JP2010505191A - Rfidエアプロトコルを使用して無線通信する方法及びそのシステム - Google Patents
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Abstract
RFIDエアインタフェースプロトコルを使用して、RFIDシステム内の1つ又は複数のRFIDリーダと1つ又は複数の非タグ装置との間でデータを交換する方法及びシステム。RFIDシステムは、呼び掛けゾーンにわたって1つ又は複数のRFIDリーダとデータ通信する1つ又は複数の非タグ装置を含む。非タグ装置は、RFIDエアインタフェースプロトコルを利用して、RFIDリーダへ/からの無線データ信号を送受信し、別個の通信インフラを実装する必要をなくす。RFIDリーダは、受信信号を処理するために、データをRFID後方散乱対応ホストコンピュータに転送することができる。リードポイントとして機能する非タグ装置は、他の非タグ装置と通信して、親/子リードポイント階層を確立する。1つ又は複数のマルチプレクサが、RFIDリーダと非タグ装置とのデータ交換に役立ち、さらにロバストな通信ネットワークを提供することができる。
【選択図】 図1
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線周波識別(「RFID」)通信に関し、特にエアインタフェースプロトコルを使用してRFIDタグ以外の装置をサポートするRFIDネットワークに関する。
RFIDシステムは、例えば、小売り環境においてRFID識別子がタグ付けされた物品に関する情報を得ることを含む多くの異なる用途で使用されている。例えば、RFIDタグは、製品又は製品パッケージに取り付けるか、又は一体化することができる。固定式、可搬式、又は手持ち式の装置であり得るRFIDインテロゲータ(本明細書では「RFIDリーダ」とも呼ばれる)を使用して、インテロゲータの呼び掛けゾーン内のRFIDタグを起動させ、RFIDタグに関連する物品に関する情報(例えば、製品記述子、シリアルナンバー、位置等)を提供することができる。これらのRFIDタグは、無線周波(RF)信号を受信してそれに応答し、例えば、RFIDタグが取り付けられた製品に関する情報を提供する。これは通常、電子製品コード(「EPC」)無線周波識別プロトコル等の標準エアインタフェースプロトコルを使用して実現される。このような情報は、棚にある物品又は倉庫内の物品に関連する在庫情報を含むことができる。一般に、RFIDタグ内の変調器が送信器を使用してRFIDリーダに信号を返送するか、又は信号をRFIDリーダに反射して戻すことができる。この送信/反射信号は後方散乱信号と呼ばれる。さらに、RFIDエンコーダを使用して情報(例えば、符号化情報)をRFIDタグに通信することもできる。したがって、通常、RFIDシステムは、小売り環境において製品の在庫を監視するとともに、RFIDタグ又はトランスポンダを使用したデータの記憶及び遠隔検索を利用して製品識別情報(product identification)を提供するために使用される。
さらに、特定のRFID用途では、マルチプレクサ(「MUX」)を通して複数のアンテナに接続されるリーダが使用される。例えば、RFIDシステムを使用して在庫を追跡する小売り環境では、多くのリードポイントが提供されることが知られており、各リードポイントへの接続のためにRFマルチプレクサ及び多くのケーブルが使用される。この文脈の中では、MUXは、コントローラからのデジタルロジック入力に基づいてRFID信号、すなわちRF信号を複数のアンテナにルーティングする。MUX及びMUXに結合されたアンテナは、通常、コマンド及び/又はデータをタグに送信し、タグからの応答及び/又はデータを含む後方散乱信号を受信することができるようにリーダの範囲を拡張するために使用される。一例は、RFIDタグ付けされた商品が、中央リーダにすべて接続された複数のアンテナを有する棚に配置されるRFIDネットワークである。このようなネットワークは、棚にある物品の長期在庫管理(inventory)を提供する。しかし、複数のアンテナを有するこのようなネットワークでは、ネットワーク機能に必要な制御情報(control)、RF信号、及び交流電流/直流電流(AC/DC)電力をルーティングするために、多くのワイヤ及びケーブルをMUXに接続しなければならない。RFIDリーダの範囲を拡張するためにネスト構成でMUXに結合されるMUXもすぐに、MUXとアンテナとの関係が複雑になり、追跡及び理解が困難な状況に繋がり得る。MUX間の関係を容易にマッピングし理解できるようにする方法及びシステムを有することが望ましい。
