JP2010516420A - 伸縮性吸収性物品 - Google Patents
伸縮性吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010516420A JP2010516420A JP2009547803A JP2009547803A JP2010516420A JP 2010516420 A JP2010516420 A JP 2010516420A JP 2009547803 A JP2009547803 A JP 2009547803A JP 2009547803 A JP2009547803 A JP 2009547803A JP 2010516420 A JP2010516420 A JP 2010516420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- topsheet
- cuff
- elastic
- article
- absorbent article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/495—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers with faecal cavity
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/15203—Properties of the article, e.g. stiffness or absorbency
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/494—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means
- A61F13/49473—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by edge leakage prevention means the edge leakage prevention means having a continuous closed form, e.g. circle, ellipse, rectangle
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/15203—Properties of the article, e.g. stiffness or absorbency
- A61F2013/15284—Properties of the article, e.g. stiffness or absorbency characterized by quantifiable properties
- A61F2013/15292—Resistance, i.e. modulus or strength
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
本発明は、伸縮性トップシートとも称される、特定の伸縮性肛門/生殖器カフを有し、465mm未満の完全に伸張した長さを有し、典型的には9Kgまでの乳児に好適である、おむつに関する。
Description
本発明は、例えば、糞便の受容のための少なくとも1つの開口部を、特定の伸縮性の肛門/生殖器カフ、又はトップシートを有する幼児用おむつなどの吸収性物品を対象とする。
多くの吸収性物品が、糞便を受容又は貯蔵し、物品から逃れる又は着用者の皮膚を汚す糞便を低減するための、特定の設計特性を提案してきた。特に、流体糞便はこの問題を有するが、これは流体糞便がトップシート上で非常に移動しやすく、一方の側から他方の側に容易に移動し、おむつの脚部、又はレッグカフから容易に逃れるからである。
提案される一種の物品は、糞便を受容するための大きな開口部を有する、トップシート又は肛門/生殖器カフを有し、例えば、米国特許第4,892,536号(デマレーズ(Des Marais)に発行)及び同第4,990,147号(フリーランド(Freeland)に発行)に開示される。後続の開発は、使用中に開口部と肛門及び生殖器をより良く揃え、使用中に物品を適所により良く維持するために、開口部を越えて、前及び後ろに分かれる、開口部に沿った弾性バンドを有するおむつをもたらしたが、これは例えば、欧州特許第1201212−B号に記載される。
しかしながら、発明者は、非常に敏感な肌を有し、動きが少なく、典型的にはより液状の糞便を有する、より小さな乳児のためのおむつを見出し、欧州特許第1201212−B号で提案されるおむつへの異なる手法が発明者には必要である。
一定のより小さな乳児には、トップシート又はカフがより快適であり、及び/又は皮膚上につくられる痕が非常に限定されているか、又は無いことが望ましく、したがって物品が使用中に低減された弾性力を有することが望ましいことを発明者らは見出した。しかしながら、物品は依然として、開口部が少なくとも肛門と揃うようなものであるべきである。
発明者らは、特定の力特性をもたらす伸縮性領域を含む、トップシート又は肛門/生殖器カフを提供することにより、この問題を解決する方法を見出した。本発明の物品は、開口部の正確な位置合わせが得られると同時に、乳児にとって着用が快適であるような物品である。
本発明は、吸収性物品、例えばおむつに関し、これはバックシート、吸収性コア、及び伸縮性の肛門及び/又は生殖器カフ、あるいはトップシートを有し、これは伸縮性領域を含み、前記カフ又はトップシートは、糞便物を受容するための、少なくとも1つの開口部を画定し、それぞれ長手方向、長さ、及び長手方向軸(Y)、並びに横断方向、幅、及び横断方向軸(X)を有する。
100%の伸張状態では、前記物品は(長手方向で)47cm以下、又は典型的には46cm以下の長さを有し、前記物品及び/又は前記伸縮性カフ若しくはトップシートは、150%の伸長状態で、少なくとも0.10Nの第2除荷力、及び200%伸長状態(歪み)で少なくとも0.20N又は少なくとも0.3Nの第2除荷力を有する。好ましい実施形態では、200%伸長状態(歪み)での第2除荷力は、0.9N未満、0.8N未満、又は0.7以下である。
一実施形態では、バックシートは非伸張性であり、伸張状態にある物品の長さと等しい最大の長さを有する。
本明細書における望ましい物品は、非常に柔軟なカフ又はトップシートを有し、即ち、これは本明細書において記載される特定の不織布材料で作製される。弾性バンド、又はストランドは、本明細書において記載される好ましいパターンにより不織布材料に取り付けられ、皮膚上の痕のリスクを更に低減し得る。
吸収性物品は、好ましくは乳児、又は幼児のおむつである。
本明細書で使用するとき、次の用語は、次に示す意味を有する。
本明細書で使用するとき、「吸収性物品」は、体液を吸収でき、ユーザーの生殖器に近接して又は押し当てて配置するのに好適な、特に大人又は乳幼児用のおむつ、及びいわゆるトレーニングパンツ又はプルアップ式パンツを含む、いずれかの物品を意味する。
本明細書で使用するとき、「前側区域」及び「後側区域」は、使用中にそれぞれ着用者の前側及び着用者の後側に最も近く、それぞれが物品又はトップシートの長手方向長さの半分を有する、2つの区域を指す。
本明細書で使用するとき、用語「空隙空間」は、糞便物などの排泄物を受け入れて閉じ込める働きをする、少なくとも弛緩状態において存在する物品内の空洞であり、典型的には弛緩状態で少なくとも5cm3である。
本明細書で使用するとき、「長手方向」は、構成要素の最長直線寸法、通常は物品の長手方向軸線に実質的に平行に走る方向であり、特に明記しない限り、この平行方向の30°以内の方向を包含する。
「横断」方向は、長手方向に直交し、物品の大部分及び長手方向軸線と同一平面(same plan)内にある方向であり、特に明記しない限り、その直交方向の30°以内の方向を包含する。
本明細書で使用するとき、「伸縮性である」は通常、その構成要素が少なくとも一方向に弾性である弾性材からなるか、あるいは弾性材を含むことを意味する。「伸縮性でない」は、本明細書で使用するとき、その構成要素がいかなる弾性材をも含まないことを意味する。
本明細書で使用するとき、「トップシート内の開口部(31)」は、トップシート又はそのシート構成要素によって完全に包囲されるがトップシート材料が存在しない領域を意味し、これは、糞便物を受け入れるのに十分大きく、典型的には、少なくとも2cmの長さ又は幅であるか、少なくとも2cm2の表面積を有する。
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく限定されるものとして理解するべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした寸法はそれぞれ、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
本明細書における寸法は、指定がある場合は75%の物品の長さで決定されるか、又は特に指定がない場合には完全に伸張した物品の長さで決定されるかのいずれかである。
本発明は、典型的には、完全に伸張した状態で47以下、46.5cm以下、好ましくは46cm以下、45.5cm以下、又は45cm以下、及び典型的には30cmを超える、35cmを超える、又は37cmを超える物品の長さを有する、乳児おむつに関する。これは、物品をストレッチボード(stretch board)上で全長及び全幅まで伸張させることにより、物品の完全に伸張した状態で測定される。バックシートが非伸張性である、典型的な一実施形態では、この全長は、バックシートの長さによって決定され、このときバックシートは、典型的には上述のおむつ長さと同じ長さである。本明細書におけるトップシート又はカフもまた、上記で指定されたものと同じである最大の長さであることが可能である。
本発明は、肛門及び/又は生殖器にごく近接して少なくとも1つの開口部を画定するトップシート又は肛門/又は生殖器カフを有する着用可能な吸収性物品を提供する(本明細書において、特に指定のない限り、トップシートに関して記載されるあらゆる特徴は、カフに対しても同等に適用可能であり、逆もまた同様である)。開口部は、(単一の)細長いスプリット開口部であってもよい。開口部は、空隙空間と連通しており、これは排泄物を受容及び貯蔵するのに好適である。本発明の好ましい実施形態では、本明細書における物品は、空隙空間に続く、開口部、好ましくは細長いスプリット開口部を画定するトップシート又はカフを有し、開口部は長手方向側縁部、及び各側縁部又は、少なくともその部分に沿った1つ以上の伸縮性区域を有する。伸縮性区域は、改善された長手方向及び横断方向の位置合わせ、加えて着用者上の排泄物の場所とのZ方向での近接を維持し、例えば、ごく近接して留まり、好ましくは着用者と接触する。
一実施形態では、トップシート又はカフは、吸収性物品の完全に伸張した全長の40%〜80%、又は更により好ましくは約55%〜70%の最大の長さを有する、このような1つの開口部を画定する。これは、上述のように、ストレッチボード上で物品を全長及び全幅まで伸張することにより、物品が完全に伸張した状態で測定される。
本明細書における開口部の最大幅及び/又は股部幅(正確なX軸、横断方向軸における)は、吸収性物品の幅のその横断方向軸に沿った平均幅の、例えば5%〜30%、又はより好ましくは10%若しくは15%〜25%であり得る。これは本明細書において、縁部の幅及び長さ方向において完全に伸張した物品の各横断方向端縁部を、水平方向サンプルホルダーに配置することにより、完全に伸張した100%の物品長さを決定し、次に物品をその75%(+/−1%)伸張した物品長さに伸張することによって測定し、このサンプルホルダーの対は、物品に固定するための、固定手段を含み(例えば、ベルクロ(Velcro))、各ホルダーは、物品の横断方向縁部の幅(完全に伸張した状態の)に対応する長さ及び50mmの横断方向縁部にわたって配置される幅を有する。そして、最大の幅(長手方向に75%伸張された状態)及び/又は、幅及び横断方向x軸が決定され得る。
開口部は、物品の横断方向軸と平行な横断方向端縁部を有してもよいが、一方又は両方の縁部がある角度で接続された各2つの縁部を有することが望ましいことがあり、その結果、開口部の、その長手方向中心線上の長さ、例えば、Y軸は、開口部の、そのいずれかの側部上の長さよりも大きい(例えば、図1に示されるように、開口部について三角形の末端部分を画定する)。
物品、例えばおむつ、及び/又は伸縮性カフ/トップシートは、伸縮性領域を含み、そのいずれか、又は双方は、一定の力特性を有し、即ち、
前記物品、又は伸縮性カフ若しくはトップシートは、150%伸長状態において、本明細書において定義されるように、少なくとも0.10Nの第2除荷力、200%伸長状態において少なくとも0.2又は少なくとも0.3Nの第2除荷力を有する。200%の伸長状態において、0.9N未満、0.8N未満、0.7N以下、又は0.6以下が好ましいことがあり、あるいは、本明細書における一実施形態では更に不可欠である。100%伸長状態における第2除荷力は、例えば、0.3N〜0.45Nであり得る。
前記物品、又は伸縮性カフ若しくはトップシートは、150%伸長状態において、本明細書において定義されるように、少なくとも0.10Nの第2除荷力、200%伸長状態において少なくとも0.2又は少なくとも0.3Nの第2除荷力を有する。200%の伸長状態において、0.9N未満、0.8N未満、0.7N以下、又は0.6以下が好ましいことがあり、あるいは、本明細書における一実施形態では更に不可欠である。100%伸長状態における第2除荷力は、例えば、0.3N〜0.45Nであり得る。
別の実施形態では、この吸収性物品、例えば、おむつ、又は伸縮性カフ若しくはトップシートは、150%の伸長状態において、本明細書において定義されるように、少なくとも0.15Nの第2除荷力、及び200%伸長状態において少なくとも0.40N、及び典型的には、200%の伸長状態において、0.9N未満、0.8N未満、0.7N以下、又は0.6N以下の第2除荷力を有する。
一実施形態において、物品、そのカフ又はトップシートは、例えば、300%の伸長状態において、少なくとも0.9N又は少なくとも1.0N、しかし好ましくは2.0N以下、又は1.5N以下の第2除荷力を有し得る。
物品、カフ、又はトップシートは、300%の伸長状態において、本明細書において定義されるように、3.0N未満、好ましくは2.8N未満、又は2.7N未満の第1負荷力を有してもよく、及び任意に、物品、例えばおむつ、カフ又はトップシートは、300%の伸長状態において、本明細書で定義されるように、少なくとも0.9N、又は少なくとも1.0Nの第1負荷力を有してもよい。
