JP2010511735A - 濾過助剤として適した熱可塑性ポリマーに基づく固体分散体 - Google Patents
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Abstract
濾過助剤として適した、熱可塑性ポリマー及び架橋水不溶性ポリマーの固体分散体であり、該固体分散体が20〜95重量%の少なくとも1種の熱可塑性ポリマー (A成分)、並びにN-ビニルホルムアミド、N-ビニルカプロラクタム、N-ビニルピペリドン、N-ビニルピリジン、N-ビニルイミダゾール、スチレンモノマー、アクリレート及びメタクリレートのホモポリマー、及び塩基性N-ビニル化合物、スチレンモノマー、アクリレート及びメタクリレートのコポリマーからなる群より選択される5〜80重量%の少なくとも1種の架橋水不溶性ポリマー(B成分)を含む、前記固体分散体。
【選択図】なし
【選択図】なし
Description
本発明は、押出機中で成分を加工処理することによって得られる熱可塑性ポリマー及び架橋水不溶性ポリマーに基づく固体分散体、並びに濾過助剤としてのかかる物質の使用に関する。
濾過によって物質の固液混合物を分離することは、多くの工業上の製造過程における重要な処理工程である。濾過助剤という用語は、濾過において、バルク状、微粉状、顆粒状又は線維状形態で濾過に用いられる多くの製品を意味する。
濾過助剤は、より目の粗いケーキ構造を得るために濾過の開始前に濾過助剤層(プレコートフィルター)として濾過器へ施工することができ、又は濾過すべきパルプへ連続的に添加することができる。
濾過という用語は、不連続相(分散物質)及び連続相(分散媒体)を含む懸濁液(パルプ)を多孔質の濾過媒体に通すことを意味している。この過程で、固体粒子は濾過媒体に付着し、濾過された液体(濾液)は透明な状態で濾過媒体を通過する。この場合の流れに対する抵抗を克服するように作用する外力は、かけられた圧力差である。
濾過工程では、原理的に異なる複数の固体除去機構が観察されることがある。これらは表面又はケーキ濾過、層濾過及び篩濾過である。また、少なくとも二種の過程の組合せもある。
表面又はケーキ濾過の場合、プレコートフィルターと呼ばれるものが飲料濾過のために様々な態様で使用される。
全てのプレコート系で、濾液される液体中に存在する固体、及び意図的に添加された固体(濾過助剤)は濾過媒体によって保持され、濾過ケーキが形成される。濾過の過程で、流れは、濾過媒体と同様に、この濾過ケーキを通過しなければならない。このような濾過はまたプレコート濾過とも呼ばれる。
本発明により濾過される液体は、とりわけ飲料、特に果汁飲料又はブドウ酒もしくはビールのような発酵飲料を含む。特に本発明の方法により得られる濾過助剤は、ブドウ酒を濾過するために使用される。しかしこの濾過助剤は、例えば茶製品、発泡ブドウ酒を処理するために、又は一般的に食料及び飲料の不要な成分を吸着するためにも使用できる。
加えて本発明により濾過される液体は、一般に、例えば色素その他の化学品で汚染された排水のような排水を含む。特にこれらには、放射性物質で汚染された排水が含まれる。
本発明では、特にポリフェノール及び金属イオン又は半金属イオンを、濾過される液体から除去することを目的とする。加えて臭気化合物又は香味化合物、例えばワイン又はスパークリング飲料からの硫黄化合物の除去も目的とする。
EP 351 363 には、安定剤及び濾過助剤として高度に架橋したポリビニルピロリドンが記載されている。
WO 96/35497には、ポリアミド及び架橋ポリビニルピロリドンホモポリマーからなる濾過助剤が記載されている。
WO 01/68727 には、ビニルラクタムポップコーンポリマー及び飲料清澄剤としてのその使用が開示されている。
DE-A 199 20 944及び DE-A 101 60 140には、スチレン含有ポップコーンポリマー及び濾過助剤としてのその使用が記載されている。
DE-A 102 57 095 には、スチレン4-スルホネート-を含むポップコーンポリマー、及び液体を濾過するためのその使用が記載されている。
