JP2010517372A - 無線トランシーバからの送信電力依存低減放射 - Google Patents

無線トランシーバからの送信電力依存低減放射 Download PDF

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Abstract

選択的資源割当て、送信電力制御、またはこれらの組合せを介して帯域外放射を低減するための方法および装置。基地局などの資源コントローラは、予想される送信電力に部分的に基づいて、要求している加入者局にアップリンク資源を割り当てることができる。基地局は、予想される加入者局アップリンク送信電力と制限された放射帯域の周波数とに基づいてアップリンク帯域幅を加入者局に割り当てることができる。より高い予想送信電力を持つこれらの加入者局は、制限された放射帯域から更に帯域幅を割り当てられる。加入者局は、割り当てられたアップリンク資源に基づいて相補的送信電力制御を実行することができる。加入者局は、帯域幅割当て、変調タイプ割当てまたはこれらのある組合せに部分的に基づいて送信電力を限定することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、無線通信システムにおいて動作する無線トランシーバからの送信放射の低減のための方法、装置およびシステムに関する。
関連出願との相互参照
本出願は、発明の名称が「TRANSMIT POWER DEPENDENT REDUCED EMISSIONS FROM A WIRELESS TRANSCEIVER(無線トランシーバからの送信電力依存低減放射)」である2007年1月19日に出願された米国特許出願第11/625,260号の利益を主張し、この出願は引用により本明細書に組み込まれている。
背景技術
無線通信システムは典型的には、厳しい制約下の苛酷な環境において動作するように設計される。苛酷な環境とは、苛酷な電気的環境ばかりでなく苛酷な物理環境と動作条件とを含む。
無線通信システムは典型的には、認可された、または無認可の周波数帯域であり得る指定された周波数帯域で動作するという制限を受ける。無線受信機は、帯域内雑音および干渉源ならびに帯域外干渉および雑音源の存在する通信リンクをサポートする能力を有する必要がある。同様に無線送信機は、放射限界内で動作しながら通信リンクをサポートする能力を有する必要がある。動作仕様または動作規格で定義された放射限界は、帯域内放射ならびに帯域外放射を制限し得る。
無線送信機は、動作帯域においてある最大放射電力に限定され得る。送信帯域が周波数分割多重化される場合、隣接チャネル干渉への送信機寄与は、典型的には制限される。送信機帯域外放射もまた典型的には、送信機が異なる規格の下で動作する異なる通信システムに専用とされ得る周波数帯域に大きな干渉を寄与させないように、制限される。
無線通信システムは、特に無線通信システムにおける送信機は、典型的には最悪の場合の動作条件の下で帯域外放射制限に従うように設計される。典型的には送信機は、最大送信電力レベルで動作するときに帯域外放射の最も高いレベルを発生させる。
最悪の場合の条件下において、送信機は、送信電力レベルと許容可能な帯域外電力放射レベルとの間で100db以上の差を有することが必要とされ得る。帯域外放射制限を満たす送信機の能力は、動作周波数のバンドエッジとの近接性によって更に複雑にされる。帯域外放射を首尾よく限定する能力は、送信機動作周波数がバンドエッジに近づくにつれて低下させられる。
帯域外放射を限定するために種々の強引な技術が知られている。しかしながら放射制限を満足させるための試みにおけるこれら種々の技術の適用は、強引なソリューションを非現実的にする点にまで送信機性能を実質的に低下させ得る。
例えば、帯域外放射の排除を増加させるために送信機にシリーズフィルタリングが追加され得る。しかしながらフィルタはあるレベルの通過帯域減衰を引き起こすので、帯域外排除の必要レベルは、実質的に送信機の送信電力性能を限定する可能性がある。同様に、送信動作帯域の放射限定帯域との近接性は、高次フィルタの実現を実行不可能にする可能性がある。
異なる動作周波数で送信すること、あるいは異なる変調技術を実施することといった、指定された帯域内で帯域外放射を低減するための他の技術は、送信帯域および動作パラメータが標準化されているまたはその他の方法で指定されている、認可されたまたはその他の方法で規定された帯域内での使用のためには、実行不可能である可能性がある。
動作規格または動作仕様に記載された種々の要件を満足させる能力を維持しながら帯域外放射を低減することが望ましい。
米国特許出願第11/625,260号
送信放射を低減するための方法および装置がここで説明される。隣接帯域における送信帯域外放射は、低減送信帯域、送信動作帯域オフセットおよびチャネルインデックスリマッピングのうちの1つ以上のものの利用によって既存の無線通信規格に準拠しながら低減され得る。トランシーバは、非対称の送信および受信動作帯域で動作するように構成され得る。トランシーバは、代替サービスのために構成された周波数帯域に実質的に隣接する受信動作帯域をサポートすることができる。送信動作帯域は、隣接周波数帯域からオフセットされることができ、また受信機によってサポートされるより狭い動作帯域を使用することができる。送信ベースバンド信号は、雑音の量を減らすために縮小された帯域幅を持つことができる。周波数オフセットは、送信動作バンドエッジと関係する隣接周波数帯域との間に、より大きな遷移帯域を導入することができる。トランシーバは、送信機に導入された周波数オフセットがチャネル割当てにとって透明(トランスペアレント)であるように、周波数オフセットを補償するためにチャネル割当てをリマップすることができる。
選択的資源割当て、送信電力制御、またはこれらの組合せを介して帯域外放射を低減するための方法および装置。基地局などの資源コントローラは、予想される送信電力に部分的に基づいて、要求している加入者局にアップリンク資源を割り当てることができる。基地局は、予想される加入者局アップリンク送信電力と制限された放射帯域の周波数とに基づいてアップリンク帯域幅を加入者局に割り当てることができる。より高い予想送信電力を持つこれらの加入者局は、制限された放射帯域から更に帯域幅を割り当てられる。加入者局は、割り当てられたアップリンク資源に基づいて相補的送信電力制御を実行することができる。加入者局は、帯域幅割当て、変調タイプ割当てまたはこれらのある組合せに部分的に基づいて送信電力を限定することができる。
本発明の態様は、帯域外放射を低減する方法を含む。この方法は、アップリンク資源リクエストを受信することと、電力制御メトリック(metric:測定基準値)を受信することと、アップリンク資源リクエストと電力制御メトリックとに少なくとも部分的に基づいてアップリンク資源割当てを決定することと、を含む。
本発明の態様は、帯域外放射を低減する方法を含む。この方法は、ダウンリンク送信を受信することと、アップリンク資源を要求することと、このアップリンク資源リクエストに基づいて資源割当てを受信することと、少なくとも部分的に資源割当てに基づいて送信電力制限を決定することと、を含む。
本発明の態様は、ダウンリンク送信を送信するように構成された送信機と、アップリンク資源リクエストを受信するように構成され、更にこのダウンリンク送信に基づいて電力メトリックを受信するように構成された受信機と、アップリンク資源リクエストと電力メトリックとに少なくとも部分的に基づいてアップリンク資源割当てを決定し、このアップリンク資源割当てを持つアップリンク資源メッセージを発生させ、このアップリンク資源メッセージを送信機に接続するように構成されたアップリンク資源コントローラと、を含む、加入者局による帯域外放射を低減するための装置を含む。
本発明の態様は、ダウンリンク送信を受信するように構成された受信機と、このダウンリンク送信に基づいて電力メトリックを決定するように構成された電力検出器と、電力メトリックに基づいてアップリンク資源リクエストとフィードバックメッセージとを送信するように構成された送信機と、を含む、低減帯域外放射を持つ装置を含む。受信機は、アップリンク資源リクエストとフィードバックメッセージとに部分的に基づく資源割当てを受信し、送信機は、資源割当てに基づいて決定された最大送信電力に制限される。
本開示の実施形態の特徴、目的、利点は、図面と関連して解釈されたときに以下に述べられる詳細な説明から更に明らかになるであろう。図中、同様の要素には同様の参照符号が付されている。
混合信号環境における無線通信システムの一実施形態の単純化された機能ブロック図である。 送信放射マスクの一実施形態の単純化された図である。 トランシーバの一実施形態の単純化された機能ブロック図である。 トランシーバのためのモードコントローラの一実施形態の単純化された機能ブロック図である。 送信信号の例を示す単純化されたスペクトル図である。 送信信号の例を示す単純化されたスペクトル図である。 送信信号の例を示す単純化されたスペクトル図である。 送信信号の例を示す単純化されたスペクトル図である。 送信信号の例を示す単純化されたスペクトル図である。 送信信号の例を示す単純化されたスペクトル図である。 送信信号の例を示す単純化されたスペクトル図である。 送信信号の例を示す単純化されたスペクトル図である。 チャネルインデックスリマッピングを示す単純化されたスペクトル図である。 チャネルインデックスリマッピングを示す単純化されたスペクトル図である。 チャネルインデックスリマッピングを示す単純化されたスペクトル図である。 チャネルインデックスリマッピングを示す単純化されたスペクトル図である。 送信放射を低減するプロセスの一実施形態の単純化されたフローチャートである。 トランシーバの一実施形態の単純化された機能ブロック図である。 チャネル割当て実施形態を示す単純化されたスペクトル図である。 チャネル割当て実施形態を示す単純化されたスペクトル図である。 帯域外アップリンク放射が低減されたチャネル割当てプロセスの実施形態の単純化されたフローチャートである。 低減帯域外アップリンク放射を有するチャネル割当てプロセスの実施形態の単純化されたフローチャートである。
送信放射を低減するための方法および装置がここで説明される。隣接帯域における送信帯域外放射(out of band emissions)は、低減された送信帯域、送信動作帯域オフセットおよびチャネルインデックスリマッピングのうちの1つ以上を用いることによって既存の無線通信規格に準拠しながら低減され得る。
隣接チャネルにおける送信放射は、使用可能な送信動作帯域の帯域幅を縮小することによって低減され得る。送信動作帯域に亘って分散された多数の周波数分割多重化(FDM)チャネルを有する無線通信システムでは、送信機は、存在し得るFDMチャネルを選択的に限定することによって帯域外放射を低減することができる。同様に、送信動作帯域を占める広帯域信号を有する無線通信システムでは、送信機は送信帯域の一部を占めるように送信信号を選択的に構成することができる。占有される送信スペクトルの量を減らすことにより、送信信号と放射が制限される隣接帯域との間により大きな遷移帯域(transition band)が可能となる。
遷移帯域は、送信帯域の占有された部分における送信信号を、放射が制限された隣接帯域から離れるようにオフセットすることによって、更に大きくされる。送信信号は、例えば信号を周波数変換するために使用されるローカル発信器(LO)の周波数を送信帯域にオフセットすることによって、送信帯域にオフセットされ得る。
送信機は、送信信号のより狭い帯域幅を使用するために送信信号経路において1つ以上のより狭帯域のフィルタを使用することができる。例えば、全送信帯域の一部分だけを占有することにより、RF帯域幅はより狭帯域になり、送信機はより狭帯域のRFフィルタを実現することができる。送信機はまた、特に広帯域信号の場合に、より狭帯域のベースバンドフィルタを実現することができる。送信機は、選択的に狭帯域にされた送信信号によって占有された送信帯域の一部分に対応するために狭くされた通過帯域を有する、狭帯域ベースバンド信号を実現することができる。
送信機は、送信機と通信する対応するトランシーバの部分についての知識を必要としない手法で送信信号の狭帯域化と周波数オフセットとを実現することができる。例えば、低減された帯域外放射を有する修正された送信機は、加入者局において実現されることが可能であり、また加入者局と通信する基地局(base station)は帯域外放射を減らすために送信機によって実行される技術に関する知識を有することができない。
基地局が送信帯域内の1つ以上の周波数といった送信資源を加入者局に割り当てる無線通信システムでは、加入者局は、送信機に導入された周波数オフセットを補償するために受信された資源割当てをリマップすることができる。しかしながら、基地局は、送信機によってサポートされた送信動作帯域の割当て可能な部分内の資源を割り当てることに限定され得る。基地局は、送信機によって導入された周波数オフセットに関する知識を持たない手法で資源を割り当てることができる。送信機は、局所的に導入された周波数オフセットを補償するために内部的に割当てをリマップし得る。
送信放射を減らすための方法および装置は、ここでは、IEEE802.16、Air Interface For Fixed Broadcast Wireless Acess Systems(固定ブロードキャスト無線アクセスシステムのための無線インタフェース)といった所定の無線通信規格にしたがって動作する直交周波数分割多重化(OFDM)トランシーバに関連して説明される。例えばトランシーバは、規格で定義されたWireless Metropolitan Area Network(無線首都圏ネットワーク)直交周波数分割多元接続物理層(WirelessMAN OFDMA PHY)にしたがって動作するように構成され得る。
ここで説明される方法および装置は、IEEE802.16トランシーバにおける適用に限定されず、OFDMシステムにおける適用にも限定されない。ここで説明される無線通信システムおよび実現形態は、例示として提供されており、ここで説明される方法および装置の適用についての限定と解釈されるべきではない。
