JP2010511591A - ガラス板の重力曲げ - Google Patents

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Abstract

ガラス板を曲げるための重力曲げモールドを開示する。前記モールドは、最終周縁成形リムを有する最終モールドと、中間周縁成形リムを有する中間モールドとを備える。前記最終モールドは、このモールドの端に取り付けられた最終関節結合端部を有し、この最終関節結合端部は最終可動成形レールを有する。前記中間モールドはこのモールドの端に前記最終関節結合端部に隣接して取り付けられた中間関節結合端部を有し、この中間関節結合端部は中間可動成形レールを有する。前記最終関節結合端部及び前記中間関節結合端部は、前記最終可動成形レールの少なくとも一部分が前記中間可動成形レールの少なくとも一部分と整列して前記中間周縁成形リムの一部分を形成し得るように配置されている。このようなモールドを用いてガラス板を曲げる方法も提供される。

Description

本発明は、重力曲げモールド、及び重力曲げガラス板を製造する装置及び方法に関する。特に、本発明は、ガラス板がガラス曲げ炉のレアー(焼きなまし炉)中を搬送される間曲げモールド上に支持される場合におけるガラス板の重力曲げ(たわみ曲げとしても知られている)に関する。
ガラス板に重力曲げを与えてガラス板を成形し、車両用窓、例えば自動車用の窓を形成することは周知である。単一のガラス板を重力曲げモールド上で曲げることができ、また2枚のガラス板を重力曲げモールド上で積層体として曲げ、その後で2枚のガラス板を一緒にラミネートしてラミネートウィンドスクリーンを形成することもできる。多くの現代の自動車用窓は1つ以上のエッジ部やコーナ部に高度の湾曲を必要とする。このような大きな湾曲をガラス板に取り入れると、これにより目に見える欠陥がガラス板に導入され、ガラス板の光学的な特性が低下し得る。また、曲げ処理を一貫して制御することは難しい。更に、ある用途に対しては、湾曲ガラス表面を設計表面に適合させるために高度の表面制御が必要とされる。これにより、ウィンドスクリーンと既存のウィンドスクリーンワイパとの適合性を確実にすることもできる。
更に、重力以外の追加の力、例えばガラス板の上面を下向きに押圧するように構成されたプレス曲げダイを用いて高度の湾曲を達成することができるが、ガラス板がレアー内を通過中に軟化され、モールドにより規定される所望の形にたわまされる際に、ガラス板に作用する重力のみで所望の湾曲を達成することが望ましい。なぜなら、追加のプレス曲げダイを使用する場合、ガラス板の上面が曲げ処理中ダイと接触され、ダイが上面に不注意に刻印される結果としてガラス板の表面品質の低下をまねき、また機器費用も増大するからである。加えて、追加のプレス曲げ工程を用いる場合に比較して、重力曲げのみを用いることによって生産レートを高めることができる。
1枚以上のガラス板を車両用ウィンドスクリーンの形に曲げる慣例の重力曲げモールドにおいては、曲げモールドの中心部は静止部であり、中心部の両側に2つの関節結合翼部が取り付けられている。中心部と2つの関節結合翼部が、1枚以上のガラス板をその下ガラス表面の周縁部に沿って支持する周縁リムを画定する。翼部は釣合い錘に連結され、釣合い錘が翼部に回転力を与え、翼部をそれぞれの枢軸を中心に、ほぼ水平の開いた初期位置から、リムがガラス板の所望の形状を形成する閉じた曲げ位置へと上方に回転させるように構成されている。
最初に、翼部はほぼ水平の開いた初期位置に押し下げられ、1枚以上のガラス板が曲げモールドの上に置かれ、これにより1枚以上のガラス板が翼部の周縁リム部分により水平に支持される。重力曲げモールド上の1枚以上のガラス板のアセンブリは次に加熱レアーに通される。ガラスが熱くなるにつれて、ガラスは軟化し、重力により徐々に垂れ下がり、関節結合翼部が釣合い錘の作用によりそれぞれのピボット軸を中心に徐々に上方へ回転してモールドを閉じることが可能になる。最後の完全に閉じた位置では、1枚以上のガラス板はその全周縁部が翼部の周縁リム部分と中心部の周縁リム部分の両方で支持される。
時には、高度の湾曲がガラス板のエッジ部又はコーナ部に必要とされる。このために関節結合翼部のリムに隣接して設けられた補助リムを用いることが知られている。補助リムは関節結合翼部に取り付けられるか、あるいは中心部の支持体に取り付けられた補助翼部の一部分をとされる。
例えば、特許文献1に、このような補助リムを含む関節結合重力曲げモールドが開示されている。補助リムはモールドの一端に位置し、曲げ処理中解除される。補助リムは隣接する端レールより大きな曲率半径を有し、それによって最初に小量の横方向湾曲を導入させ、その後より大きな横方向湾曲を導入させている。この2つの曲げ工程は2つの曲げ工程間に縦方向と横方向の曲げが同時に導入される遷移フェーズを与えるために時間的に重複させている。これは少なくとも部分的である。その理由は、補助レールは内部操作により降下され、この操作は補助レールの降下により横方向湾曲を開始させるために縦方向の曲げ中に翼部を連続的に動的移動させる必要があるためである。これは、曲げ処理を精密に制御することが難しくなるという技術的問題をもたらす。これはひいては所要の仕様を満足するガラス板の曲率及び光学的特性に関して品質制御の問題を生じる。
特許文献2に、中心部の各端に1対の隣接翼部を含む重力曲げモールドが開示されている。第1の翼部が初期曲げ処理において動作し、次に第2の翼部が引き継いで曲げ処理を完了する。このモールドは複雑であり、ガラス板の端又はエッジ領域に高い曲率を有する現代の車両用ウィンドスクリーンを作製するのに適していない。
欧州特許出願公開第0885851号公報 米国特許第3235350号明細書
本発明の目的は、これらの既知の重力曲げモールドの問題を少なくとも部分的に解消することにある。
従って、本発明はガラス板を曲げるための重力曲げモールドを提供し、該重力曲げモールドは、最終周縁成形リムを有する最終モールドと、中間周縁成形リムを有する中間モールドとを備え、前記最終モールドは当該モールドの端に取り付けられた最終関節結合端部を備え、前記最終関節結合端部は最終可動成形レールを有し、前記中間モールドは当該モールドの端に前記最終関節結合端部に隣接して取り付けられた中間関節結合端部を具え、前記中間関節結合端部は中間可動成形レールを有し、前記最終関節結合端部及び前記中間関節結合端部は、前記最終可動成形レールの少なくとも一部分が前記中間可動成形レールの少なくとも一部分と整列して前記中間周縁成形リムの一部分を形成し得るように配置されていることを特徴とする。
本発明は、更にガラス板を曲げるための重力曲げモールドを提供し、該重力曲げモールドは、最終モールドと中間モールドとを備え、前記最終モールドは、第1支持体と、前記第1支持体に取り付けられた、少なくとも1つの固定成形レールと有する最終固定部と、前記固定部のそれぞれの端に取り付けられた少なくとも1つの最終関節結合端部とを備え、前記各端部はそれぞれ最終可動成形レールを有し、前記中間モールドは、第2支持体と、前記第2支持体に取り付けられた、少なくとも1つの固定成形レールと有する中間固定部と、前記固定部のそれぞれの端に取り付けられた少なくとも1つの中間関節結合端部とを備え、前記各端部はそれぞれ中間可動成形レールを有し、更に、前記第1及び第2支持体を相互連結し、前記中間モールドを前記最終モールドに対して初期上昇位置に選択的に一時的に位置させるように構成された解除可能な下降機構であって、解除されたとき、前記中間及び最終モールド間の相対的な垂直移動を生じさせて前記中間モールドを前記最終モールドに対して最終下降位置に位置させる下降機構を備え、前記中間モールドが前記上昇位置にあるとき、前記少なくとも1つの最終関節結合端部の最終可動成形レールの少なくとも一部分が前記少なくとも1つの中間関節結合端部の中間可動成形レールの少なくとも一部分と整列して前記中間モールドの中間周縁リムの一部分を形成することができるように構成されていることを特徴とする。