DE-A 101 08 386 には、(メタ)アクリレートに基づくポップコーンポリマー及び濾過助剤としてのその使用が開示されている。
DE-A 40 00 978には、塩基性 N-ビニル複素環の架橋ポリマーを使用して、ブドウ酒からの重金属を除去する方法が開示されている。
EP-A 175 335には、N-ビニルピロリドンとコモノマー、例えば(メタ)アクリレート、N-ビニルカルボキサミド、N-ビニルイミダゾール又はビニルエステルとの架橋コポリマー並びに、吸着剤としてのその使用が開示されている。
EP-A 177 812 には、モノエチレン性不飽和カルボン酸又はそのエステルもしくはアミド誘導体に基づくポップコーンポリマーが開示されている。
US-A 5,599,898には、N-ビニルカルボキサミドのポップコーンポリマー及びイオン交換樹脂又は金属イオンの吸着剤としてのその使用が開示されている。
WO 02/32544には、ポリスチレンに基づく濾過助剤が開示されている。製造は、押出機中で別の成分の存在下、ポリスチレンをコンパウンディングすることによって進行し得る。別の成分として、様々な無機化合物、例えばシリケート、カーボネート、酸化物などに加えて、ポリマー、例えば架橋ポリビニルピロリドンも使用することができる。
WO 2005/113738には、熱可塑性ポリマー及び架橋ポリビニルピロリドンホモポリマーのブレンド、並びに濾過助剤としてのその使用が開示されている。
WO 03/084639 には、熱可塑性ポリマー及び架橋ポリビニルラクタム又はポリビニルアミンホモポリマーのブレンド、並びに濾過助剤としてのその使用が記載されている。
しかし既に公知の濾過助剤には、適用特性の点で、特に重金属イオンの吸着及び/又はポリフェノール/カテキンの吸着に対する選択性の点で、未だ改善の余地がある。
本発明の目的は、特性が改善された濾過助剤を見出すことであった。
こうして、濾過助剤として適した、熱可塑性ポリマー及び架橋水不溶性のポリマーの固体分散体が発見された。この固体分散体は20〜95重量%の少なくとも一種の熱可塑性ポリマー(A成分)、並びに5〜80重量%の、N-ビニルホルムアミド、N-ビニルカプロラクタム、N-ビニルピペリドン、N-ビニルピリジン、N-ビニルイミダゾール、スチレンモノマー、アクリレート及びメタクリレートのホモポリマー、及び塩基性N-ビニル化合物、スチレンモノマー、アクリレート及びメタクリレートのコポリマーの群から選択された架橋水不溶性のポリマー(B成分)を含む。
本発明によると、固体分散体として、熱可塑性ポリマー成分、及び分離しない非熱可塑性の水不溶性架橋ポリマー成分の混合物が使用される。この場合、量的に少ない方の成分が、量的に多い方の成分中に分散して存在する。加えて、本固体分散体の特性として、この固体分散体は機械的な手段を用いて個々の成分に分けることができない。
熱可塑性のA成分として、次のポリマーが考えられる。スチレンホモポリマー及びコポリマー、ポリアミド、ポリ(ビニルクロライド)、ポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/プロピレンのコポリマー、ポリブテン、ポリメチルペンテンもしくはポリオキシメチレン、ポリメタクリレート、ポリエステル、ポリアセテート、ポリカーボネート又はポリウレタン。A成分として、熱可塑性ポリマーの混合物も使用できる。
A成分として、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチレン及び/又はポリプロピレンが好ましい。
本発明によると固体分散体は、熱可塑性ポリマー成分に加えて、第2の成分であるB成分として、吸水の際にゲルを形成しない水不溶性架橋ポリマーを含む。後者は文献でポップコーンポリマーとも命名されている(J.W. Breitenbach, Chimia, Vol. 21, pp. 449-488, 1976参照)。このようなポリマーは、多孔質の構造を呈し、空隙に富んでいる。また上述したように、このポリマーは吸水の際にゲルを形成しない。20℃の水中におけるポリマーの膨潤体積は、通常2〜10 l/kg、好ましくは4〜8 l/kgの範囲である。
