JP2010500791A - 非3gppデバイスのためのnitz(ネットワークid−時間帯)機能 - Google Patents
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Abstract
マルチモード移動デバイスまたはマルチモード統合デバイスに、このマルチモード移動デバイスが、WLAN(無線ローカル・エリア・ネットワーク)の範囲内で動作している場合に、現地時間情報およびネットワーク・プロバイダIDを供給するシステム。このシステムは、プロトコル・データを受信し、受信されたプロトコル・データからネットワーク・プロバイダIDを抽出するとともに、受信されたプロトコル・データを利用して、現地時間を確かめる構成要素を含む。
Description
移動電話業界は、過去数年にわたって極めて大きな成長に関連してきた。例えば、ほんの少し前には、移動電話機は、サービス費用、および移動電話機に関連する費用のために、最高の経済的地位の人々だけにしか利用可能でなかった。さらに、ネットワーク・カバレッジは、堅牢なサービスを可能にするだけ十分に広くなかった。特に、密集した人口に関連する区域だけにしか、広い無線ネットワーク・カバレッジが提供されていなかった。さらに、ネットワークを利用して通信することができる移動電話機は、非常にかさばり、それなりの距離にわたって電話機を持ち運ぶことを、控えめに言っても、困難にしていた。より詳細には、これらの電話機に関連するアンテナの長さが、1フィートを超える可能性があり、このため、自動車内、または他の混雑した区域内でこれらの電話機を利用することを困難にしていた。
これに対して、今日のポータブル電話機(およびその他のポータブル・デバイス)は、完全サービスのコンピューティング・マシンとして利用されることが可能である。例えば、最新の、高性能の移動電話機の多くは、ワードプロセシング・ソフトウェア、会計ソフトウェア、および他の様々なタイプのソフトウェアに関連付けられることが可能である。さらに、ネットワーク・カバレッジは、数百万、ことによると、数十億のユーザを範囲に含むように拡大されている。さらに、移動電話機は、サイズと価格がともに低下した。具体的には、最新の移動電話機は、しばしば、個人のポケットに、その個人に不快感を与えることなしに入るだけ十分に小さい。さらに、多くの移動ネットワーク・サービス・プロバイダが、そのようなプロバイダとサービスの契約を結ぶ顧客に、極めて低い価格で電話機を販売する。
移動デバイスと関係する技術全般、および特に移動デバイスの進歩は、引き続き生じる。例えば、最近、移動電話機は、異種のネットワークにまたがって、さらに/または認可されたスペクトルと認可されていないスペクトルの間で通信するように設計されている。より詳細には、マルチモード・ハンドセットが、セルラー・ネットワークに接続して、この移動電話機のユーザと別の電話デバイスとの間で通信を実行することができ、さらに、WiFi、Bluetoothなどを介して接続し、その後、VoIP(Voice over Internet Protocol)(または他の適切なプロトコル)を利用して、ユーザ間の通信を実行することができる。VoIPを使用することは、VoIPが、セルラー・ネットワークを使用することよりも小さい費用に関連するので、しばしば、ユーザに望ましい。実際、一部のユーザは、インターネット・サービスの代金をユーザが支払うという事実にもかかわらず、VoIP(または他のIPベースのネットワーク)を介して行われる電話コールを完全に無料と考える可能性がある。
このマルチモード・サービスの実施は、少なくとも部分的には、IMS(IPマルチメディア・サブシステム)とUE(ユーザ機器)(例えば、移動電話機、パーソナル・デジタル・アシスタントなど)との間でSIP(セッション開始プロトコル)信号に関する信号完全性をもたらす機構を規定する仕様を作成した、3GPP(第3世代パートナーシップ・プロジェクト)のおかげである。この完全性により、IDスプーフィング、中間者攻撃などが防止される。IMSは、現在存在する様々な音声要素、データ要素、シグナリング要素、および制御ネットワーク要素に取って代わるものとして、全IPベースの無線ネットワークを規定する3GPPの取り組み、および3GPP2の取り組みである。さらに、IMSは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)内でIPマルチメディア・アプリケーションのサポートを可能にする。UMTSは、移動コンピュータ・ユーザおよび移動電話機ユーザに、ユーザの物理的ロケーションにかかわらず、一貫したサービス・セットを提供する、テキスト、デジタル化された音声、ビデオ、およびマルチメディアの3Gブロードバンド・パケット・ベースの伝送である。
電気通信業界は、全IPシステムに向かって現在、移行中であり、その結果、マルチモード・サービス・ハンドセットが、重要なツールとなっている(マルチモード・サービス・ハンドセットは、既存のセルラー・システム、および出現しつつあるIPシステムに適合するので)。この移行は、事業者ビジネス・モデルを保護しながら、費用を低減し、収益の新たな流れを作り出したいという望みによって推し進められている。IMSは、IPベースのインフラストラクチャにわたるデータ技術、音声技術、およびネットワーク技術の収斂を可能にすることによって、この移行を円滑にする新たなサービス・ドメインである。ユーザに関して、IMSベースのサービスは、極めて個人化された、セキュアな仕方で、声、テキスト、ピクチャ、ビデオ、および/またはこれらの任意の組み合わせを含む、様々なデータを送受信することを、大幅に低減された費用で可能にする。要するに、IMSは、より高い帯域幅がもたらさない、既存の、従来の電気通信技術と、インターネット技術との間の隔たりを埋めるように設計される。
前述したとおり、これらの出現しつつあるIPベースの技術が、マルチモード・サービスの需要を生み、このため、マルチモード・ハンドセットの需要を生んだ。この技術を使用して、ユーザは、ハンドセットによってサポートされる多くの無線技術の1つを使用して、音声コール、データの伝送などを実行することができる。例えば、マルチモード・ハンドセットによってサポートされる無線技術の1つが、WLANである場合、ユーザは、WLANを介してLANに接続することができる。そのような接続が行われると、ユーザは、ユーザのサービス・プロバイダによって提供されるサービスを使用することができる。
現在、GMSハンドセットおよび/または3GPPハンドセットが、GSMネットワーク内、および/または3GPPネットワーク内で動作する場合、このハンドセットには、通常、適切なネットワークID情報、現地時間情報、および時間帯情報が供給される。そのような情報は、そのようなハンドセットのユーザが、これらのデバイスの使用を適切に適合させることを可能にする。例えば、今日、多くの契約者使用プランは、ユーザがユーザのハンドセットの使用を開始する時間帯に依存して、異なる使用料金を適用する。例えば、契約者使用プランが、週末の間、および平日夜の午後9時から午前6時までの間に、大幅に割引された使用料金、または、せいぜい、無料のカバレッジを提供し、営業時間中(例えば、月曜から金曜までの午前9時から午後5時まで)にはるかに高いカバレッジを提供することが、珍しくない。このため、そのようなハンドセットのユーザは、ディスプレイ上に表示された時間情報を見ることによって、ユーザのハンドヘルド・デバイスの使用を開始することを思いとどまり、さらに/または金銭的により都合のよい時間に使用をタイムシフトすることが可能である。同様に、多くの無線サービス・プロバイダは、1つのサービス・プロバイダの契約者が、別のサービス・プロバイダのネットワークを利用することを許す、互いの間の取り決め、または理解を有する。この、いわゆるローミング機能は、契約者によって通常、負担される追加料金と引き換えにではあるが、サービスが登録されているホーム・ロケーションのサービス接続を超えてサービス接続を拡大し、1つの無線サービス・プロバイダの契約者が、別の無線サービス・プロバイダの施設を利用する際に出現する。このため、例えば、このローミング機能に関連付けられることが可能な追加費用の支払いを避けるため、ハンドセットに関連したディスプレイ上で表示されたネットワークIDを確かめるとき、ハンドセットのユーザは、ユーザのホーム・ロケーションの既成の範囲に再び入る時点まで、使用を開始することを思いとどまることが可能である。GSMは、GSM特有の機構を利用して、そのようなネットワークID情報および時間情報を提供し、したがって、そのような機能は、GSMネットワークおよび/または3GPPネットワークにおいて存在するものの、非3GPPネットワークにおいてこれまで利用可能でなく、マルチモード・デバイスのユーザが、マルチモード・デバイスのユーザが、GSMネットワークおよび/または3GPPネットワークと非3GPPネットワークとの間で遷移する際、ネットワークID情報および時間帯情報が、よくても、誤って表示されるという状況につながっていた。
以下は、主張される主題のいくつかの態様の基本的な理解をもたらすために、簡略化された概要を提示する。この概要は、広範な概観ではなく、主張される主題の重要な要素/不可欠な要素を特定すること、または主張される主題の範囲を線引きすることは意図していない。この概要の唯一の目的は、後段で提示されるより詳細な説明の前置きとして、いくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
