JP2010506545A - ユーザプレーンロケーション用のロケーションサーバへの端末の登録 - Google Patents

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Abstract

端末のためのネットワーク起動のロケーションサービスをサポートする技法が記載される。ロケーションサーバは一定の動作シナリオ中では通常の方法で端末に達することができないことがあり得る。端末が通常の方法でロケーションサーバによって到達可能ではないかもしれないことを端末が判定する場合、端末はロケーションサーバへの登録を行ない得る。登録について、端末は、自身をロケーションサーバに識別させ、端末とロケーションサーバとの相互認証を開始させ、端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスをロケーションサーバに供給し得る。端末は、IPアドレスが変化する場合は常に、及び/又は、タイマが終了する場合は常に周期的に、ロケーションサーバへの登録を行ない得る。端末はタイマをロケーションサーバから受信された値に設定してもよい。ロケーションサーバは、ネットワーク起動のロケーションサービスのために端末にメッセージを送信するためにIPアドレスを使用してもよい。

Description

優先権の主張
本出願は、2006年10月10日に出願され、「IP Address Registration for User Plane Location(ユーザプレーンロケーションのためのIPアドレス登録)」と題された、米国仮特許出願第60/828,902号、及び、2006年11月6日に出願され、「SUPL 2_0 SET Registration with H-SLP(H−SLPへのSUPL 2_0 SET登録)」と題された、米国仮特許出願第60/864,448号への優先権を主張し、双方が本願の譲受人に譲渡され、また参照によって本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に通信に関し、特に端末用のロケーションサービス(LCS)をサポートするための技法に関する。
端末、例えば携帯電話の位置を知ることが望ましいことはよくあり、また時には必要である。「ロケーション」及び「位置」という用語は同意語であり、本明細書においては互換的に使用される。例えば、LCSクライアントは、端末のロケーションを知ることを望むことがあり、当該端末のロケーション情報を要求するために、ロケーションサーバと通信することがある。ロケーションサーバは、次いで、ロケーションセッションを開始するために端末にメッセージを送信する。このメッセージは、端末に利用可能なルーティング情報に基づいて端末に適切に伝えられ得る。ロケーションサーバ及び端末は、次いで、必要に応じてメッセージを交換して、端末のロケーション情報を取得し得る。ロケーションサーバは、次いで、要求されたロケーション情報をLCSクライアントに返し得る。
上記に記載されるようなネットワーク起動のロケーションサービスの場合、ロケーションサーバあるいは何らかの他のネットワークエンティティは、端末に最初のメッセージを送信するために、端末についてのルーティング情報を必要とし得る。一定の動作シナリオでは、端末についてのルーティング情報は、下記に記載されるような種々の理由に起因して、利用可能ではないことがある。それでもなお、そのようなシナリオにおいてさえ、ネットワーク起動のロケーションサービスをサポートすることは望ましいことがある。
端末についてのネットワーク起動のロケーションサービスをサポートするための技法が本明細書に記載される。ロケーションサーバは、種々のメッセージングメカニズムに基づいて端末に達することができ得る。しかしながら、各メカニズムは、ルーティング情報が端末に利用可能であるように、指定されたネットワークエンティティに端末が登録を行なうことを要求し得る。ロケーションサーバは、下記に記載されるように、一定の動作シナリオにおけるこれらのメッセージングメカニズムのうちのいずれに基づいた正常な方法でも端末に達することができないことがある。
ある面において、ロケーションサーバが正常な方法で端末に達することができないかもしれないと端末が判定する場合、端末はロケーションサーバに登録を行ない得る。例えば、端末は、それが端末のホームネットワークに関連付けられていないアクセスネットワークを介してインターネットプロトコル(IP)接続を取得する場合、登録を行なうことを決定してもよい。登録については、端末はロケーションサーバにそれ自体を識別し、端末とロケーションサーバの相互の認証を開始し(instigate)、端末のIPアドレスをロケーションサーバに供給してもよい。IPアドレスが変化する場合は常に及び/又はタイマが終了する場合は周期的に、端末は、ロケーションサーバへの登録を行ない得る。端末は、ロケーションサーバから受け取ったタイマ値に基づいてタイマを設定してもよい。ロケーションサーバは、IPアドレスを使用して、ネットワーク起動のロケーションサービスのために端末にメッセージを送信してもよい。
本開示の種々の面及び特徴は、より詳細に以下に記載される。
図1A及び図2Bは、2つのネットワーク配置例を示す。 図1A及び図2Bは、2つのネットワーク配置例を示す。 図2は、端末とロケーションサーバとの間の通信を示す。 図3は、ネットワーク起動のロケーションサービスのメッセージフローを示す。 図4は、ロケーションサーバへの登録のメッセージフローを示す。 図5は、ネットワークアドレス変換(NAT)を用いたロケーションサーバと端末との間の通信を示す。 図6は、登録のために端末によって行なわれる処理を示す。 図7は、登録のためにロケーションサーバによって行なわれる処理を示す。 図8は、端末、アクセスネットワーク、及びロケーションサーバのブロック図を示す。
詳細な説明
本明細書に記載される技法は、無線ネットワークだけでなく有線のネットワークと通信する端末にも使用され得る。「ネットワーク」及び「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。例えば、該技法は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられた組織によって定義された無線ネットワーク、及び「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられた組織によって定義された無線ネットワークに使用されてもよい。
該技法はまた、オープンモバイル連合(Open Mobile Alliance)(OMA)からのセキュアユーザプレーンロケーション(Secure User Plane Location)(SUPL)、符号分割多元接続(CDMA)開発グループ(CDG)からのV1及びV2ユーザプレーン、3GPP2からのX.S0024ユーザプレーン等といった、種々のユーザプレーンロケーションアーキテクチャに使用されてもよい。SUPLは3GPP、3GPP2及びWLANネットワークに適用可能である。X.S0024、V1及びV2は3GPP2ネットワークに適用可能である。ユーザプレーンは、より上位の層のアプリケーションのためのメッセージ/シグナリングを伝え、ユーザプレーンベアラを使用するメカニズムであるが、これは概してユーザ・データグラム・プロトコル(UDP)、転送制御プロトコル(TCP)、及びIPといったプロトコルで実施され、これらの全ては当技術分野で公知である。ロケーションサービス及び測位をサポートするメッセージ/シグナリングは、ユーザプレーンアーキテクチャのデータの一部(ネットワークの観点から)として伝えられてもよい。
明確にするために、該技法の一定の面は、SUPLについて下記に記載される。SUPLバージョン1.0(SUPL 1.0)は、2007年6月15日の、「Secure User Plane Location Architecture(セキュアユーザプレーンロケーションアーキテクチャ)」と題された、OMA−AD−SUPL−V1、及び2007年6月15日の、「UserPlane Location Protocol(ユーザプレーンロケーションプロトコル)」と題された、OMA−TS−ULP−V1に記載されている。SUPLバージョン2.0(SUPL 2.0)は、2007年8月31日の、「Secure User Plane Location Architecture(セキュアユーザプレーンロケーションアーキテクチャ)」と題された、OMA−AD−SUPL−V2、及び2007年9月27日の、「UserPlane Location Protocol(ユーザプレーンロケーションプロトコル)」と題された、OMA−TS−ULP−V2に記載されている。これらのSUPL文献は、OMAから公に入手可能である。
図1Aは、ネットワーク配置例100を示す。端末110はアクセスネットワーク120と通信して、通信サービスを取得し得る。端末110は固定されていてもよいし、移動可能であってもよく、また、ユーザ機器(UE)、移動局、アクセス端末、加入者ユニット、局等と称されてもよい。端末110は、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線装置、ハンドヘルド装置、無線モデム、ラップトップ型コンピュータ、遠隔測定装置、追跡装置等であってもよい。端末110は、アクセスネットワーク120中の1つ又は複数の基地局及び/又は1つ又は複数のアクセスポイントと通信し得る。端末110はまた、衛星測位システム(SPS)中の1つ又は複数の衛星180から信号を受信し得るが、これは、アメリカ全地球測位システム(GPS)、ヨーロッパのガリレオ・システム、ロシアのGLONASSシステム等であってもよい。端末110は、アクセスネットワーク120中の基地局からの信号を測定し、当該基地局のタイミング測定値を取得し得る。端末110はまた、衛星180からの信号を測定し、当該衛星の擬似距離測定値(pseudo-range measurements)を取得し得る。擬似距離及び/又はタイミング測定値は、端末110の位置推定を導くために使用されてもよい。位置推定はまた、ロケーション推定、位置決定(position fix)等と称されてもよい。
