JP2010509551A - 超高圧流体システムのシールのための方法と装置 - Google Patents

超高圧流体システムのシールのための方法と装置 Download PDF

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Abstract

超高圧流体システムが動作中に、縦軸に沿って内部で往復運動するように構成されたプランジャを有する超高圧流体システムのためのシールキャリアが提供されている。シールキャリアは、シールを固定して収容するように構成されて縦軸に実質的に平行な方向へのシールの変位を実質的に防いでいる第一の部分と、円周状にベアリングを囲むように構成されている第二の部分と共に提供されている内面を有している。シールキャリアは、さらに、円周の少なくとも一部に沿って形成された凹部を有する外面と共に提供されており、その凹部は、内面の第一の部分の反対側に、縦軸に実質的に垂直な横軸に沿って少なくとも部分的に配置されている。

Description

(関連出願の参照)
本願は、”超高圧流体システムのシールの方法と装置”と題する2003年4月25日に出願された米国特許出願シリアル番号10/423,661の一部継続出願であり、この出願はまだペンディング中である。そして、”超高圧流体システムにおけるメタル部品間のガスケットシール形成の部品、システムと方法”と題する2002年1月2日に出願された米国特許出願シリアル番号10/038,507の一部継続出願であり、これは、米国特許第6,802,541号として登録された。
本発明は、超高圧流体システム、特に、超高圧ポンプのような超高圧システムのためのシールの方法とアセンブリに関するものである。
高圧ポンプおよび超高圧ポンプは、プランジャの吸入行程で、ある体積の流体をポンプ中に取り込み、そして、プランジャの圧縮行程で流体を望ましい圧力、87,000psiまで及びそれ以上、に加圧する。加圧された流体は、逆止弁本体を通り、排出口の逆止弁に流れる。もしも、流体の圧力が、排出口領域で高圧流体により提供される逆止弁の下流端に作用するバイアス力よりも大きいと、高圧流体はバイアス力に打ち勝ち、逆止弁を通って排出口に流れる。典型的には、ポンプは複数のシリンダを有しており、それぞれのポンプの排出口領域から集められた加圧された流体はアキュムレータに集められる。このようにして集められた高圧流体は、その後、希望する例えば切断や洗浄のような機能を果たすために選択的に使われる。そのようなポンプは、例えば、本発明の出願人、Flow International Corporation of Kent,Washingtonによって製造されている。
出願人は、多くの状況で、そのようなポンプの動作と、より高い圧力でのその部品の寿命の更なる最適化とが望ましいと信じている。例えば、運動用シールのようなさまざまなポンプの部品が87,000psiまで及びそれ以上の高圧の対象となるとき、そのシールは限られた動作寿命を有する。
より詳細には、プランジャがポンプシリンダのボアの中で往復運動をする間に、シリンダ内の加圧された流体がプランジャを通り抜けてポンプ内に流れ出るのを防止する運動用シールを通って、プランジャは進む。そのような運動用シールの一つが、参照により全体が組み込まれている米国特許第6,086,070号に示されており、これは、本願の出願人、Flow International Corporationに帰属している。米国特許第6,086,070号にある運動用シールは、シール18に対するバックアップリングとしての機能を果たすシールキャリア12を含んでいる。このシールキャリアは、さらに、シールキャリアの環状の溝の中に配置されている環状のガイドベアリングを含んでおり、ガイドベアリングは、シールから軸方向に間隙を置いて配置されている。シールとガイドベアリングとの間の領域にあるシールキャリアの内径は、シールキャリアとプランジャとの間に小さなギャップができるように、ガイドベアリングの内径よりも大きい。そのような組み合わせが40,000psiまで及びそれ以上の非常に高い圧力でうまく動作する一方で、そのような運動用シールシールは87,000psiまで及びそれ以上の圧力にさらされると、シールキャリアとプランジャとの間のギャップを通して、押し出る傾向にある。
