JP2010505541A - 脊椎インプラントシステムのためのアンカー組立体 - Google Patents

脊椎インプラントシステムのためのアンカー組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010505541A
JP2010505541A JP2009531576A JP2009531576A JP2010505541A JP 2010505541 A JP2010505541 A JP 2010505541A JP 2009531576 A JP2009531576 A JP 2009531576A JP 2009531576 A JP2009531576 A JP 2009531576A JP 2010505541 A JP2010505541 A JP 2010505541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor assembly
cap
anchor
guide
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009531576A
Other languages
English (en)
Inventor
ジャヴィン・ピアス
フランク・カミサ
Original Assignee
ジャヴィン・ピアス
フランク・カミサ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジャヴィン・ピアス, フランク・カミサ filed Critical ジャヴィン・ピアス
Publication of JP2010505541A publication Critical patent/JP2010505541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7032Screws or hooks with U-shaped head or back through which longitudinal rods pass
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/70Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
    • A61B17/7001Screws or hooks combined with longitudinal elements which do not contact vertebrae
    • A61B17/7035Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other
    • A61B17/7037Screws or hooks, wherein a rod-clamping part and a bone-anchoring part can pivot relative to each other wherein pivoting is blocked when the rod is clamped

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

細長い安定化装置によって1つまたは複数の脊椎骨セグメントを安定させるための固定システムと共に使用するためのアンカー組立体は、締結具を受け入れ、ガイドスロットと細長い安定化部材を受け入れるための窪んだチャネルとを含む第1の結合フィーチャを含むアンカー基部を含む。アンカー組立体は、第1の結合フィーチャと相補的であり、キャップを基部に対合させるために基部ガイドスロット内に横方向に受け入れられた構造を含む第2の結合フィーチャ、ならびに第1の結合フィーチャと相まってガイドスロット内のキャップの横方向の移動を限定するストッパ要素を有するキャップをさらに含む。キャップは、アンカー組立体内の所定位置に細長い安定化装置を封止し、保持するように駆動されて細長い安定化装置と係合する保持要素を含む。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる、2006年10月5日出願の米国特許出願第60/850,373号の利益を主張する。
本発明は、一般に、脊椎を固定するための装置に関し、より詳細には、脊椎の後方内固定のための装置に使用され得る固定、アンカー、またはインプラント装置に関する。
何年もの間、脊椎の不安定化およびずれの治療のために、複数の異なる脊椎固定方法が開発され、使用されてきた。たとえば、1つの方法として、外科的融着などによる関節の固定があげられ、さらに別の種類の治療は、副子およびギプスを使用するなどの手術後の外部固定である。しかし、外科的手技の複雑さが増してきたため、脊椎を安定させるためのより効果的な方法の提供を試みて、他の内固定および外固定の方法が開発された。
内固定は、すべてが患者の体内にある安定化治療方法を示し、通常は骨プレートおよびピンを使用して脊椎を固定することを含み、一方で外固定では、安定化装置の少なくとも一部が患者の体外にある。今日では、内固定は、装置の構成要素が患者の体内にあるため患者がより大きな動作および安心感を有することを可能にするので、好ましい脊椎の固定方法である。
内部固定方法を実施する際の最も大きな課題の1つは、どのようにして脊髄自体に損傷を与えずに固定装置を脊椎に固定するかという問題である。従来、椎弓根は、患者が骨粗しょう症を患っている場合でも固定デバイスを保持するのに十分強い領域を提供するため、デバイスを取り付けるのには好適な領域である。初期の設計では、装置を取り付けるためにねじが使用され、このねじは、小関節面(facet)を貫通して椎弓根に延びていた。より最近では、ワイヤが脊椎管を貫通して延び、ロッドを椎弓板(lamina)に押し付けて保持する、あるいは椎弓根内に延びる椎弓根ねじを使用し、複数の椎骨セグメントにわたって延びるプレートを固定する、後方法が開発されてきた。
その全体が参照によって本明細書に組み込まれる特許文献2は、ロッドおよびロッドを選択された場所の所定位置に保持する椎骨アンカーから成る脊椎の内固定用の装置を開示している。各々のアンカーは、経皮的椎弓根ねじ部材によって椎骨に固定される。より具体的には、特許文献2の装置は、棘突起の両側で2つのインプラントセットを使用する。各々のインプラントセットは、固定される対象の椎骨にまたがるステンレス鋼製のロッドを含む。一方のインプラントセットは、椎弓板の後側の棘突起および横突起のうち一方側で使用される。ロッドは、ロッドを捕捉するステンレス鋼製椎骨アンカーによって適所の所定位置に保持される。アンカーは、ステンレス鋼製経皮的椎弓根ねじによって椎骨に固定されるセット部材を有する。ねじは、アンカー座部とは別個のものであり、したがってアンカー座部と椎骨の間で限定された動作を提供する。
特許文献2の装置は、その意図された用途では満足のいくものであるが、この装置は、複数の異なる別個の部品を含み、これらの部品は、装置を脊椎に固定するために共に連結されなければならない。さらに、特許文献2の装置は、複数の異なる部品を有することにより、装置をその意図された場所に固定するために複数の異なる工具を使用することが必要になる。
2006年10月5日出願の米国特許出願第60/850,373号 米国特許第5,474,555号
したがって、特許文献2の設計に対する代替設計をもたらし、かつ装置の骨表面への固定および細長い安定化装置の封止の時間が少なくてすむより簡易で複雑でない設計を提供することによって特許文献2の設計の欠点の一部を克服する装置を提供する必要性および要望が存在している。さらに、罹患率および外科的手技に伴う機能回復時間を最低限に抑えるために低侵襲性の手術技術によって高い信頼性で適用することができる、より小型のインプラントに対するまだ実現されていない必要性も存在する。加えて、長期にわたる患者の安心感を向上させ、組織衝突を低減するためのより小型のインプラントの提供に対して大きな利点が存在する。
本発明の1つの態様によれば、細長い安定化装置を用いて1つまたは複数の脊椎骨セグメントを安定させるための固定システムと共に使用するためのアンカー組立体は、アンカー組立体を脊椎骨セグメントに固定するための締結具と、第1の空洞および締結具のヘッド部を受け入れるための座部を有する第1の穴を含み、それによって締結具が第1の穴を貫通して延び、そこから外側に延びる、アンカー基部とを含む。アンカー基部は、ガイドスロットと、細長い安定化装置を受け入れるための窪んだチャネルとを含む第1の結合フィーチャを有する。
アンカー組立体は、さらに、中を貫通して形成されたねじ穴を有するキャップを含む。キャップは、ガイドスロット内にキャップが横方向に受け入れられることを可能にするレール構造を含む第2の結合フィーチャ、ならびに第1の結合フィーチャと相まって第1の位置においてガイドスロット内のキャップの横方向の移動を限定し、第1の穴およびねじ穴を第1の位置内で揃えさせるストッパ要素を有する。アンカー組立体は、さらに、キャップのねじ穴内にねじ込み式に受け入れられ、アンカー組立体内の所定位置に細長い安定化装置を封止し、保持するように駆動されて細長い安定化装置と係合することができる保持要素を含む。
別の実施形態によれば、細長い安定化装置を用いて1つまたは複数の脊椎骨セグメントを安定させるための固定システムと共に使用するためのアンカー組立体は、アンカー組立体を脊椎骨セグメントに固定するための締結具と、第1の空洞および締結具のヘッド部を受け入れるための座部を有する第1の穴を含み、それによって締結具が第1の穴を貫通して延び、そこから外側に延びる、アンカー基部とを含む。アンカー基部は、ガイドスロットと、細長い安定化部材を受け入れるための成形されたスロットとを含む第1の結合フィーチャを有する。
キャップ組立体は、アンカー基部と対合するように構築され、かつねじ切りされた柱と、キャップの垂直移動が制限されながら、キャップがガイドスロット内で横方向に受け入れられ、移動されることを可能にする構造を含む第2の結合フィーチャとを有する基部を含む。キャップ組立体は、ねじ切りされた柱とねじ込み式に対合され、アンカー組立体内の所定位置に細長い安定化装置を封止し、保持するようにねじ切りされた柱に沿って駆動されて細長い安定化装置と係合することができるキャップ締結具を含む。
本明細書に開示した例示的な自動式安全キャップ取り外し機構のさらなる態様および特徴は、付属の図および添付の書面による説明から理解され得る。
本発明によるアンカー組立体が所定位置にある脊椎の側面図である。 本発明の第1の実施形態によるアンカー組立体の斜視図である。 図2の組立体の選択された構成要素の第1の分解斜視図である。 図2の組立体の第2の分解斜視図である。 図2の組立体の第3の分解斜視図である。 図2の組立体の側面斜視図である。 本発明の第2の実施形態によるアンカー組立体の斜視図である。 図7の組立体の断面図である。 図7の組立体の分解斜視図である。 図7の組立体の側面分解斜視図である。 図7の組立体のキャップ基部の側面斜視図である。 キャップ基部の別の側面斜視図である。 キャップ基部の側面図である。 図1および7の組立体のアンカー基部の側面斜視図である。