伸縮性区域は、好ましくは開口部の2つの長手方向縁部に沿って位置付けられ(それによって各縁部は、少なくとも1つの伸縮性区域を有する)、前記開口部から第1(前側)及び第2(後側)腰部区域に向って延び、好ましくはそれによって、弾性区域の末端部分は、腰部区域に取り付けられるか、又は接合されることができる。したがって、伸縮性区域は、好ましくは、弛緩状態及び伸張状態の両方において、開口部よりも長い。弾性区域は、トップシートの長さの、少なくとも80%にわたって位置付けられることが好ましい。
弾性区域の長さは、典型的には、トップシート及び/又は物品の寸法に依存する。例えば、サイズ3のおむつでは、46.5cm以下の、本明細書で定義されるバックシート長さ又は伸張した物品長さを有し、完全に伸張した状態の弾性区域の長さは、10〜30cm、又は更に15〜25、更に伸張した状態では好ましくは20〜60、更に25〜45、又は更に30〜40cmであってもよい。
(一対の弾性区域の)2つの弾性区域は、物品のY軸に関して互いに鏡像をなしてもよい。これらは、対が、カフ/トップシートによって画定される開口部の各長手方向縁部の少なくとも一部分に沿って位置付けられる、実質的に平行な伸縮性区域を含むようなものであってもよい。区域の中央部分は実質的に互いに平行であり、一方で前及び後の双方において末端部分は、(少なくとも弛緩状態において)互いに離れる方向に曲がり(トップシート/カフの面において)、その結果弾性区域の末端部分の間の距離は、弾性区域の中央部分の間の距離よりも大きくなるような形状の伸縮性区域が好ましい。このとき、上述のように、ストレッチボード上で完全に伸張した状態において、伸縮性区域の2つの前端部及び2つの後端部の双方は、典型的には開口部の長手方向軸とそれぞれ角度を成し、好ましくは、各角度は、15°〜35°、好ましくは20°〜30°、又は好ましくは24°〜28°であり、その結果、好ましくは、末端部分の間の角度は約2倍の大きさであり、例えば30°〜70°の間、又は更に40°〜60°の間である(これを測定するために、開口部の長手方向縁部は、完全に伸張した状態で、これらの角度の測定の前に互いに対して配置される)。これは本明細書においてX形状と称され、好ましいX形状が図1に例示され、本明細書において後に記載される。したがって、伸縮性区域は、好ましくはXの形状であり、伸縮性区域の末端部分は互いに離れる方向に曲がり(反れる)、例えば、それによって伸縮性区域の端部区域の間の距離は、前側及び後側の両方において、両方の伸縮性区域の中央の点の間の距離よりも大きい。
任意により、弛緩状態において、弾性区域、又はその部分は、隣接するトップシートと角度を成し、それによって弾性区域は(また)トップシートの面外へと曲がり、上方に曲がって空隙空間(トップシート下部)から離れてもよい。
トップシート/カフの伸縮性区域は、典型的にはそれぞれ弾性構成要素、例えば1つ以上のバンド又はストランド、の形態であり、これらは伸張した状態でトップシート/カフの一部分を形成する支持シート、例えば、本明細書に記載される不織布シートに取り付けられる。
物品の弾性特性のために、物品は折り畳まれた状態で保管及び包装されてもよく、典型的には横断方向の折り畳み線の付近で少なくとも2回折り畳まれてもよい。例えば、本明細書における好ましいおむつは、2つの異なる横断方向線の付近で、2回折り畳まれてもよく、したがってその元の折り畳まれていない長さの1/2未満、例えば元の長さの約1/3の、折り畳まれたおむつが得られてもよい。
一実施形態では、弾性構成要素をキャリアシート、例えば、不織布が形成する(カフ又はトップシートの一部)に取り付けることによって形成される、弾性区域又は弾性積層体の一部分が、弛緩状態及び本明細書で以下に記載される0.5の伸張εを含む、部分的に伸張した状態において、使用中にユーザーの身体に面し、皮膚に接触し得る、しわを備えた少なくとも1つの表面を有する。弾性積層体部分又は区域は、弾性材のいずれかの表面に取り付けられた2つ以上の(好ましくは非弾性の)材料シートと、典型的には弾性積層体部分のいずれかの表面上にしわを有する積層体部分とを含んでもよい。
本明細書において記載されるこのしわの特性は、弾性積層体部分又は区域の、少なくとも身体に面する表面のしわに当てはまるが、前記積層体又は区域の両方の表面にも当てはまることがある。
一実施形態では、0.5の伸長ε(ε=(L×−Lc)/Lc))において、しわは、(プリモス(Primos)装置を用いて、以下に記載の「プリモス(Primos)」法によって測定されるとき)600マイクロメートル未満、及び典型的には600マイクロメートル未満であるが200マイクロメートルを超える、又は550マイクロメートル〜300マイクロメートル、又は最大530マイクロメートル、又は更に最大500マイクロメートルの平均的なしわの高さである。
一実施形態では、0.5の伸びεにおいて、本明細書の弾性積層体部分(10)は、本明細書において記載されるプリモス法で測定されるとき、1cm当たりの5個〜10個のしわ、又は更に6個〜10個、又は更に7個〜10個、又は場合により1cm当たり9個までの、しわの平均しわ密度(1cm当たりのしわ)を有してもよい。
本明細書における弾性区域又は弾性積層体部分は、少なくとも0.8、又は更により好ましくは少なくとも1.0、又は更により好ましくは少なくとも1.2の平均最大伸長εmax((Ls−Lc)/Lcであり、式中、Lsは、弾性積層体部分の十分に伸張した長さである)を有し、又は、平均最大伸長εは、少なくとも1.4であることもできる。これらの値は、以下の方法の項に記載の方法により得られる。カフ又はトップシートは、この領域内に少なくとも0.5の、いずれの伸長をも全く提供せずに弾性材が支持シート材料に取り付けられている領域(典型的には0.5cm〜2cm、又は0.8cm〜1.5cm)を含んでもよく、その際、しわが全く存在しない可能性があることを理解されたい。弾性材が存在するにもかかわらず伸長0.5未満であるそのような領域は、本明細書の弾性積層体部分/区域の一部とは見なされないことを本発明の意図において理解されたい。そのような領域を、本明細書において「取り付け部分」と呼んでもよい。
弾性積層体部分の伸長ε=0.5を決定し獲得するためには、まず弾性積層体部分の完全に収縮した長さLcを以下のように決定する。
弾性積層体部分/区域を有するカフ/トップシートを吸収性物品から取り外すか、又は、可能であれば弾性積層体部分/区域を物品から取り外し、どちらにしても、しわ特性及び弾性特性(即ち、使用中にユーザーの身体に面する上向き表面の)は変化しない。カフ又は弾性積層体部分/区域を、いかなる伸長力又は伸張力も加えずに、表面上にできる限り平坦に配置する。次いで、カフの弾性積層体部分/区域の完全に収縮した長さを測定する。本明細書において、これを積層体の完全に収縮した長さLcと呼ぶ。
次いで、ε=0.5における積層体部分/区域の長さを計算することができ、これは、1.5Lcである
(ε=(L×−Lc)/Lcに基づく)。
(ε=(L×−Lc)/Lcに基づく)。
続いて、1.5Lcにおいてこの0.5の伸長を得るため、本明細書で以下に記載の方法により積層体部分/区域を伸張することができる。次いで、以下に記載されるように、プリモス法を使用し、プリモス装置を用いてしわの高さ、平均しわ高さ及び偏差、しわの幅、しわの間の距離、平均しわ密度及びその偏差を計算することができる。
典型的には、弾性積層体部分/区域は、少なくとも弾性積層体部分/区域の身体に面する表面において、比較的又は実質的に均一なしわの高さ(分布)のしわを有する。例えば、しわの10%未満又は好ましくは5%未満が800マイクロメートル以上であり、好ましくはしわの10%未満又は更に5%未満が700マイクロメートル以上、又は更に650マイクロメートル以上であり、また、95%以上の、又は更に全てのしわ(約100%)が、600マイクロメートル未満の高さを有することが更に可能である場合がある。
その上、しわの密度は弾性積層体部分の全体にわたって実質的に均一であること、例えば、(積層体部分に沿った長さ方向における)2cmの区画においてしわの密度が12個を超えないこと、及び、(積層体部分に沿った長さ方向における)2cmの区画においてしわの密度が3個未満、又は4個未満でないことが好ましい場合がある。(好ましくは、積層体部分の2cmの各区画において、しわの密度は、5個〜10個、又は上述の好ましい値のいずれかであってもよい。
弾性積層体部分/区域の幅は、典型的にはカフ/トップシートの及び/又は物品の正確な寸法に応じて変化する。
例えば、各弾性積層体、又は区域は、約0.5〜2mm、又は1.5mmまでの平均幅を有してもよい。
弾性区域/積層体部分を形成するために本明細書で使用される弾性材は、非常に薄くてもよく、典型的には厚さ又はキャリパー(例えばゲージ)が、典型的には最大約200マイクロメートル、又は更に最大150マイクロメートル、又は更に最大110マイクロメートル、又は最大100マイクロメートルであり、また本明細書で定義されるように、少なくとも20マイクロメートル、より好ましくは少なくとも40マイクロメートル、又は更に少なくとも60マイクロメートルの必要がある場合がある。非常に好ましい材料は、約70〜100マイクロメートルの厚さを有する。
本明細書における好ましい弾性構成要素、又は材料としては、トレデガー社(Tredegar)から入手可能なVFE−CD、及びフルフレックス社(Fulflex)(アイルランド、リムリック(Limerick))から入手可能なL−86、又はフルフレックス社から入手可能なL−89、あるいは任意にライクラ(Lycra)が挙げられる。
少なくともトップシートの股部区域に位置付けられる開口部は、開口部の長さの0%〜、更に10%〜、更に20%〜40%、又は更に30%までが物品の横断方向軸から物品の前側横断方向縁部に向って延び、残りの割合はX軸から物品の後側横断方向縁部に向って延びるように構成されることが好ましい。
開口部の寸法は、物品のカフ/トップシートの寸法に依存して変化し得る。吸収性物品は乳児用おむつであり、本明細書において定義される物品の長さを備え、開口部の長さは、例えば完全に伸張した状態で20〜35cmであることが、本明細書において好ましいことがある。このような物品の開口部の、上記のように測定される、横断方向幅又は平均幅は、好ましくは2〜6cmであり、より好ましくは3〜5cm、又は3.5〜5cmである。
本明細書における肛門/生殖器カフ、又はトップシートは液体透過性、若しくは不透過性、又は一部分では双方であってもよい。トップシートは、一方向において液体透過性であるが、反対方向において不透過性であり、例えば、体液がトップシートを通じておむつの残りの部分に浸透するが、逆方向においては、着用者の肌に向って、浸透し得ない又は限られた量の流体のみが浸透し得ることが有用であり得る。例えば、トップシートは以下に記載されるように、一方の側において親水性であり、他方の側において疎水性であるように、化学薬品によって処理され得る。
好ましくは、トップシート又はカフは、着用者の皮膚を、おむつの残りの部分に含まれる液体から隔てるために、疎水性材料によって作製されるか、又は疎水性となるように処理される。例えば、トップシートが疎水性材料によって作製される場合、好ましくはトップシートの少なくとも上面が親水性となるように処理され、それによって液体はトップシートをより速く通過する。これにより、身体排出物が、トップシートの開口部を通じて引き込まれずに、トップシートから流出する可能性が低減する。トップシート又はカフは、界面活性剤で処理することにより、又は界面活性剤をトップシート中に組み込むことにより、親水性にすることができる。トップシートを界面活性剤で処理するための好適な方法としては、トップシート材料に界面活性剤を噴霧すること、及び前記材料を界面活性剤中に浸漬することが挙げられる。このような処理及び親水性のより詳細な考察は、米国特許第4,988,344号、同第4,988,345号、米国法定発明登録第H1670号(アジズ(Aziz)らの名前により、1997年7月1日公開)に含まれる。
トップシート又はカフの任意の部分が、当該技術分野において既知であるローションでコーティングされてもよい。好適なローションの例としては、米国特許第5,607,760号、同第5,609,587号、同第5,635,191号、同第5,643,588号、PCT国際公開特許WO 95/24173号に記載されているものが挙げられる。
トップシート又はカフは、少なくともスパンボンド繊維、及び例えばメルトブロー繊維及び/又はナノ繊維を含む不織布であってもよく、これは、例えば、ポリアルキレン繊維又はその誘導体、例えば、ポリエチレン及び/又はポリプロピレン繊維あるいは2成分繊維を含む。
一実施形態では、本明細書におけるトップシート又はカフは、バリアシートである不織布を含み、このトップシート若しくはカフ、及び/又はこの不織布シートは典型的には、少なくとも1.8kPa(18mbar)、好ましくは少なくとも2kPa(20mbar)、少なくとも2.5kPa(25mbar)、少なくとも2.8kPa(28mbar)、少なくとも3.0kPa(30mbar)、又は任意に少なくとも3.5kPa(35mbar)、及び任意に5.0kpa(50)未満、又は4.5kPa(45mbar)の静水頭値(本明細書に記載される静水頭試験により、49mN/mの液体で測定される)を有する。本明細書における不織布シート、トップシート、又はカフは、これが、弾性材を含む領域、又は別の材料に取り付けられる縁部を除く、材料の任意の部分で上記の静水頭値を有する場合に、この値を有するものとして見なされる:即ち、弾性材、又は別の材料に取り付けられる縁部を含まないサンプル上で測定が行われる。一実施形態では、不織布シート又はカフ若しくはトップシートは少なくとも2.5cm×2.5cmの、弾性部材を含まない表面を有する。
本明細書におけるトップシート又はカフの不織布シートは、少なくとも2つの不織布層又は不織布単一ウェブ、好ましくはそれぞれ2つ以上の不織布単一ウェブを含む、少なくとも2つの不織布層を含んでもよい。一実施形態では、少なくとも1つの不織布層、又はウェブが、皮膚に面する不織布層又はウェブ(即ち、使用中にユーザーの皮膚に面し、ユーザーの皮膚と接し得るもの)であり、この皮膚に面する不織布層、又はウェブは、例えば、本明細書に記載されるハンドル−O−メータ剛性/柔軟性試験で測定した際に、20グラム以下、好ましくは16グラム以下、更に14グラム以下、又は12グラム以下の曲げ剛性を有する。
あるいは、又は加えて、トップシート又はカフ全体の不織布シート(したがって、皮膚に面する層又はそのウェブだけではない)は、35グラム未満、30グラム未満、25グラム未満、20グラム未満、又は18グラム未満の曲げ剛性を有してもよい。(本明細書における不織布シート、不織布層、トップシート、又はカフは、弾性材を含む領域、又は他の材料に取り付けられる縁部を除く(後者のものは試験に含まれない)、材料の任意の部分において上記の曲げ剛性値を有する場合に、この値を有するものと見なされる)本明細書で言及され、本明細書における方法で測定されるとき、特に指定がない限り、曲げ剛性は、この不織布層、不織布ウェブ、又は不織布シートの任意の方向において剛性である。
