JP2010262592A - サーバ装置及び医用情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】シンクライアント環境下における、記録媒体を利用した医用情報の保存・参照の作業効率の向上を実現するサーバ装置及び医用情報処理システムの提供。
【解決手段】医用情報処理システム1は、シンクライアント環境を有し、ネットワークを介して互いに接続されたクライアント装置7と複数の医用情報を記憶するサーバ装置5とを有する。クライアント装置7は、複数の医用情報のうちの所定の医用情報の保存要求を、ネットワークを介してサーバ装置5に送信する。サーバ装置5は、送信された保存要求に応じて複数の医用情報の中から所定の医用情報を読み出してネットワークを介してクライアント装置7に送信する。クライアント装置7は、送信された所定の医用情報をメディアに書き込む。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シンクライアント環境下におけるサーバ装置及び医用情報処理システムに関する。
医療業界において、ネットワークを介して接続されたサーバ装置とクライアント装置とを含む医用情報処理システムが利用され始めている。この医用情報処理システムは、シンクライアントシステムと呼ばれるコンピュータネットワークシステムを利用している。このようなシンクライアント環境下においてサーバ装置は、複数の医用アプリケーション用を管理している。クライアント装置は、サーバ装置に管理されている医用アプリケーションを利用するために、サーバ装置にログオンする。クライアント装置は、ネットワークを介してログオンされたサーバ装置を遠隔操作する。ログオン後は、サーバ装置にインストールされている医用アプリケーションを使用できるため、画像表示(2D表示、3D表示、MPR等)や画像保存(記録媒体へ保存)、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)転送等の画像転送を行なっている。この方法は、クライアント装置からネットワークを介して遠隔地から行なえるため、例えば、別の検査室からサーバ装置の機能を利用して画像診断を行なう時に利用される。
特開2005―334634号公報
データベースに保存してある医用画像や読影レポート、電子カルテ等の医用情報をバックアップのためや装置間の移動のために記録媒体に保存する場合がある。シンクライアント環境下においては、アプリケーションはサーバ装置上で動作しているため、医用情報を記録媒体に保存する場合、サーバ装置に接続されているドライブを使用しなければならない。この場合、まずユーザは、サーバ装置の設置場所へ行き、サーバ装置に接続されているドライブに記録媒体を挿入する。それからユーザは、クライアント装置の設置場所へ行き、クライアント装置を操作して、挿入された記録媒体に所望の医用情報を書き込む。また、記録媒体に保存されている医用情報を参照したい場合もあるが、上記の医用情報の保存と同様の問題がある。このように、シンクライアント環境下において、クライアント装置に接続されているドライブ内の記録媒体へ医用情報を保存したり、記録媒体に保存されている医用情報を参照したりすることに大変な労力を必要とする。すなわち、記録媒体を利用した医用情報保存・参照の作業効率がとても悪いのである。
本発明の目的は、シンクライアント環境下におけるサーバ装置及び医用情報処理システムにおいて、記録媒体を利用した医用情報の保存・参照の作業効率の向上を実現することにある。
本発明の第1局面に係る医用情報処理システムは、シンクライアント環境下においてネットワークを介して互いに接続された、クライアント装置と複数の医用情報を記憶するサーバ装置とを具備する医用情報処理システムであって、前記クライアント装置は、前記複数の医用情報のうちの所定の医用情報の保存要求を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記送信された保存要求に応じて前記複数の医用情報の中から前記所定の医用情報を読み出して前記ネットワークを介して前記クライアント装置に送信し、前記クライアント装置は、前記送信された所定の医用情報を受信して記録媒体に書き込む、ことを特徴とする。
本発明の第2局面に係る医用情報処理システムは、シンクライアント環境下においてネットワークを介して互いに接続されたサーバ装置と医用情報を表示するためのディスプレイを有するクライアント装置とを具備する医用情報処理システムであって、前記クライアント装置は、前記医用情報の表示要求を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記送信された表示要求に応じて、前記ネットワークを介して前記医用情報の取得要求を前記クライアント装置に送信し、前記クライアント装置は、前記送信された取得要求に応じた医用情報を前記記録媒体から読み出して前記ディスプレイに表示する、ことを特徴とする。
本発明の第3局面に係るサーバ装置は、シンクライアント環境下においてネットワークを介して複数のクライアント装置に接続されたサーバ装置であって、前記複数のクライアント装置のそれぞれについて、前記クライアント装置に関する少なくともIPアドレスを含む通信情報を記憶する記憶部と、前記複数のクライアント装置のうちの所定のクライアント装置に関するIPアドレスをキーとして前記記憶部を検索し、前記所定のクライアント装置に関する所定の通信情報を特定する検索部と、前記特定された所定の通信情報に従って前記所定のクライアント装置と通信する通信部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、シンクライアント環境下におけるサーバ装置及び医用情報処理システムにおいて、記録媒体を利用した医用情報の保存・参照の作業効率の向上を実現することにある。
