JP2010267147A - 通信装置およびリソース転送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に共有リソースを転送することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】クライアント端末11、21、31は、共有リソース433〜435を共有している。クライアント端末31のユーザが、転送先をクライアント端末32に指定して、共有リソース433、434の転送を指示する。クライアント端末31は、共有リソース433、434の実体にアクセス可能なクライアント端末11に、共有リソース433、434の転送を指示する。転送の指示に基づいて、共有リソース433、434が、クライアント端末11、32の間に確立された第1転送セッションを介してクライアント端末32に転送される。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のクライアント端末の間で仮想的に共有されるリソースを操作する技術に関する。
異なる二つのLAN(Local Area Network)にそれぞれ接続する複数のクライアント端末が、ファイルなどのリソースを共有することができる中継通信システムが存在する。
下記特許文献1に係る中継通信システムは、各LANに接続された複数のクライアント端末と、各LANに一つずつ設置され、クライアント端末間の通信を中継する中継サーバとで構成される。各クライアント端末および各中継サーバは、共有リソースに関する情報が登録された共有リソース情報を保持している。
クライアント端末は、共有リソース情報に基づいて操作対象の共有リソースを指定し、指定した共有リソースの実体にアクセスできるクライアント端末に、共有リソースの操作を指示する。クライアント端末は、他のクライアント端末が実体を格納している共有リソースを、自装置が保有しているかのように操作することができる。
特開2008−129991号公報
上記特許文献1に係る中継通信システムにおいて、クライアント端末は、共有リソース情報を保持していないコンピュータに共有リソースを転送することができる。この場合、クライアント端末は、共有リソースをダウンロードした後に、ダウンロードした共有リソースを転送先に転送する必要がある。このように、従来の中継通信システムでは、クライアント端末のユーザは、共有リソースを転送する場合、ダウンロードの指示と転送の指示とをしなければならなかった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、容易に共有リソースを転送することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、第1中継サーバに接続される端末装置とリソースを共有するとともに、第2中継サーバに接続された通信装置であって、自装置および前記端末装置が参加するグループを管理するグループ管理部と、自装置と前記端末装置とを含む複数の装置により共有される共有リソースに関する情報と、前記共有リソースの実体にアクセス可能なオーナ装置に関する情報と、を含む共有リソース情報を管理する共有リソース情報管理部と、前記共有リソース情報に登録されているリソースの転送が指示された場合、前記共有リソース情報に基づいて、転送が指示された転送対象リソースのオーナ装置として前記端末装置を特定する特定部と、前記転送対象リソースを、転送先として指定された前記グループに参加しない外部装置に転送することを前記端末装置に指示する転送指示部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の通信装置において、前記グループは、前記共有リソース情報を用いて前記共有リソースを共有する前記複数の装置により構成される共有グループであり、前記共有リソース情報管理部が、前記グループ管理部として機能することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の通信装置において、前記特定部は、前記転送対象リソースとして複数の共有リソースが指定された場合、前記共有リソース情報に基づいて、各共有リソースのオーナ装置を特定し、前記転送指示部は、各共有リソースの前記外部装置への転送を、特定したオーナ装置ごとに指示することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、第1中継サーバに接続される第1端末装置と、第2中継サーバに接続される第2端末装置とを含むリソース転送システムであって、前記第1端末装置および前記第2端末装置は、前記第1端末装置および前記第2端末装置が参加するグループを管理するグループ管理部と、前記第1端末装置と前記第2端末装置とを含む複数の装置により共有される共有リソースに関する情報と、前記共有リソースの実体にアクセス可能なオーナ装置に関する情報と、を含む共有リソース情報を共有する共有リソース情報共有部と、を備え、前記第1端末装置は、前記共有リソース情報に登録されているリソースの転送が指示された場合、前記共有リソース情報に基づいて、転送が指示された転送対象リソースのオーナ装置として前記第2端末装置を特定する特定部と、前記転送対象リソースを、転送先として指定された前記グループに参加しない外部装置に転送することを前記第2端末装置に指示する転送指示部と、を備え、前記第2端末装置は、前記転送指示部の指示に基づいて、前記転送対象リソースを前記外部装置へ転送する転送部、を備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載のリソース転送システムにおいて、前記グループは、前記共有リソース情報を用いて前記共有リソースを共有する前記複数の装置により構成される共有グループであり、前記共有リソース情報共有部が、前記グループ管理部として機能することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4または請求項5に記載のリソース転送システムにおいて、前記特定部は、前記転送対象リソースとして複数の共有リソースが指定された場合、各共有リソースのオーナ装置を特定し、前記転送指示部は、各共有リソースの前記外部装置への転送を、特定したオーナ装置ごとに指示することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のリソース転送システムにおいて、前記第1端末装置および前記第2端末装置は、さらに、前記第1中継サーバおよび前記第2中継サーバを特定する情報と、前記第1端末装置および前記第2端末装置を特定する情報と、を少なくとも含む中継サーバ情報を、前記第1中継サーバおよび前記第2中継サーバと共有する中継サーバ情報共有部、を備え、前記第2端末装置は、前記外部装置を特定する情報が前記中継サーバ情報に登録されている場合、前記中継サーバ情報に基づいて前記転送対象リソースの転送経路を決定する転送経路決定部、を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、転送対象リソースの外部装置への転送を指示された場合、共有リソース情報に基づいて転送対象リソースのオーナ装置を特定し、オーナ装置に対して転送対象リソースの外部装置への転送を指示する。このため、本発明に係る通信装置のユーザは、転送対象リソースの存在場所を意識することなく、転送対象リソースを外部装置に転送させることができる。また、本発明に係る通信装置は、転送対象リソースの実体にアクセスする必要がなく、転送先にアクセスする必要がないため、転送対象リソースの転送処理が簡略化される。
