JP2010501558A - 癌を治療するためのビス(チオヒドラジドアミド)との組み合わせ - Google Patents

癌を治療するためのビス(チオヒドラジドアミド)との組み合わせ Download PDF

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Abstract

ビス(チオ−ヒドラジドアミド)またはその薬学的に許容される塩と免疫治療剤とを用いて、免疫感受性癌を治療する方法を、本明細書に開示する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2006年8月21日に出願された米国仮特許出願第60/839,113号の優先権の恩典を主張するものであり、その教示内容全体を本明細書に援用する。
発明の背景
癌とは、細胞分裂が制御されないことが特徴の一連の疾患である。この制御されない分裂は生物体の機能を危険にさらし、最終的にはこれを死に至らしめる。
平均して、米国では男性の2人に1人に癌を発症する生涯リスクがあり、女性では3人に1人のリスクである。国際癌研究機関(International Agency for Research on Cancer)の推定によれば、2000年には世界中で新たに診断された癌の症例数が530万件にものぼり、350万人の癌患者が亡くなった。米国では、2002年に新たに120万件以上の症例で癌が診断され、550,000人を超える患者がこの疾患で亡くなった。事実、癌は米国での死因の第二位であり、心疾患がわずかに上回っている程度である。
多くの癌は免疫感受性(immunosensitive)である。免疫感受性の癌は、免疫治療剤すなわち免疫系を刺激する作用剤に応答する。免疫感受性癌の例としては、腎細胞癌、黒色腫、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、膀胱癌、前立腺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病があげられる。
免疫治療剤を用いての免疫感受性癌の治療はいくらか成功してはいるが、奏功率が低く、多くの患者では中途半端でしかない。たとえば、インターロイキン−2およびインターフェロン−αでの腎細胞癌の治療では、完全奏功率と不完全奏功率がわずか10〜20%である。このため、免疫感受性癌用の免疫治療剤を増強できる新たな薬剤が急務である。
現在、ビス(チオヒドラジドアミド)をタキソールと併用すると、ステージIV黒色腫の患者で疾患の無増悪期間が大幅に延長されることが明らかになっている。上述したように、黒色腫は免疫感受性癌である。ビス(チオヒドラジドアミド)を免疫治療剤と併用して黒色腫や他の免疫感受性癌を治療することを本明細書にて開示する。
さらに、ビス(チオヒドラジドアミド)は腎臓に集中することも見いだされている。別の免疫感受性癌である腎細胞癌の治療にあたってビス(チオヒドラジドアミド)を免疫治療剤と併用することについても、本明細書にて開示する。
本発明は、有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む、免疫感受性癌の対象を治療する方法に関する。
この方法は、構造式Iで表される有効量のビス(チオ−ヒドラジドアミド)と、有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む。
Figure 2010501558
Yは、共有結合もしくは置換されていてもよい直鎖状ヒドロカルビル基であるか、またはYは、それが結合する両>C=Z基と一緒になって、置換されていてもよい芳香族基である。
〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基、置換されていてもよいアリール基であるか、またはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒におよび/またはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒になって、芳香環に縮合されていてもよい非芳香環を形成する。
〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基または置換されていてもよいアリール基である。
Zは、OまたはSである。
また、
i)線維肉腫、粘液肉腫、脂肪肉腫、軟骨肉腫、骨原性肉腫、脊索腫、血管肉腫、内皮肉腫(endotheliosarcoma)、リンパ管肉腫、リンパ管内皮肉腫、滑膜腫、中皮腫、ユーイング腫瘍、平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、結腸癌、結腸直腸癌、肛門癌、食道癌、胃癌(gastric cancer)、肝細胞癌、膀胱癌、子宮体癌、膵臓癌、乳癌、卵巣癌、前立腺癌、胃癌(stomach cancer)、心房粘液腫、扁平上皮癌、基底細胞癌、腺癌、汗腺癌、皮脂腺癌、甲状腺腫および副甲状腺腫、乳頭癌、乳頭状腺癌、嚢胞腺癌、髄様癌、気管支原性癌、腎細胞癌、肝癌、胆管癌、絨毛癌、精上皮腫、胎生期癌、ウィルムス腫瘍、子宮頸癌、精巣腫瘍、肺癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌(bladder carcinoma)、上皮癌、神経膠腫、下垂体腫瘍、星状細胞腫、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、上衣腫、松果体腫、血管芽細胞腫、聴神経腫、神経鞘腫、乏突起膠腫、髄膜腫、脊髄腫瘍、黒色腫、神経芽細胞腫、褐色細胞腫、内分泌腫瘍症1型〜3型、網膜芽細胞腫からなる群から選択されるヒト肉腫または癌腫、ならびに
ii)急性リンパ球性白血病、急性骨髄球性白血病;慢性白血病、真性多血症、リンパ腫、多発性骨髄腫、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、重鎖病、T細胞白血病、B細胞白血病;混合細胞型白血病、骨髄球性白血病、好中球性白血病、好酸球性白血病、単球性白血病、骨髄単球性白血病、ネーゲリ型骨髄球性白血病、および非リンパ球性白血病からなる群から選択される白血病
からなる群から選択される癌の対象を治療する方法であって、
構造式Iで表される有効量の化合物と有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む方法も開示される。
パクリタキセル+化合物(1)対パクリタキセルのみについての研究における無増悪期間(癌増殖の再開)のカプラン・マイヤーグラフである。 化合物(1)および化合物(18)の組織分布のグラフである。
発明の詳細な説明
本発明は、構造式(I)〜(IX)から選択される式で表される有効量のビス(チオ−ヒドラジドアミド)(またはこれらの構造式に包含される化合物)またはその薬学的に許容される塩、有効量の免疫治療剤および任意に有効量の1種または複数種の別の抗癌剤を用いて、免疫感受性癌を治療するための方法に関する。特に、黒色腫および腎細胞癌が、本明細書に開示の方法で治療される2つの免疫感受性である。
また、本発明は、癌の治療を受けている対象で、免疫感受性癌の再発を予防、免疫感受性癌の再発の尤度を低減または免疫感受性癌の再発を遅らせる方法に関する。この方法は、構造式Iで表される有効量のビス(チオ−ヒドラジドアミド)と有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む。
本発明のさらに別の実施形態は、免疫治療剤との併用で免疫感受性癌を治療するための薬物の製造に本明細書に開示するビス(チオヒドラジドアミド)を使用することである。
開示の発明で用いるビス(チオ−ヒドラジドアミド)は、構造式Iで表され、構造式Iで表される化合物の薬学的に許容される塩および溶媒和物である。
一実施形態において、構造式IのYは、共有結合、−C(R)−、−(CHCH)−、トランス−(CH=CH)−、シス−(CH=CH)−または−(C≡C)−基であり、好ましくは−C(R)−である。R〜Rは、構造式Iについて上述したとおりである。RおよびRは、各々独立して、−H、脂肪族基もしくは置換脂肪族基であるか、またはRが−HでありかつRが置換されていてもよいアリール基であるか、またはRおよびRが一緒になって、置換されていてもよいC2〜C6アルキレン基である。一実施形態において、構造式Iの化合物は、薬学的に許容される塩の形である。一実施形態において、構造式Iの化合物は、1つまたは複数の薬学的に許容されるカチオンとの組み合わせで薬学的に許容される塩の形である。薬学的に許容されるカチオンは、詳細について後述するようなものである。
特定の実施形態では、Yは、それが結合する両>C=Z基と一緒になって、置換されていてもよい芳香族基である。この例では、特定のビス(チオ−ヒドラジドアミド)が、構造式IIで表され、
Figure 2010501558
式中、環Aは置換または非置換であり、Vは、−CH−または−N−である。構造式IIの他の変数については、構造式IまたはIIIaについて本明細書で説明するとおりである。
特定の実施形態では、ビス(チオ−ヒドラジドアミド)は、構造式IIIaで表され、
Figure 2010501558
〜Rは、構造式Iについて上述したとおりである。
構造式I〜IIIaにおいて、RおよびRが同一または異なっており、かつ/またはRおよびRが同一または異なっており、好ましくは、RとRとが同一でありかつRとRとが同一である。構造式IおよびIIIaでは、Zは好ましくはOである。一般に構造式IおよびIIIaでは、ZはOであり、RとRとが同一であり、RとRとが同一である。一層好ましくは、ZがOであり、RとRとが同一であり、RとRとが同一であり、RとRとが同一である。
他の実施形態では、ビス(チオ−ヒドラジドアミド)は、構造式IIIaで表され、この場合のRおよびRは各々、置換されていてもよいアリール基であり、好ましくは置換されていてもよいフェニル基である。RおよびRは各々、置換されていてもよい脂肪族基であり、好ましくは、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジルまたはC1〜C8アルコキシで置換されていてもよいアルキル基であり、Rは、−Hまたはメチルであり、一層好ましくは、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジルまたはC1〜C8アルコキシで置換されていてもよいメチル基またはエチル基であり、Rは−Hであるか、−OH、ハロゲンまたはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよいメチルである。RおよびRは上述のとおりであるが、Rは好ましくは−Hであり、Rは、好ましくは−H、脂肪族基または置換脂肪族基である。
あるいは、RおよびRは各々、置換されていてもよいアリール基である。RおよびRは各々、置換されていてもよい脂肪族基である。Rは−Hである。Rは、−H、脂肪族基または置換脂肪族基である。好ましくは、RおよびRは各々、置換されていてもよいアリール基である。RおよびRは各々、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジルまたはC1〜C8アルコキシで置換されていてもよいアルキル基であり、Rは、−Hまたはメチルである。Rは−Hであり、Rは、−Hまたはメチルである。なお一層好ましくは、RおよびRは各々、置換されていてもよいフェニル基であり、好ましくは、−OH、ハロゲン、C1〜4アルキルまたはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよいフェニル基である。RおよびRは各々、−OH、ハロゲンまたはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよいメチルまたはエチルである。Rは−Hであり、Rは、−Hまたはメチルである。RおよびRで表されるアリール基ならびにR、RおよびRで表される脂肪族基に適した置換基は、アリールおよび脂肪族基について後述するとおりである。
別の実施形態では、ビス(チオ−ヒドラジドアミド)は構造式IIIaで表され、この場合のRおよびRは各々、置換されていてもよい脂肪族基であり、好ましくは、少なくとも1つのアルキル基で置換されていてもよいC3〜C8シクロアルキル基であり、一層好ましくは、シクロプロピルまたは1−メチルシクロプロピルである。RおよびRは、構造式Iについて上述したとおりであり、好ましくはともに、置換されていてもよいアルキル基である。RおよびRは上述のとおりであるが、Rは好ましくは−Hであり、Rは、好ましくは−H、脂肪族基または置換脂肪族基であり、一層好ましくは−Hまたはメチルである。
あるいは、ビス(チオ−ヒドラジドアミド)は構造式IIIaで表され、この場合のRおよびRは各々、置換されていてもよい脂肪族基である。RおよびRは、構造式Iについて上述したとおりであり、好ましくはともに置換されていてもよいアルキル基である。Rは−Hであり、Rは−Hまたは置換されていてもよい脂肪族基である。好ましくは、RおよびRはともに、少なくとも1つのアルキル基で置換されていてもよいC3〜C8シクロアルキル基である。RおよびRはともに、構造式Iについて上述したとおりであり、好ましくはアルキル基である。Rは−Hであり、Rは−Hまたは脂肪族基または置換脂肪族基である。一層好ましくは、RおよびRはともに、少なくとも1つのアルキル基で置換されていてもよいC3〜C8シクロアルキル基である。RおよびRはともに、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジル、またはC1〜C8アルコキシで置換されていてもよいアルキル基であり、Rは、−Hまたはメチルである。Rは−Hであり、Rは、−Hまたはメチルである。なお一層好ましくは、RおよびRはともに、シクロプロピルまたは1−メチルシクロプロピルである。RおよびRはともに、アルキル基であり、好ましくは、−OH、ハロゲンまたはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよいメチルまたはエチルである。Rは−Hであり、Rは−Hまたはメチルである。
特定の実施形態では、ビス(チオ−ヒドラジドアミド)は、構造式IIIbで表され、
Figure 2010501558
式中、R、R、R、R、R、RおよびZは、構造式IIIaについて上記にて定義したとおりである。
特定の実施形態では、ビス(チオ−ヒドラジドアミド)は、構造式IVaで表され、
Figure 2010501558
式中、RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにエチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに4−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに4−メトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにエチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに4−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに3−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに3−フルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに4−クロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに2−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに3−メトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2,3−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2,3−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに2,5−ジフルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2,5−ジフルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに2,5−ジクロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2,5−ジメチルフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにエチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはエチルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはn−プロピルであり、Rは−Hである。RおよびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにエチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、Rはメチルであり、Rはエチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに2−フェニルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともに1−フェニルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにシクロブチルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにシクロペンチルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにシクロヘキシルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにシクロヘキシルであり、RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともにt−ブチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはともにt−ブチルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。RおよびRはエチルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。あるいは、RおよびRはともにn−プロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに−Hである。
特定の実施形態では、ビス(チオ−ヒドラジドアミド)は、構造式IVbで表され、
Figure 2010501558
式中、R、R、RおよびRは、構造式IVaについて上記にて定義したとおりである。
特定の実施形態では、ビス(チオ−ヒドラジドアミド)は構造式Vで表され、
Figure 2010501558
式中、RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにo−CH−フェニルである。RおよびRはともにo−CHC(O)O−フェニルであり、RおよびRはフェニルである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにエチルである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにn−プロピルである。RおよびRはともにp−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにp−ニトロフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにn−ブチルである。RおよびRはともにp−クロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに3−ニトロフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに3−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに3−フルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2−フラニルであり、RおよびRはともにフェニルである。RおよびRはともに2−メトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに3−メトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2,3−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2−メトキシ−5−クロロフェニルであり、RおよびRはともにエチルである。RおよびRはともに2,5−ジフルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2,5−ジクロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2,5−ジメチルフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2−メトキシ−5−クロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに3,6−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにフェニルであり、RおよびRはともに2−エチルフェニルである。RおよびRはともに2−メチル−5−ピリジルであり、RおよびRはともにメチルである。あるいは、Rはフェニルである。Rは2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともにp−CF−フェニルである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともにo−CH−フェニルである。RおよびRはともに−(CHCOOHである。RおよびRはともにフェニルである。RおよびRはともに以下の構造式で表され、
Figure 2010501558
およびRはともにフェニルである。RおよびRはともにn−ブチルであり、RおよびRはともにフェニルである。RおよびRはともにn−ペンチルであり、RおよびRはともにフェニルである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに2−ピリジルである。RおよびRはともにシクロヘキシルであり、RおよびRはともにフェニルである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに2−エチルフェニルである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともに2,6−ジクロロフェニルである。R〜Rはすべてメチルである。RおよびRはともにメチルであり、RおよびRはともにt−ブチルである。RおよびRはともにエチルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにt−ブチルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにエチルである。RおよびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに1−フェニルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともに2−フェニルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにシクロブチルであり、RおよびRはともにメチルである。RおよびRはともにシクロペンチルであり、RおよびRはともにメチルである。Rはシクロプロピルであり、Rはフェニルであり、RおよびRはともにメチルである。
ビス(チオ−ヒドラジドアミド)の好ましい例としては、化合物(1)〜(18)およびその薬学的に許容される塩ならびに溶媒和物があげられる。
Figure 2010501558
Figure 2010501558
Figure 2010501558
Figure 2010501558
本明細書で使用する場合、「ビス(チオ−ヒドラジドアミド)」という用語および本発明の構造式への参照は、これらの化合物および構造式の薬学的に許容される塩および溶媒和物も含む。許容される塩および溶媒和物の例は、米国特許出願公開第20060135595号明細書ならびに、2006年5月11日に発明の名称「ビス(チオ−ヒドラジドアミド)塩の合成(Synthesis Of Bis(Thio−Hydrazide Amide) Salts)」で出願された米国特許出願第11/432,307号明細書(それぞれの開示内容全体を本明細書に援用する)に記載されている。
これらの化合物は、好適な有機塩基または無機塩基と反応して、塩基付加塩を形成可能な1つまたは複数の十分に酸性のプロトンを含むことがある。塩基付加塩としては、水酸化アンモニウム、またはアルカリもしくはアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩などの無機塩基に由来する塩基付加塩、アルコキシド、アルキルアミド、アルキルおよびアリールアミンなどの有機塩基に由来する塩基付加塩があげられる。このため、本発明の塩を調製するのに有用なそのような塩基には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、炭酸カリウムなどが含まれる。
