBによるF−DPCHにおけるTPCコマンドの送信を示す。ノードBは、F−DPCHにおいて各スロットにおいて最高10のUEに関する最高10のTPCコマンドを送信することができる。これらのUEは、F−DPCHにおいて時間的に多重化することができ、各UEは、F−DPCHに関して異なる時間オフセットを有することができる。図3に示されるように、ノードBは、各スロットの第1の位置においてはUE0に関するTPCコマンド、各スロットの第2の位置においてはUE1に関するTPCコマンド、以下同様であり、各スロットの最後の位置においてはUE9に関するTPCコマンドを送信することができる。ノードBは、F−DPCHにおいて割り当てられた時間オフセットで各スロットにおいて所定のUEに新しいTPCコマンドを送信することができる。
図4は、UEによるF−DPCHにおけるTPCコマンドの受信を示す。UEは、F−DPCHにおいて各スロットにおいてTPCコマンドを受信することができる。UEに関するTPCコマンドは、スロットの始めからNOFF1ビットを開始させるNTPCビットを用いて送信される。F−DPCHに関しては10のスロットフォーマット0乃至9がサポートされ、図3に示される10の異なる時間オフセットに対応する。NOFF1は、スロットフォーマット0乃至9に関する0乃至2304のチップに等しい。各スロットにおいて、UEは、F−DPCHにおける最初のNOFF1ビットを無視し、次のNTPCビットを処理してTPCコマンドを受け取り、最後のNOFF2ビットを無視することができる。UEの観点からは、TPCコマンドは、F−DPCHスロットにおいてあらゆる時間オフセットを有することができる。
図5は、初期(early)TPCコマンドによるUEに関するアップリンク電力制御の例を示す。ノードBは、F−DPCHにおいてUEに割り当てられた時間オフセットで各スロットにおいてUEにTPCコマンドを送信することができる。TPCコマンドは、割り当てられた時間オフセットに依存してスロット内のあらゆる場所に置くことができる。図5に示される例においては、割り当てられた時間オフセットは、F−DPCHにおける各スロットの始め付近に存在する。UEは、τの伝搬遅延後にF−DPCHを受信することができる。
UL−DPCCHは、F−DPCHのスロット境界から1024チップだけ遅延される。UL−DPCCHにおける受信されたTPCコマンドとスロットの始めとの間における時間量は、UEに割り当てられたF−DPCH時間オフセットに依存する。図5に示されるように、F−DPCHにおいてスロットiにおいて受信されたTPCコマンドとUL−DPCCHにおけるスロットiの始めとの間に少なくとも512チップが存在する場合は、現在のタイミング関係が有効である。この場合は、UEは、F−DPCHにおいてスロットiにおいて受信されたTPCコマンドをUL−DPCCHにおける同じスロットiで適用することができる。特に、UEは、受信されたTPCコマンドに基づいてスロットiにおいてUL−DPCCHの送信電力を調整することによって受信されたTPCコマンドに応答することができる。さらに、UEは、受信されたTPCコマンドに基づいてダウンリンクの信号対雑音及び干渉比(SIR)を推定することができる。これで、図5に示されるように、UEは、ダウンリンクSIR推定値に基づいてノードBに関するTPCコマンドを生成し、UL−DPCCHにおいてスロットiにおいてこのTPCコマンドを送信することができる。
ノードBは、伝搬遅延後にUEからUL−DPCCHを受信することができる。ノードBは、UL−DPCCHにおいてスロットiにおいて受信されたパイロットに基づいてUEに関するアップリンクのSIRを推定することができる。これで、ノードBは、アップリンクSIR推定値に基づいてUEに関するTPCコマンドを生成し、F−DPCHにおいてスロットi+1において割り当てられた時間オフセットでこのTPCコマンドを送信することができる。ノードBは、この受信されたTPCコマンドに基づいてスロットi+2においてF−DPCHの送信電力を調整することによってUL−DPCCHにおいてスロットiにおいて受信されたTPCコマンドに応答することもできる。
図5に示される例において、アップリンク電力制御ループが1つのスロットにおいて閉じられている。F−DPCHにおいてスロットiにおいてノードBによって送信されるTPCコマンドは、UL−DPCCHにおいてスロットiにおいて送信されるパイロットに対してUEよって適用される。このパイロットは、F−DPCHにおいてスロットi+1においてノードBによって送信されるTPCコマンドを生成するために用いられる。
図6は、後続(late)TPCコマンドによるUEに関するアップリンク電力制御の例を示す。この例においては、UEに関する割り当てられた時間オフセットは、F−DPCHにおける各スロットの最後付近に存在する。UEは、F−DPCHにおいてスロットiにおいて割り当てられた時間オフセットでTPCコマンドを受信する。この例においては、図6に示されるように、F−DPCHにおいてスロットiにおいて受信されたTPCコマンドは、UL−DPCCHにおけるスロットiの始めから少なくとも512チップ前に存在しない。この場合においては、UEは、F−DPCHにおいて次のスロットiにおいて受信されたTPCコマンドをUL−DPCCHにおける次のスロットi+1で適用することができる。特に、UEは、受信されたTPCコマンドに基づいてスロットi+1においてUL−DPCCHの送信電力を調整することによって受信されたTPCコマンドに応答することができる。さらに、図6に示されるように、UEは、受信されたTPCコマンドに基づいてダウンリンクSIRを推定し、ダウンリンクSIR推定値に基づいてTPCコマンドを生成し、UL−DPCCHにおいてスロットi+1においてこのTPCコマンドを送信することができる。
ノードBは、UEからUL−DPCCHを受信し、UL−DPCCHにおいてスロットi+1において受信されたパイロットに基づいてUEに関するアップリンクSIRを推定し、アップリンクSIR推定値に基づいてTPCコマンドを生成し、F−DPCHにおいてスロットi+2において割り当てられた時間オフセットでこのTPCコマンドを送信することができる。ノードBは、この受信されたTPCコマンドに基づいてスロットi+3においてF−DPCHの送信電力を調整することによってUL−DPCCHにおいてスロットi+1において受信されたTPCコマンドに応答することもできる。
