JP2010261179A - 掘り込み引き手 - Google Patents

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Abstract

【課題】掘り込み引き手を扉にビスで固定する際、厚さの異なる扉でも同じ長さのビスを使用でき、構成も簡単で、経済的に得られる掘り込み引き手を提供する。
【解決手段】引き手を構成する一対のフロントプレート1、2には、裏面に指袋4が形成されている。一方のフロントプレート1には、指袋4を跨いで断面略コ字状の取付プレート10が固定されている。この取付プレート10には、フロントプレートの裏面との間に間隙を存して側方に延出するよう取付片14が形成され、この取付片14にねじ孔15を設けてある。他方のフロントプレート2には、上記ねじ孔15に対応して差込孔17が形成されている。この差込孔からビス16を差し込み、先端を上記取付片14のねじ孔15にねじ着けしてフロントプレート1、2を扉の両面に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種扉に使用される引き手に関し、特にフロントプレートの裏側に指先を挿入するための指袋を形成した掘り込み引き手に関するものである。
開き戸、引き戸、折り戸その他の建具用の扉には、掘り込み引き手が広く使用されている。この引き手は、一対のフロントプレートの各裏側に指先を差し込むため底部を凹陥させた指袋を設け、この指袋を扉に形成した切欠き孔に嵌め込んだ状態で、扉の両面にあてがったフロントプレートをビスで固定している。ビスによる固定の方法として種々の方法が知られており、例えば一方のフロントプレートの指袋の裏面に当金を固定し、この当金に設けたねじ孔に他方のフロントプレートの指袋に設けた差込孔を通してビスをねじ着したり(例えば特許文献1参照)、一方のフロントプレートの裏側に柱状のナットを固着し若しくはフロントプレートと一体的に突設し、このナットに他方のフロントプレートからビスをねじ着して固定している(例えば特許文献2参照)。しかし、特許文献1に示すように指袋の裏面に設けた当金にビスをねじ着する形式では、ねじ込んだビスの先端が指袋に当る(底突きする)ので、扉の厚さに応じて種々の長さのビスを用意しなければならず、面倒であり、また指袋に指先を差し込んだとき、ビスの頭に形成されているドライバー差込溝に指先が当って怪我をするおそれがある。また、指袋が比較的薄い材料で形成されることが多いので、当金を直接指袋に溶接しようとすると、熱により変形したり、広範囲の焼けを生じて変質することがあり、好ましくない。特許文献2に記載のように、フロントプレートに柱状のナットを固着したり、一体的に設けてビスをねじ込む形式の場合には、ナットを溶接したり、フロンとプレートと一体成形するために金型や成形機が必要であり、材料費もかかるので、経済的に製造することができない。
実開昭47−35138号公報(図面) 特開2002−155643号公報(図3、図4)
本発明の解決課題は、掘り込み部を有する引き手において、扉の厚さが多少変わっても同じ長さのビスを用いて扉に取り付けでき、指先を傷めるようなおそれもなく、構造も簡単で経済的に得られる掘り込み引き手を提供することである。
本発明によれば、指先を挿入するため底部を凹陥させた指袋を一対のフロントプレートの開口部の裏側に形成し、一方のフロントプレートの裏面に指袋を跨いで断面略コ字状の取付プレートを設けその基端を該フロントプレートに固着し、該フロントプレートとの間に間隙を存して並行状態に対向するよう該取付プレートの一部を側方に延出して取付片を形成し、該取付片にねじ孔を設け、該ねじ孔に他方のフロントプレートを通してビスをねじ着するようにしたことを特徴とする掘り込み引き手が提供され、上記課題が解決される。
本発明は、上記のように構成され、フロントプレートの開口部の裏側に、指先を挿入するため底部を凹陥させた指袋を形成し、一方のフロントプレートの裏面に指袋を跨いで断面略コ字状の取付プレートを設けその基端を該フロントプレートに固着し、該フロントプレートとの間に間隙を存して並行状態に対向するよう該取付プレートの一部を側方に延出して取付片を形成し、該取付片にねじ孔を設け、該ねじ孔に他方のフロントプレートを通してビスをねじ着するようにしたので、ねじ孔にねじ込んだビスの先端は、指袋に当接することなくフロントプレートとの間に形成された間隙内に突出し、しかもこのフロントプレートと取付片間の間隙は、従来のように指袋の裏面に当金を設けてビスをねじ込む場合に指袋裏面と当金間に形成される間隙よりはるかに大きくでき、したがって長さの長いビスを用意しておけば、幅広い扉厚に対応することが可能である。また、指袋の底面にビスの頭が突出しないから、ドライバー差込溝に指先が当たって傷めるというようなおそれもなく、その上、取付プレートの一部を延出して取付片を形成すればよいので、構成が簡単で、経済的に得ることができる。
本発明の一実施例を示す分解斜視図。 横断面図。 縦断面図。
図1〜図3は、本発明の一実施例を示し、一対のフロントプレート1、2には、開口部3が形成され、その裏面には指先を挿入するため底部を凹陥させた指袋4が設けられている。開き戸の場合は、開口部3の側縁に手掛け部5を形成するよう指袋4の前面開口がフロントプレートの開口部3より広く形成されている。このフロントプレートの形状は、矩形、正方形、円形その他適宜の形状に形成でき、また、通常はフロントプレートと指袋を別体に作ってからフロントプレートの裏面に指袋の周縁を溶接してあるが、フロントプレートと指袋を一体的に成形することもできる。
上記指袋4は、図2、図3に示すように、フロントプレートの裏面からほぼ直角に後方に延びる一方の側面壁6の奥にフロントプレートに沿って延びる底面壁7が形成され、該底面壁7の他側は弧状を描きながら他側の側面壁8と一連に形成され、図1において上下部分を端壁9で塞いだ凹陥形状であり、絞り加工等により形成されているが、該指袋の形状、構造等は適宜に形成することができる。なお、指袋の壁厚は、フロントプレートの厚さに比べて薄く形成して材料コストを抑え、絞り加工等の加工を容易にできるようにしてあるが、防火上必要な適宜の厚さに形成することができる。
上記フロントプレート1の裏面には、上記指袋4を跨いで断面略コ字状の取付プレート10を設けてある。該取付プレート10は、上記指袋の底面壁7に沿って延びる平板部11と、該平板部11から屈曲して指袋の端壁9に沿ってフロントプレートの裏面方向に延びる脚板部12を有している。該脚板部は種々の形状に形成することもできるが、図に示す実施例では二つの脚状片13で構成され、その基端が該フロントプレートの裏面にそれぞれ溶接されている。該取付プレートの一部、図に示す実施例では上記平板部の両端のほぼ中央部を脚板部方向に屈曲させずにそのまま側方に延出し、上記フロントプレートとの間に間隙を存して並行状態に対向するよう取付片14を形成してあり、該取付片14にはねじ孔15が設けられている。
上記取付プレート10は、ねじ孔15のねじを形成できるよう上記指袋の壁厚よりも厚い金属板材料で形成してある。上記取付片14は、金属板材料をカットして上記平板部11と脚板部12を形成する際、上記脚板部の脚状片13間に対応する位置に形成され、その後に脚状片13を曲げ加工すれば平板部と一連に延びる取付片を作ることができ、容易かつ経済的に製造できる。なお、上記実施例では、該取付片14は上記平板部11とフラットになるよう平板部と一連に形成されているが、上記フロントプレート1から離れる方向(脚板部12と反体方向)に略L字状に屈曲させて他方のフロントプレート2に少し近づいた位置に存するように形成してもよい(図示略)。なお、取付プレート10を設けていない側のフロントプレート2には、上記取付プレート10の取付片14のねじ孔15に対向する位置にビス16の差込孔17を設けてある。
上記の構成により取付プレート10を設けた側のフロントプレート1を扉(図示略)の外側から扉にあてがい、他方のフロントプレート2を扉の内側からあてがい、上記差込孔17にビス16を通してその先端を上記取付片14のねじ孔15にねじ着すれば、フロントプレート1、2を扉の両側に固定することができる。この際、図3に示すようにビス16の先端は、フロントプレート1に当接することなく、取付片14と該フロントプレート1間の間隙18内に余裕を持って延びているので、例えば厚さL1の扉に使用するビス16を厚さL2の扉にも使用でき、1種のビスで種々の厚さの扉に対応することができる。また、ビスが指袋内に存在しないから、体裁もよく、指先を傷めるおそれもない。
1、2 フロントプレート
3 開口部
4 指袋
10 取付プレート
14 取付片
15 ねじ孔
16 ビス
17 差込孔