中継通信システムの全体構成を示す図である。 中継サーバの構成を示す図である。 クライアント端末の構成と、データの格納状況とを示す図である。 中継サーバおよびクライアント端末の登録処理の流れを示す図である。 ステップS9の処理に応じて作成される情報を示す図である。 ステップS10の処理に応じて作成される情報を示す図である。 ステップS12の処理に応じて作成される情報を示す図である。 ステップS13の処理に応じて作成される情報を示す図である。 ステップS14の処理に応じて作成される情報を示す図である。 中継グループの構築に関わる処理の流れを示す図である。 ステップS16の処理までに作成される情報を示す図である。 ステップS20の処理までに作成される情報を示す図である。 中継グループの構築に関わる処理の流れを示す図である。 ステップS24の処理までに作成される情報を示す図である。 ステップS28の処理までに作成される情報を示す図である。 共有リソース管理情報を作成する処理の流れを示す図である。 共有リソース管理情報を示す図である。 共有リソース管理情報を示す図である。 新たにリソースを共有する際の処理の流れを示す図である。 共有リソース管理情報を示す図である。 共有リソースの第三者転送処理の流れを示す図である。 共有リソースの第三者転送処理の流れを示す図である。 共有リソースの第三者転送処理の流れを示す図である。 共有リソースの第三者転送処理の流れを示す図である。 第三者転送を指示するクライアント端末の動作の流れを示す図である。 転送指示テーブルを示す図である。 第三者転送を指示するクライアント端末の動作の流れを示す図である。
<1.中継通信システムの全体構成>
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、中継通信システムの全体構成を示す図である。中継通信システムは、LAN1、2、3と、WAN(Wide Area Network)100とから構成される。WAN100は、インターネットなどの広域ネットワークである。
LAN1には、クライアント端末11、12と、中継サーバ13とが接続されている。LAN2には、クライアント端末21と、中継サーバ22とが接続されている。LAN3には、クライアント端末31、32と、中継サーバ33とが接続されている。WAN100には、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ101が接続されている。
LAN1〜3にそれぞれ接続されるクライアント端末は、パーソナルコンピュータなどである。中継サーバ13、22、33は、異なる二つのLANにそれぞれ接続されたクライアント端末同士の通信を中継する。SIPサーバ101は、各中継サーバ間の通信を中継する。本実施の形態において、各中継サーバは、他の中継サーバとの通信時にSIPを利用するが、SIP以外のプロトコルを利用してもよい。
<2.中継サーバの構成>
図2は、中継サーバ13の構成を示すブロック図である。中継サーバ13は、インタフェース部131と、制御部132と、データベース格納部133とから構成される。中継サーバ22、33の構成は、中継サーバ13と同様である。
インタフェース部131は、プライベートIP(Internet Protocol)アドレスを利用して、クライアント端末11、12と通信を行う。インタフェース部131は、グローバルIPアドレスを利用して、SIPサーバ101と通信を行う。
制御部132は、データベース格納部133に格納される各種データベースを管理する。データベース格納部133は、中継グループ情報格納部134と、中継サーバ情報格納部135と、クライアント端末情報格納部136と、共有リソース情報格納部137とから構成される。
<3.クライアント端末の構成>
図3は、クライアント端末31の構成と、クライアント端末11、21にそれぞれ格納されるデータとを示す図である。クライアント端末31は、制御部311と、操作部312と、モニタ313と、記憶部314と、データベース格納部315と、インタフェース部316とを備える。なお、クライアント端末11、12、21、32の構成は、クライアント端末31と同様である。
制御部311は、CPU(Central Processing Unit)などを有し、クライアント端末31の全体制御を行う。操作部312は、キーボードおよびマウスなどであり、クライアント端末31に対する指示を受け付ける。モニタ313は、液晶ディスプレイなどである。記憶部314は、フォルダおよびファイルなどのリソース等を格納する。
データベース格納部315は、中継グループ情報格納部317と、中継サーバ情報格納部318と、共有リソース情報格納部319とから構成される。
インタフェース部316は、プライベートIPアドレスを用いて、中継サーバ33との通信を行う。
次に、クライアント端末11の記憶部114について説明する。記憶部114には、ファイル432を格納するフォルダ431が作成されている。また、記憶部114には、ファイル433、434と、アプリケーション115、116とが格納されている。アプリケーション115、116は、ファイル433、434をそれぞれ操作するためのプログラムである。
クライアント端末21の記憶部214には、ファイル435、436と、アプリケーション215とが格納される。アプリケーション215は、ファイル435、436を操作するためのプログラムである。
クライアント端末11、12、21、31は、フォルダ431およびファイル433〜436を、後述する共有リソース管理情報90−3を用いて共有することができる。これらのリソースは、クライアント端末11、21に実体が格納された状態で、クライアント端末11、12、21、31の間で仮想的に共有される。
以下、図1に示す中継通信システムの処理の流れについて、中継グループの構築、リソースの共有、共有リソースの遠隔操作の順に説明する。
<4.中継グループの構築>
図4は、中継グループに参加する中継サーバおよびクライアント端末を登録する処理の流れを示す図である。中継サーバ13、22、33の各管理者は、LAN1、2、3の相互間において中継通信システムのグループを構築することを取り決めている。
<4.1.中継サーバとクライアント端末の登録>
まず、中継サーバ13の管理者は、中継サーバ13の識別情報およびグローバルIPアドレスをSIPサーバ101に登録する(ステップS1)。同様に、中継サーバ22、33の各管理者が、中継サーバ22、33の識別情報およびグローバルIPアドレスをSIPサーバ101にそれぞれ登録する(ステップS2、S3)。
SIPサーバ101は、各中継サーバの識別情報とグローバルIPアドレスとを対応付けて管理する。これにより、SIPサーバ101は、各中継サーバのグローバルIPアドレスを用いて中継サーバ間の通信を中継することが可能となる。
次に、各クライアント端末のアカウントが作成される(ステップS4〜S8)。具体的には、中継サーバ13の管理者が、クライアント端末11のユーザに対してアカウントを作成し(ステップS4)、クライアント端末12のユーザに対してアカウントを作成する(ステップS5)。中継サーバ13は、中継サーバ13の詳細を示す中継サーバ情報51−1と、クライアント端末11、12の詳細を示すクライアント端末情報61を作成する。中継サーバ情報51−1およびクライアント端末情報61は、中継サーバ情報格納部135およびクライアント端末情報格納部136にそれぞれ格納される。
同様に、中継サーバ22の管理者は、クライアント端末21のユーザに対してアカウントを作成する(ステップS6)。中継サーバ22は、中継サーバ22の詳細を示す中継サーバ情報51−2と、クライアント端末21の詳細を示すクライアント端末情報71とを作成する。
中継サーバ33の管理者は、クライアント端末31のユーザに対してアカウントを作成し(ステップS7)、クライアント端末32のユーザに対してアカウントを作成する(ステップS8)。中継サーバ33は、中継サーバ33の詳細を示す中継サーバ情報51−3と、クライアント端末31、32の詳細を示すクライアント端末情報81とを作成する。
<4.2.クライアント端末のログオン処理>
