JP2010262222A - レンズアレイおよびこれを備えた光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】モニタ光を確実に得ることができるとともに製造の容易化を実現することができるレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールを提供すること。
【解決手段】第1のレンズ面11に入射した発光素子7からの光を第1の凹部14の反射/透過面15によって第2のレンズ面12側および第3のレンズ面13側に分光し、第3のレンズ面13側に分光された光に含まれるモニタ光を第2の凹部18の屈折面19を経て第3のレンズ面13によって第1の受光素子8側に出射させ、第1のレンズ面11上の光軸と第3のレンズ面13上の光軸とを互いに平行に形成し、第1のレンズ面11上の光軸と第2のレンズ面12上の光軸とを互いに平行または垂直に形成すること。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズアレイおよびこれを備えた光モジュールに係り、特に、複数の発光素子と複数の光ファイバの端面とを光学的に結合するのに好適なレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールに関する。
近年、システム装置内または装置間もしくは光モジュール間において信号を高速に伝送する技術として、いわゆる光インターコネクションの適用が広まっている。ここで、光インターコネクションとは、光部品をあたかも電気部品のように扱って、パソコン、車両または光トランシーバなどに用いられるマザーボードや回路基板等に実装する技術をいう。
このような光インターコネクションに用いられる光モジュールには、例えば、メディアコンバータやスイッチングハブの内部接続、光トランシーバ、医療機器、テスト装置、ビデオシステム、高速コンピュータクラスタなどの装置内や装置間の部品接続等の様々な用途がある。
この種の光モジュールにおいては、発光素子から出射された通信情報を含む光を、レンズを介して光ファイバの端面に結合させることによって、光ファイバを介した通信情報の送信を行うようになっていた。
また、光モジュールの中には、双方向通信に対応すべく、光ファイバを介して伝搬されて光ファイバの端面から出射された通信情報を含む光を受光する受光素子を発光素子とともに備えたものもあった。
ここで、従来から、このような光モジュールにおいては、温度等の影響によって発光素子の光の出力特性が変化することにより、通信情報の適切な送信に支障を来たす虞があるといった問題が生じていた。
そこで、これまでにも、この種の光モジュールにおいては、発光素子の出力特性を安定させるべく発光素子から出射された光(特に、強度もしくは光量)をモニタ(監視)するための種々の技術が提案されていた。
例えば、特許文献1には、レンズ面(透過面部)の周辺に発光素子から発光された光の一部をモニタ光として受光素子側に反射させるための反射面(反射面部)を備えた光学素子が開示されている。
また、特許文献2には、レーザ源から出射された光の一部をマルチ境界面ビームスプリッタによってモニタ光として反射させ、反射させたモニタ光を検出器によって受光する光モジュールが開示されている。
さらに、特許文献3には、面発光レーザから出射されたレーザ光を光ファイバ側に全反射させる全反射ミラーと、面発光レーザから出射されたレーザ光の一部をモニタ光としてPD側に反射させる切り欠き部とが連設された光学面を備えた光学ユニットが開示されている。
特開2008−151894号公報 特表2006−520491号公報 特開2006−344915号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成には、マルチチャンネルの光通信をコンパクトな構成で実現しようとする場合に有効に適用することが難しいといった問題点があった。すなわち、近年においては、マルチチャンネルの光通信を実現させる小型の光学部品として、複数のレンズを所定の整列方向に整列させたレンズアレイの需要が益々高まりつつある。この種のレンズアレイでは、複数の発光素子が整列された発光装置を、各発光素子がレンズアレイの入射側の各レンズ面に対向するように配置するとともに、複数の光ファイバをレンズアレイの出射側の各レンズ面に対向するように配置して、各発光素子から出射された光をレンズアレイの各レンズによって各光ファイバの端面に光学的に結合させることにより、マルチチャンネルの光通信(送信)を行うようになっていた。そして、このようなレンズアレイにおいても、発光素子から出射された光をモニタすることは光通信の安定性を確保する観点から非常に重要であるところ、このようなレンズアレイは、各レンズの1つ1つが非常に小径に形成されているばかりでなく、互いに隣位する各レンズ同士が非常に狭ピッチに形成されているため、特許文献1に記載の構成をレンズアレイに適用してレンズの周辺にモニタ光を反射させるための反射面を形成することは困難であった。
また、特許文献2に記載の構成は、レーザ源に臨むコリメートレンズの光軸と光検出器に臨む集束レンズの光軸とが互いに平行ではなく鋭角をなしているため、レーザ源および光検出器が搭載された基板と集積光モジュールとを、レーザ源と光検出器とを結ぶ光路が適切に確保された状態に配置する必要上、集積光モジュールに極めて高い寸法精度が求められていた。すなわち、特許文献2に記載の構成には、製造が困難であるといった問題点があった。
さらに、特許文献3に記載の構成は、全反射ミラーと切り欠き部との境界の位置精度が要求されるため、特許文献2に記載の構成と同様に、製造が困難であるといった問題点を有していた。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、モニタ光を確実に得ることができるとともに製造の容易化を実現することができるレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールを提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明の請求項1に係るレンズアレイの特徴は、光を発光する複数の発光素子が整列形成されるとともに前記複数の発光素子の少なくとも1つから発光された光をモニタするためのモニタ光を受光する少なくとも1つの第1の受光素子が形成された光電変換装置と、前記複数の発光素子に対応する複数の第1の光ファイバとの間に配置され、前記複数の発光素子と前記複数の第1の光ファイバの端面とを光学的に結合可能とされたレンズアレイであって、レンズアレイ本体における前記光電変換装置に臨む第1の面に、前記複数の発光素子に対応する所定の整列方向に整列するように形成され、前記複数の発光素子ごとに発光された光がそれぞれ入射する前記発光素子と同数の複数の第1のレンズ面と、前記レンズアレイ本体における前記第1の光ファイバの端面に臨む第2の面に、前記第1のレンズ面の整列方向に沿って整列するように形成され、前記複数の第1のレンズ面にそれぞれ入射した光を、前記