JP2010284525A - 磁気共鳴rf磁場計測のためのシステム、方法及び装置 - Google Patents

磁気共鳴rf磁場計測のためのシステム、方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】磁気共鳴RF磁場計測する。
【解決手段】磁気共鳴撮像(MRI)システムはマグネットのボアの周りに位置決めされた複数の傾斜コイル並びにRFコイルアセンブリにRF信号を送信しMR画像を収集するようにパルスモジュールにより制御を受けるRF送受信器システム及びRFスイッチを有する。コンピュータは、共鳴周波数で励起された複数の原子核に対して共鳴周波数と異なる第1の周波数で第1のオフ共鳴無線周波数(RF)パルスを印加すること(120、126)、第1のオフ共鳴RFパルスの印加(120、126)後に複数の原子核から第1の信号を収集すること(122、128)、第1のオフ共鳴RFパルスに基づいて第1の信号から位相シフトを決定すること(148)、該位相シフトに基づいてB1磁場を決定すること(150)、並びにコンピュータ読み取り可能記憶媒体上に該B1磁場を保存すること、を行うようにプログラムされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、全般的には医用撮像システムに関し、またさらに詳細には、磁気共鳴撮像に関連するB磁場の決定に関する。
人体組織などの物質を均一な磁場(偏向磁場B)にかけると、組織中のスピンの個々の磁気モーメントはこの偏向磁場と整列しようとして、この周りをラーモアの特性周波数によってランダムな秩序で歳差運動することになる。この物質や組織に、x−y平面内にありラーモア周波数に近い周波数の磁場(励起磁場B)がかけられると、正味の整列モーメント(すなわち、「縦磁化」)Mは、x−y平面内に来るように回転させられ(すなわち、「傾けられ(tipped)」)、正味の横方向磁気モーメントMが生成される。励起信号Bを停止させた後、励起したスピンにより信号が放出され、さらにこの信号を受信し処理して画像を形成することができる。
これらの信号を用いて画像を作成する際には、磁場傾斜(G、G及びG)が利用される。典型的には、撮像しようとする領域は、使用する具体的な位置特定方法に従ってこれらの傾斜を変更させる一連の計測サイクルによりスキャンを受ける。得られた受信核磁気共鳴(NMR)信号の組はディジタル化され、よく知られた多くの再構成技法のうちの1つを用いて画像を再構成するように処理される。
磁気共鳴コイルまたはアレイが発生させたB磁場が均一であるかか否か、あるいはその磁場がどの程度不均一であるかの決定に使用される技法には、多種多様なものが存在する。こうした技法のことをBマッピングと呼ぶことが多い。Bマッピング技法は一般に、空間分解性のB計測と非空間分解性のB計測のいずれを実現させることもある。B計測は、収集中に1つまたは複数の空間エンコード傾斜が印加される場合は空間分解性であり、一方B計測中に空間エンコード傾斜を利用しないときはそのB計測が非空間分解性となる。とりわけ、指定のフリップ角で無線周波数(RF)パルスを発生させるように送信ゲインを調整し、マルチ送信チャンネルRFパルスを設計し、かつ化学シフト撮像の実現を支援するために、Bマップを使用することが可能である。Bマッピングはさらに、T1マッピング及び/または別の定量的MR撮像技法における支援の役割をすることも可能である。幾つかのBマッピング技法はT1依存的である。すなわち、Bで利用される信号がT1緩和の関数として重み付けされることが多い。別のBマッピング技法は、Bまたは化学シフト依存的である。また別の技法は、ある範囲のB磁場にわたって不正確であり、かつ/または大きなRFパワー預託に依存する。
マッピング技法に関して、この技法の下位分類には位相ベースのBマッピング技法と呼び得る技法が包含される。こうした位相ベースのBマッピング技法の1つでは、Bを決定するために2α−αフリップ角シーケンスから得られる位相を用いている。こうした技法はフリップ角の範囲がより大きな別の技法と比べてより正確であるが、こうした技法はB依存的であると共に比較的長い反復時間(TR)要件に依拠することが多い。
位相ベースの別のBマッピング技法は、断熱的(adiabatic)双曲線セカントの半通過または全通過パルスによって生成されるB依存的位相を利用している。しかしこの技法に関連する比吸収率(SAR)は、こうした技法の高磁場における臨床応用を制限する可能性がある。
米国特許出願第20080150528号
したがって、上述の欠点の一部または全部を生じることなく磁気共鳴システムのBまたはRF磁場を効率よく決定するシステム及び装置があることが望ましい。
本発明の実施形態は、上述の欠点の一部または全部を克服したB磁場の決定のためのシステム、装置及び方法を提供する。
