JP2010514238A - リンクレイヤ制御プロトコルの実装 - Google Patents

リンクレイヤ制御プロトコルの実装 Download PDF

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Abstract

本発明は、通信システムにおけるリンクレイヤ制御プロトコル実装に関するものである。リンクレイヤ制御プロトコル実装の動作効率を向上するために、再送信遅延時間期間中、紛失データユニットに対する再送信リクエストの発行を遅延させることを提案する。それゆえ、本発明に従えば、紛失データユニットの検出時、再送信リクエストは直ぐには発行されない。その結果、本発明は、紛失データユニットが再送信遅延期間中に受信される場合に、紛失データユニットに対する誤認警報の発行を回避する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、通信システムにおける方法および装置に関し、特に、通信システムにおいてリンクレイヤ制御プロトコルの実装を実現する方法および装置に関するものである。
一般に、通信システムの動作は、階層プロトコルの実装に基づいている。一例は、例えば、MACプロトコル等の媒体アクセス制御レイヤプロトコルの上で動作し、かつ上位レイヤプロトコルにサービスを提供する、例えば、RLCプロトコル等のリンクレイヤ制御プロトコルの実装である。
リンクレイヤ制御プロトコルレベルでは、通信ネットワークにおいて信頼性のあるデータ転送を提供するために、自動再送リクエスト(automatic repeat request)ARQプロトコルが使用される。これでは、1つ以上のデータユニットの送信が失敗した場合、受信機は、これらのデータユニット(群)の再送信をリクエストすることができる。このような自動再送リクエストARQプロトコルの例には、GPRS、WCDMA、およびロング・ターム・エボリューションLTEに対するリンクレイヤ制御プロトコルがある。
典型的には、自動再送リクエストARQプロトコルは、シーケンス番号を搬送するデータユニットを順番に、上位レイヤプロトコルに提供する。すなわち、紛失データユニットの再送信時、紛失したシーケンス番号より大きいシーケンス番号を有する既に受信されたデータユニットは、紛失データユニットの受信に成功するまで上位レイヤプロトコルに配信されない。
例えば、HSDPAに関しては、リンクレイヤ制御プロトコルの下で動作している媒体アクセス制御レイヤプロトコルのレベルで、正常に受信されなかったトランスポートデータユニット(transport data unit)の再送信を実行するために、例えば、HARQプロトコルに従うマルチプロセス・ストップアンドウェイト・ハイブリッド(multi-process stop-and-wait hybrid automatic repeat request)自動再送リクエストを実施している。しかしながら、このようなハイブリッド自動再送リクエストプロトコルの使用は、送信機側でのトランスポートデータユニットの順番に対して順番が狂ったトランスポートデータユニットを媒体アクセス制御レイヤ受信機が受信する状況にしばしば導くことになる。
また、例えば、RLC ARQプロトコルに関して、リンクレイヤ制御プロトコルレベルでの紛失データユニットの検出は、シーケンス番号空間における途切れ(ギャップ)の識別に依存している。このようなギャップが識別される場合、リンクレイヤ制御プロトコルは、1つ以上のデータユニット(群)が紛失していることをレポートするためにステータスメッセージをトリガする。
このステータスレポートの不必要な発行を回避するために、媒体アクセス制御レイヤプロトコルは、データユニットをリンクレイヤ制御プロトコルレベルに順番に提供する。こうして、不必要なステータスレポートのトリガをできるだけ少なくし、その結果、大量の不必要なデータユニットの再送信および関連する送信リソースの浪費を回避する。
媒体アクセス制御レイヤプロトコルレベルでの並べ替えメカニズムは、紛失トランスポートデータユニットのハイブリッド自動再送リクエストのさらなる再送信が、いつこれ以上期待できなくなるかの期限満了を示す、タイミングメカニズム、例えば、タイマ動作を必要とする。期限満了時、首尾よく受信されたトランスポートデータユニットは、リンクレイヤ制御プロトコルレベルに転送され、潜在的なギャップが検出されると、リンクレイヤ制御プロトコルによって、再送信されるべき最終的な紛失データユニットがリクエストされる。
しかしながら、上述の既存のソリューションは、各プロトコルレイヤの実装に対して複数のシーケンス番号の使用を必要とする。
媒体アクセス制御レイヤプロトコルレベルでは、トランスポートデータユニットに対するトランスポートシーケンス番号が使用される。それらは、ハイブリッド自動再送リクエストに対する再送信の結果、並べ替えが行われた場合、トランスポートデータユニットまたはブロックを、順番通りに戻すために使用される。
また、リンクレイヤ制御プロトコルレベルでは、受信したデータユニットの上位レイヤプロトコルレベルへの順番通りの配信を実現するために、自動再送リクエストARQプロトコルの動作用にシーケンス番号が使用され、これには、大きなオーバヘッドを伴う。
上述に鑑み、本発明の基礎をなす技術的問題は、媒体アクセス制御レイヤプロトコルの上で動作し、上位レイヤプロトコルにサービスを提供するリンクレイヤ制御プロトコル実装の動作効率を向上することである。
本発明に従えば、この技術目的は、請求項1の特徴を有するリンクレイヤ制御プロトコルを実施する方法によって達成される。
この方法は、媒体アクセス制御レイヤプロトコルからデータユニットを受信する第1のステップと、媒体アクセス制御レイヤプロトコルによって提供される順番の狂ったデータユニットを並べ替える第2のステップと、上位レイヤプロトコルにサービスデータユニットを転送するためにデータユニットを順番通りに再アセンブリする第3のステップとを備える。さらに、この方法は、再送信リクエストの発行を遅延させるために、言い換えると、リンクレイヤ制御プロトコルからの紛失データユニットに関するステータスメッセージの発行を遅延させるために、第1のタイマを開始するステップを備える。ここで、第1のタイマを開始するステップは、紛失データユニットの検出によってトリガされる。