これらのポップコーンポリマーの製造法はそれ自体公知である。重合によりガラス質ポリマーの代わりにポップコーンポリマーが得られるかどうかは、本質的に製造手順によって影響される。本発明で用いられるポップコーンポリマーの製造に適した方法は、以下に記載する刊行物によって開示されており、その開示は、ポップコーンポリマーの製造法及び組成の点で、参照により本明細書に明確に含まれる。
B成分として適した化合物は、N-ビニルホルムアミド、N-ビニルカプロラクタム、N-ビニルピペリドン、N-ビニルピリジン及びN-ビニルイミダゾール類(例えば、N-ビニルイミダゾール又はその2-メチルもしくは4-メチル誘導体)のホモポリマーである。
加えて、スチレン含有ポリマーのホモポリマー及びコポリマーが適しており、これらは本発明において、3-スチレン又は4-スチレンスルホネート及びそのようなスチレンスルホネートのナトリウム塩の架橋されたホモポリマー及びコポリマーを意味する。加えて、少なくとも50重量%のスチレン及びモノ不飽和スチレン誘導体を含む架橋ポリマーもある。同様に、アミノ含有スチレンモノマーのポリマーも適している。このようなポリマー及びその製造法は、例えばDE 199 20 944及びDE 102 57 095に記載されており、参照により本明細書に含まれる。
加えて、B成分としてα,β-不飽和カルボン酸及びそのようなカルボン酸の誘導体に基づく架橋されたホモポリマー及びコポリマーが考慮され、これはDE 101 08 386(参照により本明細書に含まれる)に記載されている。好ましくはポリマーは、カルボン酸としてアクリル酸又はメタクリル酸、誘導体としてアクリルアミド、メタクリルアミド、又はC1-C18アルキルエステル(特にアクリル酸又はメタクリル酸のメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル又はヒドロキシブチルエステル)を含む。加えて別のコモノマーとして、ポリマーは、塩基性N-ビニルアミド、スチレン又はスチレン誘導体を含むことができる。
また、適した化合物は、塩基性N-ビニル化合物、例えばN-ビニルホルムアミド、N-ビニルピロリドン、N-ビニルピペリドン、N-ビニルピリジン及びN-ビニルイミダゾール類、例えばN-ビニルイミダゾール又はその2-メチルもしくは4-メチル誘導体のコポリマーであり、コモノマーとしては、上述したスチレン又はアクリレートもしくはメタクリレートのモノマーを含むことができる。加えて、適した化合物は、これら塩基性N-ビニルモノマーの混合物のコポリマー、好ましくはN-ビニルピロリドン/N-ビニルホルムアミド又はビニルピロリドン/N-ビニルイミダゾールのコポリマーである。
加えて、適したポリマー及びその製造法の点で、EP-A 177812、DE-A 2437640、DE-A 2437629及びEP-A 88 964 は、参照することにより本明細書に含まれる。
B成分として使用される好ましいコポリマーは、N-ビニルラクタムコポリマー又はアクリレートである。
特に好ましいB成分は、重量比90/10のN-ビニルイミダゾール/N-ビニルピロリドンのコポリマーである。
B成分として使用されるポップコーンポリマーは、一般的に平均粒径15μm〜1500μmを有する。
この場合の量比は、濾過助剤が20〜95重量%、好ましくは50〜85重量%、特に好ましくは60〜75重量%の熱可塑性ポリマー、及び5〜80重量%、好ましくは15〜50重量%、特に好ましくは25〜40重量%の架橋水不溶性のポリマーを含むように選択される。
本発明の濾過助剤は、好ましくは押出法により得られる。これらの方法では、成分を、押出機中で同時に加工処理するが、処理条件は熱可塑性ポリマーが全体的又は部分的に溶融するように選択される。架橋ポリマー成分はその処理条件下では溶融しない。水の存在下で押出を行うことが望ましてこともあり得る。押出機中での接合処理の結果、成分の密接な混合が起こり、処理後の成分はもはや篩のような方法によって互いに分離することができない。
