JP2010511218A - ストレス軽減方法及びシステム - Google Patents

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Abstract

本発明の方法及びシステムに従って、コンピュータのユーザによるキーボード及びマウスの使用法が分析される(20)。それに基づいて、休憩をとるように、軽いメンタルゲーム、パズル又は脳エクササイズ(50)を行うようにユーザに対して提案されることが可能である。このことは、ストレスを軽減する、リラックスする、集中力を高める、精神的な疲労を軽減する、並びにユーザの記憶力及び脳機能をより良好にする助けになる。

Description

本発明は、ストレスを軽減する方法、ソフトウェア及びシステムに関する。
多くのひとが職場でストレスに苦しんでいることを、複数の調査が示している。例えば、Northwestern National Lifeによる調査は、労働者の40%が彼等の仕事はかなり又は極めてストレスが多いと報告していることを示している。エール大学による調査は、労働者の29%が、職場でかなり又は極めてストレスを感じていると報告していることを示している。高いストレスは、労働者当たり年間136ドルをもたらし、そのことは労働者にとってストレスをかなり費用の掛かるものにしている。
National Institute for Occupational Safety and Health(NIOSH、httm//www.cdc.gov.noish/stresswk.htmlを参照されたい)によると、仕事のストレスは、仕事の必要性が労働者の能力、人的資源又は要求に適合しないときに生じる有害な肉体的及び情緒的な反応であると定義している。
ユーザが休憩する及び運動する(仕事のペース等)ように促すコンピュータツールを利用することができる。しかしながら、それらのコンピュータツールは、肉体的不具合であって、特に、RIS(又はCANS)に関する不具合に焦点を当てている。
それらの運動の副次効果は、ユーザが精神的により良好に感じることができることであるが、それらのツールの主な目的は肉体的不具合を低減することである。更に。しばらくそれらのツールを用いた後に、ユーザは、それらの提案された運動を暗記していて認識することができ、その運動をしながら、彼の仕事について考え続けることができてしまう。従って、精神的な健康へのそれらのツールの効果はかなり限定されている。運動を実行しようとするユーザを妨げる可能性があること(特に、開放的なオフィスにおいて)はまた、同僚にそのユーザの行動を目撃されてしまうために、恥ずかしい気持ちになることである。
米国特許第6,484,062号明細書においては、疲労のようなストレスの反応を緩和するコンピュータシステムであって、長時間のコンピュータの使用からもたらされる可能性のある疲労、VDTシンドローム又は職業病等のストレスの反応を緩和するコンピュータシステムについて開示されている。このコンピュータシステムは、例えば、アロマセラピーを導入することにより、従来のコンピュータ使用についての負の影響を肯定的効果に転換することができる。コンピュータシステムは、構築する、再生する、実行する及び制御するデータプログラムばかりでなく、音響セラピー、カラーセラピー、芳香セラピー及び触覚セラピーを有するストレス開放プログラム並びにストレス認識プログラムを提供する。そのストレス開放プログラムは、変換器を介して発光装置により動作される。そのストレス開放の装置は、スピーカ、キーボード又はモニタ等のコンピュータの周辺装置にインストールされる。そのストレス開放のためのコンピュータシステムは、コンピュータシステムと視覚、聴覚、触覚及び嗅覚等の人間の感覚に適用される自然セラピーとの組み合わせを有する。このコンピュータシステムにより、コンピュータのユーザは、コンピュータ操作中のストレス解放の利点を有する。しかしながら、このシステムの短所は、ユーザに対するそれら全てのセラピーのコンピュータによる提供は、実行するのがかなり複雑であり、コストパフォーマンスが低いことである。
米国特許第6,484,062号明細書
本発明の目的は、実行するのが容易であり、効果的であるストレス、特に、精神的な疲労を軽減する方法及びシステムを提供することである。
本発明の上記の及び他の目的は、請求項1に記載の方法、請求項14に記載のコンピュータプログラム及び請求項17に記載のシステムにより達成される。好ましい実施形態については、従属請求項2乃至13、15、16及び18に記載している。