複数の第1の光ファイバの端面に向けてそれぞれ出射させる前記第1のレンズ面と同数の複数の第2のレンズ面と、前記レンズアレイ本体における前記第1の面に形成され、前記レンズアレイ本体の内部側から入射した前記モニタ光を前記第1の受光素子に向けて出射させる前記第1の受光素子と同数の少なくとも1つの第3のレンズ面と、前記レンズアレイ本体に、前記第1のレンズ面と前記第2のレンズ面とを結ぶ光路上に位置するように凹入形成された第1の凹部と、この第1の凹部における側面の一部をなし、前記複数の第1のレンズ面に入射した光を所定の反射率で前記第3のレンズ面側に反射させるとともに所定の透過率で前記第2のレンズ面に向かう光路側に屈折させつつ透過させ、その際に、前記複数の第1のレンズ面の少なくとも1つに入射した光を前記モニタ光として反射させる反射/透過面と、前記レンズアレイ本体に、前記第1のレンズ面と前記第3のレンズ面とを結ぶ光路上に位置するように凹入形成された第2の凹部と、この第2の凹部における側面の一部をなし、前記反射/透過面によって反射された光を屈折させることによって前記モニタ光を前記第3のレンズ面に入射させる屈折面とを備え、前記複数の第1のレンズ面上の光軸が互いに平行に形成され、前記複数の第2のレンズ面上の光軸が互いに平行に形成され、前記第1のレンズ面上の光軸と前記第3のレンズ面上の光軸とが互いに平行に形成され、前記第1のレンズ面上の光軸と前記第2のレンズ面上の光軸とが互いに平行または垂直に形成されている点にある。
そして、この請求項1に係る発明によれば、第1のレンズ面に入射した発光素子からの光を第1の凹部の反射/透過面によって第2のレンズ面側および第3のレンズ面側にそれぞれ分光し、第3のレンズ面側に分光された光に含まれるモニタ光を第2の凹部の屈折面を経て第3のレンズ面によって第1の受光素子側に出射させるように構成するとともに、第1のレンズ面上の光軸と第3のレンズ面上の光軸とを互いに平行に形成し、第1のレンズ面上の光軸と第2のレンズ面上の光軸とを互いに平行または垂直に形成することによって、モニタ光を確実に得ることができるとともに、発光素子と第1の受光素子とを結ぶ光路および発光素子と第1の光ファイバの端面とを結ぶ光路を確保するためにレンズアレイに要求される寸法精度を緩和することにより、製造の容易化を実現することができる。
また、請求項2に係るレンズアレイの特徴は、請求項1において、更に、前記第1の面が、前記第1のレンズ面上の光軸に垂直な平坦面に形成され、前記第2の面が、前記第2のレンズ面上の光軸に垂直な平坦面に形成されている点にある。
そして、この請求項2に係る発明によれば、第1の面の形状および第2の面の形状を簡素化することができ、さらなる製造の容易化を実現することができる。
さらに、請求項3に係るレンズアレイの特徴は、請求項1または2において、更に、前記第2の凹部が、前記第1のレンズ面と前記第2のレンズ面とを結ぶ光路外に位置するように形成されている点にある。
そして、この請求項3に係る発明によれば、第1のレンズ面と第2のレンズ面とを結ぶ光路を、第2の凹部の存在を加味して設計する必要がないため、レンズアレイをさらに容易に製造することができる。
さらにまた、請求項4に係るレンズアレイの特徴は、請求項1〜3のいずれか1項において、更に、前記レンズアレイ本体における前記第2の面に臨む位置に、前記レンズアレイ本体に向けて光を出射させる第2の光ファイバが、前記第1の光ファイバとともに配置されるように形成され、前記光電変換装置が、前記第2の光ファイバから出射された光を受光する第2の受光素子を備えたものとされ、前記レンズアレイ本体における前記第2の面に、前記第2の光ファイバから出射された光が入射する第4のレンズ面が形成され、前記レンズアレイ本体における前記第1の面に、前記第4のレンズ面に入射した光を前記第2の受光素子に向かって出射させる第5のレンズ面が形成されている点にある。
そして、この請求項4に係る発明によれば、第2の光ファイバから出射されて第4のレンズ面に入射した光を第5のレンズ面によって第2の受光素子側に出射させることができるので、双方向通信に対応することができる。
また、請求項5に係るレンズアレイの特徴は、請求項4において、更に、前記第1の凹部および前記第2の凹部が、前記第4のレンズ面と前記第5のレンズ面とを結ぶ光路外に位置するように形成されている点にある。
そして、この請求項5に係る発明によれば、第4のレンズ面と第5のレンズ面とを結ぶ光路を、第1の凹部および第2の凹部の存在を加味して設計する必要がないため、双方向通信に対応するレンズアレイをさらに容易に製造することができる。
さらに、請求項6に係るレンズアレイの特徴は、請求項1〜5のいずれか1項において、更に、前記第1の凹部は、前記レンズアレイ本体における前記第1の凹部が形成された面の面法線方向から見た場合に、前記第1の凹部における底面および全側面が前記第1の凹部における開口部の外形によって示される範囲以内に収まるような形状に形成され、前記第2の凹部は、前記レンズアレイ本体における前記第2の凹部が形成された面の面法線方向から見た場合に、前記第2の凹部における底面および全側面が前記第2の凹部における開口部の外形によって示される範囲以内に収まるような形状に形成されている点にある。
そして、この請求項6に係る発明によれば、第1の凹部と第2の凹部とを金型からの離型性を確保することができる形状に形成することができるので、金型を用いた効率的な製造を実現することができる。
さらにまた、請求項7に係るレンズアレイの特徴は、請求項1〜6のいずれか1項において、更に、同一の材料を用いて一体的に形成されている点にある。
そして、この請求項7に係る発明によれば、レンズアレイをさらに簡便に製造することができるとともに、部品点数およびコストを削減することができる。
また、請求項8に係る光モジュールの特徴は、請求項1〜7に記載のレンズアレイと請求項1または4に記載の光電変換装置とを備えた点にある。
そして、この請求項8に係る発明によれば、モニタ光を確実に得ることができるとともに、発光素子と第1の受光素子とを結ぶ光路および発光素子と第1の光ファイバの端面とを結ぶ光路を確保するためにレンズアレイに要求される寸法精度を緩和することにより、製造の容易化を実現することができる。
本発明によれば、モニタ光を確実に得ることができるとともに製造の容易化を実現することができる。