本発明は、更に、ガラス板曲げ装置を提供し、該装置は、複数の本発明による重力曲げモールドと、炉と、前記複数の重力曲げモールドを順次に前記炉内を通して搬送するコンベヤシステムとを備え、前記炉は前記炉の長さに沿って所定の位置に設けられた少なくとも1つのアクチュエータ機構を含み、前記アクチュエータ機構は、各重力曲げモールドが該アクチュエータ機構を通過するとき、前記解除可能な下降機構を作動させるように構成されていることを特徴とする。
本発明は更にガラス板の重力曲げ方法を提供し、該方法は、(a)最終モールドと中間モールドとを備える重力曲げモールドであって、前記最終モールドは第1曲率を有する少なくとも1つの最終関節結合端部を有し、前記最終関節結合端部は最終可動成形レールを有し、前記中間モールドは第2曲率を有する少なくとも1つの中間関節結合端部を有し、前記中間関節結合端部はそれぞれの最終関節結合端部に隣接し、その第2曲率がそれぞれの最終関節結合端部の前記第1曲率より小さくされている重力曲げレールを準備する工程と、(b)前記中間モールドを前記最終モールドに対して上昇位置に位置させる工程と、(c)少なくとも1枚の平坦なガラス板を前記中間モールドの各関節結合端部がほぼ水平の開位置にある前記中間モールドの上に置き、前記少なくとも1枚の平坦なガラス板を、前記中間モールドが前記上昇位置にあるとき、前記少なくとも1つの最終関節結合端部の前記最終可動成形レールの少なくとも一部分であって前記中間モールドの中間周縁リムの一部分を形成する一部分で支持する工程と、、(d)前記少なくとも1枚のガラス板を炉内で加熱し、軟化させて前記少なくとも1枚のガラス板を重力曲げする工程とを備え、前記重力曲げ工程は2つのフェーズ、即ち(i)前記少なくとも1枚のガラス板を前記中間モールドの中間周縁リムによって中間湾曲形状に曲げる第1フェーズ、及び(ii)第1フェーズ後に、前記中間モールドを前記最終モールドに対して下降位置にして、前記少なくとも1枚のガラス板を前記中間湾曲形状から最終湾曲形状に前記最終モールドによって曲げる第2フェーズを備えることを特徴とする。
本発明の他の利点は従属請求項から明らかになる。
本発明の種々の実施例をほんの一例として添付図面を参照して以下に説明する。
曲げ処理前の初期位置における本発明の第1の実施例によるガラス板曲げ用重力曲げモールドの概略側面図である。 図1の重力曲げモールドの一部分の概略斜視図である。 閉じた最終曲げ位置における図1の重力曲げモールドの概略側面図である。 図3の重力曲げモールドの一部分の概略斜視図である。 初期位置における図1の実施例の重力曲げモールドの一部分の概略側面図である。 中間位置における図1の実施例の重力曲げモールドの一部分の概略側面図である。 最終位置における図1の実施例の重力曲げモールドの一部分の概略側面図である。 本発明に従ってガラス板を曲げるために炉内を通る図1の実施例の複数の重力曲げモールドの概略側面図である。 本発明の第2の実施例による重力曲げモールドの関節結合翼部の一つの概略斜視図であり、最終周縁リムの関節結合翼部の端レールに取り付けられた補助端レールを示し、この関節結合翼部と補助端レールは曲げ処理の開始前の初期位置にある。 本発明の第2の実施例による重力曲げモールドの関節結合翼部の一つの概略端面図であり、最終周縁リムの関節結合翼部の端レールに取り付けられた補助端レールを示し、この関節結合翼部と補助端レールは曲げ処理の開始前の初期位置にある。 図9及び図10の関節結合翼部の概略斜視図であり、曲げ処理の3つの連続フェーズの第2フェーズの終了後の中間位置にある関節結合翼部及び補助端レールを示す。 図9及び図10の関節結合の概略斜視図であり、曲げ処理の終了時における最終位置にある関節結合翼部及び補助端レールを示す。 図9及び図10の関節結合の概略端面図であり、曲げ処理の終了時における最終位置にある関節結合翼部及び補助端レールを示す。 重力曲げモールドの関節結合翼部に補助レールを取り付ける手段の代替例の概略側面図である。
図1〜図7を参照すると、本発明の一実施例によるガラス板を曲げるための重力曲げモールド2が示されている。重力曲げモールド2は最終周縁リム3を具える。最終周縁リム3は中心部4と2つの翼部6,8を具える。最終周縁リム3の中心部4は支持体10上に取り付けられている。中心部4は、ほぼ平行でほぼ水平な2つの対向する側縁部成形又は曲げレール11,12を有し、支持体10に対して静止である。一方の側縁部曲げレール11は車両用ウィンドスクリーンの上部縦方向側縁部を成形するように構成され、他方の側縁部曲げレール12は車両用ウィンドスクリーンの下部縦方向側縁部を成形するように構成されている。
翼部6,8は中心部4の両端に関節結合で取り付けられている。各翼部6,8は、それぞれほぼL字型であって、1つの端部18と1つの側部22を含む成形又は曲げレール14,16を有する。端部18は車両用ウィンドスクリーンの横方向側縁部を成形するように構成され、側部22は車両用ウィンドスクリーンの上部縦方向側縁部の縦方向終端部を成形するように構成されている。側部22は高度の縦方向湾曲を有する。
図示の実施例の変形例では、2つの対向する側部が与えられ、各翼部6,8はそれぞれほぼU字型であって、1つの端部18と2つの側部22を有する成形又は曲げレール14,16を有する。端部18は車両用ウィンドスクリーンの横方向側縁部を成形するように構成され、2つの側部22は車両用ウィンドスクリーンの上部及び下部縦方向側縁部の縦方向終端部を成形するように構成されている。各側部22は高度の縦方向湾曲を有する。
中心部4の曲げレール11,12及び2つの関節結合翼部6,8の曲げレール14,16は、1枚又は複数枚のガラス板24を下側ガラス板表面28の周縁部26に沿って支持する最終周縁リム3を画定する。翼部6,8は、各翼部6,8を支持体10の枢支部34,36により規定される枢軸を中心に上方に回転させる回転力を翼部6,8に与える釣合い錘30,32に連結される。曲げ工程においては、翼部6,8は、図1及び図2に示すほぼ水平の開いた位置から、図3及び図4に示す閉じた位置へ回転され、この位置では最終周縁リム3はガラス板24の所望の最終形状を形成する。中心部4の曲げレール11,12及び関節結合翼部6,8の曲げレール14,16はガラス板24の所望の周縁形状に一致する湾曲上面を有するため、最終周縁リム3全体の湾曲形状は、モールド12の閉じた位置において、ウィンドスクリーン周縁部の最終所望形状を画定する。
本発明によれば、最終周縁リム3に加えて、中間周縁リム40を設ける。中間周縁リム40は、最終周縁リム3の内部に、これに隣接してほぼ平行に位置する。中間周縁リム40は、中間中心部42と2つの中間翼部44,46を具える。中間リム40の中間中心部42は中間支持体47に固定の位置で取り付けられる。中間中心部42はほぼ平行でほぼ水平な2つの対向する中間側縁部成形又は曲げレール50,52を有し、中間支持体47に対して静止である。一方の側縁部曲げレール50は車両用ウィンドスクリーンの上部縦方向側縁部を予備成形するように構成され、他方の側縁部曲げレール52は車両用ウィンドスクリーンの下部縦方向側縁部を予備成形するように構成されている。
中間翼部44,46は中間中心部42の両端に中間支持体47に軸を中心とする関節結合で取り付けられている。各中間翼部44,46は、それぞれ2つの側部58,60を含む成形又は曲げレール54,56を有する。2つの側部58,60はそれぞれ車両用ウィンドスクリーンの上部及び下部縦方向側縁部の縦方向終端部を予備成形するように構成されている。2つの側部58,60は、それらの間に空隙59を画定するように離間配置され、中間周縁リム40が上昇位置にあるとき、この空隙内に最終リム3を画定する翼部6,8の端部18が受け入れられるようにする。それゆえ、中間翼部44,46には端部が設けられない。代わりに、重力曲げモールド2の端部における周縁リム部分は最終周縁リム3を画定する翼部6,8の端部18によってのみ与えられる。
