JP2010287317A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】受光素子の視野角が高温部の見込み角で満たされない場合でも鍋90側面下部の高温部の温度をより正確に検出することのできる誘導加熱調理器を得る。
【解決手段】鍋90の高温部を含め、鍋90及びプレート20から放射される赤外線を受光する複数の検出素子が縦方向に配列された検出素子アレー62を備えた赤外線センサ60と、複数の検出素子からの出力値に基づいて検出領域Xにおける高温部Yの位置を判定する高温部判定部82と、検出素子アレー62から高温部Yまでの距離を算出する距離算出部83と、高温部Yの見込み角θを算出する見込み角算出部85と、複数の検出素子のうち最も高い温度を検出した検出素子の出力値を補正して高温部Yの温度を検出する温度補正部86とを備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関する。
従来、プレートで上面が覆われた本体に誘導加熱手段を配置し、前記プレート上に載置された鍋を電磁誘導により加熱する誘導加熱調理器がある。このような誘導加熱調理器においては、鍋の温度を検知し、この検知結果に基づいて誘導加熱手段の加熱制御を行うものがある。
鍋の温度を検知する誘導加熱調理器として、「温度検知手段は調理容器及びプレートから放射される赤外線を受光する複数の受光素子を縦方向であってアレイ状に配列した赤外線センサを含み、各受光素子が受光する赤外線量の内で最も多い赤外線量に基づいて誘導加熱手段の出力を制御する」ものが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−092177号公報(第4頁、図6)
上記特許文献1に記載の技術によれば、赤外線センサを構成する複数の受光素子の中で高い温度を検知した受光素子の検知温度により調理容器側面下部の高温部の温度を検知している。
しかし、最も高い温度を検知した受光素子の視野角が高温部の見込み角で満たされていない場合、すなわち、その受光素子が高温部以外の赤外線も受光している場合、検知される温度には誤差が生じてしまう。そして、受光素子の視野角が高温部の見込み角で満たされるか否かは載置される調理容器と赤外線センサとの距離にも依存するが、調理容器の載置位置は一定ではない。このため、受光素子の視野角が高温部の見込み角で満たされないために正確に温度を検出できない場合がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、受光素子の視野角が高温部の見込み角で満たされない場合でも調理容器側面下部の高温部の温度をより正確に検出することのできる誘導加熱調理器を得るものである。
本発明に係る誘導加熱調理器は、プレートで上面が覆われた本体に誘導加熱手段を配置し、前記プレート上に載置された調理容器を電磁誘導により加熱する誘導加熱調理器において、前記プレートと前記調理容器との接触面を含む調理容器側面下部の高温部を含め、前記調理容器及び前記プレートから放射される赤外線を受光する複数の検出素子が縦方向に配列された検出素子アレーを備えた温度検出手段と、前記複数の検出素子からの出力値に基づいて、前記検出素子アレーの検出領域における前記高温部の位置を判定する高温部判定手段と、前記高温部判定手段の判定結果と、前記プレートを基準とする前記検出素子アレーの設置高さとに基づいて、前記検出素子アレーから前記高温部までの距離を算出する距離算出手段と、前記高温部までの距離と、予め取得した前記高温部の高さとに基づいて、前記高温部の見込み角を算出する角度算出手段と、前記高温部の見込み角に基づいて、前記複数の検出素子のうち最も高い温度を検出した検出素子の出力値を補正して前記高温部の温度を検出する温度補正手段とを備えたものである。
