JP2010500783A - Vrm選択 - Google Patents

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Abstract

VRMやVLMの変更の機会を少なくしシグナリングを低減し、より良いスケーラビリティに貢献することが可能な方法、ネットワークシステム及びルータを備える。その方法は、複数のアクセスルータ(AR)、ロケーションマネージャ(LM)、ルーティングマネージャ(RM)とを含み、これらを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースネットワークシステムにおいて用いるモビリティ管理に適用される。その方法によれば、MNが現在位置している在圏ルーティングマネージャ(VRM)がMNを監視する。MNと現在通信中のARがその接続可能範囲外にMNが移動したかどうかを判別する。VRMはその制御範囲外にMNが移動したかどうかを判別する。それから、その方法ではその判別結果に従い現在のARから新ARにモビリティ管理を切り替え、その判別結果に従い現在のVRMから新VRMにモビリティ管理を切り替える。

Description

本発明はVRM(在圏ルーティングマネージャ)の選択に関し、特に、移動体ノードが動き回る場合にIPベースのネットワークにおいて用いられるVRMの選択に関するものである。
IPベースのIMTネットワークプラットフォーム(以下、“IP2”という)は、端末の移動性をルーティングの最適化と場所の秘匿の両方を実現しつつサポートするネットワークアーキテクチュアである(例えば、非特許文献1を参照)。IP2の基礎となる思想は、ネットワーク接続レイヤ(NCPF)とトランスポートネットワークレイヤ(IP−BB)との分離である。IP2アーキテクチュアにおいて、NCPFはIP−BBを制御する。IP−BBは一時的なパケットバッファリングやアドレス交換のような付加的なパケット処理機能を有したIPルータから構成される。NCPFはIP−BBエンティティに高機能に命令を与えるシグナリングサーバから構成される。
複数の移動体端末(或は、移動体ノード、以下、“MN”という)はIPアドレスの形式をもつ恒久的な端末識別子が割当てられる。加えて、複数のMNにはそれらがアタッチされるアクセスルータ(AR)からのルーティングアドレスが割当てられる。そのルーティングアドレスはMNの位置に対して固定のものであり、位置の秘匿をサポートするために、他のMNに対しては公開されてはならない。MNが他のARに移動するとき、新しいルーティングアドレスが、そのARで利用可能なルーティングアドレスのプールからそのMNに対して割当てられる。MNの端末識別子(IPha:“IPホームアドレス”)とそのルーティングアドレス(IPra:“IPルーティングアドレス”)との関係付けがNCPFに対してARにより通信される。即ち、そのアドレスが在圏ネットワークにおけるMNの動きを管理するMNの在圏ルーティングマネージャ(VRM)に送信される。VRMは次に、IPraについて、そのMNにホームルーティングマネージャ(HRM)を通知する。
MN(MN1)がパケットを別のMN(MN2)に送信したいとき、MN1はそのパケットに宛先アドレスとしてMN2のIPhaを用い、そのパケットをAR(AR1)に送信する。AR1(送信側ARという)はパケットがMN2のIPhaに宛てられたものであることを検出し、NCPFに照会する。即ち、AR1はMN2のHRMに、MN2のIPraについて照会する。HRMはその照会に応答し、MN2のIPraがMN2のIPhaとともにAR1に格納される。それから、パケットの宛先アドレス(MN2のIPha)はMN2のIPraで置換され、発信元アドレス(MN1のIPha)がMN1のIPraで置換される。この操作はアドレス交換として言及される。その後、パケットはMN2のIPraを所有するノード、即ち、AR2に従来のIP転送を用いて配信される。AR2(受信側AR)は次に、そのパケットの宛先アドレスと発信元アドレスとをMN2とMN1のIPhaへと夫々置換して元に戻す。最後に、AR2はそのパケットをMN2に配信する。
IP2の重要な機能はARの通知である。MN2が新しいARに移動するときにはいつでも、その新しいARはMN2について新しいIPraを割当て、この新しいIPraについてVRMに通知される。それから、VRMはHRMを更新し、次に、HRMはAR1を更新する。事実、HRMはパケットをMN2に送信したMNを有する全てのARを更新する。即ち、ARがMN1のIPraについてHRMに照会するとき、HRMは照会を行なったARのアイデンティティを格納し、そして、MN1のIPraが変更されるとき、HRMはそのような全てのARを更新する。この挙動は、“ARは特定IP2端末識別子の更新のためにサブスクライブされる(the AR being subscribed for updates of a particular IP2 terminal identifier)”という。HRMにIP2端末識別子についてARが行なう各照会の結果、所与のIP2端末識別子についてARがサブスクライブされる。
IP2のMNはアクティブ状態かドーマント(Dormant)状態をとることができる。上記の記載はアクティブ状態に対応したものである。この状態において、VRMとHRMとはMNの移動性と位置とを高い密集度をもつARの精度で追跡する。MNが長い期間にわたって通信をしていないとき、MNはドーマント状態に移行するか、或は移行させられる。この状態では、VRMとHRMとは所与のMNについて如何なる状態をも削除する。MNの位置は低い密集度をもつ異なるエンティティ、即ち、ロケーションマネージャ(LM)の精度で追跡される。複数のARはドーマント状態における位置追跡精度を決定するロケーションエリア(LA)にグループ化される。MNはそれがあるセルより別のセルへと移動するときネットワークへの通知は行なわない。その代わりに、MNが新しいLAに移動すると、MNはネットワークへ通知する。その時、MNは位置更新メッセージをLAの1つのARに送信する。次に、そのARはこれを在圏LM(VLM)に転送する。CN(コレスポンデントノード:Correspondent Node)がパケットをそのMNに送信することを望むとき、そのARはMNのHRMに照会を送信する。MNについての何の情報をもたないHRMは、現在のVLMとMNとの関係につい知るHLMに照会する。VLMは現在のロケーションエリアにおいてそのMNを呼び出す。次に、MNは活性化され、VRMが選択され、ルーティング状態が元々の照会に応答できるVRMとHRMとの両方に構築される。
