JP2010508000A - 無線通信における制御チャネルシグナリング - Google Patents

無線通信における制御チャネルシグナリング Download PDF

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Abstract

制御チャネルを1または複数の論理チャネルに分割することにより、単一の物理制御チャネルを通して制御データ値を少なくとも一部分において容易に多重化するシステムおよび方法が記述される。前記物理制御チャネルは、多数のビットを送信するための対応するウォルシュ空間またはそれの表現を持つことができ、またウォルシュ空間は論理制御チャネルの間に分割され得る。加えて、論理制御チャネルおよび/または物理チャネルは、チャネル上のデータを区別するために、モバイル機器の識別子(MAC IDのような)によってスクランブルされ得る。さらに、セクタが確認可能な場合には、セクタ識別子はデータをスクランブルするために用いられ得る。

Description

関連出願の相互参照
この出願は、2006年10月24日に出願された“SYSTEMS AND METHODS FOR CONTROL CHANNEL SIGNALING IN WIRELESS COMMUNICATION SYSTEMS”なるタイトルの米国仮特許出願第60/862,647号の利益を主張する。前記出願の全体は、参照によってここに組込まれる。
以下の説明は、一般に無線通信に係り、より詳しくは無線通信システムにおける前方向リンク肯定応答チャネルに関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データなどのような種々のタイプの通信内容を提供するために広く展開している。典型的な無線通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信パワー、…)の共有により、複数ユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムである。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどを含む。
通常、無線の多元接続通信システムは、複数のモバイル機器の通信を同時にサポートする。各モバイル機器は、前方向および逆方向リンクの送信によって1または複数の基地局と通信する。前方向リンク(あるいはダウンリンク)は基地局からモバイル機器までの通信リンクを指し、また、逆方向リンク(あるいはアップリンク)はモバイル機器から基地局までの通信リンクを指す。さらに、モバイル機器と基地局との間の通信は、単一入力/単一出力(SISO)システム、多入力/単一出力(MISO)システム、多入力/多出力(MIMO)システムその他によって確立される。
このようなシステムでは、リソースが割り当てられて利用される前方および/または後方リンクチャネル上で、制御データを送信することができる。例えば、制御データはチャネル品質情報(CQI)、パイロットチャネルデータ、信号対雑音比(SNR)データなどに関わる。また、制御データは送信装置から送られたビーコン信号または他の信号に基づいて決定される。さらに、制御データの送信のために、モバイル機器と基地局との間、またはセクタの間に専用チャネルを設けることができる。
以下、実施形態の基本的な理解を与えるために、1または複数の実施形態の簡単な要約を提示する。この要約は、全ての予想される広範囲な概略ではなく、全ての実施形態のキーすなわち重要な要素を特定すること、および実施形態の全てまたはいずれかの範囲を描写することを意図するものではない。その唯一の目的は、1または複数の実施形態のいくつかの概念を単純な形式で、以下に示されるより詳細な説明への前置きとして提示することである。
1または複数の実施形態およびそれに対応する開示に従って、種々の態様が1または複数の逆方向リンクチャネルを通しての制御データの通信を容易にする関連において記述される。制御データは、物理チャネルに利用可能なウォルシュ空間の分割により単一の物理制御チャネルを通して多重化され得る。互いに隣接する制御データを送信するために論理制御チャネルがウォルシュ系列を利用できる場合、ウォルシュ系列は制御データを送信するための1または複数の論理制御チャネルに割り当て可能である。
関連する態様によれば、無線通信制御チャネルを通して通信する方法がここに示される。その方法は、制御チャネルを、利用可能な帯域幅の1または複数の部分にそれぞれ関連する複数の論理制御チャネルに分割することを含むことができる。その方法は、さらに関連する論理制御チャネルへの制御データのマッピング、および論理制御チャネルを通しての制御データの送信を含むことができる。
別の態様は無線通信装置に関する。無線通信装置は、物理制御チャネルを、前記物理制御チャネルのウォルシュ空間を共有する複数の論理制御チャネルに分割するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。無線通信装置は、さらに当該少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを含むことができる。
さらなる別の態様は、制御データの通信のための無線通信装置に関する。無線通信装置は、制御データを1または複数の論理制御チャネルに関連付ける手段と、1つの物理制御チャネルを通して前記1または複数の論理制御チャネルを多重化する手段を備えることができる。さらに、無線通信装置は物理制御チャネルを通して制御データを送信する手段を含むことができる。
さらに別の態様は、コンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ製品は、少なくとも1つのコンピュータに、制御チャネルを、利用可能な帯域幅の1または複数の部分にそれぞれ関連する複数の論理制御チャネルに分割させるためのコードを有するコンピュータ読み取り可能な媒体を持つことができる。コードは、さらに前記少なくとも一つのコンピュータに、制御データを関連する論理制御チャネルへマッピングさせ、論理制御チャネルを通して制御データを送信させることができる。
別の態様によれば、無線通信システム内の装置は、1または複数の論理制御チャネルに制御データを関連させ、1つの物理制御チャネルを通して前記1または複数の論理制御チャネルを多重化し、前記物理制御チャネルを通して前記制御データを送信するように構成されたプロセッサを含むことができる。さらに、装置はプロセッサに接続されたメモリを含むことができる。
さらなる態様に従えば、無線通信ネットワーク内の制御データを解釈する方法がここに示される。この方法は、物理制御チャネルを通して受信された制御データをデスクランブルすることと、前記物理制御チャネルに対して論理制御チャネルコンフィギュレーションを決定することを備えることができる。この方法は、さらに前記論理制御チャネルコンフィギュレーション上の少なくとも一部に基づく1または複数の制御データ値をデマッピングすることを含むことができる。
別の態様は無線通信装置に関する。無線通信装置は、それぞれ異種の制御データ値を含む複数の論理制御チャネルへ物理制御チャネルをデスクランブルおよび分割するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。無線通信装置は、さらに少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを含むことができる。
さらなる別の態様は、1または複数のモバイル機器からの制御データを解釈するための無線通信装置に関する。無線通信装置は、物理制御チャネルを1または複数の論理制御チャネルに分割する手段を含むことができる。無線通信装置は、さらにモバイル機器の識別子に従ってそれに関連する論理制御チャネルをデスクランブルする手段、および前記制御チャネル内に含まれる制御データを解釈する手段を含む。
また更に別の態様は、コンピュータプログラム製品に関し、該コンピュータプログラム製品は、少なくとも1つのコンピュータに、物理制御チャネルを通して受信された制御データをデスクランブルさせるためのコードと、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記物理制御チャネルのための論理制御チャネルコンフィギュレーションを決定させるためのコードを持つことができる。さらに、コードは前記少なくとも1つのコンピュータに、前記論理制御チャネルコンフィギュレーションの少なくとも一部分に基づく1または複数の制御データ値のデマッピングを行わせることができる。
別の態様に従うと、無線通信システムにおいて物理制御チャネルを1または複数の論理制御チャネルに分割し、モバイル機器の識別子に従ってそれに関係する前記論理制御チャネルをデスクランブルし、前記制御チャネル内に含まれる制御データを解釈するように構成されたプロセッサを備える装置が提供される。さらに、装置は前記プロセッサに接続されたメモリを備えることができる。
上述の関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、以下に獣分に説明されるとともに、特に特許請求の範囲に指摘されている特徴を含む。以下の記述及び添付の図面は、1または複数の実施形態のある例示的な態様を詳細に説明する。これらの態様は指標となり得るが、種々の実施形態の原理が適用されることのある種々の手法のうちのほんの数例にすぎず、説明された実施形態は、そのような全ての態様及びそれらと同等なものを含むように意図される。
図1は、ここで述べられる種々の態様に係る無線通信システムの図である。 図2は、無線通信環境で採用される通信装置の例を示す図である。 図3は、制御データの通信を行う無線通信システムの例を示す図である。 図4は、基地局とモバイル機器との間の通信フレームの例を示す図である。 図5は、1または複数の論理チャネル上で制御データを通信することを容易にする方法の例を示す図である。 図6は、1または複数の論理チャネル上で制御データを受信し解釈することを容易にする方法の例を示す図である。 図7は、制御データを送信することを容易にするモバイル機器の例を示す図である。 図8は、制御データを受信しデスクランブルすることを容易にするシステムの例を示す図である。 図9は、ここに述べられる種々のシステムおよび方法と共に使用可能な無線ネットワーク環境の例を示す図である。 図10は、複数の論理制御チャネル上で制御データを送信するシステムの例を示す図である。 図11は、制御データを受信し解釈するシステムの例を示す図である。
