JP2010503284A - コンテンツ適応性マルチメディア符号化および物理層変調 - Google Patents

コンテンツ適応性マルチメディア符号化および物理層変調 Download PDF

Info

Publication number
JP2010503284A
JP2010503284A JP2009526839A JP2009526839A JP2010503284A JP 2010503284 A JP2010503284 A JP 2010503284A JP 2009526839 A JP2009526839 A JP 2009526839A JP 2009526839 A JP2009526839 A JP 2009526839A JP 2010503284 A JP2010503284 A JP 2010503284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
multimedia
physical layer
layer modulation
modulation scheme
multimedia data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009526839A
Other languages
English (en)
Inventor
ウォーカー、ゴードン・ケント
リング、フユン
ラビーンドラン、ビジャヤラクシュミ・アール.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2010503284A publication Critical patent/JP2010503284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/86Arrangements characterised by the broadcast information itself
    • H04H20/95Arrangements characterised by the broadcast information itself characterised by a specific format, e.g. an encoded audio stream
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/65Arrangements characterised by transmission systems for broadcast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/12Selection from among a plurality of transforms or standards, e.g. selection between discrete cosine transform [DCT] and sub-band transform or selection between H.263 and H.264
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/134Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or criterion affecting or controlling the adaptive coding
    • H04N19/136Incoming video signal characteristics or properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/169Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding
    • H04N19/179Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding the unit being a scene or a shot

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Discrete Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

本開示は、コンテンツ適応性符号化および変調技法を説明する。特に本開示は、マルチメディア符号化モードと物理層変調方式の両者がマルチメディア系列のコンテンツに基づいて適応するように選択される技法を説明する。符号化または変調方式のいずれかが改善され得るように、コンテンツが変化すると符号化および/または変調は、変化したコンテンツにより良く最適化するように変えられる。一態様において本開示は、マルチメディアデータを処理する方法であって、マルチメディアデータのコンテンツに基づいて、マルチメディアデータを符号化する符号器のためのマルチメディア符号化モードとマルチメディアデータの送信のための物理層変調方式とを選択することを備える方法を提供する。
【選択図】 図2

