JP2010283439A - 混雑状況通知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 デジタル放送を利用して、各エリアごとの混雑状況を把握することが可能な混雑状況把握システムを提供する。
【解決手段】 携帯可能なデジタル放送受信装置100と、エリア情報管理サーバ200が接続された混雑状況把握システムにおいて、デジタル放送受信装置100内のGPS機能で取得した端末位置情報を、エリア情報管理サーバ200がデジタル放送受信装置100から受信すると、通信記録登録手段240が、受信した端末位置情報でエリア定義情報記憶手段210を参照してエリアを特定し、特定したエリアと対応付けて通信記録を記憶する。続いて、通信記録集計手段250は、エリア別通信記録記憶手段220に記憶された通信記録をエリア別で端末ごとの重複を排除して集計して端末数を得る。次に、混雑状況判定手段260は、得られた端末数で混雑状況を判定し、混雑状況通知手段270が混雑状況をデジタル放送受信装置100に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地上デジタル放送を利用して、エリアごとの混雑状況を把握するための技術に関する。
近年、携帯電話などの移動体向けとして、地上デジタル放送1セグメント部分受信サービス(以下、「ワンセグ放送」という)が行われている。このワンセグ放送においては、2008年にサイマル放送の義務化が解除されることにより、独自の番組編成・制作を行うことができるようになった。このため、ワンセグ放送は今後も視聴環境が広がることが予想され、広告主が自由なサービスを提供できるメディアとなりつつある。
最近では、GPS機能、ワンセグ放送受信機能を有する携帯電話機も普及してきており、出願人も、このような携帯電話機に対して、エリア別に異なる情報を提供する技術を提案している(特許文献1参照)。
特願2008−90088号
一方で、従来、テーマパークのアトラクション等では、アトラクションによって混雑の程度に差があり、なるべく空いているアトラクションに誘導するため、各アトラクションの混雑状況を把握したいという要望がある。
そこで、本発明は、デジタル放送を利用して、各エリアごとの混雑状況を把握することが可能な混雑状況把握システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、デジタル放送を受信する機能、位置特定機能、通信機能を有するデジタル放送受信装置と、当該デジタル放送受信装置とデータ送受信可能に接続されたエリア情報管理サーバ、ページ管理サーバを有し、前記デジタル放送受信装置に対して、当該デジタル放送受信装置の受信地を含むエリアの混雑状況を通知するシステムであって、前記ページ管理サーバは、デジタル放送受信装置が処理可能な形式で形成されたページデータを記憶するページデータ記憶手段と、前記デジタル放送受信装置からの要求に従って、前記ページデータ記憶手段に記憶されたページデータを前記デジタル放送受信装置に送信するページデータ送信手段と、を有し、前記エリア情報管理サーバは、エリアの範囲を特定する位置情報と、当該エリアを識別するエリアIDを対応付けて記憶したエリア定義情報記憶手段と、前記デジタル放送受信装置から受信した端末位置情報で前記エリア定義情報記憶手段を参照してエリアIDを特定し、前記デジタル放送受信装置を特定する端末識別情報と、通信時刻を前記特定したエリアIDと対応付けて通信記録記憶手段に登録する通信記録登録手段と、前記通信記録記憶手段に記憶された通信記録の数を、端末識別情報の重複を排除してエリア別に集計する通信記録集計手段と、前記集計されたエリア別の通信記録数に応じてエリア別の混雑状況を判定する混雑状況判定手段と、前記エリア別の混雑状況を前記デジタル放送受信装置に通知する混雑状況通知手段を有する混雑状況通知システムを提供する。
本発明によれば、デジタル放送受信装置と通信可能なエリア情報管理サーバが、エリアの範囲を特定する位置情報と、そのエリアを識別するエリアIDを対応付けて記憶しておき、デジタル放送受信装置から端末位置情報を伴う通信があった場合に、その端末位置情報によりエリアを特定し、その端末識別情報とともに通信記録を記憶し、この通信記録をエリア別に集計してエリア別端末数を得て、混雑状況を判定し、通知するようにしたので、デジタル放送を利用して、各エリアごとの混雑状況を把握することが可能となる。
本発明第1の実施形態に係る混雑状況通知システムの構成図である。 デジタル放送受信装置100のハードウェア構成図である。 エリア定義情報記憶手段210に記憶された情報の一例を示す図である。 第1の実施形態で利用するページを表示した際の、表示デバイス10の画面の一例を示す図である。 デジタル放送受信装置100に表示された電子メール画面の一例を示す図である。 エリア別通信記録記憶手段220に記憶された情報の一例を示す図である。 エリア別端末数記憶手段230に記憶された情報の一例を示す図である。 混雑状況判定条件を示す図である。 本発明第2の実施形態に係る混雑状況通知システムの構成図である。 エリア定義情報記憶手段410に記憶された情報の一例を示す図である。 第2の実施形態で利用するページを表示した際の、表示デバイス10の画面の一例を示す図である。 エリア別通信記録記憶手段420に記憶された情報の一例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(1.システム構成)