主張される主題は、アクセス技術とは無関係に(例えば、ネットワーク・サービス・プロバイダが、GSMネットワークを使用しているか、3GPPネットワークを使用しているか、WLANネットワークを使用しているかなどにかかわらず)、マルチモード・ポータブル・デバイスおよび/または統合デバイスにネットワークID、時間帯情報、および現地時間を供給することに関する。GSMネットワーク(または3GPP標準および3GPPプロトコルを遵守するネットワーク)は、通常、対応のデバイスにネットワークID情報、時間帯情報、および現地時間情報を供給する。しかし、同じことは、多くの非3GPPネットワーク環境に関して必ずしも当てはまらず、実際、多くの非3GPPネットワーク環境において、ネットワーク・プロバイダ名情報および現地時間情報を表示する能力は、マルチモード・デバイス上で表示するために生成されることが可能でない。このため、例えば、マルチモード移動デバイスが、GSMネットワークおよび/または3GPP環境から、WLAN環境などの非3GPPネットワークに遷移すると、マルチモード・ポータブル・デバイスは、ネットワークIDおよび現地時間を、それに相応して更新する能力を失う可能性がある。例えば、マルチモード移動デバイスが、GSMネットワーク内で動作していた場合、現地時間およびネットワーク・プロバイダ名は、マルチモード・デバイス上で都合よく表示される。このため、1つの時間帯においてGSMネットワーク環境内で動作しているマルチモード・デバイスが、異なる時間帯に遷移し、例えば、WLAN(無線ローカル・エリア・ネットワーク)における動作を開始するようなことがあると、ネットワークIDおよび現地時間は、現在の現実を反映するように更新されず、つまり、ディスプレイは、実際、この移動デバイスが、現時点で、異なる時間帯に存在し、現時点で、異なるネットワーク・プロバイダによるサービスを受けているという事実を反映しない情報を示す。同様に、マルチモード・ポータブル・デバイスが、電源投入され、完全に非3GPPネットワーク環境内で利用されると、時間帯、現地時間、およびネットワークIDは、決して生成されない、さらに/または表示されない可能性がある。
主張される主題は、マルチモード・ポータブル・デバイス上で表示するために正しい現地時間、時間帯情報、およびネットワークID情報を供給することに関連する、前述した欠点を修正する。主張される主題は、SIP(セッション開始プロトコル)、NTP(ネットワーク時間プロトコル)、DHCP(動的ホスト構成プロトコル)などの、1つまたは複数の既存の構成プロトコルを利用することによって、表示すべき現地時間を特定するのに必要である、必要な時間帯情報またはロケーション情報を供給する目的を助長することができる。さらに、主張される主題は、例えば、すべての無線アクセス・ポイントによってブロードキャストされネットワーク・オペレータのIDを確認することが可能な、無線LANにおいて使用されるSSID(サービス・セット識別子)等のネットワーク識別子、または使用中の無線技術の場合の均等物(例えば、PLMIND、BSSID、ESSIDなど)を使用することができる。このようにして、現地時間、およびネットワーク・プロバイダのIDが、マルチモード移動デバイスに関連するインタフェース上で表示されることが可能である。
以上、および関連する目的を達するため、いくつかの例示的な態様が、以下の説明、および添付の図面に関連して本明細書で説明される。しかし、これらの態様は、本明細書で開示される原理が使用されることが可能である様々な仕方のいくつかを示すに過ぎず、すべてのそのような態様、および均等の態様を含むことが意図される。その他の利点、および新奇な特徴は、添付の図面と併せて考慮されると、以下の詳細な説明から明白となろう。
次に、主張される主題を、同様の符号が、すべての図面で同様の要素を指すのに使用される図面を参照して、説明する。以下の説明において、説明のため、主張される主題の徹底的な理解をもたらすために、多数の特定の詳細が示される。しかし、そのような内容は、これらの特定の詳細なしに実施されることが可能であることが明白となる可能性がある。その他、よく知られた構造およびデバイスは、主張される主題を説明するのを容易にするために、ブロック図の形態で示される。
本明細書で使用される「構成要素」および「システム」という用語は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアである、コンピュータ関連のエンティティを指すことが意図される。例えば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、ハードディスク・ドライブ、複数のストレージ・ドライブ(光記憶媒体および/または磁気記憶媒体の)、オブジェクト、実行可能ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであることが可能であるが、以上には限定されない。例として、サーバ上で実行されるアプリケーションと、そのサーバがともに、構成要素であることが可能である。1つまたは複数の構成要素は、プロセス内、および/または実行のスレッド内に存在することが可能であり、構成要素は、1つのコンピュータ上に局所化されること、および/または2つ以上のコンピュータの間で分散されることが可能である。
図1は、マルチモード・ポータブル/移動デバイスにネットワークID−時間帯機能を提供するシステム100の高レベル・ブロック図である。システム100は、無線アクセス・ポイント120に無線信号を送信すること/無線アクセス・ポイント120から無線信号を受信することができる呼掛けユニット110を含む。呼掛けユニット110は、セル電話機、スマートフォン、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)、ハンドヘルド・コンピューティング・デバイス、ノートブック・コンピュータなどのポータブル/移動マルチモード(例えば、GPRS、WLAN、GSM、CDMA、iDENなどの複数の無線インタフェース技術をサポートすることができる)デバイスの構成部品であること、またはそのようなデバイス内部に含まれることが可能である。加えて、さらに/または代替的に、呼掛けユニット110は、単に、ポータブル/移動マルチモード・デバイスの構成部品を形成する、またはそのようなデバイス内部に含まれるのではなく、それ自体、ポータブル/移動マルチモード・デバイスを全部、含むことが可能である。
図1に示されるとおり、呼掛けユニット110は、無線アクセス・ポイント120と無線通信している。無線アクセス・ポイント120は、呼掛けユニット110などの無線通信デバイスを接続して、無線ネットワークを一緒に形成するデバイスであることが可能である。無線アクセス・ポイント120は、無線通信デバイスを接続して、無線ネットワークを構成することに加えて、それ自体、通常、有線ネットワークに接続され、このため、有線ネットワークと無線ネットワークの間の仲介またはゲートウェイを形成することができる。さらに、いくつかの無線アクセス・ポイント120が一緒にリンクされて、いくつかの無線アクセス・ポイント120間のローミングを円滑にすることが可能な、より大きいネットワークを形成することが可能である。
図1に示される無線アクセス・ポイント120は、セットアップ・サーバ130と通信していることが可能である。セットアップ・サーバ130は、無線アクセス・ポイント120と有線通信または無線通信していることが可能であり、ただし、通常、セットアップ・サーバ130と無線アクセス・ポイント120の間の通信は、DSL、ADSL、VDSL、およびその他のブロードバンド伝搬モードを介するなどの、有線手段を介して実行される。セットアップ・サーバ130は、場合により、関連するデータ・リポジトリ140と連携して、無線アクセス・ポイント120とセットアップ・サーバ130が不可分の一部を形成する無線ネットワークに参加するように呼掛けユニット110を構成するのに必要なセットアップ情報を供給する。さらに、セットアップ・サーバ130は、適切なセットアップ情報を無線アクセス・ポイント120に供給することもでき、そのような情報は、データ・リポジトリ140の中に格納され、さらに/またはデータ・リポジトリ140から取り出される。
無線アクセス・ポイント120および/またはセットアップ・サーバ130から必要な構成情報を受信した呼掛けユニット110は、そのような情報を利用して、さらなる使用のために、サービス・プロバイダの時間帯、現地時間、およびネットワークIDを適切に伝搬させることができ、例えば、この時間帯、現地時間、およびネットワークIDは、呼掛けユニット110に関連するインタフェース上で表示されることが可能である。
図2は、主張される主題の別の態様による、マルチモード・ポータブル・デバイスにネットワークID−時間帯機能を提供するシステム200の別の高レベル・ブロック図である。システム200は、ファイアウォール230経由でセットアップ・サーバ240、および関連するデータ・リポジトリ250と通信していることが可能な無線ルータ220に無線信号を送信すること/そのような無線ルータ220から無線信号を受信することができる呼掛けユニット210を含むことが可能である。呼掛けユニット210は、前述したとおり、マルチモード・ポータブル・デバイスの構成部品を形成する、またはマルチモード・ポータブル・デバイス内部に含まれることが可能である。加えて、さらに/または代替的に、呼掛けユニット210は、単に、マルチモード移動デバイスの、含まれる構成要素を形成するのではなく、移動デバイスを全部、含むことが可能である。
図2に示されるとおり、呼掛けユニット210は、呼掛けユニット210が、無線ルータ220の近傍に持ち込まれると、プライベート・ネットワークを形成するように呼掛けユニット210に必要な構成情報を供給することができる無線ルータ220と無線通信している。無線ルータ220は、例えば、DHCP、NTPなどの、いくつかの構成プロトコルの1つまたは複数のプロトコルの埋め込まれた論理機能を使用して、呼掛けユニット210に、必要な構成情報を供給し、無線ルータ220が支配するプライベート無線ネットワーク内に呼掛けユニット210が組み込まれることを円滑にすることができる。