本発明の実施形態に係る医用情報処理システムの構成を示す図である。 図1のサーバ装置とクライアント装置とによりそれぞれ実行される、サーバ側メディア管理アプリケーションとクライアント側メディア管理アプリケーションとのネットワーク通信環境を示す図。 本発明の第1実施形態に係る医用情報処理システムの各構成要素により実行される主要機能のブロック図。 図3のDICOM通信情報記憶部に記憶されているDICOM通信情報の項目を示す図。 図3のサーバ装置により実行される医用アプリケーションにおける保存要求画面のレイアウト例を示す図。 図3のサーバ装置により、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って実行される画像送信処理の手順を概略的に示す図。 図3のサーバ装置により、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って実行されるDICOM通信情報の取得処理の手順を概略的に示す図。 図3のクライアント装置により、クライアント側メディア管理アプリケーションに従って実行される画像保存処理の手順を概略的に示す図。 本発明の第2実施形態に係る医用情報処理システムの各構成要素により実現される主要機能のブロック図。 図9のサーバ装置により、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って実行されるクエリー要求処理の手順を概略的に示す図。 図9のクライアント装置により、クライアント側メディア管理アプリケーションに従って実行されるクエリー応答処理の手順を概略的に示す図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係わる医用情報処理システムについて説明する。
図1は、本実施形態に係る医用情報処理システム1の構成を示す図である。図1に示すように、医用情報処理システム1は、ネットワーク3を介して接続されたサーバ装置5とクライアント装置7とを有する。医用情報処理システム1は、シンクライアントシステムと呼ばれるコンピュータネットワークシステムである。ネットワーク3は、TCP/IPをもとに構築されている。なお、図1では説明の簡単のためクライアント装置7が一台しか記載されていないが、2台以上のクライアント装置7がネットワーク3に接続されていてもよい。
サーバ装置5は、医療業務に関する様々な医用アプリケーションを集中管理し、クライアント7装置に比して大規模なハードウェア資源を有するサーバコンピュータである。ハードウェア構成的にサーバ装置は、ハードディスクドライブ(hard disk drive、以下HDDと呼ぶことにする)やネットワークデバイス、CPU(central processor unit)、RAM(random access memory)等を有している。
サーバ装置5のHDDは、例えば、サーバ装置5の筐体内部に収容される。HDDは、OS(operating system:基本ソフトウェア)や、複数の医用アプリケーション、サーバ装置側のメディア管理アプリケーション(以下、サーバ側メディア管理アプリケーションと呼ぶことにする)等を記憶する。また、HDDは、複数のクライアント装置のそれぞれについて、クライアント装置に関するDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)通信設定ファイルをデータベースで管理している。また、HDDは、様々な検査に関する医用画像や読影レポート、電子カルテ等の医用情報を記憶している。なお、医用情報の記憶場所は、サーバ装置5に収容されるHDDのみに限定されない。例えば、ネットワーク3に接続された医用情報の保管装置のとしてのコンピュータ等に記憶されていてもよい。
OSとしては、ウィンドウズ(登録商標)等の既存のOSが本実施形態に適用可能である。以下の説明を具体的に行なうため、サーバ装置のOSはウィンドウズ(登録商標)であるとする。
サーバ装置5のネットワークデバイスは、サーバ装置5のCPUの制御のもとにネットワーク3を介してクライアント装置7とDICOMプロトコルで通信する通信部である。この際、ネットワークデバイスは、通信相手のクライアント装置7に関するDICOM通信設定ファイルをサーバ装置5のHDDから読み出して、読み出したDICOM通信設定ファイルをもとにクライアント装置7と通信する。
サーバ装置5のCPUは、サーバ装置5の中枢として機能する。サーバ装置5のCPUは、サーバ装置5のHDDに記憶されているOSをRAM上に展開して、サーバ装置5全体を制御する。また、CPUは、ユーザのクライアント装置7を介した指示に従って、サーバ装置5のHDDに記憶されている所望のアプリケーションを展開し、クライアント装置7と種々の情報の送受信を行なう。
クライアント装置7は、サーバ装置5に比して小規模のハードウェア資源を有するコンピュータ(シンクライアント)である。クライアント装置7は、ネットワーク3を介してサーバ装置5にログオンし、ログオンしているサーバ装置5にインストールされている所望のアプリケーションを実行する。ハードウェア構成的には、クライアント装置は、HDDや、可搬性を有する記録媒体(以下、メディアと呼ぶことにする)用のドライブ(以下、メディアドライブと呼ぶことにする)、ネットワークデバイス、キーボード、マウス、ディスプレイ、CPU、RAM等を有している。