図6に示される例において、アップリンク電力制御ループが2つのスロットにおいて閉じられる。F−DPCHにおいてスロットiにおいてノードBによって送信されるTPCコマンドは、UL−DPCCHにおいてロットi+1において送信されるパイロットに対してUEによって適用される。このパイロットは、F−DPCHにおいてスロットi+2においてノードBによって送信されるTPCコマンドを生成するために用いられる。
図5及び6は、初期TPCコマンド及び後続TPCコマンドによるアップリンク電力制御例をそれぞれ示す。図6に示されるように、陰影付きエリア610内のいずれかの場所において受け取られたTPCコマンドは、スロットi+1においてUL−DPCCHに適用することができる。TPCコマンドが、陰影付きエリア610のうちのF−DPCHのスロットi+1に属する部分であるエリア612内に所在する場合は、TPCコマンドは、UL−DPCCHの同じスロットi+1において適用される。TPCコマンドが、陰影付きエリア610のうちのF−DPCHのスロットiに属する部分であるエリア614内に所在する場合は、TPCコマンドは、UL−DPCCHの次のスロットi+1において適用される。初期TPCコマンドは、エリア612内において受け取られたTPCコマンドであり、同じスロットにおいてUL−DPCCHに適用することができる。後続TPCコマンドは、エリア614内において受け取られるTPCコマンドであり、次のスロットにおいてUL−DPCCHに適用することができる。
図7は、初期TPCコマンドによるDTX動作中におけるUEに関するアップリンク電力制御の例を示す。この例においては、UEは、6つのスロットi乃至i+5に関してUL−DPCCHにおいて送信し、次の6つのスロットi+6乃至i+11に関してはアップリンクにおいて送信せず、次の6つのスロットi+12乃至i+17に関してUL−DPCCHにおいて送信し、等である。一般的には、UEがUL−DPCCHにおいて送信するイネーブルにされたアップリンクスロットの数(図7に示される例においては6である)は、構成可能である。イネーブルにされたアップリンクスロットの連続バースト間の時間間隔も構成可能である(図7に示される例においては12スロットである)。
図7に示される例においては、UEに関するTPCコマンドは、各スロットの始め付近でF−DPCHにおいて送信され、図5に示されるように、UL−DPCCHにおける同じスロットの始めよりも少なくとも512チップ前である。これで、UEは、F−DPCHにおいてスロットi+1において受信されたTPCコマンドをUL−DPCCHにおける同じスロットi+1におけるアップリンク送信に適用することができる。UL−DPCCHにおいてスロットi+5において送信されるパイロットは、F−DPCHにおいてスロットi+6において送信されるTPCコマンドを生成するために用いられる。しかしながら、UEは、アップリンクにおいてはスロットi+6では送信しないため、UEは、F−DPCHにおいてスロットi+6において受信されたTPCコマンドを保存することができる。UEは、送信再開時において、この保存されたTPCコマンドをUL−DPCCHにおけるスロットi+12におけるアップリンク送信に適用することができる。
図7に示される例においては、各送信バーストにおいて直接適用されない1つのTPCコマンドがその送信バーストの最後に存在する。このTPCコマンドは、保存することができ、次の送信バーストの第1のスロットに適用することができる。
図6に示されるように、F−DPCHにおいてスロットiにおいて受信されたTPCコマンドがスロットi+1においてUL−DPCCHに適用されるときには、余分の遅延の結果、送信バーストにおいて直接適用されない2つのTPCコマンドがその送信バーストの最後に存在する可能性がある。これらのTPCコマンドの両方を次の送信バーストに関して利用することが望ましい。
図8Aは、後続TPCコマンドによるDTX動作中におけるUEに関するアップリンク電力制御の設計を示す。この例においては、UEに関するTPCコマンドは、F−DPCHにおいて各スロットの最後近くにおいて送信される。図6に示されるように、UEは、F−DPCHにおいてスロットi+1において受信されたTPCコマンドをUL−DPCCHにおける次のスロットi+2におけるアップリンク送信に適用することができる。
図8Aに示される第1の送信バーストの開始時に、UL−DPCCHにおいてスロットiにおいて送信されたパイロットが、F−DPCHにおいてスロットi+1において送信されるTPCコマンドを生成するために用いられる。このTPCコマンドは、UL−DPCCHにおいてスロットi+2において送られるアップリンク送信に対して適用される。F−DPCHにおいてスロットi+2乃至i+4において送信されるTPCコマンドは、UL−DPCCHにおいてスロットi+3乃至i+5において送られるアップリンク送信に対してそれぞれ同様に適用される。UEは、アップリンクではスロットi+6及びi+7においては送信しないため、UEは、F−DPCHにおいてスロットi+5及びi+6において受信された2つのTPCコマンドを保存することができる。
図8Aに示される設計において、UEは、2つの保存されたTPCコマンドを送信が再開時に最初の2つのスロットにおいて連続的に適用する。特に、EUは、F−DPCHにおいてスロットi+5において受信されたTPCコマンドをUL−DPCCHにおいてスロットi+12において送られるアップリンク送信に適用する。UEは、F−DPCHにおいてスロットi+6において受信されたTPCコマンドをUL−DPCCHにおいてスロットi+13において送られるアップリンク送信に適用する。
他の設計においては、UEは、F−DPCHにおいてスロットi+6において受信されたTPCコマンドをUL−DPCCHにおいてスロットi+12において送られるアップリンク送信に適用する。UEは、F−DPCHにおいてスロットi+5において受信されるTPCコマンドをUL−DPCCHにおいてスロットi+13において送られるアップリンク送信に適用する。この順序は、図8Aに示される順序の反対である。
さらに他の設計においては、UEは、F−DPCHにおいてスロットi+5又はスロットi+6において受信されたUP TPCコマンド(存在する場合)をUL−DPCCHにおいてスロットi+12において送られるアップリンク送信に適用する。UEは、UL−DPCCHにおいてスロットi+13において送られるアップリンク送信に対して他方のコマンドを適用する。この設計は、UEが次の送信バーストにおいて早期に送信電力を増大させるのを可能にし、このことは性能を向上させることができる。