一実施形態では、不織布シートはその皮膚に面する表面上に、不織布ウェブを、又はその皮膚に面する表面上に不織布ウェブを有する不織布層を有し、この不織布ウェブは、平均繊維方向(average fiber direction)を有する繊維を含み、この不織布層又は不織布シートは上記で指定された値の曲げ剛性を有する。平均繊維方向を有する繊維を有する、好ましい皮膚に面するウェブは、スパンボンドウェブである。したがって、本明細書における不織布シートは、好ましくは皮膚に面する表面上に不織布ウェブを有し、これは不織布層の一部分であってもよく、これは平均方向を有する繊維を含み、例えばこの繊維方向に上記の曲げ剛性を有するスパンボンドウェブなどである。平均繊維方向は、典型的には、吸収性物品の機械方向(MD)であり得る。
一実施形態では、トップシート及びカフの不織布シートは、スパンボンド及びメルトブローウェブ、及び/又は、スパンボンド及びナノ繊維ウェブを含む。
トップシート又はカフが、1.0マイクロメートル以下の平均直径を有するナノ繊維を含む不織布ウェブを含むことが好ましいことがある。不織布シートが2つ以上の不織布層を含み、これらの1つ以上、又はそれぞれがこのようなナノ繊維を含む不織布ウェブを含むことが好ましいことがある。不織布シート、又はその層は、例えば、少なくとも2g/m2のナノ繊維、少なくとも3g/m2、又は少なくとも5g/m2のナノ繊維を含んでもよい。ナノ繊維は、0.8マイクロメートル以下、又は0.6マイクロメートル以下の平均直径を有し得る。ナノ繊維は、米国特許第6,315,806号、及び同第6,695,992号などに記載されるような、周知の溶融体フィブリル化方法(melt fibrillation methods)、又は溶融体フィルムフィブリル化方法(melt film fibrillation methods)によって作製され得る。好ましいナノ繊維ウェブ及び層は、同時係属出願のPCT国際公開特許WO 2005/103355号に記載されている。
トップシート又はカフが、不織布ウェブの積層体である少なくとも1つの不織布層を含むこと、又は更にこれが互いに積層されてもよく、若しくは完全に積層されなくてもよい(例えば、60%未満若しくは40%未満の取り付け部を有するか、又は例えば縁部で(及び任意に、この層の間に配置されてもよい弾性構成要素により)互いに取り付けられることに限られる)、2つのこのような積層体を含むことが好ましいことがある。
一実施形態では、少なくとも1つの不織布層、又は各不織布層が、メルトブロー繊維の不織布ウェブを含み、これは典型的には、不織布層に関して少なくとも5g/m2、例えば、少なくとも5.7g/m2、又は少なくとも7g/m2、であるが、典型的には不織布層に関して20又は15g/m2未満の重量レベルで存在する。
不織布シートの坪量が45g/m2以下、40g/m2以下、35g/m2以下、又は30g/m2以下であることが望ましいことがある。不織布シートが2つの不織布層のみを含み、それぞれが2つ以上の不織布ウェブを含むことが好ましいことがある。この不織布シートに存在する各不織布層の坪量が24g/m2以下、22g/m2以下、又は18g/m2以下であることが好ましいことがある。
不織布シートは、ワックスなどの、疎水性物質を含んでもよい。不織布シート又は、その1つ以上の層はまた、障壁剤を含んでもよく、以下に記載されるように、マスキング促進剤(masking facilitating)とも称される。
本明細書における不織布シートは、一表面、例えば皮膚に面する表面上に、スパンボンド不織布ウェブを有してもよい。不織布シートは、スパンボンドウェブ(S)、及びメルトブローウェブ(M)、及び/又はナノ繊維ウェブ(N)を含む不織布層を含み、不織布シートの外側表面はスパンボンドウェブによって形成されることが好ましいことがある。
本明細書において好ましいものは:別の17又は22gsmSMMMS不織布層に取り付けられた(しかし積層されない)、17又は22gsm(g/m2)SMMMS不織布層を含む(例えば、各層のメルトブローレベルはそれぞれ5.7又は7.3gsm)不織布シートであって、例えば、5.7gsmメルトブロー繊維を含む17gsmSMMMS又はSMMS不織布層に取り付けられる、例えば7.3gsmメルトブロー繊維を有する22gsmSMMMS不織布層を包含する不織布シートを含む、不織布シート;別の17gsm又は22gsmのSNS又はSMS不織布層に取り付けられる17gsm又は22gsmのSMS又はSNS不織布層を含む不織布シート;17又は22gsmSMMS又はSMMMS不織布層に取り付けられる17又は22gsmSMMS不織布層(例えば、一層当たり、3gsm若しくは5.7gsm(SMMSに関して)、又は7.3gsmのメルトブロー繊維を含む)である。
本発明の一実施形態では、吸収性物品はまた、生殖器カバーシートを含んでもよく、これは、トップシートの開口部、典型的には使用中に生殖器に近接する開口部の部分のみ(即ち、開口部の前側区域)の下、中、又は上に存在する。好ましくは、開口部の上、中、又は下に存在する生殖器カバーシートの一部分の最大の長さは、(完全に伸張した平坦な状態で)開口部の最大の長さの10%〜50%、好ましくは10%〜30%、又はより好ましくは13%〜28%、又は更により好ましくは17%〜27%である。言い替えれば、多くても開口部の最大の長さの50%が、生殖器カバーシートの最長部分により「覆われ」、しかし少なくても開口部の最大長さの10%は、生殖器カバーシートの最長部分によって覆われる。
生殖器カバーシートは、直線でなく好ましくは曲線状又はV形状(矢の形状)であって、曲線状縁部又はV形状縁部の中心点を曲線状縁部又はV形状縁部の残部よりも物品の前側近くに有する、実質的に横方向の縁部を、開口部の上、開口部の中、ないし開口部の下に有してもよい。このとき、この中心点から開口部の前までの生殖器カバーシートの一部分の長さは、好ましくは、開口部(5)の最大の長さの10%〜30%、より好ましくは15%〜25%、又は更に20%までである。
トップシート又はカフは吸収性コアの身体に面する表面に近接して位置付けられ、長手方向縁部は、好ましくは、当該技術分野において既知の任意の取り付け手段によってバックシートの長手方向縁部に接合されるか、又は取り付けられる。本発明の一実施形態では、トップシート及びバックシートは、いくつかの位置で互いに直接的に取り付けられ、他の位置でレッグカフにより(即ち、互いを直接的におむつのレッグカフに接合することにより)ともに間接的に接合される。
本明細書において好ましい実施形態では、トップシート又はカフは長手方向及び/又は横断方向の折り目を有し、及びこの場合。一実施形態では、股部の、開口部の幅を含む、カフ又はトップシート幅(横断方向軸に沿って、長手方向軸の中心点を横切る)は、この点におけるコアの幅よりも大きい。
この股点におけるコア幅は、例えば7〜10cm、又は7.5若しくは8〜9.5cmであってもよい。
股点における、開口部の幅を含むトップシート又はカフの幅は、この股点におけるバックシートの幅よりも更に大きいことがある。
本明細書におけるおむつはまた、典型的には液体不透過性バックシートも含む。好ましくは、吸収性コアもまた存在し、これは好ましくはトップシート又はカフ、及びバックシートの少なくとも一部の間に位置付けられる。好ましい実施形態では、バックシートは、液体(例えば尿)に対して不透過性であり、厚さ約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の熱可塑性フィルムなどの薄いプラスチックフィルムを含む。好適なバックシートフィルムとしては、インディアナ州テレホート(Terre Haute,IN)のトレデガー・インダストリーズ社(Tredegar Industries Inc)により製造され、商品名X15306、X10962、及びX10964で販売されているものが挙げられる。他の好適なバックシート材料としては、おむつから蒸気を逃し、一方で排出物がバックシートを通過することを尚防ぐ、通気性材料を挙げることが可能である。
二次トップシート又はコアカバーシートが存在してもよく、コア及びカフ/トップシートの間に位置付けられる。また以下に記載されるように、おむつが、本明細書におけるトップシート又はカフの下部に、そして吸収性コアの上に位置付けられる、孔あきシート又は孔あき成形フィルムを含む場合に有益であり得る。
おむつは、一対の伸縮性バリア及び/又はレッグカフを有し得る。おむつは、第1又は前側腰部区域、第1腰部区域に対向する第2又は後側腰部区域、及び第1腰部区域と第2腰部区域の間に位置する股領域を有する。股部区域は、典型的には、着用中に、着用者の脚の間にあるおむつの部分である。おむつの腰部区域は、着用中、典型的には着用者の腰部にギャザーを寄せ、又はこれを取り囲み、着用者が立ち、直立位置にあるとき、物品の最高位にある。
腰部区域のバックシート及びトップシートは、腰部周囲で横断方向の伸張を有するいかなる弾性材をも含まず、例えば、おむつをより快適にするために、弾性ウエストバンドを含まない。
おむつは好ましくは締着装置を有し、典型的に腰部区域に接合される。好ましい締着装置は、後側腰部区域内に、又はこれへと取り付けられた締着耳部及びタブ、並びに前側腰部区域内のランディング領域を含む。締着装置は、好ましくは、おむつの周囲に横方向の張力又は力線を提供して、おむつを着用者の上で保持するために、第1腰部区域と第2腰部区域を接触した又は重なり合った形態で維持する。締着装置は、好ましくは、テープタブ及び/又はフックアンドループ締着タブを含むが、他のいかなる既知の締着手段も一般的には受容可能である。いくつかの代表的な締着装置が、米国特許第3,848,594号、同第4,662,875号、同第4,846,815号、同第4,894,060号、同第4,946,527号、同第5,151,092号、同第5,221,274号、及び同第4,963,140号にて開示されている。
吸収性コアは、概ね圧縮性で、順応性があり、着用者の皮膚に刺激を与えず、尿及び他のいくつかの身体排出物などの液体を吸収及び保持することができるいかなる吸収性材料を含んでもよく、例えば、粉砕木材パルプ、縮みセルロース詰め物、コフォームが含まれるメルトブローポリマー;化学的に剛化、変性、若しくは架橋されたセルロース繊維;ティッシュラップ及びティッシュラミネートが含まれるティッシュ;吸収性発泡体;吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー;が含まれ、吸収性ゲル化材料、又はその他既知の吸収性材料若しくはこれらの材料の組み合わせなどがある。吸収性コアとして使用するための代表的な吸収性構造体は、米国特許第4,610,678号、同第4,673,402号、同第4,834,735号、同第4,888,231号、同第5,137,537号、同第5,260,345号、同第5,387,207号、及び同第5,625,222号に説明されている。
吸収性コアが、層の容積の少なくとも80重量%の超吸収性ポリマー、及び20重量%未満の吸収性パルプ繊維を含む、少なくとも1つの層を含む、吸収性コアが好ましいことがある。コアが接着剤材料、例えば、非吸収性接着繊維、及び超吸収性ポリマーを含むことが好ましいことがある。
おむつはまた、トップシート及びコアの間に配置され、排泄物を受容、貯蔵、又は固定化することが可能である、三次元副層も含んでもよい。副層として使用するのに好適な材料は、上述の三次元孔あきフィルム、大型連続気泡発泡体(large cell open foams)、マクロ孔質耐圧縮性嵩高不織布(macroporous compression resistant non woven highlofts)、連続気泡及び閉塞気泡発泡体の大型微粒子発泡体(large size particulate forms)(マクロ孔質及び/若しくはミクロ孔質)、嵩高不織布、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリウレタン発泡体又は粒子、垂直に配向された、繊維のループ状のストランドを多数含む構造、打ち抜き穴又は窪みを有する上述の吸収性コア構造などを包含してもよい。(本明細書で使用するとき、用語「ミクロ孔質」とは、毛管現象によって流体を移送できる材料を指す。用語「マクロ孔質」とは、細孔が大きすぎて流体の毛管移送ができない材料を指し、一般に直径が約0.5mmよりも大きい孔を有し、より具体的には、直径が約1.0mmよりも大きい孔を有する。
おむつは好ましくは、液体及び他の排泄物の改善された収容性を提供するレッグカフを更に含む。レッグカフは、米国特許第3,860,003号;同第4,808,178号及び同第4,909号;同第4,695,278号及び同第4,795,454号に記載されているように、レッグバンド、サイドフラップ、バリアカフ、又は弾性カフと称されることもある。
おむつは、着用者の肌のための局部ローション、及び/又は、使用中に開口部を更に適所に保持するように作用する、局部接着剤若しくは身体接着性組成物を含んでもよい。典型的には、これはトップシート又はその部分に含まれ、トップシートの開口部の、例えば着用者の肛門との位置合わせを更に改善する。局部接着剤は、トップシート上に位置してもよく、又は身体接着性組成物は(また)トップシートを作製している材料、若しくは吸収性物品の他の要素と一体であってもよく、あるいは吸収性物品の全体又は任意の部分上に直接的に、又は間接的に配置される別個の材料であってもよい。更に、身体接着性組成物は、線、縞、点などを含むがこれらに限定されない任意の模様又は構成で、吸収性物品の任意の部分上に設けられてもよい。好ましい一実施形態では、局所接着剤は、開口部の縁部に沿った伸縮性区域上に存在する。好ましい身体接着剤は当該技術分野において既知である。
好ましくは、おむつは熱活性化可能な接着剤を含み、これは物品又はその一定の部分を使用中に適所に保持するように作用する
本発明の物品を作製するための好ましいプロセス
伸縮性区域、例えば、バンド、ストランドを、本明細書におけるトップシート又はカフ材料(例えば、不織布)に取り付けるために、任意の方法が使用され得る。これらは、開口部の形成の前、又は開口部の形成の後に取り付けられてもよい。これらは、当該技術分野において既知の、熱接合及び接着方法によって取り付けられてもよい。好ましい方法は上述されている。
本発明の物品を作製するための好ましいプロセス
伸縮性区域、例えば、バンド、ストランドを、本明細書におけるトップシート又はカフ材料(例えば、不織布)に取り付けるために、任意の方法が使用され得る。これらは、開口部の形成の前、又は開口部の形成の後に取り付けられてもよい。これらは、当該技術分野において既知の、熱接合及び接着方法によって取り付けられてもよい。好ましい方法は上述されている。