クライアント装置7のHDDは、例えば、クライアント装置7の筐体8の内部に収容されている。クライアント装置7のHDDは、OSやクライアント装置5側のメディア管理アプリケーション(以下、クライアント側メディア管理アプリケーションと呼ぶことにする)を記憶する。サーバ装置5のDICOM通信設定ファイルをデータベースで管理している。
クライアント装置7のOSとしては、サーバ装置5と同様に、ウィンドウズ(登録商標)等の既存のOSが適用可能である。しかし以下の説明を具体的に行なうため、クライアント装置7のOSは、サーバ装置5と同様のウィンドウズ(登録商標)であるとする。
メディアドライブ9は、クライアント装置7の筐体8の内部又は筐体8にケーブル等を介して接続されている。以下、メディアドライブ9は、筐体8にケーブル等を介して接続されているものとする。メディアドライブ9には、メディアの挿入口が設けられている。メディアドライブ9は、この挿入口に挿入されたメディアに対してHDDに記憶されている種々のデータを書き込んだり、メディアに記憶されている種々のデータをHDDに読み出したりする。メディアとしては、例えば、CD−R(compact disc ‐ recordable)やDVD−R(digital versatile disc ‐ recordable)、DVD−RAM(digital versatile disc ‐ random access memory)等の一般に流通している可搬性を有するメディアが適宜利用可能である。
クライアント装置7のネットワークデバイスは、クライアント装置7のCPUによる制御のもと、ネットワーク3を介してサーバ装置5とDICOMプロトコルで通信する通信部である。通信時においてネットワークデバイスは、サーバ装置5に関するDICOM通信設定ファイルをクライアント装置7のHDDから読み出してサーバ装置5とDICOMプロトコルで通信する。
クライアント装置7に接続されたキーワードやマウス等の入力デバイスは、ユーザからの各種指示や情報入力を受け付ける。受け付けられた各種指示や情報入力に応じた操作信号は、ネットワークデバイスによりネットワーク3を介してサーバ装置5に送信され処理される。
クライアント装置7のディスプレイには、サーバ装置5から送信されてくる種々の画像信号を所定のレイアウトで表示される。ディスプレイとしては、例えばCRTディスプレイや、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等が適宜利用可能である。
クライアント装置7のCPUは、クライアント装置7の中枢として機能する。クライアント装置7のCPUは、HDDに記憶されているOSをRAM上に展開して、クライアント装置7の各構成要素を制御する。また、クライアント装置7のCPUは、サーバ装置5から送信される指示に従って、HDDに記憶されているクライアント側メディア管理アプリケーションを展開し、サーバ装置5と種々の情報の送受信を行なう。
図2は、サーバ側メディア管理アプリケーションとクライアント側メディア管理アプリケーションとのネットワーク通信環境を示す図である。サーバ側メディア管理アプリケーションは、サーバ装置5が医用情報の保存要求やリスト取得要求を受けた場合、このサーバ装置5にDICOMプロトコルでクライアント装置7と通信をさせるためのソフトウェアである。クライアント側メディア管理アプリケーションは、クライアント装置7がサーバ装置5からDICOMプロトコルで送信されてきた医用情報の保存要求やリスト取得要求を受けた場合、これら要求に従ってクライアント装置7にメディアドライブ9内のメディアに医用情報を読み書きさせるためのソフトウェアである。
このように本実施形態に係る医用情報処理システム1は、本実施形態に特有な各メディア管理アプリケーションを利用することで、シンクライアント環境を実現しつつ、クライアント装置7に接続されたメディアドライブ9内のメディアに医用情報を書き込んだり、あるいは、メディアドライブ9内のメディアに保存されている医用情報を読み出したりする。これにより、本実施形態に係る医用情報処理システム1は、クライアント装置7内のメディアを利用した医用情報の保存・参照の作業効率の向上を実現している。
以下、本実施形態に係る医用情報処理システム1を第1実施形態と第2実施形態とに分けて説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る医用情報処理システム1は、サーバ側メディア管理アプリケーションやクライアント側メディア管理アプリケーションを利用して、サーバ装置5側に記憶されている医用情報を、クライアント装置7に接続されたメディアドライブ9内のメディアに書き込むことができる。