本発明に係る誘導加熱調理器は、高温部の高さ、検出素子アレーから高温部までの距離、及び高温部の見込み角に基づいて検出素子の出力値を補正して、調理容器側面下部の高温部の温度を検出する。このため、調理容器の側面下部の高温部の見込み角が検出素子の視野角を満たさない場合でも、前記高温部の温度をより正確に検出することができる。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の側面断面模式図である。 実施の形態1に係る鍋の構成を示す図である。 実施の形態1の赤外線センサによる放射温度計測を説明する図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る検出素子アレーの構成を示す図である。 実施の形態1に係る検出素子の視野角αと高温部Yの見込み角θの関係を説明する図である。 実施の形態1に係る高温部の温度検出処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る赤外線センサの検出素子の受光領域を示す図である。 検出素子が検出した赤外線量に基づく温度を示すグラフである。 実施の形態1に係る補間部の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る補間処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る補間処理を説明する図である。 実施の形態1に係る補間処理結果を示すグラフである。 実施の形態1に係る高温部判定処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る距離算出処理を示すフローチャートと概念図である。 実施の形態1に係る高温部見込み角算出処理を示すフローチャートと概念図である。 実施の形態1に係る検出素子の検出特性を示す図である。 実施の形態1に係る検出素子の検出特性と高温部との関係を説明する図である。 実施の形態1に係る温度補正処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の上面図である。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器に鍋を載置した上面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器100を示す側面断面模式図である。図1において、誘導加熱調理器100の本体10の上面には、例えばセラミクスなどの耐熱性材料で構成されて鍋90などの被加熱物を載置するプレート20が配置され、プレート20の下方には加熱コイル30が設置されている。また、鍋90を加熱する際の加熱温度等を設定する各操作スイッチ(図示せず)を備えた操作パネル40と、誘導加熱調理器100のオン/オフ状態や設定温度、加熱状態を表示する表示パネル50を備える。さらに本体10には、検出領域Xから放射される赤外線を受光する赤外線センサ60と、赤外線センサ60からの出力を温度情報に変換して出力する温度検知回路70と、マイコン80が設けられている。なお、本発明の温度検出手段は、本実施の形態1では赤外線センサ60と温度検知回路70に相当する。
加熱コイル30は、高周波電流を通電されることにより高周波磁界を発生させるものであり、この高周波磁界によりプレート20に載置された鍋90の底部に渦電流を発生させ、鍋90を誘導加熱する。
赤外線センサ60は、その検出領域Xに鍋90の側面下部の高温部Y(詳細は後述する)が収まるよう、プレート20の上面を臨むようにして配置されている。すなわち、赤外線センサ60は、高温部Yから放射される赤外線を受光するように設置される。
鍋90は、例えばステンレス製であって鏡面を有する鍋である。
図2は、本実施の形態1に係る誘導加熱調理器100に載置される鍋90の構成を説明する図である。図2(A)は鍋90の側面を、図2(B)は鍋90の底面を示している。
図2(A)に示すように、鍋90の鍋肌側面Gから鍋底Bに連なる面は曲面を形成している。この曲面を形成する部分の下部であってプレート20と接地する部分を高温部Y(本発明の側面下部の高温部に相当)と称し、高温部Yの高さをh1とする。また、図2(B)に示すように、鍋底Bは半径rの略円形であり、半径rの値は予めマイコン80に保持されている。
そして、図1で示した赤外線センサ60は、鍋90の高温部Yから放射される赤外線を受光するように配置される。
ここで、赤外線センサ60を高温部Yから放射される赤外線を受光するように配置する理由について説明する。
