JP2010508722A - リソース割当のための合成チャネル木の実装方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
リソース割当のための合成チャネル木を実装するための方法及び装置が開示されている。合成チャネル木は、二分木構造と、チャネル識別子に1ビットを追加することにより容易となる少なくとも1つの補足ノードとを含む。該方法及び装置は、二分コード木に関連するフラグメンテーション解消問題を克服し、二分木に関連する粒度問題を低減する。
【選択図】図3
【選択図】図3
Description
この出願は、2006年10月26日出願のタイトルが“THE METHOD AND APPARATUS FOR USING A COMPOSITE CHANNEL TREES FOR RESOURCE ASSIGNMENTS”である米国仮出願第60/854,897の利益を主張し、前記出願の全内容は、参照によりここに組み込まれる。
本開示は、一般に、無線通信に関し、より詳しくはリソース割当のための合成チャネル木の実装することに関する。
無線通通信システムは、音声、データなどのような種々のタイプのコンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば帯域及び送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多重アクセスシステムであってもよい。そのような多重アクセスシステムの例は、符号分割多重アクセス(CDMA)システム、時間分割多重アクセス(TDMA)システム、周波数分割多重アクセス(FDMA)システム、3GPP LTEシステム、及び直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムを含む。
一般に、無線多重アクセス通信システムは、同時に、複数の無線端末に対する通信をサポートすることができる。各端末は、1つまたは複数の基地局と、順方向及び逆方向リンク上の送信を介して通信する。順方向リンク(または下りリンク)は、基地局から端末への通信リンクのことをいい、逆方向リンク(または上りリンク)は、端末から基地局への通信リンクのことをいう。この通信リンクは、一入力一出力(SISO:Single Input Single Output)、多入力一出力(MISO:Multiple Input Single Output)または多入力多出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)システムを介して確立されることがある。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(NT個)の送信アンテナと、複数(NR個)の受信アンテナを適用する。NT個の送信アンテナ及びNR個の受信アンテナにより形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれる、NS個の独立のチャネルに分解されることがある。ここで、
である。NS個の独立のチャネルのそれぞれは、次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信及びアンテナが用いられることにより生み出される次元が追加されると、パフォーマンス(例えば、高いスループット及びまたはより高い信頼性)を向上させることができる。
MIMOシステムは、時分割二重(TDD)及び周波数分割二重(FDD)システムをサポートする。TDDシステムにおいて、順方向及び逆方向リンク送信は同じ周波数領域にあり、その結果、相互主義により、逆方向リンクチャネルから順方向リンクチャネルの推定を可能にする。これは、アクセスポイントで複数のアンテナが利用可能なとき、該アクセスポイントに、順方向リンク上の送信ビームフォーミング利得の抽出を可能にする。
そのようなMIMOシステム及び他の無線通信システムにおけるリソース割当は、一般に、割当のためのチャネル二分木に依存する。この二分木は、わずかなビット数(例えば6ビットまたはそれより少なきビット数)を用いる割当処理に、許容可能な符号化効率を与える。しかし、チャネル二分木リソース割当は、粒度問題及びフラグメンテーション問題を被る。
粒度に関し、割当サイズは、の累乗(例えば2、4、8、16、32、64、128など)に限定される。従って、割当が100リソースのみ、例えば100キャリア、を要求する場合、チャネル二分木は、要求される100個のリソースのために、128個のリソースが割り当てられるか、または多重割当が行われることを要求する。128個のリソースが割り当てられるか、多重割当がなされるかのいずれの場合においても、プロシジャは経済的に非効率的である。
フラグメンテーションに関し、狭帯域割当は、単一のチャネル識別子ではアドレス不可能な利用可能なリソースを提供できる。従って、割当が256個のリソース、例えば256のサブキャリア、を要求する場合、割当は、一般に、チャネル二分木上の上位のノード割当を要求する。しかし、前回の割当がベースノードを割り当てている場合、該ベースノードを含む全ての親ノードはアドレス不可能である。従って、フラグメンテーション問題は、ネットワークリソースの非効率的な割当の原因となる。
少なくとも上記の観点において、無線通信システム内のリソースを効率よくしかも効果的に割り当てるためのリソース割当システム及びまたは方法の必要性が存在する。所望されるシステム及び方法は、単に二分ノードチャネル木に基づく割当におけるフラグメンテーションに関する問題を克服するとともに、単に二分ノードチャネル木に基づく割当に関連する粒度に関する問題を最小限に抑える必要がある。
次に、開示された側面の簡単な概要が、そのような側面を基本的に理解できるようにするために提示される。この概要は、意図される全ての実施形態についての広範囲にわたる概要ではなく、主要なまたは重要な要素を特定するものでも、そのような側面の範囲を描写するものでもない。その唯一の目的は、開示された側面のいくつかの概念を、単純な形で、以下に示すより詳細な説明の前置きとして提示することである。
本則面は、二分木と、該二分木にオーバーレイされる少なくとも1つの補足木とを実装する合成チャネル木を提供する。該補足木は、チャネル割当のために用いられるチャネル識別子に追加ビットを追加することにより生成可能である。一側面において、7ビットまたはそれより多いビット数のチャネル識別子が、チャネル割当に用いられることがある。結果として得られる合成チャネル木は、単一の二分木に関連するフラグメンテーション問題を解消し、単一の二分木に関連する粒度に関連する問題を軽減する。
一側面によれば、無線通信ネットワークIDにリソースを割り当てる方法が定義されている。該方法は、合成チャネル木構造を与えることを含む。該合成チャネル木構造は、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを含む。該方法は、追加的に、該合成チャネル木を用いてインデックス付きテーブルを生成すること、及び該インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てることを含む。
該方法の一側面によれば、少なくとも1つの補足ノードがチャネル識別子に1ビット追加することにより可能となる。従って、該方法は、追加的に、少なくとも7ビットのチャネル識別子を与えることを含む。該少なくとも1つの補足ノードは、リソース割当のフラグメンテーションを解消し、及びまたはリソース割当における粒度を細かくする。
他の側面によれば、無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てるネットワーク装置が定義されている。該ネットワーク装置は、合成チャネル木構造を与える手段を含む。該合成チャネル木構造は、二分ノード木と、少なくとも1つの補足ノードとを含む。該ネットワーク装置は、さらに、該合成チャネル木を用いてインデックス付きテーブルを生成する手段と、該インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てる手段とを含む。
さらに他の側面によれば、SDMAなどのような、多重アクセス無線通信システム内でコードブックを生成及び通信する装置は、複数のより好ましいプレコーディング行列を与えることと、アクセスネットワークでのコードブックを生成することを含む。該コードブックは、複数のより好ましいプレコーディング行列を含む。該装置は、さらに、該コードブックを1つまたは複数のアクセス端末へ通信することを含む。