以下、図面を参照して種々の実施形態を説明する。ここで、図面中の同等の参照番号は同等の要素を参照するために用いられる。以下の説明では、1または複数の実施形態を十分に理解できるように多くの具体的な詳細を述べる。しかしながら、これらの具体的な詳細なしでそのような実施形態を実施することができるのは明らかであろう。他の事例においては、1または複数の実施形態の説明を容易にするためにブロック図の形で、周知の構成および機器が示されている。
この出願で用いられるように、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などの用語は、コンピュータ関連エンティティ、あるいは、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアを示す意図である。例えば、コンポーネントは、これに限定するものではないが、プロセッサ上で実行されているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行ファイルのスレッド、プログラム、および/またはコンピュータでもよい。説明のため、コンピュータデバイス上で実行されるアプリケーションおよびコンピュータデバイスは、コンポーネントである。1または複数のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行ファイルのスレッド内に存在することがあり、1つのコンポーネントは1つのコンピュータに局在したり、2つ以上のコンピュータに分散されたりすることがある。さらに、これらコンポーネントは、種々のデータ構造が記憶されている種々のコンピュータ読み取り可能な媒体から実行されることがある。コンポーネントは、例えば、1または複数のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散システム、およびまたはインターネットのようなネットワークをまたがった他のシステム内のコンポーネントと信号によりやりとりする他の1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号に従って、ローカルおよびまたはリモートプロセスにより通信することができる。
さらに、ここには、モバイル機器に関連して種々の実施形態が説明される。モバイル機器は、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント、ユーザ機器、ユーザ装置(UE)とも呼ばれることがある。モバイル機器は、携帯電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol)電話、無線ローカルループ(WLL)局、PDA(Personal Digital Assistant)、無線接続機能を備えるハンドヘルド機器、コンピュータ機器、あるいは無線モデムに接続される他のプロセッシング機器でもよい。さらに、ここには種々の実施形態が基地局との関連で説明される。基地局は、1または複数のモバイル機器と通信するために用いられ、アクセスポイント、ノードB、あるいは他の用語でも呼ばれることがある。
さらに、ここに説明される種々の態様または特徴は、方法、装置、または標準的なプログラミングおよびまたはエンジニアリング技術を用いる製品として実装されることがある。ここで用いられる用語「製品」は、任意のコンピュータ読み取り可能な機器、キャリア、あるいは媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含する意図である。例えば、コンピュータ読み取り可能な媒体は、これに限定されるものではないが、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプなど)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、ディジタルバーサタイルディスク(DVD)など)、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができる。さらに、ここに説明される種々の記憶媒体は、1または複数の機器、および/または情報を記憶するための他の機械読み取り可能な媒体を表す。「機械読み取り可能な媒体」という用語は、これに限定されるものではないが、1または複数の命令およびまたはデータを記憶、格納および/または搬送することが可能な無線チャネルおよび種々の他のメディアを含むことができる。
図1を参照すると、無線通信システム100はここに示される種々の実施形態によって説明される。システム100は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局102を備える。例えば、1つのアンテナグループはアンテナ104および106を含み、他のグループはアンテナ108および110を含み、さらなるグループはアンテナ112および114を含む。各アンテナグループについて2本のアンテナが示されているが、より多い数またはより少ない数のアンテナを各グループにおいて利用することができる。基地局102は、さらに送信機チェーンと受信機チェーンを含むことができ、その各々が信号の送信および受信に関連した複数のコンポーネント(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を同様に含むことができることは、当業者なら理解するであろう。
基地局102は、モバイル機器116およびモバイル機器122のような1または複数のモバイル機器と通信することができる。しかし、基地局102はモバイル機器116および122と同様に、実質的に任意の数のモバイル機器と通信することができることがわかる。モバイル機器116および122は、無線通信システム100上で通信するのに適した、例えば、携帯電話機、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信機器、ハンドヘルドコンピュータ、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDAおよび/または他の任意の機器であってもよい。図示したように、モバイル機器116はアンテナ112および114によって通信を行っており、アンテナ112および114は前方向リンク118でモバイル機器116へ情報を送信し、また逆方向リンク120でモバイル機器116からの情報を受信する。さらに、モバイル機器122はアンテナ104および106によって通信を行っており、アンテナ104および106は、前方向リンク124でモバイル機器122へ情報を送信し、また逆方向リンク126でモバイル機器122からの情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、例えば、前方向リンク118は逆方向リンク120において用いられるそれとは異なる周波数帯を利用することができ、また、前方向リンク124は逆方向リンク126において用いられるそれとは異なる周波数帯を使用することができる。さらに、時分割複信(TDD)システムでは、例えば、前方向リンク118および逆方向リンク120は共通の周波数帯を利用することができ、また前方向リンク124および逆方向リンク126は共通の周波数帯を利用することができる。
通信するために指定される各アンテナグループおよび/またはエリアは、基地局102のセクタと見なされる。例えば、各アンテナグループは基地局102によってカバーされたエリアのセクタ内にあるモバイル機器と通信するように設計される。前方向リンク118および124での通信において、基地局102の送信アンテナは、モバイル機器116および122への前方向リンク118および124の信号対雑音比を向上させるためにビームフォーミングを利用することができる。さらに、基地局102がビームフォーミングを利用して関連するサービスエリア内にランダムに散在するモバイル機器116および122に送信している間に隣接セル内のモバイル機器が受ける干渉は、基地局が単一のアンテナを介して全モバイル機器へ送信を行う場合に比較してより少なくなる。
一例によれば、システム100は多入力・多出力(MIMO)通信システムでもよい。さらに、システム100はFDD、TDDなどのような任意のタイプの複信方式を実質的に利用して通信チャネルを分割することができる(例えば、前方向リンク、逆方向リンク、・・・)。一例においては、モバイル機器116および122は、基地局102と1または複数の通信チャネルを確立することができ、そのようなチャネルの一つは、例えば、チャネル品質情報(CQI)および/または信号対雑音比(SNR)の通信の通信メトリックについての制御チャネルとなり得る。さらに、通信またはリクエストのチャネルは、一例において異なるチャネルでリクエストデータおよび制御データを通信することをモバイル機器116と122および基地局102に許可することで確立され得る。一例によれば、基地局102はモバイル機器116および122によって受信されたビーコンメッセージを送信することができる。モバイル機器116および122は、モバイル機器116および122への制御チャネル、逆方向リンク通信チャネル、バッファ、帯域幅などのようなリソースの割り当てにおいて基地局102により利用可能な制御データの送信によって応答することができる。一例において、制御チャネルは、CDMAチャネル、OFDMAチャネルおよび/またはそれらの1または複数のチャネル(または実質的に任意の他のタイプの通信チャネル)の組合せになり得る。さらに、ある制御データなどのための冗長な専用チャンネルとして複数の制御チャネルを存在させることができる。
一例によれば、制御チャネルもまたリクエストデータのような他のデータを送信するための1または複数のセグメントに分割することができる。同様に、リクエストチャネルはいくらかの帯域幅セットを通信制御データとは別に持つことができる。さらに、制御チャネルまたはそれを通した通信をセキュリティとダイバーシティのためにスクランブルすることができ、例えば、制御チャネルはモバイル機器116と122およびセクタまたは基地局の102に固有とすることができる。これに関して、チャネル通信はモバイル機器116および122の識別子(メディアアクセス制御(MAC)IDのような)、および/または基地局102またはセクタの識別子に固有にスクランブルされ得る。基地局102においてMAC IDおよび/またはスクランブル方法を知ることができることは理解されよう。他の例においては、モバイル機器116および122は異種の制御チャネルにより複数の基地局へ接続することができ、従ってモバイル機器116および122は、例えば、1つの基地局について、1つのスクランブルおよび別のスクランブリングをそれぞれ用いるスクランブル通信を要求してもよい。