本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第1実施形態において、光モジュールの概要をレンズアレイの縦断面図とともに示す概略構成図 本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第1実施形態において、レンズアレイを示す平面図 図2の右側面図 図2の左側面図 図2の下面図 本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第2実施形態において、光モジュールの概要をレンズアレイの縦断面図とともに示す概略構成図 本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第2実施形態において、レンズアレイを示す平面図 図7の右側面図 図7の左側面図 図7の下面図 本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第3実施形態において、光モジュールの概要をレンズアレイの縦断面図とともに示す概略構成図 図11の平面図 本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第3実施形態において、レンズアレイを示す右側面図 本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第3実施形態において、レンズアレイを示す左側面図 図11の下面図 本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第4実施形態において、光モジュールの概要をレンズアレイの縦断面図とともに示す概略構成図 本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第4実施形態において、レンズアレイを示す平面図 図17の下面図
(第1実施形態)
以下、本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第1実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態における光モジュール1の概要を本実施形態におけるレンズアレイ2の縦断面図とともに示した概略構成図である。図2は、図1に示したレンズアレイ2の平面図である。図3は、図2の右側面図である。図4は、図2の左側面図である。図5は、図2の下面図である。
図1に示すように、本実施形態におけるレンズアレイ2は、光電変換装置3と光ファイバ(第1の光ファイバ)5との間に配置されるようになっている。
ここで、光電変換装置3は、半導体基板6におけるレンズアレイ2に臨む面に、この面に対して垂直方向(図1における左方向)にレーザ光Lを出射(発光)する複数の発光素子7を有しており、これらの発光素子7は、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)を構成している。なお、図1において、各発光素子7は、図1における紙面垂直方向に沿って整列形成されている。また、光電変換装置3は、半導体基板6におけるレンズアレイ2に臨む面であって、各発光素子7に対する図1の下部近傍位置に、各発光素子7からそれぞれ出射されたレーザ光Lの出力(例えば、強度や光量)をモニタするためのモニタ光Mを受光する発光素子7と同数の複数の受光素子(第1の受光素子)8を有している。なお、受光素子8は、発光素子7と同方向に整列形成されており、互いに対応する素子7,8同士の間で、整列方向における位置が互いに一致している。すなわち、受光素子8は、発光素子7と同一ピッチで形成されている。この受光素子8は、フォトディテクタであってもよい。さらに、図示はしないが、光電変換装置3には、受光素子8によって受光されたモニタ光Mに基づいて発光素子7から発光されるレーザ光Lの出力を制御する制御回路が接続されている。このような光電変換装置3は、その半導体基板6におけるレンズアレイ2に臨む面をレンズアレイ2の図示しない当接面に当接されるようにしてレンズアレイ2に対して対向配置されるようになっている。そして、この光電変換装置3は、公知の固定手段によってレンズアレイ2に取付けられるようになっている。
また、本実施形態における光ファイバ5は、発光素子7および受光素子8と同数配設されており、図1において、各光ファイバ5は、図1における紙面垂直方向に沿って整列形成されている。また、光ファイバ5は、発光素子7と同一ピッチで整列されている。各光ファイバ5は、その端面側の部位が多芯一括型のコネクタ10内に保持された状態で公知の固定手段によってレンズアレイ2に取付けられるようになっている。
そして、レンズアレイ2は、このような光電変換装置3と光ファイバ5との間に配置された状態で、各発光素子7と各光ファイバ5の端面とを光学的に結合させるようになっている。
このレンズアレイ2についてさらに詳述すると、図1に示すように、レンズアレイ2は、レンズアレイ本体4を有しており、このレンズアレイ本体4は、その縦断面の外形がほぼ長方形状に形成され、また、図2に示すように、その平面形状がほぼ長方形状に形成され、さらに、図3および図4に示すように、その側面形状がほぼ台形状に形成されている。
図1〜図3および図5に示すように、レンズアレイ2は、レンズアレイ本体4における光電変換素装置3に臨む図1の右端面(第1の面)4aに、発光素子7と同数の複数(8個)の平面円形状の第1のレンズ面(凸レンズ面)11を有しており、各第1のレンズ面11は、発光素子7に対応する所定の整列方向(図1における紙面垂直方向、図2、3における縦方向)に整列するように形成されている。これら複数の第1のレンズ面11は、発光素子7と同一ピッチで形成されている。各第1のレンズ面11には、各第1のレンズ面11にそれぞれ対応する各発光素子7ごとに出射されたレーザ光Lが入射するようになっている。そして、各第1のレンズ面11は、入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lをそれぞれコリメートした上でレンズアレイ本体4の内部へと進行させるようになっている。
また、図1、図2および図4に示すように、レンズアレイ2は、レンズアレイ本体4における光ファイバ5の端面に臨む図1の左端面(第2の面)4bに、第1のレンズ面11と同数の複数の第2のレンズ面(凸レンズ面)12を有しており、各第2のレンズ面12は、第1のレンズ面11の整列方向と同方向に整列するように形成されている。これら複数の第2のレンズ面12は、第1のレンズ面11と同一ピッチで形成されている。各第2のレンズ面12には、各第2のレンズ面12に対応する各第1のレンズ面11にそれぞれ入射してレンズアレイ本体4の内部の光路を進行してきた各発光素子7ごとのレーザ光Lがそれぞれ入射するようになっている。そして、各第2のレンズ面12は、入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lを、各第2のレンズ面12に対応する各光ファイバ5の端面に向けてそれぞれ出射させるようになっている。
このようにして、各発光素子7と各光ファイバ5の端面とが第1のレンズ面11および第2のレンズ面12を介して光学的に結合されるようになっている。
さらに、図1〜3および図5に示すように、レンズアレイ本体4における右端面4aであって第1のレンズ面11に対する図1の下部近傍位置には、受光素子8と同数(本実施形態においては、発光素子7、光ファイバ5、第1のレンズ面11および第2のレンズ面12とも同数)の第3のレンズ面13が形成されている。各第3のレンズ面13は、受光素子8に対応する所定の整列方向すなわち第1のレンズ面11の整列方向と同方向に整列するように形成されている。各第3のレンズ面13は、各受光素子8と同一ピッチで形成されている。各第3のレンズ面13には、レンズアレイ本体4の内部側から各第3のレンズ面13にそれぞれ対応する各発光素子7ごとのモニタ光Mが入射するようになっている。そして、各第3のレンズ面13は、入射した各発光素子7ごとのモニタ光Mを、各第3のレンズ面13に対応する各受光素子8に向けてそれぞれ出射させるようになっている。
