JP2010258918A - 移動通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】リレーノードが接続された場合であっても、移動局のハンドオーバ処理を実現することができる。
【解決手段】本発明に係る移動通信システムでは、ハンドオーバ処理において、リレーノードRN2と無線基地局DeNB2との間のX2-C無線ベアラを設定し、かかるX2-C無線ベアラを介して、ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、移動通信システムに関する。
図12に示すように、3GPPで規定されているLTE方式(Release.8)の移動通信システムでは、移動局UEの無線基地局eNB#1から無線基地局eNB#2へのハンドオーバ処理が行われる際に、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#2との間で設定されているX2ベアラを介して、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#2との間で、ハンドオーバ処理に係る制御信号が送受信されるように構成されている。
図12に示すように、無線基地局eNB#1及び無線基地局#2は、X2ベアラを設定するためのX2ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1(NW L1)機能と、ネットワークレイヤ2(NW L2)機能と、IP(Internet Protocol)レイヤ機能と、SCTP(Stream Control Transmission Protocol)レイヤ機能とを具備している。
3GPP TS36.423、「Technical Specification Group Radio Access Network;Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN);X2 application protocol(X2AP)
LTE方式の後継の通信方式であるLTE-Advanced方式の移動通信システムでは、移動局UEと無線基地局eNBとの間に、無線基地局eNBと同様な機能を具備する「リレーノード(Relay Node)RN」を接続することができる。
しかしながら、従来の移動通信システムでは、リレーノードRNが接続された場合、どのように移動局UEのハンドオーバ処理を行うべきか規定されていないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、リレーノードが接続された場合であっても、移動局のハンドオーバ処理を実現することができる移動通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動通信システムであって、リレーノードと第1無線基地局とが無線ベアラを介して接続されており、前記第1無線基地局と第2無線基地局とが接続されており、移動局が、前記リレーノードとの間で無線ベアラを設定し該リレーノード及び前記第1無線基地局を介して通信を行っている状態と、前記第2無線基地局との間で無線ベアラを設定し該第2無線基地局を介して通信を行っている状態との間で、ハンドオーバ処理を行うように構成されており、前記ハンドオーバ処理において、前記リレーノードと前記第2無線基地局との間で無線ベアラを設定し、設定された該リレーノードと該第2無線基地局との間の無線ベアラを介して、前記ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記リレーノード及び前記第2無線基地局は、前記無線ベアラを設定するための機能の上位レイヤ機能として、該無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されているレイヤ機能を具備してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記リレーノード及び前記第2無線基地局は、前記無線ベアラを設定するための機能の上位レイヤ機能として、前記リレーノードと前記第2無線基地局との間のセキュリティ処理を行うように構成されている第1レイヤ機能と、前記第1レイヤ機能の上位レイヤ機能として、前記無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されている第2レイヤ機能とを具備してもよい。
本発明の第2の特徴は、移動通信システムであって、リレーノードと第1無線基地局とが無線ベアラを介して接続されており、前記第1無線基地局と第2無線基地局とがベアラを介して接続されており、移動局が、前記リレーノードとの間で無線ベアラを設定し該リレーノード及び前記第1無線基地局を介して通信を行っている第1状態と、前記第2無線基地局との間で無線ベアラを設定し該第2無線基地局を介して通信を行っている第2状態との間で、ハンドオーバ処理を行うように構成されており、前記ハンドオーバ処理において、前記リレーノードと前記第2無線基地局との間の無線ベアラ、及び、該第2無線基地局と前記第1無線基地局との間のベアラを介して、前記ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記リレーノードは、前記移動局から測定報告を受信した場合、該リレーノードと前記第1無線基地局との間の無線ベアラを介して、該第1無線基地局に対して、該測定報告を転送するように構成されており、 前記第1無線基地局は、前記測定報告に基づいて、前記移動局の前記第1状態から前記第2状態へのハンドオーバ処理を開始することを決定した場合、その旨を通知するハンドオーバ要求信号を、前記ハンドオーバ処理に係る制御信号として、該第1無線基地局と前記第2無線基地局との間のベアラを介して、該第2無線基地局に送信するように構成されていてもよい。
