JP2010515051A - 自動機械的完全性検証 - Google Patents

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Abstract

プロセス流体のプロセス変量を感知するためのプロセストランスミッタ(12)が、プロセスセンサ(30)、トランスミッタ回路(40)、トランスミッタハウジング(38)、及びトランスミッタ装着部品(33、44A、44B)を含む。プロセスセンサ(30)はプロセス流体のプロセス変量を感知し、トランスミッタ回路(40)はプロセスセンサ(30)からの信号を処理する。トランスミッタハウジング(38)は、プロセスセンサ(30)及びトランスミッタ回路(40)を収容し、トランスミッタ装着部品は、センサ(30)又はトランスミッタ回路(40)をプロセス流体又は外部環境から隔離する。機械的完全性センサ(46A、46B、52A、52B)が、トランスミッタハウジング(38)及びトランスミッタ装着部品(33、44A、44B)の組み立てを確認する。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般に工業プロセス制御システムで使用するプロセス計器に関する。より詳細には、本発明は機械的完全性検証を備えたプロセストランスミッタに関する。自動機械的完全性検証とは、装置が装置自体の機械的構造又は組み立てを自己確認する能力と定義される。これには、(例えば、電子ハウジングカバーの密着性のように)部品が正しく取り付けられていることの検証、(例えば、接液フランジ材料のように)部品が正しい材料であることの検証、及び(例えば、ハウジングの回転のように)部品が正しい方向に置かれていることの検証が含まれる。
石油化学製品又は水などのプロセス流体の圧力、温度又は流量などのプロセス変量を遠隔モニタするためにプロセストランスミッタが使用される。通常、プロセストランスミッタは、プロセス変量の物理的変化に反応して電気出力を生成するセンサ又はトランスデューサを含む。例えば、静電容量型圧力トランスデューサ又はピエゾ抵抗型圧力トランスデューサが、プロセス流体の圧力に応じて電気信号を生成する。センサの電気信号がトランスミッタ回路により処理されて、プロセス流体の圧力の表示としてモニタできる電気出力を生成する。プロセストランスミッタはまた、制御ルームなどの中央モニタリング位置において制御ループ又はネットワークを介して電気出力を遠隔モニタするための、或いはLCD画面などを用いて電気出力をローカルにモニタするための電子装置も含む。
これらの電気部品をプロセス流体につなげるために、これらの部品は、フランジ、マニフォルド、ダイアフラム又はその他のトランスミッタ装着部品などのプロセス接液部品とともに、貯蔵タンク又はパイプラインなどのプロセス流体容器に装着できるハウジング内に収容される。所望の用途のためにハウジング及びプロセス接液部品を正しく選択し、組み立てることが重要である。例えば、過酷な又は危険なプロセス流体に接触し続けるためには、プロセス接液部品を適切な材料で構成する必要がある。不適切な材料を使用すると、部品が腐食し、劣化し、最終的には破損し、ひいては不正確な結果を生じ、或いは全く機能しなくなる可能性がある。適切な部品を選択したら、これらを正しく組み立てて機能的及び機械的完全性を確実にする必要がある。不適切に組み立てられた装着部品は、不正確な結果及び安全上の問題をもたらす可能性がある。例えば、カバーをプロセストランスミッタハウジングに不適切に固定すると、重要な消炎用の通板が、火花又はそこから生じる小さな爆発が外部環境に広がるのを食い止めることを阻む可能性がある。また、カバーを不適切にねじ込むと、水分又は他の汚染物質がプロセストランスミッタハウジング内に侵入できるようになる。異なる材料又は特性のプロセスフランジがよく似ており、視覚的に区別するのが難しい場合がある。関連するリスクがあるため、ラベルなどの一時的な解決策に依存して不適切な部品の取り付けを防ぐことは十分ではない。同様に、十分にねじ込まれていないカバーは発見が困難であり、完全に目視検査に頼ることはできない。このため、プロセストランスミッタが正しく組み立てられていることを検証する改善手段に対するニーズが存在する。
本発明は、機械的完全性センサを有するプロセストランスミッタに関する。プロセストランスミッタが、プロセス流体のプロセス変量を感知するとともに、プロセスセンサ、トランスミッタ回路、トランスミッタハウジング及びトランスミッタ装着部品を含む。プロセスセンサがプロセス流体のプロセス変量を感知し、トランスミッタ回路がプロセスセンサからの信号を処理する。トランスミッタハウジングが、プロセスセンサとトランスミッタ回路とを収容し、トランスミッタ装着部品が、センサ又はトランスミッタ回路をプロセス流体又は外部環境から隔離する。機械的完全性センサが、トランスミッタハウジング及びトランスミッタ装着部品の組み立てを確認する。
本発明のプロセストランスミッタを使用するプロセス制御システムを示す図である。 本発明の様々な機械的完全性センサの位置を示す、図1のプロセストランスミッタの分解図である。 様々な機械的完全性センサの位置を示す、組み立てた図2のプロセストランスミッタの断面図である。 機械的完全性センサが磁力計を備えた図3のプロセストランスミッタの第1の実施形態の破断図である。 機械的完全性センサが超音波センサを備えた図3のプロセストランスミッタの第2の実施形態の破断図である。 機械的完全性センサが誘導型近接センサを備えた図3のプロセストランスミッタの第3の実施形態の破断図である。 機械的完全性センサが光センサを備えた図3のプロセストランスミッタの第4の実施形態の破断図である。 機械的完全性センサが機械的リミットスイッチを備えた図3のプロセストランスミッタの第5の実施形態の破断図である。 機械的完全性センサが静電容量型近接センサを備えた図3のプロセストランスミッタの第6の実施形態の破断図である。 図3で使用する静電容量型機械的完全性センサの別の実施形態に相当する回路を示す図である。 トランスミッタフランジ及びプロセスフランジ内に位置する様々な機械的完全性センサを示す、組み立てた図2のプロセストランスミッタの部分断面図である。 図6の機械的完全性センサの1つの実施形態を示す図である。