たとえば、本明細書で用いるビス(チオ−ヒドラジド)アミドの薬学的に許容される塩(構造式I−VIで表されるもの、化合物1〜18など)は、この化合物を1当量の好適な塩基と反応させて一価の塩(すなわち、化合物が、一価のカチオンなどの薬学的に許容される対カチオンと釣り合う1個の負電荷を有する)を形成するか、2当量の好適な塩基と反応させて二価の塩(化合物が、2個の薬学的に許容される対カチオン、たとえば薬学的に許容される一価のカチオン2個または薬学的に許容される二価のカチオン1個と釣り合う電子2個の負電荷を有するなど)を形成して得られる塩である。ビス(チオ−ヒドラジドアミド)の二価の塩が好ましい。「薬学的に許容される」とは、そのカチオンが対象に投与するのに適していることを意味する。一例として、Li、Na、K、Mg2+、Ca2+およびNR があげられるが、各Rは独立して、水素、置換されていてもよい脂肪族基(ヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基またはアンモニウムアルキル基など)または置換されていてもよいアリール基であるか、2個のR基が一緒になって、芳香環に縮合されていてもよい、置換されていてもよい非芳香族複素環を形成する。通常、薬学的に許容されるカチオンは、Li、Na、K、NH(COH)またはN(CH(COH)であり、より一般的には、塩は二ナトリウム塩または二カリウム塩、好ましくは二ナトリウム塩である。
アミンなど十分に塩基性の基を有する、本明細書において用いられるビス(チオ−ヒドラジド)アミドは、有機酸または無機酸と反応して、酸付加塩を形成することができる。塩基性の基を有する化合物から酸付加塩を形成するために一般的に用いられる酸は、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、リン酸などの無機酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、シュウ酸、p−ブロモフェニル−スルホン酸、炭酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、酢酸などの有機酸である。このような塩の例としては、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、リン酸塩、一水素リン酸塩、二水素リン酸塩、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、デカン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ酪酸塩、カプロン酸塩、ヘプタン酸塩、プロピオール酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、ブチン−1,4−二酸塩、ヘキシン−1,6−二酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸塩、フタル酸塩、スルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、γ−ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩、マンデル酸塩などがあげられる。
開示されるビス(チオヒドラジドアミド)の塩は、互変異性体の形態を取るものであってもよい。一例として、二塩の互変異性体の形態の1つとして、以下の構造式があげられる。
Figure 2010501558
Yは、共有結合または置換もしくは非置換の直鎖状ヒドロカルビル基である。R〜Rは独立して、−H、脂肪族基、置換脂肪族基、アリール基もしくは置換アリール基であるか、またはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒に、ならびに/もしくはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒になって、芳香環に縮合されていてもよい非芳香族複素環を形成する。Zは、−Oまたは−Sである。Mは、薬学的に許容される一価のカチオンであり、M2+は、薬学的に許容される二価のカチオンである。
一実施形態では、構造式(VI)の変数を以下のとおり定義する。
は、薬学的に許容される一価のカチオンである。M2+は、薬学的に許容される二価のカチオンである。「薬学的に許容される」とは、そのカチオンが対象への投与に適していることを意味する。MまたはM2+の一例として、Li、Na、K、Mg2+、Ca2+、Zn2+およびNR があげられるが、各Rは独立して、水素、置換または非置換の脂肪族基(ヒドロキシアルキル基、アミノアルキル基またはアンモニウムアルキル基など)または置換または非置換のアリール基であるか、あるいは2個のR基が一緒になって、芳香環に縮合されていてもよい置換または非置換の非芳香族複素環を形成する。好ましくは、薬学的に許容されるカチオンは、Li、Na、K、NH(COH)、N(CH(COH)、アルギニンまたはリシンである。一層好ましくは、薬学的に許容されるカチオンは、NaまたはKである。Naがなお一層好ましい。
Yが−CH−である構造式(VI)で表される二塩化合物の一例としての互変異性体の形態を以下にあげておく。
Figure 2010501558
化合物(1)の二塩の代表的な互変異性体構造を以下に示す。
Figure 2010501558
本発明のビス(チオ−ヒドラジドアミド)二塩の好ましい例は以下のとおりである。
Figure 2010501558
2MおよびM2+は、構造式(VI)について上述したとおりである。好ましくは、薬学的に許容されるカチオンは2Mであり、この場合のMは、Li、Na、K、NH(COH)またはN(CH(COH)である。一層好ましくは、MはNaまたはKである。なお一層好ましくは、MはNaである。
本明細書に開示の化合物の互変異性体の一形態が構造的に示されている場合、他の互変異性体の形態も包含されることは理解できよう。
本発明の特定の化合物は、異なる立体異性体(ジアステレオマーおよびエナンチオマーなど)として得られることがある。本発明は、本明細書に開示の化合物のすべての異性体形態およびラセミ混合物、ならびにその純粋な異性体および混合物(ラセミ混合物を含む)の両方で対象を治療する方法を含む。立体異性体は、クロマトグラフィなどの好適な方法を用いて分離および単離可能なものである。
「アルキル基」は、直鎖または分枝鎖の鎖式または環式飽和炭化水素基である。一般に、直鎖アルキル基または分枝アルキル基は、1から約20個、好ましくは1から約10個の炭素原子を有し、環状アルキル基は、3から約10個、好ましくは3から約8個の炭素原子を有する。アルキル基は、好ましくは直鎖アルキル基または分枝アルキル基であり、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ペンチルまたはオクチルなどであるか、3から約8個の炭素原子を有するシクロアルキル基である。C1〜C8の直鎖アルキル基または分枝アルキル基またはC3〜C8の環状アルキル基は、「低級アルキル」基とも呼ばれる。アルキル基に適した置換基は、本明細書に開示の化合物の抗癌活性に実質的に干渉しないものである。好適な置換基は、脂肪族基について後述するとおりである。アルキル基での好ましい置換基としては、−OH、−NH2、−NO、−CN、−COOH、ハロゲン、アリール、C1〜C8アルコキシ、C1〜C8ハロアルコキシおよび−CO(C1〜C8アルキル)があげられる。アルキル基での一層好ましい置換基としては、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびC1〜C8アルコキシがあげられる。アルキル基での一層好ましい置換基としては、−OH、ハロゲンおよびC1〜C4アルコキシがあげられる。
「直鎖状ヒドロカルビル基」は、結合基で代置されていてもよいアルキレン基すなわち、1つまたは複数の(好ましくは1つの)内部メチレン基を有する−(CH−である。yは、正の整数(1から10など)であり、好ましくは1から6、一層好ましくは1または2である。「結合基」とは、直鎖状ヒドロカルビルのメチレンを代置する官能基を示す。好適な結合基の例としては、ケトン(−C(O)−)、アルケン、アルキン、フェニレン、エーテル(−O−)、チオエーテル(−S−)またはアミン(−N(R)−)があげられ、Rについては下記に定義する。好ましい結合基は−C(R)−であり、RおよびRは上記にて定義したとおりである。アルキレン基およびヒドロカルビル基に好適な置換基は、本明細書に開示の化合物の抗癌活性に実質的に干渉しないものである。RおよびRは、Yで表されるアルキレンまたはヒドロカルビル基に好ましい置換基である。
脂肪族基は、完全に飽和しているか、未飽和の1つまたは複数の単位を含む直鎖、分枝鎖または環状の非芳香族炭化水素である。一般に、直鎖脂肪族基または分枝脂肪族基は、1から約20個、好ましくは1から約10個の炭素原子を有し、環状脂肪族基は、3から約10個、好ましくは3から約8個の炭素原子を有する。脂肪族基は、好ましくは直鎖アルキル基または分枝アルキル基であり、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ペンチルまたはオクチル、3から約8個の炭素原子を有するシクロアルキル基などである。C1〜C8直鎖アルキル基もしくは分枝アルキル基またはC3〜C8環状アルキル基も「低級アルキル」基と呼ばれる。
「芳香族基」という用語は、「アリール」「アリール環」「芳香環」「アリール基」および「芳香族基」と同義に用いられる。芳香族基には、フェニル、ナフチル、およびアントラシルなどの炭素環芳香族基、イミダゾリル、チエニル、フラニル、ピリジル、ピリミジ(pyrimidy)、ピラニル、ピラゾリル、ピロイル(pyrroyl)、ピラジニル、チアゾール、オキサゾリル、テトラゾールなどのヘテロアリール基が含まれる。「ヘテロアリール基」という用語は、「ヘテロアリール」、「ヘテロアリール環」、「複素芳香環」、「複素芳香族基」と同義に用いられる。ヘテロアリール基は、環構造中に、硫黄、酸素および窒素などの1個または複数個のヘテロ原子を含む芳香族基である。好ましくは、ヘテロアリール基は、1から4個のヘテロ原子を含む。
また、芳香族基は、炭素環式芳香環またはヘテロアリール環が1つまたは複数の他のヘテロアリール環に縮合している縮合多環式芳香環系が含まれる。一例として、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、インドリル、キノリニル、ベンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンズイミダゾール、キノリニル、イソキノリニル、イソインドリルがあげられる。
非芳香族複素環は、窒素、酸素または硫黄などのヘテロ原子を環中に1個または複数個含む非芳香環である。環は、5、6、7または8員環であり得る。好ましくは、複素環基は、1から約4個のヘテロ原子を含む。一例としては、テトラヒドロフラニル、テトラヒロチオフェニル(tetrahyrothiophenyl)、モルホリノ、チオモルホリノ、ピロリジニル、ピペラジニル、ピペリジニルおよびチアゾリジニルがあげられる。
脂肪族基(アルキレン基を含む)、非芳香族複素環基、ベンジル基またはアリール基(炭素環およびヘテロアリール)での好適な置換基としては、本明細書に開示の化合物の抗癌活性に実質的に干渉しないものがあげられる。置換基のある化合物で置換基のない化合物に比して抗癌活性が約50%よりも減少するのであれば、その置換基は実質的に抗癌活性に対して干渉する。好適な置換基の例としては、−R、−OH、−Br、−Cl、−I、−F、−OR、−O−COR、−COR、−CN、−NO、−COOH、−SOH、−NH、−NHR、−N(R)、−COOR、−CHO、−CONH、−CONHR、−CON(R)、−NHCOR、−NRCOR、−NHCONH、−NHCONRH、−NHCON(R)、−NRCONH、−NRCONRH、−NRCON(R)、−C(=NH)−NH、−C(=NH)−NHR、−C(=NH)−N(R)、−C(=NR)−NH、−C(=NR)−NHR、−C(=NR)−N(R)、−NH−C(=NH)−NH、−NH−C(=NH)−NHR、−NH−C(=NH)−N(R)、−NH−C(=NR)−NH、−NH−C(=NR)−NHR、−NH−C(=NR)−N(R)、−NRH−C(=NH)−NH、−NR−C(=NH)−NHR、−NR−C(=NH)−N(R)、−NR−C(=NR)−NH、−NR−C(=NR)−NHR、−NR−C(=NR)−N(R)、−NHNH、−NHNHR、−NHR、−SONH、−SONHR、−SONR、−CH=CHR、−CH=CR、−CR=CR、−CR=CHR、−CR=CR、−CCR、−SH、−SR、−S(O)R、−S(O)があげられる。
〜Rは各々独立して、アルキル基、芳香族基、非芳香族複素環基すなわち−N(R)であり、一緒になって、非芳香族複素環基を形成する。R〜Rで表されるアルキル基、芳香族基および非芳香族複素環基ならびに、−N(R)で表される非芳香族複素環基は各々独立して、Rで表される1つまたは複数の基で置換されていてもよい。好ましくはR〜Rは非置換である。
は、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−NCS、−N(R、−NHCO、−NHC(O)R、−NHNHC(O)R、−NHC(O)N(R、−NHNHC(O)N(R、−NHNHCO、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、−C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R、−S(O)R、−NHSON(R、−NHSO、−C(=S)N(Rまたは−C(=NH)−N(Rである。
は、−H、C1〜C4アルキル基、単環式ヘテロアリール基、非芳香族複素環基、またはアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、−CN、−NO、アミン、アルキルアミンもしくはジアルキルアミンで置換されていてもよいフェニル基である。好ましくは、Rは非置換である。任意に、基−N(Rが非芳香族複素環基であるが、ただし、第二級環式アミンを含むRおよび−N(Rで表される非芳香族複素環基が、アシル化またはアルキル化されていてもよい。R〜Rで表されるフェニル基を含むフェニル基の好ましい置換基としては、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、フェニル、ベンジル、ピリジル、−OH、−NH、−F、−Cl、−Br、−I、−NOまたは−CNがあげられる。R〜Rで表されるフェニル基を含むフェニル基に一層好ましいものとして、RおよびRがあげられ、−OH、−CN、ハロゲン、C1〜4アルキルまたはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよい。
およびRで表されるシクロアルキル基を含むシクロアルキル基に好ましい置換基は、メチル基またはエチル基などのアルキル基である。
免疫治療剤(生物学的応答調節処置剤、生物学的(biologic)処置剤、生処置剤(biotherapy)、免疫処置剤または生物(biological)処置剤とも呼ばれる)は、免疫系の一部を利用して疾患に対処する治療剤である。免疫治療剤は、免疫系が癌細胞を認識するのを助け、または癌細胞に対する応答を亢進する。免疫治療剤には、能動免疫治療剤と受動免疫治療剤がある。能動免疫治療剤が体自体の免疫系を刺激するのに対し、受動免疫治療剤は通常、体外で作られた免疫系の成分を利用する。
能動免疫治療剤の例としては、癌ワクチン、腫瘍細胞ワクチン(自家または同種)、ウイルスワクチン、樹状細胞ワクチン、抗原ワクチン、抗イディオタイプワクチン、DNAワクチン、またはインターロイキン−2(IL−2)、またはリンホカイン活性化キラー(LAK)細胞処置剤を含む腫瘍浸潤リンパ球(TIL)ワクチンをはじめとするワクチンがあげられるが、これに限定されるものではない。
受動免疫治療剤の例としては、モノクローナル抗体および毒素含有標的(targeted)処置剤があげられるが、これに限定されるものではない。モノクローナル抗体としては、裸抗体および複合化抗体(タグ抗体、標識抗体またはロード(loaded)抗体とも呼ばれる)があげられる。裸のモノクローナル抗体には薬剤または放射性物質が結合されていないのに対し、複合化モノクローナル抗体は、たとえば、化学療法薬剤(化学標識)、放射性粒子(放射性標識)または毒素(免疫毒素)と結合されている。
本発明の特定の実施形態では、裸のモノクローナル抗体薬剤などの受動免疫治療剤を本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)と併用して癌を治療することができる。これらの裸のモノクローナル抗体薬剤の例としては、B細胞非ホジキンリンパ腫などの治療に用いられるCD20抗原に対する抗体であるリツキシマブ(リツキサン)、進行乳癌などの治療に用いられるHER2タンパク質に対する抗体であるトラスツズマブ(ハーセプチン)、B細胞慢性リンパ球性白血病(B−CLL)などの治療に用いられるCD52抗原に対する抗体であるアレムツズマブ(カンパス)、イリノテカンとの併用で進行結腸直腸癌および頭頸部癌などの治療に用いられるEGFRタンパク質に対する抗体であるセツキシマブ(エルビタックス)、VEGFタンパク質に対して作用し、たとえば化学処置剤との併用で、転移性結腸直腸癌などの治療に用いられる抗血管形成処置剤であるベバシズマブ(アバスチン)があげられるが、これに限定されるものではない。
使用可能な治療用抗体のさらに別の例としては、転移性乳癌患者の治療用ヒト化抗HER2モノクローナル抗体であるハーセプチン(登録商標)(トラスツズマブ)(ジェネンテック(Genentech)、カリフォルニア州);血餅形成予防のための血小板上の抗糖タンパク質IIb/IIIa受容体であるレオプロ(登録商標)(アブシキシマブ)(セントコア(Centocor));腎臓の同種移植片に対する急性拒絶予防のための免疫抑制ヒト化抗CD25モノクローナル抗体であるゼナパックス(登録商標)(ダクリズマブ)(ロシュ・ファーマスーティカルズ(Roche Pharmaceuticals)、スイス);マウス抗17−IA細胞表面抗原IgG2a抗体であるPANOREX(商標)(グラクソ・ウェルカム(Glaxo Wellcome)/セントコア(Centocor));マウス抗イディオタイプ(GD3エピトープ)IgG抗体であるBEC2(インクローン・システム(ImClone System));キメラ抗EGFRIgG抗体であるIMC−C225(インクローン・システム(ImClone System));ヒト化抗αVβ3インテグリン抗体であるビタキシン(商標)(アプライド・モレキュラー・エボリューション(Applied Molecular Evolution)/メッドイミューン(MedImmune));ヒト化抗CD52 IgG1抗体であるカンパス1H/LDP−03(ロイコサイト(Leukosite));ヒト化抗CD33 IgG抗体であるスマートM195(プロテイン・デザイン・ラボ(Protein Design Lab)/カネボウ);キメラ抗CD20 IgG1抗体であるリツキサン(商標)(アイデック・ファーム(IDEC Pharm)/ジェネンテック(Genentech)、ロシュ(Roche)/Zettyaku);ヒト化抗CD22 IgG抗体であるリンフォサイド(商標)(イムノメディックス(Immunomedics));リンフォサイド(商標)Y−90(イムノメディックス(Immunomedics));リンフォスキャン(Lymphoscan)(Tc−99m−標識;放射性イメージング;イムノメディックス(Immunomedics));ヌヴィオン(対CD3;プロテイン・デザイン・ラブス(Protein Design Labs));CM3はヒト化抗ICAM3抗体である(アイコス・ファーム(ICOS Pharm));IDEC−114は霊長類化抗CD80抗体である(アイデック・ファーム(IDEC Pharm)/三菱);ゼバリン(商標)は放射性標識マウス抗CD20抗体である(IDEC/シェーリング社(Schering AG));IDEC−131はヒト化抗CD40L抗体である(IDEC/エーザイ);IDEC−151は霊長類化抗CD4抗体である(IDEC);IDEC−152は霊長類化抗CD23抗体である(IDEC/生化学);スマート抗CD3はヒト化抗CD3 IgGである(プロテイン・デザイン・ラボ(Protein Design Lab));5G1.1はヒト化抗補体因子5(C5)抗体である(アレクシオン・ファーム(Alexion Pharm));D2E7はヒト化抗TNF−α抗体である(CAT/BASF);CDP870はヒト化抗TNF−α Fabフラグメントである(セルテック(Celltech));IDEC−151は霊長類化抗CD4 IgG1抗体である(アイデック・ファーム(IDEC Pharm)/スミスクライン・ビーチャム(SmithKline Beecham));MDX−CD4はヒト抗CD4 IgG抗体である(メダレックス(Medarex)/エーザイ/ジェンマブ(Genmab));CD20−ストレプトアビジン(sreptdavidin)(+ビオチン−イットリウム90;NeoRx);CDP571はヒト化抗TNF−α IgG4抗体である(セルテック(Celltech));LDP−02はヒト化抗α4β7抗体である(ロイコサイト(Leukosite)/ジェネンテック(Genentech));オルソクローンOKT4Aはヒト化抗CD4 IgG抗体である(オルトバイオテク(Ortho Biotech));ANTOVA(商標)はヒト化抗CD40L IgG抗体である(バイオジェン(Biogen));アンテグレン(商標)はヒト化抗VLA−4 IgG抗体である(エラン(Elan));CAT−152はヒト抗TGF−β抗体である(ケンブリッジ・エービー・テック(Cambridge Ab Tech))、があげられるが、これに限定されるものではない。
本発明の特定の実施形態では、複合化モノクローナル抗体などの受動免疫治療剤を、本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)と併用して癌を治療することができる。これらの複合化モノクローナル抗体の例としては、放射能を癌性Bリンパ球に直接送達し、B細胞非ホジキンリンパ腫などの治療に用いられる放射性標識抗体イブリツモマブチウキセタン(ゼバリン)、特定のタイプの非ホジキンリンパ腫などの治療に用いられる放射性標識抗体トシツモマブ(ベキサール);カリチアマイシンを含有し、急性骨髄性白血病(AML)などの治療に用いられる免疫毒素ゲムツズマブオゾガマイシン(マイロターグ)があげられるが、これに限定されるものではない。BL22は、有毛細胞白血病などを治療するための複合化モノクローナル抗体、白血病、リンパ腫および脳腫瘍などを治療するための免疫毒素、結腸直腸および卵巣癌などのためのオンコシント(OncoScint)といった放射性標識抗体、前立腺癌などのためのプロスタシント(ProstaScint)である。
本発明の特定の実施形態では、毒素含有標的処置剤を、本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)と併用して、癌を治療することができる。毒素含有標的処置剤は、成長因子と結合した毒素であり、本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)との併用で皮膚リンパ腫(皮膚のT細胞リンパ腫)などの治療に使用可能なデニロイキンディフチトクス(オンタック)などの抗体を含まない。
本発明はまた、本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)との組み合わせで、アジュバント免疫治療剤を使用することも含み、このようなアジュバント免疫治療剤としては、顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、顆粒球−コロニー刺激因子(G−CSF)、マクロファージ炎症性タンパク質(MIP)−1−α、インターロイキン(IL−1、IL−2、IL−4、IL−6、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21およびIL−27を含む)、腫瘍壊死因子(TNF−αを含む)およびインターフェロン(IFN−α、IFN−βおよびIFN−γを含む)などのサイトカイン;水酸化アルミニウム(アラム);ウシ型弱毒結核菌ワクチン(BCG);キーホールリンペットヘモシアニン(KLH);不完全フロイントアジュバント(IFA);QS−21;DETOX;レバミソール;ジニトロフェニル(DNP)、ならびに、たとえばインターロイキン(IL−2など)と他のサイトカイン(IFN−αなど)との組み合わせなど、これらの組み合わせがあげられるが、これに限定されるものではない。
特定の実施形態では、本発明の方法で使用するのに、本明細書に記載の免疫治療剤を本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)と併用することが可能である。このような一実施形態において、本発明の方法は、有効量のビスチオ(ヒドラジドアミド)と有効量の免疫治療剤とを用いて黒色腫を治療する方法である。この方法および他の本発明の方法に好適な免疫治療剤の例としては、以下のものがあげられる。
転移性黒色腫などを治療するためのIFN−αおよびIL−2;黒色腫ワクチンおよび任意に他の免疫治療剤などとの併用でBCG;腫瘍浸潤リンパ球;皮膚での再発性黒色腫の腫瘍などを治療するためのガングリオシド抗原に対するヒトモノクローナル抗体;自家および同種腫瘍細胞ワクチン、抗原ワクチン(多価抗原ワクチンを含む)、樹状細胞ワクチン;ウイルスワクチン;B16F10黒色腫、ルイス肺(LL/2)癌およびL1肉腫などを治療するための混合IL−12/TNF−α免疫治療剤;悪性黒色腫、慢性骨髄性白血病(CML)、有毛細胞白血病およびカポジ肉腫などを治療するためのIFN−α。