アクセスネットワーク120は、そのカバレッジ内に位置する端末の通信をサポートする。アクセスネットワーク120は、無線ネットワークであってもよく、また、無線ネットワーク、無線アクセスネットワーク等と称されてもよい。アクセスネットワーク120は、3GPPアクセスネットワーク、3GPP2アクセスネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)等であってもよい。3GPPアクセスネットワークは、GSM(Global System for Mobile Communications)ネットワーク、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)を利用するUTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)、例えば、広帯域CDMA(W−CDMA)、長期エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)無線アクセスを利用する発展型UTRAN(Evolved UTRAN)(E−UTRAN)等であってもよい。3GPP2アクセスネットワークは、cdma2000、CDMA2000 1xEV−DOネットワーク等を利用するCDMA2000 1Xネットワークであってもよい。WLANは、IEEE 802.11標準の一群のいずれか、Hiperlan等といった無線技術を実施してもよい。アクセスネットワーク120はまた、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)、IEEE 802.16(WiMax)等といった、他の無線技術をサポートする無線ネットワークであってもよい。UTRA、E−UTRA及びGSMは3GPPからの文献に記載されている。cdma2000とUMBは、3GPP2からの文献に記載されている。3GPPと3GPP2の文献は公に入手可能である。アクセスネットワーク120はまた、ローカルエリアネットワーク(LAN)、デジタル加入者線(DSL)ネットワーク、パケット・ケーブル・ネットワーク、電話網等といった有線のネットワークであってもよい。
アクセスされた(visited)ネットワーク130は、端末110に現在サービス中のネットワークであり、また、移動先の公衆移動通信網(V−PLMN)とも称され得る。アクセスされたネットワーク130は、データ及び/又は音声接続、ロケーションサービス、及び/又は、他の機能性及びサービスを供給する、種々のネットワークエンティティを備え得る。3GPPについては、アクセスされたネットワーク130は、サービングGPRSサポート・ノード(SGSN)132及びWLANアクセス・ゲートウェイ(WAG)134を備え得る。SGSN132は、汎用パケット無線サービス(GPRS)コアネットワークの一部であり、3GPPアクセスネットワークと通信する端末にパケット交換サービスを供給する。WAG134は、3GPPと相互に作用するWLAN(3GPP Interworking WLAN)(I−WLAN)コアネットワークの一部であり、WLANアクセスネットワークと通信する端末にパケット交換サービスを供給する。アクセスされたネットワーク130は、他の3GPPネットワークエンティティ、例えば、ロケーションサービス及び測位をサポートするネットワークエンティティを備え得るが、これは簡単のため図1Aには示されていない。3GPP2については、アクセスされたネットワーク130は、3GPPのためのものと同様の機能を行なうネットワークエンティティを備え得るが、他の名前によって称されてもよい。3GPPと3GPP2は、一般に、異なるネットワークエンティティを使用し、また、明瞭にするために、以下の記載の大部分は3GPPベースのネットワークを対象とする。
ホームネットワーク140は、端末110が加入しているネットワークであり、ホームPLMN(H−PLMN)と称されてもよい。ホームネットワーク140は、データ及び/又は音声接続、ロケーションサービス、及び/又は、他の機能性及びサービスを供給する、種々のエンティティを備えていてもよい。3GPPの場合、ホームネットワーク140は、ゲートウェイGPRSサポート・ノード(GGSN)142、パケット・データ・ゲートウェイ(PDG)144、ショート・メッセージ・サービス・センタ/メッセージ・センタ(SMSC/MC)146、ホーム・ロケーション・レジスタ/ホーム加入者サーバ(HLR/HSS)148、ホームSUPLロケーション・プラットフォーム(H−SLP)150、及び認証、許可、及び課金(AAA)サーバ152を備え得る。GGSN142は、パケット交換サービスをサポートするためにフィルタリング及びルーティングといった機能を行なう。PDG144は、3GPPとWLANとの間の相互作用をサポートし、また、トラヒック保全、IPアドレス割り当て等といった機能を行なう。SMSC/MC146は、ショートメッセージサービス(SMS)をサポートし、端末にSMSメッセージを配信する。HLR/HSS148は、ネットワーク140がホームネットワークである端末用の加入関連の情報を格納する。HLR/HSS148はまた、登録情報を格納し、また、例えば、アクセスされたネットワーク130中のネットワークエンティティによって要求されたときはいつでも、ホームネットワーク140中の端末にはSMSを、ネットワーク起動の呼にはルーティング情報を供給する。H−SLP150は、ホームネットワーク140中の端末のSUPLをサポートする。AAAサーバ152は、サービス対象の端末を認可し、課金及び請求書作成機能を行なう。ホームネットワーク140は、簡単にするために図1Aに示されない、他の3GPPネットワークエンティティを備えていてもよい。
アクセスネットワーク120(例えば、WLAN)は、ルータ122とパケットを交換し得るが、これはインターネット124に結合され得る。H−SLP150は、インターネット124を介して他のエンティティと、例えば、インターネット124、ルータ122、及びアクセスネットワーク120を介して端末110と、通信し得る。
図1Bは、別のネットワーク配置例102を示す。配置102では、H−SLP150は、端末110のためのホームネットワーク・オペレータではないかもしれないロケーションサービスプロバイダ108によって操作され得る。端末110は、ホームネットワークを有してもよいし、有しなくてもよい。GGSN142、PDG144及びH−SLP150は、インターネット124に結合され得る。端末110は、アクセスされたネットワーク130及びホームネットワーク140を介して、例えば、アクセスネットワーク120、SGSN132、GGSN142、及びインターネット124を介して、H−SLP150と通信してもよい。端末110はまた、アクセスネットワーク120、ルータ122、及びインターネット124を介してH−SLP150と通信し得る。
図1A及び図1Bは、端末110とH−SLP150との間の通信をサポートする2つのネットワーク配置例を示す。端末110はまた、ネットワーク及び/又はネットワークエンティティの他の組み合わせに関する他のネットワーク配置におけるH−SLP150と通信してもよい。
図2は、端末110とH−SLP150との間の通信を示す。端末110は、ロケーションサービス及び測位のためにSUPLをサポートし、またSUPLの中でSUPL有効な端末(SUPL enabled terminal)(SET)と称される。端末110は、端末内に存在するSUPLエージェント210を有し得る。SUPLエージェントは、ネットワークリソースにアクセスして、ロケーション情報を取得するサービスアクセスポイントである。SUPLエージェントは、モバイルロケーションサービス(MLS)アプリケーションを含み得るが、これはSUPLエージェントとH−SLPとの間の通信に使用されるプロトコルを備え得る。H−SLP150は、ホームネットワーク140及びアクセスされたネットワーク130中の端末へのロケーションサービスをサポートするSUPLロケーション・センタ(SUPL Location Center)(SLC)220と、これらの端末の測位をサポートするSUPL測位センタ(SUPL Positioning Center)(SPC)222とを備え得る。SUPLエージェント160は、H−SLP150と通信して、端末110のロケーション情報を取得し得る。
SUPLは、SET起動のサービス(SET-initiated services)及びネットワーク起動のサービス(network-initiated services)をサポートする。SET起動のサービスは、SUPLエージェントがSET内に存在した状態で、SETに由来するサービスである。ネットワーク起動のサービスは、SUPLエージェントがネットワーク中に存在した状態で、SUPLネットワークの内部に由来するサービスである。