UEは、その他の方法で、次の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて2つの保存されたTPCコマンドを適用することもできる。
図8Bは、後続TPCコマンドによるDTX動作中におけるUEに関するアップリンク電力制御の他の設計を示す。この例においては、図8Aに関して上述されるように、UEに関するTPCコマンドは、F−DPCHにおいて各スロットの最後近くで送信され、UEは、F−DPCHにおいてスロットi+5及びi+6において受信された最後の2つのTPCを保存する。この設計においては、UEは、次の送信バーストの最初の2つのスロットの各々において2つの保存されたTPCコマンドを適用する。これは、様々な方法で達成することができる。
一設計においては、UEは、2つの保存されたTPCコマンドの値を累積して結合された値を得る。UEは、通常は、UP TPCコマンドに関しては予め決定された量Δだけ送信電力を増大させることができ及びDOWN TPCコマンドに関しては予め決定された量Δだけ送信電力を低減させることができる。UEは、2つの保存されたTPCコマンドに関する結合値Δcombinedを次のように決定することができる。
Figure 2010518705
UEは、次の送信バーストの最初の2つのスロットi+12及びi+13の各々において結合値Δcombinedだけ送信電力を調整することができる。
他の設計においては、UEは、最初に、方程式(1)において示されるように、2つの保存されたTPCコマンドの値を累積する。次に、UEは、以下のように結合値を制限するか又は上限を設ける。
Figure 2010518705
UEは、次の送信バーストの最初の2つのスロットi+12及びi+13の各々において上限が設けられた値Δcappedだけ送信電力を調整することができる。
さらに他の設計においては、UEは、他方の保存されたTPCコマンドがドロップされるときに2つの保存されたTPCコマンドのうちの1つを用いる。保存されたTPCコマンドは、様々な判定基準に基づいて、例えば、TPCコマンドに関する受信値が検出しきい値を下回る場合に、ドロップすることができる。UEは、次の送信バーストの最初の2つのスロットi+12及びi+13の各々においてドロップされない保存されたTPCコマンドに基づいて送信電力を調整することができる。
さらに他の設計においては、UEは、2つの保存されたTPCコマンドのうちの1つを用いる。一方式においては、(例えば、スロットi+6において受信された)最後の保存されたTPCコマンドを用いることができ及び(例えば、スロットi+5において受信された)それ以前の保存されたTPCコマンドを捨てることができる。他の方式においては、UEは、より信頼できる(例えば、より高い受信値を有する)保存されたTPCコマンドを用いることができ及び他方の保存されたTPCコマンドを捨てることができる。UEは、その他の判定基準に基づいて1つの保存されたTPCコマンドを選択することもできる。いずれの場合においても、UEは、次の送信バーストの最初の2つのスロットi+12及びi+13の各々において選択されたTPCコマンドに基づいて送信電力を調整することができる。
さらに他の設計においては、UEは、例えば両方の保存されたTPCコマンドが信頼できないとみなされる場合はこれらのTPCコマンドを捨てることができる。UEは、次の送信バーストの最初の2つのスロットi+12及びi+13の各々に関してスロットi+5において用いられる送信電力レベルを適用することができる。これで、UEは、送信ギャップ前と同じ電力レベルで送信を再開することができる。
ノードBにおいて有効なアップリンクSIR測定値に基づいて1つ以上のTPCコマンドが生成されるため、ここにおいて説明される技法は、有効であるこれらの1つ以上のTPCコマンドの使用を考慮する。送信バーストにおいて容量を浪費する可能性がある最後の2つのTPCコマンドを捨てる代わりに、これらの技法は、送信が再開されたときにこれらの2つのTPCコマンドを効率的に利用する。
図9は、アップリンク電力制御に関してUEによって実行されるプロセス900の設計を示す。UEは、最初の送信バースト中に複数のTPCコマンドを受信することができる(ブロック912)。UEは、複数のTPCコマンドのうちの少なくとも1つに基づいて第1の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整することができる(ブロック914)。UEは、複数のTPCコマンドのうちの少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整することができる(ブロック916)。第2の送信バーストは、DTX期間だけ第1の送信バーストから分離することができる。ブロック916に関して、UEは、第1の送信バースト中に受信された少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バーストの初期部分に関する送信電力を調整することができ及び第2の送信バースト中に受信されたTPCコマンドに基づいて第2の送信バーストの残りの部分に関する送信電力を調整することができる。
ブロック916の一設計においては、UEは、最後の2つのTPCコマンドのうちの1つ(例えば、最後から2つ目のTPCコマンド又はUP TPCコマンド)に基づいて第2の送信バーストの最初の2つのスロット(例えば、第1のスロット)に関して送信電力を調整することができる。UEは、第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドのうちの他方の1つ(例えば、最後のTPCコマンド)に基づいて第2の送信バーストの最初の2つのスロットのうちの他方の1つ(例えば、第2のスロット)に関して送信電力を調整することができる。
ブロック916の他の設計においては、UEは、第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドに基づいて結合された値を得ることができ及び結合された値に基づいて第2の送信バーストの最初の2つのスロットに関して送信電力を調整することができる。さらに他の設計においては、UEは、結合された値を予め決定された範囲内に制限することによって上限が設けられた値を得ることができ及び上限が設けられた値に基づいて第2の送信バーストの最初の2つのスロットに関して送信電力を調整することができる。