図1は、本発明によるアンカー組立体が所定位置にある脊椎の側面図であり、以下により詳細に説明する。
図2〜6および14は、脊椎の内固定のためのシステム10で使用するための、1つの実施形態による固定装置またはアンカー組立体100を示している。システム10は、上記でその全体が参照によって本明細書に組み込まれた特許文献2に開示されたような概ねアンカーねじおよびロッドのシステムの形態である。しかし、本発明によるアンカー組立体100は、腰仙骨部分を含む脊椎を固定するように設計された他のタイプの装置およびシステムと共に使用できることが理解されよう。
システム10は、棘突起の両側に配置された2つのインプラントセット20を使用する。各々のセット20は、複数のアンカー組立体100、300と、固定される脊椎の長さにまたがる十分な長さのものであるロッド30とを含む。1つのアンカー組立体100、300が、椎骨の背面側に配置され、一般には、別のアンカー組立体100、300が、(安定化される脊椎の長さに相当する)各々の椎骨に使用される。ロッド30は、椎骨後方のアンカー組立体100、300によって保持される。ロッド30は、4分の1インチステンレス鋼製ロッドなどの十分な強度を有する適切な生体適合性材料から形成される。このシステムは、脊椎のずれおよび湾曲を矯正するために使用され得るため、ロッド30は、横方向の屈曲力および捩じれに耐えることができなければならない。しかし、ロッド30は、個々の用途に合わせて適切に湾曲することができるように手術中にある一定の程度まで屈曲されなければならない。
本発明の1つの例示的な実施形態によるアンカー組立体100を、図2〜6および14に示す。アンカー100は、実際には、アンカー組立体100を患者の椎弓根または他の何らかの標的位置に留めるまたは固定することが意図された、経皮的椎弓根ねじなどの椎弓根締結具110を含む様々な部品からなる組立体である。椎弓根締結具110は、ステンレス鋼などの任意の適切な強度を有する生体適合性材料から形成することができ、締結具110は、所与の直径のねじ山を有する標準のステンレス鋼性海綿骨ねじ(cancellous screw)でよい。締結具110は、下位胸椎、腰椎および上位2つの仙椎セグメントの平均的な成人の椎弓根によって収容されることが意図されている限り、多くの様々な長さで設けられてよい。
締結具110は、ヘッド部112と、ねじ切り部分116の上方にあり、ヘッド部112の円形ショルダ118と接合する軸部114とを含む。締結具110のヘッド部112は、椎弓根などの体内の標的場所に六角ドライバなどの工具によって駆動され得るように構築される。
アンカー組立体100はまた、締結具110を受け入れ、締結具110を駆動して椎弓根内に入れることによって椎弓根にしっかりと取り付けられる基部120も含む。基部120は、一体型として形成されても、図2〜6に示すように互いに接合された2つの部分から形成されてもよいことが理解されよう。より具体的には、図示された基部120は、機械的嵌合(たとえばスナップ嵌め、摩擦嵌合など)を含む多くの技術、または溶接などの様々な多くの結合技術によって互いに接合された、第1の部分130(下側部分)および第2の部分140(下側部分)を含む。第1および第2の部分130、140は共に、概ね円形状の構造のものである。
第1の部分130は、第1の部分を貫通して延び、細長いねじ切り部分116を受け入れるようにサイズ設定された中央穴132を含む。環状形状の勾配部分134は、穴132を画定し、第1の部分130の底面131に向って内側に先細にされている。勾配部分134は、ヘッド部112の円形ショルダ118と係合するための座部を画定するが、中央穴132の直径は、ヘッド部112の直径よりも小さく、したがって、ヘッド部112は、第1の部分130内で限定された進度を有し、中央穴132を完全に通り抜けてしまうことが防止される。したがって、勾配部分134の曲率半径は、締結具のヘッド部112の円形ショルダ118の曲率半径と相補的なものであり、それにより、締結具110が穴132を貫通して受け入れられたとき、ヘッド部112は、ストッパとして作用する勾配部分134と接触して着座する。
勾配部分134の上方において、第1の部分130は、環状の平面プラットホームまたは床部150を含み、この環状の平面プラットホームまたは床部150は、それから垂直に、好ましくは直角に延びる外側周囲壁152によって部分的に画定されている。壁152の上縁部は、第1の部分130の頂面を画定する。締結具のヘッド部112の頂面は、第1の部分130の頂面によって画定され、それを含む平面の下方または上方に存在し得る。
図3および14に最適に示すように、第2の部分140は、下側環状フランジ144を有する中空の本体142を含み、この下側環状フランジ144は、ショルダ146(たとえば直角のショルダ)まで延びる垂直な壁145によって画定される。第1の部分130と同様に、第2の部分140は、それを貫通する中央穴147を有する。直角のショルダ146は、第1および第2の部分130、140が互いに対合するとき、壁152の頂縁部が、ショルダ146内に着座し、それによって第1および第2の部分130、140の外面が、互いに同一平面になるように設計されている。
環状部分144の幅は、環状の床部150の幅よりも小さく、またはほぼ同じであり、これは、第2の部分140が、第1の部分130に受け入れられることによってそれと対合するとき、環状部分144が床部150上に着座するためである。
中空の本体142は、U字形のチャネル170を形成するために互いの反対側に形成された一対の弓状表面160(たとえば半円形状)を有し、このU字形のチャネル170は、中空の本体142の中央穴147を横断して延び、ロッド30が上方でキャップ310によっておよび下方でシム220によってチャネル170内に受け入れられ、その中でしっかりと保持されるように構築される。言い換えると、ロッド30の幅は、チャネル170の幅よりも常に僅かに小さい。さらに、チャネル170は、シム220の弓状チャネル222の下方に十分離して配設され、それによってロッド30は、システムの最終固定中またはその後においてチャネル170の底部と接触することはない。
中空の本体142は、上側平面154を有し、この上側平面154は、そこから上側に延びる直立壁の形態の一対のガイドレール180を含む。ガイドレール180は、互いに対向して離間して置かれ、中央穴147の両側に部分的に形成され、互いに平行に形成される。ガイドレール180の内面は、U字形チャネル170の上側領域を画定し、中央穴147を部分的に画定する。各々のガイドレール180は、そこから本体142の外側円周縁部に向って外側に延びるフランジ190を含み、このときフランジ190は、ガイドレール180が上面154およびフランジ190の両方に垂直であることから、上面154と平行である。フランジ190は、外側円周縁部まで完全に延びておらず、その代わりフランジ190の下面と本体142の上面154の間にガイドスロットまたはガイドチャネル200を画定するように上面154上方の外側円周縁の前で終端する。本体142は、円形状を有するため、フランジ190の端部は、均一の四角い端部ではなく、その代わり弓形の形状であり、面取りされた縁部192を含む。
第2の部分140の本体142は、一対のガイドタング210を含む。1つのガイドタング210は、フランジ190のそれぞれ1つの上側平面に形成され、上側平面から上側に延びている。ガイドタング210は、フランジ190の上側表面から上側に延びる直立構造のものである。ガイドタング210の内面は、ロッド30がチャネル170内に誘導されることを可能にするように、ガイドレール180の内面と同一平面になっている。ガイドタング210の長さは、ガイドレール180の長さよりも小さいことが理解されよう。ガイドタング210は、中央穴147周りの中央に置かれることが好ましく、このとき、ガイドタング210の1つの端部からガイドレレ−ル180のそれぞれ1つの端部までの距離は、同じである。ガイドレール180、より具体的にはそのフランジ190と同様に、ガイドタング210は、その端部に面取りされた縁212を含む。
ガイドタング210の内面(複数可)には、ロッド30がタング210およびガイドレール180内かつそれらの間に受け入れられたとき、ロッド30に最初に干渉するための干渉手段211が、内面に形成される。干渉手段211によって引き起こされたロッド30に対するこの抵抗は、複数の機能をもたらし、すなわち(1)この抵抗は、ロッド30がタング210を通過し、その適切な位置にあることを示す、触覚および聴覚のスナップまたはクリックによるフィードバックをユーザに与え、(2)この抵抗は、ガイダンスタング210を強制分離させてロッド30の通過を可能にするためにガイダンスタング210に横方向の負荷を伝えるが、ガイダンスタング210を変形させるほどの大きさではないため、タング210はばね形態要素としてその元の位置に戻ることができ、(3)この抵抗は、キャップ230が装着され所定位置に封止され得る前に、ロッド30が140から偶発的に上側に外れることを制限し防止するのに十分な抵抗をもたらす。
たとえば、干渉手段211は、ガイドタング210のうち少なくとも一方の内面に形成された突起部の形態である。干渉手段211は、垂直のレールまたは隆起(bump)あるいは他の成形された突起部でよい。干渉手段211を一方のタング210の内面に配置することにより、タング210間の距離は、干渉部材211が配置される局所的領域において低減され、したがって、最終的に、ロッド30は、第2の部分140の本体142内に形成された窪んだチャネル170内にうまく嵌り込み(drop into)得る前にタング210のばね作用に打ち勝つ程度の力を必要とする。窪んだチャネル170は、ロッド30の直径よりも僅かに大きく、それによってロッド30は、自由に摺動することによってさらに位置決めすることが依然として可能であるが、自由にチャネル170から上側に外れることはできない。干渉手段211を形成する代替の方法は、非平行の受け入れ空間内に頂部においてロッド30の小さい直径を有するタング210を作り出すことであり、あるいはタング210を互いに内側に屈曲させて干渉手段211を形成することによるものである。
アンカー組立体100はまた、システムの製造中にシステム内に組み込まれるシム220を含むこともでき、特に、このシム220は、第2の部分140と一体的に結合される。シム220は、第1の部分130と第2の部分140の一部の間に配置される。シム220は、中空部分を有し、シム220の頂部表面224に沿って形成された弓状チャネル222(たとえば半円形状)を含む。シム220内に形成された内部空間226は、締結具のヘッド部112の円形部分118と対合するように構成された内側の環状形状の弓状縁部227によって画定される。