特定の実施形態では、本発明の方法で使用するのに、本明細書に記載の免疫治療剤を本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)と併用することができる。このような一実施形態において、本発明の方法は、有効量のビスチオ(ヒドラジドアミド)と有効量の免疫治療剤とを併用して腎臓癌を治療する方法である。この方法および他の本発明の方法に好適な免疫治療剤の例としては、以下のものがあげられる。
IFN−αおよびIL−2単独または併用;IL−2、インターフェロンおよび化学療法の組み合わせ;腫瘍細胞ワクチンプラスアジュバントBCG;DNAワクチンおよび腫瘍浸潤リンパ球;キメラ二特異性G250/抗CD3モノクローナル抗体。
特定の実施形態では、本発明は、有効量のビス(チオヒドラジドアミドと、有効量のラパマイシン、ゲルダナマイシン(geldenamyci)、17−アリルアミノ、17−デメトキシゲルダナマイシン、ヒストン脱アセチル化酵素インヒビター、トポイソメラーゼIインヒビター、チオレドキシン1インヒビター、微小管崩壊因子、エポチロン、EP0906、アロジェニック骨髄幹細胞移植、アロジェニック造血幹細胞移植、PTK 787、SU 11248 bey 43−9006、メドロキシプロゲステロン、ABX−EGF、イマチニブメシル酸塩、ZD1839、SU5416、ボルテゾミブ(PS−341)、BAY 59−8862、HSPPC−96、サリドマイドABT−510、CCI−779もしくはRAD−001もしくはベバシズマブとサリドマイドとの組み合わせ、またはサリドマイドとIFN−αとの組み合わせ、またはFUNILとサリドマイドとの組み合わせ、またはCAPEとIFN−αとの組み合わせ、またはゲムシタビン(GEM)とカペシタビン(CAPE)との組み合わせ、またはサリドマイドとIL−2およびサリドマイドとの組み合わせ、またはHSPPC−96とIL−2との組み合わせ、またはベバシズマブ、IL−2、インターフェロンおよび任意に別の抗癌剤との組み合わせを投与することに関する。
特定の実施形態では、本発明の方法は、免疫感受性癌を有する対象に、本明細書に記載の有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、本明細書に記載の有効量の免疫治療剤と、抗癌剤/薬剤、生物処置剤、放射線処置剤、抗血管形成処置剤、遺伝子処置剤またはホルモン処置剤から選択される1種または複数種の別の抗癌処置剤とを投与する段階を含む。
抗癌剤/薬剤の例については後述する。
一実施形態では、抗癌剤/薬剤は、たとえば、アドリアマイシン、ダクチノマイシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、シスプラチン、アシビシン;アクラルビシン;アコダゾール塩酸塩;アクロニン;アドゼレシン;アルデスロイキン;アルトレタミン;アンボマイシン;酢酸アメタントロン;アミノグルテチミド;アムサクリン;アナストロゾール;アントラマイシン;アスパラギナーゼ;アスペルリン;アザシチジン;アゼテパ;アゾトマイシン;バチマスタット;ベンゾデパ;ビカルタミド;ビサントレン塩酸塩;ジメシル酸ビスナフィド;ビゼレシン;硫酸ブレオマイシン;ブレキナルナトリウム;ブロピリミン;ブスルファン;カクチノマイシン;カルステロン;カラセミド;カルベチマー;カルボプラチン;カルムスチン;塩酸カルビシン;カルゼレシン;セデフィンゴール;クロラムブシル;シロレマイシン;クラドリビン;メシル酸クリスナトール;シクロホスファミド;シタラビン;ダカルバジン;塩酸ダウノルビシン;デシタビン;デキソルマプラチン;デザグアニン;メシル酸デザグアニン;ジアジクォン;ドキソルビシン;塩酸ドキソルビシン;ドロロキシフェン;クエン酸ドロロキシフェン;プロピオン酸ドロモスタノロン;デュアゾマイシン;エダトレキセート;塩酸エフロルニチン;エルサミトルシン;エンロプラチン;エンプロマート;エピプロピジン;塩酸エピルビシン;エルブロゾール;塩酸エソルビシン;エストラムスチン;リン酸エストラムスチンナトリウム;エタニダゾール;エトポシド;リン酸エトポシド;エトプリン;塩酸ファドロゾール;ファザラビン;フェンレチニド;フロクスウリジン;リン酸フルダラビン;フルオロウラシル;フルロシタビン;ホスキドン;ホストリエシンナトリウム;ゲムシタビン;塩酸ゲムシタビン;ヒドロキシ尿素;塩酸イダルビシン;イホスファミド;イルモホシン;;イプロプラチン;塩酸イリノテカン;酢酸ランレオチド;レトロゾール;酢酸リュープロライド;塩酸リアロゾール;ロメトレキソールナトリウム;ロムスチン;塩酸ロソキサントロン;マソプロコール;マイタンシン;塩酸メクロレタミン;酢酸メゲストロール;酢酸メレンゲストロール;メルファラン;メノガリル;メルカプトプリン;メトトレキサート;メトトレキサートナトリウム;メトプリン;メツレデパ;ミチンドミド;マイトカルシン;マイトクロミン;マイトギリン;マイトマルシン;マイトマイシン;マイトスパー;ミトタン;塩酸ミトキサントロン;ミコフェノール酸;ノコダゾール;ノガラマイシン;オルマプラチン;オキシスラン;ペガスパルガーゼ;ペリオマイシン;ペンタムスチン;硫酸ペプロマイシン;ペルホスファミド;ピポブロマン;ピポスルファン;塩酸ピロキサントロン;プリカマイシン;プロメスタン;ポルフィマーナトリウム;ポルフィロマイシン;プレドニムスチン;塩酸プロカルバジン;プロマイシン;塩酸プロマイシン;ピラゾフリン;リボプリン;ログレチミド;サフィンゴール;塩酸サフィンゴール;セムスチン;シムトラゼン;スパルフォセートナトリウム;スパルソマイシン;塩酸スピロゲルマニウム;スピロムスチン;スピロプラチン;ストレプトニグリン;ストレプトゾシン;スロフェヌル;タリソマイシン;テコガランナトリウム;テガフール;塩酸テロキサントロン;テモポルフィン;テニポシド;テロキシロン;テストラクトン;チアミプリン;チオグアニン;チオテパ;チアゾフリン;チラパザミン;クエン酸トレミフェン;酢酸トレストロン;リン酸トリシリビン;トリメトレキサート;グルクロン酸トリメトレキサート;トリプトレリン;塩酸ツブロゾール;ウラシルマスタード;ウレデパ;バプレオチド;ベルテポルフィン;硫酸ビンブラスチン;硫酸ビンクリスチン;ビンデシン;硫酸ビンデシン;硫酸ビネピジン;硫酸ビングリシネート;硫酸ビンロイロシン;酒石酸ビノレルビン;硫酸ビンロシジン;硫酸ビンゾリジン;ボロゾール;ゼニプラチン;ジノスタチン;塩酸ゾルビシンである。
他の抗癌剤/薬剤としては、20−エピ−1,25ジヒドロキシビタミンD3;5−エチニルウラシル;アビラテロン;アクラルビシン;アシルフルベン;アデシペノール;アドゼレシン;アルデスロイキン;ALL−TKアンタゴニスト;アルトレタミン;アンバムスチン;アミドックス;アミホスチン;アミノレブリン酸;アムルビシン;アムサクリン;アナグレリド;アナストロゾール;アンドログラホリド;血管形成阻害剤;アンタゴニストD;アンタゴニストG;アンタレリクス;抗背方化形態形成タンパク質−1;抗アンドロゲン、前立腺癌;抗エストロゲン;アンチネオプラストン;アンチセンスオリゴヌクレオチド;グリシン酸アフィジコリン;アポトーシス遺伝子モジュレータ;アポトーシスレギュレータ;アプリン酸;ara−CDP−DL−PTBA;アルギニンデアミナーゼ;アスラクリン;アタメスタン;アトリムスチン;アキシナスタチン1;アキシナスタチン2;アキシナスタチン3;アザセトロン;アザトキシン;アザチロシン;バッカチンIII誘導体;バラノール;バチマスタット;BCR/ABLアンタゴニスト;ベンゾクロリン;ベンゾイルスタウロスポリン;βラクタム誘導体;β−アレチン;ベタクラマイシンB;ベツリン酸;bFGF阻害剤;ビカルタミド;ビサントレン;ビスアジリジニルスペルミン;ビスナフィド;ビストラテンA;ビゼレシン;ブレフレート;ブロピリミン;ブドチタン;ブチオニンスルホキシミン;カルシポトリオール;カルホスチンC;カンプトセシン誘導体;カナリアポックスIL−2;カペシタビン;カルボキサミド−アミノ−トリアゾール;カルボキシアミドトリアゾール;CaRest M3;CARN 700;軟骨由来阻害剤;カルゼレシン;カゼインキナーゼ阻害剤(ICOS);カスタノスペルミン;セクロピンB;セトロレリクス;クロリン(chlorln);クロロキノキサリンスルホンアミド;シカプロスト;シスポルフィリン;クラドリビン;クロミフェン類似体;クロトリマゾール;コリスマイシンA;コリスマイシンB;コンブレタスタチンA4;コンブレタスタチン類似体;コナゲニン;クラムベスシジン816;クリスナトール;クリプトフィシン8;クリプトフィシンA誘導体;キュラシンA;シクロペンタアントラキノン;シクロプラタム;シペマイシン;シタラビンオクホスファート;細胞溶解因子;サイトスタチン;ダクリキシマブ;デシタビン;デヒドロジデムニンB;デスロレリン;デキサメタゾン;デキシホスファミド;デクスラゾキサン;デクスベラパミル;ジアジコン;ジデムニンB;ダイドクス(didox);ジエチルノルスペルミン;ジヒドロ−5−アザシチジン;9−ジオキサマイシン;ジフェニルスピロムスチン;ドコサノール;ドラセトロン;ドキシフルリジン;ドロロキシフェン;ドロナビノール;デュオカルマイシンSA;エブセレン;エコムスチン;エデルホシン;エドレコロマブ;エフロルニチン;エレメン;エミテフル;エピルビシン;エプリステリド;エストラムスチン類似体;エストロゲンアゴニスト;エストロゲンアンタゴニスト;エタニダゾール;リン酸エトポシド;エキセメスタン;ファドロゾール;ファザラビン;フェンレチニド;フィルグラスチム;フィナステリド;フラボピリドール;フレゼラスチン;フルアステロン;フルダラビン;塩酸フルオロダウノルニシン;ホルフェニメクス;ホルメスタン;ホストリエシン;ホテムスチン;ガドリニウムテキサフィリン;硝酸ガリウム;ガロシタビン;ガニレリクス;ゼラチナーゼ阻害剤;ゲムシタビン;グルタチオン阻害剤;ヘプスルファム;ヘレグリン;ヘキサメチレンビスアセトアミド;ヒペリシン;イバンドロン酸;イダルビシン;イドキシフェン;イドラマントン;イルモホシン;イロマスタット;イミダゾアクリドン;イミキモド;免疫賦活ペプチド;インスリン様成長因子−1受容体阻害剤;;イオベングアン;ヨードドキソルビシン;イポメアノール,4−;イロプラクト;イルソグラジン;イソベンガゾール;イソホモハリコンドリンB;イタセトロン;ジャスプラキノリド;カハラリドF;ラメラリン−Nトリアセタート;ランレオチド;レイナマイシン;レノグラスチム;硫酸レンチナン;レプトールスタチン;レトロゾール;白血病阻害因子;ロイプロリド+エストロゲン+プロゲステロン;リュープロレリン;レバミゾール;リアロゾール;直鎖状ポリアミン類似体;親油性二糖ペプチド;親油性白金化合物;リッソクリナミド7;ロバプラチン;ロンブリシン;ロメトレキソール;ロニダミン;ロソキサントロン;ロバスタチン;ロキソリビン;ルルトテカン;ルテチウムテキサフィリン;リソフィリン;溶解ペプチド;マイタンシン;マンノスタチンA;マリマスタット;マソプロコール;マスピン;マトリリシン阻害剤;マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤;メノガリル;メルバロン;メテレリン;メチオニナーゼ;メトクロプラミド;MIF阻害剤;ミフェプリストン;ミルテホシン;ミリモスチム;ミスマッチの二本鎖RNA;ミトグアゾン;ミトラクトール;マイトマイシン類似体;ミトナフィド;マイトトキシン線維芽細胞成長因子−サポリン;ミトキサントロン;モファロテン;モルグラモスチム;モノクローナル抗体、ヒト絨毛性ゴナドトロピン;モノホスホリルリピドA+ミオバクテリウム細胞壁sk;モピダモール;多剤耐性遺伝子阻害剤;多腫瘍サプレッサ(multiple tumor suppressor)1をベースにした処置剤;マスタード抗癌剤;ミカペルオキシドB;マイコバクテリア細胞壁抽出物;ミリアポロン;N−アセチルジナリン;N−置換ベンズアミド;ナファレリン;ナグレスチップ;ナロキソン+ペンタゾシン;ナパビン;ナフテルピン;ナルトグラスチム;ネダプラチン;ネモルビシン;ネリドロン酸;中性エンドペプチダーゼ;ニルタミド;ニサマイシン;一酸化窒素調節物質;ニトロキシド抗酸化剤;ニトルリン;O6−ベンジルグアニン;オクトレオチド;オキセノン;オリゴヌクレオチド;オナプリストン;オンダンセトロン;オンダンセトロン;オラシン;経口サイトカイン誘導物質;オルマプラチン;オサテロン;オキサリプラチン;オキサウノマイシン;パラウアミン;パルミトイルリゾキシン;パミドロン酸;パナキシトリオール;パノミフェン;パラバクチン(parabactin);パゼリプチン;ペガスパルガーゼ;ペルデシン;ポリ硫酸ペントサンナトリウム;ペントスタチン;ペントロゾール;ペルフルブロン;ペルホスファミド;ペリリルアルコール;フェナジノマイシン;酢酸フェニル;ホスファターゼ阻害剤;ピシバニール;塩酸ピロカルピン;ピラルビシン;ピリトレキシム;プラセチンA;プラセチンB;プラスミノーゲン活性化因子阻害剤;白金複合体;白金化合物;白金−トリアミン複合体;ポルフィマーナトリウム;ポルフィロマイシン;プレドニゾン;プロピルビスアクリドン;プロスタグランジンJ2;プロテアソーム阻害剤;プロテインAベースの免疫調節物質;タンパク質キナーゼC阻害剤;タンパク質キナーゼC阻害剤;微小藻類;タンパク質チロシンホスファターゼ阻害剤;プリンヌクレオシドホスホリラーゼ阻害剤;プルプリン;ピラゾロアクリジン;ピリドキシル化ヘモグロビンポリオキシエチレンコンジュゲート;rafアンタゴニスト;ラルチトレキセド;ラモセトロン;rasファルネシルタンパク質トランスフェラーゼ阻害剤;ras阻害剤;ras−GAP阻害剤;脱メチル化レテリプチン;レニウムRe186エチドロナート;リゾキシン;リボザイム;RIIレチンアミド;ログレチミド;ロヒツキン;ロムルチド;ロキニメクス;ルビギノンB1;ルボキシル;サフィンゴール;サイントピン;SarCNU;サルコフィトールA;サルグラモスチム;Sdi1模倣薬;セムスチン;老化由来阻害因子1;センスオリゴヌクレオチド;シグナル伝達阻害剤;シグナル伝達調節物質;単鎖抗原結合タンパク質;シゾフィラン;ソブゾキサン;ボロカプタートナトリウム;フェニル酢酸ナトリウム;ソルベロール;ソマトメジン結合タンパク質;ソネルミン;スパルホス酸;スピカマイシンD;スピロムスチン;スプレノペンチン;スポンジスタチン1;スクアラミン;幹細胞阻害剤;幹細胞分裂阻害剤;スチピアミド;ストロメライシン阻害剤;スルフィノシン;超活性血管作用性腸ペプチドアンタゴニスト;スラジスタ;スラミン;スワインソニン;合成グリコサミノグリカン;タリムスチン;タモキシフェンメチオジド;タウロムスチン;タザロテン;テコガランナトリウム;テガフール;テルラピリリウム;テロメラーゼ阻害剤;テモポルフィン;テモゾロミド;テニポシド;テトラクロロデカオキシド;テトラゾミン;タリブラスチン;チオコラリン;トロンボポエチン;トロンボポエチン模倣薬;チマルファシン;サイモポエチン受容体アゴニスト;チモトリナン;甲状腺刺激ホルモン;スズエチルエチオプルプリン;チラパザミン;二塩化チタノセン;トプセンチン;トレミフェン;全能性幹細胞因子;翻訳阻害剤;トレチノイン;トリアセチルウリジン;トリシリビン;トリメトレキサート;トリプトレリン;トロピセトロン;ツロステリド;チロシンキナーゼ阻害剤;チルホスチン;UBC阻害剤;ウベニメクス;尿生殖洞由来増殖阻害因子;ウロキナーゼ受容体アンタゴニスト;バプレオチド;バリオリンB;ベクター系、赤血球遺伝子処置剤;ベラレソール;ベラミン;ベルジン;ベルテポルフィン;ビノレルビン;ビンキサルチン;ビタキシン;ボロゾール;ザノテロン;ゼニプラチン;ジラスコルブ;ジノスタチンスチマラマーがあげられるが、これに限定されるものではない。好ましい別の抗癌薬は5−フルオロウラシルおよびロイコボリンである。
本明細書に開示するビス(チオヒドラジドアミド)と組み合わせて本発明の方法で使用可能な作用剤としては、アルキル化剤、代謝拮抗剤、天然物またはホルモンがあげられるが、これに限定されるものではない。本発明の方法において有用なアルキル化剤の例としては、ナイトロジェンマスタード(メクロロエタミン(mechloroethamine)、シクロホスファミド、クロラムブシル、メルファランなど)、エチレンイミンおよびメチルメラミン(ヘキサメチルメラミン、チオテパなど)、スルホン酸アルキル(ブスルファンなど)、ニトロソ尿素(カルムスチン、ロムスチン(lomusitne)、セムスチン、ストレプトゾシンなど)またはトリアゼン(デカルバジン(decarbazine)など)があげられるが、これに限定されるものではない。本発明の方法において有用な代謝拮抗剤の例としては、葉酸類似体(メトトレキサートなど)、ピリミジン類似体(フルオロウラシル、フロクスウリジン、シタラビンなど)、プリン類似体(メルカプトプリン、チオグアニン、ペントスタチンなど)があげられるが、これに限定されるものではない。本発明の方法において有用な天然物の例としては、ビンカアルカロイド(ビンブラスチン、ビンクリスチンなど)、エピポドフィロトキシン(エトポシド、テニポシドなど)、抗生物質(アクチノマイシンD、ダウノルビシン、ドキソルビシン、ブレオマイシン、プリカマイシン、マイトマイシンなど)、または酵素(L−アスパラギナーゼなど)があげられるが、これに限定されるものではない。本発明の方法における癌の治療または予防に有用なホルモンおよびアンタゴニストとしては、副腎皮質ステロイド(プレドニゾンなど)、プロゲスチン(カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、酢酸メドロキシプロゲステロンなど)、エストロゲン(ジエチルスチルベストロール、エチニルエストラジオール)、抗エストロゲン(タモキシフェンなど)、アンドロゲン(プロピオン酸テストステロン、フルオキシメステロンなど)、抗アンドロゲン(フルタミドなど)、性腺刺激ホルモン放出ホルモン類似体(ロイプロリドなど)があげられるが、これに限定されるものではない。癌の治療または予防の目的で本発明の方法において使用できる他の作用剤としては、白金配位錯体(シスプラチン、カルボプラチンなど)、アントラセンジオン(ミトキサントロンなど)、置換尿素(ヒドロキシ尿素など)、メチルヒドラジン誘導体(プロカルバジンなど)、副腎皮質抑制物質(ミトタン、アミノグルテチミドなど)があげられる。
好ましくは、抗癌剤/薬剤は微小管を安定化させる作用剤である。本明細書で使用する場合、「微小管安定剤」とは、微小管の安定化によってG2−M期の細胞を抑止して作用する抗癌剤/薬剤を意味する。微小管安定剤の例としては、ACLITAXEL(登録商標)およびタキソール(登録商標)類似体があげられる。微小管安定剤の別の例としては、以下の市販薬ならびに開発中の薬剤があげられるが、これに限定されるものではない。ディスコデルモリド(NVP−XX−A−296としても公知);エポチロン(エポチロンA、エポチロンB、エポチロンC(デスオキシエポチロンAまたはdEpoAとしても公知)など);エポチロンD(KOS−862、dEpoBおよびデスオキシエポチロンBとも呼ばれる);エポチロンE;エポチロンF;エポチロンB N−オキシド;エポチロンA N−オキシド;16−アザ−エポチロンB;21−アミノエポチロンB(BMS−310705としても公知);21−ヒドロキシエポチロンD(デスオキシエポチロンFおよびdEpoFとしても公知)、26−フルオロエポチロンなど);FR−182877(藤沢薬品工業、WS−9885Bとしても公知)、BSF−223651(BASF、ILX−651およびLU−223651としても公知);AC−7739(味の素、AVE−8063AおよびCS−39.HClとしても公知);AC−7700(味の素、AVE−8062、AVE−8062A、CS−39−L−Ser.HClおよびRPR−258062Aとしても公知);フィジアノリド(Fijianolide)B;ラウリマライド;カリバエオシド(Caribaeoside);カリバエオリン(Caribaeolin);タッカロノリド(Taccalonolide);エリュテロビン;サルコジクチン(Sarcodictyin);ラウリマライド;ジクチオスタチン(Dictyostatin)−1;ジャトロファン(Jatrophane)エステル;ならびにその類似体および誘導体。
本明細書で使用する場合、「微小管インヒビター」とは、チューブリン重合または微小管集合を抑制することで作用する抗癌剤を意味する。微小管インヒビターの例としては、以下の市販薬ならびに開発中の薬剤があげられるが、これに限定されるものではない。エルブロゾール(R−55104としても公知);ドラスタチン10(DLS−10およびNSC−376128としても公知);イセチオン酸ミボブリン(CI−980としても公知);ビンクリスチン;NSC−639829;ABT−751(アボット(Abbot)、E−7010としても公知);アルトリルチン(Altorhyrtin)(アルトリルチンAおよびアルトリルチンCなど);スポンギスタチン(スポンギスタチン1、スポンギスタチン2、スポンギスタチン3、スポンギスタチン4、スポンギスタチン5、スポンギスタチン6、スポンギスタチン7、スポンギスタチン8、スポンギスタチン9など);セマドチン塩酸塩(LU−103793およびNSC−D−669356としても公知);アウリスタチンPE(NSC−654663としても公知);ソブリドチン(TZT−1027としても公知)、LS−4559−P(ファルマシア(Pharmacia)、LS−4577としても公知);LS−4578(ファルマシア(Pharmacia)、LS−477−Pとしても公知);LS−4477(ファルマシア(Pharmacia))、LS−4559(ファルマシア(Pharmacia));RPR−112378(アヴェンティス(Aventis));硫酸ビンクリスチン;DZ−3358(第一);GS−164(武田薬品工業);GS−198(武田薬品工業);KAR−2(ハンガリー科学アカデミー(Hungarian Academy of Sciences));SAH−49960(リリー(Lilly)/ノバルティス(Novartis));SDZ−268970(リリー(Lilly)/ノバルティス(Novartis));AM−97(アーマッド(Armad)/協和発酵);AM−132(アーマッド(Armad));AM−138(アーマッド(Armad)/協和発酵);IDN−5005(インデナ(Indena));クリプトフィシン52(LY−355703としても公知);ビチレブアミド(Vitilevuamide);ツブリシンA;カナデンソリド;センタウレイジン(NSC−106969としても公知);T−138067(ツラリク(Tularik)、T−67、TL−138067およびTI−138067としても公知);COBRA−1(パーカー・ヒューズ・インスティテュート(Parker Hughes Institute)、DDE−261およびWHI−261としても公知);H10(カンザス州立大学(Kansas State University));H16(カンザス州立大学(Kansas State University));オンコシジンA1(BTO−956およびDIMEとしても公知);DDE−313(パーカー・ヒューズ・インスティテュート(Parker Hughes Institute));SPA−2(パーカー・ヒューズ・インスティテュート(Parker Hughes Institute));SPA−1(パーカー・ヒューズ・インスティテュート(Parker Hughes Institute)、SPIKET−Pとしても公知);3−IAABU(サイトスケルトン(Cytoskeleton)/マウントサイナイ医科大学(Mt.Sinai School of Medicine)、MF−569としても公知);ナルコシン(NSC−5366としても公知);ナスカピン(Nascapine)、D−24851(アスタ・メディカ(Asta Medica))、A−105972(アボット(Abbott));ヘミアステルリン;3−BAABU(サイトスケルトン(Cytoskeleton)/マウントサイナイ医科大学(Mt.Sinai School of Medicine)、MF−191としても公知);TMPN(アリゾナ州立大学(Arizona State University));バナドセンアセチルアセトナート;T−138026(ツラリク(Tularik));モナストロール;インダノシン(NSC−698666としても公知);3−IAABE(サイトスケルトン(Cytoskeleton)/マウントサイナイ医科大学(Mt.Sinai School of Medicine));A−204197(アボット(Abbott));T−607(ツラリク(Tularik)、T−900607としても公知);RPR−115781(アヴェンティス(Aventis));エロイテロビン(デスメチルエロイテロビン、デスアセチルエロイテロビン、イソエロイテロビンAおよびZ−エロイテロビンなど);ハリコンドリンB;D−64131(アスタ・メディカ(Asta Medica));D−68144(アスタ・メディカ(Asta Medica));ジアゾナミドA;A−293620(アボット(Abbott));NPI−2350(ネレウス(Nereus));TUB−245(アヴェンティス(Aventis));A−259754(アボット(Abbott));ジオゾスタチン(Diozostatin);(−)−フェニルアヒスチン(NSCL−96F037としても公知);D−68838(アスタ・メディカ(Asta Medica));D−68836(アスタ・メディカ(Asta Medica));ミオセベリンB;D−43411(ゼンタリス(Zentaris)、D−81862としても公知);A−289099(アボット(Abbott));A−318315(アボット(Abbott));HTI−286(SPA−110、トリフルオロアセタート塩としても公知)(ワイス(Wyeth));D−82317(ゼンタリス(Zentaris);D−82318(ゼンタリス(Zentaris);SC−12983(NCI);レスベラスタチン(Resverastatin)ホスファートナトリウム;BPR−0Y−007(国家衛生研究院(National Health Research Institutes));SSR−250411(サノフィ(Sanofi));コンブレタスタチンA4;ならびにその類似体および誘導体。