非限定的な例では、フルフレックス(Fulflex)から入手可能な2L−89弾性材の、(弛緩状態で)厚さ約70マイクロメートル、幅約20mm、及び長さ13cmの2つの弾性バンドが得られる。弛緩状態において、一片の不織布に、スリット開口部が切り込まれる。
1つの弾性バンドが、伸張状態において、不織布の開口部の各長手方向縁部に接着される。これは、弾性バンドの中央10cmが、ほぼ不織布の長さから、横断方向端部に向って両側部上に、弾性フィルムを取り付けるために必要な長さ(例えば、2×2.5cm)を引いた長さに伸張されるように、行われてもよい。
各弾性バンドは、X形状で、バンドの端部が対向する弾性バンドの端部から離れて曲がるような方法で、不織布に接着される。これは、適用後にストランドの端部(末端部分、又は区域)間の距離が収縮状態において70mmであり、一方でストランドの中間点の間の距離が収縮状態において30mmのみであるように行われる。ストランドの末端部分の間の角度は、上述の通りである。
トップシートは、4〜9Kgの範囲の体重を有する乳児用に設計された、パンパースプレミアムサイズ3(Pampers Premium Size 3)に使用されてもよく、又はこのようなおむつのトップシートと置き換えてもよい。それに加えて、弾性バンドを有するトップシートは、前側、及び後側ウエストバンドに取り付けられてもよい。
図の好ましい物品
図1及び2を参照して、本発明の好ましい物品がここで記載される。
図1及び2を参照して、本発明の好ましい物品がここで記載される。
図1は、おむつ20の下部構造をより明確に示すために構造体の部分が切り取られ、着用者に接触するおむつ20の部分が観察者に面する、伸張状態にあるおむつ20の平面図である。おむつ20の一方の末端部分は、おむつ20の第1の腰部36として構成される。その反対側の末端部分は、おむつ20の第2の腰部38として構成される。おむつ20の中間部分は、第1腰部区域36及び第2腰部区域38との間で長手方向に延びる股部区域37として構成される。第1腰部区域36及び第2腰部区域38は一般的に、おむつ20のこれらの腰部区域を含み、これらは、着用されたときに、着用者の腰部を取り囲む。腰部区域36及び38は、着用者の腰部周辺にギャザーを寄せてフィット及び収容性の改善をもたらすことができる、又はランディング領域29に締着できるタブ27などの締着手段の使用により、通常は腰部周囲にギャザーを寄せて腰部周囲を締め付けることができる、要素を含む。
しかしながら、好ましい一実施形態では、腰部区域は、例えば図1に示されるように、弾性横断方向バンド、又は弾性バンド機構を含まなくてもよい。
股領域37は、おむつ20を着用したとき、概ね着用者の脚の間に置かれるおむつ20の部分である。
おむつ20は、トップシート24、液体不透過性バックシート26、及びトップシート24及びバックシート26との間に入れられた吸収性コア28を含む。トップシートは、糞便物に対して低減した透過性を有する区域を含んでもよい。
トップシート24は、おむつ20の長手方向軸xに沿って、スリット開口部30を含み、これは糞便排出物を受容し、排出物の少なくとも一部を着用者の皮膚から隔てるように設計される。
トップシート24は、完全に、又は部分的に伸縮性であってもよい。図1では、トップシート24は、X形状を有する弾性バンド31及び32の提供により、部分的に伸縮性である。
スリット開口部30は、トップシート24中に配置され、その結果、糞便排出物が開口部を通過し、トップシート24と吸収性コア28、及び/又は、副層、獲得層などの他の下部層の間に形成される空隙空間に入る。空隙空間は、体外排泄物を捕捉する、又は封入する。空隙空間は、おむつ20の2つの要素の間に形成されてもよいと考えられており、トップシート24及びバックシート26、獲得層及びコア28、コア28及びバックシート26などが挙げられるが、これらに限定されない。
トップシート24のスリット開口部30は、使用中に、少なくとも着用者の肛門に揃えられて位置する。好ましくは、トップシート24のスリット開口部30はおむつのターゲット領域に位置する。ターゲット領域は、着用者からの糞便物質の流入を直接的に受容するように構成され、一般的におむつの股部に位置するおむつの部分である。
トップシート24のスリット開口部30は、一般的には長手方向軸xに沿ってターゲット領域中に配置され、2つの対向する長手方向に延びる側縁部40、前縁部41、及び後縁部42により画定される。前縁部41は、一般的に、おむつ20の股部区域37中で、第1の、前側区域36に向って、又は第1腰部区域36それ自体の中に位置し、一方で後縁部42は股部区域37中で第2腰部区域38の近くに、若しくは第2腰部区域38それ自体の中に位置する。スリット開口部30は、おむつの長手方向軸xに平行な長手方向の長さ、及びおむつ20の横軸yと平行な横方向の幅を有する。スリット開口部30の長さは、上記で指定された範囲内である。
おむつ20は好ましくは、また締着装置も含み、典型的には、少なくとも1つの係合構成要素(雄型締着構成要素のファスナー)27、及び少なくとも1つのランディング領域29(雌型締着構成要素)を含み、これは例えばフック・ループ式締着装置である。おむつ20はまた、レッグカフ、前側及び後側耳パネル、腰キャップ機構、及び弾性部材などを含む当技術分野で既知の、このような他の機構を含んで、より良好なフィット、収容性、及び美的特質を提供してもよい。このような追加の機構は、当技術分野で周知であり、米国特許第3,860,003号と同第5,151,092号とに説明されており、これらを参考として本明細書に組み込む。
本発明のおむつ20は、スリット開口部30の長手方向縁部40の、少なくとも一部分(複数)に沿った、伸縮性区域31及び32を含む、弾性的に収縮したトップシートを含む。弾性区域31及び32は、おむつ20の開口部30が、肛門周辺区域を含む、臀部の臀部溝に位置付けられ、かつ、位置付けられたまま留まることを確実にする。
スリット開口部の縁部40は、弾性区域31及び32により供給される弾性力だけによって、又は所望により、加えて、上述の身体接着性組成物の使用によって、着用者(の皮膚)に接触して保持されて、歪みの無いスリット開口部30を糞便が貫通できるようにしてもよい。
弾性区域31、32は、予備伸張された弾性バンドを、本明細書に記載される方法によって、スリット開口部30の長手方向縁部40に沿って接合することによって形成され得る。
弾性区域31、32は、好ましくは、前側弾性区域43及び44並びに/又は後側伸縮性区域45及び46を有するX形状で、スリット開口部30から腰部区域の方向へ延びてもよい。伸張状態では、弾性区域32及び31の間の好ましい最大距離は、弾性区域31、32の間の最小距離の少なくとも150%である。
図2は、収縮状態にあるおむつ20を示す。弾性区域31、32はX形状にあり、スリット開口部30に沿い、腰部区域36、38へと延び、ウエストバンドへと取り付けられる。弾性区域31、32は、接合するトップシート24と角度を成し、その結果弾性区域は空隙空間、バックシート26、及びコア28から離れる方向に曲がる
図1に見られるように、弾性区域31、32は、好ましくはスリット開口部30から、腰部区域の方向に、好ましくはX形状に延び、前側弾性区域(又は部分)43及び44及び/又は後側弾性区域(又は部分)45及び46を有する。
図1に見られるように、弾性区域31、32は、好ましくはスリット開口部30から、腰部区域の方向に、好ましくはX形状に延び、前側弾性区域(又は部分)43及び44及び/又は後側弾性区域(又は部分)45及び46を有する。
図1のスリット開口部30とは異なり、物品が六角形の形状を有するスリット開口部を有することが、より好ましい場合がある。このような六角形状のスリット開口部30の実施例が、図2に示される。スリット開口部30は、矩形部分90及びその各側部に2つの三角形部分91を有するこのとき、スリット開口部30の長さが三角形91の頂部の、開口部30の縁部の接合点から測定され(即ち、六角形のスリット開口部30の最大寸法/長手方向軸の長さ)、本明細書において指定される好ましい値を有する。このとき、六角形のスリット開口部30の幅は、このスリット30の横断方向軸の幅であり、スリット開口部30の長手方向軸と直行する。
トップシート24は、典型的には伸縮性縁部32の中心点に1Nの力を加えることにより、例えば1N未満などの低い力がトップシート24の幾何学的中心点に加えられた場合に広がり得る、折り目を含む。トップシート24は、したがって使用中に延びることができる。これは、バックシート26及びコア28が、受容した体液のために重くなり、下方に弛みはじめた場合に、トップシート24が単に延び、着用者の肌に近接した位置に留まることを確実にする。
また、トップシート24のコア28に対する取り付けが限定されているか又は取り付けが無いことが、おむつ20が身体排出物を受容し、おむつ20により受け取られた排泄物の重量のためにコア28及びバックシート26が下向きに引っ張られるとき、トップシート24及びスリット開口部30が、コアと共に自動的に移動することがなく、むしろ着用者の皮膚に接触して又は着用者にごく近接して留まることを確実にする。
おむつ20はまた、おむつ20の両方の長手方向縁部上に、典型的にはバックシート26に取り付けられるレッグカフ80を有する。レッグカフ80の長手方向縁部、トップシート24の長手方向縁部、及びバックシート26の長手方向縁部が、薄い、長手方向の取り付け縁部の形で、互いに取り付けられることが好ましい。
試験方法
力特性の測定
本明細書における、トップシート/カフ又は物品は、本明細書で記載されるように、一定の%伸長状態、又は歪みにおいて、特定の第1負荷力(任意に特定の第1除荷力、及び第2負荷力)及び第2除荷力を有し、これは以下のように測定される。(400%伸長状態、又は歪みは、物品が元の長さの400%まで伸張することを意味するのではなく、以下に記載されるように、これがグリップからグリップの距離伸張(grip to grip distance stretch)の、追加の400%の伸長/歪みを示すことを意味する。)
伸縮性トップシート又はカフの弾性力が測定される場合、トップシート/カフが物品の残部から取り除かれる(弾性力が影響を受けないように)。これは次に、弛緩した状態において、23℃及び50%の湿度で、16時間調湿される。物品が、二重又は三重に折り畳まれて包装、又は保管された場合、伸縮性のトップシート又はカフは試験の15分前に開かれるべきである。
力特性の測定
本明細書における、トップシート/カフ又は物品は、本明細書で記載されるように、一定の%伸長状態、又は歪みにおいて、特定の第1負荷力(任意に特定の第1除荷力、及び第2負荷力)及び第2除荷力を有し、これは以下のように測定される。(400%伸長状態、又は歪みは、物品が元の長さの400%まで伸張することを意味するのではなく、以下に記載されるように、これがグリップからグリップの距離伸張(grip to grip distance stretch)の、追加の400%の伸長/歪みを示すことを意味する。)
伸縮性トップシート又はカフの弾性力が測定される場合、トップシート/カフが物品の残部から取り除かれる(弾性力が影響を受けないように)。これは次に、弛緩した状態において、23℃及び50%の湿度で、16時間調湿される。物品が、二重又は三重に折り畳まれて包装、又は保管された場合、伸縮性のトップシート又はカフは試験の15分前に開かれるべきである。
物品の弾性力が測定される場合、物品全体が、弛緩した状態において、23℃及び50%の湿度で24時間調湿される。物品が、二重又は三重に折り畳まれて包装、又は保管された場合、伸縮性のトップシート又はカフは試験の15分前に開かれるべきである。
次の手順は、トップシート、カフ、又は物品に関して同じである。
物品の(又は、トップシートの若しくはカフの)横断方向縁部は、横断方向に全幅まで完全に伸張され、次に対向する一対のホルダーの1つの間に配置され(以下参照)、これらは次にツビック(Zwick)(独国ウルム(Ulm))から入手可能な垂直引張試験機ツビック(Zwick)BX1120.25−013型の2つのグリップの間に配置される。ホルダーは、物品の横断方向縁部の最大に伸張した幅の長さ(物品、カフ、又はトップシートの幅方向と対応する)、及び50mmの幅(物品の長さ方向と対応する)を有する。サンプルホルダーは、ベルクロ(Velcro)フック材料(上述のように)で覆われた、1mm厚さのプレキシグラス(Plexiglas)である。
サンプルホルダーの上に配置されるグリップは、30mm幅(物品の長さ方向で)及び60mm長さ(横断方向、物品の幅方向で)である。
試験装置のロードセルは、試験されるサンプルの力の結果が、ロードセル容量又はロード範囲の10%〜90%、即ち、本明細書におけるおむつでは50N、となるように選択される。
物品、トップシート、又はカフは、この試験において、完全に伸張した全長の、最大90%(これは400%の伸長又は歪み状態において)まで伸張され、これは、0%歪み/伸長状態での、グリップからグリップの長さを決定する。例えば、450mmの最大伸張物品長さを有する、本明細書におけるおむつでは、400%歪みにおいて、物品は405mm長さ(即ち、450mmの最大の長さの90%)、即ち、305mm(4×61mm+元の長さ61mm)+2×グリップ幅50mmまで伸張されるように、グリップ距離は61mmに選択される。
測定は、制御された環境で行われ、気温は23℃で一定に保たれ、湿度は50%である。
テストが開始され、508mm/分のグリップ(クロスヘッド)速度を使用し、物品、カフ、又はトップシートをグリップ距離の400%歪み/伸長状態(例えば、4×61mm+元の61mm)まで伸長し、次に元の状態(例えば、61mmのグリップからグリップの距離)まで急速に弛緩させ、第2サイクルとしてもう一度繰り返すことにより、2サイクルヒステリシスが測定される。
様々な伸長点で物品に加わる力、例えば、300%及び400%第1負荷力、150%、200%、300%第1除荷力、100%、150%、200%、300%第2除荷力が、サイクル中に測定される(即ち、2サイクルにおける第1負荷、第1除荷、第2負荷、及び第2除荷部分)。
このようにして得られる値が本明細書において報告され、参照される。
本明細書における弾性区域、弾性積層部分を、ε=0.5伸長まで伸張する方法
その十分に伸張した長さLs及びεmaxを決定するための方法
弾性区域、又は弾性積層体部分は、一直線状、曲線状であってもよく、又は図1及び2に見られるように、一以上の角度をもって互いに接合した複数の一直線部分を含んでもよく、若しくはそのような形体の組合わせを有してもよい。これは、本明細書において、それぞれ「一直線状」、「曲線状」又は「角度付き」の弾性積層体部分、あるいは例えば、それぞれ「曲線状及び角度付き」の弾性積層体部分などと呼ばれる。