この構成および事例において、無線ルータが、この1つまたは複数の構成プロトコルを介して構成情報を供給する場合、無線ルータ220は、実際、公衆が無制限のアクセスを有するネットワークではなく、プライベート・ネットワーク/環境、例えば、プライベート・ホーム・ネットワークをセットアップしていることに留意されたい。このため、以上のことが該当するので、無線ルータ220は、ファイアウォール230外部のネットワークへの外部アクセスをもたらすために、セットアップ・サーバ240と通信してもいる。セットアップ・サーバ240は、場合により、関連するデータ・リポジトリ250と連携して、適切な構成情報を無線ルータ220に供給して、無線ルータ220とセットアップ・サーバ240が、公共ネットワーク/環境において形成することができるようにする。図3は、主張される主題の一態様による、マルチモード・ポータブル・デバイスにネットワークID−時間帯機能を提供するシステム300のより詳細な図を示す。システム300は、セル電話機、ラップトップ・コンピュータ、タブレット・コンピュータ、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)、ハンドヘルド・コンピュータなどのマルチモード移動/ポータブル・デバイス内部に含められることが可能な呼掛け構成要素310を含む。呼掛けユニット310は、無線信号を供給するサービス・プロバイダの現在のID(またはネットワーク名)を確かめる識別構成要素320と、呼掛けユニット310が存在する現在のロケーションを特定する位置特定構成要素330とを含むことが可能である。
識別構成要素320および位置特定構成要素330には、無線アクセス・ポイントまたは無線ルータ(図1および図2)によって情報が供給される。無線アクセス・ポイントまたは無線ルータによってそのように供給される、この情報は、いくつかの構成プロトコルの1つまたは複数のプロトコルを介して、無線アクセス・ポイント内、または無線ルータ内に埋め込まれる、またはカプセル化されることが可能な機能となることが可能である。代替的に、さらに/または加えて、識別構成要素320および位置特定構成要素340には、ネットワークID情報、時間帯情報、および現地時間情報を特定するのに必要とされる情報を供給することができるサービス(例えば、DHCP、NTP、SIPなど)が実行されていることが可能なセットアップ・サーバ(図1および図2)を介して、情報を供給されることが可能であり、その場合、無線アクセス・ポイントまたは無線ルータは、データ・パケットが、第1のネットワークから第2のネットワークに転送されるパススルー・デバイスという従来の役割を保つ。
この情報は、識別構成要素320および位置特定構成要素330に、以下の仕方で供給されることが可能である。識別構成要素320および位置特定構成要素330を含むことが可能な呼掛けユニット310が、無線アクセス・ポイントもしくは無線ルータの近傍において電源オンにされる、または無線アクセス・ポイントもしくは無線ルータの近傍に持ち込まれると、呼掛けユニット310は、無線アクセス・ポイントおよび/または無線ルータによって周期的にブロードキャストされる公示をリッスンすることができる。無線アクセス・ポイントおよび/または無線ルータは、公示として、無線アクセス・ポイントおよび/または無線ルータのSSID(サービス・セット識別子)を通常ブロードキャストする。このため、呼掛けユニット310は、ユニット310が認識するSSID(サービス・セット識別子)をリッスンする。認識は、そのSSID(サービス・セット識別子)が、呼掛けユニット310に以前に供給され、さらに/またはプログラミングされたSSID(サービス・セット識別子)と合致するか否かを確かめるという形態をとることが可能である。呼掛けユニット310は、受信されたSSID(サービス・セット識別子)と、以前に供給されたSSID(サービス・セット識別子)との間に合致が存在すると判定すると、無線アクセス・ポイントおよび/または無線ルータに関連付けられるのに暗号化(例えば、WEP、WPA、WPA2など)が必要かどうかを判定し、必要である場合、呼掛けユニット310は、この情報を無線アクセス・ポイントおよび/または無線ルータに供給することができる。代替として、受信され、認識されたSSID(サービス・セット識別子)が、無線アクセス・ポイントに関連付けられるのに暗号化が全く必要ないことを示す場合、呼掛けユニット310は、無線アクセス・ポイントおよび/または無線ルータに自動的に関連付けられることが可能である。
説明を容易にするため、本明細書で示される、主張される主題は、SSID(サービス・セット識別子)に関して、またはSSID(サービス・セット識別子)を利用して説明されてきたが、主張される主題は、そのように限定されないことに留意されたい。当分野の技術者には認識されるとおり、他の均等のモードを使用して、主張される主題の目標および目的が実現されることも可能であり、このため、これらの均等のモードのすべてがそれぞれ、単独で、さらに/または組み合わせで、主張される主題の範囲に含まれる。
SSID(サービス・セット識別子)情報は、無線ネットワーク上のすべてのパケットに付けられて、各パケットをそのネットワークの一部として識別するコードである。コードは、最大で32の英数字(例えば、0〜32オクテット)から成る。互いに通信しようと試みるすべての無線デバイスは、同一のSSID(サービス・セット識別子)を共有しなければならない。各パケットを識別することの他に、SSID(サービス・セット識別子)は、所与のサービス・セットにおいて使用される無線ネットワーク・デバイスのグループを一意に識別する役割もする。SSID(サービス・セット識別子)は、2つのコンテキストにおいて、第1に、WLAN(無線ローカル・エリア・ネットワーク)の基本ビルディング・ブロックと考えられることが可能なBSS(基本サービス・セット)のコンテキストにおいて使用されることが可能であり、したがって、単一の無線アクセス・ポイントのカバレッジがBSS(基本サービス・セット)を含むことに留意されたい。この事例では、その単一の無線アクセス・ポイントは、BSS(基本サービス・セット)内の基地局を制御するマスタの役割をし、各BSS(基本サービス・セット)は、通常、そのアクセス・ポイントおよび/または局の48ビットのMAC(メディア・アクセス制御)アドレスであるSSIDによって識別される。第2のコンテキストにおいて、SSID(サービス・セット識別子)は、利用されることが可能であり、BSS(基本サービス・セット)のグループが、有線バックボーン・ネットワークおよび/または無線バックボーン・ネットワークを介して互いに接続されて、単一のSSID(サービス・セット識別子)が、全体として一体化された全体を表すように、一体化されたローカル・エリア・ネットワークを形成する。SSID(サービス・セット識別子)は、慣習により、会社名などの、ネットワーク事業者の名前に設定される。このため、識別構成要素320は、SSID(サービス・セット識別子)が、一般に、ネットワーク事業者の名前に設定され、さらに/またはマップされるという事実を利用して、340で、適切な人間が読み取ることができるID情報を生成することができる。
識別構成要素320のような位置特定構成要素330が、無線アクセス・ポイントまたは無線ルータを介して構成データを受信する。この構成データには、無線アクセス・ポイントが支配する無線ネットワーク上の呼掛けユニット310を一意に識別するのにともに使用されることが可能なIPアドレス、サブネット・マスク、DNSサーバ情報、およびデフォルト・ゲートウェイ情報が含まれることが可能である。この構成データは、無線アクセス・ポイント自体から受信されることも、代替として、セットアップ・サーバから獲得されることも可能である。通常、この構成データは、無線アクセス・ポイント上、および/またはセットアップ・サーバ上で実行されることが可能なDHCP(動的ホスト構成プロトコル)サービスによって生成される。DHCP(動的ホスト構成プロトコル)サービスは、従来、IPアドレス、サブネット・マスク、DNSサーバ情報、およびデフォルト・ゲートウェイ情報をクライアントに割り当てるだけであるが、時間帯情報などの他の情報が、DHCPに関連する1つまたは複数のオプションおよび/またはサブオプションを介して供給されることも可能である。DHCPオプションおよび/またはDHCPサブオプションを介してDHCPサービスによって供給される情報は、時間帯情報を含むことが可能であり、UTC(協定世界時)からの秒単位のオフセットの形態であることが可能である。例えば、UTC−5時間は、EST(東部標準時)の表す時間帯、および加国トロント市やマサチューセッツ州ボストン市などの、その時間帯に位置する都市を示す。同様に、UTC+1時間は、CET(中央ヨーロッパ標準時)を示す時間帯、および仏国パリ市や独国ベルリン市などの都市を示す。このため、位置特定構成要素330は、DHCPオプションおよびDHCPサブオプションから、一般的なロケーション情報、例えば、呼掛けユニット310が、現在、存在する時間帯を抽出することができ、その後、この情報を利用して、340で、呼掛けユニット310が後に利用することができる適切な現地時間を確かめることができる。
図4は、抽出構成要素420と、関連するデータ・リポジトリ430とを含む識別構成要素410のより詳細な図400である。識別構成要素410は、無線アクセス・ポイントを介してデータを受信する。受信されるデータは、ネットワーク事業者を識別する32文字の英数字コードであることが可能であるSSID(サービス・セット識別子)と関係する。SSID(サービス・セット識別子)は、無線ネットワークにおいて送受信されるすべてのパケットに付けられるデータであり、各パケットを、そのネットワークに属するものとして一意に識別する。互いに通信しようと試みるすべての無線デバイスは、同一のSSID(サービス・セット識別子)を共有しなければならないので、抽出構成要素420は、SSID(サービス・セット識別子)の中の適切なフィールドを識別して、そのSSID(サービス・セット識別子)に関連するネットワーク事業者を獲得することができる。しかし、SSID(サービス・セット識別子)が、単に数字である事例、または数字、人間が知覚できない文字、および人間が認識できる文字の組み合わせである事例が、存在することも可能であることに留意されたい。SSID(サービス・セット識別子)が、人間が認識できる名前を含まない、またはユーザに表示されるべき事業者名とは異なる場合、抽出構成要素420は、関連するデータ・リポジトリ430の中に位置するルックアップ・テーブルにアクセスして、人間が認識できるネットワーク事業者名、例えば、会社名を明らかにするために、適用されるべき適切な字訳を決定することができる。識別構成要素410が、SSID(サービス・セット識別子)から、事業者IDを確かめると、このID情報が、440で、後の利用のために出力されることが可能である。