こういったRFIDシステムのコスト及び複雑性は通常高い。さらに、例えば、嵩張るケーブルハーネス等を設置する必要がある場合、構成要素を設置する時間及び複雑性も高くなり得る。複数のRFIDインテロゲータをこのようなシステムで使用して、異なる位置にあるRFIDタグを監視することは、システムを設置して保守するコストをさらに追加する。結果として、RFID顧客は、在庫管理に主に使用されるRFIDネットワークシステムの設置及び保守に多額の金銭を投資することになる。
こういった同じ顧客は、他の通信も必要とする。例えば、在庫管理用のRFIDシステムを有する顧客は、セキュリティ監視システムも有するか、又は少なくともセキュリティ監視システムへの必要性を有し得る。これは通常、無線通信システムが監視ステーション又はアラームパネルに有線通信しなければならないカメラ、光電赤外線検出器、センサ等の設置を必要とする。この通信インフラは、RFIDシステムに使用されるインフラとは別である。非RFIDタグ通信用途にRFIDインフラを共有できるようにする方法及びシステムを有することが望ましい。
本発明は、有利なことに、RFIDインタフェースプロトコルを使用して、RFIDネットワーク内の1つ又は複数のRFIDリーダと1つ又は複数の非タグ装置との通信方法及びシステムを提供する。本明細書において開示される方法及びシステムは、無線周波スペクトル及びRFID通信プロトコルを使用して、RFIDリーダと1つ又は複数の非RFIDタグ装置との間でのデータ通信を可能にする。非タグアイテム、例えばマルチプレクサ、カメラ、棚リーダ、アラート装置、又はコンピュータ等は、交換されるデータが非タグ関連データであっても、RFIDリーダからRFIDタグとして見える。したがって、RFIDリーダと非タグアイテムとのネットワーク通信は、追加の設置及び/又はオーバーヘッドコストを必要とせずに行うことが可能である。
一実施形態では、RFIDシステムを使用して非タグ装置とのデータ通信をサポートする方法が提供される。本方法は、RFIDエアインタフェースプロトコルを使用して、1つ又は複数の非タグ装置と通信することを含む。
別の実施形態では、RFIDシステムが提供される。本システムは、1つ又は複数の非タグ装置とデータ通信する1つ又は複数のRFIDリーダを含み、各RFIDリーダは通信範囲を有する。1つ又は複数のRFIDリーダは、RFIDエアインタフェースプロトコルを介して非タグ装置と通信する。
さらに別の実施形態では、本発明はRFIDマルチプレクサを提供する。RFIDマルチプレクサは、マルチプレクサの動作を制御する処理ユニットを含む。処理ユニットは、1つ又は複数の非タグ装置に呼び掛けてデータを得るように動作する。記憶ユニットが、非タグ装置に関するデータを記憶する。
本発明のより完全な理解並びに本発明に付随する利点及び特徴は、同様の符号が同様の要素を指す添付図面と併せて検討される以下の詳細な説明を参照することによってより容易に理解されるであろう。
これより、同様の参照符号が同様の要素を指す図面図を参照して、本発明の原理により構築され、全体的に「10」として示される例示的なシステムの図である図1を示す。システム10は、ホストコンピュータ14と通信する1つ又は複数のリーダ12を含む。リーダ12は、必要に応じて、例えば在庫管理を実行するために、コンピュータ14とデータを交換する。この場合、ホストコンピュータ14は、在庫を追跡して保持するために使用されるデータベースを含む。ホストコンピュータ14は、例えば後述するように、システム10内の他の装置間、例えばMUX、タグ、非タグ装置等の間での通信及び階層関係を追跡するために、メモリ、CPU、I/O、ディスプレイ等の構成要素も含む。これにより、操作者は構成要素がどのように相互接続されるかを理解することができるとともに、システム構成要素を特定のこと、例えば特定の種類の物品に関連する棚リーダの視覚的ディスプレイ上の価格の更新、又はさらには、特定のセンサが作動した場合には、特定のカメラからのイメージデータの受信にも使用できるようになる。