SUPLは、H−SLP150から端末110への一方向の通信をサポートするが、これはH−SLP150によって使用されて、SUPL INITメッセージを端末110に送信して、ネットワーク起動のロケーションセッションを開始してもよい。H−SLP150は、UDP/IP、無線アプリケーションプロトコル(WAP)プッシュ、SMS、及びセッション開始プロトコル(SIP)プッシュを含む、種々のメカニズムを使用して、SUPL INITメッセージを送信してもよい。UDP/IPの場合、H−SLP150は、TCP/IPについて下記に記載されるように、種々のネットワークエンティティを介して端末110へSUPL INITメッセージを送信してもよい。WAPプッシュの場合、H−SLP150は、SMSC/SC146に結合されるWAP PPG又はWAPプッシュ・プロキシ・ゲートウェイ(PPG)を介して端末110へSUPL INITメッセージを送信してもよい。SMSの場合、H−SLP150は、SMSC/SC146、SGSN132、及びアクセスネットワーク120を介して端末110へSUPL INITメッセージを送信してもよい。SIPプッシュの場合、H−SLP150は、SIP/IPコアを介して端末110へSUPL INITメッセージを送信してもよい。
SUPLはまた、TCP/IPを使用してH−SLP150と端末110との間の双方向通信をサポートする。双方向通信は、端末110とH−SLP150との間で、登録、ロケーションサービス、測位等のために、SUPLメッセージを交換するために使用されてもよい。3GPP GPRSについては、SUPLメッセージは、端末110とH−SLP150との間でTCP/IPを使用してGGSN142、SGSN132、及びアクセスネットワーク120を介して交換され得るが、これはGSMネットワーク、GERAN、UTRAN等であってもよい。3GPP I−WLANの場合、SUPLメッセージは、端末110とH−SLP150との間のTCP/IPを使用して、PDG144、WAG134、及びアクセスネットワーク120を介して交換され得るが、これはWLANであってもよい。SUPLメッセージはまた、端末110とH−SLP150との間で、インターネット124、ルータ122、及びアクセスネットワーク120を介して交換され得るが、これはWLAN、LAN、DSLネットワーク、パケット・ケーブル・ネットワーク等であってもよい。端末110とH−SLP150との間の一方向通信及び双方向通信は、前述のOMA−AD−SUPL−V2文献に詳細に記載されている。
SET起動のサービスの場合、端末110は、H−SLP150にSUPL STARTメッセージを送信して、ロケーションセッションを開始してもよい。端末110には、H−SLP150のIPアドレスが供給されてもよく、また、この供給されたIPアドレスを使用してH−SLPにSUPL STARTメッセージを送信してもよい。一般に、IPアドレスは、32ビットのIPバージョン4(IPv4)アドレス、又は128ビットのIPバージョン6(IPv6)アドレスであり得る。あるいは、端末110に、H−SLP150の完全修飾ドメインネーム(fully qualified domain name)(FQDN)が供給されてもよく、また、H−SLPのIPアドレスを取得するためにドメインネームシステム(DNS)を使用してもよい。端末110は、次いで、フェッチされたIPアドレスを使用して、H−SLP150にSUPL STARTメッセージを送信し得る。
ネットワーク起動のサービスの場合、H−SLP150は、端末110へSUPL INITメッセージを送信して、図2に示される一方向の通信メカニズムのうちのいずれかを使用して、ロケーションセッションを開始してもよい。端末110のIPアドレスがH−SLPに知られている場合、又は、H−SLP、例えばHLR/HSS148、GGSN142、若しくはAAAサーバ152から取得することができる場合、H−SLP150は、UDP/IPを使用し得る。H−SLP150は、次いで、端末のIPアドレスを使用して、端末110へSUPL INITメッセージを送信し得る。端末110がホームネットワーク140へのSIP登録を行なっており、端末110のためのルーティング情報が、例えばHLR/HSS148から利用可能な場合、H−SLP150は、SIPプッシュを使用し得る。端末110がホームネットワーク140にワイヤレス・アクセス登録(例えば、GSM、UMTS、若しくはCDMA登録)を行なっており、端末110のためのルーティング情報が、例えば、HLR/HSS148から利用可能な場合、H−SLP150は、SMS又はWAPプッシュを使用し得る。
正常なSUPLの場合、H−SLP150は、端末のIPアドレスを知らずに、SMS、WAPプッシュ、若しくはSIPプッシュを使用して、端末110へSUPL INITメッセージを送信し得る。端末がH−SLPへの安全なIP接続を確立した後、H−SLP 150は、端末110のIPアドレスを後で受信してもよい。しかしながら、上述したように、H−SLP150は、端末110がワイヤレス・アクセス登録を行なっている場合のみ、SMS又はWAPプッシュを使用してもよく、端末110がSIP登録を行なっている場合のみ、SIPプッシュを使用してもよい。H−SLP150は、UDP/IPを使用して、端末110へSUPL INITメッセージを送信してもよいが、例えば、HLR/HSS148及び/又はGGSN142、AAAサーバ152(WLANアクセス用)、等といった他のネットワークエンティティに問い合わせることによって、端末110のIPアドレスを最初に取得する必要があるだろう。3GPPベースのネットワーク又は3GPP2ベースのネットワークを介したIPアクセスの場合、端末110のIPアドレスは、HLR/HSS148から、又はダイナミックDNS(DDNS)サーバを介して入手可能であり得る。しかしながら、DDNSが通常DDNSサポートを供給するネットワークエンティティによってサポートされない場合、端末110のIPアドレスはH−SLP 150によって実際には入手可能ではないことがあり得る。
いくつかのシナリオにおいて、端末110は、例えば、WLAN、LAN、DSL等を介して通信アクセスを有し得るが、H−SLP150は、UDP/IP、WAPプッシュ、SMS、あるいはSIPプッシュの使用によって、端末110とのロケーションセッションを開始することができないことがあり得る。これは、H−SLP150が端末110のIPアドレスを判定することができない場合、及び、端末110が、WAPプッシュ、SMS、若しくはSIPプッシュを用いた相互作用を(完全にあるいは正確に)サポートしない、又は、これらの転送を可能にするために必要とされる上記に記載された登録のタイプをサポートしないネットワークにアクセスしている場合、生じ得る。そのようなシナリオでは、H−SLP150を介してSUPLエージェント160によって開始されたロケーション要求は失敗するだろう。
上記に記載されたシナリオは、パケットモードのIPベースのサービスにアクセスするときに、ホームネットワーク140のHLR/HSS148に端末/SET110が登録されていないか、完全には登録されていない場合、生じ得る。端末110は、下記のユーザの場合又は状況のうちのいずれかの場合、登録されないか、完全には登録されないことがあり得る。
(a)端末110のユーザは、1つを超えるインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)及び/又はVoIPプロバイダに対して一時的な又は永続的な加入をしており、そのホームオペレータでもホームオペレータのローミング・パートナーでもないプロバイダからサービスを受ける。例えば、ユーザは、ホテル若しくは空港のWLAN、有線ベースのVoIPプロバイダ、又は会社に提供されるLAN/VoIP機能を使用していることがある。
(b)ユーザは、ホームネットワーク140との関連を有するWLANにアクセスするが、ホームネットワーク140がAAAのサポートを供給するが、端末110のIPアドレスを供給又は受信しない、WLANダイレクトIPアクセスモードを使用することを選択する。
(c)端末110は、別の端末装置経由でTCP/IPアクセスを受信する。例えば、端末/SET110は、IP対応の(IP-enabled)携帯電話を介してTCP/IPアクセスを取得するラップトップ型コンピュータに存在し得る。
(d)端末110は、仮想プライベートネットワーク(VPN)を介して、例えば、企業LANへのVPNトンネルを介して、TCP/IPアクセスを受信する。
上記に記載されたユーザの場合について、WAPプッシュ及びSMSは機能しないだろうし、また、UDP/IPは、例えば、もし偶然あれば、以前のSET起動のロケーションセッションから、H−SLP150が端末110のIPアドレスを既に有する場合のみ機能するだろう。更に、図1Bに示された配置の場合、UDP/IP、SMS、WAPプッシュ、又は図2に示されたSIPプッシュを使用したH−SLP150から端末110への一方向の通信は可能でないかもしれない。というのは、H−SLP150は、ホームネットワーク140の一部ではなく、端末110のIPアドレスを有することもほとんど有り得ないからである。
ある面において、端末/SET110は、上記に記載されたユーザの場合及びあるいは他のユーザの場合のためにネットワーク起動のロケーションサービスをサポートするために、H−SLP150に自身の現在のIPアドレスを登録してもよい。端末110は、端末110がホームネットワーク140に通常の相互作用(inter-working)を提供しないアクセスネットワークと通信する場合はいつでも、H−SLP150に登録を行ない得る。この状況を検出すると、端末110は、H−SLP150に登録を行ない、自身のIPアドレスをH−SLPへ供給し得るが、これはこのIPアドレスを使用して、ネットワーク起動のサービスのために端末110へメッセージを送信してもよい。
