JP2010501313A5

JP2010501313A5 -

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Publication number: JP2010501313A5
Application number: JP2009526181A
Authority: JP
Filing date: 2007-08-20
Publication date: 2010-10-07
Anticipated expiration: 2027-08-20

Claims

各々が異なる寸法の孔を有する複数のシール部材（３４，３６，３７）を含むハウジング（２８）を有し、使用に際して、異なる寸法の手術器具を選択されたシール部材で密封するために、手術器具は第１の方向へ挿入され、少なくとも１個のシール部材（３４，３６）は、手術器具の使用時に同手術部材で密封するために、前記第１の方向に挿入される操作位置から非操作位置へと第１の方向を横切る第２の方向に延びる枢軸を中心に枢動可能であり、前記ハウジング（２８）に開口（３２）を有し、使用時に、手術器具は開口（３２）を通り第１の方向に挿入されて開口（３２）の領域にあるシール部材によって密封されるカニューレ密封装置において、
前記シール部材の枢軸は、前記ハウジング（２８）の開口（３２）から第１の方向に延出する方向に離間して位置することを特徴とするカニューレ密封装置。
前記シール部材（３４，３６）の枢軸は挿入された手術器具を通過することを特徴とする請求項１に記載のカニューレ密封装置。
少なくとも１個のシール部材（３７）は、前記装置の各側面において、互いに離間する枢動可能な装着物を含むことを特徴とする請求項１又は２に記載のカニューレ密封装置。
前記枢動可能なシール部材（３４，３６）は、使用時に、開口を包囲するハウジング（２８）の面を包囲すると共に密封する面（５４，５６）を含むことを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のカニューレ密封装置。
前記シール部材（３４，３６）の面及び前記ハウジング（２８）の面は、部分的に円柱状であることを特徴とする請求項４に記載のカニューレ密封装置。
前記シール部材（３４，３６）の面及び前記ハウジング（２８）の面は、部分的に球状であることを特徴とする請求項４に記載のカニューレ密封装置。
少なくとも２個の枢動可能なシール部材（３４，３６）を備えることを特徴とする請求項１乃至６に記載のカニューレ密封装置。
２個の枢動可能なシール部材（３４，３６）の両方が非作用位置にある時に、各シール部材のシールは第１の方向と異なる側に配置されることを特徴とする請求項７に記載のカニューレ密封装置。
各シール部材（３４，３６）は同じ枢軸を中心に枢動可能であることを特徴とする請求項７又は８に記載のカニューレ密封装置。
前記枢軸の領域において、一方のシール部材（３４，３６）は、他方のシール部材に対して軸方向内方にあることを特徴とする請求項９に記載のカニューレ密封装置。
前記装置は第１部分及び第２部分からなり、前記シール部材（３４，３６，３７）は装置の第２部分（１４）から取り外し可能な装置の第１部分（２８）に設けられることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれかに記載のカニューレ密封装置。
各枢動可能なシール部材（３４，３６）が作用位置にある時に、該シール部材は摩擦部材（９０）により作用位置からの離間することを規制されることを特徴とする請求項１乃至１１のいずれかに記載のカニューレ密封装置。
前記摩擦部材（９０）はシール部材に係合し、シール部材が前記作用位置及び非作用位置の間で移動する時に、該摩擦部材が変形されることを特徴とする請求項１２に記載のカニューレ密封装置。
少なくとも１個のシール部材（３７）は弾性を有し、同弾性を有するシール部材は円形の開口を有し、同開口は隣接する弾性を有するシールよりも大径状の隆起する非弾性的円形支持体（６６，６８）にて支持されて、弾性を有するシールは円形支持体に向けて付勢されることを特徴とする請求項１乃至１３のいずれかに記載のカニューレ密封装置。
各々が異なる寸法の孔を有する複数のシール部材（３４，３６，３７）を含むカニューレ密封装置の使用方法であって、使用に際して、異なる寸法の手術器具をハウジング（２８）の開口（３２）の領域において選択されたシール部材で密封するために、ハウジングの開口を経て第１の方向に挿入され得、また少なくとも１個のシール部材は手術器具が使用に際して前記第１の方向に挿入される作用位置から非作用位置へと、前記ハウジングの開口から離間して位置するシール部材の軸を中心に第１の方向に延びる方向へ枢動され、該シール部材は、該作用位置及び非作用位置の間で移動するために、該第１の方向を横断する第２方向に延びる軸を中心に枢動されることを特徴とするカニューレ密封装置の使用方法。
第１の寸法の手術器具を第１の寸法の孔のシール部材で密封するために、第１の方向に挿入し、次に該手術器具を取り外し、少なくとも１個のシール部材を非作用位置から作用位置へその軸を中心に枢動させる工程を含み、該作用位置において、前記第１の寸法の手術器具と異なる寸法の第２の寸法の手術器具は、異なる寸法のシール部材で密封するために、第１の方向に移動されることを特徴とする請求項１５に記載のカニューレ密封装置の使用方法。
各シール部材を前記非作用位置及び作用位置の間で枢動させるために、前記手術器具を移動させる工程を含むことを特徴とする請求項１６に記載のカニューレ密封装置の使用方法。
手術器具をカニューレを経て第１の軸に沿って挿入し、該手術器具の挿入前に、選択されたシール部材が手術器具を密封するように、適当な寸法のシール部材を選択する工程と
、、前記シール部材が作用位置にある時に、摩擦部材をシール部材に係合させることにより、摩擦部材はシール部材が作用位置から離間して移動することを抑止する工程とを含むことを特徴とする請求項１５乃至１７のいずれか１項に記載のカニューレの使用方法。
少なくとも２個の枢動可能なシール部材の一方を、これらシール部材に共通の軸を中心に枢動させ、軸の領域内において、一方のシール部材が他方のシール部材に対して軸方向内側にあることを特徴とする請求項１７乃至２０のいずれかに記載のカニューレの使用方法。