本発明の重要な利点は、紛失データユニットの検出時、再送信リクエストが直ぐには発行されないことである。それゆえ、媒体アクセス制御レイヤでのハイブリッド自動再送リクエストによる再送信を通じて紛失データユニットが受信される場合、リンクレイヤ制御プロトコル実装レベルからの再送信リクエストの発行なしに、紛失データユニットをリンクレイヤ制御に転送することができる。
言い換えれば、本発明に従えば、第1の保護時間間隔の導入が提案され、以下では、それを再送信遅延期間とも呼ばれる。この保護時間間隔は、リンクレイヤ制御プロトコルレベルの紛失データユニット検出機能からの誤認警報(false alarm)発行の回避を可能にする。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、紛失データユニットの検出によってトリガされる第2のタイマが開始される。本発明のまた別の好ましい実施形態に従えば、第2のタイマの開始は、リンクレイヤ制御プロトコルからの紛失データユニットに対する再送信リクエストの発行によってトリガされてもよい。
本発明のこの好ましい実施形態の重要な利点は、以下で紛失データ完了期間とも呼ばれる第2の保護時間間隔の実現である。この第2の保護時間の目的は、QoSが上位レイヤで優先さている場合、紛失データユニットの再送信を待機し、そして、上位レイヤへのデータユニットの順番の狂った搬送を回避することである。
言い換えれば、紛失データユニットより大きいシーケンス番号を有するデータユニットは、第2のタイマの満了まで上位レイヤに配信されない。第2のタイマは、データユニットの一部が妥当な時間内にリンクレイヤ制御プロトコルレベルで受信されていない場合に、プロトコルが立ち往生するのを防止する。
リンクレイヤ制御プロトコル実装に対する2段階のタイマ構成使用のまた別の重要な利点は、リンクレイヤ制御実装内で紛失データユニットを検出し、関連する再送信をリクエストし、データユニットを並べ替え、上位レイヤに順番通りにそれらを配信することによって、2つの異なるシーケンス番号の必要を回避することを可能にすることである。それゆえ、本発明に従えば、媒体アクセス制御レイヤプロトコル実装のためのトランスポートシーケンス番号の使用はもはや行われず、ヘッダオーバヘッドを大幅に減少する。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、第1のタイマは、第2のタイマと同一である。
本発明のこの好ましい実施形態は、第2のタイマの開始がリンクレイヤ制御プロトコルからの紛失データユニットに対する再送信リクエストの発行によってトリガされる場合、リンクレイヤ制御プロトコル実装の複雑さを削減する。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、第1のタイマは、第1のタイマの満了前に媒体アクセス制御レイヤプロトコルからの紛失データユニットの受信時に停止され、続いて、データユニットの並べ替えおよび再アセンブリがなされる。
本発明のこの好ましい実施形態は、リンクレイヤ制御プロトコルレベルでの処理リソースの使用を最小にする利点がある。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、再送信リクエストは、第1のタイマの満了によってトリガされる、リンクレイヤ制御プロトコルからの紛失データユニットに対して発行される。
上述のように、再送信リクエスト発行の遅延により、第1の保護時間間隔内または同等の再送信遅延期間内に、受信機側に到着するデータユニットの不必要な再送信による伝送リソースの浪費を回避する。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、第1のタイマは、リンクレイヤ制御プロトコルからの紛失データユニットのさらなる再送信リクエストの発行を遅延させるために、再送信リクエストの発行によってトリガされて再開始される。
本発明のこの好ましい実施形態の重要な利点は、第1のタイマの適切な操作を通じて、再送信が成功する機会を最大にするために、再送信リクエストの発行が、第2の保護間隔または紛失データ完了期間の時間枠内で繰り返されてもよいことである。また、さらなる再送信リクエストは、リンクレイヤ制御プロトコル実装の現在の動作状態をより良く反映するための、最初に発行された再送信リクエストの更新であってもよい。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、データの並べ替えステップおよびデータユニットの再アセンブリステップは、再送信プロセスの終了時、正常に受信されたデータユニットを考慮して実行される。
本発明のこの好ましい実施形態の重要な利点は、並べ替えおよび再アセンブリが必ずしも再送信プロセスの成功に依存しないことである。それゆえ、並べ替えおよび再アセンブリは、紛失データユニットをどのように処理するかを上位レイヤにまかせて、正常に受信したデータユニットで実行されてもよい。代替形態として、正常に受信したデータユニットのサブセットだけ、例えば、紛失データユニットに先行するデータユニットだけを上位レイヤに転送することも可能である。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、再送信プロセスの終了時、すなわち、第2の保護タイマの満了時、紛失データユニットの受信なしに、受信機ウィンドウの下縁を進めるステップが実行される。
本発明のこの好ましい実施形態の重要な利点は、紛失データユニットに関係があるシーケンス番号がこれ以上受信機ウィンドウの対象にされないことである。その結果、紛失データユニットが、時間内の後半の時点で媒体アクセス制御レイヤ実装から依然として配信される場合でも、紛失データユニットは、リンクレイヤ制御実装によって無視されるであろう。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、再送信プロセスの終了時に、紛失データユニットに関する応答確認ステータスレポートが、紛失データユニットを受信することなしに、紛失データの送信機に送信される。