2つの側部58,60は、側縁部レール50の終端部及び側部22よりも低い湾曲度を有し、中間周縁リム40により決定される中間曲げガラス形状に予備縦方向湾曲度を導入する。
中間支持体47は、重力の作用で、上昇位置と下降位置との間で垂直方向に相対的に移動可能に支持体10に取り付けられる。中間周縁リム40はこの移動に応じて最終周縁リム3に対して上昇位置と下降位置との間で移動する。
中間支持体47と支持体10には、それらの間に、一方の縦方向側縁部に沿ってヒンジアセンブリ62が設けられるとともに、他方の縦方向側縁部に沿って解除可能な下降機構64が設けられ、この機構は上述した相対的垂直方向運動を可能にする。ヒンジアセンブリ62は軸66により与えられる細長い水平軸を有する。解除可能な下降機構64は、解除可能な下降機構64の中心部で枢軸72により互いに枢動可能に連結された1対のリンク素子68,70を具え、各リンク素子68,70は他方の端でそれぞれの枢軸74,76により中間支持体47及び支持体10に枢動可能に連結されている。支持体10に枢動可能に連結されたリンク素子70には外側に突出する一体の解除板78が設けられる。
中間支持体47と支持体10との間の解除可能な下降機構64は、中間支持体47の上昇及び下降と対応して、上昇位置と下降位置との間で移動することができる。上昇位置では、リンク素子68,70がほぼ垂直に整列し、枢軸72,74,76がほぼ垂直に整列する。リンク素子68,70は中間支持体47を選択的に且つ一時的にロックし、従って中間周縁リム40を上昇位置にロックする。
中間支持体47を解除し、重力の作用で下降位置に下降することが許可される場合には、解除板78が下方に押されて下方に傾斜した位置にされる。これに対応して、下リンク素子70が枢軸76を中心に下方に回転し、これにつれて中心枢軸72を中心とする枢動の結果として、上リンク素子68が枢軸74を中心に反対方向に回転する。このような解除時において得られるリンク素子68,70の折り畳み動作は中間支持体47を下方に降下させる。
中間周縁リム40の関節結合中間翼部44,46は、開いた位置と閉じた位置との間で回動し得る。開位置では、各中間翼部44,46の2つの側部58,60はほぼ水平であり、各側部58,60の2つの対向端80,82が最初の平坦なガラス板24を支持するように構成されている。
中間翼部44,46の各々は横方向に外側に突出するフランジ45を有する。このフランジは最終周縁リム3の隣接する関節結合翼部6,8の下面51を受けるように構成された上面49を有する。中間周縁リム40の上昇位置では、後述する初期曲げフェーズの間、フランジ45は中間周縁リム40の関節結合中間翼部44,46と最終周縁リム3の隣接する関節結合翼部6,8の移動を連動させる。各中間翼部44,46の2つの側部58,60の端80の上面55は、最終周縁リム3の隣接部分、即ち端部18と側部レール50の終端部58との間及び端部18と側部22との間のコーナ接合部の上面57と一致する。
図4に示す中間周縁リム40の閉位置では、2つの側部58,60の上面が中間中心部42の2つの対向する中間側縁部成形レール50,52の上面とそれぞれ整列し、ガラス板24の周縁部に対する連続中間湾曲形状を画定する。中間中心部42上の止め部材53がそれぞれの関節結合中間翼部44,46の回転しすぎを防止し、関節結合中間翼部44,46が中間周縁リム40の閉位置で停止するようにしている。
中間支持体47に支持された中間周縁リム40の上昇位置では、中間周縁リム40の上部成形表面50は、最終周縁リム3の翼部6,8の端部18の少なくとも端が中間翼部44,46の側部58,60の端80と同一の高さにある以外は、最終周縁リム3の上部成形表面より高くなる。中間周縁リム40の下降位置では、中間周縁リム40の上部成形表面50はその全長に亘って最終周縁リム3の上部成形表面より低くなる。
最終周縁リム3の翼部6,8は、それぞれ釣合い錘30,32を担持する重りアーム37と中間支持体47の釘39との間で協働するラッチ35によりラッチすることができる。このラッチは最終周縁リム3を保持し、特に、中間周縁リム40上の予備曲げ工程後に、ウィンドスクリーンのAピラーにおけるガラスエッジ部を画定する翼部6,8の端部18を保持する。中間支持体47が図2に示す上昇位置にあるとき、ラッチ35は釘39と係合しない。中間周縁リム40上の予備成形中に翼部6,8の上方移動が釣合い錘30,32からのバイアス力により達成される。しかし、中間支持体47が図4に示す下降位置にあるとき、ラッチ35は釘39と係合して翼部6,8への上方駆動力をロックする。このラッチは、最終周縁リム3がガラス板の最終湾曲を画定する最終湾曲形状に完全に近づいた後に、翼部6,8を翼部6,8の所望の位置に対応する上限位置に維持する。
中間周縁リム40上のガラス板24の予備成形中、端部18の少なくとも端はフランジ45の動作の結果として側部58,60の端と同じ高さにあるため、端部18はガラス板24と接触したまである。
従来既知のように、図8に示すように、一連の曲げモールド2を設け、各曲げモールドはそれぞれ台車92に取り付けられ、コンベアシステム98によりガラス曲げ炉96の加熱レアーに順に搬送される。
本発明によれば、アクチュエータ機構100を炉96内に、炉の長さに沿って所定の位置に設ける。アクチュエータ機構100は、各曲げモールド2がそのそばを通過する際に解除可能な下降機構64の解除板78を駆動するように構成される。代表的には、アクチュエータ機構100は一端にフランジ106を持つ金属棒104のような細長い部材102を備え、フランジ106は下向きに湾曲したカム面108を有する。アクチュエータ機構100は、曲げモールド2がアクチュエータ機構100を通過して運ばれる際に、解除板78を下方に押す。これにより下降機構64がガラス曲げ処理の特定の時点で解除され、中間支持体47に支持された中間周縁リム40が重力の作用で最終周縁リム3に対して上昇位置から下降位置へ降下する。
更に、炉入口97の上流に第1準備アクチュエータ99(図8に模式的に示されている)が位置する。ガラス板が曲げモールド上に装填される前又はいくつかの実施例では後に、第1準備アクチュエータ99がモールド2と係合して、曲げモールド2が炉内を通過する前に中間周縁リム40を上昇位置に配置させる。この準備アクチュエータ99は曲げモールド2を曲げ処理の第1フェーズに対して準備させ、前記アクチュエータ機構100は曲げ処理の第2フェーズを開始する。
ガラス曲げ処理について以下に説明する。
最初に、中間支持体70上に支持された中間周縁リム40は、例えば第1準備アクチュエータ99により上昇位置に配置され、解除可能な下降機構64によりこの位置に支持される。最終周縁リム3の翼部6,8及び中間リム40の中間翼部44,46は図1,2及び5に示されるほぼ水平の初期開位置に下方に押し下げられる。1枚又は複数枚の平坦な初期ガラス板24が曲げモールド2上に置かれ、平坦なガラス板24は少なくとも最終周縁リム3の端部18の端および中間周縁リム40の中間翼部44,46の側部58,60の端80,82により水平に支持される。
重力曲げモールド2上のガラス板24のアセンブリは次に加熱レアー94に通される。ガラスが加熱され、軟化され、重力により徐々に垂れ下がるにつれて、関節結合翼部6,8を釣合い錘30,32の作用でそれぞれの枢軸を中心に上方に徐々に回転させて、ガラス板24を徐々に曲げるとともにモールド2を閉じることができる。
ガラス曲げ処理の第1フェーズ中、ガラス板24の端部は最終周縁リム3の翼部6,8の端部18及び中間周縁リム40の中間翼部44,46の側部58,60で支持される。翼部6,8が上方に回転するとき、翼部44,46が中間周縁リム40のフランジ45と最終周縁リム3との連動作用により対応して回転する。下側ガラス表面は垂れ下がって最終周縁リム3の翼部6,8の端部18、中間周縁リム40の中間翼部44,46の側部58,60及び中間中心部42の中間側縁形成レール50,52と接触する。中間翼部44,46は止め部材53により決定される停止位置まで回転する。これにより中間周縁リム40はその最終形状になり、ガラス板24の中間湾曲形状を形成する。これは図6に示されている。