クライアント端末のユーザのアカウントが作成された後で、各クライアント端末が、中継サーバにログオンする(ステップS9〜S15)。なお、各クライアント端末がログオンする順序は、以下に説明する順序でなくてもよい。
まず、クライアント端末11、12のログオン(ステップS9〜S11)について説明する。クライアント端末11のユーザは、クライアント端末11の識別情報およびパスワードを入力し、中継サーバ13にログオンする(ステップS9)。クライアント端末11のログオンに応じて、中継サーバ情報51−1およびクライアント端末情報61が更新される。クライアント端末11は、中継サーバ13へのログオンの応答として、中継サーバ情報51−1を受信する。
図5は、ステップS9に示す処理の後で中継サーバ13が保持する情報を示す図である。中継サーバ情報51−1は、中継サーバ13に関する上位情報511−1と、クライアント端末11、12に関する下位情報512−1とから構成される。
上位情報511−1において、「id」および「name」は、中継サーバ情報13の識別情報および名称を示す。「id」には、中継サーバ13の識別情報「relay−server−1@abc.net」が設定されている。起動情報513−1には、中継サーバ13が起動中であることを示す「active」が設定されている。
下位情報512−1には、クライアント端末11、12のそれぞれに対応する二つのnodeタグが作成される。各nodeタグにおいて、「div」、「id」、および「name」は、クライアント端末の設置部署名、識別情報、および名称を示す。これらの情報は、クライアント端末情報61の作成時に設定される。「group」は、クライアント端末が参加する中継グループを示す。サイト情報514−1は、クライアント端末のログオン先の中継サーバの識別情報を示す。
下位情報512−1の各nodeタグの「group」は、この時点で中継グループが構築されていないため、空欄である。下位情報512−1の上側のnodeタグは、クライアント端末11に対応し、「id」としてクライアント端末11の識別情報「client−11@relay−server−1.abc.net」が設定されている。サイト情報514−1には、クライアント端末11のログオンに伴って、中継サーバ13の識別情報が設定される。
下位情報512−1の下側のnodeタグは、クライアント端末12に対応し、「id」としてクライアント端末12の識別情報「client−12@relay−server−1.abc.net」が設定されている。サイト情報514−1は、クライアント端末12がログオンしていないため、空欄である。
クライアント端末情報61には、クライアント端末11、12のそれぞれに対応する二つのnodeタグが作成される。クライアント端末情報61の各nodeタグにおいて、「div」、「id」、「name」、および「pass」は、クライアント端末の設置部署名、識別情報、名称、およびパスワードを示す。これらの情報は、クライアント端末情報61の作成時に設定される。「group」は、クライアント端末が参加する中継グループを示す。アドレス情報611、有効期限情報612、およびポート情報613は、クライアント端末のIPアドレス、レジスト有効期限、およびポート番号を示し、各クライアント端末がログオンした際に設定される。
クライアント端末情報61において、各nodeタグの「group」は、中継グループが構築されていないため、空欄である。クライアント端末情報61の上側のnodeタグは、クライアント端末11に対応し、「id」としてクライアント端末11の識別情報が設定されている。クライアント端末11がログオンする(ステップS9)ことにより、アドレス情報611、有効期限情報612、およびポート情報613に、「192.168.1.11」、「1213」、および「5070」がそれぞれ設定される。
クライアント端末情報61の下側のnodeタグは、クライアント端末12に対応し、「id」としてクライアント端末12の識別情報が設定されている。ステップS9の時点でクライアント端末12が中継サーバ13にログオンしていないため、アドレス情報611は空欄である。また、有効期限情報612およびポート情報613には、「0」が設定される。
クライアント端末11のログオン(ステップS9)の後で、クライアント端末12のユーザは、クライアント端末12の識別情報およびパスワードを入力し、中継サーバ13にログオンする(ステップS10)。
中継サーバ13は、クライアント端末12のログオンに伴って、中継サーバ情報51−1およびクライアント端末情報61を、中継サーバ情報52−1およびクライアント端末情報62にそれぞれ更新する。クライアント端末12は、中継サーバ13へのログオンの応答として、中継サーバ情報52−1を受信する。
図6は、ステップS10に示す処理の後で中継サーバ13が保持する情報を示す図である。クライアント端末12のログオンに伴う更新箇所に下線を付している。
クライアント端末12のログオンにより、下位情報522−1の下側のnodeタグのサイト情報524−1において、中継サーバ13の識別情報が設定される。クライアント端末情報62の下側のnodeタグでは、アドレス情報621、有効期限情報622、およびサイト情報623に、「192.168.2.22」、「1213」、および「5070」がそれぞれ設定される。
クライアント端末12のログオンの後に、中継サーバ13は、中継サーバ情報52−1をクライアント端末11に送信する(ステップS11)。これにより、クライアント端末11が保持する中継サーバ情報51−1が、中継サーバ情報52−1に更新される。
次に、クライアント端末21のログオン(ステップS12)について説明する。クライアント端末21のユーザは、クライアント端末21の識別情報およびパスワードを入力し、中継サーバ22にログオンする(ステップS12)。中継サーバ22は、クライアント端末21のログオンに伴って、中継サーバ情報51−2およびクライアント端末情報71を更新する。クライアント端末21は、中継サーバ22へのログオンの応答として、中継サーバ情報51−2を受信する。
図7は、ステップS12の処理の後で中継サーバ22が保持する情報を示す図である。中継サーバ情報51−2は、上位情報511−2と、下位情報512−2とから構成される。上位情報511−2の「id」には、中継サーバ22の識別情報「relay−server−2@abc.net」が登録される。起動情報513−2には、中継サーバ22が起動中であることを示す「active」が設定されている。
下位情報512−2およびクライアント端末情報71の各nodeタグの「group」は、中継グループが構築されていないため、空欄である。
下位情報512−2のnodeタグには、クライアント端末21に関する情報が登録される。「id」には、クライアント端末21の識別情報「client−21@relay−server−2.abc.net」が登録されている。クライアント端末21のログオンに伴って、サイト情報514−2に中継サーバ22の識別情報が設定される。
クライアント端末情報71において、nodeタグは、クライアント端末21に対応し、「id」としてクライアント端末21の識別情報が設定される。クライアント端末21のログオンに伴って、アドレス情報711、有効期限情報712、およびポート情報713に、「192.100.1.21」、「1213」、および「5070」がそれぞれ登録される。
次に、クライアント端末31、32のログオン処理(ステップS13〜S15)について説明する。クライアント端末31のユーザは、クライアント端末31の識別情報およびパスワードを入力し、中継サーバ33にログオンする(ステップS13)。クライアント端末31のログオンに応じて、中継サーバ情報51−3およびクライアント端末情報81が更新される。クライアント端末31は、ステップS13の応答として中継サーバ情報51−3を受信し、中継サーバ情報格納部318に格納する。