本発明の一態様による磁気共鳴撮像(MRI)装置は、マグネットのボアの周りに位置決めされた複数の傾斜コイル並びにRFコイルアセンブリにRF信号を送信しMR画像を収集するようにパルスモジュールにより制御を受けるRF送受信器システム及びRFスイッチを有する磁気共鳴撮像(MRI)システムと、コンピュータと、を含む。このコンピュータは、共鳴周波数で励起された複数の原子核に対して共鳴周波数と異なる第1の周波数で第1のオフ共鳴無線周波数(RF)パルスを印加すること、第1のオフ共鳴RFパルスの印加後に複数の原子核から第1の信号を収集すること、第1のオフ共鳴RFパルスに基づいて第1の信号から位相シフトを決定すること、該位相シフトに基づいてB1磁場を決定すること、並びにコンピュータ読み取り可能記憶媒体上に該B1磁場を保存すること、を行うようにプログラムされている。
本発明の別の態様によるコンピュータ読み取り可能記憶媒体は、その上にコンピュータプログラムを保存して含む。このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行させたときに該コンピュータがパルス発生器に対して第1のオフ共鳴無線周波数(RF)パルスを複数の励起原子核に印加させること、第1のオフ共鳴RFパルスの印加後に少なくとも1つの磁気共鳴(MR)受信コイルを介して複数の励起原子核から第1の信号を受信すること、第1のオフ共鳴RFパルスにより誘導される位相シフトを決定すること、該位相シフトに基づいてB1磁場を決定すること、MR撮像装置に結合された記憶デバイス上に該B1磁場を保存すること、を行わせる命令を含む。第1のオフ共鳴RFパルスは、複数の原子核の共鳴周波数をシフトするように構成される。
本発明のさらに別の態様による磁場決定の方法は、複数の原子核を第1の共鳴周波数で励起させた後に該複数の原子核の共鳴周波数をシフトさせる工程と、共鳴周波数のシフト後に複数の原子核から磁気共鳴(MR)受信コイルによって第1の信号を収集する工程と、第1の信号に基づいて位相シフトを決定する工程と、MR装置に結合させたコンピュータ読み取り可能記憶媒体上に該位相シフトを保存する工程と、を含む。
別の様々な特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び図面から明らかとなろう。
図面では、本発明を実施するために目下のところ企図される好ましい実施形態を図示している。
本発明の実施形態で使用するための例示的なMR撮像システムの概要図である。 本発明の一実施形態によるB磁場を決定するための技法を表した流れ図である。 本発明の別の実施形態によるB磁場を決定するための技法を表した流れ図である。 本発明の別の実施形態によるB磁場を決定するための技法を表した流れ図である。 本発明の一実施形態によるB磁場及びB磁場を決定するための技法を表した流れ図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態を組み込んだ例示的な磁気共鳴撮像(MRI)システム10の主要コンポーネントを表している。このシステムの動作は、キーボードその他の入力デバイス13、制御パネル14及び表示画面16を含むオペレータコンソール12から制御を受けている。コンソール12は、オペレータが画像の作成及び表示画面16上への画像表示を制御できるようにする単独のコンピュータシステム20と、リンク18を介して連絡している。コンピュータシステム20は、バックプレーン20aを介して互いに連絡した多くのモジュールを含む。これらのモジュールには、画像プロセッサモジュール22、CPUモジュール24、並びに画像データアレイを記憶するためのフレームバッファを含み得るメモリモジュール26が含まれる。コンピュータシステム20は、画像データやプログラムの保存のためにアーカイブ用媒体デバイス、永続的またはバックアップ用記憶保存装置、あるいはネットワークとリンクすると共に、高速シリアルリンク34を介して単独のシステム制御部32と連絡している。入力デバイス13は、マウス、ジョイスティック、キーボード、トラックボール、タッチ作動スクリーン、光学読取り棒、音声制御器、あるいは同様な任意の入力デバイスや同等の入力デバイスを含むことができ、また入力デバイス13は対話式幾何学指定のために使用することができる。
システム制御部32は、バックプレーン32aにより互いに接続させたモジュールの組を含んでいる。これらのモジュールには、CPUモジュール36や、シリアルリンク40を介してオペレータコンソール12に接続した1つまたは複数のパルス発生器モジュール38が含まれる。システム制御部32は、実行すべきスキャンシーケンスを指示するオペレータからのコマンドをこのリンク40を介して受け取っている。パルス発生器モジュール38は、各システムコンポーネントを動作させて所望のスキャンシーケンスを実行させ、発生させるRFパルスのタイミング、強度及び形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長さを指示するデータを発生させている。パルス発生器モジュール38は、スキャン中に発生させる傾斜パルスのタイミング及び形状を指示するために1組の傾斜増幅器42と接続させている。パルス発生器モジュール38はさらに、生理学的収集制御器44から患者データを受け取ることができ、この生理学的収集制御器44は、患者に装着した電極からのECG信号など患者に接続した異なる多数のセンサからの信号を受け取っている。また最終的には、パルス発生器モジュール38はスキャン室インタフェース回路46と接続されており、スキャン室インタフェース回路46はさらに、患者及びマグネット系の状態に関連付けした様々なセンサからの信号を受け取っている。さらにこのスキャン室インタフェース回路46を介して、患者位置決めシステム48はスキャンのために患者を所望の位置まで移動させるコマンドを受け取っている。