シム220は、第2の部分140に対してシム220を円滑に進め配置させるように設計された位置決めフィーチャ229を有する。たとえば、位置決めフィーチャ229は、シム220の頂部表面224から外側かつ上側に延びる突起部の形態でよい。第2の部分140は、シム220を第2の部分140内に適切に結合させるようにシム220の位置決めフィーチャ229を受け入れるための開口部などの形態の相補的位置決めフィーチャ141を含むことが好ましく、それによってロッド30を受け入れるための完全なチャネルが形成され、ロッド30を支え(cradling)、ロッド30の受け入れを第2の部分140内に限定するための床部が形成される。開口部141は、第2の部分140を完全に貫通して延びることができ、上側平面154に沿って開口することができる。シム220が第2の部分140と対合するとき、これら2つの部分は、ロッド30を保持し、含む(contain)弓状チャネルを画定する。位置決めフィーチャ141、229は、第2の部分140内のロッド30の受け入れを妨害しないようにガイドチャネル180の外側に配置させることができ、あるいは開口部141は、1つのガイドチャネル180内に開口し、連通することができる。
したがって、シム220は、締結具110が基部120の第1の部分130内に受け入れられた後に挿入することができる。シム220の下面は、ヘッド部112の円形部分118を補完するように成形された中空の内部空洞226を含むため、シム220は、基部120内で締結具110をさらに安定させ、配置させることができる。
アンカー組立体100はまた、基部120、より具体的には第2の部分140と対合するように構成されたキャップ230も含む。キャップ230は、概ね中空の本体232によって画定され、この本体232は、円形状を有し、本体232および本体232の上面233を貫通して延びる中央穴234を有する。図示した中央穴234は、円形状を有する。キャップ230は、キャップ230の円周周りに一様ではない環状の側壁240を含む。側壁240は、一対のインターロックレール構造250を画定する第1の切断部242(図5)と、これもまた一対のインターロックレール構造250を画定する第2の切断部244(図4)とを有する。第2の切断部244は、第1の切断部242のほぼ反対側(180°)に配置される。
第1および第2の切断部242、244の各々は、一対のインターロックレール構造250を画定する切欠部を含む。インターロックレール構造250は、キャップ230の中空の中央に向って内側に延び、図示した実施形態では、正方形または矩形の断面を有する。好ましくは、レール構造250の端部249は、キャップ230と第2の部分140の間の対合を容易にするように面取りされた端部249である。レール構造250の上面および下面は、本体232の上面233と平行である平面である。レール構造250の高さは、第2の部分140のガイドレール180と上側表面154の間の距離と相補的であり、これは、レール構造250が、ガイドレール180と第2の部分140の上側表面の間のこの空間内に摺動式に受け入れられることが意図されているためである。
第1の切断部242(図5)は、レール構造250の上側表面と、レール構造250の上側表面に平行に形成された第1の水平壁262の間に形成された空間またはスロット260を含む。第1の垂直壁または縁部251は、レール構造250と第1の水平壁262の間に形成される。この空間260は、キャップ230が基部120の第2の部分140と摺動式に対合されるときフランジ190を受け入れるような形状にされる。側壁240は、第2の垂直壁または縁部253が第1の水平壁262と第2の水平壁264の間に延び、このとき垂直縁部251、253は、水平壁262、264に垂直に形成されているので、段付き構造のものである。
第2の水平壁264の長さに沿って、弓状の壁部分270が形成される。この弓状の壁部分270は、キャップ230が第2の部分140と対合するとき、ロッド30の上方で離間されて置かれる。弓状の壁部分270は、U字形チャネル170と相まって、ロッド30を取り囲み、ロッド30を封入するように設計された円形の境界を画定する。
第2の切断部244(図4)は、第1の切断部242と類似のものであり、したがって同様の要素は、同様に番号付けされており、この切断部244は、キャップ230の両側を横断して延び、第1の切断部242の一部としても形成され、したがってキャップ230の一方の側から他方の反対側に延びるガイドレール250を含む。第2の垂直縁部253は、垂直であり、水平壁262、264に対して直角であるが、第2の切断部244は、第2の垂直縁部253および第2の水平壁264を含まない代わりに水平壁261を含み、この水平壁261は、その長さに沿って形成された弓状縁部(半円縁部)の形態のロッド係合縁部270を含む。第1の切断部242の壁構造と異なり、水平壁261は、垂直縁部または壁251の間でそこから延びている。以下に説明するように、弓状縁部270は、キャップ230が第2の部分140と係合し、キャップ230が第2の部分140に固定されたとき、U字形チャネル170の床部と縁部270の間の所定位置にロッド30をしっかりと保持するようにロッド30と係合するように配置されるので、ロッド係合縁部である。
弓状壁部分270はまた、基部120(第2の部分130)に対してキャップ230の横方向の移動を限定するストッパ手段としても作用する。特に、弓状壁部分270は、キャップ230が、以下に説明するように第2の部分140と摺動式に係合されるとき、第2の部分140に対するキャップ230の横方向の移動度または移動範囲が、ガイドタング210の端部と弓状壁部分270が係合することによって限定されるように形成される。第1の切断部242は、弓状壁部分270の形態のストッパ手段は含まないため、第2の部分140のインターロック構造は、最初に第1の切断部242内に受け入れられ、次いで、キャップ230は、ストッパ手段270がガイドタング210の端部と係合し、その時点で、キャップ230内に形成された中央穴234が、中央穴132と軸方向に揃えられるまで、第2の部分140に沿って摺動式に移動される。ストッパ手段270はまた、第2の部分140のインターロックフィーチャが第2の切断部244内に受け入れられる場合、ストッパ手段270がガイドタング210の端部と接触する(その結果、キャップ230のかなりの部分が第2の部分140を覆う)までキャップ230は第2の部分140に沿って限定された不十分な横方向の移動しか有さず、穴234、132が揃えられないことから、キャップ230が第2の部分140と対合するやり方を制限する。
本体232に形成された中央穴234は、ロッド封止手段280を受け入れるように設計されたねじ穴の形態であり、このロッド封止手段280は、下に位置するロッド30を所定位置にしっかりと保持するようにこのロッド30と係合し、それに力を加えるように構築される。1つの実施形態では、ロッド封止手段280は、中央穴234のねじ山とねじ込み式に対合される圧縮封止ねじの形態である。したがって、封止ねじ280は、穴234内で、ロッド30に向って容易に進められロッド30と接触することができ、ロッド30と係合した後は、封止ねじ280をさらに操作する(締め付ける)ことにより、ロッド30がU字形チャネル170の床部に向って圧縮されそれと接触するようになる。ロッド30を開放してロッド30の特に横方向または上下方向の移動を可能にするには、封止ねじ280を、単にキャップ230から後退させる、または「緩める(backed−off)」だけである。
アンカー組立体100を標的場所、たとえば椎弓根、基部120、特にその第1の部分130に組み付けるために、締結具110が、円形ショルダ118を勾配部分134に押し付けて配置するように中央穴132を貫通して挿入される。次いで、締結具110は、ドライバなどの適切なツールを用いて骨(椎弓根)に締め付けられる。次に、挿入物220が、ヘッド部112が挿入物220の下面に形成された相補的な空洞に受け入れられるようにヘッド部112の上方に配置される。
第2の部分140は、挿入物220が2つの部分130、140の間に配置されるように第1の部分130に取り付けられる。次いで、ロッド30が、U字形チャネル170内に受け入れられる。ガイドタング210は、幾分弾性の性質を有しているため、ガイドタング210の間にロッド30が受け入れられたとき、外側に曲がることができる。上記で述べたように、干渉部材211は、チャネル幅が狭められた局所的領域を作り出し、したがって、ロッド30は、U字形チャネル170内に自由に嵌り込むことができず、その代わり、干渉部材211を外側に曲げ、それによってロッド30がU字形チャネル170内に自由に移動することを可能にするために、干渉部材211を押し付けるようにロッド30にいくらかの力が加えられる必要がある。ロッド30が干渉部材211から離れた後、ガイドタング210は、曲がってその元の位置に戻り、したがって干渉部材211が障害となるためにロッド30がU字形チャネル170から自由に外れることができなくなるので、ロッド30をU字形チャネル170内に効果的に捕捉する。
次いでキャップ230は、キャップ230を摺動式にさらには取り外し可能に第2の部分に対合させることにより、基部110に取り付けられる。これは、ガイドスロット200内のフランジ190と本体142の上面154の間にレール構造250を挿入することによって達成される。第1の切断部242に形成されたレール構造250の端部が、最初にガイドスロット200内に挿入される。レール構造250がガイドスロット200内に挿入された後、キャップ230は、本体142の上面154を横断して摺動式に移動することができる。フランジ190は、レール構造250の上方に配設され、また、レール構造250がガイドスロット200内に捕捉されるため、キャップ230の垂直(上下)の移動を限定することが理解されよう。ガイドタング210の面取りされた縁部212およびレール構造250の面取りされた縁部249は、基部120の第2の部分140へのキャップ230の受け入れを容易にすることに役立つ。
レール構造250の頂平面が、フランジ190の下平面を押し付けて着座するとき、レール構造250の下面または底平面と第2の部分140の本体142の上面154の間に僅かな空隙271が形成される。この空隙271は、封止ねじ280が本体232のねじ穴234内で締め付けられてロッド30と係合する前に、キャップ230が本体142の上面154に沿って自由にかつ摺動式に移動することを可能にする。したがって、封止ねじ280が締め付けられてロッド30と係合した後、基部120に対してキャップ230を横方向に移動させることが望ましい場合、封止ねじ280は、ロッド30から緩められ(後退され)、キャップ230は、空隙271の存在により、上側平面154の一部を横断して摺動することができる。
レール構造250が、ガイドスロット200内で摺動するとき、ガイドタング210は、キャップ230の側壁240の間に配設される。特に、ガイドタング210は、第2の垂直な縁部253の間に配設される。キャップ230は、ストッパ手段270が上記で述べたようにガイドタング210の端部と接触し、基部120に対するキャップ230のさらなる横方向の移動が防止されるまで、上側平面154に沿って横方向に移動される。ストッパ手段270が、ガイドタング210の端部と係合した後、穴134、234は、互いに軸方向に揃えられ、レール構造250は、ガイドスロット200内に含まれるため、キャップ230は、上下に過度に移動することが防止される。