図3は、第1実施形態に係る医用情報処理システム1の各構成要素により実現される主要機能のブロック図である。図3に示すように医用情報処理システム1は、イベント制御・送信部11、イベント制御・受信部13、画像記憶部15、読み出し部17、DICOM通信情報記憶部19、DICOM通信情報検索部21、画像送信部23、画像受信部25、フォーマット変換部27、書き込み部29、UI(ユーザインターフェース)画像生成・送信部31、UI画像受信部33、及び画像表示部35を有する。読み出し部17、DICOM通信情報検索部21、及び画像送信部23は、サーバ側メディア管理アプリケーションに従ってサーバ装置5のCPUが実行する機能である。画像受信部25、フォーマット変換部27、及び書き込み部29は、クライアント側メディア管理アプリケーションに従ってクライアント装置7のCPUが実行する機能である。画像記憶部15とDICOM通信情報記憶部19とは、サーバ装置5のHDDが実現する機能である。イベント制御・送信部11、UI画像受信部33、及び画像表示部35は、RemoteDesktop機能に従ってクライアント装置7のCPUが実行する、DICOMプロトコルではない通常のネットワーク通信機能である。イベント制御・受信部13とUI画像生成・送信部31とは、RemoteDesktop機能に従ってサーバ装置5のCPUが実行する、DICOMプロトコルではない通常のネットワーク通信機能である。
イベント制御・送信部11は、ユーザによるクライアント装置7の入力デバイスへの入力に基づいてサーバ装置3への指示・操作情報(イベント情報)を生成し、ネットワーク3を介してサーバ装置5に送信する。典型的には、イベント制御・送信部11は、画像保存を要求するためのイベント情報を送信する。
イベント制御・受信部13は、イベント制御・送信部11によりネットワーク3を介して送信されたイベント情報を受信し、受信されたイベント情報に基づいてサーバ装置5の動作を制御する。
画像記憶部15は、医用アプリケーションを実行することにより発生された医用情報や、図示しないモダリティにより発生された医用情報を記憶する。画像記憶部15は、これら医用情報を所定のデータベース形式で管理している。この所定のデータベース形式において医用情報は、DICOM規格に準拠したフォーマットに変換するために必要な情報とともに管理される。換言すれば、画像記憶部19は、医用画像のデータとその医用画像の付帯情報とを関連付けて記憶している。
読み出し部17は、イベント制御・受信部13により受信されたイベント情報に応じた医用情報を画像記憶部15から読み出す。
DICOM通信情報記憶部19は、ネットワーク3に接続されているクライアント装置7に関するDICOM通信情報を記憶している。
図4は、DICOM通信情報のテーブルの一例を示す図である。図4に示すようにDICOM通信情報は、IPアドレス、AEタイトル、ポート番号、DICOMサービスリスト、及びDICOMシンタックスリストの項目を含む。IPアドレスは、ネットワーク3に接続されている装置を識別するための識別番号である。AEタイトルは、ネットワーク3に接続されている装置を識別するための識別文字列である。ポート番号は、ネットワークアプリケーションの識別番号である。DICOMサービスリストは、クライアント装置7がサポートしているDICOMサービスのリストである。DICOMシンタックスリストは、クライアント装置7がサポートしているDICOMシンタックスのリストである。これら項目は、予め登録されているものとする。
DICOM通信情報検索部21は、イベント情報を送信したクライアント装置7のIPアドレスをキーとしてDICOM通信情報記憶部19を検索し、キーとしたIPアドレスに関連付けられているDICOM通信情報を読み出す。
画像送信部23は、DICOM通信情報に従って、イベント情報を送信したクライアント装置7を特定する。そして画像送信部23は、読み出し部17により読み出された医用情報を、ネットワーク3を介して、イベント情報を送信したクライアント装置7にDICOMプロトコルで送信する。
画像受信部25は、画像送信部23からネットワーク3を介して送信された医用情報をDICOMプロトコルで受信する。
フォーマット変換部27は、画像受信部25により受信された医用情報を、メディア保存用のDICOM規格に準拠したフォーマットに変換する。
書き込み部29は、フォーマット27によりメディア保存用のDICOM規格に準拠したフォーマットに変換された医用情報を、メディアドライブ9に挿入されたメディアに書き込む。
UI画像生成・送信部31は、サーバ装置3の動作結果として表示する表示画面のデータを生成し、ネットワーク3を介してクライアント装置7に送信する。
UI画像受信部33は、UI画像生成・送信部31からネットワーク3を介して送信された表示画面のデータを受信する。
画像表示部35は、UI画像受信部33により受信された表示画面をクライアント装置7のディスプレイに表示する。
次に第1実施形態に係る医用情報処理システム1の処理の動作の詳細を説明する。サーバ装置5にインストールされている医用アプリケーションを用いて医療業務を行なう際、クライアント装置7は、ウィンドウズ(登録商標)のRemoteDesktop機能を利用して、サーバ装置5にログインする。医用アプリケーションとしては、画像処理(2次元画像処理や3次元画像処理)のためのアプリケーションや読影レポート作成のためのアプリケーション等の医療業務に係わるあらゆるアプリケーションが適用可能である。以下、説明を具体的に行なうため、医用アプリケーションは、画像処理のためのアプリケーションであるとし、医用情報は医用画像であるとする。
ログイン後、サーバ装置5は、ユーザによるクライアント装置7からの指示に従って、ユーザ所望の医用アプリケーションの実行要求を受信し、受信された実行要求に応じた医用アプリケーションを実行する。医用アプリケーションが実行されると、医用画像のデータが発生される。医用画像の種類としては、例えば、2次元画像処理や3次元画像処理により発生された医用画像、スクリーンキャプチャ機能により発生された医用画像、モダリティにより発生されたオリジナルの医用画像等がある。発生された医用画像のデータは、画像記憶部15に上述の所定のフォーマットで記憶される。
