JP2010278688A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDが外力によって破損することを避けることができる携帯電子機器を提供する。
【解決手段】内部筐体20は、発光部27が形成されている位置に対応した位置に当該発光部27を収納可能な収納部(内部筐体溝部34)を有し、収納部は、発光部27を貫通孔35を介してキーシート32に導光する導光部(光反射部材40)を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は携帯電話機、PDA、携帯型ゲーム機、携帯用テレビ、携帯用ラジオ等の携帯電子機器に関する。
携帯電子機器が薄型化するのに伴い、キー入力部のキートップ間に筐体部材を配置しない携帯電子機器が用いられるようになってきている。
特許文献1には、このような携帯電子機器が記載されている。
特開平11―73837号公報
しかしながら、特許文献1に記載の携帯電子機器では、LEDが筐体部材によって覆われていないことから、LEDが外力によって破損する恐れがあった。
本発明の目的は、LEDが外力によって破損することを避けることができる携帯電子機器を提供することである。
本発明の携帯電子機器は、筐体と、前記筐体に配設されたキーシートと、前記キーシートの内部側に配設されプリント基板と、前記プリント基板の内部側に配設された内部筐体と、を有し、前記プリント基板は、前記内部筐体側に形成された発光部と、前記発光部から出射された光を通過可能な光通過部とを有し、前記内部筐体は、前記発光部が形成されている位置に対応した位置に当該発光部を収納可能な収納部を有し、前記収納部は、前記発光部の光を前記光通過部を介して前記キーシートに導光する導光部を有する。
好適には、前記収納部は、溝形状の内部筐体溝部からなり、前記内部筐体溝部の底部は前記発光部から出射された光を反射可能に形成されている。
好適には、前記プリント基板に形成された前記光通過部は、前記キートップ部分と前記発光部との間に形成されている。
好適には、前記光通過部は、前記プリント基板に形成された貫通孔である。
好適には、前記貫通孔の形状は矩形形状となっている。
好適には、前記貫通孔の形状はコ字形状となっている。
好適には、前記プリント基板の光通過部は透明材料によって形成されている。
好適には、前記内部筐体は、光反射率の高い部材から構成される。
好適には、前記導光部は、内部筐体溝部の底部に配置された光反射部材である。
好適には、前記導光部は、内部筐体溝部の底部に光反射率が高い部材がメッキ又は蒸着されることによって形成されている。
好適には、前記内部筐体溝部は、仕切壁を有し、前記仕切壁で仕切られた各室には、それぞれ前記発光部が配置されている。
好適には、前記プリント基板は、フレキシブルプリント基板によって構成される。
本発明によると、LEDが外力によって破損することを避けることができる携帯電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観を開状態で示す斜視図である。 図1のII―IIにおける断面の説明図である。 キートップに形成されるキー図形を照光する方法の説明図である。。 発光部の配置の説明図である。 プリント基板の構造を説明する説明図である。 貫通孔の形状を説明する説明図である。 本発明の変形例を説明する説明図である。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機1の外観を開状態で示す斜視図である。
携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機1として構成されており、開状態と閉状態との間で互いに回動可能にヒンジ部9によって連結された第1筐体2及び第2筐体3を有している。図1は、第1筐体2及び第2筐体3の開状態を示している。
第1筐体2は、第2筐体3と対向する部分を構成する第1筐体フロントケース4と、第2筐体3とは反対側部分を構成する第1筐体リアケース5とを有している。
第2筐体3は、第1筐体2と対向する部分を構成する第2筐体フロントケース6と、第1筐体2とは反対側部分を構成する第2筐体リアケース7とを有している。
第1筐体フロントケース4及び第1筐体リアケース5はネジ等により互いに固定され、第1筐体フロントケース4及び第1筐体リアケース5の間に形成された空間に種々の電子部材を収容する収容空間を構成する。