さらにまた、図1に示すように、レンズアレイ本体4における図1の上端面4cには、第1の凹部14が、第1のレンズ面11と第2のレンズ面12とを結ぶ光路上に位置するように凹入形成されている。
図1に示すように、第1の凹部14には、この第1の凹部14における側面の一部(図1における右側面)をなす平坦な反射/透過面15が形成されている。この反射/透過面15は、図1における上端辺および下端辺が第1のレンズ面11の整列方向に平行かつ上端辺が下端辺よりも光電変換素装置3側に位置し、さらに、反射/透過面15の面法線が、レンズアレイ2の第1のレンズ面11上の光軸OA(1)に対して傾きを有するような傾斜面に形成されている。この反射/透過面15には、各第1のレンズ面11に入射してレンズアレイ本体4の内部を進行した各発光素子7ごとのレーザ光Lがそれぞれ入射するようになっている。そして、反射/透過面15は、入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lを、フレネル反射によって所定の反射率で第3のレンズ面13側に反射させるとともに所定の透過率で第2のレンズ面12に向かう光路側に透過させるようになっている。その際に、反射/透過面15は、各発光素子7ごとのレーザ光Lの一部(反射率分の光)を、各発光素子7にそれぞれ対応する各発光素子7ごとのモニタ光Mとして各モニタ光Mに対応する各第3のレンズ面13側に向かって反射させるようになっている。なお、レンズアレイ2を、ポリエーテルイミドのみによって形成する場合には、反射/透過面15は、第1のレンズ面11側から入射したレーザ光Lを5.88〔%〕の反射率(光量のロスとしては−12.3〔dB〕)で反射し、残余のレーザ光Lを透過させることになる。また、反射/透過面15によって透過される各発光素子7ごとのレーザ光Lは、スネルの法則によって屈折されるようになっている。
また、図1に示すように、第1の凹部14には、反射/透過面15に対するレーザ光Lの透過側の位置に、第1の凹部14における側面の一部(図1における左側面)をなす平坦な第1の屈折面16が形成されている。この第1の屈折面16は、図1における上端辺および下端辺が第1のレンズ面11の整列方向に平行かつ上端辺が下端辺よりも光ファイバ5側に位置し、さらに、屈折面16の面法線が、レンズアレイ2の第2のレンズ面12上の光軸OA(2)に対して傾きを有するような傾斜面に形成されている。なお、本実施形態においては、反射/透過面15よりも第1の屈折面16の方がレンズアレイ2の上端面4cとのなす角度が90°に近くなっている。この第1の屈折面16には、反射/透過面15を透過して第1の凹部14がなす空間(空気)内を進行してきた各発光素子7ごとのレーザ光Lが入射するようになっている。そして、第1の屈折面16は、入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lを、その進行方向が各発光素子7ごとのレーザ光Lにそれぞれ対応する各第2のレンズ面12上の光軸OA(2)に一致するようにスネルの法則にしたがって屈折させて透過させるようになっている。なお、第1の屈折面16によって屈折された各発光素子7ごとのレーザ光Lは、図1における横方向に平行な光として左方に進行するようになっている。そして、この第1の屈折面16によって屈折された各発光素子7ごとのレーザ光Lは、各発光素子7ごとのレーザ光Lに対応する各第2のレンズ面12にそれぞれ入射して、各第2のレンズ面12によって各発光素子7ごとのレーザ光Lに対応する各光ファイバ5の端面に向けてそれぞれ出射されることにより、各光ファイバ5の端面にそれぞれ結合されることになる。
さらに、図1に示すように、レンズアレイ本体4における図1の下端面4dには、第2の凹部18が、第1のレンズ面11と第2のレンズ面12とを結ぶ光路上に位置するように凹入形成されている。
図1に示すように、第2の凹部18には、この第2の凹部18における側面の一部(図1における左側面)をなす第2の屈折面19が形成されている。この第2の屈折面19は、図1における上端辺および下端辺が第3のレンズ面13の整列方向に平行かつ上端辺が下端辺よりも光電変換素装置3側に位置し、さらに、第2の屈折面19の面法線が、レンズアレイ2の第3のレンズ面13上の光軸OA(3)に対して傾きを有するような傾斜面に形成されている。この第2の屈折面19には、反射/透過面15によって反射されてレンズアレイ本体4の内部を進行してきた各発光素子7ごとのモニタ光Mがそれぞれ入射するようになっている。そして、第2の屈折面19は、入射した各発光素子7ごとのモニタ光Mを、その進行方向が各発光素子7ごとのモニタ光Mにそれぞれ対応する各第3のレンズ面13上の光軸OA(3)に一致するようにスネルの法則にしたがって屈折させて透過させるようになっている。なお、このとき、第2の屈折面19に入射した各発光素子7ごとのモニタ光Mは、フレネル反射に相当する光のロス(レンズアレイ2をポリエーテルイミドのみによって形成する場合には、−0.26〔dB〕)が生じるが、大部分のモニタ光Mが第3のレンズ面13側に向かって進行するようになっている。
また、図1に示すように、第2の凹部18には、この第2の凹部18における側面の一部(図1における右側面)をなす透過面20が形成されている。この透過面20は、その面法線が、第3のレンズ面13上の光軸OA(3)に平行に形成されているとともに、レンズアレイ本体4における下端面4dに垂直に形成されている。この透過面20には、第2の屈折面19によって屈折されて第2の凹部18がなす空間(空気)内を進行してきた各発光素子7ごとのモニタ光Mがそれぞれ透過面20に垂直に入射するようになっている。そして、透過面20は、入射した各発光素子7ごとのモニタ光Mを、各発光素子7ごとのモニタ光Mにそれぞれ対応する各第3のレンズ面13側に向かって透過させるようになっている。このとき、透過面20に入射した各発光素子7ごとのモニタ光Mは、フレネル反射に相当する光のロス(レンズアレイ2をポリエーテルイミドのみによって形成する場合には、−0.26〔dB〕)が生じるが、大部分のモニタ光Mが第3のレンズ面13側に向かって進行するようになっている。なお、本発明においては、必ずしも第2の屈折面19のみによって各発光素子7ごとのモニタ光Mの進行方向を各第3のレンズ面13上の光軸OA(3)に一致させる必要はなく、透過面20の形状(傾き)を各発光素子7ごとのモニタ光Mを屈折させるように形成することによって、第2の屈折面19と透過面20との双方における屈折によって各発光素子7ごとのモニタ光Mの進行方向を各第3のレンズ面13上の光軸OA(3)に一致させるようにしてもよい。
