JP2010272797A - 検査結果解析方法および検査結果解析装置、異常設備検出方法および異常設備検出装置、上記検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

検査結果解析方法および検査結果解析装置、異常設備検出方法および異常設備検出装置、上記検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010272797A
JP2010272797A JP2009125279A JP2009125279A JP2010272797A JP 2010272797 A JP2010272797 A JP 2010272797A JP 2009125279 A JP2009125279 A JP 2009125279A JP 2009125279 A JP2009125279 A JP 2009125279A JP 2010272797 A JP2010272797 A JP 2010272797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
inspection result
information
plane characteristic
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009125279A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4658206B2 (ja
Inventor
Katsuki Imai
克樹 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009125279A priority Critical patent/JP4658206B2/ja
Priority to PCT/JP2010/058084 priority patent/WO2010137463A1/ja
Publication of JP2010272797A publication Critical patent/JP2010272797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4658206B2 publication Critical patent/JP4658206B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/41875Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS], computer integrated manufacturing [CIM] characterised by quality surveillance of production
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/20Sequence of activities consisting of a plurality of measurements, corrections, marking or sorting steps
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/10Measuring as part of the manufacturing process
    • H01L22/12Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Abstract

【課題】製造ラインにおいて過去に検査された基準基板の検査結果を表す第1の基板面内特性分布情報と現に検査された解析対象基板の検査結果を表す第2の基板面内特性分布情報とを短時間で精度良く照合できる検査結果解析方法を提供すること。
【解決手段】製造ラインの或る工程において、その工程を実行する設備に対して過去に検査された基板が装荷された第1の基板装荷方向と解析対象基板が装荷された第2の基板装荷方向との差を表す角度を算出する(S101)。その角度を解消するように第2の基板面内特性分布情報を回転させる(S102)。回転された第2の基板面内特性分布情報を、第1の基板面内特性分布情報と照合する(S103)。
【選択図】図1

Description

この発明は、製造工程において過去に検査された基板の面内特性分布情報と現に検査された基板の面内特性分布情報とが一致するかどうかを解析する検査結果解析方法および検査結果解析装置に関する。
また、この発明は、製造工程における検査結果を解析して設備異常を検出する異常設備検出方法および異常設備検出装置に関する。
また、この発明は、そのような検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
また、この発明は、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
半導体ウェハ、半導体ディスプレイ、ハードディスク磁気ヘッドなどの薄膜デバイスの製造ラインでは、歩留まりの向上や安定化を目的として要所となる工程で様々な検査が実施される。これらの検査には、例えば基板上に付着した異物等によって生じる回路パターンの欠陥を検出するパターン検査や、形成された回路の電気的な特性を検査する電気特性検査などがある。
製造工程の設備で異常が発生した場合、これらの検査結果には特異な傾向が現れることが多い。これらの特異傾向は発生した異常の状態によって異なり異常原因と密接に関係している。このため、同様の異常が再び発生した際に早期検出することを目的として、過去に発生した異常と特異傾向との関係を事例データベースとして蓄積しておき、その事例データベースと現に処理された基板の検査結果とを自動的に照合し、事例データベースと同様の傾向を持つ検査結果の発生状況を監視する技術が提案されている。
例えば、特許文献1(特開平11−45919号公報)には、図18に示すように、基板面内における不良分布の形状に応じて作成したテンプレートを過去事例データベースとして蓄積し、これらのテンプレートと解析対象基板の検査結果が表す不良分布形状とを比較して異常設備を検出する方法が記載されている。しかしながら、この方法ではテンプレートおよび検査結果の不良分布は単純な2値画像で表されるため、マッチングの精度が低いという問題がある。
そこで、特許文献2(特開2007−164256)では、実際の不良分布と過去事例のテンプレートのマッチングの精度を向上させるため、図19に示すフローによってテンプレートの形状を実際の不良分布に適合するように自動的に調整する技術が記載されている。
特開平11−45919号公報 特開2007−164256号公報
ところで、通常、半導体ウェハなどの製造ラインには、生産能力を高めるために、例えば或る工程にそれぞれその工程を実行可能な複数の製造設備が配置されることが多い。例えば図4は、半導体ウェハ製造ラインの或る工程Aの設備レイアウトを示している。この工程Aでは、1つのローダ401に対して、3つの同型の製造設備としての装置A1,A2,A3が、それぞれその装置の基板投入口A1i,A2i,A3iをローダ401へ向けた状態で配置されている。基板Wは、それぞれローダ401から各装置A1,A2,A3に対して、矢印402,403,404で示すように平行移動によって装荷される。なお、図4中では、装置A1,A2,A3に装荷された基板Wをそれぞれ符号W1,W2,W3で表している。W1f,W2f,W3fは各基板の方向(結晶方位)を示すオリエンテーションフラットである。
このような設備レイアウトの場合、各装置A1,A2,A3の配置の方向(基板投入口A1i,A2i,A3iが向いている方向)は90度ずつ異なっている。このため、仮に図5に示すように各装置A1,A2,A3を同じ方向に揃えてみると、良く分かるように、各装置A1,A2,A3毎に、その装置に対して装荷される基板W1,W2,W3の方向が異なる。具体的には、基板W2を基準にしたとき、基板W1は基板W2に対して右回りに90度、基板W3は基板W2に対して左回りに90度回転した状態になる。そのため、特許文献1および特許文献2に記載の手法では、例えば図15中の装置A1に関する或る異常により発生した基板W1上の不良分布1501の位置(基板上の座標)をテンプレートとして登録しても、装置A2およびA3の同じ異常により基板W2,W3上に発生する不良分布1502,1503の位置は、基板上の座標では不良分布1501の位置とは異なって見える。このため、不良分布1501に対して、不良分布1502,1503を同じ異常として検出することはできないという問題がある。