Description

優先権の主張
本出願は、その全内容が参照により本明細書に組み込まれている2006年8月28日に出願された米国仮出願第60/840,837号(ドケット番号第061806P1)の利益を主張する。
本開示は、マルチメディアデータを符号化するためのマルチメディア符号化とマルチメディアデータを送信するための物理層変調方式とに関する。
マルチメディア機能は、ディジタルテレビジョン、ディジタル直接放送システム、無線通信装置、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ディジタルカメラ、ディジタル記録装置、セルラー電話(携帯電話)または衛星無線電話などを含む広範囲の装置に組み込まれる。ディジタルマルチメディア符号化は、完全動画マルチメディア系列を作成、修正、送信、記憶、記録および上映する際に従来のアナログシステムを超えて大きな改善を提供する。放送ネットワークは、例えばマルチメディア系列の1つ以上のチャネルの無線加入者装置への放送を容易にするためにマルチメディア符号化を使用する。このような放送ネットワークにおいて使用される放送技法は、フォワードリンクオンリー(Forward Link Only)(FLO)、ディジタルマルチメディア放送(DMB)およびディジタルビデオ放送−ハンドヘルド(DVB−H)と呼ばれるものを含む。
ディジタルマルチメディア放送は典型的には、1つ以上のディジタルマルチメディア符号化規格に依存する。ディジタルマルチメディア系列を符号化するために多数の異なるマルチメディア符号化規格が確立されてきた。MPEG(動画専門家グループ)は例えば、MPEG−1、MPEG−2およびMPEG−4を含む多数の規格を開発してきた。他の規格は、国際電気通信連合(ITU)H.263規格、カリフォルニア州クパチーノのアップルコンピュータ(Apple Computer of Cupertino California)によって開発されたQuickTime(商標)技術、ワシントン州レッドモンドのマイクロソフトコーポレーション(Microsoft Corporation of Redmond, Washington)によって開発されたVideo for Windows(登録商標)、インテルコーポレーション(Intel Corporation)によって開発されたIndeo(商標)、ワシントン州シアトルのリアルネットワークス社(RealNetworks, Inc. of Seattle, Washington)からのRealVideo(商標)、およびスーパーマック社(SuperMac, Inc.)によって開発されたCinepak(商標)を含む。更にITU H.264規格と多数の独自規格とを含む新しい規格が現れて進化し続けている。ITU H.264規格は、「Advanced Audio Coding」(高度オーディオ符号化)と題してMPEG−4 Part 10にも記載されている。
種々の他の符号化技法も開発されてきた。例えば復号器側でのマルチメディア系列の有効なフレームレートを増加させるために、送信されるマルチメディアフレーム間に追加のフレームを補間する補間技法(Frame Rate Up-Conversion(フレームレートアップコンバージョン)(FRUC)技法と呼ばれることもある)が開発されてきた。またマルチメディアフレームが1つの基準層および1つ以上の拡張層として送信される拡張可能符号化手法も開発されてきた。拡張可能符号化は、マルチメディア圧縮アプリケーションにおいて信号対雑音比(SNR)拡張性、時間的拡張性および/または空間的拡張性を与えるために使用される。基準層は、マルチメディア復号のために必要な最小量のデータを保持し、基準レベルの品質を与える。拡張層は、復号されたマルチメディア系列の品質を高める追加データを保持するが、基準層より高いパケット誤り率を有する、および/または同じパケット誤り率を達成するためにより高い信号雑音比(SNR)を必要とする。補間技法および/または拡張可能ビデオ符号化技法を含むこれらの技法は、上記に挙げられた符号化規格に準拠して、または準拠せずに使用され得る。
本開示は、コンテンツ適応性符号化および変調技法を説明する。特に本開示は、マルチメディア符号化モードと物理層変調方式の両者がマルチメディア系列のコンテンツに基づいて適応するように選択される技法を説明する。コンテンツが変化するとき符号化または変調方式のいずれかが改善されるように、符号化および/または変調は変化したコンテンツの符号化と伝送とを改善するように変化される。符号化および/または変調の変化は、テレビ放送中にコマーシャル時間がスポーツイベントを中断するときといった速い動きのコンテンツが遅い動きに変わるときに有用である。説明される技法は無線装置のためのマルチキャスト放送システムにおいて特に有用であるが、これらの技法は符号化されたビデオ情報が2つ以上の装置間で伝送される他のマルチメディア符号化関係においてアプリケーション(用途)を見出し得る。
一態様において本開示は、マルチメディアデータを処理する方法を提供する。本方法は、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータを符号化する符号器のために複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択することと、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータの送信のために複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択することと、選択されたマルチメディア符号化モードにしたがってマルチメディアデータを符号化することと、選択された物理層変調方式にしたがって、符号化されたマルチメディアデータを送信することと、を備える。
もう1つの態様において本開示は、マルチメディアデータを処理する方法であって、マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信することと、第1のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信することと、選択された物理層変調方式と選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて第1のマルチメディアデータを復調して復号することと、マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信することと、第2のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信することと、第2の選択された物理層変調方式と第2の選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて第2のマルチメディアデータを復調して復号することと、を備える方法を提供する。
もう1つの態様において本開示は、マルチメディアデータを処理する装置であって、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータのために複数のマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択して複数の物理層変調方式から物理層変調方式を選択するコントローラと、マルチメディアデータを符号化するために選択されたマルチメディア符号化モードを適用する符号器と、無線チャネル上での送信のために符号化されたマルチメディアデータを変調するように選択された物理層変調方式を適用する送信モジュールと、を備える装置を提供する。
もう1つの態様において本開示は、マルチメディアデータを処理する装置であって、マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信し、第1のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信する受信モジュールと、選択された物理層変調方式に基づいて第1のマルチメディアデータを復調する復調器と、選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて第1のマルチメディアデータを復号する復号器と、を備えるマルチメディア処理装置であって、上記受信モジュールはマルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信して第2のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信し、上記復調器は第2の選択された物理層変調方式に基づいて第2のマルチメディアデータを復調し、上記復号器は第2の選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて第2のマルチメディアデータを復号する装置を提供する。
もう1つの態様において本開示は、マルチメディアデータを処理する装置であって、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータのために複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択して複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択するための手段と、選択されたマルチメディア符号化モードに基づいてマルチメディアデータを符号化するための手段と、選択された物理層変調方式にしたがって符号化されたマルチメディアデータを送信するための手段と、を備える装置を提供する。
もう1つの態様において本開示は、マルチメディアデータを処理する装置であって、マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信するための手段と、第1のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信するための手段と、選択された物理層変調方式に基づいて第1のマルチメディアデータを復調するための手段と、選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて第1のマルチメディアデータを復号するための手段と、マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信するための手段と、第2のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信するための手段と、第2の選択された物理層変調方式に基づいて第2のマルチメディアデータを復調するための手段と、第2の選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて第2のマルチメディアデータを復号するための手段と、を備える装置を提供する。