さらに他の側面は、コンピュータ読み取り可能な媒体に関する。該媒体は、合成チャネル木構造を提供させるコードを含む。該合成チャネル木構造は、二分ノード木と、少なくとも1つの補足ノードとを含む。該媒体は、さらに、コンピュータに、該合成チャネル木構造を用いてインデックス付きテーブルを生成させるコードと、コンピュータに、該インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てさせるコードと、を含む。
さらなる側面は、無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てるためのコンピュータ実行可能な命令を実行する集積回路により提供される。該命令は、合成チャネル木構造を提供することを含む。該合成チャネル木構造は、二分ノード木と、少なくとも1つの補足ノードとを含む。該命令は、さらに、該合成チャネル木を用いてインデックス付きテーブルを生成することと、該インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てることを、を含む。
他の関連する側面は、無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てるネットワーク装置により提供される。該ネットワーク装置は、少なくとも1つのプロセッサと、該少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。該装置は、さらに、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを含む合成チャネル木構造と、該メモリに記憶され、該少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な、該合成チャネル木構造を用いてインデックステーブルを生成するインデックステーブルジェネレータと、該メモリに記憶され、該少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な、該インデックステーブルに従ってリソースを割り当てるリソース割当部と、を含む。
一側面によれば、アクセス端末で、リソース割当を受信及び適用する方法が定義されている。該方法は、順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することを含む。該リソース割当は、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく。該方法は、さらに、該順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを適用することを含む。
他の側面によれば、無線通信ネットワーク内のリソース割当を受信及び適用する装置が提供される。該装置は、順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する手段を含む。該リソース割当は、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく。該装置は、さらに、該順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを適用する手段を含む。
さらに他の側面は、コンピュータ読み取り可能な媒体に関する。該媒体は、コンピュータに、順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信させるコードを含む。該リソース割当は、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく。該媒体は、さらに、コンピュータに、該順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを適用させるコードを含む。
他の関連する側面は、無線通信ネットワーク内のリソース割当を受信及び適用するコンピュータ実行可能な命令を実行する集積回路により提供される。該命令は、順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することを含む。該リソース割当は、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく。該命令は、さらに、該順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを適用することを含む。
さらに関連する側面は、無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てる無線通信ネットワーク内のリソース割当を受信及び適用する装置により定義される。該装置は、少なくとも1つのプロセッサと、該少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリとを含む。該装置は、さらに、該メモリに記憶され該少なくとも1つのプロセッサにより実行可能なリソース割当モジュールを含む。該リソース割当モジュールは、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信し、該リソース割当モジュールは、さらに、該順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを適用する。
このような目的及びこれに関連する目的を達成するために、1つまたは複数の実施形態は、以下に充分説明され、特にクレームに指摘される特徴を含む。以下の説明及び添付の図面は、開示された側面のある事例的な側面を詳細に説明する。これらの側面は、直接的ではあるが、種々の側面の要旨が適用される種々の方法のうちのほんの数例である。さらに、説明される側面は、そのような側面及びそれらと同等なものを全て含む意図である。
種々の側面が、図面を参照して説明され、図面中では、同様の参照番号は同様の要素を参照するために用いられる。以下の説明では、説明の目的で、数々の特定の詳細が、1つまたは複数の実施形態を充分に理解できるようにするために説明される。しかし、そのような実施形態が、これらの特定の詳細なしに実施され得ることは明らかであろう。他の例において、よく知られた構成及び機器が、1または複数の側面の説明を容易にするために、ブロック図の形で示される。
この出願で用いられるように、“コンポーネント”“モジュール”“システム”等の用語は、コンピュータ関連のエンティティのことをいい、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェア及びソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかをいう。例えば、コンポーネントは、これに限定するものではないが、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、及びまたはコンピュータであることがある。説明のために、コンピュータ機器で実行されるアプリケーション及びコンピュータ機器の両方は、コンポーネントであることがある。1または複数のコンポーネントは、プロセス及びまたは実行のスレッド内に存在することがあり、また、コンポーネントは、1つのコンピュータ及びまたは2つまたはそれより多い数のコンピュータ間に分散配置されることがある。さらに、これらコンポーネントは、種々のデータ構造が記憶されている種々のコンピュータ読み取り可能な媒体から実行されることがある。コンポーネントは、1または複数のデータパケット(例えば、ローカルシステムや分散システム内の他のコンポーネント、及びまたはインターネットのようなネットワークを介して信号により他のシステムを通じて、情報をやりとりするコンポーネントからのデータ)をもつ信号に従って、ローカル及びまたはリモートで、通信することができる。
さらに、種々の側面が、アクセス端末及びまたはアクセスネットワークに関連して説明される。アクセス端末は、ユーザへの音声及びまたはデータ接続性を提供する機器をいうことがある。アクセス無線端末は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータのようなコンピュータ機器へ接続されてもよいし、または、セルラー電話のような内蔵型機器でもよい。アクセス端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、リモート局、リモート端末、無線アクセスネットワーク、無線端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザ機器、ユーザ装置(user equipment)とも呼ばれる。無線端末は、加入者局、無線機器、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話、無線ローカルループ(WLL:wireless local loop)局、PDA(Personal Digital Assistant)、無線接続機能を有するハンドヘルド機器、無線モデムに接続される他の処理機器であってもよい。アクセスネットワークは、基地局または基地局コントローラ(BSC)とも呼ばれ、エアーインタフェースを通じて、1つまたは複数のセクタの中で、複数の無線端末と通信するアクセスネットワーク内の機器をいうことがある。アクセスネットワークは、無線端末とアクセスネットワークの他の部分との間のルータとして動作することがあり、これは、受信されたエアーインタフェースフレームをIPパケットに変換することにより、IP(Internet Protocol)ネットワークを含む。アクセスネットワークは、エアーインタフェースのための属性の管理を調整する。