IPベースのIMTネットワークプラットフォーム(IP2)に関する移動性管理アーキテクチュアにおけるアドレス交換手順(Address interchange procedure in mobility management architecture for IP-based IMT network platform (IP2))、マンヒー ジョー(Manhee Jo)、タカトシ オカガワ(Takatoshi Okagawa)、マサヒロ サワダ(Masahiro Sawada)、マサシ ヤブサキ(Masami Yabusaki)、第10回通信に関する国際会議ICT’2003(10th International Conference on Telecommunications ICT'2003)、2003年2月23日 モバイルIPのリージョナルトンネル管理(Mobile IP Regional Tunnel Management)、E.グスタフソン(E. Gustafsson)、A.ジョンソン(A. Jonsson)、C.パーキンス(C. Perkins)、draft-ietf-mobileip-reg-tunnel-08 (work in progress), 2003年11月 階層的モバイルIPv6モビリティ管理(Hierarchical Mobile IPv6 mobility management (HMIPv6))、ヘシャム ソリマン(Hesham Soliman)、クラウデ カテルシア(Claude Catelluccia)、カリム エル マルキ(Karim El Malki)、ルドビッチ ベリエル(Ludovic Bellier)著、draft-ietf-mipshop-hmipv6-02 (work in progress), 2004年6月15日
本発明が解決しようと試みる課題とは、ARによるVRMの選択である。言い換えると、ARはどのようにしてVRMのアドレスを知り、新しいARの到来やそれに関係するIPraをレポートするのであろうか?また、MNがドーマント状態からアクティブ状態に移行するとき、どのようにARはVRMを選択するのであろうか?これらの問題は、VRMがMNの局所的な状態を制御する故に重要である。切れ目のないモビリティ管理を可能とするために、ARはMNの移動について同じVRMに通知しなければならない。たとえ、新しいVRM(例えば、性能のためにより近接するVRM)が選択されたとしても、古いVRMから新しいVRMへのMNのコンテキストの転送を可能とし、古いVRMからそのコンテキストを削除するために、古いVRMのアイデンティティは新しいVRMに知らされなければならない。
同様に、VLMの選択も課題を構成するものである。
IP2は非常に新しい技術開発であるため、上述の問題に関して、何の解決策も公開されていない。しかしながら、類似のプロトコルで利用可能ないくつかの問題解決へのアプローチがある。
非特許文献1と非特許文献2に記載されたリージョナル登録もまた、モビリティのプロトコルである。しかしながら、これらにはルーティングマネージャを含んでいない。ノードモビリティは、ゲートウェイ・フォレイン・エージェント(GFAs)とモビリティ・アンカー・ポイント(MAPs)それぞれにより管理される。これら両方とも、IP2の場合には、ARのようなモビリティに注意を払うパケット転送エンティティとしての役割を果たす。これらのプロトコルにおいて、MAPs或はGFAsはMNによって選択される。アクセスルータ(或は、MIPv4の場合にはフォレイン・エージェント)は利用可能なGFAsとMAPsのアドレスをエージェント・アドバタイズ・メッセージでアドバタイズする。これにより、移動体ノードは1つ選択することができる。MNが新しいARに移動するたびに、新しいARは自分の現在の(或は、新たに選択された)GFAとMAPを登録(或は、MIPv6ではバインディング更新)メッセージで明言する。新しいGFA或はMAPが選択されるとき、MNはコンテキスト転送を可能とするために古いものについての情報を含めると良い。
もう1つの小さな解決策は、統計的に1つのVRMを各ARに割当てて、常に、そのVRMにレポートを送信することであろう。
上述した2つのアプローチにはいくつかの問題点がある。
もし、MNがVRMのアイデンティティを選択したなら、ネットワークは選択されたVRMに対して制御することができない。このことは、ネットワークがMNを特定のVRMへと移動させたり、或は、その特定のVRMから離すように移動させたりすることを妨げるものとなるので、良いことではない。(例えば、VRMが保守管理のために一時的にシャットダウンすることが必要なら、このことは有用ではある)。
あまり端末を中心としないアプローチであれば、MNにVRMを選択させることはないが、それであっても現在のVRMのアイデンティティは意識している。その場合には、どのVRMに通知するのかをARに明示的に述べることができる。しかしながら、このやり方は、結果として、MNに対してネットワーク内部を露見させてしまうことになり、これは非常によくない。さらにその上、このやり方は、悪意のあるノードによる、例えば、故意に誤ったVRMを指定することなどによるネットワークに対する種々の攻撃を許してしまうことになる。
ARが、常にレポートするために用いられる前もって指定されたVRMをもっているなら、もし、MNが異なる構成のVRMをもつARに移動したとき、誤ったVRMが選択されてしまう。この場合、新しいVRMも新しいARも古いVRMのアイデンティティについての知識をもつことはない。それ故に、コンテキスト転送は不可能となる。
従って、本発明は従来技術の上述したような不利益に対して考え出されたものである。
例えば、本発明に従う方法、ネットワークシステム、及びルータは、VRMやVLMの変更の機会を少なくし、シグナリングを低減し、より良いスケーラビリティに貢献することが可能となる。
