JP2010517108A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、弦楽器においてトレモロ効果を生むような演奏を可能にする装置であるブリッジシステム、およびこのブリッジシステムを備えた弦楽器に関する。
ある楽器、具体的にはエレキギターは、トレモロ効果を生むように設計されたブリッジシステムが装着されているか、または、ブリッジシステムを取り付け可能になっている。工場取り付けのものは、一般的に重量が重く、ギターのボディから木質部を大幅に除去する必要がある。後付けのものもギターのボディから木質部を除去する必要がある。どちらのシステムも楽器を演奏する演奏者がレバーを選択的に押えることにより機能し、レバーを押えると、弦の端部を保持するテールピースが動いて弦の張力が小さくなり、それによって所望のトレモロ効果を生み出す。
このシステムは1954年頃から使用されているが、本発明が解決しようとする多数の欠点があり、本発明の利点を以下に述べる。
まず、本明細書で使用する用語を説明する。
チューニングキー/ファインチューナー:これらは、弦の好ましい張力を得るために設けられ、弦同士を調和した状態に調弦させる。楽器のネックの端部に設けられているが、追加のキーが楽器のテールピースに設けられていることもある。
イントネーション調整部材:これは、弦を正確な長さにするために設けられている。これは、演奏者がフレットに弦を押える力の強弱、楽器の幾何学形状、様々な弦の太さ、および楽器の様々なチューニングの補整と考えることができる。
ハーモニー調整部材:これは、トレモロ効果が付加された際に弦を互いに調和した状態に保つために設けられる。
本発明は、弦楽器、例えばエレキギターにおいて、弦に対応する数のサドルがテールピースに設けられ、各サドルは弦を係止するための溝を有しており、弦の張力を変化させて所望のトレモロ効果を生むために、テールピースは弦に略垂直な軸を中心に回動可能であることによって、トレモロ効果を生むように構成されている。
テールピースは、回動支点軸からサドルのオフセット量を変えるねじ調整部材をサドルに設けたハウジングを適宜具備する。回動支点からのサドルのオフセット量が大きくなるほど、テールピースを回動させるトレモロレバーを作動させたときの弦の伸長または弛緩が大きくなる。このようにして、各サドルの相互位置を、テールピースを回動させるレバーを作動させた際に張力が変わる弦が調和した状態に維持できるようにする。弦の一部を「不作動」にする際には、テールピースを回動しても弦の張力を変えないようにサドルの位置を弦が回動支点軸にとどまるように調整することによって、不作動にできる。
テールピースの調弦された通常位置において、弦の過半数の張力を大きくしてトレモロ効果を得ようとする場合には、テールピースは、弦の張力によって固定ストッパに押し当てられて保持される。一方、トレモロ効果が必要ない場合は、テールピースは少なくとも1つのスプリングによってその通常位置に保持する必要がある。
好ましい実施の形態では、少なくとも1つの弦の張力を小さくしてトレモロ効果を生むように構成された現在のブリッジシステムとは異なり、本発明では弦の張力を大きくする。これは、次のような2つの特有の利点がある。まず、弦をその通常の調弦された張力に戻すための追加のスプリング、または、スプリングに相当するものが必要ない。次に、弦の張力を小さくする場合、ネックの外側端部に設けられたチューニングキーが、通常の調弦された張力の低減を許容するように滑る傾向が大きく、そのため楽器はすぐに音程がずれてしまう。
サドルの形状は非常に重要である。好ましい形状は、弦の端部にボールを保持するための溝を有する立上り部が設けられたバナナ形状である。使用の際には、弦は270〜360°の角度に及ぶサドルの外面に巻き取られる。この方法では、弦の張力を大きくしても弦の端部に設けられたボールに余計な圧力を作用させず、サドルが丸みをおびた形状であるので弦の端部の鋭角になる角またはキーに巻き取られる部分に力が集中しない。
また、サドルは、テールピースのハウジング内で反転可能に設計されているため、弦の一部または全部の張力を小さくして所望のトレモロ効果を生むうようにする場合には、そうすることができる。トレモロレバーを作動することによって弦の過半数の張力が小さくなるように構成する場合、弦の張力の影響に抗して、テールピースをその通常の位置に戻すために、テールピースとギターのボディとの間にスプリングを設ける必要がある。
一般的に、トレモロレバーはテールピースを最大15°の角度まで回転させて、弦を2〜3mm引っ張る(または緩める。)。弦の張力の変化量は、回動支点軸からのサドルのオフセット量(およびサドルのオフセット量にともなう各弦のオフセット量)による。各弦のオフセット量は、トレモロレバーを押し下げた際に弦が調和した状態を維持するのに必要な分だけ調整する。少なくとも1つの弦を不作用にする場合は、オフセット量を0mmに減少させる。