さらに他の設計においては、UEは、最初の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドのうちの1つを選択することができ及び選択されたTPCコマンドに基づいて第2の送信バーストの少なくとも1つのスロットに関して送信電力を調整することができる。さらに他の設計においては、UEは、第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドのうちで最も信頼できるTPCコマンドを選択することができる。さらに他の設計においては、UEは、第1の送信バースト中に受信された最後のTPCコマンドを選択することができ及び最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バーストの最初の2つのスロットに関して送信電力を調整することができる。UEは、その他の方法で、第1の送信バースト中に受信された少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バーストに関して送信電力を調整することもできる。
UEは、F−DPCHにおいて複数のTPCコマンドを受信することができ及び第1及び第2の送信バースト中にUL−DPCCHにおいて送信を送ることができる。UEは、その他のダウンリンクチャネルにおいてTPCコマンドを受信することもでき及びその他のアップリンクチャネルにおいて送信を送ることもできる。UEは、複数の可能な時間オフセットのうちの1つで複数のスロットにおいて複数のTPCコマンドを受信することができる。UEは、第1の時間オフセット範囲内において(例えば、図6のエリア614内において)受信された場合に最後の2つのTPCコマンドに基づいて第2の送信バースト中に送信電力を調整することができ及び第2の時間オフセット範囲内において(例えば、図6のエリア612内において)受信された場合に最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バースト中に送信電力を調整することができる。
ノードBは、UEに送られるダウンリンク送信の送信電力を調整するためのダウンリンク電力制御プロセス900を実行することもできる。
図10は、アップリンク電力制御に関してノードBによって実行されるプロセス1000の設計を示す。ノードBは、第1の送信バースト中に複数のTPCコマンドを送信することができる(ブロック1012)。ノードBは、複数のTPCコマンドのうちの少なくとも1つに基づいて調整された送信電力で第1の送信バースト中に送られた送信を受信することができる(ブロック1014)。ノードBは、複数のTPCコマンドのうちの少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて調整された送信電力で第2の送信バースト中に送られた送信を受信することができる(ブロック1016)。第2の送信バーストは、DTX期間だけ第1の送信バーストから分離することができる。ノードBは、第1の送信バースト中に受信された送信に基づいてSIRを推定することができ及び推定されたSIRに基づいて複数のTPCコマンドを生成することができる。
図11は、図1におけるUEのうちの1つであることができるUE120の設計のブロック図である。アップリンクにおいて、符号器1112は、アップリンクにおいてUE120によって送信されるデータ及びシグナリングを受信することができる。符号器1112は、データ及びシグナリングを処理(例えば、フーマット化、符号化、及びインターリービング)することができる。変調器(Mod)1114は、符号化されたデータ及びシグナリングをさらに処理(例えば、変調、チャネル化、及びスクランブリング)して出力チップを提供する。送信機(TMTR)1122は、出力チップをコンディショニング(例えば、アナログへの変換、フィルタリング、増幅、及び周波数アップコンバージョン)してアップリンク信号を生成することができ、アップリンク信号は、アンテナ1124を介してノードB110に送信することができる。
ダウンリンクにおいて、アンテナ1124は、ノードB110及びその他のノードBによって送信されたダウンリンク信号を受信することができる。受信機(RCVR)1126は、アンテナ1124からの受信された信号をコンディショニング(例えば、フィルタリング、増幅、周波数ダウンコンバージョン、及びデジタル化)すること及びサンプルを提供することができる。復調器(Demod)1116は、サンプルを処理(例えば、スクランブル解除、チャネル化、及び復調)すること及びシンボル推定を提供することができる。復号器1118は、シンボル推定をさらに処理(例えば、デインターリービング及び復号)すること及び復号されたデータ及びシグナリングを提供することができる。ダウンリンクシグナリングは、TPCコマンド、等を備えることができる。符号器1112、変調器1114、復調器1116、及び復号器1118は、モデムプロセッサ1110によって実装することができる。これらのユニットは、システムによって用いられる無線技術(例えば、W−CDMA、GSM、等)に従って処理を行うことができる。
コントローラ/プロセッサ1130は、UE120における様々なユニットの動作を指示することができる。コントローラ/プロセッサ1130は、図9のプロセス900及び/又はここにおいて説明される技法に関するその他のプロセスを実装することができる。メモリ1132は、UE120に関するプログラムコード及びデータを格納することができる。
図11は、図1のノードBのうちの1つであることができるノードB110のブロック図である。ノードB110内において、送信機/受信機1138は、UE120及びその他のUEとの無線通信をサポートすることができる。プロセッサ/コントローラ1140は、UEとの通信のための様々な機能を果たすことができ及び図10のプロセス1000及び/又はここにおいて説明される技法に関するその他のプロセスを実行することができる。メモリ1142は、ノードB110に関するプログラムコード及びデータを格納することができる。
情報及び信号は様々な異なる技術及び技法のうちのいずれかを用いて表すことができることを当業者は理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通じて参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場、磁粒子、光学場、光学粒子、又はその組合せによって表すことができる。