本発明の特徴に従って、ストレスを軽減する方法について提供する。先ず、休憩がユーザに提案されるかどうかが判定される。休憩がユーザに提案されるとき、ユーザは、メンタルエクササイズをするように促される。規則的な休憩をとり、少しのメンタルエクササイズを行うことは、ストレスを軽減し、リラックスし、集中力を高め、精神的な疲労を軽減し、そして、記憶力及び脳の機能を良好にする助けになる。このようにして、ユーザの心の健康が改善される。本発明に従って、ユーザは、休憩をとり、上記のメンタルエクササイズを行い、それ故、これについての彼自身の訓練に依存する必要がないように、促される。更に、本発明に従って方法は、実行することが容易である。
そのメンタルエクササイズは、数独(Sudoku)、三目並べ、ジグソーパズル、視覚化によりことばを思い出すエクササイズ等のメンタルゲーム、パズル又は脳エクササイズであることが可能である。エクササイズ又はゲームは、最初の休憩中に開始され、更なる後の休憩中に継続されることが可能である。
本発明に従った方法は、好適には、オフィス環境でコンピュータのところにいる労働者について用いることができる。しかしながら、組み立てライン等の労働者のストレス又は精神的な疲労が存在する他の労働環境においても実施されることが可能である。
実施形態に従って、ユーザがアクティビティを開始して以来、経過した時間を、又は先行するメンタルエクササイズが中断して以来、経過した時間を測定することにより、ユーザに提案するかどうかが判定される。測定された時間が所定の値を上回るとき、休憩を提案することが決定される。
所定値についてのデフォルト値は、平均を得る複数のユーザ間の大規模な調査に従って設定されることが可能である。それで、平均的なストレスをもたないひとがコンピュータのところで継続的にどれ位長く作業できるであろうか?この時間は、‘中断されない仕事’について最大のデフォルトとして割り当てられる時間として設定されることが可能であり、そのシステムは、コンピュータのところでの仕事の継続時間がこの値を上回るときに、メンタルエクササイズの休憩のためにそのひとに中断させることが可能である。
更なる実施形態に従って、ユーザのストレスを表すパラメータを測定することにより休憩をユーザに提案するかどうかが判定される。測定されたパラメータの値に基づいて、休憩を提案するか否かが判定される。このようにして、ユーザに対する休憩の提案の必要性があるか否かに拘わらず、ストレスにならない、ストレスが回避される休憩のみが提案される。
本実施形態の第1の代替の実施形態に従って、所定の時間間隔の間にユーザにより実行されるアクションの数を数えることにより、そしてその数が所定値を越えたときに休憩を提案することを決定することにより、休憩が提案するかどうかが判定される。時間間隔毎にユーザにより実行されるアクションの数は、ユーザのストレス又は精神的な疲労の指標であることが可能である。ユーザがコンピュータシステムにおける労働者である場合、アクションは、時間間隔当たりのキーストローク又はマウスクリックの数であることが可能である。
代替として又は付加的に、ユーザによるエラーの数又は時間間隔の間のユーザによるエラーの補正の数を計数することにより、及びその値が所定の値を上回るときに休憩を提案するように判定することにより、休憩がユーザに提案されるかどうかが決定される。ユーザがコンピュータシステムにおける労働者である場合、エラーの補正の数が、バックスケールボタン又はデリートボタンが用いられた回数、又は時間間隔(例えば、30分)当たりに“アンドゥー”オプションを又はキーインされるコントロール−Zをユーザがどれ位の回数、選択したかを計数することにより計数されることが可能である。基本的な前提は、ユーザが通常と比べてより多くのキーインミスをした場合、彼は集中力を欠き、メンタルエクササイズの休憩を必要とすることである。
上記の実施形態に従って、ユーザのキーボード及びマウスの使用が次のメンタルエクササイズの休憩を判定するように用いられるときに、ユーザがリラックスしているときでさえ、異なるひとが異なる使用傾向を有することが認識される必要がある。この理由のために、ユーザがメンタルエクササイズの休憩に促されるかどうかを判定するように用いられる所定の値は個人的なユーザの傾向に基づく必要がある。この傾向は、
− 特定の時間期間(例えば、数週間)の間、キーボード及びマウスの使用法についてモニタリングし、彼がストレスを感じているかどうか(例えば、“あなたの現在のストレスのレベルを、ストレスがない、中程度のストレス、高いストレスで表して下さい)を聞くことと、
− ユーザに特定のテキストをキーインさせ、彼がストレスを感じているかどうか(例えば、“あなたの現在のストレスのレベルを、ストレスがない、中程度のストレス、高いストレスで表して下さい)を聞くことと、
により構築されることが可能である。
使用法のデータ及び回答を組み合わせることにより、次のメンタルエクササイズの休憩がより正確に決定されることが可能である。