本発明の一側面によれば、複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステム(1)において用いられるモビリティ管理の方法であって、前記移動体ノードがアクティブかどうかを判断する判断工程と、前記移動体ノードがアクティブであるなら、前記移動体ノードが現在位置している在圏ルーティングマネージャ(VRM)を介して、前記移動体ノードを監視する監視工程と、前記移動体ノードと現在通信をしているアクセスルータ(AR)からの接続可能範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを判別する第1判別工程と、前記移動体ノードのモビリティを現在管理している前記在圏ルーティングマネージャ(VRM)の制御範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを判別する第2判別工程と、前記第1及び第2の判別工程における判別結果に従って、前記現在のアクセスルータが保持しているコンテキストを新しいアクセスルータ(35)に転送する転送工程とを有することを特徴とする方法を備えることが好ましい。
その方法は、さらに、前記コンテキストの転送に先立って、前記移動体ノードにおいて、前記新しいアクセスルータからアドバタイズ信号を受信する受信工程と、前記アドバタイズ信号に応答して、前記移動体ノードから前記新しいアクセスルータにアクティベーション信号を送信する送信工程とを有することが好ましい。
その方法は、さらに、前記コンテキストの送信後に、前記新しいアクセスルータから前記在圏ルーティングマネージャ(VRM)にアクティベーション通知を送信する工程を有することが好ましい。
前記コンテキストの転送はルーティングキャッシュテーブルの形式で実行されることが望ましい。
なお、前記ロケーションマネージャ(LM)と前記ルーティングマネージャ(RM)とはモビリティ管理を担当する。
また、前記転送工程は、前記第2判別工程において、前記移動体ノードが前記移動体ノードのモビリティを現在管理している前記在圏ルーティングマネージャ(VRM)の制御範囲内に依然として位置していることが判別された場合に実行される。
前記現在のアクセスルータのアイデンティティは、前記コンテキストを転送する前に前記新しいアクセスルータに通知されることが好ましい。
本発明の別の側面によれば、複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステムであって、前記複数のアクセスルータ各々は、前記移動体ノードがアクティブかどうかを判断する手段と、前記移動体ノードがアクティブであると判断されたなら、前記移動体ノードが現在位置している前記移動体ノードのモビリティを監視する手段と、現在通信をしている前記移動体ノードが接続可能範囲外に移動したかどうかを判別する手段と、前記判別の結果に従って、現在保持されているコンテキストを新しいアクセスルータに転送する手段とを有し、前記複数のルーティングマネージャ各々は、現在管理されている前記移動体ノードが制御範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを判別する手段を有することを特徴とするシステムを備えることが好ましい。
本発明のさらに別の側面によれば、複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステムにおいて用いられるルータであって、現在位置している前記移動体ノードのモビリティを監視する手段と、現在通信をしている前記移動体ノードが接続可能範囲外に移動したかどうかを判別する手段と、前記判別の結果に従って、現在保持されているコンテキストを新しいアクセスルータに転送する手段とを有することを特徴とするルータを備えることが好ましい。
さて、移動体ノードが、現在その移動体ノードのモビリティを管理している在圏ルーティングマネージャの制御可能範囲外に移動するかもしれない可能性がある場合には、次の方法が適用可能である。
即ち、複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステム(1)において用いられるモビリティ管理の方法は、前記移動体ノードがアクティブかどうかを判断する工程と、前記移動体ノードがアクティブであるなら、前記移動体ノードが現在位置している在圏ルーティングマネージャ(VRM120)を介して、前記移動体ノードを監視する工程と、前記移動体ノードと現在通信をしているアクセスルータ(37,38)からの接続可能範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを第1に判別する工程と、前記移動体ノードのモビリティを現在管理している前記在圏ルーティングマネージャ(VRM120)の制御範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを第2に判別する工程と、前記第1と第2の判別の結果に従って、前記現在の在圏ルーティングマネージャ(VRM120)が保持しているコンテキストを新しい在圏ルーティングマネージャ(VRM121)に転送する工程とを有することを特徴とする。
その方法は、さらに、前記移動体ノードから前記移動体ノードが新しく移動してきた新しいアクセスルータ(39)にアクティベーション信号を送信する工程と、前記アクティベーション信号に応答して、前記新しいアクセスルータから前記新しい在圏ルーティングマネージャ(VRM121)にアクティベーション通知を送信する工程とを有することが好ましい。
その方法は、さらに、前記アクティベーション通知に応答して、前記新しい在圏ルーティングマネージャ(VRM121)により前記現在の在圏ルーティングマネージャ(VRM120)についての情報について前記移動体ノードのホームルーティングマネージャ(HRM122)に照会する工程と、前記コンテキストの転送に先立って、前記ホームルーティングマネージャから前記現在の在圏ルーティングマネージャについての情報についての応答を受信する工程とを有することが好ましい。
上記の方法において、前記複数のアクセスルータは、夫々が同じ移動体ノードに対して同じ在圏ルーティングマネージャを選択する2つ以上のアクセスルータを含む、複数のリージョン(REGION1,REGION2)にグループ化されるのが好ましい。前記移動体ノードが前記リージョン内を移動している限り、前記現在のアクセスルータと前記新しいアクセスルータの両方とも同じルーティングマネージャを選択することが好ましい。なお、前記2つ以上のアクセスルータは互いに隣接していることが望ましい。