本発明の第2の特徴において、前記リレーノードは、前記移動局の前記第1状態から前記第2状態へのハンドオーバ処理を開始することを決定した場合、その旨を通知するハンドオーバ要求信号を、前記ハンドオーバ処理に係る制御信号として、該リレーノードと前記第1無線基地局との間の無線ベアラを介して、該第1無線基地局に送信するように構成されており、前記第1無線基地局は、受信した前記ハンドオーバ要求信号を、該第1無線基地局と前記第2無線基地局との間のベアラを介して、該第2無線基地局に転送するように構成されていてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、リレーノードが接続された場合であっても、移動局のハンドオーバ処理を実現することができる移動通信システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。 本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すシーケンス図である。 現状の移動通信システムにおけるプロトコルスタック図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
本発明に係る移動通信システムは、LTE-Advanced方式の移動通信システムであって、例えば、図1に示すように、交換局MMEと、リレーノードRN1乃至RN4と、リレーノードRN1が接続されている無線基地局DeNB(Donor eNB)1と、リレーノードRN2及びRN3が接続されている無線基地局DeNB2と、無線基地局eNB1とを具備している。
ここで、無線基地局DeNB1と無線基地局DeNB2とが、X2-Cインターフェイスを介して接続されており、無線基地局DeNB2と無線基地局eNB1とが、X2-Cインターフェイスを介して接続されている。
また、無線基地局DeNB1、無線基地局DeNB2及び無線基地局eNB1のそれぞれと、交換局MMEとが、S1-MMEインターフェイスを介して接続されている。
かかる移動通信システムにおいて、移動局UEは、無線基地局eNB(DeNB)及びリレーノードRNとの間で無線ベアラを設定して、無線通信を行うように構成されている。
また、かかる移動通信システムでは、図1の(2)に示すように、移動局UEが、リレーノードRN2との間で無線ベアラを設定しリレーノードRN2及び無線基地局DeNB2(第1無線基地局)を介して通信を行っている状態と、無線基地局DeNB1(第2無線基地局)との間で無線ベアラを設定し無線基地局DeNB1を介して通信を行っている状態との間で、ハンドオーバ処理を行うように構成されている。
また、かかるハンドオーバ処理において、リレーノードRN2と無線基地局DeNB1との間でX2-C無線ベアラ(無線ベアラ)を設定し、設定されたX2-C無線ベアラを介して、ハンドオーバ処理に係る制御信号(X2AP信号)を送受信するように構成されている。
例えば、図2乃至図4に示すように、リレーノードRN2及び無線基地局DeNB1は、X2-C無線ベアラを設定するためのX2-C無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMAC(Media Access Control)レイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLC(Radio Link Control)レイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ機能とを具備している。
なお、リレーノードRN2及び無線基地局DeNB1は、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRRC(Radio Resource Control)レイヤ機能を具備してもよい。
また、図2に示すように、リレーノードRN2及び無線基地局DeNB1は、X2-C無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として、リレーノードRN2と無線基地局DeNB1との間のセキュリティ処理を行うように構成されているIPレイヤ機能(第1レイヤ機能)を具備し、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として、X2-C無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されているSCTPレイヤ機能(第2レイヤ機能)とを具備してもよい。
或いは、図3に示すように、リレーノードRN2及び無線基地局DeNB1は、X2-C無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として、X2-C無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されているSCTPレイヤ機能を具備してもよい。図3の例では、リレーノードRN2及び無線基地局DeNB1は、リレーノードRN2と無線基地局DeNB2との間のセキュリティ処理を行うように構成されているIPレイヤ機能を具備していない。
さらに、図4に示すように、リレーノードRN2及び無線基地局DeNB1は、X2-C無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として、X2-C無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されているSCTPレイヤ機能、及び、リレーノードRN2と無線基地局DeNB1との間のセキュリティ処理を行うように構成されているIPレイヤ機能を具備しなくてもよい。
以下、図5を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、移動局UEが、リレーノードRN2との間で無線ベアラを設定しリレーノードRN2及び無線基地局DeNB2を介して通信を行っている状態から、無線基地局DeNB1との間で無線ベアラを設定し無線基地局DeNB1を介して通信を行っている状態に、ハンドオーバする動作について説明する。