もう1つの態様において本開示は、マルチメディアデータを処理するプロセッサであって、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータを符号化する符号器のために複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択し、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータの送信のために複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択し、選択されたマルチメディア符号化モードにしたがってマルチメディアデータを符号化し、選択された物理層変調方式にしたがって送信のための送信モジュールに符号化されたマルチメディアデータを転送するように構成されたプロセッサを提供する。
もう1つの態様において本開示は、マルチメディアデータを処理するプロセッサであって、マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信し、第1のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信し、選択された物理層変調方式と選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて第1のマルチメディアデータを復調して復号し、マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信し、第2のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信し、第2の選択された物理層変調方式と第2の選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて第2のマルチメディアデータを復調して復号するように構成されたプロセッサを提供する。
本開示において説明された技法は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、またはこれらの任意の組合せで実現される。ソフトウエアで実現される場合、このソフトウエアはコンピュータにおいて実行される。ソフトウエアは最初に、命令、プログラムコードなどとして記憶される。したがって本開示はまた、本開示による技法と機能とをコンピュータに実行させるための命令をコンピュータ可読媒体が備えるコンピュータ可読媒体を備える、マルチメディアデータを処理するためのコンピュータプログラム製品も考慮している。代替としてハードウエアで実現される場合、このようなハードウエア実現形態は、ディジタル、アナログまたはこの両方であり得る。本開示の態様は、コンピュータ可読媒体に、またはコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品に具現化される。このコンピュータプログラム製品は、パッケージ化資料を含み得る。
したがってもう1つの態様において本開示は、実行時にコンピュータに、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータを符号化する符号器のために複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択させ、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータの送信のために複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択させ、選択されたマルチメディア符号化モードにしたがってマルチメディアデータを符号化させ、選択された物理層変調方式にしたがって符号化されたマルチメディアデータを送信させる命令を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。
またもう1つの態様において本開示は、実行時にコンピュータに、マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信させ、第1のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信させ、選択された物理層変調方式と選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて第1のマルチメディアデータを復調させて復号させ、マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信させ、第2のマルチメディアデータのための符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信させ、第2の選択された物理層変調方式と第2の選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて第2のマルチメディアデータを復調させて復号させる命令を備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。
種々の例の更なる詳細は、添付図面と下記の説明に記載される。他の特徴、目的、利点および例は、これらの説明と図面から、また請求項から明らかになる。
図1は、本開示による例示的マルチキャスト放送システムを示すブロック図である。 図2は、本開示による流れ図である。 図3は、本開示による流れ図である。 図4は、本開示による例示的システムを示すもう1つのブロック図である。 図5は、本開示による送信側でマルチメディアデータを処理する例示的装置を示すブロック図である。 図6は、本開示による受信側でマルチメディアデータを処理する例示的装置を示すブロック図である。
発明の詳細な説明
本開示の種々の態様が以下に説明される。本明細書においての教示が幅広い種々の形で具現化され得ることと、本明細書において開示される如何なる特定の構造および/または機能も単に代表的なものであることとは明らかである。本明細書においての教示に基づいて、当業者は、本明細書において開示される態様が他の如何なる態様からも独立に実現され得ること、またこれらの態様の2つ以上が種々の仕方で組み合され得ることを当然認めるであろう。例えば本明細書において述べられる任意の数の態様を使用して装置が実現され、および/または方法が実施され得る。更に本明細書において述べられる態様の1つ以上に加えて、または態様の1つ以上とは別の他の構造および/または機能を使用して装置が実現され、および/または方法が実施され得る。一例として本明細書において説明される方法、デバイス、システム、および装置の多くはマルチメディアデータの多数のチャネルを保持する放送システムに関連して説明されている。当業者は、同様の技法が単一のデータチャネルを送信するシステムまたは非放送方式でデータを送信するシステムに適用できることを認めるであろう。
本開示は、コンテンツ適応性マルチメディア符号化および変調技法を説明している。特に本開示は、符号化されるマルチメディア系列のコンテンツに基づいてマルチメディア符号化モードと物理層変調方式の両者が適応するように選択される技法を説明している。コンテンツが符号化されるとき、符号化装置はマルチメディア符号化モードばかりでなくデータの送信に使用される変調方式も選択する。符号化モードは複数の可能性のある符号化モードから選択され、変調方式は複数の可能性のある変調方式から選択される。最も望ましいマルチメディア符号化モードと変調方式は両者とも、符号化されるコンテンツによって影響される。
フォワードリンクオンリー(Forward Link Only)(FLO)と呼ばれる技法のような幾つかの技法は、マルチキャストの各チャネルのために変調方式が選択されることを可能にする。FLO技法は例えば、技術規格TIA−1099(Technical Standard TIA-1099)(「FLO仕様」)(the “FLO Specification”)として発行されるフォワードリンクオンリー(FLO)エアインタフェース仕様、「地上移動体マルチメディアマルチキャストのためのフォワードリンクオンリー(FLO)エアインタフェース仕様」(Forward Link Only (FLO) Air Interface Specification)("Forward Link Only Air Interface Specification for Terrestrial Mobile Multimedia Multicast")に記載されている。本開示の技法は、このようなFLO技法に、あるいはおそらくディジタルマルチメディア放送(DMB)およびディジタルビデオ放送−ハンドヘルド(DVB−H)といった他の技法に適用可能である。
マルチメディア符号化モードは、復号器におけるフレーム補間(フレームレートアップコンバージョンのような)に依存する第1のマルチメディア符号化モードとフレーム補間に依存しない第2のマルチメディア符号化モードとの間で選択される。もう1つの例としてマルチメディア符号化モードは、拡張可能符号化を使用する第1のマルチメディア符号化モードと拡張可能符号化を使用しない第2のマルチメディア符号化モードとの間で選択される。更にもう1つの例ではマルチメディア符号化モードは、2つ以上の可能性のあるフレームレートの中からフレームレートを定義するように選択される。このように、マルチメディア符号化モードは、マルチメディア系列の符号化をおそらく改善するように選択される変数とされる。
変調に関して一例として、第1の物理層変調方式は直交位相偏移変調(QPSK)を使用し、第2の物理層変調方式は直交振幅変調(QAM)を使用する。変調方式とマルチメディア符号化モードの両者がコンテンツに基づいて適応するように変化することが許される限り、本開示にしたがって、他の多くのタイプの変調方式またはマルチメディア符号化モードも使用され得る。変調方式の変更は、コンステレーション(constellation)、誤り訂正コード、あるいはこれら両者を変え得る。如何なる場合にも本開示によれば、少なくとも2つの変数(マルチメディア符号化モードと物理層変調方式)は、情報転送の効率的な全体的方法が使用されることを保証するのを助けるためにコンテンツ適応性がある。
異なる変調方式の1つの特定のケースは、両層がQPSKマッピングを使用する多層変調(layered modulation)を使用した第1の方式と、「16QAM」方式である第2の方式を備える。符号化速度を適切に選択することによってこの場合、QPSKマッピング方式の基準層に関して必要とされる信号雑音比(SNR)をQAM変調方式に関するSNRに整合させることが可能である。このように、これら2つの方式に関する誤り率は極めて類似しており、その一方で異なるスペクトル効率を提供し、望ましいものである。
マルチメディア系列に関連するマルチメディアコンテンツは、フレームごとに、あるいはおそらくは、1フレームが数個のスライスに分割されたスライスごとに変わり得る。更にチャネルのマルチキャストを加入者装置に送信する放送システムに関して、マルチキャストの異なるチャネルは、異なるコンテンツを有する。したがってある幾つかの場合に、本開示は、マルチキャストの多数のチャネルの各々に関してフレームごとに変わり得る適応性マルチメディア符号化モードと適応性変調方式とを考慮している。異なるフレームレートを使用するマルチメディア符号化モードといった他の場合に関しては、マルチメディア符号化モードは、所定のフレームレートで符号化されたフレームのセットに関して変化する。これら、または他の場合では異なるマルチメディア符号化モードと異なる物理層変調方式の選択は、周期的に、例えば一定時間間隔で発生する。
