JP2010509885A - 並列環状の構造を適用したアンテナ - Google Patents
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Abstract
本発明は、アンテナの物理的な長さを確保しやすいトップローディング方式を利用するリトラクタブルアンテナのローディング部を変更して、同じ共振点を有し、かつ全体の物理的な長さを短縮させ、さらに広い帯域幅及びさらに優れた反射損失を有する、並列環状の構造を適用したアンテナに関する。モノポールの終端のローディング部に並列環状の構造を適用することにより、電気的にヘリカルアンテナと類似した特性を得ることができる。さらに、並列環の厚さ、または環間の間隔及び直径の変化、またはローディング部の長さの変化による反射損失の変化を利用して、ヘリカルアンテナと同じ共振を得て、かつアンテナの全長を短縮させることができる。
Description
本発明は、並列環(parallel-ring)状の構造を適用したアンテナに係り、さらに詳細には、アンテナの物理的な長さを確保しやすいトップローディング(top-loading)方式を利用するリトラクタブル(retractable)アンテナのローディング部を変更して、同じ共振点を有し、かつ全体の物理的な長さを短縮させ、さらに広い帯域幅及びさらに優れた反射損失を有するアンテナに関する。
デジタル・テレビ(DTV:Digtal Television)は、受信される放送信号をデジタル符号に変換して高品質の画面再生及び多様な機能を追加することができるテレビであって、白黒時代・カラー時代を経た、いわゆる第3世代のテレビである。このようなデジタル・テレビは、多様な機能を加え得る別途のIC(集積回路)を付着して、放送局から送信されるアナログ信号をデジタル信号に変換することで、映像及び音声信号の劣化を防止するだけでなく、それを正確に修復させるため、アナログ電波の反射によって生じる二重画面も見られず、さらにノイズも全く発生しない。
テレビの走査線数は1,050個であり、それほど画面はきれいになる。デジタル・テレビの放送信号の記憶処理機能によって多重画面を構成することができるため、一つのテレビ画面上で二つないし三つの放送社の画面を同時に見ることが可能であり、さらに、瞬間の動作を停止させて拡大して見ることも可能であり、記憶された動作を再び確認したり、プリンターで出力したりするなど、その機能が多様である。
最近、このようなデジタル・テレビの技術が発達し、需要が急増しつつある。また、これは、世界の文化的・技術的な面を表している。したがって、人々は運転中や歩行中にも高品質の映像及び音声、すなわち、マルチメディアサービスの利用を所望する。ここに、DVB−H(Digital Video Broadcasting-Handheld)は、ヨーロッパで移動中に地上波デジタル・テレビの受信率を向上させるために制定された技術標準であって、DVB−T(Digital Video Broadcasting-Terrestrial)システムの性能を向上させることにより移動受信を可能にした。
移動通信用端末において、DVB−Hアンテナの相対的に低い周波数帯域(472〜742MHz)を満たすために、アンテナの物理的な長さを確保しやすいトップローディング方式のリトラクタブルアンテナが広く使用されている。
図1は、従来技術によるリトラクタブルアンテナ100を示す。図1に示すように、リトラクタブルアンテナ100は、モノポールのローディング部にヘリカルアンテナ101が連結された構造を有する。また、ヘリカルアンテナ101を固定するために、リトラクタブルアンテナ100の中心部に誘電率εが3.5である誘電体が挿入されている。図面符号110は、このようなヘリカルアンテナ101のヘリカル部を拡大して示したものである。
しかし、このようなヘリカルアンテナ101は、らせん状に形成されており、らせん状の導線で製造されたアンテナ素子において、らせん1本の長さが波長に比べて非常に短い場合には、主ビームがらせん軸に直角方向に変化する進行波アンテナであり、さらに、その長さが約1波長である場合には、主ビームが軸方向に変化する進行波アンテナである。したがって、その構造が複雑であり、ヘリカルアンテナ101とモノポールアンテナとを接続させなければならないため、その接続部の電気的な安定性を維持し難いという問題点がある。また、ヘリカルの接続部が折れやすく、帯域幅が狭く、放射効率が良くないという問題点もある。
本発明は、上述の従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、並列環状の構造を適用したアンテナに新規技術を提供する。
本発明は、電流が導体の表面に流れる性質を利用して、モノポールの終端のローディング部に並列環状の構造を適用することにより、電気的にヘリカルアンテナと類似した特性を得ることを目的とする。
また、本発明は、並列環の厚さ、または並列環間の間隔及び直径の変化、またはローディング部の長さの変化による反射損失の変化を利用して、ヘリカルアンテナと同じ共振を得て、かつアンテナの全長を短縮させることを他の目的とする。