その十分に伸張した長さLs及びεmaxを決定するための方法
弾性区域、又は弾性積層体部分は、一直線状、曲線状であってもよく、又は図1及び2に見られるように、一以上の角度をもって互いに接合した複数の一直線部分を含んでもよく、若しくはそのような形体の組合わせを有してもよい。これは、本明細書において、それぞれ「一直線状」、「曲線状」又は「角度付き」の弾性積層体部分、あるいは例えば、それぞれ「曲線状及び角度付き」の弾性積層体部分などと呼ばれる。
以下のいずれの場合にも、試料(例えばカフ、又は好ましくは分離できる場合、その弾性積層体部分)は、湿度50%及び23℃で24時間調湿した吸収性物品から得られる。
1)弾性区域/弾性積層体部分は直線状である。
弾性積層体部分の収縮した長さLcを測定するために、弾性積層体部分又はカフ全体を得て、上記のように平面上に置く。
続いて、以下のようにεmaxを決定するために、弾性積層体部分を1.5Lc(ε=0.5に等しい)に、又はその十分に伸張した長さLsに伸長する。
試料(弾性積層体部分を有するカフ又はその弾性積層体部分)を25℃及び湿度50%で24時間放置した後、続いて、同じ条件下で以下の伸長/伸張工程を行う。
マイクロメータねじを用いて、試料の長さの測定を行うことができる。
試験されるべき試料を2つのピンセット間で(伸張方向に)縦方向に配置するか、又は、試料の幅が1cmを超える場合、幅1cmの2つのクランプ間で各末端部上に1つずつ配置し、その結果、ピンセット/クランプと試料の接触領域は、伸張(長さ)の方向においてクランプに関して最大で1mm、及びピンセットに関して0.5mmである。一方のクランプ又はピンセットの始点から他方のクランプ又はピンセットの起点までの間の正確な距離を測定する。これが、試料の、例えば積層体部分の収縮した長さである。
一直線状の試料に関して、クランプ又はピンセットは、長さ方向が伸長力の方向であるように、一直線状の試料の長さのy方向に移動される。
こうして、試料をその最大伸長(例えばカフ(25、26)がその最大の長さに達するとき)に伸張し、試料の長さ及びクランプ間の距離を測定して、伸長εmaxを計算する。
あるいは、このように伸張した試料を以下に記載のプリモス法に付すために、試料をε=0.5に伸張する。
2)弾性区域/弾性積層体部分が「角度付き」である場合:
弾性積層体部分を、細いマーカーペンで印を付けることによって一直線部分(即ち、両角度の間)、例えば、3つの一直線部分に分割する。試料を準備し、上記のように調湿する。
弾性積層体部分を、細いマーカーペンで印を付けることによって一直線部分(即ち、両角度の間)、例えば、3つの一直線部分に分割する。試料を準備し、上記のように調湿する。
続いて、一直線状の弾性積層体部分に関して上記に記載した方法により、各一直線状部分を別個にε=0.5又はεmaxのいずれかに伸長し、例えばサンプルが2つの角度及び3つの一直線部分を含むとき、3本の力線を決定し、サンプルを3回伸張する。
3)弾性区域/弾性積層体部分が曲線状である場合:
曲線状の弾性積層体部分を、細いマーカーペンで2cmの完全な長さの区画及び場合によってはより短い長さの残りの1区画に分割する。試料を準備し、上記のように調湿する。
曲線状の弾性積層体部分を、細いマーカーペンで2cmの完全な長さの区画及び場合によってはより短い長さの残りの1区画に分割する。試料を準備し、上記のように調湿する。
伸長の前に、2cmの各区画(又は2cm未満の1区画)の力線を、以下のように決定する。各区画は、2cm離間した2つの横方向縁部線を有し、また各横方向縁部線は、中心点を有する。前記2つの横方向縁部線の前記2つの点を通る線を引くことができる。これが「y方向線」、即ち、区画を伸長するために力を適用する力線である。これを各区画に関して実施する。
続いて、一直線状の弾性積層体部分に関して上記に記載の方法により、但し、各区画をそれ自体の力線に沿ってε=0.5又はその最大伸長εmaxのいずれかに別個に伸長することにより、各区画を別個に伸長する。
全ての区画を伸張した後、各区画の、及び弾性積層体部分の十分に伸張した完全な長さを測定することができ、Ls及びεmaxを計算することができる。
4)混成した弾性区域/弾性積層体部分
弾性積層体部分が、曲線部分、角度付き部分及び/又は一直線部分の組合わせを含む場合、それに応じて上記の方法の組合わせを適用する。
弾性積層体部分が、曲線部分、角度付き部分及び/又は一直線部分の組合わせを含む場合、それに応じて上記の方法の組合わせを適用する。
プリモス法:
しわの高さ及び密度、その平均値及び偏差の決定
カフ/トップシートの積層体部分のしわの高さ及びしわの密度を決定する方法を以下に説明する。
しわの高さ及び密度、その平均値及び偏差の決定
カフ/トップシートの積層体部分のしわの高さ及びしわの密度を決定する方法を以下に説明する。
本明細書に記載の方法により定義されて得られる0.5の伸長を有する各試料を、製造業者の取扱説明書に従い、13mm×18mmのレンズを用いて、プリモス装置及びそのデータ収集ソフトウェアを用いて検査する。
弾性積層体部分が3mmを超える平均幅を有する場合、上記の測定は、その長さに沿って、積層体部分の幅の内側70%上においてのみ行われる。
プリモス装置は、図4に示すように試料の1測定区画ごとのグラフを提供し、しわ1つ当たりの正確な値、例えば高さ、幅を提供し、1cm当たりのしわの平均値、しわの高さ、偏差などを提供する。
キャリパーの測定
本明細書に記載されるようなε=0.5の伸長を有する弾性積層体部分、又は区域のキャリパー及び平均キャリパーは、トゥイング・アルバートフランク社(Twing Albert-Frank GmbH)から入手可能なフランク(Frank)16303などのマイクロメータを用いて得ることができる。試験は、23℃、湿度50%で行われる。試料は、上述のこの湿度及び温度に既に調湿済みであるはずだが、それは、このキャリパー試験を行うのに必要とされる0.5の必要な伸長に試料を伸張する前に、試料がこれら条件下で24時間調湿されているからである。装置を試験の前に較正する。プレッシャーフットの下降速度を3mm/秒、及び保圧時間を2秒〜5秒に設定する。
本明細書に記載されるようなε=0.5の伸長を有する弾性積層体部分、又は区域のキャリパー及び平均キャリパーは、トゥイング・アルバートフランク社(Twing Albert-Frank GmbH)から入手可能なフランク(Frank)16303などのマイクロメータを用いて得ることができる。試験は、23℃、湿度50%で行われる。試料は、上述のこの湿度及び温度に既に調湿済みであるはずだが、それは、このキャリパー試験を行うのに必要とされる0.5の必要な伸長に試料を伸張する前に、試料がこれら条件下で24時間調湿されているからである。装置を試験の前に較正する。プレッシャーフットの下降速度を3mm/秒、及び保圧時間を2秒〜5秒に設定する。
弾性積層体部分の大きさに応じてアンビルの大きさ(表面積)を選択し、続いて、必要とされる2.27kPa(0.33psi)の圧力が得られるようプレッシャーフットへの重量を選択する。
本明細書の好ましい弾性積層体部分の測定を行うために、例えば、直径40mmを有するアンビルを使用し、総重量295グラム(プレッシャーフットの80グラムに追加の115グラムを加算)を適用する。
弾性積層体部分の平均キャリパーを得るために、測定の度にアンビルで押圧された領域同士が重なり合わないよう、弾性積層体部分の複数部分に関する試験を繰り返す。続いて、平均値を計算することができる。また、キャリパーの偏差を計算することができる。
ハンドル−O−メータ曲げ剛性試験
本明細書において記載されるように、この方法は、本明細書におけるカフ、又はトップシートに使用される、不織布層、又は不織布シートの曲げ剛性(及びこれにより柔軟性)を決定するのに役立ち、材料の柔軟性及び表面摩擦を反映する。この試験では、不織布が、プランジャの使用により、スロットを通じて変形され、必要とする力が測定される。この方法は、INDA標準試験IST 90.3−92に基づく。
本明細書において記載されるように、この方法は、本明細書におけるカフ、又はトップシートに使用される、不織布層、又は不織布シートの曲げ剛性(及びこれにより柔軟性)を決定するのに役立ち、材料の柔軟性及び表面摩擦を反映する。この試験では、不織布が、プランジャの使用により、スロットを通じて変形され、必要とする力が測定される。この方法は、INDA標準試験IST 90.3−92に基づく。
INDA試験で記載されるように、2.54cm(1インチ)長さ、及び2.54cm(1インチ)幅(25mm×25mm)の、不織布シート又は不織布層のサンプル材料が切断され、65%湿度、及び21℃で調湿される。このサンプルは、弾性材又は他の材料に取り付けられる縁部を含まない。一実施形態では、使用中に肌と接触する、不織布ウェブ又は層の平均繊維方向を決定することができ、これが、Y方向となる(例えば、使用中、典型的には、吸収性物品のMD寸法と対応する)。
米国フィラデルフィア(Philadelphia)トウィング−アルバート・インストルメント社(Twingh- Albert Instruments Co.)から入手可能なトウィング−アルバート・ハンドル−O−メータ(Thwing-Albert Handle-O-Meter)が、そのユーザー使用説明書に記載されるように較正される。
スロット幅は6.35mmである。
サンプルは、プランジャの下、及びスロットの上に配置され、使用中に皮膚に接触する、又は面する表面が上を向く。第1寸法は、スロットと垂直であり、これが試験される方向であり、これに関する曲げ剛性が本明細書において報告される。一実施形態では、これは皮膚に面する表面、例えばスパンボンド層の平均繊維方向である。サンプルは、スロットの上で中心を合わせられ、試験が行われて力が測定される。この値に4を掛け(例えば、10.16cm×10.16cm(4インチ×4インチ)サンプルに標準化される)、曲げ剛性として、本明細書においてグラムで報告される。
静水頭部(水頭)
本明細書で使用される静水頭部(水頭とも称される)は、低い表面張力の液体、即ち、49mN/mの液体(溶液)で測定される。
本明細書で使用される静水頭部(水頭とも称される)は、低い表面張力の液体、即ち、49mN/mの液体(溶液)で測定される。
この液体は、以下に記載されるように調製される。
この試験は、Inda/Edana試験WSP 80.6(05)に従う、同時係属出願PCT国際公開特許WO 2005/112854A号に記載されるように行われる。但し、水圧(下から)は、6kPa/分(60mbar/分)の速度で増加する。
5cm2のサンプルが、本明細書における、不織布シート、カフ、又はトップシートからとられる。サンプルは、弾性材、又は他の材料に取り付けられる縁部を含むべきではない。
使用される試験頭部は、2.5cm直径を有し、使用される保護スリーブ(protective sleeve)は、2.2cm直径を有した。
このサンプルで試験が行われ、静水頭値が得られ、本明細書において参照される。
49mN/m(ダイン/cm)の液体の調整:
タップを有する10リットルのキャニスターが、2リットルのポリエチレンで3回、次に2リットルの蒸留/脱イオン水で3回、十分に洗浄された。
タップを有する10リットルのキャニスターが、2リットルのポリエチレンで3回、次に2リットルの蒸留/脱イオン水で3回、十分に洗浄された。
次に、これは10リットルの蒸留/脱イオン水で満たされ、清浄な攪拌子で2時間攪拌され、その後タップを通じて水が放出された。
5リットルのグラスが水で6回洗浄され、次に蒸留/脱イオン水で6回洗浄された。
次に、30.00gのコール酸ナトリウム、及び5リットルの蒸留/脱イオン水が洗浄された5リットルのグラス内に配置された。(コール酸ナトリウムは、99%を超えるTLC純度を有するべきである(例えば、カルビオケム(CALBIOCHEM)、カタログ #229101から供給される))。これは、清浄な攪拌子で、コール酸ナトリウムが目に見えて溶解するまで、約5分間攪拌される。
攪拌子が磁性スティック(magnetic stick)でグラスから取り除かれ(溶液に触れることなく)、次にコール酸ナトリウムが10リットルのキャニスターに注がれ、最終溶液の濃度が3g/Lとなるように、更に蒸留/脱イオン水が加えられる。これは攪拌子によって、2時間、更に攪拌され、そして使用される。
溶液の調整、及びこの使用は、これが使用される試験のために提示される温度で行われ、又は温度が提示されない場合は、20℃に保たれる。
溶液の表面張力が測定され、これは49mN/m(+/−2)であるべきである。(表面張力は、クルス(Kruss)K12張力計を使用して、方法:ASTM D1331−56(「界面活性剤の溶液の表面及び界面張力の標準試験方法」)によって決定され得る。
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく限定されるものとして理解するべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした寸法はそれぞれ、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
Claims (14)
- バックシート、吸収性コア、及び伸縮性トップシートを有する吸収性物品であって、伸縮性区域、又は伸縮性肛門及び/又は生殖器カフを含み、伸縮性区域を含み、前記トップシート又はカフは、糞便物質を受容するための少なくとも1つの開口部を画定し、前記物品、カフ、トップシート、及び開口部は、長手方向、長さ、長手方向軸(Y)、並びに横断方向、幅、及び横断方向軸(X)を有し、
100%伸張状態で、前記物品は、47cm以下の長さ(長手方向に)を有し、前記伸縮性カフ若しくはトップシート、又は前記物品は、150%伸長状態において少なくとも0.10Nの第2除荷力、200%伸長状態において少なくとも0.20Nの第2除荷力を有し、前記第2除荷力は、200%伸長において、0.9N未満である、吸収性物品。 - 前記吸収性物品が150%伸長状態で、少なくとも0.15Nの第2除荷力、及び200%の伸長状態で、0.30N〜0.8N未満の第2除荷力を有する、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記カフが、300%の伸長状態で3.0N未満、好ましくは、2.8N未満、又は2.7N未満の第1負荷力を有する、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記物品の前記長さが46cm以下、好ましくは37〜45cmである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の物品。