1つ以上の受信装置は、マルチキャストを受信して、異なるチャネルに関するマルチメディア符号化モードと変調方式とを識別する情報を受信する。受信装置が特定のチャネルに同調するとき、それは、符号化されて変調されたマルチメディア系列を検索するために必要とされる適当な復号および復調技法を選択するために、マルチメディア符号化モードと変調方式とを識別する情報を使用する。
図1は、本開示による例示的マルチキャスト放送システム2を示すブロック図である。帯域幅が限定されていたり、あるいは符号化および変調を一緒に改善することが望ましい如何なる設定(setting)においても本開示の技法が実現され得るので、システム2は単に例示的なものである。システム2においてマルチメディア符号化装置4は一連のチャネルとしてコンテンツを多数の装置に配信する。しかしながら説明のために図1では単一のマルチメディア復号装置6が示されている。大抵の場合に数台の同様の装置(装置6のような)が装置4から同じ放送を受信するが、個々に異なるチャネルに同調する。システム2は、通常のテレビと同様のユーザ経験を与える方法で装置6へのマルチメディアコンテンツ配信を可能にする。
マルチメディア符号化装置4は、1つ以上のビデオチャネルを無線加入者装置に放送するために使用される放送ネットワーク構成要素の一部を形成する。マルチメディア符号化装置4は、マルチキャストを放送できるマルチキャスト装置の一例である。しかしながら他の多くのタイプの符号化装置も、本開示の教示から利益を得ることができる。
例として、マルチキャストを受信するマルチメディア復号装置6は、ディジタルテレビジョン、無線通信装置、携帯型ディジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータ、商標「iPod」の下で販売されている装置といったディジタルミュージック・ビデオ装置、あるいはセルラー電話、衛星電話または地上無線電話といった無線電話の一部として実現される。下記の例の大部分では復号装置は無線電話であると想定されるが、本開示はこの点に限定されない。
マルチメディア符号化装置4とマルチメディア復号装置6は、1つ以上のプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、個別論理、ソフトウエア、ハードウエア、またはファームウエアとして、あるいはこれらの任意の組合せとして実現され得る。装置4と装置6との図示の構成要素は、1つ以上の符号器または復号器に含まれることが可能であり、これらのいずれも符号器/復号器(CODEC)の一部として統合され得る。他の構成要素(図示せず)もまた含まれる。ある幾つかの場合には装置4の送信モジュール16は、装置4の他の構成要素とは異なる構成要素またはチップ上に形成されることが可能であり、また同様に装置6の受信モジュール17と復調器ユニット18は装置6の他の構成要素とは異なる構成要素またはチップ上に形成され得る。
認識されるようにマルチメディア符号化装置4は、ビデオデータの1つ以上のチャネルを放送するために使用される放送ネットワーク構成要素の一部を形成する。このような構成要素の例は、無線基地局または符号化されたマルチメディアデータを放送するために使用される任意のインフラストラクチャ・ノードを含む。図1に示されるようにマルチメディア符号化装置4は、複数の符号器ユニット12A〜12N(まとめて「符号器ユニット12」)を含む。これらの符号器ユニット12の各々は、1つの共通の符号器によって呼ばれる別の1セットの符号器または複数のセットの符号化プロセスを備える。符号器ユニット12は、ITU H.264規格に従うことが可能であるが、本開示はこの点に限定されない。復号器ユニット12の各々は、異なるチャネルに関するマルチメディアコンテンツを符号化する。これらの異なるチャネルは、ニュース放送、スポーツイベント、テレビ番組、映画などといった異なる番組コンテンツを備え得る。更に、異なるチャネルは、異なるカメラアングルからの同じスポーツイベントといった異なるビューで同様のコンテンツを提示し得る。本明細書において説明されるように、符号器ユニット12の各々はコンテンツ適応性があり、マルチメディアコンテンツの変化が符号器ユニット12の異なるユニットによって使用されるそれぞれの符号化プロセスを変化させ得ることを意味する。
装置6のコントローラ15は、使用される符号化プロセスと変調方式とを選択するユニットまたはプロセスを備える。特に各チャネルに関してコントローラは、マルチメディアデータを符号化するそれぞれの符号器ユニットのためにマルチメディア符号化モードを選択でき、またマルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータの送信のために物理層変調方式を選択できる。チャネルのコンテンツが変化すると、コントローラ15は、マルチメディアデータのこのようなコンテンツ変化に応じて、異なるマルチメディア符号化モードと異なる物理層変調方式とを選択する。このように、コントローラ15は、所与のコンテンツに関してこれらの要因を一緒に改善するのを助け得る方法で、それぞれのチャネルに関してマルチメディア符号化モードと物理層変調方式の両者を選択する。
ある幾つかの場合に、マルチメディア符号化モード選択(コンテンツに基づく)はそれ自体、変調方式選択(同じくコンテンツに基づく)に影響を与える。このようにして、ある幾つかの場合にマルチメディア符号化モード選択と変調方式選択は、コントローラ15によって行われる、相互に関連する決定と見られる。ある幾つかの場合にコントローラ15は、所定のコンテンツに関して最善のマルチメディア符号化モードを選択し、それからこの選択されたマルチメディア符号化モードとこの所定のコンテンツとに関して最善の変調方式を選択する。ある幾つかの場合にコントローラ15は、マルチメディア符号化モードと変調方式とを実質的に同時に選択する。
変調方式の選択は、装置4によってサポートされ得る容量に基づいて行われる。この場合、容量は信号トラヒックに関連して物理層に利用可能であるRFエネルギーのパーセンテージを指す。異なるチャネルに関する変調方式の選択は、装置4が目標品質レベルで配信され得るサービス(オーディオとビデオ)の数を最大にすることを可能にする。カバレージがカバレージエリア内に維持されることを保証するために、所望の誤り率を維持しながら同様のSNR要件を有する異なるモードを選択することが望ましい。例えばFLOでは多層化変調モード7の基準層は、同様のパケット誤り率を達成するために、モード2、すなわち「16QAMレート1/3」と呼ばれるモードと同様のSNRを必要とする。
いったんコンテンツが符号化されると、多重化ユニット14は、このコンテンツをマルチキャストに合体させる。このマルチキャストは典型的には、多数のデータチャネルを含む。必要であれば多重化ユニット14は、符号器ユニット12の異なるユニットによって適用される符号化速度を調整するために、例えば通信チャネル19の帯域幅要件を満たすために、符号器ユニット12と通信する。これはその後次々とマルチメディア符号化モードまたは変調方式のもう1つの調整を引き起こす。
いったん多重化ユニット14がコンテンツをマルチキャストに合体させると、データは送信モジュール16に転送される。その後、送信モジュール16は、異なるチャネルに関して選択された変調方式に基づいてマルチキャストを変調して送信する。特に本開示によれば、マルチキャストの異なるチャネルによって使用される物理層変調方式は、符号化プロセス時に決定されたこのようなチャネルのコンテンツによって定義される。コントローラ15は、異なるチャネルに関して送信モジュール16に変調選択を与える。次に送信モジュール16は、それぞれのチャネルのコンテンツに基づいて行われたチャネルの各々に関する物理層変調選択にしたがって異なるチャネルを変調する。異なるチャネルの変調に続いて送信モジュール16は、通信チャネル19上でマルチキャストを送信する。一例ではユニット12、14、15は、マルチメディア系列のマルチキャストを送信のために送信モジュール16に転送するプロセッサとして実現される。
送信されたマルチキャストは、選択されたマルチメディア符号化モードと選択された変調方式とによって各々が定義される多くの異なるチャネルの符号化されたマルチメディアコンテンツを含む。マルチキャストは、特定のチャネルに同調し得る多くの復号装置に同時に配信される。再び説明のために、図1は単一のマルチメディア復号装置6を示す。しかしながら実際には多数の同様なマルチメディア復号装置(装置6のような)がマルチメディア符号化装置4から同じマルチキャストを受信する。
符号化されたマルチメディアデータの各チャネルに関して、符号化されたマルチメディアデータに加えてマルチメディア符号化装置4はまた、それぞれのマルチメディアデータを符号化して変調するために使用されたマルチメディア符号化モードと物理層変調方式とを示す情報も送信する。これは、マルチメディア復号装置6が適当なマルチメディア復号モードと復調方式とを適切に選択することを可能にする。マルチメディア符号化モードと変調方式は両者ともダイナミック(動的)であるので、マルチメディア符号化モードまたは変調方式に何らかの変化が発生したときを識別するための情報が装置6に伝達される必要がある。
再び、各チャネルに関するマルチメディア符号化モードは、復号器によるフレーム補間(フレームレートアップコンバージョンといった)に依存する第1のマルチメディア符号化モードとフレーム補間に依存しない第2のマルチメディア符号化モードとの間で符号器ユニット12の各々に関して選択される。もう1つの例としてマルチメディア符号化モードは、拡張可能符号化を実行する第1のマルチメディア符号化モードと拡張可能符号化を実行しない第2のマルチメディア符号化モードとの間で符号器ユニット12の各々に関して選択される。この場合、拡張可能符号化は、信号対雑音拡張性、時間的拡張性、空間的拡張性、あるいはこれら、または他のタイプの拡張性の任意の組合せを与え得る。
更にもう1つの例ではマルチメディア符号化モードは、2つ以上の可能なフレームレートの中からフレームレートを定義するために符号器ユニット12の各々に関して選択される。これらの例の種々の組合せも実現可能である。マルチメディア符号化モードを区別し得る他の要因は、フレームタイプの流れ(cadence)、あるいは適応性構造の使用または不使用を含む。ウェーブレットベースの符号化もまた、ブロックベースの符号化よりむしろマルチメディア符号化モードで使用され得る可能なオプションである。いずれの場合にもマルチメディア符号化モードは、マルチメディア系列の符号化を改善するために選択される変数である。コントローラ15は、コンテンツに基づいてこれらのマルチメディア符号化モード選択と変調方式選択とを実行する。