また、本発明は、ヘリカルアンテナより短く、電気的・構造的にさらに安定しており、さらに高い利得及びさらに広い帯域幅を有するアンテナを設計することをさらに他の目的とする。
上述の目的を達成し、従来技術の問題点を解決するために、本発明の一実施形態による移動通信端末のアンテナは、並列環状の構造に形成されたローディング部を備える。
並列環は、環及び中心導体を備え、環の第1厚さ、第1直径、環間の間隔、及び中心導体の第2直径によって反射損失が変化することができる。
アンテナは、モノポールアンテナをさらに備え、中心導体は、モノポールアンテナの一端に接続されることができる。
また、アンテナは、モノポールアンテナをさらに備え、ローディング部は、モノポールアンテナの一端に接続されることができる。
本発明によれば、電流が導体の表面に流れる性質を利用して、モノポールの終端のローディング部に並列環状の構造を適用することにより、電気的にヘリカルアンテナと類似した特性を得ることができる。
また、並列環の厚さ、または環間の間隔及び直径の変化、またはローディング部の長さの変化による反射損失の変化を利用して、ヘリカルアンテナと同じ共振を得て、かつアンテナの全長を短縮させることができる。
また、ヘリカルアンテナより短く、電気的・構造的にさらに安定しており、さらに高い利得及びさらに広い帯域幅を有するアンテナを設計することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
本明細書において「移動通信端末」とは、PDC(Personal Digital Cellular)フォン、PCS(Personal Communication Service)フォン、PHS(Personal Handyphone System)フォン、CDMA−2000(1X、 3X)フォン、WCDMA(Wideband CDMA)フォン、デュアルバンド/デュアルモード(Dual Band/Dual Mode)フォン、GSM(Global Standard for Mobile)フォン、MBS(Mobile Broadband System)フォン、DMB(Digital Multimedia Broadcasting)フォン、スマート(Smart)フォン、携帯電話のような通信機能を含むことができるポータブル機器、PDA(Personal Digital Assistant)、ハンドヘルドPC(Hand-Held PC)、ノート型パソコン、ラップトップコンピュータ、ワイブロ(WiBro)端末、MP3プレーヤー、MDプレーヤーのような携帯端末、そして、国際ローミング(Roaming)サービス及び拡張された移動通信サービスを提供するIMT−2000(International Mobile Telecommunication-2000)端末などを含むあらゆる種類のハンドヘルドの無線通信装置を意味するポータブル電気電子装置であって、CDMA(Code Division Multiplexing Access)モジュール、ブルートゥース(Bluetooth)モジュール、赤外線通信モジュール(Infrared Data Association)、有無線LANカード及びGPS(Global Positioning System)を通じる位置追跡を可能にするために、GPSチップの搭載された無線通信装置のような所定の通信モジュールを備えることができ、マルチメディア再生機能を行うことができるマイクロプロセッサーを搭載することにより所定の演算動作を行うことができる端末を通称する概念として解釈される。 本発明は、電流が導体の表面に流れる性質を利用して、モノポールの終端にリングを配列した並列環状のアンテナに関する。
図2は、本発明の一実施形態による並列環状の構造を利用したアンテナの構造を説明するための図である。
アンテナ200は、並列環の構造に形成されたローディング部201を備える。図面符号210は、このようなローディング部201を拡大したものであって、モノポールアンテナの終端に形成されたローディング部に複数の環が配列されている。すなわち、モノポールアンテナと接続された円筒状の中心導体の外周部に複数の環が並列に形成されている。このようなアンテナ200は、800MHzの低周波帯域を有する移動通信端末を基準にするDVB−Hアンテナであり得る。このように、別途のヘリカルアンテナを結合するのではなく、単にモノポールアンテナの一部を伸ばして形成するか、または少なくともモノポールアンテナと面接触し得る中心導体の外周部に並列環を形成することによって、接点の不安定性によるアンテナ特性の劣化及び機械的強度の弱化という問題を解決することができる。
このとき、ローディング部201は、その長さが伸びるほど、低周波側へ共振点が移動し、長さが伸びるほど、同じ共振点のための全体の物理的な長さは短縮することができる。また、環の第1厚さ、第1直径、環間の間隔及び第2直径によって反射損失が変化することができる。