鏡面を有する鍋90は、例えばステンレス製の場合には赤外線反射率は約0.8と比較的高く、赤外線放射率は約0.2と低い。しかし、鍋90の側面下部は一般的に曲面を形成しており、周囲温度に対応する赤外線がその側面下部へ入射した場合に、赤外線のほとんどがプレート20に向かって反射する。そして、プレート20は赤外線放射率は1.0と高いので赤外線のほとんどを吸収する。このために、鍋90の側面下部を赤外線センサ60の受光領域に収めた場合に、ノイズ要因である周囲温度に対応する赤外線が赤外線センサ60に直接受光されないこととなる。
一方、加熱状態の鍋90の底部との接触によりプレート20に伝わった熱に対応する赤外線は、鍋90の側面下部へ放射される。そして、その赤外線は反射率の高い鍋90の表面により反射され、赤外線センサ60にて受光される。なお、プレート20から放射される赤外線量は、プレート20と鍋90との接触面が非常に多く、その接触面から遠ざかるに応じて徐々に減衰する状態となる。これは、プレート20自体の熱勾配に起因するものである。こうしたメカニズムにより、プレート20と鍋90との接触面を含む鍋90の側面下部から放射される赤外線を赤外線センサ60にて受光することで、鍋90の温度を正確に測定することができる。
次に、鍋90の側面下部から放射される赤外線に対応した温度が鍋90の実際の温度に近い理由について考察した結果を、図3に示す赤外線の放射モデル図を併用して説明する。図3(a)に示すように、赤外線センサ60は例えば被測定物体である鍋90とプレート20との間に介在し、加熱状態の鍋90の一部の面積Smから放射される赤外線をレンズ(図示なし)を介して受光している。ここで、赤外線センサ60は鍋90からの放射熱のみを捉え、周囲物体からの放射熱を捉えないことを前提とする。そして、鍋90の一部の面積Smから周囲に放射される全放射熱量Qmはステファン・ボルツマン定数σを乗じて、下記の(1)の式となる。
Qm=Sm・σ・εm・Tm4‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(1)
εm:容器の放射率 Tm:容器の温度
前記(1)式の全放射熱量Qmの中で、赤外線センサ60へ到達する熱量Q1は形態係数をFmとすると下記の(2)の式となる。なお、ここで形態係数Fmとは鍋90から放射される赤外線の全エネルギーの中で、赤外線センサ60へ到達するそのエネルギーの割合を示す。
1=Fm・Qm=Fm・Sm・σ・εm・Tm4‥‥‥‥‥‥‥(2)
また、赤外線センサ60や鍋90を取り囲む物体すなわちプレート20の一部の面積Sgから鍋90の一部の面積Smへ到達する全放射熱量Qgは形態係数をFgとすると、下記の(3)式となる。なお、ここで形態係数Fgとはプレート20からの全放射熱量に対し、鍋90へ到達する放射熱量の割合を示す。
Qg=Fg・Sg・σ・εg・Tg4‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(3)
εg:プレートの放射率 Tg:プレートの温度
前述の全放射熱量Qgの中で(1−εm)の比率だけ反射されて、赤外線センサ60へ到達する熱量Q2は下記の(4)式となる。
Q2=Fm・(1−εm)・Qg =Fm・(1−εm)・Fg・Sg・σ・εg・Tg4‥‥‥(4)
つまり、赤外線センサ60へ到達する全放射熱量Qは上記の(2)式と(4)式とが合体して、下記の(5)式となる。
Q=Q1+Q2
=Fm・Sm・σ・εm・Tm4+Fm・(1−εm)・Fg・Sg・σ・εg・Tg4
=Fm・σ(Sm・εm・Tm4+Fg・Sg・εg・Tg4−Fg・Sg・εm・εg・Tg4)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(5)
ここで、通常はTm>Tgであって熱量がその温度の4乗式となる関係上、εmは大きい方が赤外線センサ60へ到達する放射熱量Qは大きい値となる。
次に、赤外線センサ60や鍋90を取り囲む物体すなわちプレート20の一部の面積Sgから鍋90の一部の面積Smへ熱放射する形態係数Fgについて考える。 ここで、物体SmとSgがあってその距離λが限りなく零へ近づいた状態の物体Sgから放射される熱量に対し、物体Smへ到達する熱量の割合は下記の(6)式となる。
lim Fg=Sm/Sg‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(6)
そして、(6)式を前述の(5)式に代入すると下記の(7)式となる。
Q=Fm・σ(Sm・εm・Tm4+(Sm/Sg)・Sg・εg・Tg4−εm・(Sm/Sg)・Sg・εg・Tg4)=Fm・σ・Sm(εm・Tm4+εg・Tg4−εm・εg・Tg4)‥‥‥‥‥‥‥‥‥(7)