さらに、図1に示されている他の運動用シールでは、プランジャ100は、運動用シール103を通って往復運動をする。運動用シール103は、プラスチックシール104、O−リング105とメタルフープシール106とを有しており、アルミ青銅合金のようなベアリング材で作られているバックアップリング109により保持されている。この技術でよく知られているように、シリンダ102は、タイロッドを締め付けることにより、バックアップリング109と共に、その平面の接触面に沿って締め付けられている。非常に高い圧力、例えば87,000psiまで及びそれ以上、では、バックアップリング109とプランジャ100との間のギャップは、圧力下では均一には閉じられない。そして、再び、シール104は、使えるいかなるギャップでも通って、運動用シール103の不良を起こしながら押し出る。非常に短い部品寿命が与えられる場合、頻繁な部品交換が要求され、機械のダウンタイム、生産性のロスおよびポンプへのダメージの可能性がもたらされる。そのようなシール104の押し出しが原因の不良のみでなく、不良は、プラスチックシール104の亀裂、そして、高圧部品の間の相対的な運動で起こされる早過ぎるO−リング105とフープシール106の不良からも、もたらされてもよい。例えば、シール104とO−リング105は、隣接するメタル部品に対して、シール104とO−リング105をすり減らしながら、動くことができる。
それ故に、87,000psiまで及びそれ以上の圧力まで耐える運動用シールアセンブリと実質的に部品間の相対的運動を避ける必要性とが存在する。本発明は、この必要性に合致している。
一つの実施形態によると、縦軸に沿って内部で往復運動するように構成されたプランジャを有している超高圧流体システムのためのシールアセンブリであって、プランジャが往復運動することが可能なボアを有するシールと、シールに隣接して配置され、プランジャが往復運動することが可能なボアを有しているベアリングと、内面と外面とを含むシールキャリアであって、内面の第一の部分はシールを固定して収容し、シールの縦軸に実質的に平行な方向への変位を実質的に防ぎ、内面の第二の部分は円周状にベアリングを囲んでいる、シールキャリアとを含むシールアセンブリ。
上記の実施形態の一つの観点によると、シールアセンブリのシールキャリアは、シールキャリアの外面の少なくとも一部の円周に沿って形成された凹部をさらに含み、凹部は内面の第一の部分の反対側に縦軸に実質的に垂直な横軸に沿って少なくとも部分的に配置されている、シールアセンブリ。
本発明の他の実施形態によると、縦軸に沿ってその中で往復運動するように構成されたプランジャを有している超高圧流体システムのためのシールキャリアアセンブリであって、プランジャが往復運動することが可能なボアを有するベアリングと、
内面と外面とを含むシールキャリアであって、内面の第一の部分はシールを固定して収容し、シールの縦軸に実質的に平行な方向への変位を実質的に防ぎ、内面の第二の部分は円周状にベアリングを囲んでいる、シールキャリアとを含むシールキャリアアセンブリ。
本発明の他の実施形態によると、内部で往復運動するように構成されたプランジャを有している超高圧流体システムのためのシールキャリアであって、シールの縦軸に実質的に平行な方向での変位を実質的に防ぐ、固定してシールを収容するように構成されている第一の部分と、円周状にベアリングを囲むように構成されている第二の部分とを有する内面、を含むシールキャリア。
さらに本発明の他の実施形態によると、超高圧流体システムであって、超高圧流体システムで縦軸に沿って往復運動するように構成されたプランジャと、プランジャが往復運動することが可能なボアを有しているシールと、シールに隣接して配置され、プランジャが往復運動することが可能なボアを有しているベアリングと、内面と外面とを含むシールキャリアであって、内面の第一の部分はシールを固定して収容し、シールの縦軸に実質的に平行な方向への変位を実質的に防ぎ、内面の第二の部分は円周状にベアリングを囲んでいる、シールキャリアとを含む超高圧流体システム。
図1は、先行技術に従って提供されている超高圧ポンプのための運動用シールの断面図である。 図2は、本発明の実施形態に従って提供されている運動用シールを用いた超高圧ポンプの部分断面図である。 図3は、プランジャと共に示した図2の運動用シールの拡大した断面図である。 図4は、プランジャを除いて示した図2の運動用シールの拡大した断面図である。 図5は、本発明の他の実施形態に従って提供されている運動用シールを用いた超高圧ポンプの拡大した部分断面図である。 図6は、図5に示した超高圧ポンプのシールキャリアとベアリングの図面である。 図7は、図6の7−7切断面のシールキャリアとベアリングの断面図である。 図8は、図6の8−8切断面のシールキャリアとベアリングの断面図である。
多くの場合に、超高圧流体ポンプのより高い圧力での運転を最適化することと、その部品の寿命を改善することとが望ましい。例えば、Flow International Corporationで製造されているような超高圧増圧ポンプは、研削ウォータージェット切断ヘッドへの高圧流体の供給や、あるいは、食品の低温殺菌に用いられる圧力容器の加圧のような様々な応用で使用されてもよい。下記の議論は、例として超高圧増圧機を用いるが、本発明は、いかなる高圧ポンプの軸方向に往復するプランジャのシールへの応用を有している。