ここにおける開示に関係させて説明される様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズム上のステップは、電子ハードウェアとして、コンピュータソフトウェアとして、又は両方の組合せとして実装できることを当業者はさらに明確に理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するため、上記においては、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、各々の機能の観点で一般的に説明されている。これらの機能がハードウェアとして又はソフトウェアとして実装されるかは、全体的システムに対する特定の用途上の及び設計上の制約事項に依存する。当業者は、説明されている機能を各々の特定の用途に合わせて様々な形で実装することができるが、該実装決定は、本開示の適用範囲からの逸脱を生じさせるものであるとは解釈すべきではない。
ここにおける開示と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、その他のプログラミング可能な論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、又はそのあらゆる組合せ、とともに実装又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであることができるが、代替においては、従来のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。プロセッサは、計算装置の組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサの組合せ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサの組合せ、又はその他のあらゆる該コンフィギュレーションとの組合せ、として実装することもできる。
ここにおける開示と関係させて説明される方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア内において直接具現化させること、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内において具現化させること、又はこれらの2つの組合せ内において具現化させることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、ERPOMメモリ、EERPOMメモリ、レジスタ、ハードディスク(disk)、取り外し可能ディスク(disk)、CD−ROM、又は当業において知られるその他のあらゆる形態の記憶媒体に常駐することが可能である。典型的記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出すことができるような及び記憶媒体に情報を書き込むことができるような形でプロセッサに結合される。代替においては、記憶媒体は、プロセッサと一体化することができる。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に常駐することができる。ASICは、ユーザー端末内に常駐することができる。代替においては、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザー端末において個別構成要素として常駐することができる。
1つ以上の典型的設計においては、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそのいずれかの組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、コンピュータによって読み取り可能な媒体において1つ以上の命令又は符号として格納又は送信することができる。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、1つの場所から他の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする媒体を含むコンピュータ記憶媒体及び通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータによってアクセスすることができるあらゆる利用可能な媒体であることができる。一例として、及び制限することなしに、該コンピュータによって読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又はその他の光学ディスク(disk)記憶装置、磁気ディスク(disk)記憶装置又はその他の磁気記憶デバイス、又は希望されるプログラムコード手段を命令又はデータ構造の形態で搬送又は格納するために用いることができ及び汎用プロセッサ又は専用プロセッサによってアクセスすることができるその他の媒体、又は汎用プロセッサ又は専用コンピュータを備えることができる。さらに、あらゆる接続がコンピュータによって読み取り可能な媒体と呼ばれることが適切である。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者ライン(DSL)、又は無線技術、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波、を用いてウェブサイト、サーバー、又はその他の遠隔ソースから送信される場合は、その同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、又は無線技術、例えば赤外線、無線、及びマイクロ波、は、媒体の定義の中に含まれる。ここにおいて用いられるディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)と、レーザーディスク(登録商標)(disc)と、光学ディスク(disc)と、デジタルバーサタイルディスク(disc)(DVD)と、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)と、ブルーレイディスク(disc)と、を含み、ここで、diskは、通常はデータを磁気的に複製し、discは、レーザーによって光学的にデータを複製する。上記の組み合わせも、コンピュータによって読み取り可能な媒体の適用範囲内に含めるべきである。
