JP2010262475A - 作業手順生成装置、作業手順生成方法及びプログラム - Google Patents

作業手順生成装置、作業手順生成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業者の技術スキル、及び、ユーザと契約したサービスレベルに応じた復旧作業手順を作成すること。
【解決手段】作業手順生成装置は、ユーザ機器ごとに作業者が有する技術スキルを格納している技術スキルDBと、ユーザ機器ごとにユーザと契約したサービスレベルを格納しているサービスレベルDBと、ユーザ機器の復旧作業に含まれる作業手順ごとに対応する技術スキル及びサービスレベルを格納している作業手順DBと、ユーザ機器からエラー情報を受信した場合には、技術スキルDBを参照して当該ユーザ機器に対する作業者の技術スキルを抽出するとともに、サービスレベルDBを参照して当該ユーザ機器に対するサービスレベルを抽出し、抽出された技術スキル及びサービスレベルに対応する作業手順を作業手順DBから抽出して出力する作業手順抽出部と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業手順生成装置、作業手順生成方法及びプログラムに関し、特に、復旧作業における作業手順を生成する作業手順生成装置、作業手順生成方法及びプログラムに関する。
保守契約を結んでいるユーザの機器においてエラーが生じた場合には、保守を担当する作業者は、所定の画一的な復旧作業手順に従って、復旧作業に従事している。
特許文献1において、コンピュータの障害解析と、部品手配と、保守員手配を自動的に行うコンピュータ障害対応自動化システムが記載されている。
特許文献2において、コンピュータ等の情報処理装置の障害の復旧のための作業を円滑に行う保守運用システムが記載されている。
特開2001−306360号公報 特開2005−032069号公報
以下の分析は、本発明者によってなされたものである。上記の復旧作業手順は、技術スキルの高い作業者にとっては説明が冗長となり、技術スキルの低い作業者にとっては説明が不足する場合がある。すなわち、従来の復旧作業手順は、作業者の技術スキルの高い作業者にとっては、より簡素化すべきであり、技術スキルの低い作業者にとっては、理解が容易となるように、より詳細な内容とすることが望ましい。
また、復旧作業手順は、ユーザ全般に対して行われる標準的な復旧作業手順として作成されていることが多い。このとき、ユーザと契約したサービスレベルに応じて、そのユーザに対してのみ行わなければならない固有の復旧作業については、例えば、別冊のマニュアルとして作成されている。したがって、復旧作業に当たる都度、そのユーザと契約したサービスレベルを確認しつつ、別冊のマニュアルを参照しなければならないような事態が生じる。
そこで、作業者の技術スキル、及び、ユーザと契約したサービスレベルに応じた復旧作業手順を作成することが課題となる。本発明の目的は、かかる課題を解決する作業手順生成装置、作業手順生成方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の視点に係る作業手順生成装置は、
ユーザ機器ごとに作業者が有する技術スキルを格納している技術スキルDBと、
ユーザ機器ごとにユーザと契約したサービスレベルを格納しているサービスレベルDBと、
ユーザ機器の復旧作業に含まれる作業手順ごとに対応する技術スキル及びサービスレベルを格納している作業手順DBと、
ユーザ機器からエラー情報を受信した場合には、技術スキルDBを参照して当該ユーザ機器に対する作業者の技術スキルを抽出するとともに、サービスレベルDBを参照して当該ユーザ機器に対するサービスレベルを抽出し、抽出された技術スキル及びサービスレベルに対応する作業手順を作業手順DBから抽出して出力する作業手順抽出部と、を有している。
本発明の第2の視点に係る作業手順生成方法は、
ユーザ機器からエラー情報を受信する工程と、
ユーザ機器ごとに作業者が有する技術スキルを格納している技術スキルDBを参照して前記ユーザ機器に対する作業者の技術スキルを抽出する工程と、
ユーザ機器ごとにユーザと契約したサービスレベルを格納しているサービスレベルDBを参照して前記ユーザ機器に対するサービスレベルを抽出する工程と、
抽出された技術スキル及びサービスレベルに対応する作業手順を、ユーザ機器の復旧作業に含まれる作業手順ごとに対応する技術スキル及びサービスレベルを格納している作業手順DBから抽出して出力する作業手順抽出工程と、を含む。
