JP2010285224A - ブーム及びブーム用スライド支持部材 - Google Patents

ブーム及びブーム用スライド支持部材 Download PDF

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Abstract

【課題】外側ブーム材に対するパッドの組み付け作業性とフィット性、及び内側ブーム材に対するパッドのフィット性を改善する。
【解決手段】外側ブーム材である第1段ブーム材1の下部内周面に、合成樹脂製の湾曲した帯状のパッドホルダ12を取付け、このパッドホルダ12の上面に設けた複数の凹部16…に、パッドホルダ12とは別の合成樹脂材から成るパッド13…を嵌め込んで取付ける。パッドホルダ12には、湾曲状への曲げを助ける手段として、凹部16…間の部分において上面側に折り曲げ溝14、下面側に折り曲げ補助溝を設け、このパッドホルダ12を第1段ブーム材1の内周面に沿わせた状態で、ホルダ固定手段によりブーム周方向及び長さ方向に位置固定して取付けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明はクレーン等の建設機械に用いられる伸縮式のブーム、及びこのブームを構成する内外両ブーム材間に設けられて内側ブーム材をスライド自在に支持するブーム用スライド支持部材に関するものである。
四段式(三段伸縮)のブームを例にとって背景技術を説明する。
このブームは、図7に示すように機械のベースマシンに取付けられる基端側から順に第1段〜第4段の筒状の各ブーム材1〜4(太線で示す)を内外にテレスコープ状に嵌合させて伸縮自在に構成される。
また、この伸縮式ブームを構成するブーム材1〜4の一種として、とくに強度の点ですぐれているとの理由から、図8に示すように、ブーム水平状態での下部が下向き凸状(ほぼU字状)に湾曲した断面形状を有するものが用いられている。以下、このような下部が湾曲したブーム材を湾曲ブーム材、これ用いるブームを湾曲ブームという場合がある。
なお、各ブーム材1〜4の、ブーム水平状態での上部となる天壁、及びこの天壁から下方に延びる両側壁はいずれもフラット(平板)状で、両側壁から底壁にかけての下部が上記のように湾曲形状となっている。
また、湾曲ブーム材1〜4の下部は、厳密には平板の複数回曲げによって多角形状に形成され、巨視的に湾曲形状となる。
この湾曲ブームにおいて、他の伸縮式ブームと同様に、とくに荷重がかかった状態での内外ブーム材間のスライド抵抗(摩擦)を低減するために、隣り合う内外ブーム材間にパッド5…が設けられる。
このパッド5…は、一般的には、図示のようにブーム材に対応する湾曲した帯状に形成され、吊り上げ状態でとくに大荷重が作用する外側ブーム材の先端部において、下部内周面の周方向一定範囲に亘って取付けられる。
しかし、このような一体型のパッド5…では、ブーム材の断面形状ごとに湾曲形状(曲率半径)が異なる複数種類のパッドを用意しなければならないため量産性、コストの点で不利となる。
一方、この問題を解決するものとして、特許文献1に示されているように、上記一体型パッドをブーム周方向に複数に分割した形態の単位パッド(分割型パッド)を用い、各パッドを外側ブーム材の内周面に周方向に並んで取付ける技術(以下、公知技術の1という)が公知である。
また、特許文献2には、一体型の改良技術として、帯状のパッドの上面(内側ブーム材と対向する面)側に、パッドの湾曲状への折り曲げを助けるためにブーム長さ方向に延びる複数の折り曲げ溝を周方向一定間隔置きに設け、この折り曲げ溝によってパッド全体をブーム材の断面形状に合わせて折り曲げ可能に構成した技術(以下、公知技術の2という)が示されている。
特開2005−255337号公報 特開2008−265980号公報
ところが、公知技術の1(分割型パッド)によると、各単位パッドを外側ブーム材の内周面に対してブーム周方向及びブーム長さ方向に位置固定するに当たって、個別に固定するにしても、パッド列を周方向両側から拘束することによって一括固定するにしても、次の問題がある。
すなわち、個別固定方式では作業がきわめて煩雑となる。また、一括固定方式では、両側の固定部材を装着するまで各パッドが固定されない不安定な状態にあるため、結局、作業能率が悪くなる。