図1は、混合信号環境における無線通信システム100の一実施形態の単純化された機能ブロック図である。この無線通信システム100は、無線通信システム100の放射が制限あるいは限定される周波数スペクトルにおいて動作する無線システム102の存在下で動作する。一実施形態では、無線通信システム100の動作帯域は無線システム102の動作帯域に隣接しており、それぞれのシステムによってサポートされたカバレッジエリア112、122は、少なくとも部分的にオーバーラップしている。
無線通信システム100は、対応するサービスまたはカバレッジエリア112をサポートする基地局110を含む。基地局110は、有線ネットワークといったネットワーク114に接続され、ネットワーク114と通信するデバイス(図示せず)との無線通信を可能にするように構成され得る。
基地局110は、これのカバレッジエリア(coverage area)112内で無線デバイスと通信することができる。例えば、基地局110は、カバレッジエリア112内の第1の加入者局(subscriber station)130aおよび第2の加入者局130bと無線で通信することができる。別の例では、第1の加入者局130aは基地局110を介して遠隔のデバイス(図示せず)と通信することができる。別の例では、第1の加入者局130aは、基地局110を介して第2の加入者局130bと通信することができる。
基地局110は、同じ通信ネットワークの一部である複数の基地局の1つであり得る。基地局110は、直接通信リンクまたは中間ネットワークのいずれかを経由して1つ以上の他の基地局(図示せず)と通信することができる。基地局110は、代替としてアクセスポイントまたはノードと呼ばれ得る。
基地局110は、全方向性カバレッジエリアまたはセクタ化カバレッジエリアをサポートするように構成され得る。例えば、基地局110は、3つの実質的に等しいセクタを有するセクタ化カバレッジエリア112をサポートすることができる。基地局110は、各セクタを事実上異なるカバレッジエリアとして取り扱う。カバレッジエリア112内のセクタの数は、ここで説明される送信放射を減らすための方法および装置の動作を限定するものではない。
無線通信システム100には2つの加入者局130aおよび130bのみが示されているが、このシステムは実質的にあらゆる数の加入者局をサポートするように構成され得る。加入者局130a、130bは移動局または固定局であり得る。代替として加入者局130a、130bは、例えば移動局、移動ユニットまたは無線端末とも呼ばれ得る。
移動局は、例えば無線ハンドヘルドデバイス、車載型携帯デバイスまたは再配置可能携帯デバイスであり得る。移動加入者局は、例えばハンドヘルドコンピュータ、ノートブックコンピュータ、無線電話または他のタイプの移動デバイスの形を取り得る。
一例において、無線通信システム100は、IEEE802.16または他の何らかの無線規格といった標準システム仕様に実質的に準拠したOFDM通信のために構成される。無線通信システム100は、ここで説明される送信放射を減らすための方法および装置をシステム規格の拡張としてまたはシステム規格に完全に準拠してサポートすることができる。
基地局110は、1つ以上のスロットを使用するフレームに構成されたデータパケットを加入者局130a、130bに送信するように構成される。用語「ダウンリンク」は、基地局110から加入者局、例えば130aへの通信の方向を指すために使用される。各スロットは、所定数のOFDMAサブキャリア、直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルまたはサブキャリアとシンボルの組合せを含み得る。
各基地局110は、自局のそれぞれのカバレッジエリア112内の通信を管理し、制御し得る。アクティブな各基地局、例えば130aは、カバレッジエリア112に入るとき基地局110に登録する。加入者局130aは、カバレッジエリア112に入ったときに自局の存在を基地局110に知らせることができ、基地局110は、加入者局130aの機能を決定するために加入者局130a問合せを行うことができる。
パケット方式の無線通信システム100では、基地局110との確立された通信セッションを有する各加入者局130aまたは130bのためにアクティブなチャネル割当てを維持するのではなくむしろ必要に応じてシステムが資源を割り当てることが有利であり得る。基地局110は、必要に応じて加入者局130aに資源を割り当てることができる。例えば、OFDMシステムでは、基地局110は、各加入者局、例えば130aが基地局110に送信する情報を有するとき、この加入者局130aに時間および周波数資源を割り当てることができる。
加入者局130aから基地局110への通信リンクは、典型的には「アップリンク」と呼ばれる。基地局110は、加入者局130aまたは130bが資源へのランダムアクセスを可能にされた場合に発生する可能性のある衝突を防止するために加入者局130aにアップリンク資源を割り当て得る。基地局110は、シンボルおよびOFDMAサブキャリアの単位でアップリンク資源を割り当てることができる。
無線通信システム100はまた、ダウンリンクおよびアップリンク通信リンクに関連する他のパラメータを修正する、またはその他の方法で動的に選択する能力を有することができる。例えば基地局110は、複数の変調タイプと符号化速度から1つの変調タイプと符号化速度を決定することができる。基地局110は、四位相偏移変調(QPSK)と、16QAMおよび64QAMといった種々の範囲の直交振幅変調(QAM)とを含み得る所定数の変調タイプから選択するように構成され得る。
各変調タイプは、限定された数の利用可能符号化速度を有し得る。例えばQPSK変調は、レート1/2またはレート3/4符号化に関連付けられ、16QAMは、レート1/2またはレート3/4符号化に関連付けられ、64QAMは、レート1/2、レート2/3またはレート3/4符号化に関連付けられ得る。このようにして、この例では、基地局110は、可能な7つの異なるタイプから1つの変調タイプ/符号化速度ペアを選択することができる。
基地局110は、変調タイプ/符号化器速度ペアをオーバーヘッドメッセージで加入者局130aまたは130bに伝達することができる。一実施形態では、オーバーヘッドメッセージは、資源割当て情報を含むブロードキャストメッセージであり得る。例えば、オーバーヘッドメッセージは、現フレームまたは1つ以上の連続するフレームにおいて加入者局130a、130bの各々に割り当てられたタイミング情報と変調タイプ/符号化器速度ペア情報とスロット情報とを含み得る。基地局110は、どの資源が受信加入者局130aおよび130bに割り当てられるかを受信加入者局130aおよび130bが決定することを可能にするために特定の情報を加入者局識別子に関連付けることができる。
基地局110は、加入者局130aおよび130bがオーバーヘッドメッセージを処理する方法を先験的に知るように、所定の変調タイプおよび符号化器速度を使用してオーバーヘッドメッセージを送信することができる。例えば基地局110は、最も低いデータ速度を使用して、すなわちレート1/2のQPSKを使用してオーバーヘッドメッセージを送信することができる。
一実施形態では、基地局110は、OFDMA物理層通信のためにIEEE802.16規格にしたがってアップリンク資源を加入者局130aに割り当てるように構成される。基地局110は、各フレームでアップリンクマップ(UL−MAP)を送信するが、情報の1フレームは所定の時間に亘っている。一実施形態では、各フレーム時分割は、所定のダウンリンク時間部と所定のアップリンク部とを時分割二重化(TDD)方式で多重化する。他の実施形態では、アップリンクおよびダウンリンク時間部は、少なくとも部分的にオーバーラップしている時間割当て時に発生し得るが、周波数分割二重化(FDD)方式で周波数的に分離されてもよい。
TDDシステムでは、基地局110と加入者局130a、130bは、同じ動作周波数で送信と受信を交互に行う。ダウンリンク期間とアップリンク期間は、衝突と干渉を最小にするために典型的には相互に排他的である。無線通信システム100がIEEE802.16 WirelessMAN OFDMA PHYにしたがって動作するように構成されている場合、OFDMAサブキャリアの完全な1セットは、実質的に全動作周波数帯域に亘っている。ある特定の加入者局、例えば130aに割り当てられたアップリンク資源は、実質的に全動作周波数帯域または動作周波数帯域の一部分のみに亘っている可能性がある。以下に更に詳細に説明されるように、基地局110は、所定のサブセットのOFDMAサブキャリアに対応する動作周波数帯域の所定の部分で基地局110がアップリンク資源を加入者局130a、130bに割り当てる所定のモードで動作するように構成され得る。アップリンク資源の選択的割当ては、帯域外放射の低減に実質的に寄与し得る。
無線通信システム100は、基地局110によってサポートされたカバレッジエリア112と少なくとも部分的にオーバーラップする対応するカバレッジエリア122をサポートする無線システム102の存在下で動作することができる。無線システム102は、無線通信システム100の動作周波数帯域に実質的に隣接する動作周波数帯域上で動作することができる。無線システム102は、認可された、またはその他の方法で規定された動作周波数帯域で動作することができる。無線システム102に適用可能な規定または規格は、無線システム102の動作周波数帯域の外側の情報源からの放射のレベルを制限し得る。所定のスペクトルにおける動作に関連する規定は、許容可能な帯域外放射のレベルを限定し得る。
したがって、無線通信システム100の許容される帯域外放射のレベルは、無線システム102の隣接動作周波数帯域における許容可能な放射に関する規定によって制限され得る。無線通信システム100は、ダウンリンクおよびアップリンク両方に関する帯域外放射の許容可能レベルに制限され得る。帯域外放射制限は、ダウンリンクとアップリンクに関して同じであるか、あるいは異なり得る。
基地局110と加入者局130a、130bは、帯域外放射制限に従うための異なる能力を有し得る。基地局110に利用可能なサイズと資源は、移動端末であり得る加入者局、例えば130aに利用可能であるより多くのソリューションを可能にし得る。したがって、ある特定の帯域外放射制限を満足させるためのソリューションは、ダウンリンク制限とアップリンク制限とが同じ場合でも、基地局110と加入者局130a、130bとで異なる可能性がある。
一実施形態では、加入者局130aおよび130bの各々は、自局のそれぞれの動作周波数帯域を決定することができる。加入者局130a、130bはまた、基地局110とこれらが動作している対応するカバレッジエリア112またはセクタとを決定することができる。各加入者局130aおよび130bは個々に、動作周波数と基地局110と対応するカバレッジエリア112またはカバレッジエリアのセクタとに基づいて放射低減技術を実施するかどうかを決定することができる。
例えば、第1の加入者局130aは、これが基地局110のカバレッジエリア112のセクタ内の周波数帯域内で動作していることを決定し得る。第1の加入者局130aは、この情報の一部または組合せに基づいて送信放射低減を実施し得る。第1の加入者局130aは、一部のまたはすべての放射低減技術が低減されたアップリンク帯域幅という結果をもたらし得るので、改善された送信放射低減を選択的に実施し得る。
同様に、第2の加入者局130bは、動作周波数とカバレッジエリア112のセクタと基地局110とに基づいて、この第2の加入者局130bが改善された送信放射低減技術を実施する必要がないことを決定し得る。第2の加入者局130bは、デフォルトの送信放射およびデフォルトの放射低減技術を使用して動作を続行し得る。
第1の加入者局130aは、強化された放射低減状態にあるとき、自局のアップリンク帯域幅を限定する。基地局110は、基地局に割り当てられ得るアップリンク帯域幅と関連アップリンク資源とを制限するモードで動作する。基地局110は、放射低減状態で加入者局に割り当てられたアップリンク帯域幅の量および対応するアップリンク動作帯域の部分とを限定するように予め決められ得るか、その他の方法で制御され得る。基地局110がアップリンク資源割当てを制御しない実施形態では、加入者局130aがこれのアップリンク帯域幅とアップリンク動作帯域の部分とを限定する。
例えばIEEE802.16基地局として動作する基地局110は、適応型変調および符号化(AMC)モードでアップリンクを動作させるように構成され得る。AMCモードでは、基地局110は、隣接サブキャリアがサブチャネルを形成するために使用される隣接サブキャリア置換方式を制御する。
AMC置換方式によって、隣接サブキャリアは、サブチャネルに割り当てられ、パイロットサブキャリアとデータサブキャリアはOFDMAシンボル内の周波数領域における固定位置を割り当てられる。AMC置換は、アップリンクおよびダウンリンク両方に関して同じである。AMC置換がダウンリンクサブフレームまたはアップリンクサブフレームにおいて使用される場合、基地局110は、ゾーン切換え情報要素(IE)を使用することによってAMC置換ゾーンへの切換えを指示する。
AMC置換方式によると、OFDMAシンボル内の9個の隣接するサブキャリアの1セットは「ビン(bin)」と呼ばれる。各ビンには1個のパイロットサブキャリアと8個のデータサブキャリアが存在する。ビンは、AMCサブチャネルを形成するためのダウンリンクおよびアップリンク両方における基本割当て単位である。
AMCサブチャネルは、多数のOFDMAシンボルに亘り得る6個の隣接するビンからなる。N*M=6としてタイプN*MのAMCサブチャネルは、Nビン×Mシンボルを有するAMCサブチャネルを指す。802.16e OFDMA PHYは、3つのAMCサブチャネルタイプすなわち1*6、2*3および3*2を定義する。1つのAMCゾーン内のすべてのAMCサブチャネルは、ゾーン切換え情報要素に指定されたN*Mという同じタイプを有する。AMCサブチャネルタイプ(すなわちN*M)に依存して、AMCスロットは、1個のサブチャネル×2個または3個または6個のOFDMAシンボルであり得る。