- 前記吸収性コアが、前記物品の前記中央横断方向線、又はX軸に沿って測定された際に、7〜10cm、好ましくは7.5〜9.5cmの幅を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記カフ又はトップシートが、バリア不織布シートを含み、前記バリア不織布シートは、完全に積層されず、それぞれ少なくとも2つの積層された不織布ウェブを含む、少なくとも2つの不織布層を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記カフ又はトップシートが、25グラム未満の曲げ剛性を有する不織布シートを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記カフ又はトップシートが、実質的に平行な長手方向側縁部を備えた長手方向に延びる開口部を有し、前記カフ又はトップシートは、長手方向に延びる弾性バンド又はストランドによってそれぞれ形成される少なくとも2つの弾性区域を含み、前記少なくとも2つの弾性バンド又はストランドが部分的に互いに平行であり、少なくとも1つが前記開口部の第1の長手方向縁部の少なくとも一部分に沿って配置され、少なくとも1つが前記開口部のもう一方の長手方向縁部の少なくとも一部分に沿って配置される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記弾性バンド又はストランドが、前記開口部の横断方向縁部を越えて、前記物品の前記横断方向縁部まで、又はこれに向って延び、2つの対向する弾性バンド又はストランドは、前記開口部の前記横断方向縁部を越えた各領域で互いに反れる、請求項8に記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品の前記横断方向縁部が、横断方向の伸張を有するいかなる弾性材も含まない、請求項1〜9のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 各中央部分、並びに各前及び後端部を有する、少なくとも一対の対向する伸縮性区域を含み、前記中央部分は、実質的に互いに平行であり、一方で、前記前及び後端部は(弛緩状態において)互いに離れる方向に曲がり(トップシート/カフの平面において)、前記弾性区域の前記対向する前端部の間の距離は、前記対向する中央部分の間の距離よりも長く、前記弾性区域の前記対向する後端部の間の距離は、前記弾性区域の前記中央部分の間の距離よりも長い、請求項1〜10のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記伸縮性区域の、前記2つの前端部及び前記2つの後端部は、それぞれ前記開口部の前記長手方向軸と、15°〜35°、好ましくは20°〜30°、又は好ましくは24°〜28°の角度を有する、請求項11に記載の吸収性物品。
- 前記カフ又はトップシート、及び前記吸収性コアの間に、糞便の貯蔵又は固定化のための副層を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 2〜9kgの乳児に好適な乳児用おむつである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の物品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP07102196A EP1958602A1 (en) | 2007-02-13 | 2007-02-13 | Elasticated Absorbent Article |
PCT/IB2008/050529 WO2008099359A2 (en) | 2007-02-13 | 2008-02-13 | Elasticated absorbent articles |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010516420A true JP2010516420A (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=38257072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009547803A Pending JP2010516420A (ja) | 2007-02-13 | 2008-02-13 | 伸縮性吸収性物品 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080195070A1 (ja) |
EP (1) | EP1958602A1 (ja) |
JP (1) | JP2010516420A (ja) |
CN (1) | CN101610745A (ja) |
AR (1) | AR065329A1 (ja) |
CA (1) | CA2676073A1 (ja) |
CL (1) | CL2008000449A1 (ja) |
MX (1) | MX2009008237A (ja) |
WO (1) | WO2008099359A2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014512235A (ja) * | 2011-04-29 | 2014-05-22 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | レッグガスケットカフを備える吸収性物品 |
JP2017510398A (ja) * | 2014-03-06 | 2017-04-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 多構成要素トップシート |
JP2017510397A (ja) * | 2014-03-06 | 2017-04-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 3次元基材 |
Families Citing this family (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7905872B2 (en) | 2004-06-04 | 2011-03-15 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles comprising a slow recovery stretch laminate |
US7717893B2 (en) | 2004-06-04 | 2010-05-18 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles comprising a slow recovery elastomer |
US8419701B2 (en) | 2005-01-10 | 2013-04-16 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with stretch zones comprising slow recovery elastic materials |
EP1843728B1 (en) | 2005-01-26 | 2012-01-04 | The Procter & Gamble Company | Disposable pull-on diaper having a low force, slow recovery elastic waist |
DE602007011720D1 (de) * | 2007-02-13 | 2011-02-17 | Procter & Gamble | Saugfähiger Artikel mit Barriereschicht |
US8323257B2 (en) | 2007-11-21 | 2012-12-04 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles comprising a slow recovery stretch laminate and method for making the same |
FR2941148B1 (fr) * | 2009-01-20 | 2013-05-17 | Florence Hallouin | Structure de type couche absorbante reutilisable, et manchon associe |
US20110196327A1 (en) * | 2010-02-10 | 2011-08-11 | Rajeev Chhabra | Web Material(s) for Absorbent Articles |
US8859843B2 (en) | 2009-02-27 | 2014-10-14 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with containment barrier |
WO2011100413A1 (en) * | 2010-02-10 | 2011-08-18 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with containment barrier |
CN102753128B (zh) | 2010-02-10 | 2015-02-18 | 宝洁公司 | 具有粘结材料纤维网的吸收制品 |
US9017305B2 (en) | 2010-11-12 | 2015-04-28 | The Procter Gamble Company | Elastomeric compositions that resist force loss and disintegration |
JP5715854B2 (ja) * | 2011-03-03 | 2015-05-13 | 株式会社瑞光 | 使い捨て着用物品 |
CA2840195C (en) | 2011-06-21 | 2017-04-18 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with a waistband and leg cuff having gathers |
MX2013014783A (es) | 2011-06-21 | 2014-07-28 | Procter & Gamble | Articulo absorbente con pretina que tiene contraccion. |
CN106974771A (zh) | 2012-05-15 | 2017-07-25 | 宝洁公司 | 具有有利的拉伸和可制造性特征结构的一次性吸收裤 |
US9205006B2 (en) * | 2013-03-15 | 2015-12-08 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with nonwoven substrates having fibrils |
MX2015013471A (es) | 2013-03-22 | 2016-01-12 | Procter & Gamble | Articulos absorbentes desechables. |
JP6651503B2 (ja) | 2014-05-08 | 2020-02-19 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | パッケージの群 |
EP3139884B1 (en) | 2014-05-08 | 2021-05-26 | The Procter & Gamble Company | Waist to side silhouettes of adult disposable absorbent articles and arrays |
WO2015171384A1 (en) | 2014-05-08 | 2015-11-12 | The Procter & Gamble Company | Length to side silhouettes of adult disposable absorbent articles and arrays |
WO2015171378A1 (en) | 2014-05-08 | 2015-11-12 | The Procter & Gamble Company | Hip to waist silhouettes of adult disposable absorbent articles and arrays |
MX2016014570A (es) | 2014-05-08 | 2017-02-20 | Procter & Gamble | Siluetas de longitud a cintura de conjuntos y articulos absorbentes desechables para adultos. |
EP2992865B1 (en) | 2014-09-05 | 2019-11-06 | Drylock Technologies N.V. | Absorbent article with aysmmetrical side panels |
US10034801B2 (en) | 2014-10-03 | 2018-07-31 | The Procter & Gamble Company | Adult disposable absorbent articles and arrays comprising improved product lengths |
WO2016057777A1 (en) | 2014-10-09 | 2016-04-14 | The Procter & Gamble Company | Length-to-side and hip-to-waist silhouettes of adult disposable absorbent articles and arrays |
US10864117B2 (en) | 2014-10-09 | 2020-12-15 | The Procter & Gamble Company | Length-to-waist and hip-to-side silhouettes of adult disposable absorbent articles and arrays |
EP3244855B1 (en) | 2015-01-16 | 2020-07-29 | The Procter and Gamble Company | Adult disposable absorbent articles and arrays of said articles comprising absorbent cores having channels |
JP2018512212A (ja) | 2015-03-18 | 2018-05-17 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 腰部ガスケット要素及びレッグカフを備える吸収性物品 |