図8は、ステップS13の処理の後で中継サーバ33が保持する情報を示す図である。中継サーバ情報51−3は、上位情報511−3と、下位情報512−3とから構成される。上位情報511−3には、「id」として、中継サーバ33の識別情報「relay−server−3@abc.net」が登録される。起動情報513−3には、中継サーバ33が起動中であることを示す「active」が設定されている。
下位情報512−3およびクライアント端末情報81の各nodeタグの「group」は、中継グループが構築されていないため、空欄である。
下位情報512−3の上側のnodeタグは、クライアント端末31に対応し、「id」としてクライアント端末31の識別情報「client−31@relay−server−3.abc.net」が設定されている。サイト情報514−3は、クライアント端末31がログオンすることにより、中継サーバ33の識別情報が設定される。
下位情報512−3の下側のnodeタグは、クライアント端末32に対応し、「id」としてクライアント端末32の識別情報「client−32@relay−server−3.abc.net」が設定されている。サイト情報514−3は、クライアント端末32がログオンしていないため、空欄である。
クライアント端末情報81の上側のnodeタグは、クライアント端末31に対応し、「id」にクライアント端末31の識別情報が設定されている。クライアント端末31のログオンに伴って、アドレス情報811、有効期限情報812、およびポート情報813に、「200.1.2.31」、「1213」、および「5070」がそれぞれ設定されている。
クライアント端末情報81の下側のnodeタグは、クライアント端末32に対応し、「id」としてクライアント端末32の識別情報が設定されている。クライアント端末32がログオンしていないため、アドレス情報811は空欄である。また、有効期限情報812、およびポート情報813には、「0」が設定されている。
クライアント端末31のログオン(ステップS13)の後で、クライアント端末32のユーザが、クライアント端末32の識別情報およびパスワードを入力し、中継サーバ33にログオンする(ステップS14)。
中継サーバ33は、クライアント端末32のログオンに伴って、中継サーバ情報51−3およびクライアント端末情報81を、中継サーバ情報52−3およびクライアント端末情報82にそれぞれ更新する。クライアント端末32は、中継サーバ情報52−3をステップS14の応答として受信する。
図9は、ステップS14の処理の後で中継サーバ33が保持する情報を示す図である。クライアント端末32のログオンに伴う更新箇所に下線を付している。
クライアント端末32のログオンにより、下位情報522−3の下側のnodeタグのサイト情報524−3において、中継サーバ33の識別情報が設定される。また、クライアント端末情報82の下側のnodeタグでは、アドレス情報821、有効期限情報822、およびサイト情報823に、「200.1.3.132」、「1213」、および「5070」がそれぞれ設定される。
クライアント端末32のログオンの後に、中継サーバ33は、中継サーバ情報52−3をクライアント端末31に送信する(ステップS15)。クライアント端末31は、中継サーバ情報格納部318に格納された中継サーバ情報51−3を、中継サーバ情報52−3に更新する。
<4.3.中継グループ情報の作成>
図10は、中継グループの構築に関する処理の流れを示す図である。図10では、クライアント端末21、31、32の表示を省略している。
ステップS15に示す処理の後に、中継サーバ13の管理者は、中継サーバ13、22、33の識別情報を入力し、中継サーバ13に中継グループの構築を指示する。中継サーバ13は、中継グループ情報41を新たに作成し、中継グループ情報格納部134に格納する。
図11は、中継グループの構築が指示された後に、中継サーバ13が保持する情報を示す図である。中継サーバ情報52−1およびクライアント端末情報62は、図6から変化していない。
中継グループ情報41は、中継グループに関する上位情報411と、中継グループに参加する中継サーバに関する下位情報412とから構成される。上位情報411において、「id」には、中継グループの識別情報「group−a@relay−server−1.abc.net」が設定されている。「lastmod」および「name」は、中継グループ情報41の最終更新時刻および中継グループの名称を示す。また、下位情報412の各siteタグには、中継サーバ13、22、33の識別情報が設定される。
中継サーバ13は、SIPサーバ101を介して、中継サーバ13、22、33が参加した中継グループの構築を、中継サーバ22に要求する(ステップS16、S16.1)。同様に、中継サーバ13は、SIPサーバ101を介して、中継サーバ33に中継グループの構築を要求する(ステップS17、S17.1)。中継グループの構築要求の際に、中継グループ情報41が中継サーバ22、33に送信される。
<4.4.中継サーバ情報の合成>
次に、中継サーバ13は、SIPサーバ101を介して、中継サーバ情報51−2の送信を中継サーバ22に要求し(ステップS18、S18.1)、中継サーバ情報52−3の送信を中継サーバ33に要求する(ステップS19、S19.1)。中継サーバ13は、中継サーバ情報52−1、51−2、52−3を合成して、中継サーバ情報53を作成する。クライアント端末情報62が、クライアント端末情報63に更新される。中継サーバ情報格納部135には、中継サーバ情報52−1、53が格納される。
図12は、ステップS19の処理の後で中継サーバ13が保持する情報を示す図である。ステップS18に示す処理に伴う更新箇所に、下線を付している。
中継サーバ情報53において、上位情報531−1と下位情報532−1とは、図6に示す上位情報521−1と下位情報522−1とに対応する。同様に、上位情報531−2と下位情報532−2とは、図7に示す上位情報511−2と下位情報512−2とに対応する。上位情報531−3と下位情報532−3とは、図9に示す上位情報521−3と下位情報522−3とに対応する。
中継グループの構築に伴って、下位情報532−1、532−2、532−3の各nodeタグの「group」と、クライアント端末情報63の各nodeタグの「group」とに、中継グループの識別情報が設定される。
中継サーバ13は、クライアント端末情報63を参照して、クライアント端末11、12がログオン中であることを確認する。中継グループ情報41および中継サーバ情報53が、クライアント端末11、12に送信される(ステップS20、S21)。
図13は、中継グループの構築におけるステップS22以降の処理の流れを示す図である。図13では、クライアント端末11、12の表示を省略している。
中継サーバ22は、SIPサーバ101を介して、中継サーバ情報52−1の送信を中継サーバ13に要求し(ステップS22、S22.1)、中継サーバ情報52−3の送信を中継サーバ33に要求する(ステップS23、S23.1)。中継サーバ22は、中継サーバ情報52−1、51−2、52−3を合成して、中継サーバ情報53を作成する。クライアント端末情報71が、クライアント端末情報72に更新される。中継サーバ22は、中継サーバ情報51−2を引き続き保持している。
図14は、ステップS23に示す処理の後で中継サーバ22が保持する情報を示す図である。ステップS23に示す処理に伴う変更箇所に、下線を付している。クライアント端末情報72の「group」に、中継グループの識別情報が新たに設定される。
中継サーバ22は、クライアント端末情報72を参照して、クライアント端末21がログオン中であることを確認する。中継グループ情報41および中継サーバ情報53がクライアント端末21に送信される(ステップ24)。