AMCサブキャリア割当てパラメータは、表1にまとめられている。
Figure 2010517372
AMCモードで動作する基地局110は、第1の加入者局130aに割り当てられ得るビンの数と配置とを限定するように構成され得る。したがって、基地局110は、使用可能なアップリンク帯域幅を限定する。基地局110から第1の加入者局130aへのダウンリンク帯域幅は、限定される必要がなく、全動作帯域に亘ることが可能である。ダウンリンクおよびアップリンク帯域幅は、対称である必要はない。基地局110がダウンリンクでは実質的に全動作帯域幅で動作し、アップリンク帯域幅を限定する場合には、システムは非対称である。
第1の加入者局130aは、ベースバンド帯域幅を低減されたアップリンク信号を通過させるために十分である帯域幅に限定することができる。第1の加入者局130aは、基地局から受信されたアップリンク資源割当てに基づいて動的に帯域幅を変化させることができるか、あるいは低減放射モードにあるときに、この帯域幅を低減放射モードにおける最大割当て可能アップリンク帯域幅に基づいて所定の帯域幅に設定することができる。アップリンク帯域幅は低減放射モードにおける全動作帯域幅より狭いので、第1の加入者局130aはベースバンド帯域幅を、低減放射モードで動作していないときに使用可能である全動作帯域幅より狭く設定するように構成され得る。
第1の加入者局130aはまた、関心の放射帯域に最も近いバンドエッジに関して中心周波数をオフセットするためにアップリンク周波数変換をオフセットするように構成され得る。したがって、関心の放射帯域が送信帯域より高い帯域に在る場合には、第1の加入者局130aは、アップリンク信号の中心周波数を周波数的に低く、関心の放射帯域から離れるようにオフセットすることができる。あるいは、関心の放射帯域が送信帯域より低い場合には、第1の加入者局130aは送信信号の中心周波数を周波数的に高く、関心の放射帯域から離れるようにオフセットすることができる。
周波数オフセットの大きさは、主として、割り当てられたアップリンク帯域幅に基づいて決定される。ここでも、第1の加入者局130aは、周波数オフセットの大きさをアップリンク割当てに基づいて動的に決定することができる。あるいは、第1の加入者局130aは、低減放射モードにおける最大割当て可能アップリンク帯域幅に基づいて周波数オフセットの大きさを決定することができる。周波数オフセットの大きさは、送信帯域の幅によって限定される。周波数オフセットの大きさは、アップリンク信号のエッジをバンドエッジに配置するオフセットを超えるべきではない。
第1の加入者局130aは更に、基地局110によってこれに割り当てられたアップリンク資源に基づいて周波数オフセットの大きさを限定することができる。基地局110は、送信帯域内の特定の周波数に位置決めされた特定のOFDMAサブキャリアを割り当てることができる。第1の加入者局130aは、周波数オフセットの大きさを、第1の加入者局130aがサブキャリアリマッピングを実行することを可能にするオフセットに限定してもよい。
サブキャリアリマッピングにおいて、第1の加入者局130aは、加入者局にローカルに導入された周波数オフセットを補償するために、基地局110によってこの加入者局に割り当てられたアップリンクサブキャリアインデックスをリマップする。サブキャリアリマッピングを利用することによって、第1の加入者局130aに割り当てられたサブキャリアの周波数は、第1の加入者局130aがアップリンク信号の中心周波数をシフトした場合でも、基地局110によって使用されるインデックシング方式に整合した状態に留まる。サブキャリアリマッピングによって、基地局は、送信放射を低減する際に第1の加入者局130aによって利用される種々の技術についての知識を有さない。したがって、基地局110は、低減放射モードで動作する加入者局と通信するために、システム規格の拡張を必要とする可能性のある如何なる追加の信号処理も実行する必要がない。
図2は、送信放射マスク202の一実施形態を示す単純化されたスペクトル図200である。横軸はMHzで表した周波数を示し、縦軸はdBm/Hzで表した電力密度を示す。スペクトル図200は、ディジタルオーディオ無線サービス(DARS)帯域230に隣接する2つの異なる無線通信サービス(WCS)動作帯域210、220における許容可能な電力密度を示す。
第1、第2のWCS帯域210、220は、2305〜2320MHzおよび2345〜2360MHzの周波数に亘っている。米国において、第1、第2のWCS帯域210、220は、A〜Dで表される4個の異なる周波数ブロックを含む。AおよびB周波数ブロックは各々、ペア(対)となる周波数ブロックであるが、CおよびD周波数ブロックはペアとならない。A周波数ブロックは、ペア2305〜2310MHzおよび2350〜2355MHzを含む。B周波数ブロックは、ペア2310〜2315MHzおよび2355〜2360MHzを含む。C周波数ブロックは、2315〜2320MHzを含み、D周波数ブロックは2345〜2350MHzを含む。
送信マスク202は、これらの周波数帯域で覆われる。図示されるように、第1のWCS帯域210の上側バンドエッジと第2のWCS帯域220の下側バンドエッジは、DARS帯域230に隣接している。関心のWCSバンドエッジにおいて必要とされる信号排除のレベルは、ほぼ70dBである。第1のWCS帯域210におけるCブロックと第2のWCS帯域220におけるDブロックは、DARS帯域230に直接隣接しており、厄介な放射制限を有するDARS帯域への近接性のために帯域外放射について最も大きな制限を受ける。第1のWCS帯域210より低い帯域240と第2のWCS帯域220より高い帯域250における放射要件は、DARS帯域230における放射制限ほど厄介ではない。
したがって、AまたはBブロックで動作する加入者局は低減放射モードを実施する必要はないかもしれないが、CまたはDブロックで動作する加入者局は低放射モードをサポートするように構成され得る。第1のWCS帯域210のCブロックで動作する加入者局は帯域外放射をこの帯域の上側エッジより上に限定しようとするが、第2のWCS帯域220のDブロックで動作する加入者局は帯域外放射をこの帯域の下側エッジより下に限定しようとする。
図3は、低減放射モードで動作するように構成された、あるいは選択的に制御されたトランシーバ300の一実施形態の単純化された機能ブロック図である。トランシーバ300は、図1の無線通信システムにおいて実現されることが可能であり、また図1に示された基地局または1つ以上の加入者局において実現されることが可能である。以下に説明されるトランシーバ300は、IEEE802.16無線通信システムにおいて動作する加入者局に関連して説明されるが、帯域外放射を低減するための説明される技術は加入者局における適用に限定されることはなく、またIEEE802.16無線通信システムにおける適用にも限定されない。
トランシーバ300は、アンテナ370に接続された送信機部および受信機380を含む。一実施形態では、送信機部および受信機380は、これら送信機部および受信機380が同じ周波数帯域の使用を時間的に交互に行う時分割二重化(TDD)方式で動作する。
図3は単一の通信経路によるトランシーバ300における各データストリームを表現しているが、いくつかの通信経路が複素データを表してもよく、複素データのための単一の経路が複数の通信経路を使用して実現されてもよい。例えば、1つの複素通信経路は、複素データの実数部または同相成分を伝達するための第1の通信ラインと複素データの虚数部または直交成分を伝達するための第2の複素通信ラインとを含み得る。同様に、複素データの極座標表現では、第1の通信ラインは複素データの大きさを伝達するために使用されることが可能であり、第2の通信ラインは複素データの対応する位相を伝達するために使用され得る。
送信機部は、基地局における、あるいは基地局を経由する宛て先に送信されるデータまたは情報を生成または受信するように構成されたデータソース302を含む。データソース302は、例えば内部性能メトリックといった加入者局にとっての内部データを生成することができる。これに代えて、またはこれに加えて、データソース302は、入力ポートまたは他の何らかのデータインタフェースを介して外部データソースからデータまたは他の情報を受信するように構成され得る。
図3の実施形態では、データソース302から出力されるデータは、ディジタルフォーマットのデータのストリームである。データソース302は、ディジタルデータフォーマットを受信、またはその他の方法で生成するように構成され得る。データソース302が1つ以上のアナログ信号を受信する実施形態では、データソース302は、これらの信号をディジタルフォーマットに変換するためのアナログ・ディジタル変換機(ADC)(図示せず)を含み得る。
データソース302の出力は、指定された符号化速度およびタイプにしたがってアップリンクデータを符号化するように構成され得る符号化器304に接続される。例えば、基地局はアップリンク資源をトランシーバ300に割り当てることができ、符号化速度と符号化タイプのセットから1つのタイプの符号化と対応する符号化速度とを指定することができる。他の実施形態では、符号化器304は、所定の符号化機能を実行するように構成される。
符号化器304は、例えばブロックインタリービング、ブロック符号化、畳み込み符号化、ターボ符号化など、あるいは複数の符号化タイプの何らかの組合せを実行するように構成され得る。更に、各符号化タイプに関して、符号化器304は、複数の符号化速度のうちの任意の符号化速度でデータを符号化する能力を有し得る。
符号化器304の出力は、複数の変調タイプのうちの1つにしたがって符号化データを変調するように構成され得る変調器306に接続される。上記のように、基地局は、符号化速度を指定することに加えて変調タイプを指定することができる。変調タイプは、QPSK、QAM、16−QAM、64−QAMなど、または他の何らかの変調タイプを含むリストから選択され得る。他の実施形態では、変調器306は、一定の変調タイプにしたがって符号化データを変調するように構成される。
変調器306の出力は、直並列変換器310に接続される。一実施形態では、直並列変換器310は、情報を搬送するために使用され得るOFDMシステムの使用可能なサブキャリアの数に基づいて決定された多数の並列経路を生成するように制御され得る。
直並列変換器310の出力は、信号マッパ312に接続される。信号マッパ312は、並列信号を基地局によってトランシーバ300に割り当てられたサブキャリアに選択的にマップするように構成される。信号マッパ312は、複数のサブキャリアセットのうちの任意のサブキャリアセットにマップするように構成され得る。例えば、トランシーバ300は、最大128個、512個、1024個、2048個、または他の何らかの選択可能な数のサブキャリアを有するOFDMシンボルの生成をサポートするように選択的に制御され得る。
トランシーバ300は、制御メッセージでサブキャリアの範囲を受信し、データを基地局によって割り当てられたサブキャリアにマップするように信号マッパ312を構成することができる。信号マッパ312は、モードコントローラ390によって与えられた制御信号、メッセージまたはレベルに基づいてサブキャリアマッピングを決定するように構成され得る。幾つかの実施形態では、直並列変換器310と信号マッパ312の機能は、信号マッパ312に組み合わされることが可能であり、別個の直並列変換器310は省くことができる。
信号マッパ312はまた、DCナルモジュール(null module)313を含み得るか、またはその他の方法でOFDMシンボル内の特定のサブキャリアを無効にするように構成され得る。DCサブキャリアに対応するサブキャリアの位置は、1つ以上の制御信号に部分的に基づいて決定されることが可能であり、LO周波数に導入された周波数オフセットの結果として発生するサブキャリアリマッピングに少なくとも部分的に依存し得る。DCナルモジュール313は、例えば、任意のサンプル値を無効にするように、またはその他の方法で減衰させるように構成されることが可能であり、任意のサンプル値は他の方法でDCサブキャリアにマップされるものである。
DCナルモジュール313は、信号マッパ312内に実現されているように示されている。しかしながら、他の実施形態は、DCナルモジュール313を信号経路内の他の何らかの位置導入することができる。例えば、DCナルモジュール314は、RF信号経路において、または他の何らかの信号処理モジュールにおいて、あるいは信号処理モジュールの組合せにおいて、後続のDFTモジュール314内に実現され得る。
信号マッパ312の出力は、変換モジュール314に接続される。変換モジュール314は、並列入力に基づいてOFDMシンボルを生成するように構成され得る。変換モジュール314は、例えば離散フーリエ変換(DFT)、高速フーリエ変換(FFT)など、または所望のシンボルを生成するように構成された他の何らかの変換を実行するように構成され得る。
変換モジュール314の出力は、変換モジュール314の並列出力から直列データストリームを生成するように構成された並直列変換器316に接続される。並直列変換器316からの直列信号ストリームは、直列信号ストリームのウィンドウイングまたはフィルタリングを実行するように構成されたウィンドウイングモジュール320に供給される。ウィンドウイングモジュール320は、制御可能であるウィンドウ応答を実現することができる。一実施形態では、ウィンドウイングモジュール320は、プログラム可能な帯域幅および応答を有するディジタルフィルタとして構成され得る。ディジタルフィルタの帯域幅は、送信データ帯域幅に基づいて動的に拡大縮小され得る。
ウィンドウイングモジュール320の出力は、ディジタル・アナログ変換器(DAC)330に接続される。DAC330は、ディジタル信号ストリームをアナログ信号ストリームに変換する。DAC330からのアナログ出力は、可変利得増幅器(VGA)332に接続される。VGA332の利得は、フィードバック電力制御信号上で動作する部分を含み得るモードコントローラ390によって制御され得る。