本発明の方法では、原則として当業者によく知られている慣用の種類の押出機が適当である。慣用的には、これらは、ハウジング、駆動装置、及び移送又は混練要素(スクリュー)を備えた一以上の回転軸を有する可塑化(plastifying)装置を含む。
スクリューに沿って、移送方向に複数のセクションがあり、これらは本発明の方法の場合取入れゾーン、混合ゾーン及び射出ゾーンを含む。加えて脱気ゾーンを備えていることもでき、ここで脱気は大気圧及び/又は真空下で行うことができる。真空脱気は例えば、供給スクリュー及び蒸気式ポンプを用いて行うことができる。
これらの各セクションは、それ自体が最小の独立単位として一以上のシリンダー(セクション)からなることができる。
ポリマーブレンドの製造は、単軸式押出機、二軸式押出機、又は多軸式押出機で行うことができるが、好ましくは二軸式押出機中で行うことができる。複数のスクリューは同方向又は反対方向に回転し、かみ合い又はかみ合わないように設計され得る。押出機は好ましくは同方向に回転し、密接にかみ合うように設計される。個々のシリンダーは加熱可能である。加えて、シリンダーはまた冷却できるように、例えば水で冷却するように設計され得る。
スクリューは押出で慣用されるあらゆる要素から構成され得る。加えてそれらは慣用の移送エレメント、混練ディスク又は逆流エレメントからなり得る。個々の場合に適したスクリュー構成は、簡単な測定によって、当業者により決定され得る。スクリューの長さ対直径の比(LD比)は25:1〜50:1、好ましくは30:1〜40:1であることができる。本発明で使用される押出機は本質的に以下に述べるセクションからなる。
第一のセクションでは熱可塑性ポリマーを押出機中へ導入し、溶融させる。このセクションのスクリューの形状は、熱可塑性ポリマーを移送、溶融させるために慣用される条件に対応する。供給装置を備えるシリンダーに続いて1〜2のシリンダーがあり、ここで熱可塑性ポリマーを溶融させる。この領域でスクリューは、移送エレメントに加えて、混練ディスクを備えていることもできる。
混合ゾーンとして設計される第二のセクションでは、架橋水不溶性のポリマーを溶融熱可塑性ポリマーへ移送する。溶融した熱可塑性ポリマーは供給前に、好ましくはデアレーション(deaeration)又は脱気する。脱気/デアレーションは0.005〜0.1MPaで、好ましくは大気圧で進行させる。続いて、処理条件下で強固に架橋する水不溶性ポリマーを、溶融した熱可塑性ポリマー中に均一に分散させるように、成分を蜜に混合する。このセクションは同様に慣用の移送エレメントを含む。混合物を移送するために、付加的に混練ディスクを組み込むことが望まいことがある。加えて、混合をさらに改善するために、逆流エレメントを組み込むことが望ましいこともある。通例、このセクションのためには1〜3のシリンダーが備えられる。
この混合ゾーンと第三のセクションの間には、蒸気が架橋ポリマーの供給装置中へ戻り、塞ぐことがないようにするために、バッフルエレメントを設置する。
第三のセクションでは、所望ならば、水をポリマー成分の混合物へ移送できる。水の添加は、慣用の充填装置によって、例えば漏斗状の充填装置又は定量ポンプを用いて行うことができる。続いて、水を含む全体を、水と溶融体を混合しながら、排出口の方向へさらに移送する。処理する全体の量に依存して、このセクションは、1〜3のシリンダーで構成することができる。
所望ならば水が供給される第三のセクションと排出口の間に、一以上のシリンダーを有する脱気ゾーンを備えることもでき、この脱気は大気圧及び/又は真空で進行させることができる。好ましくは、脱気は0.005〜0.1MPaの圧力で進行させる。脱気ゾーンと排出口の間に、さらに別のシリンダーを備えることができる。