一方、公知技術の2(一体型パッド)によると、パッドが一連一体の帯状であるため、パッド厚みが全長(ブーム周方向長さ)に亘って一定となる。
しかし、現実問題として、
(イ)ブームによってはブーム材間の隙間がブーム周方向の各部分で異なる場合(たとえば隙間が周方向の両側で相対的に広く、中間で狭い場合)があること、
(ロ)たとえブーム材間の隙間が周方向で均一となるように製作されたブームの場合でも、内外両ブーム材の製造誤差等によって隙間のばらつきが生じる場合があること
から、公知技術の2ではパッドを内側ブーム材の外周面にフィットさせることができないおそれがある。
そこで本発明は、公知技術の1,2の問題点を解決し、ブーム材に対するパッドの組み付け作業の能率を改善できるとともに、ブーム材間の隙間の周方向変化やばらつきがあってもパッドを内側ブーム材の外周面に確実にフィットさせることができるブーム及びブーム用スライド支持部材を提供するものである。
請求項1の発明(ブーム用スライド支持部材)は、ブーム水平状態での下部が下向き凸状に湾曲する複数のブーム材が内外にテレスコープ状に嵌合されて構成される伸縮式のブームに用いられるブーム用スライド支持部材であって、隣り合う内外両側ブーム材のうち外側ブーム材の少なくとも下部の内周面にブーム周方向の一定範囲に亘って取付けられる帯状のパッドホルダと、内側ブーム材の外周面に接して同ブーム材をスライド自在に支持する複数のパッドとを備え、上記パッドホルダには、上記内側ブーム材に対向する上面側に、パッドホルダの湾曲状への曲げを助ける手段として、上向きに開口してブーム長さ方向に延びる複数の折り曲げ溝がブーム周方向に間隔を置いて設けられるとともに、この折り曲げ溝間の部分に四周が閉じて上向きに開口する複数の凹部が設けられ、上記各パッドがこの凹部に嵌め込まれてブーム周方向及び長さ方向に位置固定された状態で装着されたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、上記パッドホルダの下面側における上記各折り曲げ溝に対応する個所に、下向きに開口してブーム長さ方向に延びる折り曲げ補助溝が設けられたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、上記パッドホルダとパッドとはそれぞれ互いに異なる合成樹脂材によって形成されたものである。
請求項4の発明は、請求項3の構成において、上記パッドは、上記パッドホルダと比較して、
(i)動摩擦係数が小さいこと、
(ii)静摩擦係数と動摩擦係数の差が小さいこと、
(iii)耐摩耗性が高いこと
の少なくとも一つの条件を満足するものである。
請求項5の発明は、請求項4の構成において、上記パッドは、面圧が90Kg/cmから極限値の180Kgf/cmの範囲において、静摩擦係数が約0.15、動摩擦係数が約0.1の条件を満足するものである。
請求項6の発明は、請求項3〜5の構成において、上記パッドが含油型合成樹脂材によって形成されたものである。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかの構成において、上記パッドホルダは、熱可塑性樹脂材により、予め、取付対象である上記外側ブーム材の内周面に対応する湾曲形状に加熱成形されたものである。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかの構成において、上記各パッドは、パッドホルダの凹部に対して着脱自在に嵌め込まれたものである。
請求項9の発明は、請求項8の構成において、パッドホルダにおける凹部の底面に、パッドホルダ厚み方向に貫通するパッド抜き出し穴が設けられたものである。
請求項10の発明(ブーム)は、ブーム水平状態での下部が下向き凸状に湾曲する複数のブーム材が内外にテレスコープ状に嵌合されて構成される伸縮式のブームにおいて、隣り合う内外両側ブーム材のうち外側ブーム材の少なくとも下部に、請求項1〜9のいずれか1項に記載のスライド支持部材と、このスライド支持部材のパッドホルダをブーム周方向及びブーム長さ方向に固定するホルダ固定手段とが設けられたものである。