第2筐体フロントケース6及び第2筐体リアケース7もネジ等により互いに固定され、第2筐体フロントケース6及び第2筐体リアケース7の間に形成された空間に種々の電子部材を収容する収容空間を構成する。
これらの第1筐体フロントケース4、第1筐体リアケース5、第2筐体フロントケース6及び第2筐体リアケース7は、例えば、樹脂により形成されている。
なお、方向を示すときは、第1筐体リアケース5から第1筐体フロントケース4に向かう方向を表面方向(図1においては、紙面手前の方向)といい、第1筐体フロントケース4から第1筐体リアケース5に向かう方向を裏面方向(図1においては、紙面奥手の方向)という。
同様に第2筐体リアケース7から第2筐体フロントケース6に向かう方向を表面方向(図1においては、紙面手前の方向)といい、第2筐体フロントケース6から第2筐体リアケース7に向かう方向を裏面方向(図1においては、紙面奥手の方向)という。
また、第1筐体2においてヒンジ部9に向かう方向を連結部方向(図1の第1筐体2においては、紙面下の方向)といい、その逆を連結部反対方向(図1の第1筐体2においては、紙面上方向)という。
同様に、第2筐体3においても、ヒンジ部9に向かう方向を連結部方向(図1の第2筐体3においては、紙面上の方向)といい、その逆を連結部反対方向(図1の第2筐体3においては、紙面下の方向)という。
さらに、図1のように第1筐体2を上にし、第2筐体3を下にした状態とした時に、右側に来る側面を右側面11とし、左側に来る側面を左側面12という。
そして、右側面11側に向かう方向を右側面方向(図1においては、紙面右の方向)といい、左側面12側に向かう方向を左側面方向(図1においては、紙面左の方向)という。
図1のように、第1筐体フロントケース4には表示部8が配置されている。
この表示部8は、携帯電話機1の状態、ユーザの操作内容、発信先電話番号、電子メールの内容の表示、ゲーム画面等の様々な情報を表示するためのものである。
また、表示部8はLCD(液晶ディスプレイ)、OLED(Organic light-emitting diode:有機EL)等によって構成されている。
また、図1のように、第2筐体フロントケース6の表面方向には、入力部10が配置されている。この入力部10をユーザが操作することによって、携帯電話機1に命令の入力、文字の入力等がなされる。
図2は、図1のII―IIにおける断面の説明図である。
第2筐体フロントケース6と第2筐体リアケース7とが、その内面どうしを対向させて結合している。
そして、それによって形成される内部空間に、内部筐体20が配置されている。内部筐体20の裏面方向には、バッテリ収納部28が形成されている。
そして、このバッテリ収納部28に着脱可能なバッテリ22が配置されている。このバッテリ22は携帯電話機1に電力を供給している。
さらに、裏面方向には、バッテリ22を交換可能とするためにバッテリカバー23が配置されている。
内部筐体20の、表面方向には、スイッチ26が実装されるプリント基板21が配置されている。
スイッチ26は、例えば、固定接点25及びドーム状の板金であるメタルドーム24により構成されている。
メタルドーム24は固定接点25を覆っている。
メタルドーム24の頭頂部に対向した位置のキーシート32には、押子33が構成されている。
押子33は、キーシート32が押圧された場合に、メタルドーム24に確実に押圧力を伝達して、メタルドーム24を変形させるためのものである。
ユーザがキートップ30を押圧すると、それにともないキーシート32が弾性変形する。さらに、そのキーシート32の弾性変形によって、ラバーベース31部に形成されている押子33が裏面方向に変形する。
そして、この押子33がメタルドーム24を押圧する。
それによって、メタルドーム24も弾性変形をおこす、その変形量が一定程度を超えると、メタルドーム24の一部が凹んで反対側に凸となる。
これによって、メタルドーム24はクリック感を生じつつ固定接点25に当接する。
メタルドーム24と固定接点25が当接することによって電流が流れ、この電流の流れを制御部が検出する。そして、このことによって、ユーザによるキートップ30の押しこみ、つまり、ユーザによるキー入力操作を検出する。
プリント基板21の表面方向にはキーシート32が配置されている。キーシート32はユーザが押圧を行う部分である複数のキートップ30と、前記複数のキートップ30が接着されるラバーベース31から成っている。
ラバーベース31は、例えば、透明又は半透明で容易に撓むシリコン樹脂等で構成する。
一方、キートップ30は、透明又は半透明で比較的強度の高いプラスチック等で構成する。