また、仮に、登録されたテンプレートに対して、全ての工程の全ての製造設備に対する装荷方向を包含するように例えば1度以下の刻みで細かく何度も検査結果の不良分布を回転させるものとすると、不要な照合が多数発生する。このため、解析に要する時間が膨大になり、しかも分類の精度を低下させてしまうという問題がある。
そこで、この発明の課題は、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインにおいて過去に発生した事例と現に処理された基板の検査結果とを短時間で精度良く照合できる検査結果解析方法および検査結果解析装置を提供することにある。
また、この発明の課題は、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインに発生した設備異常を短時間で精度良く検出できる異常設備検出方法および異常設備検出装置を提供することにある。
また、この発明の課題は、そのような検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することにある。
また、この発明の課題は、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の検査結果解析方法は、
基板に対して1つ以上の工程をそれぞれその工程を実行可能な1機以上の製造設備を用いて実行する製造ラインで、過去に検査された基板の検査結果を表す第1の基板面内特性分布情報と現に検査された解析対象基板の検査結果を表す第2の基板面内特性分布情報とが一致するかどうかを解析する検査結果解析方法であって、
上記製造ラインの或る注目工程において、その工程を実行する設備に対して上記過去に検査された基板が装荷された第1の基板装荷方向と上記解析対象基板が装荷された第2の基板装荷方向との差を表す角度を算出する角度算出工程と、
上記角度を解消するように上記第2の基板面内特性分布情報を回転させる回転工程と、
上記回転工程で回転された上記第2の基板面内特性分布情報を、上記第1の基板面内特性分布情報と照合する検査結果照合工程とを有する。
本明細書で、第1、第2の「基板面内特性分布情報」は、欠陥,膜厚,電気特性など、基板に対して測定あるいは検査された任意の項目に係る特性の基板面内における分布を表す情報を意味する。
また、上記製造ラインの或る「注目工程」とは、上記製造ラインを構成する1つ以上の工程のうちの或る工程を指す便宜上の名称である。
また、第1、第2の「基板装荷方向」は、それぞれ設備に対する基板の相対的な装荷方向を意味する(地面に対する絶対的な方位を意味するのではない。)。
また、「現に検査された解析対象基板」は、上記製造ラインで仕掛かり中の基板と、製造が完了した基板との両方を含む。
また、上記第2の基板面内特性分布情報を「回転させる」とは、基板面内に設定した座標軸を回転させて相対的に第2の基板面内特性分布情報を回転させる場合を含む。
この発明の検査結果解析方法では、上記回転工程によって、上記過去に検査された基板が装荷された第1の基板装荷方向と上記解析対象基板が装荷された第2の基板装荷方向とが揃えられる。この状態で、上記検査結果照合工程によって、上記過去に検査された基板についての上記第1の基板面内特性分布情報と上記解析対象基板についての上記第2の基板面内特性分布情報とが照合される。したがって、上記解析対象基板についての検査結果を表す上記第2の基板面内特性分布情報、例えば上記製造ラインに発生した異常を精度良く分類することができる。また、必要最小限の回転処理しか行わないので、細かい角度で何度も回転処理を行う場合に比して、解析に要する時間を短時間に抑えることができる。このようにして、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインにおいて過去に発生した事例と現に処理された基板の検査結果とを短時間で精度良く照合できる。
なお、上記第2の基板装荷方向を特定するためには、例えば上記製造ラインにおいて収集された処理履歴情報を利用することができる。
一実施形態の検査結果解析方法では、
上記過去に検査された基板に関して、少なくとも上記第1の基板面内特性分布情報と、上記注目工程として過去に設備異常が発生した工程を特定する情報と、上記第1の基板装荷方向を特定する情報とを関連付けて過去事例として記憶し、
上記解析対象基板に関して、少なくとも上記第2の基板面内特性情報と上記解析対象基板を特定する情報とを上記製造ラインから収集し、
上記角度算出工程は、上記製造ラインから収集された情報を用いて、上記注目工程において上記解析対象基板がその工程を実行する設備に対して装荷された第2の基板装荷方向を特定して、上記角度を算出することを特徴とする。
この一実施形態の検査結果解析方法によれば、第1の基板面内特性情報と第2の基板面内特性情報のなす角度を正確かつ容易に算出することができる。
一実施形態の検査結果解析方法では、上記第1および第2の基板装荷方向を、上記注目工程に設けられたいずれかの設備に対する基板装荷方向を基準として定めることを特徴とする。
この一実施形態の検査結果解析方法によれば、各設備に対する基板装荷方向が簡単かつ正確に記述される。したがって、精度の高い解析を行うことができる。
一実施形態の検査結果解析方法では、
上記製造ラインの各工程に設けられた各設備に対する基板装荷方向は、上記製造ラインにおける上記各設備のレイアウトに対応して一定になっており、
上記各工程毎に上記各設備に対する基板装荷方向をその設備の名称と関連付けて記憶部に記憶し、
上記第1の基板装荷方向を特定する情報として、上記過去事例で上記設備異常が発生した設備の名称を用いるとともに、上記第2の基板装荷方向を特定する情報として、上記設備異常が発生した前歴をもつ上記注目工程で上記解析対象基板が処理された設備の名称を用い、
上記角度算出工程では、上記設備異常が発生した設備の名称と上記解析対象基板が処理された設備の名称とから、上記記憶部の記憶内容を参照して上記第1および第2の基板装荷方向を求めて、上記角度を算出することを特徴とする。
この一実施形態の検査結果解析方法は、上記第1の基板装荷方向を特定する情報として、上記過去事例で上記設備異常が発生した設備の名称を用いるとともに、上記第2の基板装荷方向を特定する情報として、上記設備異常が発生した前歴をもつ上記注目工程で上記解析対象基板が処理された設備の名称を用いる。したがって、各基板装荷方向を例えば角度で表す場合に比して、記憶すべきデータ量を削減することができる。また、この検査結果解析方法では、上記第2の基板装荷方向を特定するために、上記製造ラインにおいて収集すべき処理履歴情報に基板装荷方向を含めなくて済む。したがって、この検査結果解析方法を、通常の処理履歴収集システム(処理した基板の基板ID、工程ID、装置IDを関連付けて収集する。)を備えた既存の製造ラインに適用する場合に、上記処理履歴収集システムを変更しなくて済み、コスト発生を有効に抑えることができる。
一実施形態の検査結果解析方法では、上記第1、第2の基板面内特性分布情報は、それぞれ上記過去事例における上記基板の面内、上記解析対象基板の面内の不良の分布を表す情報であることを特徴とする。
この一実施形態の検査結果解析方法によれば、基板の面内で不良の発生する密度や発生場所、形状に特有の傾向をもつ設備異常を容易に検出することができる。
一実施形態の検査結果解析方法では、
複数の過去事例を記憶し、
上記過去事例毎に上記角度算出工程から上記検査結果照合工程までを繰り返すことを特徴とする。
この一実施形態の検査結果解析方法によれば、自動的に全ての過去事例に対する照合が可能となる。
また、この発明の異常設備検出方法は、
基板に対して1つ以上の工程をそれぞれその工程を実行可能な1機以上の製造設備を用いて実行する製造ラインにおいて発生した設備異常を検知する異常設備検出方法であって、
上記の検査結果解析方法を実行し、
上記検査結果照合工程によって上記第1の基板面内特性分布情報と上記第2の基板面内特性分布情報とが一致したと判断された場合に、上記注目工程において上記解析対象基板に対してその工程を実行した設備に異常が発生したことを検出する異常検出工程を有することを特徴とする。