代替として、さらに/または加えて、抽出構成要素420が、SSID(サービス・セット識別子)と、関連するデータ・リポジトリ430の中に位置するルックアップ・テーブルの中の項目との間で対応を探し出すことができない場合、抽出構成要素420は、バックエンド・サーバに問い合わせを行うネットワーク接続が利用可能であるという条件付きで、バックエンド・サーバ(例えば、セットアップ・サーバ)に問い合わせて、対応を確かめることができる。
図5は、解析構成要素520と、抽出構成要素530とを含む位置特定構成要素510のより詳細な図500である。位置特定構成要素510は、例えば、無線アクセス・ポイントからデータを受信し、解析構成要素520および抽出構成要素530の利用を介して、後に利用されること、例えば、ポータブル/移動マルチモード・デバイスに関連するインタフェース上で表示されることが可能な時間情報540を生成する。位置特定構成要素510によって受信される情報は、DHCP(動的ホスト構成プロトコル)、SIP(セッション開始プロトコル)、NTP(ネットワーク時間プロトコル)、EAP(拡張認証プロトコル)などの、1つまたは複数の構成プロトコルを実行しているサーバによって供給されるデータであることが可能である。
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)は、クライアント−サーバ・ネットワーキング・プロトコルである。DHCPサーバは、IPネットワークに参加するのにクライアントが必要とする情報を要求するDHCPクライアントに特有の構成パラメータを提供する。DHCPプロトコルは、IPアドレス、サブネット・マスク、デフォルトのルータ、およびその他のIPパラメータの割り当てを自動化する。IPアドレス、および関連するパラメータの割り当ては、通常、DHCPクライアントが起動した際、またはネットワークへの接続を回復した際、行われる。DHCPクライアントは、通常、或るネットワーク上の或るDHCPサーバから応答を要求するクエリを送信する。すると、そのDHCPサーバが、割り当てられたIPアドレス、サブネット・マスク、DNSサーバ情報、およびデフォルトのゲートウェイ情報でクライアントに返信する。さらに、DHCPサーバは、UTC(協定世界時)からの秒単位のオフセットの形態であることが可能な時間帯情報を供給することもできる。このため、解析構成要素520が、受信されたデータが、DHCP情報であることを特定すると、解析構成要素520は、抽出構成要素530と通信し、すると、抽出構成要素530は、受信されたデータから適切な時間フィールド(例えば、時間帯)を抽出することができる。次に、抽出構成要素530は、この抽出された情報を解析構成要素520に伝送することができ、すると、解析構成要素520は、現地時間を特定するのに必要である適切な情報を特定することができる。その後、その現地時間が、時間情報540として出力されることが可能である。
SIP(セッション開始プロトコル)は、ビデオ、音声、インスタント・メッセージング、オンライン・ゲーム、およびバーチャルリアリティなどのマルチメディア要素がかかわるインタラクティブなユーザ・セッションを開始するため、変更するため、および終了するためのプロトコルである。SIPは、主に、音声コールおよびビデオ・コールをセットアップする際、および解体する際に使用されるが、このプロトコルは、セッション開始が要件である任意のアプリケーションにおいて使用されることも可能である。しかし、起動時に、またはIPアドレスをディスパッチする時点で時間情報を供給するDHCPとは異なり、SIPは、SIPセッションが開始されるといつでも、タイミング情報を供給することが可能であることに留意されたい。このため、SIPプロトコルは、拡張された場合、時間情報を供給するファシリティを提供することができる。このため、SIPは、音声コールおよび/またはビデオ・コールの開始中にタイミング情報を伝送するファシリティを提供する。その結果、解析構成要素520は、セットアップ情報が、SIPを介して伝送されているかどうかを検出し、そのような検出をすると、解析構成要素520は、マルチモード・ポータブル・デバイスをセットアップするのに利用されているプロトコルがSIPであることを抽出構成要素530に示すことが可能であり、このため、抽出構成要素530は、着信するデータ・ストリームをスキャンして、時間帯に関連するデータを検出することができる。抽出構成要素530は、時間帯情報を探し出すと、さらなる処理のために、この情報を解析構成要素520に伝送することができる。解析構成要素520は、抽出構成要素530によって解析構成要素520に送られた時間帯情報を使用して、現地時間を生成することができる。受信されたSIPデータの中で示される現地時間および時間帯は、次に、時間情報540として出力されることが可能である。
NTP(ネットワーク時間プロトコル)は、デバイス(例えば、セットアップ・サーバ、無線アクセス・ポイント、マルチモード端末装置)上のクロックを同期するのに利用されることが可能なプロトコルであり、不定の待ち時間の影響に特に耐性がある。NTP(ネットワーク時間プロトコル)は、クロック層の階層システムを使用し、各層は、基準クロックからの隔たり、および関連する精度を定義する。クロック層の層0は、GPSクロック、またはその他の無線クロックなどのデバイスを含むことが可能である。一般に、層0デバイスは、ネットワークに接続されず、代わりに、コンピュータに接続される(例えば、毎秒1パルスの信号を使用するRS−232接続を介して)。層0デバイスに接続されたコンピュータは、一般に、層1サーバまたはタイム・サーバとして知られ、NTPを介する層2サーバからのタイミング要求のためのサーバの役割をすることが可能である。このため、例えば、セットアップ・サーバおよび/または無線アクセス・ポイントが、これらの層1サーバおよび/または層2サーバの1つに定期的にアクセスして、このサーバのクロックを、確立されたタイム・サーバの1つのクロックと同期し、その後、この同期された時間をマルチモード・ポータブル・デバイスに通信することができる。その結果、解析構成要素520に、セットアップ・サーバおよび/または無線アクセス・ポイントからタイミング情報が定期的に供給されることが可能である。さらに、セットアップ・サーバおよび/または無線アクセス・ポイントは、解析構成要素520によって、マルチモード・ポータブル・デバイスが現在、存在している現地時間を確かめ、生成するのに利用されることが可能なロケーション情報を供給することができる。次の、その正しい現地時間が、時間情報540として出力されることが可能である。
同様に、EAP(拡張認証プロトコル)は、無線ネットワークおよびポイント・ツー・ポイント接続において使用されることが可能な認証プロトコルであり、より典型的には、無線LANネットワークにおいて利用される。EAP(拡張認証プロトコル)は、所望される認証機構の一般的な機能、およびネゴシエーションを提供する特定の認証機構ではなく、認証フレームワークと通常、考えられることが可能である。そのような機構は、EAPメソッドと呼ばれることが可能であり、そのような機構には、例えば、EAP−MD5、EAP−OTP、EAP−GTC、EAP−TLS、EAP−SIM、EAP−AKA、PEAP、LEAP、および他の様々なベンダ特有のEAPメソッドが含まれることが可能である。従来、EAP(拡張認証プロトコル)は、802.1Xデバイスによって呼び出されて、セキュアな認証機構を提供し、セキュアなPMK(ペアワイズ・マスタキー)をネゴシエートする。認証プロセスの一環として、ロケーション情報または時間帯情報を端末装置に供給するようにEAPメッセージを拡張することが可能である。このため、解析構成要素520が、抽出構成要素530に、EAP(拡張認証プロトコル)プロトコルが利用されていることを示すことが可能である。抽出構成要素530は、その後、着信するストリームをスキャンして、時間に関連するデータを検出することができ、さらなる処理のために、この時間データを解析構成要素520に伝送することができる。その後、解析構成要素520が、この時間データを利用して、現地時間を確かめ、この情報を時間情報540として出力することができる。