図1は、本発明第1の実施形態に係る混雑状況通知システムの構成図である。図1において、100はデジタル放送受信装置、200はエリア情報管理サーバ、210はエリア定義情報記憶手段、220はエリア別通信記録記憶手段、230はエリア別端末数記憶手段、240は通信記録登録手段、250は通信記録集計手段、260は混雑状況判定手段、270は混雑状況通知手段、300はページ管理サーバである。
デジタル放送受信装置100は、デジタル放送の一種であるワンセグ放送を受信する機能、位置特定機能であるGPS(Global Positioning System)機能、インターネット等のコンピュータネットワーク通信機能を搭載した携帯型の端末装置であり、例えば、ワンセグ放送受信機能、GPS機能、コンピュータネットワークへの通信機能を搭載した市販の携帯電話機により実現される。本実施形態では、デジタル放送の一種であるワンセグ放送を例にとって説明するが、本発明は、ワンセグ放送以外のデジタル放送に適用することも可能である。
エリア情報管理サーバ200は、エリア定義情報記憶手段210、エリア別通信記録記憶手段220、エリア別端末数記憶手段230、通信記録登録手段240、通信記録集計手段250、混雑状況判定手段260、混雑状況通知手段270を有する。エリア定義情報記憶手段210は、各エリアの範囲を特定する位置情報と、当該エリアを識別するエリアIDを対応付けて記憶したものである。エリアの範囲を特定する位置情報として、本実施形態では緯度、経度の情報を用いている。エリア別通信記録記憶手段220は、デジタル放送受信装置100からの通信記録を、その通信時刻とともにエリア別に記憶するものである。エリア別端末数記憶手段230は、所定時間内におけるエリア別の端末数を記憶するものである。エリア定義情報記憶手段210、エリア別通信記録記憶手段220、エリア別端末数記憶手段230は、エリア情報管理サーバ200を実現するサーバコンピュータに内蔵または接続されたハードディスク等の記憶装置により実現される。
通信記録登録手段240は、デジタル放送受信装置100から受信した端末位置情報でエリア定義情報記憶手段210を参照してエリアIDを特定し、デジタル放送受信装置100を特定する端末識別情報と、通信時刻を特定したエリアIDと対応付けてエリア別通信記録記憶手段220に登録する処理を行う。通信記録集計手段250は、エリア別通信記録記憶手段220に記憶された通信記録の数を、端末識別情報の重複を排除してエリア別に集計し、結果をエリア別端末数記憶手段230に登録する。混雑状況判定手段260は、エリア別端末数記憶手段230に記憶されたエリア別の端末数に応じてエリア別の混雑状況を判定する。混雑状況通知手段270は、混雑状況判定手段260により判定されたエリア別の混雑状況をデジタル放送受信装置100に通知する。本実施形態では、混雑状況通知手段270は、電子メール作成機能および電子メール送信機能を備え、混雑状況を本文に組み込んだ電子メールを作成して送信する。エリア情報管理サーバ200は、インターネット等のコンピュータネットワークに接続されたサーバコンピュータに、上記各手段として機能する専用のプログラムを組み込むことにより実現される。混雑状況通知手段270として機能するプログラムは、汎用の電子メールソフトウェアを起動する命令も含んでいる。
ページ管理サーバ300は、BML(Broadcast Markup Language)形式のページデータを管理するサーバコンピュータであり、ページデータに記述された命令が本発明特有のものである以外は、特に従来のものと違いはない。ページ管理サーバ300は、ハードディスク等で実現されるページデータ記憶手段にページデータを記憶しておき、デジタル放送受信装置100からの要求に従い、要求されたページデータをデジタル放送受信装置100に送信する。
図2は、デジタル放送受信装置100のハードウェア構成図である。図2における構成は、市販のワンセグ放送受信機能付きの携帯電話機そのものである。図2において、1はアンテナ、2はチューナ、3はOFDM復調器、4はTS(トランスポートストリーム)デコーダ、5は音声デコーダ、6は映像デコーダ、7はモノメディアデコーダ、8はBMLブラウザ、9はスピーカ・イヤホン、10は表示デバイス、11はCPU、12はRAM、13はROM、14はNVRAM、15は通信インタフェース、16はキーインタフェース、17は操作キー、18はGPS機能である。
デジタル放送受信装置100においては、アンテナ1、チューナ2を介して、本線映像と付属音声、およびBMLを含む放送波を受信すると、OFDM復調器3がOFDM復調を行った後、TSデコーダ4が本線映像、付属音声、BMLを分離する。そして付属音声は音声デコーダ5によりデコードされ、スピーカまたはイヤホン9から出力される。本線映像は、映像デコーダ6によりデコードされ、表示デバイス10に表示される。BMLについては、BMLブラウザ8により解釈され、表示デバイス10に表示する処理を行う。このうち、BMLに記述されたモノメディアについては、モノメディアデコーダ7が通信インタフェース15を介して、外部のデータサーバから取得し、BMLブラウザ8の処理によって表示デバイス10に表示される。また、BMLブラウザに対する指示は、操作キー17からキーインタフェース16を介して行うことができるように構成されている。GPS機能18は、定期的に衛星から電波を受信し、常に自身の位置を緯度、経度からなる端末位置情報として算出し、CPU11からの端末位置情報の要求に応じて保持している端末位置情報をCPU11に返信する。