そして、透過面20によって透過された各発光素子7ごとのモニタ光Mは、それぞれに対応する各第3のレンズ面13に入射して、各第3のレンズ面13によって各発光素子7ごとのモニタ光Mにそれぞれ対応する受光素子8に向けて出射されることにより、各受光素子8にそれぞれ受光されることになる。なお、レンズアレイ2をポリエーテルイミドによって形成する場合には、各受光素子8によってそれぞれ受光される各発光素子7ごとのモニタ光Mの光量は、−12.8〔dB〕となる。ここで、一般に、フォトディテクタ等の受光素子8は、−20〔dB〕程度の光は十分に検知することができるので、モニタ光Mの光量は、受光素子8による検知に問題がない十分な光量である。
さらに、図2に示すように、レンズアレイ2は、各第1のレンズ面11上の光軸OA(1)が互いに平行に形成されている。また、レンズアレイ2は、各第2のレンズ面12上の光軸OA(2)が互いに平行に形成されている。さらに、レンズアレイ2は、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第3のレンズ面13上の光軸OA(3)とが互いに平行に形成されている。さらにまた、レンズアレイ2は、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第2のレンズ面12上の光軸OA(2)とが互いに平行に形成されている。なお、第2のレンズ面12上の光軸OA(2)は、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)よりも図1においてわずかに上方に位置している。また、各第1のレンズ面11上の光軸OA(1)は、各第1のレンズ面11にそれぞれ対応する各発光素子7から発光されるレーザ光Lの中心軸に一致している。さらに、各第2のレンズ面12上の光軸OA(2)は、各第2のレンズ面12にそれぞれ対応する各光ファイバ5の端面の中心軸に一致している。さらにまた、各第3のレンズ面13上の光軸OA(3)は、各第3のレンズ面13にそれぞれ対応する各受光素子8の受光面の中心軸に一致することが望ましい。
このような構成によれば、第1のレンズ面11に入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lを反射/透過面15によって第2のレンズ面12側および第3のレンズ面13側にそれぞれ分光し、第3のレンズ面13側に分光されたモニタ光Mを第2の屈折面19を経て第3のレンズ面13によって受光素子8側に出射させることができるので、モニタ光Mを確実に得ることができる。
また、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第3のレンズ面13上の光軸OA(3)とを互いに平行に形成し、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第2のレンズ面12上の光軸OA(2)とを互いに平行に形成することによって、発光素子7と受光素子8とを結ぶ光路および発光素子7と光ファイバ5の端面とを結ぶ光路を確保するためにレンズアレイ2に要求される寸法精度を緩和することができ、製造の容易化を実現することができる。すなわち、例えば、仮に、第3のレンズ面13上の光軸OA(3)を第1のレンズ面11上の光軸OA(1)に対して鋭角の傾きを有するように構成する場合には、図1における横方向のわずかな寸法誤差によって、第3レンズ面13から出射されたモニタ光Mが受光素子8に結合しない虞がある。これに対して、本実施形態のように第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第3のレンズ面13上の光軸OA(3)とを互いに平行に形成すれば、たとえレンズアレイ2に図1における横方向のわずかな寸法誤差が生じたとしても、第3レンズ面13から出射されたモニタ光Mは、そのビーム径が設計値に対して大きくまたは小さくなるだけで、各受光素子8に適正に受光されることになる。また、仮に、第2のレンズ面12上の光軸OA(2)を第1のレンズ面11上の光軸OA(2)に対して鋭角の傾きを有するように構成する場合には、図1における横方向のわずかな寸法誤差によって、第2レンズ面12から出射されたレーザ光Lが光ファイバ5の端面に結合しない虞がある。これに対して、本実施形態のように第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第2のレンズ面12上の光軸OA(2)とを互いに平行に形成すれば、たとえレンズアレイ2に図1における横方向のわずかな寸法誤差が生じたとしても、第2レンズ面12から出射されたレーザ光Lは、そのビーム径が設計値に対して若干大きくまたは小さくなるだけで、光ファイバ5の端面に適正に結合されることになる。したがって、本実施形態のレンズアレイ2は、特許文献2に示した構成に比べて公差を大きく設定することができる。
上記構成に加えて、さらに、本実施形態においては、図1に示すように、レンズアレイ2の右端面4aが、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)に垂直な平坦面に形成され、レンズアレイ2の左端面4bが、第2のレンズ面12上の光軸OA(2)に垂直な平坦面に形成されている。
そして、このような構成によれば、右端面4aの形状および左端面4bの形状を簡素化することができ、さらなる製造の容易化を実現することができる。
上記構成に加えて、さらに、本実施形態においては、図1に示すように、第2の凹部18が、第1のレンズ面11と第2のレンズ面12とを結ぶ光路外に位置するように形成されている。
そして、このような構成によれば、第1のレンズ面11と第2のレンズ面12とを結ぶ光路を、第2の凹部18の存在を加味して設計する必要がないため、レンズアレイ2をさらに容易に製造することができる。
上記構成に加えて、さらに、本実施形態においては、図1および図2に示すように、第1の凹部14が、レンズアレイ本体4における上端面4cの面法線方向(図1における上方)から見た場合に、第1の凹部14における底面(図1における下端面)14aおよび全ての側面15、16、14c、14dが、第1の凹部14における開口部14bの外形によって示される範囲以内に収まるような形状に形成されている。換言すれば、第1の凹部14は、底面14aおよび全ての側面15、16、14c、14dのそれぞれについての上端面4cの面法線方向への投影面が、開口部14bの外形によって示される範囲以内に収まるように形成されている。なお、図2に示すように、開口部14bは、図2における縦方向に長尺な長方形状に形成されているとともに、レンズアレイ本体4における上端面4cに四方を囲繞されている。また、反射/透過面15および第1の屈折面15以外の側面14c、14dは、レンズアレイ本体4における上端面4cに垂直に形成されている。