図2に変わると、無線通信環境のための通信装置200が示されている。通信装置200は、例えば基地局、モバイル機器またはそれらの一部分になり得る。通信装置200は、アクセスポイントまたは端末からの制御チャネルの確立を要求する制御チャネルリクエスタ202、チャネル制御に関連する値を定義および/または決定できる制御データデファイナ204、安全および/または種々の送信のための制御データをスクランブルできる制御データスクランブラ206、および制御チャネルによって制御データを通信するための送信機208を含むことができる。一例において、制御チャネルリクエスタ202は、基地局またはモバイル機器による制御チャネルの確立を試みることができる。これは初期パイロット、または通信装置200によって受信されたビーコンタイプブロードキャストに関する情報に基づくか、または当該情報を含むことができる。制御チャネルを確立する際、制御データデファイナ204は制御チャネルまたは受信されたビーコン/パイロット通信に関する値またはメトリックを例えば測定するかさもなければ決定し、通信装置200のIDおよび通信している装置のIDに基づき、制御データスクランブラ206を用いてデータをスクランブルすることができる。通信装置200は、引き続き送信機208を用いて制御チャネルで異種装置にスクランブルされたデータを送ることができる。
別の例によれば、制御データデファイナ204は、チャネル(例えば、制御および/またはリクエストチャネル)の一部またはサブセグメントを制御データおよび他の一部またはサブセグメント、その他のデータにより定義および/または設定することができる。例えば、制御データデファイナ204は、さらに制御チャネルの一部またはサブセグメントを一つのタイプの制御データおよび他の一部またはサブセグメント、他のタイプの制御データにより、定義および/または設定することができる。制御チャネルは、一例において複数のOFDMシンボルに拡散された128トーンを含む1.25MHzのチャンク帯域幅を有する。一例によれば、通信装置200に対して所定のMAC IDは、制御データを8OFDMシンボル上の128トーンとして送信するために、10ビットのウォルシュ空間(あるいは1024ウォルシュ系列または次元)を持つことができる。ウォルシュ空間は、情報を表わすために用いられる、1または複数の異種チャネルへ分割可能な1または複数のOFDMシンボル上の時間領域系列、またはウォルシュ値の系列を指す。一例において、ウォルシュ系列は8OFDMシンボル上の1024サブキャリア(例えば、1.2288Mbpsまたは1.25MHzのレートを持つ)によって表わすことができる。ビット表現コンテキストでは、例えば、5ビットのCQIチャネルは最初の32(0〜31)値またはウォルシュ系列を利用することができ、また、6ビットのリクエストチャネルは次の64ビット(32〜95)を利用することができる。従って、CQIおよびリクエストデータは同じチャネル(例えば、同じウォルシュ空間内)上で送信することができる。よって、例えば、そのような情報を受信する際、チャネル上のデータを受信するアクセスポイントまたは端末は、ウォルシュ空間を評価し、制御およびリクエストデータの両方を識別することができる。
前述したように、制御データスクランブラ206は、通信装置200および/またはそれが通信している1または複数の装置の識別に従って、制御データをスクランブルすることができる。一例において、通信装置200はセクタIDを持つ基地局と通信するMAC ID(例えば、1または複数の基地局によって割り当てることができる)を持つモバイル機器になり得る。制御データスクランブラ206において用いられるスクランブリングは、識別子に従って選択または生成することができる。基地局は、データを受信する際、識別子を用いてデータをデスクランブルすることができる。データはさらに基地局によってスクランブルされ、モバイル機器または他の通信装置200(例えば、異種の基地局を含む)によってデスクランブルされることが分かる。
さらに、制御チャネルリクエスタ202は、アクティブセットにおける複数のアクセスポイントまたは複数の端末から通信または制御チャネルを要求することができる。アクティブセットは、エリア(例えば、一例では複数の基地局またはセクタ)内で通信装置200が通信することができるアクセスポイントまたは端末を指す。従って、説明するように制御データスクランブラ206はデータに異なるセクタにおいて異なるスクランブルをかけることができる。一例において、通信装置200はCQIに関する制御チャネルまたはその一部、要求、電力増幅器(PA)ヘッドルームおよびパワースペクトル密度(PSD)などを持つモバイル機器になり得る。これらの1または複数は、異種のチャネル上に同じチャネルの部分が異なるアクセスポイントなどへ向けて送信され得る。さらに、モバイル機器はモバイル機器のアクティブセットにおけるすべてのアクセスポイントまたは端末によって実質的に受信可能なパイロットチャネルを持つことができる。この目的を達成するために、例えば、セクタIDがセクタからセクタへ変わるので、パイロットチャネル通信はモバイル機器のユニークなIDのみを用いてスクランブルされる(MAC IDはこの時点で割り当てられなくてもよい)。
図3を参照すると、逆方向リンク肯定応答の通信を有効にする無線通信システム300が示される。無線通信システム300は、モバイル機器304(または任意の数の異種のモバイル機器(図示せず))と通信する基地局302を含んでいる。基地局302は、例えば、前方向リンクチャネルを介してモバイル機器304へ情報を送信することができ、さらに基地局302は逆方向リンクチャネルを介してモバイル機器304からの情報を受信し、そして逆方向リンク情報を承認するために前方向リンク肯定応答を送信することができる。さらに、無線通信システム300は一例としてMIMOシステムになり得る。
基地局302は、逆方向リンクチャンネルの要求を処理して、所望のリソースに一部が基づく逆方向リンクチャネルを確立することができる逆方向リンクチャネルアサイナ306と、逆方向リンクを介して受信された通信をデスクランブルすることができる通信デスクランブル308と、チャネル上の分割された通信情報からデータを取得することができる通信インタプリタ310とを含むことができる。モバイル機器304は、制御データの通信用チャネルを要求することができる制御チャネルリクエスタ312と、複数の制御データ(またはリクエストデータ)要素の通信用チャネルを分割することができる制御チャネルパーティショナ314と、モバイル機器304のID(例えば、MAC IDのような)の少なくとも一部に基づいて通信をスクランブルすることができる通信スクランブラ316とを備えることができる。
一例によれば、モバイル機器304は例えば、基地局302によって送られたビーコンに応じて、制御チャネルリクエスタ312によって基地局302による逆方向リンクチャネルの確立を要求することができる。この例において要求は、ビーコンシンボルに一部が基づくようなCQI、SNR情報などの情報を含み、逆方向リンクチャネルアサイナ306は、この情報を利用してモバイル機器のために専用のチャネルおよびリソースを割り当てることができる。後述するように、基地局302はモバイル機器304のための制御チャネル、リクエストチャネル、パイロットチャネル、他のチャネルおよび/またはそれらの組合せをホストすることができる。さらに、チャネルは、モバイル機器304におよび/またはチャネルタイプによって割り当てられるMAC ID毎に割り付けられ得る。さらに、割り当てられたチャネルはチャネル効率を最大化する複数の制御値、要求値または他のデータ値を送るために分割され得る。
この目的を達成するために、制御チャネルパーティショナ314はこれに関してチャネルを利用することができる。例えば、制御チャネルは、所定のフレーム(8OFDMシンボルにわたる128のサブキャリアを含む)に及ぶ1.25MHzのチャンクを含むことができる。制御チャネルパーティショナ314は、チャネルを通して異種の情報の送信および/または多重化するために、チャネルを1または複数のサブセグメントに分割することができる。この例において、128のサブキャリアは、データの送信のために利用可能な1024ウォルシュ系列(10ビット空間)を許容する8OFDMシンボルに関係することができる。従って、チャネルは例えば所定の制御データのための多数のウォルシュ系列を許容するために分割され得る。さらに、チャネルは所定の制御チャネル内のウォルシュ拡散による共通のインタリービングを用いることができる。OFDMシンボルの集合体、シンボルを送信するための期間などによって、のような他の方法でチャネルが同じように分割され得ることは明らかである。
一例によれば、制御チャネルパーティショナ314は制御チャネルを、CQI情報のためのチャネル、リクエストデータ、PAヘッドルームデータ、およびPSD表示のような付加制御情報のための1または複数の論理チャネルに分割することができる。一例によれば、論理チャネルにはコンフィギュアラブルな周期性(例えば、8フレーム単位のような)があり得る。各論理チャネルは、ビットの通信を容易にするために必要なビットの数をnとして2nウォルシュ系列を必要とする。系列の他の数、サイズまたは表現(例えば、2の倍数プラス幾つか、任意の整数、非整数サイズ、整数以外のものの表現その他)が同様に望まれることは理解されよう。一例によれば、CQI情報は有効データを送信するために5ビット(あるいは25=32ウォルシュ系列)を必要とし、リクエストおよびPAヘッドルームデータは6ビット(あるいは64ウォルシュ系列)を必要し、またPSD表示データはデータの送信に4ビット(あるいは16ウォルシュ系列)を必要とする。従って、1024ウォルシュ系列は、必要とされる64+64+32+16=176系列を扱うのに十分である。よって、より強い送信パワーおよび/または反復送信についての信頼性のために、情報を他の情報などと共に余分に転送することができる。さらに、通信スクランブラ316は識別基準に従って、チャネル、実際の物理チャネルおよび/または論理チャネルをスクランブルすることができる。一例において、チャネルをモバイル機器304において識別子(MAC IDのような)を用いてスクランブルすることができ、加えて(または代わりに)、基地局302に対応するセクタ識別子にそのスクランブリングを関連付けることができる。一例によれば、制御チャネルまたは論理チャネルは、例えばデータまたは通信のタイプによって異なるようにスクランブルされ得る。