この異常設備検出方法によれば、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインに発生した設備異常を短時間で精度良く検出できる。
また、この発明の検査結果解析装置は、
基板に対して1つ以上の工程をそれぞれその工程を実行可能な1機以上の製造設備を用いて実行する製造ラインで、過去に検査された基板の検査結果を表す第1の基板面内特性分布情報と現に検査された解析対象基板の検査結果を表す第2の基板面内特性分布情報とが一致するかどうかを解析する検査結果解析装置であって、
上記製造ラインの或る注目工程において、その工程を実行する設備に対して上記過去に検査された基板が装荷された第1の基板装荷方向と上記解析対象基板が装荷された第2の基板装荷方向との差を表す角度を算出する角度算出部と、
上記角度を解消するように上記第2の基板面内特性分布情報を回転させる回転部と、
上記回転工程で回転された上記第2の基板面内特性分布情報を、上記第1の基板面内特性分布情報と照合する検査結果照合部とを有する。
この発明の検査結果解析装置では、上記回転部によって、上記過去に検査された基板が装荷された第1の基板装荷方向と上記解析対象基板が装荷された第2の基板装荷方向とが揃えられる。この状態で、上記検査結果照合部によって、上記過去に検査された基板についての上記第1の基板面内特性分布情報と上記解析対象基板についての上記第2の基板面内特性分布情報とが照合される。したがって、上記解析対象基板についての検査結果を表す上記第2の基板面内特性分布情報、例えば上記製造ラインに発生した異常を精度良く照合することができる。また、必要最小限の回転処理しか行わないので、細かい角度で何度も回転処理を行う場合に比して、解析に要する時間を短時間に抑えることができる。このようにして、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインにおいて過去に発生した事例と現に処理された基板の検査結果とを短時間で精度良く照合できる。
一実施形態の検査結果解析装置では、
上記過去に検査された基板に関して、少なくとも上記第1の基板面内特性分布情報と、上記注目工程を特定する情報と、上記第1の基板装荷方向を特定する情報とを関連付けて過去事例として記憶する過去事例記憶部と、
上記解析対象基板に関して、少なくとも上記第2の基板面内特性情報と上記解析対象基板を特定する情報とを上記製造ラインから収集する検査結果収集部とを有し、
上記角度算出部は、上記製造ラインから収集された情報を用いて、上記注目工程において上記解析対象基板がその工程を実行する設備に対して装荷された第2の基板装荷方向を特定して、上記角度を算出することを特徴とする。
この一実施形態の検査結果解析装置によれば、第1の基板面内特性情報と第2の基板面内特性情報のなす角度を正確かつ容易に算出することができる。
また、この発明の異常設備検出装置は、
基板に対して1つ以上の工程をそれぞれその工程を実行可能な1機以上の製造設備を用いて実行する製造ラインにおいて発生した設備異常を検知する異常設備検出装置であって、
上記の検査結果解析装置を備え、さらに、
上記検査結果照合部によって上記第1の基板面内特性分布情報と上記第2の基板面内特性分布情報とが一致したと判断された場合に、上記注目工程において、上記解析対象基板に対してその工程を実行した設備に異常が発生したことを検出する異常検出部を備える。
この異常設備検出装置によれば、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインに発生した異常を短時間で精度良く検出できる。
この発明のプログラムは、上記検査結果解析方法または上記異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明のプログラムをコンピュータに実行させれば、上記検査結果解析方法または上記異常設備検出方法を実施することができる。
この発明の記録媒体は、上記プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明の記録媒体をコンピュータに読み取らせて実行させれば、上記検査結果解析方法または上記異常設備検出方法を実施することができる。
以上より明らかなように、この発明の検査結果解析方法および検査結果解析装置によれば、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインにおいて過去に発生した事例と現に処理された基板の検査結果とを短時間で精度良く照合できる。
また、この発明の異常設備検出方法および異常設備検出装置によれば、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインに発生した異常を短時間で精度良く検出できる。
また、この発明のプログラムをコンピュータに実行させれば、上記検査結果解析方法または上記異常設備検出方法を実施することができる。
また、この発明の記録媒体をコンピュータに読み取らせて実行させれば、上記検査結果解析方法または上記異常設備検出方法を実施することができる。
本発明の一実施形態の検査結果解析方法の概略フローを示す図である。 基板の検査結果としての欠陥分布パターンを例示する図である。 製造ラインの概要を例示する図である。 或る工程における設備レイアウトを例示する図である。 各装置に対する基板装荷方向が分かり易いように、仮に図4の各設備を同じ方向に揃えてみたときの態様を示す図である。 基板に対して設定されるXY座標を示す図である。 解析対象基板の検査結果としての欠陥分布パターンを例示する図である。 座標軸を回転させる概念を示す図である。 (a)は図7に示した欠陥分布パターンの座標軸回転前の態様、(b)は上記欠陥分布パターンの座標軸回転後の態様を示す図、(c)は(b)のもの全体を(a)の向きに揃えたときの態様を示す図である。 (a)は過去事例として登録された基板の面内を格子パターンによって区画した態様を例示する図、(b)は(a)に対応する濃淡画像を示す図である。 (a)は解析対象基板の面内を格子パターンによって区画した態様を例示する図、(b)は(a)に対応する濃淡画像を示す図である。 本発明の一実施形態の検査結果解析装置の構成を示す図である。 上記検査結果解析装置の変形例の構成を示す図である。 装置IDと基板装荷方向とを関連付けたテーブルを例示する図である。 本発明が解決すべき課題を説明する図である。 本発明の検査結果解析手法を適用した一実施形態の異常設備検出手法の概略フローを示す図である。 本発明の一実施形態の異常設備検出装置の構成を示す図である。 特許文献1の方法を説明する図である。 特許文献2の方法を説明する図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態の検査結果解析方法を適用すべき製造ラインの概要を示している。この製造ラインは、基板(この例では、略円板状の半導体ウェハ)に対してそれぞれ処理を行う工程A,Bと、それらの工程A,Bで順次処理された基板の検査を実施する検査工程Cとを備えている。
工程Aには、それぞれこの工程Aの処理を実行可能な3機の製造設備としての装置A1,A2,A3が設けられている。工程Bには、それぞれこの工程Bの処理を実行可能な2機の製造設備としての装置B1,B2が設けられている。検査工程Cには、1機の検査装置C1が設けられている。
この検査装置C1は、各基板(符号Wで総称する。)毎に検査を行って、各基板Wの面内における特性の分布を表す基板面内特性分布情報を出力する。特に、この例では、検査装置C1は、各基板W毎にパターン検査を行う。パターン検査とは、図2に示すように、基板Wに形成された回路パターンの欠陥202の座標を検出することを意味する。このパターン検査の検出結果により、基板の面内で不良の発生する密度や発生場所、形状に特有の傾向を知ることができる。なお、或る製造設備に異常が発生した場合、基板Wの面内でその異常に固有の領域(例えば図2中の領域203)に欠陥202が密集して発生することが多い。したがって、パターン検査の検出結果は、製造ラインにおいて発生している設備異常を早期に発見するために用いられる。