次に、中継サーバ33が、SIPサーバ101を介して、中継サーバ情報52−1の送信を中継サーバ13に要求し(ステップS25、S25.1)、中継サーバ情報51−2の送信を中継サーバ22に要求する(ステップS26、S26.1)。中継サーバ33は、中継サーバ情報52−1、51−2、52−3を合成して、中継サーバ情報53を作成する。クライアント端末情報82が、クライアント端末情報83に更新される。
図15は、ステップS26に示す処理の後で中継サーバ33が保持する情報を示す図である。ステップS26の処理に伴う変更箇所を下線で示す。クライアント端末情報83において、各nodeタグの「group」に、中継グループの識別情報が新たに設定される。
中継サーバ33は、クライアント端末情報83を参照して、クライアント端末31、32がログオンしていることを確認する。中継グループ情報41および中継サーバ情報53がクライアント端末31、32にそれぞれ送信される(ステップS27、S28)。
ここまでの処理により、クライアント端末11、12、21、31、32と、中継サーバ13、22、33とが参加した中継グループが構築される。中継グループに参加するコンピュータは、中継グループ情報41および中継サーバ情報53を参照して、中継グループの構成、あるいは各コンピュータの動作状態などを確認することができる。
<5.リソースの共有>
中継通信システムが構築された後で、各クライアント端末の間でリソースを共有することが可能となる。図16は、中継通信システムにおいてリソースを共有する処理の流れを示す図である。
<5.1.共有リソース管理情報の作成>
クライアント端末11のユーザは、クライアント端末11、12、21、31の識別情報を入力し、リソースを共有する共有グループの作成を指示する。クライアント端末11は、ユーザの指示に応じて、共有グループで共有されるリソース(共有リソース)の管理に用いる共有リソース管理情報90−1を作成する。
図17は、共有リソース管理情報90−1を示す図である。共有リソース管理情報90−1は、本体情報91と、共有端末情報92とから構成される。
本体情報91は、共有リソース管理情報90−1に関する情報である。「group」、および「owner」には、中継グループの識別情報、および共有リソース管理情報90−1を作成したクライアント端末11の識別情報が設定される。「id」、「lastmod」、および「name」は、共有リソース管理情報90−1の識別情報、最終更新時刻、および名称を示す。共有端末情報92は、共有グループに参加するクライアント端末11、12、21、31の識別情報が設定されている。
クライアント端末11は、共有リソース管理情報90−1を中継サーバ13に送信することにより、共有グループを新たに作成したことを中継サーバ13に通知する(ステップS31)。中継サーバ13は、受信した共有リソース管理情報90−1を共有リソース情報格納部137に格納する。
中継サーバ13は、共有端末情報92に設定されたクライアント端末に、共有リソース管理情報90−1を送信する。まず、中継サーバ13は、共有リソース管理情報90−1をクライアント端末12に送信する(ステップS32)。
中継サーバ13は、宛先をクライアント端末21に指定した共有リソース管理情報90−1を、SIPサーバ101を介して中継サーバ22に送信する(ステップS33、S33.1)。宛先の指定には、クライアント端末21の識別情報が用いられる。中継サーバ22は、受信した共有リソース管理情報90−1をクライアント端末21に転送する(ステップS33.1.1)。
同様に、共有リソース管理情報90−1が、中継サーバ13から、SIPサーバ101と中継サーバ33とを介して、クライアント端末31に送信される(ステップS34、S34.1、S34.1.1)。これにより、クライアント端末11、12、21、31と、中継サーバ13、22、33とは、共有リソース管理情報90−1を共有する。
<5.2.共有リソース個別情報の登録>
次に、クライアント端末11のユーザが、フォルダ431、およびファイル433、434の共有を指示する。クライアント端末11は、ユーザの指示に応じて、共有リソース管理情報90−1を共有リソース管理情報90−2に更新する。
図18は、共有リソース管理情報90−2を示す図である。共有リソース管理情報90−1からの更新箇所に、下線を付している。
共有リソース管理情報90−2には、共有リソース個別情報931、933、934が新たに登録されている。共有リソース個別情報931、933、934は、フォルダ431、ファイル433、ファイル434にそれぞれ対応する。なお、共有リソース個別情報931、933、934を総称する際には、共有リソース個別情報93と呼ぶ。
共有リソース個別情報931、933、934のそれぞれに対応するresourceタグにおいて、「id」は、共有リソース個別情報の識別情報である。「name」には、共有リソースの名前が設定される。「owner」には、オーナクライアント端末の識別情報が登録される。「type」は、共有リソースがファイルであるかフォルダであるかを示す。「value」は、オーナクライアント端末における共有リソースの実体の格納場所を示す。
なお、オーナクライアント端末とは、共有リソースの実体にアクセスできるクライアント端末を指す。たとえば、ファイル432が共有リソースの場合、クライアント端末11が、ファイル432のオーナクライアント端末となる。クライアント端末が共有リソースの実体にアクセスできるのであれば、クライアント端末に接続されているファイルサーバなどに共有リソースの実体が格納されていてもよい。
また、共有リソース個別情報93は、仮想的なツリー構成で記述される。たとえば、共有リソース個別情報933は、共有リソース個別情報931のresourceタグの中に組み込まれている。しかし、共有リソース個別情報931に対応するフォルダ431は、図3に示すようにファイル433を格納していない。これらのことから、共有リソース個別情報93では、ファイル433がフォルダ431に仮想的に格納されていることがわかる。すなわち、共有リソース個別情報93のツリー構成は、共有リソースの実体の格納場所を反映しているとは限らない。
再び、図16を参照する。クライアント端末11は、共有リソース個別情報90−1の更新通知として、共有リソース個別情報90−2を中継サーバ13に送信する(ステップS35)。中継サーバ13は、共有リソース情報格納部137に格納された共有リソース管理情報90−1を、共有リソース管理情報90−2に更新する。なお、クライアント端末11は、共有リソース管理情報90−1と共有リソース管理情報90−2との差分情報を、更新通知として中継サーバ13に送信してもよい。
中継サーバ13は、共有リソース個別情報90−1の転送と同様に、共有リソース管理情報90−2をクライアント端末12に転送する(ステップS36)。また、共有リソース管理情報90−2が、SIPサーバ101と中継サーバ22と介してクライアント端末21に送信される(ステップS37、S37.1、およびS37.1.1)。共有リソース管理情報90−2が、SIPサーバ101と中継サーバ33とを介してクライアント端末31に送信される(ステップS38、S38.1、およびS38.1.1)。
このようにして、クライアント端末11、12、21、33が共有リソース管理情報90−2を共有することにより、フォルダ431およびファイル433、434は、クライアント端末11、12、21、33の間で共有される。以下、フォルダ431を共有フォルダ431と呼び、ファイル433、434を共有ファイル433、434と呼ぶ。
図19は、ファイル435、436の共有に関する処理の流れを示す図である。フォルダ431などが共有された後に、クライアント端末21のユーザが、ファイル435、436の共有を指示する。これにより、クライアント端末21が保持する共有リソース管理情報90−2が、共有リソース管理情報90−3に更新される。