図3は、並列環状の構造を利用したアンテナの構造を示す図である。
図3において、アンテナ放射体とグラウンド301の材質は、完全導体を利用することができ、グラウンド301のサイズは、横、縦及び高さをそれぞれ96.8mm、47.2mm及び1mmと、実際の移動通信端末のサイズを基準に設定することができる。また、設計周波数は、800MHzの低周波帯域を有する移動通信端末のモデルを基準にしてDVB−H(472MHz〜742MHz)帯域にすることができる。
アンテナのローディング部の長さ302は12.4mmと固定することができる。図面符号303は、ローディング部を拡大したものを示す。このとき、L1 304は環の厚さを、L2 305は環間の間隔を、L3 306は中心導体の直径を、L4 307は環の直径をそれぞれ示す。上述のように、ローディング部の長さ302、L1 304、L2 305、L3 306またはL4 307の変化は反射損失の変化を誘発し、これについての詳細は、図4ないし図8のグラフに示すシミュレーション結果によって説明する。
図4は、環の厚さの変化による反射損失の変化を示すグラフである。図4に示すように、グラフ400は、環の厚さを示すパラメーターであるL1がそれぞれ0.3mm、0.5mm、1mm、1.5mm及び2mmであるときの周波数による反射損失を示す。このよき、グラフ400から分かるように、L1が0.3mmから2mmに伸びると、共振点が高周波側へ移動したことが分かる。これは、ローディング部の長さが固定された条件下で、環の厚さが厚くなるほどアンテナの電気的な長さが短くなる現象によって発生する。
図5は、環間の間隔の変化による反射損失の変化を示すグラフである。図5に示すように、グラフ500は、環間の間隔を示すパラメーターであるL2が、それぞれ0.5mm、1mm、1.5mm、2mm及び2.5mmであるときの周波数による反射損失を示す。
このとき、グラフ500から分かるように、L2が0.5mmから2.5mmに伸びると、共振点が高周波側へ移動したことが分かる。これは、環間の間隔が広がるほど、全体のアンテナの電気的な長さが短くなる現象によって発生する。
図4及び図5から分かるように、ローディング部の長さが固定された条件下で、環の厚さ及び環間の間隔が広がるほど電気的な長さが短くなり、この現象を利用してローディング部の長さ、すなわち、物理的なサイズを縮小させることができる。
図6は、中心導体の直径の変化による反射損失の変化を示すグラフである。図6に示すように、グラフ600は、中心導体の直径を示すパラメーターであるL3がそれぞれ0.5mm、1mm、1.5mm、2mm及び2.5mmであるときの周波数による反射損失を示す。
このとき、グラフ600から分かるように、L3が0.5mmから2.5mmに伸びると、共振点が高周波側へ移動したことが分かる。これは、中心導体の直径が大きくなるほど環の有効直径が小さくなるため、アンテナの電気的な長さが短くなる現象によって発生する。
図7は、環の直径の変化による反射損失の変化を示すグラフである。図7に示すように、グラフ700は、環の直径を示すパラメーターであるL4が、それぞれ2mm、3mm、4mm、5mm及び6mmであるときの周波数による反射損失を示す。
このとき、グラフ700から分かるように、L4が2mmから6mmに伸びると、共振点が低周波側へ移動したことが分かる。これは、環の直径が大きくなるほど、電気的な長さが長くなる現象によって発生する。
図6及び図7から分かるように、環及び中心導体の直径の変化によって電気的な長さが長くなったり短くなったりする効果が得られ、これを利用して同じアンテナの特性を得て、かつローディング部の長さを短縮させることができる。
図8は、ローディング部の長さの変化による反射損失の変化を示すグラフである。図8に示すように、グラフ800は、ローディング部の長さがそれぞれ16.4mm、14.4mm、12.4mm、10.4mm及び8.4mmであるときの周波数による反射損失を示す。このとき、グラフ800から分かるように、ローディング部の長さが8.4mmから16.4mmに伸びると、共振点が低周波側へ移動する。
このように、並列環の長さが伸びれば、アンテナの電気的な長さが伸びて、同じ共振点のためにアンテナの全体の物理的な長さを短縮させることができる。
図9は、本発明の一実施形態によるアンテナと従来技術によるヘリカルアンテナとの反射損失を比較したシミュレーション結果を示すグラフである。
図9に示すように、グラフ900は、ヘリカルアンテナの周波数に対する反射損失901及びアンテナの周波数に対する反射損失902のシミュレーション結果を示すグラフであり、アンテナがヘリカルアンテナに比べて、さらに広い帯域幅を有し、反射損失がさらに優れているということが分かる。
図10は、最適の設計条件によって製作されたアンテナを示す写真である。
図面符号1001及び図面符号1002は、それぞれ前記最適の設計条件によって並列環を適用して製作されたアンテナ及び並列環が適用されたアンテナのローディング部を拡大したものを示す。