請求項11の発明は、請求項10の構成において、上記ホルダ固定手段として、上記パッドホルダを前側から拘束する状態で外側ブーム材の先端部に着脱自在に取付けられた前側固定部材と、パッドホルダをブーム周方向の複数個所において後側から拘束する状態で外側ブーム材の内周面に取付けられた後側固定部材と、パッドホルダをブーム周方向の両側から拘束する状態で外側ブーム材の内周面に取付けられた周方向固定部材とを具備するものである。
本発明のブーム及びブーム用スライド支持部材によると、複数のパッドを帯状パッドホルダの凹部に嵌め込んでブーム周方向に並設する構成としたから、第1に、パッドホルダのみを、たとえば請求項10,11のホルダ固定手段で外側ブーム材に対してブーム周方向及び長さ方向に位置固定することによってすべてのパッドを同時に位置固定することができる。
このため、公知技術の1(分割型パッド)と比較して、パッドの組み付け作業が簡単となる。
第2に、パッドを四周が閉じた凹部に嵌め込むため、パッドが内側ブーム材との摺接抵抗によって脱落するおそれがない。
第3に、公知技術の2と異なり、パッド厚みをパッド個々に自由に選択できるため、ブーム材間の隙間がブーム周方向の各部分で異なる場合や、内外両ブーム材の製造誤差等によって隙間のばらつきがある場合でも、その隙間に応じた厚みのパッドを選択することで、すべてのパッドを内側ブーム材の外周面にフィットさせることができる。
この場合、パッドホルダが外側ブーム材の内周面にフィットしていることが前提となる。この点、本発明によると、パッドホルダの上面側における凹部間の部分に、同ホルダの湾曲状への曲げを助ける手段として、上向きに開口してブーム長さ方向に延びる複数の折り曲げ溝を設けたから、パッドホルダを外側ブーム材の内周面に合わせて簡単に折り曲げ、かつ、確実にフィットさせることができる。
こうして、公知技術の1,2の問題を同時に解決し、パッド組み付けの作業性と、ブーム材のスライドを助けるというパッド性能の向上を両立させることができる。
また、請求項2の発明によると、パッドホルダの下面側にも溝(下向きに開口する折り曲げ補助溝)を設けたから、この補助溝を設けない場合と比較して、とくに強度低下を避けるために折り曲げ溝を浅くした場合でもパッドホルダを曲げ易くなるとともに、外側ブーム材の内周面にフィットさせ易くなる。
請求項3〜6の発明によると、パッドホルダとパッドを別々の合成樹脂材で形成したから、それぞれの役割に応じた適切な材料を用いることができる。
すなわち、パッドは内側ブーム材の滑りを助けるための滑り部材であるから、請求項4の発明のように、パッドを保持するだけのパッドホルダと比較して、滑り性能(一定の滑り性能を長期に亘って維持するための耐摩耗性を含む)の良い合成樹脂材を用いるのが望ましい。
発明者の実験によると、請求項5の発明のように、クレーン用ブームでのパッドの使用環境である面圧が90Kg/cmから極限値の180Kgf/cmの範囲において、静摩擦係数が約0.15、動摩擦係数が約0.1(両摩擦係数の差が0.05)の条件を満足するものが良好な滑り性能を確保する上で好適であった。
具体的には、請求項6の発明のように潤滑性にすぐれる含油型合成樹脂、なかでも含油型ポリアミド系樹脂や含油型ポリアセタール系樹脂が好適である。
一方、パッドホルダは、パッドを介して受ける荷重を支持するのに十分な強度及び硬度と、折り曲げ易さ(柔軟性)と、折り曲げても破断しない粘り強さを兼ね備えたものが望ましい。さらには、滑り性能は低くてもできるだけ安価な合成樹脂材を用いるのが望ましい。具体的にはポリアミド系樹脂が好適である。
なお、請求項4の各条件のうち、(i)(ii)の条件を満足する合成樹脂材を用いると、とくにブーム伸縮始めに、ブーム材が引っかかって間欠的に動く、所謂しゃくりがなく、始動がスムーズとなる。
ところで本発明において、パッドホルダは、帯状に成形された平板材をブーム材の断面形状に合うように湾曲状に折り曲げて形成される。この折り曲げに関する具体的なパターンとして、
(イ)パッドホルダの強度低下を回避するために折り曲げ溝を浅くし、加熱により柔軟にした状態で曲げるパターン、
(ロ)非加熱状態でも折り曲げが可能なように折り曲げ溝を深くし、常温下で曲げるパターン
の二通りのうちから選択することができる。
(イ)のパターンは、請求項7の発明のようにとくに製造段階で、取付対象である外側ブーム材の内周面に対応する湾曲形状に曲げ加工する場合に適する。また、ブームへの組み付け段階で、熱風を吹き付ける等の簡易な加熱手段によって加熱することを条件として、調整曲げすることも可能である。