医用画像をバックアップしたり、セカンドオピニオン等として用いるために持ち出したい場合がある。この際、ユーザは、クライアント装置7を介してサーバ装置5に医用情報の保存要求をする。保存要求は、例えば、医用アプリケーションにおける保存要求画面に設けられた保存ボタンを押すことによりなされる。
図5は、医用アプリケーションにおける保存要求画面のレイアウト例を示す図である。図5に示すように保存要求画面には、検査表示領域R1、シリーズリスト表示領域R2、画像リスト表示領域R3、及び画像表示領域R4が設けられている。よく知られているように、DICOM規格において医用情報は、上から患者情報、検査情報、シリーズ情報、画像情報の順番に階層化されている。第1実施形態においては、情報管理の容易さのため、検査情報を最上層にして医用情報を管理するものとする。なお、患者情報を最上層にして医用情報を管理してもよい。
検査リスト表示領域R1には、検査情報のリストが表示される領域である。この検査リスト表示領域R1上である検査が選択された場合、選択された検査に属するシリーズのリストがシリーズリスト表示領域R2に表示される。同様に、シリーズリスト表示領域上であるシリーズが選択された場合、選択されたシリーズに属する医用画像のリストが画像リスト表示領域R3に表示される。画像リスト表示領域R3上である医用画像が選択された場合、画像表示領域R4にその選択された医用画像が表示される。
また、実行画面には、リストを編集するためのコピーボタンB1、削除ボタンB2、プロテクロボタンB3が設けられている。
さらに、実行画面には、第1実施形態に特有な保存ボタン群B4が設けられている。保存ボタンとしては、例えば、サーバ装置5に接続されたHDDに保存するためのボタンB41、サーバ装置5上のメディアドライブ内のメディアに保存するためのボタンB42、クライアント装置7に接続されたHDDに保存するためのボタンB43、クライアント装置7上のメディアドライブ9内のメディアに保存するためのボタンB44がある。
保存したい画像がある場合、ユーザは、保存する媒体に応じて、ボタン群B4の中から所望のボタンをクライアント装置7を介して選択する。例えば、クライアント装置7上のメディアドライブ9内のメディアに保存する場合、指定のリストを選択してボタンB44を押す。ボタンB44が押されることを契機として、イベント制御・送信部11は、医用画像保存を要求するためのイベント情報をネットワーク3を介してサーバ装置5に送信する。このイベント情報を受信すると、サーバ装置5は、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って画像送信処理を開始する。
図6は、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って実行される画像送信処理の手順を概略的に示す図である。図6に示すように、医用画像保存の要求がなされると、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って読み出し部17が動作する。読み出し部17は、要求された医用画像のデータを画像記憶部15から読み出す。読み出された医用画像のデータは、読み出し部17により画像送信部23に供給される。医用画像のデータが供給されると、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って画像送信部23が動作する。画像送信部23は、供給された医用画像のデータを、ネットワーク3を介してDICOMプロトコルでクライアント装置7に送信する。より詳細には、画像送信部23は、DICOMサービスの1つであるDICOM Storageで医用画像のデータを送信する。なお供給先のクライアント装置7に関するDICOM通信情報は、サーバ側メディア管理アプリケーションに従ってDICOM通信情報検索部21により以下のように取得される。
図7は、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って実行されるDICOM通信情報の取得処理の手順を概略的に示す図である。図7に示すように、まずDICOM通信情報検索部21は、イベント情報を送信したクライアント装置7のIPアドレスを取得する。一方、DICOM通信情報記憶部19は、ネットワーク3に接続されている全てのクライアント装置7に関するDICOM通信情報を記憶している。DICOM通信情報検索部19は、取得されたIPアドレスをキーとしてDICOM通信情報記憶部19を検索し、キーを含むDICOM通信情報を取得する。この取得されたDICOM通信情報は、イベント情報を送信したクライアント装置7に関するDICOM通信情報である。例えば、イベント情報を送信したクライアント装置7のIPアドレスが127.0.0.3であるとすると、DICOM通信情報検索部21は、このIPアドレス(127.0.0.3)を検索キーに設定して、DICOM通信情報記憶部19を検索する。そしてIPアドレス(127.0.0.3)とAEタイトル(AE_T_CCC)とを含むDICOM通信情報が取得される。取得されたDICOM通信情報は、DICOM通信情報検索部21により画像送信部23に供給される。画像送信部23は、このDICOM通信情報より特定されるクライアント装置7にネットワーク3を介して医用画像のデータを送信する。
医用画像のデータを受信すると、クライアント装置7は、クライアント側メディア管理アプリケーションに従って画像保存処理を開始する。