図面符号1003及び図面符号1004は、それぞれ従来技術によるヘリカルアンテナ及びヘリカルアンテナのローディング部を拡大したものを示す。
これらのアンテナ及びヘリカルアンテナは、互いに同じ共振点を有するように製作されたが、アンテナの全長がヘリカルアンテナより4mm小さく製作されたことが分かる。このように、アンテナは、ヘリカルアンテナと同じ共振点を有し、かつアンテナの長さをさらに短縮させることができる。
図11は、本発明の一実施形態によるアンテナと従来技術によるヘリカルアンテナとの反射損失を比較した結果を示すグラフである。
グラフ1100は、本発明によるアンテナと従来技術によるヘリカルアンテナとの間の反射損失を示す。このとき、ヘリカルアンテナの反射損失1101とアンテナの反射損失1102とを比較すると、図9のグラフに示すシミュレーション結果のように、アンテナがさらに広い帯域幅を有し、さらに反射損失も優秀であるということが分かる。
図12は、本発明の一実施形態による移動通信端末の環境に装着されたアンテナを示す写真であり、図13は、本発明の一実施形態による移動通信端末に装着されたアンテナと従来技術によるヘリカルアンテナとの反射損失を比較した結果を示すグラフである。
図12に示すように、並列環状の構造を適用して製作したアンテナを実際の移動通信端末に装着し、反射損失を測定して、図13のグラフ1300のように、ヘリカルアンテナの反射損失1301と移動通信端末に装着されたアンテナの反射損失1302とを比較することができる。この比較の結果からすると、図9及び図11を参照して説明したように、アンテナがヘリカルアンテナに比べてさらに広い帯域幅を有し、反射損失もさらに優秀であるということを確認することができる。
表2及び表3から分かるように、本発明の一実施形態によるアンテナの全長は、ヘリカルアンテナより4mm小さいが、平均利得及び最大利得で同等以上の優れた特性を有する。また、本発明の一実施形態によるアンテナは、ヘリカルアンテナより、モノポールアンテナとさらに類似した特性を有するということが分かる。さらに、本発明の一実施形態によるアンテナの放射パターンは、ヘリカルアンテナと類似した特性を有する。
すなわち、本発明の一実施形態による、ローディング部が並列環状の構造に形成されたモノポールを備えるアンテナは、電気的及び構造的に安定した特性を有するだけでなく、従来技術によるヘリカルアンテナより短いが、平均的に最大利得に対しては0.21dBi、平均利得に対しては0.26dBiだけ高い利得を有し、反射損失は、−10dB以下の電圧で定在波比2:1を基準に約70MHzがさらに広い帯域幅を有する。
以上のように、本発明によれば、電流が導体の表面に流れる性質を利用して、モノポールの終端のローディング部に並列環状の構造を適用することによって、電気的にヘリカルアンテナと類似した特性を得ることができる。
また、並列環の厚さ、または環間の間隔や直径の変化、またはローディング部の長さの変化による反射損失の変化を利用して、ヘリカルアンテナと同じ共振を得て、かつアンテナの全長を短縮させることができる。また、ヘリカルアンテナより短く、電気的・構造的にさらに安定しており、さらに高い利得及びさらに広い帯域幅を有するアンテナを設計することができる。
したがって、DVB−Hアンテナとして利用する場合、従来技術より物理的に短く、さらに優れた品質を有する放送受信の可能なアンテナを製作することができる。
以上のように、本発明の具体的な実施形態は説明のために例示的に提供されたものであり、当業者ならば後述する特許請求の範囲に記載の発明の思想から離れなく多様な修正、追加及び代替が可能である。
Claims (6)
- 移動通信端末のアンテナにおいて、並列環状の構造に形成されたローディング部を備えることを特徴とするアンテナ。
- 前記並列環は、環及び中心導体を備え、前記環の第1厚さ、第1直径、前記環間の間隔、及び前記中心導体の第2直径によって反射損失が変化することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
- 前記アンテナは、モノポールアンテナをさらに備え、前記中心導体は、前記モノポールアンテナの一端に接続されたことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ。
- 前記アンテナは、モノポールアンテナをさらに備え、前記ローディング部は、前記モノポールアンテナの一端に接続されたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ。
- 前記モノポールアンテナは、前記移動通信端末に挿入されるか、または前記移動通信端末から引き出されるリトラクタブルアンテナであることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ。
- 請求項1〜請求項5のうち1項に記載のアンテナを備える移動通信端末。
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20101202 |