従って、(イ)のパターンはパッドホルダを熱可塑性樹脂で成形することが条件となる。
つまり、熱可塑性樹脂材を用いると、パッドホルダの強度が落ちないように溝を浅くしながら、加熱を条件として、製造段階での曲げ加工、及び組み付け段階で実際のブーム材の断面形状に合うように湾曲度を調整する場合の曲げ作業の能率がともに良くなる。
一方、上記(ロ)のパターンは、強度的に不利となる反面、熱可塑性樹脂以外でも折り曲げが可能となり、組み付け段階での本曲げも可能となる。
請求項8,9の発明によると、各パッドをパッドホルダの凹部に対して着脱自在に嵌め込むため、パッドの磨耗、損傷時の交換が容易となる。
この場合、パッドが簡単に脱落せず、かつ、ブーム周方向及び長さ方向に確実に位置固定できるようにパッドを凹部に圧嵌するのが望ましいが、こうすると交換時等にパッドの抜き出しが困難となる。この点、請求項9の発明によると、突き棒をパッド抜き出し穴に裏側から差し込んでパッドを容易に突き出すことができる。
本発明の実施形態に係るブーム及びスライド支持部材の斜視図である。 スライド支持部材の組立前の拡大斜視図である。 スライド支持部材の組立状態の斜視図である。 スライド支持部材をブームに組み付けた状態の部分断面図である。 図4の一部拡大図である。 図5のVI−VI線断面図である。 本発明の適用対象となるブームの側面図である。 従来のスライド支持部材付きブームの断面図である。
本発明の実施形態を図1〜図6によって説明する。
本発明のスライド支持部材は、伸縮式の湾曲ブームにおけるすべての隣り合うブーム材間(外側ブーム材の先端部内周面)に設けることができる。
実施形態では、このうち、図7,8に示す四段ブームにおける第1段ブーム材(外側ブーム材)1と第2段ブーム材(内側ブーム材。第3段ブーム材3との間では外側ブーム材となる)2との間であって、第1段ブーム材1の先端側下部にスライド支持部材11を設けた場合を例にとって説明する。
スライド支持部材11は、第1段(外側)ブーム材1の下部の内周面にブーム周方向の一定範囲に亘って取付けられる帯状のパッドホルダ12と、このパッドホルダ12に取付けられて第2段(内側)ブーム材2をスライド自在に支持する複数のパッド13…とを備えている。
パッドホルダ12は、帯状に成形された平板材を第1段ブーム材1の内周面に合うように湾曲状に折り曲げて形成される。
ここで、パッドホルダ12には、第2段ブーム材2に対向する上面側に、上向きに開口してブーム長さ方向に延びる複数の折り曲げ溝14…がブーム周方向に間隔を置いて設けられ、上記平板材を、この折り曲げ溝14…の開口が閉じる方向に湾曲させることによって湾曲状のパッドホルダ12が形成される。
この場合、折り曲げ溝14…を相対的に深くすれば折り曲げ易くなり、浅くすれば折り曲げ難くなる。但し、深くすればパッドホルダ12の強度が低下し、浅くすれば強度低下を回避することができる。
そこで、パッドホルダ12をどのような材料で成形し、どの段階で折り曲げるかについて、次の二つのパターンのうちから選択することができる。
(イ)パッドホルダ12(平板材)を、加熱することにより軟らかくなって折り曲げ易くなる熱可塑性樹脂にて成形するとともに、折り曲げ溝14…を浅くし、製造段階で曲げ加工する第1のパターン。
(ロ)折り曲げ性を高めるために折り曲げ溝14…を深くし、常温下で曲げる第2のパターン。
上記(イ)の第1のパターンは、製造段階で第1段ブーム材1の断面形状にほぼ合うように曲げ加工し(本曲げ)し、パッドホルダ12を第1段ブーム材1の内周面に組み付ける組み付け段階で、必要に応じて実際のブーム材1の断面形状に合うように湾曲度を調整する調整曲げを行う場合に適し、本曲げ、調整曲げいずれも曲げ作業の能率が良い。
一方、上記(ロ)の第2のパターンは、折り曲げ溝14…が深い分、強度的に不利となる反面、熱可塑性樹脂以外でも折り曲げが可能となり、組み付け段階での本曲げも可能となる。
また、パッドホルダ12は、パッド13を介して受ける荷重を支持するのに十分な強度及び硬度と、折り曲げ易さ(柔軟性)と、折り曲げても破断しない粘り強さを兼ね備えたものが望ましい。
さらには、滑り性能は低くてもできるだけ安価な合成樹脂材を用いるのが望ましく、以上の条件を満足するものとしてポリアミド系樹脂が好適である。