本発明のこの好ましい実施形態は、送信機側における紛失データユニットの配信動作を最終的に終了させ、そこで伝送リソースの浪費を最終的に終了させるという利点がある。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、媒体アクセス制御レイヤプロトコルに対する最大許容再送信回数に従って再送信リクエストの発行を遅延させるように第1のタイマを設定するステップが実行される。
本発明のこの好ましい実施形態は、再送信リクエストの発行を遅延させるための第1の保護時間間隔を最小にする利点がある。
本発明の別の好ましい実施形態に従えば、第2のタイマの満了は、リンクレイヤ制御プロトコルによって提供されるサービスを使用する少なくとも1つのアプリケーションの、少なくとも1つのサービス要件、例えば、パケット遅延量に従って設定される。
本発明のこの好ましい実施形態は、上位レイヤおよび関連アプリケーションおよび/またはサービスで広く用いられているサービス要件、例えば、サービス品質QoS要件を考慮して、リンクレイヤ制御プロトコル実装を最適化する利点がある。
本発明のさらなる態様に従えば、上述の技術目的は、媒体アクセス制御レイヤプロトコルの上で動作し、請求項13の特徴を有し、上位レイヤプロトコルにサービスを提供するリンクレイヤ制御プロトコルを実施する装置によって達成される。
リンクレイヤ制御プロトコルを実施する装置の好ましい実施形態は、請求項13に従属する請求項に示されている。
リンクレイヤ制御プロトコルを実施する方法に関して上述した利点と同様の利点が、本発明に従うリンクレイヤ制御プロトコルを実施する装置に関しても存在することに留意すべきである。
本発明のさらなる態様に従えば、上述の技術目的は、製品が受信機のプロセッサで実行される場合に、本発明のリンクレイヤ制御プロトコルのプロセスを実行するソフトウェアコード部分を備え、リンクレイヤ制御プロトコル実装に対して動作するメモリに直接ロード可能なコンピュータプログラム製品によって達成される。
それゆえ、本発明は、コンピュータまたはプロセッサシステムで本発明の方法ステップの実施を達成するためにも提供される。結論として、このような実施は、コンピュータシステム、またはより具体的には、例えば、受信機に備えられるプロセッサで使用するためのコンピュータプログラム製品の提供につながる。
本発明の機能を定義するこのプログラムは、様々な形態でコンピュータ/プロセッサに搬送することができ、その形態には、例えば、プロセッサまたはコンピュータI/O付属部品によって読取可能なROMまたはCD ROMディスク当の読取専用メモリデバイス当の書込不可能な記憶媒体に永久的に記憶された情報、書込可能な記憶媒体、すなわち、フロッピー(登録商標)ディスクおよびハードディスクに格納された情報、あるいはモデムもしくは他のインタフェースデバイスによってネットワークおよび/または電話ネットワーク当の通信媒体を通してコンピュータ/プロセッサへ搬送される情報を含んでいるが、これらに限定されない。プロセッサで読取可能な、本発明の概念を実施する命令を有している場合、そのような媒体は、本発明の代替実施形態に相当することを理解すべきである。
以下では、本発明の最良の形態および好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明に従うリンクレイヤ制御プロトコル実装の説明用概観図である。 本発明に従うリンクレイヤ制御プロトコル実装の別の説明用概観図である。 本発明に従うリンクレイヤ制御プロトコル実装の概略図である。 図3に示されるリンクレイヤ制御プロトコル実装の動作のフローチャートである。 図3に示される紛失データ完了部のより詳細な概略図である。 図5に示される再送信タイミング部および再送信処理部のより詳細な動作のフローチャートである。 図5に示される受信機ウィンドウ適応部によって達成される受信機ウィンドウ適応の一例の図である。 図5に示される再送信タイミング部および再送信処理部のより詳細な概略図である。 図8に示される再送信タイミング部の動作のフローチャートである。 図8に示される再送信処理部の動作のフローチャートである。 図5に示される再送信タイミング部および再送信処理部の別の詳細な概略図である。 図11に示される再送信タイミング部の動作のフローチャートである。 図11に示される再送信処理部の動作のフローチャートである。
以下では、本発明を実行する最良の形態およびその好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。本明細書で、本発明の様々な機能を説明する限りにおいて、そのような機能が、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせによって実現されてもよいことを明白にしておくできである。
図1は、本発明に従うリンクレイヤ制御プロトコル実装の説明用概観図を示している。
まず、媒体アクセスレイヤトランスポートデータユニットは、上述のように、トランスポートシーケンス番号を搬送しないことが言及されるべきである。図1に示すシーケンス番号に関しては、説明目的のためだけに使用されている。典型的には、媒体アクセスレイヤトランスポートデータユニットは、1つ以上のリンクレイヤ制御データユニットとして、例えば、典型的には、フロー当たり1つのリンクレイヤ制御データユニットを含んでいる。これには、例えば、様々なリンクレイヤ制御データフローに対する、例えば、無線リンク制御RLCに対するプロトコルデータユニットPDUがある。1つの例外は、リンクレイヤ制御再送信が実行される場合である。この場合、媒体アクセス制御レイヤトランスポートデータユニットは、フロー当たり2つ以上のリンクレイヤ制御データユニットを含むことがある。
図1に示されるように、リンクレイヤ制御プロトコル実装のレベルでは、以下では、単に、データユニットとも呼ばれる、様々なリンクレイヤ制御データユニットが受信される。
図1に示されるように、第1のデータユニットに続いて第3のデータユニットの受信時、リンクレイヤ制御プロトコル実装のレベルで、第2のデータユニットの送信が今までのところ失敗であることが明らかになっている。このような状況で、第2のデータユニットの再送信をリクエストするために、従来は、リンクレイヤ制御プロトコル実装から再送信リクエストが発行されたであろう。対照的に、本発明に従えば、第2のデータユニットに関する再送信リクエストの発行を遅延させるために、例えば、第1のタイマの開始によって、以下では、再送信遅延期間とも呼ばれる第1の保護間隔(guard interval)がトリガされる。