図8は、クライアント側メディア管理アプリケーションに従って実行される画像保存処理の手順を概略的に示す図である。図8に示すように、医用画像のデータが送信されると、クライアント側メディア管理アプリケーションに従ってフォーマット変換部27が動作する。フォーマット変換部27は、医用画像のデータ構造をDICOM規格に準拠したデータ構造に変換する。より詳細には、医用画像のファイル構造を、メディア保存のためにDICOMによって特別に定義されたディレクトリ(以下、DICOMDIRと呼ぶことにする)構造に変換する。このようにデータ構造が変換された医用画像のデータは、書き込み部29に供給される。書き込み部29は、供給された医用画像のデータをクライアント装置7に接続されたメディアドライブ9内のメディアに間接的又は直接的に書き込む。ここで間接的とは、医用画像のデータをクライアント装置7のHDDに一旦記憶させてから、メディアに書き込むことである。直接的とは、HDDを介さずに医用画像のデータをメディアに書き込むことである。なお、既にメディアに医用画像のデータが保存されている場合、新たな医用画像のデータは、追加で書き込まれる。
上記構成により、第1実施形態に係る医用情報処理システム1は、サーバ装置5側に記憶されている医用情報のデータを、クライアント装置7に接続されたメディアドライブ9内のメディアに書き込むことができる。これにより、ユーザがクライアント装置7上で医用情報のデータのメディアへの書き込み作業をする場合、サーバ装置5の設置場所に移動する必要がなくなる。かくして、第1実施形態に係るサーバ装置5と医用情報処理システム1とは、シンクライアント環境下において、記録媒体を利用した医用情報の保存の作業効率の向上を実現する。
なお上記構成においては、医用情報は、保存要求毎にリアルタイムにメディアに書き込まれるとした。しかしながら本実施形態は、これに限定する必要はない。例えば、書き込み部29は、医用情報を以下に示す単位でまとめてメディアに書き込んでも良い。
DICOM通信においては、Associationのオープンがなされてからクローズがなされるまで通信が行なわれている。このAssociationのオープンからクローズの期間、医用情報の書き込みを行なわずに例えば、HDDに記憶させておく。そして、Associationのクローズがなされることを契機として、書き込み部29は、HDDに記憶されている医用情報をまとめてメディアに書き込んでもよい。
また他の例としては、Storageがされている期間、医用情報の書き込みを行なわずに例えば、HDDに記憶させておく。そして、Storageが終了されることを契機として、書き込み部29は、HDDに記憶されている医用情報をまとめてメディアに書き込んでも良い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る医用情報処理システムは、サーバ側メディア管理アプリケーションやクライアント側メディア管理アプリケーションを利用して、クライアント装置7に接続されたメディアドライブ内のメディアに記憶されている医用情報を読み出して、クライアント装置のディスプレイに表示することができる。
以下、第2実施形態について説明するが、以下の説明において、第1実施形態と略同一の機能を有する構成要素については、同一符号を付し、必要な場合にのみ重複説明する。
図9は、第2実施形態に係る医用情報処理システム50の各構成要素により実現される主要機能のブロック図である。図9に示すように医用情報処理システム50は、UIイベント送信部51、UIイベント受信部53、DICOM通信情報記憶部19、DICOM通信情報検索部21、クエリー要求送信部55、クエリー要求受信部57、読み出し部59、リスト作成部61、クエリー応答送信部63、クエリー応答受信部65、フォーマット変換部67、UI画像生成・送信部31、UI画像受信部33、及び画像表示部35を有する。DICOM通信情報検索部21、クエリー要求送信部55、クエリー応答受信部65は、サーバ側メディア管理アプリケーションに従ってサーバ装置5のCPUが実行する機能である。クエリー要求受信部57、読み出し部59、リスト作成部61、クエリー応答送信部63は、クライアント側メディア管理アプリケーションに従ってクライアント装置7のCPUが実行する機能である。DICOM通信情報記憶部19は、サーバ装置5のHDDが実現する機能である。UIイベント送信部51、UI画像受信部33、及び画像表示部35は、RemoteDesktop機能に従ってクライアント装置7のCPUが実行する、DICOMプロトコルではない通常のネットワーク通信機能である。UIイベント受信部53、フォーマット変換部67、及びUI画像生成・送信部31は、RemoteDesktop機能に従ってサーバ装置5のCPUが実行する、DICOMプロトコルではない通常のネットワーク通信機能である。
UIイベント送信部51は、クライアント装置7の筐体8に接続されたメディアドライブ9内のメディアに記憶されている医用情報のリストの表示要求をするための操作信号(イベント情報)を、ネットワーク3を介してサーバ装置5に送信する。なお、メディアは、メディア保存のためのDICOMフォーマットで医用情報を記憶している。
UIイベント受信部53は、UIイベント送信部51によりネットワーク3を介して送信されたイベント情報を受信する。