穴134、234が、軸方向の揃えられた後、封止ねじ280が、穴234に挿入され、ねじ込み式に固定され得る。封止ねじ280が、ねじ穴234内に受け入れられ、ドライバなどを用いて締め付けられるとき、封止ねじ280は、連続的に移動してU字形チャネル170内に支えられているロッド30に近づき、最終的にそれと係合する。封止ねじ280は、締結具110を用いて椎弓根に取り付けられることによって標的場所の所定位置にそれ自体が固定された基部120に対して、所定位置にロッド30を封止し、固定するように働く。
ストッパ手段が基部120に対するキャップ230の横方向の移動度を限定するように働く限り、ストッパ手段270とは異なる構造の任意の数の他のストッパ手段を用いてよいことが理解されよう。たとえば、基部120自体(たとえば第2の部分140)は、ガイドスロット200に近接した周囲縁に沿って、またはガイドスロット200に沿って突起部などを含むことができ、それにより、穴134、234が揃えられ、キャップ230が基部120に対して適切な位置にあるとき、レール構造250が、その突起部と接触する。
図7〜14は、別の実施形態によるアンカー組立体300を示している。アンカー組立体300は、アンカー組立体100に関連して論じたものと同一の、または類似の複数のフィーチャおよび部分を有し、同様の要素は、同様に番号付けされている。アンカー組立体300は、締結具110と、第1および第2の部分130、140を含む基部120と、挿入物220と、ロッド30とを含む。アンカー組立体300とアンカー組立体100の相違は、キャップの設計である。より具体的には、アンカー組立体300は、キャップ230が摺動式に基部120と対合する類似の方法で基部120と摺動式に対合されるキャップ310を含む。
キャップ310は、実際には2つの部分、すなわちねじ切りされた柱330を含むキャップ基部320およびねじ切りされたキャップ340から構成される。キャップ基部320は、基部120の第2の部分140と対合するためのインターロック結合フィーチャを含むという点で、キャップ230と非常に類似している。実際、キャップ基部320は、レール構造250を含み、またストッパ手段270も含むことができる。キャップ310とキャップ230の主な相違は、キャップ310は、キャップ310内でロッド30と係合する手段がキャップ230内で使用される手段と異なっているため、ねじ穴234を含まないことである。特に、キャップ310は、それを貫通して形成されたねじ穴を含まないため、封止ねじ280を使用することはない。
図2〜5の第1の実施形態のように、キャップ基部320は、第1の切断部242(図11)および第2の切断部244(図12)および様々な関連する壁構造を含む。切断部242の一部として形成されたキャップ基部320の第2の水平壁264は、ロッド30のような相補的な形状(たとえば半円)を有する弓状縁部270を含み、この弓状縁部270はまた、第2の切断部244の水平縁部または壁261内にも形成される。第2の水平壁264の上側表面312は、ねじ切りされた柱330が結合され、そこから外側に延びる平面プラットホームを画定する。ねじ切りされた柱330は、一体品としてキャップ基部320と一体的に形成することができ、あるいは溶接などによりキャップ基部320に結合させることができる。ねじ切りされた柱330は、その外面334に沿って形成されたねじ山を有するねじ切りされたボス(boss)または突起の形態である。図示した実施形態では、ねじ切りされた柱330は、円形状を有するが、これは、単に1つの例示的な形状であり、柱330は、ねじ切りされたキャップ340が相補的な形状を有する限り、多くの他の形状で形成されてよい。柱330は、プラットホーム312上の中央に配置されることが好ましい。
ねじ切りされたキャップ340は、ほぼ中空の本体342を有し、この本体342は、それを貫通して、好ましくはその中央を貫通して形成されるねじ穴350を含む。本体342の下面は、そこに形成された環状ショルダ344を有し、本体342の底部343の内面346および環状表面348によって画定され、この環状表面348は、ねじ穴350の周囲に形成され、ねじ穴350および環状表面348から径方向に外側にある内面346に関して直角に形成される。底部343の内径は、ねじ切りされたキャップ340のねじ穴350の直径よりも大きいことが理解されよう。
環状ショルダ344は、第2の水平壁264によって部分的に画定されたショルダ265と対合し、それによって環状表面348が、第2の水平壁264の上側表面312を押し付けて着座するように設計されている。底部343は、第2の水平壁264が、ねじ切りされたキャップ340の底部343の間に配設されるようにプラットホーム312を円周方向に取り囲む。プラットホーム312、および第1の垂直壁251の上側表面として画定され、第2の水平壁264の周りに円周方向に形成された第2の環状プラットホーム315は共に、ねじ切りされた柱330上のねじ切りされたキャップ340の進度を限定する。言い換えれば、ねじ切りされたキャップ340は、キャップ340がキャップ基部320と係合し(「底に達する」)、それを押し付けて着座するまで、ある一定の程度しかねじ切りされた柱330上で締め付けることができない。
ねじ切りされたキャップ340は、キャップ310の下に位置するロッド30と衝突し、それに保持力を加える手段として働く底縁部349を含む。より具体的には、底縁部349は、2つの対向する場所、すなわちロッド30が露出されたU字形チャネル170の2つの端部においてロッド30と係合し、U字形チャネル170内に捕捉されているロッド30を押し付けるように力を加える。
ロッド30は、U字形チャネル170内に着座しているとき、ロッド30の頂部が、第2の環状プラットホーム315の上方に配設されるように寸法設定され、それにより、ねじ切りされたキャップ340がねじ切りされた柱330上で締め付けられ、ロッド30および基部120に向かって下側に進むとき、ねじ切りされたキャップ340の底縁部349が、互いに180°離れている2つの場所においてロッド30の頂部と接触するようになる。したがって、ねじ切りされたキャップ340がねじ切りされた柱330にねじ込まれるにつれて、底縁部349は、図7および8に示すようにロッド30と接触するようになり、その結果、キャップ340は、ロッド30がU字形チャネル170内にしっかりと保持され、アンカー組立体300にしっかりと取り付けられるようになるのに十分な力をロッド30に加える。図8に示すように、ねじ切りされたキャップ340が、柱330に対して完全に係合された位置にあり、ロッド30と完全に係合した状態にある場合、底縁部349と第2の環状プラットホーム315の間に僅かな空隙または空間351が形成されることも理解されよう。ねじ切りされたキャップ340とロッド30との係合は、ロッド30の横方向の移動が防止されるようにロッド30をU字形チャネル170内でしっかりと保持する手段を提供する。インプラント300内でロッド30を横方向に再調整するには、底縁部349がロッド30上に衝突力を加えなくなるまで、ねじ切りされたキャップ340を柱330上で緩めるまたは後退させるだけである。適切に再調整された後、ねじ切りされたキャップ340は、底縁部349がロッド30に接触するまで柱330上で再度締め付けられる。
本発明によるアンカー組立体100、300は、従来技術の設計に対して改良された設計を提供し、より特定化すると、アンカー組立体100、300は、複雑なものでなく、アンカー組立体100、300を椎弓根などの標的場所にしっかりと取り付けるのにより少ない工具ですみ、またアンカー組立体100、300に対してロッド30を封止するための改良された複雑でない手段も提供することが理解されよう。基部に対するそれぞれのキャップの摺動作用により、キャップが容易かつすばやく基部に結合されることが可能になり、キャップおよび基部分に関連したストッパ手段は、キャップおよび基部の貫通穴が、基部内のロッドの所望の保持を可能にするように軸方向に揃えられる位置まで、キャップが容易に移動されることを可能にするように基部に対するキャップの横方向の移動度を制御し、限定する。
特許文献2で開示されたものなどの交差結合を、ねじれ回転に対してロッド部材30を安定させるために使用することができることも理解されよう。矩形の構造を形成するために、2つの交差結合を使用することが好ましい。各々の交差結合は、それぞれが主ロッドに固定された2つのクランプを含む。各々のクランプは、ロッドを収容するロッド受け入れチャネルを含み、特許文献2で詳細に説明される方法で、ロッド受け入れチャネルに対して適所に封止される。
本発明のアンカー組立体の1つを使用するための1つの例示的な治療方法を以下で説明する。長手方向の後正中線切開が脊椎上に施される。この切開は、皮下組織および筋膜を貫通して棘突起の先端まで行われる。骨膜下の切開が、椎弓板および横突起上で実施される。融着に備えて、椎間関節包(facet capsule)および関節軟骨が取り除かれる。千枚通しなどの標準的な工具を用いて椎弓根が特定され、椎弓根プローブなどを用いて椎弓根の穴が空けられる。椎弓根プローブは、千枚通しによって最初に作り出された穴に挿入され、外科医により、この手順中、椎弓根および椎骨本体内で海面骨の比較的柔らかなざらついた感触を外科医が感じるまで操作される。穴の深さは、椎弓根プローブ上の目盛り付きマーキングを用いて決定され、次いで個々の椎弓根に対して適切なサイズのねじが選択される。
穴が作り出された後、ロッドを融着床の上方に載せるのに必要とされる高さに応じて、アンカー組立体のサイズが選択される。次いで外科医は、引き続き適切な経皮的椎弓根ねじ110を挿入し、基部120の第1および第2の部分130、140が、組み立てられ、このとき挿入物220は、第1と第2の部分の間にある。適切な長さのロッド30が、選択され、アンカー組立体内に嵌合するように対処され(countered)、次いで、適切な工具を用いてその中に置かれる。次いで、それぞれのキャップが、摺動式に受け入れられ、基部上に適切に配置されるように基部と対合され、その後、使用されているアンカー組立体のタイプに応じて、止めねじまたはねじ切りされたキャップが、適切な工具を用いて締め付けられ、その結果ロッドに力が加えられる。この手順は、同じ番号の椎骨レベル上の脊椎の他方側において繰り返される。
上記で述べたように、ねじれ安定を付加するために交差結合が適用されてよい。この交差結合は、止めねじを用いて2つの主ロッドの一方にそれぞれが固定される2つのクランプから形成することができる。次いで、クランプは、クランプ間の距離に相当する長さに切断された交差結合(たとえばシュタインマンピン)によって互いにつなげられる。したがって、交差結合は、止めねじを用いてクランプに固定される。交差結合の少なくとも2つの組が、より安定した構造物を提供するために使用されることが推奨される。
本発明は、添付の図を参照してこのようにここまで説明してきた実施形態に限定されるものではなく、むしろ以下の特許請求の範囲によってのみ限定されることが、当業者に理解されるであろう。
10 システム
20 インプラントセット
30 ロッド
100、300 アンカー組立体
110 椎弓根締結具
112 ヘッド部