さらにまた、本実施形態においては、図1および図5に示すように、第2の凹部18が、レンズアレイ本体4における下端面4dの面法線方向(図1における下方)から見た場合に、第2の凹部18における底面(図1における上端面)18aおよび全ての側面19、20、18c、18dが、第2の凹部18における開口部18bの外形によって示される範囲以内に収まるような形状に形成されている。換言すれば、第2の凹部18は、底面18aおよび全ての側面19、20、18c、18dのそれぞれについての下端面4dの面法線方向への投影面が、開口部18bの外形によって示される範囲以内に収まるように形成されている。なお、図5に示すように、開口部18bは、図5における縦方向に長尺な長方形状に形成されているとともに、レンズアレイ本体4における下端面4dに四方を囲繞されている。また、第2の屈折面19および透過面20以外の側面18c、18dは、レンズアレイ本体4における下端面4dに垂直に形成されている。
そして、このような構成によれば、第1の凹部14と第2の凹部18とを金型からの離型性を確保することができる形状に形成することができるので、金型を用いたレンズアレイ2の効率的な製造を実現することができる。
さらに、これにともなって、レンズアレイ2は、同一の樹脂材料(例えば、前述したポリエーテルイミド)を用いて一体的に形成(成形)することが好ましい。
なお、必要に応じて、反射/透過面15に公知のハーフミラーを形成するようにしてもよく、また、第1の屈折面16、第2の屈折面19および透過面20の少なくとも1つに公知の反射防止膜(ARコート)を形成してもよい。
また、第3のレンズ面13およびこれに対応する受光素子8は、必ずしも発光素子7と同数設ける必要はなく、少なくとも1組設けるようにすればよい。この場合には、反射/透過面15において、各第1のレンズ面11に入射した各発光素子7ごとのレーザ光のうち、対応する第3のレンズ面13が存在するレーザ光のみが、モニタ光として反射されるようになり、他のレーザ光は、反射されるもののモニタ光としては利用されないこととなる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第2実施形態について、第1実施形態との差異を中心に図6乃至図10を参照して説明する。
図6は、本実施形態における光モジュール21の概要を本実施形態におけるレンズアレイ22の縦断面図とともに示した概略構成図である。図7は、図6に示したレンズアレイ22の平面図である。図8は、図7の右側面図である。図9は、図7の左側面図である。図10は、図7の下面図である。
本実施形態の光モジュール21およびレンズアレイ22についての第1実施形態との差異は、レンズアレイ本体4における第2のレンズ面12の形成位置、光ファイバ5の配置位置および第1の凹部14以後の第1のレンズ面11と第2のレンズ面12とを結ぶ光路上の構成にある。
すなわち、図6および図10に示すように、本実施形態においては、第2のレンズ面12が、レンズアレイ本体4における下端面4dに凹設されたザグリ部23の底面23a(すなわち、本実施形態における第2の面)に形成されている。
また、図6に示すように、本実施形態においては、光ファイバ5が、この第2のレンズ面12に下方から臨む位置に配置されるようになっている。
さらに、図6に示すように、レンズアレイ本体4は、図6における左上端部に全反射面4eを有しており、この全反射面4eは、図6における横方向を基準(0°)として図6における反時計回りに45度の角度を有する傾斜面に形成されている。また、この全反射面4eには、Au、Ag、Al等からなる反射膜24がコーティングされている。
さらにまた、本実施形態においては、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第2のレンズ面12上の光軸OA(2)とが互いに垂直に形成されている。
また、本実施形態においては、レンズアレイ本体4におけるザグリ部23の底面23aおよび下端面4dが、第2のレンズ面12上の光軸OA(2)に垂直な平坦面に形成されている。
そして、本実施形態において、第1の屈折面16を透過した各発光素子7ごとのレーザ光Lは、図6における左方に進行して全反射面4eに入射するとともに、この全反射面4eにおいて図6における下方に向かって直角に全反射されるようになっている。さらに、全反射面4eにおいて全反射された各発光素子7ごとのレーザ光Lは、これら各発光素子7ごとのレーザ光Lにそれぞれ対応する各第2のレンズ面12に入射するようになっている。そして、各第2のレンズ面12に入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lは、各第2のレンズ面12によって各発光素子7ごとのレーザ光Lにそれぞれ対応する各光ファイバ5の端面に向けて出射されることにより、各光ファイバ5の端面に結合されるようになっている。
この他の構成については第1実施形態に示した構成と同様である。
このような構成によれば、第1実施形態と同様に、第1のレンズ面11に入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lを反射/透過面15によって第2のレンズ面12側および第3のレンズ面13側にそれぞれ分光し、第3のレンズ面13側に分光されたモニタ光Mを第2の屈折面19を経て第3のレンズ面13によって受光素子8側に出射させることができるので、モニタ光Mを確実に得ることができる。
また、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第3のレンズ面13上の光軸OA(3)とを互いに平行に形成し、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第2のレンズ面12上の光軸OA(2)とを互いに垂直に形成することによって、発光素子7と受光素子8とを結ぶ光路および発光素子7と光ファイバ5の端面とを結ぶ光路を確保するためにレンズアレイ2に要求される寸法精度を緩和することができ、製造の容易化を実現することができる。すなわち、仮に、第2のレンズ面12上の光軸OA(2)を第1のレンズ面11上の光軸OA(1)に対して鋭角の傾きを有するように構成する場合には、図1における縦方向のわずかな寸法誤差によって、第2レンズ面12から出射されたレーザ光Lが光ファイバ5の端面に結合しない虞がある。これに対して、本実施形態のように第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第2のレンズ面12上の光軸OA(2)とを互いに垂直に形成すれば、たとえレンズアレイ2に図1における縦方向のわずかな寸法誤差が生じたとしても、第2レンズ面12から出射されたレーザ光Lは、そのビーム径が設計値に対して若干大きくまたは小さくなるだけで、光ファイバ5の端面に適正に結合されることになる。したがって、本実施形態のレンズアレイ22も、特許文献2に示した構成に比べて公差を大きく設定することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第3実施形態について、第1実施形態との差異を中心に図11乃至図15を参照して説明する。