また、キートップ30にはそのキートップ30を押圧することによって入力される内容であるキー図形が形成(印刷等)されている。
なお、キートップ30とラバーベース31とは必ずしも別体で構成する必要はなく、一体的に構成してもよい。
さらに、図2においては、キートップ30はラバーベース31よりも突出しているが、キートップ30部分がラバーベース31よりも突出せず、面一面であってもよい。
図3は、キートップ30に形成されるキー図形36を照光する方法の説明図である。
キートップ30の表面にはキー図形36が形成されている。
このキートップ30に形成されたキー図形36を照光する方法として、面照光と文字照光という方法がある。
図3(a)は、面照光による方法を表している。
面照光とは、キートップ30の表面に光を透過しない色をキー図形36の形に印刷し、キー図形36を照光させないことによる方法である。
図3(b)は、文字照光による方法を表している。
文字照光とは、キー図形36の部分を除いた部分にキートップ30の表面に光を透過しない色を印刷して、キー図形36のみを照光させる方法である。
なお、以上の方法の他に、キートップ30の輪郭部分のみを照光する輪郭照光の方法もある。
本発明においては、以上のどの照光方法を用いてもよい。
図4は、発光部27の配置の説明図である。
図4のように、プリント基板21上に、スイッチ26及び発光部27が配置されている。
もっとも、発光部27が配置されているのは、通常のプリント基板21において発光部27が配置されている位置とは逆方向である。つまり、プリント基板21の裏面方向の位置に発光部が配置されている。
また、発光部27は、複数のスイッチ26の間位置に配置されている。換言すると、発光部27は、複数のキートップ30の間位置に配置されている。
発光部27は、例えば、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)によって構成されている。
もっとも、これに限る必要はなく、有機EL素子等によることもできる。
また、発光部27は単色のみを発光可能とする必要はなく、赤、緑、青の発光ダイオードによって構成して、必要に応じてキートップ30を照光する色を変化させることもできる。
さらにまた、プリント基板25はフレキシブルプリント基板によって構成されている。
このように、プリント基板25をフレキシブルプリント基板によって構成することによって、プリント基板25はより薄く構成することが可能となる。
そして、プリント基板25が薄く構成できるということは、第2筐体3自体も薄くすることが可能となる。
プリント基板21には、光が通過する光通過部として貫通孔35が形成されている。この貫通孔35は、プリント基板21に貫通された穴を形成することによって形成されている。
発光部27から発光された光は、この貫通孔35を通過して、キーシート32のキートップ30部分を照光する。
図4のように、内部筐体20の表面方向の面には、内部筐体溝部34が形成されている。
この内部筐体溝部34は、発光部27に対応した位置であって、一定深さを有して形成されている。
この内部筐体溝部34の形状は、底面である底部37と側面から形成される、直方体形状の溝部であってもよいし、円柱、楕円柱、凸レンズのような形状であってもよい。さらに、場合によっては、内部筐体溝部34は、それ以外の形状であってもよい。
他にも、発光部27から出射された光を貫通孔35に導くために、集光レンズのような形状であってもよい。
なお、内部筐体溝部34の深さは、例えば、2mm程度とする。
内部筐体20は例えばアルミニウム合金から形成されている。このように、強度の高いアルミニウムによって形成することによって、キーシート32及びプリント基板21を確実に保持することができる。
さらに、第2筐体3自体の強度を上げることにも寄与する。
ここで、アルミニウム合金の成分例としては、アルミニウム80%、シリコン10%、鋼3%、残りがマグネシウム、スズ、鉄等である。
もっとも、内部筐体20の材質はアルミニウム合金に限定する趣旨ではなく、強度を維持できるのであればどのような材料であってもよい。例えば、強化プラスチック、鉄等であってもよい。
なお内部筐体20の厚さは、例えば、3mm程度とする。
このように、内部筐体20が強度の高いアルミニウム合金とすることから、第2筐体3自体の強度を上げることができる。
そして、そのことによって、第2筐体3の厚さを従来に比べて薄く構成することが可能となる。
加えて、アルミニウムは光を反射するのであるから、底部37に光反射部材40を配置しなくても、そのままで光を反射可能となるという利点もある。