開示の上記説明は、当業者が開示を製造又は使用できるようにすることを目的とするものである。開示に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明確になるであろう。ここにおいて定められる一般原理は、開示の適用範囲を逸脱しない形でその他の変形に対しても適用することができる。以上のように、開示は、ここにおいて説明される例及び設計に限定されることが意図されるものではなく、ここにおいて開示される原理及び斬新な特徴に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められるべきである。

Claims (32)

  1. 無線通信に関する装置であって、
    第1の送信バースト中に複数の送信電力制御(TPC)コマンドを受信し、前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも1つに基づいて前記第1の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整し、及び前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、前記第2の送信バーストは、不連続送信(DTX)期間だけ前記第1の送信バーストから分離される少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を備える、無線通信に関する装置。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された前記少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの初期部分中に送られる送信の送信電力を調整し、及び前記第2の送信バースト中に受信されたTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの残りの部分中に送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドのうちの1つに基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットのうちの1つにおいて送られる送信の送信電力を調整し、及び前記第1の送信バースト中に受信された前記最後の2つのTPCコマンドのうちの他方の1つに基づいて前記第2の送信バーストの前記最初の2つのスロットのうちの他方の1つにおいて送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された最後から2つ目のTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの第1のスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整し、及び前記第1の送信バースト中に受信された最後のTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの第2のスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドのうちのUP TPCコマンド(存在する場合)に基づいて前記第2の送信バーストの第1のスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整し、及び前記第1の送信バースト中に受信された前記最後の2つのTPCコマンドのうちの他方の1つに基づいて前記第2の送信バーストの第2のスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドに基づいて結合された値を得、及び前記結合された値に基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドに基づいて結合された値を得、前記結合された値を予め決定された範囲内に制限して上限が設定された値を得、及び前記上限が設定された値に基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された前記少なくとも2つの最後のTPCコマンドのうちの1つを選択し、及び前記選択されたTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの少なくとも1つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された前記少なくとも2つの最後のTPCコマンドのうちで最も信頼できるTPCコマンドを選択し、及び前記選択されたTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの少なくとも1つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された最後のTPCコマンドを選択し、及び前記最後のTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項1に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、複数の可能な時間オフセットのうちの1つにおいて複数のスロットにおいて前記複数のTPCコマンドを受信するように構成される請求項1に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、第1の時間オフセット範囲内において受信された場合は2つの最後のTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整し、及び第2の時間オフセット範囲内において受信された場合は最後のTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整するように構成される請求項11に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)において前記複数のTPCコマンドを受信し、及び前記第1及び第2の送信バースト中にアップリンク専用物理制御チャネル(UL−DPCCH)において送信を送るように構成される請求項1に記載の装置。