パルス発生器モジュール38が発生させる傾斜波形は、Gx増幅器、Gy増幅器及びGz増幅器を有する傾斜増幅器システム42に加えられる。各傾斜増幅器は、収集した信号の空間エンコードに使用する磁場傾斜を生成させるように全体を番号50で示す傾斜コイルアセンブリ内の物理的に対応する傾斜コイルを励起させている。傾斜磁場コイルアセンブリ50は、偏向マグネット54及び全身用RFコイル56を含むマグネットアセンブリ52の一部を形成している。本発明の一実施形態では、RFコイル56はマルチチャンネルコイルである。システム制御部32内の送受信器モジュール58は、1つまたは複数のRF増幅器60により増幅を受けて送信/受信スイッチ62によりRFコイル56に結合されるようなパルスを発生させている。患者内の励起された原子核が放出して得られた信号は、同じRFコイル56により検知し、送信/受信スイッチ62を介して前置増幅器64に結合させることができる。増幅したMR信号は、送受信器58の受信器部分で復調され、フィルタ処理され、さらにディジタル化される。送信/受信スイッチ62は、パルス発生器モジュール38からの信号により制御し、送信モードではRF増幅器60をコイル56と電気的に接続させ、受信モードでは前置増幅器64をコイル56に接続させている。RFコイル56またはアレイは患者テーブル内に組み込まれた専用受信コイルの形態をとることがあることを理解されたい。別法としてさらに、送信/受信スイッチ62によって単独のRFコイル(例えば、表面コイル)またはアレイを有効にすることがあり、またRFコイル56に加えてあるいはRFコイル56に代えて単独のRFコイルを用いることがあることを理解されたい。
マルチチャンネルRFコイル56により取り込まれたMR信号は送受信器モジュール58によりディジタル化され、システム制御部32内のメモリモジュール66に転送される。未処理のk空間データのアレイをメモリモジュール66内に収集し終わると1回のスキャンが完了となる。この未処理のk空間データは、各画像を再構成させるように別々のk空間データアレイの形に配置し直しており、これらの各々は、データをフーリエ変換して画像データのアレイにするように動作するアレイプロセッサ68に入力される。この画像データはシリアルリンク34を介してコンピュータシステム20に送られ、コンピュータシステム20において画像データはメモリ内に格納される。この画像データは、オペレータコンソール12から受け取ったコマンドに応じて長期記憶内にアーカイブしたり、画像プロセッサ22によりさらに処理してオペレータコンソール12に伝達しディスプレイ16上に表示させたりすることができる。
図2を参照すると、本発明の一実施形態による磁気共鳴コイルまたはアレイのB磁場を決定するための技法100を表した流れ図を示している。技法100は、複数の原子核に対して第1の共鳴性RFパルスが印加されるブロック102で開始される。共鳴性RFパルスは、磁場を受ける複数の原子核の共鳴周波数に合わせてチューニングされたRFパルスである。このため、共鳴性RFパルスを印加するとその原子核は励起状態になる。共鳴性RFパルスのパラメータは、ユーザが随意に選択することができる。第1の共鳴性RFパルスの印加後、ブロック104において複数の励起原子核に対して第1のオフ共鳴RFパルスが印加される。オフ共鳴RFパルスは、複数の原子核に対する該オフ共鳴RFパルスの印加がその複数の原子核を励起状態にさせることがないようにチューニングされたRFパルスである。例えばオフ共鳴RFパルスは、磁場を受ける複数の原子核に対するパルスの印加が全く励起を受けない、あるいは最小程度の励起しか受けないような特定の形状または周波数を有するRFパルスである。
この第1のオフ共鳴RFパルスの印加は、複数の原子核が既に励起状態にある間に実施される。第1のオフ共鳴RFパルスの印加は、複数の励起原子核の共振周波数をシフトさせる。こうしたシフトのことをBloch−Siegertシフトと呼ぶことが多い。このシフトの大きさは、複数の励起原子核に対して印加されるB磁場に依存する。
第1のオフ共鳴RFパルスの印加後、ブロック106においてシフトさせた複数の原子核から第1の信号が収集される。ブロック108に進み、複数の原子核を再度励起させるように基準スキャンが印加される。この基準スキャンは少なくとも1つの共鳴性RFパルスを含む。しかしこの実施形態では、基準スキャンはオフ共鳴RFパルスを含まない。ブロック110では、基準スキャンを介して発生させた信号が収集される。すなわちブロック110において、第2のすなわち追加の信号が収集される。図2の流れ図に示したように、基準スキャン及び第2の信号の収集は第1の信号の収集後に実施される。しかし、代替的な実施形態では、基準スキャン及び追加の信号の収集がブロック102における第1の共鳴性RFパルスの印加前に実施されることがある。