それぞれのチャネルに関して送信モジュール16によって適用される変調について、コントローラ15は、直交位相偏移変調(QPSK)を実行する第1の物理層変調方式と直交振幅変調(QAM)を実行する第2の物理層変調方式との間で選択する。もう1つの例として物理層変調方式は、第1の物理層変調方式が第2の物理層変調方式より多くの毎秒ビットを符号化する第1の物理層変調方式か第2の物理層変調方式のいずれかである。もう1つの例として物理層変調方式は、符号分割多元接続(CDMA)を実行する第1の物理層変調方式か、あるいは直交周波数分割多重化(OFDM)を実行する第2の物理層変調方式のいずれかを備える。これらまたは他の変調方式の種々の組合せも定義され得る。
更に、変調方式とマルチメディア符号化モードの両者がコンテンツに基づいて適応するように変化することが許される限り、本開示にしたがって他の多くのタイプの変調方式またはマルチメディア符号化モードも使用され得る。このように本開示によれば、情報転送の効率的な全体的方法が使用されることを保証するのを助けるために、少なくとも2つの変数(マルチメディア符号化モードと物理層変調方式)はコンテンツ適応性がある。使用されたマルチメディア符号化モードと変調方式とを識別する各チャネルに関する情報は、マルチキャストの一部としてマルチメディア復号装置6に転送される。使用されたマルチメディア符号化モードと変調方式とを識別するこの情報は、各それぞれのチャネルにおいて、例えばマルチメディアフレームへのヘッダファイルとして、オーバーヘッド情報サービス(OIS)あるいはおそらくこのような情報を伝達するように設計された専用メディア論理チャネル(MLC)に配信される。
如何なる所定のチャネルにおいてもコンテンツが変わるとき、このチャネルに関する物理層変調方式および/またはマルチメディア符号化モードは同様に変化する。変調方式および/またはマルチメディア符号化モードの変化が起こると、このような変化の情報はマルチキャストの一部として伝達され得る。この仕方で適応性マルチメディア符号化モードと変調方式は常に、装置6のような復号装置に伝達される。マルチメディア符号化モード自体はどの変調方式を使用すべきかの決定に影響を与えるので、これらの決定は相互に関連がある。なお、選択は同様の時に、例えば実質的に同時に行われ得るが、技法はこの点に限定されない。
通信チャネル19は典型的には無線チャネルであるが、如何なる特定の無線通信技法にも限定されない。例としてマルチキャストデータは、符号分割多元接続(CDMA)技法、周波数分割多元接続(FDMA)技法、時分割多元接続(TDMA)技法、直交周波数分割多重化(OFDM)、他の技法、またはこのような技法の種々の組合せを介してチャネル19上で伝達される。放送のために、振幅変調(AM)、周波数変調(FM)、本明細書において挙げられた技法の組合せ、または他のタイプの変調または符号化といった他の多くの技法も使用される。変調方式は、コンテンツに基づいて選択され、またコンテンツが変化すると変化する。
マルチメディア復号装置6の受信モジュール17は、無線チャネル19上でマルチキャストを受信する。次に復調ユニット18は、例えばユーザ選択に応じて特定の関心のチャネルに同調し、またこのチャネルのコンテンツを復調する。そのチャネルのコンテンツを復調するために使用される復調方式は、マルチキャストの一部として、例えばこのそれぞれのチャネルにおけるデータとして、あるいはマルチキャストの異なるチャネルに関して使用される変調方式とマルチメディア符号化モードとを伝達するように設計された専用のMLCの情報として伝達される。
マルチメディア復号装置6は、これがデータチャネルを正しく復調できる前に符号速度および変調モード情報を受信して復号する必要がある。したがってこのような情報は、データチャネルを送る前に送られて復号される必要がある。マルチメディア符号化モードおよび変調方式情報が同じデータチャネル上で送られる場合、新しいマルチメディア符号化モードおよび/または変調方式が使用されるときにはいつでも、データチャネルのより早期のパケットで、例えばデータパケットの前にこのような情報を送ることが望ましい。
復号器ユニット20は、復調器ユニット18によって復調されたチャネルのコンテンツを復号する。復調方式と同様に、このチャネルのコンテンツを復号するために使用されるマルチメディア復号モードは、マルチキャストの一部として、例えばこのそれぞれのチャネルのデータとして、または専用MLCにおける情報として伝達される。この仕方で、符号器側で使用された選択されたマルチメディア符号化モードおよび変調方式は、復号器側で適切な復調方式とマルチメディア復号モードが適用されるように、マルチキャストで伝達される。
再び、FLOのようなある幾つかの放送技法は、各チャネルに関して変調方式が選択されることを可能にする。更に、多数の符号器は異なるマルチメディア符号化モードが使用されることを可能にする。本開示は、これらの要因の両者が符号化されるコンテンツに基づいて選択されることを提案しており、これは従来のシステムを超えた改善を提供できる。また変調方式の決定は、どのマルチメディア符号化モードが選択されるかによって影響される。いずれの場合にも、各チャネルに関するマルチメディア符号化モードと物理層変調方式とを識別する情報は、復号装置が正しい復調方式とマルチメディア復号モードとを選択して適用できるように、マルチキャストの一部として送信される。
本開示の技法は、全体的な伝送効率を改善するために、符号器ユニット12が物理層の送信モードを制御することを可能とする。一実施形態では符号器ユニット12は、すべての可能性のある利用可能な符号化技法によってマルチメディア系列を特定の計量基準値、例えばオピニオン平均値(mean opinion score)(MOS)またはピーク信号対雑音比(PSNR)に符号化し、技法の各々によって容量計算のすべての要素を考慮した後に符号器ユニット12は、各所与のコンテンツに関して物理層モードとビデオ符号化構成との最善の組合せを選択する。したがって符号器ユニット12は各々が、多数の符号器、または同様に符号器の単一の変形体の多数の構成を含み得る。
符号器ユニット12は、オーディオへの影響に気付いており、例えばオーディオが拡張された符号化動作に関して別のMLCで動作する場合に、オーディオに関して必要とされる余分のMLCに関するチャネル容量の影響は、実施時に考慮される。符号器ユニット12がMLCを動的に通過するデータフローを追跡することがあまりに複雑であると見られる場合には、実施の便利さのために、計算は別のオーディオMLCの如何なる影響も除外することができる。
マルチメディア復号装置6は、オーバーヘッド情報サービス(OIS)を介して、如何なる差し迫ったマルチメディア符号化モード・変調方式の変化についても物理層上で通知される。これらまたは他のタイプのヘッダまたはファイルは、技法を実行するシステムに依存して、変調方式とマルチメディア符号化モードとの変化を伝達するために使用される。ある幾つかの場合には、幾つかの許容された代替の変調モードを定義するための規定が存在し、この場合はマルチメディア復号装置6は多数の復号を試みて、機能しない復号を放棄することができる。
一実現形態では、マルチメディア符号化モードと変調方式のための適応時間は、1秒、すなわちいわゆる「スーパーフレーム」限界である。言い換えればマルチメディア符号化モードおよび変調方式の選択は、定期的に例えば毎秒行われる。しかしながら他の物理層は、異なる物理層適応速度を有する可能性があり、本開示の技法は如何なる特定の適応速度にも限定されない。
符号器ユニット12は、特定のチャネル構成にマッピングする限定されたセットのモードを持つ。したがって特定の解像度、ビットレート範囲、およびリンクバジェット目標下では、符号器ユニット12は、必要とされるパラメータを満足させる一定のセットの変調モードにマッピングできる。
図2、図3は本開示による流れ図である。図2は、図1の装置4のようなマルチメディア符号化装置によって適用される技法を示す。図2に示されるように、装置4のコントローラ15は、コンテンツに基づいて符号器ユニット12Aのためにマルチメディア符号化モードを選択する(21)。更にコントローラはまた、チャネルのコンテンツに基づいて符号器ユニット12Aに関連するチャネルのために物理層変調方式を選択する(22)。その後、符号器ユニット12Aは、マルチメディアデータを符号化する(23)。多数のチャネルが符号化される場合、多重化ユニット14はチャネルをマルチキャストに結合(combine)する。
送信モジュール16は、選択されたマルチメディア符号化モード(コントローラ15によって与えられたような)にしたがって符号化されたマルチメディアデータを送信し、またこのチャネルに関して使用されたマルチメディア符号化モードと物理層変調方式とを識別する情報を送信する(24)。コンテンツが変化する(25のYESブランチ)ときはいつでも、異なるマルチメディア符号化モードが選択され(21)および/または異なる物理層変調方式が選択される(22)。図2のプロセスは、マルチキャストのすべてのチャネルに関して発生する。更に図2の技法は、マルチメディア情報の単一チャネルが符号化されて、変調方式を介して送信される場合にも当てはまる。
図3は、図1の装置6のようなマルチメディア復号装置によって適用される技法を示す。図3に示されるように装置6の受信モジュール17は、マルチメディア系列に関連する第1の符号化されたマルチメディアデータを受信する(31)。図3の目的のために第1の符号化されたマルチメディアデータは、マルチキャストの1つのチャネルに関連する符号化されたマルチメディアデータを指す。第1のマルチメディアデータに加えて、装置6の受信モジュール17は、第1の符号化されたマルチメディアデータに関して使用された符号化されたモードと物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信する(32)。この第1の情報は、例えばマルチキャストのそれぞれのチャネルに含まれるか、あるいはすべてのチャネルに関するこのような情報を保持するように特に定義されたマルチキャストの専用MLCといった他の場所に含まれる。
復調ユニット18は第1の情報に基づいて第1の符号化されたマルチメディアデータを復調し、また復号器ユニット20は第1の情報に基づいて第1の符号化されたマルチメディアデータを復号する(33)。このように、第1の情報はマルチキャストの一部として伝達されて、復調ユニット18と復号器ユニット20とが、装置4によって第1のマルチメディアデータに適用された符号化と変調とにふさわしい適切な復調および復号技法を適用することを可能にする。
次に装置6の受信モジュール17は、マルチメディア系列に関連する第2の符号化されたマルチメディアデータを受信する(34)。第2の符号化されたマルチメディアデータは第1の符号化されたマルチメディアデータと同じチャネル内のデータであるが、そのコンテンツという観点からは異なる。一例として第1の符号化されたマルチメディアデータはリアルタイムのスポーツイベントのフレームを備え、第2の符号化されたマルチメディアデータはこのスポーツイベントにおけるコマーシャル時間のフレームを備える。一例として第1の符号化されたマルチメディアデータはイベントまたは番組のフレームを備え、第2の符号化されたマルチメディアデータは場面変化に続く同じイベントまたは番組の後のフレームを備える。したがって本開示は、マルチメディア系列のコンテンツが変化するとき、マルチメディア系列のコース(course)に亘って適応できる符号化と変調とを考慮している。他の多くの例が存在しており、上記の例は単に例示的なものである。ある幾つかの場合には、マルチメディア符号化モードと物理層変調方式がフレームごとに変化することを可能にする。