図1は、本発明のプロセストランスミッタ12を使用するプロセス制御システム10を示す図である。プロセス圧力トランスミッタを使用して説明しているが、本発明は、温度、流量及びレベルトランスミッタなどの全ての現場装着型プロセス装置に適用可能である。プロセス制御システム10は、プロセストランスミッタ12、パイプライン14、制御ルーム16及び制御ループ18を含む。制御ルーム16は、通信システム20及び電源22を含む。この実施形態では、プロセストランスミッタ12は、同一平面上にあるプロセスフランジ24とマニフォルド26とを介して導管14に連結され、この導管14の中をプロセス流体が流れる。プロセストランスミッタ12は、プロセスセンサと、プロセス流体の温度、圧力、流量又は液位などの感知したプロセス変量に基づいて電気信号を生成するトランスミッタ回路とを含む。以下で説明する実施形態では、プロセストランスミッタ12は圧力トランスミッタからなるが、本発明は様々な種類のプロセストランスミッタに適用可能である。プロセストランスミッタ12はまた、制御ループ18を介して制御ルーム16又はLCD画面などのローカルディスプレイへ、或いはこれらの双方へ電気信号を送信するための他の電気部品も含む。
1つの実施形態では、プロセストランスミッタ12は、4〜20mAループで動作するための2線式トランスミッタである。このような実施形態では、制御ループ18は、電源22からプロセストランスミッタ12に電力を供給するための一対の電線を含む。制御ループ18はまた、制御ルーム16が通信システム20を利用してプロセストランスミッタ12との間でデータを送受信できるようにする。通常、4mAのDC電流が、プロセストランスミッタ12のセンサ及びトランスミッタ回路、並びに任意のローカルディスプレイを動作させるのに十分なエネルギーを提供する。別の実施形態では、プロセストランスミッタ12が無線ネットワークを介して制御ルーム16と通信する。
トランスミッタ12の動作を水又は汚染物質などの動作環境条件から保護するために、並びにその他の安全性に対する懸念から、トランスミッタ12のプロセスセンサ及び電気部品は、一対のトランスミッタカバー間のトランスミッタハウジングに内包される。また、トランスミッタ12は、プロセスフランジ24を通じてパイプライン14などのプロセス流体源に接続される。トランスミッタ12が、ハウジング、カバー及びプロセスフランジなどの装着部品と正しく組み立てられるとともに、トランスミッタ12の動作が十分に保護されるのを確実にするために、プロセストランスミッタ12は少なくとも1つの機械的完全性センサを含む。
図2は、図1のプロセストランスミッタ12の1つの実施形態の分解図である。プロセストランスミッタ12は、パイプライン14のプロセス流体の圧力を測定するように構成されるとともに、同一平面上にあるフランジ24、及びフランジアダプタ28などのその他の追加装着部品を介してプロセス流体と流体連通する。プロセスフランジ24とフランジアダプタ28との間にマニフォルド26(図1)を取り付けることもできる。同一平面上にあるフランジ24は、ボア32A及び32Bを介してプロセス流体の圧力をトランスミッタフランジ33へ伝える。トランスミッタフランジ33は、モジュール30内部の圧力センサと流体連通する一対の可撓性ダイアフラム(図示せず)を含む。モジュール30はまた、ケーブル36を介してトランスミッタハブ34へ伝達するための圧力信号を生成する電子回路も含む。ハブ34は、トランスミッタ回路40、及びターミナル42などのその他の電気部品と共にトランスミッタ12のハウジング38内部に位置する。ハブ34はプラットホームを構成し、この上で回路40などの部品をハウジング38内部に固定することができる。回路40は、モジュール30内のセンサが感知したプロセス変量に基づいて出力を生成し、この出力を制御ループ18を介して制御ルーム16へ、回路40内に位置するローカルディスプレイへ、或いはこれらの双方へ送信する。ターミナル42及び回路40は、カバー44A及び44Bとセンサモジュール30とによってハウジング38の点検窓の内部に密閉される。
トランスミッタハウジング38は、回路40及びターミナル42にアクセスするための、トランスミッタハウジング38内への反復及び再密閉可能な入口を提供するカバー44A及び44Bを含むことが好ましい。また、導管接続部45A及び45Bを介して制御ループ18がハウジング38内に引き込まれる。回路40及びターミナル42を接続部45A及び45Bにおいてハウジング38内に隔離するために、導管接続部45A及び45Bが制御ループ18の周囲で密閉される。水又はその他の汚染物質がトランスミッタ12に入るのを防ぐために、通常、カバー44A及び44Bはハウジング38にねじ込まれる。カバー44A及び44Bは、正しく固定した場合、消炎機能も果たす。例えば、カバー44A及び44Bは、通常少なくとも7山のねじ係合によってハウジング38にねじ込まれ、これによりトランスミッタ12内のいずれの火炎、火花、又は爆発をもこのねじ係合によって抑え込み、ひいてはエネルギーを封じ込めるようになる。同様に、無線トランスミッタの実施形態では、導管接続部45A及び45Bが同様に差し込まれ、密閉される。このように、トランスミッタ12の安全な取り付けは、カバー45A及び45Bなどの装着部品の正しい取り付けに依存しており、これを視覚的に見抜くのは困難なこともある。従って、トランスミッタ12は、カバー44A及び44B、センサモジュール30並びにハウジング38などのトランスミッタ装着部品の正しい固定を確実にするための機械的完全性センサ46A、46B及び46Cを含む。特に、機械的完全性センサ46A及び46Bは、カバー44A及び44Bの正しい固定をそれぞれ確実にする。センサ46Aは回路40とカバー44Aとの間に位置し、センサ46Bはターミナル42とカバー44Bとの間に位置する。本発明の別の実施形態では、トランスミッタ12が、ハウジング38とセンサモジュール30との間の正しい接続を感知するための機械的完全性センサ46Cを含む。