工程Aの設備レイアウトは、図4によって既に説明したように、1つのローダ401に対して、3つの同型の装置A1,A2,A3が、それぞれその装置の基板投入口A1i,A2i,A3iをローダ401へ向けた状態で配置されている。基板Wは、それぞれローダ401から各装置A1,A2,A3に対して、矢印402,403,404で示すように平行移動によって装荷される。
このような設備レイアウトの場合、各装置A1,A2,A3の配置の方向(基板投入口A1i,A2i,A3iが向いている方向)は90度ずつ異なっている。このため、各装置A1,A2,A3毎に、その装置に対して装荷される基板W1,W2,W3の方向が異なる。このようなそれぞれの装置A1,A2,A3に対する基板W1,W2,W3の相対的な装荷方向を「基板装荷方向」と呼ぶ。
工程Aに設けられた各装置A1,A2,A3に対する基板装荷方向は、各装置A1,A2,A3のレイアウトに対応して一定になっている。つまり、例えば装置A2に装荷される基板W2は、必ずオリエンテーションフラットW2fが基板投入口A2iに垂直な基板装荷方向になる。装置A1に装荷される基板W1は、基板W2に対して右回りに90度回転したのに相当する基板装荷方向になる。装置A3に装荷される基板W3は、基板W2に対して左回りに90度回転したのに相当する基板装荷方向になる。
この対応を踏まえて、この例では、装置A2に対する基板装荷方向を基準として「角度=0」と表現する。なお、角度の単位は「度」とする(以下同様)。装置A1に対する基板装荷方向を「角度=−90」と表現する。また、装置A3に対する基板装荷方向を「角度=+90」と表現する。この表現ルールによれば、各装置に対する基板装荷方向を簡単かつ正確に記述できる。したがって、精度の高い解析を行うことができる。
通常通り、この製造ラインにおける各工程A,B,Cには各々を識別するための工程ID(この例では、工程の名称A,B,Cと同じであるものとする。)が割り当てられ、また、各装置A1,A2,A3,B1,B2,C1には装置ID(この例では、装置の名称A1,A2,A3,…と同じであるものとする。)がそれぞれ割り当てられているものとする。そして、製造ラインの処理履歴情報として、各基板Wが処理を受けた各工程の工程ID、各装置A1,A2,A3,…の装置ID、および各装置A1,A2,A3,…に対して基板が装荷された基板装荷方向が取得可能であるとする(処理履歴情報を取得するための手段については後述する。)。
図10に、上記製造ラインの注目工程としての工程Aにおいて、過去に設備異常が発生したときの事例(このような事例を「過去事例」と呼ぶ。)を示す。例えば、過去に、図4中の工程Aの装置A2で発生した設備異常が起因となって、検査工程Cのパターン検査の検査結果として、図10(a)中に示すような、基板W11(オリエンテーションフラットW11fをもつ。)の右下の領域203に欠陥202が密集した欠陥分布(これを「第1の基板面内特性分布情報」と呼ぶ。)が得られたものとする。第1の基板面内特性分布情報とは、具体的には、例えば図6に示すように、基板Wの中央を原点Oとし、オリエンテーションフラットWfに平行なX軸、そのX軸に直交するY軸をもつXY座標を設定したときの、そのXY座標における各欠陥202の座標で定義する。図10(a)の例では、XY座標の第4象限に欠陥202が密集した領域203がある。なお、複数の設備異常に関する過去事例が個々に定義されていてもよい。
図7に、上記過去事例において設備異常が発生した前歴を持つ工程Aにおいて、図4中の装置A1で現に処理された解析対象基板W12(オリエンテーションフラットW12fをもつ。)に対する、検査工程Cのパターン検査の検査結果(これを「第2の基板面内特性分布情報」と呼ぶ)の例を示す。第2の基板面内特性分布情報とは、具体的には、解析対象基板W12の面内に図6中に示したXY座標を設定し、そのXY座標における各欠陥702の座標で定義する。図7の例では、XY座標の第1象限に欠陥702が密集した領域703がある。
以上図示した例を用いて、以下に本発明を説明する。
図1は、上記製造ラインに適用される本発明の一実施形態の検査結果解析方法の処理フローを示している。
(1) 図1のステップS101(角度算出工程)では、上記過去事例において上記設備異常が発生した設備に対して基板W11が装荷された基板装荷方向(これを「第1の基板装荷方向」と呼ぶ。)と、製造ラインにおいて現に処理された解析対象基板がその工程を実行する設備に対して装荷された基板装荷方向(これを「第2の基板装荷方向」と呼ぶ。)との差を表す角度を算出する。
図10の例では、設備異常が発生した設備(装置A2)に対して基板W11が装荷された第1の基板装荷方向は、既述の表現ルールにしたがって、装置A2における基板装荷方向を基準とした「角度=0」として特定される。また、図7の例では、装置A1で処理された解析対象基板W12についての第2の基板装荷方法も同様に「角度=−90」として特定される。
以上から、上記過去事例における第1の基板装荷方向と上記解析対象基板W12について特定された第2の基板装荷方向との差を表す角度を、90(度)であると算出する。
(2) 次に、図1のステップS102(回転工程)では、ステップS101で算出した角度を解消するように上記解析対象基板についての第2の基板面内特性分布情報を回転させる。
上述の例では、上記過去事例における基板W11について登録された第1の基板装荷方向と上記解析対象基板W12について特定された第2の基板装荷方向との差を表す角度が90(度)であった。この角度に応じて、基板Wに対して図6のように設定したXY座標を、図8のように左回りに90度だけ回転させる。すると、図9(a)に示す解析対象基板W12についての欠陥分布が、相対的に、図9(b)のように右回りに90(度)だけ回転したように変換されて見える。図9(c)は、図9(b)全体を図9(a)と同じ方向に揃えて書き直したものである。これにより、第1の基板装荷方向と第2の基板装荷方向との差(角度差)を解消する。
(3) 次に、図1のステップS103(検査結果照合工程)では、ステップS102(回転工程)で回転された上記解析対象基板についての第2の基板面内特性分布情報を、上記過去事例における第1の基板面内特性分布情報と照合する。
上述の例によると、図9(c)に示した解析対象基板W12についての欠陥分布を、図2に示した過去事例における欠陥分布と照合することになる。
照合の手法としては、例えば次のような相関係数を用いたテンプレートマッチングの手法を用いることができる。まず、図10(a)に示すように、上記過去事例として登録された基板W11の面内を、格子パターン1000を用いて任意の数の格子状領域1001に区画する。この例では、格子パターン1000の縦横のサイズは基板W11の直径と一致するものとし、格子状領域1001の数は縦10×横10=100個とした。次に、各格子状領域1001内に存在する欠陥数を計算する。更に、図10(b)に示すように各格子状領域1001をそれぞれ画素とみなし、各格子状領域1001内の欠陥数を濃度値とみなした濃淡画像I11を作成する。図10(a)中の個々の欠陥202、欠陥密集領域203と、図10(b)中の濃度画像202′、203′とが対応した状態になる。同様に、図11(a)に示すように、図9(c)に示した回転(角度差解消)後の解析対象基板W12の面内を、格子パターン1000を用いて100個の格子状領域1001に区画する。そして、同様の処理によって、図11(b)に示すように各格子状領域1001をそれぞれ画素とみなし、各格子状領域1001内の欠陥数を濃度値とみなした濃淡画像I12を作成する。図11(a)中の個々の欠陥702、欠陥密集領域703と、図11(b)中の濃度画像702′、703′とが対応した状態になる。この後、図10(b)の濃淡画像I11と図11(b)の濃淡画像I12との間の相関係数を算出する。その相関係数の値が予め定めた閾値以上であれば、図10(a)の欠陥分布と図11(a)の欠陥分布とは同一の分布であると判断される。
(4) その後、図1のステップS104で、全ての過去事例について照合が済んだか否かを判断する。
未照合の過去事例が残っていれば(ステップS104でNO)、その過去事例についてステップS101からステップS103までの処理を繰り返す。
一方、全ての過去事例について照合が済んだら(ステップS104でYES)、処理を終了する。
以上の処理によって、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、製造ラインに発生した過去事例と現に処理された解析対象基板とを短時間で精度良く照合できる。