VGA332の出力は、可変フィルタ340に接続される。可変フィルタ340の帯域幅は、モードコントローラ390によって制御され、またトランシーバ300が低減放射モードで動作するときに送信放射を低減するように制御される。可変フィルタ340は典型的には、VGA332から出力されたベースバンド信号上で動作する低域フィルタとして実現される。しかしながら、可変フィルタ340の実際の構成は、VGA332からの信号のスペクトルに基づくことができる。幾つかの実施形態では、可変フィルタ340は、帯域フィルタとして実現され得る。
可変フィルタ340からのフィルタリングされた出力は、図3の実施形態にミキサ350として示されている周波数変換器に接続される。この周波数変換器はミキサ350に限定されることはなく、乗算器、アップサンプラ(upsampler)、変調器など、または周波数変換の他の何らかの方式といった他の何らかのタイプの周波数変換器であり得る。図3の実施形態は、直接変換送信機を示している。しかしながら、周波数変換ステージの数は、2以上であることが可能であり、他の実施形態では、送信信号は、所望の無線周波数(RF)への周波数変換に先立って所望のRFより低い、または高い中間周波数(IF)に周波数変換され得る。
図3に示された実施形態では、可変フィルタ340の出力は、ミキサ350の中間周波数(IF)ポートに接続される。制御可能な局部発振器(LO)352からの信号は、ミキサ350のLOポートを駆動する。この信号は、無線周波数(RF)帯域、典型的には所望の送信周波数帯域に周波数変換される。ミキサ350は、入力信号の単側波帯(SSB)バージョンを生成するように構成され得る。ミキサ350は、上側波帯または下側波帯信号を出力するように構成され得る。
代替実施形態では、ミキサ350は、可変フィルタ340からの複素信号をLO352からの出力信号に直接変調するように構成される。ミキサ350からの結果として得られる出力は、LO352の周波数にほぼ等しい中心周波数を有する複素信号の周波数変換バージョンである。このような実施形態では、ミキサ350は、同相(I)信号成分を周波数変換するように構成された第1のミキサと、直交(Q)信号成分を周波数変換するように構成された第2のミキサと、を含み得る。第1、第2のミキサの出力は、例えば信号加算器を使用して結合される。ミキサはまた、LO信号を2つの信号に分割する(split)、またはその他の方法で分離する(divide)ように構成されたスプリッタ(分割器)を含み得る。ミキサは、第1のLO信号を第2のLO信号に関して実質的に90度だけ位相偏移するための移相器を含む。第1、第2のLO信号は、それぞれ第1、第2のミキサのLO入力に接続される。LO信号の位相と複素信号成分の位相は対応するか、あるいは相補的であり得る。すなわち、直交信号成分は直交LO信号または同相LO信号のいずれかを使用してアップコンバートされ得る。それから同相信号成分は、直交信号成分のために使用されないLO信号によってアップコンバートされる。
モードコントローラ390は、LO352の周波数を制御する。以下更に詳細に述べられるように、LO352の周波数は、低減放射モードでの動作中にデフォルトの周波数からオフセットされる。
アップコンバートされた信号は、送信信号を所望の出力電力に増幅するように構成された電力増幅器360に接続される。電力増幅器360は、固定利得または可変利得を有するように構成され得る。電力増幅器360の出力は、ミキサ350または電力増幅器360によって生成される可能性がある望ましくない生成物を最小にするように動作するRFフィルタ362に接続される。RFフィルタ362の帯域幅は、一定または可変であり得る。一実施形態では、RFフィルタ362の帯域幅は、送信動作帯域の帯域幅より狭い帯域幅に固定される。例えば、RFフィルタ362の帯域幅は、アップリンク周波数帯域の帯域幅のほぼ1/4、1/3、1/2、2/3、3/4または他の何らかの割合に固定され得る。別の実施形態では、RFフィルタ362の帯域幅は、モードコントローラ390によって制御される。フィルタリングされた出力は、基地局または他の宛て先への送信のためにアンテナ370に接続される。
トランシーバ300は、一定のアップリンク周波数帯域と関連帯域幅をもって、または動的に割り当てられたアップリンク周波数帯域と関連帯域幅をもって構成され得る。動的に割り当てられたアップリンクをサポートするシステムでは、トランシーバ300は、所定のダウンリンクパケット、メッセージ、ブロックまたはチャネルでアップリンク資源割当てを受信することができる。例えばIEEE802.16無線システムにおいて動作するトランシーバ300は、1フレームのダウンリンク部の間に送信されたアップリンクマップ(Uplink-Map)でアップリンク資源割当てを受信する。
幾つかの実施形態では、トランシーバ300は、低減放射モードで連続的に動作するように構成される。他の実施形態では、トランシーバ300は、デフォルトの動作モードから低減放射モードに選択的に移行することができる。
トランシーバ300が低減送信放射のために構成されていないデフォルトの動作モードまたは状態では、送信経路および受信機380は、同じ動作周波数帯域に亘って時分割二重化動作を行うことができる。トランシーバ300は、実質的に全動作帯域に亘るアップリンク資源を割り当てられ得る。
トランシーバ300は、低減放射モードへの移行を選択的に制御することができる。トランシーバ300は、ダウンリンクで受信された情報に部分的に基づいてモードまたは動作状態を移行することができる。例えば、トランシーバ300は、基地局からの指示に基づいて低減放射モードに移行することができる。あるいは、トランシーバ300は、所望の動作周波数帯域に基づいて低減放射モードに移行することができる。例えば、トランシーバ300は、動作周波数帯域がCブロックまたはDブロックWCS帯域のいずれかであるときは何時でも低減放射モードで動作することができる。他の実施形態では、トランシーバ300は、他の何らかのパラメータ、またはパラメータの組合せに基づいて低減放射モードに移行することができる。
一実施形態では、アップリンク資源を割り当てる基地局は、トランシーバ300が低減放射モードで動作しているこれらの状況において所定の状態で動作する。一実施形態では、アップリンク資源を割り当てるIEEE802.16OFDMA PHY基地局は、AMCモードで動作する。この基地局は、アップリンク帯域幅を利用可能なアップリンク帯域幅の一部分に制限する。基地局は、アップリンク伝送のために加入者局に割り当てるべきサブキャリアのどれかを制限することによってアップリンク帯域幅を限定、またはその他の方法で制限し得る。サブキャリアの数と配置は、関心の放射帯域の位置と割当て可能なサブキャリアの数とを含む種々の要因に基づいて変化し得る。
基地局は、アップリンク帯域幅を全利用可能動作帯域幅の或る割合に限定することができる。例えば、基地局は、アップリンク帯域幅を全動作帯域幅のほぼ3/4、2/3、1/2、1/3、または1/4に限定できる。他の実施形態では、基地局は、アップリンク帯域幅を動作帯域幅の他の何らかの割合に限定することができる。
基地局は、使用可能なアップリンク帯域を関心の放射帯域から最も離れた動作帯域の部分に制限できる。したがって、関心の放射帯域がWCS Cブロックに関連したDARS帯域の場合といった動作帯域より広い場合には、基地局はアップリンク帯域をCブロックの下側端部における動作帯域の部分に限定し得る。逆に、関心の放射帯域がWCS Dブロックに関連したDARS帯域の場合といった動作帯域より狭い場合には、基地局はアップリンク帯域をDブロックの上側端部における動作帯域の部分に限定し得る。基地局がアップリンク帯域の如何なる特定のオフセットにも限定されず、またオフセットが固定され得るか、プログラム可能であり得ることは無論である。
基地局は、ダウンリンク帯域幅を限定することが可能ではあるが、必要とはされない。したがって、無線システムは、非対称なダウンリンクおよびアップリンク帯域幅で動作することができる。これら非対称な帯域幅は、同じ動作帯域に亘ってTDD方式で送信機および受信機を動作させることに関係なく実現され得る。
トランシーバ300は、トランシーバ300が低減放射モードまたはデフォルトの標準モードで動作しているかどうかに関係なく、同様の手法でアップリンク資源割当てを受信する。例えば、受信機380は、アップリンク資源をトランシーバ300に割り当てるフレームのダウンリンク部でUL−MAPを受信する。
しかしながら、トランシーバ300は、低減放射モードにあるときにアップリンク信号を異なる仕方で処理する。トランシーバ300は、多数の機能を単独で、または組合せで実行することができる。例えば、モードコントローラ390は、可変フィルタ340の帯域幅を低減された帯域幅に制御する。モードコントローラ390はまた、標準モードで使用される周波数からのLO352の周波数のオフセットを制御する。モードコントローラ390はまた、LO周波数オフセットの存在下において、割り当てられたサブキャリアの位置を動作帯域内に維持するためにサブキャリアのリマッピングを制御することができる。
図4は、トランシーバのためのモードコントローラ390の一実施形態の単純化された機能ブロック図である。モードコントローラ390は、信号帯域幅、LO周波数オフセットおよびサブキャリアリマッピングを制御するために図3のトランシーバ実施形態内に実現され得る。
モードコントローラ390は、メモリ412または他の何らかのプロセッサ可読記憶媒体に接続されたプロセッサ410を含む。プロセッサ410は、トランシーバを低減放射モードに移行させる、または低減放射モードで動作させるときに変えられる各パラメータを制御するモードコントローラ390の部分を構成するためにメモリ内に記憶された1つ以上の命令とデータとに関連して動作できる。
プロセッサ410は、各々が低減放射モードにおけるトランシーバの移行中または動作中に変えられる1つのパラメータを制御するように構成された複数の制御モジュールに接続される。プロセッサ410は、LOコントローラ420、帯域幅コントローラ430、およびチャネルインデックスリマッパ440に接続される。これらのモジュールの各々は別個のモジュールとして示されているが、他の実施形態では、これらのモジュールのうちの1つ以上のモジュールの機能の一部または全部を別のモジュールに一体化してもよい。他の実施形態は、制御モジュールの一部を省いてもよい。
プロセッサ410は、受信機(図示せず)からアップリンク資源割当てを受信するように構成される。プロセッサ410は、アップリンク資源割当てから、または他の何らかの情報から低減放射モードに移行したいという希望を決定することができる。幾つかの実施形態では、トランシーバは常に、プロセッサ410が低減放射モードに移行する必要を決定する必要がない低減放射モードで動作し得る。プロセッサ410は、割り当てられたアップリンク資源上でアップリンク信号を供給するように種々の制御モジュールを構成する。
LOコントローラ420は、動作帯域中心周波数に関して送信信号の中心周波数をオフセットするように構成される。トランシーバがTDD送信機および受信機のために共用LOを利用する実施形態では、LOコントローラ420は、受信モードから送信モードへの移行中にLO周波数をオフセットすることができ、また受信モードに戻る移行中に周波数を元の設定に戻すことができる。低減放射モードにおいてLO周波数をオフセットすることは、より狭い信号帯域幅の使用を可能にし得る。
LOコントローラ420は、例えば電圧制御発振器(VCO)の出力周波数を制御する周波数シンセサイザであり得る。LOコントローラ420は、プロセッサ410から所望の周波数情報または所望の周波数を示す制御信号を受信することができ、この情報または制御信号に基づいてLOの出力周波数を制御することができる。他の実施形態では、LOコントローラ420は数値制御発振器(NCO)またはNCOのためのクロック発生器であることが可能であり、出力信号またはクロック速度はLOの出力周波数を制御するためにプロセッサによって変えられ得る。LOコントローラ420は、LO信号が生成される仕方に依存して、他の実施形態では他の実現形態を有し得る。
周波数オフセットの方向は、動作周波数帯域に関する関心の放射帯域の位置に少なくとも部分的に基づいて決定される。典型的には、LOコントローラ420は、送信信号を関心の放射帯域の中心周波数から更に遠く離れるように位置決めする方向にLO周波数を、したがって送信信号の中心周波数をオフセットするように動作する。関心の放射帯域の位置は、メモリ412内の関連情報にアクセスすることによってプロセッサ410によって知られ得る。他の実施形態では、関心の放射帯域の位置は、受信機からの制御メッセージで受信され得る。
LOコントローラ420によって導入された周波数オフセットの大きさは、固定され得るか、あるいは動的に決定され得る。大きさが固定された状況では、この大きさは、最大割当て可能帯域幅を有する送信信号のエッジを動作帯域のエッジに配置する周波数オフセットであるように予め決められ得る。送信信号は全動作帯域幅より狭い帯域幅を有し、例えば、使用可能帯域幅の半分であり得ることを想起されたい。
LOコントローラ420によって導入された周波数オフセットの大きさが動的で選択可能である状況では、この大きさは、アップリンク資源割当てに部分的に基づいて決定され得る。一実施形態では、LOコントローラ420は、周波数オフセットの大きさを最大にするように構成され得る。このような実施形態では、LOコントローラ420は、送信信号のエッジを動作帯域のエッジに配置するようにオフセットの大きさを制御する。LOコントローラ420は、送信信号に割り当てられた帯域幅が減少するにつれて周波数オフセットの大きさを増加させる。逆に、LOコントローラ420は、送信信号に割り当てられた帯域幅が増加するにつれて周波数オフセットの大きさを減少させる。LOコントローラ420は一定の増分で周波数オフセットを実施するように構成されることが可能であり、これらの増分はOFDMサブキャリアの間隔に対応し得る。
別の実施形態では、LOコントローラ420は、動作帯域内の送信信号の位置をアップリンク資源割当てメッセージ内で指定された周波数に維持しながら、周波数オフセットを、導入され得る最大周波数オフセットに制御するように構成され得る。例えば、アップリンク資源割当ては、送信信号に特定のアップリンク周波数を割り当て得る。LOコントローラ420は、チャネルリマッピングが実行されるとき、送信信号の周波数を維持しながらオフセットを最大にする大きさの周波数オフセットを導入する。