図3は、エリア定義情報記憶手段210に記憶された情報の一例を示す図である。図3に示すように、エリア定義情報記憶手段210には、位置情報である緯度、経度により特定されるエリアの始点、終点とエリアIDが対応付けて記憶されている。始点、終点はエリアの範囲を定義するためのものであり、この2点で特定される矩形領域が1つのエリアとして定義されることになる。エリアIDは、任意の緯度、経度で定義される所定のエリアを他のエリアと区別するために付与された識別情報である。
図6は、エリア別通信記録記憶手段220に記憶された情報の一例を示す図である。エリア別通信記録記憶手段220においては、情報はエリア別に記憶されている。図6の例では、ある1つのエリアについて記憶された情報を示している。エリア別通信記録記憶手段220には、デジタル放送受信装置100からの電子メールの通信記録が記憶されている。具体的には、送信元のデジタル放送受信装置100のメールアドレスと、電子メールの送信時刻が対応付けて記憶されている。さらに、各通信記録を記憶し続けておく時間を記録時間として記憶している。この記録時間は、エリア情報管理サーバ200における設定により変更することが可能である。本実施形態では、デジタル放送受信装置100を特定する端末識別情報として、メールアドレスを記憶しているが、IPアドレスや製品番号等を端末識別情報として記憶するようにしても良い。本実施形態では、デジタル放送受信装置100における電子メールの送信時刻を通信時刻として記憶しているが、エリア情報管理サーバ200における電子メールの受信時刻を通信時刻として記憶するようにしても良い。
図7は、エリア別端末数記憶手段230に記憶された情報の一例を示す図である。図6に示すように、エリア別端末数記憶手段230には、各エリアのエリアIDと、エリア別端末数が対応付けて記憶されている。このエリア別端末数は、通信記録集計手段250が、エリア別通信記録記憶手段220に記憶された通信記録を集計することにより得られるものであり、同一アドレスの通信記録については、重複を排除し、1つだけカウントされたものである。したがって、エリア別端末数は、エリア別通信記録記憶手段220に記憶された記録時間(60分)前から現在までに、そのエリアから通信があったデジタル放送受信装置100の数を示すことになる。
図8は、混雑状況判定条件を示す図である。この混雑状況判定条件は、エリア情報管理サーバ200に管理されたハードディスク内の所定の記憶領域に記憶されており、混雑状況判定手段260により参照されるものである。図8に示すように、混雑状況判定条件は、エリア別端末数と混雑状況が対応付けられたものとなっている。本実施形態では、エリア別端末数に応じて混雑状況が5段階に設定されているが、段階をさらに多く設定したり、少なく設定したりしても良い。
BML形式のページデータは、互いにリンクされた複数のページにより1つのグループが構成されているが、放送波には先頭ページP1のみが含まれ、ページページ管理サーバ300内のページデータ記憶手段内には先頭ページP1を除く他の全てのページ(例えば、N個のページにより1つのグループが構成されている場合は、P2〜PN)が格納されている。これ以外にも、例えば、先頭ページP1に遷移するためのTOPページのみを放送波で送出し、P1〜PNをページ管理サーバ300に格納するようにしても良い。
図4は、本実施形態で利用するページを表示した際の、表示デバイス10の画面の一例を示す図である。図4(a)〜(c)において、上半分の網掛けを施した部分は、本線映像であり、下半分はページである。本実施形態では、3個のページP1、P2、P3により1つのグループが構成されたページデータを用いる。ページデータはBML形式で記述されており、BMLブラウザにより解釈されて画面表示が行われる。
ページデータP1は、放送波により送信され、アンテナ1で受信されるものである。これに対して、ページデータP2、P3は、ページ管理サーバ300内のページデータ記憶手段内に記憶されている。ページデータP1には、ボタンB1が設けられており、このボタンB1に関連付けて、GPS機能18から受信機の現在地を取得するX_DPA_getCurPos(GPS)が記述されているとともに、ページ管理サーバ300にアクセスしてページデータP2を取得するための命令が記述されており、利用者がボタンB1を操作すると、CPU11は、X_DPA_getCurPos(GPS)関数を解釈して、GPS機能18から受信機の現在位置を取得する処理を実行するとともに、ページP2を表示デバイス10に表示する。GPS機能18は、CPU11からX_DPA_getCurPos(GPS)に基づく命令を受けたときには、測位情報の形式、現在位置の緯度、現在位置の経度、測位及び座標系名称、測位結果の誤差情報を返す処理を行う。
ページデータP2には、ボタンB2、B3が設けられており、ボタンB2に関連付けて、ページ管理サーバ300にアクセスしてページデータP3を取得するための命令が記述されている。ページデータP3には、ボタンB4、B5が設けられており、ボタンB4に関連付けて、端末位置情報を送信時刻とともにエリア情報管理サーバ200に送信する命令が記述されている。