クエリー要求送信部55は、DICOM通信情報検索部21により取得されたDICOM通信情報に従って、イベント情報を送信したクライアント装置7にクエリー要求をDICOMプロトコルでネットワーク3を介して送信する。クエリー要求により、クライアント装置7に対してリストが要求される。
クエリー要求受信部57は、クエリー要求送信部55からネットワーク3を介して送信されたクエリー要求をDICOMプロトコルで受信する。
読み出し部59は、クエリー要求受信部57により受信されたクエリー要求に応じて、クライアント装置7に接続されたメディアドライブ9内のメディアから、このメディアに記憶されている医用情報を読み出す。
リスト作成部61は、読み出し部59により読み出された医用情報に基づいて、メディアドライブ9内のメディアに記憶されている医用情報のリストを作成する。医用情報のリストとは、例えば、医用情報を識別するための情報(例えば、画像番号や検査情報、シリーズ情報、患者名、患者識別番号、検査日時等)のリストである。
クエリー応答送信部63は、リスト作成部61により作成されたリストのデータをDICOMプロトコルでネットワーク3を介してサーバ装置5に送信する。また、クエリー応答送信部63は、リストだけでなく、DICOM Q/Rサービスにより得られる他の情報(例えば、医用画像の付帯情報)もDICOMプロトコルでネットワーク3を介してサーバ装置5に送信する。
クエリー応答受信部65は、クエリー応答送信部63からネットワーク3を介して送信されたクエリー応答をDICOMプロトコルで受信する。
フォーマット変換部67は、クエリー応答受信部65により受信されたリストや医用情報を、表示のためのDICOM規格に準拠したフォーマットに変換する。
UI画像生成・送信部31は、フォーマット変換部67により表示のためのDICOM規格に準拠したフォーマットに変換されたリスト画像のデータをネットワーク3を介してクライアント装置7に送信する。また、UI画像生成・送信部31は、フォーマット変換されたリスト画像のデータだけでなく、付帯情報を表示するための付帯情報画像のデータもクライアント装置7に送信する。
UI画像受信部33は、UI画像生成・送信部31からネットワーク3を介して送信されたリスト画像のデータや付帯情報画像のデータをDICOMプロトコルで受信する。
画像表示部35は、UI画像受信部33により受信されたリスト画像や付帯情報画像をクライアント装置7のディスプレイに所定のレイアウトで表示する。
次に第2実施形態に係る医用情報処理システム50の処理の動作の詳細を説明する。サーバ装置5にインストールされている医用アプリケーションを用いて医療業務を行なう際、メディアに記憶されている医用情報を利用したい場合がある。この場合、まずクライアント装置7は、ウィンドウズ(登録商標)のRemoteDesktop機能を利用して、サーバ装置5にログインする。また、ユーザは、クライアント装置7に接続されたメディアドライブ9に、所望の医用情報が記憶されたメディアを挿入する。そしてユーザは、クライアント装置7を介してサーバ装置5に医用情報のリストの要求をする。リスト要求は、例えば、医用アプリケーションの実行画面に設けられたリスト表示ボタンを押すことによりなされる。表示ボタンが押されることを契機として、UIイベント送信部51は、リスト表示のためのイベント情報をネットワーク3を介してサーバ装置5に送信する。このイベント情報を受信すると、サーバ装置5は、サーバ側メディア管理アプリケーションに従ってクエリー要求送信処理を開始する。なお、以下の説明を具体的に行なうため、リスト表示対象の医用情報は、医用画像であるとする。
図10は、サーバ側メディア管理アプリケーションに従って実行されるクエリー要求処理の手順を概略的に示す図である。図10に示すように、リスト表示のためのイベント情報が受信されると、サーバ側メディア管理アプリケーションに従ってクエリー要求送信部55が動作する。クエリー要求送信部55は、リストを取得するためのクエリー要求を、ネットワーク3を介してDICOMプロトコルでクライアント装置7に送信する。具体的には、クエリー要求送信部55は、DICOMサービスコマンドの1つであるDICOM Q/R FINDにより、クエリー要求を送信する。なお、供給先のクライアント装置に関するDICOM通信情報は、第1実施形態と同様の方法でDICOM通信情報検索部21により取得される。従って、DICOM通信情報の取得処理についての説明は、省略する。
クエリー要求を受信すると、クライアント装置7は、クライアント側メディア管理アプリケーションに従ってクエリー応答処理を開始する。
図11は、クライアント側メディア管理アプリケーションに従って実行されるクエリー応答処理の手順を概略的に示す図である。図11に示すように、クエリー応答が送信されると、クライアント側メディア管理アプリケーションに従って読み出し部59が動作する。読み出し部59は、クライアント装置7に接続されたメディアドライブ9内のメディアから、医用画像のリストを作成するために必要な情報を読み出す。より詳細には、読み出し部59は、メディアからDICOMDIRを読み出す。読み出されたDICOMDIRは、リスト作成部61に供給される。また、読み出し部59は、医用画像の付帯情報のデータもメディアから読み出す。読み出された付帯情報のデータは、クエリー応答送信部63に供給される。
リスト作成部61は、供給されたDICOMDIRに基づいて、メディアに記憶されている医用画像のリストを作成する。作成されるリストには、例えば、患者識別番号や、検査識別番号、シリーズ識別番号、画像識別番号、撮影日時、モダリティ等の医用画像に関する付帯情報が含まれる。作成されたリストのデータは、クエリー応答送信部63に供給される。クエリー応答送信部63は、供給されたリストと医用画像とのデータを、クエリー応答としてDICOMプロトコルでネットワークを介してサーバ装置5に送信する。