帯域幅コントローラ430は、トランシーバが低減放射モードで動作するときに、標準またはデフォルトの帯域幅に関して送信信号の帯域幅を減らすことができる。帯域幅コントローラ430は、ベースバンドフィルタ、IFフィルタ、RFフィルタ、またはこれらの何らかの組合せの帯域幅を減らすことができる。
帯域幅コントローラ430は、アナログフィルタの成分値、ディジタルフィルタのタップ値またはタップ長を変えることができ、あるいは帯域幅制御に関連する他の何らかのパラメータ制御を実行することができる。一実施形態では、帯域幅コントローラ430は、アナログフィルタ内の1つ以上のバラクタの値を変えるように構成される。
帯域幅コントローラ430は、固定量または可変量だけフィルタの帯域幅を低減することができる。例えば、帯域幅コントローラ430は、ベースバンド低域フィルタの帯域幅を低減放射モードにおける最大送信帯域幅に基づく帯域幅にまで低減することができる。例えば、低減放射モードにおける送信信号が最大で動作帯域の半分である場合、帯域幅コントローラ430は、ベースバンド低域フィルタの通過帯域を動作帯域幅のほぼ半分に低減するように構成され得る。
低減放射モードにあるときに帯域幅が動的に制御される状況では、帯域幅コントローラ430は、ベースバンド低域フィルタの帯域幅をアップリンク資源割当てメッセージで基地局によって割り当てられた信号の帯域幅にまで低減するように構成され得る。このような実施形態では、帯域幅コントローラ430は、すべてのフレームといったアップリンク資源割当てのレートに一致するレートで帯域幅を調整することができる。
帯域幅コントローラ430は、低減放射モードにおける信号帯域幅を実質的に全動作帯域を占める送信信号を通すために必要とされる信号帯域幅より狭い帯域幅にまで低減する。したがって低減放射モードにおける送信信号帯域幅は、典型的には標準の非低減放射モードで動作するトランシーバの帯域幅より小さい。
低減された帯域幅は、低減帯域外放射という結果をもたらす。例えばADCに続くアナログベースバンドフィルタにおける低減された帯域幅は、帯域外ADC雑音を含むADCによって出力される有害な生成物を減らす。別の例では、アナログRF出力フィルタにおける低減されたRF帯域幅は、帯域外放射のレベルを、特に最終の電力増幅器ステージで生成される如何なる帯域外高次歪み生成物のレベルをも低減することができる。
チャネルインデックスリマッパ440は、LO周波数オフセットを補償するために割り当てられたアップリンクサブキャリアのインデックスをリマップするように動作する。割り当てられたサブキャリアのインデックスをリマップすることによって、送信機は、LOオフセットの存在下において、割り当てられたサブキャリアの位置を維持することができる。
例えば、基地局は、ある特定のOFDMシンボルフォーマットのサブキャリアを識別するインデックスを参照することによってアップリンクサブキャリアを割り当てることができる。チャネルインデックスリマッパ440は、割り当てられたサブキャリアのインデックスをプロセッサ410から受信して、LOオフセットを補償するためにこれらのサブキャリアインデックスをリマップすることができる。チャネルインデックスリマッパ440は、リマップされたチャネルインデックスを送信機のDFT部で使用される信号リマッパに供給し、またこの信号リマッパはリマッピング動作について如何なる知識も有する必要がない。このリマッピング機能は、図6A〜6Dに関して以下に詳細に説明される。
種々の放射低減技術、特にLOオフセットは、低減放射モードで動作するときに、IEEE802.16 Wireless MAN OFDMA PHY動作規格といった動作規格への完全な準拠を維持するトランシーバの能力に影響を与えない。基地局は、加入者局におけるトランシーバによって実施される放射低減技術について如何なる知識も有する必要がない。実に基地局は、IEEE802.16 OFDMA PHYにおけるAMCといった所定の動作モードで動作する必要があるだけである。
図5A〜5Hは、種々の放射低減条件下における送信スペクトルの実施形態の単純化されたスペクトル図である。図5A〜5Hの各々は、ある特定の関心の放射帯域における放射を低減するための周波数オフセットと帯域幅低減とサブキャリアリマッピングとの組合せを示す。これらの図から分かるように、送信機は、事実上、周波数オフセット、帯域幅低減、およびサブキャリアリマッピングの任意の組合せまたはサブ組合せを使用して帯域外放射を低減することができる。
図5A〜5Hはすべて、帯域幅低減を示している。図5Aおよび5D〜5Hは、周波数オフセットとの組合せによる帯域幅低減を示す。図5Aおよび5D〜5Hの実施形態は、任意選択的に周波数オフセットと連携したサブキャリアリマッピングを含み得る。
図5Aおよび5Bは、上側LOを使用するベースバンド信号の単側波帯(SSB)アップコンバージョンを示す。図5Cおよび5Dは、下側LOを使用するベースバンド信号のSSBアップコンバージョン(高周波変換)を示す。図5Eおよび5Fは、LOの直接変調とも呼ばれる直接変換を示す。図5A、5Cおよび5Eは関心の放射帯域が動作帯域より高い状態を示し、図5B、5Dおよび5Fは関心の放射帯域が動作帯域より低い状態を示す。
図5Aは、関心の放射帯域530に隣接する動作周波数帯域520の一部分に変換された送信信号510の送信スペクトル500を示す。図5Aにおいて、送信信号510の帯域幅は、動作周波数帯域520の帯域幅より小さく圧縮、またはその他の方法で低減されている。更にLO540は、全動作周波数帯域520を占める送信信号に関してホップ、あるいは周波数オフセットされる。図5Aにおいて、ベースバンド信号は、上側LO540を使用して動作周波数帯域520の一部分にアップコンバートされる。関心の放射帯域530は、動作周波数帯域520に隣接して上側に示されている。
アップコンバートされた送信信号510は、高次歪みの可能性のあるレベルを示すためにペデスタル(pedestal)512a〜bおよび514a〜bを有するものとして示されている。高次歪みは、例えば3次歪み512a〜bまたは5次歪み514a〜bであり得る。この歪みは、例えば増幅器ステージにおける非直線性による可能性がある。制限された放射帯域530から離れたLO540の周波数をオフセットすることは、関心の放射帯域530内に入る変調時生成物とLOフィードスルー位相雑音とのレベルを低減する。
単純化されたスペクトル図は、SSBアップコンバージョンを示す。潜在的画像はこれらの図のいずれにも示されていないが、SSB周波数の補完体(complement)に現れる。SSB変換は、実質的にLO540周波数の周りにミラー反映された送信信号510の低減バージョンである画像を有する。
図5Aにおいて、LO540は、関心の放射帯域530から離れる方向に動作周波数帯域520帯域幅のほぼ半分だけの周波数オフセット550として示されている。周波数オフセット550のこの大きさは、送信信号510が最大で動作周波数帯域520のほぼ半分を占める場合に使用され得る。周波数オフセット550のこの大きさによれば、上側3次歪み生成物512aの実質的にすべては、動作周波数帯域520内に包含される。更にこの画像の主要部分(図示せず)は、動作周波数帯域520内にあることになる。画像の周波数範囲は実質的に、上側3次歪み生成物512aの範囲と一致する。送信信号510の帯域幅は、実質的に動作周波数帯域520の半分を占めるものとして図5A〜5Hに示されている。しかしながら、送信信号510の帯域幅は、如何なる特定の帯域幅にも限定されず、また3次生成物と関心の放射帯域530との間に遷移帯域が望まれる場合には動作周波数帯域の半分未満に低減され得る。帯域幅低減は、送信信号510の最も低い部分が動作周波数帯域520の下側バンドエッジに位置決めされるように、より大きな周波数オフセットによって増強され得る。
図5Bにおいて、送信信号510は、上側LO540によって動作周波数帯域520の上側部分にSSBアップコンバートされる。しかしながら、関心の放射帯域530は、動作周波数帯域520より下方に在る。この実施形態では、送信帯域510は動作周波数帯域幅520のほぼ半分に低減されるが、LO540はオフセットされる必要がない。したがって、幾つかの実施形態では、送信帯域510の帯域幅低減は、それ自体で送信放射を低減するために十分である。
図5Cにおいて、送信信号510は、下側LO540を使用して動作周波数帯域520の下側部分にSSBアップコンバートされる。関心の放射帯域530は、動作周波数帯域520の上側に在る。この実施形態では、送信帯域510は、動作周波数帯域幅520のほぼ半分に低減されるが、LO540はオフセットされる必要がない。
図5Dにおいて、送信信号510は、下側LO540を使用して動作周波数帯域520の上側部分にSSBアップコンバートされる。関心の放射帯域530は、動作周波数帯域520の下側に在る。送信帯域510は、動作周波数帯域幅520のほぼ半分に低減されるが、LO540は最小ベースバンド信号帯域幅を可能にしながら動作周波数帯域520の上側部分に送信信号510を位置決めするように下側バンドエッジから離れるように周波数オフセット550される。
図5Eにおいて、送信信号510は、アップコンバートされた送信信号510の帯域幅の実質的に中心の周波数を有するLO540を使用して動作周波数帯域520の下側部分に直接アップコンバートされる。例えば、送信信号510は、LO540に直接変調され得る。LO540は、動作周波数帯域520の実質的に中心から送信信号510の実質的に中心にオフセットされ得る。LO540は、送信信号510が動作周波数帯域520の最大で約半分を占めるように構成される場合に動作周波数帯域520の約1/4だけオフセットされ得る。LO540は、関心の放射帯域530から離れるようにオフセットされる。図5Eの例では、関心の放射帯域530は、動作周波数帯域の上側に在る。したがって、LO540は、周波数的に下方にオフセットされる。
図5Fにおいて、送信信号510は、アップコンバートされた送信信号510の帯域幅の実質的に中心の周波数を有するLO540を使用して動作周波数帯域520の上側部分に直接アップコンバートされる。図5Fにおいて、関心の放射帯域530は、動作周波数帯域520の下側に在る。LO540は、送信信号510の中心周波数を所望の周波数に位置決めする大きさだけオフセットされる。例えば、動作周波数帯域520の帯域幅のほぼ半分の帯域幅を有する送信信号510に関してLO540オフセットの大きさは、動作周波数帯域520の帯域幅の約1/4である。LO540は、関心の放射帯域530のから離れて送信信号の中心周波数をオフセットするように周波数的に高くオフセットされる。
図5Eおよび5Fはアップコンバートされた送信信号510のほぼ中心におけるシフトされたLOによる直接変換を示すが、このシフトされたLO周波数はアップコンバートされた送信信号510のほぼ中心に限定されない。図5Gおよび5Hは、送信信号510がこの送信信号510のほぼ中心周波数から意図的にオフセットされたLO540を使用して直接変換された信号スペクトルを示す。図5Gおよび5Hにおいて、LO周波数オフセット550は、LOが送信信号510の中心に位置決めされた場合に使用されるLOオフセットをオーバーシュートまたはオーバーホップする。用語オーバーシュートまたはオーバーホップは、LO周波数を送信信号510の中心に位置決めするオフセットより大きなLO周波数オフセット550の大きさを有することを指す。
図5Gは、送信信号510がアップコンバートされた送信信号510の帯域幅の中心からの周波数オフセットを有するLO540を使用して動作周波数帯域520の下側部分に直接アップコンバートされた直接アップコンバージョンに関するスペクトルを示す。特にLO周波数オフセット550は、LO周波数540が実質的に送信信号510の中心に位置決めされる実施形態に関するオフセットより大きい。送信信号510のスペクトルは、関心の放射帯域530の方向に過密にされる(overpopulated)。言い換えれば、LO周波数オフセット550は、LO540を送信信号510の中心に配置するために使用された周波数オフセットをオーバーシュートする。
周波数オーバーシュートまたはオーバーホップの量は、ベースバンド信号帯域幅を動作周波数帯域520の帯域幅より狭く低減するために使用された低域フィルタの帯域幅に部分的に基づいて決定され得る。一般に、直接変換された送信信号の信号帯域幅は、ベースバンド低域フィルタの帯域幅の2倍に限定される。信号帯域幅は、LO540のほぼ中心にある。
LO540をオーバーシュートまたはオーバーホップすることは、実質的にベースバンド低域フィルタのコーナ周波数により近く配置された、あるいはコーナ周波数を超える送信信号510の一方の側波帯の一部分という結果をもたらす。図5Gのスペクトルでは、送信信号510の最も高いサブキャリアは、図5Eのスペクトルと比較してベースバンド低域フィルタによって画定されたバンドエッジにより近い。逆に、図5Gにおける送信信号510の最も低いサブキャリアは、図5Eのスペクトルと比較してベースバンド低域フィルタによって画定された帯域幅の更に内部に在る。
図5Hは、送信信号510が動作周波数帯域520の上側部分に直接アップコンバートされた直接アップコンバージョンに関するスペクトルを示す。図5Hのスペクトルでは、LO540は、送信信号510の中心周波数より高い周波数にオーバーホップされる。
図5Hのスペクトルによって示された実施形態では、LO540周波数のオーバーシュートまたはオーバーホップは、ベースバンド低域フィルタによって画定されたバンドエッジに遥かに近く配置された送信信号510内の最も低いサブキャリアという結果をもたらす。図5Gおよび5Hの実施形態におけるLO周波数540をオーバーホップする効果は、送信信号510のバンドエッジをベースバンド低域フィルタによって画定された帯域幅により近く配置することである。このオーバーホップの方向と大きさは、関心の放射帯域530の位置とベースバンドフィルタの帯域幅とに部分的に基づいて決定され得る。更に、オーバーホップの大きさは、LO周波数540が送信データを搬送するように予定されたサブキャリアと一致しないように制御され得る。このように、オーバーホップされたLO周波数540と一致するサブキャリアの無効化は、結果として如何なるデータ損失も招かない。