(2.処理動作)
次に、図1に示したシステムの処理動作について説明する。視聴者がデジタル放送受信装置100を携帯し、ある地点でワンセグ放送を受信していたとする。このとき、デジタル放送受信装置100では、放送局からコンテンツデータを受信し、所定の処理を行って映像、BMLデータを表示デバイス10に出力するとともに、音声をスピーカ・イヤホン9から出力する処理を行う。BMLブラウザ8は、BMLデータを解釈して表示デバイス10に出力する処理を行うが、放送波に含まれるページデータP1を処理すると、表示デバイス10には、図4(a)に示すような画面が表示される。
この状態で、視聴者がボタンB1に対する操作を操作キー17から行うと、その指示を受けてCPU11は、ページデータP1においてボタンB1に組み込まれた命令を実行する。ボタンB1には、上述のように、GPS機能18から受信機の現在地を取得する命令、およびページ管理サーバ300からページデータP2を取得する命令が組み込まれているため、CPU11は、X_DPA_getCurPos(GPS)関数を解釈して、GPS機能18から受信機の位置情報を取得する処理を実行するとともに、通信インターフェイス15を介してページ管理サーバ300にアクセスし、ページデータP2を取得する。ここで、CPU11は、GPS機能18から測位情報の形式、現在位置の緯度、現在位置の経度、測位及び座標系名称、測位結果の誤差情報を受け取るが、測位情報の形式、測位結果の誤差情報を用いて、現在位置の緯度、現在位置の経度を補正し、緯度・経度の位置情報として保持する。取得したページデータP2は、BMLブラウザにより処理され、表示デバイス10に表示される。このときの表示画面を図4(b)に示す。
図4(b)に示すように、ページP2が表示された状態で、視聴者によりボタンB2が操作されると、CPU11は、ページデータP2においてボタンB2に組み込まれた命令を実行する。ボタンB2には、上述のように、ページ管理サーバ300からページデータP3を取得する命令が組み込まれているため、CPU11は、通信インターフェイス15を介してページ管理サーバ300にアクセスし、ページデータP3を取得する。取得したページデータP3は、BMLブラウザにより処理され、表示デバイス10に表示される。このときの表示画面を図4(c)に示す。
図4(c)に示すように、ページP3が表示された状態で、視聴者によりボタンB4が操作されると、CPU11は、電子メールソフトウェアを起動し、既に取得した端末位置情報を本文として含んだ文章を作成するとともに、宛先をエリア情報管理サーバ200のアドレスとした電子メールを作成する。このとき、作成された電子メールを図5(a)に示す。視聴者が、電子メールの送信指示を操作キー17から行うと、CPU11は、通信インターフェイス15を介して、作成した電子メールをエリア情報管理サーバ200に送信する。
エリア情報管理サーバ200では、端末位置情報を受信すると、通信記録登録手段240が、受信した端末位置情報でエリア定義情報記憶手段210を参照し、その端末位置情報が含まれるエリアIDを取得する。具体的には、端末位置情報として受信した緯度、経度が、エリアを定義する始点と終点の緯度、経度の範囲に含まれるエリアのエリアIDを取得する。
次に、通信記録登録手段240は、エリア別に設けられたエリア別通信記録記憶手段220のうち、取得したエリアIDに対応するものを特定し、受信した電子メールの送信元のメールアドレスを、電子メールに記録されている送信時刻と対応付けて記録する。このようにして、エリア情報管理サーバ200に送信されてきた電子メールの通信記録は、その発信元のエリアごとに記録されていくことになる。そして、各通信記録には、その通信記録の記録時間が対応付けて記録される。この記録時間は、通信記録を記録し続けている時間であり、図6の例では、全て一律の60分に設定されている。したがって、エリア関連情報サーバ200は、エリア別通信記録記憶手段220内の各通信記録を、それぞれ60分経過したら消去する処理を行う。
次に、通信記録集計手段250が、エリア別通信記録記憶手段220に記録された通信記録をエリア単位で集計する。この際、必要な情報は、そのエリア内の端末数であるので、同一メールアドレスの記録が複数存在する場合には、1つだけカウントする。続いて、通信記録集計手段250は、集計の結果得られた記録数を、エリア別端末数としてエリアIDと対応付けてエリア別混雑状況記憶手段230に保存する。このようにして、エリア別端末数記憶手段230には、現在のエリア別の端末数が記録される。上述のように、通信記録は、設定された記録時間(図6の例では60分)が経過すると消去されるため、エリア別端末数記憶手段230には、直近の所定時間において通信があった端末の数が集計されることになる。
