JP2010278861A - 電子透かし埋め込み装置及び電子透かし検出装置 - Google Patents

電子透かし埋め込み装置及び電子透かし検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】再撮耐性を有する電子透かしを活用してコンテンツの違法コピーを効率良く摘発するシステムを構築可能な電子透かし埋め込み装置及び電子透かし検出装置を提供する。
【解決手段】動画像コンテンツの原画像に対し、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって当該動画像コンテンツの著作権情報を埋め込む著作権情報埋め込み部112と、動画像コンテンツの原画像に対し、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって著作権情報の埋め込み有無を示すデータを埋め込むデータ埋め込み部111とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子透かし埋め込み装置及び電子透かし検出装置に関するものである。
従来から、撮影(以下、再撮と呼ぶ)後の映像から検出可能な電子透かし(以下、再撮耐性を有する電子透かしと呼ぶ)の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第05/079072号
しかしながら、従来では、再撮耐性を有する電子透かしを活用してコンテンツの違法コピーを効率良く摘発する技術については言及されておらず、再撮耐性を有する電子透かしを有効に利用できないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、再撮耐性を有する電子透かしを活用してコンテンツの違法コピーを効率良く摘発するシステムを構築可能な電子透かし埋め込み装置及び電子透かし検出装置を得ることを目的とする。
この発明に係る電子透かし埋め込み装置は、動画像コンテンツの原画像に対し、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって当該動画像コンテンツの著作権情報を埋め込む著作権情報埋め込み部と、動画像コンテンツの原画像に対し、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって著作権情報の埋め込み有無を示すデータを埋め込むデータ埋め込み部とを備えるものである。
この発明に係る電子透かし検出装置は、通信網を介して動画像コンテンツを収集する収集部と、上記電子透かし埋め込み装置による電子透かしの埋め込みアルゴリズムに対応する検出アルゴリズムに従って、収集部で収集された動画像コンテンツから著作権情報の埋め込み有無を示すデータを検出し、この検出結果に基づいて動画像コンテンツに著作権情報が埋め込まれているか否かを判定する埋め込み有無判定部と、埋め込み有無判定部によって著作権情報が埋め込まれていると判定されると、前記検出アルゴリズムに従って当該動画像コンテンツから著作権情報を検出する著作権情報検出部とを備えるものである。
この発明によれば、動画像コンテンツの原画像に対し、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって当該動画像コンテンツの著作権情報を埋め込むとともに、著作権情報の埋め込み有無を示すデータを埋め込み、当該埋め込み有無を示すデータの検出結果で著作権情報が埋め込まれていると判定されてから、著作権情報を検出するので、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な再撮耐性を有する電子透かしを活用してコンテンツの違法コピーを効率良く摘発するシステムを構築できるという効果がある。
この発明の実施の形態1による電子透かし埋め込み装置の構成を示すブロック図である。 埋め込み処理の一例を示す図である。 埋め込み処理の他の例を示す図である。 埋め込み処理の他の例を示す図である。 この発明の実施の形態2による電子透かし検出装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による電子透かし埋め込み装置の構成を示すブロック図である。図1において、実施の形態1による電子透かし埋め込み装置1は、コンテンツの著作権情報が電子透かしによって埋め込まれているか否かの検証及び当該著作権情報の検出が可能な再撮耐性を有する電子透かしを当該コンテンツに埋め込む電子透かし埋め込み部11を備え、電子透かし埋め込み部11は、データ埋め込み部111及び著作権情報埋め込み部112を備える。