図5に示すように、ステップS1000において、リレーノードRN2は、移動局UEのリレーノードRN2から無線基地局DeNB1へのハンドオーバ処理を行うことを決定すると、RRCコネクション設定手順によって、無線基地局DeNB1との間で、X2-C無線ベアラを設定する。
リレーノードRN2は、ステップS1001において、移動局UEの「UE Context」を管理しており、ステップS1002において、無線基地局DeNB1に対して、X2-C無線ベアラを介して、移動局UEのリレーノードRN2から無線基地局DeNB1へのハンドオーバを要求する「HO Request(ハンドオーバ要求信号)」を送信する。
無線基地局DeNB1は、「HO Request」を受信すると、ステップS1003において、移動局UEの「UE Context」を記憶し、ステップS1004において、リレーノードRN2に対して、X2-C無線ベアラを介して、「HO Request Ack(ハンドオーバ要求確認信号)」を送信する。
ステップS1005において、リレーノードRN2は、移動局UEに対して、RRCレイヤ機能によって、無線基地局DeNB1にハンドオーバするように指示する「HO Command(ハンドオーバ指示信号)」を送信する。
ステップS1006において、移動局UEは、RRCレイヤ機能によって、無線基地局DeNB1に対して、「HO Complete(ハンドオーバ完了信号)」を送信する。
ステップS1007において、無線基地局DeNB1は、S1-MMEインターフェイスを介して、交換局MMEに対して、「Path Swith Request(パス切替要求信号)」を送信する。
ステップS1008において、交換局MMEは、S1-MMEインターフェイスを介して、無線基地局DeNB1に対して、「Path Swith Request Ack(パス切替要求確認信号)」を送信すると共に、移動局UE宛ての信号の転送先を、リレーノードRN2から無線基地局DeNB1に切り替える。
ステップS1009において、無線基地局DeNB1は、X2-C無線ベアラを介して、リレーノードRN2に対して、「UE Context Release」を送信し、リレーノードRN2は、「UE Context Release」に応じて、移動局UEの「UE Context」の管理を終了する。
なお、図5において、リレーノードRN2と無線基地局DeNB1とが入れ替わってもよい。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、LTE方式の移動通信システムで用いられていた各装置のプロトコルスタックに対して、大きな改修を施すことなく、リレーノードRNが関連するハンドオーバ処理を実現することができる。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図6及び図7を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
本実施形態に係る移動通信システムでは、上述のハンドオーバ処理において、リレーノードRN2と無線基地局DeNB2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)、及び、無線基地局DeNB2と無線基地局DeNB1との間のベアラ(X2-Cインターフェイス)を介して、ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されている。
具体的には、図6に示すように、リレーノードRN2は、無線基地局DeNB2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)を設定するためのX2-C無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
なお、リレーノードRN2は、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRRCレイヤ機能を具備してもよい。
また、図6に示すように、リレーノードRN2は、X2-C無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として、リレーノードRN2と無線基地局DeNB2との間のセキュリティ処理を行うように構成されているIPレイヤ機能を具備し、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として、X2-C無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されているSCTPレイヤ機能を具備してもよい。
また、リレーノードRN2は、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能として、ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されているX2APレイヤ機能を具備してもよい。
また、無線基地局DeNB2は、リレーノードRN2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)を設定するためのX2-C無線ベアラ機能と、無線基地局DeNB1との間のベアラ(X2-Cインターフェイス)を設定するためのベアラ機能とを具備している。
ここで、無線基地局DeNB2は、ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1(NW L1)機能と、ネットワークレイヤ2(NW L2)機能とを具備している。