さらに、ここに説明される種々の側面または特徴は、標準的なプログラミング及びまたはエンジニアリング技術を用いて、方法、装置、または製品として実装され得る。ここで用いられる“製品”という用語は、任意のコンピュータ読み取り可能な機器、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含する意図である。例えば、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これに限定するものではないが、磁気記憶機器(例えばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプなど)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、DVDなど)、スマートカード、及びフラッシュメモリ機器(例えば、カード、スティック、キードライブなど)、及びリードオンリーメモリ、プログラマブルリードオンリーメモリ、及び電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリのような集積回路を含むことができる。
種々の側面が、多くの機器、コンポーネント、モジュールなどを含むシステムの観点で提示される。種々のシステムが、さらなる機器、コンポーネント、モジュール、などを含むことがあり、及びまたは、図に関連して説明される機器、コンポーネント、モジュールの全てを含むとは限らないことは言うまでもない。これらアプローチの組合せも用いることもできる。
図1を参照すると、一実施形態に従った多重アクセス無線通信システムが示されている。アクセスポイント100(AP)は、複数のアンテナグループを含み、1つは、104及び106を含み、他の1つは108及び110を含み、さらに1つは112及び114を含む。図1において、各アンテナグループについて、2つのみアンテナが示されているが、これより多いまたは少ない数のアンテナが各アンテナグループについて用いられてもよい。アクセス端末116(AT)は、アンテナ112及び114と通信を行い、アンテナ112及び114は、順方向リンク120を通じてアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118を通じてアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106及び108と通信を行い、アンテナ106及び108は、順方向リンク126を通じてアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124を通じてアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124及び126は、異なる周波数を通信に用いている。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118で用いられる周波数とは異なる周波数を用いることがある。
通信のために指定されているグループのアンテナ及びまたはエリアは、しばしば、アクセスポイントのセクタと呼ばれる。実施形態において、アンテナグループのそれぞれは、アクセスポイント100によりカバーされているエリアのセクタ内のアクセス端末と通信するように設計されている。
順方向リンク120および126による通信において、アクセスポイント100の送信アンテナは、異なるアクセス端末116及び124についての順方向リンクの信号対雑音比を向上させるために、ビームフォーミングを用いる。さらに、アクセスポイントが、そのカバレッジ内にランダムに散らばるアクセス端末への送信にビームフォーミングを用いると、アクセスポイントが、単一アンテナでそのアクセス端末の全てに送信するよりも、隣接するセル内のアクセス端末への干渉は減少する。
アクセスポイントは、端末と通信するために用いられる固定局でもよく、アクセスポイント、ノードB、または別の用語でも呼ばれることがある。アクセス端末は、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信機器、端末、アクセス端末、または他の用語でも呼ばれることがある。
本則面において、合成チャネル木構造は、無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てるために提供される。チャネル木は、当該チャネル木内の各ノード識別番号(ノードID)に関連付けられた割当(例えば、ホップポート)を処理するために用いられることがある。いくつかの側面によれば、複数のチャネル識別子(ID)からなる集合は、1つのノードにマッピングされ、1つのノードは、1つの物理リソースにマッピングされる。当該木の各ノードは、ユニークなチャネルIDが与えられる。さらに、各ベースノードは、複数のホップポートからなる1つの集合にマッピングされる。各ホップポートは、1つのユニークなサブキャリアに位置する。ホップポートのサブキャリアへのマッピングは、物理レイヤの仕様で規定されているホッピングルールに従って、時間に伴って変化する。チャネルIDが、ホップポートの集合へのマッピングを終了する。
合成チャネル木は構造は、二分ノードチャネル木と、該二分ノードチャネル木にオーバーレイされる少なくとも1つの補足チャネル木を含む。該補足チャネル木は、チャネル識別子に、単一ビットまたは複数ビットを追加することにより容易に作成できる。従って、一側面において、7ビットまたはそれより多いビット数のチャネルIDが、チャネル割当に用いられることがある。二分ノードチャネル木に補足ノードチャネル木を付加することにより、二分ノードチャネル木に顕著なフラグメンテーション問題を解消し、二分ノードチャネル木に関連する粒度問題を低減する。
図2は、本則面に従った、二分チャネル木200の側面を示す。前記のように、本則面は、補足チャネル木が付加された二分チャネル木を提供する。補足チャネル木の例は、図3−5に関して示されており、以下に論じられる。図2に示された側面では、S=32サブキャリアセットが利用可能である。1セットのトラフィックチャネルが32個のサブキャリアセットで定義することができる。各トラフィックチャネルは、ユニークなチャネルIDが割り当てられ、各時間間隔に、1つまたは複数のサブキャリアセットへマッピングされる。例えば、トラフィックチャネルは、チャネル木200の各ノードに定義されることがある。トラフィックチャネルは、各タイヤについて、トップからボトムへ、左から右へと、連続的に番号が付けられる。最上位ノードに対応する最大トラフィックチャネルには、0のチャネルIDが割り当てられ、32個のサブキャリアセットの全てにマッピングされる。最下位のタイヤ1にある32個のトラフィックチャネルは、31から62のチャネルIDをもち、ベーストラフィックチャネルと呼ばれる。各ベーストラフィックチャネルは、1つのサブキャリアセットにマッピングされる。
図2に示された単一の二分木構造は、直交システムにおけるトラフィックチャネルの使用に対し、ある制限を加える。割り当てられた各トラフィックチャネルについて、該割り当てられたトラフィックチャネルのサブセットである(あるいは、子または子孫とも呼ばれる)全てのトラフィックチャネルと、該割り当てられたトラフィックチャネルがそのサブセットである全てのトラフィックチャネルが制限を受ける。2つのトラフィックチャネルが同時に同じサブキャリアセットを使用しないために、制限されたトラヒックチャネルは、当該割り当てられたトラフィックチャネルと同時に用いられない。この特徴は、二分チャネル木のフラグメンテーションの原因となり、それが、ベースノード(子や子孫を持たないタイヤ1のノード31−62)が割り当てられると、親ノード(例えば、ノードによりマッピングされるホップポートの上位セットに位置するノード)が制限されるからである。従って、狭帯域割当は、単一チャネルIDではアドレス不可能な利用可能なリソースを与えることがある。