内部筐体20を光が反射しない材料によって構成した場合、及び、内部筐体20を光が反射する材料によって構成した場合であってもより光を反射させたい場合、には、底部37に光反射部材40を形成することが望ましい。
光反射部材40は、例えば、鏡が形成されたシートを張り付けることや、光を反射する銀などを蒸着(メッキ)すること等によって形成される。
図4のように、内部筐体20の裏面方向の直近には、第2筐体3の第2筐体リアケース7が配置されていてもよい。
前述のように、内部筐体20がアルミニウム合金等の強度の高い部材から構成されていることから、第2筐体3を薄く構成することができる。それゆえに、内部筐体20に続いて第2筐体3の第2筐体リアケース7を配置して、第2筐体3を薄く構成することができる。
図4のように、発光部27から出射された光は内部筐体溝部34の内部空間を通過し、内部筐体溝部34の底部37に形成された光反射部材40に入射する。
そして、光反射部材40は、入射した光をプリント基板21側に反射する。
反射された光は、プリント基板21に形成された貫通孔35を通過して、キーシート32に入射する。
そして、キーシート32に入射した光は透明または半透明のキーシート32(ラバーベース31)を透過してキートップ30に到達する。
これによって、発光部27はキートップ30に形成されているキー図形36を照光することができる。
また、図4のように、発光部27がプリント基板21の裏面方向の位置(プリント基板の内部筐体20側の位置)に配置されていることから、ユーザが操作する表面方向には発光部27は突起しないことになる。
これによって、ユーザがキーシート32を押圧したときに突起の存在を認識しないことになり、キー操作時の違和感が無くなる。
また、発光部27が存在する部分が押圧された場合であっても、発光部27の裏面方向には内部筐体溝部34によって空間があることから、発光部27が押しつぶされることが無くなる。
それによって、発光部27が破損することが無くなる。
このことは、携帯電話機1を薄く構成しつつ耐久性を高く構成することができることを意味する。
図5は、プリント基板21の構造を説明する説明図である。
図5(a)は、表面方向位置からプリント基板21を見た正面図である。換言すると、図4においてキーシート32の側からプリント基板21見た図である。
図5(a)のように、プリント基板21には、複数個のメタルドーム24が配置されており、前記メタルドーム24の中心部(頭頂部)には押子33が配置されている。
そして、連結部方向に連続している2つのメタルドーム24の間部分に開口部が長方形となっている貫通孔35が2つ並んで形成されている。
図5(b)は、裏面方向位置からプリント基板21を見た背面図である。換言すると、図4において内部筐体20の側からプリント基板21見た図である。
図5(b)のように、貫通孔35の間部分には発光部27が配置されている。
図6は、貫通孔35の形状を説明する説明図である。
図6(a)は、前述してきた貫通孔35の拡大図である。このように、貫通孔35の開口部の形状は長方形であり、発光部27の両サイドに存在する必然性は必ずしもない。
たとえば、図6(b)のように、貫通孔35の開口部の形状はコ字形状としてもよい。
さらに、その他の形状とすることも可能である。
また、光を透過すれば足りるのであるから、必ずしも貫通孔35とする必要もない。例えば、貫通孔35が存在する位置に透明な部材を配置することもできる。
さらに、プリント基板21を透明または半透明に構成することができるのであれば、貫通孔35は必要無くなる。
以上の実施形態では、発光部27は複数のキートップ30を照光していたが、各キートップ30毎に独立して照光を行えるようにした方が、意匠性の点で有利である。
そこで以下に、変形例を示す。
図7は、本発明の変形例を説明する説明図である。
図7は図4のAと同じ部分を拡大した拡大図である。図4と異なる点は、発光部27を2つにし、内部筐体溝部34の内部に仕切壁41を設けた点である。
なお仕切壁41は、内部筐体20の一部ではなく、別に設けることも可能である。
このように仕切壁41を設けたことによって、各発光部27は一つのキートップ30のみを照光することが可能となる。
そして、発光部27を3色のLED等から構成すれば、キートップ30毎に異なる色に照光することも可能となり、意匠性の点で有利である。
さらに、複数のキートップ30のうち一つのキートップ30のみを照光することができるのであるから、一つのキートップ30のみを照光してユーザに次に操作する可能性のあるキーを示すことも可能となる。