センサモジュール30はトランスミッタフランジ33を含み、プロセストランスミッタ12は、プロセスフランジ24をトランスミッタフランジ33に接合するための固定具50A〜50Dを含む。プロセスフランジはボア32A及び32Bを含み、これらはフランジアダプタ28を介してプロセス流体に接触している。トランスミッタフランジ33が、充填液で満たされるとともに一対の可撓性ダイアフラム(図示せず)によってボア32A及び32Bから隔離された内部通路(図示せず)を含むことにより、この通路がプロセス変量をセンサモジュール30のセンサへ伝達するようになる。この結果、センサモジュール30は、感知したプロセス変量に基づいて電気出力を生成し、この電気出力が、回路40により中継され処理された後で制御ルーム16又はローカルLCDへ送信される。
プロセスフランジ24及びトランスミッタフランジ33のダイアフラムはプロセス流体に直接接触し、従ってプロセス流体が及ぼすいずれかの潜在的な危険にさらされる。例えば、プロセス流体によっては高度に腐食性のものもあり、このような環境における動作に適していない材料を劣化させる可能性がある。例えば、低級鋼材は、一部の環境における動作には適したものかもしれないが、より上級の材料の方が適した腐食性環境には適していない。従って、用途によっては、プロセスフランジ24及びプロセスダイアフラムをハステロイなどの耐食性の高い材料で作製する必要がある。しかしながら、プロセスフランジ24及びトランスミッタフランジ33のダイアフラムの作製に使用する異なる等級の材料を視覚的に区別することは困難である。従って、正しい材料を見分けるための好ましい方法として標示又は包装に依拠することはできない。フランジ及びダイアフラムは、多くの場合同じように見えるが別様に標示又は包装される様々な材料で作られる。同じ製造元が類似した部品の多くを作っているため、標示を誤りがちなことがある。同様に、材料をよりたやすく識別可能にするための、材料を鋳造する上での特徴も誤りがちなことがある。正しい部品の材料を識別するための最も確かな方法は、母材自体を分析することである。従って、トランスミッタ12は、プロセスフランジ24の材料を検証するための機械的完全性センサ52Aを含むことが好ましい。同様に、トランスミッタフランジ33のダイアフラムの材料を確認するために機械的完全性センサ52Bが含まれる。センサ52Aは、トランスミッタフランジ33とプロセスフランジ24との間に位置し、センサ52Bはボア32A及び32Bの一方の上方にあるトランスミッタフランジ33のダイアフラムの1つの近くに位置する。このようにして、特定の用途に適していない装着部品とともにトランスミッタ12の取り付けが容易に検出される。
図3は、図2の3−3切断面に沿って切り取った、組み立たプロセストランスミッタ12の断面図である。図3は、トランスミッタハウジング38を見下ろした図である。トランスミッタ12は、ハブ34、ハウジング38、トランスミッタ回路40、ターミナル42、カバー44A及び44B、機械的完全性センサ46A及び46B、ターミナルねじ54A及び54B、及びセンサ材料56を含む。
トランスミッタ回路40及びターミナル42は、ハウジング38の内部でハブ34と接続される。ハブ34は、回路40及びターミナル42を、センサモジュール30及び制御ルーム16に連結できるようにハウジング38の内部に固定する。センサモジュール30のセンサが、プロセスフランジ24及びトランスミッタフランジ33を介してプロセス流体に接続されることにより、感知したプロセス圧力を表す信号を生成できるようになる。センサモジュール30はまた、上記信号をさらに処理し、操作できるように回路40にも接続される。回路40は、信号をさらに処理し、モニタできるようにターミナル42及び制御ループ18を介して制御ルーム16に連結される。別の実施形態では、回路40は無線システムで制御ルーム16に接続される。制御ループ18は、ターミナルねじ54A及び54Bによってターミナル42に接続される。ターミナルねじ54A及び54Bは、制御ループ18を構成する電線を機械的かつ電気的にターミナル42に結合する固定具を備える。
回路40及びターミナル42などの、トランスミッタ12の電気部品を外部動作環境から隔離するために、カバー44A及び44Bが、ねじ込み境界面58A及び58Bにおいてハウジング38にねじ込まれる。ねじ込み境界面58A及び58Bは、ハウジング38内部のあらゆる火花、又はそこから生じる火炎がねじ込み境界面58A及び58Bを通ってハウジング38から漏出可能となる前に消されるように消炎機能を提供する。また、カバー44A及び44Bは、水及び汚染物質がハウジング38に侵入するのを防ぐ。カバー44A及び44Bが実行する消炎及び環境障壁機能は、プロセス制御システム10を安全かつ効果的に動作させる上で重要な要素である。また、センサモジュール30はハウジング38に堅くねじ込まれて、回路40及びターミナル42をさらに保護する。カバー44A及び44Bが正しく固定され、この結果これらの所望の機能を正しく実行できることを確実にするために、プロセストランスミッタ12に機械的完全性センサ46A及び46Bが設けられる。センサモジュール30がハウジング38に正しく固定されるのを確実にするために、機械的完全性センサ46Cも設けられる。
機械的完全性センサ46A及び46Bは、それぞれカバー44A及び44Bと相互作用できるように配置される。1つの実施形態では、センサ46Aは、カバー44Aに接触できるように回路40上に位置し、センサ46Bは、カバー44Bに接触できるようにターミナル42上に位置する。この結果、センサ46Aはカバー44Aの存在と正しい取り付けとを検出できるようになり、センサ46Bはカバー44Bの存在と正しい取り付けとを検出できるようになる。機械的完全性センサ46A及び46Bに加え、ターミナルねじ54A及び54Bを、センサ材料56と共に、カバー44Bの存在及び取り付けを検出するための追加の機械的完全性センサとして機能するように構成することができる。機械的完全性センサ46A、46B及び46Cが、回路40及び/又は制御ルーム16に電気的に接続されることにより、個々のセンサの出力に基づいて、カバー44A及び44B並びにハウジング38の存在及び緊密度(密閉度)を測定するための処理及び計算を実行できるようになる。