システム10は、MUX16a〜16c(本明細書では集合的に「MUX16」と呼ばれる)、従来のRFIDタグ18a〜18d(本明細書では集合的に「タグ18」と呼ばれる)、及び非タグ装置20a〜20f(本明細書では集合的に「非タグ装置20」と呼ばれる)を含む。なお、図1に示されるMUX16、タグ18、及び非タグ装置20の数量は純粋に例示であり、システム10は、もしあれば、異なる量のこれら要素のうちの特定の要素を含むことができる。リーダ12、MUX16、タグ18、及び非タグ装置20は、後方散乱を介してアンテナ22を使用して互いに無線通信する。なお、タグ18等の要素によっては、アンテナ22を装置内に示すが、この構成は単なる例示である。アンテナ22が、リーダ12、MUX16、タグ18、及び非タグ装置20内に組み込まれてもよく、又は外部結合されてもよいことが意図される。
なお、図1は、すべての装置がリーダ12と直接又は間接的に無線通信することを示すが、本発明はそのように制限されない。1つ又は複数の装置、例えばMUX16をリーダ12に有線接続してもよいことが意図される。
本発明は、有利なことに、様々なデータを、電子製品コード(「EPC」)無線周波識別プロトコル等の既存のRFIDエアインタフェースプロトコルを拡張することによって無線送信できるようにする。本発明の方法及びシステムは、RFIDインテロゲータ12に/から伝送される無線周波スペクトル及びプロトコルをネットワーク通信の媒体として使用する(本明細書では用語「リーダ」と用語「インテロゲータ」が同義で使用されることに留意する)。通信装置は標準プロトコルを使用してRFIDパケットの送受信及び復号化を行うが、パケット内のデータは単に、タグ識別及び制御に関するデータ及びコマンドである必要はない。換言すれば、MUX16及び非タグ装置20は、MUX16及び非タグ装置20に関するデータ及び/又はコマンドがタグ関連データではない場合であっても、RFIDリーダからはタグ18の送信器及び受信器として見える。これは、RFIDマルチプレクサ16及び他の非タグ装置20とよりロバストに通信できるように従来のタグ識別/書き込み/読み取りを拡張する。これは、有利なことに、RFIDリードポイント及び他の装置(動き検出器、EASシステム、カメラ、ドアアラーム、侵入アラーム)の相互接続に通常必要とされるケーブル配線及び設置のコストをなくすか、又は低減もする。
本発明によれば、非タグ装置20はネットワーク通信を必要とする任意の装置であることができる。例えば、非タグ装置20は、制限されないが、カメラ、棚リーダ、コンピュータ、PIR、アラーム、可視又は可聴アラート装置及びシステム、コントローラ等を含むことができる。より具体的には、非タグ装置20cはイメージデータを取り込むカメラであり、非タグ装置20bはイメージデータを受信し処理し表示し、及び/又はカメラの動作を制御するために必要なコンピュータであってよい。非タグ装置20が元々、RFID通信、すなわち後方散乱をサポートする機能を備えていない場合、別個のユニット(図3に示され、後述する)が本明細書において説明されるように非タグ装置20とRFID後方散乱通信をサポートするアンテナ22との間のインタフェースとして機能できることが意図される。例えば、別個のユニットはUSB又は他のシリアル又はパラレル通信リンクを使用して、非タグ装置20とインタフェースすることができる。次に、別個のユニットは、データブロックを作成して記憶/バッファリングし、RFID呼び掛け信号に応答することができる。
別の態様によれば、呼び掛けゾーン内のタグ18の在庫管理に使用されるMUX16は、その在庫情報を記憶し、リーダ12を介してホスト14に転送する必要があり得る。このような場合、MUX16は、タグ又は非タグ装置情報を記憶し転送するリードポイントとして機能するために必要な要素を含む(他の非タグ装置20がRFIDリードポイントとして機能するリーダ要素を含んでもよいことに留意する)。
例えば、MUX16cを使用して、呼び掛けゾーン内のタグ18及び非タグ装置20、例えばタグ18d及び非タグ装置20eからタグデータを検出し読み取ることができる。タグ18dに対応するデータは、MUX16cに記憶される。そして、MUX16cはMUX16aからはタグとして見える。MUX16aがゾーンに呼び掛けてタグ18を識別する場合、MUX16cはタグとして見え、呼び掛けゾーン内のタグ及び他の装置の記憶されている在庫リストを1つ又は複数のデータブロックとしてMUX16aに送信し、MUX16aに記憶することができる。最後に、主リーダ12が呼び掛けゾーン内の装置に呼び掛ける場合には、MUX16aはタグとして見える。さらに呼び掛けられる場合、主リーダ12はMUX16a及びその呼び掛けゾーン内の任意のタグ及び非タグ装置のみならず、MUX16c及びその呼び掛けゾーン内のあらゆるタグ、例えばタグ18d及び非タグ装置、例えば非タグ装置20eを学習する。このようにして、リーダ12は、ネットワークがどのようにレイアウトされるかを理解するとともに、装置、例えばカメラ、アラームユニット、棚リーダ等のいずれが各MUX16と通信できるかを理解するために、MUX16間の論理的関係を構築するために使用できるデータをホスト14に供給することができる。