また、無線基地局DeNB2は、X2-C無線ベアラ機能及びベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているSCTP機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているX2APレイヤ機能とを具備している。
さらに、無線基地局DeNB1は、無線基地局DeNB2との間のベアラを設定するためのベアラ機能として、ネットワークレイヤ1(NW L1)機能と、ネットワークレイヤ2(NW L2)機能とを具備している。
また、無線基地局DeNB1は、かかるベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているSCTP機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているX2APレイヤ機能とを具備している。
以下、図7を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、移動局UEが、リレーノードRN2との間で無線ベアラを設定しリレーノードRN2及び無線基地局DeNB2を介して通信を行っている状態から、無線基地局DeNB1との間で無線ベアラを設定し無線基地局DeNB1を介して通信を行っている状態に、ハンドオーバする動作について説明する。
図7に示すように、リレーノードRN2は、ステップS2000において、移動局UEの「UE Context」を管理しており、ステップS2001において、無線基地局DeNB2に対して、X2-C無線ベアラを介して、移動局UEのリレーノードRN2から無線基地局DeNB1へのハンドオーバを要求する「HO Request(ハンドオーバ要求信号)」を送信する。
無線基地局DeNB2は、X2APレイヤ機能において、「HO Request」を受信すると、ステップS2002において、移動局UEの「UE Context」を記憶し、ステップS2003において、かかる「HO Request」を、X2-C無線ベアラを介して、無線基地局DeNB1に転送する。
無線基地局DeNB1は、「HO Request」を受信すると、ステップS2004において、移動局UEの「UE Context」を記憶し、ステップS2005において、無線基地局DeNB2に対して、X2-C無線ベアラを介して、「HO Request Ack(ハンドオーバ要求確認信号)」を送信する。
無線基地局DeNB2は、X2APレイヤ機能において、「HO Request Ack」を受信すると、ステップS2006において、かかる「HO Request Ack」を、X2-C無線ベアラを介して、リレーノードRN2に転送する。
ステップS2007において、リレーノードRN2は、移動局UEに対して、RRCレイヤ機能によって、無線基地局DeNB1にハンドオーバするように指示する「HO Command(ハンドオーバ指示信号)」を送信する。
ステップS2008において、移動局UEは、RRCレイヤ機能によって、無線基地局DeNB1に対して、「HO Complete(ハンドオーバ完了信号)」を送信する。
ステップS2009において、無線基地局DeNB1は、S1-MMEインターフェイスを介して、交換局MMEに対して、「Path Swith Request(パス切替要求信号)」を送信する。
ステップS2010において、交換局MMEは、S1-MMEインターフェイスを介して、無線基地局DeNB1に対して、「Path Swith Request Ack(パス切替要求確認信号)」を送信すると共に、移動局UE宛ての信号の転送先を、リレーノードRN2から無線基地局DeNB1に切り替える。
ステップS2011において、無線基地局DeNB1は、X2-C無線ベアラを介して、無線基地局DeNB2に対して、「UE Context Release」を送信し、ステップS2012において、無線基地局DeNB2は、X2APレイヤ機能において、リレーノードRN2に対して、X2-C無線ベアラを介して、「UE Context Release」を転送し、リレーノードRN2は、「UE Context Release」に応じて、移動局UEの「UE Context」の管理を終了する。
なお、図7において、リレーノードRN2と無線基地局DeNB1とが入れ替わってもよい。
上述のように、無線基地局DeNB2におけるX2APレイヤ機能は、リレーノートRN2と無線基地局DeNB2との間におけるハンドオーバ処理に係る制御信号(X2AP信号)と、無線基地局DeNB1と無線基地局DeNB2との間におけるハンドオーバ処理に係る制御信号(X2AP信号)とを変換するように構成されている。
また、無線基地局DeNB2におけるX2APレイヤ機能は、リレーノートRN2と無線基地局DeNB2との間で用いられている移動局IDと、無線基地局DeNB1と無線基地局DeNB2との間で用いられている移動局IDとを関連付けて管理するように構成されている。
(本発明の第3の実施形態に係る移動通信システム)
図8及び図9を参照して、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
本実施形態に係る移動通信システムでは、上述のハンドオーバ処理において、リレーノードRN2と無線基地局DeNB2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)、及び、無線基地局DeNB2と無線基地局DeNB1との間のベアラ(X2-Cインターフェイス)を介して、ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されている。
具体的には、図8に示すように、リレーノードRN2は、無線基地局DeNB2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)を設定するためのX2-C無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