同様に、ただ1つの二分チャネル木における、割当サイズは、2の累乗に制限される。図2に示された例において、所望の割当が20個のリソースを要求する場合、ノードサイズが32のタイヤ5割当が割り当てられるか、総計して全部で20の多重割当が割り当てられることになる。タイヤ5のノードへの割当は、要求されるより多いリソースの割当となる。これは、通常、粒度問題と呼ばれ、リソースの過剰の割当に起因する。
図3は、図2に示された二分チャネル木に付加して用いられる補足ノードチャネル木を含む合成チャネル木構造の例を与える。合成構造300において、複数の追加ノード(例えば38個の追加ノード)が、二分ノード木構造のベースノード上に追加されており、これにより、63から100のチャネルアドレスを与える。38個の追加ノードは、補足ノードチャネル木構造を表し、斜線の付けられているノードとして図3に示されており、一方、斜線の付けられていないノードは、二分木構造内に以前から存在するノードを表す。図3に示された追加ノードは、チャネルIDに1ビット追加することで作成することができる。1ビットを追加することは、127個までの追加ノードを与える。これらの追加ノードは、二分ノード木構造の複数のベースノードのどこにでも追加できることに留意すべきである。
さらに、図3の例は、各リスト構造につき最大サイズが8ベースノードの4つのリスト構造と、最大サイズが32ベースノードの1つの追加リスト構造とを含む琴似に特徴がある。ベースノードが、リストの最後(すなわち、図3の各リストの最も右のノード)から順番に配置されているとき、残りの全てのリソースは、当該リスト中の単一のノードによりアドレス可能である。
図3に示された例において、ベースノード31−62は、VoIP(Voice over IP)、テレビ電話(VT)、リンク割当量制限、または他の狭帯域持続割当のような複数の狭帯域持続割当タイプを提供する。そのような側面において、割当は、ベースノードタイヤに沿って、右から左へ割り当てることができる。図3の合成チャネル木構造を実装するとき、スケジューラは、小さい割当を隣接するノードに割り当てることにより、チャネル木のフラグメンテーションを解消しようと試みる。例えば、スケジューリングは、ノード100,99,98にそれぞれ割り当てすることができる。(HTTP(Hyper Transfer Text Protocol)などのような)大リソース割当は、上部の斜め方向のチェーンに沿って左から右へと起こり得る。従って、大割当は、単一の二分ノードチャネル木により課せられる2の累乗の割当制限に制限されない。これに関し、単一の二分ノード木構造によくある粒度問題は軽減される。
図4及び5は、図2に示された二分チャネル木に付加して用いられる補足ノードチャネル木を含む合成チャネル木構造の他の例を与える。図4及び5に示された側面は、より多くの割当のサイズ及び混合を扱うために、追加ノードが追加される。図4及び6に示された補足ノードは、図3に関連して示して説明された構造に付加され得る。
図4の例において、11個の追加ノードが構造400に追加されている。追加ノードは101−113と番号が付けられ、斜線の付けられたノードとして示されている。複数のベースノードは3つ毎にグループ化され、その結果、割当は、3の累乗(例えば、3,6,12,24)で起こり得る。従って、木構造400において、追加ノードは、サイズが3,6,12,及び24の割当を扱う。
図5の例において、6個の追加ノードが構造500に追加されている。追加ノードは114−119と番号が付けられ、斜線の付けられたノードとして示されている。複数のベースノードは5つ毎にグループ化され、その結果、割当は、5の累乗(例えば、5,10,20)で起こり得る。従って、木構造500において、追加ノードは、サイズが5,10,及び20の割当を扱う。図4及5により示された側面において、VoIP(Voice over IP)、テレビ電話(VT)、リンク割当量制限、または他の狭帯域持続割当のような狭帯域持続割当は、ベースノードタイヤに沿って右から左へと起こり得る。
図3−5に示された例は、これらに限定されると解釈されてはならず、他の合成チャネル木構造も意図され、本則面の範囲内であることは留意すべきである。例えば、追加の木構造は、複数のベースノードが7個毎にグループ化される複数の補足ノードをもつ二分木構造を提供することもあり、これにより、割当は、7の累乗(例えば、7,14,21)で起こり得る。従って、そのような木構造において、追加ノードは、サイズが7,14,及び21の割当を扱う。
図6を参照すると、無線通信システム内のリソースを割り当てる方法600のフロー図が与えられている。ブロック602では、二分木と、少なくとも1つの補足ノードとが含まれている合成チャネル木構造が提供される。1つまたは複数の補足ノードの追加は、チャネルIDに1ビットを追加することにより容易に行える。従って、いくつかの側面において、チャネルIDは、少なくとも7ビットを含み、合成チャネル木構造は、127個までの補足ノードを含むことがある。リソースを割り当てるために用いられる合成チャネル木構造は、異なるサイズの割当を多重化することで、リソース割当のフラグメンテーションを解消する。さらに、合成チャネル木構造は、2の累乗のチャネルサイズ以外のチャネルサイズも取り扱うことで、リソース割当における粒度を細かくする。
一側面において、二分木構造に追加される補足ノードは、3つからなるベースノードグルーピングを提供することがあり、3,6,12、及び24のチャネルサイズを可能にする。他の側面において、二分木構造に追加される補足ノードは、5つからなるベースノードグルーピングを提供することがあり、5,10,及び204のチャネルサイズを可能にする。
ブロック604では、インデックス付きテーブルが、当該合成チャネル木を用いて生成される。いくつかの側面において、インデックステーブルは、アクセス端末とネットワークとの間の通信開始時に、無線通信システム内のアクセス端末に通信されるか、そうでなければ、該アクセス端末に既知である。
ブロック606では、当該インデックス付きテーブルに従って、リソース割当が割り当てられる。リソース割当は、順方向リンク及び逆方向リンクの両方の割当は含むことがある。オプションのブロック608では、リソースを要求する1つまたは複数のアクセス端末へ、該リソース割当が通信される。リソース割当は、SSCH(Slotted Seed Channel Hopping)順方向リンク物理レイヤチャネルを通じて送信されるリンク割当ブロック(LAB:Link Assignment Block)を介して通信され得る。
図7を参照すると、ネットワーク装置700のブロック図が示されている。ネットワーク装置は、1つまたは複数のネットワーク機器を具備することがあり、合成チャネル木を提供する手段702を含む。合成チャネル木は、二分木構造と、少なくとも1つの補足ノードを含む。補足ノードは、チャネルIDに1ビットを追加することにより可能である。その結果、合成チャネル木は、単一の二分木構造よりもフラグメンテーションを大幅に解消することができ、割当サイズが変化するため、粒度タイプの問題を軽減する。
ネットワーク装置700は、さらに、該合成チャネル木構造を用いてインデックステーブルを生成する手段704と、該インデックス付きテーブルに従って、リソースを割り当てる手段706とを含む。いくつかの側面において,ネットワーク機器は、さらに、オプションで、該リソース割当を要求する1つまたは複数のアクセス端末へ、該リソース割当を通信する手段708を含むことがある。
図8は、種々の側面に従った、ネットワーク装置800のブロック図である。ネットワーク装置は、ここに説明される機能を実行することと一致して動作する単一の機器または複数の機器であることがある。アクセスネットワーク装置800は、少なくとも1つのプロセッサ804と、該プロセッサ804に接続されたメモリ802を含む。プロセッサ804は、特定用途向け集積回路(“ASIC”)または他のチップセット、プロセッサ、論理回路、または他のデータ処理機器でもよい。メモリ802は、リードオンリ及びまたはランダムアクセスメモリ(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォーム共通の任意のメモリのような揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含む。さらに、メモリ802は、1または複数のフラッシュメモリセルを含むことがあり、または、磁気メディア、光メディア、テープ、または、ソフトまたはハードディスクのような、任意の二次的または三次的記憶デバイスでもよい。