図20は、共有リソース管理情報90−3を示す図である。共有リソース管理情報90−2からの更新箇所に、下線を付している。共有リソース管理情報90−3に、ファイル435、436に対応する共有リソース個別情報935、936が新たに設定されている。
クライアント端末21は、共有リソース管理情報90−2の更新通知として、共有リソース個別情報90−3を中継サーバ22に送信する(ステップS39)。中継サーバ22は、宛先をクライアント端末11、12に指定した共有リソース個別情報90−3を、SIPサーバ101を介して中継サーバ13に送信する(ステップS40、ステップS40.1)。
中継サーバ13は、共有リソース管理情報90−3をクライアント端末11に転送する(ステップS41)。共有リソース情報格納部137に格納された共有リソース管理情報90−2が、共有リソース管理情報90−3に更新される。また、共有リソース管理情報90−3が、クライアント端末12に転送される(ステップS42)。
同様に、中継サーバ22は、SIPサーバ101と中継サーバ33とを介して、共有リソース個別情報90−3をクライアント端末31に送信する(ステップS43、S43.1、およびS43.1.1)。
このようにして、クライアント端末11、12、21、33が共有リソース管理情報90−3を共有することにより、ファイル435、436が、クライアント端末11、12、22、31の間で新たに共有される。以下、ファイル435、436を、共有ファイル435、436と呼ぶ。
<6.共有リソースの第三者転送処理>
以下、図21〜図25を用いて、共有リソースの第三者転送処理について詳しく説明する。第三者転送処理は、オーナクライアント端末が他のクライアント端末(第三者)の指示に応じて共有リソースを指定された転送先に転送する処理を指す。第三者転送処理により、共有グループに参加していないクライアント端末が、共有リソースを容易に取得することが可能となる。
<6.1.第三者転送の指示>
最初に、図21を参照する。図21では、クライアント端末12、21、および中継サーバ22の表示を省略している。
クライアント端末32は、共有端末情報92(図20参照)に登録されていないため、共有リソース管理情報90−3を用いて共有ファイル433〜435を取得することができない。そこで、クライアント端末31のユーザは、共有リソース管理情報90−3を用いて共有ファイル433〜435を選択し、クライアント端末32への転送を指示する(ステップS51)。なお、図21〜図25において、共有ファイル433、434、435を、それぞれ“f1”、“f2”、“f3”と表示している。
クライアント端末31は、共有リソース情報90−3を参照して、共有ファイル433、434のオーナクライアント端末がクライアント端末11であり、共有ファイル435のオーナクライアント端末がクライアント端末21であることを確認する。クライアント端末31は、各共有ファイルのオーナクライアント端末ごとに、第三者転送処理が指示される。これにより、クライアント端末31のユーザは、共有ファイル433〜435の実体の格納場所を知らなくても、共有ファイル433〜434の転送を指示することができる。なお、クライアント端末31は、転送対象の共有ファイル433〜435を、転送指示テーブル95を用いて管理する。転送指示テーブル95については、後述する。
<6.2.クライアント端末11の第三者転送処理>
クライアント端末31は、転送先をクライアント端末32に指定した共有ファイル433、434の転送要求(第1転送要求)を作成する。クライアント端末31は、第1転送要求の宛先をクライアント端末11に指定し、第1転送要求を中継サーバ33に転送する(ステップS52)。
中継サーバ33は、SIPサーバ101を介して、第1転送要求を中継サーバ13に送信する(ステップS52.1、S52.1.1)。中継サーバ13は、第1転送要求をクライアント端末11に送信する(ステップS52.1.1.1)。
第1転送要求を受信したクライアント端末11は、中継サーバ情報53を参照して、転送先として指定されたクライアント端末32との通信が中継サーバ13、33を介して可能であることを確認する。つまり、クライアント端末11は、中継サーバ情報53に基づいて、共有ファイル433、434の転送経路に関する指示をクライアント端末31から受けることなく、転送経路を中継サーバ情報53に基づいて自動的に決定する。そして、共有ファイル433、434の転送に用いるメディアセッション(第1転送セッション)が、クライアント端末11、32の間に確立される。
具体的には、クライアント端末11が、第1転送セッションの確立要求を中継サーバ13に送信する(ステップS53)。クライアント端末11は、中継サーバ13からのOKレスポンスに応じて、ACKリクエストを中継サーバ13に送信する(ステップS54)。中継サーバ33は、ACKリクエストに応じて、クライアント端末11と中継サーバ13との間にメディアセッションを確立する(ステップS55)。
ステップS55の後に、中継サーバ13が、SIPサーバ101を介して、第1転送セッションの確立要求を中継サーバ33に送信する(ステップS56、S56.1)。中継サーバ13は、中継サーバ33からのOKレスポンスに応じて、ACKリクエストをSIPサーバ101を介して中継サーバ33に送信する(ステップS57、S57.1)。中継サーバ13は、ACKリクエストに応じて、中継サーバ13、33の間にメディアセッションを確立する(ステップS58)。
ステップS58の後に、クライアント端末32と中継サーバ33との間にメディアセッションが確立される(ステップS59、S60、およびS61)。これらの処理は、ステップS53〜S55に示す処理と同様である。
ステップS55、S58、およびS61に示す処理によって確立された三つのメディアセッションが、第1転送セッションを構成する。
以下、図22を参照する。図22では、クライアント端末12、21、および中継サーバ22の表示を省略している。クライアント端末11は、共有ファイル433を第1転送セッションを介してクライアント端末32に転送する(ステップS62、S62.1、S62.1.1)。クライアント端末32は、受信した共有ファイル433を保存する。
続いて、クライアント端末11は、共有ファイル434を第1転送セッションを介してクライアント端末32に転送する(ステップS63、S63.1、S63.1.1)。クライアント端末32は、受信した共有ファイル434を保存する。
共有ファイル433、434の転送後、第1転送セッションが切断される。クライアント端末11は、中継サーバ13に第1転送セッションの切断を要求する(ステップS64)。クライアント端末11がOKレスポンスを受信した後に、第1転送セッションのうち、クライアント端末11と中継サーバ13との間のメディアセッションが切断される。
中継サーバ13は、SIPサーバ101を介して、中継サーバ33に第1転送セッションの切断を要求する(ステップS65、S65.1)。これにより、第1転送セッションのうち中継サーバ13、33の間のメディアセッションが切断される。
中継サーバ33は、クライアント端末32に第1転送セッションの切断を要求する(ステップS66)。これにより、第2転送セッションのうちクライアント端末32と中継サーバ33との間のメディアセッションが切断される。
クライアント端末11は、共有ファイル433、434の転送が終了したことを示す第1終了通知を、宛先をクライアント端末31に指定した上で中継サーバ13に送信する(ステップS67)。その後、第1終了通知は、SIPサーバ101および中継サーバ33を経由して、クライアント端末31に送信される(ステップS67.1、S67.1.1、およびS67.1.1.1)。クライアント端末31は、第1終了通知を受信した場合、共有ファイル433、434の転送終了メッセージをモニタ313に表示する(ステップS68)。これにより、共有ファイル433、434の第三者転送処理が終了する。