  14. 無線通信に関する方法であって、
    第1の送信バースト中に複数の送信電力制御(TPC)コマンドを受信することと、
    前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも1つに基づいて前記第1の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整することと、
    前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整することであって、前記第2の送信バーストは、不連続送信(DTX)期間だけ前記第1の送信バーストから分離されること、とを備える、無線通信に関する方法。
  15. 前記第2の送信中に送られる送信の送信電力を前記調整することは、
    前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドのうちの1つに基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットのうちの1つにおいて送られる送信の送信電力を調整することと、
    前記第1の送信バースト中に受信された前記最後の2つのTPCコマンドのうちの他方の1つに基づいて前記第2の送信バーストの前記最初の2つのスロットのうちの他方の1つにおいて送られる送信の送信電力を調整すること、とを備える請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2の送信中に送られる送信の送信電力を前記調整することは、
    前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドに基づいて結合された値を得ることと、
    前記結合された値に基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整すること、とを備える請求項14に記載の方法。
  17. 前記第2の送信中に送られる送信の送信電力を前記調整することは、
    前記第1の送信バースト中に受信された前記少なくとも2つの最後のTPCコマンドのうちの1つを選択することと、
    前記選択されたTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの少なくとも1つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整すること、とを備える請求項14に記載の方法。
  18. 前記複数のTPCコマンドを前記受信することは、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)において前記複数のTPCコマンドを受信することを備え、
    前記第1及び第2の送信バースト中にアップリンク専用物理制御チャネル(UL−DPCCH)において送信を送ることをさらに備える請求項14に記載の方法。
  19. 無線通信に関する装置であって、
    第1の送信バースト中に複数の送信電力制御(TPC)コマンドを受信するための手段と、
    前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも1つに基づいて前記第1の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整するための手段と、
    前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整するための手段であって、前記第2の送信バーストは、不連続送信(DTX)期間だけ前記第1の送信バーストから分離される手段と、を備える、無線通信に関する装置。
  20. 前記第2の送信中に送られる送信の送信電力を調整するための前記手段は、
    前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドのうちの1つに基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットのうちの1つにおいて送られる送信の送信電力を調整するための手段と、
    前記第1の送信バースト中に受信された前記最後の2つのTPCコマンドのうちの他方の1つに基づいて前記第2の送信バーストの前記最初の2つのスロットのうちの他方の1つにおいて送られる送信の送信電力を調整するための手段と、を備える請求項19に記載の装置。
  21. 前記第2の送信中に送られる送信の送信電力を調整するための前記手段は、
    前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドに基づいて結合された値を得るための手段と、
    前記結合された値に基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するための手段と、を備える請求項19に記載の装置。
  22. 前記第2の送信中に送られる送信の送信電力を調整するための前記手段は、
    前記第1の送信バースト中に受信された前記少なくとも2つの最後のTPCコマンドのうちの1つを選択するための手段と、
    前記選択されたTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの少なくとも1つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整するための手段と、を備える請求項19に記載の装置。
  23. 前記複数のTPCコマンドを受信するための前記手段は、フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)において前記複数のTPCコマンドを受信するための手段を備え、
    前記第1及び第2の送信バースト中にアップリンク専用物理制御チャネル(UL−DPCCH)において送信を送るための手段をさらに備える請求項19に記載の装置。
  24. コンピュータプログラム製品であって、