スクランブリングによって、モバイル機器304はCDMAチャネルとなり得る制御チャネルを通してデータを放送することができる。基地局302はデスクランブラ通信デスクランブラ308を利用してデータをデスクランブルすることができる。例として、通信デスクランブラ308は、例えば、モバイル機器304のためのMAC ID(チャンネル要求中に受信され得る)および/またはセクタIDを利用して、チャネルをデスクランブルすることができる。一例において、例えば、異種チャネルをデスクランブルするために異なる情報を用いることができる。チャネル(論理または物理チャネル)の一部をデスクランブルする際、通信インタプリタ310は、後述するように論理チャネルコンフィギュレーションに従ったチャネルを介して送信されるデータを決定することができる(例えば、制御またはリクエストデータのためのチャネルの部分はどれかなど)。論理チャネルコンフィギュレーションは、予め定められるか基地局302および/またはモバイル機器304において既知であり、モバイル機器304からの初期のチャネル設定中に基地局に送られ、推論技術および/または同様なものを用いて決定されることは明らかである。
モバイル機器304が、例えば、種々の基地局の逆方向リンクチャネルアサイナ306からの複数の制御チャネルを要求できることは明らかである。一例によれば、モバイル機器304は(制御チャネルリクエスタ312を介して)CDMA制御チャネルおよびOFDMA制御チャネルを確立することができる。制御チャネルは、同じ基地局か異なる基地局によって確立され得る。さらに、制御チャネルを通して異なるデータまたは制御情報を送信することができる。加えて、例えば、通信スクランブラ316は、それぞれの基地局またはそれらのセクタによって、制御情報またはデータ通信に異なるスクランブルをかけることができる。
図4を参照すると、無線通信のための通信スーパーフレーム400の一例が示される。スーパーフレームは、複数のサブキャリアを含む複数のシンボル(OFDMシンボルのような)を含むことができる。列は所定の期間における周波数サブキャリア(あるいはトーン)の集まりであるOFDMシンボル期間を表わすことができる。スーパーフレームは、実質的にいかなる数のシンボル期間も含むことができ、また、シンボル期間は実質的にいかなる数のトーンも含むことができる。図示されるように、スーパーフレームは送信された制御データ402、404および406上の複数のシンボル期間を含むことができる。これらは、さらに上述したようなウォルシュ系列を表わすことができる。制御データは、サブキャリア408および同様のもののような複数のサブキャリアを横切って送信され得る。さらに、シンボル期間は利用可能な周波数の一部を表わす1または複数のセグメントに分割され得る。説明の目的のため、各セグメントにおいて4つのシンボルのグループが示されているが、実質的にいかなる数のグループ分けもセグメントに含むことができることは明らかである。
一例によれば、図示のセグメントは、複数タイプの制御情報の送信のために1または複数の論理チャネルに分割された制御チャネルを表わす。例えば、CQI情報、リクエストデータ、PAヘッドルーム情報および/またはPSDデータの送信に、1または複数の論理チャネルを利用することができる。さらに、各セグメントはCDMA制御データ、パイロットチャネルデータ、専用制御情報、フィードバックデータ(例えば、MIMOコンフィギュレーション内の)および/または逆方向リンクアクセスチャネル情報を送信するための異なる物理制御チャネルを表わすことができる。この目的を達成するため、各セグメントはさらに制御データを識別する、および/または1または複数の異種セクタへデータを関連付けるために、異なるようにスクランブルされる。説明するように、モバイル機器は1または複数のセクタによって制御チャネルを確立することができる。セクタ識別子(またはモバイル機器識別子)を用いて、モバイル機器が情報をスクランブルすることができるので、先に示されたスーパーフレームの論理チャネルまたはセグメントに対するスクランブリングを異ならせることができる。さらに、述べるように逆方向リンクが確立されていないパイロットデータの送信のために1または複数のチャネルをパイロットチャネルへ関連付けることができ、この際スクランブリングを正しくモバイル機器に関連付けることができる。
別の例によれば、モバイル機器または他のアクセス端末制御チャネルが、物理チャネルセグメントまたは逆方向リンクCDMA個別制御チャネル(R−CDCCH)の少なくとも一部(例えば、R−CDCCHサブセグメント)の上に拡散され得る場合、制御セグメントは通信チャネル(例えば、R−CDCCHのような1.25MHz物理チャネルセグメント)の一部になり得る。さらに、この物理チャネルセグメントは、より大きな帯域(例えば、制御チャネルが4回までホップする5MHz)上にホップすることができる。この目的を達成するため、モバイル機器またはアクセス端末に関して異なる系列を用いてセグメントまたはサブセグメントをスクランブルすることができる。さらに、説明されるように、セグメントまたはサブセグメントに関連付けられたウォルシュ空間を分割することにより、物理チャネルセグメント内の論理チャネルを物理チャネルセグメント内に多重化することができる(例えば、共通のインタリービングによるウォルシュ拡散を用いることによって)。この例において、各サブセットを論理チャネルに対応させることができ、また、モバイル機器は論理チャネルに対応するサブセット内のウォルシュ系列を選択することができる。この選択は、例えばランダムな割り当て、連続的な割り当て、送るべき情報に基づいて、情報サイズに基づいて、情報効率必要条件に基づいて、などの幾つかのファクタに基づくことができる。例えば、図に示されるように、所定のフレームまたはスーパーフレームの複数のシンボル期間402、404および406において制御情報を送信することができる。
前述したように、送信される系列がウォルシュ系列を表わしている場合には、チャネルセグメントをウォルシュ空間へ分割することができる。例えば、最初に示されたチャネル(例えば、上記2つの例で述べられた論理または物理チャネル)内の系列が示すOFDMシンボル402、404および406上のシンボル408は、データ(それらは2進データとして解釈することができる)を示す単一制御チャネルのためのウォルシュ系列の一部になり得る。一例において、制御チャネルは以下のフォーマットに表されるようにさらに分割可能なCDMA制御チャネル(例えば、R−CDCCH)になり得る。
Figure 2010508000
この際、チャネルに関して選ばれたウォルシュ系列は、前述のチャネルについてのデータを表わすことができる。CQIのための5ビット空間では、空間についての値を表現するために32ウォルシュ系列が必要である。従って、チャネル上で利用可能な最初の32ウォルシュ系列(0〜31)を当該表現に用いることができる。リクエストチャネルのための6ビット空間では、空間の可能な値を表現するために64ウォルシュ系列が必要とされる。従って、次の64ウォルシュ系列(32〜95)を該表現に用いることができる。この系列が連続することにより、論理チャネルのための情報を伝えるために物理チャネルが利用可能なウォルシュ系列を用いて、上記に示された論理チャネルが単一の物理チャネルで送信を行うことができる。これは制御およびリクエスト(また他の)データの送信に必要なチャネルの総数を最小化することができ、従って無線通信をより効率的にする。
さらに、説明するように物理チャネルセグメントを異なるスクランブリング(例えば、モバイル機器および/またはセクタの識別子に従った)を用いてスクランブルすることができる。例えば、モバイル識別子(例えば、MAC ID)および/またはセクタIDに従って、物理チャネルセグメントをスクランブルすることができる。これは論理チャネル毎に代えてチャネルセグメント毎に一つのデスクランブルを必要とすることができ、デスクランブルのリソースを節約する。あるいは、スクランブル/デスクランブルは各々のスクランブルのために高速アダマール変換(FHT)エンジンを必要とするかもしれない。このアプローチを用いることにより、全チャネルセグメントのために単一の共通FHTエンジンのみを必要とする。
上記の論理チャネルは、それに含まれる情報によって定義され得る。例えば、CQIチャネルは、一例によると、4ビットの広帯域チャネル品質表示および1ビットの前方向リンクサービングセクタ情報を持つことができる。リクエスト論理チャネルは、サービングセクタから新しい逆方向リンクリソースを要求するために用いることができ、サービス品質(QoS)レベル、バッファレベルおよび/または遅延限界を運ぶことなどができる。さらに、PAヘッドルームチャネルは、例えば、パイロットCoTフィードバックを用いることにより計算できる、または帯域内で送信される、最大の達成可能な受信CoT値を含むことができる。さらに、PSD表示チャネルは、新しい割当てのために示唆されたデータPSD値(例えば、最も強い非サービング基地局の逆方向リンク強度に対するサービング基地局の逆方向リンク強度の比のような)に関する情報を伝えることができる。上記の値に関して、利用可能なウォルシュ系列の総数がその値の中で分割される場合には、所望値にマッチするウォルシュ系列の使用によって、全物理チャンネルについてただ一つのウォルシュ系列によって、この情報を伝えることができる。
図5〜6を参照すると、制御チャネルのための論理チャネルの定義に関する手順が示されている。説明の簡単のために、手順は一連の行為として図示されかつ記載されており、ここで図示されかつ記載されたことから、その手順は1または複数の実施形態に従うと、幾つかの行為については行為の順序は限定されず、他の行為と異なる順序および/または同時に起こることが理解され認識されるべきである。例えば、当業者は手順が状態遷移図におけるように一連の相関のある状態またはイベントとしても表すことができるかもしれないと理解し認識するであろう。さらに、1または複数の実施形態に従って手順を実行するために、図示していない全ての行為を必要とする。