この第1フェーズにおいては、ガラス板24の端部126に比較的低い予備縦方向湾曲が与えられ、この予備縦方向湾曲は端部126の最終縦方向湾曲より大幅に小さい。第1フェーズにおいては、ガラス板24の中心部128に比較的低い予備縦方向湾曲が与えられ、この予備縦方向湾曲は中心部128の最終縦方向湾曲にほぼ等しい。第1フェーズにおいては、ガラス板24の端部126及び中心部128に比較的低い予備横断(横方向)湾曲が与えられ、この予備横断湾曲は最終横断湾曲にほぼ等しい。第1フェーズにおいては、ガラス板24の横方向側縁130が最終湾曲に曲げられる。
所望の予備湾曲が中間周縁リム40を完全に閉じることにより完全に与えられた後、ガラス曲げ処理の次の第2フェーズにおいて、炉の長さに沿って炉96内の所定の位置に位置する、曲げモールド2の外部のアクチュエータ機構100の動作によって、中間周縁リム40が解除される。アクチュエータ機構100は、それぞれの曲げモールド2がそばを通過するとき解除板78を動作させて、解除可能な下降機構64を解除させ、これにより中間支持体47上の中間周縁リム40を重力の作用で上昇位置から下降位置へ最終周縁リム3に対して降下させる。
中間支持体47の降下はラッチ35と釘39とを係合させるため、最終周縁リム3、特にその翼部6,8がロックされ、最終閉位置に支持される。
中間周縁リム40は下方に降下するので、予備曲げされたガラス板24は最終周縁リム3によってのみ支持される。第2フェーズにおいては、最初にガラス板24の横方向周縁130のみが、特に端部18により支持される。その後、第2フェーズにおいては、ガラス板24が最終周縁リム3の残部と接触するまで重力により垂れ下がり、徐々に最終曲率まで更に曲げられる。特に、側部22は最終曲げガラス形状の特に端部126に高度の縦方向湾曲を与える。最終形状は図3,4及び7に示されている。
これにより、低度の縦方向湾曲への予備縦方向成形が中間周縁リム40の側部58,60により完了した後にのみ、グレージング端部を側部20,22の形状により決まる所望の高度の縦方向湾曲に曲げることができる。
これで曲げ処理は完了である。モールド及びその上の曲げガラスは炉の残部を通過し、慣例の焼きなまし及び冷却スケジュールを受ける。曲げモールド2が炉を出た後に、曲げガラス板24は曲げモールド2から除去され、冷却される。曲げモールド2は炉の入口に戻され、次のガラス曲げサイクルのために用意され、平坦なガラス板が装填される。
第1の実施例では、各端部18の上部成形表面は低度の湾曲を有するのみとするか、何の湾曲も持たず、ほぼ平坦にする。従って、曲げ処理の開始時又はその短時間後に、ガラス板24の下面28は各端部18の上部成形表面に接触する。これにより、ガラス板24の下面28は全曲げ処理の大部分に亘って最終周縁リム3の重要部分と常に共通に接触する。これは、端部18が、初期成形フェーズと最終成形フェーズの双方で使用される周縁リム3の共通成形部分として作用するためである。これは曲げモールド2上のガラス板24の高い位置精度を保証する。なぜなら、曲げ処理中の下面28と最終周縁リム3の十分な長さ部分との接触が重力曲げモールド2上のガラス板24の不慮の移動又は摺動を防止しようとするからである。
本発明の第2の実施例では、各端部18の上部成形表面が第1の実施例より高度の湾曲を有する場合には、変更された端レール構造を設ける。この変更された端レールも、第1の実施例の場合と同様に、ガラス板24の下面28は全曲げ処理の大部分に亘って最終周縁リム3の重要部分と常に共通に接触するように構成され、端レールが初期成形フェーズ及び最終成形フェーズの双方に使用される周辺リム3の共通成形部分として作用する。これも、重力曲げモールド2上のガラス板24の高い位置精度を保証し、重力曲げモールド2上のガラス板24の不慮の移動又は摺動を防止する。
このため、図9〜図13(明瞭のために中間モールドは示されていない)を参照すると、本発明の第2の実施例によれば、補助端レール140が最終周縁リム3の各翼部6,8に設けられる。補助端レール140はそれぞれの翼部6,8の端部18に隣接してほぼ平行に取り付けられる。図9〜図13に示す実施例によれば、補助端レール140は、補助端レール140全体を端部18に対してほぼ垂直方向に摺動し得る一連の間隔を置いて配置された取付け部142によって、端部18に沿ってその内部に取り付けられる。各補助端レール140はそれぞれの端部18に対して上昇支持位置(図9−11)と下降非支持位置(図12−13)との間で移動させることができる。各摺動取付け部142は、端部18に固定されたほぼ水平のピン143と、このピン143を摺動可能に受け入れるそれぞれの補助端レール140に設けられたほぼ垂直のスロット145とを備える。
このような相対摺動運動は機械的妨害により禁止されることがある。例えば、後に詳述するように、それぞれの補助端レール140及びそれぞれの端部18の一方又は双方への絶縁材料の不慮の付着又は摩擦により、それぞれの端部18に対する補助端レール140の自由降下作用が禁止されることがある。
従って、このような機械的妨害を回避するために、図14は重力曲げモールド12の関節結合翼部6,8に補助端レール240を取り付ける第3の大体実施例の概略側面図を示す。この実施例では、補助端レール240は、それぞれの端部18に対して補助端レール240をほぼ円弧状に移動させることができるように構成された一連の間隔を置いて配置された枢動取付け部242によって、端部18に沿ってその内部に取り付けられる。取付け部242は、第2の実施例の取付け部142と同様に、各端部18/補助端レール240の対に沿って間隔を置いて配置される。各補助端レール240はそれぞれの端部18に対して上昇支持位置と下降非支持位置との間で移動させることができる。各枢動取付け部242は上部及び下部平行枢動アーム246a,246bを備え、各アームはそれぞれの第1枢軸248a,248bでそれぞれの翼部6,8に枢支され、それぞれの第2枢軸250a,250bでそれぞれの補助端レール240に枢支されている。第1枢軸248a,248b及び第2枢軸250a,250bはほぼ水平の枢軸である。並列枢動アームの設置により、補助端レール138,140は規定の円弧上を滑らかに移動し、この円弧移動により垂直配置に維持される。これにより、補助端レール138,140がそれらの下降運動中に翼部と不注意に係合することはなくなる。
図14に実線で示される上昇支持位置から図14に一点鎖線で示される下降非支持位置へ移動する際、各枢動アーム246a,bが第1枢軸248a,bを中心に第1の回転方向(例えば図14における磁針方向)に下方に回転するとともに、それぞれの補助端レール240が第2枢軸250a,bを中心に第2の反対回転方向(例えば図14における反磁針方向)に回転する。これにより、補助端レール240は下降運動中それぞれの端部18から側方に移動される。このような側方移動は如何なる機械的妨害の可能性も低減し、例えばそれぞれの補助端レール240とそれぞれの端部18との間のこれらの部分の一方又は両方に絶縁材料が不慮に捕集され、摩擦されることによる自由降下作用の妨害が低減される。
第2の実施例に対して、類似の構造が第3の実施例に存在し、この例ではトリッピング支持機構146が補助端レール140をそれぞれの端部18に対して上昇位置に選択的に一時的に支持する。支持機構146は支持位置に一時的にロックされ、次にこれに連結されたラッチ機構148により解除することができる。ラッチ機構148は、補助端レール140のための支持を解除して補助端レール140が上昇位置から下降位置へそれぞれの端部18に対して重力の作用で下降するように構成される。