また、εg≒1、Tm4=Tg4のときは前記の(7)式は下記の(8)式となる。
Q=Fm・Sm・σ・εg・Tg4‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(8)
前記(8)式より、鍋90の放射率εmの項が消えてプレート20の一部の面積Sgからの放射熱量が赤外線センサ60へ到達することが立証される。これにより、図3(b)のモデル構成図に示すように鍋90の底部はプレート20に接触していることで、その距離λ≒0であってかつ放射率εg≒1のセラミクスから成るプレート20であるために、その底部から放射される熱量を算出する上では前記の(8)式が適用できる。
このように、鍋90の側面下部の高温部Yの温度を検出することで、鍋90の実際の温度に近い温度を検出することができる。このため、赤外線センサ60は高温部Yから放射される赤外線を受光するように配置するのである。
そして、本実施の形態1では、この高温部Yの高さh1は予め計測されてマイコン80に保持されているものとする。
図4は、誘導加熱調理器100の機能ブロック図である。
赤外線センサ60は、鍋90の側面からプレート20の表面に跨る位置の受光領域、すなわち検出領域Xから放射される赤外線を検出するものであり、赤外線を集光する集光レンズ61、複数の検出素子が縦方向に配列された検出素子アレー62を備える。検出素子アレー62の各検出素子は、検出領域Xから発せられる赤外線を検出し、検出信号を温度検知回路70に出力する。
温度検知回路70は、赤外線センサ60から出力された各検出素子ごとの検出信号を取得し、この検出信号を温度情報に変換してマイコン80に出力する回路である。
マイコン80は、温度検知回路70から出力された温度情報を補間する補間部81、補間後の温度情報に基づいて検知領域Xにおける高温部Yの位置を判定する高温部判定部82、赤外線センサ60から高温部Yまでの距離を算出する距離算出部83を備える。また、温度検知回路70からの温度情報、高温部判定部82からの検知領域Xにおける高温部Yの位置、及び距離算出部83からの高温部Yまでの距離情報に基づいて高温部Yの温度を推定する温度推定部84を備える。さらに、温度推定部84が推定した高温部Yの温度と操作パネル40への入力に基づいて加熱コイル30に通電する高周波電流を制御する制御部87を備えている。制御部87は、本発明の加熱制御手段に相当し、加熱コイル30に通電する高周波電流を制御することにより、鍋90を加熱する火力を制御する。また、鍋90に関する情報(半径rなど)や、後述する赤外線センサ60の設置高さhなどの各種情報を格納する記憶部88を備えている。
図5は、検出素子アレー62の構成を示す図である。
図5(A)に示すように、検出素子アレー62は、検出素子1〜検出素子8が縦方向に8個配列されて構成されている。検出素子1〜検出素子8は、所定の視野角内の赤外線を受光することができる。なお、本実施の形態1では検出素子が8個である場合を例に説明するが、検出素子の数はこれに限定されるものではない。また、以下の説明及び図面において、検出素子1等を、単に「素子1」等と表記する場合がある。
このように構成された検出素子アレー62は、図5(B)に示すように、集光レンズ61を介して例えば鍋90等の検出領域Xから放射される赤外線を検出する。そして、検出素子アレー62は鍋90の側面下部の高温部Yから放射される赤外線を受光するような方向に向けて配置されているので、高温部Yからの赤外線を受光した検出素子の出力値により高温部Yの温度を検出できる。
次に、図6を参照して検出素子の視野角αと高温部Yの見込み角の関係について説明する。図6(A)に示すように、1つの検出素子の視野角をαとし、高温部Yの見込み角をθとして斜線で表す。
図6(B)のように、いずれかの検出素子の視野角αのすべてが、高温部Yの見込み角θで満たされている場合、その検出素子は高温部Yから放射される赤外線を受光しているので、高温部Yの温度を正確に検出することができる。
しかし、図6(C)のように、いずれの検出素子の視野角αも高温部Yの見込み角θで満たされていない場合は、高温部Yの温度を正確に検出することができない。すなわち、図6(C)の状態の場合、素子3の視野角αの一部で高温部Yから放射される赤外線を受光しているが、高温部Y以外から放射される赤外線も受光しているので、この出力に基づいて検知される温度は実際の高温部Yの温度とは異なる。