<6.3.クライアント端末21の第三者転送処理>
次に、クライアント端末31の転送指示に基づいて、共有ファイル435がクライアント端末21からクライアント端末32に転送される。なお、クライアント端末11の第三者転送処理と、クライアント端末21の第三者転送処理とが、並行して行われてもよい。
以下、図23を参照する。図23では、クライアント端末11、12、および中継サーバ13の表示を省略している。クライアント端末31は、転送先をクライアント端末32に指定した共有ファイル435の転送要求(第2転送要求)を作成する。クライアント端末31は、中継サーバ33、SIPサーバ101、および中継サーバ22を介して、第2転送要求をクライアント端末21に送信する(ステップS69、S69.1、S69.1.1、およびS69.1.1.1)。
第2転送要求を受信したクライアント端末21は、クライアント端末11と同様に、クライアント端末32との通信が可能であることを確認する。そして、共有ファイル435の転送に用いるメディアセッション(第2転送セッション)が、クライアント端末21、32の間に確立される。
まず、クライアント端末21と中継サーバ22との間に、メディアセッションが確立される(ステップS70、S71、およびS72)。この処理は、ステップS53〜S55の処理(図21参照)と同様である。
ステップS72の後に、中継サーバ22、33の間にメディアセッションが確立される(ステップS73、S73.1、S74、S74.1、およびS75)。この処理は、ステップS56〜S58の処理と同様である。
ステップS75の後に、クライアント端末32と中継サーバ33との間にメディアセッションが確立される(ステップS76、S77、およびS78)。これらの処理は、ステップS53〜S55に示す処理と同様である。
ステップS72、S75、およびS78に示す処理によって確立された三つのメディアセッションが、第2転送セッションを構成する。
以下、図24を参照する。図24では、クライアント端末11、12、および中継サーバ13の表示を省略している。クライアント端末21は、共有ファイル435を第2転送セッションを介してクライアント端末32に転送する(ステップS79、S79.1、S79.1.1)。クライアント端末32は、受信した共有ファイル435を保存する。
共有ファイル435の転送後、第2転送セッションが切断される(ステップS80、S81、およびS82)。第2転送セッションの切断は、第1転送セッションの切断(ステップS64〜S65)と同様である。
第2転送セッションの切断後、クライアント端末21は、共有ファイル435の転送終了を示す第2終了通知をクライアント端末31に送信する。つまり、第2終了通知は、クライアント端末21から、中継サーバ22、SIPサーバ101、および中継サーバ33を経由してクライアント端末33に送信される(ステップS83、ステップS83.1、S83.1.1、およびS83.1.1.1)。クライアント端末31は、第2終了通知を受信した場合、共有ファイル435の転送終了メッセージをモニタ313に表示する(ステップS84)。これにより、共有ファイル435の第三者転送処理が終了する。
このように、クライアント端末31の第三者転送指示に応じて、クライアント端末11、21がそれぞれ実体を保持する共有リソースが、クライアント端末32に転送される。なお、クライアント端末31は、第1転送通知および第2転送通知の両者を受信した後に、共有ファイル433〜435の転送終了メッセージをモニタ313に表示してもよい。
<7.クライアント端末31の動作>
次に、図25〜図27を用いて、第三者転送を指示するクライアント端末31の動作について詳しく説明する。
<7.1.転送指示テーブルの作成>
クライアント端末31は、共有ファイルの第三者転送が指示された場合、転送指示テーブル95を作成する。転送指示テーブル95は、転送対象の共有ファイル、および転送先の管理に用いられる。
図25は、第三者転送処理が指示されてから転送指示テーブル95が作成されるまでの処理の流れを示す図である。まず、クライアント端末31のユーザが、共有リソース管理情報90−3を用いて共有ファイル433〜435選択し(ステップS101においてYes)、共有ファイル433〜435の操作を指示する。
ユーザの指示が第三者転送処理でない場合(ステップS102においてNo)、クライアント端末31は、ダウンロードが指示されているかどうかを確認する(ステップS103)。ダウンロードが指示されている場合(ステップS103においてYes)、クライアント端末31は、共有ファイル433〜435のダウンロードを実行する(ステップS104)。
ダウンロードの指示でない場合(ステップS103においてNo)、クライアント端末31は、削除が指示されているかどうかを確認する(ステップS105)。削除が指示されていた場合(ステップS105においてYes)、クライアント端末31は、共有ファイル433〜435の削除をオーナクライアント端末に指示する(ステップS106)。削除が指示されていない場合(ステップS105においてNo)、クライアント端末31は、ユーザが指示した操作の実行をオーナクライアント端末に指示する(ステップS107)。
ステップS102において、第三者転送処理が指示されていた場合(ステップS102においてYes)、クライアント端末31は、転送指示テーブル95を新たに作成する(ステップS108)。この後に、共有ファイル433〜435が、転送指示テーブル95に登録される。
図26は、共有ファイル433〜435が登録された転送指示テーブル95を示す図である。転送指示テーブル95では、第三者転送の対象として選択された共有ファイル433〜435が、オーナクライアント端末ごとに分類されている。
転送指示テーブル95において、クライアント端末11の識別情報に、クライアント端末11がオーナクライアント端末である共有ファイル433、434と、転送先であるクライアント端末32の識別情報とが対応付けられている。図26に示す「name=“議事録.txt”」は、共有ファイル433に対応し、「name=“プレゼン資料.ppt”」は、共有ファイル434に対応する。同様に、転送指示テーブル95では、クライアント端末21の識別情報に、共有ファイル435とクライアント端末32の識別情報とが対応付けられている。
図25を参照して、転送指示テーブル95への共有ファイル433〜435の登録について説明する。選択された共有ファイル433〜435が転送指示テーブル95に登録されていないため(ステップS109においてNo)、登録対象に共有ファイル433が指定される。クライアント端末31は、共有ファイル433のオーナクライアント端末であるクライアント端末11の識別情報を、共有リソース管理情報90−3から読み出す(ステップS110)。
クライアント端末11の識別情報が転送指示テーブル95に未登録の場合(ステップS111においてNo)、クライアント端末11の識別情報が、転送指示テーブル95に登録される(ステップS112)。クライアント端末31は、転送指示テーブル95において、クライアント端末11の識別情報と共有ファイル433とを対応付ける(ステップS113)。
一方、クライアント端末11の識別情報が既に登録されていた場合(ステップS111においてYes)、ステップS112の処理は、実行されない。
共有ファイル434、435を登録対象として、ステップS109〜S113の処理が繰り返される。選択された全ての共有リソースが転送指示テーブル95に登録された場合(ステップS109においてYes)、クライアント端末31は、図27に示す処理に進む。
<7.2.第三者転送の指示>