図11は、本実施形態における光モジュール27の概要を本実施形態におけるレンズアレイ28の縦断面図とともに示した概略構成図である。図12は、図11の平面図である。図13は、図12に示したレンズアレイ28の右側面図である。図14は、図12に示したレンズアレイ28の左側面図である。図15は、図11の下面図である。
本実施形態の光モジュール27およびレンズアレイ28についての第1実施形態との差異は、第1実施形態が送信のみに対応した構成であるのに対して、本実施形態が送受信に対応した構成である点にある。
すなわち、図12に示すように、本実施形態において、レンズアレイ本体4における左端面4bに臨む位置には、レンズアレイ本体4に向けて光を出射させる第2の光ファイバ29が、第1の光ファイバ5とともに配置されるように形成されている。なお、第2の光ファイバ29は、第1の光ファイバ5とともに多芯一括型のコネクタ10内に保持されている。なお、本実施形態において、第2の光ファイバ29の個数は1個であり、第1の光ファイバ5の個数は2個である。また、第2の光ファイバ29は、第1の光ファイバ5と同径に形成されているとともに、その端面の中心が、各第1の光ファイバ5の端面の中心同士を結ぶ線分の延長線上に位置されている。
また、図15に示すように、本実施形態において、光電変換装置3は、第1の受光素子8とともに、第2の光ファイバ29から出射された光を受光する1つの第2の受光素子31を備えている。
さらに、図12および図14に示すように、本実施形態において、レンズアレイ本体4における左端面4b上の第2の光ファイバ29に臨む位置には、1つの平面円形状の第4のレンズ面(凸レンズ面)30が形成されている。この第4のレンズ面30上の光軸OA(4)は、第2のレンズ面12上の光軸OA(2)に平行に形成されているとともに、第2の光ファイバ29の端面の中心軸に一致している。この第4のレンズ面30には、第2の光ファイバ29の端面から出射された光L’が入射するようになっている。そして、第4のレンズ面30は、入射した光L’をコリメートした上でレンズアレイ本体4の内部に向かって進行させるようになっている。
さらにまた、図12および図13に示すように、本実施形態において、レンズアレイ本体4における右端面4a上の第2の受光素子31に臨む位置には、1つの平面円形状の第5のレンズ面(凸レンズ面)33が形成されている。この第5のレンズ面33上の光軸OA(5)は、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)に平行に形成されている。この第5のレンズ面33には、第4のレンズ面30に入射してレンズアレイ本体4の内部を進行してきた光L’が入射するようになっている。そして、第5のレンズ面33は、入射した光L’を第2の受光素子31側に向けて出射させることによって、光L’を第2の受光素子31に結合させるようになっている。
これにより、本実施形態においては、第1のレンズ面11および第2のレンズ面12を介した光信号(レーザ光L)の送信だけでなく、第4のレンズ面30および第5のレンズ面33を介した光信号(L’)の受信も行うことができる。
上記構成に加えて、さらに、本実施形態においては、図12および図15に示すように、第1の凹部14および第2の凹部18が、第4のレンズ面30と第5のレンズ面33とを結ぶ光路外に位置するように形成されている。
このような構成によれば、第4のレンズ面30と第5のレンズ面33とを結ぶ光路を、第1の凹部14および第2の凹部18の存在を加味して設計する必要がないため、双方向通信に対応するレンズアレイ28をさらに容易に製造することができる。
この他の構成については第1実施形態と基本的に同様である。
(第4実施形態)
次に、本発明に係るレンズアレイおよびこれを備えた光モジュールの第4実施形態について、第1実施形態との差異を中心に図16〜図18を参照して説明する。
図16は、本実施形態における光モジュール35の概要を本実施形態におけるレンズアレイ36の縦断面図とともに示した概略構成図である。図17は、図16に示したレンズアレイ36の平面図である。図18は、図17の下面図である。
本実施形態における光モジュール35およびレンズアレイ36についての第1実施形態との差異は、レンズアレイ本体4における第1のレンズ面11および第3のレンズ面13の形成位置、光電変換装置3の配置位置、第1の凹部14以前の第1のレンズ面11と第2のレンズ面12とを結ぶ光路上の構成および第2の凹部18以後の第1のレンズ面11と第3のレンズ面13とを結ぶ光路上の構成にある。
すなわち、図16〜図18に示すように、本実施形態においては、第1のレンズ面11および第3のレンズ面13が、レンズアレイ本体4における下端面4dの図16における右端部に凹設されたザグリ部37の底面37aに形成されている。そして、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)および第3のレンズ面13上の光軸OA(3)は、ともに図16における縦方向に平行に形成されている。
また、これにともなって、光電変換装置3は、これら第1のレンズ面11および第3のレンズ面13に下方から臨む位置に配置されるようになっている。
さらに、図16に示すように、レンズアレイ本体4は、図16における右上端部に全反射面4fを有しており、この全反射面4fは、図16における横方向を基準(0°)として図16における時計回りに45度の角度を有する傾斜面に形成されている。また、この全反射面4fには、Au、Ag、Al等からなる反射膜38がコーティングされている。
さらにまた、本実施形態においては、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第2のレンズ面12上の光軸OA(2)とが互いに垂直に形成されている。
また、本実施形態においては、レンズアレイ本体4におけるザグリ部37の底面37aおよび下端面4dが、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)および第3のレンズ面13上の光軸OA(3)に垂直な平坦面に形成されている。
そして、本実施形態においては、光電変換装置3における各発光素子7から、図16における上方向に向けて各発光素子7ごとのレーザ光Lが出射され、この出射された各発光素子7ごとのレーザ光Lは、各発光素子7に対応する各第1のレンズ面11にそれぞれ入射する。
各第1のレンズ面11に入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lは、各第1のレンズ面11によってコリメートされた上でレンズアレイ本体4の内部を図16における上方に向かって進行した後に、全反射面4fに入射し、この全反射面4fにおいて図16における左方に向かって全反射される。
全反射面4fにおいて全反射された各発光素子7ごとのレーザ光Lは、図16における左方向に進行した後に、第1実施形態と同様に、反射/透過面15において大部分の光が光ファイバ5に結合される光として第2のレンズ面12側に向けて屈折されつつ透過され、残余の光が各発光素子7ごとのモニタ光Mとして第3のレンズ面13側に向けて所定の反射率で反射される。