好ましくは、第1の保護時間間隔は、媒体アクセス制御レイヤレベルでの最大再送信回数に従って初期設定される。しかしながら、使用される媒体アクセス制御レイヤプロトコルの仕様に依存して、第1の保護時間をできるだけ短く保つための最適化も可能である。
図1に示されるように、リンクレイヤ制御プロトコル実装で第1の保護間隔をトリガする目的は、例えば、ハイブリッド自動再送リクエストHARQに対する再送信を通じて、潜在的な媒体アクセス制御レイヤに対して、紛失した第2のデータユニットの再送信を待機することである。第1の保護間隔が満了する前に、紛失した第2のデータユニットが時間内に到着する場合、正常に受信されたデータユニットは、上位レイヤに転送するために、並べ替えられて、そして再アセンブリされる。
図1に示されるように、本発明に従う第1の保護時間間隔に加えて、以下では、紛失データ完了期間とも呼ばれる第2の保護時間間隔の適用も提供される。図1に示される例に対しては、第2の保護時間間隔は、第1の保護時間間隔に並行して開始される。
図1に示されるように、第2の保護時間間隔は、例えば、ハイブリッド自動再送リクエストHARQに対する最大再送信回数に到達しているという理由で、または再送信プロセスが何か他の理由で停止したという理由で、第2のデータユニットに対するハイブリッド自動再送リクエストHARQによる再送信が第1の保護時間間隔内に完了することができなかった場合に必要とされる。
図1に示されるように、第1の保護時間間隔の満了時、紛失データユニットの再送信リクエストが、リンクレイヤ制御プロトコル実装から媒体アクセス制御レイヤ実装に発行される。この型に関しては、リンクレイヤ制御プロトコル実装が既に受信したデータユニットを上位レイヤに転送することを待機することを保証するために、例えば、第2のタイマの動作によってリンクレイヤ制御プロトコル実装で実現される第2の保護時間間隔がトリガされる。
この理由は、例えば、RLCのARQ等の再送信リクエストの発行時は、既に受信したデータユニットをできるだけ並べ替えて再アセンブリすべきでなく、また、リンクレイヤ制御プロトコル実装は、サービスデータユニットを順番通り搬送することになっているので、関連するサービスデータユニットは上位レイヤに転送されるべきでない。
図2は、本発明に従うリンクレイヤ制御プロトコル実装の別の説明用概観図を示している。
図2に示されるように、図1と図2に示されるリンクレイヤ制御プロトコル実装間の違いは、第2のタイマを開始用のトリガである。図1に従えば、第2の保護時間間隔は、第1の保護時間間隔に並行して開始される。これに対して、図2に従えば、第2の保護時間間隔は、第1の保護時間間隔の満了時に開始される。
それゆえ、第1の保護タイマおよび第2の保護タイマは、タイマを1つだけ使用して実現されてもよい。
図2に示されるように、第1の保護間隔の満了前に紛失した第2のデータユニットを正常に受信した時、第2の保護間隔は全くトリガされない。
図1に従うリンクレイヤ制御プロトコル実装が選択されるか、それとも図2に従うリンクレイヤ制御プロトコル実装が選択されるかに関係なく、上位レイヤに順番通りに搬送する要件は、受信したデータユニットを非常に長い時間、リンクレイヤ制御プロトコルレベルで格納されるべきであることを意味しないことに留意すべきである。データユニットおよびデータユニットからセットアップされる関連サービスデータユニットは、QoS要件に応じて、典型的には、一定の存続期間を有しており、また、受信アプリケーションに配信されるべきである。従って、第2の保護間隔は、リンクレイヤ制御プロトコル実装によってサービスが提供されるアプリケーションの必要に応じて、コンフィグレーションされる(configured:構成される)べきである。
例えば、伝送制御プロトコルTCPは、パケットの並べ替えに非常に脆弱なので、その場合、データを上位レイヤに搬送する前に、データ再送信の成功を待機するべきであり、図1および図2に示されるように、オプションで場合によっては2回または3回の再送信を待機するべきである。このような状況では、相対的に長い第2の保護時間間隔として、例えば、200msを選択することができよう。一方、ボイスオーバーIPであるVoIPはより厳しい遅延要件を有するので、この場合、第2の保護時間間隔は、かなり小さい値、またはサービスデータユニットの順序が狂って配信されてもよい場合には全く使用しないようにコンフィグレーション(構成)することができる。
図1および図2に関して上述したように、また、以下の図3〜図13に関してより詳細に説明するように、本発明は、リンクレイヤ制御プロトコル実装に関して2段階の保護時間構成を使用することを提案する。第1の保護時間は、リンクレイヤ制御プロトコル実装から自動再送リクエスト、例えば、ARQをトリガする前に、ハイブリッド自動再送リクエスト、例えば、HARQに対して、再送信の到着に対する保護間隔を提供する。第2の保護時間間隔は、サービス品質QoS要件が優先されている場合、例えば、順序が狂っているデータを上位レイヤに搬送する前に、少なくとも1回の自動再送リクエストARQに対する再送信を待機することを保証する。
図3は、本発明に従うリンクレイヤ制御プロトコル実装の概略図を示している。
図3に示されるように、リンクレイヤ制御プロトコル実装10は、データ受信部12と、紛失データ完了部14と、データ並べ替え部16と、データ再アセンブリ部18とを備えている。
図4は、図3に示されるリンクレイヤ制御プロトコル実装に対する動作のフローチャートを示している。
図4に示されるように、ステップS10は、データ受信部12によって動作可能なように実行され、媒体アクセス制御レイヤプロトコルからデータユニットを受信する働きをする。