さらに、前記複数のアクセスルータ各々は、前記移動体ノードからアクティベーション信号(ACT)を受信するときに用いられる前記新しい在圏ルーティングマネージャを選択するために、優先順位付けされた在圏ルーティングマネージャのリストを保持することが好ましい。
なお、前記転送する工程は、前記第2に判別する工程において、前記移動体ノードが前記移動体ノードのモビリティを現在管理している前記在圏ルーティングマネージャ(VRM120)の制御範囲外に移動していることが判別された場合に実行される。
前記方法が適用可能である場合には、次のIPベースネットワークシステムが好適なものである。
即ち、複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステムでは、前記複数のアクセスルータ各々は、現在位置している前記移動体ノードのモビリティを監視する手段と、新しい移動体ノードが接続可能範囲内に移動してきたかどうかを判別する手段と、前記判別の結果に従って、前記新しい移動体ノードが移動してきたという事実を対応するルーティングマネージャに通知する手段とを有し、前記複数のルーティングマネージャ各々は、前記通知に基づいて、前記新しい移動体ノードが制御範囲内に移動してきたことを検出する手段と、モビリティ管理を担当していた別のルーティングマネージャから転送されたコンテキストを受信する手段とを有することを特徴とする。
また、複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行う上記システムで用いられるルータは、現在位置している前記移動体ノードのモビリティを監視する手段と、新しい移動体ノードが接続可能範囲内に移動してきたかどうかを判別する手段と、前記判別の結果に従って、前記新しい移動体ノードが移動してきたという事実を対応するルーティングマネージャに通知する手段とを有することを特徴とする。
さらに、移動体ノードがドーマントにある場合、次の方法が適用可能である。
即ち、複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステム(1)において用いられるモビリティ管理の方法は、前記移動体ノードがアクティブかどうかを判断する工程と、前記移動体ノードがドーマントであるなら、在圏ロケーションマネージャ(VLM110)により前記移動体ノードの位置を監視する工程と、前記移動体ノードのモビリティを現在監視をしている前記在圏ロケーションマネージャ(VLM110)の制御範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを判別する工程と、前記判別する工程の判別結果に従って、前記現在の在圏ロケーションマネージャ(VLM110)が保持しているロケーション情報を新しい在圏ロケーションマネージャ(VRM111)に転送する工程とを有することを特徴とする。
上記方法において、前記ロケーション情報の転送は、モビリティ管理を前記現在の在圏ロケーションマネージャから前記新しい在圏ロケーションマネージャに切り替えたときに生じることが望ましい。
上記方法はさらに、前記新しい在圏ロケーションマネージャにより前記現在の在圏ロケーションマネージャについての情報について前記移動体ノードのホームロケーションマネージャ(HLM)に照会する工程と、前記ロケーション情報の転送に先立って、前記ホームロケーションマネージャから前記現在の在圏ロケーションマネージャについての応答を受信する工程とを有することが好ましい。
なお、前記複数のアクセスルータは、複数のリージョン(LA1,LA2)にグループ化されるのが好ましく、各ロケーションマネージャが同じグループに位置する移動体ノードのロケーション管理を担当する。前記移動体ノードが前記リージョン内を移動している限り、同じリージョンにある全てのアクセスルータは、同じロケーションマネージャを選択することが好ましい。
上記方法が適用可能である場合、次のようなIPベースのネットワークシステムが好適なものである。
即ち、複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステムでは、前記複数のルーティングマネージャ各々は、現在位置している前記移動体ノードの位置を監視する手段と、現在監視されている前記移動体ノードが監視範囲外に移動したかどうかを判別する手段と、前記判別の結果に従って、前記現在のロケーションマネージャから新しいロケーションマネージャにロケーション管理を切り替える手段とを有することを特徴とする。
本発明は特に、移動局ノードが移動したときにVRMやVLMの変更の機会が低減し、その結果、シグナリングが低減するので、有益である。
ふさわしい構成を備えれば、現在のVRMやVLMが高い確率で選択される。これは、スケーラビリティにも資するものである。
本発明の他の特徴や利点については、添付図面に関連してとられた次の説明から明らかとなるであろう。その添付図面において、同じ参照記号は図面を通じて同じ或は類似の構成要素や部分を指し示すものである。
明細書に組み込まれる、その一部を構成する添付図面は、以下の説明とともに、本発明の実施例を例示するものであり、本発明の原理を説明する役目を果たすものである。
本発明の代表的な実施例に従うIPベースのネットワークシステムを概念的に示す図である。 MNがアクティブである場合に、MNのハンドオーバ時におけるAR−ARコンテキスト転送を示す概念的ブロック図である。 MNのハンドオーバ時におけるHRMアシステッドVRM−VRMコンテキスト転送を示す概念的ブロック図である。 MNがドーマントである場合に、MNのハンドオーバ時におけるHRMアシステッドVLM−VLMコンテキスト転送を示す概念的ブロック図である。 モビリティ管理処理を示すフローチャートである。
本発明の好適な実施例について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の代表的な実施例に従うIP2ネットワークシステムを示す概念図である。