データ埋め込み部111は、電子透かしの埋め込み対象の動画像コンテンツに対して、再撮耐性を有する電子透かしにより著作権情報の埋め込み有無を示すデータを埋め込み、埋め込み有無を示すデータのみ埋め込まれた動画像コンテンツaを生成する手段である。ここでは、著作権情報の埋め込み有無を示すデータとして、例えば16ビットのデータ0xFFFFを埋め込むものとする。再撮耐性を有する電子透かしのアルゴリズムは、特許文献1に開示されている方法を使用する。
著作権情報埋め込み部112は、埋め込み有無を示すデータのみ埋め込まれた動画像コンテンツaに対して、再撮耐性を有する電子透かしにより当該動画像コンテンツの著作権情報を埋め込み、電子透かし埋め込み済動画像コンテンツを生成する手段である。著作権情報としては、著作権者名及び動画像コンテンツ名を表すデータを埋め込むものとする。再撮耐性を有する電子透かしのアルゴリズムは、特許文献1に開示されている方法を使用する。
なお、著作権情報としては、著作権者名及び動画像コンテンツ名を表すデータの他に、著作権の範囲を示す情報や、著作権者の主張する権利内容の詳細など、より詳細な情報を含んでもよく、任意の著作権情報を使用してよい。
電子透かし検出時にデータ0xFFFFが検出されれば、当該動画像コンテンツには、著作権情報が埋め込まれている可能性が高いと判断できる。なお、埋め込み有無を示すデータである16ビットのデータには誤り検出データや誤り訂正データを一切付加しない。よって、検出時に、埋め込み有無を示すデータが埋め込まれていないにもかかわらず、データ0xFFFFが検出される場合が1/65536の確率で起こる。
再撮耐性を有する電子透かしのアルゴリズムとして、特許文献1に開示されている方法を使用するとしたが、再撮耐性あるいは低ビットレート圧縮耐性を有する電子透かしを実現可能なアルゴリズムであれば、どのようなアルゴリズムを用いてもよい。
また、埋め込み有無を示すデータを著作権情報より先に埋め込むとしたが、先に著作権情報を埋め込み、後でその埋め込み有無を示すデータを埋め込むようにしてもよい。この場合、著作権情報埋め込み部112が、動画像コンテンツに著作権情報のみを埋め込んで、著作権情報のみが埋め込まれた動画像コンテンツを出力する。この後、データ埋め込み部111が、著作権情報のみが埋め込まれた動画像コンテンツに対して埋め込み有無を示すデータを埋め込んで、電子透かし埋め込み済動画像コンテンツとして出力する。
さらに、埋め込み有無を示すデータと著作権情報とを同時に埋め込んでもよく、著作権情報にかかわらず、埋め込み有無を示すデータが検出可能となるように埋め込まれるのであれば、電子透かし埋め込み部11は任意の構成とすることができる。
なお、データ埋め込み部111及び著作権情報埋め込み部112は、この発明の趣旨に従う電子透かし埋め込み用プログラムをコンピュータに読み込ませ、そのCPUに実行させることで、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的な手段として当該コンピュータ上で実現することができる。
次に動作について説明する。
ここでは、再撮耐性を有する電子透かしによって2種類のデータ(埋め込み有無を示すデータ、著作権情報)を埋め込む動作を、具体例を挙げて説明する。
(1)埋め込みアルゴリズム(例1)
図2は、埋め込み処理の一例を示す図であり、2種類のデータを同一フレーム画像領域に埋め込む場合を示している。図2に示す例では、動画像を構成するフレーム画像毎に、埋め込み有無を示すデータをフレーム画像の左半分の領域に埋め込み、著作権情報を右半分の領域に埋め込んでいる。
(2)埋め込みアルゴリズム(例2)