図4に示されるように、ステップS12は、紛失データ完了部14によって動作可能なように実行され、少なくとも1つの紛失データユニットを検出し、所定のタイミング、すなわち、第1の保護時間間隔に従って、関連再送信プロセス(群)を遅延させる働きをする。上述のように、これは、紛失データユニットの検出によってトリガされるリンクレイヤ制御プロトコルからの紛失データユニット用の再送信リクエストの発行を、第1のタイマの満了まで遅延させるために、第1のタイマを開始することによって達成することができる。
図4に示されるように、ステップS14は、データ並べ替え部12によって動作可能なように実行され、媒体アクセス制御レイヤプロトコルによって提供される順番が狂ったデータユニットを並べ替える働きをする。
図4に示されるように、ステップS16は、データ再アセンブリ部12によって動作可能なように実行され、上位レイヤプロトコルにサービスデータユニットを転送するためにデータユニットを順番通り再アセンブリする働きをする。
図5は、図3に示される紛失データ完了部のより詳細な概略図を示している。
図5に示されるように、紛失データ完了部14は、紛失データ検出部20と、再送信タイミング部22と、再送信処理部24と、受信機ウィンドウ適応部26とを備える。
図6は、図5に示される再送信タイミング部および再送信処理部の動作のより詳細なフローチャートを示している。
図6に示されるように、ステップS18は、紛失データ検出部12によって動作可能なように実行され、リンクレイヤ制御プロトコルレベルで少なくとも1つの紛失データユニットを検出する働きをする。
図6に示されるように、ステップS20は、再送信タイミング部22によって動作可能なように実行され、第1の保護間隔または等価の再送信遅延期間を設定する働きをする。オプションで、図1に関して上述のように、この動作段階で、第2の保護時間間隔または同等の紛失データ完了期間も設定することができる。この場合、第2の保護時間間隔は、以下で説明するステップS24では再度設定されない。
第1の保護時間間隔の設定に関しては、以下の例が与えられてもよい。これらの例は、明らかに本発明の保護の範囲を拘束しないことに留意すべきである。
第1の例に従えば、媒体アクセス制御レイヤプロトコルは同期プロトコルであり、また、第1の保護時間期間の満了は、
−媒体アクセス制御レイヤプロトコルに対して許容された最大再送信回数から値1を減算し、
−その減算結果に媒体アクセス制御レイヤプロトコルの往復時間を乗算することによって
設定される。
第2の例に従えば、媒体アクセス制御レイヤプロトコルは非同期プロトコルであり、また、第1の保護時間期間の満了は、
−媒体アクセス制御レイヤプロトコルに対して許容された最大再送信回数から値1を減算し、
−その減算結果に媒体アクセス制御レイヤプロトコルの往復時間を乗算し、
−スケジューリング遅延を補償するために、その乗算結果に保護間隔を加算することによって
設定される。
第3の例に従えば、媒体アクセス制御レイヤプロトコルは非同期プロトコルであり、また、第1の保護時間期間の満了は、
−媒体アクセス制御レイヤプロトコルに対して許容された最大再送信回数から値1を減算し、
−その減算結果に再送信のための所定の最大遅延を乗算することによって
設定される。
図6に示されるように、第1の保護時間期間がどのように設定されるかに関係なく、その満了時、ステップS22は、再送信処理部24によって動作可能なように実行され、紛失データユニットが受信されているかどうかを問い合わせる。受信されている場合、データユニットの並べ替えおよび再アセンブリが続き、サービスデータユニットを、上位レイヤで実行中の受信先のアプリケーションに転送する。
図6に示されるように、ステップS22の問い合わせが受信されていない結果になる場合、ステップS24が続き、再送信処理部によって動作可能なように実行され、再送信処理をトリガし開始する。第2の保護時間期間がステップS20で設定されない場合、ステップS24は、図2に示されるように、リンクレイヤ制御実装の動作の後段で、第2の保護時間を設定するための働きもする。代替形態として、ステップS24における第2の保護時間期間の設定は、再送信処理部24の代わりに再送信タイミング部22によって動作可能なように実行されてもよい。
図6に示されるように、ステップS26は、再送信処理部22によって動作可能なように実行され、再送信処理のトリガ後、紛失データユニットが受信されているかどうかを問い合わせる働きをする。受信されている場合、データユニットの並べ替えおよび再アセンブリが続き、サービスデータユニットを、上位レイヤで実行中の受信先のアプリケーションに転送する。
図6に示されるように、ステップS26の問い合わせが受信されていない結果になる場合、ステップS28に続き、受信機ウィンドウ適応部26によって動作可能なように実行され、紛失データユニットを受信することなく再送信プロセスが終了する時、受信機ウィンドウの下縁(lower edge)を進める。オプションとして、ステップS28は、紛失データユニットを受信することなく再送信プロセスを終了する時、紛失したデータユニットの送信機に紛失データユニットに関して応答確認ステータスレポートを送信する働きもする。次いで、送信機側は、紛失データユニットの再送信を停止する。
図6に示される紛失データ完了部の動作は、図1および図2に示されるように、再送信リクエストの発行に関して繰り返されてもよいことに留意すべきである。好ましくは、第1の保護時間期間は、再送信リクエストの発行毎に再度開始されてもよいが、第2の保護時間期間は1回だけ開始される。
図7は、図5に示される受信機ウィンドウ適応部によって達成される受信機ウィンドウ適応の一例を示している。
図7に示されかつ上述したように、データユニットの受信成功時、受信機ウィンドウRWは、例えば、予想される次のデータユニットに従って、例えば、値5等の、特定の値に設定することができる。紛失データユニット、例えば、第2のデータユニットが正常に再送信されない場合、受信機ウィンドウは、その下縁を値2に進めることによって修正される。このような状況では、紛失データユニットが動作の後段で正常に再送信される場合でさえ、受信機側で無視されるであろう。
図8は、図5に示される再送信タイミング部および再送信処理部のより詳細な概略図を示している。
図8に示されるように、再送信タイミング部22は、タイマ設定部28と、第1の保護タイマ部30と、第1のタイマおよび紛失データモニタ部32と、再送信トリガ部34とを備える。