先に記述したように、増圧機の往復するプランジャはポンプシリンダのボアの中で往復運動をする。流体は、プランジャを囲んでいる運動用シールにより、ポンプシリンダの望ましい加圧領域内で保持される。様々なそのような運動用シールがこれまで使われてきたが、一つの例は米国特許第6,086,070号に示されているものである。その特許を読むことから、シールキャリアとプランジャとの間にはシールに隣接する領域にギャップが存在することが理解できるであろう。そのような構成は、40,000psiまで及びそれ以上の非常に高い圧力までうまく機能するが、87,000psi(6,000bar)まで及びそれ以上の圧力にさらされる場合に、シールはシールキャリアとプランジャとの間のギャップを通って容認しがたいほど押し出る傾向にある。
往復運動をするプランジャをシールするために用いられるもう一つの現在入手し得る運動用シールが、図1に示されている。プランジャ100が、シリンダ102のボア101の内部で往復運動するとき、ボア101の内部の流体は運動用シール103によりプランジャ100を超えてポンプに流れ出るのを妨げられている。運動用シール103は、プラスチックシール104、O−リング105とステンレススチールシールフープ106とを含んでおり、これらはアルミニウム−青銅合金のようなベアリング材で作られているバックアップリング109により保持されている。シリンダ102の終端面は、バックアップリング109の平面的終端面に対して、平面接触面107を形成しながら同じ平面にとどまる。シリンダ102は、その技術で知られているように、タイロッドを締め付けることにより、バックアップリング109と共にその平面接触面107に沿って締め付けられる。バックアップリング109とプランジャとの間には、小さなギャップ108が存在する。非常に高い圧力、例えば55,000psi以上、では、運動用シール103は容認しがたいほどの短い間隔で故障し始める。そのような故障は、シール104のギャップ108を通っての押し出し、シール104の亀裂と、高圧部品の相対運動により起こるO−リング105とシールフープ106の早すぎる故障とを含む、多くのことに起因すると信じられている。これらの問題は、より高い圧力、例えば87,000psiまで及びそれ以上、ではさらに悪化させられる。より詳細には、図1に示された運動用シールは、87,000psiの圧力では、40時間より少ない時間しか持ちこたえられないであろう。これは、容認しがたいほどの短い部品寿命であり、頻繁な部品交換、機械のダウンタイム、生産性のロス、そしてポンプへのダメージの可能性を要求する。
本発明に関して、増圧機は87,000psiにおいて信頼して運転できる。図2に示されたように、増圧機ポンプのような超高圧流体システム10は、ポンプシリンダ11のボア13内で往復運動することが可能なプランジャ12と共に提供されている。運転中は、方向矢印17で描かれているプランジャの吸入行程において、プランジャ12は流体ソース18からボア13へ、ある量の流体を逆止弁本体中に提供されている入口弁16を経由して引き出す。圧縮行程19では、プランジャ12はその量の流体を加圧し、加圧された流体は逆止弁本体14を通って出口逆止弁37へと流れる。もしも、加圧された流体の圧力が、出口逆止弁37でのバイアス力に打ち勝つくらい十分に高い場合、加圧された流体は、出口逆止弁37を通って出口領域20に進む。その後、加圧された流体はアキュムレータに集められ、そして、この技術で知られているように、いかなる望ましい形でも使用される。
さらに図2に示されているのは、そして図3と図4で最もよくわかるように、プランジャ12は本発明の実施形態に関して提供されているシールアセンブリ21を通って往復運動をする。シールアセンブリ21は、例えば、超高分子量ポリエチレンからできているプラスチックシール22を含んでいる。図4で最もよくわかるように、環状シール22は、プランジャがそれを通って往復運動することが可能なボア23と共に提供されている。ベアリング24は、シール22に隣接して、および/または、接触して配置されており、プランジャ12がそれを通って往復運動することが可能なボア25と共に提供されている。それ故に、ベアリングの材質は、プランジャが動作中にはプランジャに沿って安全に乗れるような材質であるように選ばれる。ベアリング24とプランジャ12は、いかなる適切で協力的な材料で作られてもよいが、一つの実施形態では、ベアリング24は高強度青銅またはアルミニウムか銅の合金で作られており、そして、プランジャは部分安定化ジルコニア(PSZ)のようなセラミック材料で作られている。