図27は、共有ファイルの第三者転送をオーナクライアント端末に指示するクライアント端末31の処理の流れを示す図である。クライアント端末31は、転送指示テーブル95を読み出し(ステップS114)、クライアント端末11に転送要求を送信していないことを確認する(ステップS115においてNo)。クライアント端末31は、転送指示テーブル95からクライアント端末11の識別情報を読み出し(ステップS116)、共有ファイル433、434に関する情報を読み出す(ステップS117)。
クライアント端末31は、共有ファイル433、434の第三者転送を指示するコマンドを、第1転送要求としてクライアント端末11に送信する(ステップS118)。この処理は、ステップS52〜S52.1.1.1(図21参照)に示す処理に対応する。
クライアント端末31は、共有ファイル433、434の転送終了を示す第1終了通知を受信できない場合(ステップS119においてNo)、クライアント端末31は、共有ファイル433、434の転送ができない旨をユーザに通知し(ステップS120)、ステップS115に示す処理に戻る。
一方、クライアント端末31は、第1終了通知を受信した場合(ステップS119においてYes)、共有ファイル433、434の転送が正常に終了したことをユーザに通知した上で、ステップS115に示す処理に戻る。共有ファイル435の第三者転送をクライアント端末21に指示するために、ステップS115〜S120の処理が繰り返される。
そして、転送指示テーブルに登録された全てのオーナクライアント端末に第三者転送を指示した場合(ステップS115においてYes)、第三者転送処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、クライアント端末11、21が、クライアント端末31の指示に基づいて、共有グループに参加していないクライアント端末32に共有ファイル433〜435を転送する。クライアント端末31のユーザは、共有グループに参加していないクライアント端末32に共有リソース433〜435を転送するために、共有リソース433〜435をいったんダウンロードする必要がない。このため、共有リソースの転送が容易となる。
なお、本実施の形態では、共有グループに参加していないクライアント端末32に共有ファイル433〜435を第三者転送する例について説明したが、これに限られない。たとえば、図1に示す中継グループの他に、クライアント端末31、中継サーバ33および外部端末(図示省略)を含む別の中継グループが構築されている場合、クライアント端末31は、外部端末を転送先に指定して、共有ファイル433の第三者転送を指示してもよい。
この場合、クライアント端末11は、第三者転送の指示に応じて、外部端末を転送先とした共有ファイル433を中継サーバ33に転送する。中継サーバ33は、共有ファイル433を外部装置に転送する。このように、クライアント端末31が複数の中継グループに所属している場合、中継グループ間の第三者転送が可能となる。
1,2,3 LAN
11,12,21,31,32 クライアント端末
13,22,33 中継サーバ
100 WAN
101 SIPサーバ
131 インタフェース部
132 制御部
133,315 データベース格納部
134,317 中継グループ情報格納部
135,318 中継サーバ情報格納部
136 クライアント端末情報格納部
137,319 共有リソース情報格納部
431 共有フォルダ
432〜436 共有ファイル

Claims (7)

  1. 第1中継サーバに接続される端末装置とリソースを共有するとともに、第2中継サーバに接続された通信装置であって、
    自装置および前記端末装置が参加するグループを管理するグループ管理部と、
    自装置と前記端末装置とを含む複数の装置により共有される共有リソースに関する情報と、前記共有リソースの実体にアクセス可能なオーナ装置に関する情報と、を含む共有リソース情報を管理する共有リソース情報管理部と、
    前記共有リソース情報に登録されているリソースの転送が指示された場合、前記共有リソース情報に基づいて、転送が指示された転送対象リソースのオーナ装置として前記端末装置を特定する特定部と、
    前記転送対象リソースを、転送先として指定された前記グループに参加しない外部装置に転送することを前記端末装置に指示する転送指示部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記グループは、前記共有リソース情報を用いて前記共有リソースを共有する前記複数の装置により構成される共有グループであり、
    前記共有リソース情報管理部が、前記グループ管理部として機能することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信装置において、
    前記特定部は、前記転送対象リソースとして複数の共有リソースが指定された場合、前記共有リソース情報に基づいて、各共有リソースのオーナ装置を特定し、
    前記転送指示部は、各共有リソースの前記外部装置への転送を、特定したオーナ装置ごとに指示することを特徴とする通信装置。
  4. 第1中継サーバに接続される第1端末装置と、第2中継サーバに接続される第2端末装置とを含むリソース転送システムであって、
    前記第1端末装置および前記第2端末装置は、
    前記第1端末装置および前記第2端末装置が参加するグループを管理するグループ管理部と、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置とを含む複数の装置により共有される共有リソースに関する情報と、前記共有リソースの実体にアクセス可能なオーナ装置に関する情報と、を含む共有リソース情報を共有する共有リソース情報共有部と、
    を備え、
    前記第1端末装置は、
    前記共有リソース情報に登録されているリソースの転送が指示された場合、前記共有リソース情報に基づいて、転送が指示された転送対象リソースのオーナ装置として前記第2端末装置を特定する特定部と、
    前記転送対象リソースを、転送先として指定された前記グループに参加しない外部装置に転送することを前記第2端末装置に指示する転送指示部と、
    を備え、
    前記第2端末装置は、
    前記転送指示部の指示に基づいて、前記転送対象リソースを前記外部装置へ転送する転送部、
    を備えることを特徴とするリソース転送システム。
  5. 請求項4に記載のリソース転送システムにおいて、
    前記グループは、前記共有リソース情報を用いて前記共有リソースを共有する前記複数の装置により構成される共有グループであり、
    前記共有リソース情報共有部が、前記グループ管理部として機能することを特徴とするリソース転送システム。
  6. 請求項4または請求項5に記載のリソース転送システムにおいて、
    前記特定部は、前記転送対象リソースとして複数の共有リソースが指定された場合、各共有リソースのオーナ装置を特定し、
    前記転送指示部は、各共有リソースの前記外部装置への転送を、特定したオーナ装置ごとに指示することを特徴とするリソース転送システム。
  7. 請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のリソース転送システムにおいて、
    前記第1端末装置および前記第2端末装置は、さらに、
    前記第1中継サーバおよび前記第2中継サーバを特定する情報と、前記第1端末装置および前記第2端末装置を特定する情報と、を少なくとも含む中継サーバ情報を、前記第1中継サーバおよび前記第2中継サーバと共有する中継サーバ情報共有部、
    を備え、
    前記第2端末装置は、
    前記外部装置を特定する情報が前記中継サーバ情報に登録されている場合、前記中継サーバ情報に基づいて前記転送対象リソースの転送経路を決定する転送経路決定部、
    を備えることを特徴とするリソース転送システム。
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