図8に示されるように、再送信処理部24は、第2の保護タイマ部36と、第2のタイマおよび紛失データモニタ部38と、再送信発行部40とを備える。図8は、タイマ設定部28を再送信タイミング部22の一部として示しているが、タイマ設定部28は、再送信処理部24の一部を形成してもよいことに留意すべきである。
図9は、図8に示される再送信タイミング部に対する動作のフローチャートを示している。
図9に示されるように、ステップS30は、タイマ設定部28によって動作可能なように実行され、図1に関して上述のようにリンク制御プロトコル実装を実現するために、第1の保護タイマ部30と、同時に再送信処理部24の第2の保護タイマ部36も設定しかつ開始する働きをする。
図9に示されるように、ステップS32は、第1の保護タイマ部30によって動作可能なように実行され、第1の保護時間期間の満了まで再送信リクエストの発行を遅延させる働きをする。
図9に示されるように、ステップS34は、第1のタイマおよび紛失データモニタ部32によって動作可能なように実行され、紛失データユニット(群)が第1の保護タイマ期間の満了前に受信されているかどうかを問い合わせる働きをする。
図9に示されるように、紛失データユニット(群)が第1の保護タイマ期間満了前に受信される場合、ステップS36が続き、第1の保護タイマ部30および第2の保護タイマ部36によって動作可能なように実行され、これらのタイマを停止する。
図9に示されるように、紛失データユニット(群)が第1の保護タイマ期間満了前に受信されない場合、ステップS38が続き、第1の保護タイマ部30および再送信トリガ部34によって動作可能なように実行され、第1の保護タイマ部30を停止し、そして、再送信処理をトリガする。
図10は、図8に示される再送信処理部に対する動作のフローチャートを示している。
図10に示されるように、ステップS40は、再送信部40によって動作可能なように実行され、再送信処理部で再送信タイミング部22からの再送信処理トリガを受信する働きをする。さらに、ステップS42は、再送信部40によって動作可能なように実行され、上述のようにリンクレイヤ制御から媒体アクセスレイヤに再送信リクエストを発行する働きをする。
図10に示されるように、ステップS42の再送信リクエストの発行の後にステップS44が続き、第2のタイマおよび紛失データモニタ部38によって動作可能なように実行され、再送信処理によって少なくとも1つの紛失データユニットが受信されているかどうかを問い合わせる。受信されている場合、ステップS46が続き、第2の保護タイマ部36によって動作可能なように実行され、第2の保護タイマ部36を停止する働きをする。
図10に示されるように、再送信処理によって紛失データユニットが受信されていない場合、ステップS48が続き、第2のタイマおよび紛失データモニタ部38によって動作可能なように実行され、第2の保護タイマ部36が満了しているかどうかを問い合わせる。満了している場合、処理はステップS46に進む。
図10に示されるように、第2の保護タイマ部36が満了していない場合、ステップS52が続き、再送信発行部40によって動作可能なように実行され、再送信リクエストをさらに発行すべきかどうかを問い合わせる。発行すべきでない場合、図10に示される処理は、分岐してステップS44に戻る。これに対して、発行すべき場合、ステップS50が続き、再送信発行部40によって動作可能なように実行され、再送信リクエストをさらに発行してから、分岐してステップS44に戻る。
図11は、図5に示される再送信タイミング部および再送信処理部の別の詳細な概略図を示している。図11に示される構成は、2つの異なるタイマの代わりに共通のタイマが1つだけ使用されている点で、図8に示される構成とは異なる。また、図11は2つの異なるタイマ設定部を示しているが、これらの異なるタイマ設定部も1つの共通タイマ設定部に統合されてもよいことも理解されるべきである。
図11に示されるように、再送信タイミング部22の別の実現では、第1のタイマ設定部28を備え、共通保護タイマ部44にアクセスでき、また、更に、第1の共通タイマおよび紛失データモニタ部46と再送信トリガ部34とを備える。
図11に示されるように、再送信処理部24の別の実現では、第2のタイマ設定部48を備え、共通保護タイマ部44にアクセスでき、また、更に、第2の共通タイマおよび紛失データモニタ部38と再送信発行部40とを備える。
図12は、図11に示される再送信タイミング部に対する動作のフローチャートを示している。
図12に示されるように、ステップS34は、第1のタイマ設定部42によって動作可能なように実行され、図2に関して上述のように、リンク制御プロトコル実装を実現するために、第1の保護時間間隔に関して共通保護タイマ部30を設定して開始する働きをする。
図12に示されるように、ステップS56は、共通保護タイマ部44によって動作可能なように実行され、第1の保護時間期間の満了まで再送信リクエストの発行を遅延させる働きをする。
図12に示されるように、ステップS58は、第1の共通タイマおよび紛失データモニタ部46によって動作可能なように実行され、紛失データユニット(群)が第1の保護タイマ期間の満了前に受信されているかどうかを問い合わせる働きをする。
図12に示されるように、紛失データユニット(群)が第1の保護タイマ期間の満了前に受信されている場合、ステップS60が続き、共通保護タイマ部30によって動作可能なように実行され、共通保護タイマを停止する。
図12に示されるように、紛失データユニット(群)が第1の保護タイマ期間の満了前に受信されていない場合、ステップS62が続き、共通保護タイマ部44および再送信トリガ部34によって動作可能なように実行され、共通保護タイマ部30を停止し、再送信処理をトリガする。
図13は、図11に示される再送信処理部に対する動作のフローチャートを示している。
図13に示されるように、ステップS64は、再送信部40によって動作可能なように実行され、再送信処理部で再送信タイミング部22から再送信処理トリガを受信する働きをする。
図13に示されるように、ステップS66は、第2のタイマ設定部48によって動作可能なように実行され、第2の保護間隔に関して共通保護タイマ部44を設定する働きをする。