シールキャリア26はベアリング24の円周を囲んでおり、シール22に隣接して配置されている。シールキャリア26は様々な材料で作られてもよいが、一つの好ましい実施形態では、それはステンレススチールで作られている。本発明の一つの実施形態に関して、シールキャリア26は、円周に沿ってシールキャリア26をベアリング24に対して半径方向に均一に押しつぶすのに十分に高い圧縮性の力の対象である。アセンブリが超高圧の対象であるとき、ベアリング24に対するシールキャリア26の均一な押しつぶしは、ベアリング24を通してボア25の内面に、プランジャ12の外面28との実質的に均一な円周状の接触を達成し、それによって、先行技術のシステムでは発生したギャップを減少させる。それに比較して、図1の先行技術に描かれているような運動用シールは、圧力の下でプランジャに対して押し付けられる一方で、バックアップリング109とプランジャ100との間のギャップの閉鎖は制御されなく、プランジャの円周の周りに均一には起こらない。結果として、バックアップリング109とプランジャ100との間の接触は片方でのみあり得て、ギャップが他方にあってもよいので、シール104が押し出ることを許している。
図2を参照すると、シリンダ11を搭載したシステムのタイロッド29を、逆止弁本体14に配置されているエンドキャップ38を経由して、シリンダ11の第一の終端15に対して締め付けることにより、シールキャリア26にかかる圧縮性の力は達成される。親出願番号10/038,507(米国特許第6,802,541号)に記述されているように、シリンダ11は、正接シール領域32に沿って静的なシールを形成するような方法で、シールキャリア26に対して配置されている。より詳細には、一つの実施形態では、シールキャリアの凸状に曲がった領域に対する半径方向の圧縮性負荷は、シリンダの実質的に平坦なテーパーのついた口の圧縮された接触を通して、達成される。一つの実施形態では、シリンダとバックアップリングとの間の含まれる接触角は約80−128度であり、好ましいレンジは約100−118度である。代わりに、シールキャリアは円錐状の実質的には直線的な断面プロファイルを有してもよく、このプロファイルは80−128度の含まれる角度を形成し、そして、実質的に円形のシールを形成するシリンダの凸状に湾曲した断面プロファイルに対して、対になる断面プロファイルを有してもよい。シリンダとシールキャリアの隣り合っている部品間の接触角は、少なくとも部品の一つに対して正接方向であり、部品の縦方向の軸から40度と60度の間の正接の値になる。
タイロッド29とシリンダ11を介してシールキャリアに与えられる圧縮性の力は十分に大きく、ベアリングボアとシールキャリア/シリンダ接触角を含んで、システムの幾何学的配置として与えられるような形で適用されるので、シールキャリア26は、制御された均一な形でベアリング24上に変形し、シールキャリア26とベアリング24との間に存在するいかなるギャップでも実質的に除くようになる。次に、ベアリング24は、ベアリング24とプランジャ12との間のいかなるギャップ、特にシール22に隣接した領域で、をも実質的に除きながら、ベアリングの自由端でプランジャ12上に押しつぶれる。
シールキャリアとベアリングとの間、および、ベアリングとプランジャとの間のいかなるギャップをも除くことにより、システムが圧力下で動作しているとき、本発明は、特に、55,000psiまで及びそれ以上の高圧の対象である時、そして、より特別には、87,000psiまで及びそれ以上の高圧の対象である時に、そうでなければシールが押し出るかもしれないいかなる経路をも取り除く。結果として、本発明の実施形態に関して提供されているシステムは、従来のシールアセンブリを用いた場合の40時間より少ない時間に比較して、87,000psiの圧力において数百時間動作してもよい。
さらに、タイロッド29の負荷を通じてのシリンダ11のシールキャリア26への圧縮は、二つの部品の接触面で、つまり正接シール領域32に沿って、メタル対メタルシールを創る。このメタル対メタルの静的シールの形成の結果、プラスチックシール22は外側つまりシリンダ−シールキャリア接触面の方向でも、内側つまりプランジャ−シールキャリア接触面の方向でも、シールするためには要求されない。結果として、プラスチックシールがそうでなければさらされるであろう対抗する力が除かれ、それ故、シール22が引き剥がされることを防止する。さらに、先行技術で用いられるようなシールフープの必要性も除かれ、それ故、システムを単純にでき、シールフープ部品の早すぎる故障に伴う問題を開放する。
図3と図4で最もよくわかるように、シール22の第一の終端33はベアリング24とシールキャリア26の双方により、その幅を横切って保持されている。いくつかの先行技術の設計では、シールがステンレススチールシールキャリアでのみ保持されているので、シールキャリアとシールに隣接しているプランジャとの間にギャップが存在しなければならないが、この構成は、いくつかの先行技術の設計で起きるプランジャとシールキャリアとの間の問題のある押し出しギャップを取り除く。それに加えて、本発明に関して提供されている構成は、図1に描かれているように、ベアリング材のみで幅を横切ってシールを保持している現在入手可能なキャリアまたはバックアップリングよりも、大きい強度を提供する。