次に、混雑状況判定手段260が、集計されたエリア別端末数を用いて混雑状況を判定する。具体的には、図8に示した混雑状況判定条件を参照し、混雑状況を判定する。集計されたエリア別端末数が、図7に示したような状態の場合、エリア1は45人であるので“普通”、エリア2は120人であるので“非常に混雑”、エリア3は9人であるので“空”と判定されることになる。続いて、混雑状況通知手段270は、判定により得られた各エリアの混雑状況を本文として含んだ文章を、アクセス元のデジタル放送受信装置100に電子メールで送信する。デジタル放送受信装置100がエリア関連情報サーバ200から電子メールを受信した後、視聴者からその電子メールを閲覧する指示が行われると、デジタル放送受信装置100は受信した電子メールを表示デバイス10に表示する。このとき、表示デバイス10に表示された電子メール画面の一例を図5(b)に示す。
図5(b)に示すように、エリア関連情報サーバ200から受信した電子メールには、エリアごとの混雑状況が記録されているので、視聴者は、混雑状況を確認し、空いているエリアに移動することができる。例えば、テーマパーク内において、各エリアをアトラクション別に設定しておくことにより、各アトラクションの混雑状況が一目で把握することが可能となる。これにより、視聴者は、待ち時間を減らすことができ、テーマパーク側は、顧客の回転率を高めることが可能となる。
(3.第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図9は、本発明第2の実施形態に係る混雑状況通知システムの一実施形態を示す構成図である。図9において、100はデジタル放送受信装置、400はエリア情報管理サーバ、410はエリア定義情報記憶手段、420はエリア別通信記録記憶手段、430はエリア別端末数記憶手段、440は通信記録登録手段、450は通信記録集計手段、460は混雑状況判定手段、470は混雑状況通知手段、500はエリア別デジタル放送送信装置である。
デジタル放送受信装置100は、デジタル放送の一種であるワンセグ放送を受信する機能、インターネット等のコンピュータネットワーク通信機能を搭載した携帯型の端末装置であり、例えば、ワンセグ放送受信機能、コンピュータネットワークへの通信機能を搭載した市販の携帯電話機により実現される。また、本実施形態においても、第1の実施形態と同じGPS機能付のデジタル放送受信装置100を用いて説明するが、本実施形態では、GPS機能は不要である。
エリア情報管理サーバ400は、エリア定義情報記憶手段410、エリア別通信記録記憶手段420、エリア別端末数記憶手段430、通信記録登録手段440、通信記録集計手段450、混雑状況判定手段460、混雑状況通知手段470を有する。エリア定義情報記憶手段410は、番組を識別する番組IDと、エリアを識別するエリアIDを対応付けて記憶したものである。エリア別通信記録記憶手段420は、デジタル放送受信装置100からの通信記録を、その通信時刻とともにエリア別に記憶するものである。エリア別端末数記憶手段430は、所定時間内におけるエリア別の端末数を記憶するものである。エリア定義情報記憶手段410、エリア別通信記録記憶手段420、エリア別端末数記憶手段430は、エリア情報管理サーバ400を実現するサーバコンピュータに内蔵または接続されたハードディスク等の記憶装置により実現される。
通信記録登録手段440は、デジタル放送受信装置100から受信した番組IDでエリア定義情報記憶手段210を参照してエリアIDを特定し、デジタル放送受信装置100を特定する端末識別情報と、通信時刻を特定したエリアIDと対応付けてエリア別通信記録記憶手段420に登録する処理を行う。通信記録集計手段450は、エリア別通信記録記憶手段420に記憶された通信記録の数を、端末識別情報の重複を排除してエリア別に集計し、結果をエリア別端末数記憶手段430に登録する。混雑状況判定手段460は、エリア別端末数記憶手段430に記憶されたエリア別の端末数に応じてエリア別の混雑状況を判定する。混雑状況通知手段470は、混雑状況判定手段460により判定されたエリア別の混雑状況をデジタル放送受信装置100に通知する。本実施形態では、混雑状況通知手段470は、BMLデータ作成機能およびBMLデータ送信機能を備え、混雑状況を表示用データとして組み込んだBMLデータを作成して送信する。エリア情報管理サーバ400は、インターネット等のコンピュータネットワークに接続されたサーバコンピュータに、上記各手段として機能する専用のプログラムを組み込むことにより実現される。混雑状況通知手段470として機能するプログラムは、ページ管理サーバとしての機能も実現可能となっている。
エリア別デジタル放送送信装置500は、通常のデジタル放送送信装置(第1の実施形態の場合)に比べ、送出出力が小さい送信装置であり、卓上送信機の形態で実現される。このため、短い距離しか電波が届かず、受信可能なエリアは狭くなる。図9においては、1つだけしか示していないが、本実施形態では、複数のエリア別デジタル放送送信装置500を用い、それぞれ混雑状況を把握したい位置に設置する。したがって、エリア数と同数のエリア別デジタル放送送信装置500が必要となる。送信する放送データに含まれるBMLに含まれる番組IDは、各エリア別デジタル放送送信装置500において重複がないように設定しておく。この際、本線映像と付属音声、BMLの内容自体は、全てのエリア別デジタル放送送信装置500で同一であっても異なっていても良い。