パッドホルダ12には、下面側における各折り曲げ溝14…に対応する個所に、下向きに開口してブーム長さ方向に延びる折り曲げ補助溝15…が設けられている。
このように、下面側にも溝(下向きに開口する折り曲げ補助溝)15…を設けることにより、この補助溝15…を設けない場合と比較して、とくに強度低下を回避するために折り曲げ溝14…を浅くした場合でもパッドホルダ12を曲げ易く、かつ、第1段ブーム材1の内周面にフィットさせ易くなる。
さらに、パッドホルダ12の上面には、折り曲げ溝14…間の部分に、四周が閉じて上向きに開口する複数の凹部16…が設けられ、各パッド13…がこの凹部16…に着脱自在に嵌め込まれる。
このパッドホルダ12は、ホルダ固定手段によって第1段ブーム材1の先端部外周面にブーム周方向及び長さ方向に位置固定される。
このホルダ固定手段は、図1、図4〜図6に示すように、パッドホルダ12を前側から拘束する状態で第1段ブーム材1の先端部に着脱自在に取付けられる前側固定部材17と、パッドホルダ12をブーム周方向の複数個所において後側から拘束する状態で外側ブーム材の内周面に取付けられる後側固定部材18…と、パッドホルダ12をブーム周方向の両側から拘束する状態で外側ブーム材の内周面に取付けられる周方向固定部材19とから成っている。
前側固定部材17は、半円形に湾曲した帯板状に形成され、パッドホルダ12の前面に当接する状態で、第1段ブーム材1の先端に設けられたフランジ1aの下部前面に複数本のボルト20によって取付けられる(図6参照)。
なお、図1では、複数の分割片17a…によって半円形の前側固定部材17を形成する場合を例示しているが、同部材17を一連一体に形成してもよい。
後側固定部材18…は、図1,6に示すように四角板状に形成され、パッドホルダ12の後面に保護プレート21を介して当接する位置で、第1段ブーム材内周面の周方向複数個所に溶接等によって取付けられる。
保護プレート21は、後側固定部材18とパッドホルダ12の直接接触による同ホルダ後面の損傷を防止するためのもので、パッドホルダ12の後面にボルト22で取付けられる。
なお、この保護プレート21は、後側固定部材18…ごとに設けてもよいし、複数またはすべての後側固定部材18…に跨って設けてもよい。
周方向固定部材19は、図4に示すようにパッドホルダ12よりも薄い板状に形成され、パッドホルダ12を周方向両側から挟み込んで周方向に位置固定し得る位置で第1段ブーム材1の内周面に溶接等にて取付けられる。
パッド13…は、パッドホルダ12とは異なる合成樹脂材によって長方形の平板状に形成され、パッドホルダ12の凹部16…に嵌め込まれた状態で上面側が凹部16…から突出して第2段ブーム材2の外周面に接触し、スライド支持機能を発揮する。
ここで、各パッド13…は、パッドホルダ12の凹部16…に嵌め込まれた状態で、その四周壁によってブーム周方向及び長さ方向に個々に位置固定される。
そして、前記のようにパッドホルダ12がホルダ固定手段によってブーム周方向及び長さ方向に固定されることにより、各パッド13…が第1段ブーム材1の先端部内周面にブーム周方向及び長さ方向に位置固定される。
このパッド13…は、第2段ブーム材2の滑りを助けるための滑り部材であるから、このパッド13…を保持するだけのパッドホルダ12と比較して、滑り性能(一定の滑り性能を長期に亘って維持するための耐摩耗性を含む)の良い合成樹脂材、すなわち、
(i)動摩擦係数が小さいこと、
(ii)静摩擦係数と動摩擦係数の差が小さいこと、
(iii)耐摩耗性が高いこと
の少なくとも一つの条件を満足する合成樹脂材を用いるのが望ましい。
このうち、(i)(ii)の条件を満足する合成樹脂材を用いると、とくにブーム伸縮始めに、第2段ブーム材2が引っかかって間欠的に動く、所謂しゃくりがなく、始動がスムーズとなる。
因みに、パッド13の滑り性能に関する発明者の実験によると、クレーン用ブームでのパッドの使用環境である面圧が90Kg/cmから極限値の180Kgf/cmの範囲において、静摩擦係数が約0.15、動摩擦係数が約0.1(両摩擦係数の差が0.05)の条件を満足するものが、上記始動性を含めて良好な滑り性能を確保する上で好適であった。