114 軸部
116 ねじ切りされた部分
118 円形ショルダ
120 基部
130 第1の部分
131 底面
132、147、234 中央穴
134 勾配部分
140 第2の部分
141 開口部
142 中空の本体
144 下側環状フランジ
145 垂直壁
146 ショルダ
150 床部
152 外側周囲壁
154 上側平面
160 弓状表面
170 U字形チャネル
180 ガイドレール
190 フランジ
192、212 面取りされた縁部
200 ガイドチャネル
210 ガイドタング
211 干渉手段
220 シム
222 弓状チャネル
224 頂部表面
226 内部空間
227 弓状縁部
229 位置決めフィーチャ
230、310 キャップ
232 本体
233 上面
240 環状側壁
242 第1の切断部
244 第2の切断部
249 端部
250 インターロックレール構造
251 第1の垂直壁
253 第2の垂直壁
260 スロット
261 水平壁
262 第1の水平壁
264 第2の水平壁
270 弓状壁部分
271、351 空隙
280 封止ねじ
312 上側表面
315 第2の環状プラットホーム
320 キャップ基部
330 ねじ切りされた柱
340 ねじ切りされたキャップ
342 本体
343 底部
344 環状ショルダ
346 内面
348 環状表面
349 底縁部
350 ねじ穴

Claims (46)

  1. 1つまたは複数の脊椎骨を安定させるための安定化装置システムと共に使用するためのアンカー組立体であって、
    前記アンカー組立体を前記1つまたは複数の脊椎骨セグメントに固定するための締結具と、
    ガイドスロットおよび前記安定化装置を受け入れるための窪んだチャネルを含む第1の結合フィーチャと、第1の穴と、前記締結具のヘッド部を受け入れるための座部を含む第1の空洞とを有するアンカー基部と、
    中を貫通して形成された穴と、前記ガイドスロット内に横方向に受け入れられたレール構造を含む第2の結合フィーチャと、前記ガイドスロット内で前記キャップの横方向の移動を限定するために前記第1の結合フィーチャと共に作用し、前記第1の穴および前記ねじ穴を第1の位置に揃えさせるためのストッパ要素とを有するキャップと、
    前記キャップの前記穴内に受け入れられ、前記アンカー組立体内の所定位置に前記安定化装置を封止し、保持するために前記安定化装置と係合することができる封止部材とを備える、アンカー組立体。
  2. 前記締結具が、前記第1の穴を貫通して延び、前記ヘッド部が前記座部と係合するとき、前記締結具が、前記アンカー基部を越えて延び、前記キャップ穴が、ねじ穴を含み、前記封止部材が、前記ねじ切りされたキャップ穴内にねじ込み式に受け入れられる、請求項1に記載アンカー組立体。
  3. 前記安定化装置が、細長い金属ロッドを備える、請求項1に記載のアンカー組立体。
  4. 前記アンカー基部が、第1の部分と、前記第1の部分に結合された第2の部分とを含み、このとき前記締結具の前記ヘッド部は、前記第1の部分と前記第2の部分の間に配設されており、前記第1の部分が、中を貫通して形成された前記第1の穴を有し、前記座部が、前記締結具の前記ヘッド部の円形表面と相補的な環状の勾配表面の形態であり、前記第1の結合フィーチャが、前記第2の部分の本体の上側平面と相まって前記ガイドスロットを画定する外側に延びる一対のフランジを含み、前記キャップの前記レール構造が、前記ガイドスロット内に受け入れられた内側に延びる一対のフランジによって画定される、請求項1に記載のアンカー組立体。
  5. 前記外側に延びるフランジ、前記内側に延びるフランジ、および前記上側平面が、すべて互いに平行であり、このとき各々のガイドスロットの高さは、各々のレール構造の高さよりも高く、それによって前記キャップが、前記基部に対していくらか垂直移動する、請求項4に記載のアンカー組立体。
  6. 前記第2の部分の前記本体の側壁が、外側に延びる前記一対のフランジの間に形成され、前記第2の部分の前記本体の前記上側平面の下方に延びる窪んだチャネルを含む、請求項4に記載のアンカー組立体。
  7. 前記窪んだチャネルが、前記細長い安定化装置を支えるための前記第1の穴に隣接した前記側壁内に形成された一対のU字形の切欠部によって画定され、前記切欠部の最大幅が、前記細長い安定化装置の直径と等しい、またはそれよりも大きい、請求項6に記載のアンカー組立体。
  8. 前記第2の部分が、前記外側に延びる前記一対のフランジの上側表面から外側に延びる直立の一対のガイドタングを含み、前記ガイドタングが、前記第1の穴の両側に形成される、請求項4に記載のアンカー組立体。
  9. 少なくとも1つのガイドタングが、前記第1の穴に面する前記少なくとも1つのガイドタングの内面に形成された干渉手段を含み、前記干渉部材と前記対向するガイドタングの間の距離が、前記安定化装置が前記窪んだチャネルから自由に離れることを防止するように前記細長い安定化装置の直径よりも小さい、請求項8に記載のアンカー組立体。
  10. 前記干渉部材が、前記ガイドタングの前記内面に形成された突起部を備える、請求項9に記載のアンカー組立体。
  11. 前記ストッパ要素が、第1の位置において前記ガイドスロット内の前記キャップの横方向の移動を限定して前記第1の穴および前記ねじ穴が揃えられるようにするために前記ガイドタングの端部と接触する前記キャップの部分を含む、請求項9に記載のアンカー組立体。
  12. 前記基部の前記第1と第2の部分の間に配設された挿入物であって、前記第1の穴の一部分を画定する、前記挿入物を貫通して形成された開口部を含む挿入物をさらに含み、前記挿入物の上側表面が、前記開口部と交差し、前記細長い安定化装置を受け入れ、支持するための底座部として働くように構成された、前記挿入物の前記上側表面内に形成された弓状チャネルを含む、請求項4に記載のアンカー組立体。
  13. 前記挿入物が、前記締結具の前記ヘッド部の表面と相補的であり、前記締結具の前記ヘッド部の表面と係合する環状勾配部分を含む、前記挿入物の下面に形成された空洞を有する、請求項11に記載のアンカー組立体。
  14. 前記挿入物の前記上側表面が、前記基部の前記第2の部分の一部である第2の位置決めガイドフィーチャと対合する第1の位置決めガイドフィーチャを含み、それによって前記挿入物が、前記第1および第2の位置決めガイドフィーチャが位置合わせされたときのみ前記第2の部分内に形成された下面の空洞内に受け入れられ得る、請求項11に記載のアンカー組立体。
  15. 前記第1の位置決めガイドフィーチャが、前記挿入物から外側に延びる柱を備え、前記第2の位置決めガイドフィーチャが、前記第2の部分を貫通して形成された貫通孔を含む、請求項14に記載のアンカー組立体。
  16. 前記貫通孔が、1つのガイドスロットと連通し、前記1つのガイドスロット内に開口する、請求項15に記載のアンカー組立体。
  17. 前記レール構造が、前記ガイドスロット内に摺動式に受け入れられた内側に延びるフランジの形態であり、前記ガイドスロットが、外側に延びるフランジによって画定された天井部を有し、それによって前記ガイドスロット内の前記内側に延びるフランジの垂直な移動が前記外側に延びるフランジによって制限され、前記第2の結合フィーチャが、前記外側に延びるフランジを受け入れるためのスロットをさらに含み、それによって前記第1の位置において、前記外側に延びるフランジが前記内側に延びるフランジ上に平行に重なる、請求項1に記載のアンカー組立体。
  18. 前記第1の位置において、前記内側に延びるフランジが、前記外側に延びるフランジの下面を押し付けて着座し、それによって前記キャップの底縁部と前記基部の間に空隙が形成される、請求項17に記載のアンカー組立体。
  19. 前記ロッド封止部材が、前記基部内の所定位置に前記細長い安定化装置を封止するために、前記キャップの前記穴とねじ込み式に係合することによって前記細長い安定化装置に垂直な力を加える封止ねじを備える、請求項1に記載のアンカー組立体。
  20. 前記ロッド封止部材が、前記細長い安定化装置に力を加えて前記細長い安定化装置が所定位置にしっかりと固定されるようになるとき、前記第1の位置において前記キャップの底縁部と前記基部の間に環状の空隙が形成される、請求項1に記載のアンカー組立体。
  21. 前記ガイドタングの部分間の前記距離が、前記安定化装置が前記窪んだチャネルから自由に離れることを防止するように前記細長い安定化装置の前記直径よりも僅かに小さい、請求項8に記載のアンカー組立体。
  22. 前記ガイドタングが、ばね形態のロッド受け入れ手段を備える、請求項21に記載のアンカー組立体。
  23. 1つまたは複数の脊椎骨セグメントを安定させるための安定化装置システムと共に使用するためのアンカー組立体であって、
    前記アンカー組立体を前記1つまたは複数の脊椎骨セグメントに固定するための締結具と、
    前記締結具のヘッド部を受け入れるための座部と、ガイドスロットおよび前記細長い安定化装置を受け入れるための成形されたスロットを含む第1の結合フィーチャとを含むアンカー基部であって、前記成形されたスロットが、前記第1の穴と交差する軸を画定する、アンカー基部と、
    柱を有する基部と、第2の結合フィーチャとを含むキャップであって、前記第2の結合フィーチャが、前記キャップの垂直の移動を制限しながら、前記キャップが前記ガイドスロット内に横方向に受け入れられ移動されることを可能にする構造を含む、キャップと、
    前記柱に結合され、前記アンカー組立体内の所定位置で前記細長い安定化装置を封止し、保持するために前記柱に沿って駆動されて前記安定化装置と係合することができるキャップ締結具とを備える、アンカー組立体。
  24. 前記アンカー基部が、第1の穴と、前記締結具ヘッド部が前記座部と係合するとき、前記締結具が前記アンカー基部を越えて延びるような前記座部を含む第1の空洞とを含む、請求項23に記載のアンカー組立体。
  25. 前記キャップ基部の前記柱が、ねじ山をその外面に有するねじ切りされた柱を備え、前記キャップ締結具が、前記ねじ切りされた柱とねじ込み式に対合する、請求項23に記載のアンカーシステム。
  26. 前記キャップ基部が、第1のプラットホームと、前記第1のプラットホームの周りに円周方向に形成された第2のプラットホームとを含み、前記キャップ締結具が、完全に係合した位置にあるとき前記第1のプラットホームに押し付けて着座するための第1の環状表面と、前記完全に係合した位置において前記第2のプラットホームの上方であるが前記第2のプラットホームから離間して配設される底フランジ部材とを有する、請求項23に記載のアンカー組立体。
  27. 前記キャップ締結具が、前記ねじ切りされた柱に形成された外部ねじ山とねじ込み式に対合する中央のねじ穴を有し、前記キャップ締結具が、前記成形されたスロットが形成された2つの対向する場所において前記細長い安定化装置に接触し力を加える、請求項25に記載のアンカー組立体。
  28. 前記力が、前記細長い安定化装置に垂直な力である、請求項27に記載のアンカー組立体。
  29. 前記安定化装置が、細長い金属ロッドを備える、請求項23に記載のアンカー組立体。