図4Aは、カバー44Aと回路40との間に位置し、図3の詳細部Aで示す機械的完全性センサ46Aの1つの実施形態の拡大図である。第1の実施形態では、センサ46Aは磁力計60及び磁石62を備える。磁力計60が回路40に取り付けられ、磁石62がカバー44Aに取り付けられることにより、カバー44Aがハウジング38に正しくねじ込まれたときに、磁力計60と磁石62とが位置合わせされるようになる。磁力計60及び磁石62は、図4Aに示すように接触していてもよいし、或いはこれらの間に小さな隙間を含んでいてもよい。磁力計60は、磁石62が発生させる磁場などの磁場の存在を感知する。1つの実施形態では、磁力計60は、磁石62が発生させる磁場の存在を感知するホール効果スイッチを備える。別の実施形態では、磁力計60は、磁石62が発生させる磁場に比例する電圧を生み出すホール効果センサを備える。通常、ホール効果スイッチ又はセンサは、ホール感知素子、線形増幅器、及び出力回路を含む集積回路に一体化される。カバー44Aがハウジング38に正しくねじ込まれると、磁力計が磁石62のホール効果を感知し、信号を生成する。磁力計60が生成した信号を増幅して回路40に中継することができ、これにより回路40又は制御ルーム16のいずれかにおいて、カバー44Aの存在を確認する計算を行うことができる。例えば、回路40又は制御ルーム16は、カバー44Aがハウジング38に正しくねじ込まれている場合に感知されるはずのホール効果の強度に関する所定の近似値を含む保存データを含むことができる。次に、感知されたホール効果を保存データと比較して、カバー44が正しく固定されているかどうかを判定することができる。信号が弱ければ、カバー44Aは存在するものの正しく固定されていないことを示し、信号が無ければ、カバー44Aが存在しないことを示す。回路40が正しくない信号を測定した場合、制御ルーム16、又は回路40のローカルLCDにおいて聴覚的又は視覚的アラームをユーザに通知することができる。
図4Bは、カバー44Aと回路40との間に位置する機械的完全性センサ46Aの別の実施形態の拡大図である。第2の実施形態では、センサ46Aが超音波センサ64と反射体66とを備える。超音波センサ64は回路40に取り付けられ、反射体66はカバー44Aに取り付けられる。超音波センサ64は、ターゲットから反射する、或いは「エコー」する高周波音波のバーストを放射することにより物体を検出する。超音波センサ64は、エコーがセンサ64に戻ってくるのに要する時間を超音波エコーの既知の速度に基づいて測定することにより、反射体66などのターゲットまでの距離を感知する。超音波パルスを十分に反射できるあらゆる形状又は材料のあらゆる物体を検出することができる。このようにして、カバー44Aのみを検出することができ、或いは測定の反復性を高めるために反射体66を追加することができる。反射体66は、カバー44Aの反射性を高める材料からなり、通常、ガラス又はセラミックタイルなどの非常に硬くて滑らかな材料からなる。1つの実施形態では、超音波センサ64が、センサ64から反射体66又はカバー44Aなどのターゲットまでの距離に比例した出力電圧を生成するアナログ装置を備える。このようにして、カバー44Aが存在しないときには信号を発生させず、カバー44Aが完全にねじ込まれているときには全信号を発生させ、これらの間に様々な信号の度合いが含まれる。別の実施形態では、超音波センサ64が、センサ64とターゲットとの間の距離が事前に設定したしきい値よりも大きい場合に出力状態が変化するデジタル出力又は離散的出力を生成するデジタル装置を備える。センサ64の出力が回路40に中継され、ここに追加の回路を設置してセンサ64の出力信号の分析を行い、カバー44Aの存在又は位置を判定することができる。回路40は、正しく取り付けられたカバー44Aから超音波エコーが跳ね返るのに要する所定の時間を含む保存データを含むことができると好ましい。次に、回路40は、センサ64で生成した計算時間を保存データと比較して、カバー44Aの正しい取り付けをチェックすることができる。回路40が正しくない一致を測定した場合、制御ルーム16又は回路40内のローカルLCDのいずれかにおいて聴覚的又は視覚的アラームをユーザに通知することができる。
図4Cは、カバー44Aと回路40との間に位置する機械的完全性センサ46Aの別の実施形態の拡大図である。第3の実施形態では、センサ46Aが、コイル70と、コア71と、透磁性材料72とを含む誘導型近接センサ68を備える。また、センサ46Aは、発振器73及び信号レベル検出器74を備え、これらを回路40に含めることができる。センサ46Aは材料72の透磁性を測定する。コイル70は回路40に接続され、回路40に取り付けたコア71の周囲に巻かれる。発振器73から発生した電流がコイル70のループを通過して磁場を発生させる。コア71が、コイル70のループに挿入されたフェライト材からなることにより、磁場によってコア71内に渦電流が発生する。信号レベル検出器74は、コア71の透磁性の産物であるコア71内の渦電流を感知する。透磁性材料72は、カバー44Aがハウジング38に正しくねじ込まれた場合、透磁性材料72がコア71と位置あわせされるようにカバー44A上に配置される。カバー44Aがハウジング38に接近すると、透磁性材料72がコア71に接近することより透磁性材料内に渦電流損失が生じる一方で、コア71内の渦電流の振動の振幅が減少する。信号レベル検出器74がコア71内の渦電流の変化を検出し、この情報を回路40に中継することにより、カバー44Aの近接に関する計算を行うことができる。トランスミッタ回路40は、透磁性材料72がコア71に隣接した場合、及び透磁性材料72がコア71に隣接していない場合の両方に関するコア71の透磁性についての予め設定した値でプログラムされる。このようにして、信号レベル検出器74が検出した透磁性を、プログラムされ予め設定した値と比較して、カバー44Aがハウジング38Aに正しくねじ込まれているかどうかを判定することができる。回路40が正しくない一致を測定した場合、制御ルーム16又は回路40内のローカルLCDのいずれかにおいて聴覚的又は視覚的アラームをユーザに通知することができる。