本発明の第3の視点に係るプログラムは、
ユーザ機器からエラー情報を受信する処理と、
ユーザ機器ごとに作業者が有する技術スキルを格納している技術スキルDBを参照して前記ユーザ機器に対する作業者の技術スキルを抽出する処理と、
ユーザ機器ごとにユーザと契約したサービスレベルを格納しているサービスレベルDBを参照して前記ユーザ機器に対するサービスレベルを抽出する処理と、
抽出された技術スキル及びサービスレベルに対応する作業手順を、ユーザ機器の復旧作業に含まれる作業手順ごとに対応する技術スキル及びサービスレベルを格納している作業手順DBから抽出して出力する作業手順抽出処理と、をコンピュータに実行させる。
本発明に係る作業手順生成装置、作業手順生成方法及びプログラムによると、作業者の技術スキル、及び、ユーザと契約したサービスレベルに応じた復旧作業手順を作成することができる。
本発明の第1の実施形態に係る作業手順生成装置の構成を示すブロック図である。 コンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る作業手順生成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る作業手順生成装置の動作を示すシーケンス図である。 本発明の一実施例における技術スキルDBの構成を示す図である。 本発明の一実施例におけるサービスレベルDBの構成を示す図である。 本発明の一実施例における作業手順DBの構成を示す図である。 本発明の一実施例における編成後作業手順の構成を示す図である。
第1の展開形態の作業手順生成装置は、上記第1の視点に係る作業手順生成装置であることが好ましい。
第2の展開形態の作業手順生成装置は、
ユーザ機器からエラー情報を受信した場合には、技術スキルDBを参照して当該ユーザ機器に対して技術スキルを有している作業者を割り当てる作業者割当部をさらに備え、
作業手順抽出部が、割り当てられた作業者について、作業手順を抽出して出力するようにしてもよい。
第3の展開形態の作業手順生成装置は、エラー情報が、少なくともユーザ機器及びユーザを識別するための情報を含むことが好ましい。
第4の展開形態の作業手順生成装置において、技術スキルは、作業者がユーザ機器ごとに受けた教育若しくは訓練又は作業者がユーザ機器ごとに保有する資格に応じて決定された技術スキルであってもよい。
第5の展開形態の作業手順生成方法は、上記第2の視点に係る作業手順生成方法であることが好ましい。
第6の展開形態の作業手順生成方法は、
技術スキルDBを参照して前記ユーザ機器に対して技術スキルを有している作業者を割り当てる工程をさらに含み、
作業手順抽出工程において、割り当てられた作業者について、作業手順を抽出して出力するようにしてもよい。
第7の展開形態の作業手順生成方法は、エラー情報が、少なくともユーザ機器及びユーザを識別するための情報を含むことが好ましい。
第8の展開形態の作業手順生成方法において、技術スキルは、作業者がユーザ機器ごとに受けた教育若しくは訓練又は作業者がユーザ機器ごとに保有する資格に応じて決定された技術スキルであってもよい。
第9の展開形態のプログラムは、上記第3の視点に係るプログラムであることが好ましい。
第10の展開形態のプログラムは、
技術スキルDBを参照して前記ユーザ機器に対して技術スキルを有している作業者を割り当てる処理をさらにコンピュータに実行させ、
作業手順抽出処理において、割り当てられた作業者について、作業手順を抽出して出力するようにしてもよい。
第11の展開形態のプログラムは、エラー情報が、少なくともユーザ機器及びユーザを識別するための情報を含むことが好ましい。
第12の展開形態のプログラムにおいて、技術スキルは、作業者がユーザ機器ごとに受けた教育若しくは訓練又は作業者がユーザ機器ごとに保有する資格に応じて決定された技術スキルであってもよい。
(実施形態1)
本発明の第1の実施形態に係る作業手順生成装置10について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の作業手順生成装置10の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、作業手順生成装置10は、技術スキルDB15、サービスレベルDB16、作業手順DB18及び作業手順抽出部17を有している。