ネットワーク装置800のメモリ802は、さらに、二分木構造と、少なくとも1つの補足ノードとを含む、1つまたは複数の合成チャネル木構造806を含む。補足ノードは、チャネルIDに1ビットを追加することで可能となり、よって、チャネルIDへの1ビットの追加に基づき、127個までの追加ノードが追加され得る。合成チャネル木構造は、リソースのフラグメンテーションを大幅に解消し、サイズの変化する割当が可能であるため、粒度問題を軽減する。
ネットワーク装置800のメモリ802は、さらに、当該少なくとも1つのプロセッサ804により実行可能なインデクステーブルジェネレータ808を含む。インデックステーブルジェネレータ808は、合成チャネル木構造806に基づきインデクステーブルを生成する。インデックステーブルジェネレータは、図8には、メモリ802に記憶されるように示されているが、他の側面において、インデクスジェネレータ808はプロセッサ804の処理サブシステムでもよい。
さらに、ネットワーク装置800のメモリ802は、当該少なくとも1つのプロセッサ804により実行可能なリソース割当部810を含む。リソース割当部810は、インデックステーブルに基づきリソースを割り当てる。リソース割当部810は、図8には、メモリ802に記憶されるように示されているが、他の側面において、リソース割当部810はプロセッサ804の処理サブシステムでもよい。オプションとして、ネットワーク装置800のメモリは、当該少なくとも1つのプロセッサ804により実行可能な割当通信部812を含む。割当通信部812は、1つまたは複数のアクセス端末へ、リソース割当を通信する。例えば、割当通信部は、リソース割当を、SSCH順方向リンク物理レイヤチャネルを通じて送信されるLABを介して通信され得る。
図9を参照すると、無線通信システム内のリソース割当を受信及び適用する方法900のフロー図が与えられている。ブロック902では、アクセス端末または他のネットワーク機器が、順方向及び逆方向リンク割当を受信する。いくつかの側面において、リソース割当は、合成チャネル木を用いて生成されたインデクステーブルに基づく。合成チャネル木は、二分チャネル木構造と、少なくとも1つの補足ノードを含む。該少なくとも1つの補足ノードは、チャネルIDに1ビットを追加することにより可能であり、この追加により、127個までの補足ノードを含み得る。このように、リソース割当を生成するために合成チャネル木を用いることにより、受信されたリソース割当は、フラグメンテーションを大幅に解消するとともに、粒度に関する問題を軽減する。ブロック904では、受信されたリソース割当に従って、順方向及び逆方向リンクにリソースが割り当てられる。
図10には、種々の側面に従ったアクセス端末1000のブロック図が示されている。アクセス端末1000は、順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する手段1002を含む。リソース割当は、合成チャネル木構造を用いて生成されたインデックステーブルに基づく。合成チャネル木は、二分チャネル木構造と、少なくとも1つの補足ノードとを含む。少なくとも1つの補足ノードは、チャネルIDに1ビットを追加することにより可能であり、この追加は127個までの補足ノードを含み得る。このように、リソース割当を生成するために合成チャネル木を用いることにより、受信されたリソース割当は、フラグメンテーションを大幅に解消するとともに、粒度に関する問題を軽減する。アクセス端末1000は、さらに、順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従って、リソースを適用する手段1004を含む。
図11を参照すると、種々の側面に従ったアクセス端末1100が描かれている。アクセス端末1100は、セルラー電話、PDA(Personal Digital Assistant)、双方向ページャ、ポータブルコンピュータ、及び無線通信ポータルをもつか、あるいは、さらにネットワークまたはインターネットへの有線接続も可能な別個のコンピュータプラットフォームのような、コンピュータ化された任意のタイプの通信機器であってもよい。アクセス端末は、リモートスレーブ、または、そのエンドユーザを持たないが、リモートセンサ、診断ツール、データリレーなどのような無線ネットワークを通じて、容易にデータを通信する、他の機器でもよい。本装置及び方法は、従って、無線通信機器または無線コンピュータモジュールのうちの任意の形式で実行され、これは、無線通信ポータルを含み、これに限定するわけではないが、無線モデム、PCMCIAカード、アクセス端末、デスクトップコンピュータ、またはこれらの任意の組合せまたは一部の組合せを含む。
アクセス端末1100は、少なくとも1つのプロセッサ1102と、該プロセッサ1102に接続されたメモリ1104を含む。プロセッサ1102は、特定用途向け集積回路(“ASIC”)または他のチップセット、プロセッサ、論理回路、または他のデータ処理機器でもよい。メモリ1104は、リードオンリ及びまたはランダムアクセスメモリ(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォーム共通の任意のメモリのような揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含む。さらに、メモリ1104は、1または複数のフラッシュメモリセルを含むことがあり、または、磁気メディア、光メディア、テープ、または、ソフトまたはハードディスクのような、任意の二次的または三次的記憶デバイスでもよい。
アクセス端末1100は、さらに、メモリ1104に記憶され、当該少なくとも1つのプロセッサ1102により実行可能なリソース割当モジュール1106を含む。リソース割当モジュール1106は、順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当1108を受信し、合成チャネル木構造に基づき生成されたインデックステーブル1110に基づきリソース割当を決定し、順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に基づきリソースを適用する。
図12は、ここに提示される種々の側面に従った多重アクセス無線通信システム1200のトランスミッタ及びレシーバを示す。無線通信システム1200は、簡単のため、1つの基地局と、1つのユーザ機器とが描かれている。しかし、このシステムは、複数の基地局及びまたは複数のユーザ機器を含み、追加の基地局及びまたはユーザ機器は、以下に説明するような基地局及びユーザ機器の例と実質的に同様のものであっても、異なるものであってもよいことは言うまでもない。さらに、基地局及びユーザ機器は、ここに説明された、これらの間の無線通信を容易にするためのシステム及びまたは方法を適用することができることは言うまでもない。
トランスミッタシステム1210では、多くのデータストリームについてのトラフィックデータは、本側面のコードブックを含み、データソース1212から送信(TX)データプロセッサ1214へ提供される。いくつかの側面において、各データストリームは、それぞれの送信アンテナから送信される。TXデータプロセッサ1214は、各データストリームについてのトラフィックデータを、当該データストリームに対し選択された特定の符号化スキームに基づき、形式合わせ、符号化、及びインターリーブを行い、符号化データを与える。いくつかの側面において、TXデータプロセッサ1214は、データストリームのシンボルに対し、当該シンボルが送信されるユーザと、当該シンボルが送信されるアンテナとに基づき、ビームフォーミング重みを適用する。いくつかの側面において、ビームフォーミング重みは、アクセスネットワークとアクセス端末との間の送信パスの状態を示すチャネル応答情報に基づき生成されることがある。チャネル応答情報は、ユーザにより提供されるCQI(Channel Quality Indicator)情報またはチャネル推定値を用いて生成されることがある。さらに、スケジューリングされた送信の場合には、TXデータプロセッサ1214は、ユーザから送信されたランク情報に基づきパケットフォーマットを選択することができる。
各データストリームの符号化データは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技術を用いて、パイロットデータと多重化され得る。パイロットデータは、通常、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、レシーバシステムでチャネル応答推定するために用いられることがある。各データストリームについて多重化されたパイロット及び符号化データは、その後、当該データストリームに対し選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づき変調される(例えば、シンボルマッピングされる)。各データストリームについてのデータレート、符号化、及び変調は、プロセッサ1230により実行されるか、提供される命令により決定されることがある。いくつかの側面において、並列空間ストリームの数は、ユーザから送信されるランク情報に応じて変化することがある。