図6は、マルチモード・ポータブル/移動デバイス上でネットワークIDおよび時間帯情報を表示する例示的なインタフェース600を示す。前述したとおり、マルチモード移動/ポータブル・デバイスが、無線アクセス・ポイントの範囲内に持ち込まれると、無線アクセス・ポイントは、場合により、セットアップ・サーバと連携して、ネットワークに含められるように、このマルチモード・ポータブル/移動デバイスを構成するネットワーク情報を供給することができる。そのように供給されるネットワーク情報には、プロバイダ名、時間帯、および現地時間が含まれることが可能である。このため、マルチモード・ポータブル/移動デバイスに関連することが可能なインタフェース600は、無線アクセス・ポイントによってブロードキャストされたWLAN SSIDから呼掛けユニットによって導き出されたプロバイダ名610を表示することができる。さらに、インタフェース600は、時間帯情報620および現地時間630を表示することができる。時間帯情報620は、慣習により、GMT(グリニッジ標準時)、UTC(協定世界時)などの本初子午線として表される何らかのグローバル基準からのオフセットとして確かめられることが可能である。さらに、適切な時間帯情報が確かめられていることから、630で、現地時間が特定され、表示されることも可能である。さらに、バッテリ寿命640、およびネットワークに対する接続650についての指示が、例示的なインタフェース600上で表示されることも可能である。プロバイダ名610、時間帯情報620、および現地時間630は、例示的なディスプレイ600の左上隅、および右下隅にそれぞれの存在するものとして示されているが、主張される主題は、そのように限定されないことに留意されたい。当業者には明白なとおり、プロバイダ名610、時間帯情報620、および現地時間630の配置は、例示的なディスプレイの任意の位置で行われることが可能であり、このため、主張される主題の範囲内に含まれる。
図7は、2つの時間帯の間で移動するマルチモード・移動デバイスの図700である。矢印710によって示されるとおり、この図は、2つの時間帯、例えば、時間帯1と時間帯2の間で移動するマルチモード・スマートフォン720を示す。例として、限定としてではなく、時間帯1と時間帯2は隣接しておらず(例えば、時間帯1は、サンフランシスコ市を表すことが可能であり、時間帯2は、加国トロント市を表すことが可能である)、スマートフォン720は、これら2つの時間帯の間を渡る時間中、電源オフにされているものと想定されたい。さらに、説明のため、限定するためにではなく、スマートフォン720は、時間帯1内で使用されている間、GSMネットワーク内で動作しており、スマートフォン720が、時間帯2に到着すると、例えば、IEEE802.11ネットワーキング・プロトコルのスイートを利用するWLAN(無線ローカル・エリア・ネットワーク)などの、非3GPPネットワーク内で動作するものとさらに想定されたい。このため、時間帯2に到着すると、スマートフォン720は、GSMネットワーク内で前回に構成されているので、時間帯1において設定された情報と関係するプロバイダID、時間帯、および現地時間についての情報を有する。通常、マルチモード移動/ポータブル・デバイスが、GSMネットワークから、IEEE802.11ベースのネットワーキング・プロトコルを利用するWLANに場所を移されるそのような事例において、プロバイダID情報、時間帯情報、および現地時間情報についてGSMネットワークによって供給される設定は、WLAN環境によって更新されない。しかし、主張される主題の利用を介して、サービス・プロバイダID情報、時間帯情報、および現地時間情報が、マルチモード移動デバイス上で設定されることが可能である。このため、マルチモード・スマートフォン720が、時間帯2において電源投入されると、スマートフォン720は、1つまたは複数の無線アクセス・ポイント730によってブロードキャストされる適切なSSID(サービス・セット識別子)をリッスンすることができる。このSSID(サービス・セット識別子)に基づき、スマートフォン720は、スマートフォン720に含められるSIM(契約者IDモジュール)によって供給されることが可能なID情報および認証情報を提供することができる。SIMによって供給される契約者認証情報および契約者ID情報は、無線アクセス・ポイント730によって、スマートフォンに適切な情報(例えば、IPアドレス、時間帯情報、現地時間情報、NAI(ネットワーク・アクセス識別子)など)を供給するのに利用されることが可能であり、あるいは、代替として、無線アクセス・ポイント730が、セットアップ・サーバ740、および関連するデータ・リポジトリ750に契約者情報を転送することが可能であり、すると、セットアップ・サーバ740が、無線アクセス・ポイント730を介してスマートフォン720に適切な情報を供給することが可能である。このようにして、スマートフォン720は、適切なサービス・プロバイダ名、スマートフォンが現在、存在する正しい時間帯、および特定された現地時間と関係する情報を供給されることが可能であり、したがって、これらの情報のそれぞれが、スマートフォン720上で適切に表示されることが可能であり、このため、スマートフォン720が、時間帯1に入っていて、GSMネットワークの影響下にあった間に、以前に設定された設定が無効にされる。
図8および図9を参照すると、主張される主題の様々な態様による方法が、示されている。説明を簡明にするため、これらの方法は、一連の動作として示され、説明されるが、いくつかの動作は、異なる順序で、さらに/または本明細書で図示され、説明される他の動作と同時に行われることが可能であるので、主張される主題は、動作の順序によって限定されないことを理解し、認識されたい。例えば、方法は、代替として、状態図などにおいて、一連の互いに関係する状態またはイベントとして表現されることも可能であることが、当業者には理解され、認識されよう。さらに、例示されるすべての動作が、主張される主題による方法を実施するのに要求されるわけではない可能性がある。さらに、以降、および本明細書全体にわたって開示される方法は、或る製造品に格納されて、そのような方法をコンピュータに運び、移すことが円滑にされることが可能であることをさらに認識されたい。本明細書で使用される製造品という用語は、任意のコンピュータ可読のデバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包含することが意図される。
図8を参照すると、人間が読み取ることができるネットワーク名を獲得して、表示するための方法800が示されている。方法800は、802で始まり、804に進み、すると、SSIDが、無線アクセス・ポイントから、またはプロトコル・サーバから獲得される。SSIDは、マルチモード移動デバイスが、そのマルチモード移動デバイスがアクセスすることを許可されている無線アクセス・ポイントの近傍で電源投入されると、獲得されることが可能である。806で、一意のネットワーク名が、このSSIDから抽出され、808で、この抽出されたネットワーク名を利用して、あらかじめ備えられたルックアップ・テーブル内で、人間が読み取ることができるネットワーク名が探し出される。810で、あらかじめ備えられたルックアップ・テーブルから獲得された人間が読み取ることができるネットワーク名が、マルチモード移動デバイスに関連するインタフェース上で表示され、この時点で、方法は、812で終了する。
図9を参照すると、図9に示されているのは、時間帯情報および現地時間を獲得して、表示するための方法900である。方法900は、902で始まり、904に即時に進み、プロトコル・サーバからプロトコル(例えば、DHCP、NTP、SIP、EAPなど)データが、受信される。906で、プロトコルおよび実施形態に依存して、関係のあるロケーション情報が、受信されたプロトコル・データから抽出されることが可能である。しかし、他のプロトコル、および他の実施形態は、ステップ910、またはステップ912に直接に進むことが可能である。908で、受信されたプロトコル・データから抽出されたロケーション情報に基づき、時間帯が、特定される。そのような時間帯特定には、1つまたは複数のあらかじめ備えられたルックアップ・テーブルを利用することがかかわることが可能であり、あるいはこの特定は、受信されたプロトコル・データによって供給されるUTCオフセットに基づいて、適切な時間帯を計算することを含むことが可能である。910で、908で特定された時間帯を使用して、後の表示のために、またはマルチモード・ポータブル・デバイスによるさらなる利用のために、正しい現地時間が特定される。912で、確かめられた時間帯情報、および生成された現地時間が、マルチモード・ポータブル・デバイスに関連するインタフェース上で表示され、この時点で、方法は、916で終了する。
次に、図10を参照すると、マルチモード・ポータブル・デバイスに関連するインタフェース上で表示するためにネットワークID情報および時間帯情報を供給するように動作可能なコンピュータのブロック図が、示されている。コンピュータ、またはコンピューティング構成要素の使用を介して示されるが、主張される主題は、開示される主題を実施するように、移動ハンドセットなどのコンピューティング・デバイスを制御するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、あるいは以上の任意の組み合わせをもたらすように標準のプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を使用した、方法、装置、または製造品として実施されることが可能であるものと理解される。本明細書で使用される「製造品」という用語は、任意のコンピュータ可読のデバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包含することが意図される。例えば、コンピュータ可読媒体には、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)など)、スマートカード、SIMカード、およびフラッシュメモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キードライブなど)が含まれることが可能であるが、以上には限定されない。さらに、搬送波を使用して、電子メールを送受信する際、あるいはインターネットまたはLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)などのネットワークにアクセスする際に使用されるようなコンピュータ可読電子データが伝送されることが可能であることを認識されたい。もちろん、主張される主題の範囲または趣旨を逸脱することなく、この構成に多くの変形が加えられることが可能であることが、当業者には認識されよう。