Claims (4)

  1. 指先を挿入するため底部を凹陥させた指袋を一対のフロントプレートの開口部の裏側に形成し、一方のフロントプレートの裏面に指袋を跨いで断面略コ字状の取付プレートを設けその基端を該フロントプレートに固着し、該フロントプレートとの間に間隙を存して並行状態に対向するよう該取付プレートの一部を側方に延出して取付片を形成し、該取付片にねじ孔を設け、該ねじ孔に他方のフロントプレートを通してビスをねじ着するようにしたことを特徴とする掘り込み引き手。
  2. 上記取付プレートは、指袋の底面壁に沿って延びる平板部と該平板部から屈曲し指袋の端壁に沿って延びる脚板部を有し、上記取付片はフロントプレートに沿って該平板部の側方に延びていることを特徴とする請求項1に記載の掘り込み引き手。
  3. 上記取付プレートの脚板部は二つの脚状片で構成され、上記取付片は該脚状片間に対応する位置に延びていることを特徴とする請求項2に記載の掘り込み引き手。
  4. 上記フロントプレートの開口部には、手掛け部が設けられている請求項1から3のいずれかに記載の掘り込み引き手。
JP2009111702A 2009-05-01 2009-05-01 掘り込み引き手 Pending JP2010261179A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419537U (ja) * 1977-07-11 1979-02-08
JPH09303005A (ja) * 1996-05-10 1997-11-25 Takahashi Kanamono Kk 引 手
JP2003247361A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Matsushita Electric Works Ltd 引戸の引手構造

Patent Citations (3)

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