図3は、埋め込み処理の他の例を示す図であり、2種類のデータをフレーム画像毎に埋め込む場合を示している。図3に示す例では、動画像を構成する奇数番目のフレームに、埋め込み有無を示すデータを埋め込み、偶数番目のフレームに著作権情報を埋め込んでいる。なお、埋め込み有無を示すデータを偶数番目のフレームに埋め込み、著作権情報を奇数番目のフレームに埋め込んでもよい。
(3)埋め込みアルゴリズム(例3)
図4は、埋め込み処理の他の例を示す図であり、2種類のデータをフレームの輝度成分及び色差成分に対してそれぞれ埋め込む場合を示している。図4に示す例では、動画像を構成するフレーム画像毎に、埋め込み有無を示すデータをフレーム画像の輝度成分に対して埋め込み、著作権情報を色差成分に対して埋め込んでいる。なお、この場合も、埋め込み有無を示すデータを色差成分に対して埋め込み、著作権情報を輝度成分に対して埋め込んでもよい。
上述したように、電子透かし埋め込み部11による埋め込み処理は、動画像データ上の論理的に分割された領域に実行される。つまり、フレームの左右の領域や奇数番目、偶数番目のフレーム、輝度成分、色差成分などにより規定される領域は、論理的に分割されている。このため、これらの領域に対する埋め込み処理においては、一方の埋め込みデータが他方の埋め込みデータを打ち消すような不具合が生じない。なお、埋め込み有無を示すデータと著作権情報との双方を埋め込んでも互いに打ち消し合う不具合が生じなければ、上記の埋め込み処理内容に限定されるものではなく、任意の処理内容を適用することが可能である。
以上のように、この実施の形態1によれば、動画像コンテンツの原画像に対し、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって当該動画像コンテンツの著作権情報を埋め込む著作権情報埋め込み部112と、動画像コンテンツの原画像に対し、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって著作権情報の埋め込み有無を示すデータを埋め込むデータ埋め込み部111とを備える。このように構成することにより、再撮耐性を有する電子透かしを活用してコンテンツの違法コピーを効率良く摘発するシステムを構築可能な電子透かし埋め込み装置1を提供することができる。
なお、上記実施の形態1では、埋め込み有無を示すデータとして、16ビットのデータ0xFFFFを使用する場合を示したが、他のビット列であってもよく、またビット列長も任意の値でよい。例えば、32ビットのデータ0xFF00FF00を使用することもできる。この場合、検出時に埋め込み有無を示すデータとして、0xFF00FF00が検出されれば、その動画像コンテンツは、著作権情報が埋め込まれている可能性が高いと判断できる。検出時、埋め込み有無を示すデータが埋め込まれていないにもかかわらず、データ0xFF00FF00が検出される確率は1/4294967296となり、16ビットデータの場合と比較して誤検出される確率はずっと低くなる。
しかしながら、32ビットデータを利用すると、検出すべきデータ量が増加するため、検出に要する時間が長時間化する可能性がある。これに対して、4ビットのデータ0x6を使用することもできるが、この場合は、データが埋め込まれていないにもかかわらず、埋め込まれていると誤判断される確率が1/16となり、かなり大きくなる。その一方、検出すべきデータ量が4ビットと少ないために、検出に要する時間を抑えられる可能性がある。
どのビット列長が最適であるかは、著作権情報の検出に要する時間との兼ね合いによるため、個々の具体的な態様により異なる。例えば、著作権情報のデータ量が大きく、その検出に非常に長い時間を要する場合は、埋め込み有無を示すデータのビット列長を大きくして無駄な著作権情報検出処理の可能性を低くすることで、処理の効率化を図ることができる。
また、例えば、以下のような方法も考えられる。
通常、映像からの電子透かし検出では、検出対象映像に対して、空間的な位置の識別を行う処理(以下、空間同期と呼ぶ)や時間軸方向の位置の認識を行う処理(以下、時間同期と呼ぶ)が実際に埋め込まれたデータの検出に先立って実施される。空間同期や時間同期を行うために埋め込んでいる電子透かし信号を、埋め込み有無を示すデータとして使用することもできる。この場合は、検出時に、空間同期や時間同期に成功したか失敗したかで、埋め込み有無が判断される。
実施の形態2.