データストリームの変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ1220へ提供され、ここで、さらに該変調シンボルを(例えば、OFDMのために)処理することができる。TX MIMOプロセッサ1220は、NT個のシンボルストリームを、NT個のトランスミッタ(TMTR)1222a〜1222tへ提供する。いくつかの側面において、TX MIMOプロセッサ1220は、データストリームのシンボルに対し、当該シンボルが送信されるユーザと、当該シンボルが送信されるアンテナとに基づき、ユーザのチャネル応答情報から、ビームフォーミング重みを適用する。
各トランスミッタ1222は、それぞれのシンボルストリームを受信及び処理し、1つまたは複数のアナログ信号を提供し、さらに、当該アナログ信号を調整し(例えば、増幅、フィルタリング、及びアップコンバート)、MIMOチャネルでの送信に適した変調信号を提供する。トランスミッタ1222a〜1222tからのNT個の変調信号は、NT個のアンテナ1224a〜1224tで、それぞれ送信される。
レシーバシステム1250では、送信された変調信号は、NR個のアンテナ1252a〜1252tで受信され、各アンテナ1252から受信された信号は、それぞれのレシーバ(RCVR)1254へ提供される。各レシーバ1254は、それぞれの受信信号を調整し(例えば、フィルタリング、増幅、及びダウンコンバート)、調整された信号をデジタル化し、複数のサンプルを得、さらに、これらサンプルを処理して、対応する“受信された”シンボルストリームを提供する。
その後、RXデータプロセッサ1260は、NR個のレシーバ1254からのNR個の受信シンボルストリームを、特定のレシーバ処理技術に基づき受信及び処理し、多くの“検出された”シンボルストリームを提供する。RXデータプロセッサ1260による処理は、以下に詳細に説明される。検出された各シンボルストリームは、対応するデータストリームに対し送信された変調シンボルの推定値であるシンボルを含む。RXデータプロセッサ1260は、その後、検出された各シンボルストリームを復調、デインターリーブ、及び復号し、当該データストリームのトラフィックデータを再生する。RXデータプロセッサ1260による処理は、トランスミッタシステム1210でのTX MIMOプロセッサ1320及びTXデータプロセッサ1214により実行される処理と補完的である。
RXプロセッサ1260で生成されたチャネル応答推定は、レシーバで、空間、空間/時間処理の実行、電力レベルの調整、変調レートまたはスキームの変更、または他の動作に用いられることがある。RXプロセッサ1260は、さらに、検出されたシンボルストリームの信号対雑音比(SNR)や、可能な他のチャネル特性を推定することがあり、これらの量をプロセッサ1270へ提供する。RXデータプロセッサ1260またはプロセッサ1270は、さらに、システムに対する“有効な”SNRの推定値を導出することがある。プロセッサ1270では、通信リンク及びまたは受信されたデータストリームに関する種々のタイプの情報を含むことがある、推定されたチャネル情報(CSI)を提供する。例えば、CSIは、オペレーティングSNRのみを含むことがある。その後、CSIは、データソース1216からの多くのデータストリームについてのトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ1218により処理され、変調器1280により変調され、トランスミッタ1254a〜1254tにより調整されて、トランスミッタ1210へ送り返される。
トランスミッタシステム1210では、レシーバシステム1250からの変調信号は、アンテナ1224により受信され、レシーバ1222により調整され、復調器1240により復調され、さらにRXデータプロセッサ1242により処理されて、レシーバシステムによりレポートされたCSIを再生する。レポートされたCSIは、その後、プロセッサ1230へ提供され、(1)データストリームに用いられるデータレート、符号化及び変調スキームを決定し、(2)TXデータプロセッサ1214及びTXMIMOプロセッサ1220に対する種々の制御を生成するために用いられる。
レシーバでは、NR個の受信信号を処理するために種々の処理技術が用いられ、NT個の送信されたシンボルストリームを検出する。これらのレシーバ処理技術は、次のような主要な2つのカテゴリにグループ化することができる。すなわち、(i)空間的、及び空間−時間レシーバ処理技術(これは、等化技術とも呼ばれる)、(ii)“連続無効化/等化及び干渉キャンセル”レシーバ処理技術(これは、“連続干渉キャンセル”または“連続キャンセル”レシーバ技術とも呼ばれる)。
を満たすNs個の別個独立のチャネルに分解することができる。Ns個の別個独立のチャネルのそれぞれは、MIMOチャネルの空間サブチャネル(または送信チャネル)とも呼ばれ、1つの次元に対応する。
図13は、種々の側面に従って、無線通信環境内でのコードブック交換のためのシステムを示している。システム1300は、1つまたは複数の受信アンテナを通じて、1つまたは複数のユーザ機器1304(例えばアクセス端末)からの信号を受信するレシーバ1310と、複数の送信アンテナを通じて、1つまたは複数のユーザ機器1304へ送信するトランスミッタ1320とを持つ基地局1302を含む。1または複数の側面において、受信アンテナ1306及び送信アンテナ1308は、1セットの複数のアンテナを用いて実装することができる。レシーバ1310は、受信アンテナ1306からの情報を受信することができ、受信された情報を復調する復調器1312と動作可能に関連付けられている。レシーバ1310は、例えば、レイクレシーバ(例えば、複数のベースバンド相関器を用いて、マルチパス信号コンポーネントを個別に処理する技術)、MMSE(最小平均二乗誤差:minimum mean squared error)ベースレシーバのような、割り当てられている複数のユーザ機器に対して分離するために適した他のレシーバであればよく、このことは、当業者には言うまでもない。種々の側面によれば、複数のレシーバが適用でき(例えば、1つの受信アンテナ毎に1つ)、そのような複数のレシーバは、互いに通信することができ、ユーザデータの推定を向上することができる。復調されたシンボルは、以下に図14に関し説明されるプロセッサと同様のプロセッサ1314により分析され、プロセッサ1314は、ユーザ機器割当に関連する情報や、これに関連するルックアップテーブルなどが記憶されているメモリ1316に接続される。
各アンテナに対するレシーバ出力は、レシーバ1310及びまたはプロセッサ1314により共同で処理され得る。変調器1318は、トランスミッタ1320により送信アンテナ1308を通じてユーザ機器1304へ送信される信号を多重化することができる。
図14は、ここに開示される種々の側面に従った無線通信環境内の信号取得を調整するシステム1400のブロック図である。一例において、システム400は、1つのアクセス端末1402を含む。図示されているように、アクセス端末1402は、1つまたは複数のアクセスネットワーク1404から信号を受信することができ、当該1つまたは複数のアクセスネットワーク1404へ、アンテナ1406を介して送信することができる。さらに、アクセス端末1402は、アンテナ1406から情報を受信するレシーバ1410を含むことができる。一例において、レシーバ1410は、受信された情報を復調する復調器(Demod)1412と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、その後、プロセッサ1414により分析され得る。プロセッサ1414は、メモリ1416に接続され、メモリ1416には、データやアクセス端末1402に関連するプログラムコードが記憶され得る。さらに、アクセス端末1402は、ここに説明される方法及びまたは他の適切な方法を実行するプロセッサ1414を適用することができる。アクセス端末1402は、トランスミッタ1420によりアンテナ1406を介して、1つまたは複数のアクセスネットワーク1404へ送信される信号を多重化することができる変調器1418も含むことができる。