技術スキルDB15は、ユーザ機器ごとに作業者が有する技術スキルを格納している。サービスレベルDB16は、ユーザ機器ごとにユーザと契約したサービスレベルを格納している。作業手順DBは、ユーザ機器の復旧作業に含まれる作業手順ごとに、対応する技術スキル及びサービスレベルを格納している。
作業手順抽出部17は、ユーザ機器(非図示)からエラー情報を受信した場合には、技術スキルDB15を参照して当該ユーザ機器に対する作業者の技術スキルを抽出するとともに、サービスレベルDB16を参照して当該ユーザ機器に対するサービスレベルを抽出し、抽出された技術スキル及びサービスレベルに対応する作業手順を、作業手順DB18から抽出して出力する。
図1を参照すると、作業手順生成装置10は、さらに作業者割当部14を有していてもよい。作業者割当部14は、ユーザ機器からエラー情報を受信した場合には、技術スキルDB15を参照して当該ユーザ機器に対して技術スキルを有している作業者を割り当てる。このとき、作業手順抽出部17は、割り当てられた作業者について、作業手順を抽出して出力する。
上記のエラー情報は、少なくともユーザ機器及びユーザを識別するための情報を含むことが好ましい。
上記の技術スキルは、作業者がユーザ機器ごとに受けた教育若しくは訓練又は作業者がユーザ機器ごとに保有する資格に応じて決定された技術スキルであってもよい。
図2は、作業手順生成装置10を、コンピュータによって実現する場合におけるコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。図2を参照すると、コンピュータ70は、CPU71、メモリ72、ハードディスク73、入力装置74及び出力装置75を有している。
これらの各部は、バスラインに接続されていてもよい。入力装置74は、マウス及びキーボードを含んでいてもよい。出力装置75は、ディスプレイを有していてもよい。ハードディスク73は、プログラム及び技術スキルDB15、サービスレベルDB16及び作業手順DB18テーブルを記憶するようにしてもよい。CPU71は、作業手順生成装置10の各部における処理を実行する。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態に係る作業手順生成装置について、図面を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る作業手順生成装置20の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、作業手順生成装置20は、エラー受信部22、故障箇所特定部23、作業者割当部24、技術スキルDB(データベース)25、サービスレベルDB26、作業手順抽出部27、作業手順DB28及び編集後作業手順DB29を有している。
ユーザ機器30は、ユーザが使用している機器である。ユーザ機器30は、例えば、コンピュータ、その周辺機器、又は、ネットワーク機器である。
作業手順生成装置20は、ユーザ機器30(例えば、コンピュータ)に障害が発生した際にユーザ機器30から発信されるエラー情報に基づいて、故障部品を特定するとともに、故障箇所を復旧させるために用いる復旧作業の手順を、作業者の技術スキル及びユーザと契約したサービスレベルに応じて編集し、作業者の技術スキル及びサービスレベルに合わせた作業手順に変更する。
作業手順生成装置20は、予め作業者が有するユーザ機器ごとの技術スキルを、技術スキルDB25としてデータベース化しておく。また、ユーザと契約したサービスレベルに応じて、そのユーザでのみ実施する復旧作業手順を、サービスレベルDB26としてデータベース化しておく。さらに、復旧作業手順を、作業者の技術スキル及びサービスレベルごとに分類したデータベース(作業手順DB)も予め作成しておく。
ユーザ機器30に障害が発生し、復旧作業が必要となった場合、作業手順生成装置20は、復旧作業に割り当てられた(アサインされた)作業者の技術スキル、及び、故障が発生したユーザ機器30のサービスレベルに応じて、作業手順DB28の構成を変更(編集)して出力する。
このとき、作業者は、復旧作業を効率よく進めることができ、ユーザとの契約上必要とされる作業を漏らさすことなく実施することができる。
以下、作業手順生成装置20の各部の機能について説明する。
エラー受信部22は、ユーザ機器30に何らかの障害が発生した場合には、ネットワークを介して、ユーザ機器30からエラー情報を受信する。エラー情報には、一例として、ユーザコード、機種コード、エラーコード及びエラー発生部品が含まれる。エラー情報によって、故障したユーザ機器(及びその部品)が特定される。