この実施の形態2では、動画像コンテンツを通信網経由で自動収集し、上記実施の形態1による電子透かし埋め込み装置で生成された電子透かし埋め込み済み動画像コンテンツである可能性を高速に判断し、かつ当該電子透かし埋め込み装置で埋め込まれた著作権情報を検出する電子透かし検出装置について説明する。
図5は、この発明の実施の形態2による電子透かし検出装置の構成を示すブロック図である。図5において、実施の形態2による電子透かし検出装置2は、通信網3経由で収集した動画像コンテンツが電子透かし埋め込み済み動画像コンテンツであるか否かを判定し、電子透かし埋め込み済み動画像コンテンツであると、再撮耐性を有する電子透かしとして埋め込まれている著作権情報を検出する装置であり、動画像コンテンツ収集部(収集部)21、動画像表示部(表示部)22、動画像撮影部(撮影部)23及び電子透かし検出部24を備える。
動画像コンテンツ収集部21は、通信網3経由で動画像コンテンツを探索して収集する手段であり、通信網3上における予め設定されたサイトに対して所定のキー情報に応じた動画像コンテンツを自動的に検索して収集する。ここでは、通信網3としてインターネットを対象とし、当該インターネット経由でアクセス可能な動画像コンテンツのうち、動画投稿サイトにアップロードされた動画像コンテンツ等、著作権侵害の可能性がある動画像コンテンツを自動的に収集するものとする。
動画像表示部22は、動画像コンテンツ収集部21が収集した動画像コンテンツを順次入力し、当該動画像コンテンツを動画像表示が可能な表示機器の表示画面上に表示する手段である。動画像表示が可能な表示機器としては、当該電子透かし検出装置2を構築したコンピュータに搭載されたディスプレイ装置や、当該コンピュータに接続したテレビ等が挙げられる。
動画像撮影部23は、動画像表示部22により表示されている動画像を撮影し、当該再撮された動画像コンテンツを電子透かし検出部24へ出力する手段である。撮影部23としては、表示機器の表示画面上に表示された動画像を撮影可能な撮影装置であればよく、例えばビデオカメラや動画像対応デジタルカメラ等が挙げられる。
電子透かし検出部24は、電子透かし埋め込み済み動画像コンテンツであるか否かの判定と、電子透かしの検出を行う手段であり、電子透かし埋め込み有無判断部241及び著作権情報検出部242を備える。
電子透かし埋め込み有無判断部(埋め込み有無判定部)241は、動画像撮影部23で再撮された動画像コンテンツに対して著作権情報の埋め込み有無を示すデータが埋め込まれているか否かを判断する手段である。この電子透かし埋め込み有無判断部241は、上記実施の形態1で示した電子透かし埋め込み装置1のデータ埋め込み部111による埋め込みアルゴリズムに対応する検出アルゴリズムに従って、埋め込み有無を示すデータの検出を行い、電子透かしの埋め込み有無を出力する。
例えば、埋め込み有無を示すデータが16ビットのデータ0xFFFFである場合、再撮された動画像コンテンツから検出した結果がデータ0xFFFFであれば、電子透かし埋め込み有無判断部241は、「埋め込み有り」と判断してその旨を埋め込み有無として著作権情報検出部242に出力する。反対に、検出結果が上記データ以外であった場合、「埋め込み無し」と判断してその旨を埋め込み有無として著作権情報検出部242に出力する。
著作権情報検出部242は、電子透かし埋め込み有無判断部241によって「埋め込み有り」と判定された動画像コンテンツから著作権情報を検出する手段である。この著作権情報検出部242は、上記実施の形態1で示した電子透かし埋め込み装置1の著作権情報埋め込み部112による埋め込みアルゴリズムに対応する検出アルゴリズムに従って、著作権情報を検出して出力する。
著作権情報は、動画像コンテンツ名や著作権者名であるため、短くても数バイト、長ければ数十バイトのデータ量となる。また、著作権情報として付属情報を含める場合には、さらにデータ量が増えて数百バイトに及ぶ可能性もある。このように、著作権情報はデータ量が多いため、その検出にはある程度の時間を要する。
そこで、この実施の形態2では、著作権情報に比べて圧倒的にデータ量の少ない、埋め込み有無を示すデータ(16ビットデータ)を利用して電子透かし埋め込み有無判断部241が埋め込み有無を判断し、「埋め込み有り」と判定された場合にのみ、著作権情報の検出を行うようにしている。このようにすることで、埋め込み有無の判断結果によっては時間のかかる著作権情報の検出が無駄になるであろう動画像コンテンツを短時間でふるい分けできる。