図10は、エリア定義情報記憶手段410に記憶された情報の一例を示す図である。図10に示すように、エリア定義情報記憶手段410には、番組を識別する番組IDとエリアIDが対応付けて記憶されている。番組IDは、BMLデータとして構成されるページデータに組み込まれており、この番組IDは、上述のように、エリア別デジタル放送送信装置500ごとに重複しないように設定されているため、そのエリア別デジタル放送送信装置500が設置されたエリアに応じて異なる番組IDが取得できることになる。エリアIDは、エリア別デジタル放送送信装置500から放送波が受信できるエリアを特定するためのものである。したがって、事前に各エリア別デジタル放送送信装置500についてエリアIDを定めるとともに、エリア別デジタル放送送信装置500ごとに、送信されるBMLデータに含める番組IDを定めておき、そのエリアIDと番組IDの対応関係をエリア定義情報記憶手段410に登録しておくことになる。
図12は、エリア別通信記録記憶手段420に記憶された情報の一例を示す図である。エリア別通信記録記憶手段420においては、情報はエリア別に記憶されている。図12の例では、ある1つのエリアについて記憶された情報を示している。エリア別通信記録記憶手段420には、デジタル放送受信装置100からの番組IDの受信に関する通信記録が記憶されている。具体的には、送信元のデジタル放送受信装置100の端末番号と、デジタル放送受信装置100からのアクセス時刻が対応付けて記憶されている。さらに、各通信記録を記憶し続けておく時間を記録時間として記憶している。この記録時間は、エリア情報管理サーバ400における設定により変更することが可能である。本実施形態では、デジタル放送受信装置100を特定する端末識別情報として、端末番号を記憶しているが、IPアドレス等を端末識別情報として記憶するようにしても良い。本実施形態では、デジタル放送受信装置100からのアクセス時刻を通信時刻として記憶しているが、これは、エリア情報管理サーバ400へのアクセス時刻が大まかに特定できる範囲であれば、どの時点のものを取得しても良い。
エリア別端末数記憶手段430は、第1の実施形態のエリア別端末数記憶手段230と同じであり、図7に示すように、各エリアのエリアIDと、エリア別端末数を対応付けて記憶している。
また、混雑状況判定条件についても、第1の実施形態と同様、図8に示すように、エリア別端末数に応じて混雑状況が5段階に設定されている。図8は、混雑状況判定条件を示す図である。この混雑状況判定条件は、エリア情報管理サーバ200に管理されたハードディスク内の所定の記憶領域に記憶されており、混雑状況判定手段260により参照されるものである。図8に示すように、混雑状況判定条件は、エリア別端末数と混雑状況が対応付けられたものとなっている。本実施形態では、エリア別端末数に応じて混雑状況が5段階に設定されているが、段階をさらに多く設定したり、少なく設定したりしても良い。
BML形式のページデータは、互いにリンクされた複数のページにより1つのグループが構成されているが、放送波には先頭ページP11のみが含まれ、エリア情報管理サーバ400内のページデータ記憶手段(図示省略)内には、具体的なページデータを作成するための雛形となるデータが先頭ページP1とは区別して格納されている。
図11は、本実施形態で利用するページを表示した際の、表示デバイス10の画面の一例を示す図である。図11(a)(b)において、上半分の網掛けを施した部分は、本線映像であり、下半分はページである。ページデータはBML形式で記述されており、BMLブラウザにより解釈されて画面表示が行われる。
ページデータP11は、エリア情報管理サーバ400から卓上送信機500に送信され、卓上送信機500から放送波により送信され、アンテナ1で受信されるものである。これに対して、ページデータP12は、エリア情報管理サーバ400内のページデータ記憶手段内に記憶された雛形から作成される。ページデータP11には、ボタンB11が設けられており、このボタンB11に関連付けて、ページデータP11から番組IDを取得する命令が記述されているとともに、取得した番組IDをエリア情報管理サーバ400に送信するための命令が記述されており、利用者がボタンB11を操作すると、CPU11は、ページデータP11から番組IDを取得する処理を実行するとともに、取得した番組IDをエリア情報管理サーバ400に送信する。
ページデータP12には、エリア情報管理サーバ400内のページデータ記憶手段内に記憶された雛形から作成されるものであり、受信した番組IDに対応するエリアの混雑状況が埋め込まれている。
次に、図9に示したシステムの処理動作について説明する。視聴者がデジタル放送受信装置100を携帯し、ある地点でワンセグ放送を受信していたとする。このとき、デジタル放送受信装置100では、卓上送信機500からコンテンツデータを受信し、所定の処理を行って映像、BMLデータを表示デバイス10に出力するとともに、音声をスピーカ・イヤホン9から出力する処理を行う。BMLブラウザ8は、BMLデータを解釈して表示デバイス10に出力する処理を行うが、放送波に含まれるページデータP11を処理すると、表示デバイス10には、図11(a)に示すような画面が表示される。
この状態で、視聴者がボタンB11に対する操作を操作キー17から行うと、その指示を受けてCPU11は、ページデータP11においてボタンB11に組み込まれた命令を実行する。ボタンB11には、上述のように、ページデータP11から番組IDを取得する命令、および取得した番組IDをエリア情報管理サーバ400に送信する命令が組み込まれているため、CPU11は、通信インターフェイス15を介してエリア情報管理サーバ400にアクセスし、ページデータP11から取得した番組IDを送信する。