なお、リレーノードRN2は、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRRCレイヤ機能を具備してもよい。
また、図8に示すように、リレーノードRN2は、移動局UEにおけるRRCレイヤ機能のプロキシとして動作するように構成されており、X2-C無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として、リレーノードRN2と無線基地局DeNB2との間のセキュリティ処理を行うように構成されているIPレイヤ機能や、X2-C無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されているSCTPレイヤ機能や、ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されているX2APレイヤ機能を具備していない。
また、無線基地局DeNB2は、リレーノードRN2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)を設定するためのX2-C無線ベアラ機能と、無線基地局DeNB1との間のベアラ(X2-Cインターフェイス)を設定するためのベアラ機能とを具備している。
ここで、無線基地局DeNB2は、ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1(NW L1)機能と、ネットワークレイヤ2(NW L2)機能とを具備している。
また、無線基地局DeNB2は、X2-C無線ベアラ機能及びベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているSCTP機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているX2APレイヤ機能とを具備している。
さらに、無線基地局DeNB1は、無線基地局DeNB2との間のベアラ(X2-Cインターフェイス)を設定するためのベアラ機能として、ネットワークレイヤ1(NW L1)機能と、ネットワークレイヤ2(NW L2)機能とを具備している。
また、無線基地局DeNB1は、かかるベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているSCTP機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているX2APレイヤ機能とを具備している。
以下、図9を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、移動局UEが、リレーノードRN2との間で無線ベアラを設定しリレーノードRN2及び無線基地局DeNB2を介して通信を行っている状態から、無線基地局DeNB1との間で無線ベアラを設定し無線基地局DeNB1を介して通信を行っている状態に、ハンドオーバする動作について説明する。
図9に示すように、リレーノードRN2は、ステップS3000において、移動局UEから「Measurement Report(測定報告)」を受信すると、ステップS3001において、管理している移動局UEの「UE Context」を取得して、ステップS3002において、RRCレイヤ機能によって、かかる移動局UEの「UE Context」を含む「Measurement Report」を無線基地局DeNB2に転送する。
無線基地局DeNB2は、受信した「Measurement Report」に基づいて、移動局UEのリレーノードRN2から無線基地局DeNB1へのハンドオーバ処理を行うことを決定し、ステップS3003において、移動局UEの「UE Context」を記憶し、ステップS3004において、移動局UEのリレーノードRN2から無線基地局DeNB1へのハンドオーバを要求する「HO Request(ハンドオーバ要求信号)」を、無線基地局DeNB1に対して、X2-C無線ベアラを介して送信する。
無線基地局DeNB1は、「HO Request」を受信すると、ステップS3005において、移動局UEの「UE Context」を記憶し、ステップS3006において、無線基地局DeNB2に対して、X2-C無線ベアラを介して、「HO Request Ack(ハンドオーバ要求確認信号)」を送信する。
無線基地局DeNB2は、「HO Request Ack」を受信すると、ステップS3007において、リレーノードRN2に対して、RRCレイヤ機能によって、無線基地局DeNB1にハンドオーバするように指示する「HO Command(ハンドオーバ指示信号)」を送信する。
ステップS3008において、リレーノードRN2は、移動局UEに対して、RRCレイヤ機能によって、受信した「HO Command」を転送する。
ステップS3009において、移動局UEは、RRCレイヤ機能によって、無線基地局DeNB1に対して、「HO Complete(ハンドオーバ完了信号)」を送信する。
ステップS3010において、無線基地局DeNB1は、S1-MMEインターフェイスを介して、交換局MMEに対して、「Path Swith Request(パス切替要求信号)」を送信する。
ステップS3011において、交換局MMEは、S1-MMEインターフェイスを介して、無線基地局DeNB1に対して、「Path Swith Request Ack(パス切替要求確認信号)」を送信すると共に、移動局UE宛ての信号の転送先を、リレーノードRN2から無線基地局DeNB1に切り替える。
ステップS3012において、無線基地局DeNB1は、X2-C無線ベアラを介して、無線基地局DeNB2に対して、「UE Context Release」を送信し、ステップS3013において、無線基地局DeNB2は、RRCレイヤ機能において、リレーノードRN2に対して、「RRC Connection Release」を転送し、リレーノードRN2は、「RRC Connection Release」に応じて、移動局UEの「UE Context」の管理を終了する。