    第1の送信バースト中に複数の送信電力制御(TPC)コマンドを受信することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも1つに基づいて前記第1の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて第2の送信バースト中に送られる送信の送信電力を調整することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号であって、前記第2の送信バーストは、不連続送信(DTX)期間だけ前記第1の送信バーストから分離される符号と、を備えるコンピュータによって読み取り可能な媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
  25. 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、
    前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドのうちの1つに基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットのうちの1つにおいて送られる送信の送信電力を調整することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    前記第1の送信バースト中に受信された前記最後の2つのTPCコマンドのうちの他方の1つに基づいて前記第2の送信バーストの前記最初の2つのスロットのうちの他方の1つにおいて送られる送信の送信電力を調整することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、をさらに備える請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  26. 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、
    前記第1の送信バースト中に受信された最後の2つのTPCコマンドに基づいて結合された値を得ることを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    前記結合された値に基づいて前記第2の送信バーストの最初の2つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、をさらに備える請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  27. 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、
    前記第1の送信バースト中に受信された前記少なくとも2つの最後のTPCコマンドのうちの1つを選択することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    前記選択されたTPCコマンドに基づいて前記第2の送信バーストの少なくとも1つのスロットにおいて送られる送信の送信電力を調整することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、をさらに備える請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  28. 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、
    フラクショナル専用物理チャネル(F−DPCH)において前記複数のTPCコマンドを受信することを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、
    前記第1及び第2の送信バースト中にアップリンク専用物理制御チャネル(UL−DPCCH)において送信を送ることを前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるための符号と、をさらに備える請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  29. 無線通信に関する装置であって、
    第1の送信バースト中に複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送信し、前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも1つに基づいて調整された送信電力で前記第1の送信バースト中に送られる送信を受信し、及び前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて調整された送信電力で第2の送信バースト中に送られる送信を受信するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、前記第2の送信バーストは、不連続送信(DTX)期間だけ前記第1の送信バーストから分離される少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、を備える、無線通信に関する装置。
  30. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信バースト中に受信された前記送信に基づいて信号対雑音及び干渉比(SIR)を推定し、及び前記推定されたSIRに基づいて前記複数のTPCコマンドを生成するように構成される請求項29に記載の装置。
  31. 無線通信に関する方法であって、
    第1の送信バースト中に複数の送信電力制御(TPC)コマンドを送信することと、
    前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも1つに基づいて調整された送信電力で前記第1の送信バースト中に送られる送信を受信することと、
    前記複数のTPCコマンドのうちの少なくとも2つの最後のTPCコマンドに基づいて調整された送信電力で第2の送信バースト中に送られる送信を受信することであって、前記第2の送信バーストは、不連続送信(DTX)期間だけ前記第1の送信バーストから分離されること、とを備える、無線通信に関する方法。
  32. 前記第1の送信バースト中に受信された前記送信に基づいて信号対雑音及び干渉比(SIR)を推定することと、
    前記推定されたSIRに基づいて前記複数のTPCコマンドを生成すること、とをさらに備える請求項31に記載の方法。
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