反射/透過面15において反射された各発光素子7ごとのモニタ光Mは、レンズアレイ本体4の内部を進行した後、第2の屈折面19において屈折され、さらに、透過面20を透過した後に全反射面4fに入射する。
そして、全反射面4fに入射した各発光素子7ごとのモニタ光Mは、全反射面4fにおいて図16の下方に向かって全反射された後に、各発光素子7に対応する各第3のレンズ面13によって各受光素子8に結合される。
この他の構成については第1実施形態に示した構成と同様である。
このような構成によれば、第1実施形態と同様に、第1のレンズ面11に入射した各発光素子7ごとのレーザ光Lを反射/透過面15によって第2のレンズ面12側および第3のレンズ面13側にそれぞれ分光し、第3のレンズ面13側に分光されたモニタ光Mを第2の屈折面19を経て第3のレンズ面13によって受光素子8側に出射させることができるので、モニタ光Mを確実に得ることができる。
また、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第3のレンズ面13上の光軸OA(3)とを互いに平行に形成し、第1のレンズ面11上の光軸OA(1)と第2のレンズ面12上の光軸OA(2)とを互いに垂直に形成することによって、発光素子7と受光素子8とを結ぶ光路および発光素子7と光ファイバ5の端面とを結ぶ光路を確保するためにレンズアレイ2に要求される寸法精度を緩和することができ、製造の容易化を実現することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することができる。
1 光モジュール
2 レンズアレイ
3 光電変換装置
4 レンズアレイ本体
5 光ファイバ
7 発光素子
8 受光素子
11 第1のレンズ面
12 第2のレンズ面
13 第3のレンズ面
14 第1の凹部
15 反射/透過面
18 第2の凹部
19 第2の屈折面

Claims (8)

  1. 光を発光する複数の発光素子が整列形成されるとともに前記複数の発光素子の少なくとも1つから発光された光をモニタするためのモニタ光を受光する少なくとも1つの第1の受光素子が形成された光電変換装置と、前記複数の発光素子に対応する複数の第1の光ファイバとの間に配置され、前記複数の発光素子と前記複数の第1の光ファイバの端面とを光学的に結合可能とされたレンズアレイであって、
    レンズアレイ本体における前記光電変換装置に臨む第1の面に、前記複数の発光素子に対応する所定の整列方向に整列するように形成され、前記複数の発光素子ごとに発光された光がそれぞれ入射する前記発光素子と同数の複数の第1のレンズ面と、
    前記レンズアレイ本体における前記第1の光ファイバの端面に臨む第2の面に、前記第1のレンズ面の整列方向に沿って整列するように形成され、前記複数の第1のレンズ面にそれぞれ入射した光を、前記複数の第1の光ファイバの端面に向けてそれぞれ出射させる前記第1のレンズ面と同数の複数の第2のレンズ面と、
    前記レンズアレイ本体における前記第1の面に形成され、前記レンズアレイ本体の内部側から入射した前記モニタ光を前記第1の受光素子に向けて出射させる前記第1の受光素子と同数の少なくとも1つの第3のレンズ面と、
    前記レンズアレイ本体に、前記第1のレンズ面と前記第2のレンズ面とを結ぶ光路上に位置するように凹入形成された第1の凹部と、
    この第1の凹部における側面の一部をなし、前記複数の第1のレンズ面に入射した光を所定の反射率で前記第3のレンズ面側に反射させるとともに所定の透過率で前記第2のレンズ面に向かう光路側に屈折させつつ透過させ、その際に、前記複数の第1のレンズ面の少なくとも1つに入射した光を前記モニタ光として反射させる反射/透過面と、
    前記レンズアレイ本体に、前記第1のレンズ面と前記第3のレンズ面とを結ぶ光路上に位置するように凹入形成された第2の凹部と、
    この第2の凹部における側面の一部をなし、前記反射/透過面によって反射された光を屈折させることによって前記モニタ光を前記第3のレンズ面に入射させる屈折面とを備え、
    前記複数の第1のレンズ面上の光軸が互いに平行に形成され、
    前記複数の第2のレンズ面上の光軸が互いに平行に形成され、
    前記第1のレンズ面上の光軸と前記第3のレンズ面上の光軸とが互いに平行に形成され、
    前記第1のレンズ面上の光軸と前記第2のレンズ面上の光軸とが互いに平行または垂直に形成されていること
    を特徴とするレンズアレイ。
  2. 前記第1の面が、前記第1のレンズ面上の光軸に垂直な平坦面に形成され、
    前記第2の面が、前記第2のレンズ面上の光軸に垂直な平坦面に形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のレンズアレイ。
  3. 前記第2の凹部が、前記第1のレンズ面と前記第2のレンズ面とを結ぶ光路外に位置するように形成されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載のレンズアレイ。
  4. 前記レンズアレイ本体における前記第2の面に臨む位置に、前記レンズアレイ本体に向けて光を出射させる第2の光ファイバが、前記第1の光ファイバとともに配置されるように形成され、
    前記光電変換装置が、前記第2の光ファイバから出射された光を受光する第2の受光素子を備えたものとされ、
    前記レンズアレイ本体における前記第2の面に、前記第2の光ファイバから出射された光が入射する第4のレンズ面が形成され、
    前記レンズアレイ本体における前記第1の面に、前記第4のレンズ面に入射した光を前記第2の受光素子に向かって出射させる第5のレンズ面が形成されていること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  5. 前記第1の凹部および前記第2の凹部が、前記第4のレンズ面と前記第5のレンズ面とを結ぶ光路外に位置するように形成されていること
    を特徴とする請求項4に記載のレンズアレイ。
  6. 前記第1の凹部は、前記レンズアレイ本体における前記第1の凹部が形成された面の面法線方向から見た場合に、前記第1の凹部における底面および全側面が前記第1の凹部における開口部の外形によって示される範囲以内に収まるような形状に形成され、
    前記第2の凹部は、前記レンズアレイ本体における前記第2の凹部が形成された面の面法線方向から見た場合に、前記第2の凹部における底面および全側面が前記第2の凹部における開口部の外形によって示される範囲以内に収まるような形状に形成されていること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  7. 同一の材料を用いて一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  8. 請求項1〜7に記載のレンズアレイと請求項1または4に記載の光電変換装置とを備えたことを特徴とする光モジュール。
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