図示の実施例では、翼部6,8が平坦なガラス板24の装填処理前に開くとき、各補助端レール140はそれぞれの端部18に対して上昇位置へ自動的に押し上げられ、支持機構146は支持位置に自動的にロックされる。
図示の実施例では、補助端レール140の上面150は平坦もしくは少なくともほぼ平坦であるため、補助端レール140は曲げ処理中ガラス板24に横方向湾曲を全く又は少なくともほとんど与えない。しかし、相対的に微小な湾曲を補助端レール140の上面150に存在させてもよい。対照的に、隣接する端部18の上面151は補助端レール140の上面150より高い湾曲を有する。
上昇位置(図9−11)においては、補助端レール140の上面150は、その中心部では、それぞれの端部18の上面151より高いが、補助端レール140の対向長手方向端では、その上面150は端部18の対向端における翼部6,8の上面151と高さが一致する。対照的に、図12及び13に示される下降位置においては、補助端レール140の上面150はそれぞれの端部18の上面151より低い。
本発明によれば、図8に示すように、炉96内に、炉の長さに沿って、第1アクチュエータ機構の下流の所定の位置に第2アクチュエータ機構160が設けられる。第2アクチュエータ機構160は、それぞれの曲げモールド2がその近くを通過する際にラッチ機構148を駆動するように構成される。典型的には、第2アクチュエータ機構160はその先端に内向きに湾曲したカム面168を有するフランジを支持する金属棒164のような細長い部材162を具える。第2アクチュエータ機構160は、曲げモールド2が第2アクチュエータ機構160を通過して搬送される際に、ラッチ機構148を押し下げる。これにより支持機構146がガラス曲げ処理の特定の時点で解除され、それぞれの補助端レール140がそれぞれの端部18に対して上昇位置から下降位置へ重力の作用で下降する。
更に、炉入口97の上流に、図8に模式的に示されているように、第2準備アクチュエータ101が位置する。ガラス板が曲げモールド上に装填される前に、あるいはいくつかの実施例では後に、第2準備アクチュエータ101がモールド2と係合して、曲げモールド2が炉を通過する前に補助端レール140を上昇位置へ位置させる。この第2準備アクチュエータ101が曲げ処理の第1及び第2フェーズのための準備を行い、第2アクチュエータ機構160が曲げ処理の第3フェーズを開始させる。
第2及び第3実施例のガラス曲げ処理を以下に説明する。
第1の実施例では、重力曲げは2つのフェーズで実行され、第1フェーズにおいて少なくとも1枚の平坦なガラス板を中間モールドの中間周縁リムにより中間湾曲形状に曲げ、第2フェーズにおいて中間モールドを最終モールドに対して下降位置に位置させて、少なくとも1枚のガラス板を最終モールドによって中間湾曲形状から最終湾曲形状に曲げる。
第2及び第3の実施例では、重力曲げは3つのフェーズで実行され、前記第1及び第2フェーズに続いて第3フェーズが実行される。第1及び第2フェーズにおいて、ガラス板の対向端が補助端レール上に支持されるため、この2つのフェーズにおいて対向端には全く又はほとんど横方向湾曲が導入されない。対向端は第1及び第2フェーズ中補助端レールと接触して支持される。第3フェーズにおいて、第2フェーズ後に、補助端レールをガラス板から下降させ、対向端が垂れ下がって端部の湾曲上面と接触できるようにする。これによりガラス板の対向端に大きな横方向湾曲を導入することができる。
最初に、図9及び10に示される第1フェーズの開始時に、例えば第2準備アクチュエータ101により補助端レール140は上昇位置に配置され、支持機構146によりこの位置に支持される。1枚又は複数枚の最初の平坦なガラス板24はそれらの対向端において補助端レール140上に支持される。
重力曲げモールド2上のガラス板24のアセンブリは次に加熱レアー94に通される。ガラスは熱くなるにつれて軟化し、重力により徐々に垂れ下がり、釣合い錘30,32の作用で翼部6,8がそれらの枢軸を中心に徐々に回転され、これによりガラス板24が徐々に曲げられ、モールド2を閉じる。
上述したように、第1フェーズにおいて、ガラス板は中間モールドの中間周縁リム40と接触するまで垂れ下がり、第2フェーズにおいて、中間モールドは最終モールドより下に降下し、ガラス板は最終モールドの最終周縁リム3と接触するまで垂れ下がる。
ガラス曲げ処理の第1及び第2フェーズ中、ガラス板24の端が最終モールドの補助端レール140上に支持される。補助端レール140の上面150は直線又はほぼ直線であるため、ガラス曲げ処理の第1及び第2フェーズ中に横方向又は横断湾曲がガラス板24に導入されない。ガラス曲げ処理の第1及び第2フェーズ中、第1の実施例について述べたように、2つの翼部6,8が上方に閉位置まで回動し、補助端レール140を端部18に対して移動させる前に、所要の縦方向湾曲を与える。ガラス板24は重力により垂れ下がり、第2フェーズの終了時にガラス板24の全周に亘って最終周縁リム3と接触し支持される。
ガラス曲げ処理のこれらの第1及び第2フェーズにおいて、ガラスシート24の端は直線状の水平補助端レール140上に支持されるため、ガラス板24の端は曲げられず、如何なる横方向湾曲も与えられない。代わりに、ガラス板24の端は第1及び第2フェーズの間中常時ほぼ平面のままになる。
関節結合曲げモールド2を完全に閉じることによって所望の縦方向湾曲が完全に与えられた後に、図12及び13に示すように、ガラス曲げ処理の第3フェーズにおいて、炉96内の長さ方向の所定の位置に位置する、曲げモールド2の外部の第2アクチュエータ機構160の動作により補助端レール140が解除される。第2アクチュエータ機構160は、それぞれの曲げモールド2がその近くを通過するときラッチ機構148を駆動して支持機構146を解除させ、それぞれの補助端レール140をそれぞれの端部18に対して上昇位置から下降位置へ重力の作用で降下させる。これにより、第1及び第2フェーズにおいて縦方向成形が終了した後の第3フェーズにおいてのみ、グレージング端を端部18の形状により決定される所望の横方向湾曲に曲げることができる。グレージング端は端部18と接触するまで垂れ下がる。これで曲げ処理は完了する。モールドとその上の曲げガラス板は炉の残部を通過し、通常の焼きなまし及び冷却スケジュールを受ける。
曲げモールド2が炉から出た後に、曲げガラス板24は曲げモールド2から取り出され、冷却される。曲げモールド2は炉の入口に戻され、次のガラス曲げサイクルのために準備され、平坦なガラス板が装填される。
図示の実施例は、中心部の両端に対称な翼部を有する、ガラス板を曲げてウィンドスクリーンを形成する重力曲げモールドを示すが、本発明によれば他の重力曲げモールド構成を用いることができることは当業者に明らかであろう。例えば、単一の翼部のみを設けてもよい。また、対向する翼部を対称にしなくてもよい。更に、各翼部は、図示の実施例に示される3つの側縁(U字形を形成するため)と対照的に、2つの側縁のみを有してもよい。更にまた、重力曲げモールドの縦方向に対する種々のレールの勾配を変えてもよい。また、中間周縁リムは最終周縁リムに沿ってその外部に取り付けてもよい。
図示の実施例では、中間リムは、曲げ処理の第2フェーズを開始するために解除されると、重力の作用で降下し、最終リムは固定の垂直位置にする。しかし、本発明は、最終リムを中間リムに対して上方に移動するように構成し、中間リムを固定の垂直位置にしてもよい。いずれの場合にも、第1フェーズから第2フェーズへの移行時に中間リムと最終リムとが相対的に垂直移動し、上昇した最終リムが中間リムから曲げ処理を引き継ぐ。