主張される主題の様々な態様のさらなる文脈を与えるために、図10および以下の説明は、本明細書で説明される様々な態様が実施されることが可能である適切なコンピューティング環境1000の簡単な、一般的説明を提供することを意図している。前段の説明は、1つまたは複数のコンピュータ上で実行されることが可能なコンピュータ実行可能命令の一般的な文脈でなされているが、主張される主題は、他のプログラム・モジュールと組み合わせて、さらに/またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせとして実施されることも可能であることが、当業者には認識されよう。
一般に、プログラム・モジュールには、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、構成要素、データ構造などが含まれる。さらに、本発明の方法は、それぞれが、1つまたは複数の関連するデバイスに動作上、結合されることが可能な、単一プロセッサ・コンピュータ・システムまたはマルチプロセッサ・コンピュータ・システム、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、ならびにパーソナル・コンピュータ、ハンドヘルド・コンピューティング・デバイス、マイクロプロセッサ・ベースの家庭用電子機器またはプログラマブル家庭用電子機器などで実施されることが可能であることが、当業者には認識されよう。
また、主張される主題の例示される態様は、通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理デバイスによって、いくつかのタスクが実行される分散コンピューティング環境において実施されることも可能である。分散コンピューティング環境において、プログラム・モジュールは、ローカル・メモリ記憶デバイスとリモート・メモリ記憶デバイスの両方の中に配置されることが可能である。
コンピュータは、通常、様々なコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータによってアクセスされることが可能である任意の利用可能な媒体であることが可能であり、揮発性媒体と不揮発性媒体、リムーバブルな媒体とリムーバブルでない媒体をともに含む。例として、限定としてではなく、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体を含むことが可能である。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータなどの情報を格納するために任意の方法または技術で実装される揮発性媒体および不揮発性媒体、リムーバブルな媒体およびリムーバブルでない媒体が含まれる。コンピュータ記憶媒体には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)または他の光ディスク・ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク・ストレージまたは他の磁気ストレージ・デバイス、あるいは所望される情報を格納するのに使用されることが可能であり、コンピュータによってアクセスされることが可能な他の任意の媒体が含まれるが、以上には限定されない。
通信媒体は、通常、搬送波などの変調されたデータ信号、または他のトランスポート機構においてコンピュータ可読命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータを実現し、通信媒体には、任意の情報配信媒体が含まれる。「変調されたデータ信号」という用語は、信号内に情報を符号化するような仕方で特性の1つまたは複数が設定された、または変更された信号を意味する。例として、限定としてではなく、通信媒体には、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、および音響媒体、RF媒体、赤外線媒体、または他の無線媒体などの無線媒体が含まれる。また、以上の媒体のいずれの媒体の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められるべきである。
図10を再び参照すると、様々な態様を実施するための例示的な実施形態1000は、コンピュータ1002を含み、コンピュータ1002は、処理ユニット1004、システム・メモリ1006、およびシステム・バス1008を含む。システム・バス1008は、システム・メモリ1006を含むが、メモリ1006に限定されないシステム構成要素を処理ユニット1004に結合する。処理ユニット1004は、単一コア・プロセッサ、マルチコア・プロセッサ、またはプロセッサの他の任意の適切な構成などの、様々な市販のプロセッサのいずれであることも可能である。
システム・バス1008は、様々な市販のバス・アーキテクチャのいずれかを使用して、メモリ・バス(メモリ・コントローラを有する、または有さない)、周辺バス、およびローカル・バスとさらに互いに接続されることが可能ないくつかのタイプのバス構造のいずれであることも可能である。システム・メモリ1006は、ROM(読み取り専用メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、高速RAM(スタティックRAMなどの)、EPROM、EEPROM、および/または類似物を含むことが可能である。さらに、または代替として、コンピュータ1002は、プログラム命令、データなどが保持されることが可能なハードディスク・ドライブを含むことが可能である。さらに、リムーバブル・データ・ストレージが、コンピュータ1002に関連付けられることが可能である。ハードディスク・ドライブ、リムーバブルな媒体などが、システム・バス1008によって処理ユニット1004に通信するように結合されることが可能である。
システム・メモリ1006は、オペレーティング・システム、1つまたは複数のアプリケーション・プログラム、他のプログラム・モジュール、およびプログラム・データなどの、いくつかのプログラム・モジュールを保持することが可能である。オペレーティング・システム、アプリケーション、モジュール、および/またはデータのすべて、または部分は、例えば、RAMの中にキャッシュされる、ハードディスク・ドライブ上、または他の任意の適切な記憶場所上に保持されることが可能である。ユーザは、キーボード、ポインティング機構およびクリック機構、感圧スクリーン、マイクロホン、ジョイスティック、スタイラス・ペンなどの、1つまたは複数の有線/無線入力デバイスを介して、コンピュータ1002にコマンドおよび情報を入力することができる。また、モニタ、または他のタイプのインタフェースが、システム・バス1008に接続されることも可能である。
コンピュータ1002は、1つまたは複数のリモート・コンピュータ、電話機、あるいは、ワークステーション、サーバ・コンピュータ、ルータ、パーソナル・コンピュータ、ポータブル・コンピュータ、マイクロプロセッサ・ベースのエンターテイメント機器、ピア・デバイス、または他の一般的なコンピュータ・ノードなどの、他のコンピューティング・デバイスに対する有線通信および/または無線通信を介した論理接続を使用する、ネットワーク化された環境において動作することが可能である。コンピュータ1002は、アンテナ、ポート、ネットワーク・インタフェース・アダプタ、無線アクセス・ポイント、モデム、および/または類似物によって他のデバイス/ネットワークに接続されることが可能である。
コンピュータ1002は、無線通信内に動作上、配置された任意の無線デバイスまたは無線エンティティ、例えば、プリンタ、スキャナ、デスクトップ・コンピュータおよび/またはポータブル・コンピュータ、ポータブル・データ・アシスタント、通信衛星、無線で検出可能なタグに関連付けられた任意の機器またはロケーション(例えば、キオスク、新聞売店、トイレ)、および電話機と通信するように動作可能である。これには、少なくともWiFi技術およびBluetooth(商標)無線技術が含まれる。このため、この通信は、従来のネットワークの場合と同様に、事前定義された構造であることも、単に、少なくとも2つのデバイス間の、その場限りの通信であることも可能である。
WiFi、つまり、ワイヤレス・フィデリティは、配線なしに、自宅のソファ、ホテル室内のベッド、または職場の会議室からインターネットへの接続を可能にする。WiFiは、そのようなデバイス、例えば、コンピュータが、屋内または屋外で、つまり、基地局の範囲内のどこでも、データを送受信することができるようにする、セル電話機において使用される技術に類似する無線技術である。WiFiネットワークは、IEEE802.11(a、b、gなど)と呼ばれる無線技術を使用して、セキュアな、信頼できる、高速の無線接続を提供する。WiFiネットワークを使用して、コンピュータが、互いに、インターネットに、さらに有線ネットワーク(IEEE802.3またはイーサネット(登録商標)を使用する)に接続されることが可能である。WiFiネットワークは、例えば、認可されていない2.4GHzおよび5GHzの無線帯域において、11Mbps(802.11a)または54Mbps(802.11b)のデータ速度で、あるいはこの両方の帯域幅(デュアルバンド)を含む製品を使用して動作し、したがって、ネットワークは、多くのオフィスで使用される基本的な10BaseT有線イーサネット(登録商標)・ネットワークに類似する実世界のパフォーマンスをもたらすことができる。
次に図11を参照すると、そのような図が、GSMコア・ネットワーク1101、GPRSネットワーク1130、およびIPマルチメディア・ネットワーク1138を含むGSM/GPRS/IPマルチメディア・ネットワーク・アーキテクチャ1100を示す。GSMコア・ネットワーク1101は、MS(移動局)1102、少なくとも1つのBTS(基地局トランシーバ)1104、およびBSC(基地局コントローラ)1106を含む。MS1102は、SIM(契約者IDモジュール)を有する、移動体契約者によって使用される移動電話機またはラップトップ・コンピュータなどの物理的機器またはME(移動機器)である。SIMは、契約者の一意識別子であるIMSI(国際移動体契約者ID)を含む。MS1102は、MS1102によって受信されるメッセージを受信し、処理する埋め込まれたクライアント1102aを含む。埋め込まれたクライアント1102aは、JAVA(登録商標)で実装されることが可能であり、後段でさらに詳しく説明される。