「パクリタキセル」とも呼ばれるタキソール(登録商標)が、微小管形成を促進および安定化することで作用する周知の抗癌薬である。タキソテールをはじめとして、タキソール(登録商標)の多くの類似体も知られている。タキソテールは、「ドセタキセル」とも呼ばれる。他のタキソール(登録商標)類似体の構造を以下(ならびに内容全体を本明細書に援用する米国特許出願第11/157,213号明細書)に示す。
Figure 2010501558
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Figure 2010501558
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これらの化合物は、構造面での共通の特徴としてタキサン型の基本骨格を有し、微小管の安定化によるG2−M期の細胞を抑止する機能があることが示されている。よって、多岐にわたる置換基で、生物活性に悪影響をおよぼすことなくタキサン型の骨格を修飾することができる。また、タキソール(登録商標)類似体の0個、1個または両方のシクロヘキサン環が、示された位置で二重結合を含み得ることも明らかである。分かりやすくする目的で、タキサン型の基本骨格を以下の構造式(X)に示す。
Figure 2010501558
構造式(X)で表されるタキサン型の骨格では、シクロヘキサン環から二重結合を省いてある。タキサン型の基本骨格は、以下の構造式(XI)および(XII)に示されるように、1つまたは両方のシクロヘキサン環に、0個または1個の二重結合を含み得る。タキソール(登録商標)類似体間で構造的変化が一般に起こる部位を示すために、構造式(X)では原子もいくつか省いてある。たとえば、酸素原子だけでのタキサン型の骨格上での置換は、ヒドロキシル、アシル、アルコキシまたは別の酸素を有する置換基が当該部位に一般に見られることを示す。タキサン型の骨格上のこれらの置換および他の置換は、微小管形成を促進および安定化させる機能を失うことなくなされる。したがって、「タキソール類似体」という表現は、本明細書では、タキソール型の基本骨格を有し、微小管形成を増進する化合物を意味するよう定義される。タキソール(登録商標)類似体は、ナノ粒子コロイド組成物として製剤化できるものであり、輸液時間を改善し、患者によっては過敏反応の原因となるクレモフォールと当該薬剤とを一緒に送達しなくてもよくなる。ナノ粒子コロイド組成物として製剤化されたタキソール(登録商標)類似体の一例に、生理食塩水で再構成されるタンパク質安定化パクリタキセルのナノ粒子コロイド組成物であるABI−007がある。
一般に、本明細書で使用するタキソール(登録商標)類似体は構造式(XI)または(XII)で表される。
Figure 2010501558
10は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、フェニル基、置換フェニル基、−SR19、−NHR19または−OR19である。
11は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、アリール基または置換アリール基である。
12は、−H、−OH、低級アルキル、置換低級アルキル、低級アルコキシ、置換低級アルコキシ、−O−C(O)−(低級アルキル)、−O−C(O)−(置換低級アルキル)、−O−CH−O−(低級アルキル)−S−CH−O−(低級アルキル)である。
13は、−H、−CHであるか、またはR14と一緒になって−CH−である。
14は、−H、−OH、低級アルコキシ、−O−C(O)−(低級アルキル)、置換低級アルコキシ、−O−C(O)−(置換低級アルキル)、−O−CH−O−P(O)(OH)、−O−CH−O−(低級アルキル)、−O−CH−S−(低級アルキル)であるか、またはR20と一緒になって二重結合である。
15は、−H、低級アシル、低級アルキル、置換低級アルキル、アルコキシメチル、アルキルチオメチル(alkthiomethyl)、−OC(O)−O(低級アルキル)、−OC(O)−O(置換低級アルキル)、−OC(O)−NH(低級アルキル)または−OC(O)−NH(置換低級アルキル)である。
16は、フェニルまたは置換フェニルである。
17は、−H、低級アシル、置換低級アシル、低級アルキル、置換低級アルキル、(低級アルコキシ)メチルまたは(低級アルキル)チオメチルである。
18は、−H、−CHであるか、またはR17ならびに、R17およびR18が結合する炭素原子と一緒になって、5または6員環の非芳香族複素環である。
19は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、フェニル基、置換フェニル基である。
20は、−Hまたはハロゲンである。
21は、−H、低級アルキル、置換低級アルキル、低級アシルまたは置換低級アシルである。
好ましくは、構造式(XI)および(XII)の変数は、以下に定義するとおりである:R10は、フェニル、tert−ブトキシ、−S−CH−CH−(CH、−S−CH(CH、−S−(CHCH、−O−CH(CH、−NH−CH(CH、−CH=C(CHまたはパラ−クロロフェニルであり;R11は、フェニル、(CHCHCH−、−2−フラニル、シクロプロピルまたはパラ−トルイルであり;R12は、−H、−OH、CHCO−または−(CH−N−モルホリノであり;R13は、メチルであるか、またはR13およびR14が一緒になって、−CH−であり;
14は、−H、−CHSCHまたは−CH−O−P(O)(OH)であり;R15はCHCO−であり;
16はフェニルであり;R17は−Hであるか、またはR17およびR18が一緒になって、−O−CO−O−であり;
18は−Hであり;R20は−Hまたは−Fであり;かつR21は、−H、−C(O)−CHBr−(CH13−CHまたは−C(O)−(CH14−CH;−C(O)−CH−CH(OH)−COOH、−C(O)−CH−O−C(O)−CHCH(NH)−CONH、−C(O)−CH−O−−CHCHOCHまたは−C(O)−O−C(O)−CHCHである。
タキソール(登録商標)類似体をポリアクリルアミドなどの薬学的に許容されるポリマーに結合し、このポリマーからぶら下げる(pendent)ことが可能である。このタイプのポリマーの一例が米国特許出願公開第2006/0135595号明細書に記載されている。「タキソール類似体」という表現は、本明細書で使用する場合、このようなポリマーを含む。
いくつかの実施形態では、タキソール(登録商標)類似体は、構造式IXで表されるタキサン型の骨格を有し、この場合のZは、O、SまたはNRである。構造式IXで示すタキサン型の骨格を有するタキソール(登録商標)類似体は、タキサン型の骨格に結合したさまざまな置換基を含み得るものであり、たとえば図3〜23に示すように、0個、1個または両方のシクロヘキサン環に二重結合を含むものであってもよい。
Figure 2010501558
ヘンネンフェント(Hennenfent)ら(2006)Annals of Oncology 17:735〜749;グラジシャ(Gradishar)(2006)Expert Opin.Pharmacother.7(8):1041〜53;アッタード(Attard)ら(2006)Pathol Biol 54(2):72〜84;シュトラウビンガー(Straubinger)ら(2005)Methods Enzymol.391:97〜117;テン・ティジェ(Ten Tije)ら(2003)Clin Pharmacokinet.42(7):665〜85;およびニュイジェン(Nuijen)ら(2001)Invest New Drugs.19(2):143〜53(それぞれの教示内容を本明細書に援用する)に、さまざまなタキソール(登録商標)類似体およびタキソール(登録商標)製剤について記載されている。
特定の実施形態では、本発明は、有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の免疫治療剤と、有効量の微小管安定剤(タキソールまたはタキソテールなど)とを対象に投与する段階を含む、免疫感受性癌を有する対象を治療する方法である。特に、開示の方法では腎細胞癌および黒色腫が一般に治療される。
特定の実施形態では、本発明は、有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の免疫治療剤と、有効量の微小管安定剤(タキソールまたはタキソテールなど)と、本明細書に記載の有効量の別の抗癌剤とを対象に投与する段階を含む、免疫感受性癌を有する対象を治療する方法である。特に、開示の方法では腎細胞癌および黒色腫が治療される。
特定の実施形態では、抗癌剤は、ダカルバジン(商品名DTIC)、テモゾロミド(商品名テモダール)、シスプラチン、カルムスチン(BCNUとしても公知)、ホテムスチン、ビンデシン、ビンクリスチンソラフェニブおよびブレオマイシンからなる群から選択される。別の特定の実施形態では、抗癌剤は、カルボプラチン、タモキシフェンおよびノルバデックスからなる群から選択される。別の特定の実施形態では、抗癌剤は、ビンブラスチン、G−CSFおよびナベルビンからなる群から選択される。別の特定の実施形態では、抗癌剤は、ダカルバジンおよびG−CSFまたはカルボプラチンおよびソラフェニブから選択される薬剤の組み合わせから選択される。別の特定の実施形態では、抗癌剤は、ダカルバジンおよび顆粒球コロニー刺激因子(G−CSF)、カルボプラチンおよびソラフェニブ、ダカルバジン、カルムスチンシスプラチンおよびタモキシフェンまたはシスプラチン、ビンブラスチンおよびダカルバジンから選択される薬剤の組み合わせから選択される。
特定の実施形態では、本発明は、免疫感受性癌、特に黒色腫を有する対象に、有効量のビス(チオヒドラジドアミド)、有効量の免疫治療剤および任意に1種または複数種の別の抗癌剤を投与することに関し、免疫治療剤および抗癌剤は、インターロイキン2(IL2;プロロイキン)、インターフェロン(IFN α−2b、IFN)、IFN(インターフェロン)併用、MDX 010、MDX−1379、ダカルバジド(Dacarbazide)、ゲナセンス、シスプラチン、ビンブラスチン、カルムスチン、ダカルバジンもしくはノルバデックスから選択されるか、または以下の群から選択される。
生物学的応答調節物質:
インターロイキン2(IL2;プロロイキン)
インターフェロン(IFN α−2b、IFN)
生化学療法:
IFN(インターフェロン)併用[IFNは正しいか?スライド10参照]
MDX 010+IL−2
MDX010+MDX−1379
ダカルバジド(Dacarbazide)+ゲナセンス
ダカルバジド(Dacarbazide)+シスプラチン+IFN
ダカルバジド(Dacarbazide)+シスプラチン+IFN+IL−2
シスプラチン+ビンブラスチン+ダカルバジン+IL−2+IFN
カルムスチン+ダカルバジン+シスプラチン+ノルバデックス+IL−2+IFN。
特定の実施形態では、本発明は、免疫感受性癌、特に腎細胞癌を有する対象に、有効量のビス(チオヒドラジドアミド)、有効量の免疫治療剤および任意に1種または複数種の別の抗癌剤を投与することに関し、免疫治療剤および抗癌剤は、ラパマイシン、ゲルダナマイシン(geldenamyci)、17−アリルアミノ、17−デメトキシゲルダナマイシン、ヒストン脱アセチル化酵素インヒビター、トポイソメラーゼIインヒビター、チオレドキシン1インヒビター、微小管崩壊因子、エポチロン、EP0906、アロジェニック骨髄幹細胞移植、アロジェニック造血幹細胞移植、PTK 787、SU 11248 bey 43−9006、メドロキシプロゲステロン、ABX−EGF、イマチニブメシル酸塩、ZD1839、SU5416、ボルテゾミブ(PS−341)、BAY 59−8862、HSPPC−96、サリドマイドABT−510、CCI−779もしくはRAD−001もしくはベバシズマブとサリドマイドとの組み合わせ、またはサリドマイドとIFN−αとの組み合わせ、またはFUNILとサリドマイドとの組み合わせ、またはCAPEとIFN−αとの組み合わせ、またはゲムシタビン(GEM)とカペシタビン(CAPE)との組み合わせ、またはサリドマイドとIL−2およびサリドマイドとの組み合わせ、またはHSPPC−96とIL−2との組み合わせ、またはベバシズマブ、IL−2、インターフェロンおよび任意に別の抗癌剤との組み合わせ、またはIFN−αとIL−2との組み合わせから選択される。
特定の実施形態では、本発明は、免疫感受性癌、特に腎細胞癌を有する対象に、有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、IFN−αおよびIL−2の組み合わせである有効量の免疫治療剤とを投与することに関する。
すぐ上の段落に開示した上記の方法は、黒色腫の治療にあたっては特に好都合である。
本発明の方法で治療可能な癌としては、線維肉腫、粘液肉腫、脂肪肉腫、軟骨肉腫、骨原性肉腫、脊索腫、血管肉腫、内皮肉腫、リンパ管肉腫、リンパ管内皮肉腫、滑膜腫、中皮腫、ユーイング腫瘍、平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、結腸癌、結腸直腸癌、肛門癌、食道癌、胃癌(gastric cancer)、肝細胞癌、膀胱癌、子宮体癌、膵臓癌、乳癌、卵巣癌、前立腺癌、胃癌(stomach cancer)、心房粘液腫、扁平上皮癌、基底細胞癌、腺癌、汗腺癌、皮脂腺癌、甲状腺腫および副甲状腺腫、乳頭癌、乳頭状腺癌、嚢胞腺癌、髄様癌、気管支原性癌、腎細胞癌、肝癌、胆管癌、絨毛癌、精上皮腫、胎生期癌、ウィルムス腫瘍、子宮頸癌、精巣腫瘍、肺癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌(bladder carcinoma)、上皮癌、神経膠腫、下垂体腫瘍、星状細胞腫、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、上衣腫、松果体腫、血管芽細胞腫、聴神経腫、神経鞘腫、乏突起膠腫、髄膜腫、脊髄腫瘍、黒色腫、神経芽細胞腫、褐色細胞腫、内分泌腫瘍症1型〜3型、網膜芽細胞腫などのヒト肉腫および癌腫;急性リンパ球性白血病および急性骨髄球性白血病(骨髄芽球性白血病、前骨髄球性白血病、骨髄単球性白血病、単球性白血病および赤白血病);慢性白血病(慢性骨髄性(顆粒球性)白血病および慢性リンパ球性白血病);真性多血症、リンパ腫(ホジキン病および非ホジキン病)、多発性骨髄腫、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症および重鎖病などの白血病があげられるが、これに限定されるものではない。
白血病の他の例としては、急性および/または慢性白血病、たとえば、リンパ球性白血病(一例としてp388(マウス)細胞株など)、大顆粒リンパ球性白血病およびリンパ芽球性白血病;T細胞白血病、たとえば、T細胞白血病(一例としてCEM、ジャーカットおよびHSB−2(急性)、YAC−1(マウス)細胞株など)、Tリンパ球性白血病およびTリンパ芽球性白血病;B細胞白血病(一例としてSB(急性)細胞株など)およびBリンパ球性白血病;混合細胞白血病、たとえば、BおよびT細胞白血病およびBおよびTリンパ球性白血病;骨髄性白血病、たとえば、顆粒球性白血病、骨髄球性白血病(一例としてHL−60(前骨髄球)細胞株など)、骨髄性白血病(myelogenous leukemia)(一例として、K562(慢性)細胞株など);好中球性白血病;好酸球性白血病;単球性白血病(一例として、THP−1(急性)細胞株など);骨髄単球性白血病;ネーゲリ型骨髄性白血病;非リンパ球性白血病があげられる。白血病の他の例については、The Chemotherapy Sourcebook、ミシェル C.ペリー(Michael C.Perry)編、ウィリアムズ・アンド・ウィリアムズ(Williams&Williams)(1992)第60章ならびに、Holland Frie Cancer Medicine 第5版、バスト(Bast)ら編、B.C.デッカー・インコーポレイテッド(Decker Inc.)(2000)の第36章に記載されている。上記引用文献の教示内容全体を本明細書に援用する。
一実施形態では、本発明の方法は、多発性骨髄腫などの非固形腫瘍、T白血病(一例として、ジャーカットおよびCEM細胞株など);B白血病(一例として、SB細胞株など);前骨髄球(一例として、HL−60細胞株など);子宮肉腫(一例として、MES−SA細胞株など);単球性白血病(一例として、THP−1(急性)細胞株など);リンパ腫(一例として、U937細胞株など)があげられるが、これに限定されるものではない、癌を治療することを含む。
免疫感受性の癌は、免疫治療剤すなわち免疫系を刺激する作用剤に応答する。免疫感受性癌の例としては、腎細胞癌、黒色腫、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、膀胱癌、前立腺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病があげられる。
特定の実施形態では、本発明は、癌の治療を受けている対象で、腎細胞癌、黒色腫、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、膀胱癌、前立腺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌の再発を予防すること、再発尤度の低減または再発を遅らせることに関し、有効量の
Figure 2010501558
またはその薬学的に許容される塩、および本明細書に記載の有効量の免疫治療剤、さらには任意にタキソールまたはタキソテールなどの微小管安定剤を投与することを含む。
特定の実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、膀胱癌、前立腺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を有する対象を治療することに関し、有効量の
Figure 2010501558
またはその薬学的に許容される塩、および本明細書に記載の有効量の免疫治療剤、さらには任意にタキソールまたはタキソテールなどの微小管安定剤を投与することを含む。
別の実施形態では、開示の方法は、黒色腫の対象を治療するものである。
黒色腫は主に5つの病型に分けられる。
i)先天性母斑:先天的であって悪性ではない。
ii)悪性黒子(ハッチンソン黒色斑):高齢者世代に多い黒色腫の形態である。これらの病変は、これよりも悪性度の高い垂直増殖期に発展する前にin−situ腫瘍として何年もかけて発達することがある。このタイプの黒色腫は、顔面、耳、腕および上幹の損傷皮膚に最も多く見られる。
iii)表在拡大型悪性黒色腫:通常、診断された黒色腫の約65%を占める最も一般的な形態である。この癌はおそらく、真皮結合部分の皮膚の一増殖巣で初発する。この癌は最初のうち、真皮結合部分に沿ってその上下で水平に増殖する。これは黒色腫の「水平」増殖期と呼ばれ、臨床的には黄斑状またはわずかに盛り上がっている程度である。
この黒色腫は、さらに深部まで侵入する前にかなり長期間にわたって皮膚の最表層に沿って移動する。黒色腫は全身のほぼどこにでも見られるが、たいていは男性では胴、女性では脚、また男女とも上背に生じる。このタイプの黒色腫は主に、若い世代に多い。
iv)末端黒子型悪性黒色腫:表在拡大型悪性黒色腫と同様に、末端黒子型悪性黒色腫もさらに深部まで侵入する前に表面を転移する。ただ、この黒色腫は爪の裏側または足底または手掌での黒や茶色の変色として表れるのが普通であるため、他の黒色腫とは大きく異なる。このタイプの黒色腫はアフリカ系アメリカ人とアジア人では最も一般的な黒色腫であり、コーカサス人種では極めてまれである。
v)結節性悪性黒色腫:それほど一般的ではない形態の黒色腫である。他のタイプとは違って、結節性黒色腫は通常、診断された時点で浸潤性である。しこりになると悪性度が分かる。この腫瘍では、おそらく水平増殖期がない。病変深度が対象の予後と相関しているようであり、結節性黒色腫は、表層部で転移する腫瘍よりも確定的治療になじみにくい。
本発明の方法は、上記にて定義した黒色腫の病型をすべて治療することを包含する。
黒色腫はさらに、疾患の進行度に応じて4つの異なる病期に分けられる。
ステージI
皮膚外層(表皮)および/または皮膚内層の上層部(真皮)に癌を認めるが、周辺リンパ節への転移を認めない。腫瘍の厚さが1.5ミリメートル(1/16インチ)未満である。
ステージII
腫瘍の厚さが1.5ミリメートルから4ミリメートル(1/6インチ未満)である。皮膚内層の下層部(真皮)への転移があるが、皮下組織や周辺リンパ節への転移を認めない。
ステージIII
以下のいずれかに該当する場合、その腫瘍はステージIIIである。
腫瘍が厚さ4ミリメートル(約1/6インチ)を超える。
体の皮下組織への腫瘍転移を認める。
初発腫瘍の1インチ以内に別の腫瘍増殖(サテライト腫瘍)がある。
周辺リンパ節への腫瘍転移または初発腫瘍とその領域のリンパ節との間に別の腫瘍増殖(サテライト腫瘍)を認める。
ステージIV
初発腫瘍を越えて他の臓器またはリンパ節に腫瘍転移を認める。
別の実施形態では、開示の方法は、腎細胞癌を有する対象を治療するものである。
腎細胞癌は、最も一般的なタイプの腎臓癌であって、悪性腎臓腫瘍の90%以上を占める。腎細胞癌は初発巣が小さく、時間の経過とともに大きく増殖する。腎細胞癌は通常、腎臓内で単一の塊として増殖するが、腎臓に2個以上の腫瘍が存在することもある。ときには、両方の腎臓で同時に腫瘍が認められることもある。腎細胞癌によっては、極めて大きくなるまで気付かないことがあるが、ほとんどは血流またはリンパ管を通して他の臓器に転移する前に発見される。ほとんどの癌と同様に、腎細胞癌も一度転移してしまうと治療が困難である。
腎細胞癌には主に、膀胱癌、乳頭状、色素嫌性型、集合管癌および「未分類」の5つのタイプがある。
顕微鏡で観察すると、淡明細胞型腎細胞癌を構成する個々の細胞は極めて淡い色または透明に見える。これは腎細胞癌の最も一般的な形態である。腎細胞癌のある人の約80%がこれに類する癌である。
乳頭状腎細胞癌が二番目に一般的なタイプである。約10%から15%の人がこれに類する癌である。これらの癌には、すべての癌腫ではないにしてもいくつかには小指の形をした突起(乳頭と呼ばれる)がある。これらの癌では、組織を顕微鏡で観察できるようにする際に用いる特定の染料が細胞に取り込まれてピンク色に見えるため、医師によっては好色素性であるとする人もいる。
色素嫌性型腎癌は、症例全体の約5%を占める三番目に一般的なタイプである。これらの癌の細胞は淡明細胞型と同じように淡い色であるが、淡明細胞型の細胞よりもずっと大きく、両者を区別できる他のいくつかの特徴がある。
四番目のタイプである集合管腎癌は、極めてまれである。主な特徴に、癌細胞が不規則な管を形成し得るということがある。
腎癌の約5%は見た目が他のどのカテゴリにも合わないがゆえに未分類である。
腎細胞癌は通常、4つのステージに分けられる。これらのステージは、癌の大きさと腎臓から外にどれだけ転移しているかについて示すものである。
これらのステージは通常、下記のとおり定義される。
ステージI
腫瘍が7cm以下で、腎臓だけにとどまっている。リンパ節や遠隔臓器への転移はない。
ステージII:
腫瘍が7cmより大きいが、依然として腎臓にとどまっている。リンパ節や遠隔臓器への転移はない。
ステージIII:
これには以下のものが含まれる。
周辺リンパ節1か所に転移しているが、2か所以上のリンパ節または他の臓器には転移していない腫瘍、ならびに/または
リンパ節もしくは遠隔臓器には転移していないが、副腎、腎臓周囲の脂肪組織に転移した腫瘍および/もしくは腎臓から心臓への大静脈(large vein)(大静脈(vena cava))に増殖した腫瘍。
ステージIV:
これには以下のものが含まれる。
脂肪組織からジェロータ筋膜を超えて、腎臓を囲む線維組織に直接転移した癌、および/または
腎臓周囲のリンパ節もしくは腎臓から離れたリンパ節もしくは肺、骨もしくは脳などの遠隔臓器2か所以上に転移した癌。
開示の方法は、すぐ上で定義した病期の4つのステージのどの段階かを問わず、5つのタイプの腎細胞癌すべてを治療することを含む。
腎細胞癌の最初の治療としては、初期の段階で発見された場合、放射状の腎摘出などで癌を外科的に取り除くことが多い。しかしながら、多くの症例で、20%または30%もの対象で転移性(ステージIIIまたはIV)疾患に至る。転移性(ステージIIIおよびIV)腎細胞癌を有する対象の予後は悪い。
特定の実施形態において、本発明は、有効量の
Figure 2010501558
またはその薬学的に許容される塩と、本明細書に記載の有効量の免疫治療剤と、任意にタキソールまたはタキソテールなどの微小管安定剤とを投与することを含む、対象での腎細胞癌の治療に関する。
特定の実施形態では、本発明は、ステージI、IIまたはIII腎細胞癌の治療を受けている対象で、腎細胞癌の再発予防、再発尤度の低減または再発を遅らせることに関し、有効量の
Figure 2010501558
またはその薬学的に許容される塩と、本明細書に記載の有効量の免疫治療剤と、任意にタキソールまたはタキソテールなどの微小管安定剤とを投与することを含む。
特定の実施形態では、本発明は、ステージI、IIまたはIII腎細胞癌の治療を受けている対象で、腎細胞癌の再発予防、再発尤度の低減または再発を遅らせることに関し、本明細書に記載の有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、本明細書に記載の有効量の免疫治療剤と、任意にタキソールまたはタキソテールなどの微小管安定剤とを投与することを含む。