図3と図4に描かれた実施形態でまた見られるように、シールキャリア26はシール22の外面31に沿って延びるカップ30と共に提供され、それ故、シール22がシリンダ11に接触するのを防いでいる。カップの配置は、シール22とシリンダ11との間の、シールの擦過と早すぎる故障を起こす相対運動を取り除く。さらに、図3に見られるように、シール23の第一の終端33は、正接シール領域32の中心点35の下流側に距離36をおいて配置されている。(”下流側”は、参照矢印34で表示されており、そして、プランジャの圧縮行程の方向にある。)図3に見られるように、本発明に関してシールアセンブリ21の提供により、シールキャリア26のカップ30への圧縮性の力は、圧力下の間はシールキャリア26のカップへの伸展の力よりも大きく、それ故に、シールキャリア26、ベアリング24とプランジャ12との間のギャップを取り除くために、シールキャリア26のベアリング24への押しつぶしを促進する。
シールキャリア26の変形量は、シリンダ11の表面の角度と正接シール領域32を形成するシールキャリア26の両方の関数であり、また、アセンブリ負荷、例えばタイロッド29の締め付けを通して達成されてもよい負荷、に加えて、選択された材料の関数である。複数のタイロッド29は本願で説明され描かれているが、アセンブリでの負荷はいかなる入手可能な形で達成されてもよいことを理解されるべきである。
一つの実施形態では、ベアリング24はシールキャリア26にプレスばめされ、そして、ボアは機械加工される。材料が軟らかければ軟らかいほど、大きな変形が達成され、次に、大きなボアが、選択されたプランジャを適応させるために必要になる。好ましい実施形態では、それ故、望ましい強度を有したシールキャリア26の材料が選択され、シールキャリア26を通ってのボアの内径は、所与の圧縮性力に対して、ベアリング24とプランジャ12との間の選択された接触量を達成するように選択される。特に、シールキャリア26は、タイロッド29により与えられる圧縮量がベアリング24と高圧プランジャ12との間が制御された接触量に変換できるように、その強度が正確にベアリング24を通じて機械加工された最終のボアに適合するような材料で作られる。
図5は、本発明のもう一つの実施形態に関して、超高圧流体システム50の一部を描いたものである。超高圧流体システム50は、プランジャ12に隣接する内面54と、プランジャ12がそれに沿って往復運動することが可能な縦軸58に実質的に垂直な横方向の軸に沿っている内面54の反対側の外面56と、を有しているシールキャリア52を含んでいる。図5と図7に描かれたように、内面54の第一の部分60は、シール62を円周状に取り囲み固定して収容するように構成されている。例えば、第一の部分60に形成された第一のくぼみ61は、シール62を固定して収容する。内面54の第二の部分64は、シール62に隣接して、および/または、接触しているベアリング66を円周状に囲むように構成されている。内面54は、円周状にそして軸方向にO−リング70を囲んでいる第二のくぼみ68を含んでもよい。いくつかの実施形態では、第二のくぼみ68は、第一のくぼみ61の内部に形成され、シール62とシールキャリア52との間にO−リング70を横方向に挿入している。
ひとつの実施形態では、図7と図8に描かれたように、第一のくぼみ61は、第一のくぼみ61の縦方向の両端に相対して配置されている第一と第二の肩63、65を含んでいる。第一および第二の肩63、65と、その間に挿入されているくぼみ61の縦方向の部分は、共同してシール62を固定して収容する(図5)。同様に、第二のくぼみ68は、第一と第二の肩67、69と、その間の縦方向の部分を含んでおり、それらは共同して円周状にかつ縦方向にO−リング70を囲んでいて(図5)、第二のくぼみ68の縦方向の部分とシール62との間に、横方向にO−リングを挿入している。
従って、超高圧流体システム50のシールキャリア52は、シール62とO−リング70のいかなる可能性のある変位をも実質的に防ぐ。O−リング70は、シール62と第二のくぼみ68の縦方向の部分との間に横方向に挿入されている。従って、O−リング70は、実質的に横方向には変位しない。さらに、第一のくぼみ61の第一と第二の肩67、69は、シール62のいかなる可能性のある縦方向の変位も実質的に防止する。結論として、そうでなければシール62の変位が原因で起きてもよいO−リング70のいかなる可能性のある変位もまた実質的に防止される。それ故に、さもなければシール62とシールキャリア52との間、または、O−リング70とシールキャリア52との間に存在するいかなる摩擦も、実質的に防がれ、シール62とO−リング70の寿命をさらに延ばす。