  30. 前記アンカー基部が、第1の部分と、前記第1の部分に結合された第2の部分とを含み、このとき前記締結具の前記ヘッド部は、前記第1の部分と前記第2の部分の間に配設されており、前記第1の部分が、前記第1の部分を貫通して形成された前記第1の穴を有し、前記座部が、前記締結具の前記ヘッド部の円形表面と相補的な環状の勾配表面の形態であり、前記第1の結合フィーチャが、前記第2の部分の本体の上側平面と相まって前記ガイドスロットを画定する外側に延びる一対のフランジを含み、前記第2の結合フィーチャの前記構造が、前記ガイドスロット内に受け入れられた内側に延びる一対のフランジによって画定された細長いレールを備える、請求項23に記載のアンカー組立体。
  31. 前記外側に延びるフランジ、前記内側に延びるフランジ、および前記上側平面が、すべて互いに平行であり、このとき各々のガイドスロットの高さは、各々のレール構造の高さよりも高く、それによって前記キャップ基部が、前記アンカー基部に対していくらか垂直移動する、請求項30に記載のアンカー組立体。
  32. 前記第2の部分の前記本体の側壁が、外側に延びる前記一対のフランジの間に形成され、前記第2の部分の前記本体の前記上側平面の下方に延びる前記成形されたスロットを含む、請求項30に記載のアンカー組立体。
  33. 前記成形されたスロットが、前記アンカー基部を貫通して形成された第1の穴に隣接した前記側壁内に形成された一対のU字形の切欠部によって画定され、前記切欠部の最大幅が、前記細長い安定化装置の直径と等しい、またはそれよりも大きい、請求項32に記載のアンカー組立体。
  34. 前記第2の部分が、前記外側に延びる前記一対のフランジの上側表面から外側に延びる直立の一対のガイドタングを含み、前記ガイドタングが、前記アンカー基部を貫通して形成された第1の穴の両側に形成される、請求項30に記載のアンカー組立体。
  35. 少なくとも1つのガイドタングが、前記第1の穴に面する前記少なくとも1つのガイドタングの内面に形成された干渉部材を含み、前記干渉部材と前記対向するガイドタングの間の距離が、前記安定化装置が前記窪んだチャネルに自由に入ることを防ぐように前記細長い安定化装置の直径よりも小さい、請求項34に記載のアンカー組立体。
  36. 前記干渉部材が、前記ガイドタングの前記内面に形成された突起部を備える、請求項35に記載のアンカー組立体。
  37. 前記第1の位置において前記ガイドスロット内の前記キャップ基部の横方向の移動を限定して前記第1の穴および前記ねじ穴が揃えられるようにするために前記ガイドタングの端部と接触する前記キャップ基部の部分によって画定されたストッパ要素をさらに含む、請求項34に記載のアンカー組立体。
  38. 前記アンカー基部の前記第1と第2の部分の間に配設される挿入物であって、前記第1の穴の一部分を画定する、前記挿入物を貫通して形成された開口部を有する挿入物をさらに含み、前記挿入物の上側表面が、前記開口部と交差し、前記細長い安定化装置を受け入れ、支持するための底座部として働くように構成された、前記挿入物の前記上側表面内に形成された弓状チャネルを含む、請求項30に記載のアンカー組立体。
  39. 前記挿入物が、前記締結具の前記ヘッド部の表面と相補的であり、前記締結具の前記ヘッド部の表面と係合する環状勾配表面を含む、前記挿入物の下面に形成された空洞を有する、請求項38に記載のアンカー組立体。
  40. 前記挿入物の前記上側表面が、前記基部の前記第2の部分の一部である第2の位置決めガイドフィーチャと対合する第1の位置決めガイドフィーチャを含み、それによって前記挿入物が、前記第1および第2の位置決めガイドフィーチャが位置合わせされたときのみ前記第2の部分内に形成された下面の空洞内に受け入れられ得る、請求項記載38に記載のアンカー組立体。
  41. 前記第1の位置決めガイドフィーチャが、前記挿入物から外側に延びる柱を備え、前記第2の位置決めガイドフィーチャが、前記第2の部分を貫通して形成された貫通孔を含む、請求項40に記載のアンカー組立体。
  42. 前記貫通孔が、1つのガイドスロットと連通し、前記1つのガイドスロット内に開口する、請求項41に記載のアンカー組立体。
  43. 前記レール構造が、前記ガイドスロット内に摺動式に受け入れられた内側に延びるフランジの形態であり、前記ガイドスロットが、外側に延びるフランジによって画定された天井部を有し、それによって前記ガイドスロット内の前記内側に延びるフランジの垂直な移動が前記外側に延びるフランジによって制限され、前記第2の結合フィーチャが、前記外側に延びるフランジを受け入れるためのスロットをさらに含み、それによって前記第1の位置において、前記外側に延びるフランジが前記内側に延びるフランジ上に平行に重なる、請求項23に記載のアンカー組立体。
  44. 前記第1の位置において、前記内側に延びるフランジが、前記外側に延びるフランジの下面を押し付けて着座し、それによって前記キャップ締結具の底縁部と前記キャップ基部の間に空隙が形成される、請求項43に記載のアンカー組立体。
  45. 前記保持要素が、前記細長い安定化装置に力をかけて前記細長い安定化装置が所定位置にしっかりと固定されるようになるとき、前記第1の位置において前記キャップ基部の底縁部と前記アンカー基部の間に環状の空隙が形成される、請求項23に記載のアンカー組立体。
  46. 1つまたは複数の骨セグメントの安定化のための固定装置であって、
    請求項1に記載の少なくとも2つのアンカー組立体と、前記少なくとも2つのアンカー組立体内に捕捉され、保持されて前記1つまたは複数の骨セグメントの安定化をもたらす細長い安定化ロッドとを備える、固定装置。
JP2009531576A 2006-10-05 2007-10-03 脊椎インプラントシステムのためのアンカー組立体 Pending JP2010505541A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US85037306P 2006-10-05 2006-10-05
PCT/US2007/080283 WO2008042948A2 (en) 2006-10-05 2007-10-03 Anchor assembly for spinal implant system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010505541A true JP2010505541A (ja) 2010-02-25

Family

ID=39269182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009531576A Pending JP2010505541A (ja) 2006-10-05 2007-10-03 脊椎インプラントシステムのためのアンカー組立体

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20100241170A1 (ja)
EP (1) EP2077782A4 (ja)
JP (1) JP2010505541A (ja)
AU (1) AU2007303180A1 (ja)
CA (1) CA2665430A1 (ja)
WO (1) WO2008042948A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537780A (ja) * 2007-09-06 2010-12-09 ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド 多軸骨アンカー組立体
JP2013103133A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Biedermann Technologies Gmbh & Co Kg 多軸骨固定装置
JP2013528450A (ja) * 2010-06-08 2013-07-11 グローバス メディカル インコーポレイティッド 順応型骨安定化受け器

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7833250B2 (en) 2004-11-10 2010-11-16 Jackson Roger P Polyaxial bone screw with helically wound capture connection
US7862587B2 (en) 2004-02-27 2011-01-04 Jackson Roger P Dynamic stabilization assemblies, tool set and method
US8876868B2 (en) 2002-09-06 2014-11-04 Roger P. Jackson Helical guide and advancement flange with radially loaded lip
US7621918B2 (en) 2004-11-23 2009-11-24 Jackson Roger P Spinal fixation tool set and method
US7377923B2 (en) 2003-05-22 2008-05-27 Alphatec Spine, Inc. Variable angle spinal screw assembly
US7776067B2 (en) 2005-05-27 2010-08-17 Jackson Roger P Polyaxial bone screw with shank articulation pressure insert and method
US8366753B2 (en) 2003-06-18 2013-02-05 Jackson Roger P Polyaxial bone screw assembly with fixed retaining structure
US7766915B2 (en) 2004-02-27 2010-08-03 Jackson Roger P Dynamic fixation assemblies with inner core and outer coil-like member
US7967850B2 (en) 2003-06-18 2011-06-28 Jackson Roger P Polyaxial bone anchor with helical capture connection, insert and dual locking assembly
US8936623B2 (en) 2003-06-18 2015-01-20 Roger P. Jackson Polyaxial bone screw assembly
US7527638B2 (en) 2003-12-16 2009-05-05 Depuy Spine, Inc. Methods and devices for minimally invasive spinal fixation element placement
US7179261B2 (en) 2003-12-16 2007-02-20 Depuy Spine, Inc. Percutaneous access devices and bone anchor assemblies