特定の実施形態では、本発明は、ステージI、IIまたはIII腎細胞癌の治療を受けている対象で、腎細胞癌の再発予防、再発尤度の低減または再発を遅らせることに関し、本明細書に記載の有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、タキソールまたはタキソテールなどの有効量の微小管安定剤とを投与することを含む。
特定の実施形態では、本発明は、本明細書に記載の有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、タキソールまたはタキソテールなどの有効量の微小管安定剤とを用いて、ステージIIIおよびIV腎細胞癌の対象を治療することに関する。
特定の実施形態では、本発明は、本明細書に記載の有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、タキソールまたはタキソテールなどの有効量の微小管安定剤とを用いて、ステージIV腎細胞癌の対象を治療することに関する。
特定の実施形態では、本発明は、ステージI、IIまたはIII腎細胞癌の治療を受けている対象で、腎細胞癌の再発予防、再発尤度の低減または再発を遅らせることに関し、有効量の
Figure 2010501558
またはその薬学的に許容される塩と、本明細書に記載の有効量の免疫治療剤と、任意にタキソールまたはタキソテールなどの微小管安定剤とを投与することを含む。
特定の実施形態では、本発明は、ステージI、IIまたはIII腎細胞癌の治療を受けている対象で、腎細胞癌の再発予防、再発尤度の低減または再発を遅らせることに関し、有効量の
Figure 2010501558
またはその薬学的に許容される塩と、タキソールまたはタキソテールなどの有効量の微小管安定剤とを投与することを含む。
特定の実施形態では、本発明は、有効量の
Figure 2010501558
またはその薬学的に許容される塩と、タキソールまたはタキソテールなどの有効量の微小管安定剤とを用いて、ステージIIIおよびIV腎細胞癌の対象を治療することに関する。
別の実施形態では、開示の方法は、癌が「多剤耐性」になった場合の対象を治療するものである。
特定の実施形態では、開示の方法は、腎細胞癌、黒色腫、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、有毛細胞白血病、卵巣癌、乳癌、結腸直腸癌、肺癌、白血病、前立腺癌、膵臓癌、頭頸部癌および肝臓癌を含むがこれに限定されるものではない、免疫感受性(imunosensitive)癌を治療するものである。好ましくは、免疫感受性癌は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、膀胱癌、前立腺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される。
好ましい一実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の癌ワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の腫瘍細胞ワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のウイルスワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の自家腫瘍細胞ワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の同種腫瘍細胞ワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の樹状細胞ワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の抗原ワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の抗イディオタイプワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のDNAワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の腫瘍浸潤リンパ球(TIL)ワクチン(インターロイキン−2(IL−2)併用)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のリンホカイン活性化キラー(LAK)細胞処置剤とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のリツキシマブ(リツキサン)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のトラスツズマブ(ハーセプチン)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のアレムツズマブ(カンパス)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のセツキシマブ(エルビタックス)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のベバシズマブ(アバスチン)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の放射性標識抗体イブリツモマブチウキセタン(ゼバリン)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の放射性標識抗体トシツモマブ(ベキサール)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の免疫毒素ゲムツズマブオゾガマイシン(マイロターグ)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のBL22とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のオンコシントとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のプロスタシントとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のデニロイキンディフチトクス(オンタック)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の顆粒球−コロニー刺激因子(G−CSF)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のマクロファージ炎症性タンパク質(MIP)−1−αとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のインターロイキンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−1とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−2とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−4とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−6とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−7とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−12とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−15とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−18とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−21とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIL−27とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の腫瘍壊死因子とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のTNF−αとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のインターフェロンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIFN−αとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIFN−βとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のIFN−γとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の水酸化アルミニウム(アラム)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のウシ型弱毒結核菌ワクチン(BCG)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のキーホールリンペットヘモシアニン(KLH)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の不完全フロイントアジュバント(IFA)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のQS−21とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のDETOXとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のレバミソールとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量のジニトロフェニル(DNP)とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の腫瘍浸潤リンパ球とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、ガングリオシド抗原に対する有効量のヒトモノクローナル抗体とを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、有効量の多価抗原ワクチンとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、IL−2およびIFN−αの有効量の組み合わせとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、インターロイキンおよびサイトカインの有効量の組み合わせとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、IL−12およびTNF−αの有効量の組み合わせとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、BCGおよび黒色腫ワクチンおよび任意に、本明細書に記載したような別の免疫治療剤の有効量の組み合わせとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、IL−2、インターフェロンおよび本明細書に記載したような抗癌剤の有効量の組み合わせとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、腫瘍細胞ワクチンおよびBCGの有効量の組み合わせとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、DNAワクチンおよび腫瘍浸潤リンパ球の有効量の組み合わせとを投与する段階を含む、方法である。
別の好ましい実施形態では、本発明は、腎細胞癌、黒色腫(表在拡大型SSM、結節性NM、末端黒子型ALM、ハッチンソン黒色斑とも呼ばれる悪性黒子LMMを含む)、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)および有毛細胞白血病からなる群から選択される免疫感受性癌を治療する方法であって、本明細書に記載したような有効量のビス(チオヒドラジドアミド)と、キメラ二特異性G250/抗CD3モノクローナル抗体の有効量の組み合わせとを投与する段階を含む、方法である。
好ましい実施形態についての上述した61段落ではいずれも、タキソールまたはタキソテールを投与してもよい。
本発明の一実施形態では、本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)および本明細書に記載の免疫治療剤を、医薬組成物の形で対象に投与することが可能である。
本明細書で使用する場合、「医薬組成物」は、対象に投与するのに適した形態で本明細書に開示の化合物を含有する製剤であればよい。医薬組成物は、原末であっても単位剤形であってもよい。単位剤形は、たとえば、カプセル、IV袋、錠剤、エアロゾル吸入器の単段ポンプまたはバイアルをはじめとする多種多様な形態のいずれであってもよい。組成物の単位用量における活性成分(すなわち、本明細書に開示の化合物またはその塩の製剤)の量は、有効量であればよく、治療ごとに変更可能である。患者の年齢および症状に応じて薬用量を日常的に変更しなければならない可能性があるのは言うまでもない。この薬用量は、投与経路に左右されることもある。好適な薬用量の例については、発明の名称「ビス[チオヒドラジド]アミド化合物を用いた癌の併用療法(Combination Cancer Therapy With Bis[Thiohydrazide]Amide Compounds)」で2006年4月13日に出願されたPCT/US2006/014531号明細書に記載されている量があり、その内容を本明細書に援用する。局所投与、経口投与、肺投与、直腸投与、膣投与、非経口投与(経皮投与を含む)、皮下投与、静脈投与、筋肉内投与、腹腔内投与および鼻腔内投与をはじめとして、多種多様な経路が企図される。
本明細書に記載の化合物およびその薬学的に許容される塩は、薬学的調製物中にて薬学的に許容されるキャリアまたは希釈剤と併用可能である。薬学的に許容される好適なキャリアとしては、不活性固体フィラーまたは希釈剤および滅菌水溶液または有機溶液があげられる。これらの化合物は、本明細書の記載の範囲で所望の薬用量を得るのに十分な量で当該医薬組成物中に含み得るものである。本明細書に開示の本発明による化合物の処方および投与方法については、レミントン(Remington):the Science and Practice of Pharmacy、第19版、マック・パブリッシング・カンパニー(Mack Publishing Co.)、ペンシルバニア州イーストン(Easton)(1995)に記載されている。本明細書に開示のビス(チオ−ヒドラジドアミド)は、発明の名称「ビス(チオ−ヒドラジドアミド)製剤(Bis(Thio−Hydrazide Amide)Formulation)」で2005年8月16日に出願された米国仮特許出願第60/708,977号明細書に記載の方法で調製可能であり、その教示内容全体を本明細書に援用する。
一実施形態では、タキソールをクレモフォール(登録商標)に入れた溶液に、本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)を加える。一実施形態において、クレモフォール(登録商標)溶液中に、タキソールが6mg/mL、ビス(チオヒドラジドアミド)(化合物(1)が16mg/Lなどである。任意に、この溶液を食塩溶液で希釈してもよい。具体的には、静脈投与の場合、輸液前にタキソールを希釈する。たとえば、最終濃度が0.3から1.2mg/mLになるように、0.9%塩化ナトリウム注射液、USP;5%デキストロース注射液、USP;5%デキストロースおよび0.9%塩化ナトリウム注射液、USPまたはリンゲル注射液中5%デキストロースでタキソールを希釈する。
経口投与の場合、本明細書に開示の化合物またはその塩を、好適な固体キャリアまたは液体キャリアまたは希釈剤と組み合わせて、カプセル、錠剤、丸剤、粉末、シロップ、溶液、懸濁液などを形成することができる。
錠剤、丸剤、カプセルなどは、約1から約99重量パーセントの活性成分と、トラガントガム、アカシア、コーンスターチまたはゼラチンなどの結合剤、リン酸二カルシウムなどの補形剤、コーンスターチ、ジャガイモデンプンまたはアルギン酸などの崩壊剤、ステアリン酸マグネシウムなどの潤滑剤および/またはスクロース、乳糖またはサッカリンなどの甘味料を含み得る。単位剤形(dosage unit form)がカプセルの場合、上記のタイプの材料に加えて、脂肪油などの液体キャリアを含むものであってもよい。
コーティングとして、あるいは薬用単位(dosage unit)の物理形状を変更する目的で、さまざまな他の材料を含有させることができる。たとえば、セラック、糖またはその両方で錠剤を被覆してもよい。シロップまたはエリキシル剤に、活性成分だけでなく、甘味料としてのスクロース、保存料としてのメチルパラベンおよびプロピルパラベン、着色料およびサクランボまたはオレンジの風味などの香味料といったものを含むようにしてもよい。
非経口投与の場合、ビス(チオ−ヒドラジド)アミドを滅菌水溶液または有機媒体と併用して、注射溶液または懸濁液を形成させることが可能である。たとえば、ゴマ油または落花生油、水性プロピレングリコールなどの溶液、ならびに上記化合物の薬学的に許容される水溶性塩の水溶液を用いることができる。グリセリン、液体ポリエチレングリコールおよびこれらの混合物の油中分散液を調製することも可能である。通常の保管条件および使用条件下であれば、これらの調製物には微生物の増殖を防止するための保存料が含まれる。
上述した製剤に加えて、これらの化合物をデポー製剤として処方してもよい。このタイプの好適な製剤としては、架橋させたかまたは水不溶性の多糖製剤、重合可能なポリエチレンオキシド製剤、含浸膜などを用いる生体適合性かつ生分解性のポリマー系ヒドロゲル製剤があげられる。このような長時間作用型製剤は、移植または経皮送達(たとえば皮下投与または筋肉内投与)、筋肉注射または経皮パッチで投与できるものである。一般に、これらの製剤は罹患臓器または組織の微小環境に移植可能または適用可能であり、たとえば、本明細書に開示の化合物を含浸させた膜を開放創または火傷による外傷に適用することができる。よって、たとえば、これらの化合物を、好適なポリマー材料または疎水性材料と一緒に、たとえば、許容可能な油中またはイオン交換樹脂でのエマルションとして、あるいは、難溶性誘導体、たとえば、難溶性塩として処方してもよい。
局所投与の場合、好適な製剤は、生体適合性の油、ワックス、ゲル、粉末、ポリマーまたは他の液体または固体キャリアを含むものであってもよい。このような製剤は罹患組織に直接塗布して投与できるものであり、たとえば、結膜組織感染を治療するための液体製剤を対象の目に滴下投与可能であり、クリーム製剤を創傷部位に塗ることが可能であり、あるいは、包帯に製剤を含浸させるなどしてもよい。
直腸投与の場合、好適な医薬組成物は、たとえば、局所製剤、坐薬または浣腸液である。
膣投与の場合、好適な医薬組成物は、たとえば、局所製剤、膣坐薬、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、フォームまたはスプレーである。
また、たとえば、手作業でのポンプ式スプレー、ネブライザまたは加圧定量噴霧式吸入器を使用して活性剤を含有するエアロゾル製剤を投与するなど、肺投与で活性剤を送達するように化合物を処方してもよい。このタイプに適した製剤に、本明細書に開示の化合物を効果的なエアロゾルとして維持するための帯電防止剤などの他の作用剤を含有させてもよい。
「肺」という用語は、本明細書で使用する場合、主な機能が患者の体内と外部環境とのガス交換すなわち、O/CO交換である部分、組織または臓器を示す。「肺」とは一般に呼吸器の組織を示す。よって、「肺投与」という表現は、主な機能が外部環境とのガス交換である部分、組織または臓器(口、鼻、咽頭、中咽頭、咽頭喉頭部、喉頭、気管、気管分岐部、気管支、細気管支、肺胞など)に本明細書に記載の製剤を投与することを示す。本発明の目的で、「肺」とは、呼吸器、特に、洞に付随する組織または腔も含むものとする。
エアロゾル送達用の薬剤送達装置には、上述したような医療用エアロゾル製剤の入った計量弁と、キャニスタを保持して薬剤送達を行うことができるアクチュエータハウジングとを有する好適なエアロゾルキャニスタを含み得る。薬剤送達装置のキャニスタには、キャニスタの総容積の約15%よりも大きいヘッドスペースがある。多くの場合、肺投与を意図したポリマーは、溶剤、界面活性剤および噴霧剤の混合物中に、溶解、懸濁またはこの中で乳化される。この混合物を、計量弁で封止したキャニスタ内で加圧下に維持する。
経鼻投与の場合、固体または液体のいずれかのキャリアを用いることができる。固体キャリアは、粒度がたとえば約20から約500ミクロンの範囲の粗粉末を含み、このような製剤は鼻腔経由での急速吸引(rapid inhalation)で投与される。液体キャリアを用いるのであれば、点鼻薬または液滴として製剤を投与すればよく、活性成分の油または水溶液を含むものであってもよい。
上述した製剤に加えて、この製剤に1種または複数種の別の薬剤を含むか、あるいはこの製剤を1種または複数種の別の薬剤と同時投与するようにしてもよい。また、この製剤は、保存剤、可溶化剤、化学緩衝剤、界面活性剤、乳化剤、着色剤、着臭剤および甘味剤を含むものであってもよい。
「対象」とは、哺乳動物、好ましくはヒトであるが、ペット(イヌ、ネコなど)、家畜(ウシ、ヒツジ、ブタ、ウマなど)、実験動物(ラット、マウス、モルモットなど)などの獣医師による処置を必要とする動物であってもよい。
実施例1の結果から、免疫感受性癌(黒色腫または腎細胞癌など)の治療を受けている患者でこのような癌の再発率を低減する上で、本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)が効果的であることが分かる。しかしながら、予防的な治療がすべての患者で常に効果的であるとはかぎらないことは癌治療の技術分野において周知である。このため、「癌の再発を予防する」という表現を本明細書で使用する場合、再発の部分的な予防または抑制など、ビス(チオヒドラジドアミド)で治療した場合にビス(チオヒドラジドアミドでの治療をしない場合と比べて癌が再発しにくい(少なくとも10%、20%、30% 40%または50%再発しにくいなど)ことを意味する。そのようなものとして、本明細書に開示の治療は、免疫感受性の治療を受けている対象で免疫感受性癌の再発尤度を低減し、かつ免疫感受性癌の治療を受けている患者の個体群で概して再発率を低減する。
上述したように、本発明の一実施形態は、免疫感受性癌を有する対象を治療することに関する。「免疫感受性癌を有する対象を治療すること」とは、部分的または実質的に、以下の結果のうちの1つまたは複数を達成することを含む:癌の増殖または転移の抑止、癌の度合いの軽減(腫瘍サイズの縮小または罹患部位数の低減など)、癌増殖率の抑制および低減、ならびに癌に関連する臨床症状または指標の寛解または改善。「免疫感受性癌を有する対象を治療すること」は、癌転移を含む癌の進行を部分的または完全に抑制、減速、遅らせるまたは予防すること;(癌の治療を受けている対象で)癌転移を含む癌の再発を部分的または完全に抑制、遅らせる、尤度を低減または予防すること;あるいは、癌の発症または発達を部分的または完全に予防すること(化学予防)を含む。癌の再発を部分的または完全に抑制、遅らせる、尤度を低減または予防するとは、たとえば外科手術または他の手段によって初発腫瘍を除去した後に、癌の再発を抑制、遅らせる、尤度を低減または予防することを意味する。「ステージI、IIまたはIIIの黒色腫の対象を治療する」とは、本明細書に記載のビス(チオヒドラジドアミド)を単剤で用いることだけでなく、ビス(チオヒドラジドアミド)と、外科手術、放射線および他の薬剤での化学療法をはじめとして黒色腫で一般に用いられている他の治療法とを組み合わせることも含む点を理解されたい。
「免疫感受性癌の治療を受けている」対象とは、原発腫瘍が、たとえば外科的に除去されたか、化学療法または放射線療法などでの治療後に寛解した対象のことである。
「有効量」という表現は、癌を有する対象に化合物を投与したときに有益な臨床転帰が達成される化合物の量である。「有益な臨床転帰」とは、何ら治療をしない場合との比較で、癌の再発の予防、抑制またはこれを遅らせること、腫瘤の低減、転移の低減、癌関連の症状の重篤度の低減および/または対象の寿命延長を含む。対象に投与される免疫治療剤、化合物または他の抗癌剤の厳密な量は、疾患または症状のタイプおよび重篤度、ならびに全身健康状態、年齢、性別、体重および薬物耐性などの対象の特徴によって左右されることになる。また、癌の程度、重篤度およびタイプによっても変わる。当業者であれば、これらの要因および他の要因に応じて適切な薬用量を判断することができよう。本明細書に開示のビス(チオヒドラジドアミド)の有効量は一般に、1日あたり約1mg/mmから1日あたり約10グラム/mmの範囲であり、好ましくは1日あたり10mg/mmから約5グラム/mmの範囲である。免疫治療剤または他の抗癌剤と同時投与する場合、免疫治療剤または抗癌剤の「有効量」は、使用する薬剤のタイプに左右される。認可された抗癌剤および認可された免疫治療剤については好適な薬用量が周知であり、当業者であれば、対象の症状、治療対象となる癌のタイプ、使用するビス(チオ−ヒドラジドアミド)二塩の量に応じて調節可能である。
タキサンと併用する場合の本明細書に開示の化合物の具体的な投与計画例については後述する。免疫治療剤と併用する場合には、有効量の免疫治療剤も用いることは理解できよう。