端末110は、図1Bに示される配置のための(例えば、WLAN、W−CDMA、LAN、DSL等を介した)如何なる種類のアクセスについてもH−SLP150に登録を行ない得る。H−SLP150がホームネットワーク140の一部である正常な場合については、図1Aに示されるように、H−SLP150への登録の必要はそれほど一般的ではないかもしれない。しかしながら、図1Bに示される場合については、H−SLP150への登録は常に必要とされ得る。H−SLP150への登録は、ホームネットワーク・オペレータとは異なるロケーションサービスプロバイダ108によるSUPLサポートを可能にする。端末110は、連続的な周期的なベースで、あるいは、H−SLP等によって指示されるように(例えば、H−SLPは、いつ又はどれくらい頻繁に登録を行なうかの情報を送信してもよい)、H−SLP150への登録を開始するようにトリガされ得る。
図3は、H−SLPへの登録を用いるネットワーク起動のロケーションサービスのメッセージフロー300の設計を示す。端末110は、それがUDP/IP、WAPプッシュ、SMS、あるいはH−SLP150を介した正常な方法で到達可能でないかもしれないこと、及び、H−SLPへの登録が望まれるか、必要であることを最初に検出し得る(ステップA)。例えば、端末110は、端末110がそのホームネットワークもそのホームネットワークのローミング・パートナーも使用せずに、IP接続を獲得する場合、H−SLP150への登録を行なうことを決定し得る。端末110は、次いで、下記に記載されるように、H−SLP150への登録を行なってもよいし、自身のIPアドレスをH−SLPへ供給してもよい(ステップB)。
その後、SUPLエージェント160は、端末110のロケーション情報を望むかもしれず、また、モバイルロケーションプロトコル(MLP)標準ロケーション即時要求(SLIR)メッセージをH−SLP150に送信し得る(ステップC)。H−SLP150は、要求されたロケーションサービスについてSUPLエージェント160を認証し、許可し得る。H−SLP150は、次いで、端末110のルーティング情報を取得し得るが、これは目標のSETである(ステップD)。端末110は、自身のIPアドレスをH−SLP150に登録しているので、ルーティング情報は端末のIPアドレスを含み得る。
H−SLP150は、次いで、端末のIPアドレスを使用して、SUPL INITメッセージを送信することにより、端末110とのロケーションセッションを開始し得る(ステップE)。WAPプッシュ、SMS及びSIPプッシュは、この場合、SUPL INITメッセージを送信するのには利用可能ではないことがある。H−SLP150は、UDP/IPを使用して、SUPL INITメッセージ(それは端末110のIPアドレスを有するので)を送信することができてもよいし、又は、ステップBのH−SLP登録に使用されたTCP/IP接続が、まだ使用されていない(open)(即ち、閉じられなかった)場合、TCP/IPを使用することができてもよい。SUPL INITメッセージは、ロケーションセッションを識別するために使用されるセッションid、意図された位置決め方法、所望の位置決め品質(QoP)等を含み得る。SUPL INITメッセージを受信すると、端末110はデータ接続セットアップ手順を行ない、端末がまだ接続されていない場合、自身をパケットデータネットワークに接続し(attach)てもよい(ステップF)。端末110は、次いで、安全なTCP/IP接続がまだオープンでない(例えば、ステップEでSUPL INITメッセージを送信するために使用されなかった)場合、H−SLP150への安全なTCP/IP接続を確立し得る(これもステップF)。端末110は、次いで、SUPL POS INITメッセージを送信して、H−SLP150との位置決めセッションを開始し得る(ステップG)。SUPL POS INITメッセージは、セッションid、SET能力(例えば、サポートされた位置決め方法及びプロトコル)、支援データへの要求等を含んでもよい。
端末110及びH−SLP150は、次いで、SUPL位置決めセッションのためにメッセージを交換し得る(ステップH)。SET支援型の(SET-assisted)位置決めの場合、H−SLP150は、端末から受信された位置決め測定値に基づいて端末110の位置推定(position estimate)を計算してもよい。SETベースの位置決めの場合、端末110は、H−SLP150から得られた支援に基づいて位置推定を計算してもよい。いずれにしても、位置計算を終了するとき、H−SLP150は、SUPL ENDメッセージを送信して、更なる位置決め手順は開始されないだろうこと、及び、ロケーションセッションは終了されることを端末110に通知し得る(ステップI)。端末110は、次いで、H−SLP150への安全なTCP/IP接続をリリースしてもよく、また、ロケーションセッションに関連するリソースをリリースしてもよい。H−SLP150は、SUPLエージェント160へMLP標準のロケーション即時応答(Standard Location Immediate Answer)(SLIA)メッセージ中の要求されたロケーション情報を送信してもよく、また、ロケーションセッションと関連するリソースをリリースしてもよい。
図3は、H−SLP登録を用いるネットワーク起動のロケーションサービスの1つのケースのメッセージフロー例を示す。H−SLP登録はまた、ネットワーク起動のロケーションサービスの他のケースの他のメッセージフローをサポートするために使用されてもよいが、これはローミング及び非ローミング、プロキシモード及び非プロキシモード、トリガされたサービス及びトリガされなかったサービス等をカバーし得る。SUPLエージェント160は、ローミングシナリオ及び非ローミングシナリオの場合、H−SLP150と直接通信してもよいし、あるいは、要求するSLP(Requesting SLP)(R−SLP)を介してH−SLP150と間接的に通信してもよい。SPC222は、非プロキシモードにある端末110と直接通信してもよいし、プロキシモードにあるSLC220を介して端末110と間接的に通信してもよい。H−SLP150は、端末110のロケーション情報を、SUPLエージェント160に、トリガされていないサービスのために一度、また、トリガされたサービスのタイマートリガ若しくはイベントトリガーに基づいて、あるいは二度以上供給してもよい。一般に、H−SLP150への登録は、前述のOMA−TS−ULP−V1及びOMA−TS−ULP−V2文献に記載される種々のネットワーク起動のメッセージフローのそれぞれについて行なわれてもよい。
図4は、H−SLP150への登録のためのメッセージフロー400の設計を示すが、これは図3のステップBで使用されてもよい。端末110は、自身のホームネットワークではないアクセスネットワーク、又は自身のホームネットワークのローミング・パートナーを介してIP接続を取得し得る。端末110は、次いで、H−SLP150への登録を開始することを決定し得る(ステップA)。
H−SLP登録の場合、端末110は、H−SLPのIPアドレスを使用して、H−SLP150への安全なTCP/IP接続を確立し得るが、これはホームネットワーク140によって端末110に供給されてもよいし、又は他の方法で端末によって取得されてもよい(ステップB)。安全なIP接続は、種々の方法で下記に記載されるように確立されてもよい。端末110は、次いで、SUPL REGISTRATIONメッセージを送信して、自身のIPアドレスをH−SLP150に登録し得る(ステップC)。SUPL REGISTRATIONメッセージは、現在のセッションを識別するセッションid、端末110のIPアドレス等を含み得る。モバイルIPの場合、端末110のIPアドレスは、ホームネットワーク140内のホームエージェント(HA)によって割り当てられた遠隔IPアドレスであってもよい。H−SLP150は、繰り返しタイマ(RT)値を含むSUPL REGISTRATION ACKメッセージを端末110に返してもよい(ステップD)。
端末110は、繰り返しタイマに基づいてH−SLP150への登録を周期的に行ない得る。例えば、端末110は、SUPL REGISTRATION ACKメッセージから得られた繰り返しタイマ値に繰り返しタイマを設定してもよいし、また、繰り返しタイマが終了するとき、又は端末110のIPアドレスが変化する度に、H−SLP150への登録を行なってもよい。各H−SLP登録について、端末110は、この接続がリリースされたか、又は以前の安全なIP接続を保持し且つ再使用し得る場合、H−SLP150への安全なIP接続を確立し得る。端末110は、次いで、端末の現在のIPアドレスを備えたSUPL REGISTRATIONメッセージをH−SLP150に送信する(ステップE)。H−SLP150は、同じか異なる繰り返しタイマ値を備えたSUPL REGISTRATION ACKメッセージを端末110に返し得る(ステップF)。端末110は、端末がホームネットワーク140あるいはホームネットワークのローミング・パートナーからIP接続を取得する場合、H−SLP150への登録をスキップ若しくはキャンセルしてもよい(ステップE及びF)。
一般に、端末110は、H−SLP150への登録を丁度一回(例えば、ホームネットワークに関連付けられていないアクセスネットワークを介してIP接続を取得するときに)、又は複数回(例えば、繰り返しタイマが終了する度に、若しくは端末のIPアドレスが変化する度に)行い得る。繰り返しタイマ値は、SUPL REGISTRATION ACKメッセージ中で送信されてもよいし、送信されなくてもよい。送信される場合、繰り返しタイマ値は、端末110のIPアドレスの期待耐用年数(expected life)及び/又は他の要因に基づいて選択され得る。繰り返しタイマ値はまた、最小値及び最大値の範囲内にあるように制約されてもよい。図4のステップD及びEの間で、H−SLP150及び/又は端末110は、ステップBで確立された安全なIP接続のリリースを開始してもよいし、あるいは開始しなくてもよい。