代替として又は付加的に、ストレスを表すことが可能であるユーザの生理学的パラメータを測定することにより、そしてこの生理学的パラメータの値に基づかないで又は休憩を提案するように判定することにより、休憩がユーザに提案されるかどうかが判定される。体温又は皮膚電気反射(GSR)等のある生理学的値がユーザの精神的な疲労を表すことが可能である。従って、それらの値が、メンタルエクササイズの休憩のきっかけとなるように有利に用いられることが可能である。
更なる好適な実施形態に従って、ユーザは、メンタルエクササイズライブラリからメンタルエクササイズを選択することが可能である。このことは、ユーザの好み及び状態に従って、休憩後とのメンタルエクササイズをユーザが変えて、良好なストレスの軽減効果をもたらすことを可能にする。
実施形態に従って、ユーザによる何れかの更なるアクションの実行は、彼がメンタルエクササイズを完了するまで、抑制される。その方法が、コンピュータシステムにおいて実施される場合、このアクションの実行は、メンタルエクササイズの休憩以外のコンピュータアプリケーションを無効にすることにより行われることが可能である。このようにして、ユーザは、仕事を続ける前に、メンタルエクササイズの休憩をとるように強いられる。しかしながら、ユーザは管理されていて、その促しを無視して、仕事を継続することが可能であり、又は代替として、エクササイズが完了する前に、そのエクササイズをやめることが可能である。
好適には、本発明に従った方法は、コンピュータプログラムにより実行されることが可能である。
本発明の更なる特徴に従って、ストレスを軽減するシステムであって:
− ユーザに対して休憩を提案するかどうかを判定する判定手段と、
− ユーザに対して休憩を提案するとき、ユーザがメンタルエクササイズを行うように促す促し手段と
を有するシステムを提供する。
本発明の上記の及び他の特徴については、以下に詳述する実施形態を参照することにより明らかになり、理解することができる。
本発明について及び本発明の目的及び有利点について、実施形態を組み合わせて、図を参照することにより、当業者は更に理解することができる。
全体の図を通して、同じ参照番号が同じ要素に付けられている。
本発明に従った方法のフロー図を示す図である。 本発明に従った方法を実行するシステムのブロック図である。
図1を参照するに、本発明に従った方法のフロー図を示している。好適には、本発明に従った方法は、オフィス環境でコンピュータシステムにおける労働者の精神的なストレスを軽減するように実行されるが、組み立てライン等の他の労働環境においても、ストレス軽減のために用いられることが可能である。
コンピュータをオンに切り換えた後、その方法はステップ10において開始される。次のステップ(ステップ20)において、コンピュータのユーザの精神的な疲労を表すパラメータが測定される。ステップ30においては、メンタルエクササイズの休憩を提案するか否かが判定される。その測定されたパラメータの値が、ユーザがストレスを感じていることを示す場合、本明細書において下で説明するように、休憩が提案され、ユーザはメンタルエクササイズを行うように促される(ステップ50)。これが否定的な場合、ステップ20が繰り返される。ステップ20及び30は共に、休憩がユーザに対して提案されるかどうかを判定するための判定ステップ40を構成する。
コンピュータを用いる労働者に焦点を当てるとき、コンピュータのユーザの精神的な疲労を表すパラメータを用いることにより、次のメンタルエクササイズの休憩の瞬間を判定するようにステップ20及び30を実行する次の2つの可能性が存在する。
− 時間間隔(例えば、30分)毎のキーストローク又はマウスクリックの数が計数される(ステップ20)。この数が所定の値を上回るとき(ステップ30において判定されるように)、ユーザはメンタルエクササイズを行うように促される。基本的な前提は、時間間隔毎のキーストローク又はマウスクリックが大きい数の場合、ユーザストレスを表すことである。
− バックスペースボタン又はデリートボタンが用いられた回数、又はユーザが単位時間(例えば、30分)当たりの“アンドゥーキーイン”オプション又はキーインされたコントロール−Zを選択した回数が計測される。この回数が所定数(ステップ30で判定される)を上回るとき、ユーザはメンタルエクササイズをするように促される。基本的な前提は、通常に比べてより多くのタイピングエラーをする場合、彼は集中力を欠き、精神的な休憩が必要であることである。
ストレスを表すユーザの生理学的パラメータ、例えば、体温又はGSRが測定される(ステップ20)。その測定されたパラメータが、ユーザの好ましくないストレスを表す値を有する(ステップ30で判定される)とき、ユーザは、メンタルエクササイズを行うように促される。生理学的パラメータが体温である場合、ユーザは、その体温が所定値以上であるとき、メンタルエクササイズを行うように促されることが可能である。