楽器の音調を整えて、トレモロ効果に関して最適な結果を得るために、楽器には追加で各弦に個別のローラを有するイントネーション調整用ブリッジが設けられている。各ローラは、長手方向のねじ調整部材を有するので、弦の長手方向に沿って位置調整可能であり、フレットに対するそれぞれの弦の長手方向を個別に調整することが可能になる。調音またはイントネーション調整部材で各弦の長さを微調整できるので、ギターのネックでどのフレットが使用されるかに関係なく、調和した状態で振動するように調整できる。すなわち、前述したように、イントネーション調整部材により、楽器の幾何学的形状の違い、弦の違いおよび楽器の演奏方法を補整できる。
ローラは、減摩装置として作用するので、弦がイントネーション調整用部材またはブリッジの高さで破損することを防止する。
テールピースおよびイントネーション調整用ブリッジの少なくともいずれか一方には、いずれの端部にも楽器にある既存(標準)のねじ切り穴を使用して楽器のボディにボルト付けを可能にする穴が適宜設けられ、専門家の能力がなくても、また、楽器のボディから素材を一切除去することなく、装置全体を楽器に取り付けることができるようになっている。
ブリッジシステムに用いられる特殊ボルトは、例えば、指板からの弦の距離等を演奏者の好みに合わせるために、テールピースおよびイントネーション調整用ブリッジの少なくともいずれか一方を楽器の表面に対して上下動させることを可能にする。ボルトをさらにねじ込んでテールピースを下げると、一部の演奏者が好むように、トレモロ効果を生むのに必要なトレモロレバーにかかる圧力が増すことに留意すべきである。
テールピースのボルトは、弦の張力を変えるためにテールピースを回動させるように構成したテールピースのレバー機構の回動支点を受けるための断面形状が略半円形の円周溝を有する構成にしてもよい。有利なことに、テールピースには、回動支点との摩擦を効果的になくすためにローラベアリングが設けられている。
トレモロレバーは、演奏位置に固定することもできるが、楽器を本来のキャリングケースに収用できるように着脱可能にしてもよい。
エレキギターで使うように特別に設計されたこの装置は、他の弦楽器での使用においても適用できる。
意外にも、当初の予想に反し、このように張力を大きくすることにより、弦の寿命は一切縮まっておらず、テールピースおよびイントネーション調整用ブリッジ上のサドルの慎重な設計により、むしろ寿命を延長することも可能である。ブリッジシステムは、トレモロ効果を付加した際に、通常の状態でも調和した状態でも全ての弦を音楽的に正しく調律されるように、各弦についてのサドルの位置を個別に調整できるように設計してもよい。弦の張力を大きくしてトレモロ効果を生む場合、張力を小さくしてトレモロ効果を生む場合よりも長く安定して正しく調律された状態を維持する。
本発明によれば、テールピースが弦に略垂直な軸を中心に回動可能であるので、弦の張力を変えて所望のトレモロ効果を発生しやすい。
例として添付の略図を参照しながら本発明を説明する。
図1は、サウンドテーブル14が設けられたボディ12を有するエレキギター10を示す。標準的な6本の弦16は、テールピース18の一端に装着され、イントネーション調整用ブリッジ20を通って他端のチューニングキー22付近で終端する。チューニングキー22はいくつかのフレット26を有する指板24の外端部であり、フレット26に様々な弦を押し当てて所望の音またはコードを選択する。
図2は、本発明によるテールピース18の部分側面図である。この図は、テールピース18の回動支点28と、ギターのくびれ付き支持ボルト30との当接部を示す。また、同図は、ボディ12にボルト34にて取り付けられたイントネーション調整用ブリッジ20の部分側面も示す。この構成においては、テールピース18を弦16の張力で固定ストッパとしても機能するボルト30に押し当てて保持し、トレモロ効果が作動されない際にテールピース18を調弦された通常の位置にとどめるようにする。
弦16は、テールピース18からイントネーション調整用ブリッジ20のローラ36を介して配設されている。これらのローラ36は、図5Aに示すように中央溝38を有する。ローラ36は、図5Bに示すようにそれぞれ長手方向のねじ調整部材40を有し、それによって弦16の長手方向に沿ってローラ36を位置調整し、ナット42で固定させて、楽器の調音のためにフレット26までの弦の長さを調整できるようにしている。テールピース18およびイントネーション調整用ブリッジ20におけるボディ12より上への高さは、特殊ボルトとしてのボルト30,34のロックナット64,66によって調整できる。
回動支点28は、弦16の張力による力によってくびれ付きボルト30に押し当てられて保持される。ただし、回動支点28とボルト30との摩擦により生じる抵抗を軽減するために、図6Aに示すように、回動支点28には、いずれの端部にも各端部に小さなニードルベアリング46を有する筒状のジャーナル44が設けられている。ベアリング46は、ジャーナル44、そしてジャーナル44を介して回動支点28をボルト30に押し当てて自由に回転できるように、回動支点にしっかりと嵌合する。