(本発明の第4の実施形態に係る移動通信システム)
図10及び図11を参照して、本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
本実施形態に係る移動通信システムでは、上述のハンドオーバ処理において、リレーノードRN2と無線基地局DeNB2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)、及び、無線基地局DeNB2と無線基地局DeNB1との間のベアラ(X2-Cインターフェイス)を介して、ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されている。
具体的には、図10に示すように、リレーノードRN2は、無線基地局DeNB2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)を設定するためのX2-C無線ベアラ機能として、物理(PHY)レイヤ機能と、物理(PHY)レイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているPDCPレイヤ機能とを具備している。
なお、リレーノードRN2は、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているRRCレイヤ機能を具備してもよい。
また、図10に示すように、リレーノードRN2は、X2-C無線ベアラ機能の上位レイヤ機能として、リレーノードRN2と無線基地局DeNB2との間のセキュリティ処理を行うように構成されているIPレイヤ機能を具備し、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として、X2-C無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されているSCTPレイヤ機能を具備してもよい。
また、リレーノードRN2は、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能として、ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されているX2APレイヤ機能を具備してもよい。
また、無線基地局DeNB2は、リレーノードRN2との間のX2-C無線ベアラ(Unインターフェイス)を設定するためのX2-C無線ベアラ機能と、無線基地局DeNB1との間のベアラ(X2-Cインターフェイス)を設定するためのベアラ機能とを具備している。
ここで、無線基地局DeNB2は、ベアラ機能として、ネットワークレイヤ1(NW L1)機能と、ネットワークレイヤ2(NW L2)機能とを具備している。
また、無線基地局DeNB2は、X2-C無線ベアラ機能及びベアラ機能の上位レイヤ機能として、IPレイヤ機能を具備しているが、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として、SCTP機能やX2APレイヤ機能を具備していない。
さらに、無線基地局DeNB1は、無線基地局DeNB2との間のベアラを設定するためのベアラ機能として、ネットワークレイヤ1(NW L1)機能と、ネットワークレイヤ2(NW L2)機能とを具備している。
また、無線基地局DeNB1は、かかるベアラ機能の上位レイヤ機能として設けられているIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているSCTP機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能として設けられているX2APレイヤ機能とを具備している。
以下、図11を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、移動局UEが、リレーノードRN2との間で無線ベアラを設定しリレーノードRN2及び無線基地局DeNB2を介して通信を行っている状態から、無線基地局DeNB1との間で無線ベアラを設定し無線基地局DeNB1を介して通信を行っている状態に、ハンドオーバする動作について説明する。
図11に示すように、リレーノードRN2は、ステップS4000において、移動局UEの「UE Context」を管理しており、ステップS4001において、無線基地局DeNB2に対して、X2-C無線ベアラを介して、移動局UEのリレーノードRN2から無線基地局DeNB1へのハンドオーバを要求する「HO Request(ハンドオーバ要求信号)」を送信する。
無線基地局DeNB2は、IPレイヤ機能によって、ステップS4002において、「HO Request」を受信すると、ステップS4003において、かかる「HO Request」を、X2-C無線ベアラを介して、無線基地局DeNB1に転送する。
無線基地局DeNB1は、「HO Request」を受信すると、ステップS4004において、移動局UEの「UE Context」を記憶し、ステップS4005において、無線基地局DeNB2に対して、X2-C無線ベアラを介して、「HO Request Ack(ハンドオーバ要求確認信号)」を送信する。
無線基地局DeNB2は、IPレイヤ機能において、「HO Request Ack」を受信すると、ステップS4006において、かかる「HO Request Ack」を、X2-C無線ベアラを介して、リレーノードRN2に転送する。
ステップS4007において、リレーノードRN2は、移動局UEに対して、RRCレイヤ機能によって、無線基地局DeNB1にハンドオーバするように指示する「HO Command(ハンドオーバ指示信号)」を送信する。
ステップS4008において、移動局UEは、RRCレイヤ機能によって、無線基地局DeNB1に対して、「HO Complete(ハンドオーバ完了信号)」を送信する。