超高圧流体システム50のシールキャリア52は、さらに、シールキャリア52の外面56の少なくとも一部の円周に沿って形成された凹部72を含んでいる。凹部72がなければ、シリンダ11により働かされてもよい圧縮性の力のような、シールキャリア52上に働かされた力により誘起された応力は、第二の部分64に隣接してその終端に向かう内面54の第一の部分と、第一の部分60に隣接してその終端に向かう第二の部分64とに集中する傾向がある。凹部72は、凹部72が形成されている領域で、シールキャリア52の壁厚を減少させ、シールキャリア52の断面領域の少なくとも一部分を横切って、より少なく集中した形でストレスの分散を促進する。従って、シールキャリア52の断面領域に誘起される最大ストレスは減少され、シールキャリア52の耐久性と、従って、超高圧流体システム50の耐久性が改善される。
図6、図7と図8に、ベアリング66を含むシールキャリア52がよりよく描かれている。凹部72は、シールキャリア52の断面積を徐々に変化するいかなる形をとってもよい。例えば、凹部72は、内面54を指し示す曲線の先端を伴う実質的に矢じり形状をした断面を含んでもよいし、または、他の直線と曲線の部分、半円形または半楕円形、または湾曲した先端を伴う三角形、または、その他の湾曲したコーナーまたは先端を伴ういかなる形状を有してもよい。いくつかの実施形態では、シールキャリア52の最小の壁厚は、矢じり形状の凹部72の先端に配置されてもよい。代わりに、他のいくつかの実施形態では、シールキャリア52の最小の壁厚は第二のくぼみ68に配置されてもよい。いくつかの実施形態では、凹部72は、第一と第二の部分60、64が一致するシールキャリア52の中の領域に隣接して形成される。例えば、図7に描かれているように、凹部72は、シールキャリア52の外面56の少なくとも一部の円周に沿って形成され、内面54の第一の部分60の横方向の反対側に少なくとも部分的に配置されている。
さらに、図6と図7に描かれているように、いくつかの実施形態では、シールキャリア52は、さらに少なくとも一つの開口部74または二つの相対する開口部74を含んでもよい。複数の開口部74は、シールキャリア52とシール62との間ににじみ出る可能性のある水がこの領域から、例えば、周囲の環境に出てゆくのを許す。周囲の環境は、プランジャ12が往復運動することが可能なボア13を含んでいてもよい。それ故、開口部または複数の開口部74は、周囲の環境と流体的につながっており、少なくともシールキャリア52の内面54の一部は隣接する内面54から集められた液体を周囲の環境に伝える。複数の開口部74は、凹部、くぼみ、溝、カップまたは、いかなる他の直線、および/または、O−リングの少なくとも一部分を収容するように構成されている半円形や半楕円形のような曲線の部分を有する断面形状を有する特徴を含んでもよい。上記に議論したように、複数の開口部74は、また、シールキャリア52に隣接している、可能性のある水が集まる傾向にある領域に流体的につながるように、縦方向に延びている。
前に記述したように、本発明の実施形態に関して提供された超高圧流体システムは、システムが87,000psiまで及びそれ以上の圧力まで、システムの往復運動するプランジャの周りのシールをメンテナンスしながら、信頼して動作することを許す。本発明は、先行技術のシステムでは不良を起こす圧力でも信頼できる運転を可能にする一方で、最適化と、その発明をこれらのより高い圧力で特に有益であるようにしながら、本発明はまた、40,000psiまで及びそれ以上の、比較的低い圧力での応用も有している。本発明は、それ故に、意味のある利点を提供する。上述のことから、本発明の特定の実施形態が図解を目的としてここでは述べられて来たが、様々な変更が本発明の精神と観点から外れることなく行われてもよい。従って、本発明は、記載された請求項とそれらに相当する内容による場合を除いて、制限されるものではない。
上のすべての米国特許、米国特許公報、米国特許出願、外国特許、外国特許出願と、この特定に引用された、および/または、出願データシートに記載された非特許公表は、全体として参照によりここに組み込まれている。

Claims (40)

  1. 縦軸に沿って内部で往復運動するように構成されたプランジャを有している超高圧流体システムのためのシールアセンブリであって、
    該プランジャが往復運動することが可能なボアを有するシールと、
    該シールに隣接して配置され、該プランジャが往復運動することが可能なボアを有しているベアリングと、
    内面と外面とを含むシールキャリアであって、該内面の第一の部分は該シールを固定して収容し、該シールの該縦軸に実質的に平行な方向への変位を実質的に防ぎ、該内面の第二の部分は円周状に該ベアリングを囲んでいる、シールキャリアと
    を含むシールアセンブリ。