第2のマルチメディアデータに加えて、装置6の受信モジュール17は、第2の符号化されたマルチメディアデータに関して使用された符号化モードと物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信する(35)。第1の情報と同様に、この第2の情報は、マルチキャストのそれぞれのチャネルに含まれ、あるいはすべてのチャネルに関するこのような情報を保持するように特に定義されたマルチキャストの専用MLCといった他の場所に含まれる。符号化モードと物理層変調方式とを識別する情報は、コントローラ15によって作成され、送信モジュール16から受信モジュール17に送信される。
復調ユニット18は第2の情報に基づいて第2の符号化されたマルチメディアデータを復調し、また復号器ユニット20は第2の情報に基づいて第2の符号化されたマルチメディアデータを復号する(33)。このように、第2の情報はマルチキャストの一部として伝達されて、復調ユニット18と復号器ユニット20とが、装置4によって第2のマルチメディアデータに適用された符号化と変調とにふさわしい、適切な復調および復号技法を適用することを可能にする。したがって場面変化に続いて第1の符号化されたマルチメディア系列が第2の符号化されたマルチメディア系列に変化するとき、第1の情報は第2の情報に変化して、マルチメディアデータの符号化と変調において使用されたマルチメディア符号化モードおよび/または物理層変調方式の如何なる変化も識別することができる。
図4は、ここで説明された技法の1つ以上を実行するシステム102を示すもう1つのブロック図である。図4に示されるように、マルチメディア符号化装置104は、複数の符号化モジュール112A〜112N(まとめて「モジュール12」)を含む。これらの符号化モジュール112の各々は、別々の符号器または符号化プロセスを備える。モジュール112の各々は異なるチャネルに関するマルチメディアコンテンツを符号化する。いったん符号化されると符号化モジュール112からのコンテンツは、コンテンツをマルチキャストに結合させる多重化モジュール114に供給される。
その後、変調・送信モジュール116はチャネルを変調し、典型的には無線チャネルであるが、如何なる特定の無線通信技法にも限定されない通信チャネル116上でマルチキャストを送信する。装置106は唯一の図示された受信装置であるが、多数のマルチメディア復号装置がマルチキャストを受信する。
本開示によれば、制御モジュール115は、それぞれのチャネルに関して使用されるマルチメディア符号化モードと物理層変調方式とを選択する。特に制御モジュール115は、異なるチャネルのコンテンツに基づいてマルチメディア符号化モードと物理層変調方式とを選択する。このように、マルチメディア符号化モードと物理層変調方式とはコンテンツ適応とされている。復調と復号とを容易にするために、選択されたマルチメディア符号化モードと物理層変調方式とを識別する情報もマルチキャストと共に送信される。
受信モジュール117は、無線チャネル119上でマルチキャストを受信する。そして復調モジュールは、例えばユーザ選択に応じて特定の関心のチャネルに同調し、またこのチャネルのコンテンツを復調する。次に、復号モジュール120は復調されたチャネルのコンテンツを復号する。復調モジュール118と復号モジュール120は、適用すべき適切な復調技法と復号技法とを選択するために、符号化と変調のために使用されたマルチメディア符号化モードと物理層変調方式とを識別する転送情報を使用する。
本開示によれば符号化のための手段は符号器ユニット12(図1)または符号化モジュール112(図4)を備える。多重化のための手段は、多重化ユニット14(図1)または多重化モジュール114(図4)を備える。変調および/または送信のための手段は送信モジュール16(図1)または変調・送信モジュール116(図4)を備える。マルチメディア符号化モードと物理層変調方式とを選択するための手段はコントローラ15(図1)または制御手段115(図4)を備える。変調器と送信機は別々のユニットであるが、あるいは図1に示されたように共通の送信モジュールに一体化され得る。
受信側では、受信手段は受信モジュール17(図1)または受信モジュール117(図4)を備える。復調手段は復調ユニット18(図1)または復調モジュール118(図4)を備える。復号手段は復号ユニット20(図1)または復号モジュール120(図4)を備える。
図5は、本開示にしたがって送信側でマルチメディアデータを処理する例示的装置504を示すブロック図である。装置504は、マルチメディアデータのコンテンツに基づいてマルチメディアデータに関して複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択して、複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択するための手段を備える選択モジュール515を含む。装置504はまた、選択されたマルチメディア符号化モードに基づいてマルチメディアデータを符号化するための手段を備える符号化モジュール512を含む。装置504はまた、選択された物理層変調方式にしたがって、符号化されたマルチメディアデータを送信するための手段を備える送信モジュール516を含む。
図6は、本開示にしたがって受信側でマルチメディアデータを処理する例示的装置606を示すブロック図である。装置606は、マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信するための手段を備える受信モジュール617を含む。受信モジュール617はまた、第1のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信するための手段を備える。
装置606はまた、選択された物理層変調方式に基づいて第1のマルチメディアデータを復調するための手段を備える復調モジュール618を含む。装置606はまた、選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて第1のマルチメディアデータを復号するための手段を備える復号モジュール620を含む。
図6において受信モジュール617はまた、マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信するための手段と、第2のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信するための手段とを備える。復調モジュール618はまた、第2の選択された物理層変調方式に基づいて第2のマルチメディアデータを復調するための手段を備える。復号モジュール620はまた、第2の選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて第2のマルチメディアデータを復号するための手段を備える。
多数の例が説明されてきた。本開示の技法は、特に無線移動装置環境においてマルチメディア情報の転送を改善する。本明細書において説明された技法は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、あるいはこれらの任意の組合せで実現され得る。ソフトウエアで実現される場合、技法は、コンピュータプログラム製品のコンピュータ可読媒体上の1つ以上の記憶または送信された命令またはコードによって少なくとも部分的に実現される。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体、通信媒体またはこれら両者を含むことができ、また1つの場所から他の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする如何なる媒体も含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体である。コンピュータプログラム製品は、パッケージ化資料を含む。
限定としてではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(シンクロナスDRAM)(SDRAM)といったRAM、リードオンリーメモリ(読出し専用メモリ)(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、ROM、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、EEPROM、FLASHメモリ、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置、あるいは命令またはデータ構造の形で所望のプログラムコードを保持または記憶するために使用され、コンピュータによってアクセスされる他の任意の媒体を備える。
また任意の接続が、適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えばソフトウエアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線ケーブル、またはディジタル加入者線(DSL)を使用して、または赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは他の遠隔情報源から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線ケーブル、またはDSLは、あるいは赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるようなディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスク(商標)を含み、この場合ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生するが、ディスク(disc)はデータを光学的に、例えばレーザーで再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲に当然含まれる。
コンピュータプログラム製品のコンピュータ可読媒体に関連するコードは、コンピュータによって、例えば1つ以上のディジタル信号プロセッサ(DSP)といった1つ以上のプロセッサによって、あるいは汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルロジックアレイ(FPGA)、または他の同等の集積回路または個別論理回路によって実行され得る。ある幾つかの態様では、ここで説明された機能は、符号化と復号のために構成された、あるいは組み合わされたビデオ符号器・復号器(CODEC)に組み込まれた専用のソフトウエアモジュールまたはハードウエアモジュール内に設けることができる。
それにもかかわらず、なお、下記の請求項の範囲から逸脱することなく、説明されたこれらの技法に種々の修正を行うことができる。