WO2016149595A1 (en) | 2015-03-18 | 2016-09-22 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs |
US10716716B2 (en) | 2015-03-18 | 2020-07-21 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with leg cuffs |
WO2016149592A1 (en) | 2015-03-18 | 2016-09-22 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with waist gasketing element and leg cuffs |
BR112017019861A2 (pt) | 2015-03-18 | 2018-05-29 | The Procter & Gamble Company | artigo absorvente com elemento de vedação na cintura e braçadeiras para pernas |
JP2018512213A (ja) | 2015-03-18 | 2018-05-17 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 腰部ガスケット要素及びレッグカフを備える吸収性物品 |
EP3270856B1 (en) | 2015-03-18 | 2019-06-19 | The Procter and Gamble Company | Absorbent article with leg cuffs |
JP2018511393A (ja) | 2015-03-18 | 2018-04-26 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | レッグカフを備える吸収性物品 |
US10588790B2 (en) | 2015-03-18 | 2020-03-17 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with leg cuffs |
WO2016149598A1 (en) | 2015-03-18 | 2016-09-22 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with leg cuffs |
US10449099B2 (en) | 2015-06-25 | 2019-10-22 | The Procter & Gamble Company | Adult disposable absorbent articles and arrays of said articles comprising improved capacity profiles |
CN107809989B (zh) * | 2015-06-30 | 2020-12-11 | 宝洁公司 | 用于吸收制品的基础结构设计 |
EP3316840B1 (en) | 2015-06-30 | 2019-03-20 | The Procter and Gamble Company | Absorbent article with elasticized waist region |
US20170000656A1 (en) | 2015-06-30 | 2017-01-05 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elasticized region |
US10583054B2 (en) | 2015-11-06 | 2020-03-10 | The Procter & Gamble Company | Disposable absorbent article silhouettes and silhouette arrays |
JP6759369B2 (ja) | 2016-07-01 | 2020-09-23 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | 改善されたトップシート乾燥度を有する吸収性物品 |
WO2019006290A1 (en) | 2017-06-30 | 2019-01-03 | The Procter & Gamble Company | SILHOUETTES LENGTH-ON-THE-SIDE OF DISPOSABLE ABSORBENT ARTICLES OF TYPE CALEÇON SHORT / BOYSHORT, AND LOTS |
EP3644927A1 (en) | 2017-06-30 | 2020-05-06 | The Procter and Gamble Company | Length-to-hip and length-to-waist silhouettes of disposable absorbent articles and arrays |
JP2020524034A (ja) | 2017-06-30 | 2020-08-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニーThe Procter & Gamble Company | ボクサーブリーフ型使い捨て吸収性物品及び群の臀部対側部シルエット |
WO2019006316A1 (en) | 2017-06-30 | 2019-01-03 | The Procter & Gamble Company | SILHOUETTES LENGTH-SIDE FOR DISPOSABLE ABSORBENT ARTICLES OF BIKINI TYPE / SLIP LOW SIZE AND ASSEMBLIES |
US11432971B2 (en) | 2017-06-30 | 2022-09-06 | The Procter & Gamble Company | Hip-to-side and waist-to-side silhouettes for bikini/low rise brief type disposable absorbent articles and arrays |
GB201814501D0 (en) * | 2018-09-06 | 2018-10-24 | Concepts For Success C4S | Faeces separation sheet |
US20200170850A1 (en) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | The Procter & Gamble Company | Absorbent Articles |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62250201A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-10-31 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | 二重カフスを有する吸収性製品 |
JP2004512098A (ja) * | 2000-10-23 | 2004-04-22 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 伸長性スリット開口部を有する伸縮性トップシート |
JP2008513626A (ja) * | 2003-10-02 | 2008-05-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 伸縮性材料 |
Family Cites Families (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1892536A (en) * | 1929-12-21 | 1932-12-27 | Philip B Myers | Process of extracting pectin from pectic materials |
US3748594A (en) * | 1972-06-22 | 1973-07-24 | Avco Corp | Radio frequency electrically excited flowing gas laser |
US3860003B2 (en) * | 1973-11-21 | 1990-06-19 | Contractable side portions for disposable diaper | |
US4808178A (en) * | 1981-07-17 | 1989-02-28 | The Proctor & Gamble Company | Disposable absorbent article having elasticized flaps provided with leakage resistant portions |
US4909803A (en) * | 1983-06-30 | 1990-03-20 | The Procter And Gamble Company | Disposable absorbent article having elasticized flaps provided with leakage resistant portions |
US4610678A (en) * | 1983-06-24 | 1986-09-09 | Weisman Paul T | High-density absorbent structures |
PH23956A (en) * | 1985-05-15 | 1990-01-23 | Procter & Gamble | Absorbent articles with dual layered cores |
US4662875A (en) * | 1985-11-27 | 1987-05-05 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article |
IL82511A (en) * | 1986-05-28 | 1992-09-06 | Procter & Gamble | Apparatus for and methods of airlaying fibrous webs having discrete particles therein |
US4834735A (en) * | 1986-07-18 | 1989-05-30 | The Proctor & Gamble Company | High density absorbent members having lower density and lower basis weight acquisition zones |
CA1290501C (en) * | 1986-10-10 | 1991-10-15 | Jerry Layne Dragoo | Absorbent article having leakage resistant dual cuffs |
US4846815A (en) * | 1987-01-26 | 1989-07-11 | The Procter & Gamble Company | Disposable diaper having an improved fastening device |
US4963140A (en) * | 1987-12-17 | 1990-10-16 | The Procter & Gamble Company | Mechanical fastening systems with disposal means for disposable absorbent articles |
US4894060A (en) * | 1988-01-11 | 1990-01-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Disposable diaper with improved hook fastener portion |
US4988344A (en) * | 1988-05-24 | 1991-01-29 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with multiple layer absorbent layers |
US4988345A (en) * | 1988-05-24 | 1991-01-29 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with rapid acquiring absorbent cores |
US4990147A (en) * | 1988-09-02 | 1991-02-05 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with elastic liner for waste material isolation |
US4946527A (en) * | 1989-09-19 | 1990-08-07 | The Procter & Gamble Company | Pressure-sensitive adhesive fastener and method of making same |
US5137537A (en) * | 1989-11-07 | 1992-08-11 | The Procter & Gamble Cellulose Company | Absorbent structure containing individualized, polycarboxylic acid crosslinked wood pulp cellulose fibers |
CA2031435A1 (en) * | 1989-12-19 | 1991-06-20 | Dan Darold Endres | Conformable absorbent article |
US5151092A (en) * | 1991-06-13 | 1992-09-29 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with dynamic elastic waist feature having a predisposed resilient flexural hinge |