ある1つの投与計画では、約243μmol/m2〜315μmol/m2の量のタキサン(たとえば、パクリタキセル約210〜270mg/m2に相当)と、約1473μmol/m2〜約1722μmol/m2の量のビス(チオヒドラジドアミド)(構造式Iで表されるものなど)(化合物(1)約590〜690mg/m2など)とを3〜5週間にわたって対象に同時投与するステップを含む。
別の他の投与計画では、タキサンおよびビス(チオ−ヒドラジド)アミドを各々、4週間の期間のうちの3週間、同じ1週間用量で3回投与することが可能である。好ましい実施形態では、癌が寛解するまで4週間の投与期間を繰り返すことが可能である。タキサンは、本明細書で定義する任意のタキサンであってもよい。特定の実施形態では、タキサンは、1週間用量約94μmol/m2(80mg/m2)で静脈内投与されるパクリタキセルである。一般に、ビス(チオヒドラジドアミド)は、1週間用量約500μmol/m2〜約562μmol/m2あるいは、より一般的には1週間用量約532μmol/m2(化合物(1)約590〜690mg/m2など)で静脈内投与可能なものである。
他の投与計画としては、4週間の期間で、約94μmol/m2の量のパクリタキセルと、約532μmol/m2の量の化合物(1)またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物とを同じ1週間用量で3回、対象に静脈内投与することがあげられる。
別の投与計画では、ビス(チオヒドラジドアミド)約220μmol/m2〜約1310μmol/m2(化合物(1)約88〜525mg/m2など)を3週間に一度、通常は約220μmol/m2〜約1093μmol/m2(化合物(1)約88〜438mg/m2など)を3週間に一度、一般には約624μmol/m2〜約1124μmol/m2(化合物(1)約250〜450mg/m2など)、より一般的には約811μmol/m2〜約936μmol/m2(化合物(1)約325〜375mg/m2など)、または特定の実施形態では、約874μmol/m2((化合物(1)約350mg/m2など)、対象に静脈内投与することが可能である。特定の実施形態では、ビス(チオヒドラジドアミド)約582μmol/m2〜約664μmol/m2(化合物(1)約233〜266mg/m2など)を3週間に一度、対象に静脈内投与することが可能である。特定の実施形態では、ビス(チオヒドラジドアミド)は約664μmol/m2(化合物(1)約266mg/m2など)の量である。
別の投与計画では、約200μmol/m2〜約263μmol/m2のタキサンをパクリタキセルとして3週間に一度(パクリタキセル約175〜225mg/m2など)、対象に静脈内投与することが可能である。いくつかの実施形態では、約200μmol/m2〜約234μmol/m2のタキサンをパクリタキセルとして3週間に一度(パクリタキセル約175〜200mg/m2など)、対象に静脈内投与することが可能である。特定の実施形態では、約234μmol/m2(200mg/m2)の量でパクリタキセルを投与する。特定の実施形態では、約205μmol/m2(175mg/m2)の量でパクリタキセルを投与する。
一実施形態では、パクリタキセルなどのタキサンと、化合物(1)などのビス(チオヒドラジドアミド)とを、単一の医薬組成物で一緒に投与することが可能である。
一実施形態では、本発明の方法は、独立してあるいは、約205μmol/m2(パクリタキセル約175mg/m2など)の量のタキサンと、約220μmol/m2〜約1310μmol/m2(化合物(1)約88〜525mg/m2など)の量の構造式Iで表されるビス(チオヒドラジドアミド)またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物との併用で、3週間に一度、対象を治療することを含む。一般に、タキサンは、約205μmol/m2の量で静脈内投与されるパクリタキセルである。ビス(チオヒドラジドアミド)については、一般に約220μmol/m2〜約1093μmol/m2(化合物(1)約88〜438mg/m2など)、より一般的には約749μmol/m2〜約999μmol/m2(化合物(1)約300〜400mg/m2など)、いくつかの実施形態では約811μmol/m2〜約936μmol/m2(化合物(1)約325〜375mg/m2など)で静脈内投与可能である。特定の実施形態では、ビス(チオヒドラジドアミド)は、約874μmol/m2(約350mg/m2)の間で静脈内投与される化合物(1)であればよい。
特定の実施形態では、本発明の方法は、一用量すなわち約205μmol/m2(175mg/m2)の量のパクリタキセルと、約874μmol/m2(350mg/m2)の量の化合物(1)またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物を、3週間の期間ごとに対象に静脈内投与することを含む。
個々の製剤、薬用量および投与形式については、各々の内容全体を本明細書に援用する)米国特許出願公開第20060135595号明細書、および発明の名称「ビス[チオヒドラジド]アミド化合物を用いた癌の併用療法(Combination Cancer Therapy With Bis[Thiohydrazide]Amide Compounds)」で2006年4月13日に出願されたPCT/US2006/014531号明細書に記載のとおりである。
本明細書に開示のビス(チオ−ヒドラジドアミド)は、米国特許出願公開第20060135595号明細書、同第2003/0045518号明細書および同第2003/0119914号明細書、2006年5月11日に発明の名称「ビス(チオ−ヒドラジドアミド)塩の合成(Synthesis Of Bis(Thio−Hydrazide Amide) Salts)」で出願された米国特許出願第11/432,307号明細書、2005年8月16日に発明の名称「ビス(チオ−ヒドラジドアミド)製剤(Bis(Thio−Hydrazide Amide) Formulation)」で出願された米国仮特許出願第60/708,977号明細書に記載の方法で調製可能であり、また、発明の名称「癌の治療法(TREATMENT FOR CANCERS)」での米国特許出願公開第2004/0225016 A1号明細書に記載された方法でも調製可能である。これらの出願の教示内容全体を本明細書に援用する。
以下、実施例を参照して本発明について説明するが、これらの実施例は本発明を限定することを意図したものではない。
実施例
実施例1、無増悪期間に基づいてパクリタキセルのみの場合と比較した、ステージIVの転移性黒色腫患者における、化合物(1)およびパクリタキセルを組み合わせた1週間ごとの治療計画
ステージIVの黒色腫に罹患した患者合計81名を、化合物(1)+パクリタキセル(53名):パクリタキセルのみ(28名)の2:1の比で無作為化試験にて試験した。投与した薬用量は化合物(1)が213mg/m、パクリタキセルが80mg/mであり、投与計画は4週間のサイクルごとに1週間用量を3回とした。疾患が進行するまで患者を治療した。パクリタキセルのみで進行した患者には、化合物(1)+パクリタキセルとのクロスオーバーの選択肢を与え、進行するまで治療した。ベースライン、サイクル2、その後の他のサイクルすべてで腫瘍を評価した。
患者の転移性疾患のベースライングレードを以下に示す。
Figure 2010501558
パクリタキセルのみでの処置群では大多数の患者がM1cであったが、Mグレードの影響についての分析では、患者の病状がさらに短期間で進行する尤度に統計的に有意な作用は認められなかった(p値=0.5368)。患者が受けた実際の治療には、患者の病状がさらに短期間で進行する尤度に統計的に有意な作用があった(p値=0.0281)。
潜在的な予後の範囲(continuum)の確率値を最良から最悪までの4つのシナリオに分けた。
i)逆転または同じ結果;
ii)4783 より良い p>0.2;
iii)良好0.05<p<0.2〜
iv)良好p<0.05
表1は、疾患の無増悪期間のカプラン・マイヤー(Kaplier Meyer)推定値を示す(有効性サンプル)。
Figure 2010501558
p値についてはログランク検定で得る。
上記の4つのシナリオに照らすと、研究結果は考えられる4つのシナリオのうち最適なものと一致する。
表2に、固形癌の治療効果判定のためのガイドライン(RECIST)による最良総合効果を示す(有効性サンプル)。
Figure 2010501558
表2から明らかなように、本発明の化合物をパクリタキセルと併用すると、パクリタキセルのみの場合に比して有意な改善が認められる。特に、本発明の化合物をパクリタキセルと併用すると、1名の患者で完全奏功、50%を超える患者で疾患が安定したのに対し、パクリタキセルのみの場合では疾患が安定したのは37%の患者にすぎなかった。
表3および表4に、化合物(1)をパクリタキセルと併用した場合とパクリタキセルのみの場合、さらには現時点で黒色腫の治療に用いられている他の治療薬について、相対的な治療結果を示す。表3および表4から明らかなように、化合物(1)をパクリタキセルと併用すると、パクリタキセルのみの場合に比して疾患が進行するまでの日数が大幅に長くなる。また、無増悪期間の恩恵については、どの処置剤単剤の場合よりも非常に良好であり、併用剤1つを除いて非常に良好である。
シスプラチン ビンブラスチン ダカルバジン IL−2およびIFNを併用すると、化合物(1)をパクリタキセルと組み合わせる場合よりも無増悪期間が長いが、しかしながら、副作用が強いため、この組み合わせで投与する場合は患者は入院する必要がある。逆に、化合物(1)をパクリタキセルと併用しても副作用はパクリタキセルのみの場合と比べて若干強くなる程度であった。いずれの副作用も、試験時に化合物(1)とパクリタキセルとを併用した治療を中止しなければならないほど重篤ではなかった。
Figure 2010501558
Figure 2010501558
シスプラチン ビンブラスチン ダカルバジン IL−2およびIFN
実施例2:本発明の化合物は腎臓に蓄積する
雌のSWマウス、1群あたりN=2(溶媒剤での対照群を含めて合計4群で化合物(1)および(18)の組織分布について調べるための研究を設計した。試薬については、ミズーリ州セントルイスのシグマ(Sigma)から入手した;マウスはタコニック・ファームズ(Taconic Farms)(ニューヨーク州ジャーマンタウン)から得た。使用した溶媒剤は10%DMSO、18%クレモフォールRH40であった。化合物を用量25mg/kgで静脈内投与した。投与30分後に血液を採取し、血液採取後にすみやかに組織を採取した。50μLの血漿+50μLの1% ジチオトレイトール(DTT)+150μLのCHCN(0.1%HCOOH)を組み合わせて血漿試料を調製し、10,000rpm×5分;150μL上清+90μL HOで遠心処理した。リン酸緩衝生理食塩水(PBS、×1)+1%DTT(×1)+CHCN(0.1%HCOOH)(×3))で秤量した組織試料を均質化して組織試料を調製し、10,000rpm×5分;150μL 上清+90μL HOで遠心処理した。5〜95%CHCN(0.1%HCOOH)を溶離液として用いて100μLの調製試料をHPLCに供した。実施時間を15分とした。この方法で、化合物(18)の保持時間は7.25分、化合物(1)では7.99分であった。
図1は、最初の実験での注射の30分後に測定した、マウスの血漿、脳、腎臓、肝臓および脾臓における化合物(1)および化合物(18)の濃度を示す棒グラフである。化合物(1)は腎臓にて約28μMの濃度で検出され、これは血漿の約211%であった。化合物(18)は腎臓にて約51μMの濃度で検出され、これは血漿濃度の約164%であった。このように、どちらの化合物も効果的に腎臓に蓄積される。
以上、本発明の好ましい実施形態を参照して、本発明について個々に示し、説明してきたが、添付の特許請求の範囲に包含される本発明の範囲を逸脱することなく形態および詳細に対してさまざまな変更をほどこし得ることは、当業者であれば理解できよう。

Claims (140)

  1. i)線維肉腫、粘液肉腫、脂肪肉腫、軟骨肉腫、骨原性肉腫、脊索腫、血管肉腫、内皮肉腫(endotheliosarcoma)、リンパ管肉腫、リンパ管内皮肉腫、滑膜腫、中皮腫、ユーイング腫瘍、平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、結腸癌、結腸直腸癌、肛門癌、食道癌、胃癌(gastric cancer)、肝細胞癌、膀胱癌、子宮体癌、膵臓癌、乳癌、卵巣癌、前立腺癌、胃癌(stomach cancer)、心房粘液腫、扁平上皮癌、基底細胞癌、腺癌、汗腺癌、皮脂腺癌、甲状腺腫および副甲状腺腫、乳頭癌、乳頭状腺癌、嚢胞腺癌、髄様癌、気管支原性癌、腎細胞癌、肝癌、胆管癌、絨毛癌、精上皮腫、胎生期癌、ウィルムス腫瘍、子宮頸癌、精巣腫瘍、肺癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌、膀胱癌(bladder carcinoma)、上皮癌、神経膠腫、下垂体腫瘍、星状細胞腫、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、上衣腫、松果体腫、血管芽細胞腫、聴神経腫、神経鞘腫、乏突起膠腫、髄膜腫、脊髄腫瘍、黒色腫、神経芽細胞腫、褐色細胞腫、内分泌腫瘍症1型〜3型、網膜芽細胞腫からなる群から選択されるヒト肉腫または癌腫、ならびに
    ii)急性リンパ球性白血病、急性骨髄球性白血病;慢性白血病、真性多血症、リンパ腫、多発性骨髄腫、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、重鎖病、T細胞白血病、B細胞白血病;混合細胞型白血病、骨髄球性白血病、好中球性白血病、好酸球性白血病、単球性白血病、骨髄単球性白血病、ネーゲリ型骨髄球性白血病、および非リンパ球性白血病からなる群から選択される白血病
    からなる群から選択される癌を有する対象を治療する方法であって、
    以下の構造式で表される有効量の化合物またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物と、有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む、方法:
    Figure 2010501558
    式中、
    Yは、共有結合もしくは置換されていてもよい直鎖状ヒドロカルビル基であるか、またはYは、それが結合する両>C=Z基と一緒になって、置換されていてもよい芳香族基であり、
    〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基、置換されていてもよいアリール基であるか、またはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒に、ならびに/もしくはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒になって、芳香環に縮合されていてもよい非芳香族複素環を形成し、
    〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基または置換されていてもよいアリール基であり、
    Zは、OまたはSである。
  2. 癌が、多発性骨髄腫、T細胞白血病、B細胞白血病、前骨髄球、子宮肉腫、単球性白血病、またはリンパ腫からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 癌が、腎細胞癌、黒色腫、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、有毛細胞白血病、卵巣癌、乳癌、結腸直腸癌、肺癌、白血病、前立腺癌、膵臓癌、頭頸部癌、および肝臓癌からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  4. 以下の構造式で表される有効量の化合物またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物と、有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む、免疫感受性(immunosensitive)癌の対象を治療する方法:
    Figure 2010501558
    式中、
    Yは、共有結合もしくは置換されていてもよい直鎖状ヒドロカルビル基であるか、またはYは、それが結合する両>C=Z基と一緒になって、置換されていてもよい芳香族基であり、
    〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基、置換されていてもよいアリール基であるか、またはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒に、ならびに/もしくはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒になって、芳香環に縮合されていてもよい非芳香族複素環を形成し、
    〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基または置換されていてもよいアリール基であり、
    Zは、OまたはSである。
  5. 免疫感受性癌が、腎細胞癌、黒色腫、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、膀胱癌、前立腺癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)、および有毛細胞白血病からなる群から選択される、請求項4に記載の方法。
  6. 対象が黒色腫に罹患している、請求項4に記載の方法。
  7. 対象が腎細胞癌に罹患している、請求項4に記載の方法。
  8. ZがOであり、RとRとが同一でありかつRとRとが同一である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. Yが、共有結合、−C(R)−、−(CHCH)−、トランス−(CH=CH)−、シス−(CH=CH)−、または−(C≡C)−であり、かつ
    およびRが各々独立して、−H、脂肪族基もしくは置換脂肪族基であるか、またはRが−HでありかつRが置換されていてもよいアリール基であるか、またはRおよびRが一緒になって、置換されていてもよいC2〜C6アルキレン基である、請求項8に記載の方法。
  10. Yが−C(R)−であり、
    およびRが各々、置換されていてもよいアリール基であり、かつ
    およびRが各々、置換されていてもよい脂肪族基である、請求項9に記載の方法。
  11. が−Hであり、かつRが、−H、脂肪族基または置換脂肪族基である、請求項10に記載の方法。
  12. およびRが各々、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジル、またはC1〜C8アルコキシで置換されていてもよいアルキル基であり、かつRが−Hまたはメチルである、請求項11に記載の方法。
  13. およびRが各々、置換されていてもよいフェニル基である、請求項12に記載の方法。
  14. で表されるフェニル基およびRで表されるフェニル基が、−R、−OH、−Br、−Cl、−I、−F、−OR、−O−COR、−COR、−CN、−NCS、−NO、−COOH、−SOH、−NH、−NHR、−N(R)、−COOR、−CHO、−CONH、−CONHR、−CON(R)、−NHCOR、−NRCOR、−NHCONH、−NHCONRH、−NHCON(R)、−NRCONH、−NRCONRH、−NRCON(R)、−C(=NH)−NH、−C(=NH)−NHR、−C(=NH)−N(R)、−C(=NR)−NH、−C(=NR)−NHR、−C(=NR)−N(R)、−NH−C(=NH)−NH、−NH−C(=NH)−NHR、−NH−C(=NH)−N(R)、−NH−C(=NR)−NH、−NH−C(=NR)−NHR、−NH−C(=NR)−N(R)、−NR−C(=NH)−NH、−NR−C(=NH)−NHR、−NR−C(=NH)−N(R)、−NR−C(=NR)−NH、−NR−C(=NR)−NHR、−NR−C(=NR)−N(R)、−NHNH、−NHNHR、−NHNR、−SONH、−SONHR、−SONR、−CH=CHR、−CH=CR、−CR=CR、−CR=CHR、−CR=CR、−CCR、−SH、−SR、−S(O)R、−S(O)から選択される1つまたは複数の基で置換されていてもよく、ここでR〜Rは各々独立して、アルキル基、芳香族基、非芳香族複素環基すなわち−N(R)であり、一緒になって、置換されていてもよい非芳香族複素環基を形成し、ここでR〜Rで表されるアルキル基、芳香族基および非芳香族複素環基ならびに−N(R)で表される非芳香族複素環基が各々独立して、Rで表される1つまたは複数の基で置換されていてもよく、ここでRは、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−NCS、−N(R、−NHCO、−NHC(O)R、−NHNHC(O)R、−NHC(O)N(R、−NHNHC(O)N(R、−NHNHCO、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R、−S(O)R、−NHSON(R、−NHSO、−C(=S)N(R、または−C(=NH)−N(Rであり、ここでRは、−H、C1〜C4アルキル基、単環式ヘテロアリール基、非芳香族複素環基あるいは、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、−CN、−NO、アミン、アルキルアミンまたはジアルキルアミンで置換されていてもよいフェニル基であるか、または−N(Rが非芳香族複素環基であり、ただし、第二級環式アミンを含むRおよび−N(Rで表される非芳香族複素環基が、アシル化またはアルキル化されていてもよい、請求項13に記載の方法。
  15. およびRで表されるフェニル基が、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、フェニル、ベンジル、ピリジル、−OH、−NH、−F、−Cl、−Br、−I、−NO、または−CNで置換されていてもよい、請求項14に記載の方法。
  16. およびRで表されるフェニル基が、−OH、−CN、ハロゲン、C1〜4アルキル、またはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよく、かつRおよびRが各々、−OH、ハロゲン、またはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよいメチルまたはエチルである、請求項15に記載の方法。
  17. Yが−CR−であり、
    およびRがともに、置換されていてもよい脂肪族基であり、
    が−Hであり、かつ
    が−Hまたは置換されていてもよい脂肪族基である、請求項9に記載の方法。
  18. およびRがともに、少なくとも1つのアルキル基で置換されていてもよいC3〜C8シクロアルキル基である、請求項17に記載の方法。
  19. およびRがともに、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジル、またはC1〜C8アルコキシで置換されていてもよいアルキル基であり、かつRが−Hまたはメチルである、請求項18に記載の方法。
  20. およびRがともに、シクロプロピルまたは1−メチルシクロプロピルである、請求項19に記載の方法。
  21. 化合物が、以下の構造式
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物で表され、
    式中、
    〜Rはともに−Hであり、かつ