図3は、図2に図示するテールピース18の中央部分の部分側面図であり、テールピースハウジング50に保持されているサドル48を示す。図3Aでは、サドル48は、通常状態、すなわちトレモロレバー52を(左回りに回転させながら)押し下げた際に弦の張力が大きくなる配置にて示されている。トレモロレバー52を作動させてテールピースが回転または傾斜すると、6個のサドル(ギターの場合)のそれぞれが一緒に回転することに留意する。
各弦は、サドル48の立上り部56にある溝に各弦の端部に設けられたボール54によって保持される。弦は、サドルの滑らかな丸みのある周縁に沿って回して配設される。弦の摩擦がサドル全体にかかるため、ボール54に大きな負荷がかからないことは明らかである。そのため、トレモロ効果が作動する際には、張力が余計にかかるにも関らず、弦の寿命は殆ど縮まらない。
図3Bは、図3Aと同様であるが、サドル48は、反転状態、すなわちトレモロレバー52を操作すると張力が小さくなる配置にてハウジング50内に設けられている。図3Bに示すように、少なくとも1つのサドル48が、反転状態にて設けられていると、テールピースハウジング50を調弦された通常の位置に戻すのに弦の張力が不足する可能性がある。そこで、図4Aないし図4Cでは、弦の張力を小さくしてトレモロ効果を生むようにテールピース18を設計した場合、テールピース18をその調弦された通常の位置に戻すための様々なスプリング58,60,62の構成を模式的に示す。図示したいずれの構成もボディ12から素材を一切除去する必要がない。
図5Aおよび図5Bは、ギター10に取り付けられた状態のテールピース18およびイントネーション調整用ブリッジ20の上面図および下面図である。6本の弦16は、イントネーション調整用ブリッジ20上のそれぞれのローラ36の溝38に通される。図示するように、ローラ36は様々な長さおよび弦の特性を考慮して調整されている。図5Bでは、サドル48はサドル48の調整ねじ68が右側にある状態で示されている。図8ないし図11を参照して説明するように、これらねじ68にて、回動支点28の軸からのサドル48のオフセット量を調整する。サドル48は、反転可能なため、テールピースハウジング50の上側には、サドル48を反対向きに取り付けた場合に調整ねじ68を操作できるようにするための穴70が設けられている。
図6は、弦16の方向に沿って見たテールピース18の図である。図6Aは、回動支点のジャーナル44および両端部のニードルベアリング46を示す。
図7は、図6と同じ方向に沿って示したイントネーション調整用ブリッジ20の対応した図である。使用の際に、弦16(図示せず)はローラ36の溝38に通される。
図8ないし図11は、テールピース18における回動支点28に対するサドル48の位置を示す。左側の図(A)は、トレモロ機能が作動していない際の通常または調弦された位置(X軸がホーム位置)にあるサドル48を示す。右側の図(B)は、トレモロレバー52を14°まで回動させて完全に作動させた場合のサドル48の位置(X軸が最大位置)を示す。演奏者は、所望の効果を得るためにトレモロレバー52をホーム位置から最大位置までの間にて作動範囲を選択できる。
図8Aは、調弦された通常の静止位置にあるサドル48および弦16を示し、X軸は「ホーム」と記された線上にある。立上り部56がボディ12から外側方向を向いているこの構成では、サドル48は、トレモロレバー52を操作すると(X軸を図8Bの最大まで回すと)、弦16の張力を大きくして最大限のトレモロ効果を生むように配置されている。張力の増大量は、オフセット量d、すなわち、弦16と回動支点28の中心線との垂直距離を変える調整ねじ68にて調整できる。図8Bに図示するように、トレモロレバー52を作動させると、典型的にはテールピース18が約14°まで回動し、弦が約1.5〜3mm引っ張られる。オフセット量dは、トレモロレバー52を作動させた際に弦を調和した状態に維持するために、トレモロ効果を付加する各弦の調整ねじ68によって演奏者が調整する。
図9では、オフセット量dは0mmまで減少されており、図9Aに示すように、弦16は回動支点28の軸上にあるので、この場合に、この弦16のトレモロ効果は不作動にされており、図9Bに示すように、トレモロレバー52を作動させても、弦16は伸長も弛緩もしない。
図10Aを参照すると、サドル48および弦16は、ギター10が調弦されたホームと記載される通常の静止位置にある。立上り部56がギターのボディ12から内側方向を向いているこの構成では、サドル48は、図10Bに示すように、トレモロレバー52を操作すると、弦16の張力が小さくなり、弦16が緩んでトレモロ効果を生むように配置されている。張力の低減量は、オフセット量d、つまり、弦16と回動支点28の中心線との垂直距離を変える調整ねじ68にて調整できる。この場合、トレモロレバー52を作動させると(図10B)、典型的にはテールピース18が約14°まで回動し、弦16は約1.5〜3mm緩む。オフセット量dは、トレモロレバー52を作動させた際に弦を調和した状態に維持するため、トレモロ効果を付加する各弦の調整ねじ68によって調整する。
図11Aは、オフセット量dを0mmまで減少させて、図11Bに示すようにレバーを作動させても弦の張力が調弦された状態に維持できるように、その弦に対するトレモロ効果を不作動にしているサドル48を示す。