故障箇所特定部23は、エラー受信部22によって受信されたエラー情報を参照して、復旧作業が必要であるか否かを判定する。故障箇所特定部23は、復旧作業が必要であると判定した場合には、エラー情報に基づいて故障したユーザ機器(及びその部品)を特定する。
作業者割当部24は、エラー受信部22によりエラー情報が受信され、故障箇所特定部23により復旧作業が必要であると判定された場合には、技術スキルDB25を参照して、ユーザ機器30に対する技術スキルを有する作業者を割り当てる。
技術スキルDB25は、作業者が有する各ユーザ機器に対する技術スキルを作業者ごとに格納している。一例として、作業者が所定の教育若しくは訓練を受けたか、又は、所定の技術スキル認定試験に合格したか等に基づいて、作業者の技術スキルを決定してもよい。
サービスレベルDB26は、ユーザと契約した各ユーザ機器のサービスレベルをユーザごとに格納している。サービスレベルは、一例として、ユーザ機器に対する復旧作業の内容その他の留意事項(例えば、保守対応を行う時間帯)を含むものであってもよい。
作業手順DB28は、各復旧作業手順に対応する技術スキル及びサービスレベルを、ユーザ機器ごとに格納している。なお、作業手順DB28は、各復旧作業手順に対応する技術スキル及びサービスレベルを、ユーザ機器の部品ごとに格納していてもよい。
作業手順DB28においては、作業者の技術スキルに応じて復旧作業の内容が異なっており、技術スキルが高い作業者に対しては簡潔な作業手順が記載され、技術スキルの低い作業者に対してはより詳細な作業手順及び注意点が記載されていることが好ましい。技術スキルは、作業手順DB28に格納された技術スキル識別子によって識別するようにしてもよい。
また、作業手順DB28は、通常行うべき復旧作業手順のみならず、ユーザと契約したサービスレベルに応じて行わなければならない、特定のユーザに固有の作業手順、及び、特定のユーザに固有の留意事項(例えば、対応時間帯、特別な対応方法等)を格納していることが好ましい。サービスレベルは、作業手順DB28に格納されたサービスレベル識別子によって識別するようにしてもよい。
作業手順抽出部27は、故障箇所特定部23により復旧作業が必要であると判定された場合には、エラー受信部22からエラー情報を受信する。作業手順抽出部27は、作業者割当部24によって割り当てられた作業者が故障したユーザ機器に関して有する技術スキルを、技術スキルDB25から受信するとともに、故障したユーザ機器に関してユーザと契約したサービスレベルを、サービスレベルDB26から受信する。
作業手順抽出部27は、これらの受信データに基づいて、作業者の技術スキル及びユーザと契約したサービスレベルに応じて、作業手順DB28を編集し、編集後作業手順として出力する。
作業手順抽出部27は、編集後作業手順において、作業者割当部24によって割り当てられた作業者が有する技術スキルに適合した作業手順のみが編集後作業手順に含まれるようにすることが好ましい。また、作業手順抽出部27は、ユーザと契約したサービスレベルに応じて、必要な作業手順のみが編集後作業手順に含まれるようにすることが好ましい。
図4は、本実施形態に係る作業手順生成装置20の動作を示すシーケンス図である。図4を参照して、本実施形態に係る作業手順生成装置20の動作について説明する。
ユーザ機器30で何らかの障害が発生した場合には、エラー受信部22は、ネットワークを介して、そのエラー情報を受信する(ステップS1)。
エラー受信部22は、ユーザ機器30から受信したエラー情報に基づいて、ユーザ、障害の起こったユーザ機器、及び、エラーを特定する(ステップS2)。
エラー受信部22は、障害の起こったユーザ機器に関する情報を、技術スキルDB25に送信し、ユーザ、障害の起こったユーザ機器、及び、エラーに関する情報を、故障箇所特定部23に送信する。
故障箇所特定部23は、エラー受信部22から受信したエラー情報を参照して、故障内容を分析する(ステップS3)。故障箇所特定部23は、部品の交換が必要であると判定した場合には、交換を要する部品を特定する。
故障箇所特定部23は、故障部品の情報を、サービスレベルDB26及び作業手順抽出部27に送信する。
故障箇所特定部23で故障箇所の特定ができ、作業者の派遣が必要と判断された場合は、作業者割当部24へと作業者の割当命令を出す(ステップS4)。
作業者割当部24は、故障箇所特定部23から作業者の割当命令を受信して、作業者を割り当てるとともに、割り当てた作業者に関する情報(例えば、氏名、社員番号等)を技術スキルDB25に送信する(ステップS5)。