続いて、まだ可塑性を有する材料全体を、押出機から噴出させる。噴出は慣用のノズルプレート、多孔プレートその他の適した装置によって行うことができる。
熱可塑性ポリマーの充填ゾーンは、通常加熱しない。残りの全ゾーン、押出機及びノズルプレート間の移行部分は、またノズルプレート自身も、材料全体の可塑性を確保するために加熱する。
慣用的には、押出機バレルのジャケット温度、移行部分及びノズルプレートの温度は180〜220℃である。いずれせよジャケット温度は、材料全体の温度が熱可塑性ポリマーの融点より高いが、架橋ポリマーの分解温度より低いように選択しなければならない。
まだ可塑性を有する混合物は、好ましくはノズルを通して押し出し、粉砕する。粉砕に適した方法は、原則として熱切断又は冷切断ペレット化のような、慣用される粉砕について公知の全ての方法である。
押出物は、例えば回転又はエアージェットを用いて切断する。
加えて、押出物は水封造粒法(water ring granulation)によって粒状化することができる。
その後、押出物は適宜、破砕することができる。破砕は所望の粒径が設定されるように、一工程以上、好ましくは二工程で進行できる。平均粒径は20〜250μmになるように設定することができる。破砕は、任意の市販の慣用的な回転ミル、好ましくは反回転型ピンミルで、液体窒素その他の市販の慣用の冷却源(例えばドライアイス)を用いて生成物を-50℃〜+5℃に冷却しながら前粉砕処理(第一破砕段階)した後、第二破砕段階で任意の市販の慣用的な対向噴流ミルで行うことができる。第二破砕段階に適した方法は、好ましくは冷却破砕である。この場合、冷却不活性ガスを破砕する材料へ供給する。破砕ガスは、例えば窒素又はアルゴンを使用できる。破砕ガスは好ましくは-50〜+5℃の温度に冷却する。
濾過助剤として使用する場合、均一の平均粒径を有する粉砕された押出物、及びいろいろな平均粒径を有する破砕画分の混合物の両方を使用できる。例えば、第一破砕段階の破砕押出物、及び第二破砕段階の破砕押出物の混合物を使用できる。このような混合物の量比は任意であり、慣用的には濾過される生成物の種類に依存する。例えば、5:95〜95:5、20:80〜80:20、30:70〜70:30、40:60〜60:40又は50:50の量比を有する、第一破砕段階の破砕生成物と第二破砕段階の破砕生成物の混合物を使用できる。しかし同様に、20〜40pmの平均粒径を有する第二破砕段階の破砕生成物を単独で使用することもできる。また、45〜100pmの平均粒径を有する第一破砕段階の破砕生成物も単独で使用できる。
濾過助剤として使用する場合、本発明の押出物は適用特性が改善されている。驚くべきことに、特に金属イオン吸着において相乗効果を観察できることがある。
以下の実施例で行われた実験は、Werner & Pfleiderer社製の、押出機出口で多孔が得られる、同方向回転式かみ合い型のZSK40二軸押出機を使用して行った。
押出機の構造:
9 つのセクション(ゾーン0〜8)、加熱された遷移フランジ(ゾーン9)、ノズルプレート(ゾーン10)。ゾーン5及びゾーン6の間で、スクリューはバッフルエレメントを備えていた。L/D比は37であった。
9 つのセクション(ゾーン0〜8)、加熱された遷移フランジ(ゾーン9)、ノズルプレート(ゾーン10)。ゾーン5及びゾーン6の間で、スクリューはバッフルエレメントを備えていた。L/D比は37であった。
全実験の温度プロファイルは、次のように選択したが各々バレル温度で示す。
ゾーン0:室温、ゾーン2:200℃、ゾーン3〜5:180℃、ゾーン6:185℃、ゾーン7〜9:190℃、ノズルプレート:210℃。
スクリューの回転速度は200rpmであった。
押し出された押出物はストランドペレット化(strand pelletizing)によって成形した。
供給材料
A成分
ポリスチレン:
PS185 K 密度:1.050g/cm3、ビカット軟化温度:(50℃/h50N)101℃
Lupolen(登録商標)PE 2420:
ポリエチレン 密度0.924g/cm3、ビカット温度(B50(50℃/h50N)):92.0℃、融点:111℃