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにエチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに4−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに4−メトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにエチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに4−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに3−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに3−フルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに4−クロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに2−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに3−メトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,3−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,3−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジフルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジフルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジクロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメチルフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにエチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはエチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはn−プロピルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともにメチルであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにエチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、Rはメチルであり、Rはエチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2−フェニルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに1−フェニルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロブチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロペンチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロヘキシルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロヘキシルであり、RおよびRはともにフェニルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにメチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにメチルであり、RおよびRはともにt−ブチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにメチルであり、RおよびRはともにフェニルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにt−ブチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはエチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;または、
    およびRはともにn−プロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  22. 化合物が、以下の構造式
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩で表される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  23. 化合物が、以下の構造式のうちの1つ
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩で表される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  24. 化合物が、以下の構造式
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩で表される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  25. 化合物が二ナトリウム塩または二カリウム塩である、請求項1〜24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 免疫治療剤が、ワクチン、リンホカイン活性化キラー(LAK)細胞処置剤、モノクローナル抗体、毒素含有標的(targeted)処置剤、サイトカイン、水酸化アルミニウム(アラム)、ウシ型弱毒結核菌ワクチン(BCG)、キーホールリンペットヘモシアニン(KLH)、不完全フロイントアジュバント(IFA)、QS−21、DETOX、レバミソール、ジニトロフェニル(DNP)、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 免疫治療剤が、癌ワクチン、腫瘍細胞ワクチン、ウイルスワクチン、樹状細胞ワクチン、抗原ワクチン、抗イディオタイプワクチン、DNAワクチン、およびインターロイキン−2(IL−2)を含む腫瘍浸潤リンパ球(TIL)ワクチンからなる群から選択されるワクチンである、請求項26に記載の方法。
  28. 免疫治療剤が、顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、顆粒球−コロニー刺激因子(G−CSF)、マクロファージ炎症性タンパク質(MIP)−1−α、インターロイキン、腫瘍壊死因子、インターフェロン、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるサイトカインである、請求項26に記載の方法。
  29. サイトカインが、IL−1、IL−2、IL−4、IL−6、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、およびIL−27からなる群から選択されるインターロイキンである、請求項28に記載の方法。
  30. サイトカインが、IFN−α、IFN−β、およびIFN−γからなる群から選択されるインターフェロンである、請求項28に記載の方法。
  31. 免疫治療剤が、モノクローナル抗体および毒素含有標的処置剤からなる群から選択される、請求項26に記載の方法。
  32. モノクローナル抗体が、裸抗体および複合化抗体からなる群から選択される、請求項31に記載の方法。
  33. 裸のモノクローナル抗体薬剤が、リツキシマブ、トラスツズマブ、アレムツズマブ、セツキシマブ、ベバシズマブ、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項31に記載の方法。
  34. 複合化モノクローナル抗体薬剤が、放射性標識抗体イブリツモマブチウキセタン、放射性標識抗体トシツモマブ、免疫毒素ゲムツズマブオゾガマイシン、BL22、オンコシント(OncoScint)、プロスタシント(ProstaScint)、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項33に記載の方法。
  35. 毒素含有標的処置剤がデニロイキンディフチトクスである、請求項31に記載の方法。
  36. 免疫治療剤が、
    i)IFN−αおよびIL−2、
    ii)BCG、ワクチンおよび任意に別の免疫治療剤、
    iii)IL−12およびTNF−α、ならびに
    iv)DNAワクチンおよびリンパ球
    からなる群から選択される組み合わせである、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法。
  37. 免疫治療剤がIL−2および/またはインターフェロンである、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法。
  38. 抗癌剤を対象に投与する段階をさらに含む、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法。
  39. 抗癌剤が、タキソール、タキソール類似体、ディスコデルモリド(NVP−XX−A−296としても公知);エポチロン(エポチロンA、エポチロンB、エポチロンC(デスオキシエポチロンAまたはdEpoAとしても公知)など);エポチロンD(KOS−862、dEpoBおよびデスオキシエポチロンBとも呼ばれる);エポチロンE;エポチロンF;エポチロンB N−オキシド;エポチロンA N−オキシド;16−アザ−エポチロンB;21−アミノエポチロンB(BMS−310705としても公知);21−ヒドロキシエポチロンD(デスオキシエポチロンFおよびdEpoFとしても公知)、26−フルオロエポチロン);FR−182877(藤沢薬品工業、WS−9885Bとしても公知)、BSF−223651(BASF、ILX−651およびLU−223651としても公知);AC−7739(味の素、AVE−8063AおよびCS−39.HClとしても公知);AC−7700(味の素、AVE−8062、AVE−8062A、CS−39−L−Ser.HClおよびRPR−258062Aとしても公知);フィジアノリド(Fijianolide)B;ラウリマライド;カリバエオシド(Caribaeoside);カリバエオリン(Caribaeolin);タッカロノリド(Taccalonolide);エリュテロビン;サルコジクチン(Sarcodictyin);ラウリマライド;ジクチオスタチン(Dictyostatin)−1;ジャトロファン(Jatrophane)エステル;ならびにその類似体および誘導体からなる群から選択される微小管安定剤である、請求項38に記載の方法。
  40. 微小管安定剤がタキソールまたはタキソール類似体である、請求項39に記載の方法。
  41. タキソール類似体が、
    Figure 2010501558
    から選択される構造式で表され、
    式中、
    10は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、フェニル基、置換フェニル基、−SR19、−NHR19または−OR19であり、
    11は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、アリール基または置換アリール基であり、
    12は、−H、−OH、低級アルキル、置換低級アルキル、低級アルコキシ、置換低級アルコキシ、−O−C(O)−(低級アルキル)、−O−C(O)−(置換低級アルキル)、−O−CH−O−(低級アルキル)−S−CH−O−(低級アルキル)であり、
    13は、−H、−CHであるか、またはR14と一緒になって−CH−であり、
    14は、−H、−OH、低級アルコキシ、−O−C(O)−(低級アルキル)、置換低級アルコキシ、−O−C(O)−(置換低級アルキル)、−O−CH−O−P(O)(OH)、−O−CH−O−(低級アルキル)、−O−CH−S−(低級アルキル)であるか、またはR20と一緒になって二重結合であり、
    15は、−H、低級アシル、低級アルキル、置換低級アルキル、アルコキシメチル、アルキルチオメチル(alkthiomethyl)、−OC(O)−O(低級アルキル)、−OC(O)−O(置換低級アルキル)、−OC(O)−NH(低級アルキル)または−OC(O)−NH(置換低級アルキル)であり、
    16は、フェニルまたは置換フェニルであり、
    17は、−H、低級アシル、置換低級アシル、低級アルキル、置換低級アルキル、(低級アルコキシ)メチルまたは(低級アルキル)チオメチルであり、
    18は、−H、−CHであるか、またはR17ならびに、R17およびR18が結合する炭素原子と一緒になって、5または6員環の非芳香族複素環であり、
    19は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、フェニル基、置換フェニル基であり、
    20は、−Hまたはハロゲンであり、かつ
    21は、−H、低級アルキル、置換低級アルキル、低級アシルまたは置換低級アシルである、請求項40に記載の方法。
  42. 10が、フェニル、tert−ブトキシ、−S−CH−CH−(CH、−S−CH(CH、−S−(CHCH、−O−CH(CH、−NH−CH(CH、−CH=C(CHまたはパラ−クロロフェニルであり、
    11が、フェニル、(CHCHCH−、−2−フラニル、シクロプロピルまたはパラ−トルイルであり、
    12が、−H、−OH、CHCO−または−(CH−N−モルホリノであり、
    13が、メチルであるか、またはR13およびR14が一緒になって、−CH−であり、
    14が、−H、−CHSCHまたは−CH−O−P(O)(OH)であり、
    15がCHCO−であり、
    16がフェニルであり、
    17が−Hであるか、またはR17およびR18が一緒になって、−O−CO−O−であり、
    18が−Hであり、
    20が−Hまたは−Fであり、かつ
    21が、−H、−C(O)−CHBr−(CH13−CHまたは−C(O)−(CH14−CH;−C(O)−CH−CH(OH)−COOH、−C(O)−CH−O−C(O)−CHCH(NH)−CONH、−C(O)−CH−O−−CHCHOCHまたは−C(O)−O−C(O)−CHCHである、請求項41に記載の方法。
  43. タキソール類似体が、
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    から選択される、請求項42に記載の方法。
  44. タキソール類似体が、N−(2−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミドと、メタクリロイルグリシン−2−ヒドロキシプロピルアミドと、[2aR[2α,4β,4β,6β,9α(2R,3S),11β,12α,12α,12α]]−6,12b−ジアセトキシ−9−[3−ベンズアミド−2−(メタクリロイル−グリシル−L−フェニルアラニル−L−ロイシル.グリシルオキシ)−3−フェニルプロピオニルオキシ]−12−ベンゾイルオキシ−4,11−ジヒドロキシ−4a,8,13,13−テトラメチル−2a,3,4,4a,5,6,9,10,11,12,12a,12b−ドデカヒドロ−1H−7,11−メタノシクロデカ[3,4]ベンズ[1,2−b]オキセト−5−オンのコポリマーである、請求項43に記載の方法。
  45. タキソール類似体がタキソールまたはタキソテールである、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法。
  46. 免疫治療剤が、ワクチン、リンホカイン活性化キラー(LAK)細胞処置剤、モノクローナル抗体、毒素含有標的処置剤、サイトカイン、水酸化アルミニウム(アラム)、ウシ型弱毒結核菌ワクチン(BCG)、キーホールリンペットヘモシアニン(KLH)、不完全フロイントアジュバント(IFA)、QS−21、DETOX、レバミソール、ジニトロフェニル(DNP)、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項45に記載の方法。
  47. 免疫治療剤が、癌ワクチン、腫瘍細胞ワクチン、ウイルスワクチン、樹状細胞ワクチン、抗原ワクチン、抗イディオタイプワクチン、DNAワクチン、およびインターロイキン−2(IL−2)を含む腫瘍浸潤リンパ球(TIL)ワクチンからなる群から選択されるワクチンである、請求項46に記載の方法。
  48. 免疫治療剤が、顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、顆粒球−コロニー刺激因子(G−CSF)、マクロファージ炎症性タンパク質(MIP)−1−α、インターロイキン、腫瘍壊死因子、インターフェロン、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるサイトカインである、請求項46に記載の方法。
  49. サイトカインが、IL−1、IL−2、IL−4、IL−6、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、およびIL−27からなる群から選択されるインターロイキンである、請求項48に記載の方法。
  50. サイトカインが、IFN−α、IFN−βおよびIFN−γからなる群から選択されるインターフェロンである、請求項48に記載の方法。
  51. 免疫治療剤が、モノクローナル抗体および毒素含有標的処置剤からなる群から選択される、請求項46に記載の方法。
  52. モノクローナル抗体が、裸抗体および複合化抗体からなる群から選択される、請求項51に記載の方法。
  53. 裸のモノクローナル抗体薬剤が、リツキシマブ、トラスツズマブ、アレムツズマブ、セツキシマブ、ベバシズマブ、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項52に記載の方法。
  54. 複合化モノクローナル抗体薬剤が、放射性標識抗体イブリツモマブチウキセタン、放射性標識抗体トシツモマブ、免疫毒素ゲムツズマブオゾガマイシン、BL22、オンコシント、プロスタシント、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項52に記載の方法。
  55. 毒素含有標的処置剤がデニロイキンディフチトクスである、請求項51に記載の方法。
  56. 免疫治療剤が、
    i)IFN−αおよびIL−2、
    ii)BCG、ワクチンおよび任意に別の免疫治療剤、
    iii)IL−12およびTNF−α、ならびに
    v)DNAワクチンおよびリンパ球
    からなる群から選択される組み合わせである、請求項46に記載の方法。
  57. 免疫治療剤がIL−2および/またはインターフェロンである、請求項46に記載の方法。
  58. 以下の構造式で表される有効量の化合物
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩と、有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む、免疫感受性癌の対象を治療する方法。
  59. 化合物が二ナトリウム塩または二カリウム塩である、請求項58に記載の方法。
  60. 対象が、腎細胞癌、黒色腫、多発性骨髄腫、骨髄腫、リンパ腫、非小細胞肺癌、扁平上皮癌、基底細胞癌、膀胱癌、前立腺癌、線維肉腫、悪性脳腫瘍、カポジ肉腫、慢性骨髄性白血病(CML)、および有毛細胞白血病に罹患している、請求項59に記載の方法。
  61. 対象が黒色腫に罹患している、請求項60に記載の方法。
  62. 対象が腎細胞癌に罹患している、請求項60に記載の方法。
  63. 免疫治療剤が、ワクチン、リンホカイン活性化キラー(LAK)細胞処置剤、モノクローナル抗体および毒素含有標的処置剤、サイトカイン、水酸化アルミニウム(アラム);ウシ型弱毒結核菌ワクチン(BCG);キーホールリンペットヘモシアニン(KLH);不完全フロイントアジュバント(IFA);QS−21;DETOX;レバミソール;およびジニトロフェニル(DNP)、ならびにこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項58〜62のいずれか一項に記載の方法。
  64. 免疫治療剤が、癌ワクチン、腫瘍細胞ワクチン、ウイルスワクチン、樹状細胞ワクチン、抗原ワクチン、抗イディオタイプワクチン、DNAワクチン、およびインターロイキン−2(IL−2)を含む腫瘍浸潤リンパ球(TIL)ワクチンからなる群から選択されるワクチンである、請求項63に記載の方法。
  65. 免疫治療剤が、顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、顆粒球−コロニー刺激因子(G−CSF)、マクロファージ炎症性タンパク質(MIP)−1−α、インターロイキン、腫瘍壊死因子、インターフェロン、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるサイトカインである、請求項63に記載の方法。
  66. サイトカインが、IL−1、IL−2、IL−4、IL−6、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、およびIL−27からなる群から選択されるインターロイキンである、請求項65に記載の方法。
  67. サイトカインが、IFN−α、IFN−β、およびIFN−γからなる群から選択されるインターフェロンである、請求項65に記載の方法。
  68. 免疫治療剤が、モノクローナル抗体および毒素含有標的処置剤からなる群から選択される、請求項63に記載の方法。
  69. モノクローナル抗体が、裸抗体および複合化抗体からなる群から選択される、請求項68に記載の方法。
  70. 裸のモノクローナル抗体薬剤が、リツキシマブ、トラスツズマブ、アレムツズマブ、セツキシマブ、およびベバシズマブ、ならびにこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項69に記載の方法。
  71. 複合化モノクローナル抗体薬剤が、放射性標識抗体イブリツモマブチウキセタン、放射性標識抗体トシツモマブ、免疫毒素ゲムツズマブオゾガマイシン、BL22、オンコシント、プロスタシント、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項69に記載の方法。
  72. 毒素含有標的処置剤がデニロイキンディフチトクスである、請求項68に記載の方法。
  73. 対象にタキソールまたはタキソテールを投与する段階をさらに含む、請求項58〜72のいずれか一項に記載の方法。
  74. 対象に抗癌剤を投与する段階をさらに含む、請求項58〜73のいずれか一項に記載の方法。
  75. 以下の構造式で表される有効量の化合物またはその薬学的に許容される塩と、有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む、腎細胞癌の対象を治療する方法:
    Figure 2010501558
  76. 化合物が二ナトリウム塩または二カリウム塩である、請求項75に記載の方法。
  77. 免疫治療剤が、ワクチン、リンホカイン活性化キラー(LAK)細胞処置剤、モノクローナル抗体および毒素含有標的処置剤、サイトカイン、水酸化アルミニウム(アラム);ウシ型弱毒結核菌ワクチン(BCG);キーホールリンペットヘモシアニン(KLH);不完全フロイントアジュバント(IFA);QS−21;DETOX;レバミソール;およびジニトロフェニル(DNP)、ならびにこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項76に記載の方法。
  78. 免疫治療剤が、癌ワクチン、腫瘍細胞ワクチン、ウイルスワクチン、樹状細胞ワクチン、抗原ワクチン、抗イディオタイプワクチン、DNAワクチン、およびインターロイキン−2(IL−2)を含む腫瘍浸潤リンパ球(TIL)ワクチンからなる群から選択されるワクチンである、請求項77に記載の方法。
  79. 免疫治療剤が、顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、顆粒球−コロニー刺激因子(G−CSF)、マクロファージ炎症性タンパク質(MIP)−1−α、インターロイキン、腫瘍壊死因子、インターフェロン、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるサイトカインである、請求項77に記載の方法。
  80. サイトカインが、IL−1、IL−2、IL−4、IL−6、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、およびIL−27からなる群から選択されるインターロイキンである、請求項79に記載の方法。
  81. サイトカインが、IFN−α、IFN−β、およびIFN−γからなる群から選択されるインターフェロンである、請求項79に記載の方法。
  82. 免疫治療剤が、モノクローナル抗体および毒素含有標的処置剤からなる群から選択される、請求項77に記載の方法。
  83. モノクローナル抗体が、裸抗体および複合化抗体からなる群から選択される、請求項82に記載の方法。
  84. 裸のモノクローナル抗体薬剤が、リツキシマブ、トラスツズマブ、アレムツズマブ、セツキシマブ、およびベバシズマブ、ならびにこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項83に記載の方法。
  85. 複合化モノクローナル抗体薬剤が、放射性標識抗体イブリツモマブチウキセタン、放射性標識抗体トシツモマブ、免疫毒素ゲムツズマブオゾガマイシン、BL22、オンコシント、プロスタシント、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項83に記載の方法。
  86. 毒素含有標的処置剤がデニロイキンディフチトクスである、請求項82に記載の方法。
  87. 対象にタキソールまたはタキソテールを投与する段階をさらに含む、請求項76〜86のいずれか一項に記載の方法。
  88. 対象に抗癌剤を投与する段階をさらに含む、請求項76〜87のいずれか一項に記載の方法。
  89. 以下の構造式で表される有効量の化合物またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物と、有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む、腎細胞癌の対象を治療する方法:
    Figure 2010501558
    式中、
    Yは、共有結合もしくは置換されていてもよい直鎖状ヒドロカルビル基であるか、またはYは、それが結合する両>C=Z基と一緒になって、置換されていてもよい芳香族基であり、
    〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基、置換されていてもよいアリール基であるか、またはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒に、ならびに/もしくはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒になって、芳香環に縮合されていてもよい非芳香族複素環を形成し、
    〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基または置換されていてもよいアリール基であり、