そのネットワークシステムはモビリティ管理の役割をその機能の一部として果たすNCPF1とIP−BB(IPバックボーン)2とを含む。NCPF1は移動体ノードのロケーション情報を管理し、その移動体ノードがドーマントであるときには呼出を実行するロケーションマネージャ(LM)11と、その移動体ノードがアクティブであるときにはパケットルーティングとハンドオーバ制御とを実行するルーティングマネージャ(RM)12とを含む。
図1に示されているように、IP−BB2は、パケットの送受信を行う複数のルータ(アクセスルータ)31、32、33と、そのパケットを中継する複数のルーティング(中継ルータ)とを含む。なお、アクセスルータと中継ルータとは一般的に“ルータ”として言及される。各ルータは、制御ユニットと、高速アクセスメモリと、高速データ入出力ユニットとを含む。複数のアクセスルータは夫々、移動体ノード(MN)と無線通信する1つ以上の基地局(BS)41、42、43に接続されている。基地局41、42、43は夫々、アンテナ41a、42a、43aを有している。
図1の例では、移動体ノード51は、最終宛先として移動体ノード52のIPha(IP−ホストアドレス)を指定することによりパケットを送信する。アクセスルータ(AR1)として機能するルータ31は、そのパケットを受信し、ルーティング選択を実行し、そのパケットを、複数の中継ルータを介して移動体ノード52と通信可能な基地局42に接続されたルータ32に転送する。
なお、上記パケット転送は、本発明の背景技術で説明したアドレス交換を介して実行される。
移動体ノード52が基地局42の制御範囲外に移動するとき、移動体ノード52の制御は別のルータ(図1の例では、ルータ33)にハンドオーバされる。この場合、ルーティング選択は図1に示されているように実行され、アクセスルータ(AR3)として機能するルータ33がそのパケットを受信し、これらをそのアクセスルータに制御された基地局43とアンテナ43aを介して移動体ノードに転送する。
前に検討したように、在圏ルーティングマネージャ(VRM)は、移動体ノードがアクティブであるときに、パケットルーティングとハンドオーバ制御とを実行する。一方、移動体ノードがドーマントであるときには在圏ロケーションマネージャ(VLM)がその移動体ノードのロケーション情報を管理し、呼出を実行する。
アクティブモードにある移動体ノードは常に移動するので、その移動体ノードに対してパケットを送信する、或は、その移動体ノードからのパケットを受信するアクセスルータも常に移り変わる。移動体ノードが現在のアクセスルータ(例えば、図1のルータ32)からどれほど遠くまで移動するのか、或は、どこに移動するのかに依存して、アクセスルータのみならず在圏ルーティングマネージャ(VRM)も変更しなければならないかもしれない。
上記のことに加えて、移動体ノードがドーマントモードにあるときでさえも、移動体ノードは常に移動しているので、在圏ロケーションマネージャ(VLM)も、その移動体ノードが現在の在圏ロケーションマネージャからどれほど遠くまで移動するのか、或は、どこに移動するのかに依存して変更しなければならないかもしれない。
この実施例に従うネットワークシステムは、移動体ノードの状態と移動体ノードの動きとに依存して、次の処理を実行する。
(1)AR−ARコンテキスト転送
一般に、この処理は、移動体ノード(MN)がアクティブであるときに実行され、モビリティ管理はハンドオーバの前後で同じVRMの下で実行される。
このアプローチでは、現在のアクセスルータ(例えば、図1のAR2)は新しいアクセスルータ(例えば、図1のAR3)にサービングVRMのアイデンティティを通知する。即ち、新しいARはハンドオーバ時に現在のARからこの情報をフェッチしなければならない。
図2は移動体ノード(MN)がアクティブであるときのハンドオーバ時におけるAR−ARコンテキスト転送を概念的に示すブロック図である。
移動体ノード(MN)51が現在のアクセスルータ(古いAR)34の接続可能範囲外に移動するとき、その古いARはもはや基地局(BS)44を介して移動体ノード51との間でパケットを送受信することはできない。移動体ノード51が基地局(BS)45を介して新しいアクセスルータ(新しいAR)35からアドバタイズ信号を受信するとき、移動体ノード51はアクティベーション信号(ACT)を送信する。これは、図2では、“1.ACT”として示されている。
それから、新しいAR35は古いAR34からルーティングキャッシュテーブルを受信する。これは図2では“2.ARコンテキスト”として示されている。さらに、その新しいARはアクティベーション通知を在圏ルーティングマネージャ(VRM)120に送信する。これは“3.AN”として図2に示されている。VRM120はこの通知に応答して確認応答と更新信号とを返信する。これは“4.IPU_CST(発信元端末へのIP更新キャッシュ)”として図2に示されている。さらに、VRM120は、古いAR34がそのMNについての全ての情報を削除するために、削除信号を古いAR34に送信する。これは、“5.IPD”として図2に示されている。
このアプローチが作用するためには、次のこと、即ち、
1.ログイン時、或は、アクティブ状態への移行時、最初のARは使用するVRMを選択するか、或は、そのVRMについての情報を受けなければならず、
2.新しいARは古いARのアイデンティティを知らなければならないが、いくつかの要件がある。
新しいARは古いARのアイデンティティを知る方法は次の通りである。
1.MNは古いARの識別子を保持している。アクティベーション信号(ACT)を新しいARに送信するとき、MNは古いARの識別子をそのアクティベーション信号に付加する。それから、新しいARは受信したアクティベーション信号から古いARの識別子を抽出する。
2.各ARは隣接するARのリストを保持している。MNからのACTを受信するとき、新しいARはACTを送信したMNについてリストされたARを照会する。もし、古いARがそのARリストに含まれているおり、その照会を受信するなら、その古いARはその照会に応答して新しいARに対してルーティングキャッシュテーブルを送信する。なお、高速アクセスメモリがそのようなルーティングキャッシュテーブルを保持すると良い。