演奏者が望む効果を生み出すために、図8A、図9A、図10Aおよび図11Aに示されたサドル48のように構成する必要はない。トレモロレバー52の操作で弦の過半の張力を小さくする場合、テールピース18をその支持ボルト30に押し当てて保持するには、図4A、図4Bおよび図4Cに示すような、少なくとも1つのスプリングが必要である。トレモロレバー52の操作で弦の過半を引っ張る場合、スプリングは必要なく、その上、楽器はより長い間調弦された状態を維持できる。
サドル48およびその滑らかな形状を採用することにより、弦16をテールピース18に装着するための大幅に改良された手段をもたらし、テールピース18付近で弦が破損する最も一般的な原因を解消できる。
10
弦楽器としてのエレキギター
16 弦
18 テールピース
20 イントネーション調整用ブリッジ
28 回動支点
30 固定ストッパとしての支持ボルト
36 ローラ
48 サドル
52 トレモロレバー
58 スプリング
60 スプリング
62 スプリング
16 弦
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28 回動支点
30 固定ストッパとしての支持ボルト
36 ローラ
48 サドル
52 トレモロレバー
58 スプリング
60 スプリング
62 スプリング
Claims (13)
- 楽器の弦を係止するテールピースを具備し、トレモロレバーが装着されて、弦楽器にてトレモロ効果を生むブリッジシステムであって、
テールピースは、弦の数に対応する数のサドルが設けられ、
サドルは、弦を係止するための溝がそれぞれ設けられ、
テールピースは、弦の張力を変えて所望のトレモロ効果を生むために弦に略垂直な軸を中心に回動可能である
ことを特徴とするブリッジシステム。 - 各サドルは、テールピースの回動支点軸に対して個別に独立して調整可能であって、
テールピースを回動させる際に弦が調和した状態を維持するためにサドルを調整できる
ことを特徴とする請求項1記載のブリッジシステム。 - サドルは、テールピースの回動支点軸に対して非対称の湾曲形状であるとともに、使用時にサドルに270〜360°の角度にわたって弦を巻き回すために弦を係止する溝を有する
ことを特徴とする請求項1または2記載のブリッジシステム。 - 各サドルは、テールピースを回動させると弦の張力が大きくなる通常状態、または、テールピースを回動させると弦の張力が小さくなる反転状態のいずれかにてテールピースに取り付けられる
ことを特徴とする請求項3記載のブリッジシステム。 - テールピースは、弦の張力により固定ストッパに押し当てられて保持されるように構成されており、テールピースを回動して弦の張力を大きくすることによりトレモロ効果が生じる
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載のブリッジシステム。 - テールピースは、少なくとも1つのスプリングを介して固定ストッパに保持される
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載のブリッジシステム。 - イントネーション調整用ブリッジを備え、
イントネーション調整用ブリッジは、各弦に対応して設けられて、テールピースから引き出された弦に接触するローラを有し、
ローラは、弦の長手方向に沿って位置調整可能である
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか記載のブリッジシステム。 - テールピースおよびイントネーション調整用ブリッジの少なくともいずれか一方には、楽器にボルト付けするための穴が端部に設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか記載のブリッジシステム。 - 穴は、楽器に既存のねじ切り穴を使って形成された
ことを特徴とする請求項8記載のブリッジシステム。 - テールピースおよびイントネーション調整用ブリッジの少なくともいずれか一方は、演奏者の必要に合わせて楽器の表面に対して上下動可能にするための特殊ボルトが設けられている
ことを特徴とする請求項8または9記載のブリッジシステム。 - テールピース用のボルトは、テールピースのレバー機構の筒状の回動支点を受けるための略半円形の断面をもつ円周溝を有し、
テールピースは筒状の回動支点を中心として回動するように構成された
ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれか記載のブリッジシステム。 - トレモロレバーは、楽器を本来のキャリングケースに収用するために取り外し可能である
ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか記載のブリッジシステム。 - 請求項1ないし12のいずれか記載のブリッジシステムを備えた
ことを特徴とする弦楽器。
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