なお、図1の処理を実現するには、例えば、図10における第1の基板面内特性分布とあわせて、設備異常が発生した工程と特定する情報として、工程Aの工程IDおよび第1の基板装荷方向を過去事例として予め記憶しておく。
また、上記解析対象基板の情報として、上記製造ラインから第2の基板面内特性分布と基板W12に一意に割り当てられた基板IDとを収集する。
前述のように、各基板Wが受けた各工程の工程ID、各装置の装置ID、各装置に対して基板が装荷された基板装荷方向は製造ラインの処理履歴情報として取得可能であるから、図1のステップS101(角度算出工程)では、工程Aにおける基板W12の処理履歴として、上記基板IDから基板W12を特定し、上記過去事例の工程IDから工程を特定することで、基板W12の基板装荷方向を取得できる。
また、第1の基板面内特性分布としては、図10(a)に示した欠陥分布のデータ自体ではなく、図10(b)に示したように濃淡画像に変換した状態で記憶しても良い。これにより、図1のステップS103(検査結果照合工程)において、処理が簡単になる。したがって、解析に要する時間をさらに短時間に抑えることができる。
また、上述の例では、過去に設備異常が発生した工程Aで、装置A2に対する基板装荷方向を基準(角度=0)としたが、他の装置A1,A3に対する基板装荷方向を基準としても良い。
また、ステップS103(検査結果照合工程)では、照合の手法として、相関係数を用いたテンプレートマッチングの手法を用いたが、これに限られるものではない。照合の手法としては、パターン認識の分野で提案される公知のいずれの方法を用いても良い。
また、上述の例では、基板は略円板状の半導体ウェハであるものとしたが、これに限られるものではなく、ディスプレイ装置に用いられるような矩形のガラス基板などであっても良い。
図12は、上述の検査結果解析方法(図1参照)を実施するのに適した本発明の一実施形態の検査結果解析装置1200の構成を示している。
この検査結果解析装置1200は、過去事例記憶部1202と、履歴収集部1203と、検査結果収集部1205と、角度算出部1207と、回転部1208と、検査結果照合部1209で構成される。また、この検査結果解析装置1200の過去事例記憶部1202には入力装置1201が、履歴収集部1203には製造ラインに配置された各製造装置1204が、検査結果収集部1205には解析対象となる検査を実施する工程に配置された各検査装置1206が、検査結果照合部1209には出力装置1210がそれぞれ接続されている。
製造装置1204は、製造ラインにおいて基板に対して処理を実施した際、自身の工程IDと装置ID、同一工程に配置された装置のいずれかの基板装荷方向を基準としたときの自身の基板装荷方向および処理した基板IDの情報などを、処理履歴を表す履歴情報として履歴収集部1203に送信する。
検査装置1206は、製造ラインにおいて基板に対して検査を実施した際、検査結果として基板IDの情報と欠陥座標の情報などを検査結果収集部1205に送信する。
入力装置1201は、例えばキーボードやマウスで構成される。この例では、入力装置1201は、検査結果解析装置1200の過去事例記憶部1202に対して、過去事例として異常パターンを表す検査結果や設備異常が発生した工程の工程ID、設備異常が発生した異常設備の装置ID、異常設備での基板装荷方向などを登録するために用いられる。
過去事例記憶部1202は、入力装置1201から入力された過去事例を表す情報を内部に記憶する。この例では、或る過去事例についての情報は、上記第1の基板面内特性分布情報、上記設備異常が発生した工程を特定する情報、上記第1の基板装荷方向を特定する情報を含む。
履歴収集部1203は、製造装置1204から送信される各基板の処理履歴情報を受け取り、内部に記憶する。この例では、或る基板についての処理履歴情報は、その基板の基板IDと、その基板が処理された工程の工程IDと、その基板が処理された装置の装置IDと、その工程に配置された装置のいずれかの基板装荷方向を基準としたときの基板装荷方向を含む。
検査結果収集部1205は、検査装置1206から送信される各解析対象基板の検査結果を受け取ると、角度算出部1207に対して検査結果に含まれる基板IDの情報を、回転部1208に対して検査結果をそれぞれ送信する。
角度算出部1207は、まず、過去事例記憶部1202が記憶した過去事例情報と履歴収集部1203が記憶した処理履歴情報と検査結果収集部1205が収集した検査結果情報に基づき、過去事例で設備異常が発生した工程において、上記解析対象基板がその工程を実行する設備に対して装荷された第2の基板装荷方向を特定する。次に、角度算出部1207は、図1におけるステップS101(角度算出工程)の処理を行って、過去事例記憶部1202において登録された事例についての第1の基板装荷方向とその特定した上記第2の基板装荷方向との差を表す角度を算出する。そして、算出した角度を回転部1208に送信する。
回転部1208は、角度算出部1207から上記角度を受け取ると、検査結果収集部1205から受け取った検査結果に対して図1におけるステップS102(回転工程)の処理を行って検査結果の座標軸を回転させ、その座標軸に対する各欠陥座標の値を算出した結果を検査結果照合部1209に送信する。
検査結果照合部1209は、過去事例記憶部1202から受け取った上記第1の基板面内特性分布情報と、回転部1208から受け取った座標軸を回転させた上記第2の基板面内特性分布に基づいてステップS103(検査結果照合工程)の処理を行い、検査結果収集部1205が受け取った検査結果が過去事例記憶部1202に登録された過去事例の基板面内特性分布と一致するかどうかを判定する。
過去事例記憶部1202に登録された全ての過去事例に対して上記の全ての処理を行うと、検査結果解析装置1200は解析結果を出力装置1210に送信する。出力装置1210は、モニタや紙出力、あるいは磁気ディスクや携帯用半導体メモリなどを通して、検査結果解析装置1200による解析結果を出力する。
なお、履歴収集部1203は検査結果解析装置1200の内部に存在する必要は無い。例えば、製造ラインの各装置から処理履歴を収集する処理履歴収集システムが別途存在する場合、その処理履歴収集システムが履歴収集部1203の機能を代わりに実行しても良い。この場合、検査結果解析装置1200は、角度算出部1207の処理において、外部に存在する処理履歴収集システムに対して検索を行う。
また、過去事例記憶部1202も同様に検査結果解析装置1200の内部に存在する必要はない。例えば、過去事例情報が外部のデータベースに蓄積されている場合、角度算出部1207および検査結果照合部1209の処理において、外部に存在するデータベースから過去事例情報を得る。
また、検査装置1206による検査結果が外部のデータベースに蓄積されている場合、検査結果収集部1205はそこから検査結果を取得しても良い。
また、入力装置1201と出力装置1210は同一の装置、例えば出力装置としての表示部に入力装置としてのキーボードを備えて一体に構成した装置としてもよい。また、入力装置1201と出力装置1210は、検査結果解析装置1200に含まれていてもよい。
この構成の検査結果解析装置1200により、上述の検査結果解析方法を実現することができる。
なお、上述の検査結果解析方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして構築してもよい。
また、そのようなプログラムをCD−ROMなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して配布できるようにしてもよい。上記プログラムを汎用コンピュータにインストールすることで、汎用コンピュータによって上記検査結果解析方法を実行することが可能である。その場合、上述の検査結果解析装置1200の各要素は、上記プログラムにしたがって動作するCPU(中央演算処理装置)やハードディスクドライブ装置によって構成され得る。
図13は、図12に示した検査結果解析装置1200の変形例(符号1200′で表す。)を示している。