ここに説明された側面は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組合せにより実装することができることは言うまでもない。システム及びまたは方法がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントで実装される場合、それらは記憶コンポーネントのような機械読み取り可能な媒体に記憶することができる。コードセグメントは、プロシジャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、プログラムステートメントの任意の組合せを表す。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリコンテンツを渡したり、受信したりすることにより、他のコードセグメントまたはハードウェア回路に連結されている。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリシェアリング、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を用いて、渡され、転送され、送信される。
ソフトウェア実装の場合、ここに説明される技術は、ここに説明される機能を実行するモジュール(例えばプロシジャ、関数など)で実装することができる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサにより実行される。メモリユニットは、プロセッサ内、または、当該技術において既知の種々の手段を通じてプロセッサと通信可能に接続されている場合には、プロセッサの外部に実装することができる。
以上説明してきたことは、1又は複数の実施形態の例を含む。もちろん、前述した実施形態を説明する目的で、コンポーネントや手順のあり得る全ての組合せを説明することは不可能であるが、当業者は、種々の実施形態の多くのさらなる組合せ及び置き換えが可能であることは理解できよう。従って、説明された実施形態は、添付のクレームの趣旨及び範囲内にある、そのような全ての種々の変形を包含することを意図するものである。さらに、“含む(includes)”という用語は、詳細な説明やクレームで用いられる範囲で、 “具備する(comprising)”という用語がクレーム中で移行語として用いられるときに“具備する”が解釈されるのと同様に包括的であることを意図する。さらに、詳細な説明やクレームのいずれかで用いられる“または”という用語は、“排他的論理和”を意味する。
Claims (50)
- 無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てる方法であって、
二分ノード木構造と、少なくとも1つの補足ノードとを含む合成チャネル木構造を提供すること;
前記合成チャネル木構造を用いて、インデックス付きテーブルを生成すること;及び
前記インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てること;
を具備する方法。 - 合成チャネル木構造を提供することは、さらに、チャネル識別子に1ビットを追加することにより、前記少なくとも1つの補足ノードが容易になる合成チャネル木構造を提供することを具備する請求項1記載の方法。
- 少なくとも7ビットのチャネル識別子を提供することをさらに具備する請求項1記載の方法。
- 前記合成チャネル木構造は、リソース割当のフラグメンテーションを解消する請求項1記載の方法。
- 前記合成チャネル木構造は、リソース割当における粒度を細かくする請求項1記載の方法。
- 合成チャネル木構造を提供することは、
前記少なくとも1つの補足ノードが127個までの補足ノードを含む合成チャネル木構造を提供することをさらに具備する請求項1記載の方法。 - 合成チャネル木構造を提供することは、
前記少なくとも1つの補足ノードが38個までの補足ノードを含む合成チャネル木構造を提供することをさらに具備する請求項1記載の方法。 - 合成チャネル木構造を提供することは、
8ベースノードの最大サイズをもつ第1のリスト構造を4つと、32ベースノードの最大サイズをもつ第2のリスト構造を1つ含む合成チャネル木構造を提供することをさらに具備する請求項1記載の方法。 - 合成チャネル木構造を提供することは、
前記少なくとも1つの補足ノードが3つ毎のベースノードグループをもつ二分ノード木構造を与える合成チャネル木構造を提供することをさらに具備する請求項1記載の方法。 - 合成チャネル木構造を提供することは、
前記少なくとも1つの補足ノードが5つ毎のベースノードグループをもつ二分ノード木構造を与える合成チャネル木構造を提供することをさらに具備する請求項1記載の方法。 - 合成チャネル木構造を提供することは、
8ベースノードの最大サイズをもつ第1のリスト構造を4つと、32ベースノードの最大サイズをもつ第2のリスト構造を1つと、3つ毎のベースノードグループをもつ第1の二分ノード木構造と、5つ毎のベースノードグループをもつ第2の二分ノード木構造とを含む合成チャネル木構造を提供することをさらに具備する請求項1記載の方法。 - 無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てる装置であって、
二分ノード木構造と、少なくとも1つの補足ノードとを含む合成チャネル木構造を提供する手段と、
前記合成チャネル木構造を用いて、インデックス付きテーブルを生成する手段と、
前記インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てる手段と、
を具備する装置。 - コンピュータに、二分ノード木構造と、少なくとも1つの補足ノードとを含む合成チャネル木構造を提供させるコードと、
コンピュータに、前記合成チャネル木構造を用いて、インデックス付きテーブルを生成させるコードと、
コンピュータに、前記インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てさせるコードと、
を具備するコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てるコンピュータ実行可能な命令を実行する集積回路であって、前記命令は、
二分ノード木構造と、少なくとも1つの補足ノードとを含む合成チャネル木構造を提供すること;
前記合成チャネル木構造を用いて、インデックス付きテーブルを生成すること;及び
前記インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てること;
を具備する集積回路。 - 無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てるネットワーク装置であって、
少なくとも1つのプロセッサ;
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリ;
二分ノード木構造と、少なくとも1つの補足ノードとを含む合成チャネル木構造;
前記メモリに記憶され、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な、前記合成チャネル木構造を用いてインデックス付きテーブルを生成するインデックステーブルジェネレータ;及び
前記メモリに記憶され、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な、前記インデックス付きテーブルに従ってリソースを割り当てるリソース割当部;
を具備するネットワーク装置。 - 前記合成チャネル木構造は、
チャネル識別子に1ビットを追加することにより、前記少なくとも1つの補足ノードが容易になる合成チャネル木構造をさらに具備する請求項15記載のネットワーク装置。 - 前記少なくとも1つの補足ノードは、少なくとも7ビットのチャネル識別子で容易となる補足ノードをさらに具備する請求項16記載のネットワーク装置。
- 前記合成チャネル木構造は、リソース割当のフラグメンテーションを解消する請求項15記載のネットワーク装置。
- 前記合成チャネル木構造は、リソース割当における粒度を細かくする請求項15記載のネットワーク装置。
- 前記少なくとも1つの補足ノードは、127個までの補足ノードをさらに具備する請求項15記載のネットワーク装置。
- 前記少なくとも1つの補足ノードは、38個までの補足ノードをさらに具備する請求項15記載のネットワーク装置。
- 前記合成チャネル木構造は、8ベースノードの最大サイズをもつ第1のリスト構造を4つと、32ベースノードの最大サイズをもつ第2のリスト構造を1つと、3つ毎のベースノードグループをもつ第1の二分ノード木構造と、5つ毎のベースノードグループをもつ第2の二分ノード木構造とをさらに具備する請求項15記載のネットワーク装置。