ブロック112に進み、第1及び第2の収集信号に基づいて位相シフトが決定される。第1の信号に関連する位相は、送信位相φTx、受信位相φRx、B位相φB0、追加シーケンス関連位相φSeq並びにBloch−Siegert位相ψBSの和である。Bloch−Siegert位相は次式のように表すことができる。
上式において、BはRFコイルまたはアレイに関連する磁場を意味し、ΔωB0はB不均一性及び/または化学シフトに関連する周波数を意味し、かつΔωRFはオフ共鳴RFパルスの周波数と共鳴性RFパルスの周波数(ここで、共鳴性RFパルスはスピン系の共振周波数にあると見なしている)の間の差を意味している。
このため、第1の信号に関連する位相φは次式のように表すことができる。
φ=(φTx+φRx+φB0+φSeq)+ψBS (式2)
第2の信号の位相は、その収集前にオフ共鳴パルスが繰り出されないため、ψBSに依存しない。すなわち第2の信号の位相は、送信位相φTx、受信位相φRx及びB位相φB0の和である。したがって第2の信号に関連する位相φは、次式のように表すことができる。
φ=(φTx+φRx+φB0+φSeq) (式3)
一実施形態では、第1と第2の信号の位相差によって位相シフトが決定される。すなわち、次式となる。
φ−φ=ψBS (式4)
位相シフトを決定した後、プロセス制御はブロック114に進み、位相シフトに基づいてB磁場が決定される。一実施形態では、B磁場の決定のために次の関係式が使用される。
上式において、B1,normalizedはパルス形状の最高点=1となるように正規化したオフ共鳴パルス形状である。B1,normalizedは、B(t)/B1,peakに等しいまたは実質的に等しいと見なすことができる。B(t)は時間の関数としたオフ共鳴パルスの大きさを意味しており、またB1,peakはB(t)の最大値(すなわち、RFパルスの最高点におけるオフ共鳴RF磁場の大きさ)を意味しており、またωRF(t)は時間の関数としたRFパルスのオフセット周波数を意味している。すなわち、ωRF(t)は、共鳴性RFパルスとオフ共鳴RFパルスの間の差、また実際上では共鳴スピン系の周波数とオフ共鳴RFパルスの間の差を意味している。ωB0は、B磁場不均一性及び/または化学シフトに由来する共鳴からの追加の周波数オフセットを意味している。B1,peakは、B(t)の最大値または実質的に最大の値(すなわち、オフ共鳴RFパルスの場合の最高点または実質的な最高点におけるRF磁場の大きさ)を意味している。
ここで図3を参照すると、本発明の別の実施形態による磁気共鳴コイルまたはアレイのB磁場を決定するための技法116を表した流れ図を示している。技法116は、複数の原子核に対して第1の共鳴性RFパルスが印加されるブロック118で開始される。図2に関連して上で検討したように、共鳴性RFパルスは、複数の原子核に対する印加の際に複数の原子核を励起し、これによりこれら原子核をその共鳴周波数で歳差運動させるようなRFパルスである。図3には図示していないが、第1の共鳴性RFパルスの印加前に1つまたは複数のRFパルスまたは事前パルスを繰り出すことがあるが企図される。第1の共鳴性RFパルスの印加後、ブロック120において複数の励起原子核に対して第1のオフ共鳴RFパルスが印加される。換言すると、励起した原子核に対して第1のオフ共鳴パルスが印加される。
励起原子核に対してオフ共鳴パルスを印加することによって励起原子核の共鳴周波数がシフトする。図2に関連して上で検討したように、オフ共鳴RFパルスは複数の原子核の励起を回避または少なくとも実質的に回避させるようなRFパルスである。このため、オフ共鳴RFパルスの周波数プロフィールはこうしたパルスからの複数の原子核のオン共鳴励起が回避または少なくとも実質的に回避されるように選択される。
図3に戻ると、一実施形態ではその第1のオフ共鳴RFパルスは、複数の原子核の共鳴周波数以外の第1の周波数にあるフェルミRFパルスである。しかし別の実施形態は、フェルミパルスを利用せずに、フェルミRFパルスと異なる共鳴性RFパルスを利用することがあることに留意されたい。第1のオフ共鳴RFパルスの印加後、ブロック122において複数の原子核から第1の信号が収集される。第1の信号は1つまたは複数の空間エンコード傾斜が繰り出された際に収集されており、したがって1D、2Dまたは3Dの画像データの収集が可能であることが企図される。
第1の信号の収集後にプロセス制御は、複数の原子核に対して第2の共鳴性RFパルスが印加されるブロック124に進む。第2の共鳴性RFパルスの印加は複数の原子核を再励起させる。1つまたは複数のRFパルスまたは事前パルスは第2の共鳴性RFパルスの印加に先行することがあることが企図される。
第2の共鳴性RFパルスの印加後にプロセス制御は、複数の励起原子核に対して第2のオフ共鳴RFパルスが印加されるブロック126に進む。第1のオフ共鳴RFパルスと同様に、第2のオフ共鳴RFパルスは複数の原子核の共鳴を回避または少なくとも実質的に回避させるが、一方複数の原子核の共鳴周波数はシフトさせるような周波数プロフィールを有する。本実施形態では第2のオフ共鳴RFパルスは、第1のオフ共鳴RFパルスの周波数(すなわち、第1の周波数)と異なる第2の周波数にある。次いでブロック128において、第2のオフ共鳴RFパルスの印加後に第2の信号が収集される。