本発明によれば、最終グレージングの高度に湾曲された部分の縦方向湾曲の小部分、特に小さい割合が第1の予備成形フェーズにおいてガラス板に導入され、最終グレージングの高度に湾曲された部分の縦方向湾曲の大部分、特に大きな割合が第2の最終成形フェーズにおいてガラス板に導入される。2つの曲げフェーズは分離されている。この分離及び第2フェーズの開始は、モールドの外部のアクチュエータの使用により曲げ処理内の正確な時点で解除板を作動させて中間予備リムを解除することによって、炉内で容易に制御される。これは、簡単な曲げモールド構造を使用しながら、曲げ処理の技術的により有利な制御を提供する。全曲げ処理を通してガラス板と接触し支持する中間及び最終周縁リムの共通部分(図示の実施例では最終リムの端レール)の存在がガラス板の安定な支持をもたらすとともに中間湾曲を決定する予備周縁リムから最終湾曲を決定する最終周縁リムへの制御された移行をもたらす。
ここに記載した実施例では、最終モールド及び中間モールドの各々は固定部分を有する。しかし、最終モールド及び中間モールドは固定部分を持たなくてもよいことは当業者に明らかであろう。例えば、重力曲げモールドは、2つの中間関節結合端部のみを有する中間モールドと、2つの最終関節結合端部のみを有する最終モールドを具えるものとすることができる。従って、重力曲げモールドは、最終周縁成形リムを有する最終モールドと、中間成形リムを有する中間モールドを具えるものとすることができる。最終モールドはモールドの端に取り付けられた最終関節結合端部を具え、該端部は最終可動成形レールを有する。中間モールドは最終関節結合端部に隣接するモールドの端に取り付けられた中間関節結合端部を具え、該端部は中間可動成形レールを有する。最終関節結合端部及び中間関節結合端部は、最終可動成形レールの少なくとも一部分が中間可動成形レールの少なくとも一部分と整列して中間周縁成形リムの一部分を形成し得るように配置される。
あるいはまた、重力曲げモールドは最終モールド及び中間モールドに共通の固定部分を有し、該固定部分は中間成形リム及び最終成形リムの一部分を形成する固定の成形レールを有するものとすることができる。前記固定部分は直線レールとすることができる。「U」字形とすることもでき、この場合には最終関節結合端部を「U」の開口端に取り付け、中間関節結合端部を最終関節結合端部に隣接して取り付ける。U字型固定部分を有する重力曲げモールドに対しては、ガラス板の一端のみが本発明による曲げ処理を受ける。
代案として、重力曲げモールドは、最終固定成形レールを有する最終固定部分を有する最終モールドと、中間固定成形レールを有する中間固定部分を有する中間モールドとを備え、最終固定成形レールは最終周縁成形リムの一部分を構成し、中間固定成形レールが中間周縁成形リムの一部分を構成するものとすることができる。最終固定部分は、中間モールドを最終モールドに対して初期上昇位置に選択的に一時的に配置させるように構成された解除可能な下降機構を介して中間固定部分と機械的に連動し、下降機構が解除されると、中間モールドと最終モールドとの相対垂直移動を生じて、中間モールドが上昇位置になると、中間周縁成形リムが最終可動成形レールの一部分を構成するようにすることができる。重力曲げモールドは、最終固定部分が第1支持体に取り付けられ、中間固定部分が第2支持体に取り付けられ、最終関節結合端部が最終固定部分の端に取り付けられ、中間関節結合端部が最終関節結合端部に隣接して中間固定部分の端に取り付けられ、解除可能な下降機構が第1及び第2支持体を相互連結している。
本発明は、ガラス板の側縁又はコーナ部に高度の湾曲を導入することが望まれる車両用ウィンドスクリーンの製造に特に適用される。
本発明の実施例は、縦方向のガラス曲げの分割実施が達成されるため、高い縦方向湾曲をガラス曲げ処理の終了時に別のフェーズで導入されるという技術的利点をもたらす。これは、曲げガラス板およびそれから製造される車両用グレージングの光学的品質を高めることができる。特に、キンクや逆湾曲(逆曲げにより生じる)を特に高い湾曲領域からほぼ除去することができる。更に、周縁リムからのガラス下面の不慮の浮き上がりの問題を回避できる。要するに、これらの利点は向上した特性を有する高い曲率のガラス板の製造を可能にする。
本発明の第2及び第3の実施例によれば、更に、縦方向湾曲の全てが任意の(又はほぼ任意の)横方向湾曲の導入前にガラス板に導入される。縦方向の曲げと横方向(横断方向)の曲げは分離される。この分離及び第3フェーズの開始は、モールドの外部のアクチュエータの使用により曲げ処理内の正確な時点でラッチ機構を作動させて補助端レールを解除することによって、炉内で容易に制御される。これは、簡単な曲げモールド構造を使用しながら、曲げ処理のより有利な制御が達成される技術的利点を提供する。
本発明のこれらの実施例は、更に、縦方向のガラス曲げと横方向(横断方向)のガラス曲げの分離が達成されるという技術的利点をもたらす。これは、更に、曲げガラス板およびそれから製造される車両用グレージングの光学的品質を高めることができる。特に、横方向曲げを開始する前に縦方向曲げを完了することによって、キンクや逆湾曲(逆曲げにより生じる)を特に高い湾曲領域からほぼ除去することができる。更に、周縁リムからのガラス下面の不慮の浮き上がりの問題を回避できる。要するに、これらの利点は向上した特性を有する高い曲率のガラス板の製造を可能にする。
更に、これらの向上した特性は、低コストのモールドを用いて、容易に制御可能な製造プロセスで、高い生産レートで達成することができる。
図示の第2及び第3の実施例では、補助レールが解除時に重力の作用で降下し、曲げ処理の第3フェーズを開始する。しかし、本発明は、固定の垂直位置を有する補助レールを用いることもでき、代わりに最終リム(又はその関節結合翼部)が補助レールに対して上方に移動するように構成することもできる。いずれの場合にも、曲げ処理の第2フェーズから第3フェーズへの移行時に補助レールと隣接周縁レールとが相対的に垂直移動し、上昇した隣接周縁レールが下降した補助レールから曲げ処理を引き継ぐ。

Claims (51)

  1. ガラス板を曲げるための重力曲げモールドであって、最終周縁成形リムを有する最終モールドと、中間周縁成形リムを有する中間モールドとを備え、前記最終モールドは該モールドの端に取り付けられた最終関節結合端部を備え、前記最終関節結合端部は最終可動成形レールを有し、前記中間モールドは該モールドの端に前記最終関節結合端部に隣接して取り付けられた中間関節結合端部を具え、前記中間関節結合端部は中間可動成形レールを有し、前記最終関節結合端部及び前記中間関節結合端部は、前記最終可動成形レールの少なくとも一部分が前記中間可動成形レールの少なくとも一部分と整列して前記中間周縁成形リムの一部分を形成し得るように配置されていることを特徴とする重力曲げモールド。
  2. 前記最終モールド及び前記中間モールドに共通の固定部を備え、前記固定部は固定の成形レールを有し、前記固定の成形レールが前記中間成形リム及び前記最終成形リムの一部分を形成することを特徴とする請求項1記載の重力曲げモールド。
  3. 最終固定成形レールを有する最終固定部及び中間固定成形レールを有する中間固定部を備え、前記最終成形レールが前記最終周縁成形リムの一部分を形成し、前記中間固定成形レールが前記中間周縁成形リムの一部分を形成することを特徴とする請求項1記載の重力曲げモールド。
  4. 前記最終固定部は、前記中間モールドを前記最終モールドに対して初期上昇位置に選択的に一時的に配置するように構成された解除可能な下降機構を介して前記中間固定部と機械的に連動し、前記下降機構が解除されると、前記中間モールドと前記最終モールドとの相対垂直移動を生じ、前記中間モールドが上昇位置になると、前記中間周縁成形リムが前記最終可動成形レールの一部分を構成するように構成されていることを特徴とする請求項3記載の重力曲げモールド。
  5. 前記最終固定部が第1支持体に取り付けられ、前記中間固定部が第2支持体に取り付けられ、前記最終関節結合端部が前記最終固定部のそれぞれの端に取り付けられ、前記中間関節結合端部が前記最終関節結合端部に隣接して前記中間固定部のそれぞれの端に取り付けられ、前記解除可能な下降機構が前記第1及び第2支持体を相互連結していることを特徴とする請求項4記載の重力曲げモールド。