なお、動画像コンテンツ収集部21、動画像表示部22、動画像撮影部23及び電子透かし検出部24は、この発明の趣旨に従う電子透かし検出用プログラムをコンピュータに読み込ませ、そのCPUに実行させることで、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的な手段として当該コンピュータ上で実現することができる。
次に動作について説明する。
ここでは、再撮耐性を有する電子透かしによって2種類のデータ(埋め込み有無を示すデータ、著作権情報)が埋め込まれた動画像コンテンツから著作権情報を検出する処理を、具体例を挙げて説明する。
(1)検出アルゴリズム(例1)
先ず、実施の形態1による電子透かし埋め込み装置1が、図2に示した埋め込みアルゴリズムに従って、2種類のデータを動画像に埋め込んでいる場合を説明する。ここでは、動画像を構成するフレーム画像毎に、埋め込み有無を示すデータをフレーム画像の左半分の領域に埋め込み、著作権情報を右半分の領域に埋め込んでいる。
この場合、電子透かし検出装置2において、電子透かし埋め込み有無判断部241が、収集した動画像コンテンツ(再撮されたもの)の各フレームの左半分領域のみからなる動画像に対して、埋め込み有無を示すデータの検出処理を実行する。この処理の間、著作権情報検出部242は、当該収集した動画像コンテンツの各フレームの右半分領域のみからなる動画像を不図示の内部記憶装置に蓄積する。
この後、電子透かし埋め込み有無判断部241によって「埋め込み有り」と判断された場合のみ、著作権情報検出部242は、内部記憶装置に蓄積した動画像に対して著作権情報の検出処理を行う。
(2)検出アルゴリズム(例2)
実施の形態1による電子透かし埋め込み装置1が、図3に示した埋め込みアルゴリズムに従って、2種類のデータを動画像に埋め込んでいる場合を説明する。ここでは、動画像を構成する奇数番目のフレームに、埋め込み有無を示すデータを埋め込み、偶数番目のフレームに著作権情報を埋め込んでいる。
この場合、電子透かし埋め込み有無判断部241は、収集した動画像コンテンツ(再撮されたもの)の奇数番目のフレームのみからなる動画像と偶数番目のフレームのみからなる動画像との双方に対して、埋め込み有無を示すデータの検出処理を実行する。この処理の間、著作権情報検出部242は、当該収集した動画像コンテンツの奇数番目のフレームのみからなる動画像と偶数番目のフレームのみからなる動画像との双方を不図示の内部記憶装置に蓄積する。
この後、電子透かし埋め込み有無判断部241が奇数番目のフレームから「埋め込み有り」と判断した場合のみ、著作権情報検出部242は、内部記憶装置に蓄積した動画像のうち、埋め込み有無を示すデータが検出された方とは異なる方の動画像(偶数番目のフレームの動画像)に対して著作権情報の検出処理を行う。
(3)検出アルゴリズム(例3)
実施の形態1による電子透かし埋め込み装置1が、図4に示した埋め込みアルゴリズムに従って、2種類のデータを動画像に埋め込んでいる場合を説明する。ここでは、動画像を構成するフレーム画像毎に、埋め込み有無を示すデータをフレーム画像の輝度成分に対して埋め込み、著作権情報を色差成分に対して埋め込んでいる。
この場合、電子透かし埋め込み有無判断部241は、収集した動画像コンテンツ(再撮されたもの)の輝度成分のみからなる動画像に対して、埋め込み有無を示すデータの検出処理を実行する。この処理の間、著作権情報検出部242は、当該収集した動画像コンテンツの色差成分のみからなる動画像を不図示の内部記憶装置に蓄積する。
この後、電子透かし埋め込み有無判断部241によって「埋め込み有り」と判断された場合のみ、著作権情報検出部242は、内部記憶装置に蓄積した動画像に対して著作権情報の検出処理を行う。
また、上記実施の形態1で説明したように、空間同期用あるいは時間同期用の電子透かし信号を埋め込み有無を示すデータとした場合、空間同期や時間同期に成功した場合に、埋め込み有無を「埋め込み有り」として判断し、失敗した場合に、埋め込み有無を「埋め込み無し」として判断すればよい。これに限らず、電子透かし検出装置1が想定する埋め込みアルゴリズムに対応した方法であれば、任意の検出アルゴリズムを使用できる。