第1の共鳴性RFパルスの印加、第1のオフ共鳴RFパルスの印加、第1の信号の収集、第2の共鳴性RFパルスの印加、第2のオフ共鳴RFパルスの印加、及び第2の信号の収集は、選択した任意の反復時間(TR)を有する同じスキャン中に実施され得ることが企図される。さらにこうしたスキャンは撮像スキャンとし得ることも企図される。こうした例では、第1及び第2の信号の収集中に1つまたは複数の空間エンコード傾斜が繰り出されることになる。このため、各収集の間(例えば、第1及び第2の信号の収集の間)にB磁場情報及び撮像情報が収集される。TR、共鳴性RFパルスのフリップ角、並びに撮像シーケンスの別のパラメータは、任意のタイプの撮像シーケンスと調和させるように選択することができる。例えば本発明の実施形態は、スピンエコー、傾斜エコー、並びにエコープレナータイプの撮像シーケンスを一体化させることがある。さらに、オフ共鳴RFパルスのパラメータは、そのRFパルスが磁場を受ける原子核の共鳴を回避または少なくとも実質的に回避させる限りにおいて随意に選択することができる。
さらに、各共鳴性RFパルス(すなわち、第1及び第2の共鳴性RFパルス)が別のスキャン中に印加されることがあることも企図される。例えば、第1の共鳴性RFパルス、第1のオフ共鳴RFパルスの印加、並びに第1の信号の収集が第1のスキャン中に実施されることがある。こうした例では、第2の共鳴性RFパルス、第2のオフ共鳴RFパルスの印加、並びに第2の信号の収集が後のスキャンまたは第2のスキャン中に実施されることがある。さらに、第1及び/または第2の信号の収集中に空間エンコード傾斜が繰り出されることがある。
さらに図3を参照すると、第2の信号を収集した後にプロセス制御は、収集した第1及び第2の信号に基づいて位相シフトが決定されるブロック130に進む。一実施形態では、第1と第2の信号の位相差を用いて位相シフトが決定される。
こうした実施形態では、先ず第1及び第2の信号を位相画像データ組(すなわち、第1の位相画像データ組と第2の位相画像データ組)に変換することによって第1と第2の信号の位相差が決定される。各位相画像データ組の位相は少なくとも送信位相φTx、受信位相φRx、B位相φB0、シーケンス位相φSeq及びBloch−Siegert位相ψBSの組み合わせに対応する。Bloch−Siegertシフトに起因する2つのスキャンの間の位相差は次式で表すことができる。
上式において、ΔψBSは2つのスキャンの間のBloch−Siegert位相差である。ωRFは、オフ共鳴RFパルス周波数のオフセット周波数を意味している。換言するとωRF1は、スピン系の共振周波数と第1のオフ共鳴RFパルスの間の周波数差を意味している。ωRF2は、スピン系の共振周波数と第2のオフ共鳴RFパルスの間の周波数差を意味している。さらに、γは磁気回転比を意味しており、またB(t)はオフ共鳴RFパルスのRF磁場を意味しており、さらにωB0は、B磁場不均一性及び/または化学シフトに由来する共鳴からの周波数オフセットを意味している。
さらに、第1及び第2のオフ共鳴RFパルスがスピン共鳴ピークの相対する側に印加されるように構成されている場合(換言すると、一方のオフ共鳴パルスがスピン共鳴より高い周波数でありかつもう一方がスピン共鳴より低い周波数である場合)、Bloch−SiegertシフトのB不均一性及び化学シフト依存性が大幅に低下する。ここで、ΔωRFは2つのオフ共鳴パルス周波数の平均周波数オフセット、すなわちΔωRF=(ΔωRF1−ΔωRF2)/2である。
同様に、第1のオフ共振周波数のオフセットと第2のオフ共振周波数のオフセットが対称性である(例えば、ωRF1=−ωRF2、すなわち+/−ωRF周波数である)場合には式6のωB0依存項も全体として回避することができる。すなわち、第1のオフ共鳴RFパルスがそのオフセットが+ωRFであるような第1の周波数にあり、かつ第2のオフ共鳴RFパルスがそのオフセットが−ωRFであるような第2の周波数にある場合、両位相画像データ組で同じであるような送信位相、受信位相、その他のシーケンス関連位相、及びオフ共鳴Bからの位相シフトがサブトラクションの間に除去されることになる。このため、B磁場及びωRFに依存するがBには非依存の2つの信号間のBloch−Siegert位相差の値ΔψBSが式7から決定される。
位相シフトを決定した後にプロセス制御は、B磁場が決定されるブロック132に進む。B磁場の決定は、以前に決定されたBloch−Siegert位相シフトに基づいている。一実施形態では、ωB0を無視できる場合に、B磁場を次式のように表すことができる。
当業者であれば、式8がBを解くように式7を事実上書き換えたものであることを理解されよう。したがって、第1及び第2の信号に基づいて、B1,peakを決定することができる。