Claims (52)

  1. マルチメディアデータを処理する方法であって、
    前記マルチメディアデータのコンテンツに基づいて、前記マルチメディアデータを符号化する符号器のために複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択することと、
    前記マルチメディアデータのコンテンツに基づいて、前記マルチメディアデータの送信のために複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択することと、
    前記選択されたマルチメディア符号化モードにしたがって前記マルチメディアデータを符号化することと、
    前記選択された物理層変調方式にしたがって前記符号化されたマルチメディアデータを送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記選択されたマルチメディア符号化モードと前記選択された物理層変調方式とを識別する情報を復号装置に送信することを更に備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記マルチメディアデータのコンテンツの変化に応じて、異なるマルチメディア符号化モードと異なる物理層変調方式とを選択することを更に備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記異なるマルチメディア符号化モードにしたがって、前記コンテンツの変化を有する前記マルチメディアデータを符号化することと、
    前記異なる物理層変調方式にしたがって、前記コンテンツの変化を有する前記符号化されたマルチメディアデータを送信することと、
    を更に備える、請求項3に記載の方法。
  5. 周期的な時間間隔で、異なるマルチメディア符号化モードと異なる物理層変調方式とを選択することを更に備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記マルチメディア符号化モードを選択することと前記物理層変調方式を選択することは実質的に同時に実行される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記選択されたマルチメディア符号化モードは、復号器におけるフレーム補間に依存する第1のマルチメディア符号化モード、またはフレーム補間に依存しない第2のマルチメディア符号化モードのいずれかである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記選択されたマルチメディア符号化モードは、拡張可能符号化を実行する第1のマルチメディア符号化モード、または拡張可能符号化を実行しない第2のマルチメディア符号化モードのいずれかである、請求項1に記載の方法。
  9. 前記拡張可能符号化は信号対雑音拡張性を与える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記拡張可能符号化は時間的拡張性を与える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記拡張可能符号化は空間的拡張性を与える、請求項8に記載の方法。
  12. 前記物理層変調方式は、直交位相偏移変調(QPSK)を実行する第1の物理層変調方式、または直交振幅変調(QAM)を実行する第2の物理層変調方式のいずれかである、請求項1に記載の方法。
  13. 前記物理層変調方式は、第1の物理層変調方式または第2の物理層変調方式のいずれかであり、前記第1の物理層変調方式は、前記第2の物理層変調方式より多い毎秒ビットを符号化する、請求項1に記載の方法。
  14. 前記物理層変調方式は、符号分割多元接続(CDMA)を実行する第1の物理層変調方式、または直交周波数分割多重化(OFDM)を実行する第2の物理層変調方式のいずれかである、請求項1に記載の方法。
  15. マルチメディアデータを処理する方法であって、
    マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信することと、
    前記第1のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信すること、
    前記選択された物理層変調方式と前記選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて前記第1のマルチメディアデータを復調して復号することと、
    前記マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信することと、
    前記第2のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信することと、
    前記第2の選択された物理層変調方式と前記第2の選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて前記第2のマルチメディアデータを復調して復号することと、
    を備える方法。
  16. 前記第1、第2の選択されたマルチメディア符号化モードは互いに異なり、各々は復号器におけるフレーム補間に依存するマルチメディア符号化モード、またはフレーム補間に依存しないマルチメディア符号化モードのいずれかを備え、
    前記第1、第2の物理層変調方式は互いに異なり、各々は直交位相偏移変調(QPSK)を実行する物理層変調方式、または直交振幅変調(QAM)を実行する物理層変調方式のいずれかを備える、
    請求項15に記載の方法。
  17. マルチメディアデータを処理する装置であって、
    前記マルチメディアデータのコンテンツに基づいて前記マルチメディアデータに関して複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択し、また複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択するコントローラと、
    前記マルチメディアデータを符号化するために前記選択されたマルチメディア符号化モードを適用する符号器と、
    無線チャネル上での送信のために前記符号化されたマルチメディアデータを変調するように前記選択された物理層変調方式を適用する送信モジュールと、
    を備える装置。
  18. 前記送信モジュールは、前記選択されたマルチメディア符号化モードと前記選択された物理層変調方式とを識別する情報を復号装置に送信する、請求項17に記載の装置。
  19. 前記コントローラは、前記マルチメディアデータのコンテンツの変化に応じて異なるマルチメディア符号化モードと異なる物理層変調方式とを選択する、請求項17に記載の装置。
  20. 前記符号器は、前記異なるマルチメディア符号化モードにしたがって前記コンテンツの変化を有する前記マルチメディアデータを符号化し、
    前記送信モジュールは、前記異なる物理層変調方式にしたがって前記コンテンツの変化を有する前記符号化されたマルチメディアデータを送信する、
    請求項19に記載の装置。
  21. 前記コントローラは、周期的な時間間隔で異なるマルチメディア符号化モードと異なる物理層変調方式とを選択する、請求項17に記載の装置。
  22. 前記コントローラは、前記マルチメディア符号化モードと前記物理層変調方式とを実質的に同時に選択する、請求項17に記載の装置。
  23. 前記選択されたマルチメディア符号化モードは、復号器におけるフレーム補間に依存する第1のマルチメディア符号化モード、またはフレーム補間に依存しない第2のマルチメディア符号化モードのいずれかである、請求項17に記載の装置。
  24. 前記選択されたマルチメディア符号化モードは、拡張可能符号化を実行する第1のマルチメディア符号化モード、または拡張可能符号化を実行しない第2のマルチメディア符号化モードのいずれかである、請求項17に記載の装置。
  25. 前記拡張可能符号化は信号対雑音拡張性を与える、請求項24に記載の装置。
  26. 前記拡張可能符号化は時間的拡張性を与える、請求項24に記載の装置。
  27. 前記拡張可能符号化は空間的拡張性を与える、請求項24に記載の装置。
  28. 前記物理層変調方式は、直交位相偏移変調(QPSK)を実行する第1の物理層変調方式、または直交振幅変調(QAM)を実行する第2の物理層変調方式のいずれかである、請求項17に記載の装置。
  29. 前記物理層変調方式は、第1の物理層変調方式、または第2の物理層変調方式のいずれかであり、前記第1の物理層変調方式は、前記第2の物理層変調方式より多い毎秒ビットを符号化する、請求項17に記載の装置。
  30. 前記物理層変調方式は、符号分割多元接続(CDMA)を実行する第1の物理層変調方式、または直交周波数分割多重化(OFDM)を実行する第2の物理層変調方式のいずれかである、請求項17に記載の装置。
  31. マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信し、前記第1のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信する受信モジュールと、
    前記選択された物理層変調方式に基づいて前記第1のマルチメディアデータを復調する復調器と、
    前記選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて前記第1のマルチメディアデータを復号する復号器と、
    を備える、マルチメディアを処理する装置であって、
    前記受信モジュールは、前記マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信して前記第2のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信し、
    前記復調器は、前記第2の選択された物理層変調方式に基づいて前記第2のマルチメディアデータを復調し、
    前記復号器は、前記第2の選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて前記第2のマルチメディアデータを復号する、
    マルチメディアを処理する装置。
  32. 前記第1、第2の選択されたマルチメディア符号化モードは互いに異なり、各々は復号器におけるフレーム補間に依存するマルチメディア符号化モード、またはフレーム補間に依存しないマルチメディア符号化モードのいずれかを備え、
    前記第1、第2の物理層変調方式は互いに異なり、各々は直交位相偏移変調(QPSK)を実行する物理層変調方式、または直交振幅変調(QAM)を実行する物理層変調方式のいずれかを備える、
    請求項31に記載の装置。
  33. マルチメディアデータを処理する装置であって、
    前記マルチメディアデータのコンテンツに基づいて前記マルチメディアデータに関して複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択して複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択するための手段と、
    前記選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて前記マルチメディアデータを符号化するための手段と、
    前記選択された物理層変調方式にしたがって前記符号化されたマルチメディアデータを送信するための手段と、
    を備える装置。
  34. 前記送信するための手段は、前記選択されたマルチメディア符号化モードと前記選択された物理層変調方式とを識別する情報を復号装置に送信する、請求項33に記載の装置。
  35. 前記選択するための手段は、前記マルチメディアデータのコンテンツの変化に応じて異なるマルチメディア符号化モードと異なる物理層変調方式とを選択する、請求項33に記載の装置。
  36. 前記符号化するための手段は、前記異なるマルチメディア符号化モードにしたがって前記コンテンツの変化を有する前記マルチメディアデータを符号化し、
    前記送信するための手段は、前記異なる物理層変調方式にしたがって前記コンテンツの変化を有する前記符号化されたマルチメディアデータを送信する、
    請求項35に記載の装置。
  37. 前記選択するための手段は、周期的な時間間隔で異なるマルチメディア符号化モードと異なる物理層変調方式とを選択する、請求項33に記載の装置。
  38. 前記選択するための手段は、前記マルチメディア符号化モードと前記物理層変調方式とを実質的に同時に選択する、請求項33に記載の装置。
  39. 前記選択されたマルチメディア符号化モードは、復号器におけるフレーム補間に依存する第1のマルチメディア符号化モード、またはフレーム補間に依存しない第2のマルチメディア符号化モードのいずれかである、請求項33に記載の装置。
  40. 前記選択されたマルチメディア符号化モードは、拡張可能符号化を実行する第1のマルチメディア符号化モード、または拡張可能符号化を実行しない第2のマルチメディア符号化モードのいずれかである、請求項33に記載の装置。
  41. 前記拡張可能符号化は信号対雑音拡張性を与える、請求項40に記載の装置。
  42. 前記拡張可能符号化は時間的拡張性を与える、請求項40に記載の装置。
  43. 前記拡張可能符号化は空間的拡張性を与える、請求項40に記載の装置。
  44. 前記物理層変調方式は、直交位相偏移変調(QPSK)を実行する第1の物理層変調方式、または直交振幅変調(QAM)を実行する第2の物理層変調方式のいずれかである、請求項33に記載の装置。
  45. 前記物理層変調方式は、第1の物理層変調方式または第2の物理層変調方式のいずれかであり、前記第1の物理層変調方式は前記第2の物理層変調方式より多い毎秒ビットを符号化する、請求項33に記載の装置。
  46. 前記物理層変調方式は、符号分割多元接続(CDMA)を実行する第1の物理層変調方式、または直交周波数分割多重化(OFDM)を実行する第2の物理層変調方式のいずれかである、請求項33に記載の装置。
  47. マルチメディアデータを処理する装置であって、
    マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信するための手段と、
    前記第1のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信するための手段と、
    前記選択された物理層変調方式に基づいて前記第1のマルチメディアデータを復調するための手段と、
    前記選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて前記第1のマルチメディアデータを復号するための手段と、
    前記マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信するための手段と、
    前記第2のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信するための手段と、
    前記第2の選択された物理層変調方式に基づいて前記第2のマルチメディアデータを復調するための手段と、
    前記第2の選択されたマルチメディア符号化モードに基づいて前記第2のマルチメディアデータを復号する手段と、
    を備える装置。
  48. 前記第1、第2の選択されたマルチメディア符号化モードは互いに異なり、各々は復号器におけるフレーム補間に依存するマルチメディア符号化モード、またはフレーム補間に依存しないマルチメディア符号化モードのいずれかを備え、
    前記第1、第2の物理層変調方式は互いに異なり、各々は直交位相偏移変調(QPSK)を実行する物理層変調方式、または直交振幅変調(QAM)を実行する物理層変調方式のいずれかを備える、
    請求項47に記載の装置。
  49. 実行時にコンピュータに、
    マルチメディアデータのコンテンツに基づいて前記マルチメディアデータを符号化する符号器のために複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択させ、
    前記マルチメディアデータのコンテンツに基づいて前記マルチメディアデータの送信のために複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択させ、
    前記選択されたマルチメディア符号化モードにしたがって前記マルチメディアデータを符号化させ、
    前記選択された物理層変調方式にしたがって前記符号化されたマルチメディアデータを送信させる、
    命令を含むコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
  50. 実行時にコンピュータに、
    マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信させ、
    前記第1のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信させ、
    前記選択された物理層変調方式と前記選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて前記第1のマルチメディアデータを復調させて復号させ、
    前記マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信させ、
    前記第2のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信させ、
    前記第2の選択された物理層変調方式と前記第2の選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて前記第2のマルチメディアデータを復調させて復号させる、
    命令を含むコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
  51. マルチメディアデータを処理するプロセッサであって、
    前記マルチメディアデータのコンテンツに基づいて、前記マルチメディアデータを符号化する符号器のために複数の可能性のあるマルチメディア符号化モードからマルチメディア符号化モードを選択し、
    前記マルチメディアデータのコンテンツに基づいて、前記マルチメディアデータの送信のために複数の可能性のある物理層変調方式から物理層変調方式を選択し、
    前記選択されたマルチメディア符号化モードにしたがって前記マルチメディアデータを符号化し、
    前記選択された物理層変調方式にしたがって送信のために前記符号化されたマルチメディアデータを送信モジュールに転送する、
    ように構成されたプロセッサ。
  52. マルチメディアデータを処理するプロセッサであって、
    マルチメディア系列に関連する第1のマルチメディアデータを受信し、
    前記第1のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第1の選択されたマルチメディア符号化モードと第1の選択された物理層変調方式とを識別する第1の情報を受信し、
    前記選択された物理層変調方式と前記選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて前記第1のマルチメディアデータを復調して復号し、
    前記マルチメディア系列に関連する第2のマルチメディアデータを受信し、
    前記第2のマルチメディアデータに関して符号化装置によって使用された第2の選択されたマルチメディア符号化モードと第2の選択された物理層変調方式とを識別する第2の情報を受信し、
    前記第2の選択された物理層変調方式と前記第2の選択されたマルチメディア符号化モードとに基づいて前記第2のマルチメディアデータを復調して復号する、
    ように構成されたプロセッサ。
JP2009526839A 2006-08-28 2007-08-27 コンテンツ適応性マルチメディア符号化および物理層変調 Pending JP2010503284A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US84083706P 2006-08-28 2006-08-28
US11/622,912 US8493834B2 (en) 2006-08-28 2007-01-12 Content-adaptive multimedia coding and physical layer modulation
PCT/US2007/076845 WO2008027815A2 (en) 2006-08-28 2007-08-27 Content-adaptive multimedia coding and physical layer modulation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010503284A true JP2010503284A (ja) 2010-01-28