図5A〜5Hの単純化されたスペクトル図は、ある特定の実現形態が放射低減技術の選択にどのように影響し得るかを示している。例えば、幾つかの実現形態は、LO周波数オフセットなしで帯域幅低減を使用することができる。他の実施形態は、帯域幅低減なしでLO周波数オフセットを使用することができる。LO周波数オフセットを含む実施形態は、LO周波数オフセットを補償するために通信システムの他の部分の能力に依存して、サブチャネルリマッピングを選択的に組み込むこと、または省くことができる。幾つかのシステムがLO周波数オフセットとおよびサブチャネルリマッピングとの組合せ、または他の何らかの組合せといった放射低減技術の或る組合せを実現することができることは無論である。
図6A〜6Dは、チャネルインデックスリマッピングを示す単純化されたスペクトル図である。図6Aは、サブキャリア間隔のK倍に実質的に等しい量だけ周波数的に低くオフセットされた上側LOに対応するサブキャリアリマッピングを示すスペクトル図600および602である。
上側スペクトル図600は、如何なる放射低減もない標準的動作状態を示す。上側LO610は、複数のサブキャリア6201〜620Nを動作帯域にアップコンバートする。スペクトル図600は、単一の変換送信機に起こるようなサブキャリアのベースバンド次数のスペクトル反転を示す。しかしながら、上側変換は、特に多数の周波数変換を実施するシステムにおいてスペクトル的に反転される最終出力という結果を必ずしももたらさない。
スペクトル図600は、加入者局がアップリンク送信のためにサブキャリア6201〜620Nのいずれかを割り当てられ得る標準状態を示す。低減された動作帯域630は、低減放射モード時に使用された動作帯域の一部分を示す。低減放射モード時に基地局は、低減された動作帯域630内のサブキャリア620j+1〜620Nだけを割り当てる。
下側スペクトル図602は、オフセットLO610を補償するために行われるサブキャリアリマッピングを示す。スペクトル図602に示された実施形態では、LO610は、K個のサブキャリアに実質的に等しい量だけ周波数的に下方にシフトされる。
低減された動作帯域630内のサブキャリア620j+1〜620Nは、同じ低減された動作帯域630内のサブキャリア622j+1-K〜622N-Kにリマップされる。低減された動作帯域630の周波数は一定のままに留まるが、サブキャリア622j+1-K〜622N-Kのインデックスは、オフセットLO610がサブキャリアを低減動作帯域630にアップコンバートするようにリマップされる。スペクトル図600および602から分かるように、サブキャリアインデックスリマッピングは、サブキャリアの数においてLOオフセットに等しいインデックスにおけるオフセットを必要とする。
図6Bは、サブキャリア間隔のK倍に実質的に等しい量だけ周波数的に高くオフセットされた下側LO610に対応するサブキャリアリマッピングを示すスペクトル図604および606である。上側スペクトル図604は、動作帯域内のサブキャリア6201〜620Nと低減放射モード時に使用される低減動作帯域630内のサブキャリア620j+1〜620Nのサブセットとを示す。
下側スペクトル図606は、実質的にK個のサブキャリア分だけオフセットされたLO610を有する低減放射モードにおけるスペクトルを示す。標準スペクトル図604の低減動作帯域630内のサブキャリア620j+1〜620Nは、送信機が低減放射モードに在るとき、低減動作帯域630のスペクトル606内のサブキャリア622j+1-K〜622N-Kにリマップされる。サブキャリアインデックスマッピングは、サブキャリアオフセットKだけ低減された各マップされたインデックスという結果をもたらす。
図6Cは、例えば、送信信号で直接変調されたLO610といった直接アップコンバージョンに対応するサブキャリアリマッピングを示すスペクトル図608および609である。上側スペクトル図608は、動作帯域内のサブキャリア6201〜620Nと低減放射モード時に使用された低減動作帯域630内のサブキャリア620j-K〜620N-Kのサブセットとを示す。上側スペクトル図608では、LO610は、動作帯域のほぼ中心に位置決めされる。
下側スペクトル図609は、低減放射モードにおけるスペクトルを示す。LO610は、実質的に低減動作帯域630の中心に位置決めされるようにオフセットされる。
スペクトル図608および609は、説明を容易にするために送信帯域内のLO610の位置を示す。例えば、上側スペクトル図608は実質的に送信帯域の中心にLO610を示しているが、下側スペクトル図609は実質的に低減動作帯域630の中心にLO610を示している。いずれの場合にも、DCナルモジュールは、LO610における放射をゼロにするように、または実質的に低減するように動作する。したがって実際に送信される信号は、典型的にはLO610の周波数における信号成分を除いている。
標準スペクトル図604の低減動作帯域630内のサブキャリア620j〜620Nは、送信機が低減放射モードにあるときに低減動作帯域630のスペクトル609内のサブキャリア622j-K〜622N-Kにリマップされる。サブキャリアインデックスリマッピングは、サブキャリアオフセットKだけ低減された各マップされたインデックスという結果をもたらす。
サブキャリアインデックスリマッピングは、LO周波数オフセットだけに基づくものではない。サブキャリアインデックスリマッピングは、LO周波数オフセットと低減動作帯域630の帯域幅との組合せに基づいて決定され得る。
図6Dは、LOオーバーホップを実現するサブキャリアリマッピングの一実施形態を示すスペクトル図641および642である。図6Dで上側スペクトル図641は、動作帯域内のサブキャリア6201〜620Nと低減放射モード時に使用される低減動作帯域630内のサブキャリア620j-k〜620N-kのサブセットとを示す。上側スペクトル図641では、LO610は、実質的に動作帯域の中心に位置決めされる。
図7は、帯域外放射を低減する方法700である。方法700は、例えば、図3のトランシーバ、または図1の基地局または加入者局によって実行され得る。
方法700は、アップリンク資源がIEEE802.11 OFDMA PHYといった加入者局に割り当てられる無線システムにおいて動作する加入者局に関連して説明される。方法700を実行する加入者局は、低減放射モード動作するように構成される。しかしながら、方法700は、放射を低減する実施形態を表す。方法700とこの方法のステップは、他の無線システムをサポートする他の実現形態に対する限定であるとは考えられない。
方法700は、加入者局がアップリンク資源割当てを受信するブロック710から始まる。加入者局は、例えば、IEEE802.16 OFDMA PHY準拠システムにおける基地局からUL−MAPメッセージでアップリンク資源割当てを受信することができる。基地局は、アップリンク動作帯域の単なる一部分においてアップリンク資源を割り当てるように構成され得る。基地局は、AMCモードで動作することによってこの規格内で動作し、またアップリンク資源を所定の数のビンに限定しながらこの制限に準拠することができる。
アップリンク資源割当てを受信した後に加入者局は、ブロック720に進み、アップリンク資源割当てからサブキャリアマップを決定する。例えば、加入者局は、割り当てられたサブキャリアの各々のインデックスを参照することによってアップリンク資源を割り当てる資源割当てメッセージを受信することができる。
加入者局はブロック730に進み、また必要であれば、周波数変換プロセス時に導入されるいかなる周波数オフセットをも補償するためにサブキャリアリマッピングを実行する。一実施形態では、送信LO周波数は、実質的にサブキャリア間隔の整数倍である一定量だけ標準モードLO周波数からオフセットされる。加入者局は、アップリンク資源割当てにおいて識別されたサブキャリアインデックスにインデックスオフセットを加算または減算いずれかをすることによってサブキャリアリマッピングを実行する。
加入者局はまた、リマップされたサブキャリアに基づいてOFDMシンボルを生成する。したがってアップリンク情報は、リマッピングアルゴリズムに基づいて決定されたリマップされたサブキャリアと、アップリンク資源割当てで割り当てられたサブキャリアのインデックスと、について変調される。
加入者局はブロック740に進んで、送信帯域幅を低減された帯域幅に制御する。低減放射モードにおける帯域幅は、標準モードで使用される動作帯域幅より小さい。一例として、加入者局は、DACステージの後に実現されたアナログフィルタの帯域幅を低減することができる。このアナログフィルタは、ベースバンドフィルタであり得る。加入者局は、低減放射モードにおいて実現された低減送信帯域幅を通すように構成された帯域幅にまでフィルタの通過帯域を低減することができる。低減放射モードにおける帯域幅は、例えば、標準動作帯域幅の1/2、1/3、1/4、または他の何らかの割合であり得る。
加入者局はブロック750に進んで、周波数オフセットを導入するようにLO周波数を制御する。一実施形態では、加入者局は、同じ動作帯域幅に亘ってTDD方式で送信機と受信機とを動作させる。加入者局は、送信機および受信機両方の周波数変換動作に関して同じLOを利用することができる。しかしながら、送信信号の中心周波数は、LO周波数をオフセットすることによって動作帯域の中心周波数からオフセットされる。このようにして、加入者局は、LO周波数を、受信機によって使用された周波数からオフセットされた周波数に再配置するか戻すか周波数ホップするか、またはその他の方法で制御する。
加入者局はブロック760に進み、割り当てられたアップリンク資源に亘ってOFDMシンボルを送信する。サブキャリアリマッピングとLOオフセットは、アップリンク資源割当てにおいて認可された動作帯域の同じ部分を占める送信信号を生成するために組み合わされる。
加入者局はブロック770に進み、設定をTDD動作の受信部において情報を処理するための設定に戻す。加入者局は、例えば、特に送信経路と受信経路が同じフィルタを共用する場合にフィルタの帯域幅をリセットすることができる。あるいは、もし送信フィルタが送信経路に専用であれば、加入者局が低減放射モードに留まる限り、この加入者局は低減された帯域幅を維持することができる。加入者局は、LO周波数を受信機によって使用される周波数に復元する。それから加入者局は、情報を受信するように準備される。
アップリンク帯域外放射は、帯域幅低減、LO周波数オフセッティングおよびサブキャリアリマッピングと組み合わせて、全動作周波数帯域の一部分に帯域幅割当てを限定することによって効果的に制御され得る。アップリンク放射低減は、基地局が全動作周波数帯域の所望部分内にチャネル割当てを限定される場合には、完全に加入者局内で実現され得る。
しかしながら、アップリンク割当てを全動作帯域幅の一部分だけに限定することは、利用可能な資源の不十分利用という結果を招く。特に無線通信システムは、基地局と加入者局とがアップリンク送信電力について幾つかの制限を実施するとした場合、全動作帯域幅に亘って通信をサポートすることができる。アップリンク送信電力制限は、基地局または加入者局、または基地局と加入者局との組合せの内で実現され得る。更に、アップリンク送信電力制限は、単独で、あるいは上記の帯域幅低減、LOオフセッティング、およびサブキャリアリマッピング技術のうちの1つ以上との組合せで実現され得る。
アップリンク送信電力制限は、多くの無線通信システムに実現された電力制御構造を認識することによって実現され得る。多くの無線通信システムでは、各加入者局は、他の加入者局に関する干渉を不必要に導入することなく十分なリンク品質を保証するようにそれの送信電力を制御するためにサービス提供基地局と連携して電力制御閉ループを実現する。典型的な電力制御閉ループでは、加入者局は、サービス提供基地局からのダウンリンク送信電力を測定し、メトリックに報告する。基地局はこのメトリックに基づいて、アップリンク割当て時に加入者局によって実施されるべき初期アップリンク送信電力を推定することができる。
基地局は、より低品質のチャネルを有する加入者局にそれらの送信電力を増加させるように命令し、良好なチャネルを有する加入者局にそれらの送信電力を低減するように命令する。一般に、加入者局の送信電力は、サービス提供基地局からの距離が増加するにつれて増加する。
サービス提供基地局は、アップリンク資源を割り当てる際に予想される加入者局アップリンク送信電力についてのそれの知識を利用することができる。あるいは、加入者局は、それの最大送信電力を制限するために、サービス提供基地局からの受信信号強度と予想される送信電力とについてのこの加入者局の知識を利用することができる。
図8は、アップリンク送信電力制限資源割当てを実行する基地局800の一実施形態の単純化された機能ブロック図である。基地局800は、例えば図1の無線通信システムの基地局であり得る。
基地局800は、基地局800が1つ以上の加入者局と共に確立した1つ以上の通信リンクのためにデータまたは信号を供給するデータソース802を含む。データソース802は、例えば、信号を基地局800によってサポートされる種々のダウンリンクチャネルに関連したOFDMシンボルのサブキャリアにマップするように構成された信号マッパ810に信号を供給する。
信号マッパ810は、OFDMシンボルがサブキャリアについての情報から構成される場合にOFDMシンボル発生器820にサブキャリア情報を供給する。OFDMシンボル発生器820は、OFDMシンボルを処理して所望のダウンリンクRF周波数に周波数変換するように動作するRFのジュール830にOFDMシンボルを供給する。
RFモジュール830の出力は、RF増幅器834に接続される。RF増幅器834は、1つ以上の増幅器ステージを含むことができ、RF増幅器834の利得は可変であり得る。RF増幅器834の出力は、カバレッジエリアに亘るブロードキャストのためにフィルタリングされたダウンリンク信号をアンテナ840に供給するRFフィルタ838に接続される。