図13に示されるように、ステップS68は、再送信部40によって動作可能なように実行され、上述のように、リンクレイヤ制御から媒体アクセスレイヤへ再送信リクエストを発行する働きをする。
図13に示されるように、ステップS68の再送信リクエストの発行後、ステップS70が続き、共通タイマおよび紛失データモニタ部50によって動作可能なように実行され、再送信処理によって少なくとも1つの紛失データユニットが受信されているかどうかを問い合わせる。受信されている場合、ステップS72に続き、共通保護タイマ部44によって動作可能なように実行され、共通保護タイマ部44を停止する働きをする。
図13に示されるように、再送信処理によって紛失データユニットが受信されていない場合、ステップS74が続き、第2の共通タイマおよび紛失データモニタ部50によって動作可能なように実行され、共通保護タイマ部44が満了しているかどうかを問い合わせる。満了している場合、処理はステップS72に進む。
図13に示されるように、共通保護タイマ部が満了していない場合、ステップS76が続き、再送信発行部40によって動作可能なように実行され、再送信リクエストをさらに発行すべきかどうかを問い合わせる。発行すべきでない場合、図10に示される処理は分岐してステップS70に戻る。これに対して、発行すべき場合、ステップS78が続き、再送信発行部40によって動作可能なように実行され、再送信リクエストをさらに発行してから、分岐してステップS70に戻る。
これまで本発明の最良の形態および好ましい実施形態について説明しているが、さらなる変更形態および変形形態も本発明の範囲によって十分に包含されることは理解されるべきである。
例えば、共通保護タイマあるいは第1および第2の保護タイマを使用する代わりに、本発明に従えば、紛失データユニット当たり1つの保護タイマを使用することも想定されている。こうすると、メモリと処理能力は犠牲にするも、再送信タイミングの複雑さを簡略化する。
また、保護タイマの実装は、特定のタイプの保護タイマに拘束されず、適切な任意の実装に従って達成されてもよいことに留意すべきである。例えば、保護タイマの実装は、イベントの処理、および開始時刻と現在時刻とを比較する方法と組み合わせた、開始時刻の記憶装置に依存しても良い。
また、リンクレイヤ制御プロトコル実装は、例えば、サービスデータユニットを受信したら直ちに、任意の順序でサービスデータユニットを上位レイヤに搬送してもよい。その場合、第2の保護タイマは、受信機ウィンドウの下縁を進めるためだけに使用されるであろう。

Claims (25)

  1. 媒体アクセス制御レイヤプロトコルの上で動作し、上位レイヤプロトコルにサービスを提供するリンクレイヤ制御プロトコルを実行する方法であって、
    前記媒体アクセス制御レイヤプロトコルからデータユニットを受信するステップ(S10)と、
    前記媒体アクセス制御レイヤプロトコルによって提供される順番の狂ったデータユニットを並べ替えるステップ(S14)と、
    前記上位レイヤプロトコルにサービスデータユニットを転送するためにデータユニットを順番通りに再アセンブリするステップ(S16)と
    前記リンクレイヤ制御プロトコルからの紛失データに対する再送信リクエストの発行を遅延させるための第1のタイマ(30、44)を開始するステップであって、該再送信リクエストは、該第1のタイマ(30、44)の満了までに、前記紛失データを検出することによってトリガされる、ステップ(S28、S52)と
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記リンクレイヤ制御プロトコルからの前記紛失データユニットに対する前記再送信リクエストの発行によってトリガされる第2のタイマ(36、44)を開始するステップ(S28、S62)を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のタイマ(44)は、前記第2のタイマ(44)と同一である
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記紛失データユニットの検出によってトリガされる第2のタイマ(36)を開始するステップ(S28)を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のタイマ(30、44)の満了前の前記媒体アクセス制御レイヤプロトコルからの前記紛失データユニットの受信時に、前記第1のタイマ(30、44)を停止し、それに続いて、データユニットの並べ替え、かつ再アセンブリするステップ(S34、S58)を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1のタイマ(30、44)の満了によってトリガされる、前記リンクレイヤ制御プロトコルからの前記紛失データユニットに対する前記再送信リクエストを発行するステップ(S40)を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記リンクレイヤ制御プロトコルからの前記紛失データユニットに対する更なる再送信リクエストの発行を遅延させるために、前記再送信リクエストの発行によってトリガされる前記第1のタイマ(44)を再開始するステップ(S62)を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記並べ替えるステップ(S14)と前記再アセンブリするステップ(S16)とは、再送信処理の終了時に、受信に成功したデータユニットを考慮して実行される
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記紛失データユニットを受信することなく、前記再送信処理の終了時に、受信機ウィンドウの下縁を進めるステップ(S26)を備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記紛失データユニットを受信することなく、前記再送信処理の終了時に、前記紛失データユニットに関する応答確認ステータスレポートを、前記紛失データユニットの送信機に送信するステップ(S26)を備える