技術スキルDB25は、エラー受信部22から受信したコンピュータ名、及び、作業者割当部24から受信した作業者の情報を参照し、割り当てられた作業者が故障したユーザ機器30に対して有している技術スキルを抽出して、作業手順抽出部27に送信する(ステップS6)。
サービスレベルDB26は、エラー受信部22から受信したユーザ名を参照して、そのサービスレベルを抽出して、作業手順抽出部27に送信する(ステップS7)。
作業手順抽出部27は、故障箇所特定部23から部品情報を受信し、技術スキルDB25から作業者の技術スキルを受信し、サービスレベルDB26からサービスレベルを受信する。次に、作業手順抽出部27は、作業手順DB28に対して、作業手順を送信するように命令する(ステップS8)。
作業手順DB28は、作業手順抽出部27から送信命令を受信すると、該当するユーザ装置に対する復旧作業手順を作業手順抽出部27に送信する(ステップS9)。
作業手順抽出部27は、作業手順DB28から復旧作業手順を受信すると、故障箇所特定部23から受信した部品情報、技術スキルDB25から受信した作業者の技術スキル、及び、サービスレベルDB26から受信したサービスレベルを参照して、技術スキル及びサービスレベルに応じて、作業手順DB28から受信した復旧作業手順を編集し、編集後作業手順として、編集後作業手順DB29に出力する(ステップS10)。
編集後作業手順DB29は、編集後作業手順を作業者に出力する(ステップS11)。
作業者は、ユーザ先において、編集後作業手順を参照しつつ、復旧作業に従事する(ステップS12)。
本実施形態の作業手順生成装置20によると、作業者の技術スキルに応じた復旧作業手順を生成することができることから、作業者は復旧作業を効率よく進めることができる。また、本実施形態の作業手順生成装置20によると、作業手順においてユーザと契約したサービスレベルに応じて行わなければならない作業手順を網羅することができることから、作業の未遂といったヒューマンエラー(人為的なミス)を防ぐことができる。
次に、具体的なデータに基づいて、第2の実施形態に係る作業手順生成装置20の動作を説明する。
エラー受信部22は、ユーザ機器30から受信したエラー情報(例えば、ユーザコード、機種コード、エラーコード、エラー発生部位)に基づいて、ユーザPの「大型コンピュータ」の故障であることを特定する。また、故障箇所特定部23は、「部品F」の交換作業が必要であると判断された場合には、作業者割当部24によって割り当てられた作業者Xが有する「大型コンピュータ」の技術スキルを、技術スキルDB25から取得する。図5を参照すると、作業者Xが有する大型コンピュータに関する技術スキルはAである。
また、ユーザPの大型コンピュータのサービスレベルをサービスレベルDB26から取得する。図6を参照すると、ユーザPと契約した大型コンピュータに対するサービスレベルはaである。
作業手順抽出部27は、まず「大型コンピュータの部品Fの復旧作業手順」(図7)のうちの技術スキルAに該当する手順をすべて抽出する。本実施例においては、作業手順81〜85及び87が抽出される。次に、作業手順抽出部27は、サービスレベルaに該当する作業手順をすべて抽出する。本実施例においては、作業手順81〜84、86及び87が抽出される。作業手順抽出部27は、抽出された2つの作業手順の集合の積集合、すなわち、作業手順81〜84及び87を求め、編集後作業手順として出力する。
以上の記載は実施例に基づいて行ったが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本発明は、ユーザのコンピュータが故障し、復旧作業が必要となった場合に限らず、保守作業が必要とされる様々な機器に対する作業手順を生成する場合に適用することができる。
10、20 作業手順生成装置
22 エラー受信部
23 故障箇所特定部
14、24 作業者割当部
15、25 技術スキルDB
16、26 サービスレベルDB
17、27 作業手順抽出部
18、28 作業手順DB
29 編集後作業手順DB
30 ユーザ機器
70 コンピュータ
71 CPU
72 メモリ
73 ハードディスク
74 入力装置
75 出力装置

Claims (12)

  1. ユーザ機器ごとに作業者が有する技術スキルを格納している技術スキルDBと、
    ユーザ機器ごとにユーザと契約したサービスレベルを格納しているサービスレベルDBと、