そして、鍋90をプレート20に載置する場所、すなわち、赤外線センサ60の検出素子と鍋90との距離によって、各検出素子の視野角αと高温部Yの見込み角θとの位置関係は変化する。例えば、赤外線センサ60と鍋90との距離が所定値以内であれば視野角αを高温部Yの見込み角θが満たすことができるが、鍋90が赤外線センサ60から離れた位置に載置されると視野角αを見込み角θで満たすことができなくなる。誘導加熱調理器100に使用者が鍋90を載置する位置は一定ではないため、図6(C)のようにいずれの検出素子の視野角αも高温部Yの見込み角θで満たされない場合が生じうる。
また、鍋の種類によって高温部Yの高さh1も小さくなる。例えば、鍋肌側面Gから鍋底Bに連なる曲面のR(半径)がR=5mmの場合、高温部Yの高さh1も約1.69mmと小さくなる。このため、赤外線センサ60から鍋90までの距離が遠い場合には視野角αを見込み角θで満たすことができない場合がある。
このように検出素子の視野角αを高温部Yの見込み角θが満たさない場合でも、高温部Yの温度をより正確に検出することのできる、本実施の形態1の誘導加熱調理器100の動作を説明する。
図7は、本実施の形態1に係る誘導加熱調理器100の高温部Yの温度検出処理を示すフローチャート、図8〜図18は図7のフローチャートに示す各処理を説明する図である。以下、図7に沿って、適宜図8〜図18を参照して説明する。
赤外線センサ60の検出素子が高温部Yを含む検出領域Xから放射される赤外線を受光すると、各検出素子の出力信号は温度検知回路70により温度情報に変換され、この温度情報を8素子の出力値としてマイコン80が取得する(S101)。
図8は、各検出素子の受光領域を説明する側面模式図である。
図8に示すように、検出素子アレー62を構成する8つの検出素子は、それぞれ視野角α内の受光領域x1〜x8の赤外線を受光する。図8の例では、鍋90の高温部Yは受光領域x6に含まれているので、高温部Yから放射される赤外線は受光素子6により受光される。
図9は、検出素子アレー62の検出素子が検出した赤外線量に基づく温度の例を示すグラフであり、横軸に素子番号を、縦軸に各検出素子が検出した赤外線に基づく温度を示している。図9に示すように、素子1〜素子5は約30℃であり、素子6と素子7で温度が高くなっていることから、素子6と素子7の受光領域付近に高温部Yが存在することが分かる。
図7の説明を続ける。
ステップS102において、各検出素子の温度情報を取得したマイコン80は、補間部81により、取得した温度情報の補間処理を行う。
図10は補間部81の機能ブロック図、図11は補間処理を示すフローチャート、図12は図11に対応する補間処理の説明図、図13は補間処理結果を示すグラフである。
図10において、補間部81は、2倍のインターポレータ回路811とインターポレータ回路812を直列接続した構成であり、8つの検出素子が検出した温度を4倍のサンプリング周波数とする補間を行う。なお、インターポレータ回路811とインターポレータ回路812は同様の構成である。
補間部81による補間処理を、図12を参照しつつ図11に沿って説明する。
(S1021)
まず、8素子の検出温度のうち、i番目の素子の温度Tiを、図11に示す式により赤外線量xiに変換する。i=1〜8であり、8素子すべての素子出力の変換を行うこととなる。なお、ステップS1021の式において、T0は検出素子アレー62の基準温度素子(図示せず)の検出温度、εは放射率、σはステファン・ボルツマン定数である。
(S1022)
次に、2倍のインターポレーションを行い、xi(i=1〜8)を、x’ii(ii=1〜16)に変換して2倍のサンプル数とする。具体的には、図12(A)に示す各素子の中間にデータを補間し、図12(B)に示すようにして素子数を仮想的に2倍にする。8素子のデータはステップS1021で算出したxi(i=1〜8)そのままであり、補間したデータは、図12の演算式に示す方法により算出する。なお、図12に示す演算式は一例である。このステップS1022の処理により、x’ii(ii=1〜16)という16個分のデータが得られる。
(S1023)