以上の実施形態によれば、本発明の携帯電話機1は、第2筐体3と、第2筐体3に配設されたキーシート32と、キーシート32の内部側に配設されプリント基板21と、プリント基板21の内部側に配設された内部筐体20と、を有している。
また、プリント基板21は、内部筐体側に形成された発光部27と、発光部27から出射された光を通過可能な貫通孔35とを有している。
そして、内部筐体20は、発光部27が形成されている位置に対応した位置に当該発光部27を収納可能な収納部(内部筐体溝部34)を有し、収納部は、発光部27を貫通孔35を介してキーシート32に導光する導光部(光反射部材40)を有する。
このような構成によって、ユーザがキーシート32を押圧したときに突起の存在を認識しないことになり、キー操作時の違和感が無くなる。
また、発光部27が存在する部分が押圧された場合であっても、発光部27の裏面方向には内部筐体溝部34によって空間があることから、発光部27が押しつぶされることが無くなる。
それによって、発光部27が破損することが無くなる。
このことは、携帯電話機1を薄く構成しつつ耐久性を高く構成することができることを意味する。
収納部は、溝形状の内部筐体溝部34からなり、内部筐体溝部34の底部37は発光部27から出射された光を反射可能に形成されている。
このような構成によって、発光部27を収納しつつ、発光部27の光をキーシート32に導くことが可能となる。
キーシート32は、内部側にスイッチ26が形成されている複数のキートップ30部分と、複数のキートップ30部分をつないでいるラバーベース31部分とを有している。
そして、発光部27はラバーベース31部分の内部位置に配置されている。
このような構成によって、ユーザがキートップ30を押圧しても発光部27に外圧が加わらなくすることができる。
そして、発光部27に外圧が加わらないということは、発光部27が毀損することを防ぐことができる。
プリント基板21に形成された貫通孔35は、キートップ30部分と発光部27との間に形成されている。
このように構成することによって、発光部27から出射された光をキートップ30に確実に導くことが可能となる。
貫通孔35は、プリント基板21に形成されている。
このような構成によって、簡便な方法によって、発光部27からの光が通過する部分をプリント基板21に作製することができる。
貫通孔35の形状は長方形形状となっている。
このような構成によって、発光部27から出射された光の多くをキートップ30に導くことができる。
貫通孔35の形状はコ字形状となっている。
このような構成によって、より多くの光をキートップ30に導くことができる。
プリント基板21の光通過部は透明材料によって形成されている。
このような構成によって、プリント基板21の強度を落とすことなくプリント基板21を作成することができる。
内部筐体20は、光反射率の高い部材から構成される
このような構成によって、簡便な方法で発光部27から出射された光の多くをキートップ30に導くことができる。
導光部は、内部筐体溝部34の底部37に配置された光反射部材40である。
このような構成によって、簡便な方法で発光部27から出射された光の多くをキートップ30に導くことができる。
導光部は、内部筐体溝部34の底部37に光反射率が高い部材がメッキ又は蒸着されることによって形成されている。
このような構成によって、簡便な方法で発光部27から出射された光の多くをキートップ30に導くことができる。
プリント基板21は、フレキシブルプリント基板によって構成される。
このような構成によって、第2筐体3をより薄く構成することができる。
内部筐体溝部34は、仕切壁41を有し、仕切壁41で仕切られた各室には、それぞれ発光部27が配置されている。
このような構成によって、各発光部27は一つのキートップ30のみを照光することが可能となる。
そして、発光部27を3色のLED等から構成すれば、キートップ30毎に異なる色に照光することも可能となり、意匠性の点で有利である。
さらに、複数のキートップ30のうち一つのキートップ30のみを照光することができるのであるから、一つのキートップ30のみを照光してユーザに次に操作する可能性のあるキーを示すことも可能となる。
なお、以上の実施形態において、第1筐体2及び第2筐体3は本発明の筐体の一例である。つまり、筐体とは、携帯電子機器を収容する容器に該当するものであればどのようなものであってもよい。さらに、容器の一部、例えば、第1筐体フロントケース4、第1筐体リアケース5、第2筐体フロントケース6及び第2筐体リアケース7であっても筐体に該当する。