エリア情報管理サーバ400では、番組IDを受信すると、通信記録登録手段440が、受信した番組IDでエリア定義情報記憶手段410を参照し、その番組IDに対応するエリアIDを取得する。
次に、通信記録登録手段440は、エリア別に設けられたエリア別通信記録記憶手段420のうち、取得したエリアIDに対応するものを特定し、番組IDの送信元であるデジタル放送受信装置100の端末番号を、そのアクセス時刻と対応付けて記録する。このようにして、エリア情報管理サーバ400に送信されてきた番組IDの通信記録は、その発信元のエリアごとに記録されていくことになる。そして、各通信記録には、その通信記録の記録時間が対応付けて記録される。この記録時間は、通信記録を記録し続けている時間であり、図12の例では、全て一律の60分に設定されている。したがって、エリア関連情報サーバ200は、エリア別通信記録記憶手段420内の各通信記録を、それぞれ60分経過したら消去する処理を行う。
次に、通信記録集計手段450が、エリア別通信記録記憶手段420に記録された通信記録をエリア単位で集計する。この際、必要な情報は、そのエリア内の端末数であるので、同一端末番号の記録が複数存在する場合には、1つだけカウントする。続いて、通信記録集計手段450は、集計の結果得られた記録数を、エリア別端末数としてエリアIDと対応付けてエリア別混雑状況記憶手段430に保存する。このようにして、エリア別端末数記憶手段430には、現在のエリア別の端末数が記録される。上述のように、通信記録は、設定された記録時間(図12の例では60分)が経過すると消去されるため、エリア別端末数記憶手段430には、直近の所定時間において通信があった端末の数が集計されることになる。
次に、混雑状況判定手段460が、集計されたエリア別端末数を用いて混雑状況を判定する。具体的には、図8に示した混雑状況判定条件を参照し、混雑状況を判定する。集計されたエリア別端末数が、図7に示したような状態の場合、エリア1は45人であるので“普通”、エリア2は120人であるので“非常に混雑”、エリア3は9人であるので“空”と判定されることになる。続いて、混雑状況通知手段470は、判定により得られた各エリアの混雑状況を表示データとして含んだページデータP12を、アクセス元のデジタル放送受信装置100に送信する。デジタル放送受信装置100がエリア関連情報サーバ200からページデータP12を受信すると、デジタル放送受信装置100は受信したページデータP12を表示デバイス10に表示する。このとき、表示デバイス10に表示された画面の一例を図11(b)に示す。
図11(b)に示すように、エリア関連情報サーバ400から受信したページデータP12には、エリアごとの混雑状況が記録されているので、視聴者は、混雑状況を確認し、空いているエリアに移動することができる。例えば、テーマパーク内において、各エリアをアトラクション別に設定しておくことにより、各アトラクションの混雑状況が一目で把握することが可能となる。これにより、視聴者は、待ち時間を減らすことができ、テーマパーク側は、顧客の回転率を高めることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記第1の実施形態では、デジタル放送受信装置100の端末位置情報を特定する機能として、GPSを用いたが、デジタル放送受信装置100が通信を行う際の基地局の位置情報から特定するセルベース方式を用いるようにしても良い。セルベース方式を用いる場合、デジタル放送受信装置100はGPS機能18に代えて、セルベース機能を搭載する。この場合、ページデータP1上のボタンB1には、セルベース機能から受信機の現在地を取得するX_DPA_getCurPos(CB)が記述されている必要がある。そして、利用者がボタンB1を操作すると、CPU11は、X_DPA_getCurPos(CB)関数を解釈して、セルベース機能から受信機の現在位置を取得する処理を実行することになる。
本発明に係る混雑状況通知システムは、デジタル放送を利用したエリアごとの混雑状況の把握に利用することができる。
1・・・アンテナ
2・・・チューナ
3・・・OFDM復調器
4・・・TSデコーダ
5・・・音声デコーダ
6・・・映像デコーダ
7・・・モノメディアデコーダ
8・・・BMLブラウザ
9・・・スピーカ・イヤホン
10・・・表示デバイス
11・・・CPU
12・・・RAM
13・・・ROM
14・・・NVRAM
15・・・通信インタフェース
16・・・キーインタフェース
17・・・操作キー
18・・・GPS機能
100・・・デジタル放送受信装置
200、400・・・エリア情報管理サーバ
210、410・・・エリア定義情報記憶手段
220、420・・・エリア別通信記録記憶手段
230、430・・・エリア別混雑状況記憶手段
240、440・・・通信記録登録手段
250、450・・・通信記録集計手段
260、460・・・混雑状況判定手段
270、470・・・混雑状況通知手段
300・・・ページ管理サーバ
500・・・エリア別デジタル放送送信装置

Claims (6)

  1. デジタル放送を受信する機能、位置特定機能、通信機能を有するデジタル放送受信装置と、当該デジタル放送受信装置とデータ送受信可能に接続されたエリア情報管理サーバ、ページ管理サーバを有し、前記デジタル放送受信装置に対して、当該デジタル放送受信装置の受信地を含むエリアの混雑状況を通知するシステムであって、