具体的な材料としては、潤滑性にすぐれる含油型合成樹脂、なかでも含油型ポリアミド系樹脂や含油型ポリアセタール系樹脂が好適である。
また、パッド13…は、パッドホルダ12の凹部16…に嵌め込まれるだけであって着脱自在であるため、簡単に脱落しないように凹部16…に圧嵌するのが望ましい。
ところが、こうすると、損傷や磨耗に伴う交換時等にパッド13の抜き出しが困難となるおそれがある。
そこで、パッドホルダ12の凹部16…の底面にパッド抜き出し穴23がホルダ厚み方向に貫通して設けられ、突き棒24(図6中に示す)をこのパッド抜き出し穴23に裏側から差し込んでパッド13を上向きに容易に突き出し得るように構成されている。
パッド抜き出し穴23は、図示のように凹部底面の前後両側に設けてもよいし、中央部のみに設けてもよい。
図4は、第1段ブーム材1の内周面に対するスライド支持部材11の取付状態を、左右片側半部のみで示しているが、反対側半部も対称的に取付けられる。
また、同図においては、二つのスライド支持部材11,11を互いのブーム周方向一端面が接する状態でブーム周方向に隣接して設けた場合を例示しているが、広幅の単一のスライド支持部材11で第1段ブーム材1の下部内周面全体をカバーしてもよい。
なお、実施形態に係るスライド支持部材11と、前記公知技術の1,2を含めた公知のスライド支持部材(公知技術の1,2のいずれか一方または双方)を同一ブーム材で併用してもよい。
図4にはブーム材1の側壁部分に公知のパッド25を用いた場合を例示している。
また、スライド支持部材11の組み付けを含めたブームの組立は、
I.ホルダ固定手段のうち後側、周方向両固定部材18,19の第1段ブーム材1への取付け、
II.パッドホルダ12の取付け、
III.パッドホルダ12の凹部16…へのパッド13…の嵌め込み、
IV.前側固定部材17の取付け、
V.第2段ブーム材2の挿入
の手順で行われる。
ここで、パッドホルダ12の上面に折り曲げ溝14…、下面に折り曲げ補助溝15…を設けているため、
(イ)製造段階でパッドホルダ12を予め湾曲状に曲げ加工しておいて組み付け段階で調整曲げする場合、
(ロ)組み付け段階でパッドホルダ12を平板状から湾曲状に本曲げし、かつ、調整曲げする場合
のいずれにおいても、パッドホルダ12を第1段ブーム材1の内周面に合わせて簡単に折り曲げ、かつ、確実にフィットさせることができる。
また、複数のパッド13…を帯状パッドホルダ12の凹部16に嵌め込んでブーム周方向に並設する構成としたから、第1に、パッドホルダ12のみをホルダ固定手段で第1段ブーム材1に対してブーム周方向及び長さ方向に位置固定することによってすべてのパッド13…を同時に位置固定することができる。
このため、公知技術の1(分割型パッド)と比較して、パッドの組み付け作業が簡単となる。
第2に、パッド13…をパッドホルダ12の凹部16に嵌め込むため、パッド13…が第2段ブーム材2との摺接抵抗によって脱落するおそれがない。
第3に、公知技術の2と異なり、パッド厚みをパッド個々に自由に選択できるため、ブーム材1,2間の隙間がブーム周方向の各部分で異なる場合や、両ブーム材1,2の製造誤差等によって隙間のばらつきがある場合でも、その隙間に応じた厚みのパッド13を選択することで、すべてのパッド13…を第2段ブーム材2の外周面にフィットさせることができる。
すなわち、パッド組み付けの作業性と、第2段ブーム材2のスライドを助けるというパッド性能の向上を両立させることができる。
他の実施形態
(1)パッドホルダ12の折り曲げ補助溝15…は設けるのが望ましいが、これを設けない場合でも、折り曲げ溝14…による基本的な効果として、同ホルダ12の折り曲げ性、及び第1段ブーム材内周面に対するフィット性を高めることができる。
(2)パッドホルダ12とパッド13…は、上記実施形態のようにそれぞれに適した特性を有する別々の合成樹脂材で成形するのが望ましいが、少なくともパッド13…の良好な滑り性能を確保できることを条件として両者を同一の合成樹脂材で成形してもよい。
(3)パッド13…は、パッドホルダ12の凹部16に着脱自在に嵌め込むのが望ましいが、パッドホルダごと交換するのであれば、パッド固定力を強化するために凹部16に嵌めこんだ状態で接着等によって固定してもよい。
1 第1段ブーム材(外側ブーム材)
2 第2段ブーム材(内側ブーム材)