    ユーザ機器の復旧作業に含まれる作業手順ごとに対応する技術スキル及びサービスレベルを格納している作業手順DBと、
    ユーザ機器からエラー情報を受信した場合には、前記技術スキルDBを参照して該ユーザ機器に対する作業者の技術スキルを抽出するとともに、前記サービスレベルDBを参照して該ユーザ機器に対するサービスレベルを抽出し、抽出された技術スキル及びサービスレベルに対応する作業手順を前記作業手順DBから抽出して出力する作業手順抽出部と、を備えている作業手順生成装置。
  2. ユーザ機器からエラー情報を受信した場合には、前記技術スキルDBを参照して該ユーザ機器に対して技術スキルを有している作業者を割り当てる作業者割当部をさらに備え、
    前記作業手順抽出部は、割り当てられた作業者について、前記作業手順を抽出して出力する、請求項1に記載の作業手順生成装置。
  3. 前記エラー情報は、少なくともユーザ機器及びユーザを識別するための情報を含む、請求項1又は2に記載の作業手順生成装置。
  4. 前記技術スキルは、作業者がユーザ機器ごとに受けた教育若しくは訓練又は作業者がユーザ機器ごとに保有する資格に応じて決定された技術スキルである、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の作業手順生成装置。
  5. ユーザ機器からエラー情報を受信する工程と、
    ユーザ機器ごとに作業者が有する技術スキルを格納している技術スキルDBを参照して前記ユーザ機器に対する作業者の技術スキルを抽出する工程と、
    ユーザ機器ごとにユーザと契約したサービスレベルを格納しているサービスレベルDBを参照して前記ユーザ機器に対するサービスレベルを抽出する工程と、
    抽出された技術スキル及びサービスレベルに対応する作業手順を、ユーザ機器の復旧作業に含まれる作業手順ごとに対応する技術スキル及びサービスレベルを格納している作業手順DBから抽出して出力する作業手順抽出工程と、を含む作業手順生成方法。
  6. 前記技術スキルDBを参照して前記ユーザ機器に対して技術スキルを有している作業者を割り当てる工程をさらに含み、
    前記作業手順抽出工程において、割り当てられた作業者について、前記作業手順を抽出して出力する、請求項5に記載の作業手順生成方法。
  7. 前記エラー情報は、少なくともユーザ機器及びユーザを識別するための情報を含む、請求項5又は6に記載の作業手順生成方法。
  8. 前記技術スキルは、作業者がユーザ機器ごとに受けた教育若しくは訓練又は作業者がユーザ機器ごとに保有する資格に応じて決定された技術スキルである、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の作業手順生成方法。
  9. ユーザ機器からエラー情報を受信する処理と、
    ユーザ機器ごとに作業者が有する技術スキルを格納している技術スキルDBを参照して前記ユーザ機器に対する作業者の技術スキルを抽出する処理と、
    ユーザ機器ごとにユーザと契約したサービスレベルを格納しているサービスレベルDBを参照して前記ユーザ機器に対するサービスレベルを抽出する処理と、
    抽出された技術スキル及びサービスレベルに対応する作業手順を、ユーザ機器の復旧作業に含まれる作業手順ごとに対応する技術スキル及びサービスレベルを格納している作業手順DBから抽出して出力する作業手順抽出処理と、をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 前記技術スキルDBを参照して前記ユーザ機器に対して技術スキルを有している作業者を割り当てる処理をさらにコンピュータに実行させ、
    前記作業手順抽出処理において、割り当てられた作業者について、前記作業手順を抽出して出力する、請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記エラー情報は、少なくともユーザ機器及びユーザを識別するための情報を含む、請求項9又は10に記載のプログラム。
  12. 前記技術スキルは、作業者がユーザ機器ごとに受けた教育若しくは訓練又は作業者がユーザ機器ごとに保有する資格に応じて決定された技術スキルである、請求項9乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
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