図5を参照すると、1または複数のスクランブルされた論理チャネル上で制御データを容易に送信する手順500が示されている。502では、制御データが定義される。一例において、制御データは1または複数のモバイル機器および/またはそれの通信に関わることができる。例えば、制御データは所定のセクタまたはアクセスポイントのためのチャネル品質表示に関わることができ、その情報は確立しているチャネル通信に関するメトリックの測定、セクタによって送られたビーコン信号に関するメトリックの測定等のような種々の方法で得ることができる。他の例によると、制御データは説明されたようなリクエストデータ、PAヘッドルームデータ、PSD情報、パイロット、MIMOフィードバックなどに関わることができる。さらに、チャネルは通信または非制御データに同様に関わることができる。504では、制御データの送信のためにデータを論理チャネルにマッピングすることができる。他の図を参照して説明するように、制御データの送信のために物理チャネルまたはチャネルセグメントを1または複数の論理チャネルに分割することができる。
506では、制御チャネルがウォルシュ系列に関連付けられる。前述したように、物理チャネルまたはそれのセグメントは、シンボル系列(OFDMシンボルのような)をデータビットに時間と共に関連させることを容易にすると定義されるウォルシュ空間を持つことができる。この際、物理チャネルに関連したウォルシュ空間を異なる論理チャネルのための系列に分割することができる。例えば、制御パラメータは最初の64ウォルシュ系列(0〜63)を持つことができ、一方、次のパラメータは次の16系列(64〜79)を持つことができ、この関連で論理制御チャネルを所定のウォルシュ系列に関連付けることができ、またデータビットを送信されるべきウォルシュ系列によって定義することができる。従って、一例においては前述の系列を用いて64ウォルシュ系列を持つ第1の制御パラメータは6ビットの符号語(26=64)を定義することができ、また第2の制御パラメータは4ビットの符号語を定義することができる。
508では、制御チャネルおよび/またはそれと共に関連付けられたウォルシュ系列が機器および/またはセクタIDに従ってスクランブルされ得る。例えば、これは制御データおよび/または制御チャネルによって決めることができる。一例において、データは非特定のセクタへ送信されるパイロットデータとなり得る。従って、セクタIDは、関連するセクタがアクティブセットの複数および一部であるので、データをスクランブルするために使用されないかもしれない。しかしながら、この例においては、例えば他の機器のための制御データから分化する通信をスクランブルするために、機器ID(例えば、MAC ID)を用いることができる。さらに、一例において所定の論理チャネルのためのウォルシュ系列をスクランブルすることができる。例えば、510ではスクランブルされたデータが1または複数のセクタへ送信される。
図6を参照すると、スクランブルおよび/または分割された制御データの受信および解釈を容易にする手順600が示されている。602では、受信物理チャネル通信から制御チャネルを決定することができる。例えば、物理通信チャネルを複数タイプのデータ(制御、リクエストなど)の送信のためにセグメントに分割することができる。さらに、利用可能なウォルシュ系列によって送られるべき制御データの多重化のために、チャネルセグメントを1または複数の論理チャネルに分割することができる。一例によれば、CQI、リクエストデータ、PAヘッドルーム情報、PSD情報および/または同様なものに関係する制御データのために、論理チャネルを提供することができる。チャネルのための全ての利用可能なウォルシュ系列の一部を異種の制御データフィールドに割り当てることができるように、その論理チャネルを多重化することができる。
さらに、フィールド、論理チャネルおよび/またはチャネルセグメントをセクタおよび/または機器識別子に従ってスクランブルすることができる。604において、これらの識別子に従って制御チャネルをデスクランブルすることができる。説明するように、通信および/またはそのようなものをスクランブルするのに用いられる情報のタイプに依存して通信をデスクランブルするために、IDの1つまたは両方を用いることができる。606において、制御データをそれに関連するウォルシュ系列による制御チャネル上で解釈することができる。説明するように、データをチャネルのための利用可能なウォルシュ空間の一部に関連付けることができ、送信された関連するウォルシュ系列からデータを解釈することができる。608で、チャネルからの制御データを処理することができる。これは、例えば、受信データに基づくチャネルパラメータの調整、データに基づく値の記憶および/またはロギング、チャネルの閉塞、チャネルの転送、新たなチャネルの開放、チャネルの分割、および/または場合によって制御データの受信に基づく無線通信と関係する幾つかの動作、を含むことができる。
ここに示された1または複数の態様に従って、制御チャネルの分割および/またはデスクランブルのためのスキームに関して推論を行うことができることは明らかである。ここで用いられているように、“推論する(infer)”あるいは“推論(inference)”という用語は、一般に、イベント及びまたはデータを介して取得される観測結果の集合から、システムの状態、環境、及びまたはユーザを推論するプロセスのことをいう。推論は、ある特定のコンテキストまたは動作を特定するために用いられ、あるいは、例えば、複数の状態の確率分布を生成することができる。推論は、確率的であり、すなわち、データ及びイベントの考慮に基づく、興味ある複数の状態についての確率分布の計算である。推論は、イベント及びまたはデータの集合から、より高いレベルのイベントを作成するために用いられる技術をいうことがある。そのような推論は、観測された複数のイベント及びまたは記憶された複数のイベントデータの集合、該複数のイベントが時間的に非常に近く相関するかどうか、及び該複数のイベント及びデータが1または複数のイベント及びデータソースから発生するかどうか、から、新たなイベントあるいはアクションを作成する。
一例によれば、上に示された1または複数の方法は、制御チャネル分割の選択または決定に関係する推論の実施を含むことができる。さらなる例として、選択の以前の分割、他の制御チャネル、制御チャネル内に含まれるデータ等の一部に基づいて推論を行うことができる。さらに、以前のスクランブル、モバイル機器および/またはセクタのIDまたはバージョン、他の測定可能な情報および/または同種のものに従って制御チャネル通信をデスクランブルすることに関して推論を行うことができる。先の例は本来説明のためのものであり、行われる推論の数、あるいは、ここで説明される種々の実施形態及びまたは方法とともに行われるそのような推論の手法を限定するようには意図はないことが分かる。
図7は、1または複数の論理制御チャネルで制御データを送信することを容易にするモバイル機器700の図である。モバイル機器700は、例えば、受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、一般的な動作(例えば、濾波する、増幅する、ダウンコンバートする、など)を行う受信機702を含み、調整済みの信号をディジタル化してサンプルを得る。受信機702は、例えばMMSE受信機となり得、前述したようなシンボルの互いに直交するクラスタに関する情報を得ることができる。さらに、モバイル機器700は、受信情報を復調可能な復調器704を含むことができる。プロセッサ710は、受信機702による受信情報を分析し、および/または送信機716による送信のための情報を生成するための専用プロセッサ、モバイル機器700の1または複数のコンポーネントを制御するプロセッサ、および/または受信機702による受信情報を分析し、送信機716による送信のための情報を生成し、モバイル機器700の1または複数のコンポーネントを制御するプロセッサになり得る。さらに、制御チャネルデファイナ706はここで説明するように物理チャネルを1または複数のセグメントおよび/または論理制御チャネルに分割するために設けられ、また、制御チャネルスクランブラ708は制御チャネルを通して送られる通信をスクランブルする。
モバイル機器700は、さらに、プロセッサ710と動作可能に結合されるメモリ712を含むことができ、メモリ712は送信されるべきデータ、受信データ、利用可能なチャネルに関する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連するデータ、割り当てられたチャネルに関する情報、電力、レートなど、及びチャネル推定やチャネルを介した通信に適した幾つかの他の情報を記憶することができる。メモリ712は、さらにチャネルの推定および/または利用(例えば、パフォーマンスベース、キャパシティベースなど)に関連するプロトコルおよび/またはアルゴリズムを記憶することができる。さらに、メモリ712は、例えば、肯定応答シンボル及びそれと共に関連したチャネル解除の復調および解釈と関係する情報を記憶することができる。
ここに示されたデータ記憶部(例えば、メモリ712)は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリのいずれかであるか、揮発性及び不揮発性メモリの両方を含むかは理解されよう。これに限定されるものではないが、実例として不揮発性メモリはリードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的にプログラム可能なROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして働くランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。これに限定されるものではないが、実例としてRAMは、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンスドSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)およびダイレクトランバスRAM(DRRAM)のような多くの形で利用可能である。対象システムおよび方法のためのメモリ712は、限定されることなく、これらのメモリおよび他の適切なタイプのメモリを含むように意図される。