  2. 前記シールキャリアは、該シールキャリアの前記外面の少なくとも一部の円周に沿って形成された凹部をさらに含み、該凹部は前記内面の前記第一の部分の反対側に前記縦軸に実質的に垂直な横軸に沿って少なくとも部分的に配置されている、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  3. 前記凹部は、
    実質的に矢じり形状の断面を含み、該断面は曲線の先端をなし、前記シールキャリアの前記内面を指し示している、請求項2に記載のシールアセンブリ。
  4. 前記凹部は、前記シールキャリア上に誘起された応力の分散を促進するように、該シールキャリアの断面の少なくとも一部を横切って構成されている、請求項2に記載のシールアセンブリ。
  5. 前記内面の前記第一の部分は、前記シールを円周状に囲んでいる、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  6. 前記内面の前記第一の部分は、前記シールを固定して収容する第一のくぼみを含んでいる、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  7. O−リングをさらに含み、
    前記第一のくぼみは前記シールキャリアの前記内面の中に形成された第二のくぼみを含んで円周状にかつ縦方向にO−リングを囲んでおり、該O−リングは前記シールと、該第二のくぼみの少なくとも一部を形成している前記内面の一部との間に挿入されている、請求項6に記載のシールアセンブリ。
  8. 前記シールキャリアは、周囲の環境と前記シールキャリアの前記内面の少なくとも一部とが流体的につながっているように構成されている少なくとも一つの開口部をさらに含み、
    該開口部は、該内面の近傍から該周囲の環境に流体を伝えるように構成されている、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  9. 縦軸に沿ってその中で往復運動するように構成されたプランジャを有している超高圧流体システムのためのシールキャリアアセンブリであって、
    前記プランジャが往復運動することが可能なボアを有するベアリングと、
    内面と外面とを含むシールキャリアであって、該内面の第一の部分は該シールを固定して収容し、該シールの該縦軸に実質的に平行な方向への変位を実質的に防ぎ、該内面の第二の部分は円周状に該ベアリングを囲んでいる、シールキャリアと
    を含むシールキャリアアセンブリ。
  10. 前記シールキャリアは、該シールキャリアの前記外面の少なくとも一部の円周に沿って形成された前記凹部をさらに含み、該凹部は前記内面の前記第一の部分の反対側に前記縦軸に実質的に垂直な横軸に沿って少なくとも部分的に配置されている、請求項9に記載のシールキャリアアセンブリ。
  11. 前記凹部は、
    実質的に矢じり形状の断面を含み、該断面は曲線の先端をなし、前記シールキャリアの前記内面を指し示している、請求項10に記載のシールキャリアアセンブリ。
  12. 前記凹部は、前記シールキャリア上に誘起された応力の分散を促進するように、該シールキャリアの断面の少なくとも一部を横切って構成されている、請求項10に記載のシールキャリアアセンブリ。
  13. 前記内面の前記第一の部分は、前記シールを円周状に囲むように構成されている、請求項9に記載のシールキャリアアセンブリ。
  14. 前記内面の前記第一の部分は、前記シールを固定して収容するように構成された第一のくぼみを含んでいる、請求項9に記載のシールアセンブリ。
  15. 前記第一のくぼみは、第一の肩と第二の肩と、第一と第二の肩の間に挿入されている縦方向の部分とを含んでいる、請求項14に記載のシールキャリアアセンブリ。
  16. 前記シールキャリアの前記内面は、円周状にかつ縦方向にO−リングを囲むように構成されている第二のくぼみを含んでいる、請求項14に記載のシールキャリアアセンブリ。
  17. 周囲の環境と前記シールキャリアの前記内面の少なくとも一部とが流体的につながっているように構成されている少なくとも二つの開口部をさらに含み、
    該二つの開口部は該内面の近傍から該周囲の環境に流体を伝えるように構成されている、請求項9に記載のシールアセンブリ。
  18. 内部で往復運動するように構成されたプランジャを有している超高圧流体システムのためのシールキャリアであって、
    前記シールの前記縦軸に実質的に平行な方向での変位を実質的に防ぐ、固定してシールを収容するように構成されている第一の部分と、
    円周状にベアリングを囲むように構成されている第二の部分と
    を有する内面、を含むシールキャリア。
  19. 前記シールキャリアは、円周の少なくとも一部に沿って形成されている凹部を有する外面をさらに含み、