3.もし古いARが故障するなら(これがMNがハンドオーバする理由となるかもしれない)、新しいARに使用するVRMについて選択させるか、或は、そのVRMについて通知を受けさせるための何らかのフォールバック機構がなければならない。この機構はただ例外として求められるものなので、非常に効率的或は迅速であったりする必要はない。
上記のことから明らかなように、このアプローチは、複数のARがQoS、データ認証、ヘッダ圧縮などの他の理由のために関係するMNのコンテキストを保持するなら適用可能である。この場合、上述の3つの要件がどうにかして満たされねばならないが、いずれにせよ、ARのMN毎のコンテキストにVRMのアイデンティティを付加することは容易である。
このアプローチの利点は、その簡単さである。欠点は、AR−ARコンテキスト転送が発生することが必要なことである。このことは結果として、古いARと新しいARとの間のシグナリングの増加をもたらすかもしれない。しかしながら、古いARと新しいARとが互いに近接している限り、AR−ARコンテキスト転送に関係するそのようなシグナリングの増加は局所的なものであり、古いARと新しいARとVRMとの間のシグナリングを含む全シグナリングは最小化できる。
従って、たとえ新しいARが現在のVRMアドレスをもっているとしても、新しいARと古いARとが互いに対して近接しているなら、AR−ARコンテキスト転送は発生する。
(2)HRMアシステッドVRM変更
一般に、この処理は移動体ノード(MN)がアクティブであるときに実行され、モビリティ管理はハンドオーバ前後で異なるVRM下で実行される。
通常、1つのVRMが複数のアクセスルータを制御する。NCPFにおいて、夫々が複数のアクセスルータを扱う多くのVRMがある。従って、あるVRMにより制御されるARと別のARMによる制御されるARとの間には、これらARが互いに隣接してはいるものの、境界が存在する。
それで、移動体ノードがあるARから隣接するARへとそのような境界を越えて移動したり、その境界を横切るとき、これら2つの隣接するARは異なるVRMにより制御されるかもしれない。
そのような場合、新しいARはアクティベーション信号(ACT)を受信するとき、新しいARには移動体ノードについての情報を受信する方法がない。
このアプローチは、AR−ARコンテキスト転送機構が望ましくないか、或は、上述のように利用可能でない場合に適用可能なものである。これはまた、前項でリストした3つの要件の1つが何らかの理由で満たすことができない場合でもある。
図3はMNハンドオーバ時のHRMアシステッドVRM−VRMコンテキスト転送を概念的に示すブロック図である。
このアプローチでは、各ARにはデフォルトのVRM選択機構が構成されている。この基本的な考えとは、複数のARが複数のリージョンにグループ化され、1つのリージョンにある複数のARは同じMNに対して同じVRMを選択するというものである。図3の例では、ルータ36、37、38はREGION1へとグループ化される一方、ルータ39、40はREGION2へとグループ化されている。REGION1内のルータ36〜38はデフォルトVRMとしてVRM120を選択する一方、ルータ39、40はデフォルトVRMとしてVRM121を選択する。即ち、MNはリージョン内を移動する間は、図3に示されているように、正しいVRMが選択される。
即ち、移動体ノード(MN)51が現在、基地局(BS)47を介してアクセスルータ(AR)37と通信していると仮定すれば、たとえ移動体ノード51がアクセスルータ36やアクセスルータ38に移動するとしても、同じVRM120が依然として移動体ノード51に対するモビリティ管理を実行する。
しかしながら、MNがVRMリージョンの範囲外に移動するなら、アクティベート通知がそのMNについて知らない新しいVRMに送信される。図3の例に従えば、移動体ノード(MN)51がREGION1の外に出、REGION2へ入るように移動するとき、移動体ノード51はアクティベーション信号(1.ACT)をアクセスルータ39に送信する。そのアクティベーション信号に応答して、アクセスルータ39はアクティベート通知(2.AN)をVRM121に送信する。
この場合、新しいVRM(VRM121)はMNのHRM(HRM122)とコンタクトして古いVRM(VRM120)のアイデンティティを取得する。これらのステップは図3に“3.AN+照会”と“4.応答”として示されている。それから、VRM−VRMコンテキスト転送が発生し(図3の5.VRMコンテキスト)、新しいVRMがサービングVRMとなる。それから、新しいVRM(VRM121)が更新信号を発行して(6.IPU_CST)、アクセスルータ39が移動体ノード51についての情報を更新できるようにする。そのMNが新しいリージョンにいる限り、このVRMがMNにサービスを行う。
これに対して、古いVRM(VRM120)は削除信号を送信して(7.図3のIPD)、アクセスルータ37が移動体ノード51についての情報を削除するようにする。
ARにおけるデフォルトVRM選択は次の1つである。
1.デフォルトVRMは静的にARに構成設定される。隣接するARで同じVRMを構成設定することにより、現在のVRMにMNのIPra情報を高い確率で送信する結果となる。
2.優先順位付けがなされたVRMのリストが静的にARに構成設定される。図3の例に従えば、全てのルータ各々はそのようなリスト(“LIST”として示されている)を有している。ARはそのリストの第1のVRMを探索する。もし、それに到達できなかったり、或はそれが動作していないなら、ARは動作中のVRMが見出されるまで次のVRMを探索する。これは、VRMの故障に対して最も耐性の強い以前のアプローチに対する単純な拡張である。これはまた、もし、そのリストが隣接するARで同じものであるなら、同じVRMが高い確率でMNに対して選択されることを保証する。
3.優先順位付けがなされたVRMのリストとともに、ハッシュ関数もまたARに構成設定されると良い。ARは最初にMNの識別子(IPha)のハッシュを計算し、そのハッシュに基づいて優先順位付けされたリストの1つを選択する。それから、動作中のものが見出されるまで、ARはそのリストにあるVRMにコンタクトする。これは、隣接する複数のARが同じように構成設定されるとき、同じVRMが同じMNに対して選択されることを依然として保証する上記2.の拡張である。加えて、このオプションにより、VRM間での負荷バランスをとることが可能となり、従って、より多くのARが1つの特定のVRMに対して過度に負荷をかけることなく、同じ方法で構成設定される。極端な場合、ネットワークのリージョン、或は、ネットワーク全体それ自身を同じ方法で構成設定することもできる。