ここで図4を参照すると、本発明の別の実施形態による磁気共鳴コイルまたはアレイのB磁場を決定するための技法134を表した流れ図を示している。技法134は技法116と同様である。しかし、ブロック122における第1の信号の収集後にプロセス制御は、第1のデータ組が収集されたか否かを判定している判断ブロック136に進む。第1のデータ組は2本以上のk空間ラインを含むことや、複数のk空間からなる1つまたは複数のラインを含むことがある。さらに、第1のデータ組は1つまたは複数の画像データ組を含むことがあることも企図される。第1のデータ組がk空間データを含むか画像データを含むか否かによらず、第1のデータ組は複数の信号からの情報を含む。第1のデータ組が収集されていないと判定された場合(138)に、プロセス制御はブロック118に進み、複数の原子核を再励起するように第1の共鳴周波数が再度印加される。1つまたは複数のRFパルスまたは事前パルスは第1の共鳴性RFパルスの印加に先行することがあることが企図される。さらに、この第1の共鳴性RFパルスのパラメータは以前に印加した第1の共鳴性RFパルスのパラメータと異なることがある。同様に、この第1のオフ共鳴RFパルスのパラメータは以前に印加したオフ共鳴パルスのパラメータと異なることがある。
他方、第1のデータ組が収集されたと判定された場合(140)にプロセス制御は、複数の原子核を励起するように第2の共鳴性RFパルスが印加されるブロック124に進む。1つまたは複数のRFパルスまたは事前パルスは第2の共鳴性RFパルスの印加に先行することがあることが企図される。
同様の方式で、ブロック128における第2の信号の収集後にプロセス制御は、第2のデータ組を収集し終えたか否かを判定している判断ブロック142に進む。第1のデータ組と同様に、第2のデータ組は単一のk空間に関する複数のラインを含むことがあり、あるいは第2のデータ組は複数のk空間の1つまたは複数のラインを含むことがある。さらに第2のデータ組は1つまたは複数の画像データ組に関する画像データを含むことがある。第2のデータ組が収集されていないと判定された場合(144)にプロセス制御は、複数の原子核を再励起するように第2の共鳴性RFパルスが印加されるブロック124に進む。ここでも、1つまたは複数のRFパルスまたは事前パルスは第2の共鳴性RFパルスの印加に先だって印加されることがあることが企図される。
さらに、ここで印加される第2の共鳴性RFパルスのパラメータは以前に印加した第2の共鳴性RFパルスのパラメータと異なることがある。同様に、第2のオフ共鳴RFパルスのパラメータは各印加同士で変更されることもある。
他方、第2のデータ組が収集されたと判定された場合(146)にプロセス制御は、第1及び第2のデータ組に基づいて位相シフトが決定されるブロック148に進む。位相シフトは、図3に関連して上述したのと同じ方式で式6〜8を利用して決定することができる。しかし、単一の位相シフトの決定ではなく、収集した複数の信号に基づいて複数の位相シフトが決定される。次いでプロセス制御はブロック150に進み、さらにこの位相シフトに基づいてB磁場または磁場マップが決定される。一実施形態では、式8の関係を用いて、MR撮像コイル(複数のこともある)に関連するB磁場不均一性を具現化したB磁場マップが決定される。
ここで図5を参照すると、本発明の一実施形態によるBとBの磁場を同時に決定するための技法152を表した流れ図を示している。技法152はオフ共鳴RFパルスを利用して第1のスキャンが実現されるブロック154で開始される。換言すると、撮像スキャンとし得る第1のスキャンが、少なくとも1つの共鳴性RFパルスと、少なくとも1つのオフ共鳴RFパルスと、オフ共鳴RFパルスの印加に続く少なくとも1つの信号収集と、を利用して実現されることがある。次いでプロセス制御は、オフ共鳴RFパルスを利用して第2のスキャンが実現されるブロック156に進む。第1のスキャンと同様に第2のスキャンは、原子核の共鳴周波数をシフトさせるために少なくとも1つの共鳴性RFパルス及び少なくとも1つのオフ共鳴パルスを含む。共鳴周波数シフトの後には少なくとも1つの信号収集が続く。
第2のスキャンの実現の後にプロセス制御は、オフ共鳴RFパルスを利用しない第3のスキャンを実現しているブロック158に進む。第3のスキャンは、少なくとも1つの共鳴性RFパルス及び少なくとも1つの信号収集を利用する。しかし第3のスキャンは、磁場を受ける複数の原子核の共鳴周波数をシフトさせるためのオフ共鳴RFパルスを利用していない。代替的な実施形態では第3のスキャンは、第1のスキャンの前に、第1と第2のスキャンの間に、あるいは第1スキャン及び/または第2のスキャンとの交互配置で実現されることが企図される。
本実施形態に戻ると、プロセス制御は第3のスキャンの実現後にブロック160に進み、さらに第1及び第2のスキャンに基づいてB磁場が決定される。一実施形態では、第1のスキャンの位相φと第2のスキャンの位相φの間の位相差を用いてB磁場が決定される。例えば図2〜3に関連して上で検討したように、あるスキャンから収集された位相は少なくとも、送信位相φTx、受信位相φRx、B位相φB0、シーケンス位相φSeq、及びBloch−Siegert位相の和によって表すことが可能である。ωB0<<ωRFであれば、式1で表されるBloch−Siegert位相は次の関係式によるテイラー展開によって近似することが可能である。