- 前記二分ノード木は、3つ毎のベースノードグループをさらに具備する請求項15記載のネットワーク装置。
- 前記二分ノード木は、5つ毎のベースノードグループをさらに具備する請求項15記載のネットワーク装置。
- 前記合成チャネル木構造は、8ベースノードの最大サイズをもつ第1のリスト構造を4つと、32ベースノードの最大サイズをもつ第2のリスト構造を1つと、3つ毎のベースノードグループをもつ第1の二分ノード木構造と、5つ毎のベースノードグループをもつ第2の二分ノード木構造とをさらに具備する請求項15記載のネットワーク装置。
- アクセス端末でリソース割当を受信及び適用する方法であって、
二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することと、
前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを割り当てること、
を具備する方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
二分ノード木と、チャネル識別子に1ビットを追加することにより容易になる少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
二分ノード木と、少なくとも7ビットのチャネル識別子を与えることにより容易になる少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
二分ノード木と、リソース割当のフラグメンテ−ションを解消する少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
二分ノード木と、リソース割当の粒度を細かくする少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
二分ノード木と、127個までの補足ノードをさらに含む少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
二分ノード木と、38個までの補足ノードをさらに具備する少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
8ベースノードの最大サイズをもつ第1のリスト構造を4つと、32ベースノードの最大サイズをもつ第2のリスト構造を1つと、3つ毎のベースノードグループをもつ第1の二分ノード木構造と、5つ毎のベースノードグループをもつ第2の二分ノード木構造とを含む合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
3つ毎のグループをもつ複数のベースノードを具備する二分ノード木と、少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
5つ毎のグループをもつ複数のベースノードを含む二分ノード木と、少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することは、
8ベースノードの最大サイズをもつ第1のリスト構造を4つと、32ベースノードの最大サイズをもつ第2のリスト構造を1つと、3つ毎のベースノードグループをもつ第1の二分ノード木構造と、5つ毎のベースノードグループをもつ第2の二分ノード木構造とを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することをさらに具備する請求項26記載の方法。 - 無線通信ネットワーク内のリソース割当を受信及び適用する装置であって、
二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する手段と、
前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを割り当てる手段と、
を具備する装置。 - コンピュータに、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信させるコードと、
コンピュータに、前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを割り当てさせるコードと、
を具備するコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 無線通信ネットワーク内のリソース割当を受信及び適用するためのコンピュータ実行可能な命令を実行する集積回路であって、該命令は、
二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信することと、
前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを割り当てることと、
を具備する集積回路。 - 無線通信ネットワーク内のリソースを割り当てる無線通信ネットワーク内のリソース割当を受信及び適用する装置であって、該装置は、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記すくなくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
前記メモリに記憶され、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な、二分ノード木と少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信するリソース割当モジュールと、
を具備し、
前記リソース割当モジュールは、さらに、前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当に従ってリソースを割り当てる装置。 - 前記リソース割当モジュールは、さらに、二分ノード木と、チャネル識別子に1ビットを追加することにより容易になる少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、二分ノード木と、少なくとも7ビットのチャネル識別子を与えることにより容易になる少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信するに含む請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、二分ノード木と、リソース割当のフラグメンテ−ションを解消する少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、二分ノード木と、リソース割当の粒度を細かくする少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、二分ノード木と、127個までの補足ノードをさらに具備する少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、二分ノード木と、38個までの補足ノードをさらに具備する少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく前記順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、8ベースノードの最大サイズをもつ第1のリスト構造を4つと、32ベースノードの最大サイズをもつ第2のリスト構造を1つと、3つ毎のベースノードグループをもつ第1の二分ノード木構造と、5つ毎のベースノードグループをもつ第2の二分ノード木構造とを含む合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、3つ毎のグループをもつ複数のベースノードをさらに含む二分ノード木と、少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、5つ毎のグループをもつ複数のベースノードをさらに具備する二分ノード木と、少なくとも1つの補足ノードとを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
- 前記リソース割当モジュールは、さらに、8ベースノードの最大サイズをもつ第1のリスト構造を4つと、32ベースノードの最大サイズをもつ第2のリスト構造を1つと、3つ毎のベースノードグループをもつ第1の二分ノード木構造と、5つ毎のベースノードグループをもつ第2の二分ノード木構造とを具備する合成チャネル木を用いて生成されたインデックステーブルに基づく順方向リンク及び逆方向リンクリソース割当を受信する請求項40記載の装置。
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