図4Dは、カバー44Aと回路40との間に位置する機械的完全性センサ46Aの別の実施形態の拡大図である。第4の実施形態では、機械的完全性センサ46Aが、光センサ76及びターゲット78を備える。光センサ76は回路40上に位置し、ターゲット78などの対向面から光学的に反射する光波を放射することにより物体を検出する。ターゲット78はカバー44A上に位置し、センサ76から放射された光波をセンサ76に向けて逆放射する。従って、光波がセンサ76に向けて反射されて戻るように検出器78がセンサ76と正しく位置あわせされている場合にのみ正しい回路が形成され、これは、カバー44Aがハウジング38に正しくねじ込まれている場合に生じるように設定される。ターゲット78は、センサ76が記録するのに十分な光を反射するあらゆる形状又は材料を備えることができる。このようにして、カバー44Aのみを検出することもできるが、測定の反復性を高めるためにターゲット78を追加することもできる。ターゲット78は、カバー44Aの反射性を高めるミラーのなどの材料からなる。センサ76が反射光波を検出できる場合、信号を回路40に送信し、ここに追加の回路を設置してセンサ76の出力信号の分析を行い、カバー44Aの存在又は位置を判定することができる。回路40がセンサ76からの出力信号を検出できない場合、ターゲット78はセンサ76に正しく位置合わせされておらず、これはカバー44Aが正しく固定されていないか又は存在しないことを示す。従って、制御ルーム16又は回路40のローカルLCDのいずれかにおいて聴覚的又は視覚的アラームをユーザに通知することができる。
図4Eは、カバー44Aと回路40との間に位置する機械的完全性センサ46Aの別の実施形態の拡大図である。第5の実施形態では、機械的完全性センサ46Aが機械的リミットスイッチ80を備える。機械的リミットスイッチ80は、非作動状態において基部84から伸びる戻り止め82を含み、回路40上に配置される。カバー44A上には、カバー44Aがハウジング38に正しくねじ込まれた場合に戻り止め82を押圧するようにスタッド86が配置され、これがセンサ80を作動させる。非作動状態では、戻り止め82が伸び、戻り止め82と基部84との間の回路が開くので、スイッチ80は信号を生成しない。戻り止め82が基部84内に押圧されると、回路が閉じることにより信号を生成して回路40に中継できるようになる。例えばカバー44Aがハウジング38に完全にねじ込まれた場合のように、戻り止め82が完全に押圧された場合にのみ回路が閉じられる。カバー44Aをスイッチ80のための作動装置として単純に使用できるように、あらゆる機械力を使用して戻り止め82を完全に押圧することができる。一方で、スタッド86などの追加の部品をカバー44Aに追加して、戻り止め82を押圧する際の精度を高めることもできる。例えば、カバー44Aがハウジング38にねじ込まれるにつれて基部84へ向けて進む際に、戻り止め82を押圧できるカバー44Aの表面積をスタッド86が減少させる。このようにして、カバー44Aがハウジング38に正しくねじ込まれ、不適切なねじ込みによって位置がずれていないときにのみセンサ80が作動するようになる。このような実施形態では、基部84は、完全にねじ込まれたカバー44Aからスタッド86の奥行きとほぼ等しい距離だけ後に間隔をあけ、スタッド86は戻り止め82の表面積に等しいかそれよりも小さな表面積を有する。スイッチ80が作動すると、信号が回路40に中継され、ここに追加の回路を設置してスイッチ80の出力信号の分析を行い、カバー44Aの存在又は位置を判定することができる。1つの実施形態では、回路40がスイッチ80からの出力信号を検出できない場合、これがカバー44Aが正しく固定されていないか又は存在しないかのいずれかであることを示すようにデジタル信号が生成される。別の実施形態では、回路40が、カバーが存在しない(信号がない場合)こととカバーが正しく固定されていない(信号が弱い場合)こととを区別できるようにアナログ信号が生成される。他の実施形態の場合のように、回路40は、カバー44Aが完全にねじ込まれた場合に相当する所定の近似値を保存する。従って、スイッチ80が、カバー44Aが存在しないか、或いは斜めになっているかを示した場合、制御ルーム16又は回路40のローカルLCDのいずれかにおいて聴覚的又は視覚的アラームをユーザに通知することができる。
図4Fは、カバー44Aと回路40との間に位置する機械的完全性センサ46Aの別の実施形態の拡大図である。第6の実施形態では、機械的完全性センサ46Aが静電容量型近接センサ88を備える。静電容量型近接センサ88は、第1のキャパシタプレート90及び第2のキャパシタプレート92を備え、これらの間の静電容量を測定して、カバー44Aと回路40との間の距離を感知することができる。第1のキャパシタプレート90は回路40上に位置し、第2のキャパシタプレート92はカバー44A上に位置する。回路40を使用して発生させることができる電圧をプレート90とプレート92とに渡って加えることにより、第1のプレート90と第2のプレート92との間に静電場が発生する。センサ88の静電容量は、プレート90とプレート92との間の距離の関数である。回路40を、カバー44Aがハウジング38に正しくねじ込まれたときのプレート90とプレート92との間の静電容量の値を保存し、プレート90とプレート92との間の実際の静電容量の値を決定する計算を行うようにプログラムすることができる。このようにして、これら2つの値の比較分析を行って、測定した静電容量が所望の静電容量に一致するかどうかを判定することにより、カバー44Aの位置を判定できるようになる。回路40は、発振器、信号整流器、フィルタ回路及び出力回路などの、プレート90とプレート92とに渡る静電容量を感知するための他の部品も含む。回路40が、保存した値と測定した値とが一致していないと判定した場合、制御ルーム16又は回路40のローカルLCDのいずれかにおいて聴覚的又は視覚的アラームをユーザに通知することができる。
第1のキャパシタプレート90及び第2のキャパシタプレート92は、銅などのキャパシタとして機能するための任意の適当な材料で構成することができる。さらに、プレート90とプレート92との間に誘電体を置くことにより、より正確な測定を行うためにプレート間の静電容量を制御することができる。例えば、カバー44Aを正しく取り付けた場合、プレート間に空気以外の誘電体が存在しない場合よりもプレート90とプレート92との間の静電容量が大きくなるように第2のキャパシタプレート92の上に誘電体94を置くことができる。この結果、カバー44Aを取り付けた場合とそうで無い場合との静電容量の測定値の差異が増加することにより、これらの区別がより明確となり回路40がより良好に評価できるようになる。プレート90とプレート92との間の距離を小さくしたり、プレート面積を増やしたり、或いは誘電率のより大きな誘電体を使用したりなどのような付加的な要因を変化させて目標静電容量値を高めることができる。本発明の別の実施形態では、トランスミッタ12の部品を使用して、静電容量型近接センサを備えた機械的完全性センサを形成することができる。