続けて、ステップS1022と同様にして2倍のインターポレーションを行い、x’ii(ii=1〜16)をx’iii(iii=1〜32)に変換して32個分のデータを得る。
(S1024)
ステップS1023で求めたx’iii(iii=1〜32)を、ステップS1024に示す式により温度T’iii(iii=1〜32)に変換する。
以上の補間処理により、8素子により検出された温度情報が、その4倍のサンプル数の32個の温度情報となる。
図13は、補間後の温度情報を示すグラフである。前述の図9と比較すると、横軸の素子数が4倍となり、iii=26が温度の最高値であることが分かる。
続けて、図7の説明を続ける。
ステップS103では、補間部81による補間処理結果(図13のデータ)を取得したマイコン80は、高温部判定部82により高温部判定処理を行う。
図14は高温部判定処理を示すフローチャートである。図14に示すように、高温部判定部82は、図11の補間処理で得たT’iii(iii=1〜32)の32点の温度の中から、最大値を示すiii(1≦iii≦32)を求め、n(n=iii/4)を求める。図13の例の場合、最大値を示すのはiii=26であるので、n=6.5となる。
この高温部判定処理により得たn番目の素子があるものと仮定すると、このn番目の素子(仮想素子n)が高温部Yから放射される赤外線を受光したとみなすことができる。すなわち、仮想素子nの視野角α内に高温部Yの見込み角θが収まっているということができる。そして、仮想素子nの視野角αの方向から、検出素子アレー62の検出領域Xにおける高温部Yの位置を把握することができる。
図7の説明を続ける。
ステップS104では、距離算出部83は、赤外線センサ60の検出素子から高温部Yまでの距離を算出する。なお、以降の説明において、赤外線センサ60と検出素子アレー62の位置は同視できるものとして説明する。
図15は距離算出処理を説明する図であり、図15(A)は処理フロー、図15(B)は距離算出処理の概念図である。
図15(A)において、まず、水平から高温部Yを見込んだ角度θ1を式1により算出する。そして、式1で算出した角度θ1と赤外線センサ60の設置高さhに基づいて、赤外線センサ60から高温部Yまでの距離Dを式2により算出する。
図15(A)(B)に示す赤外線センサの高さhは、赤外線センサ60のプレート20からの高さであり、予め記憶部88に格納されている情報である。また、赤外線センサ60が水平方向に対して下向きに傾いて設置されている場合の設置角度θdも、予め記憶部88に格納されている。
図7の説明を続ける。
ステップS105では、ステップS104で算出した高温部Yまでの距離Dを、表示パネル50に出力する。このとき、距離Dに基づいて鍋90の載置位置のずれを検知し、位置ずれがある場合にはその旨を使用者に報知するようにしてもよい。
次に、図7のステップS106では、温度推定部84の見込み角算出部85により、高温部Yを見込む角度θを算出する。
図16は高温部見込み角算出処理を説明する図であり、図16(A)は処理フロー、図16(B)は高温部見込み角算出処理の概念図である。
図16(A)の式3では、水平から高温部Yを見込む角度θ1を求める。そして、予め記憶部88に格納された高温部Yの高さh1、赤外線センサ60の設置高さh、及び距離Dとに基づいて、水平から高温部Yの高さh1の上までを見込んだ角度θ2を式4により求める。そして、角度θ1とθ2の差分をとって、高温部Yを見込む角度θを式5により算出する。
図16(A)(B)に示す高温部Yの高さh1と検出素子アレー62の設置高さhは予め記憶部88に格納されている値であり、距離Dは距離算出部83にて算出した赤外線センサ60から高温部Yまでの距離である。
図7の説明を続ける。
ステップS107では、温度推定部84の温度補正部86が、検出素子アレー62の検出素子1〜8が検出した温度の補正処理を行う。
ここで、補正処理を行う理由を説明する。まず、図17により検出素子アレー62を構成する検出素子1〜8の特性について説明する。検出素子1〜8は、図17(A)に示すような検出特性を有している。すなわち、検出素子の中心位置の赤外線の受光感度と比較すると、中心位置から離れるほどにその受光感度は低くなる。そして、検出素子の視野角αを超える範囲の赤外線も一部受光する。したがって、図17(B)に示すように、検出素子1〜8は隣接する他の素子と受光領域が重複する。