一例によれば、例えば、モバイル機器700は、基地局または他のアクセスポイントとの制御チャネルリンクを要求し確立することができる。制御チャネルデファイナ706は、制御チャネルを前述したような1または複数の物理チャネルセグメントに分割することができる。例えば、制御チャネルセグメントは、1または複数の基地局による1または複数の確立された制御チャネルに関係することができる。制御チャネルデファイナ706は、さらに、1または複数のチャネルセグメントを制御情報の一部を送信するための論理制御チャネルに分割することができる。例えば、制御チャネルデファイナ706は、1または複数の論理チャネルへの物理チャネルのための利用可能なウォルシュ系列の総数を分割することができる。これに関して、他の図を参照して説明したように、制御チャネルデファイナ706はウォルシュ系列の一部が1または複数の制御データ値に割り付けられることを可能にする。一例において、1.25MHzチャネルは8つのOFDMシンボル上に128のトーンとして10ビットのウォルシュ空間を持つことができ、これは1024の異なるウォルシュ系列を論理制御チャネルでの利用のために提供する。従って、系列は論理チャネルと共に使用するために分離され、その分離はここで説明した通り順次にされ得るか、または1または複数のアルゴリズムなどによって定義されてランダム化され得る。
さらに、制御チャネルスクランブラ708は、モバイル機器700および/またはそれに関連するセクタの識別子に従ってチャネル上の通信をスクランブルすることができる。説明されるように、スクランブリングはデータがモバイル機器700のパイロットチャネルに関連するモバイル機器IDとのみ関連することができる。さらに、例えば、スクランブリングは1つのチャネルセグメント毎に、および/または1つの論理チャネル毎に、1つの物理チャネル毎になされ得る。データは、スクランブルされた後、変調器714を用いた変調及び送信機716上での送信により、制御チャネルを通して送信され得る。制御チャネルデファイナ706、制御チャネルスクランブラ708および/またはそこに表された機能性は、分離したコンポーネントとして示されているが、例えば、プロセッサ710の全体または一部分に実装され得ることは理解されよう。さらに、メモリ712は、スクランブリングアルゴリズム、チャネル定義および/またはこれに類似のもののような、前述の関数の実行に関する命令、またはそれに関係するデータを含むことができる。
例えば、図8はMIMO環境下で制御チャネルデータを受信し解釈することを容易にするシステム800の図である。システム800は、1または複数のモバイル機器804からの信号を複数の受信アンテナ806を介して受信する受信機810および送信アンテナ808を介して1または複数のモバイル機器804に送信する送信機824を備えた基地局802(例えば、アクセスポイント、…)を含む。受信機810は、受信アンテナ806から情報を受信することができ、受信情報を復調する復調器812と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、プロセッサ814によって分析され、プロセッサ814は図7に関して上述したプロセッサに類似されることができ、そしてプロセッサ814はメモリ816に結合され、メモリ816は、信号(例えば、パイロット)強度および/または干渉強度に関する情報、モバイル機器804(あるいは異種の基地局(図示されない))に送信されるか、またはモバイル機器から受信されるデータ、および/またはここに述べられた種々の動作および関数の実行と関係する他の適切な情報の推定に関係する情報を記憶する。プロセッサ814はさらに、1または複数の制御チャネル(あるいはセグメント/論理制御チャネル)をデスクランブルすることができる制御チャネルデスクランブラ818に、および1または複数の制御チャネルからのデータを解釈することができる制御チャネルインタプリタ820に結合される。
一例によれば、基地局802は1または複数のモバイル機器804を備えた制御チャネルを確立することができ、例えばRxアンテナ806および受信機810によって制御データに関連する通信を受信することができる。一例において、説明されるように、制御チャネルおよび/またはその上の通信は、1または複数のセグメントおよび/または論理的な通信チャネルへ分割され得る。さらに、チャネルは識別および他の通信の間の区別を容易にするため、物理的で、セグメント化され、および/または論理レベルでスクランブルされ得る。この点に関して、プロセッサ814は受信された通信を処理し、そして望ましいデータを抽出するために制御チャネルデスクランブラ818および制御チャネルインタプリタ820を利用することができる。
例えば、制御チャネルデスクランブラ818は、1または複数のモバイル機器804の少なくとも1つの識別子、また幾つかの例においては、例えば、基地局802および/またはそれのセクタ識別子によって、通信をスクランブルするために用いることができる。説明されるように、論理チャネル、セグメントおよび/または物理チャネルをスクランブルすることができ、制御チャネルデスクランブラ818は、プリコンフィギュレーション、推論技術、1または複数のモバイル機器804または他の基地局802からの受信情報、基地局802と通信する基本的なネットワークなどに基づいて、適切なレベルでデスクランブルすることができる。チャネルをデスクランブルする際、制御チャネルインタプリタ820は制御チャネルから情報を得るために活用され得る。説明されるように、チャネルは、共有されるウォルシュ空間を用いることができる1または複数のセグメントおよび1または複数の論理チャネルへ分割され得る。一例において、チャネルは多数のウォルシュ系列に基づいて多数の制御値について、データを解釈するために要求される、利用可能なそれらから論理的に分割され得る。制御チャネルインタプリタ820は、制御データとして送信されたウォルシュ系列を決定するためにそのような情報を利用することができる。説明されるように、制御チャネルインタプリタ820は、制御チャネルコンフィギュレーションを決定するために、プリコンフィギュレーション、推論技術、1または複数のモバイル機器804または他の基地局802からの受信情報、基基地局802と通信する根本的なネットワークなどを利用することができる。
図9は、無線通信システム900の一例を示す。無線通信システム900は、説明の簡単のため1つの基地局910と1つのモバイル機器950が描かれている。しかし、システム900が複数の基地局および/またはモバイル機器を含むことができ、追加の基地局および/またはモバイル機器は以下に説明されるように基地局910およびモバイル機器950の例とは実質的に同様かまたは異なるものであってもよいことは理解されよう。さらに、基地局910および/またはモバイル機器950がシステム(図1−3および7−8)、技術/構成(図4)および/または方法(図5−6)を用いて、これらの間の無線通信を間に容易にすることができることは理解されよう。
基地局910では、多数のデータストリームのためのトラフィックデータがデータソース912から送信(TX)データプロセッサ914に提供される。一例によれば、各データストリームはそれぞれのアンテナで送信され得る。TXデータプロセッサ914は、トラフィックデータストリームをそのデータストリームに選ばれた特定の符号化スキームに基づいて、フォーマットし、符号化し、インタリーブして符号化データを得る。
各データストリームの符号化データは、直交周波数分割多重(OFDM)技術を用いて、パイロットデータと多重化され得る。さらに、またはこれに代わりパイロットシンボルは、周波数分割多重(FDM)化、時分割多重化(TDM)化、または符号分割多重(CDM)化され得る。パイロットデータは、一般に既知の手法で処理され、チャネル応答を推定するためにモバイル機器950で用いることができる既知のデータパターンである。各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化データは、各データストリームの多重化されたパイロット及び符号化データは、そのデータストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M−位相符号化キーイング(M−PSK)、M−直交振幅変調(M−QAM))に基づいて変調され(例えばシンボルマッピングされ)、変調シンボルが得られる。各データストリームのデータレート、符号化および変調は、プロセッサ930によって実行されるかまたは与えられる命令によって決定され得る。
各データストリームの変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ920に与えられ、ここで変調シンボルが(例えば、OFDMのために)さらに処理され得る。
TX MIMOプロセッサ920は、その後NT個の変調シンボルストリームをNT送信機(TMTR)922a〜922tに供給することができる。種々の実施形態において、TX MIMOプロセッサ920は、データストリームのシンボル、およびそのシンボルを送信しているアンテナにビームフォーミングウェイトを適用する。
各送信機922は、それぞれのシンボルストリームを受信して処理し、1または複数のアナログ信号を生成し、さらに当該アナログ信号を調整し(例えば、増幅する、濾波する及びアップコンバートする)、MIMOチャネルでの送信に適した変調信号を提供する。さらに、送信機922a〜922tからのNT個の変調信号は、それぞれNT個のアンテナ924a〜924tから送信される。
モバイル機器950では、送信された変調信号がNRアンテナ952a〜952rによって受信され、また各アンテナ952からの受信信号はそれぞれの受信機(RCVR)954a〜954rに供給される。各受信機954はそれぞれの信号を調整し(例えば、増幅する、濾波する及びダウンコンバートする)、調整後の信号をディジタル化して複数のサンプルを生成し、さらにそのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを生成する。
RXデータプロセッサ960は、特定の受信機処理技術に基づいて。NR個のNR受信機954からのNR個の受信シンボルストリームを受信して処理し、NT個の「検出された」シンボルストリームを生成する。RXデータプロセッサ960は、各検知されたシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号してデータストリームのためのトラフィックデータを回復することができる。RXデータプロセッサ960による処理は、基地局910でのTX MIMOプロセッサ920およびTXデータプロセッサ914によって実行される処理を補完する。
プロセッサ970は、上述したようにどのプリコーディングマトリックスを利用するかを周期的に決めることができる。さらに、プロセッサ970は、マトリックスインデックス部分とランク値部分とを含む逆方向リンクメッセージを作成することができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する種々のタイプの情報を含むことができる。逆方向リンクメッセージは、データソース936から多数のデータストリームについてのトラフィックデータも受信するTXデータプロセッサ938によって処理され、変調器980によって変調され、送信機954a〜954rによって調整され、さらに基地局910へ返送される。