図5は、図3の詳細部Bに示すカバー44B、並びにターミナルねじ54A及び54Bの回路図である。本発明の別の実施形態では、ターミナルねじ54A及び54Bが、カバー44Bの近接を感知するための容量プローブとして使用される。ターミナルねじ54Aとターミナルねじ54Bとの間に静電場を発生させるために、これらのねじに渡って回路40から発生した電圧が加えられる。カバー44Bが所定の位置にない場合、ターミナルねじ54A及びターミナルねじ54Bは、電子装置40が感知及び測定できる静電容量を互いの間に発生させる。カバー44Bがハウジング38にねじ込まれると、ねじ54Aとねじ54Bとの間の静電容量に加え、個々のねじ54A及び54Bとカバー44Bとの間で追加の静電容量が感知される。カバー44Bがねじ54A及び54Bに接近するにつれ、静電容量は増加する。また、カバー44Bとねじ54A及び54Bとの間にセンサ材料56が置かれて静電容量を高める。従って、1つの実施形態ではセンサ材料56は誘電体からなる。他の実施形態の場合のように、カバー44Bを完全に取り付けたときの静電容量の所定値で回路40をプログラムすることができる。カバー44Bを完全にねじ込んだときの値よりも小さな静電容量が測定された場合、制御ルーム16又は回路40のローカルLCDのいずれかにおいて聴覚的又は視覚的アラームをユーザに通知することができる。
図4A〜図4F及び図5は、カバー44A及び44Bの近接性の判定に使用される機械的完全性センサの様々な実施形態を示しているが、これらのセンサを使用して、フランジ24、フランジアダプタ28又はセンサモジュール30などのその他の装着部品の近接性を判定することもできる。この組立体を回路40に接続したときの正しい取り付けを感知し告知するために、ハウジング38とセンサモジュール30との間に近接センサ46Cが置かれる。例えば、1つの実施形態では、センサ46Cが感知できるタイミングマーク又はその他の部品をセンサモジュール30に設けて、ハウジング38の正しい方向性を検出することができる。さらに、装着部品の材料特性を感知するためにトランスミッタ12内に機械的完全性センサを置くことができる。例えば、トランスミッタフランジ33とプロセスフランジ24との間に機械的完全性センサ52A及び52Bを置くことができる。
図6は、図2の6−6の切断面に沿って切り取った組み立てたプロセストランスミッタ12の断面図である。図6は、プロセスフランジ24及びトランスミッタフランジ30の側面をのぞき込んだ図を示している。プロセストランスミッタ12はトランスミッタフランジ33を含み、これにプロセスフランジ24が接続される。トランスミッタフランジ33はプロセスダイアフラム98A及び98Bを含み、これらはプロセスフランジ24のボア32A及び32Bの上方にそれぞれ位置する。プロセスフランジ24が、例えばパイプライン14の流体とふれあうことにより、プロセス流体が自由にボア32A及び32Bに入るようにされる。ダイアフラム98A及び98Bがプロセス流体とふれあい、プロセス流体の圧力に基づいて撓む。トランスミッタフランジ33の通路100A及び100B内に存在する充填流体を介して、プロセス流体の圧力がセンサモジュール30へ転送される。この結果、センサモジュール30はプロセス変量信号を生成することができ、この信号をトランスミッタ回路40へ伝達することにより信号を処理することができる。
プロセスフランジ24とダイアフラム98A及び98Bとの両方が、プロセス流体との接触に耐えることのできる材料で構成されることが重要である。従って、個々のトランスミッタを、用途に応じてフランジ24とダイアフラム98A及び98B用の異なる等級の材料で特注生産することができる。例えば、通常プロセスフランジは、ステンレス鋼、炭素鋼、ハステロイ、又はモネルなどの材料で作製され、これらは各々、異なる用途における動作に一意に適した様々な特性を有する。従って、個々の用途のために最も適した材料を使用することが有利である。これらの材料の多くは目視では区別が困難な似たような外観を有しており、時にこれが不適切な材料からなるダイアフラム又はフランジの取り付けにつながる場合がある。材料に誤って印を付ける可能性もある。言うまでもなく、特定の用途に適していない材料を含む部品を有するプロセストランスミッタは、重大な安全上及び信頼上のリスクを有する場合がある。例えば、不適切な装備のトランスミッタは、正しい装備のトランスミッタよりも非常に早く腐食し、脆化し、或いは脆弱化する可能性があり、これが部品の早期故障につながる。従って、プロセストランスミッタ12に機械的完全性センサ52A及び52Bを装備して、フランジ24並びにダイアフラム98A及び98Bの材料を検証することにより、不適切な装備のプロセストランスミッタの誤用を容易に検出できるようにされる。機械的完全性センサ52Aはプロセスフランジ24の材料特性を検証し、機械的完全性センサ52Bはダイアフラム98Aの材料特性を検証する。
図7は、トランスミッタフランジ33内に位置するとともにプロセスフランジ24の材料特性の検出に使用される機械的完全性センサ52Aの1つの実施形態を示す図である。1つの実施形態では、機械的完全性センサ52Aは、誘導型透磁性センサなどの材料検証センサを備える。また、1つの実施形態では、機械的完全性センサ52Bは、機械的完全性センサ52Aと同様の構造を有する。センサ52Aはコイル102及びコア104を備え、これらはトランスミッタフランジ33上に位置する。また、機械的完全性センサ52Aは発振器108及び信号レベル検出器110を含み、これらをトランスミッタ回路40内に含めることができる。センサ52Aは、磁性体の透磁性を測定し、磁場を発生させるとともにこの磁場に金属物体が入ったときの渦電流損失を検出することにより動作する。発振器108が生成する電流がコイル70のループを通過するときに、コイル102が磁場を発生させ、これにより関連する渦電流レベルがコア104内に発生する。信号レベル検出器110が、コア104の透磁性の産物であるコア104内の渦電流レベルを感知する。プロセスフランジ24は、正しく取り付けられた場合、コア104内の渦電流の量が減少するようにコア104に接触するようにされ、これに対して信号レベル検出器110が異なる振動の振幅の減少を検出する。