次のメンタルエクササイズの休憩を決定するようにキーボード及びマウスの使用法を用いるとき、ひとがリラックスしているときでさえ、異なるひとが異なる使用法の様式を有することが認識される必要がある。これを回避するように、システムは、個人的なキーボード及びマウスの使用法の様式を有する必要がある。この様式は、
− 特定の時間期間(例えば、数週間)の間、キーボード及びマウスの使用法についてモニタリングし、彼がストレスを感じているかどうか(例えば、“あなたの現在のストレスのレベルを、ストレスがない、中程度のストレス、高いストレスで表して下さい)を聞くことと、
− ユーザに特定のテキストをキーインさせ、彼がストレスを感じているかどうか(例えば、“あなたの現在のストレスのレベルを、ストレスがない、中程度のストレス、高いストレスで表して下さい)を聞くことと、
により構築されることが可能である。
使用法のデータ及び回答を組み合わせることにより、次のメンタルエクササイズの休憩がより正確に決定されることが可能である。
ユーザのストレスを表すパラメータ以外の他のパラメータを用いることにより次の休憩の瞬間を判定することが可能である。それらのパラメータは、ユーザのストレスを表すパラメータの代替として、又はそのパラメータに付加して用いられることが可能である。
第1の可能性に従って、ユーザがコンピュータを使用し始めて以来、経過した、又は先行するメンタルエクササイズの休憩以来、経過した時間が測定される(ステップ20)。この時間が所定値を上回る(ステップ30において判定される)とき、そのシステムは、ユーザがメンタルエクササイズを行うように促す。
第2の可能性に従って、そのシステムは、n分毎に、例えば、50分毎に、メンタルエクササイズの休憩をとるように単に勧める。
第1の可能性において示されている所定値についてのデフォルト値は、平均を得る大規模な調査に従って設定されることが可能である。それで、ストレスのないひとがコンピュータにおいて連続して作業する時間の平均はどれ位の長さであろうか?この時間は、‘中断されない仕事’についての時間が割り当てられた最大デフォルトとして設定されることが可能であり、そのシステムは、コンピュータにおいて連続して作業する時間がこの値を上回るときに、メンタルエクササイズの休憩のためにそのひとに中断させることが可能である。代替として、既知の値が用いられることが可能である(45乃至50分の集中した仕事と、それに続く10乃至15分の休憩を有する場合に、最適な能力が発揮できる)。
そのシステムは、ユーザがメンタルエクササイズを行い、小さいウィンドウがスクリーンに現れ、システムがメンタルエクササイズを始めるように知らせ、ユーザが参加するように促す(ステップ50)。ユーザは、その促しを受け入れることが可能であり、又はそのユーザはその促しを無視して、仕事を続けることが可能である(ステップ60)。ユーザがその促しを受け入れない場合、その方法は再初期化される(ステップ10)。代替の実施形態においては、そのシステムは、ユーザがそのメンタルエクササイズを完了してしまうまで、他のコンピュータアプリケーションを無効にすることが可能である。
ユーザがその促しを受け入れる場合、そのユーザは、彼が選択することが可能であるメンタルエクササイズライブラリからのメンタルエクササイズの選択を提案される(ステップ70)。ステップ80においては、ユーザはメンタルエクササイズを実行する、ユーザは、いつでもそのエクササイズをやめることが可能である。そのエクササイズの後、彼は、コンピュータにおける彼の通常の仕事を継続し、その方法は再初期化される(ステップ10)。休憩の間にユーザにより完了されなかったゲーム又はエクササイズは、後の休憩の間に継続されることが可能である。
メンタルエクササイズライブラリは、メンタルゲーム、パズル及び脳エクササイズ(脳を鍛える)を有することが可能である。コンピュータを使用する労働者に焦点を当てるとき、ゲーム、パズル及びエクササイズの収集は、
− 数独(Sudoku)
− 三目並べ
− ジグソーパズル
− 視覚化によりことばを思い出すエクササイズ、等
を含むことが可能であるが、それらに限定されるものではない。
ユーザは、彼の好みのメンタルゲーム、パズル又は脳エクササイズを自分自身で追加することが可能である。