Family

ID=38996738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009526839A Pending JP2010503284A (ja) 2006-08-28 2007-08-27 コンテンツ適応性マルチメディア符号化および物理層変調

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8493834B2 (ja)
EP (1) EP2070235A2 (ja)
JP (1) JP2010503284A (ja)
KR (1) KR101033433B1 (ja)
CN (1) CN101512948B (ja)
WO (1) WO2008027815A2 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2086140B1 (en) * 2006-11-22 2016-03-09 Fujitsu Limited Mimo-ofdm communication system and mimo-ofdm communication method
US8456986B2 (en) * 2006-12-13 2013-06-04 Viasat, Inc. Video and data network load balancing
US20080144713A1 (en) * 2006-12-13 2008-06-19 Viasat, Inc. Acm aware encoding systems and methods
US8411571B2 (en) 2006-12-13 2013-04-02 Viasat, Inc. Video and data network load balancing with video drop
US8358690B2 (en) * 2006-12-13 2013-01-22 Viasat, Inc. Predictive adaptive coding and modulation
US7961665B2 (en) 2006-12-13 2011-06-14 Viasat, Inc. Terminal aware multicasting
US8395993B2 (en) * 2006-12-13 2013-03-12 Viasat, Inc. Video and data network load balancing with video placeholder
US20090041100A1 (en) 2006-12-13 2009-02-12 Viasat, Inc. Link aware mobile data network
US7944872B2 (en) * 2006-12-13 2011-05-17 Viasat, Inc. Adaptive coding and modulation aware network load balancing
US8411572B2 (en) * 2006-12-13 2013-04-02 Viasat, Inc. ACM and fixed coding and modulation of hierarchical layers
US8576858B2 (en) * 2006-12-13 2013-11-05 Viasat, Inc. Multiple transmission paths for hierarchical layers
US10069591B2 (en) 2007-01-04 2018-09-04 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for distributed spectrum sensing for wireless communication
US20090128708A1 (en) * 2007-11-21 2009-05-21 At&T Knowledge Ventures, L.P. Monitoring unit for use in a system for multimedia content distribution
US8958475B2 (en) * 2009-07-02 2015-02-17 Qualcomm Incorporated Transmitter quieting and null data encoding
US8902995B2 (en) * 2009-07-02 2014-12-02 Qualcomm Incorporated Transmitter quieting and reduced rate encoding
US9112618B2 (en) * 2009-07-02 2015-08-18 Qualcomm Incorporated Coding latency reductions during transmitter quieting
KR101308252B1 (ko) * 2009-12-16 2013-09-13 한국전자통신연구원 물리계층의 제어 신호를 이용한 다중 레인 제어 모듈장치 및 방법
US20110182257A1 (en) * 2010-01-26 2011-07-28 Qualcomm Incorporated White space spectrum commmunciation device with multiplexing capabilties
US9036567B2 (en) * 2010-02-03 2015-05-19 Qualcomm Incorporated Logical channel mapping for increased utilization of transmission resources
US8385666B2 (en) 2010-03-31 2013-02-26 Microsoft Corporation Classification and encoder selection based on content
EP2567546A4 (en) * 2010-05-10 2014-01-15 Samsung Electronics Co Ltd METHOD AND APPARATUS FOR TRANSMITTING AND RECEIVING LAYERED CODED VIDEO
KR101978811B1 (ko) * 2012-01-02 2019-08-29 삼성전자주식회사 계층 변조 및 복조 장치 및 이의 방법
US9253619B2 (en) * 2012-09-13 2016-02-02 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Apparatus and method of data communications in millimeter wave network
US10090962B2 (en) * 2013-10-01 2018-10-02 Zte Corporation In-band signaling for reconfiguring software defined optics
KR102208226B1 (ko) 2014-03-25 2021-01-27 한국전자통신연구원 송수신 방법 및 장치
JP6811613B2 (ja) * 2014-11-21 2021-01-13 ソニー株式会社 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法
US10693929B2 (en) * 2017-10-23 2020-06-23 Avid Technology, Inc. Modular video blade with separate physical layer module

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09321813A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> ディジタル伝送方法および送信、受信装置
JP2005505163A (ja) * 2001-09-26 2005-02-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 再構築可能なマルチメディアシステムのための方法および装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5671319A (en) * 1992-07-31 1997-09-23 Nec Corporation Compression of video and audio signals and expansion of a compressed signal in accordance with an image hf component compression factor
GB2362531A (en) * 2000-05-15 2001-11-21 Nokia Mobile Phones Ltd Indicating the temporal order of reference frames in a video sequence
US6947490B1 (en) * 2000-06-22 2005-09-20 Nortel Networks Limited Cellular radio communications system
US6909753B2 (en) * 2001-12-05 2005-06-21 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Combined MPEG-4 FGS and modulation algorithm for wireless video transmission
US6975650B2 (en) * 2002-02-13 2005-12-13 Interdigital Technology Corporation Transport block set segmentation
US20040081075A1 (en) * 2002-10-18 2004-04-29 Kazuaki Tsukakoshi Code modulation adaptive and variable multiplexing transmission method and code modulation adaptive and variable multiplexing transmission apparatus
US8107885B2 (en) * 2002-10-30 2012-01-31 Motorola Mobility, Inc. Method and apparatus for providing a distributed architecture digital wireless communication system
JP2007524280A (ja) * 2003-06-19 2007-08-23 トムソン ライセンシング 低複雑性空間スケーラブル復号化のための方法および装置
US20050200757A1 (en) * 2004-01-23 2005-09-15 Alberta Pica Method and apparatus for digital video reconstruction
US7525988B2 (en) * 2005-01-17 2009-04-28 Broadcom Corporation Method and system for rate selection algorithm to maximize throughput in closed loop multiple input multiple output (MIMO) wireless local area network (WLAN) system
US7539463B2 (en) * 2005-03-30 2009-05-26 Intel Corporation Techniques to enhance diversity for a wireless system
US7764743B2 (en) * 2005-08-05 2010-07-27 Alcatel-Lucent Usa Inc. Methods of channel coding for communication systems
US20070133449A1 (en) * 2005-12-12 2007-06-14 Mirko Schacht Method for associating multiple users with a shared downlink channel

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09321813A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> ディジタル伝送方法および送信、受信装置
JP2005505163A (ja) * 2001-09-26 2005-02-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 再構築可能なマルチメディアシステムのための方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2070235A2 (en) 2009-06-17
US20080049597A1 (en) 2008-02-28
CN101512948B (zh) 2013-09-25
KR101033433B1 (ko) 2011-05-09
CN101512948A (zh) 2009-08-19
WO2008027815A3 (en) 2008-05-08
WO2008027815A2 (en) 2008-03-06
US8493834B2 (en) 2013-07-23
KR20090045952A (ko) 2009-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8493834B2 (en) Content-adaptive multimedia coding and physical layer modulation
US20210352754A1 (en) Opportunistic progressive encoding
US8576858B2 (en) Multiple transmission paths for hierarchical layers
US9083474B2 (en) Multimedia broadcast forwarding systems and methods
US7961665B2 (en) Terminal aware multicasting
US20120076204A1 (en) Method and apparatus for scalable multimedia broadcast using a multi-carrier communication system
US7944872B2 (en) Adaptive coding and modulation aware network load balancing
US8456986B2 (en) Video and data network load balancing
US8411572B2 (en) ACM and fixed coding and modulation of hierarchical layers
US20080144713A1 (en) Acm aware encoding systems and methods
US20080025196A1 (en) Method and system for providing visually related content description to the physical layer
US8411571B2 (en) Video and data network load balancing with video drop
US8917674B2 (en) Method and system for content-aware mapping/error protection
US8494082B2 (en) Apparatus for transmitting layered data
US8395993B2 (en) Video and data network load balancing with video placeholder
JP4764919B2 (ja) 空間冗長性を使用して無線信号の受信を改善する方法及び装置
JP2008543142A (ja) デジタル放送における階層的な送受信のための方法および装置
KR101309615B1 (ko) 소스-채널 결합 부호화 방법 및 이를 적용한 위성 방송 시스템
JP7494338B2 (ja) 受信方法
KR20040065234A (ko) Mpeg-4 fgs 무선 전송 시스템용 변조 알고리즘
JP2008535374A (ja) 無線通信システムでロバスト受信を提供する方法及び装置
WO2011130685A2 (en) Acm of hierarchical layers
EP1883183A2 (en) Method and system for content-aware mapping/error protection
WO2017047424A1 (ja) 送信装置、受信装置、及び、データ処理方法
Hellge et al. Intra-burst layer aware FEC for scalable video coding delivery in DVB-H

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120529