基地局910では、モバイル機器950からの変調信号がアンテナ924によって受信され、受信機922によって調整され、復調器940によって復調され、さらにRXデータプロセッサ942によって処理されて、モバイル機器950によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。さらに、プロセッサ930は抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミングウェイトの決定に関してどのプリコーディングマトリックスを用いるかを決定することができる。
プロセッサ930および970は、それぞれ基地局910およびモバイル機器950での動作(例えば、制御する、調整する、管理する、など)を指示することができる。プロセッサ930および970は、それぞれプログラムコードおよびデータを記憶するメモリ932および972に関連付けられることができ。プロセッサ930および970は、さらにアップリンクとダウンリンクのそれぞれについて周波数およびインパルス応答推定を得るための計算を実行することもできる。
ここに説明された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組合せにより実装することができることは言うまでもない。ハードウェアで実装する場合、複数の処理ユニットは、特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに説明された機能を実行するために設計された他の電子ユニット、あるいは、これらの任意の組合せのうちの1または複数を用いて実装され得る。
実施形態がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントで実装される場合、それらは記憶コンポーネントのような機械読み取り可能な媒体に記憶され得る。コードセグメントは、プロシジャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、あるいは命令、データ構造、プログラムステートメントの任意の組合せを表す。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリコンテンツを渡したり、受信したりすることにより、他のコードセグメントまたはハードウェア回路に連結されている。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリシェアリング、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を用いて渡され、転送され、送信される。
ソフトウェア実装の場合、ここに説明される技術は、ここに説明される機能を実行するモジュール(例えばプロシジャ、関数など)で実装され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサにより実行される。メモリユニットは、プロセッサ内、または、当該技術において既知の種々の手段を通じてプロセッサと通信可能に接続されている場合には、プロセッサの外部に実装され得る。
図10を参照すると、1または複数の論理チャネルを通して制御データを送信するシステム1000が示される。例えば、システム1000は、少なくとも一部はモバイル機器内に存在することができる。システム1000は、複数の機能ブロックを含むように表されており、当該複数のブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組合せ(例えばファームウェア)により実装される機能を表す。システム1000は、協働で動作する複数の電気コンポーネントの論理グルーピング1002を含む。例えば、論理グルーピング1002は、1または複数の論理制御チャネル1004に制御データを関連付けるための電気コンポーネントを含むことができる。例えば、複数の制御データ値はチャネルを通して送信され、制御データの受信端上のチャネルリソースの管理を可能にすることができる。さらに、論理チャネルグルーピング1002は、1つの物理制御チャネル1006上の1または複数の論理制御チャネルの多重化のための電気コンポーネントを含むことができる。例えば、説明されるように、物理制御データチャネル(例えば、逆方向リンク制御チャネルまたはCDMAチャネル)は、それに関連するウォルシュ空間の分割により1または複数の論理チャネルに分割され得る。ウォルシュ空間の系列は、一つの物理チャネルを通して制御データを同時に送信することを可能にする1または複数の論理チャネルに割り当てられ得る。さらに、論理グルーピング1002は、物理制御チャネル1008を介して制御データを送信するための電気コンポーネントを含むことができる。先に述べたように、この制御データは一例においてモバイル機器と基地局の間で確立され得る逆方向リンクチャネルを通して送信され得る。さらに、システム1000は電気コンポーネント1004、1006および1008に関連付けられた機能を実行するための命令を保持するメモリ1010を含むことができる。メモリ1010の外部に示されているが、電気コンポーネント1004、1006および1008の1または複数は、メモリ1010内に存在することができることは言うまでもない。
図11に変わって、1または複数の論理制御チャネルから制御データを受信し解釈することを容易にするシステム1100が示される。システム1100は、例えば、基地局内に少なくとも一部分が存在することができる。図示されるように、システム1100はプロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組合せ(例えば、ファームウェア)により実装される機能を表す複数の機能ブロックを含む。システム1100は、制御データの受信およびデスクランブルを容易にする電気コンポーネントの論理グルーピング1102を含むことができる。論理グルーピング1102は、物理制御チャネルを1または複数の論理制御チャネル1104に分割するための電気コンポーネントを含むことができる。説明されるように、モバイル機器は論理的に物理制御チャネルを分離することができ、そして基地局は用いられるスキームによって解釈することができる。一例において、モバイル機器はこの情報を基地局へ送信することができる。さらに、論理グルーピング1102は、それに関連するモバイル機器の識別子に従って論理制御チャネルをデスクランブルするための電気コンポーネント1106を含むことができる。説明されるように、チャネル、すなわちその上のデータは、制御データが他のモバイル機器のそれと区別がつくように、モバイル機器の識別子に従ってスクランブルされ得る。これは、例えば、基地局のアクティブセットが複数のパイロットデータ値を受信できる場合には、パイロットデータの場合において生じる。さらに、論理グルーピング1102は、制御チャネル1108内に含まれる制御データの解釈のための電気コンポーネントを含むことができる。このデータは、CQI値、リクエストデータ、PAヘッドルームデータ、PSDデータ、パイロットチャネルデータ、MIMOフィードバックおよび/または同様のものに関連付けられ得る。さらに、システム1100は、電気コンポーネント1104、1106および1108に関連付けられた機能を実行するための命令を保持するメモリ1110を含むことができる。メモリ1110の外部に示されているが、電気コンポーネント1104、1106および1108がメモリ1110内に存在することができることは言うまでもない。
以上説明してきたものは、1または複数の実施形態の例を含んでいる。もちろん、前述した実施形態を説明する目的で、コンポーネントや手順のあり得る全ての組合せを説明することは不可能であるが、当業者は種々の実施形態の多くのさらなる組合せおよび置き換えが可能であることは理解できよう。従って、説明された実施形態は、添付のクレームの趣旨及び範囲内にある、そのような全ての種々の変形を包含することを意図するものである。さらに、“含む(includes)”という用語は、詳細な説明や請求の範囲で用いられる範囲において、“具備する(comprising)”という用語が請求の範囲中で移行語として用いられるときに“具備する”が解釈されるのと同様に包括的であることを意図している。

Claims (50)

  1. 制御チャネルを、利用可能な帯域幅の1または複数の部分にそれぞれ関連する複数の論理制御チャネルに分割することと、
    制御データを関連する論理制御チャネルへマッピングすることと、
    前記論理制御チャネルを通して前記制御データを送信することと、
    を具備する、無線通信制御チャネルを通して通信する方法。
  2. 前記制御データを前記関連する論理制御チャネルにマッピングすることは、前記制御データを送信するための論理制御チャネルに利用可能な1または複数のウォルシュ系列を選択すること、を含み、前記ウォルシュ系列は、前記分割された制御チャネルに利用可能なウォルシュ系列の総数に関連する請求項1の方法。
  3. 前記選択されたウォルシュ系列は、連続しており、かつ異種の論理制御チャネルに対して選択されたウォルシュ系列のセットに隣接する請求項2の方法。
  4. 前記制御データのソースの識別子に従って前記論理制御チャネル上の前記制御データをスクランブルすること、をさらに具備する請求項1の方法。
  5. 1または複数の異種装置によって前記制御チャネルを確立すること、をさらに具備する請求項1の方法。
  6. 1または複数の異種装置の1または複数の識別子に従って、前記論理制御チャネル上の制御データをスクランブルすること、をさらに具備する請求項5の方法。
  7. 前記制御チャネルは、実質的に8OFDMシンボルに及ぶ1.25MHzにわたる1または複数のサブセグメントを含み、前記複数のモバイル機器は、分離サブセグセメントを通して制御チャネルを送信する請求項1の方法。
  8. 前記1または複数のサブセグメントは、利用可能な帯域幅を時間と共にホップして横切り、前記サブセグメントの周期性はコンフィギュラブルである請求項7の方法。