    Zは、OまたはSである。
  90. ZがOであり、RとRとが同一でありかつRとRとが同一である、請求項89に記載の方法。
  91. Yが、共有結合、−C(R)−、−(CHCH)−、トランス−(CH=CH)−、シス−(CH=CH)−または−(C≡C)−であり、かつ
    およびRが各々独立して、−H、脂肪族基もしくは置換脂肪族基であるか、またはRが−HでありかつRが置換されていてもよいアリール基であるか、またはRおよびRが一緒になって、置換されていてもよいC2〜C6アルキレン基である、請求項90に記載の方法。
  92. Yが−C(R)−であり、
    およびRが各々、置換されていてもよいアリール基であり、かつ
    およびRが各々、置換されていてもよい脂肪族基である、請求項91に記載の方法。
  93. が−Hであり、かつRが、−H、脂肪族基または置換脂肪族基である、請求項92に記載の方法。
  94. およびRが各々、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジル、またはC1〜C8アルコキシで置換されていてもよいアルキル基であり、かつRが−Hまたはメチルである、請求項93に記載の方法。
  95. およびRが各々、置換されていてもよいフェニル基である、請求項94に記載の方法。
  96. で表されるフェニル基およびRで表されるフェニル基が、−R、−OH、−Br、−Cl、−I、−F、−OR、−O−COR、−COR、−CN、−NCS、−NO、−COOH、−SOH、−NH、−NHR、−N(R)、−COOR、−CHO、−CONH、−CONHR、−CON(R)、−NHCOR、−NRCOR、−NHCONH、−NHCONRH、−NHCON(R)、−NRCONH、−NRCONRH、−NRCON(R)、−C(=NH)−NH、−C(=NH)−NHR、−C(=NH)−N(R)、−C(=NR)−NH、−C(=NR)−NHR、−C(=NR)−N(R)、−NH−C(=NH)−NH、−NH−C(=NH)−NHR、−NH−C(=NH)−N(R)、−NH−C(=NR)−NH、−NH−C(=NR)−NHR、−NH−C(=NR)−N(R)、−NR−C(=NH)−NH、−NR−C(=NH)−NHR、−NR−C(=NH)−N(R)、−NR−C(=NR)−NH、−NR−C(=NR)−NHR、−NR−C(=NR)−N(R)、−NHNH、−NHNHR、−NHNR、−SONH、−SONHR、−SONR、−CH=CHR、−CH=CR、−CR=CR、−CR=CHR、−CR=CR、−CCR、−SH、−SR、−S(O)R、−S(O)から選択される1つまたは複数の基で置換されていてもよく、ここでR〜Rは各々独立して、アルキル基、芳香族基、非芳香族複素環基すなわち−N(R)であり、一緒になって、置換されていてもよい非芳香族複素環基を形成し、ここでR〜Rで表されるアルキル基、芳香族基および非芳香族複素環基、ならびに−N(R)で表される非芳香族複素環基が各々独立して、Rで表される1つまたは複数の基で置換されていてもよく、ここでRは、R、−OR、−O(ハロアルキル)、−SR、−NO、−CN、−NCS、−N(R、−NHCO、−NHC(O)R、−NHNHC(O)R、−NHC(O)N(R、−NHNHC(O)N(R、−NHNHCO、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−CO、−C(O)R、C(O)N(R、−OC(O)R、−OC(O)N(R、−S(O)、−SON(R、−S(O)R、−NHSON(R、−NHSO、−C(=S)N(R、または−C(=NH)−N(Rであり、ここでRは、−H、C1〜C4アルキル基、単環式ヘテロアリール基、非芳香族複素環基、またはアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、ハロ、−CN、−NO、アミン、アルキルアミンもしくはジアルキルアミンで置換されていてもよいフェニル基であるか、または−N(Rが非芳香族複素環基であり、ただし、第二級環式アミンを含むRおよび−N(Rで表される非芳香族複素環基が、アシル化またはアルキル化されていてもよい、請求項95に記載の方法。
  97. およびRで表されるフェニル基が、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、フェニル、ベンジル、ピリジル、−OH、−NH、−F、−Cl、−Br、−I、−NO、または−CNで置換されていてもよい、請求項96に記載の方法。
  98. およびRで表されるフェニル基が、−OH、−CN、ハロゲン、C1〜4アルキルまたはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよく、かつRおよびRが各々、−OH、ハロゲンまたはC1〜C4アルコキシで置換されていてもよいメチルまたはエチルである、請求項97に記載の方法。
  99. Yが−CR−であり、
    およびRがともに置換されていてもよい脂肪族基であり、
    が−Hであり、かつ
    が−Hまたは置換されていてもよい脂肪族基である、請求項91に記載の方法。
  100. およびRがともに、少なくとも1つのアルキル基で置換されていてもよいC3〜C8シクロアルキル基である、請求項99に記載の方法。
  101. およびRがともに、−OH、ハロゲン、フェニル、ベンジル、ピリジル、またはC1〜C8アルコキシで置換されていてもよいアルキル基であり、かつRが−Hまたはメチルである、請求項100に記載の方法。
  102. およびRがともに、シクロプロピルまたは1−メチルシクロプロピルである、請求項101に記載の方法。
  103. 化合物が、以下の構造式
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物で表され、
    式中、
    〜Rはともに−Hであり、かつ
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにエチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに4−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに4−メトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにエチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに4−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに3−シアノフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに3−フルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに4−クロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに2−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに3−メトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,3−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,3−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジフルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジフルオロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジクロロフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメチルフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2,5−ジメトキシフェニルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにエチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはメチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはエチルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、Rはn−プロピルであり、かつRは−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともにメチルであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにエチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに1−メチルシクロプロピルであり、Rはメチルであり、Rはエチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2−メチルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに2−フェニルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともに1−フェニルシクロプロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロブチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロペンチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロヘキシルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにシクロヘキシルであり、RおよびRはともにフェニルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにメチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにメチルであり、RおよびRはともにt−ブチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにメチルであり、RおよびRはともにフェニルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはともにt−ブチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;
    およびRはエチルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hであり;または
    およびRはともにn−プロピルであり、RおよびRはともにメチルであり、かつRおよびRはともに−Hである、請求項89に記載の方法。
  104. 化合物が、以下の構造式
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩で表される、請求項89に記載の方法。
  105. 化合物が、以下の構造式のうちの1つ
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩で表される、請求項89に記載の方法。
  106. 化合物が、以下の構造式
    Figure 2010501558
    またはその薬学的に許容される塩で表される、請求項89に記載の方法。
  107. 化合物が二ナトリウム塩または二カリウム塩である、請求項89〜106のいずれか一項に記載の方法。
  108. 免疫治療剤が、ワクチン、リンホカイン活性化キラー(LAK)細胞処置剤、モノクローナル抗体、毒素含有標的処置剤、サイトカイン、水酸化アルミニウム(アラム)、ウシ型弱毒結核菌ワクチン(BCG)、キーホールリンペットヘモシアニン(KLH)、不完全フロイントアジュバント(IFA)、QS−21、DETOX、レバミソール、ジニトロフェニル(DNP)、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項89〜106のいずれか一項に記載の方法。
  109. 免疫治療剤が、癌ワクチン、腫瘍細胞ワクチン、ウイルスワクチン、樹状細胞ワクチン、抗原ワクチン、抗イディオタイプワクチン、DNAワクチン、およびインターロイキン−2(IL−2)を含む腫瘍浸潤リンパ球(TIL)ワクチンからなる群から選択されるワクチンである、請求項108に記載の方法。
  110. 免疫治療剤が、顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、顆粒球−コロニー刺激因子(G−CSF)、マクロファージ炎症性タンパク質(MIP)−1−α、インターロイキン、腫瘍壊死因子、インターフェロン、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるサイトカインである、請求項109に記載の方法。
  111. サイトカインが、IL−1、IL−2、IL−4、IL−6、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、およびIL−27からなる群から選択されるインターロイキンである、請求項110に記載の方法。
  112. サイトカインが、IFN−α、IFN−β、およびIFN−γからなる群から選択されるインターフェロンである、請求項110に記載の方法。
  113. 免疫治療剤が、モノクローナル抗体および毒素含有標的処置剤からなる群から選択される、請求項108に記載の方法。
  114. モノクローナル抗体が、裸抗体および複合化抗体からなる群から選択される、請求項113に記載の方法。
  115. 裸のモノクローナル抗体薬剤が、リツキシマブ、トラスツズマブ、アレムツズマブ、セツキシマブ、ベバシズマブ、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項114に記載の方法。
  116. 複合化モノクローナル抗体薬剤が、放射性標識抗体イブリツモマブチウキセタン、放射性標識抗体トシツモマブ、免疫毒素ゲムツズマブオゾガマイシン、BL22、オンコシント、プロスタシント、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項114に記載の方法。
  117. 毒素含有標的処置剤がデニロイキンディフチトクスである、請求項113に記載の方法。
  118. 免疫治療剤が、
    i)IFN−αおよびIL−2、
    ii)BCG、ワクチンおよび任意に別の免疫治療剤、
    iii)IL−12およびTNF−α、ならびに
    vi)DNAワクチンおよびリンパ球
    からなる群から選択される組み合わせである、請求項89〜106のいずれか一項に記載の方法。
  119. 免疫治療剤がIL−2および/またはインターフェロンである、請求項89〜106のいずれか一項に記載の方法。
  120. 対象に抗癌剤を投与する段階をさらに含む、請求項89〜106のいずれか一項に記載の方法。
  121. タキソール、タキソール類似体、ディスコデルモリド(NVP−XX−A−296としても公知);エポチロン(エポチロンA、エポチロンB、エポチロンC(デスオキシエポチロンAまたはdEpoAとしても公知)など);エポチロンD(KOS−862、dEpoBおよびデスオキシエポチロンBとも呼ばれる);エポチロンE;エポチロンF;エポチロンB N−オキシド;エポチロンA N−オキシド;16−アザ−エポチロンB;21−アミノエポチロンB(BMS−310705としても公知);21−ヒドロキシエポチロンD(デスオキシエポチロンFおよびdEpoFとしても公知)、26−フルオロエポチロン);FR−182877(藤沢薬品工業、WS−9885Bとしても公知)、BSF−223651(BASF、ILX−651およびLU−223651としても公知);AC−7739(味の素、AVE−8063AおよびCS−39.HClとしても公知);AC−7700(味の素、AVE−8062、AVE−8062A、CS−39−L−Ser.HCl、およびRPR−258062Aとしても公知);フィジアノリドB;ラウリマライド;カリバエオシド;カリバエオリン;タッカロノリド;エリュテロビン;サルコジクチン;ラウリマライド;ジクチオスタチン−1;ジャトロファンエステル;ならびにその類似体および誘導体からなる群から選択される微小管安定剤をさらに含む、請求項120に記載の方法。
  122. 微小管安定剤がタキソールまたはタキソール類似体である、請求項121に記載の方法。
  123. タキソール類似体が、
    Figure 2010501558
    から選択される構造式で表され、
    式中、
    10は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、フェニル基、置換フェニル基、−SR19、−NHR19または−OR19であり、
    11は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、アリール基または置換アリール基であり、
    12は、−H、−OH、低級アルキル、置換低級アルキル、低級アルコキシ、置換低級アルコキシ、−O−C(O)−(低級アルキル)、−O−C(O)−(置換低級アルキル)、−O−CH−O−(低級アルキル)−S−CH−O−(低級アルキル)であり、
    13は、−H、−CHであるか、またはR14と一緒になって−CH−であり、
    14は、−H、−OH、低級アルコキシ、−O−C(O)−(低級アルキル)、置換低級アルコキシ、−O−C(O)−(置換低級アルキル)、−O−CH−O−P(O)(OH)、−O−CH−O−(低級アルキル)、−O−CH−S−(低級アルキル)であるか、またはR20と一緒になって二重結合であり、
    15は、−H、低級アシル、低級アルキル、置換低級アルキル、アルコキシメチル、アルキルチオメチル、−OC(O)−O(低級アルキル)、−OC(O)−O(置換低級アルキル)、−OC(O)−NH(低級アルキル)、または−OC(O)−NH(置換低級アルキル)であり、
    16は、フェニルまたは置換フェニルであり、
    17は、−H、低級アシル、置換低級アシル、低級アルキル、置換低級アルキル、(低級アルコキシ)メチルまたは(低級アルキル)チオメチルであり、
    18は、−H、−CHであるか、またはR17ならびに、R17およびR18が結合する炭素原子と一緒になって、5または6員環の非芳香族複素環であり、
    19は、低級アルキル基、置換低級アルキル基、フェニル基、置換フェニル基であり、
    20は、−Hまたはハロゲンであり、かつ
    21は、−H、低級アルキル、置換低級アルキル、低級アシルまたは置換低級アシルである、請求項122に記載の方法。
  124. 10が、フェニル、tert−ブトキシ、−S−CH−CH−(CH、−S−CH(CH、−S−(CHCH、−O−CH(CH、−NH−CH(CH、−CH=C(CHまたはパラ−クロロフェニルであり、
    11が、フェニル、(CHCHCH−、−2−フラニル、シクロプロピルまたはパラ−トルイルであり、
    12が、−H、−OH、CHCO−または−(CH−N−モルホリノであり、
    13が、メチルであるか、またはR13およびR14が一緒になって、−CH−であり、
    14が、−H、−CHSCHまたは−CH−O−P(O)(OH)であり、
    15がCHCO−であり、
    16がフェニルであり、
    17が−Hであるか、またはR17およびR18が一緒になって、−O−CO−O−であり、
    18が−Hであり、
    20が−Hまたは−Fであり、かつ
    21が、−H、−C(O)−CHBr−(CH13−CHまたは−C(O)−(CH14−CH;−C(O)−CH−CH(OH)−COOH、−C(O)−CH−O−C(O)−CHCH(NH)−CONH、−C(O)−CH−O−−CHCHOCHまたは−C(O)−O−C(O)−CHCHである、請求項123に記載の方法。
  125. タキソール類似体が、
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    Figure 2010501558
    から選択される、請求項124に記載の方法。
  126. タキソール類似体が、N−(2−ヒドロキシプロピル)メタクリルアミドと、メタクリロイルグリシン−2−ヒドロキシプロピルアミドと、[2aR[2α,4β,4β,6β,9α(2R,3S),11β,12α,12α,12α]]−6,12b−ジアセトキシ−9−[3−ベンズアミド−2−(メタクリロイル−グリシル−L−フェニルアラニル−L−ロイシル.グリシルオキシ)−3−フェニルプロピオニルオキシ]−12−ベンゾイルオキシ−4,11−ジヒドロキシ−4a,8,13,13−テトラメチル−2a,3,4,4a,5,6,9,10,11,12,12a,12b−ドデカヒドロ−1H−7,11−メタノシクロデカ[3,4]ベンズ[1,2−b]オキセト−5−オンのコポリマーである、請求項125に記載の方法。
  127. タキソール類似体がタキソールまたはタキソテールである、請求項89〜106のいずれか一項に記載の方法。
  128. 免疫治療剤が、ワクチン、リンホカイン活性化キラー(LAK)細胞処置剤、モノクローナル抗体、毒素含有標的処置剤、サイトカイン、水酸化アルミニウム(アラム)、ウシ型弱毒結核菌ワクチン(BCG)、キーホールリンペットヘモシアニン(KLH)、不完全フロイントアジュバント(IFA)、QS−21、DETOX、レバミソール、ジニトロフェニル(DNP)、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項127に記載の方法。
  129. 免疫治療剤が、癌ワクチン、腫瘍細胞ワクチン、ウイルスワクチン、樹状細胞ワクチン、抗原ワクチン、抗イディオタイプワクチン、DNAワクチン、およびインターロイキン−2(IL−2)を含む腫瘍浸潤リンパ球(TIL)ワクチンからなる群から選択されるワクチンである、請求項128に記載の方法。
  130. 免疫治療剤が、顆粒球−マクロファージコロニー刺激因子(GM−CSF)、顆粒球−コロニー刺激因子(G−CSF)、マクロファージ炎症性タンパク質(MIP)−1−α、インターロイキン、腫瘍壊死因子、インターフェロン、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるサイトカインである、請求項129に記載の方法。
  131. サイトカインが、IL−1、IL−2、IL−4、IL−6、IL−7、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、およびIL−27からなる群から選択されるインターロイキンである、請求項129に記載の方法。
  132. サイトカインが、IFN−α、IFN−β、およびIFN−γからなる群から選択されるインターフェロンである、請求項129に記載の方法。
  133. 免疫治療剤が、モノクローナル抗体および毒素含有標的処置剤からなる群から選択される、請求項128に記載の方法。
  134. モノクローナル抗体が、裸抗体および複合化抗体からなる群から選択される、請求項133に記載の方法。
  135. 裸のモノクローナル抗体薬剤が、リツキシマブ、トラスツズマブ、アレムツズマブ、セツキシマブ、ベバシズマブ、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項134に記載の方法。
  136. 複合化モノクローナル抗体薬剤が、放射性標識抗体イブリツモマブチウキセタン、放射性標識抗体トシツモマブ、免疫毒素ゲムツズマブオゾガマイシン、BL22、オンコシント、プロスタシント、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項134に記載の方法。
  137. 毒素含有標的処置剤がデニロイキンディフチトクスである、請求項133に記載の方法。
  138. 免疫治療剤が、
    i)IFN−αおよびIL−2、
    ii)BCG、ワクチンおよび任意に別の免疫治療剤、
    iii)IL−12およびTNF−α、ならびに
    vii)DNAワクチンおよびリンパ球
    からなる群から選択される組み合わせである、請求項128に記載の方法。
  139. 免疫治療剤がIL−2および/またはインターフェロンである、請求項128に記載の方法。
  140. 以下の構造式で表される有効量の化合物またはその薬学的に許容される塩または溶媒和物と、有効量の免疫治療剤とを対象に投与する段階を含む、黒色腫の対象を治療する方法:
    Figure 2010501558
    式中、
    Yは、共有結合もしくは置換されていてもよい直鎖状ヒドロカルビル基であるか、またはYは、それが結合する両>C=Z基と一緒になって、置換されていてもよい芳香族基であり、
    〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基、置換されていてもよいアリール基であるか、またはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒に、ならびに/もしくはRおよびRが、それらが結合する炭素原子および窒素原子と一緒になって、芳香環に縮合されていてもよい非芳香族複素環を形成し、
    〜Rは独立して、−H、置換されていてもよい脂肪族基または置換されていてもよいアリール基であり、
    Zは、OまたはSである。
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