H−SLP150はまた、SUPL REGISTRATION ACKメッセージ中で他の情報を供給して、端末110がいつ登録を再び行なうか決定するのを支援し得る。例えば、H−SLP150は、新たなIPアドレスが端末110に割り当てられる場合、SUPL REGISTRATIONメッセージを送信するように端末110に指示するSUPL REGISTRATION ACKメッセージにフラグを含んでもよい。H−SLP150は、新たなIPアドレスが端末110に割り当てられる場合、SUPL REGISTRATIONメッセージを送信しないように端末110に指示するSUPL REGISTRATION ACKメッセージに異なるフラグ(例えば、フラグ無し)を含んでもよい。SUPL REGISTRATION ACKメッセージ中のそのような付加的な情報は、H−SLP150によって使用されて、それが端末110の現在のIPアドレスを有することを保証してもよいし、また、ネットワーク過負荷状況を回避するために、SUPL REGISTRATIONメッセージの周波数を制限してもよい。
図4は、H−SLP150への登録のためのSUPL REGISTRATIONメッセージの使用を示す。一般に、端末110は、端末のIPアドレスを明示的に(例えば、ペイロードの中で)及び/又は暗黙に(例えば始点アドレス中で)伝える、任意のメッセージを送信し得る。端末110は、このメッセージを、安全なIP接続が確立された後、安全なIP接続が確立されつつある間、又は、安全なIP接続が確立される直前に、送信し得る。
端末110は、当技術分野で公知の種々のメカニズムに基づいてIPアドレスを割り当てられ得る。この割り当てられたIPアドレスは、プライベートIPアドレスと称されてもよい。端末110は、アクセスネットワーク120と通信し得るが、これはネットワークアドレス変換(NAT)を行なってもよく、また、端末110のプライベートIPアドレスを、端末110へIPパケットを送信するために外部のエンティティによって使用されることができるパブリックIPアドレスにマッピングしてもよい。NATは、セキュリティ(例えば、端末110への無許可のIPアクセスを防止するために)、いくつかの端末による同じパブリックIPアドレスの共有を可能にすること等といった種々の目的に使用されてもよい。端末110は、アクセスネットワーク120によって行なわれているNATに気づいていなくてもよく、また、端末に使用されたパブリックIPアドレスに気づいていなくてもよい。
図5は、NATを用いたH−SLP150と端末110との間の通信を示す。端末110は、簡単のため図5には示されていない、他のネットワークエンティティ及びアクセスネットワーク120中のルータ/ゲートウェイ520を介してH−SLP150とIPパケットを交換し得る。図4のH−SLP150への登録については、端末110は、ルータ520を介してH−SLP150へSUPL REGISTRATIONメッセージ(ステップC)のために1つ又は複数のIPパケットを送信してもよい。端末110によって送信される各IPパケットは、(1)端末110のプライベートIPアドレスに対する始点アドレスフィールドセット、(2)H−SLP150のIPアドレスに対する終点アドレスフィールドセット、及び(3)SUPL REGISTRATIONメッセージを伝えるペイロードフィールドを有し得るが、これは端末110のプライベートIPアドレスを含んでいてもよい。ルータ520は、端末110からIPパケットを受信し、NATを行ない、各IPパケット中のプライベートIPアドレスを端末110用のパブリックIPアドレスに置き換えて、H−SLP150へIPパケットを送信し得る。
H−SLP150はルータ520からIPパケットを受信し、始点アドレスフィールドからパブリックIPアドレスを抽出し、ペイロードフィールドで送信されたSUPL REGISTRATIONメッセージからプライベートIPアドレスを抽出してもよい。H−SLP150は2つのIPアドレスを比較し得る。これらのIPアドレスが一致する場合、H−SLP150は有効なIPアドレスが端末110について受信されたとみなし得る。これらのIPアドレスが異なる場合、H−SLP150は、NATが行なわれ、IPパケットの始点アドレスフィールドから得られたパブリックIPアドレスを使用してもよいとみなし得る。H−SLP150は、ルータ520によるパケットフィルタリングに起因して端末110へIPパケットを送信する能力を失う危険性を回避するために、図4のステップBで確立された安全なIP接続を維持してもよい。あるいは又は付加的に、H−SLP150は、端末がまだ同じパブリックIPアドレスを有することをより頻繁に確認するために、端末110に対して、より短い繰り返しタイマ値を供給してもよい。NATが行なわれる場合、より短い繰り返しタイマ値はまた、端末への及び端末からのIPトラヒックの欠如に起因して、ルータ520中の端末110用のパブリック−プライベートIPアドレスのバインディング(binding)の除去を回避するのを支援し得る。分かっている場合、繰り返しタイマ値は、ルータ520によるパブリック−プライベートIPアドレスのバインディングの期間よりも短くなるように選択されてもよい。
H−SLP150内の登録の場合、端末110は、SUPL REGISTRATIONメッセージを送信するのに先立って、H−SLP150へ安全なIP接続を確立し得る。安全なIP接続の確立について、端末110は、H−SLP150へのIP接続を最初に確立し得る。端末110及びH−SLP150は、次いで、互いに認証するために相互認証を行ない得る。相互認証は種々のメカニズムに基づいて行なわれてもよい。
3GPP及び3GPP2に適用可能な1つの設計では、トランスポート・レイヤー・セキュリティ(TLS)が端末110及びH−SLP150の相互認証に使用され得る。端末110が、例えば、GSM、UMTS、CDMA等に対して、無線アクセス登録を行なった場合、TLSが使用され得る。H−SLP150は、例えば、GGSN142又はAAAサーバ152に問い合わせることにより、端末のIPアドレスが有効であることを確認することによって端末110を認証してもよい。H−SLP150はまた、端末がH−SLPを認証することを可能にするために、(TLSを使用して)端末110へ公開鍵証明書を供給してもよい。TLSは、1999年1月の「The TLS Protocol(TLSプロトコル)」と題された、IETF RFC2246に記載されているが、これは公に利用可能である。
3GPP2に適用可能な別の設計では、予め共有される鍵(Pre-Shared Key)(PSK)TLS(PSK−TLS)が、端末110とH−SLP150との相互認証に使用され得る。PSK−TLSは、端末110及びH−SLP150の両方に予め安全に格納される、共有される秘密鍵に依存する。PSK−TLSは、2005年12月の、「Pre-Shared Key Ciphersuites for Transport Layer Security(TLS)(トランスポート・レイヤー・セキュリティ(TLS)用の予め共有される鍵の暗号)」と題された、IETF RFC4279に記載されているが、これは公に利用可能である。PSK−TLS認証手続きは、3GPP2用のSUPL1.0及びSUPL2.0の中で定義されており、3GPPまで延長されてもよい。
3GPP及び3GPP2に適用可能なまた別の設計では、SUPL1.0のために定義されたPSK−TLSのジェネリック・ブートストラップ・アーキテクチャ(Generic Bootstrap Architecture)(GBA)手順の変形が、端末110とH−SLP150との相互認証に使用されてもよい。PSK−TLS GBA手順の場合、端末110とH−SLP150との両方がGBAをサポートし、またホームネットワーク140のブートストラッピングサーバ機能(Bootstrapping Server Function)(BSF)から安全な共有鍵を取得することができる。この鍵は、3GPP TS 33.222又は3GPP2 TSG−SのドラフトのS.P0114に記載されるように、端末110とH−SLP150とのPSK−TLSの相互認証をサポートするために使用され得る。鍵はまた、HTTPダイジェスト認証を備えたTLS、又は端末110とH−SLP150との間の単なるHTTPダイジェスト認証、又はいくつかの他の形式の認証をサポートするために使用されてもよい。GBA手順は、ホームネットワーク140の端末110、H−SLP150、及びBSFに関連する。従って、アクセスネットワーク120とアクセスされたネットワーク130との両方に影響はないことがあり得る。GBAは、2006年3月の「Generic Bootstrapping Architecture(GBA) Framework(総括的なブートストラッピングアーキテクチャ(GBA)フレームワーク)」と題された3GPP2 S.S0109−0、2006年3月の「Security Mechanism using GBA(GBAを使用するセキュリティ機構)」と題された、3GPP2 S.S0114−0、「Generic Authentication Architecture (GAA); Generic Bootstrapping Architecture(総括的な認証アーキテクチャ(GAA);総括的なブートストラッピングアーキテクチャ)」と題された3GPP TS 33.220、及び「総括的な認証アーキテクチャ(GAA);トランスポート・レイヤ・セキュリティ(HTTPS)上のハイパーテキスト転送プロトコルを使用するネットワーク適用機能へのアクセス」題され