これによってBloch−Siegert位相シフトは、ωB0依存の項とωB0非依存の項という2つの項に分割される。
上式において
であり、したがって第1のスキャンの位相は次式のように表すことが可能である。
次に、第2のスキャンにおいて−ΔωRFが実現される場合、第2のスキャンの位相は次式のように表すことが可能である。
水共鳴ピークの周りで対称性とした周波数でRF励起が印加される場合、第1のスキャンと第2のスキャンの間の位相差からB非依存方式でB磁場を決定することが可能である。すなわち、φ−φ⇒Bである。
磁場を決定した後にプロセス制御は、第1、第2及び第3のスキャンに基づいてB磁場が決定されるブロック162に進む。第3のスキャンは撮像を受ける原子核の共鳴周波数をシフトさせるためのオフ共鳴RFパルスを用いずに実現されていたため、第3のスキャンの位相は次式のように表すことができる。
φ=(φTx+φRx+φB0+φSeq) (式14)
したがって、第3のスキャンと第1及び第2のスキャンとの位相差からB磁場を決定することができる(すなわち、2φ−(φ+φ)⇒Bである)。
非対称性RF周波数オフセット(すなわち、ΔωRF1≠ΔωRF2)の場合、B1及びB0は依然として式10(ΔωRF=ΔωRF1)、式11(ΔωRF=ΔωRF2)及び式12に規定した方程式系を解くことによって決定することが可能である。
開示した方法及び装置に関する技術的な寄与はプロセッサ実現によるB磁場決定を提供できることである。
一実施形態による磁気共鳴撮像(MRI)装置は、マグネットのボアの周りに位置決めされた複数の傾斜コイル並びにRFコイルアセンブリにRF信号を送信しMR画像を収集するようにパルスモジュールにより制御を受けるRF送受信器システム及びRFスイッチを有する磁気共鳴撮像(MRI)システムと、コンピュータと、を含む。このコンピュータは、共鳴周波数で励起された複数の原子核に対して共鳴周波数と異なる第1の周波数で第1のオフ共鳴無線周波数(RF)パルスを印加すること、第1のオフ共鳴RFパルスの印加後に複数の原子核から第1の信号を収集すること、第1のオフ共鳴RFパルスに基づいて第1の信号から位相シフトを決定すること、該位相シフトに基づいてB1磁場を決定すること、並びにコンピュータ読み取り可能記憶媒体上に該B1磁場を保存すること、を行うようにプログラムされている。
別の実施形態によるコンピュータ読み取り可能記憶媒体は、その上にコンピュータプログラムを保存して含む。このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行させたときに該コンピュータがパルス発生器に対して第1のオフ共鳴無線周波数(RF)パルスを複数の励起原子核に印加させること、第1のオフ共鳴RFパルスの印加後に少なくとも1つの磁気共鳴(MR)受信コイルを介して複数の励起原子核から第1の信号を受信すること、第1のオフ共鳴RFパルスにより誘導される位相シフトを決定すること、該位相シフトに基づいてB1磁場を決定すること、MR撮像装置に結合された記憶デバイス上に該B1磁場を保存すること、を行わせる命令を含む。第1のオフ共鳴RFパルスは、複数の原子核の共鳴周波数をシフトするように構成される。
さらに別の実施形態による磁場決定の方法は、複数の原子核を第1の共鳴周波数で励起させた後に該複数の原子核の共鳴周波数をシフトさせる工程と、共鳴周波数のシフト後に複数の原子核から磁気共鳴(MR)受信コイルによって第1の信号を収集する工程と、第1の信号に基づいて位相シフトを決定する工程と、MR装置に結合させたコンピュータ読み取り可能記憶媒体上に該位相シフトを保存する工程と、を含む。
本発明を好ましい実施形態に関して記載してきたが、明示的に記述した以外に等価、代替及び修正が可能であり、これらも添付の特許請求の範囲の域内にあることを理解されたい。
100 技法
102 第1の共鳴性RFパルスを印加する工程
104 第1のオフ共鳴RFパルスを印加する工程
106 複数の原子核から第1の信号が収集される工程
108 基準スキャンを印加する工程
110 基準スキャンを介して生成させた第2の信号を収集する工程
112 第1の信号及び第2の信号に基づいて位相シフトを決定する工程
114 位相シフトに基づいてB1磁場を決定する工程
116 技法
118 第1の共鳴性RFパルスを印加する工程
120 第1のオフ共鳴RFパルスを印加する工程
122 第1の信号を収集する工程
124 複数の原子核に対して第2の共鳴性RFパルスを印加する工程
126 複数の原子核に対して第2のオフ共鳴RFパルスを印加する工程
128 第2の信号を収集する工程
130 第1の信号及び第2の信号に基づいて位相シフトを決定する工程
132 位相シフトに基づいてB1磁場を決定する工程
134 技法
136 第1のデータ組が収集されたか?
138 第1のデータ組が収集されていない
140 第1のデータ組が収集された
142 第2のデータ組が収集されたか?