基地局800はTDD動作をサポートするように構成されることが可能であり、送信信号経路のRF部は受信経路から別の時間に動作するように構成され得る。アンテナ840はまた、カバレッジエリア内の種々の加入者局からのアップリンク送信を受信するためにも使用され得る。アップリンク時間部の間のアップリンク送信は、ベースバンド受信信号の処理のために受信機850に供給される。
受信されたアップリンク信号またはこれの一部分は、更なる処理のために受信機850から利得制御モジュール860に供給される。例えば、受信機850は、1つ以上のオーバーヘッドチャネルから通信を抽出して、更なる処理のためにオーバーヘッドメッセージを利得制御モジュール860に供給するように構成され得る。受信機850は、1つ以上のオーバーヘッドチャネルからアップリンク資源リクエストを抽出してこれらのアップリンク資源リクエストをアップリンク資源コントローラ870に供給することができる。受信機850は、トラヒック情報といった情報を更なるベースバンド処理のために他のモジュール(図示せず)に供給するように構成され得る。
受信されたアップリンク信号は、カバレッジエリア内の加入者局の各々からの1つ以上の電力制御メトリックを含み得る。各加入者局は、問合せに応じて、またはトリガイベントなどの発生に応じて、あるいはこれらの何らかの組合せに応じて、定期的に電力制御メトリックを供給することができる。
電力制御メトリックは、例えば、受信電力の尺度または受信信号強度(RSSI)を含み得る。RSSI値または他の電力制御メトリックは、各加入者局によって受信または検出されたダウンリンク信号電力を表すことができる。一実施形態では、基地局800は、送信帯域に亘って一定の送信電力または一定の送信電力密度を送信するように構成され得る。基地局800が一定の送信電力密度で送信するように構成される場合、電力密度は1OFDMサブキャリア当たりの電力で測定され得る。他の実施形態では、電力密度は、OFDMシンボルの信号帯域幅または数個のOFDMサブキャリアを包含する帯域幅といった他の何らかの帯域幅に亘って測定され得る。他の実施形態では、基地局800は、既知の電力または電力密度でパイロット信号を送信する。加入者局はパイロット電力または電力密度の知識を有し得る、および/または基地局はRSSIフィードバックメッセージを分析するときに既知のパイロット密度を使用し得る。
ダウンリンクチャネルは、典型的にはTDDシステムにおけるアップリンクチャネルに相関付けられる。したがって基地局800は、所定の信号品質をサポートするために必要とされる初期加入者局送信電力を電力制御メトリックから決定することができる。
利得制御モジュール860は、利得調整が例えば、ダウンリンク信号の少なくとも一部分に適用される利得を変化させることができる場合に、RF増幅器834に適用する利得調整を決定することができる。利得制御モジュール860はまた、制御メッセージまたは信号をアップリンク資源コントローラ870に供給することができる。
アップリンク資源コントローラ870は、サポートされているカバレッジエリア内の1つ以上の加入者局に対応するアップリンク資源リクエストを受信する。アップリンク資源コントローラ870はまた、電力制御メトリックを、または利得制御モジュール860からの電力制御メトリックに関する他の何らかの制御メッセージまたは指示を受信する。
アップリンク資源コントローラ870は、要求に対応するアップリンク資源を割り当ててスケジュールすることによってアップリンク資源リクエストにサービスする。アップリンク資源コントローラ870は、例えば、カバレッジエリア内の加入者局にブロードキャストされる1つ以上の制御メッセージにアップリンク資源割当てを生成するように構成され得る。例えば、IEEE802.16 WirelessMAN OFDMA PHYをサポートする無線システムでは、アップリンク資源コントローラ870は、ダウンリンク信号の一部としてブロードキャストされるアップリンクマップ(UL−MAP)を生成するように構成され得る。
基地局800は、要求している加入者局が放射帯域で放射制限を超える高次信号生成物という結果を招く可能性のある電力レベルでアップリンク信号を送信する確率を認識している仕方でアップリンク資源を割り当てるように構成され得る。例えば、基地局800は、要求している加入者局に対応する電力制御メトリックに基づいて、加入者局が3次および5次歪み生成物の実質的なレベルという結果をもたらす送信電力で動作している可能性が高いということを決定し得る。
基地局800は、歪み生成物が放射帯域内に拡大する可能性を低減する仕方で要求加入者局にアップリンク資源を割り当てることができる。一般に、基地局800は、より高い送信電力で送信することが予想される加入者局が放射帯域から遠く離れた周波数に位置するようにアップリンク帯域幅を割り当てるように構成され得る。
基地局800は、例えば、変調タイプと予想送信電力とを候補サブキャリア割当てに関係付けるルックアップテーブル、マップ、データベースなどを記憶するメモリを含み得る変調サブキャリアマップ872を含み得る。アップリンク資源コントローラ870は、ある特定のアップリンク資源リクエストをサポートする候補サブキャリア割当てを決定するために変調サブキャリアマップ872にアクセスするように構成され得る。アップリンク資源コントローラ870は、候補サブキャリア割当てから資源割当てを選択でき、また要求加入者局へのアップリンク資源をスケジュールすることができる。
一般に、加入者局送信電力が大きいほど、周波数資源割当ては制限された放射帯域から遠くなるはずである。基地局800は、サブキャリア資源を選択的に割り当てることによって放射帯域内のアップリンク放射を効果的に管理することができる。基地局800は、加入者局によってサポートされる如何なる放射低減技術からも独立に放射管理技術を実施することができる。
図9Aおよび9Bは、チャネル割当て実施形態を示す単純化されたスペクトル図900および902である。図8の基地局は、図9Aまたは9Bに示された仕方でアップリンクチャネルを割り当てるように構成され得る。
図9Aは、隣接する制限された放射帯域930を有する送信帯域920を示す。制限された放射帯域930は、送信帯域920(に関して、より高い周波数に)の上側に配置されているように示されている。
送信帯域920は、複数の異なるチャネル910a〜910gに分割される。異なるチャネル910a〜910gの数は、図9Aに描かれたチャネルの数に限定されることはなく、事実上任意数のチャネルであり得る。例えば、異なるチャネル910a〜910gの数は、AMC動作モードをサポートするIEEE802.16 OFDMAシステムによってサポートされるサブチャネルの数に対応し得る。
基地局は、時間ゾーンであるAMCゾーンにおいて資源を選択的に割り当てることができる。AMCゾーン内で基地局は、加入者局を特定のサブグループと特定の時間とにおいて送信するように割り当てる。サブグループ、ビン、またはサブチャネルの識別情報は、予想される加入者局アップリンク送信電力に依存し得る。より低いアップリンク送信電力を有する加入者局は、制限放射帯域に、より近いサブチャネルを割り当てられ得る。
一般に、OFDMA無線通信システムは、各OFDMシンボルにおいて最大で異なるサブキャリアの数まで多数の異なるチャネル910a〜910gをサポートすることができる。基地局は、所定のフレーム周期といった所定の期間に関して異なるチャネルの各々を割り当てることができる。あるいは、基地局は、無制限に、または加入者局または基地局によってリリースされる(released)までチャネルを割り当てることができる。
基地局は、アップリンク送信電力を有する候補チャネルに関連する資源割当てマップまたはルックアップテーブルを含み得る。例えば、最大送信電力までの送信電力で送信することが予想される加入者局は、制限放射帯域930から最も離れた送信帯域920に配置された第1のチャネル910aから資源を割り当てられる。同様に、予想送信電力が減少するにつれて候補チャネルは制限放射帯域930に、より近づくように移行する。このようにしてチャネル910b〜910gの各々は、第1のチャネル910aによってサポートされる送信電力より小さい送信電力をサポートするために使用される。各チャネル910a〜910gは、制限放射帯域930へのそれの近接性に関して徐々に低くなる送信電力をサポートする。
これら複数の異なるチャネル910a〜910gの各々は、ほぼ同じ帯域幅をサポートするものとして示されている。しかしながらこれは限定ではなく、チャネル910a〜910gの各々によってサポートされる帯域幅は、他のチャネルと同じであることも、他のすべてのチャネルと異なることもあり得る。更にこれら複数の異なるチャネル910a〜910gは、実質的に全送信帯域920に亘っているように示されている。しかしながら基地局は、全送信帯域920より小さな帯域に亘るチャネルをサポートするように構成され得る。例えば、基地局は、制限放射帯域930の最も近くに位置されたチャネル、例えば910fおよび910gをサポートしないこともあり得る。極端な場合、基地局は送信帯域920の一部分に亘る単一のチャネル、例えば910aをサポートすることができ、他のいかなるチャネルもサポートしないこともあり得る。
図9Bは、資源割り当ての代替の仕方に関するスペクトル902を示す。図9Bのスペクトル図902では、基地局がアップリンク資源リクエストをサポートするために割り当て得る利用可能な帯域幅は、予想される送信電力によって限定される。帯域幅部912a〜912gの数は図9Bに示された数に限定されることはなく、帯域幅部は最も狭い帯域幅部912aの倍数に限定されない。
図9Bのスペクトル図902に示されているように基地局は、予想される送信電力が減少するにつれて、送信帯域920の徐々に大きい部分を加入者局に割り当てることができる。更に各帯域幅部912a〜912gは、放射帯域から離れるようにバイアスされる。最も狭い帯域幅を有し、最も大きな送信電力をサポートする帯域幅部912aは、制限放射帯域930から最も遠くに配置される。次に低い送信電力をサポートする次の帯域幅部912bは、同じ下側バンドエッジから始まるが、制限放射帯域930に向かって更に延びている。したがって各帯域幅部912a〜912gは、他の帯域幅部とオーバーラップする。
基地局は、アップリンク資源リクエストの帯域幅と送信電力メトリックによって決定される予想される、または有りそうな送信電力とに基づいて1つ以上の割当て可能なチャネルに対応する1つ以上の候補帯域幅部912a〜912gを決定することができる。
前述のように帯域幅部912a〜912bは総じて、全送信帯域920をサポートすることができるか、あるいは送信帯域920の一部分だけをサポートすることができる。基地局は、予想される、あるいは有りそうな送信電力に対応する量子化レベルを低減することによって異なる帯域幅部912a〜912gの数を低減、またはその他の方法で最小化し得る。
図10Aは、低減された帯域外アップリンク放射を有するチャネル割当ての方法1000の一実施形態の単純化されたフローチャートである。方法1000は、例えば図8の基地局または図1の基地局によって実行され得る。方法1000は、定常状態で動作する基地局に関連して説明される。
方法1000は、基地局がダウンリンク信号を送信するブロック1010から始まる。基地局は、TDD動作をサポートし、ダウンリンクおよびアップリンクによって共用される動作帯域でダウンリンク信号を送信することができる。基地局は、所定のダウンリンク時間部でダウンリンク信号を送信することができる。ダウンリンク信号は、例えば多数の加入者局との通信リンクをサポートするためのデータと情報とを含むことができ、また前に受信された資源リクエストに応じて生成されたアップリンク資源マップを含み得る。
基地局は、アップリンクTDD部をサポートするために受信モードに移行する。基地局はブロック1020に進み、加入者局からのアップリンク資源リクエストを受信する。このアップリンク資源リクエストは、例えば帯域幅要求ならびにこの帯域幅要求に関連するタイミングを含み得る。この要求はまた、この資源リクエストが音声トラヒックまたはストリーミングビデオといった予定待ち時間に敏感である通信をサポートしているかどうかを示し得る。
基地局は、1つの受信部のときに数個のアップリンク資源リクエストを受信し得る。しかしながら基地局は、同様な仕方ですべてのアップリンク資源リクエストを処理するように構成され得る。
基地局は、ブロック1022に進み、例えば、要求している加入者局によって観察されるダウンリンクRSSIのフィードバックメッセージであり得る電力制御メトリックを受信する。基地局は、アップリンク資源を要求する各加入者局からダウンリンクRSSIのフィードバックメッセージを受信し得る。あるいは、基地局は、アップリンク資源リクエストに関連しない仕方でRSSIフィードバックメッセージを受信し得る。例えば、基地局は、基地局の要求におけるアップリンク資源リクエストに基づいて、トリガイベントなどに基づいて、あるいはこれらの何らかの組合せに基づいて、スケジュールにしたがって定期的に1つ以上の加入者局からRSSIフィードバックメッセージを受信することができる。
一実施形態では、基地局は、基地局がアップリンク資源リクエストを受信した後に加入者局がRSSIフィードバックメッセージを報告することを要求することができる。基地局は、アップリンク資源が割り当てられる時間近くに発生するように要求を時間調整することができる。必要であれば基地局は、加入者局がRSSIフィードバックメッセージを報告するためにアップリンク資源を加入者局に割り当てることができ、またRSSIフィードバックメッセージの要求と共にRSSIフィードバックメッセージに関するアップリンク資源を割り当てることができる。
基地局は、RSSIフィードバック値に基づいて予想送信電力を決定することができる。例えば、比較的低いRSSI値を報告する加入者局は、基地局との通信リンクをサポートするために比較的大きな送信電力で送信する可能性が高い。同様に比較的強いRSSI値を報告する加入者局は、基地局との通信リンクをサポートするために比較的低い送信電力で送信する可能性が高い。