た3GPP TS 33.222に記載されている。これらの文献は公に利用可能である。
一般に、端末110とH−SLP150との相互の認証はGBA、PSK−TLS代案等でサポートされてもよい。相互認証を行なう能力は、安全なIP接続の確立中に相互認証を要求し得るSET起動のロケーションサービスと同様に、上記に記載されたユーザの場合のためのネットワークに起動のロケーションサービスもサポートしてもよい。
図6は、端末、例えばSUPLのSETによって行なわれる処理600の設計を示す。端末は、ロケーションサーバに登録を行なうべきかどうかを最初に判定し得る(ブロック612)。端末は、それが(1)端末のホームネットワークに関連付けられていないアクセスネットワーク、(2)WLAN若しくは有線ネットワーク、又は(3)何らかの他のアクセスネットワークを介してIP接続を取得する場合、登録を行なうことを決定し得る。端末はまた、ロケーションサーバがホームネットワーク・オペレータでないサービス・プロバイダによって操作される場合、登録を行なうことを決定してもよい。ロケーションサーバは、SUPLのH−SLP、3GPPのゲートウェイ・モバイル・ロケーション・センタ(GMLC)、3GPP2のモバイル位置決めセンタ(Mobile Positioning Center)(MPC)等であってもよい。登録が決定された場合、端末はロケーションサーバと通信して、登録を行ない得る(ブロック614)。登録のための通信は、端末をロケーションサーバに識別させ、端末とロケーションサーバとの相互認証を開始させ、端末のIPアドレスをロケーションサーバに供給し得る。IPアドレスはロケーションサーバによって使用されて、ネットワーク起動のロケーションサービスのために端末にメッセージを送信してもよい。
端末は、ロケーションサーバと安全なIP接続を確立してもよく、また、端末のIPアドレスを安全なIP接続を介してロケーションサーバに送信してもよい。端末は、ロケーションサーバとのロケーションセッション又は次の登録のために、安全なIP接続を維持し得る。IPアドレスが変わる場合、端末はロケーションサーバに登録を行ない得る。端末はまた、ロケーションサーバからタイマ値を受信し、タイマ値に基づいてタイマを設定し、タイマが終了する場合、登録を行ない得る。
端末は、ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するメッセージを受信し得るが、当該メッセージは、登録中にロケーションサーバに供給されたIPアドレスに基づいてロケーションサーバによって端末に送信される(ブロック616)。端末はロケーションセッションのためにロケーションサーバと通信し得る(ブロック618)。
図7は、例えば、H−SLP、GMLC、MPC等、ロケーションサーバによって行なわれる処理700の設計を示す。ロケーションサーバは、ロケーションサーバへの端末の登録のために端末と通信し得る(ブロック712)。通信は、端末をロケーションサーバに識別させ、端末とロケーションサーバとの相互認証を開始させ、端末のIPアドレスをロケーションサーバに供給し得る。ロケーションサーバは、端末から少なくとも1つのIPパケットを受信し、IPパケットの始点アドレスフィールドから第1のIPアドレスを取得し、IPパケットのペイロードからの第2のIPアドレスを取得し、第1のIPアドレスと第2のIPアドレスとを比較し得る。第1のIPアドレスと第2のIPアドレスとが一致する場合、ロケーションサーバは第2のIPアドレスを端末のIPアドレスとして使用してもよく、第1のIPアドレスと第2のIPアドレスとが一致しない場合、第1のIPアドレスを端末のIPアドレスとして使用してもよい。ロケーションサーバは、登録中に端末にタイマ値を送信してもよく、また、端末はタイマ値を使用して、ロケーションサーバへの次の登録を行なってもよい。
ロケーションサーバは、ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するメッセージを送信し得る(ブロック714)。メッセージは、登録中に端末から受信されたIPアドレスに基づいて端末に送信されてもよい。ロケーションサーバは、次いで、ロケーションセッションのために端末と通信し得る(ブロック716)。
図8は、図1A及び図1Bの端末110、アクセスネットワーク120、及びH−SLP150の設計のブロック図を示す。端末110において、モデムプロセッサ824は、端末110によって送信されるべきデータを受け取り、当該データを処理し(例えば、符号化し、変調し)、出力チップを生成し得る。送信機(TMTR)832は、出力チップを調整し(例えば、アナログに変換し、フィルタリングし、増幅し、周波数アップコンバートし)、アップリンク信号を生成し得るが、これはアンテナ834を介して送信され得る。ダウンリンクにおいて、アンテナ834はアクセスネットワーク120からダウンリンク信号を受信し得る。受信機(RCVR)836は、アンテナ834からの受信された信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、周波数ダウンコンバートし、デジタル化し)、サンプルを供給し得る。モデムプロセッサ824は、サンプルを処理し(例えば、復調し、復号し)、復号されたデータを供給し得る。モデムプロセッサ824は、アクセスネットワーク120によって利用される無線技術(例えば、W−CDMA、CDMA 1X、GSM、802.11等)に従って処理を行なってもよい。デジタル信号プロセッサ826は端末110のために種々のタイプの処理を行ない得る。
GPS受信機838は、衛星180からの信号を受信し、調整し得る。これらの測定値は端末110の正確な位置推定(location estimate)を取得するために処理され得る。端末110の粗い位置推定はまた、アクセスネットワーク120の基地局から受信されるパイロットに基づいて判定されてもよい。
コントローラ/プロセッサ820は端末110における動作を指示し得る。コントローラ/プロセッサ820は、図3のメッセージフロー300及び図4のメッセージフロー400で端末110のための処理を行なってもよい。コントローラ/プロセッサ820はまた、図6の処理600及び/又は本明細書に記載される技法の他の処理を行ない得る。メモリ822は、端末110のIPアドレス、データ、及びプログラムコードを格納し得る。プロセッサ820、824及び826並びにメモリ822は、特定用途向け集積回路(ASIC)810上に実装されてもよい。
簡単のため、図8は、アクセスネットワーク120の1つのコントローラ/プロセッサ840、1つのメモリ842、1つの送信機/受信機(TMTR/RCVR)844、及び1つの通信(Comm)ユニット846を示している。一般に、アクセスネットワーク120は、任意の数のコントローラ、プロセッサ、メモリ、送信機、受信機、通信ユニット等を備えてもよい。コントローラ/プロセッサ840は、端末との通信のための種々の機能を行なってもよく、メモリ842はアクセスネットワーク120用のデータ及びプログラムコードを格納してもよく、送信機/受信機844は端末との無線通信をサポートしてもよく、通信ユニット846は他のネットワークエンティティとの通信をサポートしてもよい。
図8はまた、H−SLP150の設計を示す。H−SLP150は、ロケーションサービス及び/又は位置決めをサポートする種々の機能を行ない得るコントローラ/プロセッサ850、H−SLP150のデータ及びプログラムコードを格納し得るメモリ852、他のネットワークエンティティとの通信をサポートして得る通信ユニット854を備え得る。コントローラ/プロセッサ850は、図3のメッセージフロー300及び図4のメッセージフロー400でH−SLP150のための処理を行なってもよい。コントローラ/プロセッサ850はまた、図7の処理700及び/又は本明細書に記載される技法の他の処理を行ない得る。メモリ852は、端末110のIPアドレスを格納し得るが、これは端末によって行なわれる登録中に受信されてもよい。
本明細書に記載される技法は、適用に応じて種々の手段によって実施されてもよい。例えば、これらの技法は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで実施されてもよい。ハードウェアでの実施の場合、エンティティ(例えば、端末若しくはロケーションサーバ)で技法を行なうために使用される処理ユニットは、1つ又は複数のASIC、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラム可能な論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子装置、本明細書に記載される機能を行なうべく設計された他の電子ユニット、コンピュータ、又はこれらの組み合わせ内で実装されてもよい。