埋め込まれたクライアント1102aは、エンド・ユーザにサービスおよび/または情報を供給するアプリケーション1102bと通信する。このアプリケーションの一例が、埋め込まれたクライアント1102aを介して受信されるほぼリアルタイムのトラフィック情報をエンド・ユーザに供給する、ナビゲーション・ソフトウェアであることが可能である。ナビゲーション・ソフトウェアは、MS1102のロケーションに基づいて、道路状況を提供すること、代替の経路を示唆することなどができる。MS1102を位置特定する多くの異なる方法およびシステムが存在することが、当業者には理解されよう。
代替として、MS1102およびデバイス1102cは、BLUETOOTHなどの短距離無線通信リンクを介して通信することを可能にされてもよい。例えば、BLUETOOTH SIMアクセス・プロファイルが、MS1102内部のSIMと通信する自動車(例えば、デバイス1102c)において提供されて、この自動車の通信システムがMS1102から情報をプルすることを可能にしてもよい。この乗り物におけるBLUETOOTH通信システムは、この自動車に関連するアンテナを使用する「埋め込まれた電話機」となる。結果は、この乗り物において行われるコールの受信の向上である。当業者には認識されるとおり、自動車は、デバイス1102cの一例である。MS1102内部のSIMを使用して、サービス、情報、データ、オーディオ、ビデオなどをエンド・ユーザに提供する無数のデバイス1102cが、存在することが可能である。
BTS1104は、無線インタフェースがMSと通信することを可能にする、無線タワーなどの物理的機器である。各BTSは、複数のMSにサービスを提供する。BSC1106が、BTSを含め、無線リソースを管理する。BSCは、いくつかのBTSに接続されることが可能である。BSC構成要素とBTS構成要素は、ひとまとめにして、一般に、BSS(基地局)またはRAN(無線アクセス・ネットワーク)1103と呼ばれる。
GSMコア・ネットワーク1101は、MSC(移動交換局)1108、GMSC(ゲートウェイ移動交換局)1110、HLR(ホーム・ロケーション・レジスタ)1112、VLR(ビジタ・ロケーション・レジスタ)1114、AuC(認証センタ)1116、およびEIR(機器IDレジスタ)1118も含む。MSC1108は、ネットワークに関するスイッチング機能を実行する。また、MSCは、登録、認証、ロケーション更新、ハンドオーバ、およびコール・ルーティングなどの他の機能も実行する。GMSC1110は、GSMネットワークと、ISDN(デジタル総合サービス網)またはPSTN(公衆交換電話網)1120などの他のネットワークとの間のゲートウェイを提供する。つまり、GMSC1110は、外部ネットワークとの網間接続機能を提供する。
HLR1112は、対応するGSMネットワークにおいて登録されている各契約者に関する管理情報を含むデータベースまたは構成要素である。また、HLR1112は、各MSの現在のロケーションも含む。VLR1114は、HLR1112からの選択された管理情報を含むデータベースまたは構成要素である。VLRは、このVLRによって管理される地理的区域内に現在、位置する各MSに関するコール制御、および契約されたサービスの提供に必要な情報を含む。HLR1112およびVLR1114は、MSC1108と一緒になって、GSMのコール・ルーティング能力およびローミング能力を提供する。AuC1116は、認証機能および暗号化機能に必要なパラメータを提供する。そのようなパラメータは、契約者の身元の検証を可能にする。EIR1118は、移動機器についてのセキュリティに注意を要する情報を格納する。
SMSC(ショート・メッセージ・サービス・センタ)1109が、1対1のSMS(ショート・メッセージ・サービス)メッセージが、MS1102に/から送信されることを可能にする。PPG(プッシュ・プロキシ・ゲートウェイ)1111を使用して、コンテンツがMS1102に「プッシュ」(例えば、同期リクエストなしに送信)される。PPG1111は、有線ネットワークと無線ネットワークの間でプロキシの役割をして、MS1102にデータをプッシュすることを円滑にする。SMPP(ショート・メッセージ・ピア・ツー・ピア)プロトコル・ルータ1113が、SMSベースのSMPPメッセージをセル・ブロードキャスト・メッセージに変換するのに提供される。SMPPは、ショート・メッセージ・サービス・センタなどのSMSピア・エンティティ間でSMSメッセージを交換するためのプロトコルである。SMPPは、第三者、例えば、報道機関などのコンテンツ供給業者が、バルク・メッセージをサブミットすることを可能にするのに、しばしば、使用される。
音声、データ、およびSMS(ショート・メッセージ・サービス)などのGSMサービスにアクセスするのに、MSはまず、ロケーション更新−IMSI接続プロシージャを実行することによって、ネットワークに登録して、MSの現在のロケーションを示す。MS1102は、BTS1104およびBSC1106を介して、MS1102の現在のロケーション情報を含むロケーション更新をMSC/VLRに送信する。ロケーション情報は、次に、MSのHLRに送信される。HLRは、MSC/VLRから受信されたロケーション情報で更新される。また、ロケーション更新は、MSが新たなロケーション区域に移動した際にも、実行される。通常、ロケーション更新は、ロケーション更新イベントが生じるにつれ、定期的に実行されて、データベースを更新する。
GPRSネットワーク1130は、2つのパケット交換ネットワーク・ノード、SGSN(サービングGPRSサポート・ノード)1132、セル・ブロードキャスト、およびGGSN(ゲートウェイGPRSサポート・ノード)1134を導入することによって、GSMコア・ネットワーク・アーキテクチャ上で論理的に実施される。SGSN1132は、GSMネットワークにおいてMSC1108と同一の階層レベルに存在する。SGSNは、GPRSネットワークとMS1102の間の接続を制御する。また、SGSNは、個別のMSのロケーション、セキュリティ機能およびアクセス制御を常に把握している。
CBC(セル・ブロードキャスト・センタ)1133は、或る指定された地域内の複数のユーザに通常、配信されるセル・ブロードキャスト・メッセージを通信する。セル・ブロードキャストは、1対多の地理的に的を絞ったサービスである。セル・ブロードキャストは、メッセージがブロードキャストされる時点でセル・ブロードキャストのネットワーク・カバレッジエリアの所与の部分内に位置している複数の移動電話機顧客に、メッセージが通信されることを可能にする。
GGSN1134は、GPRSネットワークと、PDN(公共パケット・ネットワーク)または他のIPネットワーク1136との間でゲートウェイを提供する。つまり、GGSNは、外部ネットワークとの網間接続機能を提供し、SGSNを介してMSに対する論理リンクをセットアップする。パケット交換データが、GPRSネットワークを離れると、このデータは、X.25ネットワークまたはインターネットなどの外部TCP−IPネットワーク1136に転送される。GPRSサービスにアクセスするため、MSはまず、接続プロシージャを実行することによって、自らをGPRSネットワークに接続する。次に、MSは、PDP(パケット・データ・プロトコル)コンテキストを活性化し、このため、MS、SGSN、およびGGSNの間でパケット通信セッションが活性化される。
GSM/GPRSネットワークにおいて、GPRSサービスとGSMサービスが、並行に使用されることが可能である。MSは、3つのクラス、すなわち、クラスA、クラスB、およびクラスCのいずれかで動作することができる。クラスA MSは、同時にGPRSサービスとGSMサービスの両方のためにネットワークに接続することができる。また、クラスA MSは、GPRSサービスとGSMサービスの同時の動作をサポートする。例えば、クラスA移動体は、GSM音声/データ/SMSコールとGPRSデータ・コールを同時に受信することができる。クラスB MSは、同時にGPRSサービスとGSMサービスの両方のためにネットワークに接続することができる。しかし、クラスB MSは、GPRSサービスとGSMサービスの同時の動作はサポートしない。つまり、クラスB MSは、所与の時点で、この2つのサービスのいずれかだけしか使用することができない。クラスC MSは、一時にGPRSサービスとGSMサービスのいずれかだけのためにしか接続することができない。GPRSサービスとGSMサービスの同時の接続および動作は、クラスC MSでは可能でない。
GPRSネットワーク1130は、3つのネットワーク動作モード(NOM1、NOM2、およびNOM3)で動作するように設計されることが可能である。GPRSネットワークのネットワーク動作モードは、セル内で伝送されるシステム情報メッセージの中のパラメータによって示される。このシステム情報メッセージは、どこでページング・メッセージをリッスンすべきか、およびネットワークに向けて、どのようにシグナリングすべきかをMSに命令する。ネットワーク動作モードは、GPRSネットワークの能力を表す。NOM1ネットワークにおいて、MSは、データ・コール中である場合に、回線交換ドメイン(音声コール)からページを受信することができる。MSは、MSの能力に依存して、そのデータ・コールを一時停止する、または両方を同時に受けることができる。NOM2ネットワークにおいて、MSは、データ・コール中である場合に、MSが、データを受信しており、ページング・チャネルをリッスンしていないので、回線交換ドメインからページを受信しない可能性がある。NOM3ネットワークにおいて、MSは、データを受信しながら、回線交換ネットワークに関するページを監視することができるとともに、回線交換ネットワークに関するページを受信しながら、データを監視することができる。