図2は、本明細書において説明する機能をサポートするために使用できる、本発明の原理により構築された例示的なMUX16のブロック図である。MUX16は、MUX16の動作を制御するために使用されるマイクロコントローラ24を含む。記憶ユニット26、RF検出器28、RF変調器30、及びスイッチ要素32が、マイクロコントローラ24と電気的に通信する。必要であり得るサンプラ及びカプラ34は、検出器28のうちの1つ又は複数と電気的に通信する。動作に際して、MUX動作コード及びデータは、揮発性記憶領域及び/又は不揮発性記憶領域を含むことができる記憶装置26に記憶される。変調器30は、スイッチ要素32を介した送信に向けてベースバンド信号をRF搬送波に変調するために使用される。検出器28及びサンプラ/カプラ34は一緒に動作して、ベースバンド信号、コマンド、及びブロックデータをEPCエアインタフェース規格に準拠する信号等の受信RF信号から検出し抽出する。スイッチ要素32は、マイクロコントローラ24によって制御されて、出力ラインのうちの1つに入力を切り替える。なお、図2はマイクロコントローラによって制御されるMUX16を示すが、スイッチ要素32はインテリジェント性がより低いロジック回路によって制御されてもよいことが意図される。
再び図1を参照すると、図1はMUX16を含むが、装置間、例えば非タグ装置20間のすべての通信がMUX16を通して行われる必要はない。リーダ12が装置間、例えば非タグ装置20aと非タグ装置20bとの間の通信ブリッジとして機能可能なことが意図される。
これより図3を参照して、本発明の代替の実施形態を示す。非タグ装置20にRFID通信、すなわち後方散乱をサポートする機能が備えられていない場合、別個のRFID通信モジュール36が非タグ装置20と、RFID後方散乱通信をサポートするアンテナ22との間のインタフェースを提供できる。RFID通信モジュール36は、USB又は他のシリアル又はパラレル通信リンクを使用して、非タグ装置20をリーダ12にリンクすることができる。RFID通信モジュール36は、データブロックを作成して記憶し且つ/又は非タグ装置20から受信するデータブロックをバッファリングし、RFID呼び掛け信号に応答する機能を有する。
第1の非限定的な例として、本発明のシステム及び方法は、カメラからホストコンピュータへのイメージデータの転送に役立つことができる。これは、RFIDシステムもサポートする環境、例えば倉庫、小売り店等に導入されるセキュリティシステムと併せて使用されるカメラ(非タグ装置20として)の場合に有用であり得る。この場合、2つの後方散乱装置(カメラ及びイメージデータを受け取るホストコンピュータ)が、RFIDインテロゲータをアクセスポイントとして使用することによって介して(リーダ12又は1つ又は複数のMUX16を介して)イメージデータを共有することができる。例えば、後方散乱対応カメラは、イメージデータブロックをカプセル化する。RFIDリーダ12は、次に、RFIDエアインタフェースプロトコルを使用してこのデータブロックを読み取る。換言すれば、カメラはRFIDリーダから、RFIDリーダがカメラからのデータを有する後方散乱信号を読み取っているように、単に別のタグとして見える。
そして、RFIDリーダは、カメラから受信したデータブロックを、イメージの表示又は記憶等のさらなる動作を表示データに対してとることができるRFID後方散乱対応ホストコンピュータに書き込む。したがって、この場合、RFIDリーダ12(又はMUX16)は、カメラ及びホストコンピュータのネットワークアクセスポイントとして機能する。
本発明の別の例示的な実施態様は、棚リーダシステムに関連する。この実施態様では、在庫データ並びに状態及びイベントデータ等の他のデータを集めて転送する自律式棚リーダの無線システム、例えば電池給電式棚リーダをネットワーク接続することができる。さらに、棚システムは、RFIDエアインタフェースプロトコルを使用してデータを装置に提供して、価格データを更新して表示する機能を含むことができる。