従って、プロセスフランジ24がトランスミッタフランジ33に接触している場合、振動の振幅はフランジ24が存在しない場合よりも減少することになる。減少の量はプロセスフランジ24の材料の透磁性に左右される。トランスミッタ回路40は、コア104の透磁性とステンレス鋼、炭素鋼、ハステロイ、又はモネルなどの様々なプロセスフランジ材料の透磁性とに関する事前に設定した値でプログラムされる。特定の材料のプロセスフランジの振動の振幅の減少を探索又は感知するようにトランスミッタ12をプログラムすることができ、或いは回路40にどの種類の材料を検出させるべきかをユーザが選択できるように、回路12がユーザインターフェースを含むことができる。このようにして、信号レベル検出器110が検出した振動の振幅を、プロセスフランジ24の材料に対してプログラムし、事前に設定したレベルと比較することができる。回路40が、センサ52Aの出力及び保存した値に基づいて、フランジ24が、探索するようにプログラムされた以外の振動振幅の減少を生み出していると判定した場合、制御ルーム16又は回路40のローカルLCDのいずれかにおいて聴覚的又は視覚的アラームをユーザに通知することができる。また、腐食による材料の透磁性の変化の結果、センサ52A及び回路を、既知の腐食パターンによく見られる振動の振幅の偏差を探索するようにプログラムすることができる。
機械的完全性センサ46A〜46C及び52A〜52Bは、装着部品の取り付け及び材料特性を高い精度で、高い反復性で、低コストで確認する。正しいマーキング、正しい組み立て、又は正しい取り付けに完全に依存することがなくなる。トランスミッタをあちこちに移動したり、及び清掃された部品と共に再び取り付ける際に、機械的完全性センサはとりわけ有用である。本発明の様々な種類の機械的完全性センサをトランスミッタ12のいずれかの2つの部品間に取り付けて、正しい取り付けを判定し、或いは材料組成を検証することができる。一定のバックグラウンド処理として、定期的に、或いは使用者の要求に応じて機械的完全性検証を実行するようにトランスミッタ12を設定することができる。また、聴覚的又は視覚的及びローカル又は遠隔表示などの様々な種類のユーザ告知を提供するようにトランスミッタ12を特注生産することもできる。
好ましい実施形態を参照しながら本発明について説明したが、当業者であれば、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく、形状及び細部において変更を行うことができることを理解するであろう。
12 プロセストランスミッタ
34 トランスミッタハブ
38 ハウジング
40 回路
42 ターミナル
44A カバー
44B カバー
46A 機械的完全性センサ
46B 機械的完全性センサ
54A ターミナルねじ
54B ターミナルねじ
56 センサ材料
58A ねじ込み境界面
58B ねじ込み境界面

Claims (28)

  1. プロセス変量を測定するためのプロセストランスミッタであって、
    プロセス流体の前記プロセス変量を感知するためのプロセスセンサと、
    前記プロセスセンサからの信号を処理するためのトランスミッタ回路と、
    前記プロセスセンサ及びトランスミッタ回路を収容するためのトランスミッタハウジングと、
    前記センサ又は前記トランスミッタ回路を前記プロセス流体又は外部環境から隔離するための少なくとも1つのトランスミッタ装着部品と、
    前記トランスミッタハウジング及び前記トランスミッタ装着部品の組み立てを確認するための機械的完全性センサとを備える、
    ことを特徴とするプロセストランスミッタ。
  2. 前記トランスミッタハウジングは、前記プロセスセンサ又は前記トランスミッタ回路のための点検窓を含み、該トランスミッタ点検窓はトランスミッタ装着部品で機械的に密閉され、前記機械的完全性センサは、前記トランスミッタ装着部品の前記ハウジングへの近接を感知するための近接センサを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  3. 前記トランスミッタ回路は、前記トランスミッタ装着部品が前記ハウジングへの汚染物質の侵入を防ぐように前記点検窓に十分に固定されていることを検証する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロセストランスミッタ。
  4. 前記トランスミッタ回路は、前記トランスミッタ装着部品が適切な消炎路を提供するように前記ハウジングに正しくねじ込まれていることを検証する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロセストランスミッタ。
  5. 前記トランスミッタ回路は、前記機械的完全性センサが生成した信号と比較するための所定の値を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロセストランスミッタ。
  6. 前記トランスミッタ装着部品は、前記トランスミッタハウジングを前記プロセス流体とつなぐためのプロセスフランジを備え、前記機械的完全性センサは、前記プロセスフランジの材料特性を感知するための材料検証センサを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  7. 前記トランスミッタ回路は、前記トランスミッタ回路に保存された材料特性データを用いて前記プロセスフランジの前記感知された材料特性を確認する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロセストランスミッタ。
  8. 前記材料確認センサは誘導型透磁性センサを備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロセストランスミッタ。
  9. 前記プロセストランスミッタ内に位置するプロセスダイアフラムの材料特性を感知するための第2の材料検証センサをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロセストランスミッタ。