IPマルチメディア・ネットワーク1138は、3GPPリリース5とともに導入されており、豊かなマルチメディア・サービスをエンド・ユーザに提供するIMS(IPマルチメディア・サブシステム)1140を含む。IMS1140内のネットワーク・エンティティの代表的なセットは、CSCF(コール/セッション制御機能)、MGCF(メディア・ゲートウェイ制御機能)1146、MGW(メディア・ゲートウェイ)1148、およびHSS(ホーム契約者サーバ)と呼ばれるマスタ契約者データベース1150である。HSS1150は、GSMネットワーク1101、GPRSネットワーク1130、およびIPマルチメディア・ネットワーク1138に共通である。
IPマルチメディア・システム1140は、以下の3つのタイプ、すなわち、I−CSCF(呼掛けCSCF)1143、P−CSCF(プロキシCSCF)1142、およびS−CSCF(サービングCSCF)1144が存在する、コール/セッション制御機能を中心にして構築される。P−CSCF1142は、IMS1140とのMSの最初の接触ポイントである。P−CSCF1142は、MSから受信されたSIP(セッション開始プロトコル)メッセージを、MSのホームネットワークにおけるSIPサーバに転送し、MSのホームネットワークにおけるSIPサーバから受信されたSIP(セッション開始プロトコル)メッセージを、MSに転送する。また、P−CSCF1142は、ネットワーク事業者によって規定された規則セット(例えば、アドレス解析および可能な変更)に従って、発信される要求を変更することもできる。
I−CSCF1143は、ホームネットワークへの入口を形成し、ホームネットワークの内部トポロジを他のネットワークから隠し、S−CSCFを選択することに関する柔軟性をもたらす。I−CSCF1143は、SLF(契約者ロケーション機能)1145と連絡をとって、複数のHSSの1150が存在する場合、特定の契約者に関していずれのHSS150を使用すべきかを決定する。S−CSCF1144は、MS1102に関するセッション制御サービスを実行する。このことは、開始されるセッションを外部ネットワークにルーティングすること、および終了するセッションを移動先のネットワークにルーティングすることを含む。また、S−CSCF1144は、AS(アプリケーション・サーバ)1152が、着信するSIPセッション要求上で情報を受信することを要求されるかどうかを判定して、適切なサービス処理を確実にする。この判定は、HSS1150(またはアプリケーション・サーバ1152などの他のソース)から受信される情報に基づく。また、AS1152は、MS1102の位置(例えば、緯度/経度座標)を提供するロケーション・サーバ1156(例えば、GMLC(ゲートウェイ移動体ロケーション・センタ))と通信もする。
HSS1150は、契約者プロファイルを含み、いずれのコア・ネットワーク・ノードが、現在、その契約者を扱っているかを常に把握している。また、HSS1150は、契約者AAA(認証および許可)機能もサポートする。複数のHSS1150を有するネットワークにおいて、契約者ロケーション機能が、所与の契約者のプロファイルを含むHSS1150上の情報を提供する。
MGCF1146は、IMS1140からのSIPセッション制御シグナリングと、外部GSTNネットワーク(図示せず)からのISUP/BICCコール制御シグナリングとの間の網間接続機能を提供する。また、MGCF1146は、ユーザ・プレーン網間接続機能(例えば、AMR符号化された音声とPCM符号化された音声の間で変換を行うこと)を提供するMGW(メディア・ゲートウェイ)1148を制御する。また、MGW1148は、他のIPマルチメディア・ネットワーク1154との通信も行う。
前述したことには、主張される主題の実施例が含まれる。もちろん、主張される主題を説明する目的で、構成要素または方法の考えられるすべての組み合わせを説明することは可能でないが、そのような事項のさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを、当業者は認識することができよう。したがって、主張される主題は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲に含まれるすべてのそのような改変、変形、および変種を包含することを意図している。さらに、「含まれる」という用語が、詳細な説明、または特許請求の範囲において使用される限りで、そのような用語は、「含む」という用語が、特許請求の範囲においてつなぎの語として使用される場合に解釈される「含む」と同様に、包含的であることが意図される。
Claims (22)
- マルチモード移動デバイスに現地時間およびネットワークIDを供給するシステムであって、
第1のプロトコル・データを受信し、前記第1のプロトコル・データを使用して、前記ネットワークIDを抽出する第1の構成要素と、
第2のプロトコル・データを獲得し、前記第2のプロトコル・データを利用して、前記現地時間を確かめる第2の構成要素とを含むシステム。 - 前記第1のプロトコル・データおよび前記第2のプロトコル・データは、無線アクセス・ポイントから伝搬させられる請求項1に記載のシステム。
- 前記第1のプロトコル・データおよび前記第2のプロトコル・データは、プロトコル・サーバから伝搬させられる請求項1に記載のシステム。
- 前記第1のプロトコル・データは、ネットワーク識別子であり、前記ネットワーク識別子は、BSS(基本サービス・セット)とESS(拡張サービス・セット)の少なくともいずれかを一意に識別するSSID(サービス・セットID)を含む請求項1に記載のシステム。
- 前記SSID(サービス・セットID)は、前記第1の構成要素内部に含まれる抽出構成要素によって、前記SSID(サービス・セットID)を、前記第1の構成要素内部に含まれるルックアップ・テーブルと比較するのに使用され、前記ルックアップ・テーブルは、プロトコル・サーバによってあらかじめ供給される請求項4に記載のシステム。
- 前記第2のプロトコル・データは、DHCP(動的ホスト構成プロトコル)サービスによって生成される請求項1に記載のシステム。
- 前記DHCP(動的ホスト構成プロトコル)サービスは、無線アクセス・ポイント、プロトコル・サーバ、および無線ルータの少なくとも1つの上で実行される請求項6に記載のシステム。
- 前記第2のプロトコル・データは、NTP(ネットワーク時間プロトコル)サービスによって生成される請求項1に記載のシステム。
- 前記NTP(ネットワーク時間プロトコル)サービスは、無線アクセス・ポイント、プロトコル・サーバ、および無線ルータの少なくとも1つの上で実行される請求項8に記載のシステム。
- 前記第2のプロトコル・データは、SIP(セッション開始プロトコル)サービスによって生成される請求項1に記載のシステム。
- 前記SIP(セッション開始プロトコル)サービスは、無線アクセス・ポイント、プロトコル・サーバ、無線ルータ、およびマルチモード・デバイスの少なくとも1つの上で実行される請求項10に記載のシステム。
- 前記第2の構成要素は、前記第2のプロトコル・データに組み込まれたロケーション指示を利用して、時間帯情報を獲得する請求項1に記載のシステム。
- 前記第2の構成要素は、前記時間帯指示に基づいて前記現地時間を生成する請求項12に記載のシステム。
- 前記第2のプロトコル・データは、EAP(拡張認証プロトコル)サービスによって生成される請求項1に記載のシステム。
- 前記EAP(拡張認証プロトコル)サービスは、無線アクセス・ポイント、プロトコル・サーバ、無線ルータ、およびマルチモード・デバイスの少なくとも1つの上で実行される請求項14に記載のシステム。
- 時間帯情報および現地時間を確かめて、表示するための方法であって、
セットアップ・サーバおよびマルチモード・デバイスからプロトコル・データを獲得するステップと、
前記プロトコル・データからロケーション情報を抽出するステップと、
前記ロケーション情報を使用して、時間帯を確かめるステップと、
前記時間帯に基づいて前記現地時間を生成するステップとを含む方法。 - 前記生成された現地時間を、マルチモード移動デバイスに関連するインタフェース上で表示するステップをさらに含む請求項16に記載の方法。
- 前記セットアップ・サーバおよび前記マルチモード・デバイスからの前記プロトコル・データは、DHCP(動的ホスト構成プロトコル)サービスによって供給される請求項16に記載の方法。
- 前記セットアップ・サーバおよび前記マルチモード・デバイスからの前記プロトコル・データは、NTP(ネットワーク時間プロトコル)サービスによって供給される請求項16に記載の方法。
- 前記セットアップ・サーバおよび前記マルチモード・デバイスからの前記プロトコル・データは、SIP(セッション開始プロトコル)サービスによって供給される請求項16に記載の方法。
- 前記セットアップ・サーバおよび前記マルチモード・デバイスからの前記プロトコル・データは、EAP(拡張認証プロトコル)サービスによって供給される請求項16に記載の方法。
- ネットワーク名を特定して、表示するための方法であって、
無線アクセス・ポイントからネットワーク識別子を獲得するステップと、
前記ネットワーク識別子からネットワーク名を抽出するステップと、
あらかじめ備えられたデータベースと、前記ネットワーク名とを利用して、人間が読み取ることができるネットワーク名を確かめるステップと、
前記人間が読み取ることができるネットワーク名を表示するステップとを含む方法。
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