図12の例では、検査結果解析装置1200と接続された製造装置1204は、処理履歴情報として自身の工程IDと装置IDに加えて、同一工程に配置された装置のいずれかの基板装荷方向を基準としたときの自身の基板装荷方向、および処理した基板IDの情報などを送信する構成となっている。この構成は、基板装荷方向を正確に把握できる反面、既存の製造ラインに検査結果解析装置1200を設置する場合には全ての製造装置1204に対して上記送信機能を追加する必要があり、無視できないコストが発生する。一方、上述したように、通常の製造ラインには、処理履歴収集システム(処理した基板の基板ID、工程ID、装置IDを関連付けて収集する。)が設置されているので、上記履歴情報のうち或る工程において或る基板が処理された装置IDを特定することは容易である。あとは、各基板が各工程で各製造装置に対して装荷された基板装荷方向をどのようにして特定するかが問題となる。
ここで、本発明者は、通常の製造ラインでは、製造設備の配置の変更は稀にしか行われないことに着目した。その場合、製造ラインの各工程に設けられた各設備に対する基板装荷方向は、製造ラインにおける各設備のレイアウトに対応して一定になっている。そこで、図13の検査結果解析装置1200′では、記憶部としての装荷方向管理部1301を備えて、この装荷方向管理部1301に、各工程毎に各設備に対する基板装荷方向をその設備の名称(すなわち装置ID)と関連付けて記憶しておく。
具体的には、図14のテーブル1401に示すように、例えば工程Aについては、「装置A1」と「角度=−90」(度)、「装置A2」と「角度=0」(度)、「装置A3」と「角度=+90」(度)を、それぞれ関連付けて記憶しておく。
この検査結果解析装置1200′では、例えば図3の装置A2で発生した設備異常が起因となった過去事例を過去事例記憶部1202に記憶する場合、設備異常が発生した工程Aに割り当てられた工程ID、設備異常が発生した装置の装置ID(装置A2)のみを登録し、第1の基板装荷方向は登録しない。このようにした場合、各基板装荷方向を例えば角度で表す場合に比して、記憶すべきデータ量を削減することができる。
また、この検査結果解析装置1200′では、履歴収集部1203は、上記解析対象基板の処理履歴としては同様に工程IDと処理装置の装置IDのみを収集し、第2の基板装荷方向は収集しない。例えば、或る解析対象基板W12が工程Aにおいて装置A1で処理された場合、工程Aの工程IDと装置A1の装置IDのみを収集する。
ステップS101(角度算出工程)では、過去に設備異常が発生した設備の名称と解析対象基板が処理された設備の名称とから、図14のテーブルの内容を参照して第1および第2の基板装荷方向を求めて、第1の基板装荷方向と第2の基板装荷方向との差を表す角度を算出する。
例えば過去に設備異常が発生した設備の名称が装置A2、解析対象基板W12が処理された設備の名称が装置A1であれば、図14のテーブルの内容を参照することによって、過去に設備異常が発生したときの第1の基板装荷方向が「角度=0」(度)であり、解析対象基板W12についての第2の基板装荷方向が「角度=−90」(度)であることが分かる。したがって、第1の基板装荷方向と第2の基板装荷方向との差を表す角度が90度であると算出できる。
このようにした場合、上記製造ラインにおいて収集すべき処理履歴情報に基板装荷方向を含めなくて済む。したがって、この検査結果解析方法を、通常の処理履歴収集システムを備えた既存の製造ラインに適用する場合に、上記処理履歴収集システムを変更しなくて済み、コスト発生を有効に抑えることができる。
図1に示した検査結果解析方法の処理フローでは、過去事例における第1の基板面内特性分布情報と現に検査された解析対象基板の第2の基板面内特性分布情報との照合を実施した。本発明は、それに止まるものではなく、上記製造ラインに発生した設備異常を検出する異常設備検出方法に適用され得る。
図16は、上記検査結果解析方法を適用した一実施形態の異常設備検出方法の処理フローを示している。
この異常設備検出方法の処理フローでは、まず、ステップS101(角度算出工程)、ステップS102(回転工程)、ステップS103(検査結果照合工程)を既述の通りに実行する。
次に、ステップS1601では、過去に設備異常が発生した前歴をもつ工程において、解析対象基板に対してその工程を実行した設備について、その解析対象基板が検査された時期の直近の或る期間内に、ステップS103(検査結果照合工程)での照合の結果として、別の解析対象基板についての第2の基板面内特性分布情報が上記過去事例における第1の基板面内特性分布情報に一致した頻度(これを「該当頻度」と呼ぶ。)を算出する。
続いて、ステップS1602では、その該当頻度が既定値以上であるか否かを判断する。その該当頻度が既定値以上であれば(ステップS1602でYES)、ステップS1603で、上記設備を異常設備として検出する。一方、その該当頻度が既定値以上でなければ(ステップS1602でNO)、次のステップS104へ進む。
ステップS104では、全ての過去事例について照合が済んだか否かを判断する。未照合の過去事例が残っていれば(ステップS104でNO)、その過去事例についてステップS101からステップS1603までの処理を繰り返す。
この異常設備検出方法によれば、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインに発生した設備異常を短時間で精度良く検出できる。
図17は、上述の異常設備検出方法(図16参照)を実施するのに適した本発明の一実施形態の検査結果解析装置1700の構成を示している。
この検査結果解析装置1700では、入力装置1201、過去事例記憶部1202、履歴収集部1203、製造装置1204、検査結果収集部1205、検査装置1206、角度算出部1207、回転部1208、検査結果照合部1208および出力装置1210は、上述の検査結果解析装置(図12参照)のものと同一である。
照合結果記憶部1701は、検査結果照合部1209から解析結果を受け取り、各過去事例で設備異常が発生した設備毎に、各解析対象基板についての第2の基板面内特性分布情報が各過去事例における第1の基板面内特性分布情報に一致するか否かを記憶する。
異常検出部1702は、照合結果記憶部1701の記憶内容を参照することによって、過去に設備異常が発生した前歴をもつ工程において、解析対象基板に対してその工程を実行した設備について、その解析対象基板が検査された時期の直近の或る期間内に、別の解析対象基板についての第2の基板面内特性分布情報が上記過去事例における第1の基板面内特性分布情報に一致した頻度(つまり、該当頻度)を算出する。そして、その該当頻度が既定値以上であるか否かを判断して、その該当頻度が既定値以上であれば、上記設備を異常設備として検出する。
この異常設備検出装置1700によれば、上述の異常設備検出方法を実現することができる。それにより、製造ラインの工程で製造設備に対して基板装荷方向が複数存在する場合であっても、上記製造ラインに発生した異常を短時間で精度良く検出できる。
なお、上述の異常設備検出方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムとして構築してもよい。
また、そのようなプログラムをCD−ROMなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して配布できるようにしてもよい。上記プログラムを汎用コンピュータにインストールすることで、汎用コンピュータによって上記異常設備検出方法を実行することが可能である。その場合、上述の異常設備検出装置1700の各要素は、上記プログラムにしたがって動作するCPU(中央演算処理装置)やハードディスクドライブ装置によって構成され得る。
A1,A2,A3,B1,B2 製造装置
C1 検査装置
W,W1,W2,W3,W11,W12 基板
202,702 欠陥
203,703 欠陥密集領域

Claims (12)

  1. 基板に対して1つ以上の工程をそれぞれその工程を実行可能な1機以上の製造設備を用いて実行する製造ラインで、過去に検査された基板の検査結果を表す第1の基板面内特性分布情報と現に検査された解析対象基板の検査結果を表す第2の基板面内特性分布情報とが一致するかどうかを解析する検査結果解析方法であって、
    上記製造ラインの或る注目工程において、その工程を実行する設備に対して上記過去に検査された基板が装荷された第1の基板装荷方向と上記解析対象基板が装荷された第2の基板装荷方向との差を表す角度を算出する角度算出工程と、
    上記角度を解消するように上記第2の基板面内特性分布情報を回転させる回転工程と、