144 第2のデータ組が収集されていない
146 第2のデータ組が収集された
148 第1及び第2のデータ組に基づいて位相シフトを決定する工程
150 位相シフトに基づいてB1磁場を決定する工程
152 技法
154 オフ共鳴RFパルスを利用して第1のスキャンを実現する工程
156 オフ共鳴RFパルスを利用して第2のスキャンを実現する工程
158 オフ共鳴RFパルスを利用せずに第3のスキャンを実現する工程
160 第1及び第2のスキャンに基づいてB1磁場を決定する工程
162 第1、第2及び第3のスキャンに基づいてB0磁場を決定する工程

Claims (10)

  1. マグネット(54)のボアの周りに位置決めされた複数の傾斜コイル(50)並びにRFコイルアセンブリ(56)にRF信号を送信してMR画像を収集するようにパルスモジュール(38)により制御されたRF送受信器システム(58)及びRFスイッチ(62)を有する磁気共鳴撮像(MRI)システム(10)と、
    コンピュータ(20)であって、
    共鳴周波数で励起された複数の原子核に対して該共鳴周波数と異なる第1の周波数で第1のオフ共鳴無線周波数(RF)パルスを印加すること(104、120、126、154、156)、
    第1のオフ共鳴RFパルスの印加(104、120)後に複数の原子核から第1の信号を収集すること(106、122、128、154、156)、
    前記第1の信号から第1のオフ共鳴RFパルスに基づいた位相シフトを決定すること(112、130、148、160)、
    位相シフトに基づいてB1磁場を決定すること(114、132、150、160、160)、
    コンピュータ読み取り可能記憶媒体(26)上にB1磁場を保存すること、
    を行うようにプログラムされたコンピュータ(20)と、
    を備える磁気共鳴撮像(MRI)装置。
  2. 前記コンピュータ(20)はさらに、
    複数の原子核を共鳴周波数で励起するために第1のオフ共鳴RFパルスの印加(104、120、126、154、156)前に複数の原子核に対して第1の共鳴性RFパルスを印加すること(102、118、124、158)、
    複数の原子核を共鳴周波数で励起するために複数の原子核に対して第2の共鳴性RFパルスを印加すること(118、124)、
    第2の共鳴性RFパルスの印加(118、124)後に複数の原子核に対して、共鳴周波数及び第1の周波数と異なる第2の周波数にある第2のオフ共鳴RFパルスを印加すること(120、126)、
    第2のオフ共鳴RFパルスの印加(126)後に複数の原子核から第2の信号を収集すること(122、128)、
    を行うようにプログラムされていると共に、
    前記コンピュータ(20)は位相シフトを決定する(130、148)ようにプログラムされる際に、さらに第2のオフ共鳴RFパルスに基づいた位相シフトを決定するために第1の信号と第2の信号の間の第1の位相差を決定する(130、148)ようにプログラムされている、請求項1に記載のMRI装置。
  3. 前記コンピュータ(20)はさらに、
    第1の共鳴性RFパルス及び第1のオフ共鳴RFパルス(104、120)の印加(102、118、124、158)を反復(138、144)しかつ第1の画像データ組が収集されるまで第1の信号の収集を反復すること、
    第2の共鳴性RFパルス及び第2のオフ共鳴RFパルスの印加(120、126、154、156、120、126)を反復(138、144)しかつ第2の画像データ組が収集されるまで第2の信号の収集(122、128)を反復する(138、144)こと、
    第1の位相差を成している第1と第2の画像データ組間の複数の空間依存性の位相差を決定すること(148)、
    を行うようにプログラムされている、請求項2に記載のMRI装置。
  4. 前記コンピュータ(20)はさらに、
    第1の信号の収集中に複数の原子核に空間エンコード傾斜(50)を印加すること、
    第2の信号の収集中に複数の原子核に空間エンコード傾斜(50)を印加すること、
    を行うようにプログラムされている、請求項2に記載のMRI装置。
  5. 前記第1のオフ共鳴RFパルス(102、118、124、158)はフェルミパルスでありかつ前記第2のオフ共鳴RFパルス(120、126)はフェルミパルスである、請求項2に記載のMRI装置。
  6. 前記第1の周波数及び第2の周波数は水の共振周波数の周りに実質的に対称性である、請求項2に記載のMRI装置。
  7. 前記コンピュータ(20)はさらに、
    第1の位相差に基づいて第1のB1磁場マップを決定すること(132)、
    ユーザに対して前記第1のB1磁場マップを表示すること(116)、
    を行うようにプログラムされている、請求項2に記載のMRI装置。
  8. 前記コンピュータ(20)はさらに、
    複数の原子核に対して共鳴周波数にある第3の共鳴性RFパルスを印加すること(158)、
    第3の共鳴性RFパルスの印加後に複数の原子核から第3の信号を収集すること(158)、
    第1、第2及び第3の信号に基づいて、第1のオフ共鳴RFパルスの周波数中心点と第2のオフ共鳴RFパルスの周波数中心点とが水の共振周波数の周りに非対称であるか否かを判定すること(162)、
    前記判定に基づいてB0磁場を決定すること(162)、
    を行うようにプログラムされている、請求項7に記載のMRI装置。
  9. 第1の共鳴性RFパルス及び第1のオフ共鳴RFパルスの前記印加(102、118、124、158、104、120、126、154、156)は第1のスキャンの間に実施されており、かつ第2の共鳴性RFパルス(124)及び第2のオフ共鳴RFパルス(126)は第2のスキャンの間に発生している、請求項2に記載のMRI装置。
  10. 前記第1及び第2のスキャンが撮像スキャンである、請求項9に記載のMRI装置。
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