ステップS4009において、無線基地局DeNB1は、S1-MMEインターフェイスを介して、交換局MMEに対して、「Path Swith Request(パス切替要求信号)」を送信する。
ステップS4010において、交換局MMEは、S1-MMEインターフェイスを介して、無線基地局DeNB1に対して、「Path Swith Request Ack(パス切替要求確認信号)」を送信すると共に、移動局UE宛ての信号の転送先を、リレーノードRN2から無線基地局DeNB1に切り替える。
ステップS4011において、無線基地局DeNB1は、X2-C無線ベアラを介して、無線基地局DeNB2に対して、「UE Context Release」を送信し、無線基地局DeNB2は、Iレイヤ機能によって、ステップS4012において、「UE Context Release」を受信すると、ステップS4013において、リレーノードRN2に対して、X2-C無線ベアラを介して、「UE Context Release」を転送し、リレーノードRN2は、「UE Context Release」に応じて、移動局UEの「UE Context」の管理を終了する。
なお、上述の移動局UEやリレーノードRNや無線基地局eNBや交換局MMEの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEやリレーノードRNや無線基地局eNBや交換局MME内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEやリレーノードRNや無線基地局eNBや交換局MME内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE…移動局
RN…リレーノード
eNB…無線基地局
MME…交換局

Claims (6)

  1. リレーノードと第1無線基地局とが無線ベアラを介して接続されており、
    前記第1無線基地局と第2無線基地局とが接続されており、
    移動局が、前記リレーノードとの間で無線ベアラを設定し該リレーノード及び前記第1無線基地局を介して通信を行っている状態と、前記第2無線基地局との間で無線ベアラを設定し該第2無線基地局を介して通信を行っている状態との間で、ハンドオーバ処理を行うように構成されており、
    前記ハンドオーバ処理において、前記リレーノードと前記第2無線基地局との間で無線ベアラを設定し、設定された該リレーノードと該第2無線基地局との間の無線ベアラを介して、前記ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記リレーノード及び前記第2無線基地局は、前記無線ベアラを設定するための機能の上位レイヤ機能として、該無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されているレイヤ機能を具備することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記リレーノード及び前記第2無線基地局は、
    前記無線ベアラを設定するための機能の上位レイヤ機能として、前記リレーノードと前記第2無線基地局との間のセキュリティ処理を行うように構成されている第1レイヤ機能と、
    前記第1レイヤ機能の上位レイヤ機能として、前記無線ベアラに対するキープアライブ処理を行うように構成されている第2レイヤ機能とを具備することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  4. リレーノードと第1無線基地局とが無線ベアラを介して接続されており、
    前記第1無線基地局と第2無線基地局とがベアラを介して接続されており、
    移動局が、前記リレーノードとの間で無線ベアラを設定し該リレーノード及び前記第1無線基地局を介して通信を行っている第1状態と、前記第2無線基地局との間で無線ベアラを設定し該第2無線基地局を介して通信を行っている第2状態との間で、ハンドオーバ処理を行うように構成されており、
    前記ハンドオーバ処理において、前記リレーノードと前記第2無線基地局との間の無線ベアラ、及び、該第2無線基地局と前記第1無線基地局との間のベアラを介して、前記ハンドオーバ処理に係る制御信号を送受信するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
  5. 前記リレーノードは、前記移動局から測定報告を受信した場合、該リレーノードと前記第1無線基地局との間の無線ベアラを介して、該第1無線基地局に対して、該測定報告を転送するように構成されており、
    前記第1無線基地局は、前記測定報告に基づいて、前記移動局の前記第1状態から前記第2状態へのハンドオーバ処理を開始することを決定した場合、その旨を通知するハンドオーバ要求信号を、前記ハンドオーバ処理に係る制御信号として、該第1無線基地局と前記第2無線基地局との間のベアラを介して、該第2無線基地局に送信するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
  6. 前記リレーノードは、前記移動局の前記第1状態から前記第2状態へのハンドオーバ処理を開始することを決定した場合、その旨を通知するハンドオーバ要求信号を、前記ハンドオーバ処理に係る制御信号として、該リレーノードと前記第1無線基地局との間の無線ベアラを介して、該第1無線基地局に送信するように構成されており、
    前記第1無線基地局は、受信した前記ハンドオーバ要求信号を、該第1無線基地局と前記第2無線基地局との間のベアラを介して、該第2無線基地局に転送するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
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