ファームウェア及び/又はソフトウェアでの実施の場合、該技法は、本明細書に記載される機能を行なうモジュール(例えば、プロシージャ、関数等)で実施されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアの命令/コードを有形で具現化する如何なる機械/コンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体も、本明細書に記載される技法を実施するのに使用され得る。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアの命令/コードは、メモリ(例えば、図8のメモリ822又は852)に格納され、プロセッサ(例えば、プロセッサ820又は850)によって実行されてもよい。メモリは、プロセッサ内に実装されても、あるいはプロセッサの外部に実装されてもよい。ファームウェア及び/又はソフトウェアの命令/コードはまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、不揮発性のランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取専用メモリ(PROM)、電気的消去可能なPROM(EEPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気データ記憶装置若しくは光学データ記憶装置等といった、機械/コンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体に格納され得る。命令/コードは、1つ又は複数のプロセッサによって実行可能であってもよいし、プロセッサに本明細書に記載される機能性の一定の面を行なわせてもよい。
本開示の先行する記載は、如何なる当業者も本開示を作成又は使用することを可能にすべく提供される。本開示への種々の変更は当業者には容易に明白になるだろうし、本明細書に定義された一般的な原理は、本開示の範囲又は精神から逸脱することなく他のバリエーションに適用されてもよい。従って、本開示は、本明細書に記載された設計及び例に限定されることは意図されないが、本明細書に開示された新規な特徴及び原理と一致する最も広い範囲に合致すべきものである。

Claims (35)

  1. ロケーションサーバへの登録を行なうべきかどうか判定し、登録が決定される場合は登録を行なうために前記ロケーションサーバと通信するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、前記通信は、前記端末を前記ロケーションサーバに識別させ、前記端末と前記ロケーションサーバとの相互認証を開始させ、また、前記端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記ロケーションサーバに供給し、前記IPアドレスは、ネットワーク起動のロケーションサービスのために前記端末にメッセージを送信するために前記ロケーションサーバによって使用される、少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されるメモリと
    を備える、通信用の装置。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサは、ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するメッセージを受信し、前記メッセージは、前記登録中に前記ロケーションサーバに供給される前記IPアドレスに基づいて前記端末に前記ロケーションサーバによって送信される、請求項1記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記端末が前記端末のホームネットワークに関連付けられていないアクセスネットワークを介してIP接続を取得する場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なうことを決定する、請求項1記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ロケーションサーバが前記端末のホームネットワークに属さない場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なことを決定する、請求項1記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記端末の前記IPアドレスが変わる場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なう、請求項1記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、タイマが終了する場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なう、請求項1記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ロケーションサーバからタイマ値を受信し、前記タイマ値に基づいてタイマ設定し、前記タイマが終了する場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なう、請求項1記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ロケーションサーバと安全なIP接続を確立し、前記ロケーションサーバに前記安全なIP接続を介して前記端末の前記IPアドレスを送信し、前記ロケーションサーバへのロケーションセッション又は次の登録のために前記安全なIP接続を維持する、請求項1記載の装置。
  9. 前記端末は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)対応の端末(SET)であり、前記ロケーションサーバは、ホームSUPLロケーションプラットフォーム(H−SLP)である、請求項1記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、トランスポート・レイヤ・セキュリティ(TLS)、予め共有される鍵及びトランスポート・レイヤ・セキュリティ(PSK−TLS)、並びにジェネリック・ブートストラップ・アーキテクチャ(GBA)のうちの少なくとも1つを使用して、前記ロケーションサーバとの相互認証を行なう、請求項1記載の装置。
  11. ロケーションサーバへの登録を行なうべきかどうかを判定し、
    登録が決定される場合、登録を行なうために前記ロケーションサーバと通信し、前記通信は、端末を前記ロケーションサーバに識別させ、前記端末と前記ロケーションサーバとの相互認証を開始させ、また、前記端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記ロケーションサーバに供給し、前記IPアドレスは、ネットワーク起動のロケーションサービスのために前記端末にメッセージを送信するために前記ロケーションサーバによって使用される、
    ことを含む、無線通信のための方法。
  12. ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するためのメッセージを受信することを更に含み、
    前記メッセージは、登録中に前記ロケーションサーバに供給された前記IPアドレスに基づいて、前記ロケーションサーバによって前記端末に送信される、請求項11記載の方法。
  13. 前記の登録を行なうべきかどうかを判定することは、前記端末が前記端末のホームネットワークに関連付けられていないアクセスネットワークを介してIP接続を取得する場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なうことを決定することを含む、請求項11記載の方法。
  14. 前記ロケーションサーバからタイマ値を受信し、
    前記タイマ値に基づいてタイマを設定し、
    前記タイマが終了する場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なう
    ことを更に含む、請求項11記載の方法。
  15. ロケーションサーバへの登録を行なうべきかどうかを判定する手段と、
    登録が決定される場合、登録を行なうために前記ロケーションサーバと通信するための手段であって、前記通信は、端末を前記ロケーションサーバに識別させ、前記端末と前記ロケーションサーバとの相互認証を開始させ、また、前記端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記ロケーションサーバに供給し、前記IPアドレスは、ネットワーク起動のロケーションサービスのために前記端末にメッセージを送信するために前記ロケーションサーバによって使用される、手段と
    を備える、無線通信用の装置。
  16. ネットワーク起動のロケーションセッションを開始させるメッセージを受信する手段、
    を更に備え、
    前記メッセージは、登録中に前記ロケーションサーバに供給された前記IPアドレスに基づいて、前記ロケーションサーバによって前記端末に送信される、請求項15記載の装置。
  17. 前記の登録を行なうべきかどうかを判定する手段は、前記端末が前記端末のホームネットワークに関連付けられていないアクセスネットワークを介してIP接続を取得する場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なうことを決定する手段を備える、請求項15記載の装置。
  18. 前記ロケーションサーバからタイマ値を受信する手段と、
    前記タイマ値に基づいてタイマを設定する手段と、
    前記タイマが終了する場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なう手段と
    を更に備える、請求項15記載の装置。
  19. コンピュータに、ロケーションサーバへの登録を行なうべきかどうかを判定させるコードと、
    登録が決定される場合、前記コンピュータに、登録を行なうために前記ロケーションサーバと通信させるコードであって、前記通信は、前記ロケーションサーバに端末を識別させ、前記端末と前記ロケーションサーバとの相互認証を開始させ、また、前記端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記ロケーションサーバに供給し、前記IPアドレスは、ネットワーク起動のロケーションサービスのために前記端末へメッセージを送信する前記ロケーションサーバによって使用される、コードと