上述の3つの解決策全ては、同様に構成設定された複数のARにおいて、同じVRMが同じMNに対して選択されることを保証することを助けている。それから、ARはMNとその新しいIPraについて選択されたVRMに通知する。選択されたVRMが既にMNについての情報をもっているなら、正しいVRMに到達したのであり、これ以上のVRM選択動作は必要ではない。
もし、選択されたVRMがMNについて何の情報ももっていないなら、最初にそのMNに対してサービスを行うことができるかどうかを判断する。もしサービスを行うことができないなら、ローカルポリシーに基づいて異なるVRMへとその情報を転送する。もし、そのVRMがMNについての情報をもっているなら、サービングVRMが見出されたのである。もし、そのVRMが何の情報ももっていないなら、そのVRMはまたMNを拒絶するオプションをもつことになり、そのMNをさらに転送する。最後に、もし、1つのVRMがMNを受け入れるなら、MNの状態をしらないなら、そのVRMはそのMNのHRMに通知する。
もし、HRMがそのMNについて何も知らないなら、これがアクティベーション或はログインなのであり、VRM選択は最後となる。もし、HRMが既にそのMNについての情報をもっているなら、そのHRMは現在のVRMについても知っている。もし、それが今レポートを行っているものと異なるなら、HRMはこれにレポートを行っているVRM(レポーティングVRM)について伝える。その後、レポーティングVRMはVRM−VRMコンテキスト転送を開始する。
複数のVRMがどのようにMNにサービスを行うことを拒絶できるかについて説明したが、たいていの場合には、VRMがいずれかのMNを受け入れることを予想している。もし、VRMの配置設計が正しいなら、たいていのVRMは過大負荷にはならないだろう。
このアプローチに従えば、MNが、デフォルトVRMが現在のARとは異なる新しいARに移動するなら、VRM変更が発生する。詳細な設計に依存するのであるが、これはまた、アンカの変更となる結果になるかもしれない。即ち、VRMコンテキストが現在のアンカとアンカルーティングアドレスを含まないなら、或は、新しいVRMが何らかの理由で古いANRに命令することができないなら、新しいANRが割当てられ用いられねばならない。これは、MNに対して新しいルーティングアドレスが必要となる結果になり、全てのサブスクライブされた(subscribed)ARに通知する必要がある。これは深刻な問題ではない。なぜなら、結果的にVRM変更となるハンドオーバは少数派を構成するに過ぎないからである。
しかしながら、異なるVRMをもつ2つのARの間でMNがピンポン(いったり来たり)するなら、これは過大な負荷をもたらす結果になるかもしれない。図3の例では、移動体ノード51がアクセスルータ38とアクセスルータ39との間で移動するなら、これはMNのピンポンになる。
可能性のある解決策は、古いVRMにコンテキスト転送を拒絶させることである。このようにして、MNの過去について知るVRMはピンポンのハンドオーバを検出し、そのようなイベントの間は同じVRM(とANR)の使用を強制する。いずれの場合でも、HRMは実際のVRMとルーティングアドレスについて前もって通知されねばならない。
(3)VLM選択
VLM選択の場合、複数のARがドーマントMNを追跡することはないので、AR−ARコンテキスト転送は、適用可能ではない。しかしながら、HRMアシステッドVRM変更はVLMにも同様に適用できる。複数のARは、隣接ARでは同じVLMを高い確率で選択するデフォルトVLM選択アルゴリズムで構成設定されている。もし、VLMがMNを認識しないなら、そのVLMは現在のVLMのアイデンティティで応答するHLMにコンタクトし、それから、VLM変更が実行される。ピンポンVLM変更はVRMに関するのと同じ方法で防止できる。
図4はMNがドーマントであるときのMNハンドオーバ時におけるHLMアシステッドVLM−VLMコンテキスト転送を概念的に示すブロック図である。
先に検討したように、複数のアクセスルータは複数のロケーション領域(LAs)にグループ化される。図4の例では、数多くのアクセスルータ(ARs)がLA1とLA2とにグループ化される。VLM110はLA1にあるARのロケーション管理を担当する一方、VLM111はLA2にあるARのロケーション管理を担当する。ドーマント状態にある移動体ノード51がLA1内を移動する限りは、VLM110は移動体ノード51のロケーション情報を管理することができる。
しかしながら、移動体ノード51がLA1の外に移動しLA2に入るなら、新しいVLM(VLM111)がロケーション管理を引き継ぐ。この場合、新しいVLMは移動体ノード51についての情報は何ももっていないので、新しいVLMはHLM112に移動体ノード51について照会する。移動体ノード51のアイデンティティを受信後、新しいVLMは古いVLM(VLM110)から移動体ノード51についてのコンテキストを受信する。
上述した3つのアプローチは図5のように要約できる。
図5はモビリティ管理処理を示すフローチャートである。
ステップS10では、移動体ノード(MN)がアクティブであるかどうかを調べる。もし、その移動体ノードがアクティブであるなら、処理はステップS20に進み、VRMを介してその移動体ノードを監視する。これに対して、もし、その移動体ノードがドーマントであるなら、処理はステップS70に進み、VLMを介してその移動体ノードを監視する。
ステップS30では、その移動体ノードが現在のARの接続可能範囲外に移動しているかどうかを調べる。もし、その移動体ノードが依然として現在のARの接続可能範囲内に留まっているなら、処理はステップS10に戻り、移動体ノードの状態を調べる。これに対して、その移動体ノードが接続可能範囲外に移動しているなら、処理はステップS40に進む。
ステップS40では、さらに、その移動体ノードが現在のVRMの制御範囲外に移動しているかどうかを調べる。その移動体ノードが依然として現在のVRMの制御範囲内に留まっていると判断されるなら、処理はステップS50に進み、上述のように、AR−ARコンテキスト転送とハンドオーバとを実行する。ステップS50の後、処理はステップS10に戻る。