  6. ガラス板を曲げるための重力曲げモールドであって、最終モールドと中間モールドとを備え、前記最終モールドは、第1支持体と、前記第1支持体に取り付けられた、少なくとも1つの固定成形レールを有する最終固定部と、前記固定部のそれぞれの端に取り付けられた少なくとも1つの最終関節結合端部とを備え、前記各端部はそれぞれ最終可動成形レールを有し、前記中間モールドは、第2支持体と、前記第2支持体に取り付けられた、少なくとも1つの固定成形レールを有する中間固定部と、前記固定部のそれぞれの端に取り付けられた少なくとも1つの中間関節結合端部とを備え、前記各端部はそれぞれ中間可動成形レールを有し、更に、前記第1及び第2支持体を相互連結し、前記中間モールドを前記最終モールドに対して初期上昇位置に選択的に一時的に位置させるように構成された解除可能な下降機構であって、解除されたとき、前記中間及び最終モールド間の相対的な垂直移動を生じさせて前記中間モールドを前記最終モールドに対して最終下降位置に位置させる下降機構を備え、前記中間モールドが前記上昇位置にあるとき、前記少なくとも1つの最終関節結合端部の最終可動成形レールの少なくとも一部分が前記少なくとも1つの中間関節結合端部の中間可動成形レールの少なくとも一部分と整列して前記中間モールドの中間周縁リムの一部分を形成するように構成されていることを特徴とする重力曲げモールド。
  7. 前記最終モールドの前記最終可動成形レールは前記中間モールドの前記中間可動成形レールよりも高い曲率を有することを特徴とする請求項1−6の何れかに記載の重力曲げモールド。
  8. 前記最終関節結合端部の前記最終可動成形レールの前記一部分は前記最終モールドの前記最終可動成形レールの端部であることを特徴とする請求項1−7の何れかに記載の重力曲げモールド。
  9. 前記中間モールドの前記中間可動成形レールは前記最終モールドの前記最終可動成形レールの端部を受け入れるように構成された空隙を備えることを特徴とする請求項8記載の重力曲げモールド。
  10. 前記空隙は前記中間モールドの中間成形レールの2つの離間された側部間に位置することを特徴とする請求項9記載の重力曲げモールド。
  11. 前記中間モールドは前記最終モールドの内部に位置することを特徴とする請求項1−10の何れかに記載の重力曲げモールド。
  12. 前記解除可能な下降機構は、互いに枢動自在に連結された複数のリンク素子がほぼ垂直に整列して中間モールドを前記上昇位置に支持するとともに、折り畳み動作して前記中間モールドを前記下降位置に下降するように構成されていることを特徴とする請求項4−6の何れかに記載の重力曲げモールド。
  13. 前記解除可能な下降機構は、互いに枢動自在に連結された複数のリンク素子がほぼ垂直に整列して中間モールドを前記上昇位置に支持するとともに、折り畳み動作して前記中間モールドを前記下降位置に下降するように構成されていることを特徴とする請求項4に従属する請求項7−11の何れかに記載の重力曲げモールド。
  14. 前記解除可能な下降機構は、外部アクチュエータにより駆動されるように構成された解除部材を備えることを特徴とする請求項4−6又は12の何れかに記載の重力曲げモールド。
  15. 前記解除可能な下降機構は、外部アクチュエータにより駆動されるように構成された解除部材を備えることを特徴とする請求項7−11の何れかに記載の重力曲げモールド。
  16. 前記最終モールドの前記最終可動成形レールに対する釣合い錘を更に備えることを特徴とする請求項7−11の何れかに記載の重力曲げモールド。
  17. 前記釣合い錘は支持体に枢動自在に取り付けられ、前記中間モールドが上昇位置にある予備曲げ処理の間及び前記中間モールドが下降位置にある最終曲げ処理の間、前記最終可動成形レールに上向きの力を与えるように構成されていることを特徴とする請求項16記載の重力曲げモールド。
  18. 前記最終モールドの前記最終可動成形レールと前記中間モールドの前記隣接中間可動成形レールとを連動させる連動機構を更に備えることを特徴とする請求項16又は17記載の重力曲げモールド。
  19. 前記連動機構は、前記最終モールドの前記隣接最終可動成形レールと当接する前記中間モールドの前記中間可動成形レールに設けられたフランジを備えることを特徴とする請求項18記載の重力曲げモールド。
  20. 前記中間モールドが下降位置にあるとき、前記最終モールドの前記最終可動成形レールを上昇位置でロックするロック機構を更に備えることを特徴とする請求項1−19の何れかに記載の重力曲げモールド。
  21. 前記ロック機構は、前記最終モールドの前記最終可動成形レールの釣合い錘アームに取り付けられたラッチと前記第2支持体に結合された釘とを備え、前記中間モールドが上昇位置にあるとき前記ラッチと前記釘が外され、前記中間モールドが下降位置にあるとき前記ラッチと前記釘が係合されて前記最終モールドの前記最終可動成形レールへの上向きの力をロックするように構成されていることを特徴とする請求項20記載の重力曲げモールド。
  22. 前記最終関節結合端部に取り付けられた補助レールを更に備え、前記補助レールは、前記最終可動成形レールに対して前記補助レールを移動し得るように構成された少なくとも1つの取付け具によって、前記最終可動成形レールの一部分に隣接して取り付けられ、更に前記補助レールを前記最終可動成形レールに対して上昇位置に選択的に一時的に配置させるトリッピング支持機構と、前記支持機構に連結されたラッチ機構とを備え、前記ラッチ機構は、外部アクチュエータにより駆動されて、前記トリッピング支持機構の動作による前記最終可動成形レールの前記一部分に対する前記補助レールの相対垂直移動を生じて、前記補助レールが前記最終可動成形レールの前記一部分に対して下降位置に配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1−21の何れかに記載の重力曲げモールド。
  23. 前記補助レールの上部成形表面はほぼ平坦であることを特徴とする請求項22記載の重力曲げモールド。
  24. 前記上昇位置においては、前記補助レールの上部表面は、その中心部では、前記最終可動成形レールの前記一部分より高く、前記補助レールの長さ方向対向端では、前記最終可動成形レールの上部表面と高さがほぼ一致することを特徴とする請求項23記載の重力曲げモールド。
  25. 前記補助レールは前記最終可動成形レールの内部に取り付けられていることを特徴とする請求項22−24の何れかに記載の重力曲げモールド。
  26. 前記取付け具は前記補助レールの長さに沿って間隔を置いて配置された一連の取付け具を備えることを特徴とする請求項22−25の何れかに記載の重力曲げモールド。
  27. 前記補助レール及び前記取付け具は、前記補助レール全体が前記上昇位置と下降位置との間で垂直方向に摺動するように構成されていることを特徴とする請求項22−26の何れかに記載の重力曲げモールド。
  28. 前記補助レール及び前記取付け具は、前記補助レール全体が前記上昇位置と下降位置との間で回動して下降運動中に前記最終可動成形レールから下方に離れるように構成されていることを特徴とする請求項22−26の何れかに記載の重力曲げモールド。
  29. 前記支持機構及び前記ラッチ機構は、前記最終モールドの前記端部がほぼ水平に開いた状態にあるとき前記補助レールを前記最終可動成形レールの前記一部分に対して前記上昇位置へ自動的に押し上げ、前記支持機構が支持位置に自動的にロックされるように構成されていることを特徴とする請求項22−28の何れかに記載の重力曲げモールド。
  30. 請求項1−29の何れかに記載の複数の重力曲げモールドと、炉と、前記複数の重力曲げモールドを順次に前記炉内を通して搬送するコンベヤシステムとを備え、前記炉は前記炉の長さに沿って所定の位置に設けられた少なくとも1つの第1アクチュエータ機構を含み、前記第1アクチュエータ機構は、各重力曲げモールドが該アクチュエータ機構を通過するとき、前記解除可能な下降機構を作動させるように構成されていることを特徴とするガラス板曲げ装置。