次に、図18(A)に示すようにある検出素子の視野角α内に高温部Yの見込み角θが含まれている場合について検討する。図18(A)は、鍋90の高温部Y付近を拡大した図である。図18(A)を検出素子の検出特性の図に当てはめると図18(B)のように表すことができる。高温部Yの温度を検出したい場合、この検出素子が受光する赤外線量に基づいて温度を求めると、視野角αが高温部Yの見込み角θで満たされていないこと、及び、図17で示した検出素子の特性により、正確な高温部Yの温度を検出することができない。このため、この検出素子が検出した温度を、検出素子の検出特性と見込み角θに基づいて補正することにより、より正確な高温部Yの温度を得るのである。
図19に基づいて温度補正処理を説明する。
図19は、温度補正処理を示すフローチャートである。
まず、鍋肌温度Th、プレート温度Ttを求める(S1061)。鍋肌温度Tg、プレート温度Ttは、検出素子g(鍋肌検出素子g)、検出素子t(プレート検出素子t)が検出した温度であり、gとtはそれぞれ式6、式7で算出することができる。図8の例では、仮想素子n=6.5であるので、鍋肌検出素子gは検出素子5、プレート検出素子tは素子8となる。したがって、検出素子5が検出した温度を鍋肌温度Tgとし、検出素子8が検出した温度をプレート温度Ttとする。
そして、仮想素子nをその一部に含む検出素子N(図8の例では、検出素子6)が検出した温度TNは、鍋肌検出温度Tgと、高温部Yの温度Tbと、プレート温度Ttの積分値であるといえることから(図18(B)参照)、ステップS1062の式8が成り立つ。図8の例では、N=6、h=5、t=8であり、TNは素子6の検出温度、Tgは素子5の検出温度、Ttは素子8の検出温度である。したがって、式8に、図9で示した各素子の検出温度を代入することで、高温部Yの温度Tbを得ることができる。
このように、実際に検出素子が検出した温度を補正することにより、高温部Yの温度を算出することができる。
図7の説明を続ける。
図7のステップS108では、上記のようにして検出した高温部Yの温度Tbを、表示パネル50に出力させる。上述の通り高温部Yの温度は鍋90の実際の温度とほぼ同じとみなすことができるから、高温部Yの温度を出力することで使用者に鍋90の温度を知らせることができる。
また、制御部87は、検出した高温部Yの温度に基づいて加熱コイル30の通電制御を行う。このようにすることで、鍋90の温度に応じた適切な加熱調理を行うことができる。
以上のように本実施の形態1に係る誘導加熱調理器によれば、高温部Yの見込み角θが検出素子アレー62を構成する各検出素子の視野角αを満たさない場合でも、より正確に高温部Yの温度を検出することができる。したがって、より正確な鍋90の温度を使用者に伝えることができるとともに、高温部Yの温度に基づいて加熱コイル30の通電制御を行うことで適切な加熱調理を行うことができる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、前述の実施の形態1で算出した距離D(赤外線センサ60と高温部Yとの距離)に基づき、使用者が載置した鍋90の位置ずれを検出する動作例を説明する。
図20は本実施の形態2に係る誘導加熱調理器の上面図、図21は鍋90を載置した状態を示す誘導加熱調理器の上面図である。なお、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付している。図20において、予め、加熱コイル30の加熱エリア中心C1と赤外線センサ60との距離Dhは記憶部88に格納されているものとする。そして、図21のように鍋90が載置されて加熱を開始すると、実施の形態1で述べた方法により距離Dを算出する。そして、記憶部88には鍋90の半径rが予め格納されていることから、下記式により鍋中心C2が、位置ずれ閾値δ以内にあるか否かを判定することができる。
Dh−δ≦(D+r)≦Dh+δ
Dh:加熱エリア中心C1と検出素子アレー62との距離、δ:位置ずれ閾値
そして、鍋90の位置ずれが検出された場合には、表示パネル50により使用者に報知を行う。あるいは、ブザーなどの音声出力手段を設け、鍋90の位置ずれを音声で報知してもよい。