Moplen(登録商標)348T エチレン/プロピレンのランダムコポリマー、密度:0.905g/cm3、ビカット温度(B50 (50℃/h 50 N)):92.0℃
B成分
ポップコーンポリマー1:ビニルホルムアミド/ビニルピロリドンのコポリマー90/10 (重量%)、加水分解されていない、 (モノマーを基準として) 2.2重量%のジビニルプロピレンウレアで架橋されている。
A成分
ポリスチレン:
PS185 K 密度:1.050g/cm3、ビカット軟化温度:(50℃/h50N)101℃
Lupolen(登録商標)PE 2420:
ポリエチレン 密度0.924g/cm3、ビカット温度(B50(50℃/h50N)):92.0℃、融点:111℃
Moplen(登録商標)348T エチレン/プロピレンのランダムコポリマー、密度:0.905g/cm3、ビカット温度(B50 (50℃/h 50 N)):92.0℃
B成分
ポップコーンポリマー1:ビニルホルムアミド/ビニルピロリドンのコポリマー90/10 (重量%)、加水分解されていない、 (モノマーを基準として) 2.2重量%のジビニルプロピレンウレアで架橋されている。
ポップコーンポリマー2:ビニルホルムアミド/ビニルピロリドンのコポリマー90/10 (重量%)、加水分解されている、(モノマーを基準として)2.2重量%のジビニルプロピレンウレアで架橋されている。
ポップコーンポリマー3:ビニルイミダゾール/ビニルピロリドンのコポリマー90/10(重量%)、(モノマーを基準として)2.9重量%のジビニルエチレンウレアで架橋されている。
略語:
NVP:N-ビニルピロリドン。
NVP:N-ビニルピロリドン。
別段に言及されていなければ、下表の量は重量%を表す。
(使用例)
方法:
金属含有量の測定
試料を濃無機酸で処理し、得られた透明溶液中の金属濃度をICP-OES(誘導結合プラズマ-光学原子発光分析法)を用いて決定した。
方法:
金属含有量の測定
試料を濃無機酸で処理し、得られた透明溶液中の金属濃度をICP-OES(誘導結合プラズマ-光学原子発光分析法)を用いて決定した。
溶液中の金属含有量の測定:
試料は測定前に希塩酸で希釈した。
試料は測定前に希塩酸で希釈した。
金属吸着の決定:
金属溶液A1及びA3:1リットル当たり1gの金属を含む溶液を調製した。
金属溶液A1及びA3:1リットル当たり1gの金属を含む溶液を調製した。
溶液 A1: Fe (2+):脱塩水1リットル当たり3.2g のFeSO4 。
溶液 A2: Fe (3+):脱塩水1リットル当たり4.85g のFeCl3 。
溶液 A3: Cu (2+):脱塩水1リットル当たり2.51g のCuSO4 。
金属溶液B: 10mg/lのCu (2+)及び20mg/lのFe(2+)を含む溶液。
脱塩水2リットル当たり0.128gのFeSO4(85%)及び0.050gのCuSO4 。
各場合で、1000mlの金属溶液Bgを押出物と16時間攪拌し、濾過除去した。得られた溶液中の金属を分析した。
濾過特性:
10gのそれぞれの押出物を、500mlの各金属溶液(A1-A3)と共に規定の接触時間攪拌し、濾過し、50mlの脱塩水で洗浄後、乾燥キャビネット中で真空下50℃で乾燥した。
10gのそれぞれの押出物を、500mlの各金属溶液(A1-A3)と共に規定の接触時間攪拌し、濾過し、50mlの脱塩水で洗浄後、乾燥キャビネット中で真空下50℃で乾燥した。
33gの押出物を、500mlのそれぞれの金属溶液(A1-A3)と規定時間各々攪拌し、濾過し、50mlの脱塩水で洗浄後、乾燥キャビネット中で真空下50℃で乾燥した。
ポリフェノール吸着
ポリフェノール含有ストック溶液をクロロゲン酸、ルチン、スコポレチンから調製した。1gの破砕された押出物粉末を、200mlのポリフェノール溶液と共に室温で5分間攪拌し、濾過した。
ポリフェノール含有ストック溶液をクロロゲン酸、ルチン、スコポレチンから調製した。1gの破砕された押出物粉末を、200mlのポリフェノール溶液と共に室温で5分間攪拌し、濾過した。