US11419642B2 (en) 2003-12-16 2022-08-23 Medos International Sarl Percutaneous access devices and bone anchor assemblies
US11241261B2 (en) 2005-09-30 2022-02-08 Roger P Jackson Apparatus and method for soft spinal stabilization using a tensionable cord and releasable end structure
US7160300B2 (en) 2004-02-27 2007-01-09 Jackson Roger P Orthopedic implant rod reduction tool set and method
US8152810B2 (en) 2004-11-23 2012-04-10 Jackson Roger P Spinal fixation tool set and method
AU2004317551B2 (en) 2004-02-27 2008-12-04 Roger P. Jackson Orthopedic implant rod reduction tool set and method
US9050148B2 (en) 2004-02-27 2015-06-09 Roger P. Jackson Spinal fixation tool attachment structure
US8926672B2 (en) 2004-11-10 2015-01-06 Roger P. Jackson Splay control closure for open bone anchor
US9168069B2 (en) 2009-06-15 2015-10-27 Roger P. Jackson Polyaxial bone anchor with pop-on shank and winged insert with lower skirt for engaging a friction fit retainer
US9980753B2 (en) 2009-06-15 2018-05-29 Roger P Jackson pivotal anchor with snap-in-place insert having rotation blocking extensions
US8444681B2 (en) 2009-06-15 2013-05-21 Roger P. Jackson Polyaxial bone anchor with pop-on shank, friction fit retainer and winged insert
US7901437B2 (en) 2007-01-26 2011-03-08 Jackson Roger P Dynamic stabilization member with molded connection
US7955358B2 (en) 2005-09-19 2011-06-07 Albert Todd J Bone screw apparatus, system and method
CA2670988C (en) 2006-12-08 2014-03-25 Roger P. Jackson Tool system for dynamic spinal implants
US10792074B2 (en) 2007-01-22 2020-10-06 Roger P. Jackson Pivotal bone anchor assemly with twist-in-place friction fit insert
AU2008270563B2 (en) 2007-06-28 2012-04-19 Spinal Elements, Inc. Spinal stabilization device
US8998958B2 (en) * 2007-12-20 2015-04-07 Aesculap Implant Systems, Llc Locking device introducer instrument
WO2010147639A1 (en) 2008-08-01 2010-12-23 Jackson Roger P Longitudinal connecting member with sleeved tensioned cords
US8080040B2 (en) * 2008-10-29 2011-12-20 Warsaw Orthopedic, Inc. Anchor with two member securing mechanism for attaching an elongated member to a bone
US20100114168A1 (en) * 2008-10-30 2010-05-06 Warsaw Orthopedic, Inc. Anchor with non-threaded securing mechanism to attach an elongated member to a bone
CN103826560A (zh) 2009-06-15 2014-05-28 罗杰.P.杰克逊 具有套接杆和带摩擦配合压缩套爪的带翼插件的多轴骨锚
US9668771B2 (en) 2009-06-15 2017-06-06 Roger P Jackson Soft stabilization assemblies with off-set connector
US11229457B2 (en) 2009-06-15 2022-01-25 Roger P. Jackson Pivotal bone anchor assembly with insert tool deployment
CN103917181A (zh) 2009-06-15 2014-07-09 罗杰.P.杰克逊 包括套接杆和具有低外形边缘锁的摩擦配合保持件的多轴骨锚
US10363070B2 (en) 2009-06-15 2019-07-30 Roger P. Jackson Pivotal bone anchor assemblies with pressure inserts and snap on articulating retainers
US8998959B2 (en) 2009-06-15 2015-04-07 Roger P Jackson Polyaxial bone anchors with pop-on shank, fully constrained friction fit retainer and lock and release insert
JP2012532705A (ja) * 2009-07-16 2012-12-20 スパインセーブ アクチェンゲゼルシャフト 迅速閉鎖部材を備える脊椎インプラントセット
US8568456B2 (en) 2009-09-21 2013-10-29 Globus Medical, Inc. Transverse connector having a locking element for capturing multiple rods
US8298275B2 (en) * 2009-10-30 2012-10-30 Warsaw Orthopedic, Inc. Direct control spinal implant
US9078701B2 (en) * 2009-11-09 2015-07-14 Centinel Spine, Inc. System and method for stabilizing a posterior fusion over motion segments
US9044272B2 (en) * 2009-11-09 2015-06-02 Ebi, Llc Multiplanar bone anchor system
US8449578B2 (en) * 2009-11-09 2013-05-28 Ebi, Llc Multiplanar bone anchor system
US20110257690A1 (en) * 2010-04-20 2011-10-20 Warsaw Orthopedic, Inc. Transverse and Sagittal Adjusting Screw
US9345519B1 (en) * 2010-07-02 2016-05-24 Presidio Surgical, Inc. Pedicle screw
US8777996B2 (en) 2010-07-12 2014-07-15 Globus Medical, Inc. Interspinous ligament transverse connector
US9232969B2 (en) * 2010-10-29 2016-01-12 Warsaw Orthopedic, Inc. Directional control for a multi-axial screw assembly
JP5865479B2 (ja) 2011-03-24 2016-02-17 ロジャー・ピー・ジャクソン 複合関節とポップ装着式シャンクとを有する多軸の骨アンカー
US9655655B2 (en) 2011-08-16 2017-05-23 Aesculap Implant Systems, Llc Two step locking screw assembly
WO2013106217A1 (en) 2012-01-10 2013-07-18 Jackson, Roger, P. Multi-start closures for open implants
US8911478B2 (en) 2012-11-21 2014-12-16 Roger P. Jackson Splay control closure for open bone anchor
US10058354B2 (en) 2013-01-28 2018-08-28 Roger P. Jackson Pivotal bone anchor assembly with frictional shank head seating surfaces
US8852239B2 (en) 2013-02-15 2014-10-07 Roger P Jackson Sagittal angle screw with integral shank and receiver
EP2964116A4 (en) * 2013-03-08 2016-11-23 Anand K Agarwal pedicle screw
US9987047B2 (en) 2013-10-07 2018-06-05 Spine Wave, Inc. Translating polyaxial screw
US9566092B2 (en) 2013-10-29 2017-02-14 Roger P. Jackson Cervical bone anchor with collet retainer and outer locking sleeve