クエリー応答送信部63からリストのデータが送信されると、フォーマット変換部67は、送信されたリストと付帯情報とのデータを、表示のためのDICOM規格に準拠したフォーマットに変換する。このフォーマット変換されたリストのデータと付帯情報のデータとは、UI画像生成・送信部31に供給される。
UI画像生成・送信部31は、フォーマット変換部67から供給されたリストのデータに基づいてリスト画像のデータを生成する。また、UI画像生成・送信部31は、フォーマット変換部67から供給された付帯情報のデータに基づいて付帯情報画像のデータを生成する。生成されたリスト画像のデータや付帯情報画像のデータは、UI画像生成・送信部31により、DICOMプロトコルでネットワーク3を介してクライアント装置7に送信される。
UI画像送信部31により送信されたリスト画像や付帯情報画像のデータは、UI画像受信部33により受信され、画像表示部35によりクライアント装置7のディスプレイに表示される。
これによりユーザは、クライアント装置7のディスプレイを観察することで、クライアント装置7に接続されているメディアドライブ9内のメディアに記憶されている医用画像のリストを参照することができる。
上記構成により、第2実施形態に係る医用情報処理システムは、クライアント装置に接続されたメディアドライブ内のメディアに記憶されている医用情報のデータを読み込んで、クライアント装置のディスプレイに表示することができる。これにより、ユーザがクライアント装置上でメディアから医用情報の参照作業をする場合、サーバ装置の設置場所に移動する必要がなくなる。かくして、第2実施形態に係るサーバ装置と医用情報処理システムとは、シンクライアント環境下において、記録媒体を利用した医用情報の参照の作業効率の向上を実現する。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以上本発明によれば、シンクライアント環境下におけるサーバ装置と医用情報処理システムとにおいて、記録媒体を利用した医用情報の保存・参照の作業効率の向上を実現することができる。
1…医用情報処理システム、3…ネットワーク、5…サーバ装置、7…クライアント装置、8…クライアント装置の筐体、9…クライアント装置に接続されたメディアドライブ、11…イベント制御・送信部、13…イベント制御・受信部、15…画像記憶部、17…読み出し部、19…DICOM通信情報記憶部、21…DICOM通信情報検索部、23…画像送信部、25…画像受信部、27…フォーマット変換部、29…書き込み部、31…UI画像生成・送信部、33…UI画像受信部、35…画像表示部

Claims (5)

  1. シンクライアント環境下においてネットワークを介して互いに接続された、クライアント装置と複数の医用情報を記憶するサーバ装置とを具備する医用情報処理システムであって、
    前記クライアント装置は、前記複数の医用情報のうちの所定の医用情報の保存要求を、前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記送信された保存要求に応じて前記複数の医用情報の中から前記所定の医用情報を読み出して前記ネットワークを介して前記クライアント装置に送信し、
    前記クライアント装置は、前記送信された所定の医用情報を受信して記録媒体に書き込む、
    ことを特徴とする医用情報処理システム。
  2. シンクライアント環境下においてネットワークを介して互いに接続されたサーバ装置と医用情報を表示するためのディスプレイを有するクライアント装置とを具備する医用情報処理システムであって、
    前記クライアント装置は、前記医用情報の表示要求を前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記送信された表示要求に応じて、前記ネットワークを介して前記医用情報の取得要求を前記クライアント装置に送信し、
    前記クライアント装置は、前記送信された取得要求に応じた医用情報を前記記録媒体から読み出して前記ディスプレイに表示する、
    ことを特徴とする医用情報処理システム。
  3. 前記クライアント装置は、前記記録媒体に記憶されている医用情報のリストを作成して表示する、ことを特徴とする請求項2記載の医用情報処理システム。
  4. シンクライアント環境下においてネットワークを介して複数のクライアント装置に接続されたサーバ装置であって、
    前記複数のクライアント装置のそれぞれについて、前記クライアント装置に関する少なくともIPアドレスを含む通信情報を記憶する記憶部と、
    前記複数のクライアント装置のうちの所定のクライアント装置に関するIPアドレスをキーとして前記記憶部を検索し、前記所定のクライアント装置に関する所定の通信情報を特定する検索部と、
    前記特定された所定の通信情報に従って前記所定のクライアント装置と通信する通信部と、
    を具備することを特徴とするサーバ装置。
  5. 前記通信情報は、前記IPアドレスの他に、AEタイトル、ポート番号、DICOMサービスリスト、及びDICOMシンタックスリストを含む、ことを特徴とする請求項4記載のサーバ装置。
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