US5221274A (en) * | 1991-06-13 | 1993-06-22 | The Procter & Gamble Company | Absorbent article with dynamic elastic waist feature having a predisposed resilient flexural hinge |
US5147345A (en) * | 1991-08-12 | 1992-09-15 | The Procter & Gamble Company | High efficiency absorbent articles for incontinence management |
US5387207A (en) * | 1991-08-12 | 1995-02-07 | The Procter & Gamble Company | Thin-unit-wet absorbent foam materials for aqueous body fluids and process for making same |
US5260345A (en) * | 1991-08-12 | 1993-11-09 | The Procter & Gamble Company | Absorbent foam materials for aqueous body fluids and absorbent articles containing such materials |
JPH07142627A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-06-02 | Fujitsu Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
US5643588A (en) * | 1994-11-28 | 1997-07-01 | The Procter & Gamble Company | Diaper having a lotioned topsheet |
US5635191A (en) * | 1994-11-28 | 1997-06-03 | The Procter & Gamble Company | Diaper having a lotioned topsheet containing a polysiloxane emollient |
US5569234A (en) * | 1995-04-03 | 1996-10-29 | The Procter & Gamble Company | Disposable pull-on pant |
US5609587A (en) * | 1995-08-03 | 1997-03-11 | The Procter & Gamble Company | Diaper having a lotioned topsheet comprising a liquid polyol polyester emollient and an immobilizing agent |
US5607760A (en) * | 1995-08-03 | 1997-03-04 | The Procter & Gamble Company | Disposable absorbent article having a lotioned topsheet containing an emollient and a polyol polyester immobilizing agent |
US6315806B1 (en) * | 1997-09-23 | 2001-11-13 | Leonard Torobin | Method and apparatus for producing high efficiency fibrous media incorporating discontinuous sub-micron diameter fibers, and web media formed thereby |
US6766817B2 (en) * | 2001-07-25 | 2004-07-27 | Tubarc Technologies, Llc | Fluid conduction utilizing a reversible unsaturated siphon with tubarc porosity action |
EP1632207B1 (en) * | 2001-07-26 | 2012-08-29 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with elastic topsheets |
US20040193134A1 (en) * | 2001-07-26 | 2004-09-30 | The Procter & Gamble Company | Articles with cuffs |
US6695992B2 (en) * | 2002-01-22 | 2004-02-24 | The University Of Akron | Process and apparatus for the production of nanofibers |
US7244398B2 (en) * | 2003-03-21 | 2007-07-17 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Device for dispensing a volatile liquid using a wick in an ambient air stream |
US7285255B2 (en) * | 2002-12-10 | 2007-10-23 | Ecolab Inc. | Deodorizing and sanitizing employing a wicking device |
JP4580709B2 (ja) * | 2004-07-30 | 2010-11-17 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨てのおむつ |
EP1787609A1 (en) * | 2005-10-18 | 2007-05-23 | The Procter and Gamble Company | Absorbent Articles with Comfortable Elasticated Laminates |
EP1776939A1 (en) * | 2005-10-18 | 2007-04-25 | The Procter and Gamble Company | Absorbent Articles with comfortable Elasticated Laminates |
ATE494869T1 (de) * | 2005-12-28 | 2011-01-15 | Procter & Gamble | Absorbierende artikel mit elastischen komfortabelen laminaten |
ATE494870T1 (de) * | 2005-12-28 | 2011-01-15 | Procter & Gamble | Absorbierende artikel mit elastischen komfortablen laminaten |
US7717895B2 (en) * | 2006-10-17 | 2010-05-18 | The Procter & Gamble Company | Method for application of disposable absorbent articles and providing a kit of a package and disposable absorbent article |
JP2011505946A (ja) * | 2007-12-13 | 2011-03-03 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 弾性材料を備えた複合シートを含む吸収性物品 |
-
2007
- 2007-02-13 EP EP07102196A patent/EP1958602A1/en not_active Withdrawn
-
2008
- 2008-02-13 MX MX2009008237A patent/MX2009008237A/es unknown
- 2008-02-13 WO PCT/IB2008/050529 patent/WO2008099359A2/en active Application Filing
- 2008-02-13 US US12/030,453 patent/US20080195070A1/en not_active Abandoned
- 2008-02-13 CL CL200800449A patent/CL2008000449A1/es unknown
- 2008-02-13 JP JP2009547803A patent/JP2010516420A/ja active Pending
- 2008-02-13 AR ARP080100611A patent/AR065329A1/es unknown
- 2008-02-13 CA CA002676073A patent/CA2676073A1/en not_active Abandoned
- 2008-02-13 CN CNA2008800049792A patent/CN101610745A/zh active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62250201A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-10-31 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | 二重カフスを有する吸収性製品 |
JP2004512098A (ja) * | 2000-10-23 | 2004-04-22 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 伸長性スリット開口部を有する伸縮性トップシート |
JP2008513626A (ja) * | 2003-10-02 | 2008-05-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 伸縮性材料 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014512235A (ja) * | 2011-04-29 | 2014-05-22 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | レッグガスケットカフを備える吸収性物品 |
JP2016105804A (ja) * | 2011-04-29 | 2016-06-16 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | レッグガスケットカフを備える吸収性物品 |
JP2017510398A (ja) * | 2014-03-06 | 2017-04-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 多構成要素トップシート |
JP2017510397A (ja) * | 2014-03-06 | 2017-04-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 3次元基材 |
US12076220B2 (en) | 2014-03-06 | 2024-09-03 | The Procter & Gamble Company | Three-dimensional substrates |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080195070A1 (en) | 2008-08-14 |
EP1958602A1 (en) | 2008-08-20 |
CL2008000449A1 (es) | 2008-08-29 |
CN101610745A (zh) | 2009-12-23 |
MX2009008237A (es) | 2009-08-25 |
AR065329A1 (es) | 2009-06-03 |
WO2008099359A2 (en) | 2008-08-21 |
WO2008099359A3 (en) | 2009-05-28 |
CA2676073A1 (en) | 2008-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010516420A (ja) | 伸縮性吸収性物品 | |
US7654993B2 (en) | Absorbent articles with comfortable elasticated laminates | |
EP1961402B1 (en) | Absorbent article with barrier sheet | |
JP4647661B2 (ja) | 尿透過性カバーシート付き吸収性物品 | |
JP4717927B2 (ja) | 低減されたノイズレベルを呈する締着装置 | |
JP4633358B2 (ja) | 伸縮性トップシートを有する吸収性物品 | |
JP2021006268A (ja) | 構成可能な吸収性物品 | |
JP4907667B2 (ja) | 快適な伸縮性積層体を有する吸収性物品 | |
JP4685107B2 (ja) | 伸縮性トップシートを有したおむつ | |
CA2635424C (en) | Absorbent articles with comfortable elasticated laminates | |
US7708728B2 (en) | Absorbent articles with comfortable elasticated laminates | |
US8333746B2 (en) | Disposable absorbent article with separate part | |
JP2008500149A (ja) | 使い捨て吸収性物品における水分反応封止部材 | |
KR101983295B1 (ko) | 개선된 배설물 샘방지 플랩을 보유한 흡수 용품 | |
MX2008009389A (es) | Articulo absorbente con un lienzo de cubierta permeable a la orina. | |
JP4955061B2 (ja) | 漏れを低減した伸縮性トップシートを有する吸収性物品 | |
WO2024073022A1 (en) | Flexible absorbent article |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120302 |