US9717533B2 (en) 2013-12-12 2017-08-01 Roger P. Jackson Bone anchor closure pivot-splay control flange form guide and advancement structure
US9451993B2 (en) 2014-01-09 2016-09-27 Roger P. Jackson Bi-radial pop-on cervical bone anchor
US10064658B2 (en) 2014-06-04 2018-09-04 Roger P. Jackson Polyaxial bone anchor with insert guides
US9597119B2 (en) 2014-06-04 2017-03-21 Roger P. Jackson Polyaxial bone anchor with polymer sleeve
CN104799931B (zh) * 2015-04-13 2017-07-07 李贵涛 窝臼轨链式复位固定动态椎弓根螺钉系统
US9707013B2 (en) * 2015-04-30 2017-07-18 Warsaw Orthopedic, Inc. Spinal implant system and methods of use
US10617528B2 (en) * 2015-07-24 2020-04-14 Life Spine, Inc. Arthroplasty implants
US10485596B2 (en) 2016-12-06 2019-11-26 Medos International Sàrl Longitudinally-adjustable bone anchors and related methods
US10070897B1 (en) 2017-10-10 2018-09-11 Spine Wave, Inc. Translational posterior cervical polyaxial screw
US11298170B2 (en) * 2019-05-17 2022-04-12 Warsaw Orthopedic, Inc. Spinal implant system and methods of use

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6077262A (en) * 1993-06-04 2000-06-20 Synthes (U.S.A.) Posterior spinal implant
US6090111A (en) * 1998-06-17 2000-07-18 Surgical Dynamics, Inc. Device for securing spinal rods
US6110172A (en) * 1998-07-31 2000-08-29 Jackson; Roger P. Closure system for open ended osteosynthesis apparatus
US6302888B1 (en) * 1999-03-19 2001-10-16 Interpore Cross International Locking dovetail and self-limiting set screw assembly for a spinal stabilization member
FR2794637B1 (fr) * 1999-06-14 2001-12-28 Scient X Implant pour dispositif d'osteosynthese notamment du rachis
FR2795623B1 (fr) * 1999-07-01 2001-11-30 Gerard Vanacker Systeme pour osteosynthese sur la colonne vertebrale, en particulier pour la stabilisation des vertebres, element de fixation et ancillaire pour un tel systeme
DE10164323C1 (de) * 2001-12-28 2003-06-18 Biedermann Motech Gmbh Verschlußeinrichtung zum Sichern eines stabförmigen Elements in einem mit einem Schaft verbundenen Halteelement
CN1221217C (zh) * 2002-01-24 2005-10-05 英属维京群岛商冠亚生技控股集团股份有限公司 一种脊椎固定用旋扣定位固定装置
US7842073B2 (en) * 2002-04-18 2010-11-30 Aesculap Ii, Inc. Screw and rod fixation assembly and device
WO2004089245A2 (en) * 2003-04-04 2004-10-21 Theken Surgical, Llc Bone anchor
US8137386B2 (en) * 2003-08-28 2012-03-20 Jackson Roger P Polyaxial bone screw apparatus
JP2007502677A (ja) * 2003-08-20 2007-02-15 ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド 例えば脊椎手術用の、多軸型整形外科デバイスおよびシステム
US20050154391A1 (en) * 2003-12-30 2005-07-14 Thomas Doherty Bone anchor assemblies
WO2005102195A1 (en) * 2004-04-20 2005-11-03 Allez Spine, Llc Pedicle screw assembly
US7731736B2 (en) * 2004-06-14 2010-06-08 Zimmer Spine, Inc. Fastening system for spinal stabilization system
US7857834B2 (en) * 2004-06-14 2010-12-28 Zimmer Spine, Inc. Spinal implant fixation assembly
US7338491B2 (en) * 2005-03-22 2008-03-04 Spinefrontier Inc Spinal fixation locking mechanism
US7811310B2 (en) * 2005-05-04 2010-10-12 Spinefrontier, Inc Multistage spinal fixation locking mechanism

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537780A (ja) * 2007-09-06 2010-12-09 ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド 多軸骨アンカー組立体
JP2013528450A (ja) * 2010-06-08 2013-07-11 グローバス メディカル インコーポレイティッド 順応型骨安定化受け器
US9750541B2 (en) 2010-06-08 2017-09-05 Globus Medical, Inc. Conforming bone stabilization receiver
US10143496B2 (en) 2010-06-08 2018-12-04 Globus Medical, Inc Conforming bone stabilization receiver
US10682163B2 (en) 2010-06-08 2020-06-16 Globus Medical, Inc. Conforming bone stabilization receiver
JP2013103133A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Biedermann Technologies Gmbh & Co Kg 多軸骨固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU2007303180A1 (en) 2008-04-10
EP2077782A4 (en) 2011-03-30
US20100241170A1 (en) 2010-09-23
EP2077782A2 (en) 2009-07-15
WO2008042948A2 (en) 2008-04-10
WO2008042948A3 (en) 2008-07-03
CA2665430A1 (en) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010505541A (ja) 脊椎インプラントシステムのためのアンカー組立体
EP2166972B1 (en) Clamps used for interconnecting a bone anchor to a rod
US9855077B2 (en) Spinal implant with a flexible extension element
US8920469B2 (en) Rod attachment for head to head cross connector
US8128659B2 (en) Spinous process stabilization device and method
EP2381872B1 (en) Flexible guide for insertion of a vertebral stabilization system
US10285738B1 (en) Polyaxial ball and socket fastener with spot welded blocking ring
US9814506B2 (en) Bone implants
JP6186109B2 (ja) 椎骨または他の骨を安定化するための安定化装置
KR20100087334A (ko) 외과적 고정 시스템 및 그에 관한 방법
EP3282979B1 (en) Bone anchor assemblies with orientation indicator
JP2009511171A (ja) 骨接合手術の際に脊椎を固定するための多方向移動装置
ZA200602781B (en) Polyaxial bone anchor and method of spinal fixation
US9468470B2 (en) Anchor for attachment to a bony structure
US11272959B2 (en) Bone anchoring device
EP4111992A1 (en) Bone anchoring device