このように、実施の形態1で説明したようにして算出した高温部Yまでの距離Dと予め取得した鍋90の半径rの情報により、誘導加熱調理器に載置された鍋90の位置ずれを検出することができる。加熱コイル30は、そのコイルの中央部分が最も加熱効率が高く、中央から外れるほどに加熱効率が下がる。したがって、鍋90の位置ずれが検出された場合には使用者に報知することにより、鍋90の位置ずれの修正を促すことができ、加熱効率の高い状態で加熱調理を行うことができる。
なお、上記説明では、出力手段として表示パネル50を用いる場合を例に説明したが、ブザーやスピーカなどの音声出力装置を設け、鍋の温度や鍋の位置ずれを音声により報知するようにしてもよい。
また、実施の形態1で述べた補間処理における計算値の算出方法は一例であり、他の補間アルゴリズムを用いることができる。
1〜8 検出素子、10 本体、20 プレート、30 加熱コイル、40 操作パネル、50 表示パネル、60 赤外線センサ、61 集光レンズ、62 検出素子アレー、70 温度検知回路、80 マイコン、81 補間部、82 高温部判定部、83 距離算出部、84 温度推定部、85 見込み角算出部、86 温度補正部、87 制御部、88 記憶部、90 鍋、100 誘導加熱調理器、811 インターポレータ回路、812 インターポレータ回路。

Claims (7)

  1. プレートで上面が覆われた本体に誘導加熱手段を配置し、前記プレート上に載置された調理容器を電磁誘導により加熱する誘導加熱調理器において、
    前記プレートと前記調理容器との接触面を含む調理容器側面下部の高温部を含め、前記調理容器及び前記プレートから放射される赤外線を受光する複数の検出素子が縦方向に配列された検出素子アレーを備えた温度検出手段と、
    前記複数の検出素子からの出力値に基づいて、前記検出素子アレーの検出領域における前記高温部の位置を判定する高温部判定手段と、
    前記高温部判定手段の判定結果と、前記プレートを基準とする前記検出素子アレーの設置高さとに基づいて、前記検出素子アレーから前記高温部までの距離を算出する距離算出手段と、
    前記高温部までの距離と、予め取得した前記高温部の高さとに基づいて、前記高温部の見込み角を算出する角度算出手段と、
    前記高温部の見込み角に基づいて、前記複数の検出素子のうち最も高い温度を検出した検出素子の出力値を補正して前記高温部の温度を検出する温度補正手段とを備えた
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記複数の検出素子からの出力値を補間する温度補間手段を備え、
    前記高温部判定手段は、前記温度補間手段による補間後の情報に基づいて前記検出素子アレーの検出領域における前記高温部の位置を判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記高温部判定手段は、
    前記温度補間手段による補間後の情報のうち最高値を検出する仮想的な素子が存在するものとして、前記仮想的な素子の位置に基づいて前記検出素子アレーの検出領域における前記高温部の位置を判定する
    ことを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記温度補正手段は、前記検出素子の持つ検出特性に基づく補正を行う
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記温度補正手段による補正後の前記高温部の温度を出力する表示手段及び音声出力手段のいずれかまたは両方を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記距離算出手段が算出した前記高温部までの距離に基づいて、前記調理容器が前記誘導加熱手段の加熱領域に載置されているか否かを判断する制御手段と、
    前記調理容器が前記誘導加熱手段の加熱領域に載置されているか否かを出力する表示手段及び音声出力手段のいずれかまたは両方を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記温度補正手段による補正後の前記高温部の温度に基づいて、前記誘導加熱手段の出力を制御する加熱制御手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか記載の誘導加熱調理器。
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