    を含む、コンピュータ読み取り可能な媒体
    を備える、コンピュータプログラムプロダクト。
  20. 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    前記コンピュータに、ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するメッセージを受信させるコードを更に含み、前記メッセージは、登録中に前記ロケーションサーバに供給された前記IPアドレスに基づいて、前記ロケーションサーバによって前記端末に送信される、請求項19記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  21. 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    前記コンピュータに、前記端末が前記端末のホームネットワークに関連付けられていないアクセスネットワークを介してIP接続を取得する場合、前記ロケーションサーバへの登録を行なうことを決定させるコード、
    を更に含む、請求項19記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  22. 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    前記コンピュータに、前記ロケーションサーバからタイマ値を受信させ、前記タイマ値に基づいてタイマを設定させ、前記タイマが終了する場合、前記ロケーションサーバへの登録を開始させるコード
    を更に含む、請求項19記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  23. 端末と通信して前記端末をロケーションサーバへ登録し、ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するために前記端末へメッセージを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサであって、前記通信は、前記端末を前記ロケーションサーバに識別させ、前記端末と前記ロケーションサーバとの相互認証を開始させ、また、前記端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記ロケーションサーバに供給し、前記メッセージは、前記登録中に前記端末から受信された前記IPアドレスに基づいて、前記ロケーションサーバから前記端末へ送信される、少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されるメモリと
    を備える、通信用の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記登録中に前記端末にタイマ値を送信し、前記タイマ値は、前記ロケーションサーバへの次の登録を行なうために前記端末によって使用される、請求項23記載の装置。
  25. 前記登録のために、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記端末から少なくとも1つのIPパケットを受信し、前記少なくとも1つのIPパケットの始点アドレスフィールドから第1のIPアドレスを取得し、前記少なくとも1つのIPパケットのペイロードから第2のIPアドレスを取得し、前記第1及び第2のIPアドレスを比較し、前記第1及び第2のIPアドレスが一致する場合、前記端末の前記IPアドレスとして前記第2のIPアドレスを使用し、前記第1及び第2のIPアドレスが一致しない場合、前記端末の前記IPアドレスとして前記第1のIPアドレスを使用する、請求項23記載の装置。
  26. 前記端末は、セキュアユーザプレーンロケーション(SUPL)対応の端末(SET)であり、前記ロケーションサーバは、ホームSUPLロケーションプラットフォーム(H−SLP)である、請求項23記載の装置。
  27. 端末と通信して、前記端末をロケーションサーバへ登録し、前記通信は、前記端末を前記ロケーションサーバに識別させ、前記端末と前記ロケーションサーバとの相互認証を開始させ、また、前記端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記ロケーションサーバへ供給し、
    ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するメッセージを送信し、前記メッセージは、前記登録中に前記端末から受信された前記IPアドレスに基づいて、前記ロケーションサーバから前記端末に送信される、
    ことを含む、無線通信のための方法。
  28. 前記登録中に前記端末にタイマ値を送信することを更に含み、
    前記タイマ値は、前記ロケーションサーバへの次の登録を行なうために前記端末によって使用される、請求項27記載の方法。
  29. 前記端末から少なくとも1つのIPパケットを受信し、
    前記少なくとも1つのIPパケットの始点アドレスフィールドから第1のIPアドレスを取得し、
    前記少なくとも1つのIPパケットのペイロードから第2のIPアドレスを取得し、
    前記第1及び第2のIPアドレスを比較し、
    前記第1及び第2のIPアドレスが一致する場合、前記端末の前記IPアドレスとして前記第2のIPアドレスを使用し、
    前記第1及び第2のIPアドレスが一致しない場合、前記端末の前記IPアドレスとして前記第1のIPアドレスを使用する
    ことを更に含む、請求項27記載の方法。
  30. 端末と通信して、前記端末をロケーションサーバへ登録する手段であって、前記通信は、前記端末を前記ロケーションサーバに識別させ、前記端末と前記ロケーションサーバとの相互認証を開始させ、また、前記端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記ロケーションサーバに供給する、手段と、
    ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するメッセージを送信する手段であって、前記メッセージは、前記登録中に前記端末から受信された前記IPアドレスに基づいて、前記ロケーションサーバから前記端末へ送信される、手段と、
    を備える、無線通信用の装置。
  31. 前記登録中に前記端末にタイマ値を送信する手段を更に備え、
    前記タイマ値は、前記ロケーションサーバへの次の登録を行なうために前記端末によって使用される、請求項30記載の装置。
  32. 前記端末から少なくとも1つのIPパケットを受信する手段と、
    前記少なくとも1つのIPパケットの始点アドレスフィールドから第1のIPアドレスを取得する手段と、
    前記少なくとも1つのIPパケットのペイロードから第2のIPアドレスを取得する手段と、
    前記第1及び第2のIPアドレスを比較する手段と、
    前記第1及び第2のIPアドレスが一致する場合、前記端末の前記IPアドレスとして前記第2のIPアドレスを使用する手段と、
    前記第1及び第2のIPアドレスが一致しない場合、前記端末の前記IPアドレスとして前記第1のIPアドレスを使用する手段と
    を更に備える、請求項30記載の装置。
  33. コンピュータに、端末と通信させて、前記端末をロケーションサーバに登録させるコードであって、前記通信は、前記端末を前記ロケーションサーバに識別させ、前記端末と前記ロケーションサーバとの相互認証を開始させ、また、前記端末のインターネットプロトコル(IP)アドレスを前記ロケーションサーバに供給する、コードと、
    前記コンピュータに、ネットワーク起動のロケーションセッションを開始するメッセージを送信させるコードであって、前記メッセージは、前記登録中に前記端末から受信された前記IPアドレスに基づいて、前記ロケーションサーバから前記端末へ送信される、コードと
    を含む、コンピュータ読み取り可能な媒体
    を備える、コンピュータプログラムプロダクト。
  34. 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    前記コンピュータに、前記登録中に前記端末にタイマ値を送信させるコードであって、前記タイマ値は、前記ロケーションサーバへの次の登録を行なうために前記端末によって使用される、コード。
    を更に含む、請求項33記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  35. 前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    前記コンピュータに、前記端末から少なくとも1つのIPパケットを受信させ、前記少なくとも1つのIPパケットの始点アドレスフィールドから第1のIPアドレスを取得させ、前記少なくとも1つのIPパケットのペイロードから2のIPアドレスを取得させ、前記第1及び第2のIPアドレスを比較させ、前記第1及び第2のIPアドレスが一致する場合、前記端末の前記IPアドレスとして前記第2のIPアドレスを使用させ、前記第1及び第2のIPアドレスが一致しない場合、前記端末の前記IPアドレスとして前記第1のIPアドレスを使用させるコード
    を更に含む、請求項33記載のコンピュータプログラムプロダクト。
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