  10. 前記トランスミッタ回路は、前記機械的完全性センサの出力を使用者に告知する電子装置を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  11. 前記トランスミッタ回路は、連続的バックグラウンド動作として前記機械的完全性センサを動作させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  12. 前記トランスミッタ回路は、ユーザが前記機械的完全性センサの動作を手動で開始できるようにユーザ制御部を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  13. 前記トランスミッタ装着部品は、前記トランスミッタハウジングをプロセス流体フランジにつなげるためのセンサモジュールを備え、
    前記機械的完全性センサは、前記センサモジュール上の前記トランスミッタハウジングの方向を感知するための近接センサを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  14. プロセス変数を測定するためのプロセストランスミッタであって、
    プロセス流体の前記プロセス変量を感知するためのプロセスセンサモジュールと、
    前記プロセスセンサを収容するためのトランスミッタハウジングと、
    前記センサを前記ハウジング内に密閉するための少なくとも1つのハウジングカバーと、
    前記ハウジングカバー又はセンサモジュールの前記トランスミッタハウジングとの組み立てを感知するための機械的完全性センサと、
    を備えることを特徴とするプロセストランスミッタ。
  15. 前記機械的完全性センサは近接センサを備える、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプロセストランスミッタ。
  16. 前記近接センサは、誘導型近接センサ、静電容量型近接センサ、磁力計、超音波近接センサ、光学式近接センサ又は機械的リミットスイッチからなるグループから選択される、
    ことを特徴とする請求項15に記載のプロセストランスミッタ。
  17. ハウジングカバー又はセンサモジュールの位置が正しくない場合、或いはこれらが見あたらない場合に告知を行う電子回路をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプロセストランスミッタ。
  18. 前記機械的完全性センサが生成した信号と比較するための所定の近似値を含むトランスミッタ回路をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプロセストランスミッタ。
  19. 前記機械的完全性センサは静電容量型近接センサからなる、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプロセストランスミッタ。
  20. 前記静電容量型近接センサは、
    第1のターミナルねじ及び第2のターミナルねじを備えた第1のキャパシタと、
    前記第1のターミナルねじ及びハウジングカバーを備えた第2のキャパシタと、
    前記第2のターミナルねじ及び前記ハウジングカバーを備えた第3のキャパシタと、
    を備え、前記ハウジングカバーが前記トランスミッタハウジングに組み立てられたときに、前記第1、第2及び第3のキャパシタが形成する回路の静電容量が変化する、
    ことを特徴とする請求項19に記載のプロセストランスミッタ。
  21. 前記機械的完全性センサは誘導型近接センサを備える、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプロセストランスミッタ。
  22. 前記誘導型近接センサは、ハウジングカバーに接近して前記センサハウジング内に位置する、磁場を発生させるための誘導コイルと、
    前記誘導コイルの内部に位置するコア材料と、
    前記コア内に渦電流を発生させるための発振器と、
    ハウジングカバーが前記コアの近くに位置するときの前記渦電流の振動の振幅の変化を感知するための信号レベル検出器と、
    を備えることを特徴とする請求項21に記載のプロセストランスミッタ。
  23. プロセス変量を測定するプロセストランスミッタであって、
    プロセス流体の前記プロセス変量を感知するためのプロセスセンサと、
    前記プロセスセンサを収容するためのトランスミッタハウジングと、
    前記トランスミッタハウジングをプロセス流体源につなげるためのプロセスフランジと、
    前記プロセスフランジの材料特性を検証するための機械的完全性センサと、
    を備えることを特徴とするプロセストランスミッタ。
  24. 前記機械的完全性センサは誘導型透磁性センサを備える、
    ことを特徴とする請求項23に記載のプロセストランスミッタ。
  25. 前記誘導型透磁性センサは、
    ハウジングカバーに接近して前記センサハウジング内に位置する、静電場を発生させるための誘導コイルと、
    前記誘導コイル内に位置するコア材料と、
    前記コア内に渦電流を発生させるための発振器と、
    前記プロセスフランジが前記コアの近くに位置するときの前記渦電流の振動の振幅の変化を感知するための信号レベル検出器と、
    を備えることを特徴とする請求項24に記載のプロセストランスミッタ。
  26. 前記プロセストランスミッタ内に位置するプロセスダイアフラムの材料特性を感知するための第2の材料検証センサをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項23に記載のプロセストランスミッタ。
  27. 前記機械的完全性センサが生成した信号と比較するための所定の材料特性値を含むトランスミッタ回路をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項23に記載のプロセストランスミッタ。
  28. 前記機械的完全性センサが生成した信号が所定の材料特性値と異なる場合に告知を行う電子回路をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項27に記載のプロセストランスミッタ。
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