    上記回転工程で回転された上記第2の基板面内特性分布情報を、上記第1の基板面内特性分布情報と照合する検査結果照合工程とを有する検査結果解析方法。
  2. 請求項1に記載の検査結果解析方法において、
    上記過去に検査された基板に関して、少なくとも上記第1の基板面内特性分布情報と、上記注目工程として過去に設備異常が発生した工程を特定する情報と、上記第1の基板装荷方向を特定する情報とを関連付けて過去事例として記憶し、
    上記解析対象基板に関して、少なくとも上記第2の基板面内特性情報と上記解析対象基板を特定する情報とを上記製造ラインから収集し、
    上記角度算出工程は、上記製造ラインから収集された情報を用いて、上記注目工程において上記解析対象基板がその工程を実行する設備に対して装荷された第2の基板装荷方向を特定して、上記角度を算出することを特徴とする検査結果解析方法。
  3. 請求項2に記載の検査結果解析方法において、
    上記第1および第2の基板装荷方向を、上記注目工程に設けられたいずれかの設備に対する基板装荷方向を基準として定めることを特徴とする検査結果解析方法。
  4. 請求項2または3に記載の検査結果解析方法において、
    上記製造ラインの各工程に設けられた各設備に対する基板装荷方向は、上記製造ラインにおける上記各設備のレイアウトに対応して一定になっており、
    上記各工程毎に上記各設備に対する基板装荷方向をその設備の名称と関連付けて記憶部に記憶し、
    上記第1の基板装荷方向を特定する情報として、上記過去事例で上記設備異常が発生した設備の名称を用いるとともに、上記第2の基板装荷方向を特定する情報として、上記設備異常が発生した前歴をもつ上記注目工程で上記解析対象基板が処理された設備の名称を用い、
    上記角度算出工程では、上記設備異常が発生した設備の名称と上記解析対象基板が処理された設備の名称とから、上記記憶部の記憶内容を参照して上記第1および第2の基板装荷方向を求めて、上記角度を算出することを特徴とする検査結果解析方法。
  5. 請求項2から4までのいずれか一つに記載の検査結果解析方法において、
    上記第1、第2の基板面内特性分布情報は、それぞれ上記過去事例における上記基板の面内、上記解析対象基板の面内の不良の分布を表す情報であることを特徴とする検査結果解析方法。
  6. 請求項2から5までのいずれか一つに記載の検査結果解析方法において、
    複数の過去事例を記憶し、
    上記過去事例毎に上記角度算出工程から上記検査結果照合工程までを繰り返すことを特徴とする検査結果解析方法。
  7. 基板に対して1つ以上の工程をそれぞれその工程を実行可能な1機以上の製造設備を用いて実行する製造ラインにおいて発生した設備異常を検知する異常設備検出方法であって、
    請求項2から6までのいずれか一つに記載の検査結果解析方法を実行し、
    上記検査結果照合工程によって上記第1の基板面内特性分布情報と上記第2の基板面内特性分布情報とが一致したと判断された場合に、上記注目工程において、上記解析対象基板に対してその工程を実行した設備に異常が発生したことを検出する異常検出工程を有することを特徴とする異常設備検出方法。
  8. 基板に対して1つ以上の工程をそれぞれその工程を実行可能な1機以上の製造設備を用いて実行する製造ラインで、過去に検査された基板の検査結果を表す第1の基板面内特性分布情報と現に検査された解析対象基板の検査結果を表す第2の基板面内特性分布情報とが一致するかどうかを解析する検査結果解析装置であって、
    上記製造ラインの或る注目工程において、その工程を実行する設備に対して上記過去に検査された基板が装荷された第1の基板装荷方向と上記解析対象基板が装荷された第2の基板装荷方向との差を表す角度を算出する角度算出部と、
    上記角度を解消するように上記第2の基板面内特性分布情報を回転させる回転部と、
    上記回転工程で回転された上記第2の基板面内特性分布情報を、上記第1の基板面内特性分布情報と照合する検査結果照合部とを有する検査結果解析装置。
  9. 請求項8に記載の検査結果解析装置において、
    上記過去に検査された基板に関して、少なくとも上記第1の基板面内特性分布情報と、上記注目工程を特定する情報と、上記第1の基板装荷方向を特定する情報とを関連付けて過去事例として記憶する過去事例記憶部と、
    上記解析対象基板に関して、少なくとも上記第2の基板面内特性情報と上記解析対象基板を特定する情報とを上記製造ラインから収集する検査結果収集部とを有し、
    上記角度算出部は、上記製造ラインから収集された情報を用いて、上記注目工程において上記解析対象基板がその工程を実行する設備に対して装荷された第2の基板装荷方向を特定して、上記角度を算出することを特徴とする検査結果解析装置。
  10. 基板に対して1つ以上の工程をそれぞれその工程を実行可能な1機以上の製造設備を用いて実行する製造ラインにおいて発生した設備異常を検知する異常設備検出装置であって、
    請求項9に記載の検査結果解析装置を備え、さらに、
    上記検査結果照合部によって上記第1の基板面内特性分布情報と上記第2の基板面内特性分布情報とが一致したと判断された場合に、上記注目工程において、上記解析対象基板に対してその工程を実行した設備に異常が発生したことを検出する異常検出部を備える異常設備検出装置。
  11. 請求項1に記載の検査結果解析方法または請求項7に記載の異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2009125279A 2009-05-25 2009-05-25 検査結果解析方法および検査結果解析装置、異常設備検出方法および異常設備検出装置、上記検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Active JP4658206B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009125279A JP4658206B2 (ja) 2009-05-25 2009-05-25 検査結果解析方法および検査結果解析装置、異常設備検出方法および異常設備検出装置、上記検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
PCT/JP2010/058084 WO2010137463A1 (ja) 2009-05-25 2010-05-13 検査結果解析方法および検査結果解析装置、異常設備検出方法および異常設備検出装置、上記検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009125279A JP4658206B2 (ja) 2009-05-25 2009-05-25 検査結果解析方法および検査結果解析装置、異常設備検出方法および異常設備検出装置、上記検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010272797A true JP2010272797A (ja) 2010-12-02
JP4658206B2 JP4658206B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=43222576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009125279A Active JP4658206B2 (ja) 2009-05-25 2009-05-25 検査結果解析方法および検査結果解析装置、異常設備検出方法および異常設備検出装置、上記検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4658206B2 (ja)
WO (1) WO2010137463A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105990178A (zh) * 2015-02-25 2016-10-05 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 异常机台的检测方法和检测设备