基地局は、ブロック1030に進み、アップリンク要求をサポートする変調タイプと帯域幅とを決定する。基地局はまた、変調タイプと帯域幅とをスケジュールする際にRSSIフィードバックから決定される予想送信電力を考慮するであろう。例えば、基地局は、比較的高い送信電力加入者局をサポートするための比較的狭い帯域幅を留保でき、またこの留保された帯域幅は加入者局によって要求された全帯域幅をサポートするには不十分である可能性がある。
変調と帯域幅とを決定した後に基地局は、ブロック1032に進み、RSSIフィードバックから決定された予想送信電力に少なくとも部分的に基づいてサブキャリア割当てを決定する。基地局は、最も高い予想送信電力を有する加入者局に放射帯域から最も離れたサブキャリアを割り当てることができる。基地局は、例えば図9Aおよび9Bに示されたスペクトル図と一致するサブキャリア割当て方式を実現することができる。
サブキャリア割当てを決定した後に基地局は、アップリンク割当てメッセージを構成するためにブロック1040に進む。例えば、基地局は、UL−MAPメッセージ内に資源割当てを含み得る。それから基地局は、UL割当てメッセージを有するダウンリンク信号を送信するためにブロック1010に戻る。
アップリンク送信放射はある程度、基地局によって制御された資源割当てによって制御され得るが、加入者局は、基地局から受信されたアップリンク資源割り当てに基づいてそれの最大送信電力を限定する相補的送信放射マスクを実現し得る。例えば、加入者局は、図8の基地局に実現されたマップと相補的である変調サブキャリアマップを実現することができる。加入者局変調サブキャリアマップは、変調タイプと帯域幅割当てとを最大送信電力に関連付けることができる。したがって加入者局は、アップリンク資源割当てに基づいて図9Aおよび9Bのスペクトル図に示された最大送信電力限界を実現することができる。加入者局は、誤りベクトル大きさ要件を満足させるために最大送信電力を部分的に変調タイプに基づかせることができる。更に加入者局は、放射制限を満足させるために、また他のデバイスと干渉する可能性のある放射を最小にするために、制限放射帯域への加入者局の近接性に部分的に基づいて最大送信電力を限定することができる。
加入者局電力管理の極端な例では、基地局は、加入者局アップリンク送信のために変調タイプと帯域幅とを割り当てることができる。基地局は、最大送信電力といった極端な送信電力で送信するように加入者局に命令することによって加入者局が放射を管理することを可能にし得る。加入者局は、アップリンク資源割当てに基づいて実際の最大許容可能送信電力を決定するために変調サブキャリアマップを利用することができる。
加入者局は、加入者局がLOホッピング、帯域幅低減、サブキャリアリマッピング、またはこれらの何らかの組合せを実行するときに、修正された、あるいは動的な変調サブキャリアマップを生成する能力を有し得る。アップリンク信号のホッピングおよび圧縮を実施する加入者局は、如何なるLOオフセットも帯域幅低減も実施しない加入者局に関して、より高い送信電力で送信する能力を有し得る。
加入者局は、前に論じられた放射低減技術のいずれかの代わりに、またはいずれかに加えて、送信電力制限を実施することができる。加入者局内で送信電力制限を実施することは、加入者局がそれの帯域外放射を限定する仕方とは実質的に無関係に基地局が動作することを可能にする。
図10Bは、アップリンク資源割当てに関する送信電力制限の方法1002の一実施形態のフローチャートである。方法1002は、例えば図3の加入者局に、または図1の1つ以上の加入者局において実現され得る。加入者局に実現された方法1002は、基地局に実現された図10Aに示された方法1000と相補的であると見られ得る。
方法1002は、加入者局が基地局からダウンリンク送信を受信するブロック1050から始まる。加入者局は、ダウンリンク送信内のいずれかの情報がこの加入者局に向けられているかどうかにかかわりなくダウンリンク送信を受信することができる。
加入者局は、ブロック1052に進み、受信された信号に基づいて電力メトリックを決定する。例えば、加入者局は、受信されたダウンリンク信号のRSSI値を決定することができる。基地局は、比較的一定の電力または電力密度を送信するように構成されることが可能であり、RSSI値は相対的リンク品質またはリンク損失を示すことができる。
方法1002は各ダウンリンク送信に続いてRSSI値を決定することを示しているが、加入者局は各ダウンリンク送信に続いてRSSI値を決定する必要はなく、スケジュール、時間調整アルゴリズム、所定の周期、トリガイベント、基地局要求などにしたがって、またはこれらの何らかの組合せにしたがって、RSSI値を決定し得る。
加入者局はブロック1060に進み、これがアップリンク部において送信すべき情報を有する場合には資源割当てを要求する。加入者局がアップリンク資源の必要性を有さない場合にはこのステップが省略され得ることは無論である。加入者局はブロック1062に進み、フィードバックメッセージ内の電力メトリックを基地局に報告する。このフィードバックメッセージはRSSI値といった電力メトリックである可能性があり、あるいは導き出された何らかのメトリックであるか、あるいは電力メトリックを示す可能性がある。加入者局は、例えば要求に応じて定期的に、またはトリガイベントに応じてフィードバックメッセージを生成することができる。
加入者局はブロック1070に進み、要求に応じてアップリンク資源割当てを受信する。このアップリンク資源割当ては、変調タイプ、帯域幅、サブキャリア割当て、および関連時間を含み得る。
加入者局はブロック1072に進み、部分的に資源割当てに基づいて最大送信電力制限を決定する。例えば、加入者局は、最大送信電力を変調タイプおよびサブキャリアおよび帯域幅割当てに関連付けるルックアップテーブルに変調サブキャリアマップを実現することができる。この変調サブキャリアマップは、図9Aまたは9Bのスペクトル図という結果をもたらす送信電力制限を実現し得る。
加入者局はブロック1080に進み、資源割当てに基づいて決定された送信電力制限を観察しながら資源割当てを利用する。それから加入者局は、次のダウンリンク部のためにブロック1050に戻ることができる。
送信信号における放射を低減するための方法および装置がここで説明される。送信放射、特に帯域外放射は、送信帯域幅を低減すること、対応するフィルタ帯域幅を低減すること、LOオフセット、送信信号リマッピング、またはこれらの何らかの組合せを介して低減され得る。放射低減技術は、対応する基地局によって放射低減技術に関する如何なる知識も有さずに加入者局のトランシーバ内に実現され得る。
ここで使用されるように用語「連結される」または「接続される」は、間接的な連結ならびに直接的な連結または接続を意味するように使用される。2つ以上のブロック、モジュール、デバイスまたは装置が連結される場合には、2つの連結されたブロックの間に1つ以上の介在するブロックが存在し得る。
ここに開示された実施形態に関連して説明された方法、プロセスまたはアルゴリズムのステップは、ハードウエア内に、またはプロセッサによって実行されるソフトウエアモジュール内に、またはこれら2つの組合せの内に直接具現され得る。方法またはプロセスにおける種々のステップまたは動作は、示された順序で実行可能であり、あるいは他の順序でも実行可能である。更に1つ以上のプロセスステップまたは方法ステップは省略可能であり、あるいは1つ以上のプロセスステップまたは方法ステップがこれらの方法およびプロセスに追加される可能性もある。追加のステップ、ブロックまたは動作はこれらの方法およびプロセスの初め、終り、または中間に存在する要素に追加され得る。
開示された実施形態の上記の説明は、当業者であれば本開示を実施または使用することを可能にするために提供されている。これらの実施形態に対する種々の修正は、当業者にとって直ちに明らかであろうし、またここに定義された一般的原理は本開示の範囲から逸脱せずに他の実施形態に適用可能である。

Claims (18)

  1. アップリンク資源リクエストを受信することと、
    電力制御メトリックを受信することと、
    前記アップリンク資源リクエストと前記電力制御メトリックとに少なくとも部分的に基づいてアップリンク資源割当てを決定することと、
    を備える、帯域外放射を低減する方法。
  2. 前記アップリンク資源割当てを含むアップリンク割当てメッセージを構成することと、
    前記アップリンク割当てメッセージを送信することと、
    を更に備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アップリンク割当てメッセージを構成することは、UL−MAPメッセージを構成することを備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記電力制御メトリックを受信することは、受信信号強度(RSSI)フィードバックメッセージを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記アップリンク資源割当てを決定することは、
    予想されるアップリンク送信電力を決定することと、
    前記予想アップリンク送信電力に部分的に基づいて少なくとも1つの直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルサブキャリアを割り当てることと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記アップリンク資源割当てを決定することは、
    前記アップリンク資源リクエストに基づいて変調タイプと信号帯域幅とを決定することと、
    前記変調タイプと信号帯域幅とに部分的に基づいて少なくとも1つの直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルサブキャリアを割り当てることと、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. ダウンリンク送信を受信することと、
    アップリンク資源を要求することと、
    前記アップリンク資源リクエストに基づいて資源割当てを受信することと、
    前記資源割当てに少なくとも部分的に基づいて送信電力制限を決定することと、
    を備える、帯域外放射を低減する方法。
  8. 前記ダウンリンク送信に基づいて電力メトリックを決定することと、
    前記電力メトリックに基づいてフィードバックメッセージを送信することと、
    を更に備え、
    前記資源割当ては、前記フィードバックメッセージに部分的に基づいている、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ダウンリンク送信を受信することは、ダウンリンク時分割二重化(TDD)部の間に少なくとも1つの直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを受信することを備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記ダウンリンク送信を受信することは、一定の電力密度を持つ少なくとも1つの直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルを、前記OFDMシンボルの帯域幅に亘って受信することを備える、請求項7に記載の方法。
  11. 前記資源割当てを受信することは、変調タイプと帯域幅割当てとを受信することを備える、請求項7に記載の方法。
  12. 前記資源割当てを受信することは、前記資源割当てを持つUL−MAPメッセージを受信することを備える、請求項7に記載の方法。
  13. 前記送信電力制限を決定することは、
    前記資源割当ての帯域幅を決定することと、
    前記帯域幅に少なくとも部分的に基づいて最大送信電力を決定することと、
    を備える、請求項7に記載の方法。
  14. 前記送信電力制限を決定することは、
    前記資源割当てに関連する変調タイプを決定することと、
    前記変調タイプに少なくとも部分的に基づいて最大送信電力を決定することと、
    を備える、請求項7に記載の方法。
  15. ダウンリンク送信を送信するように構成された送信機と、
    アップリンク資源リクエストを受信するように構成され、更に前記ダウンリンク送信に基づいて電力メトリックを受信するように構成された受信機と、
    前記アップリンク資源リクエストと前記電力メトリックとに少なくとも部分的に基づいてアップリンク資源割当てを決定し、前記アップリンク資源割当てを有するアップリンク資源メッセージを発生させ、送信のために前記アップリンク資源メッセージを前記送信機に接続するように構成されたアップリンク資源コントローラと、
    を備える、加入者局による帯域外放射を低減するための装置。
  16. 変調サブキャリアマップを更に備え、
    前記アップリンク資源コントローラは、前記電力メトリックをアップリンク帯域幅部に関連付ける前記変調サブキャリアマップ内のルックアップテーブルに基づいて前記アップリンク資源割当てを決定する、請求項15に記載の装置。
  17. 前記ルックアップテーブルは、予想送信電力と変調タイプとの組合せを前記アップリンク帯域部に関連付け、前記予想送信電力は、前記電力メトリックに少なくとも部分的に基づいている、請求項16に記載の装置。
  18. ダウンリンク送信を受信するように構成された受信機と、
    前記ダウンリンク送信に基づいて電力メトリックを決定するように構成された電力検出器と、
    前記電力メトリックに基づいてアップリンク資源リクエストとフィードバックメッセージとを送信するように構成された送信機と、
    を備える帯域外放射が低減された装置であって、
    前記受信機は、前記アップリンク資源リクエストと前記フィードバックメッセージとに部分的に基づく資源割当てを受信し、前記送信機は、前記資源割当てに基づいて決定された最大送信電力に制限される、装置。
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