  9. 物理制御チャネルを、前記物理制御チャネルのウォルシュ空間を共有する複数の論理制御チャネルに分割するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を具備する無線通信装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに前記制御データを前記複数の論理制御チャネル内の関連する一つの制御チャネルに割り当て、前記論理制御チャネルを通して前記制御データを送信するように構成される請求項9の無線通信装置。
  11. 前記制御データは、リクエストデータと、制御チャネルまたは受信ビーコン信号の1または複数のメトリックに基づいて測定されるチャネル品質情報(CQI)とを含み、前記CQIおよびリクエストデータは異種の制御チャネルに割り当てられる請求項10の無線通信装置。
  12. 前記ウォルシュ空間は、逐次系列内の論理制御チャネルの間に分割され、所定の論理制御チャネルのために所定の逐次系列は、別の論理制御チャネルのための少なくとも1つの他の逐次系列に隣接する請求項9の無線通信装置、
  13. 前記複数の論理制御チャネルは、コンフィギュラブルな周期性を持つ請求項9記載の無線通信装置。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに1または複数の異種装置による物理制御チャネルを確立するように構成される請求項9の無線通信装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに前記1または複数の異種装置にコンフィギュレーションを送信するように構成され、前記物理制御チャネルは、前記コンフィギュレーション上の少なくとも一部に基づく複数の論理制御チャネルに分割される請求項14の無線通信装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに前記1または複数の異種装置の1または複数の識別子に従って、前記複数の論理制御チャネルの少なくとも1つの論理制御チャネル上の制御データをスクランブルするように構成される請求項14の無線通信装置。
  17. 制御データを1または複数の論理制御チャネルに関連付ける手段と、
    1つの物理制御チャネルを通して前記1または複数の論理制御チャネルを多重化する手段と、
    前記物理制御チャネルを通して前記制御データを送信する手段と、
    を具備する、制御データの通信のための無線通信装置。
  18. 前記無線通信装置の識別子に従って前記1または複数の論理制御チャネルを通して前記制御データをスクランブルする手段をさらに含む請求項17の無線通信装置。
  19. 前記スクランブルは、さらに、前記物理制御チャネルを通して送信された前記制御データを受信する前記異種装置の識別子に基づく請求項18の無線通信装置、
  20. 前記物理制御チャネルは、より大きなチャネルの8OFDMシンボルに及ぶ1.25MHzサブセグメントであり、1または複数の異種の無線通信装置は、前記より大きなチャネルの1または複数のサブセグメント上の制御データを送信する請求項17の無線通信装置。
  21. 前記制御データは、前記物理制御チャネルに関するCQIデータを含む請求項17の無線通信装置。
  22. 前記制御データは、リクエストデータ、電力増幅器(PA)ヘッドルームデータ、および/またはパワースペクトル密度(PSD)データを含む請求項17の無線通信装置。
  23. 少なくとも1つのコンピュータに、制御チャネルを、利用可能な帯域幅の1または複数の部分にそれぞれ関連する複数の論理制御チャネルに分割させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、制御データを関連する論理制御チャネルへマッピングさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記論理制御チャネルを通して制御データを送信させるためのコードと、
    を有するコンピュータ読み取り可能な媒体を具備するコンピュータプログラム製品。
  24. 前記制御データを前記関連する論理制御チャネルにマッピングすることは、前記制御データを送信するための前記論理制御チャネルに利用可能な1または複数のウォルシュ系列を選択すること、を含み、前記ウォルシュ系列は、前記分割された制御チャネルに利用可能なウォルシュ系列の総数に関連する請求項23のコンピュータプログラム製品。
  25. 1または複数の論理制御チャネルに制御データを関連させ、
    1つの物理制御チャネルを通して前記1または複数の論理制御チャネルを多重化し、
    前記物理制御チャネルを通して前記制御データを送信する、
    ように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたメモリと、
    を具備する無線通信装置。
  26. 物理制御チャネルを通して受信された制御データをデスクランブルすることと、
    前記物理制御チャネルに対して論理制御チャネルコンフィギュレーションを決定することと、
    前記論理制御チャネルコンフィギュレーション上の少なくとも一部に基づく1または複数の制御データ値をデマッピングすることと、
    を具備する無線通信ネットワーク内の制御データを解釈する方法。
  27. 前記物理制御チャネルは、より大きなチャネルのサブセグメントであり、前記サブセグメントは、モバイル機器に固有である請求項26の方法。
  28. 前記サブセグメントは、8OFDMシンボルに及ぶ1.25MHzにわたる請求項27の方法。
  29. 前記制御データは、前記モバイル機器の識別子および/または前記物理制御チャネルに関するセクタ識別子に従ってデスクランブルされる請求項27の方法。
  30. 前記制御データは、前記物理制御チャネルの品質に関するチャネル品質情報(CQI)データを含む請求項26の方法。
  31. 前記制御データは、さらに前記CQIデータよりむしろ異種の論理制御チャネル上のリクエストデータを含む請求項30の方法。
  32. 物理制御チャネルをデスクランブルして異種の制御データ値をそれぞれ有する複数の論理制御チャネルに分割するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を具備する無線通信装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、さらにモバイル機器によって前記物理制御チャネルを確立するように構成される請求項32の無線通信装置。
  34. 前記デスクランブルは、前記モバイル機器の識別子の少なくとも一部分に基づく請求項33の無線通信装置。
  35. 前記デスクランブルは、さらに前記無線通信装置に関するセクタ識別子の少なくとも一部分に基づく請求項34の無線通信装置。
  36. 前記制御データ値は、前記物理制御チャネルの品質に関するチャネル品質情報(CQI)データ値を含む請求項32の無線通信装置。
  37. 前記制御データ値は、さらにCQIデータよりむしろ異種の論理制御チャネル上のリクエストデータを含む請求項36の無線通信装置。
  38. 前記物理制御チャネルは、より大きなチャネルの異種サブセグメントが1または複数のモバイル機器に固有の場合には、前記より大きなチャネルのサブセグメントであり、前記サブセグメントは、時間と共に前記より大きなチャネルを通してホップする請求項32の無線通信装置。
  39. 物理制御チャネルを1または複数の論理制御チャネルに分割する手段と、
    モバイル機器の識別子に従ってそれに関連する論理制御チャネルをデスクランブルする手段と、
    前記制御チャネル内に含まれる制御データを解釈する手段と、
    を具備する、1または複数のモバイル機器からの制御データを解釈するための無線通信装置。
  40. 前記モバイル機器によって前記物理制御チャネルを確立する手段をさらに含む請求項39の無線通信装置。
  41. 前記物理制御チャネルを1または複数の論理制御チャネルに分割することに関するコンフィギュレーションを前記モバイル機器から受信する手段をさらに具備する請求項39の無線通信装置。
  42. 前記デスクランブルすることは、さらに前記無線通信装置の識別子に関係する請求項39の無線通信装置。
  43. 前記識別子は、前記無線通信装置のセクタのセクタ識別子である請求項42の無線通信装置。
  44. 前記制御データは、チャネル品質情報(CQI)データに対応する第1の制御データ値を含む請求項39の無線通信装置。
  45. 前記制御データは、さらにリクエストデータ、電力増幅器(PA)ヘッドルームデータおよび/またはパワースペクトル密度(PSD)データに対応する第2の制御データ値を含む請求項44の無線通信装置。
  46. 前記第1および第2の制御データ値は、異種の論理制御チャネルを通して送信される請求項45の無線通信装置。
  47. 少なくとも1つのコンピュータに、物理制御チャネルを通して受信された制御データをデスクランブルさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記物理制御チャネルのための論理制御チャネルコンフィギュレーションを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記論理制御チャネルコンフィギュレーションの少なくとも一部分に基づく1または複数の制御データ値のデマッピングを行わせるためのコードと、
    を有するコンピュータ読み取り可能な媒体を具備するコンピュータプログラム製品。
  48. 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、前記少なくとも1つのコンピュータに、関係するモバイル機器の識別子に従って前記論理制御チャネルコンフィギュレーションの1または複数の論理制御チャネルをデスクランブルさせるためのコードをさらに含む請求項47のコンピュータプログラム製品。
  49. 前記1または複数の制御データ値は、前記物理制御チャネルの品質に関するチャネル品質情報(CQI)データを含む請求項47のコンピュータプログラム製品。
  50. 物理制御チャネルを1または複数の論理制御チャネルに分割し、モバイル機器の識別子に従ってそれに関係する前記論理制御チャネルをデスクランブルし、前記制御チャネル内に含まれる制御データを解釈するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたメモリと、
    を具備する無線通信装置。
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