図2は、図1に従った方法を実行するコンピュータシステム100を示している。その図は、プロセッサ100と、メモリ110と、ディスプレイ130と、入力手段140(キーボード及びマウス)と、通信手段150とを示している。この実施形態においては、プロセッサ110は、図1の方法に従って、メモリ120に記憶されている命令を実行する。入力手段140は、次のメンタルエクササイズの休憩の瞬間を判定する情報を得るように用いられる。通信手段150は、外部システム(例えば、新しいメンタルエクササイズを追加するための、又はユーザの生理学的データを測定する装置を付加するための)と情報を交換するように用いられることが可能である。ディスプレイ130は、メンタルエクササイズが行われ、ユーザが参加するように促されることについて、ユーザに情報を送るように用いられる。
当業者が認識するであろうように、本明細書において記載している革新的な概念は、広範なアプリケーションに亘って修正される及び変化されることが可能である。
従って、本発明の範囲は、上記の特定の例示の何れかに限定されるものではなく、同時提出の特許請求の範囲に記載されている。

Claims (18)

  1. ストレスを軽減する方法であって:
    休憩がユーザに提案されるべきかどうかを判定するステップ;及び
    前記休憩が前記ユーザに提案されるとき、前記ユーザがメンタルエクササイズを行うように促すステップ;
    を有する方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記判定するステップは:
    前記ユーザがアクティビティを開始して以来、経過した時間を、又は先行するメンタルエクササイズ以来、経過した時間を測定するステップ;及び
    前記測定した時間が所定値を上回るとき、前記休憩を提案するように判定するステップ;
    を有する、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記所定の値は、複数のユーザ間の平均を得る調査に従って判定される、方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記判定するステップは、所定回数、前記休憩を提案するように判定するステップを有する、方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、前記判定するステップは:
    ユーザのストレスを表すパラメータを測定するステップ;及び
    前記測定されたパラメータの値に基づいて、前記休憩を提案するか否かを判定するステップ;
    を有する、方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、前記パラメータは、所定の時間間隔の間、ユーザにより実行されるアクションの数であり、前記数が所定値を上回るとき、前記休憩を提案するように判定される、方法。
  7. 請求項5に記載の方法であって、前記パラメータは、前記ユーザにより行われたエラーの数、又は時間間隔の間にユーザにより行われたエラーの補正の数であり、前記数が所定値を上回るとき、前記休憩を提案するように判定される、方法。
  8. 請求項6又は7に記載の方法であって、前記パラメータは、前記ユーザのキーボード及びマウスの使用法を分析することにより評価される、方法。
  9. 請求項6又は7に記載の方法であって、前記所定値は、前記ユーザの個人的な様式に基づいて決定される、方法。
  10. 請求項5に記載の方法であって、前記パラメータは、前記ユーザの生理学的パラメータである、方法。
  11. 請求項1に記載の方法であって、複数のメンタルエクササイズの収集からメンタルエクササイズをユーザが選択することを可能にするステップを更に有する、方法。
  12. 請求項1に記載の方法であって、前記ユーザが前記メンタルエクササイズを終了するまで、前記ユーザによる何れかの更なるアクションの実行を抑制する更なるステップを有する、方法。
  13. 請求項1に記載の方法であって、該方法は、コンピュータのユーザのストレスを軽減するように用いられる、方法。
  14. 請求項1に記載の方法を実行するように適合されたコンピュータプログラムコード手段を有するコンピュータプログラムであって、該コンピュータプログラムはコンピュータにおいて実行される、コンピュータプログラム。
  15. 請求項14に記載のコンピュータプログラムであって、コンピュータ読み出し可能媒体で実行される、コンピュータプログラム。
  16. 請求項14に記載のコンピュータプログラムを担持する担持媒体。
  17. ストレスを軽減するシステムであって、
    休憩がユーザに提案されるべきかどうかを判定する判定手段;及び
    前記休憩が前記ユーザに提案されるとき、前記ユーザがメンタルエクササイズを行うように促す促し手段;
    を有する方法。
  18. 請求項17に記載のシステムであって、該システムはコンピュータシステムである、システム。
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