3 第3段ブーム材
4 第4段ブーム材
11 スライド支持部材
12 スライド支持部材を構成するパッドホルダ
13 同パッド
14 パッドホルダの折り曲げ溝
15 同、折り曲げ補助溝
16 同、凹部
17 ホルダ固定手段を構成する前側固定部材
18 同、後側固定部材
19 同、周方向固定部材
23 パッドホルダのパッド抜き出し穴

Claims (11)

  1. ブーム水平状態での下部が下向き凸状に湾曲する複数のブーム材が内外にテレスコープ状に嵌合されて構成される伸縮式のブームに用いられるブーム用スライド支持部材であって、隣り合う内外両側ブーム材のうち外側ブーム材の少なくとも下部の内周面にブーム周方向の一定範囲に亘って取付けられる帯状のパッドホルダと、内側ブーム材の外周面に接して同ブーム材をスライド自在に支持する複数のパッドとを備え、上記パッドホルダには、上記内側ブーム材に対向する上面側に、パッドホルダの湾曲状への曲げを助ける手段として、上向きに開口してブーム長さ方向に延びる複数の折り曲げ溝がブーム周方向に間隔を置いて設けられるとともに、この折り曲げ溝間の部分に四周が閉じて上向きに開口する複数の凹部が設けられ、上記各パッドがこの凹部に嵌め込まれてブーム周方向及び長さ方向に位置固定された状態で装着されたことを特徴とするブーム用スライド支持部材。
  2. 上記パッドホルダの下面側における上記各折り曲げ溝に対応する個所に、下向きに開口してブーム長さ方向に延びる折り曲げ補助溝が設けられたことを特徴とする請求項1記載のブーム用スライド支持部材。
  3. 上記パッドホルダとパッドとはそれぞれ互いに異なる合成樹脂材によって形成されたことを特徴とする請求項1または2記載のブーム用スライド支持部材。
  4. 上記パッドは、上記パッドホルダと比較して、
    (i)動摩擦係数が小さいこと、
    (ii)静摩擦係数と動摩擦係数の差が小さいこと、
    (iii)耐摩耗性が高いこと
    の少なくとも一つの条件を満足することを特徴とする請求項3記載のブーム用スライド支持部材。
  5. 上記パッドは、面圧が90Kg/cm22から極限値の180Kgf/cmの範囲において、静摩擦係数が約0.15、動摩擦係数が約0.1の条件を満足することを特徴とする請求項4記載のブーム用スライド支持部材。
  6. 上記パッドが含油型合成樹脂材によって形成されたことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のブーム用スライド支持部材。
  7. 上記パッドホルダは、熱可塑性樹脂材により、予め、取付対象である上記外側ブーム材の内周面に対応する湾曲形状に加熱成形されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のブーム用スライド支持部材。
  8. 上記各パッドは、パッドホルダの凹部に対して着脱自在に嵌め込まれたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のブーム用スライド支持部材。
  9. パッドホルダにおける凹部の底面に、パッドホルダ厚み方向に貫通するパッド抜き出し穴が設けられたことを特徴とする請求項8記載のブーム用スライド支持部材。
  10. ブーム水平状態での下部が下向き凸状に湾曲する複数のブーム材が内外にテレスコープ状に嵌合されて構成される伸縮式のブームにおいて、隣り合う内外両側ブーム材のうち外側ブーム材の少なくとも下部に、請求項1〜9のいずれか1項に記載のスライド支持部材と、このスライド支持部材のパッドホルダをブーム周方向及びブーム長さ方向に固定するホルダ固定手段とが設けられたことを特徴とするブーム。
  11. 上記ホルダ固定手段として、上記パッドホルダを前側から拘束する状態で外側ブーム材の先端部に着脱自在に取付けられた前側固定部材と、パッドホルダをブーム周方向の複数個所において後側から拘束する状態で外側ブーム材の内周面に取付けられた後側固定部材と、パッドホルダをブーム周方向の両側から拘束する状態で外側ブーム材の内周面に取付けられた周方向固定部材とを具備することを特徴とする請求項10記載のブーム。
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