    該凹部は、前記縦軸に実質的に垂直な横軸に沿って、前記内面の前記第一の部分の反対側に少なくとも部分的に配置されている、請求項18に記載のシールキャリア。
  20. 前記凹部は、
    実質的に矢じり形状の断面を含み、該断面は曲線の先端をなし、前記シールキャリアの前記内面を指し示している、請求項19に記載のシールキャリア。
  21. 前記シールキャリアの最小の壁厚は、前記矢じり形状の断面の前記先端に配置されている、請求項20に記載のシールキャリア。
  22. 前記凹部は、部分的に円形の形状と部分的に楕円形の形状のうち少なくとも一つを含む、請求項19に記載のシールキャリア。
  23. 前記凹部は、前記シールキャリア上に誘起された応力の分散を促進するように、該シールキャリアの断面の少なくとも一部を横切って構成されている、請求項19に記載のシールキャリア。
  24. 前記内面の前記第一の部分は、前記シールを円周状に囲むように構成されている、請求項18に記載のシールキャリア。
  25. 前記内面の第一の部分は、前記シールを固定して収容するように構成されている第一のくぼみを含む、請求項18に記載のシールキャリア。
  26. 前記第一のくぼみは、第一の肩と第二の肩と、第一と第二の肩の間に挿入されている縦方向の部分とを含んでいる、請求項25に記載のシールキャリア。
  27. 前記内面は、円周状にかつ縦方向にO−リングを囲むように構成されている第二のくぼみを含む、請求項25に記載のシールキャリア。
  28. 前記第二のくぼみは、前記第一のくぼみの中に形成されている、請求項27に記載のシールキャリア。
  29. 前記シールキャリアの最小の壁厚は、前記第二のくぼみに配置されている、請求項27に記載のシールキャリア。
  30. 前記シールキャリアは、周囲の環境と前記シールキャリアの前記内面の少なくとも一部とが流体的につながっているように構成されている少なくとも一つの開口部をさらに含み、
    該開口部は、該内面の近傍から該周囲の環境に流体を伝えるように構成されている、請求項18に記載のシールキャリア。
  31. 横方向に対向した二つの開口部を含む、請求項30に記載のシールキャリア。
  32. 前記開口部は、曲線の幾何断面を含む、請求項30に記載のシールキャリア。
  33. 超高圧流体システムであって、
    超高圧流体システムで縦軸に沿って往復運動するように構成されたプランジャと、
    該プランジャが往復運動することが可能なボアを有しているシールと、
    該シールに隣接して配置され、該プランジャが往復運動することが可能なボアを有しているベアリングと、
    内面と外面とを含むシールキャリアであって、該内面の第一の部分は該シールを固定して収容し、該シールの該縦軸に実質的に平行な方向への変位を実質的に防ぎ、該内面の第二の部分は円周状に該ベアリングを囲んでいる、シールキャリアと
    を含む超高圧流体システム。
  34. 前記シールキャリアは、該シールキャリアの前記外面の少なくとも一部の円周に沿って形成された凹部をさらに含み、該凹部は前記内面の前記第一の部分の反対側に前記縦軸に実質的に垂直な横軸に沿って少なくとも部分的に配置されている、請求項33に記載の超高圧流体システム。
  35. 前記凹部は、
    実質的に矢じり形状の断面を含み、該断面は曲線の先端をなし、前記シールキャリアの前記内面を指し示している、請求項34に記載の超高圧流体システム。
  36. 前記凹部は、少なくとも前記超高圧流体システムが動作中に、前記シールキャリア上に誘起された応力の分散を促進するように、該シールキャリアの断面の一部を横切って構成されている、請求項34に記載の超高圧流体システム。
  37. 前記シールキャリアの前記内面の前記第一の部分は、円周状に前記シールを囲んでいる、請求項33に記載の超高圧流体システム。
  38. 前記内面の前記第一の部分は、前記シールを固定して収容している第一のくぼみを含んでいる、請求項33に記載の超高圧流体システム。
  39. O−リングをさらに含み、
    前記第一のくぼみは、前記シールキャリアの前記内面の中に形成された第二のくぼみを含んで円周状にかつ縦方向に該O−リングを囲んでおり、該O−リングは前記シールと、該第二のくぼみの少なくとも一部を形成している前記内面の一部との間に挿入されている、請求項38に記載の超高圧流体システム。
  40. 前記シールキャリアは、周囲の環境と前記シールキャリアの前記内面の少なくとも一部とが流体的につながっているように構成されている少なくとも一つの開口部をさらに含み、
    該開口部は、該内面の近傍から該周囲の環境に流体を伝えるように構成されている、請求項33に記載の超高圧流体システム。
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