この実施形態では、イメージデータをリードポイントから、すなわちカメラからホストシステムに上述したように転送することができる。さらに、各棚リードポイント(RFID対応通信装置)の範囲内の後方散乱対応(RFIDエアインタフェースプロトコル対応)装置又はリードポイント自体から集められ発せられたイベントデータ、例えば動きアラームイベントデータをホストシステムに送信することができる。個々の棚リードポイントは、RFIDネットワークを通して在庫データを集め、記憶し、中央ホストに転送することができる。これにより、離れたリードポイントがRFIDエアプロトコルを介してデータを中央ホストに転送することができる。ホストは、価格、プロモーション情報、広告内容等を棚リードポイントにダウンロードして、RFIDエアインタフェースプロトコルを使用して棚の場所で顧客に表示することができる。
顧客が、コンピュータ端末、パーソナルコンピュータ、手持ち式計算装置等の計算装置で店の在庫の問い合わせ又はサーチを実行できることも意図される。この情報はホストコンピュータに送信することができ、ホストコンピュータは次に、RFIDエアインタフェースプロトコルを使用して棚リードポイントにアラート情報をダウンロードすることができる。アラート情報は、棚リードポイントに、顧客が店の棚にある所望の物品を素早く見つけられるようにする可視、可聴、又は他のインジケータをオンにさせる命令を含むことができる。
本発明は、データアイテムをシリアルフォーマット(XML等)でカプセル化する方法を提供する。本発明は、RFIDリードポイントと範囲内の後方散乱装置、例えば親リードポイントと子後方散乱装置とを関連付ける方法も提供する。本発明の一態様によれば、リードポイントは、親/子リードポイントの階層構成に構成される。本発明の別の態様は、親リードポイントを使用して、子リードポイントからデータを集め、このデータを記憶し、それからこのデータをネットワーク内の上位リードポイントに転送する方法を提供する。
ホストシステムがデータブロックをネットワーク内のリードポイント及び後方散乱装置に書き込む方法も提供される。図4は、非タグ装置20及びMUX16が親−子階層に構成された本発明の実施形態の図を提供する。本発明は、所望の物理的場所内のすべての後方散乱装置及びリードポイント装置を、それら装置のうちのいくつかがホストに取り付けられたRFIDリーダの範囲を超え得る場合であっても発見する方法を提供する。例えば図4では、いくつかの非タグ装置20は、他の非タグ装置20及び/又はMUX16と通信する。各通信リンクは親/子関係を表すため、それにより、装置(非タグ装置20又はMUX16)は、通信「チェイン」内の上位の別の装置と通信することができる。階層関係は、通常はRFIDリーダ12の呼び掛けゾーン外にあるいくつかの非タグ装置20がRFID呼び掛け命令をRFIDリーダから受信できるようにする。本発明は、ホスト14を介してネットワーク10内で、図4に示すような親−子関係を割り当て設定する方法も提供する。
本発明が本明細書において上に特に図示され説明されたものに制限されないことが当業者には理解されるであろう。さらに、上において別記されない限り、添付図面のすべてが一定の縮尺で描かれていないことに留意されたい。以下の特許請求の範囲によってのみ制限される本発明の範囲及び趣旨から逸脱することなく、上記の教示に照らして様々な変更及び変形が可能である。
Claims (25)
- 通信方法であって、
RFIDエアインタフェースプロトコルを使用して、1つ又は複数の非タグ装置と通信することを含む、方法。 - データを前記1つ又は複数の非タグ装置からRFID後方散乱対応ホストコンピュータに転送することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記1つ又は複数の非タグ装置とデータ通信する1つ又は複数のRFIDリーダをさらに提供し、前記1つ又は複数のRFIDリーダはそれぞれ対応する呼び掛けゾーンを有し、前記1つ又は複数の非タグ装置は、前記1つ又は複数のRFIDリーダからはRFIDタグとして見える、請求項1に記載の方法。
- 前記1つ又は複数のRFIDリーダと前記1つ又は複数の非タグ装置とのデータ通信に役立つ1つ又は複数のマルチプレクサを提供することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