貫通孔35は本発明における光通過部の一例であり、内部筐体溝部34は本発明における収納部の一例である。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
携帯電子機器は、携帯電話機1に限定されない。例えば、携帯電子機器は、ノートパソコン、PDA、ゲーム機、カメラであってもよい。また、携帯電子機器は、折り畳み式のものに限定されない。ケースが一体的に構成されたもの(1つのみのケース)であってもよい。
1…携帯電話機、2…第1筐体、3…第2筐体、4…第1筐体フロントケース、5…第1筐体リアケース、6…第2筐体フロントケース、7…第2筐体リアケース、8…表示部、9…ヒンジ部、10…入力部、11…右側面、12…左側面、20…内部筐体、21…プリント基板、22…バッテリ、23…バッテリカバー、24…メタルドーム、25…固定接点、26…スイッチ、27…発光部、28…バッテリ収納部、30…キートップ、31…ラバーベース、32…キーシート、33…押子、34…内部筐体溝部(収納部)、35…貫通孔(光通過部)、36…キー図形、37…底部、40…光反射部材(導光部)、41…仕切壁
B…貫通孔配置部

Claims (13)

  1. 筐体と、
    前記筐体に配設されたキーシートと、
    前記キーシートの内部側に配設されたプリント基板と、
    前記プリント基板の内部側に配設された内部筐体と、を有し、
    前記プリント基板は、前記内部筐体側に形成された発光部と、前記発光部から出射された光を通過可能な光通過部とを有し、
    前記内部筐体は、前記発光部が形成されている位置に対応した位置に当該発光部を収納可能な収納部を有し、
    前記収納部は、前記発光部の光を前記光通過部を介して前記キーシートに導光する導光部を有する
    携帯電子機器。
  2. 前記収納部は、溝形状の内部筐体溝部からなり、
    前記内部筐体溝部の底部は前記発光部から出射された光を反射可能に形成されている
    請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記キーシートは、内部側にスイッチが形成されている複数のキートップ部分と、前記複数のキートップ部分をつないでいるラバーベース部分とを有し、
    前記発光部はラバーベース部分の内部位置に配置されている
    請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記プリント基板に形成された前記光通過部は、前記キートップ部分と前記発光部との間に形成されている
    請求項1〜3いずれか1項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記光通過部は、前記プリント基板に形成された貫通孔である
    請求項1〜4いずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記貫通孔の形状は矩形形状となっている
    請求項5に記載の携帯電子機器。
  7. 前記貫通孔の形状はコ字形状となっている
    請求項5に記載の携帯電子機器。
  8. 前記プリント基板の光通過部は透明材料によって形成されている
    請求項1〜4いずれか1項に記載の携帯電子機器。
  9. 前記内部筐体は、光反射率の高い部材から構成される
    請求項1〜8いずれか1項に記載の携帯電子機器。
  10. 前記導光部は、内部筐体溝部の底部に配置された光反射部材である
    請求項1〜8いずれか1項に記載の携帯電子機器。
  11. 前記導光部は、内部筐体溝部の底部に光反射率が高い部材がメッキ又は蒸着されることによって形成されている
    請求項1〜8いずれか1項に記載の携帯電子機器。
  12. 前記内部筐体溝部は、仕切壁を有し、
    前記仕切壁で仕切られた各室には、それぞれ前記発光部が配置されている
    請求項1〜11いずれか1項に記載の携帯電子機器。
  13. 前記プリント基板は、フレキシブルプリント基板によって構成される
    請求項1〜12いずれか1項に記載の携帯電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200470624Y1 (ko) 2012-01-25 2014-01-03 주식회사 마그마 키패드용 도파로 시트

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