  31. 前記第1アクチュエータ機構は、前記重力曲げモールドが前記第1アクチュエータ機構を通過して搬送される際に、前記ラッチ機構を押すように構成された内向き湾曲カム面を有する細長い部材を備えることを特徴とする請求項30記載のガラス板曲げ装置。
  32. 前記炉の長さに沿って前記第1アクチュエータの下流の所定の位置に設けられた少なくとも1つの第2アクチュエータ機構を含み、前記第2アクチュエータ機構は各重力曲げモールドが該アクチュエータを通過して搬送される際に前記ラッチ機構を作動させるようにする構成されていることを特徴とする請求項22に従属する請求項30又は31に記載のガラス板曲げ装置。
  33. 前記第2アクチュエータ機構は、前記重力曲げモールドが前記第2アクチュエータ機構を通過して搬送される際に、前記ラッチ機構を押すように構成された内向き湾曲カム面を有する細長い部材を備えることを特徴とする請求項32記載のガラス板曲げ装置。
  34. (a)最終モールドと中間モールドとを備える重力曲げモールドであって、前記最終モールドは第1曲率を有する少なくとも1つの最終関節結合端部を有し、前記最終関節結合端部は最終可動成形レールを有し、前記中間モールドは第2曲率を有する少なくとも1つの中間関節結合端部を有し、前記中間関節結合端部はそれぞれの最終関節結合端部に隣接し、その第2曲率がそれぞれの最終関節結合端部の前記第1曲率より小さくされている重力曲げレールを準備する工程と、
    (b)前記中間モールドを前記最終モールドに対して上昇位置に位置させる工程と、
    (c)少なくとも1枚の平坦なガラス板を前記中間モールドの各関節結合端部がほぼ水平の開位置にある前記中間モールドの上に置き、前記少なくとも1枚の平坦なガラス板を、前記中間モールドが前記上昇位置にあるとき、前記少なくとも1つの最終関節結合端部の前記最終可動成形レールの少なくとも一部分であって前記中間モールドの中間周縁リムの一部分を形成する一部分で支持する工程と、
    (d)前記少なくとも1枚のガラス板を炉内で加熱し、軟化させて前記少なくとも1枚のガラス板を重力曲げする工程とを備え、
    前記重力曲げ工程は2つのフェーズ、即ち
    (i)前記少なくとも1枚のガラス板を前記中間モールドの中間周縁リムによって中間湾曲形状に曲げる第1フェーズ、及び
    (ii)第1フェーズ後に、前記中間モールドを前記最終モールドに対して下降位置にして、前記少なくとも1枚のガラス板を前記中間湾曲形状から最終湾曲形状に前記最終モールドによって曲げる第2フェーズを備えることを特徴とするガラス板重力曲げ方法。
  35. 前記少なくとも1つの関節結合端部の前記最終可動成形レールの前記少なくとも一部分が前記最終モールドの前記最終可動成形レールの端部であることを特徴とする請求項34記載のガラス板重力曲げ方法。
  36. 前記中間モールドの前記中間可動成形レールは、前記中間モールドの上昇位置において前記最終モールドの前記最終可動成形レールの端部を受け入れる空隙を備えることを特徴とする請求項35記載のガラス板重力曲げ方法。
  37. 前記空隙は前記中間モールドの中間成形レールの2つの離間された側部間に位置することを特徴とする請求項36記載のガラス板重力曲げ方法。
  38. 前記中間モールドは前記最終モールドの内部に位置することを特徴とする請求項34−37の何れかに記載のガラス板重力曲げ方法。
  39. 前記中間モールドは解除可能な下降機構により上昇位置に一時的に支持され、前記中間モールドは前記解除可能な下降機構が前記炉内に位置する外部アクチュエータと係合して下降位置へ降下する請求項34−38の何れかに記載のガラス板重力曲げ方法。
  40. 前記重力曲げモールドは、前記最終モールドの前記最終可動成形レールに対する少なくとも1つの釣合い錘を更に備え、前記少なくとも1つの釣合い錘は前記中間モールドが上昇位置にある第1フェーズの間及び前記中間モールドが下降位置にある第2フェーズの間前記最終可動成形レール上に向きの力を与えるように枢動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項34−39の何れかに記載のガラス板重力曲げ方法。
  41. 前記中間モールドが上昇位置にあるとき、前記最終モールドの前記最終可動成形レールと前記中間モールドの隣接中間可動成形レールとを連動させることを特徴とする請求項34−40の何れかに記載のガラス板重力曲げ方法。
  42. 前記連動は、前記最終モールドの前記隣接最終可動成形レールと当接する前記中間モールドの前記中間可動成形レールに設けられたフランジで与えられることを特徴とする請求項41記載のガラス板重力曲げ方法。
  43. 前記中間モールドが下降位置にあるとき、前記最終モールドの前記最終可動成形レールに対して上向き固定力を与えることを特徴とする請求項34−42の何れかに記載のガラス板重力曲げ方法。
  44. 前記上向き固定力は、前記最終モールドの前記最終可動成形レールに結合されたラッチを前記中間モールドに結合された釘と係合させることで与えることを特徴とする請求項43記載のガラス板重力曲げ方法。
  45. 前記第1及び第2フェーズにおいては、前記縦方向湾曲のほぼすべてが、前記最終モールドの前記少なくとも1つの関節結合端部を最終関節位置に関節移動させて前記少なくとも1枚のガラス板を重力曲げすることによって導入されるが、前記少なくとも1枚のガラス板の少なくとも1つの横方向側縁は支持され、横方向側縁には横断方向湾曲が重力曲げによりほとんど導入されず、前記第2フェーズ後に、前記少なくとも1枚のガラス板の前記少なくとも1つの横方向側縁に重力曲げにより最終横方向湾曲を導入するる第3フェーズを更に備えることを特徴とする請求項34−44の何れかに記載のガラス板重力曲げ方法。
  46. 前記第1及び第2フェーズにおいては、前記少なくとも1枚のガラス板の前記少なくとも1つの横方向側縁が、前記最終モールドの前記少なくとも1つの関節結合端部の最終可動成形レールに取り付けられた補助レールにより支持され、前記補助レールの上部表面が前記最終可動成形レールの隣接上部表面より上に位置し、前記第3フェーズにおいては、前記補助レールは前記最終可動成形レールより下に位置し、前記少なくとも1枚のガラス板の前記少なくとも1つの横方向側縁を前記最終可動成形レールの隣接上部表面と接触するまで重力曲げすることができることを特徴とする請求項45記載のガラス板重力曲げ方法。
  47. 前記第1及び第2フェーズにおいては、前記少なくとも1枚のガラス板の前記少なくとも1つの横方向側縁がほぼ平坦な上部表面を有する前記補助レールによりほぼ平坦に支持されることを特徴とする請求項46記載のガラス板重力曲げ方法。
  48. 前記第3フェーズにおいて前記補助レール全体が前記隣接最終可動成形レールより下に降下することを特徴とする請求項46又は47記載のガラス板重力曲げ方法。
  49. 前記補助レール全体が上昇位置から下降位置へ回動して下降運動中に前記最終可動成形レールから前記最終可動成形レールから下方に離れることを特徴とする請求項46又は47記載のガラス板重力曲げ方法。
  50. 支持機構が前記補助レールを前記最終可動成形レールに対して上昇位置に選択的に一時的に支持し、前記支持機構に結合されたラッチ機構が第2外部アクチュエータと係合し前記補助レールに対する支持を解除して、前記補助レールを前記最終可動成形レールに対して上昇位置から下降位置へ重力の作用により降下することを特徴とする請求項45−49の何れかに記載のガラス板重力曲げ方法。
  51. 前記最終モールドの前記少なくとも1つの関節結合端部が開位置にあるとき、前記補助レールは前記最終可動成形レールに対して上昇位置へ自動的に押し上げられ、前記支持機構が支持位置に自動的にロックされることを特徴とする請求項50記載のガラス板重力曲げ方法。
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