Claims (17)
- 濾過助剤として適した、熱可塑性ポリマー及び架橋水不溶性ポリマーの固体分散体であり、該固体分散体が20〜95重量%の少なくとも1種の熱可塑性ポリマー (A成分)、並びにN-ビニルホルムアミド、N-ビニルカプロラクタム、N-ビニルピペリドン、N-ビニルピリジン、N-ビニルイミダゾール、スチレンモノマー、アクリレート及びメタクリレートのホモポリマー、及び塩基性N-ビニル化合物、スチレンモノマー、アクリレート及びメタクリレートのコポリマーからなる群より選択される5〜80重量%の少なくとも1種の架橋水不溶性ポリマー(B成分)を含む、前記固体分散体。
- A成分として、スチレンホモポリマー及びコポリマー、ポリアミド、ポリ(ビニルクロライド)、ポリオレフィン、ポリオキシメチレン、ポリメタクリレート、ポリエステル、ポリアセテート、ポリカーボネート又はポリウレタンからなる群より選択される熱可塑性ポリマーを含む、請求項 1に記載の固体分散体。
- ポリオレフィンとして、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン又はポリメチルペンテンを含む、請求項 1又は2に記載の固体分散体。
- A成分として、ポリアミドを含む、請求項 1又は2に記載の固体分散体。
- A成分として、スチレンホモポリマー及びコポリマーを含む、請求項 1又は2に記載の固体分散体。
- B成分として、スチレンモノマーのホモポリマー及びコポリマーを含む、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の固体分散体。
- B成分として、スチレンスルホネートのホモポリマー及びコポリマーを含む請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の固体分散体。
- B成分として、アクリレート又はメタクリレートのホモポリマーを含む、請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の固体分散体。
- B成分として、N-ビニルホルムアミドのホモポリマーを含む、請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の固体分散体。
- B成分として、塩基性N-ビニルラクタムのコポリマーを含む請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の固体分散体。
- B成分として、N-ビニルホルムアミド、N-ビニルピロリドン、N-ビニルピペリドン、N-ビニルピリジン及びN-ビニルイミダゾール類、例えばN-ビニルイミダゾール又はその2-メチルもしくは4-メチル誘導体のコポリマーを含む、請求項10に記載の固体分散体。
- B成分として、N-ビニルピロリドン及びN-ビニルイミダゾールのコポリマーを含む、請求項10又は11に記載の固体分散体。
- B成分として、N-ビニルピロリドン及びN-ビニルホルムアミドのコポリマーを含む、請求項10又は11に記載の固体分散体。
- 50〜85重量%のA成分及び15〜50重量%のB成分を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の固体分散体。
- 60〜75重量%のA成分及び25〜40重量%のB成分を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の固体分散体。
- 押出機中でA成分及びB成分を同時処理することで得られ、該処理においてB成分が固体状態で存在し、A成分が溶融状態である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の固体分散体。
- 請求項1〜16のいずれか1項に記載の固体分散体の濾過助剤としての使用。
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