JP2017106776A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 株式会社Sumco 特定欠陥の検出方法、特定欠陥の検出システムおよびプログラム
KR20190041076A (ko) * 2017-10-12 2019-04-22 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP2020509364A (ja) * 2017-02-20 2020-03-26 ヨラン イメージング リミテッドYoran Imaging Ltd. パッケージ完全性を決定するための方法およびシステム
US11836908B2 (en) 2017-02-20 2023-12-05 Yoran Imaging Ltd. Method and system for determining package integrity

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5865050B2 (ja) 2011-12-15 2016-02-17 キヤノン株式会社 被検体情報取得装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005011963A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Toshiba Corp 不良検出装置、不良検出方法および不良検出プログラム
JP2006253331A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Sharp Corp 製造検査解析システム、解析装置、解析装置制御プログラム、解析装置制御プログラムを記録した記録媒体、および製造検査解析方法
JP2007116182A (ja) * 2006-11-13 2007-05-10 Toshiba Corp 不良検出方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005011963A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Toshiba Corp 不良検出装置、不良検出方法および不良検出プログラム
JP2006253331A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Sharp Corp 製造検査解析システム、解析装置、解析装置制御プログラム、解析装置制御プログラムを記録した記録媒体、および製造検査解析方法
JP2007116182A (ja) * 2006-11-13 2007-05-10 Toshiba Corp 不良検出方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105990178A (zh) * 2015-02-25 2016-10-05 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 异常机台的检测方法和检测设备
CN105990178B (zh) * 2015-02-25 2019-01-08 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 异常机台的检测方法和检测设备
JP2017106776A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 株式会社Sumco 特定欠陥の検出方法、特定欠陥の検出システムおよびプログラム
JP2020509364A (ja) * 2017-02-20 2020-03-26 ヨラン イメージング リミテッドYoran Imaging Ltd. パッケージ完全性を決定するための方法およびシステム
US11836908B2 (en) 2017-02-20 2023-12-05 Yoran Imaging Ltd. Method and system for determining package integrity
KR20190041076A (ko) * 2017-10-12 2019-04-22 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
KR102037904B1 (ko) * 2017-10-12 2019-11-26 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4658206B2 (ja) 2011-03-23
WO2010137463A1 (ja) 2010-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6580179B2 (ja) 混合モードのウェハ検査のための方法
KR102568074B1 (ko) 반도체 제조 프로세스에서 딥 러닝을 사용하여 결함 및 임계 치수를 예측하기 위한 시스템 및 방법
US9335277B2 (en) Region-of-interest determination apparatus, observation tool or inspection tool, region-of-interest determination method, and observation method or inspection method using region-of-interest determination method
JP4658206B2 (ja) 検査結果解析方法および検査結果解析装置、異常設備検出方法および異常設備検出装置、上記検査結果解析方法または異常設備検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8312401B2 (en) Method for smart defect screen and sample
US8675949B2 (en) Reviewed defect selection processing method, defect review method, reviewed defect selection processing tool, and defect review tool
US11688052B2 (en) Computer assisted weak pattern detection and quantification system
US10719655B2 (en) Method and system for quickly diagnosing, classifying, and sampling in-line defects based on CAA pre-diagnosis database
JP2010034138A (ja) パターン検査装置、パターン検査方法およびプログラム
US20160110859A1 (en) Inspection method for contact by die to database
US10191112B2 (en) Early development of a database of fail signatures for systematic defects in integrated circuit (IC) chips
CN109219871B (zh) 使用设计分析的计量目标的电相关放置
US20050114058A1 (en) Method for analyzing inspected data, apparatus and its program
CN116882361B (zh) 芯片缺陷分析方法、电子设备及存储介质
US20200388020A1 (en) Method and system for diagnosing a semiconductor wafer
JP2005072437A (ja) 半導体ウェーハの検査方法および検査システム
JP2010141078A (ja) 検査データ管理システム及び検査データ管理方法
JP2005136113A (ja) 検査データ解析プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4658206

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350