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記媒体アクセス制御レイヤプロトコルに対して許容されている最大再送信回数に従って、再送信リクエストの発行を遅延させるように、前記第1のタイマを設定するステップ(S28、S52)を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記リンクレイヤ制御プロトコルによって提供されるサービスを使用する少なくとも1つのアプリケーションの少なくとも1つのサービス要件に従って、前記リンクレイヤ制御プロトコルからの前記紛失データユニットに対する前記再送信リクエストの発行時に、前記第2のタイマの満了を設定するステップ(S28、S62)を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 媒体アクセス制御レイヤプロトコルの上で動作し、上位レイヤプロトコルにサービスを提供するリンクレイヤ制御プロトコルを実行する装置であって、
    前記媒体アクセス制御レイヤプロトコルからデータユニットを受信するように構成されているデータ受信部(12)と、
    前記媒体アクセス制御レイヤプロトコルによって提供される順番の狂ったデータユニットを並べ替えるように構成されているデータ並べ替え部(16)と、
    前記上位レイヤプロトコルにサービスデータユニットを転送するためにデータユニットを順番通りに再アセンブリするデータ再アセンブリ部(18)と
    前記リンクレイヤ制御プロトコルからの紛失データに対する再送信リクエストの発行を遅延させるように構成されている第1のタイマ(30、44)であって、該再送信リクエストが、該第1のタイマ(30、44)の満了までに、前記紛失データを検出することによってトリガされる、第1のタイマ(30、44)と
    を備えることを特徴とする装置。
  14. 前記リンクレイヤ制御プロトコルからの前記紛失データユニットに対する前記再送信リクエストの発行によってトリガされることで、開始されるように構成されている第2のタイマ(36、44)を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  15. 前記第1のタイマ(44)は、前記第2のタイマ(44)と同一である
    ことを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記紛失データユニットの検出によってトリガされることで、開始されるように構成されている第2のタイマ(36)を備える
    ことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  17. 前記第1のタイマ(30、44)は、前記第1のタイマ(30、44)の満了前の前記媒体アクセス制御レイヤプロトコルからの前記紛失データユニットの受信時に、タイマ動作を停止するように構成されている
    ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記第1のタイマ(30、44)の満了によってトリガされる、前記リンクレイヤ制御プロトコルからの前記紛失データユニットに対する前記再送信リクエストを発行するように構成されている再送信リクエスト発行部(40、54)を備える
    ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記第1のタイマ(44)は、前記リンクレイヤ制御プロトコルからの前記紛失データユニットに対する更なる再送信リクエストの発行を遅延させるために、前記再送信リクエストの発行によってトリガされることで、タイマ動作を再開始するように構成されている
    ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記並べ替え部(16)と前記再アセンブリ部(18)とは、再送信処理の終了時に、受信に成功したデータユニットを考慮して、データの並べ替え及びデータの再アセンブリを実行するように構成されている
    ことを特徴とする請求項13乃至19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記紛失データユニットを受信することなく、前記再送信処理の終了時に、受信機ウィンドウの下縁を進めるように構成されている受信機ウィンドウ適応部(26)を備える
    ことを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 前記紛失データユニットを受信することなく、前記再送信処理の終了時に、前記紛失データユニットに関する応答確認ステータスレポートを、前記紛失データユニットの送信機に送信するように構成されている紛失データ完了部(14)を備える
    ことを特徴とする請求項20または21に記載の装置。
  23. 前記媒体アクセス制御レイヤプロトコルに対して許容されている最大再送信回数に従って、再送信リクエストの発行を遅延させるように、前記第1のタイマを設定するように構成されている第1タイマ設定部(28、42)を備える
    ことを特徴とする請求項13乃至22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 前記リンクレイヤ制御プロトコルによって提供されるサービスを使用する少なくとも1つのアプリケーションの少なくとも1つのサービス要件に従って、前記リンクレイヤ制御プロトコルからの前記紛失データユニットに対する前記再送信リクエストの発行時に、前記第2のタイマの満了を設定するように構成されている第2タイマ設定部(28、50)を備える
    ことを特徴とする請求項13乃至23のいずれか1項に記載の装置。
  25. 通信受信機の内部メモリに直接ロード可能なコンピュータプログラムであって、
    前記通信受信機のプロセッサによって実行される場合に、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のステップを実行するためのソフトウェアコード部を備える
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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