- 前記1つ又は複数のマルチプレクサは、前記1つ又は複数の非タグ装置から受信するデータを読み取るデータ呼び掛け要素を含む、請求項4に記載の方法。
- 前記非タグ装置と前記1つ又は複数のRFIDリーダとのRFIDエアインタフェースプロトコル通信に役立つRFID通信モジュールを提供することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
- 前記1つ又は複数の非タグ装置のうちの少なくとも1つは親リードポイント装置であり、前記方法は、前記RFIDエアインタフェースプロトコルを使用して、情報を前記RFID後方散乱対応ホストコンピュータから前記親リードポイント装置に送信することをさらに含む、請求項2に記載の方法。
- 子リードポイント装置を提供することをさらに含み、前記親リードポイント装置は、前記子リードポイント装置からデータを集めて、さらなるデータ送信のために親/子リードポイント装置の階層構成を作成する、請求項7に記載の方法。
- 前記ホストコンピュータは前記階層構成に従って前記リードポイント装置にデータを書き込む、請求項8に記載の方法。
- 少なくとも1つのリードポイント装置は前記1つ又は複数のRFIDリーダの前記呼び掛けゾーン外にある、請求項8に記載の方法。
- 少なくとも1つの非タグ装置はカメラである、請求項2に記載の方法。
- イメージを取り込むことと、
前記イメージをデータブロックとして記憶することと、
前記エアインタフェースプロトコルを使用して、前記データブロックを含む後方散乱信号を検出することと
をさらに含む、請求項11に記載の方法。 - 前記データブロックをRFID後方散乱対応ホストコンピュータに書き込むことをさらに含む、請求項12に記載の方法。
- RFIDシステムであって、
RFIDエアインタフェースプロトコルを介して1つ又は複数の非タグ装置とデータ通信する、各々呼び掛けゾーンを有する1つ又は複数のRFIDリーダ
を備える、システム。 - 前記1つ又は複数のRFIDリーダとデータ通信するRFID後方散乱対応ホストコンピュータをさらに備える、請求項14に記載のシステム。
- 前記1つ又は複数のRFIDリーダと前記1つ又は複数の非タグ装置とのデータ通信に役立つ1つ又は複数のマルチプレクサをさらに備える、請求項14に記載のシステム。
- 前記1つ又は複数のマルチプレクサは、前記1つ又は複数の非タグ装置から受信するデータを読み取るデータ呼び掛け要素を含む、請求項16に記載のシステム。
- 前記非タグ装置と前記1つ又は複数のRFIDリーダとのRFIDエアインタフェースプロトコル通信に役立つRFID通信モジュールをさらに備える、請求項14に記載のシステム。
- 前記1つ又は複数の非タグ装置のうちの少なくとも1つは、前記RFIDエアインタフェースプロトコルを使用して前記ホストコンピュータから情報を受信可能な親リードポイント装置である、請求項15に記載のシステム。
- 1つ又は複数の子リードポイント装置をさらに備え、前記親リードポイント装置は前記1つ又は複数のリードポイント装置からデータを集めて、さらなるデータ送信のために親/子リードポイント装置の階層構成を作成する、請求項19に記載のシステム。
- 前記ホストコンピュータは前記階層構成に従って前記RFIDシステム内の前記リードポイント装置にデータを書き込む、請求項20に記載のシステム。
- 少なくとも1つのリードポイント装置は前記1つ又は複数のRFIDリーダの前記呼び掛けゾーン外にある、請求項20に記載のシステム。
- 少なくとも1つの非タグ装置はカメラである、請求項15に記載のシステム。
- 前記カメラはイメージを取り込み、前記イメージをデータブロックとして記憶し、前記RFIDリーダは、前記エアインタフェースプロトコルを使用して前記カメラデータブロックから後方散乱信号を検出し、前記後方散乱信号は前記データブロックを含む、請求項23に記載のシステム。
- RFIDマルチプレクサであって、
前記マルチプレクサの動作を制御する処理ユニットであって、1つ又は複数の非タグ装置に呼び掛けてデータを得るように動作する、処理ユニットと、
前記非タグ装置に関するデータを記憶する記憶ユニットと
を備える、RFIDマルチプレクサ。
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