    前記ページ管理サーバは、デジタル放送受信装置が処理可能な形式で形成されたページデータを記憶するページデータ記憶手段と、前記デジタル放送受信装置からの要求に従って、前記ページデータ記憶手段に記憶されたページデータを前記デジタル放送受信装置に送信するページデータ送信手段と、を有し、
    前記エリア情報管理サーバは、エリアの範囲を特定する位置情報と、当該エリアを識別するエリアIDを対応付けて記憶したエリア定義情報記憶手段と、前記デジタル放送受信装置から受信した端末位置情報で前記エリア定義情報記憶手段を参照してエリアIDを特定し、前記デジタル放送受信装置を特定する端末識別情報と、通信時刻を前記特定したエリアIDと対応付けて通信記録記憶手段に登録する通信記録登録手段と、前記通信記録記憶手段に記憶された通信記録の数を、端末識別情報の重複を排除して端末数としてエリア別に集計する通信記録集計手段と、前記集計されたエリア別の端末数に応じてエリア別の混雑状況を判定する混雑状況判定手段と、前記エリア別の混雑状況を前記デジタル放送受信装置に通知する混雑状況通知手段と、を有することを特徴とする混雑状況通知システム。
  2. デジタル放送を受信する機能、位置特定機能、通信機能を有するデジタル放送受信装置とデータ送受信可能に接続され、混雑状況を把握するためにエリア別に情報を管理するサーバであって、
    エリアの範囲を特定する位置情報と、当該エリアを識別するエリアIDを対応付けて記憶したエリア定義情報記憶手段と、前記デジタル放送受信装置から受信した端末位置情報で前記エリア定義情報記憶手段を参照してエリアIDを特定し、前記デジタル放送受信装置を特定する端末識別情報と、通信時刻を前記特定したエリアIDと対応付けて通信記録記憶手段に登録する通信記録登録手段と、前記通信記録記憶手段に記憶された通信記録の数を、端末識別情報の重複を排除してエリア別に集計する通信記録集計手段と、前記集計されたエリア別の通信記録数に応じてエリア別の混雑状況を判定する混雑状況判定手段と、前記エリア別の混雑状況を前記デジタル放送受信装置に通知する混雑状況通知手段と、
    を有することを特徴とするエリア情報管理サーバ。
  3. 請求項2に記載のエリア関連情報サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
  4. デジタル放送を受信する機能、通信機能を有するデジタル放送受信装置と、当該デジタル放送受信装置とデータ送受信可能に接続されたエリア情報管理サーバと、複数のデジタル放送送信装置を有し、前記デジタル放送受信装置に対して、当該デジタル放送受信装置の受信地を含むエリアの混雑状況を通知するシステムであって、
    前記複数のデジタル放送送信装置は、それぞれ所定範囲内のエリアに放送波を送出する能力を有し、互いに重複しない番組IDを組み込んだページデータを放送波として送出するものであり、
    前記エリア情報管理サーバは、番組を識別する番組IDと、エリアを識別するエリアIDを対応付けて記憶したエリア定義情報記憶手段と、前記デジタル放送受信装置から受信した番組IDで前記エリア定義情報記憶手段を参照してエリアIDを特定し、前記デジタル放送受信装置を特定する端末識別情報と、通信時刻を前記特定したエリアIDと対応付けて通信記録記憶手段に登録する通信記録登録手段と、前記通信記録記憶手段に記憶された通信記録の数を、端末識別情報の重複を排除して端末数としてエリア別に集計する通信記録集計手段と、前記集計されたエリア別の端末数に応じてエリア別の混雑状況を判定する混雑状況判定手段と、前記エリア別の混雑状況を前記デジタル放送受信装置に通知する混雑状況通知手段と、を有することを特徴とする混雑状況通知システム。
  5. デジタル放送を受信する機能、通信機能を有するデジタル放送受信装置とデータ送受信可能に接続され、混雑状況を把握するためにエリア別に情報を管理するサーバであって、
    番組を識別する番組IDと、エリアを識別するエリアIDを対応付けて記憶したエリア定義情報記憶手段と、前記デジタル放送受信装置から受信した番組IDで前記エリア定義情報記憶手段を参照してエリアIDを特定し、前記デジタル放送受信装置を特定する端末識別情報と、通信時刻を前記特定したエリアIDと対応付けて通信記録記憶手段に登録する通信記録登録手段と、前記通信記録記憶手段に記憶された通信記録の数を、端末識別情報の重複を排除して端末数としてエリア別に集計する通信記録集計手段と、前記集計されたエリア別の端末数に応じてエリア別の混雑状況を判定する混雑状況判定手段と、前記エリア別の混雑状況を前記デジタル放送受信装置に通知する混雑状況通知手段と、
    を有することを特徴とするエリア情報管理サーバ。
  6. 請求項5に記載のエリア関連情報サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015012584A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 富士通株式会社 制御装置、制御方法および通信システム
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