これに対して、ステップS40において、その移動体ノードが現在のVRMの制御範囲外に移動していると判断されるなら、処理はステップS60に進み、上述のようにHRMアシステッドVRM変更とハンドオーバとを実行する。ステップS60の後、処理はステップS10に戻る。
移動体ノードがドーマントであるなら、VLMはステップS70においてその移動体ノードの監視を続行する。ステップS80では、VLMによりその移動体ノードがVLMの制御範囲外に移動しているかどうかを調べる。その移動体ノードが依然として現在のVLMの制御範囲内に留まっていると判断されたなら、処理はステップS10に戻り、その移動体ノードの状態を調べる。
これに対して、その移動体ノードが現在のVLMの制御可能範囲外に移動していると判断されるなら、処理はステップS90に進み、HLMアシステッドVLM変更を実行する。ステップS90の後、処理はステップS10に戻る。
従って、以上説明した実施例に従えば、移動体ノードの状態と移動体ノードの動きとに依存して、VRM或はVLMが、VRMとVLMの変更の回数が最小になるように適切に選択される。その結果、新しいエンティティと古いエンティティとの間でのコンテキスト転送が最小化され、その結果、ハンドオーバが発生するときの負荷を低減することができる。
請求の範囲の精神や範囲を逸脱することなく、本発明の多くの明らかに様々に異なる実施例を実現することが可能であるので、本発明は添付の請求の範囲において規定された事項以外には、特定の実施例によって限定されるものではないことを理解すべきである。

Claims (9)

  1. 複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステム(1)において用いられるモビリティ管理の方法であって、
    前記移動体ノードがアクティブかどうかを判断する判断工程と、
    前記移動体ノードがアクティブであるなら、前記移動体ノードが現在位置している在圏ルーティングマネージャ(VRM)を介して、前記移動体ノードを監視する監視工程と、
    前記移動体ノードと現在通信をしているアクセスルータ(AR)からの接続可能範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを判別する第1判別工程と、
    前記移動体ノードのモビリティを現在管理している前記在圏ルーティングマネージャ(VRM)の制御範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを判別する第2判別工程と、
    前記第1及び第2の判別工程における判別結果に従って、前記現在のアクセスルータが保持しているコンテキストを新しいアクセスルータ(35)に転送する転送工程とを有することを特徴とする方法。
  2. 前記コンテキストの転送に先立って、前記移動体ノードにおいて、前記新しいアクセスルータからアドバタイズ信号を受信する受信工程と、
    前記アドバタイズ信号に応答して、前記移動体ノードから前記新しいアクセスルータにアクティベーション信号を送信する送信工程とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記コンテキストの送信後に、前記新しいアクセスルータから前記在圏ルーティングマネージャ(VRM)にアクティベーション通知を送信する工程をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記コンテキストの転送はルーティングキャッシュテーブルの形式で実行されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ロケーションマネージャ(LM)と前記ルーティングマネージャ(RM)とはモビリティ管理を担当することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記転送工程は、前記第2判別工程において、前記移動体ノードが前記移動体ノードのモビリティを現在管理している前記在圏ルーティングマネージャ(VRM)の制御範囲内に依然として位置していることが判別された場合に実行されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記現在のアクセスルータのアイデンティティは、前記コンテキストを転送する前に前記新しいアクセスルータに通知されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステムであって、
    前記複数のアクセスルータ各々は、
    前記移動体ノードがアクティブかどうかを判断する手段と、
    前記移動体ノードがアクティブであると判断されたなら、前記移動体ノードが現在位置している前記移動体ノードのモビリティを監視する手段と、
    現在通信をしている前記移動体ノードが接続可能範囲外に移動したかどうかを判別する手段と、
    前記判別の結果に従って、現在保持されているコンテキストを新しいアクセスルータに転送する手段とを有し、
    前記複数のルーティングマネージャ各々は、
    現在管理されている前記移動体ノードが制御範囲外に前記移動体ノードが移動したかどうかを判別する手段を有することを特徴とするシステム。
  9. 複数のアクセスルータ(AR)と複数のロケーションマネージャ(LM)と複数のルーティングマネージャ(RM)とを含み、前記複数のアクセスルータ(AR)と前記複数のロケーションマネージャ(LM)と前記複数のルーティングマネージャ(RM)とを介して移動体ノード(MN)が情報の送受信を行うIPベースのネットワークシステムにおいて用いられるルータであって、
    現在位置している前記移動体ノードのモビリティを監視する手段と、
    現在通信をしている前記移動体ノードが接続可能範囲外に移動したかどうかを判別する手段と、
    前記判別の結果に従って、現在保持されているコンテキストを新しいアクセスルータに転送する手段とを有することを特徴とするルータ。
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