以上のように、この実施の形態2によれば、通信網3を介して動画像コンテンツを収集する動画像コンテンツ収集部21と、上記実施の形態1による電子透かし埋め込み装置1による電子透かしの埋め込みアルゴリズムに対応する検出アルゴリズムに従って、動画像コンテンツ収集部21で収集された動画像コンテンツから著作権情報の埋め込み有無を示すデータを検出し、この検出結果に基づいて動画像コンテンツに著作権情報が埋め込まれているか否かを判定する電子透かし埋め込み有無判断部241と、電子透かし埋め込み有無判断部241によって著作権情報が埋め込まれていると判定されると、前記検出アルゴリズムに従って当該動画像コンテンツから著作権情報を検出する著作権情報検出部242とを備える。このように構成することにより、再撮耐性を有する電子透かしを活用してコンテンツの違法コピーを効率良く摘発するシステムを構築可能な電子透かし検出装置2を提供することができる。
また、上記実施の形態2において、動画像表示部22と動画像撮影部23とが物理的に通信可能な状態に無いため、通信網3から入り込んだ悪質なプログラム(ウィルスやスパイウェア等)による被害を、動画像コンテンツ収集部21を実装した装置が被ったとしても、再撮耐性を有する電子透かし検出部24を実装する電子透かし検出装置2では、その影響を受けないという利点がある。
さらに、この実施の形態2によれば、電子透かし埋め込み有無判断部241によって、動画像コンテンツ収集部21が収集した多数の動画像コンテンツをふるい分けし、著作権情報の検出可能性の高い動画像コンテンツのみに対して著作権情報検出部242が著作権情報の検出処理を行う。このため、効率よく、多くの著作権情報の検出が可能となる。
さらに、この実施の形態2による電子透かし検出装置2では、動画像表示部22で倍速等の高速再生による表示を行うこともできる。この場合、多数の動画像を順次電子透かし検出にかける一連の動作を高速化できるという利点がある。
なお、高速再生によって、動画像撮影部23で取得される動画像(再撮された動画像)は、フレームが間引かれた状態になる可能性がある。
従って、埋め込まれている電子透かしがフレームの間引きに対する耐性のある方式によるものでなければならない。この実施の形態2では、例えば特許文献1に開示される再撮耐性を有する電子透かしを利用するので、フレームの間引きに対する耐性を十分に発揮することができる。もちろん、フレームの間引きに対する耐性のある再撮耐性を有する電子透かしであれば、どのような方式の電子透かしを使用しても、高速再生による処理高速化を行うことができる。
さらに、上記実施の形態2では、動画像コンテンツ収集部21がインターネット経由でアクセス可能な動画像コンテンツのうち、動画投稿サイトにアップロードされた動画像コンテンツなど、著作権侵害の可能性が疑われる動画像コンテンツを、自動的に収集する場合を示したが、使用する通信網3はインターネットに限らず、任意の通信網を使用してよい。また、動画投稿サイトに限らず、任意のサイトを対象として動画像コンテンツを探索してもよいし、アクセスし得るあらゆる動画像コンテンツを収集してもよい。
さらに、上記実施の形態2では、電子透かし埋め込み有無判断部241が、検出結果として16ビットのデータ0xFFFFが得られれば、埋め込み有無を「埋め込み有り」として出力し、それ以外のデータが検出された場合は、埋め込み有無を「埋め込み無し」として出力する場合を示したが、これに限定されるものではない。
例えば、データ0xFFFFに加え、0xFEFFや0xFF7Fなど16ビット中1ビットだけが0である場合にも埋め込み有無を「検出有り」として出力し、それ以外(16ビット中2ビット以上が0)の場合に埋め込み有無を「検出無し」として出力してもよい。このようにすると、埋め込み有無を示すデータの検出に1ビットの誤りがあっても、それを修正し、電子透かしが埋め込まれていると判断することになる。
また、上記実施の形態1によるデータ埋め込み部111による埋め込みアルゴリズムに対応する検出アルゴリズムを備えていれば、電子透かし埋め込み有無判断部241は、任意の構成とすることができる。
この他、上記実施の形態2において、動画像コンテンツ収集部21から、再撮耐性を有する電子透かし検出部24へ動画像コンテンツを受け渡す際、動画像表示部22及び動画像撮影部23を経由したが、動画像コンテンツ収集部21から電子透かし検出部24へ直接動画像コンテンツを渡してもよい。
この場合、動画像コンテンツ収集部21と電子透かし検出部24とが、物理的に一体化されるか、有線の通信線で接続されるか、無線通信を行うなど、何らかの方法により物理的に通信可能となる必要がある。このため、電子透かし検出部24が、通信網3から入り込んだウィルスやスパイウェア等の悪質なプログラムの影響を受ける可能性がある。しかしながら、動画像表示部22の動画像再生速度にとらわれずに、電子透かし検出部24の機器性能の許す限りの高速処理を行えるため、処理効率が向上するという利点がある。
1 電子透かし埋め込み装置、2 電子透かし検出装置、3 通信網、11 電子透かし埋め込み部、21 動画像コンテンツ収集部(収集部)、22 動画像表示部(表示部)、23 動画像撮影部(撮影部)、24 電子透かし検出部、111 データ埋め込み部、112 著作権情報埋め込み部、241 電子透かし埋め込み有無判断部(埋め込み有無判定部)、242 著作権情報検出部。

Claims (6)

  1. 動画像コンテンツの原画像に対し、再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって当該動画像コンテンツの著作権情報を埋め込む著作権情報埋め込み部と、
    前記動画像コンテンツの原画像に対し、前記再撮又は再圧縮が施されても検出可能な電子透かしによって前記著作権情報の埋め込み有無を示すデータを埋め込むデータ埋め込み部とを備えた電子透かし埋め込み装置。
  2. 著作権情報は、動画像コンテンツ名及び前記動画像コンテンツの著作権者名のうちの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載の電子透かし埋め込み装置。
  3. データ埋め込み部は、著作権情報の埋め込み有無を示すデータとして、動画像コンテンツの空間的又は時間的な位置合わせに使用する信号を利用することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子透かし埋め込み装置。
  4. 通信網を介して動画像コンテンツを収集する収集部と、
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の電子透かし埋め込み装置による電子透かしの埋め込みアルゴリズムに対応する検出アルゴリズムに従って、前記収集部で収集された動画像コンテンツから著作権情報の埋め込み有無を示すデータを検出し、この検出結果に基づいて前記動画像コンテンツに前記著作権情報が埋め込まれているか否かを判定する埋め込み有無判定部と、
    前記埋め込み有無判定部によって前記著作権情報が埋め込まれていると判定されると、前記検出アルゴリズムに従って当該動画像コンテンツから前記著作権情報を検出する著作権情報検出部とを備えた電子透かし検出装置。
  5. 埋め込み有無判定部は、収集部で収集された動画像コンテンツから当該動画像コンテンツの空間的又は時間的な位置合わせに使用する信号を検出し、当該信号により規定される空間的又は時間的な位置合わせ若しくはこれら双方の位置合わせに成功したか否かに応じて、著作権情報の埋め込み有無を判定することを特徴とする請求項4記載の電子透かし検出装置。
  6. 収集部で収集された動画像コンテンツを表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記動画像コンテンツの画面を撮影する撮影部とを備え、
    埋め込み有無判定部は、前記撮影部により再撮された動画像コンテンツから著作権情報の埋め込み有無を示すデータを検出し、この検出結果に基づいて当該動画像コンテンツに前記著作権情報が埋め込まれているか否かを判定し、
    著作権情報検出部は、前記埋め込み有無判定部によって前記著作権情報が埋め込まれていると判定されると、前記撮影部により再撮された当該動画像コンテンツから前記著作権情報を検出することを特徴とする請求項4または請求項5記載の電子透かし検出装置。
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